JP2014150902A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】演出表示手段としての盤表示ユニット4において演出図柄50のリーチ状態が成立すると、演出表示A51が枠表示ユニット106に表示される。一方、盤表示ユニット4には、枠表示ユニット106を見ることを遊技者に促す枠視認表示54が、表示される。
【効果】遊技機に複数の表示手段を設けた場合であっても、遊技状態に対応した好適な遊技関連情報の表示を行うことで演出性を高めることができる。
【選択図】図12
Description
しかしながら、複数の演出表示手段を設けた場合、各演出表示手段それぞれで演出を行なうことも可能なため、遊技者がいずれかの演出を見落とす可能性が高まる。たとえば、遊技盤と前枠にそれぞれ演出表示手段を設けた場合、双方の演出表示手段は物理的に離間して設けられているので演出を視認する遊技者の視点移動も煩雑となり演出を見落とす可能性が高まる。
請求項1の構成によれば、遊技機において、第2表示手段が第1表示手段とは別部位に配設されているので、遊技者が第1表示手段と第2表示手段との双方に同時に視線を配ることは困難である。また、遊技機で実行される演出として、第1表示手段のみで実行される第1固有演出と、第2表示手段のみで実行される第2固有演出と、第1表示手段および第2表示手段の各々で、互いに関連性を有して実行される第1特定演出および第2特定演出がある。
第2特定演出実行制限手段が第2特定演出を実行しない例として、第2表示手段が前記第2固有演出を実行する場合や、第2表示手段が演出を全く行わない場合を挙げることができる。
また、請求項3に記載のように、前記第2特定演出実行制限手段は、前記第1表示手段での第1特定演出の実行中は、所定の第2特定演出実行条件を満たす場合のみ、前記第2表示手段で前記第2特定演出の実行を許容してもよい。
請求項4の構成によれば、第1表示手段で実行中の第1特定演出が第2表示手段視認表示である場合に、第2表示手段において第2特定演出の実行が許容される。この場合、第2表示手段に視認すべき第2特定演出が表示されるとともに、第1表示手段に第2表示手段視認表示が表示される。第2表示手段視認表示が第2表示手段の演出の視認を遊技者に促すので、これにより、第2表示手段の演出を遊技者が見落とすのを確実に防止することができるとともに、第1表示手段と第2表示手段との演出表示を相互に関連付けて、演出表示の興趣の向上を図ることができる。
請求項5に記載のように、前記第1特定演出および前記第2特定演出は、共通するキャラクタを表示する演出を表示するための演出を含んでいてもよい。
請求項7の構成によれば、演出図柄の変動動作表示は、第1表示手段のみに表示され、第2表示手段には表示されない。
請求項8の構成によれば、機種情報表示は、第2表示手段のみに表示され、第1表示手段には表示されない。
図1は、本発明の一実施形態に係る遊技機が適用された弾球遊技機1の斜視図である。図2Aは、弾球遊技機1の要部縦断面図である。
弾球遊技機1は、遊技店内に配列された島設備への取付け(設置)のための上下左右の枠からなる矩形の外枠100と、外枠100の前面に装着された遊技盤2と、外枠100の前面側に、遊技盤2の前面側を覆うように片開き(右横開き)可能に取り付けられた前扉(枠体)102とを備えている。前面前面弾球遊技機1は、遊技球を当該遊技機内に封入して内部循環式にした、いわゆる封入式の弾球遊技機である。そのため、弾球遊技機1の前面に球皿が配設されていない。
図2Bは、外枠100の斜視図である。以下、図1、図2Aおよび図2Bを参照して、弾球遊技機1の構成について説明する。
遊技球保持ユニット136に貯留された(保持されている)遊技球は、球供給路を通って遊技球の自重により、遊技盤2の下方に配置された発射装置(図示しない)に供給されるようになっている。この発射装置は、球回収部137の側方に配設された発射制御基板138に電気的に接続されている。発射制御基板138は、発射装置による遊技球の発射動作を制御する。
遊技盤2の盤面には、中央部に略円形の遊技領域Sが設定されている。遊技領域Sの周縁には、発射装置(図示しない)から発射された遊技球を、遊技盤2の上方(左側上部)に導くためのガイドレール3が配設されている。遊技領域Sには、多数本の障害釘5(一部のみ図示)が植設されている。遊技領域Sの左側上部からガイドレール3に沿って右斜め上方に向けて放たれた遊技球は、遊技盤2の盤面に沿って多数本の障害釘5の間を通って流下していく。
遊技盤2の下部には、第1始動入賞口6および第2始動入賞口7が上下に並べて配設されている。第1および第2始動入賞口6,7は、それぞれ、遊技盤2の盤面に沿って流下する遊技球が入球可能に設けられている。第2始動入賞口7は電動チューリップ役物8を有するのに対し、第1始動入賞口6は開閉手段等を有しない非作動式の入賞口である。
なお、大入賞口11の配設位置は、第2始動入賞口7の下方に限られず、第2始動入賞口7の右方など、遊技領域Sにおける他の部分であってもよい。また1つの大入賞口11のみを遊技領域Sに配設する構成に限られず、2以上の大入賞口11を遊技領域Sに配設することもできる。
普通図柄ゲート14を遊技球が通過すると、第2始動入賞口7を開放するか否か(電動チューリップ役物8を拡開状態にするか否か)を決定するための普通図柄抽選が実行される。普通図柄抽選により第2始動入賞口7を開放すると決定される確率(普通図柄抽選の当選確率)は、後述する確率変動遊技の非実行時ではたとえば1/100、後述する確率変動遊技中ではたとえば1/1.1である。なお、普通図柄ゲート14の配設位置は、盤表示ユニット4の右方に限られず、盤表示ユニット4の左方など、遊技領域Sにおける他の部分であってもよい。また、1つの普通図柄ゲート14のみを遊技領域Sに配設する構成に限られず、2以上の普通図柄ゲート14を遊技領域Sに配設することもできる。
第1特別図柄表示手段15は、一または複数個の第1特別図柄を変動表示(可変表示)可能な7セグメント式表示器等により構成されている。第1特別図柄表示手段15は、第1始動入賞口6に遊技球が入球することを条件に、第1特別図柄を所定時間変動表示して、第1始動入賞口6への入球時に取得された大当り判定用乱数(抽選用乱数)が、予め定められた大当り数値と一致する場合には所定の大当り態様で、それ以外の場合には外れ態様で停止する。第1特別図柄にたとえば10種類の数字図柄「0」〜「9」と記号図柄「−」とが用いられる場合には、たとえば、「0」〜「9」が大当り態様、「−」が外れ態様に設定されていてもよい。
なお、特別利益状態は、2種類の態様に限られず、1種類であってもよいし、3種類以上であってもよい。また、各特別利益状態の態様は、前述の態様に限られない。
弾球遊技機1には、確率変動遊技が用意されている。確率変動遊技の非実行時における大当り抽選(第1抽選)の当選確率(大当り抽選の結果大当りになる確率)はたとえば1/380に設定されている。これに対し、確率変動遊技中における大当り確率の当選確率はたとえば1/40に設定されている。また、大当り抽選の結果小当りになる確率は、たとえば1/180に設定されている。
図4は、弾球遊技機1の電気的構成を示すブロック図である。
また、弾球遊技機1は、当該弾球遊技機1の遊技により、遊技者に付与すべき遊技球(すなわち賞球)を計数する機能を有している。なお、持球とは、厳密には、遊技者が当日に遊技によって獲得した遊技球を、その遊技者が数値データの形で所有するものをいう。カードユニット200における遊技球の貸出し、および弾球遊技機1における遊技球の計数には、カードが用いられる。カードには、1枚毎にカードIDが割り当てられている。カードには、プリペイド残高や持球データ(持球に関するデータ)が記憶されている(関連付けられている)。
また、VDP24は、主制御基板20から受信した制御コマンドに基づいて、ROM19に記憶されている枠特定演出データや枠固有演出データを特定し、この特定された演出データに基づいて枠表示ユニット106を制御する。VDP24は、枠特定演出データに基づいて枠特定演出を表示制御し、枠固有演出データに基づいて枠固有演出を表示制御する。この実施形態では、盤特定および盤固有演出データならびに枠特定および枠固有演出データを、共通のROM19内に記憶させているが、盤特定および盤固有演出データと、枠特定および枠固有演出データとをそれぞれ、互いに異なるROMに記憶するようにしてもよい。
インターフェイス基板25と液晶インターフェイス基板26との間の通信のインターフェイスが、V-by-One HSによって実現されている。また、演出制御基板21およびインターフェイス基板25と枠中継基板27との間の通信のインターフェイスが、シリアル・パラレル・インタフェースSPIによって実現されている。
計数制御基板22には、発射装置(図示しない)に設けられた発射センサ(センサSW)120が接続されている。発射センサ120は、発射装置から遊技球が発射される毎に、その旨を示す信号を計数制御基板22に付与する。また、計数制御基板22には、各入賞口6,7,11(図3参照)に設けられた入賞センサ(センサSW)121等の種々のスイッチが接続されている。各入賞口6,7,11に設けられた入賞センサ(センサSW)121は、遊技球の入賞を検出する毎に、その旨を示す信号を計数制御基板22に付与する。
図5〜図8に示すように、盤表示ユニット4では、通常、特別図柄表示手段15の図柄変動動作に併せて、演出図柄50の変動動作が実行される。この演出図柄50の変動動作は、盤表示ユニット4のみに表示され、枠表示ユニット106に表示されることはない。これは一例であり、もちろん、枠表示ユニット106に演出図柄50と同一または類似する演出図柄を表示するようにしてもよい。また、盤表示ユニット4に枠表示ユニット106に表示される遊技情報と同一または類似する情報を表示するようにしてもよい。
前述のように、盤表示ユニット4は開口104の後方にある遊技盤2に配設されているので、換言すると、盤表示ユニット4は外枠100の前面よりも後方に位置している。一方、枠表示ユニット106は外枠100の前面に配置されている。したがって、遊技者が盤表示ユニット4と枠表示ユニット106との双方に同時に視線を配ることは困難である。
第1演出表示例では、図6(a)に示すように、演出図柄50のリーチ状態が成立した後は、演出制御基板21のCPU23は、盤表示ユニット4に、演出ボタン109の操作を遊技者に促すための操作案内画像53(盤特定表示)を表示するための指示をVDP24に対して行い、これを受けたVDP24が表示を行う。操作案内画像53は「PUSH」という文字を含む画像である。盤表示ユニット4において、操作案内画像53はリーチ状態にある演出図柄50の変動動作(盤固有演出)と併せて表示される。この操作案内画像53の通りに、遊技者が、演出ボタン109を押操作すると、演出制御基板21のCPU23は、図7(a)に示すように、キャラクタA(キャラA)が登場する演出表示A51を、盤表示ユニット4に表示する。
また、図6(a)に示す操作案内画像53の通りに遊技者が演出ボタン109を操作した場合に、図9(a)に示すように、演出制御基板21のCPU23が、キャラクタB(キャラB)が登場する演出表示B52を、盤表示ユニット4に表示することもある。この実施形態では、演出表示B52の大当り信頼度が演出表示A51の大当り信頼度よりも高くなるように、演出表示A51および演出表示B52の出現度合い(キャラAおよびキャラBの出現度合い)がそれぞれ設定されている。
図10〜図12は、盤表示ユニット4および枠表示ユニット106における第2演出表示例を示す図である。図10〜図12は演出表示の表示順に並べられており、図10〜図12の各図において、図(a)に盤表示ユニット4の演出表示を示し、図(b)に枠表示ユニット106の演出表示を示している。
第2演出表示例においては、盤側特定演出の例である枠視認表示54が盤表示ユニット4に表示されている状態で、枠特定演出の例である操作案内画像53および演出表示A51がそれぞれ実行される。
なお、枠表示ユニット106において演出表示A51が実行されるときの大当り信頼度が、盤表示ユニット4において演出表示A51が実行されるときの大当り信頼度と同じかあるいは当該大当り信頼度よりも高くなるように、演出表示A51の出現度合いが設定されている。もちろん、演出表示A51の信頼度が盤表示ユニット4で表示される場合の方が、枠表示ユニット106で表示される場合よりも高くなるようにしてもよい。また、ここでは両表示ユニット4,106において演出表示A51が表示されることを記載しているが、必ずしも同一の演出に限らず、演出表示A51と類似する演出とであってもよい(たとえばキャラクタは同一であるが、動作態様、デザイン、大きさ、出現タイミング等が異なるようなものでもよい)。
第3および第4演出表示例の説明に先立って、図13〜図16を参照しつつ、弾球遊技機1に搭載されているステップアップ予告について説明する。
予告の中には、第1段階(C予告61)、第2段階(D予告62)および第3段階(E予告63)という複数態様に段階的にステップアップ(発展)するステップアップ予告がある。この場合、たとえば、C予告61、D予告62およびE予告63のいずれの態様でも、表示ユニット4,106の画面には共通のキャラクタが登場する。以下の説明では、ステップアップ予告として、たとえば、演出図柄50の変動動作の全図柄の変動中(全表示位置4L,4C,4Rにおいて図柄が変動中)に実行され、また、3段階にステップアップするものを例に挙げて説明する。
図13に示すように、第3演出表示例では、先ず、盤表示ユニット4で演出図柄50の図柄変動動作(盤固有演出)が開始される。ステップアップ予告を行う場合には、演出制御基板21のCPU23は、全図柄の変動中において、C予告61を盤表示ユニット4に表示するための指示をVDP24に対して行い、これを受けたVDP24が表示を行う。盤表示ユニット4においてC予告61は、全図柄変動中の演出図柄50の変動動作と併せて表示される。一方、枠表示ユニット106にはデモ演出表示DM(枠固有演出)が実行される。
また、図14(b)において枠表示ユニット106にD予告62が表示された場合には、その表示から予め定める時間が経過すると、演出制御基板21のCPU23は、図15に示すように枠表示ユニット106に、D予告62(枠特定演出)とE予告63(枠特定演出)とを選択的に表示するための指示をVDP24に対して行い、これを受けたVDP24が表示を行う。ステップアップ予告が第2段階までしか発展しないものである場合には、その後、枠表示ユニット106にD予告62が表示され、一方、ステップアップ予告が第3段階まで発展するものである場合には、その後、枠表示ユニット106にE予告63が表示される。
図14や図15に示した状態の後、図16に示すように、リーチ実行のための条件が成立したときには、盤表示ユニット4における演出図柄50の変動動作(盤特定演出)において、リーチ状態が実行される。その後、盤表示ユニット4において、演出図柄50のリーチ動作に併せて、前述したような演出表示A51(盤特定演出)や演出表示B52(盤特定演出)が実行される。この場合、枠表示ユニット106では、デモ演出表示DM(枠固有演出)が実行される。
また、第3演出表示例では、盤特定演出としてのステップアップ予告(図13(a)に示すC予告61)と、枠特定演出としてのステップアップ予告(図14(b)に示すC予告61またはD予告62、あるいは図15(b)に示すD予告62またはE予告63)とは、共通するキャラクタを表示する一連の演出である。また、枠特定演出としてのステップアップ予告は、盤特定演出としてのステップアップ予告に次いで実行される一連の演出である。この場合、後に実行されるステップアップ予告の態様(ステップアップの段階)が、先に実行されるステップアップ予告の態様よりも高くなることがある。
図17に示すように、第4演出表示例では、先ず、盤表示ユニット4で演出図柄の変動動作(盤固有演出)が開始される。また、演出制御基板21のCPU23は、全図柄の変動中において、C予告61(枠特定演出)を枠表示ユニット106に表示するための指示をVDP24に対して行い、これを受けたVDP24が表示を行う。
枠表示ユニット106にC予告61が表示されてから予め定める時間が経過すると、演出制御基板21のCPU23は、図18(a)に示すように、盤表示ユニット4にステップアップ予告を表示する。このとき、ステップアップ予告は、演出図柄50の変動動作(盤固有演出)とともに表示される。つまり、盤表示ユニット4において、演出図柄50の変動動作とともに表示されていたものが、枠視認表示54からステップアップ予告に切り換えられる。
また、図18(a)において盤表示ユニット4にD予告62が表示された場合には、その表示から予め定める時間が経過すると、演出制御基板21のCPU23は、盤表示ユニット4に、D予告62(盤特定演出)とE予告63(盤特定演出)とを選択的に表示する。ステップアップ予告が第2段階までしか発展しないものである場合には、その後、盤表示ユニット4にD予告62が表示され、一方、ステップアップ予告が第3段階まで発展するものである場合には、その後、盤表示ユニット4にE予告63が表示される。
また、第4演出表示例では、枠特定演出としてのステップアップ予告(図17(b)に示すC予告61)と、盤特定演出としてのステップアップ予告(図18(b)に示すC予告61またはD予告62(あるいはE予告63))とは、共通するキャラクタを表示する一連の演出である。また、枠特定演出としてのステップアップ予告は、盤特定演出としてのステップアップ予告に先立って実行される一連の演出である。この場合、後に実行されるステップアップ予告の態様(ステップアップの段階)が、先に実行されるステップアップ予告の態様よりも高くなることがある。
弾球遊技機300が、図1〜図19に示す弾球遊技機1と共通する部分には、図1〜図19と同一の参照符号を付し説明を省略する。弾球遊技機300が弾球遊技機1と相違する主たる点は、演出制御基板21と別に枠表示ユニット106の液晶表示制御を行うための液晶制御基板(演出制御手段)301を設けた点である。液晶制御基板301は、液晶インターフェイス基板26に代えて用いられる。液晶制御基板301は、計数制御基板22と同様、外枠100に設けられた枠側部材である。
枠表示ユニット106におけるタッチパネル入力は、液晶制御基板301に与えられた後、コントローラIC303を介して液晶制御基板301のCPU302に付与される。
液晶制御基板301のCPU302は、演出制御基板21からのコマンドに基づいて、ROM304に記憶されている枠特定演出データや枠固有演出データを特定し、この特定された演出データに基づいて枠表示ユニット106を制御する。液晶制御基板301のCPU302は、枠特定演出データに基づいて、枠特定演出を表示制御し、枠固有演出データに基づいて、枠固有演出を表示制御する。
以上、この発明の2つの実施形態について説明したが、この発明は、他の形態で実施することができる。
また、第1および第2実施形態において、第3演出表示例や第4演出表示例では、全図柄が変動中に実行されるステップアップ予告を例に挙げて説明したが、リーチ成立後等に実行されるステップアップ予告において、図13〜図16や図17〜図19のような演出が採用されていてもよい。
たとえば、連続予告の場合、盤表示ユニット4または枠表示ユニット106のみで連続予告を実行するパターンや、盤および枠表示ユニット4,106の交互で実行するパターンなどの各種パターンにて演出を実行するようにしてもよい。
また、枠表示ユニット106を、弾球遊技機1,300の前面において開口104の直下方に配置した構成を例に挙げたが、枠表示ユニット106は、開口104の右下や左下に配置されていてもよい。また、開口104の上方に、枠表示ユニット106を配置することもできる。これらの場合、枠表示ユニット106の表示面が、当該弾球遊技機1,300を遊技している遊技者の顔に向くような傾斜面を有している。
封入式でない弾球遊技機は、外枠と、外枠に対して開閉可能に取り付けられ遊技盤を固定するための遊技盤固定枠と、外枠または遊技盤固定枠に対して開閉可能に取り付けられ遊技盤を視認可能な開口を有する前枠(ガラス枠)とを有していてもよい。前枠は1または複数の枠体で構成するようにしてもよい。複数の枠体で構成される場合は、枠表示ユニットをいずれか一方または両方に備えるようにしてもよい。
また、入賞口として、始動入賞口6,7および大入賞口11を例に挙げて説明したが、他に入賞口として一般入賞口等が設けられていてもよい。
さらにまた、盤側と枠側にそれぞれ表示ユニット4,106を設ける構成としてきたが、盤側に複数の表示ユニットを配置するようにしてもよいし、枠側に複数の表示ユニットを設けるようにしてもよい。
2 遊技盤
4 盤表示ユニット(第1表示手段)
21 演出制御基板(演出制御手段)
24 VDP(演出データ記憶手段)
50 演出図柄
51 リーチA演出表示(盤特定演出、枠特定演出)
52 リーチB演出表示(盤特定演出)
53 操作案内画像(盤特定演出、枠特定演出)
54 枠視認表示((第2表示手段視認表示、盤特定演出)
61 C予告(盤特定演出、枠特定演出)
62 D予告(盤特定演出、枠特定演出)
63 E予告(盤特定演出、枠特定演出)
70 盤視認表示(枠特定演出)
100 外枠
102 前扉(枠体)
104 開口
106 枠表示ユニット(第2表示手段)
301 液晶制御基板(演出制御手段)
304 ROM(演出データ記憶手段)
DM デモ表示(機種情報表示)
Claims (9)
- 遊技機の所定領域に配設された第1表示手段と、
前記第1表示手段とは別部位に配設された第2表示手段と、
遊技機の統括的な制御を行い、所定の制御コマンドを出力可能な主制御手段と、
前記第1表示手段の演出表示を制御するための第1演出データ、および前記第2表示手段の演出表示を制御するための第2演出データを記憶する演出データ記憶手段を有し、前記主制御手段から受信した制御コマンドに基づいて、前記演出データ記憶手段に記憶されている演出データを特定し、当該特定された演出データに基づいて前記第1表示手段および/又は第2表示手段の制御を行う演出制御手段とを含み、
前記第2演出データは、前記第1表示手段で実行される演出と関連性を有して前記第2表示手段で実行される第2特定演出のための演出データである第2特定演出データと、前記第1表示手段で実行される演出とは無関係に前記第2表示手段で実行される第2固有演出のための演出データである第2固有演出データとを含み、
前記演出制御手段は、前記第1表示手段での第1特定演出の実行中は、前記第2表示手段での前記第2特定演出の実行を制限する第2特定演出実行制限手段を含む、遊技機。 - 前記第2特定演出実行制限手段は、前記第1表示手段での第1特定演出の実行中は、前記第2表示手段で前記第2特定演出を実行しない、請求項1記載の遊技機。
- 前記第2特定演出実行制限手段は、前記第1表示手段での第1特定演出の実行中は、所定の第2特定演出実行条件を満たす場合のみ、前記第2表示手段で前記第2特定演出の実行を許容する、請求項1記載の遊技機。
- 前記第1特定演出データは、前記第2表示手段に視認するように遊技者に促す第2表示手段視認表示のための第2表示手段視認表示データを含み、
前記第2特定演出実行条件は、前記第1表示手段で実行中の第1特定演出が前記第2表示手段視認表示であることである、請求項3記載の遊技機。 - 前記第1特定演出および前記第2特定演出は、共通するキャラクタを表示する演出を表示するための演出を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の遊技機。
- 前記第1特定演出および前記第2特定演出は、当該第2特定演出が、前記第1特定演出の実行後または当該実行に先立って実行される一連の演出であり、
後に実行される前記第1特定演出および前記第2特定演出の一方が、先に実行される前記第1特定演出および前記第2特定演出の他方からその信頼度を変化させている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の遊技機。 - 前記第1固有演出データには、演出図柄の変動動作を表示するための演出図柄変動動作データが含まれる、請求項1〜6のいずれか一項に記載の遊技機。
- 前記第2固有演出データには、前記遊技機の機種情報表示を行うための機種情報表示データが含まれる、請求項1〜7のいずれか一項に記載の遊技機。
- 外枠と、
開口を有し、前記外枠の前側で当該外枠に対し片開き可能に設けられた枠体と、
前記枠体の前面よりも後方位置に、前方から前記開口を通して視認可能に設けられた遊技盤とをさらに含み、
前記第1表示手段は、前記遊技盤の盤面に配設され、前記第2表示手段は、前記枠体の前面に配設されている、請求項1〜8のいずれか一項に記載の遊技機。
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