JP2014110271A - パッケージ基板の分割方法 - Google Patents

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【課題】テープに貼着されたパッケージ基板を個々のパッケージデバイスに分割した後の余剰連結部の分離処理を不要とするとともに、パッケージデバイスの収容ケースへの収容を効率よく行う。
【解決手段】デバイス部12とデバイス部12を囲繞する余剰連結部13とが形成されたパッケージ基板1の裏面に紫外線硬化型の粘着テープ20を貼着し、デバイス部12に対応する領域を粘着テープ20の裏面側からマスク部材22によってマスクするとともに余剰連結部13に対応する領域を露出させ、粘着テープ20の裏面側から紫外線30を照射して粘着テープ20のうち余剰連結部13に貼着された部分の粘着力を低下させ、その状態で切削ブレードをパッケージ基板1の分割予定ラインに切り込ませて切削を行い、切削ブレードの回転によって余剰連結部13を粘着テープから剥離する。
【選択図】図2

Description

本発明は、CSP(Chip Size Package)基板、QFN(Quad For Non-Lead Package)基板などのパッケージ基板を分割する方法に関するものである。
CSP基板、QFN基板などのパッケージ基板は、分割予定ラインによって区画されて複数のデバイスが形成されたデバイス部と、デバイス部を囲繞する余剰連結部とから構成されている。このように構成されるパッケージ基板は、分割予定ラインに沿ってデバイス部と余剰連結部とを連続して縦横に切削することによって個々のパッケージに分割される。
小チップサイズのパッケージ基板は、リング状のフレームの開口部を塞ぐように貼着されたテープの粘着面に貼着され、テープを介してフレームと一体となった状態で保持されてダイシングされ、そのままの状態でデバイス収容装置に搬送され、個々のデバイスがデバイスケースに収容される(例えば特許文献1参照)。
また、リング状のフレームを使用せず、パッケージ基板と同一形状の保護テープのみをパッケージ基板の裏面に貼着した状態で個々のパッケージに分割する手法も提案されている(例えば特許文献2参照)。
パッケージ基板の分割後は、ピックアップ工程において、分割後のパッケージデバイスをテープからデバイステーブルに移載し、デバイステーブルから収容ケースにピックアップする構成が提案されている(例えば特許文献3参照)。
特開2000−232080号公報 特開2000−208445号公報 特開2006−156777号公報
しかし、パッケージ基板は、デバイス部を囲繞する余剰連結部を有しており、切削後のピックアップ工程において、個片化された余剰連結部を複数のパッケージデバイスと分離し、1デバイスごとにピックアップすることが必要であり、その分離処理に手間がかかり、かつ、1デバイスごとにピックアップするために生産性を低下させるという問題がある。
本発明は、上記事実に鑑みなされたもので、テープに貼着されたパッケージ基板を個々のパッケージデバイスに分割する場合において、分割後の余剰連結部の分離処理を不要とするとともに、パッケージデバイスの収容ケースへの収容を効率よく行うことを課題とする。
本発明は、紫外線硬化型の粘着テープが裏面側に貼着され、表面に分割予定ラインによって複数のパッケージデバイスが区画されたデバイス部とデバイス部を囲繞する余剰連結部とから形成されたパッケージ基板に対し、粘着テープ側をチャックテーブルに保持した状態で、分割予定ラインに沿って切削加工を施して個々のパッケージデバイスに分割するパッケージ基板の分割方法であって、デバイス部に対応する領域を粘着テープの裏面側からマスク部材によってマスクするとともに、粘着テープの裏面側のうち余剰連結部に対応する領域を露出させ、粘着テープの裏面側から余剰連結部に紫外線を照射し粘着テープのうち余剰連結部に貼着された部分の粘着層の粘着力を低下させる余剰連結部紫外線照射工程と、余剰連結部紫外線照射工程の後に、回転する切削ブレードを分割予定ラインに位置づけて粘着テープに接触するまで切り込ませて切削ブレードにより順次該分割予定ラインに沿って切削を行い、パッケージ基板を個々のパッケージデバイスに分割する分割工程と、とを含み、分割工程において、切削ブレードによる分割予定ラインの切削中に個片化された余剰連結部が切削ブレードの回転にともない粘着テープから剥離し飛散することで、粘着テープ上から余剰連結部が除去される。
上記パッケージ基板の分割方法においては、分割工程の後に、粘着テープのうちデバイス部に貼着された部分に粘着テープの裏面側から紫外線を照射しデバイス部に貼着された部分の粘着層の粘着力を低下させるデバイス部紫外線照射工程と、デバイス部紫外線照射工程後に粘着テープから複数のデバイスを剥離するデバイス剥離工程とが実施される。
本発明に係るパッケージ基板の分割方法は、紫外線硬化型の粘着テープをパッケージ基板の裏面側に貼着し、その粘着テープのうち余剰連結部に貼着されている部分の粘着層にのみ紫外線を照射することで、切削時の切削ブレードの回転の勢いによって、デバイスへの分割と並行して余剰連結部が粘着テープから剥離される。その結果、デバイス部の切削加工終了後には、すべての余剰連結部が排除されているため、その後のデバイス収容工程において、粘着テープから一度に複数のデバイスを剥離し、効率よく収容ケースに収容することが可能となる。
パッケージ基板が粘着テープを介してフレームに支持された状態を示す斜視図である。 粘着テープのうちパッケージ基板の余剰連結部に貼着された部分に紫外線を照射する状態を示す断面図である。 切削装置の例を示す斜視図である。 (a)はパッケージ基板を切削する状態を示す正面図であり、(b)はパッケージ基板の切削により余剰連結部が粘着テープから剥離する様子を示す正面図である。 すべての分割予定ラインが切削されてデバイスに分割され粘着テープに貼着されたパッケージ基板を示す斜視図である。 粘着テープのうちデバイスに貼着された部分に紫外線を照射する状態を示す断面図である。 複数のデバイスを粘着テープから剥離する状態を示す正面図である。 粘着テープ及びマスク部材の第2の実施形態を示す斜視図である。 同粘着テープがチャックテーブルに保持される状態を示す斜視図である。 同粘着テープに貼着されたパッケージ基板のすべての分割予定ラインが切削されたデバイスに分割された状態を示す斜視図である。
図1に示すパッケージ基板1は、金属板からなるリードフレーム10と、その下面側のモールド樹脂11とから構成されている。
パッケージ基板1の表面1a側には、分割予定ラインLによって複数のパッケージデバイスDが区画されたデバイス部12が形成されており、その周囲にはデバイス部12を囲繞する余剰連結部13とが形成されている。
以下では、このように構成されるパッケージ基板1を分割予定ラインLに沿って分割加工する加工方法について説明する。
(1)余剰連結部紫外線照射工程
モールド樹脂11によって封止された裏面1b側に、紫外線硬化型の粘着テープ20を貼着する。粘着テープ20の外周部には、リング状に形成されたフレーム21が貼着されており、フレーム21の開口部が粘着テープ20によって塞がれた状態となる。
図2に示すように、粘着テープ20は、基材200と紫外線硬化型の粘着層201とが積層されて構成されており、粘着層201にはパッケージ基板1の裏面1b側のモールド樹脂11が貼着される。
粘着テープ20の裏面20b側、すなわち基材200の下面には、マスク部材22を貼着する。このマスク部材22は、パッケージ基板1のデバイス部12に対応する領域、すなわちデバイス部12の下方であって粘着テープ4の下方に、デバイス部12の形状と同一形状のデバイスマスク部22aを備えている。また、マスク部材22のうち、フレーム21と粘着層201とが貼着された部分の下方には、リング形状のフレームマスク部22bを備えている。
例えば、マスク部材22の材料として透明なPET(ポリエチレンテレフタレート)を使用し、デバイス部12及びフレーム21に対面する部分に紫外線を透過しない部材を被覆してデバイスマスク部22a及びフレームマスク部22bとすることにより、デバイスマスク部22a及びフレームマスク部22bが紫外線を遮断可能となる。一方、余剰連結部13に対面する部分はマスクされないため、粘着テープ20の裏面20b側のうち、余剰連結部13に対応する領域、すなわち余剰連結部13に貼着された部分は露出する。
マスク部材22の下方には、上方に紫外線を出射することができる紫外線照射器3を設置し、この紫外線照射器3を用いて、粘着テープ20の裏面20b側から余剰連結部13に向けて紫外線30を照射する。そうすると、マスク部材22のうちデバイスマスク部22a及びフレームマスク部22bによってマスクされた部分以外において紫外線30が透過し、粘着テープ20のうち余剰連結部13に貼着された部分の粘着層201の粘着力を低下させる。一方、デバイスマスク部22a及びフレームマスク部22bが紫外線を遮断するため、粘着テープ20のうち、デバイス部12及びフレーム21に貼着されている部分の粘着力は低下しない。
なお、粘着テープ20の裏面20bにマスク部材22を貼着せず、紫外線照射器3の上方にマスク部材22を設置し、デバイスマスク部22aの直上にパッケージ基板1のデバイス部12を位置づけて、余剰連結部13に向けて紫外線を照射するようにしてもよい。
(2)分割工程
余剰連結部照射工程の後に、例えば図3に示す切削装置4を用いて分割予定ラインLを切削し、個々のパッケージデバイスに分割する。この切削装置4は、保持手段5に保持された被加工物に対して加工手段6a、6bによって切削加工を施す装置である。
保持手段5は、被加工物を保持するチャックテーブル50と、フレーム21を保持するフレーム保持部51とを備えている。保持手段5は、回転可能であるとともに、切削送り手段7によって駆動されてX軸方向に移動可能となっている。
切削送り手段7は、X軸方向の軸心を有するボールネジ70と、ボールネジ70と平行に配設されたガイドレール71と、ボールネジ70を回動させるモータ72と、内部のナットがボールネジ70に螺合するとともに下部がガイドレール71に摺接し保持手段5に連結された移動基台73とを備えており、モータ72がボールネジ70を回動させることにより、移動基台73をガイドレール71に沿ってX軸方向に移動させ、保持手段2を同方向に移動させることができる。
加工手段6a、6bは対向して配設されている。加工手段6a、6bの各構成要素は同様に構成されるため、共通の符号を付して説明すると、加工手段6a、6bは、保持手段5の移動方向に対して水平方向に直交する方向(Y軸方向)の回転軸を有するスピンドル60と、スピンドル60を回転可能に支持するハウジング61と、スピンドル60の先端に装着されチャックテーブル50に保持された被加工物に切削加工を施す切削ブレード62とを備えている。また、ハウジング61には、被加工物の切削すべき位置を撮像して検出するための撮像手段63が固定されている。
2つの加工手段6a、6bは、インデックス送り手段8a及びインデックス送り手段8bによって駆動されてそれぞれY軸方向に移動可能となっている。インデックス送り手段8a及びインデックス送り手段8bは同様に構成されるため、共通の符号を付して説明すると、インデックス送り手段8a、8bは、Y軸方向の軸心を有するボールネジ80と、ボールネジ80と平行に配設された一対のガイドレール81と、ボールネジ80を回動させるモータ82と、内部のナットがボールネジ80に螺合し側部がガイドレール81に摺接する移動板83とから構成され、モータ82がボールネジ80を回動させることにより、移動板83をガイドレール81に沿ってY軸方向に移動させ、加工手段6a、6bを同方向に移動させることができる。
移動板83には加工手段6a、6bを昇降させる昇降機構9を備えている。昇降機構9は、鉛直方向(Z方向)の軸心を有するボールネジ90と、ボールネジ90と平行に配設された一対のガイドレール91と、ボールネジ90を回動させるモータ92と、内部のナットがボールネジ90に螺合するとともに側部がガイドレール91に摺接する昇降板93とから構成されており、モータ92がボールネジ90を回動させることにより、昇降板93をガイドレール91に沿ってY軸方向に移動させ、加工手段6a、6bを同方向に移動させることができる。
このように構成される切削装置4においては、粘着テープ20を介してチャックテーブル50にパッケージ基板1を保持し、フレーム保持部51にフレーム21を固定する。そして、保持手段2がX軸方向に移動し、撮像手段63によって、切削すべき分割予定ラインLを撮像して検出する。
次に、切削ブレード62と切削すべき分割予定ラインLとのY軸方向の位置をあわせ、切削ブレード62を回転させるとともに加工手段6a、6bを降下させ、保持手段2をX軸方向に切削送りすることにより、2本の分割予定ラインLを同時に切削する。
次に、加工手段6a、6bをインデックス送り手段8a、8bによってY軸方向にインデックス送りし、次に切削すべき分割予定ラインLと切削ブレード62とのY軸方向の位置をあわせ、同様に切削を行う。このようにして、同方向の分割予定ラインLをすべて切削する。
さらに、保持手段5を90度回転させてから同様の切削を行うと、すべての分割予定ラインLが切削され、個々のパッケージデバイスD(図1参照)に分割される。
このようにして行う各分割予定ラインLの切削時には、図4(a)に示すように、高速回転する切削ブレード62を分割予定ラインに位置づけて粘着テープ20に接触するまで切り込ませ、その状態で切削送りを行う。余剰連結部紫外線照射工程において、粘着テープ20のうち余剰連結部13に貼着された部分の粘着層201の粘着力を低下させたため、分割予定ラインの切削中に余剰連結部13が個片化されると、図4(b)に示すように、余剰連結部13が切削ブレード62の回転にともない粘着テープ20から剥離して飛散する。このようにして、粘着テープ20上から余剰連結部13が除去される。なお、飛散する余剰連結部13の形状及び大きさは、分割予定ラインLの切削順序によって異なる。
このようにして、すべての余剰連結部13が個片化され、すべての分割予定ラインLが切削されると、図5に示すように、粘着テープ20上には、個々のデバイスDに分割されたデバイス部12及びフレーム21だけが残る。切削時に切削ブレード62が粘着テープ20に切り込むため、粘着テープ20には、切削痕24が形成される。
(3)デバイス部紫外線照射工程
分割工程の後に、図6に示すように、紫外線照射器3の上方に粘着テープ20を位置づけ、粘着テープ20の裏面20b側からその全面に紫外線31を照射する。そうすると、粘着テープ20のうちデバイス部12に貼着された部分に紫外線が照射されてその部分の粘着力が低下し、デバイス部12を粘着テープ20から剥離しやすい状態となる。
(4)デバイス剥離工程
デバイス部紫外線照射工程の後に、図7に示すように、ピックアップ装置15の吸着部150によって複数のデバイスDを吸引し、吸着部150を上昇させて粘着テープ20から剥離する。デバイス部紫外線照射工程において粘着テープ20の粘着層201の粘着力を低下させたため、デバイスDのピックアップを円滑に行うことができる。ピックアップされたデバイスDは、図示しない収容ケースに収容される。
また、分割工程において余剰連結部13が除去されているため、デバイスDに隣接する位置に余剰連結部13が存在せず、デバイスDの吸引時に余剰連結部13を吸引してしまうことがないため、複数のデバイスDを同時にピックアップすることができる。図7では、1つのデバイス部12を構成する複数のデバイスDを同時に粘着テープ20から剥離する例を示したが、複数のデバイスDを一度に剥離する例はこれには限定されない。例えば、パッケージ基板1に相当する大きさの吸着部を有するピックアップ装置を用いた場合は、パッケージ基板1を構成するすべてのデバイスDを一度に粘着テープ20から剥離することもできる。このように、複数のデバイスDを粘着テープ20から一度に剥離することで、収容ケースへのデバイスDの収容を効率よく行うことができる。
上記実施形態では、パッケージ基板1が粘着テープ20を介してフレーム21に支持された状態とし、その状態においてパッケージ基板1を切削することとしたが、例えばパッケージ基板のサイズが大きく、フレーム21に収容できない場合には、フレーム21を用いなくてもよい。
例えば、図8に示すパッケージ基板100は、デバイス部101と余剰連結部102とから構成され、その裏面100b側には、パッケージ基板100と同等の大きさで同形状の粘着テープ103が貼着される。そして、余剰連結部紫外線照射工程では、デバイス部101に対面する位置に紫外線を透過しないマスク部104aを備えたマスク部材104を粘着テープ103の裏面103bに貼着し、下方から粘着テープ103に紫外線を照射することにより、粘着テープ103のうち余剰連結部102に対面する位置のみ粘着力を低下させる。
なお、粘着テープ103の裏面103bにマスク部材104を貼着せず、紫外線照射器の上方にマスク部材104を設置し、マスク部104aの直上にパッケージ基板100のデバイス部101を位置づけて、余剰連結部102に向けて紫外線を照射するようにしてもよい。
次に、分割工程では、図9に示すように、吸引溝105aが形成された矩形のチャックテーブル105において、粘着テープ103側を保持する。そして、切削ブレードが粘着テープ103に切り込むように分割予定ラインLを切削ブレードによって順次切削することにより、個々のパッケージデバイスDに分割する。分割予定ラインLの切削により、余剰連結部102が粘着テープ103から剥離して飛散し、図10に示すように、デバイス部101のみが粘着テープ103に貼着された状態となる。粘着テープ103には切削痕103aが形成される。
その後、上記と同様のデバイス部紫外線照射工程及びデバイス剥離工程を実施することにより、各パッケージデバイスが収容ケースに収容される。
1:パッケージ基板 1a:表面1b:裏面
D:デバイス L:分割予定ライン
10:リードフレーム 11:モールド樹脂
12:デバイス部 13:余剰連結部
20:粘着テープ 200:基材 201:粘着層
21:フレーム
22:マスク部材 22a:デバイスマスク部 22b:フレームマスク部
23:フレーム貼着領域 24:切削痕
3:紫外線照射器 30、31:紫外線
4:切削装置
5:保持手段 50:チャックテーブル 51:フレーム保持部
6a、6b:加工手段
60:スピンドル 61:ハウジング 62:切削ブレード 63:撮像手段
7:切削送り手段
70:ボールネジ 71:ガイドレール 72:モータ 73:移動基台
8a、8b:インデックス送り手段
80:ボールネジ 81:ガイドレール 82:モータ 83:移動板
9:昇降機構
90:ボールネジ 91:ガイドレール 92:モータ 93:昇降板
15:ピックアップ装置 150:吸着部
100:パッケージ基板 101:デバイス部 102:余剰連結部
103:粘着テープ
104:マスク部材 104a:マスク部
105:チャックテーブル 105a:吸引溝

Claims (2)

  1. 紫外線硬化型の粘着テープが裏面側に貼着され、表面に分割予定ラインによって複数のパッケージデバイスが区画されたデバイス部と該デバイス部を囲繞する余剰連結部とから形成されたパッケージ基板に対し、該粘着テープ側をチャックテーブルに保持した状態で、該分割予定ラインに沿って切削加工を施して個々のパッケージデバイスに分割するパッケージ基板の分割方法であって、
    該デバイス部に対応する領域を該粘着テープの裏面側からマスク部材によってマスクするとともに、粘着テープの裏面側のうち該余剰連結部に対応する領域を露出させ、該粘着テープの裏面側から該余剰連結部に紫外線を照射し該粘着テープのうち該余剰連結部に貼着された部分の粘着層の粘着力を低下させる余剰連結部紫外線照射工程と、
    該余剰連結部紫外線照射工程の後に、回転する切削ブレードを分割予定ラインに位置づけて該粘着テープに接触するまで切り込ませて該切削ブレードにより順次該分割予定ラインに沿って切削を行い、該パッケージ基板を個々のパッケージデバイスに分割する分割工程と、とを含み、
    該分割工程において、該切削ブレードによる該分割予定ラインの切削中に個片化された該余剰連結部が該切削ブレードの回転にともない該粘着テープから剥離し飛散することで、該粘着テープ上から該余剰連結部が除去される、
    パッケージ基板の分割方法。
  2. 前記分割工程の後に、前記粘着テープのうち前記デバイス部に貼着された部分に前記粘着テープの裏面側から紫外線を照射し該デバイス部に貼着された部分の粘着層の粘着力を低下させるデバイス部紫外線照射工程と、
    該デバイス部紫外線照射工程後に、該粘着テープから該複数のデバイスを剥離するデバイス剥離工程と、
    を含む請求項1に記載のパッケージ基板の分割方法。
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