JP2014133090A - 遊技機 - Google Patents
遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014133090A JP2014133090A JP2013223960A JP2013223960A JP2014133090A JP 2014133090 A JP2014133090 A JP 2014133090A JP 2013223960 A JP2013223960 A JP 2013223960A JP 2013223960 A JP2013223960 A JP 2013223960A JP 2014133090 A JP2014133090 A JP 2014133090A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- state
- game
- special
- lottery
- jackpot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 66
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 40
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 60
- 230000008569 process Effects 0.000 description 56
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 29
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 27
- 230000006870 function Effects 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 4
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 3
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 3
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 3
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 3
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 3
- 241000722921 Tulipa gesneriana Species 0.000 description 2
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 2
- 230000001960 triggered effect Effects 0.000 description 2
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 230000002401 inhibitory effect Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
Abstract
【解決手段】いつでも遊技球が入賞可能な第1始動入賞口51と、普通変動入賞装置53が開放した場合にだけ遊技球が入賞可能な第2始動入賞口55とを有する。第1始動入賞口51に遊技球が入賞した場合に、獲得可能な賞球が少ない第1特図ゲームが行われる。第2始動入賞口55に遊技球が入賞した際に、獲得可能な賞球が多い第2特図ゲームが行われる。普通変動入賞装置53が頻繁に開放することで第2特図ゲームが行われ易い確変で、第1特図ゲームの変動表示時間より第2特図ゲームの変動表示時間を短くしている。第2特図ゲームでは極めて高い確率で小当たりが発生する。
【選択図】図1
Description
また、パチンコ遊技機の遊技を多彩なものとするために、デジパチにおける変動表示ゲームを2つ並行して行えるようにした遊技機などが開発されている(たとえば、特許文献1参照)。
また、確率変動状態が選択された場合には、前記特別遊技状態後の大当たり確率が、予め設定され、かつ、前記低確率より10倍程度大当たり確率が高くなった高確率となる。
なお、時間短縮状態においては、大当たりとなる確率が確率変動状態のように高くなっていないので、大当たりが発生するまでに確率変動状態より長い時間を要する可能性が高いが、大当たりが発生すれば、確率変動状態と同様に遊技者が持球をあまり減少させることなく、次の大当たり状態の発生で、持球を増加させることができる。
それに対して、たとえば、ラウンドを2ラウンド程度とするとともに、一回の開状態となる期間を数秒程度とする大当たり状態も知られている。この短い大当たり状態の場合にも、大当たり状態終了後に確率変動状態や時間短縮状態が発生する。
この場合に、たとえば、他方の変動表示ゲームで大当たりした後に確率変動状態となった際に、一方の変動表示ゲーム用の始動入賞口の電チューが頻繁に開放可能となり、一方の変動表示ゲームが開始されるが、確率変動状態が開始されてから電チューが開放して一方の変動表示ゲームが開始されるまでのタイムラグに、先に他方の変動表示ゲームが開始されてしまう可能性が高い。
すなわち、遊技者の興趣を高めるために、二つの異なる変動表示ゲームを同時に行うことを可能としたのに拘わらず、かえって、遊技者に不満を与えてしまう場合がある。
前記遊技盤上に設けられた第1始動入賞口および第2始動入賞口と、
前記第1始動入賞口に遊技球が入賞したことに基いて大当たりおよびはずれを決める第1抽選を実行する第1抽選手段と、
前記第2始動入賞口に遊技球が入賞したことに基いて第2抽選を実行する第2抽選手段と、
前記第1抽選手段による前記第1抽選の実行に基いて開始される第1報知時間の報知が終了する際に当該第1抽選の結果を報知する第1報知手段と、
前記第2抽選手段による前記第2抽選の実行に基いて開始される第2報知時間の報知が終了する際に当該第2抽選の結果を報知する第2報知手段と、
前記抽選の結果が大当たりとなる場合に、通常の状態より遊技者に多くの入賞を獲得可能とする所定期間の当たり状態を発生させる当たり状態制御手段と、
前記当たり状態となる場合に、当該当たり状態の終了後に前記通常の状態とするか、当該通常の状態に比較して遊技者に有利な有利状態とするかが決定されるとともに、当該決定に基いて当該当たり状態終了時に前記通常の状態もしくは前記有利状態を発生させる有利状態制御手段と、
前記第1報知時間および前記第2報知時間を決定する報知時間決定手段と、
を備えた遊技機において、
前記有利状態制御手段は、
前記抽選の結果に基いて前記第1抽選および前記第2抽選の抽選確率を前記通常の状態とは異なる前記有利状態としての確率変動にして遊技者に有利な抽選状態とするように変更可能にし、
前記報知時間決定手段は、
前記有利状態における前記第2報知時間を前記第1報知時間より短くし、
前記第2始動入賞口には、前記遊技盤上に設けられた遊技球検知部の検知に基いて遊技球が入賞できない閉状態と、遊技球が入賞し易い開状態との間で開閉動作する契機を付与させるようにする変動入賞装置が設けられ、
前記第2抽選手段は、
前記第2始動入賞口に遊技球が入賞したことに基く前記第2抽選の結果に小当たりおよび所定の大当たりを有し、かつ、前記第2抽選の結果が小当たりとなる確率を、はすれとなる抽選確率以上の高い確率で小当たりを発生可能とするようにし、
前記第2抽選の結果が小当たりとなる場合に、前記当たり状態制御手段が小当たり状態を発生させ、前記通常の状態とするか前記有利状態とするかの決定が行われずに、前記小当たり状態発生前の前記通常の状態もしくは前記有利状態を当該小当たり状態終了後も変更することなく維持可能とし、
一方の特別変動入賞装置と、他方の特別変動入賞装置を前記遊技盤上に備え、
前記他方の特別変動入賞装置は、前記小当たりの結果となることに基いて前記小当たり状態として開閉変動させて遊技球を入賞可能とするが、前記一方の特別変動入賞装置の作動に係る当たり状態の場合よりも遊技者に少ない入賞の獲得を可能とさせる前記小当たり状態を所定期間だけ発生可能とさせ、
前記第2抽選の結果が所定の大当たりとなる場合、前記第1抽選の結果が大当たりとなる場合よりも前記当たり状態終了後に前記有利状態となり易くなる決定とするようにさせることを特徴とする。
前記第2始動入賞口には、
前記当たり状態制御手段は、前記抽選の結果に基いて決定される予め定められた第1の大当たり、または前記第1の大当たりよりも入賞の獲得を望めない第2の大当たりに基く所定の大当たりに応じた当たり状態にすることを特徴とする。
しかし、有利状態中に、第1抽選が行われると、第1抽選が大当たりとなってしまう可能性がある。第1抽選が開始された際に、第2始動入賞口に遊技球を入賞させると、第1報知時間より短い第2報知時間で第2抽選の結果が報知されるとともに、この際にはずれとなる確率よりも高い確率で、小当たりが発生する。そして、第2抽選の結果としての小当たりが報知されると、その際に計時されている第1報知時間に対応する第1抽選の結果が当たりであっても、強制的にはずれとして報知され、大当たりも大当たり状態も発生しないことになる。
また、時間短縮状態が、大当たりの抽選回数で終了するものでなく、次の大当たり状態の発生で終了するものであってもよい。
なお、有利状態における第2報知時間の長さは、たとえば、第2報知時間の半分以下であることが好ましい。
また、第1始動入賞口と、第2始動入賞口とをそれぞれ別に遊技者が狙いを定めて遊技球を発射できるように、第1始動入賞口と、第2始動入賞口とが遊技盤上で離れた位置にあることが好ましい。この際に、たとえば、遊技球を弱めに発射する通常の打ち方で第1始動入賞口に入賞し易くなり、遊技球を強めに発射するいわゆる右打ちで第2始動入賞口に入賞し易くするようにしてもよいし、その逆としてもよい。
すなわち、一度有利状態となった後に大当たりが発生した際に、通常の状態とならずに有利状態が継続する可能性が高くなり、遊技者が当該遊技機での遊技機に興趣を持つ可能性が高い。
そして、第1抽選で大当たりとなるよりも第2抽選で大当たりとなった方が、大当たり状態における遊技球の獲得数が極めて大きくなる。
したがって、通常の状態では、主に第1抽選が行われることで、多くの遊技球を獲得することが困難な状態となるが、有利状態では、主に第2抽選が行われることと、変動入賞装置の単位時間当たりの開放期間が長く、かつ、入賞数が増え、さらに大当たり確率が高くなることから、多くの遊技球を獲得し易い状態となる。すなわち、有利状態は、たとえば、確率変動状態のような状態となる。
しかし、この例では、第1報知時間が第2報知時間より長く、かつ、変動入賞装置の単位時間当たりの開放期間が長くなるので、第1報知時間が計時されている間に、第2始動入賞口に遊技球が入賞し、かつ、これに基く第2抽選が実行されるとともに第2報知時間が計時され、第1報知時間より先に第2報知時間が終了して、小当たりもしくは大当たりが発生すれば、第1抽選の結果が大当たりであっても、これが無効とされる。
すなわち、一度有利状態となった際に、多くの遊技球を獲得することなく、有利状態が終了するのを防止することができ、一度も多くの遊技球を獲得することなく有利状態が終了することに対する遊技者の不満が発生するのを防止することで、遊技者が当該遊技機での遊技に興趣を持つ可能性が高い。
そして、確率変動状態が発生した場合には、第2抽選が主に行われるようになり、かつ、第1抽選が行われても、第2抽選で小当たりや大当たりを出すことで、第1抽選をはずれとして、第1抽選で当たることがないようにしている。
したがって、有利状態直後は、基本的に、第1抽選が行われる。この状態で、第2始動入賞口を狙って遊技球を発射すると、上述のように第1抽選の結果が無効とされるので、実質的に第1抽選が行われずに、第2抽選だけが行われた状態となる。
そこで、低確率状態が発生した場合には、保留されている第1入賞記憶数が0となるまで、遊技球の発射を停止することを指示する報知を行うことにより、第2始動入賞口に遊技球が入賞しないようにすることで、第1抽選が無効となるのを防止することにより、遊技者に有利な状態とすることができ、遊技者に当該遊技機に対する興趣を高めることができる。
また、小当たりにより、通常の状態における遊技球の獲得数が多くなるような事態を防止することができ、遊技者の得られる遊技球数が多くなりすぎるのを防止することができる。
なお、特別変動入賞装置を二つ設ける場合に、第1抽選用と第2抽選用とに分けてもよいし、大当たり用と小当たり用に分けてもよい。
遊技盤1の盤面の遊技領域2a内には、そのほぼ中央部の僅かに上側に可変表示装置(装飾図柄表示装置)3が設けられている。可変表示装置3は、例えば、液晶表示装置からなるもので、抽選手段として機能する後述の主制御装置231で行われる抽選の当たりおよびはずれの抽選結果を表示するものであるが、抽選結果の表示に際し変動表示ゲームを表示し、この変動表示ゲームの当たりおよびはずれによって上述の抽選結果を表示するようになっている。
すなわち、第1特図ゲームは、可変表示装置3の装飾図柄の第1変動表示ゲームとして表示されるとともに第1特図表示器4aの特別図柄の第1変動表示ゲームとして表示され、それぞれの第1変動表示ゲームは、後述の主制御装置231で行われる1つの第1抽選の結果をそれぞれ報知する同じ結果となるゲームである。
すなわち、第1特図ゲーム(第1抽選)および第2特図ゲーム(第2抽選)として主制御装置231で行われる当たりおよびはずれの抽選の結果を報知する変動表示ゲームが遊技者を楽しませるための装飾図柄のゲームと、結果を報知するだけの特図のゲームとに分けて表示されている。
なお、この例においては、第1特図ゲーム(第1抽選)および第2特図ゲーム(第2抽選)においては、大当たり、およびはずれに加えて小当たりを抽選するようになっている。そして、小当たりとなった場合に、前記大当たり状態よりも遊技者が獲得可能な遊技球が少ない小当たり状態を所定期間だけ発生させるようになっている。
また、第1始動入賞口51には、当該第1始動入賞口51への遊技球の入賞を検知する第1始動入賞球検知センサ52が備えられている。
また、第2始動入賞口55は、後述のように第2特図ゲームの大当たりおよびはずれを決定する抽選を行う第2抽選手段として機能する主制御装置231(CPU23a、等)に、遊技球が入賞することに基いて第2特図ゲームの大当たりおよびはずれを決める第2抽選開始の契機(第2変動表示ゲーム開始の契機)を付与するものである。
また、第2始動入賞口55には、当該第2始動入賞口55への遊技球の入賞を検知する第2始動入賞球検知センサ56が備えられている。
7bが行われるようになっている。そして、第1始動入賞球検知センサ52が変動表示ゲームとしての第1特図ゲーム中において第1始動入賞口51に入賞した遊技球を検知した場合に上限となる数値(たとえば4)の範囲内で第1特図保留数(第1入賞記憶数)に1加算され、この始動入賞に基いて第1特図ゲーム(装飾図柄および特別図柄の両方の第1特図ゲーム)が開始される場合に、第1特図保留数から1減算される。この第1特図保留数、すなわち、第1特図ゲームを開始する契機(始動権利)の数が第1特図保留数表示7aにおけるたとえばマークの数として表示される。
また、主制御装置231に駆動源を制御される特別変動入賞装置8は、変動表示ゲームが当たりとなったことに対応して開放した際に、所定時間の経過および所定個数の遊技球の入賞という二つの条件のうちのいずれかの条件が達成された段階で閉塞するとともに、再び開放し、上述の条件の成立に基いて閉塞することを所定回数(所定ラウンド数)繰り返すように制御される。なお、特別変動入賞装置8が開放してから閉塞するまでをラウンドと称する。すなわち、主制御装置231は、大当たり状態中に、特別変動入賞装置8を複数の遊技球の連続的な入賞が可能となる開放状態とした後に閉塞状態することを1ラウンドとして、前記ラウンドを所定回数繰り返すように特別変動入賞装置8を制御する。
また、所定回数のラウンドが行われることが大当たり状態の終了条件となる。
また、小当たり用大入賞口11bには、当該小当たり用大入賞口11bへの遊技球の入賞を検知する小当たり大入賞球検知センサ11cが設けられている。
なお、後述のようにこの例においては、第2特図ゲームで小当たりが極めて頻繁に発生するので、その度に小当たり用特別変動入賞装置11に数個以上の遊技球が入賞する状態となると,確変状態(小当たり状態は含む)における出玉(払い出される遊技球)が多くなってしまう可能性がある。
また、遊技盤1の前面には、遊技球の流下方向を規制するとともに流下方向を転換する遊技釘16(一部だけ図示)や風車(図示略)等の流下規制転換部材が設けられている。
パチンコ遊技機の制御系は、大きく分けて主制御部23と、副制御部24と、これら主制御部23および副制御部24に電力を供給する電源供給装置29とから構成されている。
主制御部23には、例えば、遊技機用のワンチップマイコン等で構成される主制御装置231が備えられ、主制御装置231には、プログラムを実行するCPU23a、プログラムやプログラムで使用するデータを記憶したROM23bや、プログラムに基いて発生したデータやROM23bから読み出した各種データ等を記憶するRAM23cや周波数発生回路部23d等が備えられている。
なお、ここで、払出制御装置25は実質的に賞球を払出すためのパチンコ遊技機における遊技の主要な制御を行うことから主制御部23に含まれるものとし、遊技の演出に係わる図柄制御装置26、ランプ制御装置27、音声制御装置28は副制御部24に含まれるものとなっている。
したがって、第1特図ゲームでは、小当たり確率は、大当たり確率より小さなものとされ、小当たりは、大当たりより生じにくいものとなっており、まれにしか小当たりが発生しないようになっている。
一方、第2特図ゲームでは、21回に1回小当たりとならずにはずれか大当たりとなるように小当たり確率が設定されており、ほとんどの場合に小当たりが発生するような確率となっている。上述のように1/315の確率で大当たりが発生し、300/315の確率で小当たりが発生するので、はずれの発生する確率は14/315となる。
すなわち、主制御装置231は、第1特図ゲームの変動表示時間としての第1報知時間と、第2特図ゲームの変動表示時間としての第2報知時間を決定する報知時間決定手段として機能する。
また、主制御装置231は、第1特図ゲームと、第2特図ゲームを並行して行うとともに、大当たり状態、または小当たり状態において、上述のように第1特図ゲームおよび第2特図ゲームを開始させない。そして、第1特図ゲームおよび第2特図ゲームのうちの一方の特図ゲームの大当たり、小当たりに基いて大当たり状態や小当たり状態となる際に、他方の特図ゲームを大当たり、小当たりおよびはずれに係り無く強制的にはずれとする。また、大当たり、あるいは小当たりの場合には、大当たり状態、あるいは小当たり状態を発生させる前に他方の特図ゲームをその報知時間に関わらず終了させる。
なお、一方の特図ゲームが小当たりで終了し、他方の特図ゲームが行われている場合には、はずれとされるが強制終了させられることはなく、一方の特図ゲームの小当たり状態発生後も報知時間が0となるまで他方の特図ゲームが行われるようにしても良い。なお、この場合に小当たり状態中は報知時間の計時が中断される。
まず、普図ゲームにおいては、以下のような制御が行われる。なお、以下のような普図ゲーム(変動抽選)の制御を上述のように電チューサポートという。
1、普図ゲームの開始から終了までの普図変動表示時間(普図を順次切り換えるように変動して表示している時間(普図報知時間))および普図確定表示時間(普図ゲームの結果としての停止された普図を確定した状態に表示している時間)からなるゲーム時間毎に1つずつ普図ゲームを処理することになるが、このゲーム時間(のうちのたとえば普図変動表示時間)を短くすることにより、単位時間当たりの普図ゲームの実行回数を通常の状態(確率変動状態でも時間短縮状態でも大当たり状態でもない状態)より増加させる。すなわち、ゲーム時間を短縮する状態である。
3、普図ゲームが当たりとなって、普通変動入賞装置を開放する際に開放時間を通常の状態より長くする(この際、1回の当たりに対する開放回数を多くしてもよい)。
但し、この例では、確率変動状態および時間短縮状態では、可変表示装置3の右側にあって頻繁に開放する普通変動入賞装置53を遊技者が狙って、遊技球を強めに発射することで、可変表示装置3の下方にある第1始動入賞口51に遊技球が入賞しづらい状態となり、第1始動入賞口51に入賞する遊技球数は、通常の状態に対して確率変動状態で実質的に減少することになる。また、この例では、図示されていない遊技釘等により右打ちすると、すなわち、遊技球を可変表示装置3の右側を流下するように強めに発射すると、第1始動入賞口51に遊技球が殆ど入賞しないようにしている。
また、確率変動状態は、上述のように第1特図ゲームおよび第2特図ゲームのいずれかで確変を伴なう当たりとなってその当たりに対応する大当たり状態が終了した際に開始され、第1特図ゲームもしくは第2特図ゲームで次の当たりが発生して大当たり状態が開始される際に終了する。
また、普図表示装置6における普図変動表示ゲームも主制御装置231で行われる抽選処理により当たりおよびはずれの結果が決定され、それに基いて表示が制御される。
また、ランプ制御装置27には、普図保留数表示ランプ10が接続され、これらはLEDの点灯、消灯の制御により、保留数を表示可能となっている。
また、第2始動入賞口55には、遊技球が入賞できない閉状態と、遊技球が入賞し易い開状態との間で開閉変動する普通変動入賞装置53が備えられ、前記有利状態制御手段は、有利状態(確率変動状態)における普通変動入賞装置53の単位時間当たりに開状態となる期間を通常の状態より増加可能とし、かつ、有利状態における第1抽選の結果および第2抽選の結果が大当たりとなる確率を通常の状態より高くすることで、有利状態を通常の状態より遊技者に有利な状態としている。
また、第2特図ゲームの小当たりの発生確率が極めて高くても100%ではないので、第1特図ゲームが終了するまでに、第2特図ゲームが複数回終了することが好ましく、上述のように第2特図ゲームの第2報知時間は、第1特図ゲームの第1報知時間の1/2〜1/10程度となることが好ましい。
すなわち、第1特図ゲームが大当たりとなる第1抽選の結果を報知するものであっても、小当たりとなる第1抽選の結果を報知するものであっても、はずれとなる第1抽選の結果を報知するものであっても、第1抽選の結果としてはずれが報知される。
したがって、確変となって、最初の第1特図ゲームで確変とならない(時短を含む)大当たりを発生させてしまい2ラウンドの遊技球を余り獲得できない大当たり状態終了後に時短状態もしくは普通の状態となってしまうのを確実に防止できる。
また、上述のことから、通常の状態では、普通変動入賞装置があまり開状態とならず、開状態となっても僅かな時間で閉状態となってしまうので、第2始動入賞口55に遊技球が入賞することが困難となり第1特図ゲームが主に行われる。したがって、通常の状態で第2特図ゲームが行われて頻繁の小当たり状態となり、第1特図ゲームが強制的にはずれで終了することはあまりない。そして、確変では、上述のように第2特図ゲームが主に行われる。
したがって、可変表示装置3においては、通常の状態で第1特図ゲームをメインの変動表示ゲームとして表示し、確変で第2特図ゲームをメインの変動表示ゲームとして表示することが好ましい。
すなわち、主制御装置231は、大当たり状態後に時短状態が発生する際に、たとえば、大当たり状態の終了を報知するための表示画面や大当たり状態終了後の時間短縮状態で変動表示ゲームが開始される画面で、たとえば、回転式操作ハンドル237から手を離すように指示する画面が表示される。
これにより、時短開始時に確変開始時と同様に第1特図ゲームが開始された場合に、この第1特図ゲームは、第2特図ゲームが行われないことにより、最後まで表示され、大当たり、小当たり、はずれのいずれかを発生することになり、第1特図ゲームの当たりを阻止しない用になっている。
なお、上述の表示は、たとえば、時短開始時(もしくはその直前)から、第1特図保留数が0となるまで行われるが、途中に表示の中断があってもよく、また、第1特図保留数が0となったところで、遊技球を発射するように指示するような表示があってもよい。
なお、以下の処理では、一方の特図ゲームで小当たりとなり小当たり状態が発生する際に、他方の特図ゲームを終了せずに継続する場合を例にしたが、上述のように一方の特図ゲームに基く小当たり状態発生の際に、他方の特図ゲームを終了するものとしてもよい。
図3および図4は、第1特図ゲームの強制はずれ処理を示すフローチャートである。
図3および図4に示すように、第1大当たり状態フラグがセットされているか否かを判定する(ステップS1)。第1大当たり状態フラグは大当たり状態開始時セットされ、大当たり状態終了にリセットされるフラグである。
第1大当たり状態フラグがセットされていない場合には、次に、第1小当たり状態フラグがセットされているか否かを判定する(ステップS2)。第1小当たりフラグは、第1特図ゲームで小当たりが発生して第1小当たり状態が発生する際にセットされ、第1小当たり状態が終了する際にリセットされるフラグである。そして、第1小当たりフラグがセットされている場合については後に説明する。
第1小当たりフラグがセットされていない場合には第1特図ゲームフラグがセットされているか否かを判定する(ステップS3)。
第1特図フラグがセットされていない場合に、第1特図保留数が1以上か否かが判定される(ステップS4)。第1特図保留数が0の場合にはこの処理を終了し、第1特図保留数が1以上の場合に、当該第1特図保留数に対応して周知のように取得された大当たり判定用乱数と当たり判定テーブルの大当たり値および小当たり値とを比較して大当たり判定を行い大当たりか小当たりかはずれかを判定する(ステップS5)。大当たりの場合に第1大当たりフラグをセットする(ステップS6)。第1大当たりフラグは、上述のように第1特図ゲームの開始条件が全てそろって第1特図ゲームが開始される際の大当たり判定で大当たりと判定された際にセットされ、大当たり状態終了時にリセットされる。
そして、判定結果が確変の場合にだけ第1確変成立フラグをセットする(ステップS9)。
次に、確変フラグがセットされているか否か、すなわち、現状が確変か否かを判定する(ステップS10)。なお、確変フラグは、確率変動状態開始時にセットされ、確率変動状態終了時(大当たり状態発生時)にリセットされる。
次に、時短フラグがセットされているか否かを判定する(ステップS14)。時短フラグがセットされている場合には、第1特図保留数が0となっているか否かを判定する(ステップS15)。そして、第1特図保留数が0となっている場合には、後述のように開始された可変表示装置3における遊技者に遊技球の発射を停止するように指示する処理を終了する(ステップS16)。なお、時短が開始されてから最初に第1特図保留数が0となった場合にだけ可変表示装置3で遊技球の発射を停止するように指示する表示が行われているので、時短が開始されてから最初に第1特図保留数が0となった場合にだけ、前記表示が終了させられる。
なお、ここでは、主制御装置231から図柄制御装置26に可変表示装置3における前記表示を中止させるコマンドを出力する処理が行われることになる。
また、前記表示の停止は、第1特図保留数が0となった直後ではなく、第1特図保留数が1から0となった際の第1特図ゲームが終了した際に停止するものとしてもよい。
そして、第1特図ゲームフラグをセットし(ステップS20)、この処理を終了する。 なお、第1特図表示器4aの表示制御は、別の処理として行われるが、第1特図フラグのセットにより開始される。また、可変表示装置3の制御は、第1特図フラグのセットに基いて図柄制御装置26に主制御装置231からコマンドが出力され、図柄制御装置26で可変表示装置3における第1特図ゲームの表示制御がなされる。
そして、第2小当たり報知フラグがセットされている場合には、第1大当たりフラグがセットされているかいないかに拘わらず大当たりフラグをリセットすることで現在実行されている第1特図ゲームを強制的にはずれとする(ステップS22)。
次に、第2小当たりフラグがセットされていない場合には、第2大当たり報知フラグがセットされているか否かを判定する(ステップS24)。第2大当たり報知フラグは、第2特図ゲームで大当たりが報知された際にセットされるフラグである。
第2大当たり報知フラグがセットされている場合には、第1大当たりフラグがセットされているか否かに拘わらず第1大当たりフラグをリセットすることで現在実行中の第1特図ゲームの結果を強制的はずれとする(ステップS25)。
次に、第2大当たり報知フラグをリセットする(ステップS26)。
また、第2特図ゲームの小当たりもしくは大当たりの発生で、第1報知時間を0として強制的に終了してもよいし、第1報知時間を0とせずに、第1報知時間がタイムアップするまで、第2特図ゲームを継続してもよい。なお、大当たり状態および小当たり状態中も特図ゲームを継続する場合には、大当たり状態中および小当たり状態中に第2報知時間の計時を中断し、第2特図ゲームを中断した状態とする。
そして、ステップS24で第2大当たり報知フラグがセットされていると判定された場合と、ステップS27で第1報知時間がタイムアップしたと判定された場合には、第1特図ゲームフラグをリセットして、第1特図ゲームを終了する(ステップS28)。
第1大当たりフラグも第1小当たりフラグもセットされていない場合には、この処理を終了する。
大当たり状態の終了条件が成立している場合には、第1大当たりフラグおよび第1大当たり状態フラグをリセットして、大当たり状態を終了させる(ステップS37)。
また、ステップS2で小当たり状態フラグがセットされていると判定された場合には、小当たり状態の終了条件が成立しているか否かを判定し(ステップS43)、成立していない場合には処理を終了する。また、終了条件が成立している場合には第1小当たりフラグ、第1小当たり状態フラグをリセットして小当たり状態を終了する(ステップS44)。
小当たり状態の終了条件は、たとえば、小当たり用特別変動入賞装置11が開状態となってからの所定時間の経過と、遊技球の9個の入賞であるが、所定時間がたとえば1秒以下等の短い時間に設定されるので、遊技球が9個入賞することは困難である。
但し、ここでは、第1特図ゲームでの大当たりでは、2ラウンドの大当たり状態が開始されるのに対して、第2特図ゲームでは15ラウンドの大当たり状態が開始される。
以上のように、第1特図ゲームでの処理と、第2特図ゲームでの処理とがほぼ同様の処理となっているので、図5,6のフローチャートの処理で、図3、4のフローチャートの処理と同様の処理には同じステップ番号を付して、その説明を簡略化する。なお、図3,4のフローチャートと、図5,6のフローチャートとでは、第1と第2が入れ替わることになる。
第2大当たり状態フラグがセットされていない場合に、第2小当たり状態フラグがセットされているか否かを判定する(ステップS2)。次に第2特図ゲームフラグがセットされているか否かを判定し(ステップS3)、セットされていない場合に第2特図保留数が1以上か否かが判定される(ステップS4)。1以上ならば第2抽選の大当たり判定を行い大当たりか小当たりかはずれかを判定する(ステップS5)。大当たりの場合に第2大当たりフラグをセットする(ステップS6)。
次いで、大当たり判定の結果が大当たりの場合に確変か否かを判定する(ステップS8)。判定結果が確変の場合にだけ第2確変成立フラグをセットする(ステップS9)。
次に、確変フラグがセットされているか否かを判定する(ステップS10)。
確変フラグがセットされ現状が確変の場合には、たとえば、数秒から5秒程度の短い変動表示時間となる基本変動パターンがセットされ(ステップS11)、確変でない場合には、従来と同様に変動表示時間の基本変動パターンが選択される(ステップS12)ようになっている。
次に、時短フラグがセットされているか否かを判定する(ステップS14)。
時短フラグがセットされている場合には、時短の終了条件が成立したか否かが判定される(ステップS17)。そして、時短の終了条件が成立している場合には、時短フラグをリセットするとともに時短状態を終了させる(ステップS18)。
そして、第2特図ゲームフラグをセットし(ステップS20)、この処理を終了する。
そして、ステップS3において、第2特図ゲームフラグがセットされていると判定された場合には、第1小当たり報知フラグがセットされているか否かを判定する(ステップS21)。第1小当たり報知フラグは、第1特図ゲームで、小当たりが報知される際にセットされるものである。
そして、第1小当たり報知フラグがセットされている場合には、第2大当たりフラグがセットされているかいないかに拘わらず大当たりフラグをリセットすることで現在実行されている第2特図ゲームを強制的にはずれとする(ステップS22)。
次に、第1小当たり報知フラグがセットされていない場合に、第1大当たり報知フラグがセットされているか否かを判定する(ステップS24)。
第1大当たり報知フラグがセットされている場合には、第2大当たりフラグがセットされているか否かに拘わらず第2大当たりフラグをリセットすることで現在実行中の第2特図ゲームの結果を強制的はずれとする(ステップS25)。
なお、強制的にはずれとした後は、第2特図ゲームが終了するまで第1特図ゲームでの小当たりもしくは大当たりの発生に基いて毎回大当たりをリセットするものとしても、2回目移行はリセットしないものとしてもよい。また、第1特図ゲームの小当たりもしくは大当たりの発生で、第2報知時間を0として強制的に終了してもよいし、第2報知時間を0とせずに、第2報知時間がタイムアップするまで、第2特図ゲームを継続してもよい。なお、大当たり状態および小当たり状態中も特図ゲームを継続する場合には、大当たり状態中および小当たり状態中に第2報知時間の計時を中断し、第2特図ゲームを中断した状態とする。
次に、第1大当たり報知フラグをリセットする(ステップS26)。
そして、ステップS24で第2大当たり報知フラグがセットされていると判定された場合と、ステップS27で第2報知時間がタイムアップしたと判定された場合には、第2特図ゲームフラグをリセットして、第2特図ゲームを終了する(ステップS28)。
第2大当たりフラグも第2小当たりフラグもセットされていない場合には、この処理を終了する。
そして、第2大当たり状態を開始し(ステップS33)、この処理を終了する。なお、第2抽選に基く第2大当たり状態では、上述の15ラウンドの大当たり状態を発生させる。
第2小当たりフラグがセットされている場合には、第2小当たり報知フラグと第2小当たり状態フラグをセットする(ステップS34)。そして、小当たり状態を開始し(ステップS35)、この処理を終了する。
大当たり状態の終了条件が成立している場合には、第2大当たりフラグおよび第2大当たり状態フラグをリセットして、大当たり状態を終了させる(ステップS37)。
また、確変中は、上述のように右打ちすることで、第1特図ゲームの開始を減らすとともに、第2特図ゲームでは、常時、頻繁に小当たりが発生することで、第1特図ゲームが開始されても全てはずれとされてしまうことになる。これにより、第1特図ゲームでは、2ラウンド大当たりが発生し、第2特図ゲームでは、15ラウンド大当たりだけが発生する場合に、確変中に第1特図ゲームが当たりとなることで、2ラウンド大当たり状態が発生することがなく、確変中は、15ラウンド大当たりだけが発生することになる。
これにより、確変となった際に、2ラウンド大当たりにより遊技者をがっかりさせることがなくなり、当該遊技機での遊技で遊技者を楽しませることができる。
そして、変形例における特徴的な制御は、上述の電チューサポートがある有利状態(所定回数の特図ゲームが実施されても終了しない時短ということもできる)と、電チューサポートが無い通常の状態とで、第1特図ゲームおよび第2特図ゲームが並行して行われる。そして、電チューサポートがある有利状態は、大当たり状態終了時に発生し、次の大当たり状態まで継続し、次の大当たり状態開始時に終了する。
また、有利状態の発生確率は、第1特図ゲームと第2特図ゲームとで異なり、第1特図ゲームでは、10%の確率で大当たり状態終了時に有利状態となり、90%の確率で大当状態終了時に通常の状態となる。一方、第2特図ゲームでは、90%の確率で大当状態終了時に有利状態となり、10%の確率で大当終了時に通常の状態となる。
このような条件で、前記例と同様の遊技制御を行うと、有利状態となって、短い変動表示時間の第2特図ゲームをほぼ絶え間なく行うことが可能な状態となり、第1特図ゲームは、その変動表示時間が長くされることから、第1特図ゲームが行われている間に、第1特図ゲームで小当たりが報知される可能性が極めて高く、有利状態中に、第1特図ゲームが大当たりとなることがなくなり、第2特図ゲームだけが実行されるので、一度、有利状態となると、高い確率で有利状態が継続することになり、電チューサポートにより、遊技球の消費を抑えた状態で、次の大当たりの発生待つ状態が連続することで、持球をあまり減らさずに大当たり発生毎に持球を増加させる状態が、長い期間に渡って継続する可能性が高まることになる。
変形例においても、第1特図ゲームを第2特図ゲームの小当たりの発生に基いて強制的にはずとすることで、第2始動入賞口55の電チューサポートにより第2特図ゲームが発生し易く、かつ、それに基いて小当たりが頻繁に発生する有利状態となった際に、遊技者に有利な状態を継続可能とする確率が高められることになる。
3 可変表示装置(第1報知手段、第2報知手段)
4a 第1特図表示器(第1報知手段)
4b 第2特図表示器(第2報知手段)
8 特別変動入賞装置(一方の特別変動入賞装置)
9 普図通過口(遊技球検知部)
11 小当たり用特別変動入賞装置(他方の特別変動入賞装置)
51 第1始動入賞口
53 普通変動入賞装置(変動入賞装置)
55 第2始動入賞口
91 通過球検知センサ(遊技球検知部)
231 主制御装置(第1抽選手段、第2抽選手段、第1報知手段、第2報知手段、当たり状態制御手段、有利状態制御手段、報知時間決定手段、報知制御手段)
Claims (2)
- 遊技球が発射される遊技盤と、
前記遊技盤上に設けられた第1始動入賞口および第2始動入賞口と、
前記第1始動入賞口に遊技球が入賞したことに基いて大当たりおよびはずれを決める第1抽選を実行する第1抽選手段と、
前記第2始動入賞口に遊技球が入賞したことに基いて第2抽選を実行する第2抽選手段と、
前記第1抽選手段による前記第1抽選の実行に基いて開始される第1報知時間の報知が終了する際に当該第1抽選の結果を報知する第1報知手段と、
前記第2抽選手段による前記第2抽選の実行に基いて開始される第2報知時間の報知が終了する際に当該第2抽選の結果を報知する第2報知手段と、
前記抽選の結果が大当たりとなる場合に、通常の状態より遊技者に多くの入賞を獲得可能とする所定期間の当たり状態を発生させる当たり状態制御手段と、
前記当たり状態となる場合に、当該当たり状態の終了後に前記通常の状態とするか、当該通常の状態に比較して遊技者に有利な有利状態とするかが決定されるとともに、当該決定に基いて当該当たり状態終了時に前記通常の状態もしくは前記有利状態を発生させる有利状態制御手段と、
前記第1報知時間および前記第2報知時間を決定する報知時間決定手段と、
を備えた遊技機において、
前記有利状態制御手段は、
前記抽選の結果に基いて前記第1抽選および前記第2抽選の抽選確率を前記通常の状態とは異なる前記有利状態としての確率変動にして遊技者に有利な抽選状態とするように変更可能にし、
前記報知時間決定手段は、
前記有利状態における前記第2報知時間を前記第1報知時間より短くし、
前記第2始動入賞口には、前記遊技盤上に設けられた遊技球検知部の検知に基いて遊技球が入賞できない閉状態と、遊技球が入賞し易い開状態との間で開閉動作する契機を付与させるようにする変動入賞装置が設けられ、
前記第2抽選手段は、
前記第2始動入賞口に遊技球が入賞したことに基く前記第2抽選の結果に小当たりおよび所定の大当たりを有し、かつ、前記第2抽選の結果が小当たりとなる確率を、はすれとなる抽選確率以上の高い確率で小当たりを発生可能とするようにし、
前記第2抽選の結果が小当たりとなる場合に、前記当たり状態制御手段が小当たり状態を発生させ、前記通常の状態とするか前記有利状態とするかの決定が行われずに、前記小当たり状態発生前の前記通常の状態もしくは前記有利状態を当該小当たり状態終了後も変更することなく維持可能とし、
一方の特別変動入賞装置と、他方の特別変動入賞装置を前記遊技盤上に備え、
前記他方の特別変動入賞装置は、前記小当たりの結果となることに基いて前記小当たり状態として開閉変動させて遊技球を入賞可能とするが、前記一方の特別変動入賞装置の作動に係る当たり状態の場合よりも遊技者に少ない入賞の獲得を可能とさせる前記小当たり状態を所定期間だけ発生可能とさせ、
前記第2抽選の結果が所定の大当たりとなる場合、前記第1抽選の結果が大当たりとなる場合よりも前記当たり状態終了後に前記有利状態となり易くなる決定とするようにさせることを特徴とする遊技機。 - 前記当たり状態制御手段は、前記抽選の結果に基いて決定される予め定められた第1の大当たり、または前記第1の大当たりよりも入賞の獲得を望めない第2の大当たりに基く所定の大当たりに応じた当たり状態にすることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013223960A JP5890373B2 (ja) | 2013-10-29 | 2013-10-29 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013223960A JP5890373B2 (ja) | 2013-10-29 | 2013-10-29 | 遊技機 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008014854A Division JP5403917B2 (ja) | 2008-01-25 | 2008-01-25 | 遊技機、プログラムおよび記憶媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014133090A true JP2014133090A (ja) | 2014-07-24 |
JP5890373B2 JP5890373B2 (ja) | 2016-03-22 |
Family
ID=51411853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013223960A Expired - Fee Related JP5890373B2 (ja) | 2013-10-29 | 2013-10-29 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5890373B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016137169A (ja) * | 2015-01-29 | 2016-08-04 | 株式会社ソフイア | 遊技機 |
JP2017143916A (ja) * | 2016-02-15 | 2017-08-24 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005160778A (ja) * | 2003-12-03 | 2005-06-23 | Sankyo Kk | 遊技機 |
JP2006141507A (ja) * | 2004-11-17 | 2006-06-08 | Jb:Kk | 弾球遊技機 |
JP2006262999A (ja) * | 2005-03-22 | 2006-10-05 | Aruze Corp | 遊技機 |
JP2007075165A (ja) * | 2005-09-09 | 2007-03-29 | Sankyo Kk | 遊技機 |
JP2007135700A (ja) * | 2005-11-15 | 2007-06-07 | Newgin Corp | 遊技機 |
JP2007181477A (ja) * | 2005-12-29 | 2007-07-19 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
JP2007215941A (ja) * | 2006-02-20 | 2007-08-30 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
JP2007260204A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Samii Kk | 弾球遊技機 |
JP2007325784A (ja) * | 2006-06-08 | 2007-12-20 | Sankyo Kk | 遊技機 |
-
2013
- 2013-10-29 JP JP2013223960A patent/JP5890373B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005160778A (ja) * | 2003-12-03 | 2005-06-23 | Sankyo Kk | 遊技機 |
JP2006141507A (ja) * | 2004-11-17 | 2006-06-08 | Jb:Kk | 弾球遊技機 |
JP2006262999A (ja) * | 2005-03-22 | 2006-10-05 | Aruze Corp | 遊技機 |
JP2007075165A (ja) * | 2005-09-09 | 2007-03-29 | Sankyo Kk | 遊技機 |
JP2007135700A (ja) * | 2005-11-15 | 2007-06-07 | Newgin Corp | 遊技機 |
JP2007181477A (ja) * | 2005-12-29 | 2007-07-19 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
JP2007215941A (ja) * | 2006-02-20 | 2007-08-30 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
JP2007260204A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Samii Kk | 弾球遊技機 |
JP2007325784A (ja) * | 2006-06-08 | 2007-12-20 | Sankyo Kk | 遊技機 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016137169A (ja) * | 2015-01-29 | 2016-08-04 | 株式会社ソフイア | 遊技機 |
JP2017143916A (ja) * | 2016-02-15 | 2017-08-24 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5890373B2 (ja) | 2016-03-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5403917B2 (ja) | 遊技機、プログラムおよび記憶媒体 | |
JP5121485B2 (ja) | 遊技機、プログラムおよび記憶媒体 | |
JP5356720B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5153461B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2009039239A (ja) | 遊技機、プログラムおよび記憶媒体 | |
JP5828640B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2009039147A (ja) | 遊技機、プログラムおよび記憶媒体 | |
JP2009000432A (ja) | 遊技機、プログラムおよび記憶媒体 | |
JP2009247768A (ja) | 遊技機、プログラムおよび記録媒体 | |
JP5264205B2 (ja) | 遊技機、プログラムおよび記録媒体 | |
JP2014018550A (ja) | 遊技機 | |
JP2008284016A (ja) | 遊技機、プログラムおよび記憶媒体 | |
JP2009078051A (ja) | 遊技機、プログラムおよび記憶媒体 | |
JP2010051366A (ja) | 遊技機 | |
JP5890373B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2009028412A (ja) | 遊技機、プログラムおよび記憶媒体 | |
JP2009207676A (ja) | 遊技機、プログラムおよび記録媒体 | |
JP2008302003A (ja) | 遊技機、プログラムおよび記憶媒体 | |
JP2010069176A (ja) | 遊技台 | |
JP2007252758A (ja) | 遊技機 | |
JP2009000437A (ja) | 遊技機、プログラムおよび記憶媒体 | |
JP2009050382A (ja) | 遊技機、プログラムおよび記憶媒体 | |
JP5709596B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4859244B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5581506B2 (ja) | 遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20141127 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141128 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150122 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20150901 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151201 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20151208 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160216 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160218 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5890373 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |