JP2014105946A - 製氷装置、製氷装置の装置本体、および製氷装置の製氷皿装着検知方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】製氷装置1は第1駆動軸20に装着された製氷皿5に当接可能な第1製氷皿回転規制部15を備える。製氷皿装着検知動作では第1駆動軸20を氷移動動作とは反対の時計回りCWに回転駆動させ、第1駆動軸20が基準位置から時計回りCWに駆動された駆動時間の計測とモータ8の駆動電流の変化の監視を行う。製氷皿5が装着されている場合には、第1基準駆動時間内に製氷皿5が第1製氷皿回転規制部15に当接してモータ8の駆動電流が上昇する。従って、制御部3は駆動時間と駆動電流の変化に基づいて製氷皿5の装着の有無を判定できる。製氷皿5が前記回転規制部に当接した状態では、製氷皿5に貯留された製氷用水を開口5aから溢すことなく保持可能とされている。
【選択図】図4
Description
モータの回転が伝達される駆動軸を基準位置から第1方向および第1方向とは反対の第2方向に駆動する駆動ユニット、前記駆動軸に着脱可能に装着されて当該駆動軸の軸線回
りに回転する製氷皿、および、前記駆動軸に装着された製氷皿に前記第2方向の前方から当接可能な製氷皿回転規制部を備える装置本体と、
前記モータの駆動電流の変化を検出する電流検出部、前記駆動軸が前記基準位置から前記第2方向に駆動された駆動時間を計測するタイマ、および、前記駆動軸に前記製氷皿が装着されているか否かを判定する判定部を備える制御部と、を有し、
前記駆動ユニットは、前記駆動軸に装着された製氷皿を、前記製氷皿回転規制部に当接して前記製氷皿の前記第2方向の回転が阻止される回転規制位置と、開口が下方を向く離氷位置との間で製氷位置を経由して移動させ、
前記駆動軸は、前記製氷皿が装着されていない状態では、前記製氷皿を前記製氷位置から前記回転規制位置に移動させる間に回転する回転角度を超えて前記基準位置から前記第2方向へ駆動され、
前記製氷皿は、前記駆動軸が前記基準位置にあるときに前記製氷位置に配置され、前記製氷位置および前記回転規制位置では、前記開口を上方に向け貯留された製氷用水を当該開口から溢すことなく保持可能であり、
前記製氷皿の前記製氷位置から前記離氷位置への移動は、前記駆動軸の前記第1方向への駆動により行われ、
前記製氷皿の前記製氷位置から前記回転阻止位置への移動は、前記駆動軸の前記第2方向への駆動により行われ、
前記判定部は、前記駆動時間と前記駆動電流の変化に基づいて前記製氷皿が前記駆動軸に装着されているか否かを判定することを特徴とする。
た製氷皿が捻られることを抑制できる。この結果、モータの駆動電流の変化が顕著なものとなるので、誤判定を防止できる。
前記駆動軸を前記基準位置から前記第1方向に駆動することにより、前記駆動軸に装着された製氷皿を当該製氷皿の開口が上方を向く製氷位置から当該開口が下方を向く離氷位置に回転させて当該製氷皿で製造された氷を落下させる製氷装置の製氷皿装着検知方法であって、
前記駆動軸に装着されて前記第2方向に回転させられる前記製氷皿に回転方向の前方から当接可能な位置に製氷皿回転規制部を設け、
前記駆動軸を前記第2方向に駆動して、前記駆動軸が前記基準位置から前記第2方向に駆動された駆動時間を計測するとともに、前記モータの駆動電流の変化を監視し、
前記駆動時間と前記駆動電流の変化に基づいて前記製氷皿が前記駆動軸に装着されているか否かを判定し、
前記製氷皿が前記回転規制部に当接した状態では、前記開口が上方を向き前記製氷皿に貯留された製氷用水を前記開口から溢すことなく保持可能であるとともに、前記製氷皿の前記第2方向への回転が規制されていることを特徴とする。
図1(a)は本発明を適用した製氷装置の要部の平面図であり、図1(b)は製氷装置の側面図である。図1(a)では製氷皿の平面形状等が分かるように枠状フレームを1点鎖線で示している。製氷装置1は、氷を貯留するための貯氷槽(貯氷部)100の上方に配置された装置本体2と、装置本体2を駆動制御する制御部3を備えている。装置本体2は冷蔵庫の製氷室内に設置されて使用される。
は、製氷皿5の側に位置する第1ケース部材14aと、第1ケース部材14aに対して製氷皿5とは反対側から被せられている第2ケース部材14bから構成されている。ユニットケース14の製氷皿5の側の側板14c(第1ケース部材14aの側板)の中央部分からは第1駆動軸(駆動軸)20が突出している。第1駆動軸20の先端側部分には製氷皿5が装着される被装着部20aが設けられている。被装着部20aは軸線方向から見た形状が小判型となるように外周面がカットされている。側板14cの製氷皿5の側の端面における第1駆動軸20の下方の装置後方の部位には、駆動軸の軸線方向に突出する第1製氷皿回転規制部15が設けられている。駆動ユニット4において側端面と隣接する前板の下側部分からは第2駆動軸23が突出している。
ている。検査部材6は第2駆動軸23によって駆動され、第2駆動軸23の軸線L1回りを上下方向に揺動する。第2駆動軸23が下方に揺動すると検査部材6が貯氷槽100内に挿入される。
図4は製氷皿装着検知動作の説明図であり、製氷皿5および駆動ユニット4を軸線L0方向の製氷皿5の側から見た状態を示している。図4では、第1製氷皿回転規制部15と製氷皿5との位置関係が分かるように、製氷皿5を破線で示している。以下の説明では、製氷皿5を離氷位置5Cに向かって回転させる方向に第1駆動軸20を回転駆動する際のモータ8の駆動方向を正方向とし、それとは反対方向に第1駆動軸20を回転駆動する際のモータ8の駆動方向を逆方向とする。
着検知動作では、制御部3は、装置本体2が基準状態となっていることを基準信号で確認し、しかる後に、モータ8を逆方向に駆動して、第1駆動軸20を基準位置から図4で示す反時計回りCCW(第2方向)に回転駆動する。また、制御部3は、タイマ12によりモータ8の逆方向への駆動時間、すなわち、第1駆動軸20が基準位置から反時計回りCCWに駆動された駆動時間の計測を開始するとともに、電流検出部11によってモータ8の駆動電流の変化を検出する。
製氷皿5の装着が確認されて装置本体2が基準状態に戻されると、制御部3は給水ポンプ9を駆動して、製氷皿5に所定量の製氷用水を供給する給水動作を行う。既に、製氷皿5に製氷用水の供給が行われている場合には、後述する氷量検出動作および氷移動動作が行われた後に装置本体2が基準状態に戻されると給水動作を行う。
図5は氷移動動作の説明図であり、製氷皿5および駆動ユニット4を軸線L0方向の製氷皿5の側から見た状態を示している。なお、図5には枠状フレーム7に設けられた第2製氷皿回転規制部7eを記載してある。製氷が完了すると、制御部3はモータ8を正方向に駆動する。これにより、第1駆動軸20は基準位置から図5で示す時計回りCW(第1方向)に回転駆動する。また、制御部3は、タイマ12によりモータ8の正方向への駆動時間、すなわち、第1駆動軸20が基準位置から時計回りCWに駆動された駆動時間の計測を開始する。氷量検査動作はモータ8の駆動に同期して(氷移動動作と同期して)開始される。
満杯となっている貯氷槽100に製氷皿5から氷を移動してしまうことを回避できる。なお、貯氷槽100内の氷が満杯であった場合には、タイマ12によって予め定めた待機時間が計測され、待機時間の経過後に、再度、氷量検出動作が行われる。
以下に、図6乃至図11を参照して、氷移動動作と氷量検出動作を同期して行う駆動ユニット4の構成例の詳細を説明する。なお、以下の説明では、製氷皿5が駆動ユニット4に装着されていることを前提として説明する。
図6は駆動ユニット4の駆動力伝達機構22とカム車21の装着関係を示す断面展開図である。図7は図3の矢示X−X断面図である。図6に示すように、第1駆動軸20はカム車21と同軸に設けられている。第1駆動軸20の一方の端部分は第1ケース部材14aの側板14cに形成された貫通孔14eに支持されている。第1駆動軸20の被装着部20aは貫通孔14eから外側に突出している。第1駆動軸20の他方の端部分は筒状をしており、第2ケース部材14bに設けられた円形の突部14fによって回転可能に支持されている。これにより第1駆動軸20およびカム車21は装置幅方向に延びる軸線L0回りに回転可能となっており、製氷皿5は軸線L0回りをカム車21と一体に回転する。第1駆動軸20の他方の端部分の外周側には筒状のフリクション部材25が遊嵌配置されている。
第2駆動軸23は軸線L1が装置前後方向に沿うように配置されており、ユニットケース14の前端面で第1ケース部材14aと第2ケース部材14bの接合部に形成された貫通孔14gを貫通している。第2駆動軸23はユニットケース14に支持されて軸線L1回りに回動可能な状態となっている。ここで、第2駆動軸23と貫通孔14gの間には第2駆動軸23の回動(検査部材6の回動)が阻害されることがないようにクリアランスが設けられており、第2駆動軸23と貫通孔14gの間を塞ぐシール部材は用いられていない。
bに形成された凸部(不図示)と当接可能となっている。そのため、フリクション部材25は、軸線L0回りを溝41の両端と第2ケース部材14b側の凸部が当接するまでの角度範囲で第1駆動軸20(カム車21)と一体的に回転する。溝41の両端と第2ケース部材14b側の凸部が当接した後には、フリクション部材25は第1駆動軸20と共に回転せずに第1駆動軸20のみが回転する。なお、フリクション部材25の内周壁には平行面42が設けられている。平行面42は、フリクション部材25と第1駆動軸20の一体回動をより確実なものとなるための部位となっている。
図10(a)は押圧部材24を下方から見た平面図であり、図10(b)は押圧部材24を装置前側から見た側面図である。押圧部材24は、その軸線L2を上下方向に向けている回動支持部45と、回動支持部45から軸線L2と直交する方向に突出しており、先端にカム車21の押圧部材動作用カム面30を摺動するカムフォロアーとなるカム当接部46が設けられている第1腕部47と、回動支持部45から軸線L2および第1腕部47と直交する方向に突出している第2腕部48と、回動支持部45から軸線L2と直交する方向で第1腕部47と反対方向に突出する第3腕部49を備えている。押圧部材24は、回動支持部45の両端が第2ケース部材14bの端面に立設された2つの端板14hの上端縁部分に設けられた各U字状溝14i内に挿入されることにより、回動支持部45の軸線L2を中心として回動する(図3(a)参照)。第1腕部47のカム当接部46は製氷皿5が位置する側とは反対の側からカム車21の凹部27内に挿入される(図6参照)。
を開けて対向しており、押圧部材24の回動により押圧部52がボタン17aを押圧する。ボタン17aが押圧されると、タクトスイッチ17はその接点が閉じられたオン状態となる。
図11は、カム車21の第2面21b側の端面図である。第2面21bの凹部27内に設けられた環状壁28の環状内周面部分に設けられている第2駆動軸動作用カム面29は、非動作位置部29aと、検査部材降下動作部29bと、氷不足検出位置部29cと、検査部材復帰動作部29dを有している。
ここで、カム車21の回転に伴って押圧部材24によって行われるタクトスイッチ17の操作および信号出力回路から出力される信号について説明する。
よって押圧されない。従って、信号出力回路からは信号が出力されない。より具体的には、カム車21が満杯検出位置(42°)に回転した際に、コイルバネ50の付勢力により押圧部材24は回動して第2の信号発生用カム部30bを摺動しようとするが、このとき第2駆動軸23は所定の角度(ここでは30°)以上回動しており、押圧動作阻止部34が押圧部材24と干渉する位置に出現している。この結果、カム車21の回動角度が42°〜48°のときに、押圧部材24が第2の信号発生用カム部30bを摺動することができず、タクトスイッチ17は押圧されない。従って、タクトスイッチ17は、カム車21が終点位置(160°)となるまで、押圧されない。従って、信号出力回路からは信号が出力されない。
上記の例では、製氷皿5が第1駆動軸20に装着されていない場合に、第1駆動軸20はカム車回転規制機構16によってカム車21の回転が阻止されるまで駆動されているが、第1駆動軸20を第1基準駆動時間を越える所定の駆動時間だけ駆動した後に、停止させてもよい。この場合には、タイマ12を用いて第1駆動軸20(モータ8)の駆動時間を制御することができる。このようにすれば、カム車回転規制機構16を省略することができる。
、第1駆動軸20を製氷皿5を離氷位置5Cに配置している状態から基準位置に戻す際の駆動速度と比較して遅くしてもよい。このようにすれば、第1駆動軸20を基準位置から反時計回りCCWに回転させる駆動速度がゆっくりしたものとなる。従って、モータ8の駆動電流が予め設定した設定電流値以上に上昇した時点で、第1基準時間に達しているか否かを判断することが容易となる。よって、製氷皿5の装着の有無を判定することが容易となる。ここで、第1駆動軸20を基準位置から時計回りCW回転させる駆動速度を遅くするためには、第1駆動軸20を基準位置から時計回りCW回転させる際のモータ8への供給電圧を、第1駆動軸20を基準位置から離氷位置5Cの側に反時計回りCCWに回転させる際の供給電圧、および、第1駆動軸20を製氷皿5を離氷位置5Cに配置している状態から基準位置に戻す際の供給電圧と比較して、低く抑えればよい。
2・・・装置本体
3・・・制御部
4・・・駆動ユニット
5・・・製氷皿
5A・・・製氷位置
5B・・・回転規制位置
5C・・・離氷位置
5a・・・開口
6・・・検査部材
8・・・モータ
11・・・電流検出部
12・・・タイマ
13・・・判定部
15・・・第1製氷皿回転規制部(製氷皿回転規制部)
16・・・カム車回転規制機構(駆動軸回転規制機構)
17・・・タクトスイッチ(スイッチ)
20・・・第1駆動軸(駆動軸)
26・・・検査部材駆動機構
38・・・検出機構
100・・・貯氷部
L0・・・軸線
Claims (10)
- モータの回転が伝達される駆動軸を基準位置から第1方向および第1方向とは反対の第2方向に駆動する駆動ユニット、前記駆動軸に着脱可能に装着されて当該駆動軸の軸線回りに回転する製氷皿、および、前記駆動軸に装着された製氷皿に前記第2方向の前方から当接可能な製氷皿回転規制部を備える装置本体と、
前記モータの駆動電流の変化を検出する電流検出部、前記駆動軸が前記基準位置から前記第2方向に駆動された駆動時間を計測するタイマ、および、前記駆動軸に前記製氷皿が装着されているか否かを判定する判定部を備える制御部と、を有し、
前記駆動ユニットは、前記駆動軸に装着された製氷皿を、前記製氷皿回転規制部に当接して前記製氷皿の前記第2方向の回転が阻止される回転規制位置と、開口が下方を向く離氷位置との間で製氷位置を経由して移動させ、
前記駆動軸は、前記製氷皿が装着されていない状態では、前記製氷皿を前記製氷位置から前記回転規制位置に移動させる間に回転する回転角度を超えて前記基準位置から前記第2方向へ駆動され、
前記製氷皿は、前記駆動軸が前記基準位置にあるときに前記製氷位置に配置され、前記製氷位置および前記回転規制位置では、前記開口を上方に向け貯留された製氷用水を当該開口から溢すことなく保持可能であり、
前記製氷皿の前記製氷位置から前記離氷位置への移動は、前記駆動軸の前記第1方向への駆動により行われ、
前記製氷皿の前記製氷位置から前記回転阻止位置への移動は、前記駆動軸の前記第2方向への駆動により行われ、
前記判定部は、前記駆動時間と前記駆動電流の変化に基づいて前記製氷皿が前記駆動軸に装着されているか否かを判定することを特徴とする製氷装置。 - 請求項1において、
前記製氷皿回転規制部は、前記製氷皿における前記駆動ユニット側の部位に当接可能に設けられていることを特徴とする製氷装置。 - 請求項2において、
前記製氷皿回転規制部は、前記駆動ユニットに設けられていることを特徴とする製氷装置。 - 請求項1ないし3のうちのいずれかの項において、
前記装置本体は、前記駆動軸に装着された前記製氷皿を下方から回転可能に支持するフレームを備えており、
前記製氷皿回転規制部は、前記駆動軸よりも下方に設けられていることを特徴とする製氷装置。 - 請求項1ないし4のうちのいずれかの項において、
前記駆動ユニットは、前記駆動軸が前記基準位置に位置すると操作されるスイッチを備えていることを特徴とする製氷装置。 - 請求項1ないし5のうちのいずれかの項において、
前記駆動ユニットは、前記駆動軸の前記基準位置から前記第2方向への回転角度範囲を規制する駆動軸回転規制機構を備えており、
前記駆動軸が前記製氷皿を前記製氷位置から前記回転規制位置に移動させる間に回転する回転角度範囲は、前記駆動軸回転規制機構により規制される回転角度範囲内にあることを特徴とする製氷装置。 - 請求項1ないし6のうちのいずれかの項において、
前記駆動軸を前記基準位置から第2方向に回転させる駆動速度は、前記駆動軸を前記基準位置から第1方向に回転させる駆動速度および前記製氷皿を前記離氷位置から前記製氷位置に移動させる際の前記駆動軸の駆動速度と比較して遅いことを特徴とする製氷装置。 - 請求項1ないし7のうちのいずれかの項において、
前記駆動ユニットは、前記装置本体の下方に設けられた貯氷部に貯留された氷量を検出するための検査部材と、前記検査部材を貯氷部内に向かって下降させる検査部材駆動機構と、前記検査部材の下降の停止を検出する検出機構とを備え、
前記タイマは、前記駆動軸が前記基準位置から前記第1方向に駆動された第2駆動時間を計測し、
前記検査部材駆動機構は、前記駆動軸の前記第1方向への駆動の開始と同期して前記検査部材の下降動作を開始し、
前記制御部は、前記検査部材の下降の停止を検出した時点の前記第2駆動時間が予め設定した基準駆動時間よりも短い場合に、前記貯氷部の氷が満杯であると判定することを特徴とする製氷装置。 - 請求項1ないし8のうちのいずれかの項に記載の製氷装置の装置本体。
- モータの回転が伝達される駆動軸を基準位置から第1方向および第1方向とは反対の第2方向に駆動する駆動ユニットと、前記駆動軸に着脱可能に装着されて当該駆動軸の軸線回りに回転する製氷皿を備える装置本体とを有し、前記駆動ユニットが前記駆動軸を前記基準位置から前記第1方向に駆動することにより、前記駆動軸に装着された製氷皿を当該製氷皿の開口が上方を向く製氷位置から当該開口が下方を向く離氷位置に回転させて当該製氷皿で製造された氷を落下させる製氷装置の製氷皿装着検知方法であって、
前記駆動軸に装着されて前記第2方向に回転させられる前記製氷皿に回転方向の前方から当接可能な位置に製氷皿回転規制部を設け、
前記駆動軸を前記第2方向に駆動して、前記駆動軸が前記基準位置から前記第2方向に駆動された駆動時間を計測するとともに、前記モータの駆動電流の変化を監視し、
前記駆動時間と前記駆動電流の変化に基づいて前記製氷皿が前記駆動軸に装着されているか否かを判定し、
前記製氷皿が前記回転規制部に当接した状態では、前記開口が上方を向き前記製氷皿に貯留された製氷用水を前記開口から溢すことなく保持可能であるとともに、前記製氷皿の前記第2方向への回転が規制されていることを特徴とする製氷装置の製氷皿装着検知方法。
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