JP5601954B2 - ダクト入りシートパッドの製造方法及びこれに用いる発泡型 - Google Patents
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Description
シートクッション14、シートバック16等のシートパッドがエアダクトを埋設して一体発泡成形される際、通気口を型面に当て単に塞ぐだけでは、発泡原料がダクト内へ入り込む。ダクトはセット時の浮きにとどまらず、ウレタン等の発泡原料が発泡するため、下からの力が加わるためダクト全体が浮き易くなっている。こうした発泡成形時の発泡圧の上昇もあることから、通気口をよほどうまく塞がないと、発泡成形時に通気口から発泡原料がパイプ内へ侵入してしまう不具合を招く。パイプ内に入り込んだ発泡原料は後加工で取り除くにしても、シートパッドの成形後であり、シートパッド表面から通気口までの距離が遠くて困難になっている。取り除くことができなければ製品が不良品となるのを余儀なくされる。ダクト内に発泡原料の硬化部分を残せば、通気抵抗が増し、快適性を追求するダクト入りシートパッドに適合しないからである。
請求項2の発明たるダクト入りシートパッドの製造方法は、請求項1で、エア噴出口(64)周りの前記ダクト部(66)のダクト表面部分(66a)に、エア噴出口(64)を囲む環状凹所(662)がさらに設けられ、前記発泡型(7)へのダクト(6)のセットで、前記隆起部上面部分(722)が該環状凹所(662)を塞ぐようにしてダクト表面部分(66a)に当接することを特徴とする。請求項3の発明たるダクト入りシートパッドの製造方法は、請求項1又は2で、洞穴(721)周りの隆起部上面部分(722)に、環状溝(723)がさらに形成され、前記発泡型(7)へのダクト(6)のセットで、前記エア噴出口(64)周りの前記ダクト部(66)に係るダクト表面部分(66a)が、該環状溝(723)を塞ぐようにして該隆起部上面部分(722)に当接することを特徴とする。
請求項4に記載の発明の要旨は、エア導入部(61)が設けられると共にダクト経路にエア噴出口(64)が設けられた配風用ダクト(6)を、発泡型(7)にセットし、次いで、発泡原料(m)の注入及び型閉じを経て、該ダクト(6)が埋設されるシートパッド(1)を発泡成形し、その発泡成形で、乗員当接側のシートパッド表面(1a)に形成する窪み(21)を前記エア噴出口(64)に合わせて空気吹き出し口(20)にするダクト入りシートパッドの製造方法に用いる前記発泡型であって、前記窪み(21)を形成する隆起部(72)に、その上面部分(722)から洞穴(721)が掘り下げさられ、且つ該洞穴(721)内に、対向する二枚の板片部(8b)が弾発性を有して互いの対向間隔を維持する板バネ体(8)が配設され、前記ダクト(6)のセットで、二枚の該板片部(8b)が互いの間隔を詰めるようにして前記エア噴出口(64)からダクト(6)内へ侵入し、さらに、二枚の該板片部(8b)が詰められた距離を弾性復元で広げて、該エア噴出口(64)周りのダクト部(66)を、前記洞穴(721)の開口周囲の隆起部上面部分(722)に密着させることを特徴とするダクト入りシートパッドの製造方法に用いる発泡型にある。
(1)実施形態1
図1〜図8は本発明のダクト入りシートパッドの製造方法及びこれに用いる発泡型で、図1はシートパッドを二点鎖線で表すダクト入りシートパッドの表面側から見た全体斜視図、図2はダクト入りシートパッドを違う角度から見た全体斜視図、図3は図2のIII-III線矢視図、図4は発泡型に配風用ダクト,不織布をセットし、発泡原料を注入する説明断面図、図5は図4のV-V線矢視図、図6は図5の部分拡大図、図7は図4から型閉じ工程へと進んだ説明断面図、図8は図5に代わる他態様図を示す。尚、図5〜図8は板バネ体のハッチング図示を省く。また、ダクト6に図1のごとくの舌片状クリップ67,取付孔671を設けるが、他図はそれらの図示を省略する。
エア噴出口64周りのダクト部66は、断面形状が円形でなく、図3のごとく扁平化したオーバル状になっている。該ダクト部66に係るダクト表面部分66aはほぼ平坦面に形成し、また流路60を介して該ダクト表面部分66aに対向するダクト背面部分66bも平坦面を形成して、両者を弧面状のダクト側面部分66cで結合する。このダクト表面部分66aには、図1,図5のごとくエア噴出口64周りで、細幅リング溝状に凹んで、エア噴出口64を囲む環状凹所662が形成される。環状凹所662は図1に示すように縦筒部6aの四方角部に位置するエア噴出口64の四箇所にとどめるが、全てのエア噴出口64に設けることができる。尚、本実施形態は、エア噴出口64周りのダクト部66に係るダクト表面部分66a,ダクト背面部分66bを平坦面に形成するだけでなく、ダクト縦筒部6a,横筒部6bの表面側,裏面側ほぼ全域を図1のごとく平坦面に形成する。
下型7aには、メイン部2の上半部用型面を中央にして、その両脇にサイド部3の上半部用型面が形成される。そして、下型7aにはメイン部用型面71aの各所を柱状に盛り上げて、各窪み21を形成するための隆起部72が複数設けられる。各隆起部72は窪み21の形成を担い、上部72aがさらにエア噴出口64を封止する役目を担う。各隆起部72の上面部分722から洞穴721がすり鉢状に掘り下げられる。洞穴721周りには平坦且つ平滑面を形成して、該洞穴を取り囲む上面部分722が設けられる。洞穴721の底には平らな底面721bが形成される。そして、この底面721bに板バネ体8が取着される。
詳しくは、下型7aへのダクト6のセットで、隆起部72周りでは、洞穴721にノズル部65が収納されるが、隆起部72の洞穴721上にノズル部65を載置するだけだと、エア噴出口64周りのノズル部65がガイド部分83でつかえる(図5の鎖線)。しかるに、洞穴721上でガイド部分83につかえるノズル部65の背面側ダクト部66を上方から押さえ付けることによって、エア噴出口64を形成するノズル部65の先端が両ガイド部分83を押圧し、弾性変形させて両者を近づけ(図5の鎖線)、両ガイド部分83がノズル部65内に入り込む。ノズル部65は、該ノズル部65内に入り込むガイド部分83の分だけ、ガイド部分83の表面を滑り降りながら洞穴721内へと向かう。その後、ノズル部65がこのガイド部分83,張出部分82を乗り越える。と同時に、弾性変形で近づいていた両板片部8bが解放されて、ダクト内に入り込んだ張出部分82が、エア噴出口64周りのダクト内面66d、具体的にはノズル部65の基端周りのダクト内面66dを押圧し、この力で、エア噴出口64周りのダクト部66を、洞穴721周りの隆起部上面部分722に押し付け密着,シールする(図5の実線)。
シートパッド1が成形されると、この隆起部72が乗員当接側のシートパッド表面1aに窪み21を形成し、該窪み21がエア噴出口64に連通する空気吹き出し口20をつくる。図4〜図7中、符号661は環状凹所662の形成に伴うダクト内面側の段部、符号74は型閉じでエア導入部61が当接するくぼみ、符号79は吊溝41(縦溝41a)を形成する凸部を示す。
まず、発泡型7を図4の型開状態とする。この型開状態の下型7aに、エア導入部61が設けられると共にダクト経路にエア噴出口64が設けられたダクト6をセットする。各ノズル部65を下方側に向け洞穴721内に収容して、エア噴出口64周りのダクト表面部分66aが洞穴721周りの隆起部上面部分722に当接するよう、ダクト6を下型7aにセットする。
本実施形態は発泡型7へのダクト6のセット後、発泡原料mを注入し、その後、型閉じしたが、発泡型7にダクト6をセットした後、型閉じし、その後、発泡原料mを注入することもできる。
ここで、板バネ体8がないと、下型7aにダクト6をセットし、型閉じしても、ダクト6に反りや変形などが生じ、下型7aとダクト6間に隙やダクト6の浮きが発生する虞もある。エア噴出口64を塞ぎきれないケースも起こり得る。しかし、本発明は、洞穴721内に板バネ体8を配設し、既述のごとく起立部分81,ガイド部分83が弾性復元によるエネルギでもって、エア噴出口64周りのダクト表面部分66aを隆起部上面部分722へ強制的に押さえ付け、シールし、エア噴出口64の口を塞ぐ。
ここで、図5に代わる図8のような環状凹所662をなしにした他態様のダクトでも特に問題ないが、本実施形態のごとく環状凹所662を設けることによって、発泡成形時における発泡原料mのエア噴出口64内への侵入を完璧に阻止でき、より好ましくなっている。尚、図8の符号jはダクト部66と隆起部上面部分722との当接,密着部分を示す。
本実施形態は、図9,図10の板バネ体8を有するダクト入りシートパッドの製造方法及びこれに用いる発泡型7である。図9は実施形態1とは異なる板バネ体8を備えた発泡型7へダクトをセットした説明断面図で、図5に対応する断面図、図10は発泡型7へのダクトのセット進行状況に係る説明断面図を示す。
具体的には、下型7aに洞穴底面721bから下型下面7a1に貫通する通孔thが形成され、該通孔thに軸部shを挿通する可動軸体Kが設けられる(図9)。可動軸体Kは、軸部shの頭部he周りを板バネ体8の底片部8aに固着一体化する一方、通孔thを貫通した軸部shと該軸部先端に固着した押え板dcとの間に圧縮コイルバネsgが介装される。この可動軸体Kと一体となった板バネ体8は、常態で、圧縮コイルバネsgによって洞穴底面721bに圧接する付勢力を受けつつ(図10のイ)、該圧縮コイルバネsgに抗する外力を加えれば、図10(ロ)のごとく洞穴底面721bから浮上できる構成にある。
他の発泡型7の構成は実施形態1と同様で、その説明を省く。実施形態1と同一符号は同一又は相当部分を示す。
ガイド部分83,張出部分82はノズル部65を通過しダクト内に入ることで、ノズル部65の規制から解放され、弾性変形で吸収したエネルギを放出し、張出部分82がダクト部66のエア噴出口周縁内面66d、いいかえればノズル部65の基端周りのダクト内面66dを押圧する(図9)。そうして、エア噴出口64周りのダクト部66を洞穴721周りの隆起部上面部分722に密着させてシールする。起立部分81も弾性変形で吸収したエネルギを放出し、ノズル部65の内面を押圧して密着,シールする。
加えて、本実施形態は、下型7aへのダクト6のセットで、エア噴出口64周りのダクト部66に係るダクト表面部分66aが、環状溝723を塞ぐようにして隆起部上面部分722に当接,密着し、シールに万全を期す(図9)。
このように構成したダクト入りシートパッドの製造方法及びこれに用いる発泡型7によれば、発泡型7へのダクト6のセットで、板バネ体8に係る二枚の板片部8bが互いの間隔を詰めるようにしてエア噴出口64からダクト6内へ侵入し、さらに、二枚の板片部8bが詰められた距離を弾性復元で広げて、ダクト内からダクト内面66dを強制的に押さえ付け、エア噴出口64周りのダクト部66を、洞穴721周りの隆起部上面部分722に密着、シールするので、エア噴出口64の口を塞ぐことができる。単に型面にダクトをセットするのと違って、板バネ体8の弾性復元力で、エア噴出口64周りのダクト部66を、洞穴721周りの隆起部上面部分722に押さえ付けるので、シール性が高まる。その後の発泡成形で、エア噴出口64からダクト6内に発泡原料mが侵入するのを防止できる。
下型7aへのダクトのセットで、洞穴721上でガイド部分83につかえるノズル部65の背面側ダクト部66を上方から押さえ付けるだけで、エア噴出口64を形成するノズル部65の先端が両ガイド部分83を押圧し、弾性変形させて両者を近づけ、また両起立部分81も弾性変形させて両者を近づける(図5の鎖線)。ノズル部65は、ガイド部分83を該ノズル部65内に入り込ませて、ガイド部分83の表面を滑り降りながら洞穴721内へと向かう。そうして、ノズル部65がガイド部分83,張出部分82を乗り越え、下型7aへのダクト6のセットが難なく完了する。
下型7aにダクトを上述のごとく上方から押さえ付けてセットするだけで、エア噴出口64周りのダクト部66と隆起部72のシール性がアップし、特段の新たな装置等を必要としない。ダクトを押え付ける力を活用し、弾性変形によるエネルギ吸収と弾性復元によるエネルギ放出をうまく利用した前記板バネ体8の自律作用で、ダクト表面部分66aと隆起部72との密着シール性を高めることができる。
こうした問題に対し、本発明は、発泡型7へのダクトのセットで、洞穴721内に配した板バネ体8の力を借りて、エア噴出口64を取り巻くダクト表面部分66aが、前記窪み21を形成する隆起部72とでエア噴出口64の口を覆う。板バネ体8の弾性復元力でもって、ダクト6の各端部に分散配設されるエア噴出口64(具体的にはエア噴出口64を取り巻くダクト表面部分66a)が有する寸法誤差を解消する。ダクト表面部分66aと隆起部72との当接具合に微妙な寸法誤差が生じていても、板バネ体8がダクト内部から強制的に押え付けるその弾性復元力で、ダクト表面部分66aを隆起部72に密着、シールさせる。各部の寸法誤差をも吸収する。次工程のシートパッド1の発泡成形で、発泡原料mがエア噴出口64からダクト6内に侵入するのをうまく阻止できる。
該環状凹所662に代えて、発泡型7の隆起部72の上面部分722に環状溝723を形成しても、環状凹所662と同様の効果を得る。
これに対し、本ダクト6入りシートパッドの製法及びこれに用いる発泡型7は、既述のごとく板バネ体8、さらに環状凹所662や環状溝723によって、シートパッド発泡成形時の発泡原料mがエア噴出口64内に侵入するのを完全阻止でき、ダクト6内に入り込んだ発泡原料mの取除き作業を解消し、歩留まり向上を果たす。板バネ体8や環状凹所662,環状溝723によって、発泡成形時におけるエア噴出口64のシール性が高まることから、ダクト6の寸法精度もある程度許容できるようになる。製品の低コスト化にもつながる。
1a 表面(シートパッド表面)
1b 裏面(シートパッド裏面)
20 空気吹き出し口
21 窪み
6 配風用ダクト(ダクト)
61 エア導入部
64 エア噴出口
66 ダクト部(エア噴出口周りのダクト部)
66a ダクト表面部分
662 環状凹所
7 発泡型
72 隆起部
721 洞穴
722 隆起部上面部分
723 環状溝
8 板バネ体
8b 板片部
m 発泡原料
Claims (4)
- エア導入部(61)が設けられると共にダクト経路にエア噴出口(64)が設けられた配風用ダクト(6)を、発泡型(7)にセットし、次いで、発泡原料(m)の注入及び型閉じを経て、該ダクト(6)が埋設されるシートパッド(1)を発泡成形し、その発泡成形で、乗員当接側のシートパッド表面(1a)に形成する窪み(21)を前記エア噴出口(64)に合わせて空気吹き出し口(20)にするダクト入りシートパッドの製造方法であって、
前記窪み(21)を形成する隆起部(72)に、その上面部分(722)から洞穴(721)が掘り下げさられ、且つ該洞穴(721)内に、対向する二枚の板片部(8b)が弾発性を有して互いの対向間隔を保持する板バネ体(8)が配設された発泡型(7)を用いて、
該発泡型(7)への前記ダクト(6)のセットで、二枚の該板片部(8b)が互いの間隔を詰めるようにして前記エア噴出口(64)からダクト(6)内へ侵入し、さらに、二枚の該板片部(8b)が詰められた距離を弾性復元で広げて、該エア噴出口(64)周りのダクト部(66)を、前記洞穴(721)周りの隆起部上面部分(722)に密着させ、次いで、発泡原料(m)の注入及び型閉じを経て、該ダクト(6)をインサートしてシートパッド(1)を一体発泡成形することを特徴とするダクト入りシートパッドの製造方法。 - 前記エア噴出口(64)周りの前記ダクト部(66)のダクト表面部分(66a)に、エア噴出口(64)を囲む環状凹所(662)がさらに設けられ、前記発泡型(7)へのダクト(6)のセットで、前記隆起部上面部分(722)が該環状凹所(662)を塞ぐようにしてダクト表面部分(66a)に当接する請求項1記載のダクト入りシートパッドの製造方法。
- 前記洞穴(721)周りの隆起部上面部分(722)に、環状溝(723)がさらに形成され、前記発泡型(7)へのダクト(6)のセットで、前記エア噴出口(64)周りの前記ダクト部(66)に係るダクト表面部分(66a)が、該環状溝(723)を塞ぐようにして該隆起部上面部分(722)に当接する請求項1又は2記載のダクト入りシートパッドの製造方法。
- エア導入部(61)が設けられると共にダクト経路にエア噴出口(64)が設けられた配風用ダクト(6)を、発泡型(7)にセットし、次いで、発泡原料(m)の注入及び型閉じを経て、該ダクト(6)が埋設されるシートパッド(1)を発泡成形し、その発泡成形で、乗員当接側のシートパッド表面(1a)に形成する窪み(21)を前記エア噴出口(64)に合わせて空気吹き出し口(20)にするダクト入りシートパッドの製造方法に用いる前記発泡型であって、
前記窪み(21)を形成する隆起部(72)に、その上面部分(722)から洞穴(721)が掘り下げさられ、且つ該洞穴(721)内に、対向する二枚の板片部(8b)が弾発性を有して互いの対向間隔を維持する板バネ体(8)が配設され、
前記ダクト(6)のセットで、二枚の該板片部(8b)が互いの間隔を詰めるようにして前記エア噴出口(64)からダクト(6)内へ侵入し、さらに、二枚の該板片部(8b)が詰められた距離を弾性復元で広げて、該エア噴出口(64)周りのダクト部(66)を、前記洞穴(721)の開口周囲の隆起部上面部分(722)に密着させることを特徴とするダクト入りシートパッドの製造方法に用いる発泡型。
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