JP2014136371A - フィルム貼り付け装置及びフィルム貼り付け方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係るフィルム貼り付け装置は、貫通孔を有する基板を支持する支持部と、基板の第1の面にフィルムを配置して、所定の圧力及び所定の温度をフィルムに加え、フィルムを基板に押圧する押圧部と、支持部と押圧部とを格納する格納部と、を備え、支持部は、第1の面とは反対側の基板の第2の面から貫通孔内に流体を導入する加圧部を有し、押圧部は、第1の圧力及び第1の温度でフィルムを基板に押圧し、加圧部による貫通孔内への流体導入下において、第1の圧力よりも高い第2の圧力及び第1の温度よりも高い第2の温度でフィルムを基板に押圧して、フィルムを基板の第1の面に固定する。
【選択図】図1
Description
フィルム貼り付け装置1000を用いたフィルム貼り付け方法を以下に説明する。貫通孔90を有する基板10を支持部1100に配置する。ローラ1410及びローラ1430を回転させることにより、ベースフィルム55が積層したフィルム50を送り出し、基板10の第1の面(上面)にベースフィルム55が積層したフィルム50を配置する。押圧部1200を作動し、ベースフィルム55が積層したフィルム50を基板10に固定する第2の圧力及び第2の温度よりも低い第1の圧力及び第1の温度でフィルム50を基板10に押圧する。これにより、フィルム50は基板10に仮止めされる。
図4に支持部の変形例を示す。図4(a)は支持部2100の断面図を示し、図4(b)は支持部2100の上面図を示す。支持部2100は、シャワーヘッド状の形状を有する。加圧部2130は、流体を噴射するための小孔である。このような小孔を有する加圧部2130を用いることにより、流体を貫通孔90に供給するときの圧力を高めることができる。また、加圧部2130の小孔は、処理する基板10の貫通孔90の配置パターンと同じパターンで形成されてもよい。このようなパターンで小孔を配置し、貫通孔90との位置合わせをすることにより、効率良く貫通孔90に流体を供給することができる。
図6に押圧部の変形例を示す。フィルム貼り付け装置4000は、第1の押圧部4210と第2の押圧部4230を備える点で、フィルム貼り付け装置1000と異なる。その他の構成はフィルム貼り付け装置1000と同様であるため、詳細な説明は省略する。第1の押圧部4210は、第1の圧力及び前記第1の温度でフィルム50を基板10に押圧する。また、第2の押圧部4230は、第2の圧力及び第2の温度でフィルム50を基板10に押圧する。フィルム貼り付け装置1000では、1つの押圧部1200で、2つの温度に制御する必要があった。この場合、第1の温度から第2の温度に昇温する時間がかかる。また、連続してフィルム貼り付けを行う場合、第2の温度から第1の温度へ降温するための冷却手段を別途配設する必要があり、また、降温時間がかかる。一方、フィルム貼り付け装置4000においては、第1の押圧部4210と第2の押圧部4230を備えることにより、温度の切替えに伴う時間や冷却手段が不要となり、連続したフィルム貼り付けを行うことができる。
図9に格納部の変形例を示す。図9(a)は格納部が2重構造で構成されたフィルム貼り付け装置6000を示す模式図である。フィルム貼り付け装置6000においては、フィルム貼り付け装置1000の格納部1300と同様の格納部6310の外側に、配管6331が接続した格納部6330を有する。配管6331には、真空ポンプ(図示せず)が接続され、弁6333により開閉される。その他の構成はフィルム貼り付け装置1000と同様であるため、詳細な説明は省略する。フィルム貼り付け装置6000においては、格納部6310の外側に、格納部6330を配置することにより、間の空間を減圧した2重の減圧状態を形成することができる。
貼り付け時にフィルム50が基板10の貫通孔90に入り込むのを防止し、貫通孔90へのフィルム50の残渣の残存を抑制するために、例えば、貫通孔90のパターンに合わせて、貫通孔90上に位置するフィルム50の部分を予め硬化させておいてもよい。例えば、フィルム50に熱硬化性樹脂や光硬化性樹脂を用いることにより、予め光や熱を用いたパーニングを行うこともできる。
Claims (9)
- 貫通孔を有する基板を支持する支持部と、
前記基板の第1の面にフィルムを配置して、所定の圧力及び所定の温度を前記フィルムに加え、前記フィルムを前記基板に押圧する押圧部と、
前記支持部と前記押圧部とを格納する格納部と、を備え、
前記支持部は、前記第1の面とは反対側の前記基板の第2の面から前記貫通孔内に流体を導入する加圧部を有し、
前記押圧部は、
第1の圧力及び第1の温度で前記フィルムを前記基板に押圧し、
前記加圧部による前記貫通孔内への流体導入下において、前記第1の圧力よりも高い第2の圧力及び前記第1の温度よりも高い第2の温度で前記フィルムを前記基板に押圧して、前記フィルムを前記基板の第1の面に固定することを特徴とするフィルム貼り付け装置。 - 前記基板の前記第1の面には構造体が形成されており、
前記格納部は内部を減圧する減圧部を有し、
前記減圧部による減圧下で前記基板の前記第1の面に前記フィルムを配置して、前記第1の圧力及び前記第1の温度で前記フィルムを前記基板に押圧することを特徴とする請求項1記載のフィルム貼り付け装置。 - 前記流体として冷却気体を導入することを特徴とする請求項1又は2記載のフィルム貼り付け装置。
- 前記第2の温度は、前記フィルムを前記基板に固定するのに適した温度範囲であり、前記第2の圧力は、前記フィルムを前記基板に固定するのに適した圧力の範囲であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一記載のフィルム貼り付け装置。
- 前記押圧部は、前記第1の圧力及び前記第1の温度で前記フィルムを前記基板に押圧する第1の押圧部と、
前記第2の圧力及び前記第2の温度で前記フィルムを前記基板に押圧する第2の押圧部と、を有することを特徴とする請求項1乃至4の何れか一記載のフィルム貼り付け装置。 - 貫通孔を有する基板の第1の面にフィルムを配置して、第1の圧力及び第1の温度で前記フィルムを前記基板に押圧し、
前記第1の面とは反対側の前記基板の第2の面から前記貫通孔内に流体を導入して、前記貫通孔上に位置する前記フィルムを前記第1の面方向へ加圧し、
第2の圧力及び第2の温度で前記フィルムを前記基板に押圧して、前記フィルムを前記基板の第1の面に固定し、
前記第1の圧力は前記第2の圧力よりも低く、かつ前記第1の温度は前記第2の温度よりも低いことを特徴とするフィルム貼り付け方法。 - 前記基板の前記第1の面には構造体が形成され、
減圧下で前記基板の前記第1の面に前記フィルムを配置して、前記第1の圧力及び前記第1の温度で前記フィルムを前記基板に押圧することを特徴とする請求項6記載のフィルム貼り付け方法。 - 前記流体として冷却気体を導入することを特徴とする請求項6又は7記載のフィルム貼り付け方法。
- 前記第2の温度は、前記フィルムを前記基板に固定するのに適した温度範囲であり、前記第2の圧力は、前記フィルムを前記基板に固定するのに適した圧力の範囲であることを特徴とする請求項6乃至8の何れか一記載のフィルム貼り付け方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09314678A (ja) * | 1996-05-28 | 1997-12-09 | Tokyo Seat Kk | 車内装部材の製造方法 |
JP2001171005A (ja) * | 1999-08-25 | 2001-06-26 | Shipley Co Llc | 真空ラミネート装置 |
JP2012148445A (ja) * | 2011-01-18 | 2012-08-09 | Toyota Motor Corp | 表皮材の貼り付け装置および貼り付け方法 |
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