JP2014128108A - 回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】トルク低下を防ぐとともに、コイルの固定に対して高い信頼性が得られる回転電機、を提供する。
【解決手段】回転電機であるモータジェネレータは、互いに間隔を隔てて周方向に配置され、半径方向に延伸する複数のティース33を有する筒状のステータコア31と、各ティース33の外周上に配置されるカセットコイル41と、爪部67を有し、ステータコア31とカセットコイル41との間に介挿されるインシュレータ61と、互いに隣り合うカセットコイル41間に跨って設けられ、カセットコイル41をステータコア31に対して固定するためのウェッジ51とを備える。ウェッジ51は、互いに隣り合うインシュレータ61の爪部67により保持される。
【選択図】図4

Description

この発明は、一般的には、回転電機に関し、より特定的には、集中巻きカセットコイル式のステータを備える回転電機に関する。
従来の回転電機に関して、たとえば、特開平9−84287号公報には、励磁巻線の占積率(巻線密度)を向上させることを目的とした、電動機の固定子およびその製造方法が開示されている(特許文献1)。特許文献1に開示された電動機の固定子は、内周面に8個の極歯が等間隔に設けられた固定子コアと、各極歯に嵌挿された励磁コイルとから構成されている。各極歯の先端付近には、切り込みが形成されている。隣接する極歯の切り込みの間には、樹脂等の絶縁材によって板状に形成された抜け止め部材が取り付けられている。
また、特開2009−189145号公報(特許文献2)、特開2002−305851号公報(特許文献3)、特開2001−8395号公報(特許文献4)および特表2009−528811号公報(特許文献5)には、各種の回転電機(電動機)が開示されている。
特開平9−84287号公報 特開2009−189145号公報 特開2002−305851号公報 特開2001−8395号公報 特表2009−528811号公報
上記の特許文献1に開示された電動機では、極歯(ティース)から励磁コイルが抜けることを防ぐための抜け止め部材が、極歯に形成された切り込みに取り付けられている。しかしながら、このように極歯に切り込みを形成すると、磁束が流れる経路(磁路)の断面積が局所的に小さくなり、電動機で発生するトルクが低下することがある。
また、コイルの固定方法として、ワニスによる接着や樹脂モールドといった方法も考えられる。しかしながら、前者の方法では、ワニスがコイル全体に行き渡らない接着ムラが生じることがあり、後者では、硬化後のモールド樹脂にクラックが発生することがある。これらの場合、コイルの固定に対する信頼性を十分に高めることが難しい。
そこでこの発明の目的は、上記の課題を解決することであり、トルク低下を防ぐとともに、コイルの固定に対して高い信頼性が得られる回転電機を提供することである。
この発明に従った回転電機は、互いに間隔を隔てて周方向に配置され、半径方向に延伸する複数のティースを有する筒状のステータコアと、各ティースの外周上に配置されるカセットコイルと、保持部を有し、ステータコアとカセットコイルとの間に介挿されるインシュレータと、互いに隣り合うカセットコイル間に跨って設けられ、カセットコイルをステータコアに対して固定するための固定部材とを備える。固定部材は、互いに隣り合うインシュレータの保持部により保持される。
このように構成された回転電機によれば、固定部材が、インシュレータが有する保持部により保持されるため、回転電機のトルク低下を防ぐことができる。また、固定部材は、互いに隣り合うインシュレータの保持部により保持されるため、固定部材をより確実に保持することができる。これにより、固定部材によるカセットコイルの固定の信頼性を十分に高めることができる。
また好ましくは、ステータコアの半径方向に延びるティースの先端を正面から見た場合に、保持部は、カセットコイルの内側の範囲に位置する。このように構成された回転電機によれば、カセットコイルの組み付け時の作業性を向上させることができる。
また好ましくは、カセットコイルは、ステータコアの端面上に位置決めされるコイルエンド部を有する。固定部材は、コイルエンド部と向かい合う位置で保持部により保持されている。このように構成された回転電機によれば、カセットコイルの反発力(スプリングバック力)によってカセットコイルが位置ずれすることを、より確実に防ぐことができる。
また好ましくは、カセットコイルは、平角線多層巻コイルから構成される。このように構成された回転電機によれば、カセットコイルとして平角線多層巻コイルを用いた回転電機において、トルク低下を防ぎつつ、コイルの固定に対する信頼性を高めることができる。
また好ましくは、固定部材は、互いに隣り合うカセットコイル間に跨り、カセットコイルに当接しながらステータコアの軸方向に延伸する押え部と、押え部のその延伸方向における端部に設けられ、保持部により係止される係止部とを有する。このように構成された回転電機によれば、固定部材の係止部がインシュレータの保持部により係止されることによって、固定部材を保持することができる。
また好ましくは、保持部は、カセットコイルよりもステータコアの半径方向内側に配置される爪形状を有する。係止部は、カセットコイルと保持部との間に挿入される。このように構成された回転電機によれば、係止部がカセットコイルと保持部との間に挿入されることによって、固定部材を保持することができる。
以上に説明したように、この発明に従えば、トルク低下を防ぐとともに、コイルの固定に対して高い信頼性が得られる回転電機を提供することができる。
車両用駆動ユニットを模式的に表わす断面図である。 この発明の実施の形態におけるモータジェネレータを構成するステータを示す斜視図である。 図2中のステータを部分的に示す断面図である。 図2中のステータの反リード側を内周側から見た斜視図である。 図2中のステータに設けられたインシュレータを示す斜視図である。 図2中のステータに設けられたウェッジを示す斜視図である。 図2中のステータに設けられたウェッジを示す別の斜視図である。 図2中のステータの組み立て時の工程を示す斜視図である。 図2中のステータのリード側を内周側から見た斜視図である。 図4中の矢印Xに示す方向から見たステータを模式的に示す図である。 図10中のXI−XI線上に沿ったステータを示す断面図である。
この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
図1は、車両用駆動ユニットを模式的に表わす断面図である。図中に示す車両用駆動ユニットは、ガソリンエンジンやディーゼルエンジン等の内燃機関と、充放電可能な2次電池(バッテリ)から電力供給を受けるモータとを動力源とするハイブリッド自動車に設けられている。
図1を参照して、車両用駆動ユニットは、モータジェネレータ10を有する。モータジェネレータ10は、ハイブリッド自動車の走行状態に合わせて電動機もしくは発電機として機能する回転電機である。まず、本実施の形態におけるモータジェネレータ10と、そのモータジェネレータ10を搭載する車両用駆動ユニットとの基本的な構造について説明する。
モータジェネレータ10は、その構成部品として、ロータシャフト21と、ロータコア22と、ステータコア31とを有する。ロータコア22は、ロータシャフト21と一体となって、仮想軸である中心軸101を中心に回転する。すなわち、中心軸101がモータジェネレータ10の回転軸である。ロータコア22の外周上には、ステータコア31が配置されている。
ロータシャフト21は、中心軸101の軸方向に延びる。ロータシャフト21は、中心軸101の軸方向に距離を隔てて設けられたベアリングを介して、図示しないモータケースに対して回転自在に支持されている。ロータシャフト21は、複数の歯車を含んで構成された減速機構15に接続されている。
ロータコア22は、中心軸101の軸方向に円筒状に延びる形状を有する。ロータコア22は、中心軸101の軸方向に積層された複数枚の電磁鋼板から構成されている。電磁鋼板は、中心軸101に直交する平面内で延在する平板状の円盤形状を有する。ロータコア22には、図示しない永久磁石が埋設されている。
ステータコア31は、中心軸101の軸方向に円筒状に延びる形状を有する。ステータコア31は、中心軸101の軸方向に積層された複数枚の電磁鋼板から構成されている。ステータコア31は、中心軸101が延びる方向の一方端側に面する端面31aと、中心軸101が延びる方向の他方端側に面する端面31bとを有する。
モータジェネレータ10は、その構成部品として、三相コイル40をさらに有する。三相コイル40は、ステータコア31に巻回されている。三相コイル40は、コイルエンド部42を有する。コイルエンド部42は、ステータコア31の端面31aおよび端面31bから中心軸101の軸方向に突出する位置に設けられている。コイルエンド部42は、ステータコア31の端面31a,31b上において、中心軸101を中心に環状に周回する形態に設けられている。
三相コイル40は、U相、V相およびW相コイルを含んで構成されている。これら各相コイルに対応する端子が、端子台12に接続されている。端子台12は、インバータ13を介してバッテリ14に電気的に接続されている。インバータ13は、バッテリ14からの直流電流をモータ駆動用の交流電流に変換するとともに、回生ブレーキにより発電された交流電流を、バッテリ14に充電するための直流電流に変換する。
本実施の形態では、ロータシャフト21、ロータコア22および図示しない永久磁石によって、モータジェネレータ10のロータが構成され、ステータコア31およびコイル40によって、モータジェネレータ10のステータが構成されている。
モータジェネレータ10から出力された動力は、減速機構15からディファレンシャル機構16を介してドライブシャフト受け部17に伝達される。ドライブシャフト受け部17に伝達された動力は、ドライブシャフトを介して図示しない車輪に回転力として伝達される。
一方、ハイブリッド自動車の回生制動時には、車輪は車体の慣性力により回転させられる。車輪からの回転力によりドライブシャフト受け部17、ディファレンシャル機構16および減速機構15を介してモータジェネレータ10が駆動される。このとき、モータジェネレータ10が発電機として作動する。モータジェネレータ10により発電された電力は、インバータ13を介してバッテリ14に蓄えられる。
続いて、図1中のモータジェネレータ10を構成するステータの構造について詳細に説明する。
図2は、この発明の実施の形態におけるモータジェネレータを構成するステータを示す斜視図である。図3は、図2中のステータを部分的に示す断面図である。図3中には、図2中のステータを図1中の中心軸101に直交する平面により切断した場合の断面が部分的に示されている。
図2および図3を参照して、ステータコア31は、筒形状を有する。ステータコア31は、全体的に見て、円筒形状を有する。ステータコア31は、中心軸101を中心にして、図2中の矢印102に示す方向を軸方向とし、図2中の矢印103に示す方向を周方向とし、図2中の矢印104に示す方向を半径方向とする円筒形状を有する。
ステータコア31は、その構成部位として、環状部(ヨーク)32および複数のティース33を有する。環状部32は、中心軸101を中心に環状に周回する形状を有する。複数のティース33は、ステータコア31の周方向に互いに間隔を隔てて設けられている。複数のティース33は、互いに等間隔に設けられている。ティース33は、ステータコア31の半径方向に延伸するように設けられている。ティース33は、環状部32の内周面からステータコア31の半径方向内側に突出するように設けられている。
ティース33は、ステータコア31の半径方向に直交する平面により切断された場合に略矩形の断面形状を有する。ティース33は、ステータコア31の軸方向に直交する平面により切断された場合に、環状部32に近い外周側領域では、ステータコア31の周方向における長さ(ティース33の幅)がステータコア31の半径方向内側ほど小さくなるテーパ形状を有し、環状部32から遠い内周側領域では、ティース33の幅がステータコア31の半径方向においてほぼ一定となる形状を有する。
三相コイル40は、複数のカセットコイル41が互いに接続されることにより構成されている。カセットコイル41は、集中巻方式のカセットコイルであり、複数のティース33の各々にカセットコイル41が挿入されている。図3中に示すように、隣接するカセットコイル41間には相間距離L1が確保され、ティース33の先端とカセットコイル41内周端との間には先端隙L2が確保されている。
カセットコイル41は、平角線多層巻コイル(本実施の形態では、平角線二層巻コイル)から構成されている。具体的には、矩形形状の断面を有する平角線が、平角線の短辺がティース33と向かい合わせとなるようティース33の外周上でステータコア31の半径方向に沿ってコイル状に巻かれるとともに、ティース33の外周上で平角線が複数段に渡って積み重なるように多層巻きとされている。
複数のカセットコイル41は、各カセットコイル41を構成する平角線の両端部41pがスタータコア31の軸方向の同一方向に揃うように設けられている。その平角線の両端部41pをバスバーを用いて結線することにより、三相コイル40が構成されている。本実施の形態では、複数のカセットコイル41を互いに接続する側(図2中の左側)を、ステータコア31の「リード側」といい、スタータコア31の軸方向においてその反対側(図2中の右側)を、ステータコア31の「反リード側」という。
図4は、図2中のステータの反リード側を内周側から見た斜視図である。図2から図4を参照して、本実施の形態におけるモータジェネレータ10は、ウェッジ51およびインシュレータ61をさらに有する。
インシュレータ61は、ステータコア31とカセットコイル41との間に介挿されている。インシュレータ61は、全体として筒形状を有し、ティース33に挿入されている。ウェッジ51は、ステータコア31に対してカセットコイル41を固定する。ウェッジ51は、ステータコア31の周方向において互いに隣り合うカセットコイル41間に跨って設けられている。
説明を容易にするために、複数のティース33から任意に選ばれたティース33A、ティース33Bおよびティース33Cを想定する。ティース33A、ティース33Bおよびティース33Cは、ステータコア31の周方向に順に並んでいる。
この場合に、ティース33A、ティース33Bおよびティース33Cの外周上には、それぞれ、インシュレータ61A、インシュレータ61Bおよびインシュレータ61Cが挿入されている。さらに、インシュレータ61A、インシュレータ61Bおよびインシュレータ61Cの外周上には、カセットコイル41A、カセットコイル41Bおよびカセットコイル41Cが挿入されている。カセットコイル41Aおよびカセットコイル41Bの間に跨るように、ウェッジ51Xが設けられている。ウェッジ51Xは、カセットコイル41Aおよびカセットコイル41Bをステータコア31に対して固定している。カセットコイル41Bおよびカセットコイル41Cの間に跨るように、ウェッジ51Yが設けられている。ウェッジ51Yは、カセットコイル41Bおよびカセットコイル41Cをステータコア31に対して固定している。
図5は、図2中のステータに設けられたインシュレータを示す斜視図である。図3から図5を参照して、インシュレータ61は、絶縁性材料から形成されている。インシュレータ61は、たとえば、ポリエチレンテレフタラート樹脂(PET樹脂)などの樹脂材料から形成されている。インシュレータ61は、その構成部位として、本体部62、鍔部63、爪部66および爪部67を有する。
本体部62は、ティース33に整合する形状を有し、本実施の形態では、対向する2面が開口した略直方体形状を有する。本体部62は、ティース33の外周上に配置されている。本体部62は、ティース33とカセットコイル41との間に介挿されている。本体部62は、側面62aおよび側面62bを有する。側面62aは、ステータコア31のリード側に配置され、側面62bは、ステータコア31の反リード側に配置されている。本体部62の内周面には、突起部64が形成されている。突起部64がティース33の外周面に形成された凹部に嵌合することによって、インシュレータ61がティース33に固定されている。
鍔部63は、本体部62の一方の開口側端部(外周側端部)から鍔状に広がって設けられている。鍔部63は、ティース33の根元部において、ステータコア31の環状部32とカセットコイル41との間に介挿されている。
爪部66は、本体部62の他方の開口側端部(内周側端部)に設けられている。爪部66は、ステータコア31のリード側に設けられている。爪部66は、側面62aから本体部62の外側に折れ曲がる爪形状を有する。爪部66は、ステータコア31の周方向に互いに離れた2箇所に設けられている。爪部66は、ステータコア31の半径方向おいてカセットコイル41よりも内周側に設けられている。
爪部67は、本体部62の他方の開口側端部(内周側端部)に設けられている。爪部67は、ステータコア31の反リード側に設けられている。爪部67は、側面62bから本体部62の外側に折れ曲がる爪形状を有する。爪部67は、ステータコア31の周方向に互いに離れた2箇所に設けられている。爪部66は、ステータコア31の半径方向おいてカセットコイル41よりも内周側に設けられている。
爪部66は、ステータコア31の端面31a上に設けられている。爪部67は、ステータコア31の端面31b上に設けられている。爪部66および爪部67は、それぞれ、ステータコア31のリード側および反リード側において、カセットコイル41のコイルエンド部42と対向して位置決めされている。
図6および図7は、図2中のステータに設けられたウェッジを示す斜視図である。図3から図7を参照して、ウェッジ51は、樹脂等の絶縁性材料から形成されている。ウェッジ51は、その構成部位として、押え部52およびリブ状部53を有する。
押え部52は、ステータコア31の軸方向に延伸する。押え部52は、隣接するティース33の間でカセットコイル41に当接して設けられている。押え部52は、押え部52とステータコア31の環状部32との間でカセットコイル41を挟み込むように設けられている。押え部52は、カセットコイル41に対してステータコア31の半径方向外側に向けて押圧する力を作用させる。
押え部52は、ステータコア31の軸方向における端部(リード側)で3股に分岐した形状を有する。
より具体的には、押え部52は、その構成部位として、分岐部52m、分岐部52kおよび分岐部52nを有する。分岐部52mおよび分岐部52nは、それぞれ、分岐部52kの両側に配置されている。分岐部52mと分岐部52kとの間および分岐部52kと分岐部52nとの間は、ステータコア31の軸方向に延びる切り欠き部56によって分離されている。このような構成により、押え部52は、分岐部52mと分岐部52nとの間の距離が増減するように弾性変形可能なように形成されている。
リブ状部53は、押え部52の外周側の表面に設けられている。リブ状部53は、ステータコア31の軸方向に沿ってリブ状に延びて設けられている。リブ状部53は、ステータコア31のリード側の端部において、分岐部52kに設けられている。リブ状部53は、図3中に示されるように、互いに隣り合うカセットコイル41間に位置決めされている。
ウェッジ51は、その構成部位として、突出部54mおよび突出部54n(以下、両者を区別しない場合には突出部54という)を有する。
突出部54は、押え部52のその延伸方向における端部に設けられている。突出部54は、ステータコア31の反リード側の端部に設けられている。突出部54は、押え部52からステータコア31の周方向に突出している。突出部54mは、押え部52からステータコア31の周方向における一方の側に突出し、突出部54nは、押え部52からステータコア31の周方向における他方の側に突出している。
ウェッジ51は、その構成部位として、鍵状部55mおよび鍵状部55n(以下、両者を特に区別しない場合には鍵状部55という)をさらに有する。
鍵状部55は、押え部52のその延伸方向における端部に設けられている。鍵状部55は、ステータコア31のリード側の端部に設けられている。鍵状部55mおよび鍵状部55nは、それぞれ、分岐部52mおよび分岐部52nの先端に設けられている。鍵状部55は、押え部52からステータコア31の周方向に突出する鍵形状を有する。鍵状部55mは、分岐部52mから分岐部52nから離れる方向に突出する鍵形状を有する。鍵状部55nは、分岐部52nから分岐部52mから離れる方向に突出する鍵形状を有する。
ウェッジ51は、ステータコア31の周方向における中心線120に沿って折れ曲がる形状を有する。先に説明したリブ状部53は、中心線120に沿ってリブ状に延びる。ウェッジ51は、その中心線120に対して対称形状を有する。
図8は、図2中のステータの組み立て時の工程を示す斜視図である。図8を参照して、まず、ステータコア31に対して、カセットコイル41およびインシュレータ61を組み付ける。この際、カセットコイル41をインシュレータ61の本体部62に挿入してから、インシュレータ61をティース33に挿入してもよいし、インシュレータ61をティース33に挿入してから、インシュレータ61の本体部62にカセットコイル41を挿入してもよい。
次に、ステータコア31に対してウェッジ51を組み付ける。この際、ウェッジ51をステータコア51の反リード側から挿入する。ウェッジ51は、分岐部52mと分岐部52nとが近接するように弾性変形しつつ、互いに隣り合うカセットコイル41間を通ってステータコア31を固定するための位置に挿入される。
なお、カセットコイル41を構成する平角線の両端部41pが結線される前にウェッジ51を組み付ける場合、バスバーによる結線部とウェッジ51との干渉を考慮する必要がないため、ウェッジ51をステータコア31のリード側から挿入することも可能である。
図4を参照して、ウェッジ51がステータコア31に対して組み付けられると、ステータコア31の反リード側において、ウェッジ51の突出部54が、そのウェッジ51の両側にあるインシュレータ61の爪部67により係止される。
図4中に示す範囲においてより具体的に説明すれば、ウェッジ51Xの突出部54mは、ステータコア41Aとインシュレータ61Aの爪部67との間に挿入され、ウェッジ51Xの突出部54nは、ステータコア41Bとインシュレータ61Bの爪部67との間に挿入されている。ウェッジ51Yの突出部54mは、ステータコア41Bとインシュレータ61Bの爪部67との間に挿入され、ウェッジ51Yの突出部54nは、ステータコア41Cとインシュレータ61Cの爪部67との間に挿入されている。
図9は、図2中のステータのリード側を内周側から見た斜視図である。図9を参照して、ウェッジ51がステータコア31に対して組み付けられると、ステータコア31のリード側において、ウェッジ51の鍵状部55が、そのウェッジ51の両側にあるインシュレータ61の爪部66により係止される。
図9中に示す範囲においてより具体的に説明すれば、ウェッジ51Xの鍵状部55mは、ステータコア41Aとインシュレータ61Aの爪部66との間に挿入され、ウェッジ51Xの鍵状部55nは、ステータコア41Bとインシュレータ61Bの爪部66との間に挿入されている。ウェッジ51Yの鍵状部55mは、ステータコア41Bとインシュレータ61Bの爪部66との間に挿入され、ウェッジ51Yの鍵状部55nは、ステータコア41Cとインシュレータ61Cの爪部66との間に挿入されている。
このような構成により、ウェッジ51は、ステータコア31の反リード側において、互いに隣り合うインシュレータ61の爪部67に跨って保持され、ステータコア31のリード側において、互いに隣り合うインシュレータ61の爪部66に跨って保持されている。インシュレータ61は、ステータコア31の半径方向内側へのウェッジ51の飛び出しを防ぐとともに、ステータコア31の周方向におけるウェッジ51の回転を規制する機能を発揮する。
本実施の形態におけるモータジェネレータ10においては、ウェッジ51が互いに隣り合うインシュレータ61により保持されるため、ウェッジ51によるカセットコイル41の固定に対する信頼性を高めることができる。
また、本実施の形態では、ステータコア31とカセットコイル41との間の絶縁性を確保するためのインシュレータ61によって、ウェッジ51がステータコア31に対して保持されている。これにより、ティース33にウェッジ51を保持するための溝等の機構を設ける必要がなくなり、ティース33の先端部の幅を大きく設定することができる。結果、コアに切り欠きを形成することによるトルク低下や損失の悪化などを防ぐことができる。
また、特にカセットコイル41として平角線コイルが用いられる場合、カセットコイル41の反発力(スプリングバック力)が大きく発生する。本実施の形態では、ウェッジ51がコイルエンド部42と向かい合い位置でインシュレータ61により保持されるため、このスプリングバック力に抗しつつカセットコイル41をより確実に固定することができる。
なお、カセットコイル41のスプリングバック力は、ステータコア31の反リード側よりもリード側で大きくなる傾向がある。これに対応して、ステータコア31のリード側に設けられるインシュレータ61の爪部66を、反リード側の爪部67よりも肉厚とし、爪部66とウェッジ51との当たり面の剛性を高める構成としてもよい。
図10は、図4中の矢印Xに示す方向から見たステータを模式的に示す図である。図中では、ウェッジ51が組み付けられる前のステータが示されている。図11は、図10中のXI−XI線上に沿ったステータを示す断面図である。
図10および図11を参照して、ステータコア31の半径方向に延びるティース33の先端を正面から見た場合に、爪部67および爪部66は、カセットコイル41の内側の範囲(カセットコイル41の内周面41cよりも内側の範囲)に位置するように設けられている。このような構成により、インシュレータ61に対するカセットコイル41の挿入隙110が確保されるため、カセットコイル41の組み付け時の作業性を向上させることができる。
爪部67および爪部66は、ティース33の先端33dからステータコア31の半径方向内側に突出しないように設けられている。
以上に説明した、この発明の実施の形態における回転電機としてのモータジェネレータ10の構造についてまとめて説明すると、本実施の形態におけるモータジェネレータ10は、互いに間隔を隔てて周方向に配置され、半径方向に延伸する複数のティース33を有する筒状のステータコア31と、各ティース33の外周上に配置されるカセットコイル41と、保持部としての爪部66,67を有し、ステータコア31とカセットコイル41との間に介挿されるインシュレータ61と、互いに隣り合うカセットコイル41間に跨って設けられ、カセットコイル41をステータコア31に対して固定するための固定部材としてのウェッジ51とを備える。ウェッジ51は、互いに隣り合うインシュレータ61の爪部66,67により保持される。
このように構成された、この発明の実施の形態におけるモータジェネレータ10によれば、ウェッジ51をインシュレータ61により保持することによって、トルク低下や磁気ロスの発生を防止することができる。この際、トルク低下を防止することにより、電磁鋼板の積厚の低減によるコスト低減を図ったり、コア軸長の低減による小型化を通じて、モータジェネレータ10の搭載スペースを小さく抑えたりすることができる。また、磁気ロスの発生を防止することにより、モータの損失を小さくすることができ、延いては車両の燃費を改善することができる。
なお、本実施の形態では、ウェッジ51の保持構造として、カセットコイル41とインシュレータ61の爪部66,67との間に、ウェッジ51の鍵状部55および突出部54を挿入する構造を説明したが、ウェッジ51の保持構造はこれに限られず、たとえば、インシュレータ61に形成された溝や凹部に、ウェッジ51に設けられた凸部が嵌合される構造であってもよい。
また、ステータコア31に対するウェッジ51の組み付け方向は、ステータコア31の軸方向に限られず、たとえば、ステータコア31の径方向であってもよい。また、カセットコイル41を構成するコイル線は、平角線多層巻コイルに限られず、丸線コイルであってもよい。また、ウェッジ51を形成する材料は、絶縁機能を有する材料であれば特に限定されず、たとえば、磁性粉を含有した樹脂であってもよいし、紙状のものであってもよい(トルク脈動の低下に有効)。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、主に、モータの製造産業に利用される。
10 モータジェネレータ、12 端子台、13 インバータ、14 バッテリ、15 減速機構、16 ディファレンシャル機構、17 ドライブシャフト受け部、21 ロータシャフト、22 ロータコア、31 スタータコア、31a,31b 端面、32 環状部、33,33A,33B,33C ティース、33d 先端、40 三相コイル、41,41A,41B,41C カセットコイル、41c 内周面、41p 両端部、42 コイルエンド部、51 ウェッジ、52 押え部、52k,52m,52n 分岐部、53 リブ状部、54,54m,54n 突出部、55,55m,55n 鍵状部、56 切り欠き部、61,61A,61B,61C インシュレータ、62 本体部、62a,62b 側面、63 鍔部、64 突起部、66,67 爪部、101 中心軸、110 挿入隙、120 中心線。

Claims (6)

  1. 互いに間隔を隔てて周方向に配置され、半径方向に延伸する複数のティースを有する筒状のステータコアと、
    各前記ティースの外周上に配置されるカセットコイルと、
    保持部を有し、前記ステータコアと前記カセットコイルとの間に介挿されるインシュレータと、
    互いに隣り合う前記カセットコイル間に跨って設けられ、前記カセットコイルを前記ステータコアに対して固定するための固定部材とを備え、
    前記固定部材は、互いに隣り合う前記インシュレータの前記保持部により保持される、回転電機。
  2. 前記ステータコアの半径方向に延びる前記ティースの先端を正面から見た場合に、前記保持部は、前記カセットコイルの内側の範囲に位置する、請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記カセットコイルは、前記ステータコアの端面上に位置決めされるコイルエンド部を有し、
    前記固定部材は、前記コイルエンド部と向かい合う位置で前記保持部により保持されている、請求項1または2に記載の回転電機。
  4. 前記カセットコイルは、平角線多層巻コイルから構成される、請求項1から3のいずれか1項に記載の回転電機。
  5. 前記固定部材は、互いに隣り合う前記カセットコイル間に跨り、前記カセットコイルに当接しながら前記ステータコアの軸方向に延伸する押え部と、前記押え部のその延伸方向における端部に設けられ、前記保持部により係止される係止部とを有する、請求項1から4のいずれか1項に記載の回転電機。
  6. 前記保持部は、前記カセットコイルよりも前記ステータコアの半径方向内側に配置される爪形状を有し、
    前記係止部は、前記カセットコイルと前記保持部との間に挿入される、請求項5に記載の回転電機。
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