JP2014106573A - 携帯端末の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】必要なときに限って、車両内の携帯端末の機能を制限する携帯端末の制御装置を提供する。
【解決手段】車両の運転者の状態を取得するハンドル操作検知ECU52及び視線検知ECU31と、車載機10と通信を行う携帯端末50と、を備える。車載機10は、車両の運転中に、ハンドル操作検知ECU52により取得された運転者のハンドル把持情報及び視線検知ECU31により取得された運転者の視線方向情報に基づいて、運転者が携帯端末50の操作を行っているか否か判定する。携帯端末50は、自端末が車両内にあり、且つ運転者が携帯端末50の操作を行っていると判定されたことを条件として、自端末の機能を制限する。
【選択図】 図1
【解決手段】車両の運転者の状態を取得するハンドル操作検知ECU52及び視線検知ECU31と、車載機10と通信を行う携帯端末50と、を備える。車載機10は、車両の運転中に、ハンドル操作検知ECU52により取得された運転者のハンドル把持情報及び視線検知ECU31により取得された運転者の視線方向情報に基づいて、運転者が携帯端末50の操作を行っているか否か判定する。携帯端末50は、自端末が車両内にあり、且つ運転者が携帯端末50の操作を行っていると判定されたことを条件として、自端末の機能を制限する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、車両内の携帯端末の機能を制限する携帯端末の制御装置に関する。
近年、車両の運転中に運転者が携帯端末を操作することを制限することが望まれている。
特許文献1では、ナビゲーション装置などの車載情報端末を遠隔操作するリモコンとして利用できる携帯端末の操作を制限している。詳しくは、携帯端末が車両内にあるか否か判定し、車両内にあると判定した場合には、車両が走行中か否かを判定している。そして、走行中と判定した場合には、情報端末への入力に関する操作を禁止している。
特許文献1のように、車両が走行中の場合に、車両内の携帯端末の操作を一様に制限してしまうと、制限する必要のない場合まで携帯端末の操作が制限されるおそれがある。それゆえ、利便性が損なわれるおそれがある。
本発明は、上記実情に鑑み、必要なときに限って、車両内の携帯端末の機能を制限する携帯端末の制御装置を提供することを主たる目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は携帯端末の制御装置であって、車両の運転者の状態を取得する状態取得手段と、車載機と通信を行う携帯端末と、を備え、前記車載機は、前記車両の運転中に、前記状態取得手段により取得した前記運転者の状態に基づいて、前記運転者が前記携帯端末の操作を行っているか否か判定し、前記携帯端末は、自端末が前記車両内にあり、且つ前記運転者が前記携帯端末の操作を行っていると判定されたことを条件として、自端末の機能を制限する。
請求項1に記載の発明によれば、状態取得手段により車両の運転者の状態が取得される。そして、車載機により、車両の運転中に、取得された運転者の状態に基づいて運転者が携帯端末の操作を行っているか否か判定される。さらに、車載機と通信を行う携帯端末が車両内にあり、且つ運転者が携帯端末の操作を行っていると判定されたことを条件として、携帯端末により自端末の機能が制限される。
よって、車両の運転中に運転者により携帯端末の操作が行われている場合に、携帯端末の機能を制限することができる。一方、例えば車両の運転中に運転者以外の同乗者が携帯端末の操作を行っても、携帯端末の機能は制限されない。すなわち、必要なときに限って、車両内の携帯端末の機能を制限することができる。したがって、安全運転を確保できるとともに、利便性を得ることができる。
以下、車両に搭載された車載機及び携帯端末を備えるシステムに適用した携帯端末の制御装置の一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
まず、図1を参照して一実施形態に係る携帯端末の制御装置の構成を説明する。本実施形態に係る携帯端末の制御装置は、車両に搭載されて車両の運転者の状態を取得する状態検知装置30(状態取得手段)、車両に搭載された車載機10、及び車載機10と無線通信又は有線通信を行う携帯端末50から構成されている。車両は、車載機10と車両内通信を行う車速センサ21(車両状態検出手段)、パーキングブレーキセンサ23(車両状態検出手段)、状態検知装置30、キー検知ECU33、ロケーションECU34(車両位置取得手段、車両状態検出手段)、エンジンECU35、メータECU36、ボデーECU37、DCM(Data Communication Module)38、及びDSRC(Dedicated Short Range Communications)39を備えている。
携帯端末50は、スマートフォンや携帯電話、タブレット端末等であり、データ記憶部51、送受信部52、通信制御部53、GPS受信機54、制御部55、表示部56、操作部57を備える。携帯端末50は、スマートキーとして利用することができる。携帯端末50から識別信号及び機能信号を車載機10に送信することにより、車両のドアのロック及びアンロックを行うとともに、エンジンの始動及び停止を行うことができる。
データ記憶部51は、各種アプリケーションを記憶する記憶装置又は記憶領域である。送受信部52は、車載機10に無線信号又は有線信号を送信するとともに、車載機10から送信された無線信号又は有線信号を受信する。携帯端末50と車載機10間の無線通信として、Bluetooth(登録商標)、WiFi、NFC(Near Field Communication)などを採用できる。通信制御部53は、送受信部52によるデータの送受信を制御する。携帯端末50をスマートキーとして利用する場合、車両内で携帯端末50と車載機10とは定期的に通信を行う。
GPS受信機54(携帯位置取得手段)は、GPS衛星からGPS信号を受信して、携帯端末50の現在位置を取得する。
制御部55は、CPU、ROM、RAM、I/O、及びこれらを接続するバスライン等からなるマイクロコンピュータとして構成されている。本実施形態では、CPUがROMに記憶されたプログラムを実行することで、自端末が車両内にあり運転者が自端末を操作している場合に、自端末の機能を制限する。
表示部56は、液晶ディスプレイや有機EL(Electro Luminescence)等から構成され、各種アプリケーション画面やタッチパネル等を表示する。操作部57は、ボタンスイッチ57aや、表示部56と一体になったタッチパネルスイッチ57b等の操作スイッチから構成される。ユーザが操作部57を操作すると、操作部57はユーザの操作に応じた信号を制御部55に出力する。
車載機10は、データ記憶部11、送受信部12、通信制御部13、制御部14、表示部15、操作部16を備え、各種センサや各種ECUから受信したデータを処理する。
データ記憶部11は、各種センサや各種ECUにより検出されたデータを受信して記憶する記憶装置、又は記憶領域である。送受信部12は、携帯端末50に無線信号又は有線信号を送信するとともに、携帯端末50から送信された無線信号又は有線信号を受信する。通信制御部13は、送受信部12によるデータの送受信を制御する。
制御部14は、CPU、ROM、RAM、I/O、及びこれらを接続するバスライン等からなるマイクロコンピュータとして構成されている。本実施形態では、CPUがROMに記憶されたプログラムを実行することで、車両内に携帯端末50があるか否か判定するとともに、車両の運転中に、状態検知装置30により取得した運転者の状態に基づいて、運転者が携帯端末50の操作を行っているか否か判定する。
また、車速センサ21、パーキングブレーキセンサ23及びロケーションECU34の検出値を受信して、車両の状態が、走行状態か停止状態かを検出する。車速センサ21は、所定距離を走行する毎に車両から送られてくる車速パルスに基づき、車両の移動速度を検出する。パーキングブレーキセンサ23は、パーキングブレーキがオンかオフかを検出する。ロケーションECU34は、図示しないGPS受信機やジャイロセンサ等の検出値から車両の現在位置を取得する。
表示部15は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)等から構成される。表示部15は、車室内において、ユーザが視認可能な位置に設置され、経路案内情報や交通情報などをユーザに提供する。操作部16は、車両のインストルメントパネルに設けられたボタンスイッチや、表示部15と一体となったタッチパネルスイッチ等の操作スイッチからなる。
なお、車載機10は、カーナビゲーション装置と一体化されていてもよいし、車両に搭載された専用の装置であってもよい。
状態検知装置30は、視線検知ECU31(視線方向取得手段)及びハンドル操作検知ECU32(把持情報取得手段)を備え、視線検知ECU31及びハンドル操作検知ECU32により取得された情報を車載機10へ送信する。視線検知ECU31は、図示しないカメラにより撮影した映像に基づいて、運転者の視線方向情報を取得する。ハンドル操作検知ECU32は、ハンドル内に設置された圧力センサの検出値に基づいて、運転者のハンドル把持情報を取得する。
視線検知ECU31及びハンドル操作検知ECU32は、それぞれCPU、ROM、RAM、I/O、及びこれらを接続するバスライン等からなるマイクロコンピュータとして構成されている。CPUがROMに記憶されたプログラムを実行することで、それぞれ視線方向取得手段、把持情報取得手段としての機能を実現している。
キー検知ECU33は、スマートキーが検知エリアに入るとスマートキーを検知する。キー検知ECU33は、スマートキーから送信された識別コード及び機能コードを判別及び照合し、機能に応じたECUに作動指示信号を出力するとともに、イグニッションポジションを検出する。
エンジンEUC35は、エンジンの点火時期や燃料供給量等を制御する。メータECU36は、走行速度や燃料残量等の車両状態をメータに表示する。ボデーECU37は、ベッドライト、電気式ドアロック、電源供給システム等を制御する。
キー検知ECU33、ロケーションECU34、エンジンECU35、メータECU36、ボデーECU37は、それぞれCPU、ROM、RAM、I/O、及びこれらを接続するバスライン等からなるマイクロコンピュータとして構成されている。CPUがROMに記憶されたプログラムを実行することで、それぞれの機能を実現している。
DCM38は、携帯電話の無線ネットワークに接続して無線通信を行う。DSRC39は、ISMバンドを用いて路側機と通信を行い、ユーザに提供する情報を取得する。
次に、図2のフローチャートを参照して、携帯端末50の機能を制限する処理手順を説明する。本処理は、所定間隔で携帯端末50及び車載機10が実行する。
まず、S10では、車載機10は、携帯端末50が車両内にあるか否か判定する。詳しい判定方法は後で述べる。S10において、携帯端末50が車両内にあると判定した場合は(YES)、S11に進む。S11では、車載機10は、車両内に携帯端末50があることを記憶し、S13に進む。一方、S10において、携帯端末50が車両内にないと判定した場合は(NO)、S12に進む。S12では、車載機10は、車両内に携帯端末50がないことを記憶し、S23に進む。
続いて、S13では、車載機10は、車両は走行状態か否か判定する。詳しくは、車速センサ21により検出された車速が0より大きい、パーキングブレーキセンサ23によりパーキングブレーキがオフと検出された、及びロケーションECU34により検出された現在位置が変化している、の3つの条件のうちの少なくとも1つの条件を満たしている場合に、走行状態と判定する(YES)。一方、上記3つの条件のうちのどの条件も満たしていない場合は、停止状態と判定する(NO)。
S13において、走行状態と判定した場合は、S14で、車載機10は携帯端末50へ走行状態を通知する。一方、S13において、停止状態と判定した場合は、S15で、車載機10は携帯端末50へ停止状態を通知し、S19に進む。
S14において、車載機10は携帯端末50へ走行状態を通知すると、S16及びS17で、車載機10は運転者が携帯端末50の操作を行っているか否か判定する。
まず、S16で、運転者が両手でハンドルを握っていないか否か判定する。詳しくは、ハンドル操作検知ECU32により取得された運転者のハンドル把持情報が、運転者が両手でハンドルを握っていないことを示しているか判定する。運転者が両手でハンドルを握っていないことを示している場合は(YES)、S17の判定に進む。一方、運転者が両手でハンドルを握っていないことを示していない場合(NO)、すなわち運転者が両手でハンドルを握っていることを示している場合は、S19に進む。
次に、S17では、運転者の視線が前方に向いていないか否か判定する。詳しくは、視線検知ECU31により取得された運転者の視線方向情報が、運転者の視線が前方に向いていないことを示しているか判定する。運転者の視線が前方に向いていないことを示している場合は(YES)、S18に進む。一方、運転者の視線が前方に向いていないことを示していない場合(NO)、すなわち運転者の視線が前方に向いていることを示している場合は、S19に進む。
S16において、運転者が両手でハンドルを握っていないと判定され、且つS17において、運転者の視線が前方に向いていないと判定された場合には、運転手が携帯端末の操作を行っている確率が高い。よって、上記場合には、S18で、車載機10は、携帯端末50へ制限信号を送信する。
一方、S15で停止状態を通知した場合、S16で運転者が両手でハンドルを握っていないと判定されなかった場合、及びS17で運転者の視線が前方に向いていないと判定されなかった場合には、S19で、車載機10は、携帯端末50への制限信号の送信を停止する。
携帯端末50は、車載機10から制限信号を受信すると、S20で、自端末の機能を走行状態モードに制限し、自端末を走行モードで動作させる。走行モードにおいて制限される携帯端末50の機能の例は後述する。
また、携帯端末50は、車載機10から制限信号を受信していない場合は、S21で、自端末を車両内通常モードで動作させる。
携帯端末50が自端末を走行モード又は車両内通常モードで動作させると、S22で、車載機10は、キー検知ECU33により検出したイグニッションポジションに基づいて、車両のアクセサリがオフか否か判定する。車両のアクセサリがオフでない場合(NO)、すなわちエンジンが停止していない場合は、S10に戻り、S10〜S22の処理を繰り返し実行する。
一方、S22で車両のアクセサリがオフと判定された場合(YES)、すなわちエンジンが停止している場合、及びS12で車両内に携帯端末50がないことを記憶した場合には、S23において、携帯端末50は、自端末を車両外通常モードで動作させる。
次に、図3のフローチャートを参照して、S10において、車載機10により携帯端末50が車両内にあるか否か判定する処理を説明する。
まず、S101で、車載機10は、携帯端末50をスマートキーとして利用し、携帯端末50を用いて車両のドアを開錠したか、又は車両のエンジンを始動させたか否か判定する。携帯端末50を用いて車両のドアを開錠していない、且つ車両のエンジンを始動させていない場合(NO)は、S102に進む。
S102では、車載機10は、携帯端末50と車載機10とが接続しているか確認する。携帯端末50と車載機10との接続が確認できた場合は(YES)、S103に進む。一方、携帯端末50と車載機10との接続が確認できなかった場合は(NO)、S105に進む。
S103では、車載機10は、携帯端末50をスマートキーとして利用した後、車両に乗り込まなかった場合や、携帯端末50が車両の外から車載機10と接続している場合に、携帯端末50が車両内にあると判定されないようにする。詳しくは、ロケーションECU34により取得された車両の現在位置と、GPS受信機54により取得された携帯端末50の現在位置とが連動して変化しているか否か判定する。すなわち、所定期間、車両の現在位置と携帯端末50の現在位置が同じであるか否か判定する。
S103において、同じであると判定された場合は(YES)、S104で、車載機10は携帯端末50が車両内にあると判定して、S11に進む。一方、S103において、同じでないと判定された場合(NO)、及びS102において、携帯端末50と車載機10との接続が確認できなかった場合は、S105で、車載機10は携帯端末50が車両内にないと判定して、S12に進む。
次に、図4を参照して、各モードにおいて、設定される通信状態及び制限される携帯端末50の機能を説明する。制限される機能には、×が記されている。アプリCは、天気情報を提示するアプリやオーディオアプリ等、画面を見る時間が短いアプリである。アプリBは、ユーザが集中しなくても実行できるが、アプリCよりも画面を見る時間が長いアプリである。アプリAは、ゲーム等のユーザが集中して実行しがちなアプリである。なお、本実施形態では、一旦停止モードは使用していない。
車両外通常モードでは、車両外で一般によく使うWiFi機能を自動的にオンにし、車両外であまり使わないBluetooth機能を自動的にオフにする。また、車両内通常モード及び走行モードでは、車両内で一般によく使うBluetooth機能を自動的にオンにし、車両内であまり使わないWiFi機能を自動的にオフにする。ただし、いずれのモードにおいても、手動でWiFi機能及びBluetooth機能のオンオフを切り替えることはできる。
走行モードでは、走行中における運転者による携帯端末50の操作により、安全運転に支障が出ることを回避するために、運転者が気を取られやすい機能を制限する必要がある。例えば、画面を見なければ操作できないタッチパネルスイッチ57bの操作、画面を見る時間が長いアプリや集中して実行しがちなアプリは、制限する必要がある。一方で、画面を見なくても操作できるボタンスイッチ57aの操作や、画面を見る時間が短いアプリは、制限しなくても運転に支障がない。そこで、タッチパネル操作の機能を制限するとともに、ボタン操作の機能を制限していない。また、アプリA及びアプリBの機能を制限するとともに、アプリCの機能を制限していない。
これに対して、車両内通常モード及び車両外通常モードでは、安全運転に支障がないので、携帯端末50のすべての機能を制限しない。
本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
・車両の運転中に運転者により携帯端末50の操作が行われている場合に、携帯端末50の機能を制限することができる。一方、例えば車両の運転中に運転者以外の同乗者が携帯端末50の操作を行っても、携帯端末50の機能は制限されない。したがって、必要なときに限って車両内の携帯端末50の機能を制限することができるので、安全運転を確保できるとともに、利便性を得ることができる。
・運転者が携帯端末の操作を行っている場合には、一般に運転者は両手でハンドルを握ることが困難である。また、運転者が携帯端末の操作を行っている場合には、運転者の視線は前方に向いていないことが多い。よって、運転者が両手でハンドルを握っていない、且つ運転者の視線が前方に向いていない場合には、高い確率で運転者が携帯端末の操作を行っていることを検出できる。
・車両の現在位置と携帯端末の現在位置とが連動して変化している場合は、携帯端末が車両内にあると判定することができる。
・車両の走行中に、タッチパネルの操作を制限するとともに、ボタンの操作を制限しないことにより、制限が必要な携帯端末の機能に限って制限することができる。
(他の実施形態)
本発明は上記実施形態の記載内容に限定されず、以下のように変更して実施してもよい。
本発明は上記実施形態の記載内容に限定されず、以下のように変更して実施してもよい。
・S13では、パーキングブレーキをオフにし、ブレーキペダルを踏んで停止している状態であっても、走行状態と判定される。すなわち、信号待ちで一旦停止している状態も走行状態と判定される。そこで、S13で走行状態と判定した後、一旦停止状態か否か判定する。そして、一旦停止状態且つ運転者が携帯端末50を操作していると判定した場合に、一旦停止モードで携帯端末50を動作させるようにしてもよい。
具体的には、パーキングブレーキセンサ23によりパーキングブレーキがオフと検出され、且つブレーキペダルが踏み込まれており、且つ車速センサ21により検出される車速が0である場合に、一旦停止状態と判定する。一旦停止状態ではないと判定した場合は、S14の処理に進む。一旦停止状態と判定した場合は、S14と同様に、車載機10は携帯端末50へ一旦停止状態を通知する。そして、S16及びS17と同様の処理を行い、運転者が携帯端末50の操作を行っていると判定した場合には、車載機10は、S18で送信する制限信号とは異なる制限信号を携帯端末50へ送信する。
携帯端末50は、車載機10から制限信号を受信すると、自端末を一旦停止モードで動作させる。図4に示すように、一旦停止モードでは、ユーザが集中して実行しがちなアプリAの機能が制限される。このようにすることにより、車両の状態が、走行状態、一旦停止状態、停止状態のいずれであるかに応じて、制限する携帯端末の機能を変更することができる。
さらに、走行状態モードを、車速に応じて分けてもよい。例えば、高速走行時は、スイッチ操作の機能を全て制限するようにしてもよい。
・携帯端末50の制御部55は、自端末が操作されていることを検出する操作検出手段の機能を実現する。そして、車載機10は、ハンドル操作検知ECU32により取得された把持情報が、運転者が両手でハンドルを握っていないことを示し、且つ操作検出手段により操作されていることが検出された場合に、運転者が携帯端末50の操作を行っていると判定してもよい。
具体的には、S17の処理の代わりに、携帯端末50の操作検出手段により自端末が操作されていることを検出したか否か判定する。このようにしても、高い確率で運転者が携帯端末50の操作を行っているとことを検出できる。
・携帯端末50の制御部55は、自端末が操作されていることを検出する操作検出手段の機能を実現する。そして、車載機10は、視線検知ECU31により取得された視線方向情報が、運転者の視線が前方に向いていないことを示し、且つ操作検出手段により操作されていることが検出された場合に、運転者が携帯端末50の操作を行っていると判定してもよい。
具体的には、S16の処理の代わりに、携帯端末50の操作検出手段により自端末が操作されていることを検出したか否か判定する。このようにしても、高い確率で運転者が携帯端末50の操作を行っていることを検出できる。
・S17の処理を実行せず、S16で肯定判定された場合に、運転者が携帯端末50を操作していると判定し、S18の処理を行ってもよい。このようにしても、S16及びS17の処理を実行するときよりは検出確率が低くなるが、簡易的に運転者が携帯端末の操作を行っていることを検出できる。なお、その場合は、運転者が両手でハンドルを握っていない状態が、所定時間よりも長く継続していることを条件として加えることが望ましい。
・S16の処理を実行せず、S17で肯定判定された場合に、運転者が携帯端末50を操作していると判定し、S18の処理を行ってもよい。このようにしても、S16及びS17の処理を実行するときよりは検出確率が低くなるが、簡易的に運転者が携帯端末の操作を行っていることを検出できる。なお、その場合は、運転者の視線が前方に向いていない状態が、所定時間よりも長く継続していることを条件として加えることが望ましい。
・S10の処理は、携帯端末50が車載機10から情報を受け取ることで、車載機10の代わりに携帯端末50が実行してもよい。
10…車載機、21…車速センサ、23…パーキングブレーキセンサ、31…視線検知ECU、32…ハンドル操作検知ECU、33…キー検知ECU、34…ロケーションECU、50…携帯端末、54…GPS受信機、57a…ボタンスイッチ、57b…タッチパネルスイッチ。
Claims (9)
- 車両の運転者の状態を取得する状態取得手段(30)と、
車載機(10)と通信を行う携帯端末(50)と、を備え、
前記車載機は、前記車両の運転中に、前記状態取得手段により取得した前記運転者の状態に基づいて、前記運転者が前記携帯端末の操作を行っているか否か判定し、
前記携帯端末は、自端末が前記車両内にあり、且つ前記運転者が前記携帯端末の操作を行っていると判定されたことを条件として、自端末の機能を制限することを特徴とする携帯端末の制御装置。 - 前記状態取得手段は、前記運転者のハンドル把持情報を取得する把持情報取得手段(32)を含み、
前記車載機は、前記把持情報取得手段により取得された前記把持情報が、前記運転者が両手でハンドルを握っていないことを示している場合に、前記運転者が前記携帯端末の操作を行っていると判定する請求項1に記載の携帯端末の制御装置。 - 前記状態取得手段は、前記運転者の視線方向情報を取得する視線方向取得手段(31)を含み、
前記車載機は、前記視線方向取得手段により取得された前記視線方向情報が、前記運転者の視線が前方に向いていないことを示している場合に、前記運転者が前記携帯端末の操作を行っていると判定する請求項1に記載の携帯端末の制御装置。 - 前記状態取得手段は、前記運転者のハンドル把持情報を取得する把持情報取得手段、及び前記運転者の視線方向情報を取得する視線方向取得手段を含み、
前記車載機は、前記把持情報取得手段により取得された前記把持情報が、前記運転者が両手でハンドルを握っていないことを示し、且つ前記視線方向取得手段により取得された前記視線方向情報が、前記運転者の視線が前方に向いていないことを示している場合に、前記運転者が前記携帯端末の操作を行っていると判定する請求項1〜3のいずれかに記載の携帯端末の制御装置。 - 前記携帯端末は、自端末が操作されていることを検出する操作検出手段を備え、
前記車載機は、前記把持情報取得手段により取得された前記把持情報が、前記運転者が両手でハンドルを握っていないことを示し、且つ前記操作検出手段により操作されていることが検出された場合に、前記運転者が前記携帯端末の操作を行っていると判定する請求項2に記載の携帯端末の制御装置。 - 前記携帯端末は、自端末が操作されていることを検出する操作検出手段を備え、
前記車載機は、前記視線方向取得手段により取得された前記視線方向情報が、前記運転者の視線が前方に向いていないことを示し、且つ前記操作検出手段により操作されていることが検出された場合に、前記運転者が前記携帯端末の操作を行っていると判定する請求項3に記載の携帯端末の制御装置。 - 前記車両の現在位置を取得する車両位置取得手段(34)を備え、
前記携帯端末は、自端末の現在位置を取得する携帯位置取得手段(54)を備え、
前記車両位置取得手段により取得された前記車両の現在位置と、前記携帯位置取得手段により取得された前記携帯端末の現在位置とが連動して変化している場合に、前記携帯端末が前記車両内にあると判定する請求項1〜6のいずれかに記載の携帯端末の制御装置。 - 前記車両の状態が、走行状態、一旦停止状態、停止状態のいずれであるかを検出する車両状態検出手段(21,23,34)を備え、
前記携帯端末は、前記状態検出手段により検出された前記車両の状態に応じて、自端末の機能を制限する請求項1〜7のいずれかに記載の携帯端末の制御装置。 - 前記状態検出手段により検出された前記車両の状態が走行状態である場合は、前記携帯端末は、自端末のタッチパネル(57b)操作の機能を制限するとともに、自端末のボタン(57a)操作の機能を制限しない請求項8に記載の携帯端末の制御装置。
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