JP2014111550A - 重合性単量体の製造方法 - Google Patents

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【課題】不純物が少なく高収率な、医薬、農薬、機能性樹脂等の原料となるラクトン化合物(重合性単量体)の製造方法の提供。
【解決手段】下式で表される重合性単量体を、アルコール化合物を触媒の存在下で(メタ)アクリル酸エステル化剤と反応させて、重合性単量体を製造する方法であって、触媒が金属酸化物であり、(メタ)アクリル酸エステル化剤が(メタ)アクリル酸無水物である製造方法。
Figure 2014111550

【選択図】なし

Description

本発明は、(メタ)アクリル酸エステルの製造方法に関する。
近年、半導体素子や液晶素子の製造における微細加工の分野においては、リソグラフィー技術の進歩により急速に微細化が進んでいる。その微細化の手法としては、一般に、照射光の短波長化が用いられ、具体的には、従来のg線(波長:438nm)、i線(波長:365nm)に代表される紫外線からDUV(Deep Ultra Violet)へと照射光が変化してきている。
現在では、KrFエキシマレーザー(波長:248nm)リソグラフィー技術が市場に導入され、さらなる短波長化を図ったArFエキシマレーザー(波長:193nm)リソグラフィー技術も導入されようとしている。さらに、次世代の技術として、F2エキシマレーザー(波長:157nm)リソグラフィー技術が研究されている。また、これらとは若干異なるタイプのリソグラフィー技術として、電子線リソグラフィー技術、波長13.5nm近傍の極端紫外光(Extreme Ultra Violet light:EUV光)を用いるEUVリソグラフィー技術についても精力的に研究されている。
このような短波長の照射光あるいは電子線に対する高解像度のレジストとして、光酸発生剤を含有する「化学増幅型レジスト」が提唱され、現在、この化学増幅型レジストの改良および開発が精力的に進められている。
このような化学増幅型レジストに使用する重合体としては、高い透明性からアクリル重合体が盛んに開発されており、レジストに種々機能を持たせるために、これらの重合体を構成する単量体の改良も日々進められている。
近年、レジストに高いドライエッチング耐性と基盤密着性を付与することができる重合性単量体として、ノルボルネンラクトン骨格を有する重合性単量体が提案されており、それらの製造方法が種々報告されている(例えば特許文献1および2)。
特開2002−234882号公報 特開2011−81340号公報
しかしながら、特許文献1および2にはエステル化の方法として、酸塩化物によるエステル化反応、酸無水物によるエステル化反応、エステル交換によるエステル化反応等の種々の方法が記載されているが、本発明のように化合物中にラクトン部位を有する化合物は、(メタ)アクリル酸エステルの重合以外にもオリゴマー生成の可能性があるが、これらの文献には何ら記載がない。また、重合性単量体中にオリゴマー等の不純物が存在すると、例えば半導体レジスト用途に使用した際に、溶解不良の原因となることがあった。
本発明の重合性単量体の製造方法は、アルコール化合物を触媒の存在下で(メタ)アクリル酸エステル化剤と反応させて、重合性単量体を製造する方法であって、上記アルコール化合物が下記式(A)で表される化合物であり、触媒が金属酸化物であり、(メタ)アクリル酸エステル化剤が(メタ)アクリル酸無水物であることを特徴とし、下記式(B)で表される重合性単量体の製造方法に関する(式中、式中Rは水素またはメチル基を表し、Xは酸素原子または硫黄原子を表す)。
Figure 2014111550
式(A)
Figure 2014111550
式(B)
(式(A)及び(B)中、式中Rは水素またはメチル基を表し、Xは酸素原子または硫黄原子を表す)。
また、上記触媒が少なくともアルカリ金属またはアルカリ土類金属の酸化物から選ばれる1種以上であることを特徴とする。
本発明の製造方法によれば、オリゴマー等の不純物含有量の少ない(メタ)アクリル酸エステルを得ることができる。
以下本発明を詳細に説明する。なお、本明細書においては、「(メタ)アクリル酸」は、アクリル酸またはメタクリル酸を意味する。
<重合性単量体>
本発明の式(B)で表される重合性単量体は、式(A)で表されるアルコール化合物を金属酸化物触媒の存在下で(メタ)アクリル酸無水物と反応させることにより得られる。
Figure 2014111550
式(A)

Figure 2014111550
式(B)
(式(A)及び(B)中、式中Rは水素またはメチル基を表し、Xは酸素原子または硫黄原子を表す)。
<アルコール化合物>
本発明におけるアルコール化合物は式(A)で表される構造を有する。
Figure 2014111550
式(A)
(式中、式中Rは水素またはメチル基を表し、Xは酸素原子または硫黄原子を表す)。
これらのアルコール化合物の製造方法としては特に限定されないが、例えばフランまたはチオフェンと無水マレイン酸のDiels−Alder反応により対応する酸無水物化合物を得て、それらを水素化ホウ素ナトリウム等の金属ヒドリドで還元することにより、対応するラクトン化合物を得た後、ハイドロボレーション反応でアルコール化する方法が挙げられる。
<金属酸化物触媒>
本発明のエステル化反応においては、金属酸化物触媒が使用される。これらの中でも、特に酸化マグネシウム、酸化カルシウムが、エステル化反応速度が高い点で好ましい。
これらの金属酸化物触媒は、単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
金属酸化物触媒の使用量は、反応が進行しさえすれば特に限定されないが、アルコール化合物に対して0.001モル当量〜0.5モル当量が好ましく、0.01モル当量〜0.3モル当量がより好ましい。触媒の量が0.001モル当量以下だと、反応速度が遅く、反応に時間がかかり、0.5モル当量以上だと(メタ)アクリル酸無水物と金属酸化物触媒とが反応することで(メタ)アクリル酸無水物が消費されてしまい、(メタ)アクリル酸無水物を追加添加しないと反応が進行しなくなることがある。
<(メタ)アクリル酸無水物>
本発明の(メタ)アクリル酸無水物の使用量は、特に限定されないが、反応収率向上の点からアルコール化合物に対して1.0モル当量〜3.0当量であることが好ましい。(メタ)アクリル酸の量が1.0当量以下だと、反応が十分に進行せずに未反応のアルコール化合物が残留してしまい、3.0当量以上だと、未反応の(メタ)アクリル酸無水物が大量に残留してしまい、その分解操作が必要な上に、例えばアルコール等による分解を実施すれば、対応する(メタ)アクリル酸エステルおよび(メタ)アクリル酸が副生するために、場合によってはそれらを精製する必要が生じることがある。
<エステル化反応>
本発明のエステル化反応は、必要に応じて、溶媒を用いることができる。使用される溶媒としては、(メタ)アクリル酸無水物と反応しないものであれば特に限定されないが、アルコール化合物の溶解性の点で、テトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタン、1,4−ジオキサン等のエーテル系溶媒やアセトニトリルが好ましい。
溶媒の使用量は、必要に応じて適宜選択すればよく、特に限定されないが、経済性の観点からアルコールに対して20wt倍量以下であることが好ましい。
本発明のエステル化反応の反応温度は、20℃〜150℃であることが好ましく、50℃〜100℃であることがより好ましい。反応温度が20℃より低いと、反応が十分に進行せずにアルコール化合物が残留してしまい、反応温度が150℃より高いと、(メタ)アクリル酸無水物、副生する(メタ)アクリル酸、および生成した重合性単量体が熱重合してしまうことがある。
これらの熱重合を抑制するために、本発明においては重合禁止剤を添加することが好ましい。重合禁止剤としては、ハイドロキノン、p−メトキシフェノール等のフェノール系化合物、N,N’−ジイソプロピル−p−フェニレンジアミン、N,N’−ジ−2−ナフチル−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−N’−(1,3−ジメチルブチル)−p−フェニレンジアミン等のアミン系化合物、4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−N−オキシル、4−[H−(OCH2CH2)n −O]−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−N−オキシル(ただしn=1〜18)等のN−オキシル系化合物等が挙げられる。これらの重合禁止剤は単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。また、同様の目的で空気をバブリングさせながら反応を実施してもよく、重合禁止剤と空気をバブリングすることとを併用してもよい。
重合禁止剤の使用量は、アルコール化合物に対して10ppm〜10000ppmであることが好ましく、100〜5000ppmであることがより好ましい。重合禁止剤の使用量が10ppm以下だと重合禁止能が不十分なことがあり、10000ppm以上だと、精製後の重合性単量体中に重合禁止剤が残留してしまうことがある。
<オリゴマー>
本発明の製法によれば、オリゴマー等の不純物が少ない化合物を製造することができる。
副生成物であるオリゴマーは、単純に(メタ)アクリル酸もしくは重合性単量体(B)の(メタ)アクリル基が重合した化合物とは分子量が異なり、目的化合物と区別することができる。
このようなオリゴマーが存在すると、例えば半導体レジスト用途に使用した際に、溶解不良の原因となるため好ましくない。
<(メタ)アクリル酸エステル>
本発明の(メタ)アクリル酸エステルは、下記式(B)で表される構造を有する。
Figure 2014111550
式(B)
(式中、式中Rは水素またはメチル基を表し、Xは酸素原子または硫黄原子を表す)。
以下、本発明を実施例により詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。下記の実施例における各種の製造条件や評価結果の値は、本発明の実施態様における上限または下限の好ましい値としての意味をもつものであり、好ましい範囲は前記した上限または下限の値と下記実施例の値または実施例同士の値との組合せで規定される範囲であってもよい。
なお、本実施例に用いた反応試薬および単量体は、特に記載がないものについては市販品を精製することなくそのまま用いた。
目的物である重合成単量体、原料であるアルコール化合物及び副生成物であるオリゴマーの濃度の測定は、下記条件にてGPC及びLC−MSで行った。
なお、下記実施例で製造した本発明の目的化合物(上記重合性単量体(B)の式中、Xが酸素原子、Rがメチルであるもの)の場合、2種のオリゴマーが副生する(以下、オリゴマー1およびオリゴマー2と示す)。オリゴマー1は、下記GPCによる分析で14.8分に、オリゴマー2は14.3分に検出される化合物であり、下記LC−MSによる分析で、それぞれ分子量が392、324であった。
<GPC測定方法>
装置 Waters HPLC (解析:Millennium 32)
カラム Shodex KF-801(直列2本接続)、40℃
移動相 THF、1.0 mL/min
試料 25mg/mL(100ulフィード)
検出 RI
<LC−MS測定方法>
装置 Agilent1200 LCシステム、Agilent accurateTOF 6220A
カラム Zorbax XDB-C18(3.5um、2.1 mm×150 mm、Agilent)、40 ℃
移動相 H2O/CH3CN=90/10→0/100(30min)→0/100(40min)、0.2 mL/min
試料 2mg/mL(1ulフィード)
検出 210 nm、ESI(+)
<合成例1>
Diels−Alder反応による酸無水物化合物の合成
Figure 2014111550
滴下ロート、温度計、塩化カルシウム管、攪拌子を備えたフラスコに、無水マレイン酸(98.06g、1mmol)、トルエン(400mL)を添加して攪拌を開始した。さらに20℃でフラン(68.07g、1mmol)を滴下した後、20℃で16時間攪拌した。反応終了後に析出した結晶を吸引ろ過することで酸無水物化合物(128.58g、収率77.4%)を得た。
<合成例2>
酸無水物からのラクトン化合物の合成
Figure 2014111550
滴下ロート、温度計、塩化カルシウム管、攪拌子を備えたフラスコに、水素化ホウ素ナトリウム(3.43g、90.7mmol)、DMAc(3.43mL)を添加し、5℃まで冷却した。別途、合成例1で合成した酸無水物化合物(25.11g、151.1mmol)をDMAc(100mL)に溶解させ、滴下ロートから1時間かけて滴下した。この際、被滴下液の内温は15℃以下であった。20℃で4時間反応させた後5℃まで冷却し、硫酸(36.2g、368.2mmol)を水99.6mLで希釈した水溶液を、内温が15℃以下になるように保ちながら、ゆっくり滴下した。20℃で2時間反応させたところ、反応液のpHは1であった。反応液をMIBK(100mL)で3回抽出し、有機層を合わせて20%食塩水(100mL)で洗浄した。得られた有機層をエバポレーターで溶媒を留去した後、得られた固体にトルエン100mLを添加し、40℃まで加熱して溶解させた。この溶液を10℃/時間の速度で5℃まで冷却することで、晶析を行った。析出した結晶をろ過し、30℃で減圧乾燥した結果、ラクトン化合物(7.1g、収率30.9%)を得た。
<合成例3>
ラクトン化合物からのアルコール化合物(式A)の合成
Figure 2014111550
滴下ロート、冷却管、温度計、窒素ガス吹き込み口、攪拌子を備えたフラスコに、合成例2で合成したラクトン化合物(152.15g、1.0mol)を入れ、1,2−ジメトキシエタン(120ml)に溶解した後、反応容器内を窒素置換して20℃に昇温した。窒素は以後反応中フローし続けた。この溶解液にボラン−ジメチルスルフィド錯体(38.0g、0.5mol)を、反応液の温度を維持しながらゆっくり添加し、1.5時間攪拌した。次いで、反応液を5℃まで冷却した後、水(9.0g、0.5mol)をゆっくり添加した後、水素が発生しなくなるまで攪拌を続けた。次いでNaOH(40.0g、1.0mol)、水1.5L、30%過酸化水素水溶液(130.65g)を予め混合しておいた溶液をゆっくりと滴下し、滴下終了後1時間、30℃で加熱・攪拌した。さらに50wt%硫酸水溶液を添加して、反応液のpHを1とした後、アンモニア水溶液で中和してpHを7とした。反応液をエバポレーターで濃縮した後、アセトニトリル50mLを添加すると、硫酸ナトリウムおよび硫酸アンモニウムの結晶が析出するので、それらを減圧ろ過で除いた後、ろ液を濃縮した。残渣をイソプロパノールと酢酸エチルの混合溶液で再結晶することにより、アルコール化合物を得た(収量125.0g、収率73.5%)。このアルコール化合物をGPCで分析したところ、オリゴマー1が0.9%、オリゴマー2が0.1%含まれていた。
<実施例1>
Figure 2014111550
冷却管、温度計、空気バブリング口、攪拌子を備えたフラスコに、合成例3で合成したアルコール化合物(0.851g、5.0mmol)を1,2−ジメトキシエタン(4.2ml、和光純薬社製)に溶解させた後、ジブチルヒドロキシトルエン(0.002g、和光純薬社製)、無水メタクリル酸(1.156g、7.5mmol、Aldrich社製を蒸留して使用)を入れた後、酸化マグネシウム(0.0403g、1.0mmol、和光純薬社製)を添加した。反応液を、空気をバブリングしながら70℃にまで昇温し、7時間加熱・攪拌した。反応液のGPCを測定したところ、オリゴマー1が1.2%、オリゴマー2が0.3%含まれていた。
<比較例1>
滴下ロート、温度計、塩化カルシウム管、攪拌子を備えたフラスコに、合成例3で得られたアルコール化合物(1.00g、5.9mmol)を入れて、アセトニトリル(3.9g、純正化学社製)に溶解させた後、ジブチルヒドロキシトルエン(0.004g、和光純薬社製)トリエチルアミン(0.90g、8.84mmol、和光純薬社製)を添加し、内温を5℃に調節した。別途計量したメタクリル酸クロリド(0.924g、8.84mmol、イハラニッケイ社製高純度品)をゆっくり滴下し、5℃で1時間反応させた。反応終了後の反応液に水2.53gを添加して過剰のメタクリル酸クロリドを分解させた。反応液のGPCを測定したところ、オリゴマー1が1.3%、オリゴマー2が7.4%含まれていた。
<比較例2>
反応温度を20℃にした以外は、比較例1と同様の方法で反応を行った。反応液のGPCを測定したところ、オリゴマー1が2.2%、オリゴマー2が8.0%含まれていた。
上記結果に示すとおり、触媒が金属酸化物であり、エステル化剤として(メタ)アクリル酸無水物を用いる本発明の製造方法の場合、副生成物であるオリゴマーの生成を低減できることが確認された。一方、エステル化剤として(メタ)アクリル酸無水物以外を用いた場合には、副生成物であるオリゴマーが生成は低減されないことが確認された。
本発明によれば、医薬、農薬、機能性樹脂等の原料となるラクトン化合物を、高収率で製造することができる。

Claims (2)

  1. アルコール化合物を触媒の存在下で(メタ)アクリル酸エステル化剤と反応させて、重合性単量体を製造する方法であって、上記アルコール化合物が式(A)で表される化合物であり、触媒が金属酸化物であり、(メタ)アクリル酸エステル化剤が(メタ)アクリル酸無水物である、式(B)で表される重合性単量体の製造方法。
    Figure 2014111550
    式(A)

    Figure 2014111550
    式(B)
    (式(A)及び(B)中、式中Rは水素またはメチル基を表し、Xは酸素原子または硫黄原子を表す)。
  2. 上前記金属酸化物が、少なくともアルカリ金属またはアルカリ土類金属の酸化物から選ばれる1種以上である、請求項1記載の製造方法。
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