JP2014118027A - シールテープ付きダクト入りシートパッド - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両用座席シートの主要部を構成し、乗員当接側の表面(1a)に空気吹出口10を複数設けた発泡体からなるシートパッド1と、該シートパッドの中にダクト主部21が配設され、前記空気吹出口10にエア噴出口25aを連通させ、且つシートパッド裏面1b側にエア吸気口26eを設けると共に該エア吸気口26e周りの筒状部26に外フランジ27を形成した配風用ダクト2と、前記エア吸気口26eを塞いで該外フランジ27に貼着されるシールテープ4と、を具備し該シールテープ4が貼着されたダクト2をインサートして、前記シートパッド1が一体発泡成形された。
【選択図】図2
Description
そこで、本出願人は、ダクトをインサートしてシートパッドを一体発泡成形する時に、発泡原料が通気口からダクト内へ入らないように対策を講じた発明を先に提案した(特許文献1)。
ダクトをインサートして一体発泡成形されるシートパッドを製造する場合、ダクト2を例えば図9のように下型7aにセットすると、エア吸気口26eが上向き状態になる。その後、図11の注入工程で発泡原料mが注入されると、発泡原料mがエア吸気口26eからダクト2内へ入り込む虞がある。同図の注入ホースhを矢印のごとくエア吸気口26eをよけて動かしても、時にその口からダクト内へ入り込んでしまう問題があった。さらに、フランジ接合面に発泡原料がかかると、相手部材との接合に支障をきたすため、これを除去しなければならなかった。また、ダクト入りシートパッドの生産後、エア噴出口に比べ、大きな口のエア吸気口は、ここからゴミ,塵等が入り込む懸念もあった。
請求項2の発明たるシールテープ付きダクト入りシートパッドは、請求項1で、シールテープ(4)がエア吸気口(26e)を塞いでいる部位に、ピンホール(45)又はミシン目(46)が設けられていることを特徴とする。請求項3の発明たるシールテープ付きダクト入りシートパッドは、請求項1又は2で、フランジ(27)の背面(27b)側に在る前記ダクト(2)の筒状部(26)がシートパッド(1)で埋められる一方、前記フランジ(27)の外面(27a)側から背面(27b)側へ向けて凹む凹所(272)が形成され、且つ前記シールテープ(4)が、該凹所(272)で浮いた状態にして覆い、フランジ(27)の外面(27a)を覆着してなることを特徴とする。請求項4の発明たるシールテープ付きダクト入りシートパッドは、請求項3で、凹所(272)が前記フランジ(27)の外周縁(271a)で開放され、且つその開放部(272k)をエア吸気口(26e)側における凹所(272)から括れ部状に狭くして、該凹所(272)が入り江状に形成されると共に、前記シールテープ(4)が前記開放部(272k)まで覆っていることを特徴とする。請求項5の発明たるシールテープ付きダクト入りシートパッドは、請求項1〜請求項4で、フランジ(27)の外周縁(271a)からエア吸気口(26e)側へ、入り江状に入り込む湾部(274)が形成されて、該湾部(274)が前記シールテープ(4)で覆われていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明の要旨は、ダクト経路にエア吸気口(26e)とエア噴出口(25a)がある配風用ダクト(2)を、下型(7a)にセットし、次いで、発泡原料(m)の注入及び型閉じを経て、該ダクト(2)が埋設されるシートパッド(1)を発泡成形するダクト入りシートパッドの製造方法にあって、下型(7a)に配風用ダクト(2)をセットすると共に、該セットと相前後して、上向きになるエア吸気口(26e)をシールテープ(4)で塞ぎ、且つ該エア吸気口(26e)を形成する筒状部(26)周りから張り出すフランジ(27)に該シールテープ(4)を貼着し、次いで、発泡原料(m)の注入及び型閉じし、その後、ダクト主部(21)と一緒にフランジ(27)の背面(27b)側に在る筒状部(26)をシートパッド(1)で埋めて、シールテープ(4)付きダクト(2)がインサートされたシートパッド(1)を一体発泡成形することを特徴とするシールテープ付きダクト入りシートパッドの製造方法にある。請求項7の発明たるシールテープ付きダクト入りシートパッドの製造方法は、請求項6で、フランジ(27)の外面(27a)側から背面(27b)側へ凹む凹所(272)が形成され、前記シールテープ(4)が、エア吸気口(26e)を塞ぎ且つ該凹所(272)で浮いた状態で、該フランジ(27)に貼着されることを特徴とする。
(1)シールテープ付きダクト入りシートパッド
図1〜図8は本発明のシールテープ付きダクト入りシートパッドの一形態で、図1はその表面側斜視図、図2は図1のII-II線矢視図、図3は図1の裏面側斜視図及びそのシールテープ周りの説明図、図4,図5はダクトの説明図、図6はエア吸気口周りの説明斜視図で、図7,図8はフランジの他態様図である。尚、図2は裏当て材の図示を省き、図3、図6は裏当て材の断面を示すハッチングの図示を省く。
シートパッド1は、発泡型7にウレタン発泡原液等を注入して発泡成形された発泡体で、車両用座席シートの主要部を構成し、乗員当接側の表面1aに空気吹出口10が複数設けられる(図1)。本発明の「表面」、「表面側」とは、乗員が座部に腰掛ける時に当接する面、その面の側をいう。車両組付け時にはシートパッド裏面1b側に露出するダクト2のエア吸気口26eにシールテープ4が貼着されており、これをインサートして、一体発泡成形されるシートパッド1になっている。詳しくは、車両組付け段階ではシートパッド裏面1bに露出するダクト2のエア吸気口26eを、養生用シールテープ4で塞ぎ、このシールテープ4付きダクト2を埋設して一体発泡成形されるシートパッド1であり、且つダクト2に係るフランジ27の背面27b側に在る筒状部26がシートパッド1で埋設される。図1,図3(イ),図5はシートパッド1の紙面上方が車両前方側になり、図2は表面1a側と裏面1b側を上下逆置きにしたシートパッド1で、紙面左方が車両前方側になる。
シートパッド1は主要部11を構成するメイン部12の両側にサイド部13を設け、シートパッド表面1a側の両境界に吊溝14を設ける。符号14aは縦溝、符号14bは横溝を示す。シートパッド裏面1b側には、シールテープ4で覆われたダクト2のエア吸気口26e,フランジ27が、該シールテープ4を介し、図3のように顔を覗かせる。
ダクト2の表面側にはエア噴出口25aが複数開設される。ここでのダクト2は、その表面側に横筒部23,縦筒部24に対し短管からなるノズル部25を複数箇所に立設し、各ノズル部25の先端開口をエア噴出口25aとする。
ダクト2の本体主部は断面形状が円形でなく、扁平化したオーバル状になっているが、エア吸気口26eの筒状部26やエア噴出口25aのノズル部25は横断面円形とする(図4,図5)。図中、符号241は縦筒部24に設けた蛇腹部、符号242は取付片を示す。
発泡成形を終えた段階は、シールテープ付きダクト入りシートパッドであるが、最終の車両に組付ける段階ではシールテープ4がダクト2から剥がされる。凹所272が設けられ、シールテープ4が凹所272で浮いた状態にすると、シールテープ4を楽に剥がせる。尚、図3(ハ),図6(ハ)は、シールテープ4を判り易くするため、これを筒状部先端261及びフランジ主要部271から少し離すが、実際のシールテープ4は少なくとも筒状部先端261と返し部273近くのフランジ主要部271に付着する。
図6(イ)で、エア吸気口26eを塞ぐシールテープ4の中央部をエア吸気口26e内へ向けて指Fを押し付けることにより、ミシン目46がつながって切れる。押し付けにより、エア吸気口26e内へ入るテープ部分47を掴み上げて、フランジ27に貼付いたシールテープ4を容易に剥がすことができる。図6(ハ)は、矢印のごとく指Fを突っ込んだ後、指先を折り曲げてシールテープ4を持上げる様子を示す。またミシン目46に代えて、図6(ロ)のピンホール45でも、ピンホール45へ指を突っ込むようにして、シールテープ4を容易に剥がすことができる。ピンホールは判り易くするため大きめに図示するが、発泡成形時にピンホール45やミシン目46から発泡原料がエア吸気口26e内には侵入しない。
また、図8(イ)は、シールテープ4を円滑に剥がすことのできるよう、フランジ27の形を変えた他態様のダクト2とする。フランジ27の外周縁271aからエア吸気口26e側へ、入り江状に入り込む湾部274が形成され、且つ該湾部274がシールテープ4で覆われている。図4に示す略半円形のシールテープ4がフランジ27の外面27aの全域を覆着して、シートパッド1が発泡成形されても、図8(ロ)に示す矢印のように湾部274上に配されるシールテープ4の下へ指Fを差し入れた後、指先を曲げてシールテープ4を持上げれば、剥がし易くなっている。
シールテープ付きダクト入りシートパッドの製造方法は、発泡型7と前記ダクト2と前記裏当て材3とを用いて、発泡型7にダクト2をセットした後、発泡原料mの注入及び型閉じを経て、図1〜図3のようなシールテープ付きダクト入りシートパッドを発泡成形する。
本製法で用いる発泡型7は、図9のごとくの上型7bと下型7aとを備える。符号7cはヒンジを示す。ヒンジ7cを支点にして図12のごとく型閉じすると、全体的にへこみ度合いが大きな下型7aの型面71と、一部に凹みを有するものの略平坦な上型7bの型面76とで、シールテープ付きダクト入りシートパッドのキャビティ70をつくる。図9〜図12に示す本製法では、下型7aの型面71でシートパッド表面1a側が成形され、上型7bの型面76でシートパッド裏面1b側が成形される。尚、図9〜図12の発泡型7は、図1のII-II線矢視図でセットされるダクト2の中心軸を通って、車両前後方向に切断した型断面図になっている。
まず、下型7aに配風用ダクト2をセットすると共に、該セットと相前後して、口が上向きになるエア吸気口26eをシールテープ4で塞いで、該エア吸気口26eを形成する筒状部26周りから張り出すフランジ27に該シールテープ4を貼着する。本実施形態は、ダクト経路にエア吸気口26eとエア噴出口25aがある配風用ダクト2を、下型7aにセットするのであるが、予めエア吸気口26eをシールテープ4で塞いでフランジ27に貼着したシールテープ4付きダクト2を準備する。そうして、発泡型7を図9の型開状態にし、この型開状態の下型7aにシールテープ4付きダクト2をセットする。各ノズル部25を下方側に向け、ノズル部25の先端面を隆起部72の上端面に当接させ、該エア噴出口25aの口を塞いでシールテープ4付きダクト2を下型7aにセットする。ダクト2を下型7aにセットした後、そのエア吸気口26eをシールテープ4で塞いでもよいが、セットがずれる虞があり、予めシールテープ4付きダクト2とするのがより好ましい。発泡型7への斯かるダクト2のセットで、ダクト2はほぼ同一平面上に形成されたダクト主部21を水平に配して、ダクト主部21からは筒状部26が上方へ向け突出する。
下型7aへのシールテープ4付きダクト2のセットと相前後して、上型7bの型面76に図示しない止具で裏当て材3を取付けセットする。
型閉じの後、シートパッド1の発泡成形に移る。図12の型閉じ状態を所定時間維持し、図1〜図3ごとくのシールテープ4付きダクト2を埋設一体化したシートパッド1を発泡成形する。ダクト主部21と一緒にフランジ27の背面27b側に在る筒状部26をシートパッド1で埋めて、ダクト2がインサートされたシートパッド1を一体発泡成形し、且つシールテープ4でエア吸気口26eを塞ぎ、フランジ27の外面27aを覆った状態で発泡成形する。
本製法においても、シールテープ4のエア吸気口26eを塞ぐ部位に、前記ピンホール45又はミシン目46を設けたり、フランジ27に前記開放部272k付き凹所272や前記湾部274を設けたりすることができる。
このように構成したシールテープ付きダクト入りシートパッド及びその製造方法によれば、シールテープ4がエア吸気口26eを塞ぎ、且つフランジ27に貼着したシールテープ4付きダクト2をインサートして、シートパッド1が発泡成形されるので、発泡成形工程だけでなく、発泡原料mの注入工程でも、発泡原料mがエア吸気口26eからダクト2内へ侵入できなくなる。シールテープ4でエア吸気口26eが塞がれているので、図11で、エア吸気口26eの頭上に注入ホースhが誤ってずれ、ホースhから発泡原料mが注がれても、エア吸気口26e内へ入り込まない。特許文献1の発明が発泡原料mの注入工程において無防備だったのに対し、本発明は、発泡原料mの注入工程及び発泡成形工程で、ダクト2内への発泡原料mの侵入阻止が盤石になっている。
パイプ内に入り込んだ発泡原料mは後加工で取り除くにしても、製品化されたシートパッド1の成形後であり、製品品質を確保しながらの後加工作業に苦労する。取り除くことができなければ、発泡原料mの硬化部分がダクト2内に残って通気抵抗が増し、快適性を追求するダクト2入りシートパッド1に適合せず、不良品となることから、本発明は生産性向上,品質向上に威力を発揮する。
また、フランジ27に開放部272k付き凹所272を設け、該凹所が入り江状に形成されると、製品完成後、図7(ロ)の矢印のごとく、開放部272k内へ指を突っ込めばシールテープ4をいとも簡単に剥がし取ることができる。
また、フランジ27に湾部274が形成されると、フランジ27の外面27aの全域をシールテープ4で覆着して、シートパッド1が発泡成形されても、図8(ロ)に示す矢印のように湾部274を覆うシールテープ4の下へ指Fを差し入れた後、指先を曲げてシールテープ4を持上げれば、楽にシールテープ4を剥がすことができる。
前記ピンホール45又はミシン目46、さらに開放部272k付き凹所272や湾部274を形成すれば、シールテープ4付きダクト2からシールテープ4をごく簡単に剥がすことができる。車両の組立て現場で即座にシールテープ4を剥がすことができるので、ゴミや埃がダクト2内へ入り込まないよう、シールテープ4で養生されたシールテープ付きダクト入りシートパッドまま、車両組立て現場への供給も可能になる。より一層の品質向上に貢献できる。勿論、シールテープ付きダクト入りシートパッドの生産現場で、これを在庫保管する場合でも、シールテープ4がエア吸気口26eを塞いで養生するので、ゴミ,埃がダクト2内へ入り込まず、品質維持に貢献する。
1a 表面
1b 裏面
10 空気吹出口
2 ダクト
26 筒状部
26e エア吸気口
27 フランジ
27a 外面
27b 背面
272 凹所
274 湾部
4 シールテープ
45 ピンホール
46 ミシン面
7a 下型
7b 上型
m 発泡原料
Claims (7)
- 車両用座席シートの主要部を構成し、乗員当接側の表面(1a)に空気吹出口(10)を複数設けた発泡体からなるシートパッド(1)と、
該シートパッドの中にダクト主部(21)が配設され、前記空気吹出口(10)にエア噴出口(25a)を連通させ、且つシートパッド裏面(1b)側にエア吸気口(26e)を設けると共に該エア吸気口(26e)にフランジ(27)を形成した配風用ダクト(2)と、
前記エア吸気口(26e)を塞いで該フランジ(27)に貼着されるシールテープ(4)と、を具備し、
該シールテープ(4)が貼着されたダクト(2)をインサートして、前記シートパッド(1)が一体発泡成形されたことを特徴とするシールテープ付きダクト入りシートパッド。 - 前記シールテープ(4)がエア吸気口(26e)を塞いでいる部位に、ピンホール(45)又はミシン目(46)が設けられている請求項1記載のシールテープ付きダクト入りシートパッド。
- 前記フランジ(27)の背面(27b)側に在る前記ダクト(2)の筒状部(26)がシートパッド(1)で埋められる一方、前記フランジ(27)の外面(27a)側から背面(27b)側へ向けて凹む凹所(272)が形成され、且つ前記シールテープ(4)が、該凹所(272)で浮いた状態にして覆い、フランジ(27)の外面(27a)を覆着してなる請求項1又は2に記載のシールテープ付きダクト入りシートパッド。
- 前記凹所(272)が前記フランジ(27)の外周縁(271a)で開放され、且つその開放部(272k)をエア吸気口(26e)側における凹所(272)から括れ部状に狭くして、該凹所(272)が入り江状に形成されると共に、前記シールテープ(4)が前記開放部(272k)まで覆っている請求項3記載のシールテープ付きダクト入りシートパッド。
- 前記フランジ(27)の外周縁(271a)からエア吸気口(26e)側へ、入り江状に入り込む湾部(274)が形成されて、該湾部(274)が前記シールテープ(4)で覆われている請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシールテープ付きダクト入りシートパッド。
- ダクト経路にエア吸気口(26e)とエア噴出口(25a)がある配風用ダクト(2)を、下型(7a)にセットし、次いで、発泡原料(m)の注入及び型閉じを経て、該ダクト(2)が埋設されるシートパッド(1)を発泡成形するダクト入りシートパッドの製造方法にあって、
下型(7a)に配風用ダクト(2)をセットすると共に、該セットと相前後して、上向きになるエア吸気口(26e)をシールテープ(4)で塞ぎ、且つ該エア吸気口(26e)を形成する筒状部(26)周りから張り出すフランジ(27)に該シールテープ(4)を貼着し、次いで、発泡原料(m)の注入及び型閉じし、その後、ダクト主部(21)と一緒にフランジ(27)の背面(27b)側に在る筒状部(26)をシートパッド(1)で埋めて、シールテープ(4)付きダクト(2)がインサートされたシートパッド(1)を一体発泡成形することを特徴とするシールテープ付きダクト入りシートパッドの製造方法。 - 前記フランジ(27)の外面(27a)側から背面(27b)側へ凹む凹所(272)が形成され、前記シールテープ(4)が、エア吸気口(26e)を塞ぎ且つ該凹所(272)で浮いた状態で、該フランジ(27)に貼着される請求項6記載のシールテープ付きダクト入りシートパッドの製造方法。
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