JP2014133068A - 浴室用カウンター及びその取付方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】浴槽の外側面に連続した状態に容易に取り付けることができる浴室用カウンター及びその取付方法を提供する。
【解決手段】浴室用カウンター50は浴槽に連続して取り付ける。浴室用カウンター50は、天板60と、浴室の壁部W1に取り付けて天板60を支持し、浴槽10側の端部から浴槽10側に延びて浴槽10の外側面に当接する位置決め部71Aを有したブラケット71とを備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は浴室用カウンター及びその取付方法に関する。
特許文献1は従来の浴室用カウンターを開示している。この浴室用カウンターは、天板と、浴室の壁部に取り付けて天板を支持するブラケットとを備えている。天板は、上面部と、上面部の後端縁から下方に延びた後スカート部と、上面部の前端縁から下方に延びた前スカート部とを有している。ブラケットは天板の後スカート部を壁部に押圧する押圧部を有している。このため、この浴室用カウンターは天板と浴室の壁部との間の隙間の発生を抑制することができる。
特開2009−61218号公報
しかし、特許文献1の浴室用カウンターは、浴室の壁部に沿った方向に対する天板の取付位置を調整する構造を有していない。このため、浴室の壁部に沿った方向に対する天板の取付位置はブラケットの壁部に対する取付位置に依存する。よって、浴槽の外側面に天板の浴槽側端部を当接させて浴室用カウンターを取り付ける場合、ブラケットを正確な位置に取り付けなければならず、手間を要する。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、浴槽の外側面に連続した状態に容易に取り付けることができる浴室用カウンター及びその取付方法を提供することを解決すべき課題としている。
本発明の浴室用カウンターは、浴槽に連続して取り付ける浴室用カウンターであって、
天板と、
浴室の壁部に取り付けて前記天板を支持し、前記浴槽側の端部から前記浴槽側に延びて前記浴槽の外側面に当接する位置決め部を有したブラケットとを備えていることを特徴とする。
本発明の浴室用カウンターの取付方法は、前記位置決め部を浴槽の外側面に当接し、所定の位置に前記ブラケットを取り付ける第1工程と、
前記浴槽の外側面に前記天板の浴槽側端部を当接しつつ前記ブラケットに前記天板を載置して固定する第2工程とを備えていることを特徴とする。
この浴室用カウンターは、ブラケットに位置決め部を有しているため、ブラケットを浴槽の外側面から所定の位置に容易に取り付けることができる。そして、天板の浴槽側端部を浴槽の外側面に当接しつつ所定の位置に取り付けたブラケットに対して天板を載置しつつ容易に固定することができる。
したがって、本発明の浴室用カウンター及びその取付方法は、浴室用カウンターを浴槽の外側面に連続した状態に容易に取り付けることができる。
実施例1及び2の浴室用カウンターを示す正面図である。 実施例1の浴室用カウンターを示す分解図である。 実施例1の浴室用カウンターを構成する第1ブラケットを示す斜視図である。 実施例1の浴室用カウンターを示す断面図である。 実施例1の浴室用カウンターの要部を示す断面図である。 実施例2の浴室用カウンターを構成する第1ブラケットを示す斜視図である。 実施例2の浴室用カウンターの要部を示す断面図である。
本発明における好ましい実施の形態を説明する。
本発明の浴室用カウンターにおいて、前記天板は下方に突出した凸部を有しており、前記ブラケットは、前記凸部が当接することによって、前記天板が前記浴槽側に寄り過ぎないようにするストッパー部を有し得る。この場合、天板の凸部がブラケットのストッパー部よりも浴槽側に位置しないため、天板の浴槽側端部と浴槽の外側面との当接部に過剰な応力が生じず、天板の浴槽側端部と浴槽の外側面とを適切に当接した状態で天板を取り付けることができる。
本発明の浴室用カウンターにおいて、前記ブラケットは前記天板の浴槽側端部を前記浴槽の外側面に当接させる方向に弾性力を付与する押圧部を有し得る。この場合、押圧部によって、天板の浴槽側端部を浴槽の外側面に確実に当接させることができる。また、仮に、天板が熱膨張等で収縮したとしても、押圧部によって天板の浴槽側端部と浴槽の外側面との当接状態を良好に維持することができる。
次に、本発明の浴室用カウンターを具体化した実施例1及び2について、図面を参照しつつ説明する。
<実施例1>
実施例1の浴室用カウンター50は、図1に示すように、浴槽10に連続した状態で浴室の壁部(以下、取付壁部W1という。)に取り付けられている。浴槽10は、浴槽本体20と、着脱自在な浴槽エプロン30とを備えている。浴槽本体20は、上端周縁に広がるフランジ部21、及びフランジ部21の洗い場側の外縁から垂下する垂下片部22を有している。浴槽エプロン30は、一枚の横長矩形状であり、浴槽本体20の洗い場に面した側面部を覆うように、垂下片部22の下端縁に連続して垂下している。この浴槽エプロン30は着脱自在に取り付けられている。
浴室用カウンター50は、図1及び図2に示すように、天板60と、天板60を支持するブラケット70と、天板60の下方に取り付けられたカバー部材80とを有している。天板60は、平面視で、浴槽10の外側面から浴槽10の外側面に対向する洗い場の壁部(以下、洗い場壁部W2という。)近傍まで延びた矩形状である。天板60は、浴槽10の外側面に当接する浴槽側端部61の近傍であって、取付壁部W1に当接した壁側端部66に沿って並んだ一対の貫通孔68を設けている。これら貫通孔68は、円形状であり、天板60の上面に取り付ける図示しない水栓金具の湯の流入部及び水の流入部が挿入される。
天板60は浴槽側端部61から離れた位置に下方に凹設した凹部62を有している。凹部62の縁部62Aは、天板60の手前側の端部(以下、手前側端部63という。)から取付壁部W1方向に延びている。この縁部62Aは、円弧状に湾曲しながら取付壁部W1に近づき、さらに取付壁部W1に平行に延びて、天板60の浴槽側端部61の反対側の端部(以下、洗い場壁側端部64という。)に至っている。凹部62は、平面視で、取付壁部W1に沿った方向に延びた横長形状である。凹部62は天板60の手前側端部63で開いている。この凹部62は洗面器置きとして利用することができる。
天板60は、図2に示すように、下面から下方に突出し、天板60の長辺方向に延びる複数のリブ69Aと、天板60の短辺方向に延びる複数のリブ69Bとを有している。天板60は、図5に示すように、天板60の長辺方向に延びる複数のリブ69Aの浴槽側の端部が後述する第1ブラケット71のストッパー部71Bに当接する凸部69を構成している。
天板60は、図1、図4及び図5に示すように、浴槽本体20の垂下片部22の下端よりも上方であって、この垂下片部22の外側面に浴槽側端部61を当接するように取り付けられている。天板60は、図2及び図4に示すように、後述する第2ブラケット72に連結する連結部Jを下面に4か所設けている。各連結部Jは、第2ブラケット72の載置部75の上面に当接するように、天板60の短辺方向に延びた複数のリブ69Cが配置されている。また、各連結部Jは天板60の短辺方向に離れた2か所に設けた一対のボルト孔Bを4組有している。このボルト孔Bは第2ブラケット72の載置部75と天板60とを連結するための連結ボルトがねじ込まれる。
ブラケット70は、天板60の浴槽側を支持する第1ブラケット71と、天板60の中間部の2か所を支持する2個の第2ブラケット72と、洗い場壁側端部64を支持する第3ブラケット73の3種類4個である。
第1ブラケット71は、図3に示すように、取付部74、載置部75、及び補強部76を有している。取付部74は、矩形状の平板であり、取付壁部W1に取り付けるための固定ボルトを挿通する4つの貫通孔74Aが設けられている。第1ブラケット71は取付部74の裏面を取付壁部W1に当接して取り付けられる。載置部75は、取付部74の上端縁に連続して取付部74に対して直角方向に延びた平板であり、天板60を載置する。補強部76は、取付部74の前面を上下方向に延びており、さらに、載置部75の下面を前後方向に延びた略L字状である。
載置部75は浴槽10側の端部が取付部74の上端の一端部から延びている。この浴槽10側の端部は、第1ブラケット71を取付壁部W1に取り付けた状態で、浴槽10の外側面に平行に配置される。載置部75は浴槽10側の端部を上方に折り曲げて立ち上げたストッパー部71Bを有している。ストッパー部71Bは第1ブラケット71の上面よりわずかに上方に突出した細長形状である。
天板60は、図5に示すように、天板60の長辺方向に延びる複数のリブ69Aの浴槽側端部(天板60の凸部69)がストッパー部71Bによって浴槽10側に位置することなく取り付けられる。このため、天板60の浴槽側端部61と浴槽本体20の垂下片部22との当接部に過剰な応力が生じず、天板60の浴槽側端部61と垂下片部22の外側面とを適切に当接した状態で天板60を取り付けることができる。
第1ブラケット71はストッパー部71Bの一部を浴槽10側に折り曲げて浴槽10側に延びた位置決め部71Aを有している。つまり、位置決め部71Aは第1ブラケット71の浴槽10側の端部から浴槽10側に延びている。位置決め部71Aは平面視で矩形状である。第1ブラケット71は位置決め部71Aの先端の長辺部を浴槽本体20の垂下片部22の外側面(浴槽10の外側面)に当接して浴槽10の外側面から所定の位置に取り付けられる。
載置部75は楕円形状の一対の貫通孔75Aを設けている。これら貫通孔75Aは、第1ブラケット71を位置決め部71Aによって浴槽10の外側面から所定の位置に取り付け、天板60の浴槽側端部61を浴槽本体20の垂下片部22の外側面に当接するように取り付けると、天板60の一対の貫通孔68の下方に配置される。このため、これら貫通孔75Aも天板60の上面に取り付ける図示しない水栓金具の湯の流入部及び水の流入部が挿入される。
載置部75は、第1ブラケット71を取付壁部W1に取り付けた状態で、取付部74から離れた先端部に取付壁部W1に沿った方向に延びた長孔75Bを設けている。この長孔75Bは、天板60のボルト孔にねじ込む連結ボルトの軸部が挿通し、天板60の長辺方向の位置ずれを吸収することができる。
載置部75は浴槽10側でない端部が取付部74の上端の他端部から延びて中間部から浴槽10側に折れ曲がって延びている。第1ブラケット71は浴槽10側でない端部を折り曲げて立ち上げた折曲部75Cを有している。折曲部75Cは第1ブラケット71の上面よりわずかに上方に突出した細長形状である。
第2ブラケット72は、図2及び図4に示すように、取付部72Aと載置部72Bとを有しており、略L字形状である。取付部72Aと載置部72Bは同じ幅を有している。取付部72Aは取付壁部W1に取り付けられ、固定ボルトが挿通する貫通孔72Cを有している。この貫通孔72Cは、円形の第1開口と、第1開口の上端から連続して上方に延びた縦長の第2開口とから構成されている。第1開口は内径が固定ボルトの頭部よりも大きい径である。第2開口は、横幅が固定ボルトの頭部の直径よりも小さく、固定ボルトの軸部の直径よりも大きい。
第2ブラケットの載置部72Bは前後方向に離れた2か所に第1長孔72Dが設けられている。この第1長孔72Dは天板60の螺子孔にねじ込む連結ボルトの軸部が挿通する。この第1長孔72Dは載置部72Bの幅方向に延びており、天板60の長辺方向のずれを吸収することができる。
また、第2ブラケットの載置部72Bは、前側の第1長孔72Dよりも後方に第2長孔72Eが設けられている。この第2長孔72Eは後述する第2カバー部材82の上端縁を螺子止めするのに利用される。この第2長孔72Eも載置部72Bの幅方向に延びており、第2カバー部材の長辺方向のずれを吸収することができる。
第3ブラケット73は、取付壁部W1に当接して取付けられる第1取付部73Aと、洗い場壁部W2に当接して取り付けられる第2取付部73Bと、載置部73Cとを有している。第1取付部73Aと載置部73Cは同じ幅を有している。載置部73Cは天板60の洗い場壁側端部64を載置する。また、載置部73Cの前端と第1取付部73Aの下端との間に形成された前面73Dは後述する第2カバー部材82の内面が当接するように形成されている。第3ブラケット73の載置部73Cの上面と前面は同じ幅の連続した面で形成されている。このため、第3ブラケット73は天板60の洗い場壁側端部64と洗い場壁部W2との隙間を埋めるスペーサーとしての機能を有している。
カバー部材80は、図1に示すように、上端縁が天板60の手前側端部63に連続し、下端縁が取付壁部W1に連続するように、天板60の下方に取り付けられている。カバー部材80は第1カバー部材81と第2カバー部材82の2つに分割されている。第1カバー部材81は浴槽10側に着脱自在に取り付けられている。第1カバー部材81及び第2カバー部材82は、上端縁が天板60の手前側端部63に螺子止めされ、下端縁が取付壁部W1に固定した固定部材83に螺子止めされる(図2、図4及び図5参照)。
次に、このような構成を有する浴室用カウンター50の取付方法を説明する。
先ず、第1ブラケット71を浴槽本体20の垂下片部22の外側面から所定の位置に取り付ける第1工程を実行する。つまり、図2、図4及び図5に示すように、第1ブラケット71の位置決め部71Aの先端の長辺部を浴槽本体20の垂下片部22の外側面に当接しつつ、取付部74の裏面を取付壁部W1に当接して第1ブラケット71の取り付け位置を確定する。そして、取付部74に設けた4つの貫通孔74Aに固定ボルトを挿通して取付壁部W1にねじ込み、第1ブラケット71を取り付ける。
次に、第3ブラケット73の第1取付部73Aを取付壁部W1に当接させつつ、第2取付部73Bを洗い場壁部W2に当接させて、第3ブラケットを取付壁部W1及び洗い場壁部W2に取り付ける。
次に、天板60の長さに応じて選択された2つの連結部Jに対応する位置に第2ブラケット72の載置部75が位置するように、第2ブラケット72を取り付ける。つまり、第2ブラケット72の取付部74の裏面を取付壁部W1の所定の位置に当接して貫通孔72Cに固定ボルトを挿通して取付壁部W1にねじ込み、第2ブラケット72を取り付ける。
各ブラケット71、72、73を取付壁部W1等に取り付けた後、天板60を各ブラケット71、72、73の各載置部75、72B、73Cに載置する。この際、天板60の浴槽側端部61を浴槽本体20の垂下片部22の外側面に当接しつつ、天板60を各ブラケット71、72、73の載置部75、72B、73Cに固定ボルトによって固定する第2工程を実行する。
次に、第2カバー部材82の上端縁を第2ブラケット72の長孔72Eに螺子止めし、下端縁を取付壁部W1に固定した固定部材83に螺子止めし、第2カバー部材82を天板60の下方に取り付ける。その後、第1カバー部材81の上端縁を天板60の手前側端部63に螺子止めし、下端縁を取付壁部W1に固定した固定金具に螺子止めし、第1カバー部材81を天板60の下方に取り付ける。これによって、浴室用カウンター50の取り付けを終了する。
以上説明したように、実施例1の浴室用カウンター50は、第1ブラケット71に位置決め部71Aを有しているため、第1ブラケット71を浴槽10の外側面(浴槽本体20の垂下片部22の外側面)から所定の位置に容易に取り付けることができる。そして、天板60の浴槽側端部61を浴槽10の外側面(浴槽本体20の垂下片部22の外側面)に当接しつつ所定の位置に取り付けた第1ブラケット71に対して天板60を載置しつつ容易に固定することができる。
したがって、実施例1の浴室用カウンター50及びその取付方法は、浴室用カウンター50を浴槽10の外側面に連続した状態に容易に取り付けることができる。
<実施例2>
実施例2の浴室用カウンター150は、図6及び図7に示すように、第1ブラケット171の形態が実施例1と相違する。他の構成は、実施例1と同様であり、同一の構成は同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
この浴室用カウンター150の第1ブラケット171は、取付部174、載置部175、及び補強部176を有している。取付部174は、矩形状の平板であり、取付壁部W1に取り付けるための固定ボルトを挿通する4つの貫通孔174Aが設けられている。第1ブラケット171は取付部174の裏面を取付壁部W1に当接して取り付けられる。載置部175は、取付部174の上端縁に連続して取付部174に対して直角方向に延びた平板であり、天板60を載置する。補強部176は、第1ブラケット171を取付壁部W1に取り付けた状態で、浴槽10側でない取付部174の端部及び浴槽10側でない載置部175の端部に連結し、中間部から浴槽10側に折れ曲がった平面で形成されている。
載置部175は、第1ブラケット171を取付壁部W1に取り付けた状態で、浴槽10側の端部が取付部174の上端の浴槽10側の端部から延びている。載置部175の浴槽10側の端部は、第1ブラケット171を取付壁部W1に取り付けた状態で、浴槽10の外側面に平行に配置される。
第1ブラケット171は載置部175の浴槽側端部61から浴槽10側に延びた位置決め部171Aを有している。位置決め部171Aは平面視で矩形状である。第1ブラケット171は位置決め部171Aの先端の長辺部を浴槽本体20の垂下片部22の外側面(浴槽10の外側面)に当接して浴槽10の外側面から所定の位置に取り付けられる。
第1ブラケット171は載置部175の浴槽側端部61に沿って立ち上がった3つの押圧部177を有している。これら押圧部177は、浴槽側端部61に沿った直線状の立ち上げ辺部を一辺とする矩形状の残りの3辺を切り取り、立ち上げ辺部を折り曲げて形成している。押圧部177は、略くの字形状に屈曲しており、中間部が天板60の短辺方向に延びたリブ69Bに当接して天板60を浴槽10側に移動する方向に弾性力を付与することができる。
つまり、第1ブラケット171は、天板60を載置部175上に載置する際に、天板60の短辺方向に延びたリブ69Bを押圧部177より浴槽10側に嵌め込むことによって、押圧部177は天板60の浴槽側端部61を浴槽本体20の垂下片部22に当接させる方向に弾性力を付与する。
このため、押圧部177によって、天板60の浴槽側端部61を浴槽本体20の垂下片部22の外側面に確実に当接させることができる。また、仮に、天板60が熱膨張で収縮したとしても、押圧部177によって天板60の浴槽側端部61と浴槽本体20の垂下片部22の外側面との当接状態を維持することができる。
このような構成を有する第1ブラケット171を備えた浴室用カウンター150の取付方法も実施例1の浴室用カウンター150と同様に、先ず、第1ブラケット171を浴槽本体20の垂下片部22の外側面から所定の位置に取り付ける第1工程を実行する。つまり、図7に示すように、第1ブラケット171の位置決め部171Aの先端の長辺部を浴槽本体20の垂下片部22の外側面に当接しつつ、取付部174の裏面を取付壁部W1に当接して第1ブラケット171の取り付け位置を確定する。そして、取付部174に設けた4つの貫通孔に固定ボルトを挿通して取付壁部W1にねじ込み、第1ブラケット171を取り付ける。
そして、実施例1の浴室用カウンター50と同様、第3ブラケット73、第2ブラケット72を取り付ける。各ブラケット171、172、173を取付壁部W1等に取り付けた後、天板60を各ブラケット171、172、173の載置部175、72B、73Cに載置する。この際、天板60の短辺方向に延びたリブ69Bを押圧部177より浴槽10側に嵌め込み、天板60の浴槽側端部61を浴槽本体20の垂下片部22の外側面に当接しつつ、天板60を各ブラケット171、172、173の載置部175、72B、73Cに固定ボルトによって固定する第2工程を実行する。
次に、実施例1の浴室用カウンター50と同様、第2カバー部材82及び第1カバー部材81を天板60の下方に取り付ける。これによって、浴室用カウンター150の取り付けを終了する。
以上説明したように、実施例2の浴室用カウンター150は、第1ブラケット171に位置決め部171Aを有しているため、第1ブラケット171を浴槽10の外側面(浴槽本体20の垂下片部22の外側面)から所定の位置に容易に取り付けることができる。そして、天板60の浴槽側端部61を浴槽10の外側面(浴槽本体20の垂下片部22の外側面)に当接しつつ所定の位置に取り付けた第1ブラケット171に対して天板60を載置しつつ容易に固定することができる。
したがって、実施例2の浴室用カウンター150及びその取付方法は、浴室用カウンター150を浴槽10の外側面に連続した状態に容易に取り付けることができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例1及び2に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)実施例1では、天板が下方に突出する凸部を有し、第1ブラケットが凸部に当接するストッパー部を有していたが、天板が凸部を有さず、第1ブラケットがストッパーを有していなくてもよい。
(2)実施例2では、第1ブラケットが押圧部を有していたが、押圧部を有していなくてもよい。
(3)実施例1及び2では、天板に凹部を設けたが、天板に凹部を設けなくてもよい。
(4)実施例1及び2では、浴室用カウンターがカバー部材を有していたが、浴室用カウンターはカバー部材を有さなくてもよい。
(5)実施例1及び2では、浴室用カウンターが浴槽の外側面から洗い場壁部の近傍まで延びていたが、浴室用カウンターは浴槽の外側面に当接していれば、洗い場壁部の近傍まで延びていなくてもよい。
(6)実施例1及び2では、第1ブラケットの位置決め部の先端の長辺部を浴槽本体の垂下片部の外側面に当接させていたが、第1ブラケットの位置決め部の先端の長辺部を浴槽エプロンに当接させるようにしてもよい。
10…浴槽
50、150…浴室用カウンター
60…天板
69…凸部
71、171…第1ブラケット(ブラケット)
71A、171A…位置決め部
71B…ストッパー部
177…押圧部
W1…取付壁部(壁部)

Claims (4)

  1. 浴槽に連続して取り付ける浴室用カウンターであって、
    天板と、
    浴室の壁部に取り付けて前記天板を支持し、前記浴槽側の端部から前記浴槽側に延びて前記浴槽の外側面に当接する位置決め部を有したブラケットとを備えていることを特徴とする浴室用カウンター。
  2. 前記天板は下方に突出した凸部を有しており、
    前記ブラケットは、前記凸部が当接することによって、前記天板が前記浴槽側に寄り過ぎないようにするストッパー部を有していることを特徴とする請求項1記載の浴室用カウンター。
  3. 前記ブラケットは前記天板の浴槽側端部を前記浴槽の外側面に当接させる方向に弾性力を付与する押圧部を有していることを特徴とする請求項1又は2記載の浴室用カウンター。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項記載の浴室用カウンターの取付方法であって、
    前記位置決め部を浴槽の外側面に当接し、所定の位置に前記ブラケットを取り付ける第1工程と、
    前記浴槽の外側面に前記天板の浴槽側端部を当接しつつ前記ブラケットに前記天板を載置して固定する第2工程とを備えていることを特徴とする浴室用カウンターの取付方法。
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