JP2014151985A - 巻芯および巻体 - Google Patents

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Abstract

【課題】ウェブ材の先端部と巻芯との間に先端部の厚みによって形成される段差を効果的に吸収することができ、且つ、実用性に優れた巻芯を提供する。
【解決手段】巻芯10において、粘着性およびクッション性を有したクッションテープ30が、ロール状の巻芯本体20の外周面に剥離可能に貼り付けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ウェブ材を巻き取るための巻芯に係り、とりわけ、巻芯に巻き取られるウェブ材の先端部の厚みに起因して、当該先端部に重ねられるウェブ材の部分に、線状の段差痕が生じることを抑制する巻芯に関する。
グラビア輪転機に代表される輪転機において、ウェブ材が連続的に供給され、このウェブ材に対して塗工が行われる。塗工されたウェブ材は、その後、巻芯が設置された巻取部まで搬送されて、巻芯に巻き取られる。このウェブ材が巻芯に巻き取られる状態を図8に示す。図8に示すように、巻取部において、ウェブ材502は、その先端部502aが巻芯510に貼り付けられた状態で、当該巻芯510に連続的に巻取られていく。この際、巻芯510に巻き取られて重ね合わされていくウェブ材502の幅方向における端部の位置ズレを防止するべく、ウェブ材502は、張力を加えられながら巻き取られる。これにより、ウェブ材502は、隙間なく重ね合わされる。
一方、巻芯510上に固定されるウェブ材502の先端部502aと巻芯510との間には、ウェブ材502の厚みに起因した段差503が形成される。したがって、ウェブ材502が隙間なく重ね合わされると、ウェブ材502の先端部502aに重なる部分には、前記段差503に対応した段差痕504が形成され得る。この段差痕504は、ウェブ材502の厚み等にも依存するが、巻き始めの数十巻き程度の範囲に生じる。このような段差痕504を含む部分を製品として利用すると、平滑な面が得られず、明暗のムラとして観察されてしまう。従って、ウェブ材502のうち段差痕504を含む部分は、不良として製品には利用されず、製品の歩留まりを低下させる要因となっている。このため、製品の歩留まりを向上させるべく、特許文献1〜3に開示されているように、段差痕504の発生を防止するための研究が進められている。
特許文献1には、巻芯本体に、ウェブ材の先端面に接触するようにして凸状部材を設けた巻芯が開示されている。凸状部材の厚みは、ウェブ材の先端部から巻芯本体の周方向に沿って離間していくにつれて漸次薄くなるように形成されており、この凸状部材によって、ウェブ材の先端部と巻芯との間の段差が埋められるようになっている。
また、特許文献2には、紙管本体の外周面全域にクッション材を設けた所謂クッション性紙管が開示されている。ウェブ材の先端部が、その上に重ねられる部分から受ける押圧力によってクッション材を凹ませ、これにより、ウェブ材の先端部と巻芯との間に生じる段差が、ウェブ材の先端部の厚みよりも小さくなる。
特開昭62−211276号公報 特開平4−260575号公報 特開平6−206668号公報
通常、輪転機において、ウェブ材を巻芯に巻き取り始める際、巻芯の回転を止めること無く、巻芯を回転させたままの状態でウェブ材の先端部を巻芯に貼り付ける。輪転機の回転を止めてしまうと、運転のための条件出しを再度行う必要が生じ、生産効率を大幅に低下させることになるからである。しかしながら、特許文献1に記載された巻芯では、巻芯に設けられた凸状部材にウェブ材の先端部を位置決めして貼り付けなければならない。このため、通常の稼働速度で回転する巻芯にはウェブ材の先端部の位置決めを行うことができず、一般的な輪転機において、特許文献1に記載の巻芯を適用することは困難である。
また、特許文献2に記載のクッション性紙管を用いる場合、当該クッション性紙管を繰り返し使用しているうちに、紙管本体やクッション材が劣化していく。このため、特許文献2に記載のクッション性紙管は、使用を期待される期間に渡って、ウェブ材の先端部の厚みに起因した段差を吸収する機能を安定して発揮することができない。
この点、特許文献3には、クッション材の外周の全領域に渡って、プリプレグ材からなる保護層を設ける技術が開示されている。しかしながら、特許文献3に記載されたクッション性紙管では、保護層によって上述したクッション性紙管の劣化を防止することはできるものの、ウェブ材を巻き取る量や基材の品目に応じて、最適なクッション性を発揮するクッション性紙管を準備しなければならなく、汎用性に欠ける。また、各クッション性紙管の保管場所を確保する必要があるため、運用面においても煩雑となる。加えて、新たな品目を生産する際に、最適なクッション性を発揮するクッション性紙管を選定するために、試作を行う必要もあり、試作コストが嵩む。
昨今では、多種品目のウェブ材を少量で継続的に生産する技術が求められてきている。しかしながら、このような要求に応え得る巻芯、すなわち、汎用性に優れ、長期に渡って安定して所望の機能を発揮するような、実用性に優れた巻芯は知られていない。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、ウェブ材の先端部と巻芯との間に当該先端部の厚みによって形成される段差を効果的に吸収することができ、且つ、実用性に優れた巻芯を提供することを目的とする。
本発明による巻芯は、ロール状の巻芯本体と、
粘着性およびクッション性を有したクッションテープであって、前記巻芯本体の外周面に剥離可能に貼り付けられたクッションテープと、
を備える。
本発明による巻芯において、前記クッションテープは、
前記巻芯本体の外周面に貼り付けられる側の面をなす第1粘着層と、
前記巻芯本体の外周面に貼り付けられる側の面とは反対側の面をなす第2粘着層と、
前記第1粘着層と前記第2粘着層との間に配置されたクッション層と、
を含んでいてもよい。
本発明による巻芯において、前記クッションテープは、前記巻芯本体の外周面に周状に貼り付けられていてもよい。
本発明による巻芯において、前記クッションテープは、巻芯本体の軸方向に互いに離間して複数設けられていてもよい。
本発明による巻芯において、前記クッションテープは、前記巻芯本体の外周面にらせん状に貼り付けられていてもよい。
本発明による巻芯において、前記クッションテープは、前記巻芯本体の軸方向に沿って延びるように貼り付けられていてもよい。
本発明による巻芯において、前記クッションテープは、前記巻芯本体の周方向に互いに離間して複数設けられていてもよい。
本発明による巻体は、前記いずれかの特徴を有する巻芯と、
前記巻芯に巻き付けられたウェブ材と、を備える。
本発明によれば、ウェブ材の先端部と巻芯との間に当該先端部の厚みによって形成される段差を効果的に吸収することができ、且つ、実用性に優れた巻芯を提供することができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態による巻芯を示す概略側面図である。 図2は、図1に示す巻芯と、巻芯に巻取られたウェブ材と、を備える巻体を示す概略側面図である。 図3は、クッションテープの層構成の一例を示す概略断面図である。 図4は、図2に示す線IV−IVに沿った巻体の断面を示す概略断面図である。 図5は、図2に示す線V−Vに沿った巻体の断面を示す概略断面図である。 図6は、図1に対応する図であって、クッションテープの他の配置例を示す概略側面図である。 図7は、本発明の第2の実施の形態による巻芯を示す概略側面図である。 図8は、ウェブ材が巻芯に巻き取られる状態を示す概略側面図である。
以下、図面を参照して本発明の第1の実施の形態について説明する。なお、本件明細書に添付する図面においては、図示と理解のしやすさの便宜上、適宜縮尺および縦横の寸法比等を、実物のそれらから変更し誇張してある。図1乃至図5は、本発明による第1の実施の形態を説明するための図である。このうち図1は、本発明の第1の実施の形態による巻芯を示す概略側面図であり、図2は、図1に示す巻芯と、巻芯に巻取られたウェブ材と、を備える巻体を示す概略側面図である。
図1および図2に示すように、巻芯10は、例えば輪転機において連続的に搬送されるウェブ材2を巻き取って回収するためのものである。巻芯10にウェブ材2を巻取ってなるものは、巻体1と呼ばれる。すなわち、巻体1は、巻芯10と、巻芯10に巻き付けられたウェブ材2と、を備えている。
このうち、ウェブ材2は、シート状の部材であれば特に限定されず、例えば、紙、合成樹脂、金属箔等からなる。このウェブ材2の幅は、例えば、970mm〜1940mm程度のものが用いられ得る。一方、ウェブ材2の厚みは、例えば、0.1mm以上のものが用いられ得る。本実施の形態では、ウェブ材2として、厚みが比較的厚い、例えば化粧紙や床材等が用いられ得る。
図1に示すように、巻芯10は、ロール状巻芯本体20と、巻芯本体20の外周面に剥離可能に貼り付けられたクッションテープ30と、を備えている。以下各構成要素について詳述していく。
先ず、巻芯本体20について説明する。図1に示すように、巻芯本体20は、当該巻芯本体20の軸方向に沿って延びる中空空間21を有した中空円筒状の部材で構成されている。前述したように、巻芯本体20の外周面は、クッションテープ30が貼り付けられている。このため、巻芯本体20の外周面は、平滑な面になっていることが好ましい。このような巻芯本体20として、従来より利用されてきたそれ自体既知の紙製または樹脂製の巻芯本体が用いられ得る。
次に、巻芯本体20の外周面に貼り付けられたクッションテープ30について説明する。クッションテープ30は、巻芯本体20に巻き取られるウェブ材2の先端部2aと巻芯10との間に当該先端部2aの厚みによって形成される段差3を吸収して、当該段差3付近に重ねられるウェブ材2の各部分に、線状の段差痕が形成されることを抑制するためのものである。クッションテープ30は、少なくとも粘着性およびクッション性を有している。
本実施の形態では、クッションテープ30は、両面に粘着性を有したクッションテープで構成されている。この構成により、クッションテープ30の一方の面を、巻芯本体20の外周面に貼り付け、クッションテープ30の他方の面に、ウェブ材2の巻き始めの部分を貼り付けることができる。つまり、クッションテープ30は、ウェブ材2の巻き始めの部分に粘着して当該部分を保持する機能も有している。
このようなクッションテープ30の層構成の一例を図3に示す。図3に示すように、クッションテープ30は、巻芯本体20の外周面に対面し当該外周面に貼り付けられる側の面をなす第1粘着層31と、巻芯本体20の外周面に貼り付けられる側の面とは反対側の面をなす第2粘着層33と、第1粘着層31と第2粘着層33との間に配置されたクッション層32と、を含んでいる。つまり、このクッションテープ30では、第1粘着層31とクッション層32と第2粘着層33とが、巻芯本体20の外周面側からこの順に並べられている。
第1粘着層31は、巻芯本体20の外周面に、剥離可能に貼り付けられる。ここでいう第1粘着層31が剥離可能とは、巻芯本体20の外周面に貼り付けられた第1粘着層31が完全に剥離されることのみを意味するわけではなく、第1粘着層31を巻芯本体20から剥離する際に第1粘着層31の成分のごく一部が巻芯本体20に転移することも許容し得る。つまり、クッションテープ30を剥がして、新たなクッションテープ30を貼り付けた際に、新たなクッションテープ30が、その後に巻き取られるウェブ材2に線状の段差痕が形成されることを抑制する機能を十分に発揮し得る程度に、第1粘着層31が剥離されればよい。また、巻芯本体20の外周面に貼り付けられたクッションテープ30を剥がしたときに、巻芯本体20の表面の繊維の一部が第1粘着層31に転移されてもよい。
一方、第2粘着層33は、ウェブ材2の巻き始めの部分に粘着して当該部分を保持するためのものである。また、第2粘着層33は、巻芯10に巻取られるウェブ材2をクッション層32に接合させて保持することができる。このため、巻取られるウェブ材2がクッション層32に対してズレることを防止することができる。
このような第1粘着層31および第2粘着層33には、粘着性を有する種々の材料を適用することができる。一例として、例えば、アクリル系粘着剤やウレタン系粘着剤を用いることができる。一般に、アクリル系粘着剤は、強固な粘着性を発揮する。一方、ウレタン系粘着剤は、剥離特性に優れている。
クッション層32は、ウェブ材2にクッション性を発揮して、ウェブ材2の先端部2aの厚みによって形成される段差3を吸収するためのものである。具体的には、クッション層32は、ウェブ材2の先端部2aによって凹ませられて、ウェブ材2の先端部2aの厚みによって形成される段差3を吸収するようになっている。また、クッション層32は、第1粘着層31および第2粘着層33を支持する基材としての機能も有している。このようなクッション層32として、例えば、発泡ブチルゴム、ポリオレフィン系フォーム(発泡体)やアクリル系フォーム(発泡体)を用いることができる。一般に、これらの材料は、クッション性に優れ、基材としての強度も十分に発揮することができる。
このような構成からなるクッションテープ30の厚みは、一例として、0.1〜1.2mm程度のものが用いられ得る。このような厚みのクッションテープ30によれば、上述した厚みを有したウェブ材2に段差痕が生じることを効果的に防止することができる。また、クッションテープ30の厚みは、ウェブ材2の厚みよりも大きいことが好ましい。クッションテープ30の厚みがウェブ材2の厚みよりも大きくなると、ウェブ材2の厚み分の段差を完全に吸収することも不可能でなくなる。
一方、クッションテープ30の幅は、作業性や材料費を考慮すると、一例として、30mm〜150mm程度のものが用いられ得る。
図1に示すように、各クッションテープ30は、帯状に形成されて細長く延び、巻芯本体20の外周面に周状に貼り付けられている。各クッションテープ30は、巻芯本体20の外周面に周方向に沿って延び、巻芯本体20の外周面の一部を隙間なく覆っている。
図示する例では、巻芯本体20の外周面に周方向に沿って延びたクッションテープ30の両端部が対向している。より詳細には、巻芯本体20に巻き付けられた各クッションテープ30の両端部は、正対している。このような形態によれば、ウェブ材2の先端部2aが、巻芯10の周方向のどの位置に貼り付けられても、クッションテープ30が、安定したクッション性を発揮することができる。従って、一般的な輪転機のように巻芯10が通常の稼働速度で回転していても、ウェブ材2の先端部2aを巻芯10の外周面のいずれかの位置に貼り付ければよい。この点において、本実施の形態による巻芯10は、一般的な輪転機に好適に適用することができる。
本実施の形態では、図1に示すように、複数のクッションテープ30が、巻芯本体20の軸方向に互いに離間して配置されている。そして、複数のクッションテープ30は、巻芯10に巻き取られるウェブ材2を支持している。ここで、クッションテープ30と巻芯10との接触状態を詳述するために、図4に、図2に示す線IV−IVに沿った巻体1の断面図、すなわち、クッションテープ30を通り巻芯本体20の軸方向に垂直な断面における、巻体1の断面図を示す。図4に示すように、ウェブ材2の先端部2aは、張力を加えられながらその上に重ねられるウェブ材2の各部分によって、順に押圧されるようになる。これにより、先端部2aによってクッションテープ30が押しつぶされて凹み、ウェブ材2の先端部2aの厚みによって形成される段差3が吸収されている。
一方、図5に、図2に示す線V−Vに沿った巻体の断面、すなわち、隣り合うクッションテープ30の間の空間を通り巻芯本体20の軸方向に垂直な断面における、巻体1の断面図を示す。ウェブ材2は、張力を加えられながら巻芯10に巻き取られるため、図5に示すように、隣り合うクッションテープ30の間に位置するウェブ材2の部分は、隣り合うクッションテープ30の間で張架されて巻芯本体20から離間している。隣り合うクッションテープ30の間に位置するウェブ材2の部分が巻芯本体20から離間していることにより、当該ウェブ材2の部分にシワが生じることを効果的に抑制することができる。
隣り合うクッションテープ30の間の間隔は、一例として、120mm以上400mm以下程度に設定される。前記間隔が120mm未満になると、多数のクッションテープ30を巻芯本体20に貼り付けることになり、巻芯10を作製する作業が繁雑になると共に巻芯10のコストを増加させてしまう。また、前記間隔が400mm以下であると、隣り合うクッションテープ30の間に位置するウェブ材2の部分を、隣り合うクッションテープ30の間で十分に張架することができる。
次に、以上のような構成からなる本実施の形態の作用について図を参照しながら説明する。
先ず、図1に示すように、複数のクッションテープ30が、巻芯本体20の外周面に周状に延びるように貼り付けられ、巻芯本体20の軸方向に互いに離間して配列される。これにより、巻芯本体20とクッションテープ30とを備える巻芯10が作製される。この巻芯10は、輪転機の巻取回収部に設置される。
この状態で、ウェブ材2が連続的に供給され、このウェブ材2に対して輪転機による塗工が行われる。塗工されたウェブ材2は、その後、巻芯10が設置された巻取回収部まで搬送される。そして、巻取回収部において、ウェブ材2は、その先端部2aがクッションテープ30に貼り付けられた状態で、巻芯本体20に連続的に巻取られていく。この際、巻芯本体20に巻き取られて重ね合わされていくウェブ材2の幅方向における端部の位置ズレが生じることを防止するべく、ウェブ材2は、張力を加えられながら巻き取られる。この結果、ウェブ材2の先端部2aは、張力を加えられながらその上に重ねられるウェブ材2の各部分に、順に押圧される。これにより、図4に示すように、クッションテープ30に接触する先端部2aによってクッションテープ30が凹ませられて、ウェブ材2の先端部2aと巻芯10との間に先端部2aの厚みによって形成される段差3が吸収される。
一方、図5に示すように、隣り合うクッションテープ30の間に位置するウェブ材2の部分は、隣り合うクッションテープ30の間で張架されて巻芯本体20から離間する。隣り合うクッションテープ30の間に位置するウェブ材2の部分が巻芯本体20から離間していることにより、当該ウェブ材2の部分にシワが生じることを効果的に抑制することができる。
以上のように、本実施の形態によれば、粘着性およびクッション性を有したクッションテープ30が、巻芯本体20の外周面に貼り付けられている。従って、クッションテープ30に巻き取られるウェブ材2の先端部2aが、その上に重ねられるウェブ材2の各部分によって順に押圧されるようになると、クッションテープ30が凹み、ウェブ材2の先端部2aと巻芯10との間に先端部2aの厚みによって形成され得る段差3を効果的に吸収することができる。この結果、この段差3付近に重ねられるウェブ材2の各部分に、線状の段差痕が形成されることを効果的に抑制することができる。これにより、ウェブ材2のうち不良として製品に利用し得ない領域を少なくすることができ、製品の歩留まりを向上させることができる。
加えて、クッションテープ30は、巻芯本体20の外周面に剥離可能に貼り付けられる。従って、巻き取り対象のウェブ材2毎に、それに応じたクッションテープ30を選定して、当該クッションテープ30を巻芯本体20の外周面に貼り付ける、ということもできる。これにより、クッションテープ30を交換するだけで、多種品目のウェブ材2に対して最適なクッション性を発揮することができ、汎用性に優れる。また、ウェブ材2を巻き取る毎に、あるいは、クッションテープ30が劣化した際に、使用したクッションテープ30を剥離して新たなクッションテープ30を巻芯本体20の外周面に貼り付けて使用すれば、段差3付近に重ねられるウェブ材2の各部分に、線状の段差痕が形成されることを抑制する機能を、長期に渡って安定して発揮することができる。従って、本実施の形態によれば、ウェブ材2の先端部2aと巻芯10との間に先端部2aの厚みによって形成され得る段差3を効果的に吸収することができ、且つ、実用性に優れた巻芯10を提供することができる。
また、本実施の形態によれば、クッションテープ30は、巻芯本体20の外周面に貼り付けられる側の面をなす第1粘着層31と、巻芯本体20の外周面に貼り付けられる側の面とは反対側の面をなす第2粘着層33と、第1粘着層31と第2粘着層33との間に配置されたクッション層32と、を含んでいる。このような形態によれば、クッションテープ30の第1粘着層31を、巻芯本体20の外周面に貼り付け、クッションテープ30の第2粘着層33に、ウェブ材2の巻き始めの部分を貼り付けることができる。これにより、ウェブ材2の巻き始めの部分を巻芯10に固定するために、別個の粘着剤を巻芯本体20に塗布する必要がなくなる。従って、このような層構成からなるクッションテープ30を用いることにより、ウェブ材2を効率よく巻き取ることができる。
また、本実施の形態によれば、クッションテープ30は、巻芯本体20の外周面に周状に貼り付けられている。このような形態によれば、クッションテープ30が巻芯本体20の周方向に沿って延びるため、巻芯10がある程度の速度で回転していても、ウェブ材2の先端部2aを巻芯10に貼り付け易くなる。
また、本実施の形態によれば、複数のクッションテープ30が、巻芯本体20の軸方向に互いに離間して配置されている。このような形態によれば、クッションテープ30を巻芯本体20の外周面の全面でなく一部に貼り付ければよいため、クッションテープ30を節約しながら有効に活用することができる。
なお、上述した第1の実施の形態に対して様々な変更を加えることが可能である。以下、図面を参照しながら、変形の一例について説明する。以下の説明および以下の説明で用いる図面では、上述した第1の実施の形態と同様に構成され得る部分について、上述の実施の形態における対応する部分に対して用いた符号と同一の符号を用いることとし、重複する説明を省略する。
上述した第1の実施の形態では、図1に示すように、複数のクッションテープ30が、巻芯本体20の軸方向に互いに離間して配置されている例を示したが、クッションテープの配置例は、上述した配置例に限定されない。図6に、クッションテープの他の配置例を示す。図6に示す例では、巻芯110のクッションテープ130は、帯状に形成されて細長く延び、巻芯本体20の外周面にらせん状に貼り付けられている。このような形態であっても、上述の実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
また、このような形態によれば、ウェブ材2の先端部2aが、巻芯110の周方向のどの位置に貼り付けられても、クッションテープ130が、安定したクッション性を発揮することができる。従って、一般的な輪転機のように巻芯110が通常の稼働速度で回転していても、ウェブ材2の先端部2aを巻芯110の外周面のいずれかの位置に貼り付ければよい。従って、図6に示された巻芯110も、一般的な輪転機に好適に適用することができる。
≪第2の実施の形態≫
次に、図7を参照して、本発明の第2の実施の形態について説明する。図7は、本発明の第2の実施の形態による巻芯を示す概略側面図である。図7を参照して説明する第2の実施の形態は、クッションテープの配置が異なるが、その他の構成は、第1の実施形態と同様に構成することができる。第2の実施の形態に関する以下の説明および以下の説明で用いる図面では、上述した第1の実施の形態と同様に構成され得る部分について、上述の第1の実施の形態における対応する部分に対して用いた符号と同一の符号を用いることとし、重複する説明を省略する。
図7に示すように、本実施の形態の各クッションテープ230は、帯状に形成され、巻芯本体20の軸方向に細長く延びるように貼り付けられている。クッションテープ230の長手方向の端部の厚みによって巻芯本体20に対して段差231が形成されている。図示する例では、巻芯本体20の軸方向に沿ったクッションテープ230の長さは、ウェブ材2の幅よりも長くなっている。そして、各クッションテープ230は、ウェブ材2の幅方向の全領域において、当該ウェブ材2と重なっている。このような形態によれば、前記段差231上にウェブ材2が重ねられることはないため、この段差231に起因する線状の段差痕がウェブ材2に形成されることを防止することができる。
本実施の形態では、複数のクッションテープ230が、巻芯本体20の周方向に互いに離間して配置されている。このような形態によれば、クッションテープ230を巻芯本体20の外周面の全面でなく一部に貼り付ければよいため、クッションテープ230を節約しながら有効に活用することができる。なお、周方向に隣り合うクッションテープ230の間隔や各クッションテープ230の幅は、巻芯210が設置される輪転機の稼働条件、とりわけ巻芯210の回転速度に応じて適宜選定することができる。
以上のように、本実施の形態によれば、粘着性およびクッション性を有したクッションテープ230が、巻芯本体20の外周面に貼り付けられている。従って、クッションテープ230に巻き取られるウェブ材2の先端部2aが、その上に重ねられるウェブ材2の各部分によって順に押圧されるようになると、クッションテープ230が凹み、ウェブ材2の先端部2aと巻芯10との間に先端部2aの厚みによって形成され得る段差3を効果的に吸収することができる。この結果、この段差3付近に重ねられるウェブ材2の各部分に、線状の段差痕が形成されることを効果的に抑制することができる。これにより、ウェブ材2のうち不良として製品に利用し得ない領域を少なくすることができ、製品の歩留まりを向上させることができる。
加えて、クッションテープ230は、巻芯本体20の外周面に剥離可能に貼り付けられる。従って、巻き取り対象のウェブ材2毎に、それに応じたクッションテープ230を選定して、当該クッションテープ230を巻芯本体20の外周面に貼り付ける、ということもできる。これにより、クッションテープ230を交換するだけで、多種品目のウェブ材2に対して最適なクッション性を発揮することができ、汎用性に優れる。また、ウェブ材2を巻き取る毎に、あるいは、クッションテープ230が劣化した際に、使用したクッションテープ230を剥離して新たなクッションテープ230を巻芯本体20の外周面に貼り付けて使用すれば、段差3付近に重ねられるウェブ材2の各部分に、線状の段差痕が形成されることを抑制する機能を、長期に渡って安定して発揮することができる。従って、本実施の形態によれば、ウェブ材2の先端部2aと巻芯10との間に先端部2aの厚みによって形成され得る段差3を効果的に吸収することができ、且つ、実用性に優れた巻芯210を提供することができる。
以下、実施例を用いて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこの実施例に限定されるものではない。以下に説明するようにして、実施例1および比較例1に係る巻芯を作製し、各巻芯について、ウェブ材の先端部に起因する線状の段差痕の抑制効果を評価した。
実施例1は、図1に示す巻芯に対応している。巻芯本体として、幅が970mmからなり、コア外径(巻芯本体のロール径)が110mmからなる木質基材を用いた。この巻芯本体の外周面に、3つのクッションテープを周状に貼り付けた。クッションテープは、ウェブ材の幅方向における各端部に対応する位置と、ウェブ材の幅方向における中央部に対応する位置とに、1枚ずつ配置された。このクッションテープとして、厚みが0.75mmであり、幅が50mmである両面に粘着性を有したクッションテープを採用した。クッションテープは、発泡ブチルゴムからなるクッション層と、クッション層の両側に設けられた第1粘着層および第2粘着層としてのアクリル系粘着剤と、から構成されていた。
〔比較例1〕
比較例1に係る巻芯は、クッションテープに代えて、クッション性を有さず粘着性のみを有する両面テープ(住友スリーエム社製、商品名PET基材両面テープ、4591HH)を採用した点において実施例1に係る巻芯と異なり、その他の点において実施例1に係る巻芯と同一とした。
(段差痕の抑制効果の評価)
上記で得られた実施例1及び比較例1に係る巻芯に、厚み0.2μmからなり、長さ300mからなるウェブ材をそれぞれ巻き付けて、各巻体を作製した。このウェブ材は、PET層とオレフィン樹脂層とをラミネートさせたものとした。各巻体を気温40℃で5日間養成した後、各巻体を解反した(巻体からウェブ材を巻き出した)。
解反された各巻体において、先端部の厚みによって形成され得る段差付近に重ねられるウェブ材の各部分に、線状の段差痕が形成されるかを目視にて確認した。この結果、実施例1に係る巻芯を用いた巻体には、線状の段差痕が確認されなかった。一方、比較例1に係る巻芯を用いた巻体には、ウェブ材の先端部から少なくとも20mの範囲に線状の段差痕が確認された。
1 巻体
2 ウェブ材
2a 先端部
3 段差
10、110、210 巻芯
20 巻芯本体
21 中空空間
30、130、230 クッションテープ
31 第1粘着層
32 クッション層
33 第2粘着層
231 段差

Claims (8)

  1. ロール状の巻芯本体と、
    粘着性およびクッション性を有したクッションテープであって、前記巻芯本体の外周面に剥離可能に貼り付けられたクッションテープと、
    を備える、巻芯。
  2. 前記クッションテープは、
    前記巻芯本体の外周面に貼り付けられる側の面をなす第1粘着層と、
    前記巻芯本体の外周面に貼り付けられる側の面とは反対側の面をなす第2粘着層と、
    前記第1粘着層と前記第2粘着層との間に配置されたクッション層と、
    を含む、請求項1に記載の巻芯。
  3. 前記クッションテープは、前記巻芯本体の外周面に周状に貼り付けられている、請求項1または2に記載の巻芯。
  4. 前記クッションテープは、巻芯本体の軸方向に互いに離間して複数設けられている、請求項3に記載の巻芯。
  5. 前記クッションテープは、前記巻芯本体の外周面にらせん状に貼り付けられている、請求項3に記載の巻芯。
  6. 前記クッションテープは、前記巻芯本体の軸方向に沿って延びるように貼り付けられている、請求項1または2に記載の巻芯。
  7. 前記クッションテープは、前記巻芯本体の周方向に互いに離間して複数設けられている、請求項6に記載の巻芯。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の巻芯と、
    前記巻芯に巻き付けられたウェブ材と、を備える、巻体。
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