JP2014106424A - ズームレンズ及びそれを備えた撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】変倍比の確保に有利であり、且つ、広角端付近の撮影にて厚さ方向を短くしやすい光路屈曲式のズームレンズを提供する。
【解決手段】物体側から像側への光路に沿って順に、正屈折力の第1レンズ群と、入射屈折面、射出屈折面、及び、入射屈折面と射出屈折面の間の光路中にて光軸に対して傾いて配置され光路を屈曲させる反射面を有するプリズム反射部材、を含む負屈折力の第2レンズ群と、正屈折力の第3レンズ群と、負屈折力の第4レンズ群と、正屈折力の第5レンズ群とを有し、広角端から望遠端への変倍の際に、各レンズ群の間の距離が変化し、且つ、第1レンズ群と第3レンズ群は広角端よりも望遠端にて光線が入射する側に移動し、第2レンズ群は広角端から望遠端への変倍の際に位置が固定であり、以下の条件式(1)を満足する。
−10<f1/f2<−5 (1)
ここで、f1は、第1レンズ群の焦点距離、f2は、第2レンズ群の焦点距離である。
【選択図】図1

Description

本発明は、光路を屈曲させるプリズム反射部材を持つズームレンズ及びそれを備えた撮像装置に関するものである。
近年、ビデオカメラやデジタルカメラにおいては、撮影用途の拡がりに伴い、広画角化や高変倍比化などの高機能化が求められている。その一方で、カメラに搭載するズームレンズの小型化・薄型化も求められている。
またカメラの厚みを薄くするために、ズームレンズの光路を反射プリズムにて屈曲させるズームレンズが知られている。これらのうち、不使用時にはカメラを薄く構成でき、高変倍比化にも有利とするべく、ズーミング時に移動する複数のレンズ群の間に反射プリズムを設けたズームレンズが特許文献1〜3に開示されている。
特開2010−048855号公報 特開2011−013281号公報 特開2012−027084号公報
しかしながら、特許文献1〜3に開示されたズームレンズは、広角端にて第1レンズ群と反射プリズムとの距離が大きく、広角端付近での薄型化に不利となる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、変倍比の確保に有利であり、且つ、広角端付近の撮影にて厚さ方向を短くしやすい光路屈曲式のズームレンズを提供することを目的とする。
更には、高変倍比化、広画角化、薄型化等何れかに有利な光路屈曲式のズームレンズを提供することを目的とする。また、そのようなズームレンズを備えた撮像装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の第1の態様に係るズームレンズは、物体側から像側への光路に沿って順に、正屈折力の第1レンズ群と、入射屈折面、射出屈折面、及び、入射屈折面と射出屈折面の間の光路中にて光軸に対して傾いて配置され光路を屈曲させる反射面を有するプリズム反射部材、を含む負屈折力の第2レンズ群と、正屈折力の第3レンズ群と、負屈折力の第4レンズ群と、正屈折力の第5レンズ群とを有し、広角端から望遠端への変倍の際に、各レンズ群の間の距離が変化し、且つ、第1レンズ群と第3レンズ群は広角端よりも望遠端にて光線が入射する側に移動し、第2レンズ群は広角端から望遠端への変倍の際に位置が固定であり、以下の条件式(1)を満足することを特徴としている。
−10<f1/f2<−5 (1)
ここで、
1は、第1レンズ群の焦点距離、
2は、第2レンズ群の焦点距離
である。
本発明の第2の態様に係るズームレンズは、物体側から像側への光路に沿って順に、正屈折力の第1レンズ群と、入射屈折面、射出屈折面、及び、入射屈折面と射出屈折面の間の光路中にて光軸に対して傾いて配置され光路を屈曲させる反射面を有するプリズム反射部材、を含む負屈折力の第2レンズ群と、正屈折力の第3レンズ群と、負屈折力の第4レンズ群と、正屈折力の第5レンズ群とを有し、広角端から望遠端への変倍の際に、各レンズ群の間の距離が変化し、且つ、第1レンズ群と第3レンズ群は広角端よりも望遠端にて光線が入射する側に移動し、第2レンズ群は広角端から望遠端への変倍の際に位置が固定であり、以下の条件式(6)を満足することを特徴としている。
11.0<ft/fw<40.0 (6)
ここで、
tは、無限遠合焦時の望遠端におけるズームレンズ全系の焦点距離、
wは、無限遠合焦時の広角端におけるズームレンズ全系の焦点距離
である。
本発明の第3の態様に係るズームレンズは、物体側から像側への光路に沿って順に、正屈折力の第1レンズ群と、入射屈折面、射出屈折面、及び、入射屈折面と射出屈折面の間の光路中にて光軸に対して傾いて配置され光路を屈曲させる反射面を有するプリズム反射部材、を含む負屈折力の第2レンズ群と、正屈折力の第3レンズ群と、負屈折力の第4レンズ群と、正屈折力の第5レンズ群とを有し、広角端から望遠端への変倍の際に、各レンズ群の間の距離が変化し、且つ、第1レンズ群と第3レンズ群は広角端よりも望遠端にて光線が入射する側に移動し、第2レンズ群は広角端から望遠端への変倍の際に位置が固定であり、第1レンズ群が多くても2枚のレンズからなることを特徴としている。
本発明の第4の態様に係るズームレンズは、物体側から像側への光路に沿って順に、正屈折力の第1レンズ群と、入射屈折面、射出屈折面、及び、入射屈折面と射出屈折面の間の光路中にて光軸に対して傾いて配置され光路を屈曲させる反射面を有するプリズム反射部材、を含む負屈折力の第2レンズ群と、正屈折力の第3レンズ群と、負屈折力の第4レンズ群と、正屈折力の第5レンズ群とを有し、広角端から望遠端への変倍の際に、各レンズ群の間の距離が変化し、且つ、第1レンズ群と第3レンズ群は広角端よりも望遠端にて光線が入射する側に移動し、第2レンズ群は広角端から望遠端への変倍の際に位置が固定であり、無限遠から至近へのフォーカシングの際に、第4レンズ群が像側に移動し、第4レンズ群が1枚の負レンズからなることを特徴としている。
本発明の第5の態様に係るズームレンズは、物体側から像側への光路に沿って順に、正屈折力の第1レンズ群と、入射屈折面、射出屈折面、及び、入射屈折面と射出屈折面の間の光路中にて光軸に対して傾いて配置され光路を屈曲させる反射面を有するプリズム反射部材、を含む負屈折力の第2レンズ群と、正の屈折力を有するレンズ群を少なくとも1つ含む後続レンズ群とを有し、広角端から望遠端への変倍の際に、各レンズ群の間の距離が変化し、且つ、第1レンズ群は広角端よりも望遠端にて光線が入射する側に移動し、第2レンズ群は広角端から望遠端への変倍の際に位置が固定であり、以下の条件式(1)、(2)、(3)を満足することを特徴としている。
−10<f1/f2<−5 (1)
3<f1/fw<7.2 (2)
3.5<d1g/fw<7 (3)
ここで、
1は、第1レンズ群の焦点距離、
2は、第2レンズ群の焦点距離、
wは、無限遠合焦時の広角端におけるズームレンズ全系の焦点距離、
1gは、第1レンズ群の広角端に対する望遠端での変位量
である。
本発明に係る撮像装置は、ズームレンズと、ズームレンズにより形成された像を電気信号に変換する撮像素子とを備え、ズームレンズが上述のいずれかのズームレンズであることを特徴としている。
本発明にかかるズームレンズは、変倍比の確保に有利であり、且つ、広角端付近の撮影にて厚さ方向を短くしやすいという効果を奏する。
本発明のズームレンズの実施例1の無限遠物点合焦時の広角端(a)、中間状態(b)、望遠端(c)でのレンズ断面図である。 本発明のズームレンズの実施例2の無限遠物点合焦時の広角端(a)、中間状態(b)、望遠端(c)でのレンズ断面図である。 実施例1の無限遠物点合焦時の収差図である。 実施例2の無限遠物点合焦時の収差図である。 本発明によるズームレンズを組み込んだデジタルカメラの断面図であって、図5(a)は広角端での断面図、図5(b)は沈胴収納時の断面図である。 本発明による光路折り曲げズームレンズを組み込んだデジタルカメラの外観を示す前方斜視図である。 上記デジタルカメラの後方斜視図である。 上記デジタルカメラの断面図である。 デジタルカメラの主要部の内部回路の構成ブロック図である。
以下に、本発明にかかるズームレンズ及びそれを備えた撮像装置の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
まず、実施例の説明に先立ち、本実施形態のズームレンズの作用効果について説明する。
本発明の実施形態に係るズームレンズは、物体側から像側への光路に沿って順に、正屈折力の第1レンズ群と、入射屈折面、射出屈折面、及び、前記入射屈折面と前記射出屈折面の間の光路中にて光軸に対して傾いて配置され光路を屈曲させる反射面を有するプリズム反射部材、を含む負屈折力の第2レンズ群と、正の屈折力を有するレンズ群を少なくとも1つ含む後続レンズ群とを有し、広角端から望遠端への変倍の際に、前記各レンズ群の間の距離が変化し、且つ、前記第1レンズ群は広角端よりも望遠端にて光線が入射する側に移動し、前記第2レンズ群は広角端から望遠端への変倍の際に位置が固定である。
本実施形態においては、正屈折力のレンズ群を最も物体側に配置した正先行タイプのズームレンズを採用することで、変倍比の確保に有利となり、広画角・高変倍比化に有利なズームレンズとしての好ましいレンズ配置となる。
主なズーミングは、第1レンズ群と第2レンズ群の間の間隔変化と、第2レンズ群と後続レンズ群間の間隔変化とによって行うことが可能となる。
また本実施形態では、第2レンズ群中に物体側からの光路を折り曲げるプリズム反射部材を配置している。そしてズーミングに際してプリズム反射部材を有する第2レンズ群を固定とし、第1レンズ群と、第2レンズ群より像側の後続レンズ群が、それぞれのレンズ群の間隔を変えるように移動することでズーミングしている。
これによって高変倍比を達成しつつ、カメラに適用したときの厚み(カメラの前後方向の長さ)を薄くしている。
実施形態においては、以下の何れかの構成とすることがより好ましい。
本発明の実施形態に係るズームレンズは、後続レンズ群が、正屈折力の第3レンズ群と、負屈折力の第4レンズ群と、正屈折力の第5レンズ群とを有し、広角端から望遠端への変倍の際に、前記各レンズ群の間の距離が変化し、且つ、前記第1レンズ群と前記第3レンズ群は広角端よりも望遠端にて光線が入射する側に移動することが好ましい。
これにより、物体側より順に正屈折力の第1レンズ群、負屈折力の第2レンズ群、正屈折力の第3レンズ群、負屈折力の第4レンズ群、正屈折力の第5レンズ群を有する構成とすることで、さらなる高変倍化と小型化に有利となる。
主なズーミングは、第1レンズ群と第2レンズ群の間隔変化と、第2レンズ群と第3レンズ群の間隔変化と、第3レンズ群と第4レンズ群の間隔変化とによって行うことができる。
また、第3レンズ群の像側に負屈折力の第4レンズ群を配置することで、第1から第3レンズ群の合成屈折力を高くすることができ、ズームレンズ全系の小型化にいっそう有利となる。
加えて、正屈折力の第5レンズ群を配置することにより、射出瞳の位置を適切に設定し、第1ないし第4レンズ群のサイズを小さくできる。そのため、小型なズームレンズを構成することに有利となる。
また、ズーミング時に、第1レンズ群と第2レンズ群の間隔を増大させることにより変倍を行っているが、第2レンズ群と第3レンズ群との間隔を減少させるように移動させることで、望遠端における入射瞳位置が第1レンズ面から遠くなりすぎないように構成できる。それにより、第1レンズ群のレンズ径の小型化に有利となる。
また、第3レンズ群を移動させることにより、第2レンズ群と変倍作用を分担することができ、ズーミング時の第1レンズ群の移動量を小さくすることができる。それにより、望遠端におけるズームレンズ全長の短縮化に有利となる。
さらには、広角端に対して望遠端にて、第3レンズ群と第4レンズ群との間の間隔と、第4レンズ群と第5レンズ群との間の間隔とが共に増大するように第3、第4、第5レンズ群が何れも移動することがより好ましく、これは高倍率化に有利となる。
本発明の実施形態に係るズームレンズは、後続レンズ群が、光路に沿って順に、正屈折力の第3レンズ群と、負屈折力の第4レンズ群と、正屈折力の第5レンズ群とからなり、広角端から望遠端への変倍の際に、各レンズ群の間の距離が変化することが好ましい。
本発明の実施形態に係るズームレンズは、以下の条件式(1)を満足することが好ましい。
−10<f1/f2<−5 (1)
ここで、
1は、前記第1レンズ群の焦点距離、
2は、前記第2レンズ群の焦点距離
である。
条件式(1)は、第1レンズ群と第2レンズ群との焦点距離比を規定するものであり、高変倍比化してもズーム全系の諸収差を良好に補正し、小型化を実現するために好ましい条件である。
条件式(1)の下限を下回らないようにして、相対的に第1レンズ群の屈折力を抑えることで、第1レンズ群で発生する諸収差の発生を低減でき、ズーム全域での充分な収差補正に有利となる。
条件式(1)の上限を上回らないようにして、相対的に第1レンズ群の屈折力を確保することで、第1レンズ群のズーミング時の移動量を低減でき小型化に有利となる。
本発明の実施形態に係るズームレンズは、以下の条件式(2)を満足することが好ましい。
3<f1/fw<7.2 (2)
ここで、
wは、無限遠合焦時の広角端におけるズームレンズ全系の焦点距離、
である。
条件式(2)は第1レンズ群の焦点距離を規定するものであり、ズーミング域全域での小型化と高変倍化の両立に有利とする条件である。
条件式(2)の下限を下回らないように、第1レンズ群の屈折力を抑えることで、広画角化した場合の広角端での倍率色収差の低減に有利となる。
また、高変倍比化した場合でも望遠端における軸上色収差、倍率色収差の低減に有利となる。
条件式(2)の上限を上回らないように、第1レンズ群の屈折力を確保することで、第1レンズ群のズーミング時の移動量を小さくでき小型化に有利となる。
さらに、望遠端において球面収差の補正を行い易くなる。
本発明の実施形態に係るズームレンズは、以下の条件式(3)を満足することが好ましい。
3.5<d1g/fw<7 (3)
ここで、
1gは、前記第1レンズ群の広角端に対する望遠端での変位量
である。
条件式(3)は、第1レンズ群の光軸上の変位量を適切に規定することで、高変倍化してもズームレンズ系の薄型化に有利となる条件である。
また、条件式(3)の下限を下回らないように第1レンズ群の変位量を確保することで、第1レンズ群の屈折力を低減でき、変倍の際の収差変動を低減しやすくなる。
条件式(3)の上限を上回らないように、第1レンズ群の光軸上の変位量を抑えることで、望遠端でのズームレンズ全長を短くできる。例えば、第1レンズ群をカメラ本体方向に沈胴させて収納する構成とする場合、沈胴させるための枠の長さを短く構成することが出来、カメラの厚み方向を小さくできる。
本発明の実施形態に係るズームレンズは、以下の条件式(4)を満足することが好ましい。
1.8<N2r<2.3 (4)
ここで、
2rは、前記第2レンズ群中の前記プリズム反射部材のd線に対する屈折率
である。
条件式(4)は第2レンズ群中のプリズム反射部材の屈折率を適切に規定することでズームレンズの小型化に有利とするものである。
条件式(4)の下限を下回らないようにプリズム反射部材の屈折率を確保することで、特に広角端における第1レンズ群の軸外光線高を低くでき、第1レンズ群の小型化に有利となる。カメラの厚さ方向の薄型化につながる。
条件式(4)の上限を上回らないようにしてプリズム反射部材の屈折率を適度に抑えることで、プリズムの材料の分散を抑えやすくなる。それにより、望遠側においてプリズム部材よる倍率色収差の低減に有利となる。
本発明の実施形態に係るズームレンズにおいて、前記第1レンズ群は物体側から像側に順に、負レンズと、前記負レンズよりもd線基準のアッベ数が大きい、少なくとも1枚の正レンズとからなり、以下の条件式(5)を満足することが好ましい。
70<ν1p (5)
ここで、
ν1pは、前記第1レンズ群中の前記少なくとも1枚の正レンズのうちいずれかの正レンズのd線基準でのアッベ数(nd1p−1)/(nF1p−nC1p)であり、
d1pは前記正レンズのd線における屈折率、
C1pは前記正レンズのC線における屈折率、
F1pは前記正レンズのF線における屈折率、
である。
高変倍比化、小型化に伴い第1レンズ群の屈折力をある程度強くすることが好ましい。第1レンズ群には少なくとも1枚の正レンズが必要となる。
また、色収差補正のため第1レンズ群中に負レンズを配置し、第1レンズ群のバックフォーカス確保のため物体側より順に負レンズ、正レンズの構成とすることが望ましい。
さらにまた、望遠端の長焦点距離化に伴い、第1レンズ群で発生する1次の色収差(軸上色収差、倍率色収差)の発生が大きくなりやすい。この1次の色収差の補正のためには、負レンズに高分散の光学材料、少なくとも1枚の正レンズに条件式(5)で規定する低分散の光学材料を用いることが望ましい。
本発明の実施形態に係るズームレンズは、無限遠から至近へのフォーカシングの際に、前記第4レンズ群が像側に移動することが好ましい。
これによりフォーカシングに伴う諸収差の変動を少なくできる。
更には、前記第4レンズ群が1枚の負レンズからなることが好ましい。
フォーカシングレンズ群を軽量化でき、フォーカシング時の音ノイズの低減に有利となる。
本発明の実施形態に係るズームレンズは、以下の条件式(6)を満足することが好ましい。
11.0<ft/fw<40.0 (6)
ここで、
tは、無限遠合焦時の望遠端におけるズームレンズ全系の焦点距離、
である。
条件式(6)の下限を下回らないように変倍比を確保することで本実施形態の構成の薄型化且つ変倍比確保のメリットを十分に生かせる。
条件式(6)の上限を上回らないように変倍比を適度に終えることで、第1レンズ群の移動量の低減、もしくは第1レンズ群の厚みを抑えられ、カメラの薄型化に有利となる。
本発明の実施形態に係るズームレンズは、前記第1レンズ群が多くても2枚のレンズからなることが好ましい。
これにより、第1レンズ群の厚みを抑えられ、カメラの小型化に有利となる。
前記第2レンズ群と前記第3レンズ群が広角端での位置よりも像側へ移動し、前記第1レンズ群が前記第2レンズ群の移動により空いたスペースに沈胴することが好ましい。
これにより、不使用時の光学系の薄型化に有利となる。
本発明の実施形態に係る撮像装置は、ズームレンズと、ズームレンズにより形成された像を電気信号に変換する撮像素子とを備え、ズームレンズが上述のいずれかのズームレンズであることを特徴としている。
上述の各構成は複数を同時に満足することが好ましい。
上述の条件式について、下限値、上限値の一方又は複数を以下のようにするとその効果をより確実にでき、好ましい。
条件式(1)については、下限値を−8、更には−6とすることがより好ましい。また、上限値を−5.3、更には−5.6とすることがより好ましい。
条件式(2)については、下限値を4.5、更には6とすることがより好ましい。また、上限値を7.0、更には6.9とすることがより好ましい。
条件式(3)については、下限値を3.6とすることがより好ましい。また、上限値を6、更には4とすることがより好ましい。
条件式(4)については、下限値を1.9、更には2.0とすることがより好ましい。また、上限値を2.2、更には2.1とすることがより好ましい。
条件式(5)については、下限値を75、更には80とすることがより好ましい。
条件式(6)については、下限値を15、更には18とすることがより好ましい。また、上限値を30、更には25とすることがより好ましい。
各実施例のズームレンズは、何れも小型で高画質のデジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、撮影機能つきの携帯情報端末等のカメラに好適に用いることができる。何れのズームレンズも、変倍比が大きく、広角端、及び、収納時の厚みを小さくできる。第1レンズ群を移動させるレンズ鏡筒を短くでき、レンズ鏡筒を含む撮像装置(カメラ等)に用いることができる。
以下、本発明のズームレンズの実施例1〜2について説明する。実施例1〜2の無限遠物点合焦時の広角端(a)、中間焦点距離状態(b)、望遠端(c)のレンズ断面図をそれぞれ図1〜図2に示す。図1〜図2中、第1レンズ群はG1、第2レンズ群はG2、第3レンズ群はG3、第4レンズ群はG4、第5レンズ群はG5、明るさ(開口)絞りはS、赤外光を制限する波長域制限コートを施したローパスフィルタを構成する平行平板はF、電子撮像素子のカバーガラスの平行平板はC、像面はIで示してある。なお、カバーガラスCの表面に波長域制限用の多層膜を施してもよい。また、そのカバーガラスCにローパスフィルタ作用を持たせるようにしてもよい。
また、各実施例において、明るさ絞りSは第3レンズ群G3と一体で移動する。数値データはいずれも無限遠の被写体に合焦した状態でのデータである。各数値の長さの単位はmm、角度の単位は°(度)である。無限遠から至近へのフォーカシングは、いずれの実施例も第4レンズ群G4が像側へ移動することにより行う。さらに、ズームデータは広角端(広角)、中間焦点距離状態(中間)、望遠端(望遠)での値である。
実施例1のズームレンズは、図1に示すように、物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群G1と、負の屈折力の第2レンズ群G2と、明るさ(開口)絞りSと、正の屈折力の第3レンズ群G3と、負の屈折力の第4レンズ群G4と、正の屈折力の第5レンズ群G5と、を配置している。
広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群G1は物体側へ移動する。第2レンズ群G2は、固定であり、静止している。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は物体側へ移動する。第5レンズ群G5は像側へ移動する。明るさ絞りSは、物体側へ移動する。
物体側から順に、第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と、両凸正レンズL2と、からなる。第2レンズ群G2は、両凹負レンズL3と、プリズムL4(P)と、両凹負レンズL5と、物体側に凸面を向けた平凸正レンズL6と、からなる。第3レンズ群G3は、両凸正レンズL7と、両凸正レンズL8と、両凹負レンズL9と、両凸正レンズL10と、からなる。ここで、両凸正レンズL8と両凹負レンズL9は互いに接合されている。第4レンズ群G4は、両凹負レンズL11からなる。第5レンズ群G5は、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL12からなる。
非球面は、両凸正レンズL2の両面と、両凹負レンズL5の両面と、両凸正レンズL7の両面と、両凸正レンズL10の両面と、正メニスカスレンズL12の両面と、の10面に設けられている。
実施例2のズームレンズは、図2に示すように、物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群G1と、負の屈折力の第2レンズ群G2と、明るさ(開口)絞りSと、正の屈折力の第3レンズ群G3と、負の屈折力の第4レンズ群G4と、正の屈折力の第5レンズ群G5と、を配置している。
広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群G1は物体側へ移動する。第2レンズ群G2は静止している。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は物体側へ移動する。第5レンズ群G5は像側へ移動する。明るさ絞りSは、物体側へ移動する。
物体側から順に、第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と、両凸正レンズL2と、からなる。第2レンズ群G2は、両凹負レンズL3と、プリズムL4(P)と、両凹負レンズL5と、物体側に凸面を向けた平凸正レンズL6と、からなる。第3レンズ群G3は、両凸正レンズL7と、両凸正レンズL8と、両凹負レンズL9と、両凸正レンズL10と、からなる。ここで、両凸正レンズL8と両凹負レンズL9は互いに接合されている。第4レンズ群G4は、両凹負レンズL11からなる。第5レンズ群G5は、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL12からなる。
非球面は、両凸正レンズL2の両面と、両凹負レンズL5の両面と、両凸正レンズL7の両面と、両凸正レンズL10の両面と、正メニスカスレンズL12の両面と、の10面に設けられている。
ここで、図1〜図2は、プリズム中の反射面の図示を省略し、展開した図であるが、実際は図8に示すように直角プリズムとしている。数値データには記載していないが、光軸に対して45度傾いた反射面が第7面と第8面との中間に配置されている。
また、広角端にて像高が小さいのは、広角端側にて有効撮像領域をたる型形状とし、画像処理にて矩形に変更することで歪曲収差を補正するためである。
以下に、上記各実施例の数値データを示す。記号は上記の外、BFはバックフォーカス、f1、f2…は各レンズ群の焦点距離、FNOはFナンバー、ωは半画角、WEは広角端、STは中間焦点距離状態、TEは望遠端、rは各レンズ面の曲率半径、dは各レンズ面間の間隔、ndは各レンズのd線の屈折率、νdは各レンズのd線におけるアッベ数である。後述するレンズ全長は、レンズ最前面からレンズ最終面までの距離にバックフォーカスを加えたものである。BF(バックフォーカス)は、レンズ最終面から近軸像面までの距離を空気換算して表したものである。
また、各非球面形状は、各実施例における各非球面係数を用いて、以下の式(I)で表される。
ここで、光軸方向の座標をZ、光軸と垂直な方向の座標をYとする。
Z=(Y/r)/[1+{1−(1+k)・(Y/r)1/2]+A×Y+A×Y+A×Y+A10×Y10 (I)
ここで、
rは近軸曲率半径、
kは円錐係数、
4、A6、A8、A10はそれぞれ4次、6次、8次、10次の非球面係数である。
また、非球面係数において、「e−n」(nは整数)は、「10−n」を示している。
数値実施例1
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1 18.303 0.50 1.84666 23.78
2 15.054 0.10
3* 11.627 3.72 1.43875 94.93
4* -44.812 可変
5 -70.538 0.40 1.88300 40.80
6 5.656 1.71
7 ∞ 6.70 2.00100 29.13
8 ∞ 0.49
9* -13.724 0.50 1.53071 55.69
10* 9.583 0.37
11 14.974 1.30 1.94595 17.98
12 ∞ 可変
13(絞り) ∞ 0.00
14* 5.180 2.13 1.67790 54.89
15* -16.083 0.10
16 9.977 1.68 1.59282 68.63
17 -8.000 0.40 1.91082 35.25
18 3.586 0.39
19* 4.992 1.69 1.53071 55.69
20* -14.186 可変
21 -18.869 0.40 1.51742 52.43
22 9.224 可変
23* -166.850 2.34 1.53071 55.69
24* -6.251 可変
25 ∞ 0.30 1.51633 64.14
26 ∞ 0.40
27 ∞ 0.50 1.51633 64.14
28 ∞ 0.53
像面 ∞
(撮像面)

非球面データ
第3面
K=0.000
A4=-3.31603e-05,A6=-2.09934e-07,A8=-1.24908e-10
第4面
K=0.000
A4=2.45900e-05,A6=-6.30000e-08,A8=1.58750e-09
第9面
K=0.000
A4=9.64865e-04,A6=-6.08359e-05,A8=1.94676e-06
第10面
K=0.000
A4=3.12555e-04,A6=-6.48811e-05,A8=2.30921e-06
第14面
K=0.000
A4=-3.47077e-04,A6=6.54444e-06,A8=-8.33188e-07
第15面
K=0.000
A4=1.17143e-03,A6=-3.01009e-05,A8=2.20031e-07
第19面
K=0.000
A4=2.14380e-03,A6=8.24279e-06,A8=-5.84568e-06
第20面
K=0.000
A4=2.96958e-04,A6=8.26585e-05,A8=-8.63939e-06
第23面
K=0.000
A4=-1.07467e-03,A6=1.65913e-05,A8=9.15950e-07,A10=-1.93203e-08
第24面
K=0.000
A4=3.23225e-04,A6=2.02201e-05,A8=4.39475e-07

ズームデータ
広角端 中間 望遠端
焦点距離 3.97 17.37 76.12
FNO. 2.81 4.98 6.97
画角2ω 75.93 18.76 4.44
像高 2.70 3.00 3.00
fb (in air) 4.43 3.37 1.96
全長 (in air) 46.99 55.26 62.43
d4 0.25 8.51 15.70
d12 13.41 5.29 0.50
d20 1.60 3.976 4.53
d22 2.38 9.184 14.82
d24 2.96 1.90 0.50

群焦点距離
f1=27.04 f2=-4.54 f3=8.13 f4=-11.92 f5=12.18
数値実施例2
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1 24.410 0.50 1.90200 25.10
2 18.176 0.19
3* 12.109 4.05 1.49700 81.54
4* -43.530 可変
5 -42.151 0.40 1.91082 35.25
6 5.930 1.60
7 ∞ 6.70 2.00100 29.13
8 ∞ 0.48
9* -13.979 0.50 1.49700 81.54
10* 9.383 0.40
11 15.609 1.42 1.94595 17.98
12 ∞ 可変
13(絞り) ∞ 0.00
14* 5.133 2.11 1.67790 54.89
15* -16.676 0.10
16 10.460 1.65 1.59282 68.63
17 -8.000 0.40 1.91082 35.25
18 3.516 0.28
19* 4.477 1.68 1.53071 55.69
20* -16.826 可変
21 -24.315 0.42 1.51742 52.43
22 8.440 可変
23* -132.545 2.50 1.53071 55.69
24* -6.084 可変
25 ∞ 0.30 1.51633 64.14
26 ∞ 0.40
27 ∞ 0.50 1.51633 64.14
28 ∞ 0.53
像面 ∞
(撮像面)

非球面データ
第3面
K=0.000
A4=-3.66280e-05,A6=-6.24539e-08,A8=1.06168e-09
第4面
K=0.000
A4=2.38130e-05,A6=2.00470e-07,A8=6.75580e-10
第9面
K=0.000
A4=1.12960e-03,A6=-6.05523e-05,A8=1.82682e-06
第10面
K=0.000
A4=3.85343e-04,A6=-6.65161e-05,A8=2.19675e-06
第14面
K=0.000
A4=-2.82961e-04,A6=8.19267e-06,A8=-1.14295e-06
第15面
K=0.000
A4=1.29908e-03,A6=-4.16760e-05,A8=3.07506e-07
第19面
K=0.000
A4=2.30386e-03,A6=-2.71356e-05,A8=-4.03388e-06
第20面
K=0.000
A4=4.13501e-04,A6=9.81893e-05,A8=-7.26679e-06
第23面
K=0.000
A4=-6.14257e-04,A6=-4.63315e-05,A8=4.63575e-06,A10=-1.08578e-07
第24面
K=0.000
A4=9.39564e-04,A6=-1.90709e-05,A8=1.41302e-06

ズームデータ
広角端 中間 望遠端
焦点距離 3.96 17.36 75.92
FNO. 2.83 5.13 6.97
画角2ω 76.25 18.77 4.41
像高 2.70 3.00 3.00
fb (in air) 4.33 2.96 2.03
全長 (in air) 47.51 55.08 62.01
d4 0.50 8.05 14.94
d12 13.485 5.53 0.55
d20 1.90 4.17 4.16
d22 1.905 8.99 14.94
d24 2.86 1.46 0.50

群焦点距離
f1=25.64 f2=-4.52 f3=8.19 f4=-12.06 f5=11.93
以上の実施例1〜2の無限遠物点合焦時の収差図をそれぞれ図3〜図4に示す。これらの収差図において、(a)〜(d)は広角端、(e)〜(h)は中間焦点距離状態、(i)〜(l)は望遠端における、球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す。各図中、“FIY”は最大像高を示す。“ω”は半画角を示す。
次に、各実施例における条件式の値を掲げる。
条件式 実施例1 実施例2
(1) -10<f1/f2<-5 -5.95 -5.68
(2) 3<f1/fw<7.2 6.82 6.47
(3) 3.5<d1g/fw<7 3.89 3.66
(4) 1.8<N2r<2.3 2.001 2.001
(5) 70<ν1p 94.93 81.54
(6) 11.0<ft/fw<40.0 19.2 19.15
(デジタルカメラ)
さて、以上のような本発明のズームレンズで物体像を形成しその像をCCD等の電子撮像素子に受光させて撮影を行う電子撮像装置、とりわけデジタルカメラやビデオカメラ等に用いることができる。以下に、その実施形態を例示する。
図5は、本発明によるズームレンズを組み込んだデジタルカメラ11の断面図であって、図5(a)は広角端での断面図、図5(b)は沈胴収納時の断面図である。図5に示すデジタルカメラ11において、像面の位置に撮像素子の撮像面12が配置されている。
ズームレンズの沈胴収納にあたっては、まず、第2レンズ群G2は方向D2に沿って、第3レンズ群G3は方向D3に沿って、第4レンズ群G4は方向D4に沿って、第5レンズ群G5は方向D5に沿って、それぞれ撮像面12側へ移動する。その後、第1レンズ群G1は方向D1に沿ってデジタルカメラ11内へ移動する。これによって、第2レンズ群G2の移動によって形成された空間に第1レンズ群G1が沈胴収納される。
図6〜図8は、本発明によるズームレンズをデジタルカメラの撮影光学系141に組み込んだ構成の概念図を示す。図6はデジタルカメラ140の外観を示す前方斜視図、図7は同後方斜視図、図8はデジタルカメラ140の構成を示す断面図である。デジタルカメラ140は、この例の場合、撮影用光路142を有する撮影光学系141、ファインダー用光路144を有するファインダー光学系143、シャッターボタン145、フラッシュ146、液晶表示モニター147等を含み、カメラ140の上部に配置されたシャッターボタン145を押圧すると、それに連動して撮影光学系141、例えば実施例1の光路折り曲げズームレンズを通して撮影が行われる。撮影光学系141によって形成された物体像が、近赤外カットフィルターと光学的ローパスフィルタFを介してCCD149の撮像面上に形成される。このCCD149で受光された物体像は、処理手段151を介し、電子画像としてカメラ背面に設けられた液晶表示モニター147に表示される。また、この処理手段151には記録手段152が接続され、撮影された電子画像を記録することもできる。なお、この記録手段152は処理手段151と別体に設けてもよいし、フレキシブルディスクやメモリーカード、MO等により電子的に記録書込を行うように構成してもよい。また、CCD149に代わって銀塩フィルムを配置した銀塩カメラとして構成してもよい。
さらに、ファインダー用光路144上にはファインダー用対物光学系153が配置してある。このファインダー用対物光学系153によって形成された物体像は、像正立部材であるポロプリズム155の視野枠157上に形成される。このポロプリズム155(正立プリズム)の後方には、正立正像にされた像を観察者眼球Eに導く接眼光学系159が配置されている。なお、撮影光学系141及びファインダー用対物光学系153の入射側、接眼光学系159の射出側にそれぞれカバー部材150が配置されている。
このように構成されたデジタルカメラ140は、撮影光学系141が5倍程度の高変倍比で、高い光学性能を有するズームレンズであるので、高性能で、奥行き方向が極めて薄い安価なデジタルカメラが実現できる。
なお、図8の例では、カバー部材150として平行平面板を配置しているが、省いてもよい。
(内部回路構成)
図9は、上記デジタルカメラ140の主要部の内部回路の構成ブロック図である。なお、以下の説明では、上記の処理手段は、例えばCDS/ADC部124、一時記憶メモリ117、画像処理部118等からなり、記憶手段は、例えば記憶媒体部119等からなる。
図9に示すように、デジタルカメラ140は、操作部112と、この操作部112に接続された制御部113と、この制御部113の制御信号出力ポートにバス114及び115を介して接続された撮像駆動回路116並びに一時記憶メモリ117、画像処理部118、記憶媒体部119、表示部120、及び設定情報記憶メモリ部121を備えている。
上記の一時記憶メモリ117、画像処理部118、記憶媒体部119、表示部120、及び設定情報記憶メモリ部121は、バス122を介して相互にデータの入力又は出力が可能なように構成され、また、撮像駆動回路116には、CCD149とCDS/ADC部124が接続されている。
操作部112は各種の入力ボタンやスイッチを備え、これらの入力ボタンやスイッチを介して外部(カメラ使用者)から入力されるイベント情報を制御部に通知する回路である。
制御部113は、例えばCPU等からなる中央演算処理装置であり、不図示のプログラムメモリを内蔵し、そのプログラムメモリに格納されているプログラムにしたがって、操作部112を介してカメラ使用者から入力される指示命令を受けてデジタルカメラ140全体を制御する回路である。
CCD149は、本発明による撮影光学系141を介して形成された物体像を受光する。CCD149は、撮像駆動回路116により駆動制御され、その物体像の各画素ごとの光量を電気信号に変換してCDS/ADC部124に出力する撮像素子である。
CDS/ADC部124は、CCD149から入力する電気信号を増幅しかつアナログ/デジタル変換を行って、この増幅とデジタル変換を行っただけの映像生データ(ベイヤーデータ、以下RAWデータという。)を一時記憶メモリ117に出力する回路である。
一時記憶メモリ117は、例えばSDRAM等からなるバッファであり、CDS/ADC部124から出力される上記RAWデータを一時的に記憶するメモリ装置である。画像処理部118は、一時記憶メモリ117に記憶されたRAWデータ又は記憶媒体部119に記憶されているRAWデータを読み出して、制御部113から指定された画質パラメータに基づいて歪曲収差補正を含む各種画像処理を電気的に行う回路である。また、画像処理部118は、CCD149にて撮影した画像の歪みを電気的に補正する。
記録媒体部119は、例えばフラッシュメモリ等からなるカード型又はスティック型の記録媒体を着脱自在に装着して、それらカード型又はスティック型のフラッシュメモリに、一時記憶メモリ117から転送されるRAWデータや画像処理部118で画像処理された画像データを記録して保持する装置の制御回路である。
表示部120は、液晶表示モニターを備え、その液晶表示モニターに画像や操作メニュー等を表示する回路である。設定情報記憶メモリ部121には、予め各種の画質パラメータが格納されているROM部と、そのROM部から読み出された画質パラメータの中から操作部112の入力操作によって選択された画質パラメータを記憶するRAM部が備えられている。設定情報記憶メモリ部121は、それらのメモリへの入出力を制御する回路である。
このように構成されたデジタルカメラ140は、撮影光学系141が、本発明により、十分な広角域を有し、コンパクトな構成としながら、高変倍で全変倍域で結像性能が極めて安定的であるので、高性能・小型化・広画角化が実現できる。そして、広角側、望遠側での速い合焦動作が可能となる。
以上のように、本発明にかかるズームレンズは、変倍比を確保しながら、広角端付近の撮影において厚さ方向を短くする場合に有用である。
G1…第1レンズ群
G2…第2レンズ群
G3…第3レンズ群
G4…第4レンズ群
G5…第5レンズ群
S…開口絞り
F…ローパスフィルタ
C…カバーガラス
P…プリズム
I…像面
112…操作部
113…制御部
114…バス
115…バス
116…撮像駆動回路
117…一時記憶メモリ
118…画像処理部
119…記憶媒体部
120…表示部
121…設定情報記憶メモリ部
122…バス
124…CDS/ADC部
140…デジタルカメラ
141…撮影光学系
142…撮影用光路
143…ファインダー光学系
144…ファインダー用光路
145…シャッターボタン
146…フラッシュ
147…液晶表示モニター
149…CCD
150…カバー部材
151…処理手段
152…記録手段
153…ファインダー用対物光学系
155…正立プリズム
157…視野枠
159…接眼光学系

Claims (21)

  1. 物体側から像側への光路に沿って順に、
    正屈折力の第1レンズ群と、
    入射屈折面、射出屈折面、及び、前記入射屈折面と前記射出屈折面の間の光路中にて光軸に対して傾いて配置され光路を屈曲させる反射面を有するプリズム反射部材、を含む負屈折力の第2レンズ群と、
    正屈折力の第3レンズ群と、
    負屈折力の第4レンズ群と、
    正屈折力の第5レンズ群とを有し、
    広角端から望遠端への変倍の際に、前記各レンズ群の間の距離が変化し、且つ、前記第1レンズ群と前記第3レンズ群は広角端よりも望遠端にて光線が入射する側に移動し、
    前記第2レンズ群は広角端から望遠端への変倍の際に位置が固定であり、
    以下の条件式(1)を満足することを特徴とするズームレンズ。
    −10<f1/f2<−5 (1)
    ここで、
    1は、前記第1レンズ群の焦点距離、
    2は、前記第2レンズ群の焦点距離
    である。
  2. 以下の条件式(2)、(3)を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
    3<f1/fw<7.2 (2)
    3.5<d1g/fw<7 (3)
    ここで、
    wは、無限遠合焦時の広角端におけるズームレンズ全系の焦点距離、
    1gは、前記第1レンズ群の広角端に対する望遠端での変位量
    である。
  3. 以下の条件式(4)を満足することを特徴とする請求項2に記載のズームレンズ。
    1.8<N2r<2.3 (4)
    ここで、
    2rは、前記第2レンズ群中の前記プリズム反射部材のd線に対する屈折率
    である。
  4. 前記第1レンズ群は物体側から像側に順に、負レンズと、前記負レンズよりもd線基準のアッベ数が大きい、少なくとも1枚の正レンズとからなり、
    以下の条件式(5)を満足することを特徴とする請求項3に記載のズームレンズ。
    70<ν1p (5)
    ここで、
    ν1pは、前記第1レンズ群中の前記少なくとも1枚の正レンズのうちいずれかの正レンズのd線基準でのアッベ数(nd1p−1)/(nF1p−nC1p)であり、
    d1pは前記正レンズのd線における屈折率、
    C1pは前記正レンズのC線における屈折率、
    F1pは前記正レンズのF線における屈折率、
    である。
  5. 無限遠から至近へのフォーカシングの際に、前記第4レンズ群が像側に移動することを特徴とする請求項4に記載のズームレンズ。
  6. 以下の条件式(6)を満足することを特徴とする請求項5に記載のズームレンズ。
    11.0<ft/fw<40.0 (6)
    ここで、
    tは、無限遠合焦時の望遠端におけるズームレンズ全系の焦点距離、
    である。
  7. 前記第1レンズ群が多くても2枚のレンズからなることを特徴とする請求項6に記載のズームレンズ。
  8. 物体側から像側への光路に沿って順に、
    正屈折力の第1レンズ群と、
    入射屈折面、射出屈折面、及び、前記入射屈折面と前記射出屈折面の間の光路中にて光軸に対して傾いて配置され光路を屈曲させる反射面を有するプリズム反射部材、を含む負屈折力の第2レンズ群と、
    正屈折力の第3レンズ群と、
    負屈折力の第4レンズ群と、
    正屈折力の第5レンズ群とを有し、
    広角端から望遠端への変倍の際に、前記各レンズ群の間の距離が変化し、且つ、前記第1レンズ群と前記第3レンズ群は広角端よりも望遠端にて光線が入射する側に移動し、
    前記第2レンズ群は広角端から望遠端への変倍の際に位置が固定であり、
    以下の条件式(6)を満足することを特徴とするズームレンズ。
    11.0<ft/fw<40.0 (6)
    ここで、
    tは、無限遠合焦時の望遠端におけるズームレンズ全系の焦点距離、
    wは、無限遠合焦時の広角端におけるズームレンズ全系の焦点距離
    である。
  9. 物体側から像側への光路に沿って順に、
    正屈折力の第1レンズ群と、
    入射屈折面、射出屈折面、及び、前記入射屈折面と前記射出屈折面の間の光路中にて光軸に対して傾いて配置され光路を屈曲させる反射面を有するプリズム反射部材、を含む負屈折力の第2レンズ群と、
    正屈折力の第3レンズ群と、
    負屈折力の第4レンズ群と、
    正屈折力の第5レンズ群とを有し、
    広角端から望遠端への変倍の際に、前記各レンズ群の間の距離が変化し、且つ、前記第1レンズ群と前記第3レンズ群は広角端よりも望遠端にて光線が入射する側に移動し、
    前記第2レンズ群は広角端から望遠端への変倍の際に位置が固定であり、
    前記第1レンズ群が多くても2枚のレンズからなることを特徴とするズームレンズ。
  10. 物体側から像側への光路に沿って順に、
    正屈折力の第1レンズ群と、
    入射屈折面、射出屈折面、及び、前記入射屈折面と前記射出屈折面の間の光路中にて光軸に対して傾いて配置され光路を屈曲させる反射面を有するプリズム反射部材、を含む負屈折力の第2レンズ群と、
    正屈折力の第3レンズ群と、
    負屈折力の第4レンズ群と、
    正屈折力の第5レンズ群とを有し、
    広角端から望遠端への変倍の際に、前記各レンズ群の間の距離が変化し、且つ、前記第1レンズ群と前記第3レンズ群は広角端よりも望遠端にて光線が入射する側に移動し、
    前記第2レンズ群は広角端から望遠端への変倍の際に位置が固定であり、
    無限遠から至近へのフォーカシングの際に、前記第4レンズ群が像側に移動し、前記第4レンズ群が1枚の負レンズからなることを特徴とするズームレンズ。
  11. 物体側から像側への光路に沿って順に、
    正屈折力の第1レンズ群と、
    入射屈折面、射出屈折面、及び、前記入射屈折面と前記射出屈折面の間の光路中にて光軸に対して傾いて配置され光路を屈曲させる反射面を有するプリズム反射部材、を含む負屈折力の第2レンズ群と、
    正の屈折力を有するレンズ群を少なくとも1つ含む後続レンズ群とを有し、
    広角端から望遠端への変倍の際に、前記各レンズ群の間の距離が変化し、且つ、前記第1レンズ群は広角端よりも望遠端にて光線が入射する側に移動し、
    前記第2レンズ群は広角端から望遠端への変倍の際に位置が固定であり、
    以下の条件式(1)、(2)、(3)を満足することを特徴とするズームレンズ。
    −10<f1/f2<−5 (1)
    3<f1/fw<7.2 (2)
    3.5<d1g/fw<7 (3)
    ここで、
    1は、前記第1レンズ群の焦点距離、
    2は、前記第2レンズ群の焦点距離、
    wは、無限遠合焦時の広角端におけるズームレンズ全系の焦点距離、
    1gは、前記第1レンズ群の広角端に対する望遠端での変位量
    である。
  12. 前記後続レンズ群が、光路に沿って順に、
    正屈折力の第3レンズ群と、
    負屈折力の第4レンズ群と、
    正屈折力の第5レンズ群とからなり、
    広角端から望遠端への変倍の際に、前記各レンズ群の間の距離が変化することを特徴とする請求項11に記載のズームレンズ。
  13. 以下の条件式(2)、(3)を満足することを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1項に記載のズームレンズ。
    3<f1/fw<7.2 (2)
    3.5<d1g/fw<7 (3)
    ここで、
    1は、前記第1レンズ群の焦点距離、
    wは、無限合焦時の広角端におけるズームレンズ全系の焦点距離、
    1gは、前記第1レンズ群の広角端に対する望遠端での変位量
    である。
  14. 以下の条件式(4)を満足することを特徴とする請求項1から請求項13のいずれか1項に記載のズームレンズ。
    1.8<N2r<2.3 (4)
    ここで、
    2rは、前記第2レンズ群中の前記プリズム反射部材のd線に対する屈折率
    である。
  15. 前記第1レンズ群は物体側から像側に順に、負レンズと、前記負レンズよりもd線基準のアッベ数が大きい、少なくとも1枚の正レンズとからなり、
    以下の条件式(5)を満足することを特徴とする請求項1から請求項14のいずれか1項に記載のズームレンズ。
    70<ν1p (5)
    ここで、
    ν1pは、前記第1レンズ群中の前記少なくとも1枚の正レンズのうちいずれかの正レンズのd線基準でのアッベ数(nd1p−1)/(nF1p−nC1p)であり、
    d1pは前記正レンズのd線における屈折率、
    C1pは前記正レンズのC線における屈折率、
    F1pは前記正レンズのF線における屈折率
    である
  16. 以下の条件式(6)を満足することを特徴とする請求項1から請求項15のいずれか1項に記載のズームレンズ。
    11.0<ft/fw<40.0 (6)
    ここで、
    tは、無限合焦時の望遠端におけるズームレンズ全系の焦点距離、
    wは、無限合焦時の広角端におけるズームレンズ全系の焦点距離
    である。
  17. 前記第1レンズ群が多くても2枚のレンズからなることを特徴とする請求項1から請求項16のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  18. 無限遠から至近へのフォーカシングの際に、前記第4レンズ群が像側に移動することを特徴とする請求項1から請求項4、請求項8、請求項9、及び請求項12のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  19. 前記第4レンズ群が1枚の負レンズからなることを特徴とする請求項18に記載のズームレンズ。
  20. 前記第2レンズ群と前記第3レンズ群が広角端での位置よりも像側へ移動し、前記第1レンズ群が前記第2レンズ群の移動により空いたスペースに沈胴することを特徴とする請求項1から請求項19のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  21. ズームレンズと、
    前記ズームレンズにより形成された像を電気信号に変換する撮像素子と
    を備え、
    前記ズームレンズが請求項1から請求項20のいずれか1項に記載のズームレンズであることを特徴とする撮像装置。
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