JP2014122111A - 長尺体の支持装置および支持方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】長尺体RS、RLの支持装置は、駆動機器31によって回転駆動される回転駆動手段3と、前記回転駆動手段3との間に長尺体RS、RLを挟み込み、当該長尺体RS、RLを巻取可能または繰出可能に支持する追従回転手段4A、4Bとを備え、前記追従回転手段4A、4Bは、1の前記回転駆動手段3に対して複数設けられている。
【選択図】図1
Description
特許文献1に記載の支持装置は、回動可能に設けられた巻取アームと、巻取アームの先端に回転可能に支持された巻取軸(追従回転手段)と、巻取軸の近傍に設けられた回転ドラム(回転駆動手段)と、巻取アームに連結された空圧シリンダとを備え、空圧シリンダにより巻取軸上の帯状紙(長尺体)を回転ドラムに押し付けながら、当該回転ドラムを回転駆動することにより巻取軸に帯状紙を巻き取るように構成されている。
なお、第2実施形態において、次の第1実施形態で説明する構成部材と同じ構成部材および同様な機能を有する構成部材には、第1実施形態の構成部材と同じ符号を付し、それらの説明を省略または簡略化する。
また、本明細書におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、水平面内の軸とし、Z軸は、水平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1の手前方向から観た場合を基準とし、方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸の矢印方向で「後」がその逆方向とする。
図1において、支持装置1は、長尺体としての原反RSをシート貼付装置7に繰り出すとともに、シート貼付装置7から送られてきた長尺体としての剥離シートRLを巻き取るものである。ここで、原反RSは、基材シートBSの一方の面に接着剤層ADを有する接着シートASが当該接着剤層ADを介して帯状の剥離シートRLの一方の面に仮着して構成されるとともに、筒状の紙管8Aに巻回された巻回物RB1として予め準備されている。
第2変位手段5Bは、第1変位手段5Aと同様の構成であり、第1変位手段5Aの末尾Aの記号をBに置き換えることで説明ができるので、その説明を省略する。
先ず、図1中二点鎖線で示すように、巻回物RB1を移載テーブル等の載置面TS1上に載置するとともに、紙管8Bを移載テーブル等の載置面TS2上に載置する。そして、図示しない操作手段によって起動信号が入力されると、第1変位手段5Aがリニアモータ51Aおよび回動モータ53Aを駆動し、第1従動ローラ4Aを紙管8Aに挿通するとともに、第2変位手段5Bがリニアモータ51Bおよび回動モータ53Bを駆動し、第2従動ローラ4Bを紙管8Bに挿通する。なお、第1および第2従動ローラ4A、4Bを各紙管8A、8Bに挿通するにあたっては、各紙管8A、8Bが常に一定の位置である場合は、第1および第2変位手段5A、5Bにそれらの位置を挿通位置として記憶させておき、これら挿通位置にそれぞれ第1および第2従動ローラ4A、4Bを移動させるようにしてもよい。また、接着シートASの巻回量により各紙管8A、8Bの位置が不特定の位置である場合は、光学センサや撮像手段等の図示しない検知手段によって各紙管8A、8Bの位置を認識させ、第1および第2変位手段5A、5Bにそれらの位置を挿通位置として記憶させた後、各挿通位置に第1および第2従動ローラ4A、4Bを移動させるようにしてもよい。
一方、第2変位手段5Bが回動モータ53Bを駆動し、紙管8Bを第2従動ローラ4Bで支持した状態でアーム55Bを移動させ、図1中実線で示すように、当該紙管8Bを駆動ローラ33および補助ローラ6B上の巻取位置に移動する。その後、上述と同様にして第2従動ローラ4Bと駆動ローラ33とにより紙管8Bを所定の挟持力で挟持する。
次に、本発明の第2実施形態を図2に基づいて説明する。
本実施形態の支持装置1Aでは、回転駆動手段3Aの構成と、1の回転駆動手段3Aに対して追従回転手段としての第3から第6従動ローラ4C〜4Fを設けた点と、第3から第6変位手段5C〜5Fを設けた点とが、第1実施形態と相違する。
なお、このような第3から第6変位手段5C〜5Fが制御する回動モータ53C〜53Fの出力トルクは、上記度同様に、繰り出されたり、巻き取られたりすることで各巻回物RB3〜RB6の重量減や外径減、重量増や外径増等に応じて、第3から第6従動ローラ4C〜4Fと無端ベルト35Aとで各巻回物RB3〜RB6に付与する挟持力が徐々に増大または減少するように制御してもよい。
また、1の回転駆動手段3Aに対して第3から第6従動ローラ4C〜4Fを設けることができるため、1の回転駆動手段でより多くの追従回転手段を設けることができる。
さらに、各変位手段5A〜5Fは、各従動ローラ4A〜4Fを支持するアームを複数設け、各従動ローラ4A〜4Fを各紙管8A〜8Fに貫通させた後、それら従動ローラ4A〜4Fを回転軸方向の両側から支持する構成としてもよい。
また、紙管8A〜8Fは、長尺体によって形成されたものでもよい。
さらに、接着シートASの種別や材質なども、特に限定されず、例えば、基材シートと接着剤層との間に設けられる中間層を有するものや、他の層を有する等3層以上のものでもよい。さらに、被着体WKは、シリコン半導体ウェハや化合物半導体ウェハ等が例示でき、このような半導体ウェハに貼付する接着シートは、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルムに限らず、その他の任意のシート、フィルム、テープ等、任意の用途、形状のシート等が適用できる。また、被着体WKが光ディスクの基板であって、接着シートASが記録層を構成する樹脂層を有したものであってもよい。また、被着体WKとしては、ガラス板、鋼板、樹脂板、基板等や、その他の部材のみならず、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。さらに、ウェハの表面にパターン回路が形成されたものも対象とすることができる。
3、3A 回転駆動手段
4A〜4F 第1〜第6従動ローラ(追従回転手段)
31 回動モータ(駆動機器)
35A 無端ベルト(無端帯状体)
RL 剥離シート(長尺体)
RS 原反(長尺体)
Claims (3)
- 駆動機器によって回転駆動される回転駆動手段と、
前記回転駆動手段との間に長尺体を挟み込み、当該長尺体を巻取可能または繰出可能に支持する追従回転手段とを備え、
前記追従回転手段は、1の前記回転駆動手段に対して複数設けられていることを特徴とする長尺体の支持装置。 - 前記回転駆動手段は、回転可能な無端帯状体を備え、
前記追従回転手段は、前記無端帯状体に沿って複数設けられていることを特徴とする請求項1に記載の長尺体の支持装置。 - 1の回転駆動手段との間に長尺体を挟み込み、当該長尺体を巻取可能または繰出可能に支持する追従回転手段を複数設ける工程と、
前記回転駆動手段を回転させ、前記複数の追従回転手段によって前記長尺体を巻き取るまたは繰り出す工程とを行うことを特徴とする長尺体の支持方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012280219A JP2014122111A (ja) | 2012-12-21 | 2012-12-21 | 長尺体の支持装置および支持方法 |
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JP2012280219A JP2014122111A (ja) | 2012-12-21 | 2012-12-21 | 長尺体の支持装置および支持方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2014122111A true JP2014122111A (ja) | 2014-07-03 |
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Family Applications (1)
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JP2012280219A Pending JP2014122111A (ja) | 2012-12-21 | 2012-12-21 | 長尺体の支持装置および支持方法 |
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JP (1) | JP2014122111A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105173824A (zh) * | 2015-07-31 | 2015-12-23 | 深圳市速准芯科技有限公司 | 一种料带覆盖膜回收装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51149459A (en) * | 1975-06-18 | 1976-12-22 | Tokyo Electric Co Ltd | Feeding device for tape form shee t |
JPS58128071A (ja) * | 1982-01-26 | 1983-07-30 | Fuji Photo Film Co Ltd | ばね作用を受けるロ−ラ−を有する磁気テ−プ・カ−トリツジ |
JPH05261433A (ja) * | 1992-03-23 | 1993-10-12 | Nippon Steel Corp | 金属帯板巻取機のスリーブ交換装置 |
-
2012
- 2012-12-21 JP JP2012280219A patent/JP2014122111A/ja active Pending
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