JP6404417B2 - ズームレンズ及びそれを備えた撮像装置 - Google Patents

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本発明は、ズームレンズ及びズームレンズを備えた撮像装置に関するものである。
近年、デジタルカメラの様な電子撮像素子を用いたカメラには、小型化・軽量化・低コスト化が求められている。小型化・軽量化・低コスト化を実現するには、カメラボディの小型化と光学系の小型化が必要である。
一方、光学系については、大きな建造物の撮影や、広大な背景をバックにした記念撮影などのより広画角での撮影ニーズと、一本のレンズで広角撮影や望遠撮影も行いたいという撮影ニーズが高い。このような撮影ニーズを満たすレンズとして、半画角が37度以上の広画角を有し、変倍比4.5倍以上のズームレンズは、広範囲のシーンで使える、使い易い画角を有している。
比較的広い画角から高変倍を実現できる構成として、物体側から正屈折力の第1レンズ群・負屈折力の第2レンズ群・正屈折力の第3レンズ群・負屈折力の第4レンズ群・正屈折力の第5レンズ群を有する、特許文献1、2に記載のズームレンズが知られている。
特開2010−191199号公報 特開2003−287681号公報
しかしながら、特許文献1のズームレンズは広角端での全長が長く、特許文献2のズームレンズ系は広角端での画角が狭い。
また、比較的近距離の撮影シーンとして、室内の狭い場所での人物・花などの撮影など広角側のズームポジションを使いより鮮明な撮影のためストロボ撮影を行うニーズも高い。
しかし、光学系は広角になるほど、変倍比が大きくなるほど鏡枠径が太くなり全長が長くなる傾向となり、光学系によるストロボ光のけられが発生しやすくなる傾向となる。
例えば、ズームレンズが大きい場合、被写体距離が短いときには被写体とズームレンズが接近するため、ストロボから発光した光がズームレンズに遮られやすい(ストロボ光のけられが発生する)。これに対して、ズームレンズによってストロボからの光が遮られないように、ストロボをズームレンズから離れた位置に配置すると、ストロボの位置がカメラボディから離れることになるため、カメラが大型化してしまう。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、広い画角や十分な変倍比の確保と共に、小型化も行いやすいズームレンズ、及び、このようなズームレンズを備えた撮像装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の第の態様に係るズームレンズは、物体側から像側に順に、正屈折力の第1レンズ群と、負屈折力の第2レンズ群と、正屈折力の第3レンズ群と、負屈折力の第4レンズ群と、正屈折力の第5レンズ群と、からなり、第2レンズ群と第4レンズ群との間に配置された明るさ絞りを有し、広角端から望遠端への変倍に際して各レンズ群の間の距離が変化し、第1レンズ群と第2レンズ群との間隔は広角端よりも望遠端にて広く、第2レンズ群と第3レンズ群との間隔は広角端よりも望遠端にて狭く、第4レンズ群と第5レンズ群との間隔は広角端よりも望遠端にて広く、第5レンズ群は、広角端から望遠端への変倍に際して静止し、第4レンズ群が、無限遠から至近距離物体へのフォーカシングの際に像側に移動し、第1レンズ群は、物体側から像側に順に、負レンズ、第1正レンズ、及び第2正レンズからなり、第3レンズ群は、負レンズと正レンズからなり、互いに接合され負の屈折力の接合面を形成する2枚のレンズと、2枚のレンズよりも物体側に配置された物体側正レンズと、2枚のレンズよりも像側に配置された像側レンズとを有し、第3レンズ群の物体側面から2枚のレンズよりも物体側直前のレンズの像側面までの合成屈折力が正であり、像側レンズは正屈折力のレンズ面を有し、第3レンズ群中の2枚のレンズの像側直後のレンズは物体側に凸の物体側面をもち、以下の条件式(2)と(12)を満足することを特徴としている。
3.5≦LTL w /IH t ≦10.0 (2)
RO /R CI ≦1 (12)
ここで、
LTLwは、広角端での光軸上での無限遠合焦時におけるズームレンズの最も物体側の屈折面から最も像側の屈折面までの光軸上での距離と空気換算したバックフォーカスとの和、
IHtは、ズームレンズの望遠端での光軸上無限遠合焦時における最大像高
RO は、第3レンズ群中の2枚のレンズの像側直後のレンズの物体側面の近軸曲率半径
CI は、第3レンズ群中の2枚のレンズのうち像側のレンズの像側面の近軸曲率半径
である。
本発明の第2の態様に係るズームレンズは、物体側から像側に順に、正屈折力の第1レンズ群と、負屈折力の第2レンズ群と、正屈折力の第3レンズ群と、負屈折力の第4レンズ群と、正屈折力の第5レンズ群と、からなり、第2レンズ群と第4レンズ群との間に配置された明るさ絞りを有し、広角端から望遠端への変倍に際して各レンズ群の間の距離が変化し、第1レンズ群と第2レンズ群との間隔は広角端よりも望遠端にて広く、第2レンズ群と第3レンズ群との間隔は広角端よりも望遠端にて狭く、第4レンズ群と第5レンズ群との間隔は広角端よりも望遠端にて広く、第1レンズ群は、物体側から像側に順に、負レンズ、第1正レンズ、及び第2正レンズからなり、第3レンズ群は、負レンズと正レンズからなり、互いに接合され負の屈折力の接合面を形成する2枚のレンズと、2枚のレンズよりも物体側に配置された物体側正レンズと、2枚のレンズの像側直後に配置され、物体側に凸の物体側面を持つ像側レンズと、の4枚のレンズからなり、以下の条件式(2)と(12)を満足することを特徴としている。
3.5≦LTLw/IHt≦10.0 (2)
RO /R CI ≦1 (12)
ここで、
LTLwは、広角端での光軸上での無限遠合焦時におけるズームレンズの最も物体側の屈折面から最も像側の屈折面までの光軸上での距離と空気換算したバックフォーカスとの和、
IHtは、ズームレンズの望遠端での光軸上無限遠合焦時における最大像高
RO は、第3レンズ群中の2枚のレンズの像側直後のレンズの物体側面の近軸曲率半径
CI は、第3レンズ群中の2枚のレンズのうち像側のレンズの像側面の近軸曲率半径
である。
本発明の第の態様に係るズームレンズは、物体側から像側に順に、正屈折力の第1レンズ群と、負屈折力の第2レンズ群と、正屈折力の第3レンズ群と、負屈折力の第4レンズ群と、正屈折力の第5レンズ群と、からなり、第2レンズ群と第4レンズ群との間に配置された明るさ絞りを有し、広角端から望遠端への変倍に際して各レンズ群の間の距離が変化し、第1レンズ群と第2レンズ群との間隔は広角端よりも望遠端にて広く、第2レンズ群と第3レンズ群との間隔は広角端よりも望遠端にて狭く、第4レンズ群と第5レンズ群との間隔は広角端よりも望遠端にて広く、第5レンズ群は、広角端から望遠端への変倍に際して静止し、第4レンズ群が、無限遠から至近距離物体へのフォーカシングの際に像側に移動し、第3レンズ群は、1枚の負レンズと3枚の正レンズからなり、第3レンズ群中の負レンズと3枚の正レンズ中の何れかの正レンズからなる2枚のレンズは、互いに接合され負の屈折力の接合面を形成する接合レンズをなし、以下の条件式(2)を満足することを特徴としている。
3.5≦LTL w /IH t ≦10.0 (2)
ここで、
LTL w は、広角端での光軸上での無限遠合焦時におけるズームレンズの最も物体側の屈折面から最も像側の屈折面までの光軸上での距離と空気換算したバックフォーカスとの和、
IHtは、ズームレンズの望遠端での光軸上無限遠合焦時における最大像高
である。
本発明に係る撮像装置は、ズームレンズと、ズームレンズの像側に配置されズームレンズにより形成された像を電気信号に変換する撮像素子とを備え、ズームレンズが、上述のいずれかの態様に記載のズームレンズであることを特徴としている。
本発明にかかるズームレンズ及びそれを有する撮像装置は、広い画角や十分な変倍比の確保と共に、小型化も行いやすいズームレンズ、及び、このようなズームレンズを備えた撮像装置を提供できる、という効果を奏する。
本発明のズームレンズの実施例1の無限遠物点合焦時の広角端(a)、中間状態(b)、望遠端(c)でのレンズ断面図である。 本発明のズームレンズの実施例2の無限遠物点合焦時の広角端(a)、中間状態(b)、望遠端(c)でのレンズ断面図である。 本発明のズームレンズの実施例3の無限遠物点合焦時の広角端(a)、中間状態(b)、望遠端(c)でのレンズ断面図である。 本発明のズームレンズの実施例4の無限遠物点合焦時の広角端(a)、中間状態(b)、望遠端(c)でのレンズ断面図である。 本発明のズームレンズの実施例5の無限遠物点合焦時の広角端(a)、中間状態(b)、望遠端(c)でのレンズ断面図である。 本発明のズームレンズの実施例6の無限遠物点合焦時の広角端(a)、中間状態(b)、望遠端(c)でのレンズ断面図である。 本発明のズームレンズの実施例7の無限遠物点合焦時の広角端(a)、中間状態(b)、望遠端(c)でのレンズ断面図である。 実施例1の無限遠物点合焦時の収差図である。 実施例2の無限遠物点合焦時の収差図である。 実施例3の無限遠物点合焦時の収差図である。 実施例4の無限遠物点合焦時の収差図である。 実施例5の無限遠物点合焦時の収差図である。 実施例6の無限遠物点合焦時の収差図である。 実施例7の無限遠物点合焦時の収差図である。 電子撮像装置としての一眼ミラーレスカメラの断面図である。 撮像装置としてのデジタルカメラの外観を示す前方斜視図である。 撮像装置としてのデジタルカメラの外観を示す後方斜視図である。 デジタルカメラの主要部の内部回路を示すブロック図である。 ωwを説明するための図である。
以下に、本発明にかかるズームレンズ及びそれを備えた撮像装置の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
まず、実施例の説明に先立ち、本実施形態のズームレンズの作用効果について説明する。
本発明の実施形態に係るズームレンズは、物体側から像側に順に、正屈折力の第1レンズ群と、負屈折力の第2レンズ群と、正屈折力の第3レンズ群と、負屈折力の第4レンズ群と、正屈折力の第5レンズ群とを有し、第2レンズ群と第4レンズ群との間に配置された明るさ絞りを有し、広角端から望遠端への変倍に際して各レンズ群の間の距離が変化し、第1レンズ群と第2レンズ群との間隔は広角端よりも望遠端にて広く、第2レンズ群と第3レンズ群との間隔は広角端よりも望遠端にて狭く、第4レンズ群と第5レンズ群との間隔は広角端よりも望遠端にて広いことを特徴としている。
これは、広角端で広い画角を確保し、全長を短縮し、十分な変倍比を得るために好ましい構成である。
この構成とすることで、ズーム域全域で開口絞り近傍の第3レンズ群を中心とした対称的な屈折力配置とする構成をとりやすくなり光学性能の維持に有利となる。特に、第4レンズ群の屈折力を負とすることで、広角端における第4レンズ群よりも物体側のレンズ構成の小径化と短縮化に有利となる。
さらに、本発明の実施形態に係るズームレンズは、以下の条件式(1)を満足することを特徴としている。
3.5≦LTLw/IHt≦8.9 (1)
ここで、
LTLwは、広角端での光軸上での無限遠合焦時におけるズームレンズの最も物体側の屈折面から最も像側の屈折面までの光軸上での距離と空気換算したバックフォーカスとの和、
IHtは、ズームレンズの望遠端での光軸上無限遠合焦時における最大像高
である。
条件式(1)の下限を下回らないようにして主な変倍作用を有する第2レンズ群と第3レンズ群の広角端での間隔を確保しやすくすることが高変倍比化の点で好ましい。
条件式(1)の上限を上回らないようにして広角端での全長を小さくすることで、広角端付近でのストロボ光のけられの低減に有利となる。全長の増大を抑えることで、ストロボの位置をより高い位置やより前方方向に設置せずとも、ストロボ光のけられの発生を回避しやすくなる。そのため、カメラの小型化に有利となる。ポップアップ式ストロボの場合でもストロボ装置の収納スペースを小さくできるので、カメラの小型化に有利となる。
本発明の実施形態に係るズームレンズは、第3レンズ群が負レンズと複数の正レンズを有することを特徴としている。
第3レンズ群の屈折力を高くして小型化と十分な変倍比を確保しても、第3レンズ群内で球面収差の低減に有利となる。
第3レンズ群中に正レンズを2枚以上配置することで収斂作用を分担し、これらの2枚以上の正レンズで発生した収差を負レンズによってキャンセルする構成とすることで、ズーム域全域で良好な性能を得ることが可能になる。
さらに、この実施形態に係るズームレンズは、以下の条件式(2)を満足することを特徴としている。
3.5≦LTLw/IHt≦10.0 (2)
条件式(2)の上限又は下限を臨界とする効果は、上述の条件式(1)の場合と同様である。
本発明の実施形態に係るズームレンズは、第3レンズ群が、互いに接合され負の屈折力の接合面を形成する2枚のレンズと、2枚のレンズよりも物体側に配置された物体側正レンズと、2枚のレンズよりも像側に配置された像側レンズを有し、第3レンズ群の物体側面から2枚のレンズよりも物体側直前のレンズの像側面までの合成屈折力が正であり、像側レンズは正屈折力のレンズ面を有することを特徴としている。
これにより、第3レンズ群の屈折力を高くしつつ球面収差とコマ収差の発生を少なくする構成となる。負屈折力の接合面を形成する2枚のレンズの前側の系の合成屈折力を正とし、後側の系にて正屈折力のレンズ面を配置することで、第3レンズ群内の収差補正を行いやすい構成としている。2枚のレンズの接合面を負屈折力とすることで、色収差、球面収差、コマ収差をズーム域全域で良好に補正できる。
像側レンズが正レンズであり、負屈折力の接合面を形成する2枚のレンズよりも像側直後のレンズの物体側面から第3レンズ群の像側面までの合成屈折力が正である場合、第3レンズ群での屈折力配置の対称性の向上により収差補正にいっそう有利となる。
一方、負屈折力の接合面を形成する2枚のレンズよりも像側直後のレンズの物体側面から第3レンズ群の像側面までの合成屈折力が負である場合、第3レンズ群の主点を物体側よりにでき、第2レンズ群と第3レンズ群間隔変化による変倍機能を高められ、変倍比の確保に有利となる。
さらに、この実施形態に係るズームレンズは、以下の条件式(3)を満足することを特徴としている。
0.5≦|f2/IHt|≦1.3 (3)
ここで、
2は、第2レンズ群の焦点距離、
IHtは、ズームレンズの望遠端での光軸上無限遠合焦時における最大像高
である。
条件式(3)の下限を下回らないようにして、第2レンズ群の負屈折力を抑えることで広角端での全長短縮に有利となる。
条件式(3)の上限を上回らないようにすることで、十分な変倍比の確保や広角端での広い画角の確保に有利となる。
また、上記実施形態に係るズームレンズは、以下の条件式(4)を満足することを特徴としている。
0.7≦f3/IHt≦2.0 (4)
ここで、
3は、第3レンズ群の焦点距離、
IHtは、ズームレンズの望遠端での光軸上無限遠合焦時における最大像高
条件式(4)の上限又は下限を臨界とする効果は、上述の条件式(3)の場合と同様である。
また、上記実施形態に係るズームレンズは、以下の条件式(5)を満足することを特徴としている。
0.6≦f3/fw≦1.6 (5)
ここで、
3は、第3レンズ群の焦点距離、
wは、ズームレンズの広角端での光軸上無限遠合焦時における焦点距離
である。
条件式(5)の下限を下回らないようにして、第3レンズ群内での正屈折力を適度に抑えることで、球面収差のアンダー傾向を低減しやすくなる、又は、第3レンズ群のレンズ枚数の低減につながり広角端での全長短縮が有利になる。
条件式(5)の上限を上回らないようにして、第3レンズ群の正屈折力を確保することで、広角端での全長短縮に有利となる。
上述のいずれかの実施形態に係るズームレンズにおいては、以下の条件式(6)を満足することが好ましい。
4.0≦f1/fw≦8.5 (6)
ここで、
1は、第1レンズ群の焦点距離、
wは、ズームレンズの広角端での光軸上無限遠合焦時における焦点距離
である。
条件式(6)の下限を下回らないようにすることで、入射瞳をズームレンズの第1面に近づけられるので、第1レンズ群のレンズ径の小型化による鏡筒の小型化に有利となる。
又は広角端で広画角化に有利となる。
条件式(6)の上限を上回らないようにすることで、十分な変倍比の確保やズーム域全域での全長短縮に有利となる。
上述のいずれかの実施形態に係るズームレンズにおいては、第2レンズ群が以下の条件式(7)を満足する正レンズを有することが好ましい。
13≦νd2p≦23 (7)
ここで、
νd2pは、第2レンズ群中の何れかの正レンズのアッベ数
である。
νd2pはd線基準のアッベ数(nd2p−1)/(nF2p−nC2p)である。
ここで、
d2pは正レンズのd線における屈折率、
C2pは正レンズのC線における屈折率、
F2pは正レンズのF線における屈折率、
である。
第2レンズ群の負屈折力を十分に確保することで、広角端での広い画角の確保や十分な変倍比の確保に有利となる。その場合、軸上色収差・倍率色収差が発生しやすくなる。そこで、第2レンズ群中に正レンズを配置することで、色収差をキャンセルできる。
条件式(7)の下限を下回らないようにすることで、上記色収差の補正過剰を抑えられる。
条件式(7)の上限を上回らないようにすることで、上記色収差の補正不足を防止できるので、第2レンズ群の負屈折力を高めやすくなる、又は、色収差を補正するためのレンズ枚数を低減でき広角端でのズームレンズの全長の短縮に有利となる。レンズ径が比較的大きくなりやすい第2レンズ群においては、広角端での全長のいっそうの短縮のため、レンズ枚数は4枚以下、更には3枚以下で構成することがより望ましい。
上述のいずれかの実施形態に係るズームレンズにおいては、以下の条件式(8)を満足することが好ましい。
−18.0%≦DTw≦−6.0% (8)
ここで、
DTw={IHw−fw×tan(ωw)}/{fw×tan(ωw)}×100(%)
wは、ズームレンズの広角端での光軸上無限遠合焦時における焦点距離、
IHwは、ズームレンズの広角端での光軸上無限遠合焦時における最大像高、
ωwは、ズームレンズの広角端での光軸上無限遠合焦時における半画角
である。
第1レンズ群の正屈折力と第2レンズ群の負屈折力を高めることで、広角端におけるズームレンズの全長と径の小型化に有利となる。ただし、第2レンズ群の負の屈折力が強まることで、第2レンズ群内で負のディストーションが発生する。しかしながら、第2レンズ群は像面湾曲の補正に強く関与するレンズ群でもあるので、負のディストーションを許容することで像面湾曲の補正に有利となり、ズームレンズの小型化に有利となる。
条件式(8)の下限を下回らないようにして第2レンズ群での負屈折力を抑えることで、像面湾曲がプラス側に倒れる傾向を抑えられる。
条件式(8)の上限を上回らないようにして第2レンズ群での負屈折力を十分に確保することで、径方向の小型化に有利となる。
上述のいずれかの実施形態に係るズームレンズにおいては、レンズ成分を光路中にて空気と接触する面が物体側面と像側面の2面のみのレンズブロックとするとき、第2レンズ群は物体側から順に、負屈折力の第1負レンズ成分、負屈折力の第2負レンズ成分、正屈折力の正レンズ成分の3つのレンズ成分からなることが好ましい。
第2レンズ群において、広角端付近で像面湾曲を良好に補正するために、物体側に負屈折力の大きなレンズ成分を配置する構成が望ましい。第2レンズ群の負屈折力を高めるにあたり、第2レンズ群中の物体側の2つの負レンズ成分にて、球面収差の発生を抑え、第2レンズ群内で球面収差の補正能力が最も高くなる最も像面側に正屈折力の正レンズ成分を配置することで効果的に球面収差を補正できる。
上述の実施形態に係るズームレンズにおいて、第2レンズ群中の第1負レンズ成分、第2負レンズ成分、正レンズ成分は何れも単レンズであることが好ましい。
この配置をとることで、それぞれのレンズ成分を単レンズとして第2レンズ群をレンズ3枚で構成することが可能である。これにより第2レンズ群の総厚を薄くでき、広角端でのズームレンズの全長の短縮化に有利となる。
上述の実施形態に係るズームレンズにおいて、第3レンズ群は、物体側から像側に順に、物体側正レンズ、2枚のレンズ、像側レンズの4枚のレンズからなり、像側レンズが正レンズであることが好ましい。
第3レンズ群が負屈折力の接合面をもつ上述の構成とすることで、主に球面収差とコマ収差、色収差を効果的に補正できる。このとき、第3レンズ群を上述のレンズ4枚構成にすることで、第3レンズ群の屈折力の確保と総厚の低減につながり、広角端でのズームレンズの全長の短縮化に有利となる。
上述の実施形態に係るズームレンズにおいては、2枚のレンズと像側レンズにて接合トリプレットレンズを構成することが好ましい。
第3レンズ群を2つのレンズ成分構成とすることで、第3レンズ群内の組み立て誤差の影響を低減でき、安定した性能の確保に有利となる。
上述のいずれかの実施形態に係るズームレンズにおいて、第1レンズ群は、物体側から像側に順に、負レンズ、第1正レンズ、第2正レンズからなることが好ましい。
これにより、像面湾曲、ディストーション、軸外色収差を良好に補正でき、第1レンズ群の屈折力を高めやすくなる。また、ズーム域全域にてズームレンズの全長の短縮化に有利となる。
上述の実施形態に係るズームレンズにおいて、第1レンズ群中の負レンズと第1正レンズとが互いに接合されていることが好ましい。
これにより、負レンズと第1正レンズとの組み付け誤差を小さくでき、屈折力を高めやすくなり小型化に有利となる。
上述のいずれかの実施形態に係るズームレンズにおいて、第1レンズ群が正レンズを有し、第1レンズ群中の全ての正レンズが以下の条件式(9)を満足することが好ましい。
νd1p>62 (9)
ここで、
νd1pは、第1レンズ群中の正レンズのアッベ数である。
望遠端の焦点距離を長くするにつれて、第1レンズ群で発生する収差が後続するレンズ群により拡大される。上述の構成とすることで、第1レンズ群での色収差を低減でき、変倍比の向上に有利となる。
νd1pはd線基準のアッベ数(nd1p−1)/(nF1p−nC1p)である。
ここで、
d1pはレンズL1のd線における屈折率、
C1pはレンズL1のC線における屈折率、
F1pはレンズL1のF線における屈折率、
である。
上述のいずれかの実施形態に係るズームレンズにおいて、第1レンズ群中のいずれかの正レンズが以下の条件式(10)を満足することが好ましい。
νd1p>65 (10)
ここで、
νd1pは、第1レンズ群中の正レンズのアッベ数
である。
条件式(10)を満足することで、色収差の低減に有利となり、高変倍比化につながる。
条件式(10)の下限を臨界とする効果は、上述の条件式(9)の場合と同様である。
上述のいずれかの実施形態に係るズームレンズにおいて、第2レンズ群が以下の条件式(11)を満足する正レンズを有することが好ましい。
0.620≦θgF2p≦0.690 (11)
ここで、
θgF2p=(ng2p−nF2p)/(nF2p−nC2p
であり、
g2pは、第2レンズ群中の正レンズのg線波長に対する屈折率、
F2pは、第2レンズ群中の正レンズのF線波長に対する屈折率、
C2pは、第2レンズ群中の正レンズのC線波長に対する屈折率
である。
第2レンズ群の負屈折力を高めると、軸上色収差や倍率色収差が発生しやすくなる。
条件式(11)の下限を下回らないようにすることで、上記色収差の補正に有利となり、第2レンズ群の屈折力の十分な確保に有利となる。
条件式(11)の上限を上回らないようにすることで、上記色収差の補正過剰を抑えられる。
上述のいずれかの実施形態に係るズームレンズにおいて、第3レンズ群中の2枚のレンズの像側直後のレンズは物体側に凸の物体側面をもち、以下の条件式(12)を満足することが好ましい。
RO/RCI≦1 (12)
ここで、
ROは、第3レンズ群中の2枚のレンズの像側直後のレンズの物体側面の近軸曲率半径
CIは、第3レンズ群中の2枚のレンズのうち像側のレンズの像側面の近軸曲率半径
である。
これにより、第3レンズ群の主点を物体側よりにしやすくなり、広角端でのズームレンズの全長の短縮化と高変倍比化につながる。また、条件式(12)を満足することで、高次の球面収差、コマ収差の低減に有利となる。
上述のいずれかの実施形態に係るズームレンズにおいて、以下の条件式(13)を満足することが好ましい。
37°≦ωw≦ 50° (13)
ここで、
ωwは、ズームレンズの広角端での光軸上無限遠合焦時における半画角である。
条件式(13)の下限を下回らないようにして、広い範囲の撮影を可能とし、上限を上回らないようにして画角を抑えることが、広角端でのズームレンズの全長と径方向の短縮化の両立に有利となる。
上述の実施形態に係るズームレンズにおいて、以下の条件式(14)を満足することが好ましい。
4.5≦ft/fw (14)
ここで、
wは、ズームレンズの広角端での光軸上無限遠合焦時における焦点距離、
tは、ズームレンズの望遠端での光軸上無限遠合焦時における焦点距離
である。
条件式(14)を満足すると画角の変化をつけやすくなり、さまざまな撮影シーンにて好ましい撮影が行える。
上述のいずれかの実施形態に係るズームレンズにおいては、以下の条件式(2)を満足することが好ましい。
3.5≦LTLw/IHt≦10.0 (2)
ここで、
LTLwは、広角端での光軸上での無限遠合焦時におけるズームレンズの最も物体側の屈折面から最も像側の屈折面までの光軸上での距離と空気換算したバックフォーカスとの和、
IHtは、ズームレンズの望遠端での光軸上無限遠合焦時における最大像高
である。
上述のいずれかの実施形態に係るズームレンズにおいて、第3レンズ群は負レンズと複数の正レンズを有することが好ましい。
上述のいずれかの実施形態に係るズームレンズにおいて、第3レンズ群は、互いに接合され負の屈折力の接合面を形成する2枚のレンズと、2枚のレンズよりも物体側に配置された物体側正レンズと、2枚のレンズよりも像側に配置された像側レンズとを有し、第3レンズ群の物体側面から2枚のレンズよりも物体側直前のレンズの像側面までの合成屈折力が正であり、像側レンズは正屈折力のレンズ面を有することが好ましい。
上述のいずれかの実施形態に係るズームレンズにおいて、以下の条件式(3)を満足することが好ましい。
0.5≦|f2/IHt|≦1.3 (3)
ここで、
2は、第2レンズ群の焦点距離、
IHtは、ズームレンズの望遠端での光軸上無限遠合焦時における最大像高
である。
上述のいずれかの実施形態に係るズームレンズにおいて、以下の条件式(4)を満足することが好ましい。
0.7≦f3/IHt≦2.0 (4)
ここで、
3は、第3レンズ群の焦点距離、
IHtは、ズームレンズの望遠端での光軸上無限遠合焦時における最大像高
である。
上述のいずれかの実施形態に係るズームレンズにおいて、以下の条件式(5)を満足することが好ましい。
0.6≦f3/fw≦1.6 (5)
ここで、
3は、第3レンズ群の焦点距離、
wは、ズームレンズの広角端での光軸上無限遠合焦時における焦点距離
である。
上述のいずれかの実施形態に係るズームレンズにおいて、第5レンズ群は、広角端から望遠端への変倍に際して静止し、第4レンズ群が、無限遠から至近距離物体へのフォーカシングの際に像側に移動することが好ましい。
第5レンズ群が静止することで、動画撮影時のフォーカシング駆動音の低減に有利となる。第4レンズ群は軽量化に有利な群であり、動画撮影時のフォーカシングレンズ群とすることに向いている。
本発明の実施形態に係る撮像装置は、ズームレンズと、ズームレンズの像側に配置されズームレンズにより形成された像を電気信号に変換する撮像素子を備え、ズームレンズが、上述のいずれかの実施形態に係るズームレンズであることを特徴としている。
上述の実施形態に係る撮像装置において、上述のズームレンズは上述の実施形態に係るズームレンズであり、第3レンズ群中の2枚のレンズの像側直後のレンズは物体側に凸の物体側面をもち、ズームレンズの振動による像移動を安定化させる際、像ぶれの防止のために、第3レンズ群中且つ2枚のレンズよりも像側のレンズが2枚のレンズに対して偏心移動し、
以下の条件式(15)を満足することが好ましい。
RO/RCI≦1 (15)
ここで、
ROは、第3レンズ群中の2枚のレンズの像側直後のレンズの物体側面の近軸曲率半径、
CIは、第3レンズ群中の2枚のレンズのうち像側のレンズの像側面の近軸曲率半径
である。
上記の様に条件式(15)を満足することで、高次の球面収差、コマ収差の低減に有利となる。上記構成とすれば、像移動の安定化動作による光学性能の劣化を抑えやすくなる。また、第3レンズ群の屈折力を高めつつ良好な性能を変倍域全域で得やすくなると共に、振動による像ブレの低減にも有利となる。
上述の各構成は、複数を同時に満足することがより好ましい。また、条件式の下限値、上限値は、一方又は両方をより限定することでその効果を確実にでき好ましい。
条件式(1)については、上限値を9.0、8.9、8.5、更に7.0とすることがより好ましい。
また、下限値を4.0、更に4.5とすることが好ましい。
条件式(3)については、上限値を1.2、下限値を0.6とすることが好ましい。
条件式(4)については、上限値を1.5、下限値を0.8とすることが好ましい。
条件式(5)については、上限値を1.4、下限値を0.8とすることが好ましい。
条件式(6)については、上限値を7.5、更に6.5とすることがより好ましい。また、下限値を4.5とすることが好ましい。
条件式(7)については、上限値を22、下限値を15とすることが好ましい。
条件式(8)については、上限値を−8%、下限値を−15%とすることが好ましい。
条件式(9)については、下限値を65とすることが好ましい。
条件式(10)については、下限値を70、更に80とすることが好ましい。
条件式(11)については、上限値を0.675、下限値を0.630とすることが好ましい。
条件式(13)については、下限値を40°とすることが好ましい。
条件式(14)については、下限値を4.7とすることが好ましい。
以下、本発明のズームレンズの実施例1〜7について説明する。実施例1〜7の無限遠物点合焦時の広角端(a)、中間焦点距離状態(b)、望遠端(c)のレンズ断面図をそれぞれ図1〜図7に示す。図1〜図7中、第1レンズ群はG1、第2レンズ群はG2、第3レンズ群はG3、第4レンズ群はG4、第5レンズ群はG5、明るさ(開口)絞りはS、像面はIで示してある。
また、各実施例において、数値データはいずれも無限遠の被写体に合焦した状態でのデータである。各数値の長さの単位はmm、角度の単位は°(度)である。フォーカシングはいずれの実施例も第4レンズ群G4の移動(focus)により行う。さらに、ズームデータは広角端(広角)、中間焦点距離状態(中間)、望遠端(望遠)での値である。実施例1から6では、第3レンズ群中の最も像側のレンズ成分が偏心移動(I.S.)することでズームレンズの振動による像移動を安定化させている。像側のレンズ成分の屈折力が小さい場合などでは、第3レンズ群中の最も物体側のレンズ成分が偏心移動する構成としてもよい。
実施例1のズームレンズは、図1に示すように、物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群G1と、負の屈折力の第2レンズ群G2と、明るさ(開口)絞りSと、正の屈折力の第3レンズ群G3と、負の屈折力の第4レンズ群G4と、正の屈折力の第5レンズ群G5と、を配置している。
物体側から順に、第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3と、からなる。ここで、負メニスカスレンズL1と正メニスカスレンズL2は接合されている。第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL4と、両凹負レンズL5と、両凸正レンズL6と、からなる。第3レンズ群G3は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL7と、両凸正レンズL8と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL9と、両凸正レンズL10と、からなる。ここで、両凸正レンズL8と負メニスカスレンズL9は接合されている。第4レンズ群G4は、両凹負レンズL11からなる。第5レンズ群G5は、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL12からなる。
広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群G1は物体側へ移動する。第2レンズ群G2は物体側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は物体側へ移動する。第5レンズ群G5は固定(静止)である。明るさ絞りSは、物体側へ移動する。
非球面は、両凹負レンズL5の両面と、正メニスカスレンズL7の両面と、両凸正レンズL10の両面と、両凹負レンズL11の両面と、正メニスカスレンズL12の両面と、の10面に設けられている。
実施例2のズームレンズは、図2に示すように、物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群G1と、負の屈折力の第2レンズ群G2と、明るさ(開口)絞りSと、正の屈折力の第3レンズ群G3と、負の屈折力の第4レンズ群G4と、正の屈折力の第5レンズ群G5と、を配置している。
物体側から順に、第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3と、からなる。ここで、負メニスカスレンズL1と正メニスカスレンズL2は接合されている。第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL4と、両凹負レンズL5と、両凸正レンズL6と、からなる。第3レンズ群G3は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL7と、両凸正レンズL8と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL9と、両凸正レンズL10と、からなる。ここで、両凸正レンズL8と負メニスカスレンズL9は接合されている。第4レンズ群G4は、両凹負レンズL11からなる。第5レンズ群G5は、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL12からなる。
広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群G1は物体側へ移動する。第2レンズ群G2は物体側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は物体側へ移動する。第5レンズ群G5は固定(静止)である。明るさ絞りSは、物体側へ移動する。
非球面は、両凹負レンズL5の両面と、正メニスカスレンズL7の両面と、両凸正レンズL10の両面と、両凹負レンズL11の両面と、正メニスカスレンズL12の両面と、の10面に設けられている。
実施例3のズームレンズは、図3に示すように、物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群G1と、負の屈折力の第2レンズ群G2と、明るさ(開口)絞りSと、正の屈折力の第3レンズ群G3と、負の屈折力の第4レンズ群G4と、正の屈折力の第5レンズ群G5と、を配置している。
物体側から順に、第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3と、からなる。ここで、負メニスカスレンズL1と正メニスカスレンズL2は接合されている。第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL4と、両凹負レンズL5と、両凸正レンズL6と、からなる。第3レンズ群G3は、両凸正レンズL7と、両凸正レンズL8と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL9と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL10と、からなる。ここで、両凸正レンズL8と負メニスカスレンズL9は接合されている。第4レンズ群G4は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11からなる。第5レンズ群G5は、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL12からなる。
広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群G1は物体側へ移動する。第2レンズ群G2は物体側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は物体側へ移動する。第5レンズ群G5は固定(静止)である。明るさ絞りSは、物体側へ移動する。
非球面は、両凹負レンズL5の両面と、両凸正レンズL7の両面と、負メニスカスレンズL10の両面と、負メニスカスレンズL11の両面と、正メニスカスレンズL12の両面と、の10面に設けられている。
実施例4のズームレンズは、図4に示すように、物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群G1と、負の屈折力の第2レンズ群G2と、明るさ(開口)絞りSと、正の屈折力の第3レンズ群G3と、負の屈折力の第4レンズ群G4と、正の屈折力の第5レンズ群G5と、を配置している。
物体側から順に、第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3と、からなる。ここで、負メニスカスレンズL1と正メニスカスレンズL2は接合されている。第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL4と、両凹負レンズL5と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL6と、からなる。第3レンズ群G3は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL7と、両凸正レンズL8と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL9と、両凸正レンズL10と、からなる。ここで、両凸正レンズL8と負メニスカスレンズL9は接合されている。第4レンズ群G4は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11からなる。第5レンズ群G5は、両凸正レンズL12からなる。
広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群G1は物体側へ移動する。第2レンズ群G2は像側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は物体側へ移動する。第5レンズ群G5は固定(静止)である。明るさ絞りSは、物体側へ移動する。
非球面は、両凹負レンズL5の両面と、正メニスカスレンズL7の両面と、両凸正レンズL10の両面と、負メニスカスレンズL11の両面と、両凸正レンズL12の両面と、の10面に設けられている。
実施例5のズームレンズは、図5に示すように、物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群G1と、負の屈折力の第2レンズ群G2と、明るさ(開口)絞りSと、正の屈折力の第3レンズ群G3と、負の屈折力の第4レンズ群G4と、正の屈折力の第5レンズ群G5と、を配置している。
物体側から順に、第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3と、からなる。ここで、負メニスカスレンズL1と正メニスカスレンズL2は接合されている。第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL4と、両凹負レンズL5と、正メニスカスレンズL6と、からなる。第3レンズ群G3は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL7と、両凸正レンズL8と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL9と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL10と、両凸正レンズL11と、からなる。ここで、両凸正レンズL8と負メニスカスレンズL9は接合され、負メニスカスレンズL10と両凸正レンズL11は接合されている。第4レンズ群G4は、両凹負レンズL12からなる。第5レンズ群G5は、両凸正レンズL13からなる。
広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群G1は物体側へ移動する。第2レンズ群G2は像側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は物体側へ移動する。第5レンズ群G5は固定(静止)である。明るさ絞りSは、物体側へ移動する。
非球面は、両凹負レンズL5の両面と、正メニスカスレンズL7の両面と、両凹負レンズL12の両面と、両凸正レンズL13の物体側の面と、の7面に設けられている。
実施例6のズームレンズは、図6に示すように、物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群G1と、負の屈折力の第2レンズ群G2と、明るさ(開口)絞りSと、正の屈折力の第3レンズ群G3と、負の屈折力の第4レンズ群G4と、正の屈折力の第5レンズ群G5と、を配置している。
物体側から順に、第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3と、からなる。ここで、負メニスカスレンズL1と正メニスカスレンズL2は接合されている。第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL4と、両凹負レンズL5と、両凸正レンズL6と、からなる。第3レンズ群G3は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL7と、両凸正レンズL8と、両凹負レンズL9と、両凸正レンズL10と、からなる。ここで、両凸正レンズL8と両凹負レンズL9は接合されている。第4レンズ群G4は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL12と、からなる。第5レンズ群G5は、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL13からなる。
広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群G1は物体側へ移動する。第2レンズ群G2は物体側へ移動した後に像側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は物体側へ移動する。第5レンズ群G5は固定(静止)である。明るさ絞りSは、物体側へ移動する。
非球面は、両凹負レンズL5の両面と、正メニスカスレンズL7の両面と、両凸正レンズL10の両面と、負メニスカスレンズL12の両面と、正メニスカスレンズL13の両面と、の10面に設けられている。
実施例7のズームレンズは、図7に示すように、物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群G1と、負の屈折力の第2レンズ群G2と、明るさ(開口)絞りSと、正の屈折力の第3レンズ群G3と、負の屈折力の第4レンズ群G4と、正の屈折力の第5レンズ群G5と、を配置している。
物体側から順に、第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3と、からなる。ここで、負メニスカスレンズL1と正メニスカスレンズL2は接合されている。第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL4と、両凹負レンズL5と、両凸正レンズL6と、からなる。第3レンズ群G3は、両凸正レンズL7と、両凸正レンズL8と、両凹負レンズL9と、両凸正レンズL10と、からなる。ここで、両凸正レンズL8と、両凹負レンズL9と、両凸正レンズL10と、は接合されている。第4レンズ群G4は、両凹負レンズL11からなる。第5レンズ群G5は、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL12からなる。
広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群G1は物体側へ移動する。第2レンズ群G2は物体側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は物体側へ移動する。第5レンズ群G5は固定(静止)である。明るさ絞りSは、物体側へ移動する。
非球面は、両凹負レンズL5の両面と、両凸正レンズL7の両面と、両凸正レンズL10の像側の面と、両凹負レンズL11の両面と、正メニスカスレンズL12の両面と、の9面に設けられている。
以下に、上記各実施例の数値データを示す。記号は上記の外、FBはバックフォーカス、f1、f2…は各レンズ群の焦点距離、FNOはFナンバー、ωは半画角、rは各レンズ面の曲率半径、dは各レンズ面間の間隔、ndは各レンズのd線の屈折率、νdは各レンズのd線におけるアッベ数である。後述するレンズ全長は、レンズ最前面からレンズ最終面までの距離にバックフォーカスを加えたものである。バックフォーカスは、レンズ最終面から近軸像面までの距離を空気換算して表したものである。
また、各非球面形状は、各実施例における各非球面係数を用いて、以下の式(I)で表される。
但し、光軸方向の座標をZ、光軸と垂直な方向の座標をYとする。
Z=(Y/r)/[1+{1−(1+k)・(Y/r)1/2]+A×Y+A×Y+A×Y+A10×Y10 (I)
ここで、
rは近軸曲率半径、
kは円錐係数、
4、A6、A8、A10はそれぞれ4次、6次、8次、10次の非球面係数である。
また、非球面係数において、「e−n」(nは整数)は、「10−n」を示している。
数値実施例1
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1 47.695 1.400 1.84666 23.78
2 34.063 4.900 1.61800 63.33
3 165.037 0.100
4 41.121 3.300 1.60300 65.44
5 102.492 可変
6 36.874 1.200 1.88300 40.76
7 7.454 4.653
8* -12.567 1.000 1.72903 54.04
9* 32.827 0.100
10 41.935 1.900 1.94595 17.98
11 -39.659 可変
12(絞り) ∞ 可変
13* 9.367 2.936 1.59201 67.02
14* 71.488 0.100
15 12.079 5.248 1.49700 81.54
16 -8.796 0.700 1.90366 31.32
17 -177.565 0.100
18* 24.703 1.600 1.69350 53.18
19* -66.287 可変
20* -34.654 0.800 1.53071 55.69
21* 33.314 可変
22* -67.050 4.460 1.53071 55.69
23* -17.496 13.847
像面 ∞
(撮像面)

絞り面 12

非球面データ
第8面
K=0.0000
A4=-8.9370e-004,A6=4.4139e-005,A8=-1.6958e-006,A10=3.3206e-008,A12=0.0000e+000,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第9面
K=0.0000
A4=-8.6521e-004,A6=4.7230e-005,A8=-1.8790e-006,A10=3.9393e-008,A12=0.0000e+000,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第13面
K=0.0000
A4=-2.2000e-005,A6=-8.4302e-007,A8=-1.4000e-008,A10=3.6867e-010,A12=0.0000e+000,A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第14面
K=0.0000
A4=-6.1483e-005,A6=-2.8928e-006,A8=-4.6937e-008,A10=1.1518e-009,A12=0.0000e+000,A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第18面
K=0.0000
A4=-7.1544e-005,A6=-5.0995e-006,A8=-7.6392e-008,A10=-2.8439e-009,
A12=0.0000e+000,A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,
A20=0.0000e+000
第19面
K=0.0000
A4=4.6268e-004,A6=1.9190e-006,A8=-8.3070e-008,A10=-2.6743e-011,A12=0.0000e+000,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第20面
K=0.0000
A4=4.1877e-004,A6=-7.3611e-006,A8=-3.2351e-007,A10=7.1729e-009,A12=0.0000e+000,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第21面
K=0.0000
A4=4.6187e-004,A6=-9.6978e-006,A8=-2.4869e-007,A10=6.4250e-009,A12=0.0000e+000,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第22面
K=0.0000
A4=2.1271e-005,A6=-1.1901e-007,A8=4.1202e-009,A10=-2.9920e-011,A12=0.0000e+000,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第23面
K=0.0000
A4=4.9454e-005,A6=-3.7779e-007,A8=6.8170e-009,A10=-3.5156e-011,A12=0.0000e+000,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000

ズームデータ
広角端 中間 望遠端
f (mm) 12.249 25.475 58.644
F No. 3.900 5.500 6.100
2ω(画角) 85.0 46.1 21.0
IH 10.08 11.15 11.15
FB (mm) 13.847 13.847 13.847
全長 62.083 80.696 103.582
d5 0.500 9.296 25.013
d11 4.365 3.509 1.000
d12 3.766 1.000 1.000
d19 1.200 2.437 4.047
d21 3.906 16.110 24.177

群焦点距離
f1=61.7989 f2=-7.51205 f3=11.3123 f4=-31.875 f5=43.2579

RRO/RCI -0.139
ft/fw 4.788
RCI -177.565
RRO 24.7029
数値実施例2
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1 44.384 1.400 1.84666 23.78
2 32.017 4.900 1.61800 63.33
3 113.477 0.100
4 41.622 3.200 1.61800 63.33
5 107.616 可変
6 42.933 1.200 1.88300 40.76
7 8.036 5.427
8* -15.590 1.100 1.72903 54.04
9* 24.516 0.100
10 42.804 1.800 1.94595 17.98
11 -42.208 可変
12(絞り) ∞ 可変
13* 9.509 3.000 1.59201 67.02
14* 115.899 0.432
15 12.583 5.332 1.49700 81.54
16 -8.327 0.700 1.90366 31.32
17 -70.180 0.100
18* 31.798 1.600 1.69350 53.18
19* -79.446 可変
20* -38.464 0.800 1.53071 55.69
21* 23.597 可変
22* -60.763 4.832 1.53071 55.69
23* -17.021 13.898
像面 ∞
(撮像面)

絞り面 12

非球面データ
第8面
K=0.0000
A4=-9.4455e-004,A6=4.2790e-005,A8=-1.4902e-006,A10=2.5533e-008,A12=0.0000e+000,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第9面
K=0.0000
A4=-9.3512e-004,A6=4.6723e-005,A8=-1.7357e-006,A10=3.2480e-008,A12=0.0000e+000,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第13面
K=0.0000
A4=6.5524e-006,A6=-4.2717e-007,A8=-2.2891e-008,A10=3.4152e-010,A12=0.0000e+000,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第14面
K=0.0000
A4=3.5768e-007,A6=-2.1268e-006,A8=-4.9995e-008,A10=8.9886e-010,A12=0.0000e+000,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第18面
K=0.0000
A4=-3.2477e-005,A6=-6.2036e-006,A8=-1.4880e-007,A10=-3.8629e-010,
A12=0.0000e+000,A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,
A20=0.0000e+000
第19面
K=0.0000
A4=3.9580e-004,A6=-8.1836e-008,A8=-1.7631e-007,A10=2.3699e-009,A12=0.0000e+000,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第20面
K=0.0000
A4=4.3981e-004,A6=-5.8985e-006,A8=-3.2607e-007,A10=7.6928e-009,A12=0.0000e+000,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第21面
K=0.0000
A4=4.9199e-004,A6=-7.8843e-006,A8=-2.6016e-007,A10=6.5765e-009,A12=0.0000e+000,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第22面
K=0.0000
A4=-2.7596e-006,A6=2.8738e-008,A8=3.1392e-009,A10=-2.1852e-011,A12=0.0000e+000,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第23面
K=0.0000
A4=3.2459e-005,A6=-3.0040e-007,A8=5.9187e-009,A10=-2.6451e-011,A12=0.0000e+000,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000

ズームデータ
広角端 中間 望遠端
f (mm) 12.250 28.009 68.590
F No. 3.900 5.500 6.100
2ω(画角) 85.2 42.3 18.0
IH 10.11 11.15 11.15
FB (mm) 13.898 13.898 13.898
全長 64.083 83.392 108.571
d5 0.500 8.277 28.177
d11 4.542 3.373 1.000
d12 4.582 1.000 1.000
d19 1.207 3.342 3.917
d21 3.331 17.478 24.558

群焦点距離
f1=63.5258 f2=-7.7611 f3=11.5221 f4=-27.4349 f5=42.9079

RRO/RCI -0.453
ft/fw 5.599
RCI -70.1799
RRO 31.7977
数値実施例3
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1 48.045 1.400 2.00069 25.46
2 37.338 5.100 1.49700 81.61
3 266.383 0.100
4 36.947 4.000 1.49700 81.61
5 113.697 可変
6 46.864 1.200 1.88300 40.76
7 8.223 5.087
8* -17.424 1.100 1.72903 54.04
9* 40.986 0.100
10 45.911 2.000 1.94595 17.98
11 -57.159 可変
12(絞り) ∞ 可変
13* 9.566 4.957 1.49700 81.54
14* -44.397 0.173
15 13.646 3.918 1.49700 81.61
16 -15.752 0.800 1.90366 31.32
17 -87.539 0.100
18* 113.088 1.700 1.76802 49.24
19* 73.379 可変
20* 88.795 0.800 1.83441 37.28
21* 15.658 可変
22* -256.424 5.276 1.49710 81.56
23* -18.331 14.737
像面 ∞
(撮像面)

絞り面 12

非球面データ
第8面
K=0.0000
A4=-5.6373e-004,A6=1.7822e-005,A8=-4.7379e-007,A10=6.0826e-009,A12=0.0000e+000,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第9面
K=0.0000
A4=-5.5856e-004,A6=1.9459e-005,A8=-5.2477e-007,A10=7.0911e-009,A12=0.0000e+000,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第13面
K=0.0000
A4=-8.1000e-005,A6=5.2425e-007,A8=-3.7122e-008,A10=4.5000e-010,A12=-1.5970e-012,A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第14面
K=0.0000
A4=-9.4290e-005,A6=2.3854e-006,A8=-6.4913e-008,A10=4.7975e-010,A12=2.4700e-012,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第18面
K=0.0000
A4=-2.1094e-004,A6=9.5687e-006,A8=-2.3448e-007,A10=0.0000e+000,A12=0.0000e+000,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第19面
K=0.0000
A4=1.6006e-004,A6=1.1727e-005,A8=-1.4875e-007,A10=0.0000e+000,A12=0.0000e+000,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第20面
K=0.0000
A4=-8.8376e-005,A6=-2.7360e-006,A8=-2.1134e-008,A10=2.5000e-009,A12=0.0000e+000,A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第21面
K=0.0000
A4=-5.5452e-005,A6=-4.5732e-006,A8=2.0582e-008,A10=1.2856e-009,A12=0.0000e+000,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第22面
K=0.0000
A4=-2.3579e-005,A6=4.9528e-007,A8=-1.6664e-009,A10=4.7360e-013,A12=0.0000e+000,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第23面
K=0.0000
A4=-9.3071e-006,A6=2.3579e-007,A8=1.2742e-009,A10=-7.4127e-012,A12=0.0000e+000,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000

ズームデータ
広角端 中間 望遠端
f (mm) 12.247 28.002 84.602
F No. 3.971 5.535 6.138
2ω(画角) 84.6 42.3 14.6
IH 10.10 11.15 11.15
FB (mm) 14.737 14.737 14.737
全長 70.071 87.700 115.094
d5 0.500 9.477 33.036
d11 7.643 5.360 1.000
d12 5.000 1.000 1.000
d19 1.245 4.254 6.857
d21 3.136 15.063 20.653

群焦点距離
f1=68.1605 f2=-8.73011 f3=12.4121 f4=-22.8961 f5=39.4259

RRO/RCI -1.292
ft/fw 6.908
RCI -87.5392
RRO 113.088
数値実施例4
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1 48.252 1.400 2.00069 25.46
2 37.307 6.700 1.49700 81.61
3 296.695 0.100
4 56.167 3.472 1.60300 65.44
5 180.333 可変
6 109.460 1.200 1.88300 40.76
7 13.500 4.634
8* -27.368 1.100 1.72903 54.04
9* 29.555 1.440
10 25.732 2.300 1.94595 17.98
11 83.935 可変
12(絞り) ∞ 1.300
13* 10.255 2.941 1.49700 81.54
14* 60.947 3.152
15 27.962 5.449 1.63854 55.38
16 -7.872 0.800 1.88300 40.76
17 -592.740 0.300
18* 13.368 2.800 1.51633 64.14
19* -230.393 可変
20* 166.407 1.000 1.80139 45.45
21* 11.821 可変
22* 179.705 4.603 1.49710 81.56
23* -22.868 15.653
像面 ∞
(撮像面)

絞り面 12

非球面データ
第8面
K=0.0000
A4=1.7280e-007,A6=2.6974e-007,A8=1.8914e-010,A10=-9.8172e-012,A12=0.0000e+000,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第9面
K=0.0000
A4=9.5090e-006,A6=2.1983e-007,A8=2.2921e-009,A10=-2.4096e-011,A12=0.0000e+000,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第13面
K=0.0000
A4=-1.5800e-005,A6=4.5000e-007,A8=-2.3463e-008,A10=1.7222e-010,A12=-5.4219e-012,A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第14面
K=0.0000
A4=-1.8634e-006,A6=1.8315e-007,A8=-2.8586e-008,A10=-7.7086e-011,
A12=-1.9235e-012,A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,
A20=0.0000e+000
第18面
K=0.0000
A4=4.1360e-005,A6=2.3010e-006,A8=-6.8235e-008,A10=0.0000e+000,A12=0.0000e+000,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第19面
K=0.0000
A4=2.4772e-004,A6=3.6931e-006,A8=-8.0091e-008,A10=0.0000e+000,A12=0.0000e+000,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第20面
K=0.0000
A4=1.4773e-005,A6=-4.5608e-007,A8=-1.9724e-008,A10=5.8799e-010,A12=0.0000e+000,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第21面
K=0.0000
A4=3.0185e-005,A6=-3.6710e-007,A8=-5.2205e-008,A10=1.1570e-009,A12=0.0000e+000,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第22面
K=0.0000
A4=-2.2915e-005,A6=1.5349e-007,A8=2.2202e-009,A10=-1.7048e-011,A12=0.0000e+000,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第23面
K=0.0000
A4=-2.0317e-005,A6=-1.9223e-007,A8=5.5225e-009,A10=-2.6769e-011,A12=0.0000e+000,A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000

ズームデータ
広角端 中間 望遠端
f (mm) 12.247 34.009 117.568
Fナンバー 4.000 5.500 6.200
2w (画角) 84.6 35.3 10.5
IH 10.04 11.15 11.15
FB (mm) 15.653 15.653 15.653
全長 95.572 109.416 128.582
d5 0.500 16.510 39.263
d11 28.330 12.398 1.000
d19 1.806 5.015 9.460
d21 4.592 15.148 18.516

群焦点距離
f1=76.9854 f2=-11.6484 f3=15.6647 f4=-15.925 f5=41.1207

RRO/RCI -0.023
ft/fw 9.600
RCI -592.74
RRO 13.3684
数値実施例5
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1 46.276 1.400 2.00330 28.27
2 35.701 6.700 1.49700 81.61
3 179.682 0.100
4 52.522 3.865 1.59282 68.63
5 179.421 可変
6 155.698 1.200 1.88300 40.76
7 13.500 5.279
8* -29.049 1.100 1.76802 49.24
9* 36.852 1.835
10 32.273 2.500 1.92286 18.90
11 766.965 可変
12(絞り) ∞ 可変
13* 13.941 3.267 1.49700 81.54
14* 215.658 0.100
15 19.642 5.647 1.61293 37.00
16 -10.819 0.800 1.91082 35.25
17 -27.827 0.100
18 20.131 0.800 1.90366 31.32
19 7.429 4.323 1.49700 81.54
20 -131.704 可変
21* -68.343 1.100 1.53071 55.69
22* 10.730 可変
23* 175.465 5.184 1.49710 81.56
24 -20.641 15.363
像面 ∞
(撮像面)

絞り面 12

非球面データ
第8面
K=0.0000
A4=3.2975e-005,A6=-2.4885e-007,A8=-2.8015e-010,A10=9.9466e-012,A12=0.0000e+000,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第9面
K=0.0000
A4=3.1839e-005,A6=-2.4455e-007,A8=-2.1269e-010,A10=1.2027e-011,A12=0.0000e+000,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第13面
K=0.0000
A4=-1.1110e-005,A6=1.5011e-007,A8=3.3020e-009,A10=1.2366e-010,A12=-1.3832e-012,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第14面
K=0.0000
A4=3.1731e-005,A6=5.7923e-010,A8=-3.8555e-009,A10=2.7644e-010,A12=-3.1016e-012,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第21面
K=0.0000
A4=-3.9750e-005,A6=-2.2106e-006,A8=4.9317e-008,A10=-6.7258e-010,A12=0.0000e+000,A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第22面
K=0.0000
A4=-6.6102e-005,A6=-2.4040e-006,A8=4.7775e-009,A10=-4.3615e-011,A12=0.0000e+000,A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第23面
K=0.0000
A4=-6.6622e-006,A6=5.3253e-008,A8=-3.0833e-010,A10=5.9212e-013,A12=0.0000e+000,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000

ズームデータ
広角端 中間 望遠端
f (mm) 12.247 34.012 117.558
F No. 3.900 5.500 6.200
2ω(画角) 85.3 35.3 10.6
IH 10.09 11.15 11.15
FB (mm) 15.363 15.363 15.363
全長 96.572 112.222 131.573
d5 0.800 17.145 41.211
d11 23.989 11.463 1.000
d12 5.681 2.500 1.300
d20 1.805 4.571 7.524
d22 3.635 15.881 19.876

群焦点距離
f1=78.1589 f2=-12.6372 f3=15.9934 f4=-17.3903 f5=37.4811

RRO/RCI -0.723
ft/fw 9.599
RCI -27.8266
RRO 20.131
数値実施例6
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1 53.869 1.400 2.00100 29.13
2 41.489 6.500 1.49700 81.61
3 385.670 0.100
4 55.990 3.651 1.49700 81.61
5 183.826 可変
6 133.074 1.200 1.88300 40.76
7 13.000 6.752
8* -22.448 1.100 1.72903 54.04
9* 78.775 0.300
10 50.097 2.524 1.94595 17.98
11 -118.907 可変
12(絞り) ∞ 1.000
13* 10.006 3.182 1.49700 81.54
14* 50.035 3.296
15 21.000 5.711 1.65100 56.16
16 -8.556 0.800 1.88300 40.76
17 19.506 0.200
18* 10.218 2.800 1.58313 59.38
19* -47.461 可変
20 50.425 1.000 1.69680 55.53
21 10.296 2.136
22* -43.475 1.200 1.53071 55.69
23* -98.704 可変
24* -236.932 4.726 1.49710 81.56
25* -18.026 14.729
像面 ∞
(撮像面)

絞り面 12

非球面データ
第8面
K=0.0000
A4=-3.5858e-005,A6=2.4861e-007,A8=4.9400e-009,A10=-3.3927e-011,A12=0.0000e+000,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第9面
K=0.0000
A4=-4.1340e-005,A6=2.5590e-007,A8=4.4168e-009,A10=-3.1422e-011,A12=0.0000e+000,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第13面
K=0.0000
A4=-5.2983e-005,A6=2.0253e-007,A8=-1.2792e-008,A10=2.8958e-010,A12=-4.2500e-012,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第14面
K=0.0000
A4=-6.2854e-005,A6=8.4558e-007,A8=-1.8324e-008,A10=2.5748e-010,A12=-3.5919e-012,A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第18面
K=0.0000
A4=-2.1016e-004,A6=2.4063e-006,A8=-4.7736e-008,A10=2.1412e-010,A12=0.0000e+000,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第19面
K=0.0000
A4=1.3521e-004,A6=2.7443e-006,A8=-4.1225e-008,A10=4.3064e-010,A12=0.0000e+000,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第22面
K=0.0000
A4=-9.6701e-005,A6=-6.1207e-006,A8=-1.9986e-008,A10=-8.1834e-010,
A12=0.0000e+000,A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,
A20=0.0000e+000
第23面
K=0.0000
A4=-9.4077e-005,A6=-5.7209e-006,A8=2.0088e-008,A10=-6.4909e-010,A12=0.0000e+000,A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第24面
K=0.0000
A4=-8.6723e-005,A6=3.9573e-007,A8=1.7241e-010,A10=-4.8654e-012,A12=0.0000e+000,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第25面
K=0.0000
A4=-6.4671e-005,A6=2.1758e-007,A8=1.5033e-009,A10=-7.8307e-012,A12=0.0000e+000,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000

ズームデータ
広角端 中間 望遠端
f (mm) 12.253 34.010 146.736
F No. 3.900 5.500 6.200
2ω(画角) 84.5 35.3 8.4
IH 10.04 11.15 11.15
FB (mm) 14.729 14.729 14.729
全長 98.582 119.487 144.808
d5 0.500 18.216 50.139
d11 30.131 15.295 1.200
d19 1.852 3.902 7.988
d23 1.792 17.765 21.173

群焦点距離
f1=88.0183 f2=-12.6816 f3=16.493 f4=-16.5079 f5=38.9681

RRO/RCI 0.524
ft/fw 11.976
RCI 19.5062
RRO 10.2181
数値実施例7
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1 55.721 1.400 1.84666 23.78
2 39.622 4.900 1.60300 65.44
3 193.303 0.100
4 43.537 3.200 1.59282 68.63
5 104.731 可変
6 44.895 1.200 1.88300 40.76
7 9.906 4.677
8* -18.462 1.100 1.72903 54.04
9* 35.951 0.100
10 28.542 1.800 1.94595 17.98
11 -346.262 可変
12(絞り) ∞ 可変
13* 9.112 4.696 1.58313 59.38
14* -23.980 0.100
15 48.514 2.926 1.49700 81.61
16 -11.614 0.700 1.90366 31.32
17 13.996 2.000 1.81474 37.03
18* -34.396 可変
19* -72.173 0.800 1.53071 55.69
20* 13.592 可変
21* -94.682 4.800 1.53071 55.69
22* -19.005 16.911
像面 ∞
(撮像面)

絞り面 12

非球面データ
第8面
K=0.0000
A4=-3.4799e-004,A6=8.8145e-006,A8=-1.3878e-007,A10=1.2747e-009,A12=0.0000e+000,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第9面
K=0.0000
A4=-3.3105e-004,A6=9.8427e-006,A8=-1.6282e-007,A10=1.5910e-009,A12=0.0000e+000,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第13面
K=0.0000
A4=-4.5382e-005,A6=-8.8847e-007,A8=6.3227e-009,A10=1.7632e-010,A12=-1.3110e-011,A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第14面
K=0.0000
A4=1.1624e-004,A6=-2.6691e-006,A8=7.0485e-009,A10=4.7389e-010,A12=-1.2123e-011,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第18面
K=0.0000
A4=1.7182e-004,A6=6.4707e-006,A8=-7.0200e-008,A10=4.1778e-009,A12=0.0000e+000,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第19面
K=0.0000
A4=2.5249e-004,A6=-8.8999e-006,A8=-1.6699e-007,A10=8.0079e-009,A12=0.0000e+000,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第20面
K=0.0000
A4=3.0911e-004,A6=-1.2276e-005,A8=-1.9881e-008,A10=4.6193e-009,A12=0.0000e+000,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第21面
K=0.0000
A4=3.0206e-005,A6=9.8351e-008,A8=2.0669e-009,A10=-2.6629e-011,A12=0.0000e+000,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000
第22面
K=0.0000
A4=3.0043e-005,A6=-1.5829e-007,A8=5.3849e-009,A10=-3.4200e-011,A12=0.0000e+000,
A14=0.0000e+000,A16=0.0000e+000,A18=0.0000e+000,A20=0.0000e+000

ズームデータ
広角端 中間 望遠端
f (mm) 14.294 35.011 97.915
F No. 3.900 5.500 6.000
2ω(画角) 76.0 34.3 12.9
IH 10.19 11.15 11.15
FB (mm) 16.911 16.911 16.911
全長 72.182 92.457 114.572
d5 0.679 16.881 36.839
d11 11.074 6.361 1.000
d12 3.543 1.000 1.000
d18 1.205 3.937 5.481
d20 4.273 12.870 18.844

群焦点距離
f1=71.5553 f2=-10.2455 f3=12.7009 f4=-21.4827 f5=43.8409

RRO/RCI 1.000
ft/fw 6.850
RCI 13.9957
RRO 13.9957
以上の実施例1〜7の無限遠物点合焦時の収差図をそれぞれ図8〜図14に示す。これらの収差図において、(a)〜(d)は広角端、(e)〜(h)は中間焦点距離状態、(i)〜(l)は望遠端における、球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す。各図中、 “FIY”は像高を示す。実施例2以降では有効撮像領域に対して0.3mm大きい像高まで軸外収差を記載している。
次に、各実施例における条件式の値を掲げる。

下限〜上限 実施例1 実施例2 実施例3 実施例4
LTLw/IHt 3.5〜8.9(10) 5.568 5.747 6.284 8.571
|f2/IHt| 0.5〜1.3 0.674 0.696 0.783 1.045
f3/IHt 0.7〜2.0 1.015 1.033 1.113 1.405
f3/fw 0.6〜1.6 0.924 0.941 1.013 1.279
f1/fw 4.0〜8.5 5.0454 5.18592 5.56553 6.28613
νd2p 13〜23 17.98 17.98 17.98 17.98
(使用硝材) FDS18 FDS18 FDS18 FDS18
DTw -18〜-6.0 -10.717 -10.992 -9.826 -9.33
νd1p 62(65)以上 63.33 63.33 81.61 81.61
65.44 63.33 81.61 65.44
(使用硝材) S-PHM52 S-PHM52 FCD1 FCD1
(使用硝材) S-PHM53 S-PHM52 FCD1 S-PHM53
θgF2p 0.62〜0.69 0.6544 0.6544 0.6544 0.6544
(使用硝材) FDS18 FDS18 FDS18 FDS18
ωw 40〜50 42.515 42.596 42.305 42.278

下限〜上限 実施例5 実施例6 実施例7
LTLw/IHt 3.5〜8.9(10) 8.661 8.841 6.474
|f2/IHt| 0.5〜1.3 1.133 1.137 0.919
f3/IHt 0.7〜2.0 1.434 1.479 1.139
f3/fw 0.6〜1.6 1.306 1.346 0.889
f1/fw 4.0〜8.5 6.3817 7.18349 5.00601
νd2p 13〜23 18.9 17.98 17.98
(使用硝材) S-NPH2 FDS18 FDS18
DTw -18〜-6.0 -11.109 -9.718 -10.177
νd1p 62(65)〜 81.61 81.61 65.44
68.63 81.61 68.63
(使用硝材) FCD1 FCD1 S-PHM53
(使用硝材) FCD505 FCD1 FCD505
θgF2p 0.62〜0.69 0.6495 0.6544 0.6544
(使用硝材) S-NPH2 FDS18 FDS18
ωw 40〜50 42.629 42.269 38.012
(デジタルカメラ)
図15は、電子撮像装置としての一眼ミラーレスカメラの断面図である。図15において、一眼ミラーレスカメラ1の鏡筒内には撮影レンズ系2が配置される。マウント部3は、撮影レンズ系2を一眼ミラーレスカメラ1のボディに着脱可能とする。マウント部3としては、スクリュータイプのマウントやバヨネットタイプのマウント等が用いられる。この例では、バヨネットタイプのマウントを用いている。また、一眼ミラーレスカメラ1のボディには、撮像素子面4、バックモニタ5が配置されている。なお、撮像素子としては、小型のCCD又はCMOS等が用いられている。
そして、一眼ミラーレスカメラ1の撮影レンズ系2として、例えば上記実施例1〜7に示した本発明のインナーフォーカスレンズ系が用いられる。
図16、図17は、本発明に係る撮像装置の構成の概念図を示す。図16は撮像装置としてのデジタルカメラ40の外観を示す前方斜視図、図17は同後方斜視図である。このデジタルカメラ40の撮影光学系41に、本発明のインナーフォーカスレンズ系が用いられている。
この実施形態のデジタルカメラ40は、撮影用光路42上に位置する撮影光学系41、シャッターボタン45、液晶表示モニター47等を含み、デジタルカメラ40の上部に配置されたシャッターボタン45を押圧すると、それに連動して撮影光学系41、例えば実施例1のインナーフォーカスレンズ系を通して撮影が行われる。撮影光学系41によって形成された物体像が、結像面近傍に設けられた撮像素子(光電変換面)上に形成される。この撮像素子で受光された物体像は、処理手段によって電子画像としてカメラ背面に設けられた液晶表示モニター47に表示される。また、撮影された電子画像は記録手段に記録することができる。
(内部回路構成)
図18は、デジタルカメラ40の主要部の内部回路を示すブロック図である。なお、以下の説明では、前述した処理手段は、例えばCDS/ADC部24、一時記憶メモリ17、画像処理部18等で構成され、記憶手段は、記憶媒体部19等で構成される。
図18に示すように、デジタルカメラ40は、操作部12と、この操作部12に接続された制御部13と、この制御部13の制御信号出力ポートにバス14及び15を介して接続された撮像駆動回路16並びに一時記憶メモリ17、画像処理部18、記憶媒体部19、表示部20、及び設定情報記憶メモリ部21を備えている。
上記の一時記憶メモリ17、画像処理部18、記憶媒体部19、表示部20、及び設定情報記憶メモリ部21は、バス22を介して相互にデータの入力、出力が可能とされている。また、撮像駆動回路16には、CCD49とCDS/ADC部24が接続されている。
操作部12は、各種の入力ボタンやスイッチを備え、これらを介して外部(カメラ使用者)から入力されるイベント情報を制御部13に通知する。制御部13は、例えばCPUなどからなる中央演算処理装置であって、不図示のプログラムメモリを内蔵し、プログラムメモリに格納されているプログラムにしたがって、デジタルカメラ40全体を制御する。
CCD49は、撮像駆動回路16により駆動制御され、撮像光学系41を介して形成された物体像の画素ごとの光量を電気信号に変換し、CDS/ADC部24に出力する撮像素子である。
CDS/ADC部24は、CCD49から入力する電気信号を増幅し、かつ、アナログ/デジタル変換を行って、この増幅とデジタル変換を行っただけの映像生データ(ベイヤーデータ、以下RAWデータという。)を一時記憶メモリ17に出力する回路である。
一時記憶メモリ17は、例えばSDRAM等からなるバッファであり、CDS/ADC部24から出力されるRAWデータを一時的に記憶するメモリ装置である。画像処理部18は、一時記憶メモリ17に記憶されたRAWデータ又は記憶媒体部19に記憶されているRAWデータを読み出して、制御部13にて指定された画質パラメータに基づいて歪曲収差補正を含む各種画像処理を電気的に行う回路である。
記憶媒体部19は、例えばフラッシュメモリ等からなるカード型又はスティック型の記録媒体を着脱自在に装着して、これらのフラッシュメモリに、一時記憶メモリ17から転送されるRAWデータや画像処理部18で画像処理された画像データを記録して保持する。
表示部20は、液晶表示モニター47などにて構成され、撮影したRAWデータ、画像データや操作メニューなどを表示する。設定情報記憶メモリ部21には、予め各種の画質パラメータが格納されているROM部と、操作部12の入力操作によってROM部から読み出された画質パラメータを記憶するRAM部が備えられている。
このように構成されたデジタルカメラ40は、撮影光学系41として本発明のインナーフォーカスレンズ系を採用することで、広画角、小型でありながら、画質を劣化させずに高解像の画像を得るのに有利な撮像装置とすることが可能となる。
ωw(広角端において無限遠物体に合焦した時の最大半画角)について、図19を用いて説明する。図19には、ズームレンズ、明るさ絞り及び撮像面が、光軸上に配置されている様子が示されている。ズームレンズに入射した光線は、明るさ絞りを通過したのち、ズームレンズから出射して撮像面に到達する。
図19において、実線で示す光線Lは、明るさ絞りの中心を通過する光線のうち、有効撮像領域上の点Xに到達する光線を示している。この点Xは、有効撮像領域のなかで光軸から最も離れた位置である。ここで、有効撮像領域は物体像が形成されている領域であるため、点Xは最大像高位置になる。このように、光線Lは、明るさ絞り中心を通過して有効撮像領域の最大像高位置に入射する光線である。そして、ωwは、広角端における、光線Lの光軸に対する半画角である。
以上のように、本発明にかかるズームレンズは、広画角化や変倍比を確保しながら小型化を行う場合に有用である。
G1…第1レンズ群
G2…第2レンズ群
G3…第3レンズ群
G4…第4レンズ群
G5…第5レンズ群
S…開口絞り
I…像面
1…一眼ミラーレスカメラ
2…撮影レンズ系
3…鏡筒のマウント部
4…撮像素子面
5…バックモニタ
12…操作部
13…制御部
14、15…バス
16…撮像駆動回路
17…一時記憶メモリ
18…画像処理部
19…記憶媒体部
20…表示部
21…設定情報記憶メモリ部
22…バス
24…CDS/ADC部
40…デジタルカメラ
41…撮影光学系
42…撮影用光路
45…シャッターボタン
47…液晶表示モニター
49…CCD

Claims (29)

  1. 物体側から像側に順に、
    正屈折力の第1レンズ群と、
    負屈折力の第2レンズ群と、
    正屈折力の第3レンズ群と、
    負屈折力の第4レンズ群と、
    正屈折力の第5レンズ群と、からなり
    前記第2レンズ群と前記第4レンズ群との間に配置された明るさ絞りを有し、
    広角端から望遠端への変倍に際して前記各レンズ群の間の距離が変化し、
    前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔は広角端よりも望遠端にて広く、
    前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間隔は広角端よりも望遠端にて狭く、
    前記第4レンズ群と前記第5レンズ群との間隔は広角端よりも望遠端にて広く、
    前記第5レンズ群は、前記広角端から望遠端への変倍に際して静止し、
    前記第4レンズ群が、無限遠から至近距離物体へのフォーカシングの際に像側に移動し、
    前記第1レンズ群は、物体側から像側に順に、負レンズ、第1正レンズ、及び第2正レンズからなり、
    前記第3レンズ群は、
    負レンズと正レンズからなり、互いに接合され負の屈折力の接合面を形成する2枚のレンズと、
    前記2枚のレンズよりも物体側に配置された物体側正レンズと、
    前記2枚のレンズよりも像側に配置された像側レンズとを有し、
    前記第3レンズ群の物体側面から前記2枚のレンズよりも物体側直前のレンズの像側面までの合成屈折力が正であり、
    前記像側レンズは正屈折力のレンズ面を有し、
    前記第3レンズ群中の前記2枚のレンズの像側直後のレンズは物体側に凸の物体側面をもち、
    以下の条件式(2)と(12)を満足することを特徴とするズームレンズ。
    3.5≦LTL w /IH t ≦10.0 (2)
    RO /R CI ≦1 (12)
    ここで、
    LTLwは、広角端での光軸上での無限遠合焦時における前記ズームレンズの最も物体側の屈折面から最も像側の屈折面までの光軸上での距離と空気換算したバックフォーカスとの和、
    IHtは、前記ズームレンズの望遠端での光軸上無限遠合焦時における最大像高
    RO は、前記第3レンズ群中の前記2枚のレンズの像側直後のレンズの物体側面の近軸曲率半径
    CI は、前記第3レンズ群中の前記2枚のレンズのうち像側のレンズの像側面の近軸曲率半径
    である。
  2. 物体側から像側に順に、
    正屈折力の第1レンズ群と、
    負屈折力の第2レンズ群と、
    正屈折力の第3レンズ群と、
    負屈折力の第4レンズ群と、
    正屈折力の第5レンズ群と、からなり
    前記第2レンズ群と前記第4レンズ群との間に配置された明るさ絞りを有し、
    広角端から望遠端への変倍に際して前記各レンズ群の間の距離が変化し、
    前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔は広角端よりも望遠端にて広く、
    前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間隔は広角端よりも望遠端にて狭く、
    前記第4レンズ群と前記第5レンズ群との間隔は広角端よりも望遠端にて広く、
    前記第1レンズ群は、物体側から像側に順に、負レンズ、第1正レンズ、及び第2正レンズからなり、
    前記第3レンズ群は
    負レンズと正レンズからなり、互いに接合され負の屈折力の接合面を形成する2枚のレンズと、
    前記2枚のレンズよりも物体側に配置された物体側正レンズと、
    前記2枚のレンズの像側直後に配置され、物体側に凸の物体側面を持つ像側レンズと、の4枚のレンズからなり、
    以下の条件式(2)と(12)を満足することを特徴とするズームレンズ。
    3.5≦LTLw/IHt≦10.0 (2)
    RO /R CI ≦1 (12)
    ここで、
    LTLwは、広角端での光軸上での無限遠合焦時における前記ズームレンズの最も物体側の屈折面から最も像側の屈折面までの光軸上での距離と空気換算したバックフォーカスとの和、
    IHtは、前記ズームレンズの望遠端での光軸上無限遠合焦時における最大像高
    RO は、前記第3レンズ群中の前記2枚のレンズの像側直後のレンズの物体側面の近軸曲率半径
    CI は、前記第3レンズ群中の前記2枚のレンズのうち像側のレンズの像側面の近軸曲率半径
    である。
  3. 物体側から像側に順に、
    正屈折力の第1レンズ群と、
    負屈折力の第2レンズ群と、
    正屈折力の第3レンズ群と、
    負屈折力の第4レンズ群と、
    正屈折力の第5レンズ群と、からなり
    前記第2レンズ群と前記第4レンズ群との間に配置された明るさ絞りを有し、
    広角端から望遠端への変倍に際して前記各レンズ群の間の距離が変化し、
    前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔は広角端よりも望遠端にて広く、
    前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間隔は広角端よりも望遠端にて狭く、
    前記第4レンズ群と前記第5レンズ群との間隔は広角端よりも望遠端にて広く、
    前記第5レンズ群は、前記広角端から望遠端への変倍に際して静止し、
    前記第4レンズ群が、無限遠から至近距離物体へのフォーカシングの際に像側に移動し、
    前記第3レンズ群は、1枚の負レンズと3枚の正レンズからなり、
    前記第3レンズ群中の前記負レンズと前記3枚の正レンズ中の何れかの正レンズからなる2枚のレンズは、互いに接合され負の屈折力の接合面を形成する接合レンズをなし、
    以下の条件式(2)を満足することを特徴とするズームレンズ。
    3.5≦LTL w /IH t ≦10.0 (2)
    ここで、
    LTL w は、広角端での光軸上での無限遠合焦時における前記ズームレンズの最も物体側の屈折面から最も像側の屈折面までの光軸上での距離と空気換算したバックフォーカスとの和、
    IHtは、前記ズームレンズの望遠端での光軸上無限遠合焦時における最大像高
    である。
  4. 下の条件式(4)を満足することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のズームレンズ。
    0.7≦f3/IHt≦2.0 (4)
    ここで、
    3は、前記第3レンズ群の焦点距離、
    IHtは、前記ズームレンズの望遠端での光軸上無限遠合焦時における最大像高
    である。
  5. 下の条件式(5)を満足することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のズームレンズ。
    0.6≦f3/fw≦1.6 (5)
    ここで、
    3は、前記第3レンズ群の焦点距離、
    wは、前記ズームレンズの広角端での光軸上無限遠合焦時における焦点距離
    である。
  6. 以下の条件式(6)を満足することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のズームレンズ。
    4.0≦f1/fw≦8.5 (6)
    ここで、
    1は、前記第1レンズ群の焦点距離、
    wは、前記ズームレンズの広角端での光軸上無限遠合焦時における焦点距離
    である。
  7. 前記第2レンズ群が以下の条件式(7)を満足する正レンズを有することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のズームレンズ。
    13≦νd2p≦23 (7)
    ここで、
    νd2pは、前記第2レンズ群中の何れかの正レンズのアッベ数
    である。
  8. 以下の条件式(8)を満足することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のズームレンズ。
    −18.0%≦DTw≦−6.0% (8)
    ここで、
    DTw={IHw−fw×tan(ωw)}/{fw×tan(ωw)}×100(%)
    wは、前記ズームレンズの広角端での光軸上無限遠合焦時における焦点距離、
    IHwは、前記ズームレンズの広角端での光軸上無限遠合焦時における最大像高、
    ωwは、前記ズームレンズの広角端での光軸上無限遠合焦時における半画角
    である。
  9. レンズ成分を光路中にて空気と接触する面が物体側面と像側面の2面のみのレンズブロックとするとき、
    前記第2レンズ群は物体側から順に、
    負屈折力の第1負レンズ成分と、負屈折力の第2負レンズ成分と、正屈折力の正レンズ成分との3つのレンズ成分からなることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  10. 前記第2レンズ群中の前記第1負レンズ成分、前記第2負レンズ成分、及び前記正レンズ成分は何れも単レンズであることを特徴とする請求項9に記載のズームレンズ。
  11. 前記第3レンズ群は、物体側から像側に順に、
    前記物体側正レンズ、前記2枚のレンズ、及び前記像側レンズの4枚のレンズからなり、前記像側レンズが正レンズであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のズームレンズ。
  12. 前記2枚のレンズと前記像側レンズにて接合トリプレットレンズを構成することを特徴とする請求項11に記載のズームレンズ。
  13. 前記第1レンズ群は、物体側から像側に順に、負レンズ、第1正レンズ、及び第2正レンズからなることを特徴とする請求項に記載のズームレンズ。
  14. 前記第1レンズ群中の前記負レンズと前記第1正レンズとが互いに接合されていることを特徴とする請求項13に記載のズームレンズ。
  15. 前記第1レンズ群が正レンズを有し、
    前記第1レンズ群中の全ての正レンズが以下の条件式(9)を満足することを特徴とする請求項1から請求項14のいずれか1項に記載のズームレンズ。
    νd1p>62 (9)
    ここで、
    νd1pは、前記第1レンズ群中の正レンズのアッベ数である。
  16. 前記第1レンズ群中のいずれかの正レンズが以下の条件式(10)を満足することを特徴とする請求項1から請求項15のいずれか1項に記載のズームレンズ。
    νd1p>65 (10)
    ここで、
    νd1pは、前記第1レンズ群中の正レンズのアッベ数である。
  17. 前記第2レンズ群が以下の条件式(11)を満足する正レンズを有することを特徴とする請求項1から請求項16のいずれか1項に記載のズームレンズ。
    0.620≦θgF2p≦0.690 (11)
    ここで、
    θgF2p=(ng2p−nF2p)/(nF2p−nC2p
    であり、
    g2pは、前記第2レンズ群中の前記正レンズのg線波長に対する屈折率、
    F2pは、前記第2レンズ群中の前記正レンズのF線波長に対する屈折率、
    C2pは、前記第2レンズ群中の前記正レンズのC線波長に対する屈折率
    である。
  18. 前記第3レンズ群中の前記2枚のレンズの像側直後のレンズは物体側に凸の物体側面をもち、
    以下の条件式(12)を満足することを特徴とする請求項に記載のズームレンズ。
    RO/RCI≦1 (12)
    ここで、
    ROは、前記第3レンズ群中の前記2枚のレンズの像側直後のレンズの物体側面の近軸曲率半径
    CIは、前記第3レンズ群中の前記2枚のレンズのうち像側のレンズの像側面の近軸曲率半径
    である。
  19. 以下の条件式(13)を満足することを特徴とする請求項1から請求項18のいずれか1項に記載のズームレンズ。
    37°≦ωw≦ 50° (13)
    ここで、
    ωwは、前記ズームレンズの広角端での光軸上無限遠合焦時における半画角である。
  20. 以下の条件式(14)を満足することを特徴とする請求項19に記載のズームレンズ。
    4.5≦ft/fw (14)
    ここで、
    wは、前記ズームレンズの広角端での光軸上無限遠合焦時における焦点距離、
    tは、前記ズームレンズの望遠端での光軸上無限遠合焦時における焦点距離
    である。
  21. 以下の条件式(1)を満足することを特徴とする請求項1から請求項20のいずれか1項に記載のズームレンズ。
    3.5≦LTLw/IHt8.9 (1)
    ここで、
    LTLwは、広角端での光軸上での無限遠合焦時における前記ズームレンズの最も物体側の屈折面から最も像側の屈折面までの光軸上での距離と空気換算したバックフォーカスとの和、
    IHtは、前記ズームレンズの望遠端での光軸上無限遠合焦時における最大像高
    である。
  22. 前記第3レンズ群は1枚の負レンズと3枚の正レンズからなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のズームレンズ。
  23. 以下の条件式(3)を満足することを特徴とする請求項1から請求項22のいずれか1項に記載のズームレンズ。
    0.5≦|f 2 /IH t |≦1.3 (3)
    ここで、
    2 は、前記第2レンズ群の焦点距離、
    IH t は、前記ズームレンズの望遠端での光軸上無限遠合焦時における最大像高
    である。
  24. 以下の条件式(4)を満足することを特徴とする請求項1から請求項23のいずれか1項に記載のズームレンズ。
    0.7≦f 3 /IH t ≦2.0 (4)
    ここで、
    3 は、前記第3レンズ群の焦点距離、
    IH t は、前記ズームレンズの望遠端での光軸上無限遠合焦時における最大像高
    である。
  25. 以下の条件式(5)を満足することを特徴とする請求項1から請求項24のいずれか1項に記載のズームレンズ。
    0.6≦f 3 /f w ≦1.6 (5)
    ここで、
    3 は、前記第3レンズ群の焦点距離、
    w は、前記ズームレンズの広角端での光軸上無限遠合焦時における焦点距離
    である。
  26. 前記第5レンズ群は、前記広角端から望遠端への変倍に際して静止し、
    前記第4レンズ群が、無限遠から至近距離物体へのフォーカシングの際に像側に移動することを特徴とする請求項2から請求項25のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  27. ズームレンズと、
    前記ズームレンズの像側に配置され前記ズームレンズにより形成された像を電気信号に変換する撮像素子とを備え、
    前記ズームレンズが、請求項1から請求項26のいずれか1項に記載のズームレンズであることを特徴とする撮像装置。
  28. 前記ズームレンズが請求項1から請求項27のいずれか1項に記載のズームレンズであり、
    前記第3レンズ群中の前記2枚のレンズの像側直後のレンズは物体側に凸の物体側面をもち、
    像ぶれの防止のために、前記第3レンズ群中且つ前記2枚のレンズよりも像側のレンズが前記2枚のレンズに対して偏心移動し、
    以下の条件式(15)を満足することを特徴とする請求項27に記載の撮像装置。
    RO /R CI ≦1 (15)
    ここで、
    RO は、前記第3レンズ群中の前記2枚のレンズの像側直後のレンズの物体側面の近軸曲率半径、
    CI は、前記第3レンズ群中の前記2枚のレンズのうち像側のレンズの像側面の近軸曲率半径
    である
  29. 前記像側レンズが正レンズであり、前記2枚のレンズよりも像側直後のレンズの物体側面から前記第3レンズ群の像側面までの合成屈折力が正であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のズームレンズ。
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