JP2014127570A - ウエーハの加工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】裏面にダイアタッチフィルムやダイバックサイドフィルム等の樹脂フィルムをデバイスの品質を低下させることなく装着する。
【解決手段】ウエーハ2を個々のデバイスに分割するとともに、各デバイスの裏面に樹脂フィルム5を装着するウエーハ2の加工方法であって、ウエーハ2の表面2aに保護部材3を貼着する工程と、ウエーハ2の裏面2bを研削して所定の厚みに形成する工程と、ウエーハ2の裏面2bに樹脂フィルム5を装着する工程と、樹脂フィルム5のストリートと対応する領域を除く領域にレジスト膜6を被覆する工程と、プラズマエッチングすることにより、樹脂フィルム5とウエーハ2をエッチングして、ストリートに沿って個々のデバイスに分割する工程と、レジスト膜6を除去する工程と、樹脂フィルム5側にダイシングテープを貼着するとともにダイシングテープの外周部を環状のフレームによって支持し保護部材3を剥離する工程とを含む。
【選択図】図8

Description

本発明は、表面に格子状に形成されたストリートによって区画された複数の領域にデバイスが形成されたウエーハをストリートに沿って個々のデバイスに分割するとともに、各デバイスの裏面にダイボンディング用の接着フィルム(DAF)等の樹脂フィルムを装着するウエーハの加工方法に関する。
例えば、半導体デバイス製造工程においては、略円板形状である半導体ウエーハの表面に格子状に形成された分割予定ライン(ストリート)によって区画された複数の領域にIC、LSI等のデバイスを形成し、該デバイスが形成された各領域をストリートに沿って分割することにより個々の半導体デバイスを製造している。半導体ウエーハを分割する分割装置としては一般に切削装置が用いられており、この切削装置は厚さが20μm程度の切削ブレードによって半導体ウエーハをストリートに沿って切削する。このようにして分割された半導体デバイスは、パッケージングされて携帯電話やパソコン等の電気機器に広く利用されている。
個々に分割された半導体デバイスは、その裏面にポリイミド系樹脂、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂等で形成された厚さ10〜30μmのダイアタッチフィルム(DAF)と呼ばれるダイボンディング用の接着フィルムが装着され、この接着フィルムを介して半導体デバイスを支持するダイボンディングフレームに加熱することによりボンディングされる。また、シリコン基板からなる半導体ウエーハ内に存在する微量の金属不純物の移動を抑制するために、半導体ウエーハの裏面にダイバックサイドフィルム(DSF)と呼ばれる樹脂フィルムを装着する場合がある。半導体デバイスの裏面にダイアタッチフィルム(DAF)やダイバックサイドフィルム(DSF)と呼ばれる樹脂フィルムを装着する方法としては、半導体ウエーハの裏面に樹脂フィルムを貼着し、この樹脂フィルムを介して半導体ウエーハをダイシングテープに貼着した後、半導体ウエーハの表面に形成されたストリートに沿って切削ブレードにより接着フィルムと共に切断することにより、裏面に樹脂フィルムが装着された半導体デバイスを形成している。
しかるに、上述した樹脂フィルムを装着する方法によると、切削ブレードにより半導体ウエーハとともに樹脂フィルムを切断して個々の半導体デバイスに分割する際に、半導体デバイスの裏面に欠けが生じたり、樹脂フィルムに髭状のバリが発生してワイヤボンディングの際に断線の原因になるという問題がある。
近年、携帯電話やパソコン等の電気機器はより軽量化、小型化が求められており、より薄い半導体デバイスが要求されている。より薄く半導体デバイスを分割する技術として所謂先ダイシング法と呼ばれる分割技術が実用化されている。この先ダイシング法は、半導体ウエーハの表面からストリートに沿って所定の深さ(半導体デバイスの仕上がり厚さに相当する深さ)の分割溝を形成し、その後、半導体ウエーハの表面に保護テープを貼着して半導体ウエーハの裏面を研削することにより裏面に分割溝を表出させ個々の半導体デバイスに分割する技術であり、半導体デバイスの厚さを50μm以下に加工することが可能である。
しかるに、先ダイシング法によって半導体ウエーハを個々の半導体デバイスに分割する場合には、半導体ウエーハの表面からストリートに沿って所定の深さの分割溝を形成した後に半導体ウエーハの表面に保護テープを貼着して裏面を研削して該裏面に分割溝を表出させるので、ダイアタッチフィルム(DAF)やダイバックサイドフィルム(DSF)等の樹脂フィルムを前もって半導体ウエーハの裏面に装着することができない。従って、先ダイシング法によって半導体デバイスを支持するダイボンディングフレームにボンディングする際には、半導体デバイスとダイボンディングフレームとの間にボンド剤を挿入しながら行わなければならず、ボンディング作業を円滑に実施することができないという問題がある。
このような問題を解消するために、先ダイシング法によって個々の半導体デバイスに分割されたウエーハの裏面にダイアタッチフィルム(DAF)やダイバックサイドフィルム(DSF)等の樹脂フィルムを装着し、この樹脂フィルムを介して半導体デバイスをダイシングテープに貼着した後、各半導体デバイス間の間隙に露出された該樹脂フィルムの部分に、半導体デバイスの表面側から上記間隙を通してレーザー光線を照射し、樹脂フィルムの上記間隙に露出された部分を溶断するようにした半導体デバイスの製造方法が提案されている。(例えば、特許文献1参照。)
特開2002−118081号公報
しかるに、レーザー光線を照射することによって溶断されたダイアタッチフィルム(DAF)やダイバックサイドフィルム(DSF)等の樹脂フィルムはデバイスの外周からはみ出し、このデバイスの外周からのはみ出し部分がデバイスの表面に形成されたボンディングパッドを汚染する等によってデバイスの品質を低下させるという問題がある。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術課題は、個々のデバイスの裏面にダイアタッチフィルム(DAF)やダイバックサイドフィルム(DSF)等の樹脂フィルムをデバイスの品質を低下させることなく装着することができるウエーハの加工方法を提供することにある。
上記主たる技術課題を解決するため、本発明によれば、表面に格子状に形成された複数のストリートによって区画された複数の領域にデバイスが形成されたウエーハをストリートに沿って個々のデバイスに分割するとともに、各デバイスの裏面に樹脂フィルムを装着するウエーハの加工方法であって、
ウエーハの表面に保護部材を貼着する保護部材貼着工程と、
該保護部材貼着工程が実施されたウエーハの裏面を研削して所定の厚みに形成する裏面研削工程と、
該裏面研削工程が実施されたウエーハの裏面に樹脂フィルムを装着する樹脂フィルム装着工程と、
該樹脂フィルム装着工程が実施されたウエーハの裏面に装着された樹脂フィルムの表面におけるストリートと対応する領域を除く領域にレジスト膜を被覆するレジスト膜被覆工程と、
該レジスト膜被覆工程が実施されたウエーハの裏面側からプラズマエッチングすることにより、ストリートに沿って樹脂フィルムをエッチングするとともにウエーハをエッチングして、樹脂フィルムおよびウエーハをストリートに沿って個々のデバイスに分割するエッチング工程と、
該プラズマエッチング工程が実施されたウエーハの裏面に装着されている樹脂フィルムの表面に被覆されたレジスト膜を除去するレジスト膜除去工程と、
個々のデバイスに分割されたウエーハの裏面に装着されている樹脂フィルム側にダイシングテープを貼着するとともにダイシングテープの外周部を環状のフレームによって支持し、ウエーハの表面に貼着された保護部材を剥離するウエーハ支持工程と、を含む、
ことを特徴とするウエーハの加工方法が提供される。
上記エッチング工程において、樹脂フィルムをエッチングする際に使用するエッチングガスはO2を用い、ウエーハをエッチングする際に使用するエッチングガスはSF6とC4F8とを交互に用いる。
また、本発明によれば、表面に格子状に形成された複数のストリートによって区画された複数の領域にデバイスが形成されたウエーハをストリートに沿って個々のデバイスに分割するとともに、各デバイスの裏面に樹脂フィルムを装着するウエーハの加工方法であって、
ウエーハの表面に保護部材を貼着する保護部材貼着工程と、
該保護部材貼着工程が実施されたウエーハの裏面を研削して所定の厚みに形成する裏面研削工程と、
該裏面研削工程が実施されたウエーハの裏面に樹脂フィルムを装着するとともに樹脂フィルム側にダイシングテープを貼着しダイシングテープの外周部を環状のフレームによって支持し、ウエーハの表面に貼着された保護部材を剥離するウエーハ支持工程と、
該ウエーハ支持工程が実施されたウエーハの表面におけるストリートを除く領域にレジスト膜を被覆するレジスト膜被覆工程と、
該レジスト膜被覆工程が実施されたウエーハの表面側からプラズマエッチングすることにより、ストリートに沿ってウエーハをエッチングするとともに樹脂フィルムをエッチングして、ウエーハおよび樹脂フィルムをストリートに沿って個々のデバイスに分割するエッチング工程と、
該プラズマエッチング工程が実施されたウエーハの表面からレジスト膜を除去するレジスト膜除去工程と、を含む、
ことを特徴とするウエーハの加工方法が提供される。
上記エッチング工程において、ウエーハをエッチングする際に使用するエッチングガスはSF6とC4F8とを交互に用い、樹脂フィルムをエッチングする際に使用するエッチングガスはO2を用いる。
本発明によるウエーハの加工方法は、ウエーハの裏面に装着された樹脂フィルムの表面におけるストリートと対応する領域を除く領域にレジスト膜を被覆し、ウエーハの裏面側からプラズマエッチングすることにより、ストリートに沿って樹脂フィルムをエッチングするとともにウエーハをエッチングして、樹脂フィルムおよびウエーハをストリートに沿って個々のデバイスに分割するので、樹脂フィルムは個々のデバイスの外周に沿って確実に除去されるため、樹脂フィルムがデバイスの外周からはみ出すことはない。従って、樹脂がデバイスの外周からはみ出し、このはみ出し部分がデバイスの表面に形成されたボンディングパッドを汚染する等によってデバイスの品質を低下させるという問題が解消される。
また、本発明によるウエーハの加工方法は、裏面に樹脂フィルムが装着されたウエーハの表面におけるストリートを除く領域にレジスト膜を被覆し、ウエーハの表面側からプラズマエッチングすることにより、ストリートに沿ってウエーハをエッチングするとともに樹脂フィルムをエッチングして、ウエーハおよび樹脂フィルムをストリートに沿って個々のデバイスに分割するので、樹脂フィルムは個々のデバイスの外周に沿って確実に除去されるため、樹脂フィルムがデバイスの外周からはみ出すことはない。従って、樹脂がデバイスの外周からはみ出し、このはみ出し部分がデバイスの表面に形成されたボンディングパッドを汚染する等によってデバイスの品質を低下させるという問題が解消される。
本発明によるウエーハの加工方法によって加工される半導体ウエーハを示す斜視図および要部拡大断面図。 本発明によるウエーハの加工方法における保護部材貼着工程の説明図。 本発明によるウエーハの加工方法における裏面研削工程を実施するための研削装置の要部斜視図。 本発明によるウエーハの加工方法における裏面研削工程の説明図。 本発明によるウエーハの加工方法における樹脂フィルム装着工程の説明図。 本発明によるウエーハの加工方法におけるレジスト膜被覆工程の説明図。 本発明によるウエーハの加工方法におけるエッチング工程を実施するためのプラズマエッチング装置の要部断面図。 本発明によるウエーハの加工方法におけるエッチング工程の説明図。 本発明によるウエーハの加工方法におけるレジスト膜被覆工程が実施されたウエーハの斜視図。 本発明によるウエーハの加工方法におけるウエーハ支持工程の説明図。 本発明によるウエーハの加工方法におけるウエーハ支持工程の第2の実施形態を示す説明図。 本発明によるウエーハの加工方法におけるレジスト膜被覆工程の第2の実施形態を示す説明図。 本発明によるウエーハの加工方法におけるエッチング工程の第2の実施形態を示す説明図。 本発明によるウエーハの加工方法におけるレジスト膜被覆工程の第2の実施形態が実施されたウエーハの斜視図。
以下、本発明によるウエーハの加工方法の好適な実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1には、本発明に従って加工されるウエーハとしての半導体ウエーハの斜視図が示されている。図1に示す半導体ウエーハ2は、例えば直径が200mmで厚みが600μmのシリコンウエーハからなっており、表面2aに複数のストリート21が格子状に形成されているとともに、該複数のストリート21によって区画された複数の領域にIC、LSI等のデバイス22が形成されている。
上記半導体ウエーハ2をストリート21に沿って個々のデバイス22に分割するウエーハの加工方法の第1の実施形態について図2乃至図10を参照して説明する。
先ず、半導体ウエーハ2の表面2aに形成されたデバイス22を保護するために、半導体ウエーハ2の表面2aに保護部材を貼着する保護部材貼着工程を実施する。即ち、図2に示すように半導体ウエーハ2の表面2aに保護部材としての保護テープ3を貼着する。なお、保護テープ3は、図示の実施形態においては厚さが100μmのポリ塩化ビニル(PVC)からなるシート状基材の表面にアクリル樹脂系の糊が厚さ5μm程度塗布されている。
半導体ウエーハ2の表面2aに保護部材としての保護テープ3を貼着したならば、半導体ウエーハ2の裏面2bを研削して半導体ウエーハ2をデバイスの所定の仕上がり厚みに形成する裏面研削工程を実施する。この裏面研削工程は、図3に示す研削装置4を用いて実施する。図3に示す研削装置4は、被加工物を保持するチャックテーブル41と、該チャックテーブル41に保持された被加工物を研削する研削手段42を具備している。チャックテーブル41は、保持面である上面に被加工物を吸引保持するように構成されており、図示しない回転駆動機構によって図3において矢印41aで示す方向に回転せしめられる。研削手段42は、スピンドルハウジング421と、該スピンドルハウジング421に回転自在に支持され図示しない回転駆動機構によって回転せしめられる回転スピンドル422と、該回転スピンドル422の下端に装着されたマウンター423と、該マウンター423の下面に取り付けられた研削ホイール424とを具備している。この研削ホイール424は、円環状の基台425と、該基台425の下面に環状に装着された研削砥石426とからなっており、基台425がマウンター423の下面に締結ボルト427によって取り付けられている。
上述した研削装置4を用いて上記裏面研削工程を実施するには、図3に示すようにチャックテーブル41の上面(保持面)に上記保護部材貼着工程が実施された半導体ウエーハ2の保護テープ3側を載置する。そして、図示しない吸引手段を作動することによってチャックテーブル41上に半導体ウエーハ2を保護テープ3を介して吸着保持する(ウエーハ保持工程)。従って、チャックテーブル41上に保持された半導体ウエーハ2は、裏面2bが上側となる。このようにチャックテーブル41上に半導体ウエーハ2を保護テープ3を介して吸引保持したならば、チャックテーブル41を図3において矢印41aで示す方向に例えば300rpmで回転しつつ、研削手段42の研削ホイール424を図3において矢印424aで示す方向に例えば6000rpmで回転せしめて、図4に示すように研削砥石426を被加工面である半導体ウエーハ2の裏面2bに接触せしめ、研削ホイール424を図3および図4において矢印424bで示すように例えば1μm/秒の研削送り速度で下方(チャックテーブル41の保持面に対し垂直な方向)に所定量研削送りする。この結果、半導体ウエーハ2の裏面2bが研削されて半導体ウエーハ2は所定の厚み(例えば250μm)に形成される。
次に、裏面研削工程が実施された半導体ウエーハ2の裏面2bにダイアタッチフィルム(DAF)やダイバックサイドフィルム(DSF)等の樹脂フィルムを装着する樹脂フィルム装着工程を実施する。即ち、図5の(a)および(b)に示すように半導体ウエーハ2の裏面2bに樹脂フィルム5を装着する。このとき、80〜200°Cの温度で加熱しつつ樹脂フィルム5を半導体ウエーハ2の裏面2bに押圧して装着する。なお、樹脂フィルム5は、エポキシ系樹脂で形成されており、厚さが10μmのフィルム材からなっている。
上述した樹脂フィルム装着工程を実施したならば、半導体ウエーハ2の裏面2bに装着された樹脂フィルム5の表面におけるストリート21と対応する領域を除く領域にレジスト膜を被覆するレジスト膜被覆工程を実施する。
このレジスト膜被覆工程は、先ず図6の(a)に示すように上記樹脂フィルム装着工程が実施された半導体ウエーハ2の裏面2bに装着されている樹脂フィルム5の表面にポジ型ホトレジストを塗布しホトレジスト膜6を形成する(ホトレジスト塗布工程)。次に、半導体ウエーハ2の裏面2bに装着されている樹脂フィルム5の表面に形成されたホトレジスト膜6のエッチングすべき領域としてのストリート21と対応する領域を除く領域にマスキングをしてホトレジスト膜6を露光し(露光工程)、露光されたホトレジスト膜6をアルカリ溶液によって現像する(現像工程)。この結果、図6の(b)に示すようにホトレジスト膜6における露光されたストリート21と対応する領域が除去される。従って、半導体ウエーハ2の裏面2bに装着された樹脂フィルム5の表面には、ストリート21と対応する領域を除く領域にホトレジスト膜6が被覆されたことになる。
上述したレジスト膜被覆工程を実施したならば、半導体ウエーハ2の裏面2b側からプラズマエッチングすることにより、ストリート21に沿って樹脂フィルム5をエッチングするとともに半導体ウエーハ2をエッチングして、樹脂フィルム5および半導体ウエーハ2をストリート21に沿って個々のデバイスに分割するエッチング工程を実施する。このプラズマエッチング工程は、図7に示すプラズマエッチング装置を用いて実施する。図7に示すプラズマエッチング装置7は、密閉空間71aを形成するハウジング71を具備している。このハウジング71は、底壁711と上壁712と左右側壁713、714と後側側壁715および前側側壁(図示せず)とからなっており、右側側壁614には被加工物搬出入用の開口714aが設けられている。開口714aの外側には、開口714aを開閉するためのゲート72が上下方向に移動可能に配設されている。このゲート72は、ゲート作動手段73によって作動せしめられる。ゲート作動手段73は、エアシリンダ731と該エアシリンダ731内に配設された図示しないピストンに連結されたピストンロッド732とからなっており、エアシリンダ731がブラケット733を介して上記ハウジング71の底壁711に取り付けられており、ピストンロッド732の先端(図において上端)が上記ゲート72に連結されている。このゲート作動手段73によってゲート72が開けられることにより、被加工物としての上述したレジスト膜被覆工程が実施された半導体ウエーハ2を開口714aを通して搬出入することができる。また、ハウジング71を構成する底壁711には排気口711aが設けられており、この排気口711aがガス排出手段74に接続されている。
上記ハウジング71によって形成される密閉空間71aには、下部電極75と上部電極76が対向して配設されている。下部電極75は、導電性の材料によって形成されており、円盤状の被加工物保持部751と、該被加工物保持部751の下面中央部から突出して形成された円柱状の支持部752とからなっている。このように被加工物保持部751と円柱状の支持部752とから構成された下部電極75は、支持部752がハウジング71の底壁711に形成された穴711bを挿通して配設され、絶縁体77を介して底壁711にシールされた状態で支持されている。このようにハウジング71の底壁711に支持された下部電極75は、支持部752を介して高周波電源78に電気的に接続されている。
下部電極75を構成する被加工物保持部751の上部には、上方が開放された円形状の嵌合凹部751aが設けられており、該嵌合凹部751aにポーラスセラミック材によって形成された円盤状の吸着保持部材753が嵌合される。嵌合凹部751aにおける吸着保持部材753の下側に形成される室751bは、被加工物保持部751および支持部752に形成された連通路752aによって吸引手段79に連通されている。従って、吸着保持部材753上に被加工物を載置して吸引手段79を作動して連通路752aを負圧源に連通することにより室751bに負圧が作用し、吸着保持部材753上に載置された被加工物が吸引保持される。また、吸引手段79を作動して連通路752aを大気に開放することにより、吸着保持部材753上に吸引保持された被加工物の吸引保持が解除される。
下部電極75を構成する被加工物保持部751の下部には、冷却通路751cが形成されている。この冷却通路751cの一端は支持部752に形成された冷媒導入通路752bに連通され、冷却通路751cの他端は支持部752に形成された冷媒排出通路752cに連通されている。冷媒導入通路752bおよび冷媒排出通路752cは、冷媒供給手段80に連通されている。従って、冷媒供給手段80が作動すると、冷媒が冷媒導入通路752b、冷却通路751cおよび冷媒排出通路752cを通して循環せしめられる。この結果、後述するプラズマ処理時に発生する熱は下部電極75から冷媒に伝達されるので、下部電極75の異常昇温が防止される。
上記上部電極76は、導電性の材料によって形成されており、円盤状のガス噴出部761と、該ガス噴出部761の上面中央部から突出して形成された円柱状の支持部762とからなっている。このようにガス噴出部761と円柱状の支持部762とからなる上部電極76は、ガス噴出部761が下部電極75を構成する被加工物保持部751と対向して配設され、支持部762がハウジング71の上壁712に形成された穴712aを挿通し、該穴712aに装着されたシール部材81によって上下方向に移動可能に支持されている。支持部762の上端部には作動部材763が取り付けられており、この作動部材763が昇降駆動手段82に連結されている。なお、上部電極76は、支持部762を介して接地されている。
上部電極76を構成する円盤状のガス噴出部761には、下面に開口する複数の噴出口761aが設けられている。この複数の噴出口761aは、ガス噴出部761に形成された連通路761bおよび支持部762に形成された連通路762aを介してエッチングガス供給手段であるSF6ガス供給手段83とC4F8ガス供給手段84および酸素供給手段85に連通されている。
図示の実施形態におけるプラズマエッチング装置7は、上記ゲート作動手段73、ガス排出手段74、高周波電源78、吸引手段79、冷媒供給手段80、昇降駆動手段82、SF6ガス供給手段83、C4F8ガス供給手段84、酸素供給手段85等を制御する制御手段86を具備している。この制御手段86にはガス排出手段74からハウジング71によって形成される密閉空間71a内の圧力に関するデータが、冷媒供給手段80から冷媒温度(即ち電極温度)に関するデータが、SF6ガス供給手段83とC4F8ガス供給手段84および酸素供給手段85からガス流量に関するデータが入力され、これらのデータ等に基づいて制御手段86は上記各手段に制御信号を出力する。
図示の実施形態におけるプラズマエッチング装置7は以上のように構成されており、以下上述したようにレジスト膜被覆工程が実施された半導体ウエーハ2の裏面2b側からプラズマエッチングして、ストリート21に沿って樹脂フィルム5をエッチングするとともに半導体ウエーハ2をエッチングして、樹脂フィルム5および半導体ウエーハ2をストリート21に沿って個々のデバイスに分割するエッチング工程について説明する。
先ずゲート作動手段73を作動してゲート72を図7において下方に移動せしめ、ハウジング71の右側側壁714に設けられた開口714aを開ける。次に、図示しない搬出入手段によって上述したレジスト膜被覆工程が実施された半導体ウエーハ2を開口714aからハウジング71によって形成される密閉空間71aに搬送し、下部電極75を構成する被加工物保持部751の吸着保持部材753上に半導体ウエーハ2の表面に貼着された保護テープ3側を載置する。このとき、昇降駆動手段82を作動して上部電極76を上昇せしめておく。そして、吸引手段79を作動して上述したように室751bに負圧を作用することにより、吸着保持部材753上に載置された半導体ウエーハ2は保護テープ3を介して吸引保持される。従って、吸着保持部材753上に保持された半導体ウエーハ2は、裏面2bに貼着されている樹脂フィルム5の表面にストリート21を除く領域に被覆されたホトレジスト膜6が上側となる。
このように半導体ウエーハ2が吸着保持部材753上に吸引保持されたならば、ゲート作動手段73を作動してゲート72を図7において上方に移動せしめ、ハウジング71の右側側壁714に設けられた開口714aを閉じる。そして、昇降駆動手段82を作動して上部電極76を下降させ、上部電極76を構成するガス噴射部761の下面と下部電極75を構成する被加工物保持部751に保持されたホトレジスト膜6を貼着した半導体ウエーハ2の裏面2bに貼着されている樹脂フィルム5の表面(上面)との間の距離をプラズマエッチング処理に適した所定の電極間距離(例えば10mm)に位置付ける。
次に、ガス排出手段74を作動してハウジング71によって形成される密閉空間71a内を真空排気する。密閉空間71a内を真空排気したならば、先ず樹脂フィルム5をストリート21に沿ってエッチングする樹脂フィルムエッチング工程を実施する。
樹脂フィルムエッチング工程を実施するには、酸素供給手段85を作動しプラズマ発生用の酸素(O2)を上部電極76に供給する。酸素供給手段85から供給された酸素(O2)は、支持部762に形成された連通路762aおよびガス噴出部761に形成された連通路761bを通して複数の噴出口761aから下部電極75の吸着保持部材753上に保護テープ3を介して保持された半導体ウエーハ2の裏面2b(上面)に向けて噴出される。そして、密閉空間71a内を所定のガス圧力(例えば20Pa)に維持する。このように、プラズマ発生用の酸素(O2)を供給した状態で、高周波電源78から下部電極75に例えば100Wの高周波電力を印加するとともに上部電極76に例えば2000Wの高周波電力を印加する。これにより、下部電極75と上部電極76との間の空間に酸素(O2)からなる異方性を有するプラズマが発生し、このプラズマ化した活性物質が半導体ウエーハ2の裏面2bに装着された樹脂フィルム5(表面にストリート21対応する領域を除く領域にホトレジスト膜6が被覆されている)に向けて噴出される。この結果、ホトレジスト膜6におけるストリート21に対応する領域を通してプラズマ化した活性物質が樹脂フィルム5に作用するため、図8の(a)に示すように樹脂フィルム5はストリート21に沿ってエッチング除去され、除去溝51が形成される。
なお、上記樹脂フィルムエッチング工程は、例えば以下の条件で行われる。
密閉空間71a内の圧力 :20Pa
高周波電力 :下部電極:100W、上部電極:2000W
酸素供給量 :1.5リットル/分
エッチング処理時間 :10分(樹脂フィルム5の厚み10μm)
上述した樹脂フィルムエッチング工程を実施したならば、引き続き半導体ウエーハ2をストリート21に沿ってエッチングし、半導体ウエーハ2を個々のデバイスに分割するウエーハエッチング工程を実施する。
ウエーハエッチング工程は、SF6ガス供給手段83とC4F8ガス供給手段84を交互に作動しプラズマ発生用のSF6ガスとC4F8ガスを上部電極76に供給する。SF6ガス供給手段83から供給されたSF6ガスとC4F8ガス供給手段84から供給されたC4F8ガスは、支持部762に形成された連通路762aおよびガス噴出部761に形成された連通路761bを通して複数の噴出口761aから下部電極75の吸着保持部材753上に保持された半導体ウエーハ2の裏面2bに装着された樹脂フィルム5(表面にストリート21と対応する領域を除く領域にホトレジスト膜6が被覆されている)に向けて交互に噴出される。そして、密閉空間71a内を所定のガス圧力(例えば20Pa)に維持する。このように、プラズマ発生用のSF6ガスとC4F8ガスを交互に供給した状態で、高周波電源78から下部電極75に例えば50Wの高周波電力を印加するとともに上部電極76に例えば3000Wの高周波電力を印加する。これにより、下部電極75と上部電極76との間の空間にSF6ガスとC4F8ガスからなる異方性を有するプラズマが発生し、このプラズマ化した活性物質が樹脂フィルム5にストリートと対応する領域に沿って形成された除去溝51を通して半導体ウエーハ2に作用するため、図8の(a)に示すように半導体ウエーハ2はストリート21に沿ってエッチング除去されて分割溝210は形成され、個々のデバイス22に分割される。
なお、上記ウエーハエッチング工程は、例えば以下の条件で行われる。
密閉空間71a内の圧力 :20Pa
高周波電力 :下部電極:50W、上部電極:3000W
SF6ガス供給量 :1.0リットル/分
C4F8ガス供給量 :0.7リットル/分
SF6ガス供給間隔 :2秒間隔で1秒間供給
C4F8ガス供給間隔 :1秒間隔で2秒間供給
エッチング処理時間 :20分(半導体ウエーハ2の厚み250μm)
上述した樹脂フィルムエッチング工程およびウエーハエッチング工程を含むエッチング工程を実施することにより、樹脂フィルム5は個々のデバイス22の外周に沿って確実に除去されるので、樹脂フィルム5がデバイスの外周からはみ出すことはない。従って、樹脂フィルム5がデバイス22の外周からはみ出し、このはみ出し部分がデバイス22の表面に形成されたボンディングパッドを汚染する等によってデバイスの品質を低下させるという問題が解消される。
上述したウエーハエッチング工程を実施したならば、半導体ウエーハ2の裏面2bに装着された樹脂フィルム5の表面に被覆されたホトレジスト膜6を除去するレジスト膜除去工程を実施する。即ち、周知のホトレジスト膜リムーバーを用いて半導体ウエーハ2の裏面2bに装着された樹脂フィルム5の表面に被覆されたホトレジスト膜6を除去し、図9に示すように半導体ウエーハ2の裏面2bに装着された樹脂フィルム5を露出せしめる。
次に、個々のデバイス22に分割された半導体ウエーハ2の裏面2bに装着されている樹脂フィルム5側にダイシングテープを貼着するとともにダイシングテープの外周部を環状のフレームによって支持し、半導体ウエーハ2の表面2aに貼着された保護部材としての保護テープ3を剥離するウエーハ支持工程を実施する。即ち、図示の実施形態においては、図10に示すように個々のデバイス22に分割された半導体ウエーハ2の裏面2bに装着されている樹脂フィルム5側を環状のフレームFに装着されたダイシングテープTに貼着する。従って、半導体ウエーハ2の表面2aに貼着されている保護テープ3は上側となる。そして、半導体ウエーハ2の表面2aに貼着されている保護部材としての保護テープ3を剥離する。なお、図10に示すウエーハ支持工程の実施形態においては、半導体ウエーハ2の裏面2bに装着されている樹脂フィルム5側を環状のフレームFに装着されたダイシングテープTに貼着する例を示したが、半導体ウエーハ2の裏面2bに装着されている樹脂フィルム5側にダイシングテープを貼着するとともにダイシングテープの外周部に環状のフレームを同時に装着するようにしてもよい。このようにして環状のフレームFに装着されたダイシングテープTに貼着された個々のデバイス22に分割された半導体ウエーハ2は、次工程であるピックアップ工程に搬送される。
次に、半導体ウエーハ2をストリート21に沿って個々のデバイス22に分割するウエーハの加工方法の第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態においても先ず上記半導体ウエーハ2の表面に保護部材としての保護テープ3を貼着する保護部材貼着工程(図2参照)を実施し、保護部材貼着工程が実施された半導体ウエーハ2の裏面を研削して所定の厚みに形成する裏面研削工程(図3および図4参照)を実施する。
上記裏面研削工程を実施したならば、ウエーハの裏面に樹脂フィルムを装着するとともに樹脂フィルム側にダイシングテープを貼着しダイシングテープの外周部を環状のフレームによって支持し、ウエーハの表面に貼着された保護部材を剥離するウエーハ支持工程を実施する。このウエーハ支持工程においては、先ず裏面研削工程が実施された半導体ウエーハ2の裏面に樹脂フィルム5を装着する樹脂フィルム装着工程(図5参照)を実施する。次に、半導体ウエーハ2の裏面2bに装着されている樹脂フィルム5側を環状のフレームに装着されたダイシングテープの表面に貼着するとともに半導体ウエーハ2の表面に貼着された保護部材としての保護テープ3を剥離する(ウエーハ支持工程)。即ち、図11に示すように半導体ウエーハ2の裏面2bに装着されている樹脂フィルム5側を環状のフレームFに装着されたダイシングテープTに貼着する。従って、半導体ウエーハ2の表面2aに貼着されている保護テープ3は上側となる。そして、半導体ウエーハ2の表面2aに貼着されている保護部材としての保護テープ3を剥離する。
上述した実施形態においては、樹脂フィルム装着工程とウエーハ支持工程を分けて実施する例を示したが、ダイシングテープの表面に予め樹脂フィルムが貼着された樹脂フィルム付きのダイシングテープを用いる場合には、半導体ウエーハ2の裏面にダイシングテープの表面に貼着された樹脂フィルムを装着するとともにダイシングテープの外周部を環状のフレームによって支持する。そして、半導体ウエーハ2の表面2aに貼着されている保護部材としての保護テープ3を剥離することにより、樹脂フィルムを装着する工程とウエーハを支持する工程を一つの工程として実施してもよい。
上記ウエーハ支持工程を実施したならば、半導体ウエーハ2の表面2aにおけるストリートを除く領域にレジスト膜を被覆するレジスト膜被覆工程を実施する。
このレジスト膜被覆工程を実施するには、先ず図12の(a)に示すように上記ウエーハ支持工程が実施された半導体ウエーハ2の表面2aにポジ型ホトレジストを塗布しホトレジスト膜6を形成する(ホトレジスト塗布工程)。次に、半導体ウエーハ2の表面2aに形成されたホトレジスト膜6のエッチングすべき領域としてのストリート21を除く領域にマスキングをしてホトレジスト膜6を露光し(露光工程)、露光されたホトレジスト膜6をアルカリ溶液によって現像する(現像工程)。この結果、図12の(b)に示すようにホトレジスト膜6における露光されたストリート21に対応する領域が除去される。従って、半導体ウエーハ2の表面2aには、ストリート21を除く領域にホトレジスト膜6が被覆されたことになる。
次に、レジスト膜被覆工程が実施された半導体ウエーハ2の表面2a側からプラズマエッチングすることにより、ストリート21に沿って半導体ウエーハ2をエッチングするとともに樹脂フィルム5をエッチングして、半導体ウエーハ2および樹脂フィルム5をストリート21に沿って個々のデバイスに分割するエッチング工程を実施する。このエッチング工程は、上記図7に示すプラズマエッチング装置7を用いて実施する。
先ずプラズマエッチング装置7の下部電極75を構成する被加工物保持部751の吸着保持部材753上に上述したようにレジスト膜被覆工程が実施された半導体ウエーハ2の裏面2bに装着されている樹脂フィルム5が貼着されている環状のフレームFに装着されたダイシングテープT側を載置する。そして、吸引手段79を作動して吸着保持部材753上に載置された半導体ウエーハ2をダイシングテープTを介して吸引保持する。従って、吸着保持部材753上にダイシングテープTを介して保持された半導体ウエーハ2は、表面2a(ストリート21を除く領域にホトレジスト膜6が被覆されている)が上側となる。
次に、半導体ウエーハ2をストリート21に沿ってエッチングし、半導体ウエーハ2を個々のデバイスに分割するウエーハエッチング工程を実施する。
ウエーハエッチング工程は、SF6ガス供給手段83とC4F8ガス供給手段84を交互に作動しプラズマ発生用のSF6ガスとC4F8ガスを上部電極76に供給する。SF6ガス供給手段83から供給されたSF6ガスとC4F8ガス供給手段84から供給されたC4F8ガスは、支持部762に形成された連通路762aおよびガス噴出部761に形成された連通路761bを通して複数の噴出口761aから下部電極75の吸着保持部材753上に保持された半導体ウエーハ2の表面2a(ストリート21を除く領域にホトレジスト膜6が被覆されている)に向けて交互に噴出される。この結果、ホトレジスト膜6におけるストリート21に対応する領域を通してプラズマ化した活性物質が半導体ウエーハ2に作用するため、図13の(a)に示すように半導体ウエーハ2はストリート21に沿ってエッチング除去され、分割溝210が形成され、個々のデバイス22に分割される。なお、ウエーハエッチング工程における加工条件は、上記第1の実施形態におけるウエーハエッチング工程と同様でよい。
上述したウエーハエッチング工程を実施したならば、引き続き半導体ウエーハ2の裏面に装着された樹脂フィルム5をストリート21に沿ってエッチングする樹脂フィルムエッチング工程を実施する。
樹脂フィルムエッチング工程を実施するには、酸素供給手段85を作動しプラズマ発生用の酸素(O2)を上部電極76に供給する。酸素供給手段85から供給された酸素(O2)は、支持部762に形成された連通路762aおよびガス噴出部761に形成された連通路761bを通して複数の噴出口761aから下部電極75の吸着保持部材753上に保持された半導体ウエーハ2の表面2a(ストリート21に沿って分割溝210が形成されている)に向けて噴出される。この結果、半導体ウエーハ2にストリート21に沿って形成された分割溝210を通してプラズマ化した活性物質が樹脂フィルム5に作用するため、図13の(b)に示すように樹脂フィルム5はストリート21に沿ってエッチング除去され、除去溝51が形成される。なお、樹脂フィルムエッチング工程における加工条件は、上記第1の実施形態における樹脂フィルムエッチング工程と同様でよい。
このように第2の実施形態においても、上述したウエーハエッチング工程および樹脂フィルムエッチング工程を含むエッチング工程を実施することにより、樹脂フィルム5は個々のデバイス22の外周に沿って確実に除去されるので、樹脂フィルム5がデバイスの外周からはみ出すことはない。従って、樹脂フィルム5がデバイス22の外周からはみ出し、このはみ出し部分がデバイス22の表面に形成されたボンディングパッドを汚染する等によってデバイスの品質を低下させるという問題が解消される。
次に、プラズマエッチング工程が実施された半導体ウエーハ2の表面2aにストリート21を除く領域に被覆されたホトレジスト膜6を除去するレジスト膜除去工程を実施する。即ち、周知のホトレジスト膜リムーバーを用いて半導体ウエーハ2の表面2aにストリート21を除く領域に被覆されたホトレジスト膜6を除去し、図14に示すように半導体ウエーハ2の表面2aを露出せしめる。
このようにしてレジスト膜除去工程が実施された半導体ウエーハ2(個々のデバイス22に分割されれいる)は、環状のフレームFに装着された粘着テープTに貼着された状態で次工程であるピックアップ工程に搬送される。
2:半導体ウエーハ
21:ストリート
22:デバイス
3:保護テープ
4:研削装置
41:研削装置のチャックテーブル
42:研削手段
5:樹脂フィルム
6:ホトレジスト膜
7:プラズマエッチング装置
75:下部電極
76:上部電極
83:SF6ガス供給手段
84:C4F8ガス供給手段
85:酸素供給手段
F:環状のフレーム
T:ダイシングテープ

Claims (4)

  1. 表面に格子状に形成された複数のストリートによって区画された複数の領域にデバイスが形成されたウエーハをストリートに沿って個々のデバイスに分割するとともに、各デバイスの裏面に樹脂フィルムを装着するウエーハの加工方法であって、
    ウエーハの表面に保護部材を貼着する保護部材貼着工程と、
    該保護部材貼着工程が実施されたウエーハの裏面を研削して所定の厚みに形成する裏面研削工程と、
    該裏面研削工程が実施されたウエーハの裏面に樹脂フィルムを装着する樹脂フィルム装着工程と、
    該樹脂フィルム装着工程が実施されたウエーハの裏面に装着された樹脂フィルムの表面におけるストリートと対応する領域を除く領域にレジスト膜を被覆するレジスト膜被覆工程と、
    該レジスト膜被覆工程が実施されたウエーハの裏面側からプラズマエッチングすることにより、ストリートに沿って樹脂フィルムをエッチングするとともにウエーハをエッチングして、樹脂フィルムおよびウエーハをストリートに沿って個々のデバイスに分割するエッチング工程と、
    該プラズマエッチング工程が実施されたウエーハの裏面に装着されている樹脂フィルムの表面に被覆されたレジスト膜を除去するレジスト膜除去工程と、
    個々のデバイスに分割されたウエーハの裏面に装着されている樹脂フィルム側にダイシングテープを貼着するとともにダイシングテープの外周部を環状のフレームによって支持し、ウエーハの表面に貼着された保護部材を剥離するウエーハ支持工程と、を含む、
    ことを特徴とするウエーハの加工方法。
  2. 該エッチング工程において、樹脂フィルムをエッチングする際に使用するエッチングガスはO2を用い、ウエーハをエッチングする際に使用するエッチングガスはSF6とC4F8とを交互に用いる、請求項1記載のウエーハの加工方法。
  3. 表面に格子状に形成された複数のストリートによって区画された複数の領域にデバイスが形成されたウエーハをストリートに沿って個々のデバイスに分割するとともに、各デバイスの裏面に樹脂フィルムを装着するウエーハの加工方法であって、
    ウエーハの表面に保護部材を貼着する保護部材貼着工程と、
    該保護部材貼着工程が実施されたウエーハの裏面を研削して所定の厚みに形成する裏面研削工程と、
    該裏面研削工程が実施されたウエーハの裏面に樹脂フィルムを装着するとともに樹脂フィルム側にダイシングテープを貼着しダイシングテープの外周部を環状のフレームによって支持し、ウエーハの表面に貼着された保護部材を剥離するウエーハ支持工程と、
    該ウエーハ支持工程が実施されたウエーハの表面におけるストリートを除く領域にレジスト膜を被覆するレジスト膜被覆工程と、
    該レジスト膜被覆工程が実施されたウエーハの表面側からプラズマエッチングすることにより、ストリートに沿ってウエーハをエッチングするとともに樹脂フィルムをエッチングして、ウエーハおよび樹脂フィルムをストリートに沿って個々のデバイスに分割するエッチング工程と、
    該プラズマエッチング工程が実施されたウエーハの表面からレジスト膜を除去するレジスト膜除去工程と、を含む、
    ことを特徴とするウエーハの加工方法。
  4. 該エッチング工程において、ウエーハをエッチングする際に使用するエッチングガスはSF6とC4F8とを交互に用い、樹脂フィルムをエッチングする際に使用するエッチングガスはO2を用いる、請求項3記載のウエーハの加工方法。
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