JP2003288786A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2003288786A
JP2003288786A JP2002091616A JP2002091616A JP2003288786A JP 2003288786 A JP2003288786 A JP 2003288786A JP 2002091616 A JP2002091616 A JP 2002091616A JP 2002091616 A JP2002091616 A JP 2002091616A JP 2003288786 A JP2003288786 A JP 2003288786A
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semiconductor device
temperature
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Tsukasa Hagura
司 羽倉
Masaki Tsukide
正樹 築出
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Dram (AREA)
  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 セルフリフレッシュ周期はデータ保持能力が
低下する高温時の設定しているため、常温では必要以上
に短い周期でリフレッシュが行なわれる。 【解決手段】 第1の参照電流発生回路(1)で第1の温
度特性を有する第1の参照電流を、第2の参照電流発生
回路(2)で第2の温度特性を有する第2の参照電流を発
生させる。温度特性増倍回路(3)は、第1の参照電流お
よび第2の参照電流の電流差を用いて、第1の参照電流
を電流増幅し、第1の温度特性よりも高い第3の温度特
性を持つ参照電流を発生させ、その参照電流をリングオ
シレータ(X)に供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、DRAMのごと
きリフレッシュ動作が必要な半導体記憶装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置である例えばDRAMで
は、データ保持のためにリフレッシュ(これをセルフリ
フレッシュという)を周期的に行う必要がある。そのた
めの従来のセルフリフレッシュ周期制御回路を図7に示
す。1は参照電流発生回路であり、P型MOS(以下P
MOS)トランジスタP1、P2、N型MOS(以下NM
OS)トランジスタN1、N2、抵抗R1で構成されて
いる。この参照電流発生回路1の出力が、リングオシレ
ータ回路Xに入力されている。
【0003】図8にそのリングオシレータXの回路構成
を示す。トランジスタの対が奇数組みあり、その最終段
の出力が初段にフィードバックされることにより、ある
周期で発振する。その周期は、これに供給されれ参照電
流が大きくなると短くなる。その発振周期でもってセル
フリフレッシュを行う。従ってセルフリフレッシュの周
期の温度特性は、参照電流発生回路1が出力する電流の
温度特性に一致する。
【0004】通常、この構成の参照電流発生回路1の温
度特性はほぼ1、即ち、温度特性が殆ど無いため、リン
グオシレータXの温度特性も殆どなく、従って周囲温度
に拘わらずほぼ一定の周期でセルフリフレッシュが行わ
れるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、DRAMで
のデータ保持能力は高温で悪くなるため、セルフリフレ
ッシュ周期は高温時でリフレッシュ周期が最適となるよ
うに設定している。しかし、常温では高温時の場合より
リフレッシュ保持能力が高いにも拘わらず、高温時に設
定した周期でもってセルフリフレッシュが行われるた
め、DRAMリフレッシュ能力以上に短い周期でセルフ
リフレッシュで行なうことになり、このため常温時の消
費電流が増加してしまうという課題があった。
【0006】この発明は、常温時に消費電流が増加する
という課題をなくすためになされたものであり、常温時
にはセルフリフレッシュの周期を長くした半導体記憶装
置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、第1
の温度特性を有する第1の参照電流を発生する第1の参
照電流発生回路(1)と、第2の温度特性を有する第2の
参照電流を発生する第2の参照電流発生回路(2)と、第
1の参照電流および第2の参照電流の電流差を用いて、
一方の参照電流の温度特性を増倍する温度特性増倍回路
(3)と、この温度特性増倍回路の出力により動作が制御
される内部回路を備えることを特徴とする。
【0008】請求項2の発明は、第1の温度特性を有す
る第1の参照電流を発生する第1の参照電流発生回路
(1)と、第2の温度特性を有する第2の参照電流を発生
する第2の参照電流発生回路(2)と、第1の参照電流お
よび第2の参照電流の電流差を用いて、一方の参照電流
を増幅して第3の温度特性を有す参照電流を発生する温
度特性増倍回路(3)と、この温度特性増倍回路の出力に
より動作が制御される内部回路を備えることを特徴とす
る。
【0009】請求項3の発明は、上記請求項1もしくは
2の温度特性増倍回路(3)が、ゲートに上記第1の参照
電流が入カされ、ソースが第1の電源に接続される第1
のP型MOSトランジスタ(P5)と、ゲートに上記第2
の参照電流が入カされ、ソースが第2の電源に接続さ
れ、ドレインが上記第1のP型MOSトランジスタのド
レインに接続される第1のN型MOSトランジスタ(N
5)と、ソースが第1の電源に接続され、ゲートおよび
ドレインが上記第1のP型MOSトランジスタのドレイ
ンおよび上記第2のN型MOSトランジスタのドレイン
に接続される第2のP型MOSトランジスタ(P6)とか
らなる。
【0010】請求項4の発明は、上記温度特性増倍回路
(3)の出力電流と、第1もしくは第2の参照電流を合成
する合成部(5)を備え、この合成部の出力電流を内部回
路に供する。
【0011】請求項5の発明は、上記第1および第2の
参照電流k少なくとも一方を、所望の値に加減するため
のチューニング部(6)を備え、そのチューニング部の出
力を上記温度特性増倍回路(3)に供する。
【0012】請求項6の発明は、上記請求項5のチュー
ニング部(6)を、サイズの異なる複数のトランジスタに
それぞれヒューズブローを接続したものを互いに並列に
接続しておき、そのヒューズブローを選択的に切断す
る。
【0013】請求項7の発明は、請求項1〜6のいずれ
かに記載の上記温度特性増倍回路(3)を2段構成に接続
した。
【0014】請求項8の発明は、上記内部回路が半導体
装置内に信号を供給する発振器である。
【0015】請求項9の発明は、上記発振器が半導体装
置内のダイナミックメモリのリフレッシュ動作に用いら
れる。
【0016】
【発明の実施の形態】実施形態1 以下、この発明の実施形態を図面を参照しながら説明す
る。図1において、参照電流発生回路1は、PMOSト
ランジスタP1、P2、NMOSトランジスタN1、N
2、抵抗R1で構成されている。参照電流発生回路2
は、PMOSトランジスタP3、P4、NMOSトラン
ジスタN3、N4、抵抗R2で構成されている。いずれ
も参照電流発生回路としては周知の回路構成のものであ
る。
【0017】3は、2つの参照電流発生回路1、2の持
つ温度特性の係数を増倍する温度特性増倍回路であり、
PMOSトランジスタP5、P6、NMOSトランジス
タN5で構成されている。この温度特性増倍回路3の出
力がリングオシレータ回路Xに入力されるので、セルフ
リフレッシュの周期の温度特性は、温度特性増倍回路3
が出力する電圧の温度特性に一致する。
【0018】次にその温度特性増倍回路3の動作につい
て説明する。参照電流発生回路1の出力が温度特性増倍
回路3のトランジスタP5のゲートに入力されているの
で、そのトランジスタP5が流す電流i3の温度特性は
参照電流発生回路1が出力する電圧の温度特性に等し
い。また、参照電流発生回路2の出力が、温度特性増倍
回路3のトランジスタN5のゲートに入力されているの
で、そのトランジスタN5が流す電流i4の温度特性
は、参照電流発生回路2が出力する電圧の温度特性に等
しい。
【0019】ここで、参照電流発生回路1の温度特性を
b、参照電流発生回路2の温度特性をaとし、高温時の
i5を、i5(HT)=i、i5とi3との高温時の電流
比をi5(HT):i3(HT)=1:nとすると、i3と
i4の常温時をi3(RT)、i4(RT)とすると、 i3(RT)=ni/b i4(RT)=(n+1)i/a であるからI5の常温時のi5(RT)は i5(RT)=i4(RT)−i3(RT)=(n+1)i/a−ni/b ={b(n+1)−an}i/(ab)
【0020】i5の温度特性は、高温時のi5(HT)を
常温時のi5(RT)で割ったものであるから ab/{b(n+1)−an}(1) となる。i5は温度特性増倍回路3の出力であり、その
i5でリングオシレータXを制御するので、セルフリフ
レッシュの周期の温度特性はi5の温度特性に等しくな
る。
【0021】一例として、(1)式にa=1.1、b=
0.9、n=3を代入するとi5の温度特性は3.3か
得られる。このように1.1という温度特性の小さい参
照電流発生回路を使用して3.3という大きい温度特性
を得ている。従って、常温時のセルフリフレッシュ周期
は、高温時の3.3倍となり、最適な大きいセルフリフ
レッシュ周期が得られる。
【0022】なお、参照電流発生回路1、2のように2
種類の温度特性を持つには、例えば抵抗材料に別のもの
を利用することによって得られる。1例として、参照電
流発生回路1の抵抗1に Well、参照電流発生回路2の
抵抗R2にポリシリコンにすれば良い。
【0023】また、図6は上記参照電流発生回路1、2
の他の実施形態を示す図であり、NMOSトランジスタ
N1およびN2(参照電流発生回路2ではN3、N4)に
替えて通常のバイポーラトランジスタB1、B2を用い
ている。
【0024】実施形態2 図2に本発明の第2の実施形態を示している。この実施
形態は、図1の回路構成に追加機能として合成部5を加
えたものとなっている。その合成部5は、温度特性増倍
回路3の発生電圧と、参照電流発生回路2の発生電圧を
合成する回路であり、PMOSトランジスタP9、P1
0と、NMOSトランジスタN7、N8、N9で構成さ
れている。この合成部5の発生電圧がリングオシレータ
Xに入カされている。
【0025】図1の構成では、常温で最適はなセルフリ
フレッシュ周期を得ているが、それよりのも温度が低く
なると、セルフリフレッシュ周期が更に長くなり、デー
タの保持ができなくなる。合成部5の機能は、低温時に
リングオシレータの周期が長くなりすぎるのを防ぐため
のものであり、温度特性増倍回路3の発生電流と、参照
電流発生回路2よりの温度特性の小さい電流とを合成す
ることにより、温度特性増倍回路3の発生電流か低くな
った場合でも、参照電流発生回路2よりの温度特性の小
さい電流により、最低限の周期を確保している。
【0026】実施形態3 図3に、本発明の第3の実施形態を示している。この実
施形態は、図1の回路構成に追加機能としてチューニン
グ部6を加えたものとなっている。この図においてチュ
ーニング部6は、PMOSトランジスタP11、P1
2、P13と、NMOSトランジスタのN10、N11
と、ヒューズF1、F2で構成されている。
【0027】図1で説明したように、本発明の構成で所
望の温度特性を得るには、高温時のi3 とi4の電流
が所望の比にならなければならない。しかしなから、プ
ロセスのばらつきがあるため、通常、i3とi4の電流
比は設計値どうりにならない。この電流比を所望の値に
設定するためにチュー二ング回路6を設けている。
【0028】本実施形態では、ヒューズ部のF1、F2
のヒューズブローの組み合わせて参照電流発生回路1の
発生電流を任意の電流に変換することにより、i3とi
4の電流を所望の比にすることが出来る。例えば、P1
1、P12のサイズ比をP11:P12=1:2とし、
F2をブローしたときのi12をiとすると、F1をブ
ローしたときのi12、F1とF2の両方をブローしな
いときのi12はそれぞれ2i、3iとなる。
【0029】実施形態4 図4に、本発明の第4の実施形態を示したている。この
実施形態では、2種類のチューニング部6、7を、それ
ぞれ参照電流発生回路1および2の後段に設け、参照電
流発生回路1および2の発生電流を個別に任意の大きさ
に変換できるようにしている。この構成では、図3の構
成に比べて、よりチューニングの自由度を上げることが
できる。
【0030】以上説明したようにこの発明の半導体記憶
装置によれば、温度特性の小さい参照電流発生回路で大
きな温度特性を持つセルフリフレッシュ周期が得られ
る。また、低温時に周期が長くなりすぎるのを防ぐこと
も出来る。さらに、ウェハプロセスのばらつきに対して
も安定して動作させることができる。
【0031】実施形態5 図5に本発明の第5の実施形態を示している。図5を用
いて説明する。参照電流発生11は、図1の参照電流発
生回路1と回路構成は同一であるが、NMOSトランジ
スタN2とN4のドレイン端子から2つの発生電圧を出
力している。また参照電流発生回路21も、図1の参照
電流発生回路2と回路構成は同一であるが、NMOSト
ランジスタN3のドレイン端子から発生電圧を出力して
いる。
【0032】4は、参照電流発生回路11、21の持つ
温度特性の係数を増倍する温度特性増倍回路である。こ
の温度特性増倍回路4は、図1の温度特性増倍回路1を
2段に接続したものである。即ち、PMOSトランジス
タP5、P6、NMOSトランジスタN5よりなる回路
の後段に、PMOSトランジスタP7、P8、NMOS
トランジスタN6よりなる回路を追加した2段構成とし
たものであり、両回路は同一の回路構成のものである。
この構成でのセルフリフレッシュの周期の温度特性は、
温度特性増倍回路4の出カと同じになる。
【0033】次にその動作について説明する。参照電流
発生回路11の出カが温度特性増倍回路4のトランジス
タN5のゲートに入カされているので、トランジスタN
5が流す電流i4の温度特性は、参照電流発生回路11
の温度特性と等しい。また、参照電流発生回路21の出
力が温度特性増倍回路4のトランジスタP5、N6のゲ
ートに入力されているので、P5、N6か流す電流i
3、i7の温度特性は、この参照電流発生回路21の温
度特性と等しい。
【0034】参照電流発生回路11の温度特性をb、参
照電流発生回路21の温度特性をaとし、高温時のi5
をi5(HT)=i、高温時のi5とi3の電流比をi5
(HT):i3(HT)=1:nとすると常温時のi3、i
4は i3(RT)=ロi/a i4(RT)=(n+1)i/b であるから常温時のi5は i5(RT)=i4(RT)−i3(RT)=(n+1)i/b−ni/a ={a(n+1)−bn}i/(ab)
【0035】i5の温度特性は、高温時のi5を常温時
のi5で割ったものであるから ab/{a(n+1)−bn} となる。また、高温時のi8をi8(HT)=i、高温時
のi8とi6の電流比をi8(HT):i6(HT)=1:
mとする。i6の温度特性は上記で求めたi5の温度特
性と等しくab/{a(n+1)−bn}であるから、常
温時のi6、i7は i6(RT)={a(n+1)−bn}mi/(ab) i7(RT)=(m+1)i/a である。従って、常温時のi8は i8(RT)=i7(RT)−i6(RT)= (m+1)i/a−{a(n+1)−bn}mi/(ab)= {b(1+m+mn)−ma(n+1)}i/(ab) i8の温度特性は、高温時のi8を常温時のi8で割っ
たものであるからab/{b(1+m+mn)−ma(n
+1)}となる。
【0036】この温度特性増倍回路4では、2段構成と
なっているため、温度特性を更に増倍することができ
る。この図5の回路構成に対し、図2の合成5、図3の
チューニング部6、図4のチューニング部7を選択的に
追加することもでき、より高い自由度で所望の温度係数
を得ることができる。
【0037】
【発明の効果】請求項1および2の発明は、第1の参照
電流発生回路で発生した第1の温度特性を有する第1の
参照電流と、第2の参照電流発生回路で発生した第2の
温度特性を有する第2の参照電流とに基づき、温度特性
増倍回路にて、一方の参照電流の温度特性を増倍し、そ
の温度特性の大きい参照電流を内部回路に供したので、
高温時の高速な動作ができる。
【0038】請求項3の発明では、上記温度特性増倍回
路として、ゲートに上記第1の参照電流が入カされ、ソ
ースが第1の電源に接続される第1のPMOSトランジ
スタと、ゲートに上記第2の参照電流が入カされ、ソー
スが第2の電源に接続され、ドレインが上記第1のPM
OSトランジスタのドレインに接続される第1のNMO
Sトランジスタと、ソースが第1の電源に接続され、ゲ
ートおよびドレインが上記第1のPMOSトランジスタ
のドレインおよび上記第2のNMOSトランジスタのド
レインに接続される第2のPMOSトランジスタとで構
成しており、かかる簡単な回路構成で温度係数を増倍す
ることができる。
【0039】請求項4の発明は、上記温度特性増倍回路
の出力電流と、第1もしくは第2の参照電流を合成する
合成部を備え、この合成部の出力を内部回路に供するよ
うにし、低温時には、第1もしくは第2の参照電流を参
照するようにしたので、低温時に内部回路の動作が遅く
なり過ぎるのを防ぐことができる。また、内部回路がリ
ングオシレータの場合、周期が長くなり過ぎるのを防げ
る。
【0040】請求項5の発明は、上記第1および第2の
参照電流の少なくとも一方を、所望の値に加減するため
のチューニング部を備えたので、デバイス作製時のプロ
セスのばらつきを修正して所望の出力の参照電流を得る
ことができる。
【0041】請求項6の発明では、上記チューニング部
として、サイズの異なる複数のトランジスタにそれぞれ
ヒューズブローを接続した回路を互いに並列に接続して
おき、そのヒューズブローを選択的に切断するようにし
たものであり、半導体装置の完成後にあっても容易に参
照電流の出力を調整することができる。
【0042】請求項7の発明は、上記温度特性増倍回路
を2段構成に接続したので、温度特性をさらに増倍する
ことができる。2段以上に度特性増倍回路を接続するこ
とみ可能である。
【0043】請求項8の発明においては、発振器(リン
グオシレータ)に温度特性増倍回路の出力が供給される
ので、温度の高い時に発振数を上げ、半導体装置を高速
に動作できる。
【0044】請求項9の発明においては、リングオシレ
ータに供したので、常温時のセルフリフレッシュ周期
を、高温時の周期よりもより長くでき、よって、常温時
に最適となるリフレッシュ周期を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態を示した半導体装置
の参照電流発生回路の図
【図2】 本発明の第1の実施形態を示した半導体装置
の参照電流発生回路の図
【図3】 本発明の第1の実施形態を示した半導体装置
の参照電流発生回路の図
【図4】 本発明の第1の実施形態を示した半導体装置
の参照電流発生回路の図
【図5】 本発明の第1の実施形態を示した半導体装置
の参照電流発生回路の図
【図6】 参照電流発生回路の別の実施形態を示した回
路図
【図7】 従来の参照電流発生回路の図
【図8】 リングオシレータの回路図
【符号の説明】
1 参照電流発生回路、2 参照電流発生回路、3、4
温度特性増倍部、5合成部、6、7 チューニング
部、P PMOSトランジスタ、N NMOSトランジ
スタ、X リングオシレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J043 AA22 BB01 LL01 5J081 AA01 CC17 5M024 AA04 AA50 AA92 AA93 BB22 BB27 BB39 DD90 EE05 EE26 FF23 GG05 HH10 PP03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の温度特性を有する第1の参照電流
    を発生する第1の参照電流発生回路と、 第2の温度特性を有する第2の参照電流を発生する第2
    の参照電流発生回路と、 第1の参照電流および第2の参照電流の電流差を用い
    て、一方の参照電流の温度特性を増倍する温度特性増倍
    回路と、 この温度特性増倍回路の出力により動作が制御される内
    部回路を備えることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 第1の温度特性を有する第1の参照電流
    を発生する第1の参照電流発生回路と、 第2の温度特性を有する第2の参照電流を発生する第2
    の参照電流発生回路と、 第1の参照電流および第2の参照電流の電流差を用い
    て、一方の参照電流を増幅して第3の温度特性を有す参
    照電流を発生する温度特性増倍回路と、 この温度特性増倍回路の出力により動作が制御される内
    部回路を備えることを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 上記温度特性増倍回路は、 ゲートに上記第1の参照電流が入カされ、ソースが第1
    の電源に接続される第1のP型MOSトランジスタと、 ゲートに上記第2の参照電流が入カされ、ソースが第2
    の電源に接続され、ドレインが上記第1のP型MOSト
    ランジスタのドレインに接続される第1のN型MOSト
    ランジスタと、 ソースが第1の電源に接続され、ゲートおよびドレイン
    が上記第1のP型MOSトランジスタのドレインおよび
    上記第2のN型MOSトランジスタのドレインに接続さ
    れる第2のP型MOSトランジスタとからなる請求項1
    もしくは2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 上記温度特性増倍回路の出力電流と、第
    1もしくは第2の参照電流を合成する合成部を備え、こ
    の合成部の出力を内部回路に供する請求項1〜3のいず
    れかに記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 上記第1および第2の参照電流の少なく
    とも一方を、所望の値に加減するためのチューニング部
    を備え、そのチューニング部の出力を上記温度特性増倍
    回路に供する請求項1〜4のいずれかに記載の半導体装
    置。
  6. 【請求項6】 上記チューニング部は、サイズの異なる
    複数のトランジスタにそれぞれヒューズブローを接続し
    たものを互いに並列に接続しておき、そのヒューズブロ
    ーを選択的に切断する請求項5記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 上記温度特性増倍回路を2段構成に接続
    した請求項1〜6のいずれかに記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 内部回路は半導体装置内に信号を供給す
    る発振器である請求項1〜7のいずれかに記載の半導体
    装置。
  9. 【請求項9】 発振器は半導体装置内のダイナミックメ
    モリのリフレッシュ動作に用いられる請求項8に記載の
    半導体装置。
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