JP2014138582A - ビアテイスト飲料 - Google Patents

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Abstract

【課題】麦芽の味及び香りを適度に感じられ、ビールらしい風味を有するアルコール低含有ビアテイスト飲料を提供すること。
【解決手段】 次の成分(A)、(B)、(C)及び(D);
(A)麦芽エキス、
(B)重合カテキン類 0.005〜0.06質量%、
(C)非重合体カテキン類、及び
(D)炭酸ガス
を含有し、
(B)重合カテキン類と(C)非重合体カテキン類との質量比〔(B)/(C)〕が1〜4.5であり、かつ
pH3〜4である、
アルコール含有量が1質量%未満のビアテイスト飲料。
【選択図】なし

Description

本発明は、ビアテイスト飲料に関する。
ビールや発泡酒等のビアテイストアルコール飲料は年々多様化してきており、生活スタイルに合わせた様々な商品が上市されている。また、アルコールが苦手な人やアルコールの摂取が許可されていない人、更には健康意識の向上からアルコールの摂取量を自己管理したい人など消費者のニーズの多様化により、ビアテイストノンアルコール飲料の需要が拡大している。
ビアテイストノンアルコール飲料として、例えば、麦芽汁乾燥粉末から水を用いて還元した非発酵麦汁及び二酸化炭素を含有するノンアルコールビールや(特許文献1)、モルトエキスを0.5質量%、泡保持剤としての紅茶抽出物を固形分として0.012質量%、及び炭酸ガスを含有するノンアルコールビール(特許文献2)などが提案されている。
特開平1−165358号公報 国際公開第2003/105610号パンフレット
本発明者は、ビアテイストノンアルコール飲料を開発すべく検討を行った。ビアテイストアルコール飲料は、通常、大麦等の麦類に水を加え発芽させて乾燥したものに温水を加え、麦芽に含まれる酵素の働きによりでんぷん質を糖化して糖化液を得、次いで糖化液にホップを加えて煮沸し、冷却後に酵母を加えアルコール発酵させて製造されている。そして、アルコール発酵の際には、ビール特有の麦芽の味わいや香りの豊かなビアテイストが醸成される。しかしながら、ノンアルコールビアテイスト飲料は、麦芽を原材料として使用したとしても、アルコール発酵を排して製造することに起因して酵母の代謝により消失するはずの物質が残留するため、ビール特有の麦芽の味が全く感じられないだけなく、麦芽臭(生麦芽の香りと味)が強く、通常のビール飲料とは似ても似つかない香味になることが判明した。
したがって、本発明の課題は、麦芽の味及び香りを適度に感じられ、ビールらしい香味を有するアルコール低含有ビアテイスト飲料を提供することにある。
本発明者は、上記課題に鑑み検討した結果、麦芽エキス及び炭酸ガスを含み、pHが3〜4であるアルコール低含有量のビアテイスト飲料に、非重合体カテキン類に対する量比を一定に制御した重合カテキン類を一定量配合することにより、麦芽の味及び香りを適度に感じられ、ビールらしい香味を有するアルコール低含有ビアテイスト飲料が得られることを見出した。
すなわち、本発明は、次の成分(A)、(B)、(C)及び(D);
(A)麦芽エキス、
(B)重合カテキン類 0.005〜0.06質量%、
(C)非重合体カテキン類、及び
(D)炭酸ガス
を含有し、
(B)重合カテキン類と(C)非重合体カテキン類との質量比〔(B)/(C)〕が1〜4.5であり、かつ
pH3〜4である、
アルコール含有量が1質量%未満のビアテイスト飲料を提供するものである。
本発明はまた、次の成分(A)、(B)、(C)及び(D);
(A)麦芽エキス、
(B)重合カテキン類 0.005〜0.06質量%、
(C)非重合体カテキン類、及び
(D)炭酸ガス
を含有し、
(B)重合カテキン類と(C)非重合体カテキン類との質量比〔(B)/(C)〕が1〜4であり、かつ
pH3〜4である、
アルコール含有量が1質量%未満のビアテイスト飲料を提供するものである。
本発明はまた、次の成分(A1)、(B)、(C)及び(D);
(A1)プロリン 0.00008〜0.05質量%、
(B)重合カテキン類 0.005〜0.06質量%、
(C)非重合体カテキン類、及び
(D)炭酸ガス
を含有し、
(B)重合カテキン類と(C)非重合体カテキン類との質量比〔(B)/(C)〕が1〜4.5であり、かつ
pH3〜4である、
アルコール含有量が1質量%未満のビアテイスト飲料を提供するものである。
本発明によれば、麦芽の味及び香りを適度に感じられ、ビールらしい香味を有するアルコール低含有ビアテイスト飲料を提供することができる。
本明細書において「ビアテイスト飲料」とは、酵母等でアルコール発酵させて製造された通常のビール飲料のような味わい、香りを有する発泡性炭酸飲料をいう。
本発明のビアテイスト飲料は、(A)麦芽エキスを含有する。ここで、「(A)麦芽エキス」とは、麦芽を水若しくはエタノールなどの水溶性有機溶媒、又は水と水溶性有機溶媒の混合溶媒にて抽出して得られた液体をいう。また、「麦芽」とは、大麦その他の穀類の種子に、水分を加え適温に設定して発芽させたものであり、「モルト」ともいう(日本語大辞典 発行所株式会社講談社、発行年1989年)。穀類としては、二条大麦、六条大麦、小麦、オート麦、ライ麦、米、トウモロコシ、大豆等を使用することができる。発芽方法としては、例えば、Kasten発芽法、Wanderhaufen発芽法、Flexibox発芽法、Tower発芽法、Trommel発芽法等が挙げられ、適宜選択することができる。
麦芽エキスの具体例としては、例えば、次の(i)〜(iv)を挙げることができる。
(i)麦芽に温水を加え、麦芽の内在酵素(主としてα−アミラーゼ、β−アミラーゼ、グルコアミラーゼ、プロテアーゼ等)の反応により、麦芽中に存在するデンプンを糖に分解し(糖化)、タンパク質をアミノ酸に分解した後に、圧搾又は抽出して得られるもの。これは「麦汁」ともいう。
(ii)麦芽から得られた抽出液中又は抽出前の麦芽中の酵素を失活させた後に、別途1種又は2種以上の酵素を添加することにより、デンプンやタンパク質を選択的に分解したり、糖やアミノ酸の含有量を適度にコントロールしたもの。
(iii)麦芽の内在酵素を失活させた後、酵素反応を行わずに、圧搾又は抽出して得られたもの。
(iv)麦芽の内在酵素を失活させずに、かつ酵素反応を行わずに、圧搾又は抽出して得られたもの。
また、(A)麦芽エキスとして、酵素を作用させた後に酵母を接種して発酵させたものを使用することも可能であるが、アルコール低含有飲料を簡便に製造する観点から、非発酵のものが好ましい。
本発明においては、(A)麦芽エキスとして、濃縮して液糖状又は乾燥して粉末状にしたものを使用することもできる。麦芽エキスは、適度な麦芽の香りの観点から、固形分中の脂質含有量が、0.1質量%以上が好ましく、0.2質量%以上がより好ましく、0.3質量%以上が更に好ましく、0.4質量%以上が更に好ましく、そして、0.85質量%以下が好ましく、0.83質量以下%がより好ましく、0.81質量%以下が更に好ましく、0.8質量%以下が更に好ましく、0.65質量%以下が更に好ましく、0.6質量%以下が殊更に好ましい。かかる固形分中の脂質含有量の範囲としては、0.1〜0.85質量%が好ましく、0.2〜0.83質量%がより好ましく、0.3〜0.81質量%が更に好ましく、0.4〜0.8質量%が更に好ましく、0.4〜0.65質量%が更に好ましく、0.4〜0.6質量%が殊更に好ましい。なお、かかる固形分中の脂質含有量は、「ソックスレー抽出法」により定量することが可能である。具体的には、後掲の実施例に記載の方法により分析することができる。また、ここで、本明細書において「固形分」とは、試料を105℃の電気恒温乾燥機で3時間乾燥して揮発成分を除いた残分をいう。
(A)麦芽エキスの含有量は、本発明のビアテイスト飲料中に、麦芽の香りと味のバランスの観点から、固形分換算で0.1質量%以上が好ましく、0.3質量%以上がより好ましく、0.5質量%以上が更に好ましく、1質量%以上が更に好ましく、1.5質量%以上が殊更に好ましく、そして、5質量%以下が好ましく、4質量%以下がより好ましく、3質量%以下が更に好ましく、2.5質量%以下が殊更に好ましい。(A)麦芽エキスの含有量の範囲としては、本発明のビアテイスト飲料中に、固形分換算で0.1〜5質量%が好ましく、0.3〜4質量%がより好ましく、0.5〜4質量%が更に好ましく、1〜3質量%が更に好ましく、1.5〜2.5質量%が殊更に好ましい。
また、本発明のビアテイスト飲料は、(A1)プロリンを含有する。プロリンとは甘味と苦味の両方を兼ね備えたアミノ酸であり、麦芽エキス中に存在し、麦芽由来の味わいに寄与してビアテイスト飲料に好ましい影響をもたらすものの、一方で独特の生臭い刺激的な臭いを有することがある。本発明のビアテイスト飲料において、(A1)プロリンは、主に(A)麦芽エキスに由来するものであるが、(A)麦芽エキス以外の配合成分に由来するものでも、新たに加えられたプロリンであってもよい。例えば、他の穀物由来、豆類由来のプロリンであってもよい。また、単離精製されたプロリンであってもよい。
(A1)プロリンの含有量は、ビアテイスト飲料に味わいを付与する観点から、本発明のビアテイスト飲料中に、0.00008質量%以上が好ましく、0.0001質量%以上がより好ましく、0.0003質量%以上が更に好ましく、0.0005質量%以上が更に好ましく、また麦芽の香りと味のバランスの観点から、0.05質量%以下が好ましく、0.01質量%以下がより好ましく、0.005質量%以下がより好ましく、0.008質量%以下が更に好ましい。(A1)プロリンの含有量の範囲としては、本発明のビアテイスト飲料中、好ましくは0.00008〜0.05質量%、より好ましくは0.0001〜0.01質量%であり、更に好ましくは0.0003〜0.005質量%であり、更に好ましくは0.0005〜0.008質量%である。なお、プロリンの含有量は、アミノ酸分析法により測定できる。また、装置の検出域に適合させるため、試料を凍結乾燥する等、必要に応じて適宜処理を施してもよい。
本発明のビアテイスト飲料は、(B)重合カテキン類及び(C)非重合体カテキン類を含有する。ここで、本明細書において「(C)非重合体カテキン類」とは、カテキン、ガロカテキン、カテキンガレート及びガロカテキンガレート等の非エピ体カテキン類と、エピカテキン、エピガロカテキン、エピカテキンガレート及びエピガロカテキンガレート等のエピ体カテキン類を併せての総称であり、本発明においては、これら8種の非重合体カテキン類のうち少なくとも1種を含有すればよい。また、「(B)重合カテキン類」とは、(C)非重合体カテキン類が複数個連結した構造を有するものであって、酒石酸鉄法により測定されるものをいう。(B)重合カテキン類は、下記のとおりのHPLC条件により、測定されるものであっても良い。
〔重合ポリフェノール分析〕
下記条件のHPLCで測定した。
HPLC条件:
・カラム:TSK-gel ODS-120TsQA(4.6mmφx150mm、東ソー株式会社)
・移動相:
A液:水:アセトニトリル:トリフルオロ酢酸=900:100:0.5(v/v/v)
B液:水:アセトニトリル:トリフルオロ酢酸=200:800:0.5(v/v/v)
・流速:1.0mL/min
・カラム温度:40℃
・グラディエント条件:
分析開始から5分後まではB液0%、
5分から11分まではB液8%、
11分から21分まではB液10%、
21分から22分まではB液100%、
22分から30分までB液100%保持、
30分から31分まではB液0%、
31分から41分までB液0%保持
・検出:A280nm
・標準物質:ウーロンホモビスフラバンB(OHBF−B)
・重合カテキンのリテンションタイム:約27分
(B)重合カテキン類としては、例えば、前述の非重合体カテキン類の2〜5量体を挙げることができ、2〜3量体であることが好ましい。なお、本発明においては、これら重合カテキン類のうち少なくとも1種を含有すればよい。
本発明に使用する(B)重合カテキン類及び(C)非重合体カテキン類は、市販の試薬を使用してもよいが、Camellia属、例えば、C.sinensis var. sinensis(やぶきた種を含む)、C.sinensis var. assamica及びそれらの雑種から選択される茶葉(Camellia sinensis)より得られる茶抽出物を用いてもよい。
抽出に使用する茶葉は、その加工方法により、不発酵茶、半発酵茶、発酵茶に大別することができる。不発酵茶としては、例えば、煎茶、番茶、碾茶、釜入り茶、茎茶、棒茶、芽茶等の緑茶が挙げられる。また、半発酵茶としては、例えば、鉄観音、色種、黄金桂、武夷岩茶等の烏龍茶が挙げられる。更に、発酵茶としては、ダージリン、アッサム、スリランカ等の紅茶が挙げられる。これらは単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。また、抽出方法としては、ニーダー抽出、攪拌抽出(バッチ抽出)、向流抽出(ドリップ抽出)、カラム抽出等の公知の方法を採用することができる。
茶抽出物を用いる場合、必ずしも分画等により純品まで精製する必要はなく、茶抽出物又はその精製物を単独で又は2種以上を組み合わせて使用することが可能であり、更には市販の試薬と組み合わせて使用することもできる。茶抽出物の形態としては、固体、水溶液、スラリー状等の種々のものがある。
本発明のビアテイスト飲料中の(B)重合カテキン類の含有量は、0.005〜0.06質量%であるが、麦芽の生の香りや味を抑制する観点、麦芽の香りと味のバランスの観点から、0.01質量%以上が好ましく、0.015質量%以上がより好ましく、0.02質量%以上が更に好ましく、またビールらしさの付与の観点から、0.05質量%以下が好ましく、0.045質量%以下がより好ましく、0.04質量%以下が更に好ましい。(B)重合カテキン類の含有量の範囲としては、本発明のビアテイスト飲料中に0.01〜0.05質量%が好ましく、0.015〜0.045質量%がより好ましく、0.02〜0.04質量%が更に好ましい。なお、(B)重合カテキン類の分析は、後掲の実施例に記載の方法にしたがうものとする。
本発明のビアテイスト飲料中の(C)非重合体カテキン類の含有量は、麦芽の香りと味のバランスの観点から、0.002質量%以上が好ましく、0.005質量%以上がより好ましく、0.007質量%以上が更に好ましく、0.01質量%以上が殊更に好ましく、またビールらしさの付与の観点から、0.04質量%以下が好ましく、0.03質量%以下がより好ましく、0.027質量%以下が更に好ましく、0.025質量%以下が殊更に好ましい。(C)非重合体カテキン類の含有量の範囲としては、本発明のビアテイスト飲料中に、0.002〜0.04質量%が好ましく、0.005〜0.03質量%がより好ましく、0.007〜0.027質量%が更に好ましく、0.01〜0.025質量%が殊更に好ましい。なお、(C)非重合体カテキン類の含有量は、上記8種の非重合体カテキン類の合計量に基づいて定義され、(C)非重合体カテキン類の分析は、後掲の実施例に記載の方法にしたがうものとする。
本発明のビアテイスト飲料中の(B)重合カテキン類と(C)非重合体カテキン類との質量比〔(B)/(C)〕は1〜4.5であるが、麦芽の生の香りや味を抑制する観点、麦芽の香りと味のバランスの観点から、1.3以上が好ましく、1.5以上がより好ましく、1.8以上が更に好ましく、またビールらしさの付与の観点から、4以下が好ましく、3.5以下がより好ましく、3以下がより好ましく、2.7以下が更に好ましい。かかる質量比〔(B)/(C)〕の範囲としては、1〜4が好ましく、1.3〜3.5がより好ましく、1.5〜3が更に好ましく、1.8〜2.7がより更に好ましい。
質量比〔(B)/(C)〕を上記範囲内とするために、茶抽出物を単独で使用する場合には適度に重合カテキン類を含有する半発酵茶の抽出物を用いることが好ましい。また、茶抽出物を併用する場合には、半発酵茶の抽出物と、発酵茶抽出物及び不発酵茶抽出物から選ばれる1種以上を組み合わせることにより調整しても良い。
また、本発明のビアテイスト飲料中の(A)麦芽エキス中の固形分と(B)重合カテキン類との質量比〔(B)/(A)〕は、麦芽の香りと味のバランスの観点から、0.003以上が好ましく、0.005以上がより好ましく、0.01以上が更に好ましく、またビールらしさの付与の観点から、0.1以下が好ましく、0.07以下がより好ましく、0.03以下が更に好ましい。かかる質量比〔(B)/(A)〕の範囲としては、0.003〜0.1が好ましく、0.005〜0.07がより好ましく、0.01〜0.03が更に好ましい。
また、本発明のビアテイスト飲料中の(A1)プロリンと(B)重合カテキン類との質量比〔(B)/(A1)〕は、麦芽の香りと味のバランスの観点から、0.5以上が好ましく、1.0以上がより好ましく、3.0以上が更に好ましく、4.5以上が殊更に好ましく、そして、200以下が好ましく、150以下がより好ましく、100以下が更に好ましく、50以下が殊更に好ましい。かかる質量比〔(B)/(A1)〕の範囲としては、好ましくは0.5〜200、より好ましくは1.0〜150、更に好ましくは3.0〜100、殊更に好ましくは4.5〜50である。
また、本発明のビアテイスト飲料は、(D)炭酸ガスを含有する。圧入する(D)炭酸ガスは、ビール様の泡立ち及びビアテイストの付与の観点から、ガス容量比で1以上が好ましく、1.5以上がより好ましく、2以上が更に好ましく、そして、3以下が好ましく、2.7以下がより好ましく、2.5以下が更に好ましい。(D)炭酸ガスの含有量の範囲は、ガス容量比で1〜3が好ましく、1.5〜2.7がより好ましく、2〜2.5が更に好ましい。ここで、本明細書において「ガス容量比(ガスボリューム)」とは、20℃におけるビアテイスト飲料の容量に対する溶解している炭酸ガス容量の比率をいう。
本発明のビアテイスト飲料は、(E)アルコールの含有量が1質量%未満であるが、麦芽の香りと味のバランスの観点から、0.7質量%未満が好ましく、0.5質量%以下がより好ましく、0.5質量%未満がより好ましく、0.3質量%未満が更に好ましく、0質量%であってもよく、殊更0.00質量%であることが好ましい。なお、「アルコール含有量が0質量%」とは、後掲の実施例に記載の「アルコールの分析」において、アルコールの含有量が小数点以下において検出限界以下である場合も包含する概念である。また、「アルコール含有量が0.00質量%」とは、後掲の実施例に記載の「アルコールの分析」において、アルコールの含有量が小数点二桁未満において検出限界以下である場合も包含する概念である。アルコールの含有量は、ガスクロマトグラフィー法により測定することができる。
本発明のビアテイスト飲料のpH(20℃)は3〜4であるが、爽快感、清涼感の付与の観点から、3.1以上が好ましく、3.3以上が好ましく、3.4以上が更に好ましく、そして3.9以下が更に好ましい。pHの範囲としては、3.1〜4が好ましく、3.3〜4がより好ましく、3.4〜3.9が更に好ましい。なお、pHは、試料約100mLを300mLのビーカーに測りとり、スターラーピースを入れてスターラーで激しく20分間攪拌して、炭酸ガスを取り除いた後、温度調整をして測定するものとする。
本発明のビアテイスト飲料のpHを上記範囲内に調整するために、酸味料又はpH調整剤を含有することができる。酸味料又はpH調整剤としては、例えば、アスコルビン酸、クエン酸、グルコン酸、コハク酸、酒石酸、乳酸、フマル酸、リンゴ酸、アジピン酸等の有機酸、リン酸等の無機酸及びそれらの塩類から選ばれる1種又は2種以上を使用することができる。
本発明のビアテイスト飲料は、更に香料、ビタミン、ミネラル、酸化防止剤、各種エステル類、色素類、乳化剤、保存料、調味料、甘味料、果汁エキス、野菜エキス、花蜜エキス、品質安定剤等の添加剤を1種又は2種以上を組み合わせて含有させることができる。これら添加剤の含有量は、本発明の目的を損なわない範囲内で適宜設定することができる。
また、本発明のビアテイスト飲料は、ポリエチレンテレフタレートを主成分とする成形容器(いわゆるPETボトル)、金属缶、金属箔やプラスチックフィルムと複合された紙容器、瓶等の通常の包装容器に充填して提供することができる。その場合、例えば、金属缶のような容器に充填後、加熱殺菌できる場合にあっては適用されるべき法規(日本にあっては食品衛生法)に定められた殺菌条件で製造できる。PETボトル、紙容器のようにレトルト殺菌できないものについては、あらかじめ上記と同等の殺菌条件、例えばプレート式熱交換器などで高温短時間殺菌後、一定の温度まで冷却して容器に充填する等の方法が採用できる。また無菌下で、充填された容器に別の成分を配合して充填してもよい。
ビアテイスト飲料には、発酵ビアテイスト飲料と非発酵ビアテイスト飲料がある。発酵ビアテイスト飲料とは、飲料製造工程中に発酵工程を経るものであり、例えば、麦芽の糖化液を主原料に酵母等を接種して発酵工程を経た後、ノンアルコールビアテイスト飲料の場合であればエタノールを低減することにより製造される。一方、非発酵ビアテイスト飲料は、飲料製造工程中に発酵工程を経ないものであり、例えば、水、麦汁、麦芽エキス、調味料、香料等に、酵母等を接種せず発酵工程を経ないで製造される。なお、非発酵ビアテイスト飲料は、飲料製造工程中に発酵工程を経るものの、アルコール発酵は抑制したものも含まれる。例えば、水、麦汁、麦芽エキス、調味料、香料等に、酵母等を接種して発酵工程を経るもののアルコール発酵は抑制して製造されるものも含まれる。本発明においては、非発酵ビアテイスト飲料が本発明の効果を十分に引き出す観点から好ましい。
前述の実施形態に関し、本発明は更に以下の飲料及び方法を開示する。
<1>
次の成分(A)、(B)、(C)及び(D);
(A)麦芽エキス、
(B)重合カテキン類 0.005〜0.06質量%、
(C)非重合体カテキン類、及び
(D)炭酸ガス
を含有し、
(B)重合カテキン類と(C)非重合体カテキン類との質量比〔(B)/(C)〕が1〜4.5であり、かつpH3〜4である、アルコール含有量が1質量%未満のビアテイスト飲料。
<2>
次の成分(A)、(B)、(C)及び(D);
(A)麦芽エキス、
(B)重合カテキン類 0.005〜0.06質量%、
(C)非重合体カテキン類、及び
(D)炭酸ガス
を含有し、
(B)重合カテキン類と(C)非重合体カテキン類との質量比〔(B)/(C)〕が1〜4であり、かつpH3〜4である、アルコール含有量が1質量%未満のビアテイスト飲料。
<3>
次の成分(A)、(B)、(C)及び(D);
(A)麦芽エキス、
(B)重合カテキン類 0.005〜0.06質量%、
(C)非重合体カテキン類、及び
(D)炭酸ガス
を含有し、
(B)重合カテキン類と(C)非重合体カテキン類との質量比〔(B)/(C)〕が1〜4.5であり、かつ
pH3〜4である、
アルコール含有量が1質量%未満の容器詰飲料。
<4>
次の成分(A)、(B)、(C)及び(D);
(A)麦芽エキス、
(B)重合カテキン類、
(C)非重合体カテキン類、及び
(D)炭酸ガス
を配合し、(B)重合カテキン類の濃度を0.005〜0.06質量%に、(B)重合カテキン類と(C)非重合体カテキン類との質量比〔(B)/(C)〕を1〜4.5に、pHを3〜4に、それぞれ調整する、アルコール含有量が1質量%未満のビアテイスト飲料の麦芽臭の改善方法。
<5>
(A1)プロリンの含有量が0.00008〜0.05質量%である、前記<1>若しくは<2>記載のビアテイスト飲料、前記<3>記載の容器詰飲料、又は前記<4>記載のビアテイスト飲料の麦芽臭の改善方法(以下、「ビアテイスト飲料、容器詰飲料、又はビアテイスト飲料の麦芽臭の改善方法」を「ビアテイスト飲料等」とも称する)。
<6>
次の成分(A1)、(B)、(C)及び(D);
(A1)プロリン 0.00008〜0.05質量%、
(B)重合カテキン類 0.005〜0.06質量%、
(C)非重合体カテキン類、及び
(D)炭酸ガス
を含有し、
(B)重合カテキン類と(C)非重合体カテキン類との質量比〔(B)/(C)〕が1〜4.5であり、かつpH3〜4である、アルコール含有量が1質量%未満のビアテイスト飲料。
<7>
次の成分(A1)、(B)、(C)及び(D);
(A1)プロリン
(B)重合カテキン類
(C)非重合体カテキン類、及び
(D)炭酸ガス
を配合し、(A1)プロリンの濃度を0.00008〜0.05質量%に、(B)重合カテキン類の濃度を0.005〜0.06質量%に、(B)重合カテキン類と(C)非重合体カテキン類との質量比〔(B)/(C)〕を1〜4.5に、pHを3〜4に、それぞれ調整する、アルコール含有量が1質量%未満のビアテイスト飲料の麦芽臭の改善方法。
<8>
(A1)プロリンが(A)麦芽エキスに由来するものを含む、前記<5>〜<7>のいずれか一に記載のビアテイスト飲料等。
<9>
(A)麦芽エキスが好ましくは麦芽から抽出して得られた抽出液である、前記<1>〜<4>及び<8>のいずれか一に記載のビアテイスト飲料等。
<10>
(A)麦芽エキスが好ましくは下記の(i)〜(iv)のいずれかである、前記<1>〜<4>、<8>及び<9>のいずれか一に記載のビアテイスト飲料等。
(i)麦芽に温水を加え、麦芽の内在酵素(主としてα−アミラーゼ、β−アミラーゼ、グルコアミラーゼ、プロテアーゼ等)の反応により、麦芽中に存在するデンプンを糖に、タンパク質をアミノ酸に、それぞれ分解した後に、圧搾又は抽出して得られるもの。
(ii)麦芽から得られた抽出液中又は抽出前の麦芽中の酵素を失活させた後に、別途1種又は2種以上の酵素を添加することにより、デンプン若しくはタンパク質を選択的に分解するか、又は糖若しくはアミノ酸の含有量をコントロールしたもの。
(iii)麦芽の内在酵素を失活させた後、酵素反応を行わずに、圧搾又は抽出して得られたもの。
(iv)麦芽の内在酵素を失活させずに、かつ酵素反応を行わずに、圧搾又は抽出して得られたもの。
<11>
(A)麦芽エキスが好ましくは非発酵のものである、前記<1>〜<4>及び<8>〜<10>のいずれか一に記載のビアテイスト飲料等。
<12>
(A)麦芽エキスが好ましくは濃縮又は粉末化したものである、前記<1>〜<4>及び<8>〜<11>のいずれか一に記載のビアテイスト飲料等。
<13>
当該飲料中(A)麦芽エキスの含有量が、固形分換算で、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.3質量%以上、更に好ましくは0.5質量%以上、更に好ましくは1質量%以上、殊更に好ましくは1.5質量%以上であって、好ましくは5質量%以下、より好ましくは4質量%以下、更に好ましくは3質量%以下、殊更に好ましくは2.5質量%以下である、前記<1>〜<4>及び<8>〜<12>のいずれか一に記載のビアテイスト飲料等。
<14>
当該飲料中(A)麦芽エキスの含有量が、固形分換算で、好ましくは0.1〜5質量%、より好ましくは0.3〜4質量%、更に好ましくは0.5〜4質量%、更に好ましくは1〜3質量%、殊更に好ましくは1.5〜2.5質量%である、前記<1>〜<4>及び<8>〜<13>のいずれか一に記載のビアテイスト飲料等。
<15>
麦芽エキスは、固形分中の脂質含有量が、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.2質量%以上、更に好ましくは0.3質量%以上、更に好ましくは0.4質量%以上であって、好ましくは0.85質量%以下、より好ましくは0.83質量以下%、更に好ましくは0.81質量%以下、更に好ましくは0.8質量%以下、更に好ましくは0.65質量%以下、更に好ましくは0.6質量%以下である、前記<1>〜<4>及び<8>〜<14>のいずれか一に記載のビアテイスト飲料等。
<16>
麦芽エキスは、固形分中の脂質含有量が、好ましくは0.1〜0.85質量%、より好ましくは0.2〜0.83質量%、更に好ましくは0.3〜0.81質量%、更に好ましくは0.4〜0.8質量%、更に好ましくは0.4〜0.65質量%、更に好ましくは0.4〜0.6質量%である、前記<1>〜<4>及び<8>〜<15>のいずれか一に記載のビアテイスト飲料等。
<17>
(A1)プロリンの含有量が、好ましくは0.00008質量%以上、より好ましくは0.0001質量%以上、更に好ましくは0.0003質量%以上、より更に好ましくは0.0005質量%以上であって、好ましくは0.05質量%以下、より好ましくは0.01質量%以下、更に好ましくは0.005質量%以下、より更に好ましくは0.008質量%以下である、前記<5>〜<16>のいずれか一に記載のビアテイスト飲料等。
<18>
(A1)プロリンの含有量が、好ましくは0.00008〜0.05質量%、より好ましくは0.0001〜0.01質量%、更に好ましくは0.0003〜0.005質量%、より更に好ましくは0.0005〜0.008質量%である、前記<5>〜<17>のいずれか一に記載のビアテイスト飲料等。
<19>
当該飲料中の(B)重合カテキン類の含有量が、好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.015質量%以上、更に好ましくは0.02質量%以上であって、好ましくは0.05質量%以下、より好ましくは0.045質量%以下、更に好ましくは0.04質量%以下である、前記<1>〜<18>のいずれか一に記載のビアテイスト飲料等。
<20>
当該飲料中の(B)重合カテキン類の含有量が、好ましくは0.01〜0.05質量%、より好ましくは0.015〜0.045質量%、更に好ましくは0.02〜0.04質量%である、前記<1>〜<19>のいずれか一に記載のビアテイスト飲料等。
<21>
当該飲料中の(C)非重合体カテキン類の含有量が、好ましくは0.002質量%以上、より好ましくは0.005質量%以上、更に好ましくは0.007質量%以上、更に好ましくは0.01質量%以上であって、好ましくは0.04質量%以下、より好ましくは0.03質量%以下、更に好ましくは0.027質量%以下、更に好ましくは0.025質量%以下である、前記<1>〜<20>のいずれか一に記載のビアテイスト飲料等。
<22>
当該飲料中の(C)非重合体カテキン類の含有量が、好ましくは0.002〜0.04質量%、より好ましくは0.005〜0.03質量%、更に好ましくは0.007〜0.027質量%、より更に好ましくは0.01〜0.025質量%である、前記<1>〜<21>のいずれか一に記載のビアテイスト飲料等。
<23>
当該飲料中の(B)重合カテキン類と(C)非重合体カテキン類との質量比〔(B)/(C)〕が、好ましくは1.3以上、より好ましくは1.5以上、更に好ましくは1.8以上であって、好ましくは4以下、より好ましくは3.5以下、更に好ましくは3以下、より更に好ましくは2.7以下である、前記<1>〜<22>のいずれか一に記載のビアテイスト飲料等。
<24>
当該飲料中の(B)重合カテキン類と(C)非重合体カテキン類との質量比〔(B)/(C)〕が、好ましくは1〜4、より好ましくは1.3〜3.5、更に好ましくは1.5〜3、より更に好ましくは1.8〜2.7である、前記<1>〜<23>のいずれか一に記載のビアテイスト飲料等。
<25>
(B)重合カテキン類が、好ましくは非重合体カテキン類が複数個連結した構造を有するものであって、酒石酸鉄法により測定されるものであり、より好ましくは非重合体カテキン類の2〜5量体から選ばれる少なくとも1種であり、更に好ましくは非重合体カテキン類の2〜3量体から選ばれる少なくとも1種である、前記<1>〜<24>のいずれか一に記載のビアテイスト飲料等。
<26>
(C)非重合カテキン類が、好ましくはカテキン、ガロカテキン、カテキンガレート、ガロカテキンガレート、エピカテキン、エピガロカテキン、エピカテキンガレート、及びエピガロカテキンガレートから選ばれる少なくとも1種である、前記<1>〜<25>のいずれか一に記載のビアテイスト飲料等。
<27>
当該飲料が、好ましくは半発酵茶抽出物、更に好ましくは烏龍茶抽出物を配合したものである、前記<1>〜<26>のいずれか一に記載のビアテイスト飲料等。
<28>
当該飲料が、好ましくは半発酵茶の抽出物と、発酵茶抽出物及び不発酵茶抽出物から選ばれる1種以上とを組み合わせて配合したものである、前記<1>〜<27>のいずれか一に記載のビアテイスト飲料等。
<29>
当該飲料中の(A)麦芽エキス中の固形分と(B)重合カテキン類との質量比〔(B)/(A)〕が、好ましくは0.003以上、より好ましくは0.005以上、更に好ましくは0.01以上であって、好ましくは0.1以下、より好ましくは0.07以下、更に好ましくは0.03以下である、前記<1>〜<28>のいずれか一に記載のビアテイスト飲料等。
<30>
当該飲料中の(A)麦芽エキス中の固形分と(B)重合カテキン類との質量比〔(B)/(A)〕が、好ましくは0.003〜0.1 より好ましくは0.005〜0.07、更に好ましくは0.01〜0.03である、前記<1>〜<29>のいずれか一に記載のビアテイスト飲料等。
<31>
(A1)プロリンと(B)重合カテキン類との質量比〔(B)/(A1)〕が、好ましくは0.5以上、より好ましくは1.0以上、更に好ましくは3.0以上、殊更に好ましくは4.5以上であって、好ましくは200以下、より好ましくは150以下、更に好ましくは100以下、殊更に好ましくは50以下である、前記<5>〜<30>のいずれか一に記載のビアテイスト飲料等。
<32>
(A1)プロリンと(B)重合カテキン類との質量比〔(B)/(A)〕が、好ましくは0.5〜200、より好ましくは1.0〜150、更に好ましくは3.0〜100、殊更に好ましくは4.5〜50である、前記<5>〜<31>のいずれか一に記載のビアテイスト飲料等。
<33>
当該飲料中の(D)炭酸ガスの含有量が、ガス容量比で、好ましくは1以上、より好ましくは1.5以上、更に好ましくは2以上であって、好ましくは3以下、より好ましくは2.7以下、更に好ましくは2.5以下である、前記<1>〜<32>のいずれか一に記載のビアテイスト飲料等。
<34>
当該飲料中の(D)炭酸ガスの含有量が、ガス容量比で、好ましくは1〜3、より好ましくは1.5〜2.7、更に好ましくは2〜2.5である、前記<1>〜<33>のいずれか一に記載のビアテイスト飲料等。
<35>
当該飲料中の(E)アルコールの含有量が、好ましくは0.7質量%未満、より好ましくは0.5質量%以下、更に好ましくは0.5質量%未満、殊更に好ましくは0.3質量%未満であり、また0質量%であってもよく、殊更に好ましくは0.00質量%である、前記<1>〜<34>のいずれか一に記載のビアテイスト飲料等。
<36>
当該飲料のpH(20℃)が、好ましくは3.1以上、より好ましくは3.3以上、更に好ましくは3.4以上であって、好ましくは3.9以下である、前記<1>〜<35>のいずれか一に記載のビアテイスト飲料等。
<37>
当該飲料のpH(20℃)が、好ましくは3.1〜4、より好ましくは3.3〜4、更に好ましくは3.4〜3.9である、前記<1>〜<36>のいずれか一に記載のビアテイスト飲料等。
<38>
更に、好ましくは酸味料又はpH調整剤を含有する、前記<1>〜<37>のいずれか一に記載のビアテイスト飲料等。
<39>
更に、好ましくはアスコルビン酸、クエン酸、グルコン酸、コハク酸、酒石酸、乳酸、フマル酸、リンゴ酸、アジピン酸等の有機酸、リン酸等の無機酸及びそれらの塩類から選ばれる1種又は2種以上を含有する、前記<1>〜<38>のいずれか一に記載のビアテイスト飲料等。
<40>
当該飲料が、好ましくは容器詰ビアテイスト飲料である、前記<1>〜<39>のいずれか一に記載のビアテイスト飲料等。
<41>
容器が、好ましくはポリエチレンテレフタレートを主成分とする成形容器(いわゆるPETボトル)、金属缶、金属箔若しくはプラスチックフィルムと複合された紙容器、又は瓶である、前記<40>記載のビアテイスト飲料等。
<42>
当該飲料が、好ましくは加熱殺菌したものである、前記<1>〜<41>のいずれか一に記載のビアテイスト飲料等。
<43>
当該飲料が、好ましくは非発酵ビアテイスト飲料がある、前記<1>〜<42>のいずれか一に記載のビアテイスト飲料等。
1.麦芽エキスの固形分量の分析
試料1gを秤量瓶に正確に量り取り、105℃の電気恒温乾燥機で3時間乾燥して揮発成分を取り除き、乾燥後の質量を量り、固形分量とした。
2.麦芽エキスの脂質量の分析
脂質の分析は「ソックスレー抽出法」により日本食品分析センターにおいて定量した。
試料100gを採取し、珪藻土を加え、乾燥後、乳鉢ですりつぶし、円筒ろ紙に詰めた。次に、ジエチルエーテル溶媒で常温下、16時間の抽出を行った。次に、抽出液から溶媒を留去し、留去後の試料を105℃で1時間乾燥し、乾燥後の脂質の質量を量り、試料中の含有量を算出した。
3.プロリンの分析
アミノ酸自動分析法を用いた。具体的には以下のとおりである。
分析機器は、L8800A(日立製作所社製)を使用した。
反応装置部はニンヒドリン発色法を用いた。
反応装置部の構成は次の通りである。
カラム :4.6mmID×40mm アンモニアフィルタカラム
溶液 :ニンヒドリン試液ワコーアミノ酸自動装置用キット
分析機器の装置構成は次の通りである。
検出器 :UV440nm
カラム :4.6mmID×60mm 日立カスタムイオン交換樹脂
溶液 :MCI緩衝液L-8500PH-Kit
分析条件は次の通りである。
温度 :試料注入口及び反応装置部135℃、カラム57℃
流量 :反応装置部0.35mL/min、分析装置部0.4mL/min
試料をスルホサリチル酸に溶解し、塩酸にてpHを2.2に調整した。溶解濃度は、プロリンが1mg/100mL以下になるようにした。その溶液をディスクろ過し、試料溶液とした。調製した試料溶液を液体クロマト分析に供した。
4.非重合体カテキン類の分析
試料溶液をフィルター(0.45μm)で濾過し、高速液体クロマトグラフ(型式SCL−10AVP、島津製作所製)を用い、オクタデシル基導入液体クロマトグラフ用パックドカラムL−カラムTM ODS(4.6mmφ×250mm:財団法人 化学物質評価研究機構製)を装着し、カラム温度35℃でグラジエント法により分析した。移動相A液は酢酸を0.1mol/L含有する蒸留水溶液、移動相B液は酢酸を0.1mol/L含有するアセトニトリル溶液とし、試料注入量は20μL、UV検出器波長は280nmの条件で行った。
5.重合カテキン類の分析
次の方法に従って「総ポリフェノール」の含有量を測定し、上記非重合体カテキン類の分析に従って求めた「非重合体カテキン類」の含有量を差し引くことにより、重合カテキン類の含有量を求めた。
(1)試薬の調製
1)酒石酸鉄試薬の調製
500mLメスフラスコに硫酸第一鉄七水塩0.50gと(+)酒石酸ナトリウム・カリウム四水和物2.50gを採取し、イオン交換水でメスアップした。
2)リン酸バッファーの調製
2000mLメスフラスコにリン酸水素二ナトリウム・二水和物20.00gとリン酸二水素カリウム2.90gを採取し、イオン交換水でメスアップした。この溶液のpHが7.5〜7.6になるように調整した。pH7.6を超える場合、リン酸二水素カリウム・二水和物0.9g/100mL水溶液を添加し、pH7.5未満の場合、リン酸二水素カリウム1.2g/100mL水溶液を添加し調整した。
(2)装置及び器具
1)分光光度計(U−2010;日立製作所製)
2)石英製セル(10mm×10mm)
3)25mL、100mL、200mL、500mL、2000mLのメスフラスコ
4)1mL、5mL、10mL、20mL、30mLのホールピペット
5)1mL、3mL、5mLのマイクロピペット
(3)分析条件
1)測定波長:540nm
2)温度 :20℃±2℃
(4)操作:
1)検量線作成
i)没食子酸エチル約0.5gを使用前に105℃で2〜3時間乾燥させた。
ii)200mLメスフラスコに乾燥した没食子酸エチル0.2gを採取し、イオン交換水でメスアップした。(100mg/100mL標準液)
iii)100mLメスフラスコに、ii)の標準液を用い、5mL/100mL、10mL/100mL、20mL/100mL、30mL/100mLの各標準液を調製した。
iv)25mLメスフラスコに、iii)の標準液をそれぞれ5mL採取し、酒石酸鉄試薬5mLを加えリン酸バッファーでメスアップした。また、標準液の代わりにイオン交換水で調製したものをブランクとした。
v)分光光度計にて吸光度を測定し検量線を作成した。
なお、検量線については下記を目安にし、逸脱した時は再調整した。
R2 :0.9995〜1.0000
検量線傾き:34.5±0.4
切片 :0.3以下
2)試料測定
i)イオン交換水にて分光光度計をゼロ補正した。
ii)25mLメスフラスコに試料を所定量採取し、酒石酸鉄試薬5mLを加えリン酸バッファーでメスアップした後、吸光度を測定した。なお、吸光度の測定は、発色後40分以内とした。
6.アルコールの分析(エタノールの分析)
エタノールの分析は、次に示すガスクロマトグラフ法にしたがって行った。
分析機器は、GC-14B(島津製作所社製)を使用した。分析機器の装置構成は次の通りである。
・検出器 :FID
・カラム :Gaskuropack55、80〜100mesh、φ3.2mm×3.1mm
分析条件は次の通りである。
・温度 :試料注入口及び検出機250℃、カラム130℃
・ガス圧力:ヘリウム(キャリアガス)140kPa、水素 60kPa、空気 50kPa
・注入量 :2μL
以下の手順にて分析用試料を調製した。
検体5gを量りとり、これに水を加えて25mLに定容した。その溶液をディスクろ過し、試料溶液とした。調製した試料溶液をガスクロマトグラフ分析に供した。
7.炭酸ガスの分析
「最新・ソフトドリンクス(最新・ソフトドリンクス編集委員会、株式会社光琳、平成15年9月30日発行)」の第VI編 3−1−2ガス内圧力の検査に記載の方法を用いた。具体的には、以下のとおりである。
1)測定前に製品を恒温槽にて20℃程度(18〜22℃)まで温め、液温を均一にした。
2)試料を測定機にかけ、スニフト(スニフトバルブを開放し、大気圧までゲージを戻す)を行う。スニフト操作を行うことによりヘッドスペース中のエアーを抜いた。
3)次に激しく振動させゲージ圧が一定値を示したら、その値を読み、製品の温度を測定し、表(スニフト用ガスボリュームチャート)よりガスボリュームを求めた。
8.官能評価
各ビアテイスト飲料について、飲用試験を実施した。飲料試験は、4名の専門パネルが各ビアテイスト飲料の「麦芽の香り」、及び「麦芽の味」について下記の基準により評価し、評点の平均値を求めた。
「麦芽の香り」の評価基準
評点5:麦芽の生の香りがない
4:麦芽の生の香りがやや弱い
3:麦芽の生の香りが弱い
2:麦芽の生の香りが強い
1:麦芽の生の香りが強過ぎる
「麦芽の味」の評価基準
評点5:麦芽の生の味がない
4:麦芽の生の味がやや弱い
3:麦芽の生の味が弱い
2:麦芽の生の味が強い
1:麦芽の生の味が強過ぎる
実施例1〜16及び比較例1〜5
表1に示す各成分をイオン交換水に混合溶解し25gにした後、pH調整剤で所定のpHに調整した。次に4℃に冷却した炭酸ガス容量比3.1の炭酸水で全量100g(炭酸ガスの容量比2.3)とし、耐熱耐圧性PETボトルに充填した(ポストミックス方式)。得られたビアテイスト飲料の分析結果、官能評価の結果を表1に併せて示す。
Figure 2014138582
実施例17
表2に示す各成分をイオン交換水に混合溶解し25gにした後、pH調整剤としてクエン酸で所定のpHに調整した。次に、4℃に冷却した炭酸ガス容量比3.1の炭酸水で全量100g(炭酸ガスの容量比2.3)とし、耐熱耐圧性PETボトルに充填し65℃で20分間加熱殺菌した。得られたビアテイスト飲料の分析結果、評価試験の結果を表2に併せて示す。
Figure 2014138582
表1及び2から、麦芽エキス及び炭酸ガスを含有するpH3〜4のビアテイスト飲料に、非重合体カテキン類に対する量比を一定に制御した重合カテキン類を配合することで、麦芽の香りが適度に感じられ、ビールらしい味の飲料が得られることが確認された。また、実施例3と実施例17との対比から、加熱殺菌前後においてビアテイスト飲料の風味に変化がないことがわかる。

Claims (12)

  1. 次の成分(A)、(B)、(C)及び(D);
    (A)麦芽エキス、
    (B)重合カテキン類 0.005〜0.06質量%、
    (C)非重合体カテキン類、及び
    (D)炭酸ガス
    を含有し、
    (B)重合カテキン類と(C)非重合体カテキン類との質量比〔(B)/(C)〕が1〜4.5であり、かつ
    pH3〜4である、
    アルコール含有量が1質量%未満のビアテイスト飲料。
  2. 次の成分(A)、(B)、(C)及び(D);
    (A)麦芽エキス、
    (B)重合カテキン類 0.005〜0.06質量%、
    (C)非重合体カテキン類、及び
    (D)炭酸ガス
    を含有し、
    (B)重合カテキン類と(C)非重合体カテキン類との質量比〔(B)/(C)〕が1〜4であり、かつ
    pH3〜4である、
    アルコール含有量が1質量%未満のビアテイスト飲料。
  3. (A)麦芽エキスが非発酵のものである、請求項1又は2記載のビアテイスト飲料。
  4. (A1)プロリンの含有量が0.00008〜0.05質量%である、請求項1〜3のいずれか一項に記載のビアテイスト飲料。
  5. 次の成分(A1)、(B)、(C)及び(D);
    (A1)プロリン 0.00008〜0.05質量%、
    (B)重合カテキン類 0.005〜0.06質量%、
    (C)非重合体カテキン類、及び
    (D)炭酸ガス
    を含有し、
    (B)重合カテキン類と(C)非重合体カテキン類との質量比〔(B)/(C)〕が1〜4.5であり、かつ
    pH3〜4である、
    アルコール含有量が1質量%未満のビアテイスト飲料。
  6. (A1)プロリンと(B)重合カテキン類との質量比〔(B)/(A1)〕が0.5〜200である、請求項4又は5記載のビアテイスト飲料。
  7. (A1)プロリンが(A)麦芽エキスに由来するものを含む、請求項4〜6のいずれか1項に記載のビアテイスト飲料。
  8. (A)麦芽エキスの含有量が固形分換算で0.1〜5質量%である、請求項1〜4及び7のいずれか一項に記載のビアテイスト飲料。
  9. (A)麦芽エキス中の固形分と(B)重合カテキン類との質量比〔(B)/(A)〕が0.003〜0.1である、請求項1〜4、7及び8のいずれか一項に記載のビアテイスト飲料。
  10. (C)炭酸ガスの含有量がガス容量比で1〜3である、請求項1〜9のいずれか一項に記載のビアテイスト飲料。
  11. アルコール含有量が0.00質量%である、請求項1〜10のいずれか一項に記載のビアテイスト飲料。
  12. 非発酵ビアテイスト飲料である、請求項1〜11のいずれか一項に記載のビアテイスト飲料。
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