JP5828640B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
デジパチと称されるパチンコ遊技機においては、遊技球が打ち込まれて流下する遊技盤面に形成された遊技領域に始動入賞口が設けられ、当該始動入賞口に遊技球が入賞することに基いて、内部の主基板側の制御装置において、大当たり、はずれ(小当たりを含む場合がある)の抽選が行われ、抽選で大当たりになると遊技領域に設けられたアタッカが開放して、アタッカに遊技球が入賞可能になる大当たり状態になる。
また、所定の変動表示ゲームの開始条件(乱数判定条件)が成立すると、制御装置における複数種の大当たり、はずれの乱数を用いた抽選結果の判定が行われるとともに、特別図柄(特図)表示器および演出表示装置(可変表示装置)で複数種の大当たりのいずれかもしくははずれになる同じ抽選結果を報知するための変動表示ゲームが同時進行的に行われ、変動表示ゲームが終了する直前に各種大当たりもしくははずれを識別情報としての1つの特別図柄(特図)もしくは複数の装飾図柄の組み合わせで表示する。
また、パチンコ遊技機には、乱数の保留数を表示する保留数表示器が設けられるが、現在一般的に保留数表示専用の表示器に加え、例えば、液晶表示装置からなる演出表示装置の画面内の周縁部に保留数を表示するようになっている。
そこで、保留された乱数に対応する変動表示ゲームの開始前に前記保留数の表示を用いて、大当たり予告(予兆演出)を行う遊技機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この大当たり予告は、たとえば、保留された乱数に大当たりがあるか否かを判定し、大当たりがある場合に、大当たりになる乱数に対応する前記マークを大当たりを予告する通常とは異なるデザインの予告マーク(例えば、キャラクター表示)に変更して表示することにより行われる。
したがって、該当する変動表示ゲームの開始前の大当たり予告は、例えば、主基板側で上述のように乱数を取得した際に、例えば、乱数が大当たりかはずれかを事前判定し、この事前判定の結果をサブ基板側に送信することによって、行われる。
なお、変動表示ゲームの大当たりの決定や、遊技球の払い出しや、アタッカの開放等を制御する主基板側の制御装置が外部から不正にコントロールされるのを防止するために、主基板の制御装置と、サブ基板の制御装置とにおけるデータ通信は、主基板側の制御装置からサブ基板の制御装置への一方通行になっている。
この場合に、先に他方の始動入賞口に対応する乱数が記憶されていても、一方の始動入賞口に遊技球が入賞して一方の始動入賞口に対応する乱数が記憶されると、他方の始動入手口に対応して記憶された乱数に対応する変動表示ゲームより先に、後から記憶された一方の始動入賞口に対応する乱数に対応する変動表示ゲームが開始される。
この際に、高確率テーブルを用いた事前判定で大当たりになって、信頼度の高い事前予告演出が行われたのにもかかわらず、上述の大当たりにより通常の低確率状態になり、変動表示ゲーム開始時の抽選ではずれになる場合がある。この場合に、高信頼度の事前予告演出があったのにもかかわらず、変動表示ゲームがはずれになることから、例えば、変動表示ゲームがリーチにならなかったり、リーチになっても信頼度の低いリーチだったり、変動表示ゲーム中の各種演出が大当たりになる信頼度の低い演出だったりした後に、変動表示ゲームではずれが報知されると、遊技者に、潜伏確変における高確率状態が終了した可能性が高いと判断できてしまう虞がある。
前記特許文献1のパチンコ遊技機では、2つの始動入賞口のそれぞれの遊技球の入賞に対応して、別々に4つを上限に保留される乱数のうちの一方の始動入賞口に対応する乱数を優先して変動表示ゲームの抽選を行う構成になっている。すなわち、上述の2つの始動入賞口を有するパチンコ遊技機と同様に、一方の始動入賞口に対応して保留された乱数が0にならないと、他方の始動入賞口に対応して保留された乱数に基く変動表示ゲーム(当たりの抽選判定)が行われない。
これにより、乱数の記憶順と異なる順番で乱数に対応する変動表示ゲームが行われても、実際に他方の始動入賞口に遊技球が入賞したことに基いて取得された乱数に対応する変動表示ゲームが開始される前に正しい事前判定の結果を得ることができる。
抽選で当たりおよびはずれが決定されるゲームの所定の乱数取得条件が成立する度に、前記乱数生成手段で生成された前記乱数を取得する乱数取得手段と、
前記乱数取得手段で取得される前記乱数を所定の上限数の範囲内で記憶するとともに、所定の乱数消去条件が成立する度に記憶順に対応して前記乱数を消去する乱数記憶手段と、
前記乱数記憶手段に記憶された前記乱数と比較されることにより当たりか否かを判定するための前記所定範囲内の数値である当たり判定値が登録された当たり判定テーブルとして、前記乱数が当たりと判定される確率が低い低確率判定テーブルと、前記低確率判定テーブルの場合よりも前記乱数が当たりと判定される確率が高い高確率判定テーブルとを記憶しているテーブル記憶手段と、
前記テーブル記憶手段に記憶された前記低確率判定テーブルおよび前記高確率判定テーブルのうちのいずれか一方の前記当たり判定テーブルを用い、前記ゲームの所定の乱数判定条件が成立する度に、前記乱数記憶手段に記憶された前記乱数が、前記当たり判定テーブルの前記当たり判定値に一致するか否かで前記ゲームの当たりおよびはずれを抽選する当たり抽選手段と、
前記当たり抽選手段で用いられる前記当たり判定テーブルを前記低確率判定テーブルとするか、前記高確率判定テーブルとするかを制御する確率変動制御手段と、
前記当たり抽選手段で当たりと判定された場合に、所定の当たり状態を発生させる当たり状態制御手段と、
前記当たり抽選手段により前記ゲームの当たりおよびはずれが抽選される前の前記乱数記憶手段に記憶された前記乱数が当たりか否かを前記テーブル記憶手段に記憶された前記当たり判定テーブルを用いて事前判定する事前判定手段と、
前記事前判定手段による前記事前判定の結果の情報および前記当たり抽選手段による前記抽選の結果の情報を送信する情報送信手段とを有する主制御手段を備え、
前記情報送信手段から送信される情報を受信する情報受信手段と、
前記情報受信手段によって受信された前記事前判定の結果の情報に基いて前記ゲームの当たりまたははずれを事前予告するための事前予告演出の制御を行う予告演出制御手段と、
前記情報受信手段によって受信された前記抽選の結果の情報に基いて前記ゲームの当たりまたはずれを報知する報知演出の制御を行う報知演出制御手段とを有する副制御手段を備えた遊技機において、
前記事前判定手段は、前記乱数記憶手段に記憶された前記乱数が前記テーブル記憶手段に記憶された前記低確率判定テーブルおよび前記高確率判定テーブルの当たり判定値と一致して当たりになるか否かの前記事前判定を行い、
前記事前判定の結果として、前記乱数記憶手段に記憶された前記乱数が、前記低確率判定テーブルの当たり判定値と一致することにより前記事前判定で当たりになる低確率当たり結果と、前記高確率判定テーブルの当たり判定値と一致することにより前記事前判定で当たりになる高確率当たり結果と、前記低確率判定テーブルおよび前記高確率判定テーブルの当たり判定値のいずれとも一致しないことにより、はずれになるはずれ結果のいずれかの結果の情報を出力し、
前記情報送信手段は、前記事前判定手段により出力された前記事前判定の結果の情報として上述の低確率当たり結果を示す情報、高確率当たり結果を示す情報、はずれ結果を示す情報のいずれかを送信し、
前記予告演出制御手段は、前記事前判定の結果が前記高確率当たり結果となる前記ゲームの前記当たり抽選手段による前記抽選で前記当たり判定テーブルとして前記低確率判定テーブルと前記高確率判定テーブルとのいずれが用いられるかを判定する判定手段を備え、前記判定手段の判定の結果に基いて前記事前予告演出の制御を行い、
かつ、前記事前予告演出には、前記事前予告が変わる演出が含まれるとともに、前記判定手段による前記判定の結果が変わった場合に、当該判定の結果に基く前記事前予告演出を変更する制御を行うことを特徴とする。
また、本発明の前記構成において、前記乱数には、前記確率変動制御手段による前記当たり判定テーブルの制御に用いられる当たり判定テーブル制御用の乱数が含まれ、
前記情報送信手段は、前記当たり判定テーブル制御用の乱数に対応する情報を送信し、
前記判定手段は、前記当たり判定テーブル制御用の乱数に対応する前記情報に基いて前記判定を行うことが好ましい。
主制御手段は、取得して記憶された乱数に対する事前判定の結果として、乱数が低確率判定テーブルの当たり判定値と一致して当たりになると判定された場合に、低確率当たり結果を示す情報を副制御手段(サブ基板側制御装置)に送信し、高確率判定テーブルの当たり判定値と乱数とが一致して当たりになると判定された場合に、高確率当たり結果を示す情報を副制御手段に送信する。
なお、低確率判定テーブルを用いた事前判定と、高確率判定テーブルを用いた事前判定との両方で当たりだった場合には、低確率当たり結果を示す情報と、高確率当たり結果を示す情報との両方を出力するものとしてもよい。
ここで、低確率判定テーブルを用いた事前判定と、高確率判定テーブルを用いた事前判定との両方で当たりになる場合があるか否かは、低確率判定テーブルに登録された当たり判定値と、高確率判定テーブルに登録された当たり判定値とに、同じ値があるか否かによって決まる。
また、低確率判定テーブルに複数の当たり判定値が登録され、その一部が高確率判定テーブルの当たり判定値と一致し、残りの一部が高確率判定テーブルの当たり判定値と一致しない場合には、低確率判定テーブルを用いた事前判定だけで当たりになる場合と、高確率判定テーブルを用いた事前判定だけで当たりになる場合と、低下確率判定テーブルを用いた事前判定および高確率判定テーブルを用いた事前判との両方で当たりになる場合と、低下確率判定テーブルを用いた事前判定および高確率判定テーブルを用いた事前判との両方ではずれになる場合とが存在することになる。この場合には、上述のように低確率当たり結果と、高確率当たり結果との両方を出力可能としてもよいし、低確率判定テーブルを用いた事前判定と高確率判定テーブルを用いた事前判定との両方で当たりになる事前判定結果を出力するものとしてもよい。
したがって、低確率判定テーブルを用いた事前判定で当たりになる場合には、高確率判定テーブルを用いた事前判定でも必ず当たりになり、低確率判定テーブルを用いた事前判定で当たりになって、高確率判定テーブルを用いた事前判定ではずれになる場合が存在しない。
また、低確率状態で低確率当たり結果が受信されれば、事前判定結果は当たりになる。また、高確率状態で高確率当たり結果が受信されれば、事前判定結果は当たりになる。また、低確率状態で低確率当たり結果が受信されていなければ、はずれ結果が受信されていなくても、事前判定の結果がはずれになる。また、高確率状態で高確率当たり結果が受信されていなければ、はずれ結果が受信されていなくても事前判定の結果がはずれになる。
ただし、事前判定をやり直した結果に基づいて、再び事前予告演出を行うか否かの抽選を行う場合には、事前予告演出を行わない乱数についても、事前判定をやり直すものとしてもよい。
図1に示すように、この実施の形態のパチンコ遊技機は、所謂デジパチと呼ばれる種類のパチンコ遊技機としての基本的な構成を有するものである。
遊技盤1の盤面上の遊技領域2内には、その略中央部に可変表示装置(表示装置)3が設けられている。可変表示装置3は、例えば、液晶表示装置からなるもので、当たり抽選手段として機能する後述の主制御装置14で行われる抽選の各種大当たりおよびはずれの抽選結果を表示するものであり、抽選結果の表示に際し装飾図柄の変動表示ゲームを表示し、この変動表示ゲームの大当たりおよびはずれによって上述の抽選結果を報知するようになっている。
また、第1始動入賞口52の直ぐ下には第2始動入賞口54を備えた所謂電チューと呼ばれる普通変動入賞装置5が設けられている。
この普通変動入賞装置5は、開閉動作自在な1対の可動片51,51を備え、第2始動入賞口54に遊技球が入賞できないように可動片51,51が閉じた状態(閉状態)と、遊技球が入賞し易くなるように可動片51,51が開いた状態(開状態)との間で変動するようになっている。
また、特別変動入賞装置6は、いわゆる突確、突時、潜確等の当たりに対応する大当たり状態では、2ラウンドだけの動作を行うものとなっており、これらを2ラウンド当たりと称する。大当たり状態における特別変動入賞装置6の制御は、当たり状態制御手段としての主制御装置14が行う。
また、主制御装置14には、上述の普通変動入賞装置5の可動片51,51を駆動する普通変動ソレノイド55が接続されるとともに、特別変動入賞装置6の可動扉62を駆動する特別変動ソレノイド64が接続される。
また、低確率判定テーブルを用いるか、高確率判定テーブルを用いるかは、上述のように制御される確率状態が高確率状態か低確率状態かにより、確率変動制御手段としての主制御装置14で決定される。
なお、この実施形態において、低確率判定テーブルにおける当たり判定値と同じ当たり判定値が高確率判定テーブルの当たり判定値として含まれており、低確率判定テーブルの当たり判定値との比較で大当たりになる当たり判定乱数は、高確率判定テーブルの当たり判定値との比較でも大当たりになる。
したがって、大当たりの場合に図柄乱数によって、通常大当たりなのか確変大当たりなのかが決定される。
しかし、この実施形態においては、事前判定される乱数に対応する変動表示ゲームが開始される際に、高確率状態になるか低確率状態になるかの判定を副制御手段としての図柄制御装置23側で判定するものになっており、主制御手段としての主制御装置14では、事前判定時に、変動表示ゲーム開始時が低確率状態か高確率状態かを判定しない。その代わりに、事前判定に低確率判定テーブルと高確率判定テーブルの両方を用いる。但し、上述のように低確率判定テーブルの当たり判定値との比較で大当たりになる当たり判定乱数は、高確率判テーブルの当たり判定値との比較でも大当たりになるので、低確率判定テーブルとの比較で大当たりになった場合には、高確率判定テーブルとの比較を省略する。
事前判定処理では、まず、第1始動入賞球検知センサ53aまたは第2始動入賞球検知センサ53からの第1始動入賞信号または第2始動入賞始動入賞信号の入力が合ったか否かが判定され(ステップS1)、これら始動入賞信号のいずれも入力していない場合に処理を終了する。すなわち、事前判定処理は、リアルタイム処理で短期間ごとにメイン処理が繰り返し行われる際に行われ、第1始動入賞球検知センサ53aまたは第2始動入賞球検知センサ53からの第1始動入賞信号または第2始動入賞信号を監視し、これら始動入賞信号の入力があった場合に開始される。
次に、送信した第1事前判定コマンドがコマンドAまたはコマンドBかを判定する(ステップS11)。すなわち、低確率状態または高確率状態で大当たりになることを示す第1事前判定コマンドを送信したか否かを判定する。
また、送信した第1事前判定コマンドがコマンドC、すなわち、低確率状態でも高確率状態でもはずれの場合には、はずれ図柄を示す第2事前判定コマンドをセットする(ステップS13)。なお、第1事前判定コマンドもしくは別のコマンドに、事前判定が第1始動入賞信号の入力に基く第1特図ゲーム用の乱数に対する情報か、第2始動入賞信号に基く第2特図ゲーム用の乱数に対する情報かを出力する必要がある。
次に、セットされた第2事前判定コマンドを図柄制御装置23に送信する(ステップS14)。
そして、事前判定された変動パターンを示す第3事前判定コマンドをセットする(ステップS15)。
この事前判定に係るコマンドが受信された図柄制御装置23においては、予告演出制御手段として、これらのコマンドを用いて予告演出制御処理を行う。
図柄制御装置23では、始動入賞信号の入力のタイミングで行われる処理により主制御装置14から受信した上述の第1事前判定コマンドを用いて、前記当たり判定乱数に対応して保留されている特図ゲームが大当たりになるか否かを事前判定する。
図柄制御装置23は、第1事前判定コマンドとして、コマンドCが入力した場合に、低確率状態でも高確率状態でもはずれになることから対応する特図ゲーム(変動表示ゲーム)の事前判定結果をはずれとする。
ここで、第1特図ゲームに対して第2特図ゲームが優先されて処理されるので、保留されている第2特図ゲームより、第1特図ゲームが先に行われることがない。
保留されている事前判定で大当たりになる第2特図ゲームがない場合には、現状の確率状態が高確率状態か低確率状態かを判定する。
また、保留されている第2特図ゲームおよび第1特図ゲームに事前判定で大当たりになるものがある場合に、まず、第1特図ゲームに大当たりになるものがあるか否かを判定する。
また、第1特図ゲームに大当たりになるものがない場合には、第2特図ゲームに大当たりになるものがあるので、この第2特図ゲーム(複数ある場合には記憶順の遅い方の第2特図ゲーム)の停止図柄を上述のように判定し、高確率状態か低確率状態か判定する。
ここでは、大当たりかはずれかの事前判定結果に基づいて、事前予告演出を行うか否かの抽選について説明する。この場合に、複数種類の事前予告演出には、それぞれ事前予告演出後に事前予告された特図ゲームが大当たりになる信頼度が設定されている。
これは、事前判定が大当たりの場合の事前予告演出を行うか否かの抽選確率と、はずれの場合の事前予測演出を行うか否かの抽選確率により設定される。
なお、事前予告演出用のマークは、たとえば、上述の事前予告演出の種類ごとに異なるものとする。
従来、後から開始することが決まった第2特図ゲームにより確率状態が変更されることによって、先に保留された第1特図ゲームの結果が大当たりからはずれ、はずれから大当たりに変わっても、主制御装置14側で第1特図ゲームの事前判定をやり直して、図柄制御装置23に事前判定のやり直し結果の情報を送信しないと、図柄制御装置23では、第1特図ゲームの事前判定結果が変わったことを認識することができなかった。
したがって、例えば、第1特図ゲーム開始時の確率状態が高確率状態から低確率状態になることによって、上述の第1事前判定コマンドとしてコマンドBの入力に対応する第1特図ゲームの事前判定を大当たりからはずれに変更することができる。
また、この実施の形態では、第1事前判定コマンドとしてコマンドBが入力している第1特図ゲームだけが、第2特図ゲームの大当たりによる確率状態の変更時に事前判定の結果が変わることになる。したがって、保留されている第1特図ゲームにコマンドBに対応するものがなければ、事前判定をやり直す必要がなく、事前判定のやり直し行わないものとしてもよい。
すなわち、コマンドBに対応する第1特図ゲームで事前予告演出を行っているものがなければ、事前判定のやり直しの処理をしなくてもよい。
また、事前判定のやり直しで事前判定結果がはずれから大当たりになった場合で、かつ、信頼度の低い事前予告演出のマークが表示されている場合に、事前予告演出のマークを信頼度の高い事前予告演出のマークに変更するものとしてもよい。
以上のような場合には、事前判定のやり直しがない場合にも、事前予告演出のマークが、信頼度の高いものから信頼度の低いものに降格する演出や、事前予告演出のマークが信頼度の低いものから信頼度の高いものに昇格する演出や、事前予告演出のマークが通常の保留数の表示のマークになってしまう演出や、通常の保留数の表示マークが途中で事前予告演出のマークになってしまう演出を行うものとしてもよい。すなわち、事前予告演出に、マークが降格したり、昇格したりする演出を含むものとしてもよい。
また、事前予告演出は、保留数を示すマークを用いたものや、連続予告演出に限られるものではなく、対象になる変動表示ゲームが開始される前に事前に予告演出が行われるものであればどのようなものであってもよい。これら事前予告演出において、上述の事前判定結果のやり直しにより事前判定結果が変更になった場合に、事前予告演出の信頼度を変更したり、事前予告演出を中断したり、事前予告演出を新たに開始したりするものとしてもよい。
23 図柄制御装置(副制御手段、情報受信手段、予告演出制御手段、報知演出制御手段)
Claims (2)
- 所定範囲内の数値である乱数を生成する乱数生成手段と、
抽選で当たりおよびはずれが決定されるゲームの所定の乱数取得条件が成立する度に、前記乱数生成手段で生成された前記乱数を取得する乱数取得手段と、
前記乱数取得手段で取得される前記乱数を所定の上限数の範囲内で記憶するとともに、所定の乱数消去条件が成立する度に記憶順に対応して前記乱数を消去する乱数記憶手段と、
前記乱数記憶手段に記憶された前記乱数と比較されることにより当たりか否かを判定するための前記所定範囲内の数値である当たり判定値が登録された当たり判定テーブルとして、前記乱数が当たりと判定される確率が低い低確率判定テーブルと、前記低確率判定テーブルの場合よりも前記乱数が当たりと判定される確率が高い高確率判定テーブルとを記憶しているテーブル記憶手段と、
前記テーブル記憶手段に記憶された前記低確率判定テーブルおよび前記高確率判定テーブルのうちのいずれか一方の前記当たり判定テーブルを用い、前記ゲームの所定の乱数判定条件が成立する度に、前記乱数記憶手段に記憶された前記乱数が、前記当たり判定テーブルの前記当たり判定値に一致するか否かで前記ゲームの当たりおよびはずれを抽選する当たり抽選手段と、
前記当たり抽選手段で用いられる前記当たり判定テーブルを前記低確率判定テーブルとするか、前記高確率判定テーブルとするかを制御する確率変動制御手段と、
前記当たり抽選手段で当たりと判定された場合に、所定の当たり状態を発生させる当たり状態制御手段と、
前記当たり抽選手段により前記ゲームの当たりおよびはずれが抽選される前の前記乱数記憶手段に記憶された前記乱数が当たりか否かを前記テーブル記憶手段に記憶された前記当たり判定テーブルを用いて事前判定する事前判定手段と、
前記事前判定手段による前記事前判定の結果の情報および前記当たり抽選手段による前記抽選の結果の情報を送信する情報送信手段とを有する主制御手段を備え、
前記情報送信手段から送信される情報を受信する情報受信手段と、
前記情報受信手段によって受信された前記事前判定の結果の情報に基いて前記ゲームの当たりまたははずれを事前予告するための事前予告演出の制御を行う予告演出制御手段と、
前記情報受信手段によって受信された前記抽選の結果の情報に基いて前記ゲームの当たりまたはずれを報知する報知演出の制御を行う報知演出制御手段とを有する副制御手段を備えた遊技機において、
前記事前判定手段は、前記乱数記憶手段に記憶された前記乱数が前記テーブル記憶手段に記憶された前記低確率判定テーブルおよび前記高確率判定テーブルの当たり判定値と一致して当たりになるか否かの前記事前判定を行い、
前記事前判定の結果として、前記乱数記憶手段に記憶された前記乱数が、前記低確率判定テーブルの当たり判定値と一致することにより前記事前判定で当たりになる低確率当たり結果と、前記高確率判定テーブルの当たり判定値と一致することにより前記事前判定で当たりになる高確率当たり結果と、前記低確率判定テーブルおよび前記高確率判定テーブルの当たり判定値のいずれとも一致しないことにより、はずれになるはずれ結果のいずれかの結果の情報を出力し、
前記情報送信手段は、前記事前判定手段により出力された前記事前判定の結果の情報として上述の低確率当たり結果を示す情報、高確率当たり結果を示す情報、はずれ結果を示す情報のいずれかを送信し、
前記予告演出制御手段は、前記事前判定の結果が前記高確率当たり結果となる前記ゲームの前記当たり抽選手段による前記抽選で前記当たり判定テーブルとして前記低確率判定テーブルと前記高確率判定テーブルとのいずれが用いられるかを判定する判定手段を備え、前記判定手段の判定の結果に基いて前記事前予告演出の制御を行い、
かつ、前記事前予告演出には、前記事前予告が変わる演出が含まれるとともに、前記判定手段による前記判定の結果が変わった場合に、当該判定の結果に基く前記事前予告演出を変更する制御を行うことを特徴とする遊技機。 - 前記乱数には、前記確率変動制御手段による前記当たり判定テーブルの制御に用いられる当たり判定テーブル制御用の乱数が含まれ、
前記情報送信手段は、前記当たり判定テーブル制御用の乱数に対応する情報を送信し、
前記判定手段は、前記当たり判定テーブル制御用の乱数に対応する前記情報に基いて前記判定を行うことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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