JP2014101316A - ベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾール化合物の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾール化合物を資源の制約が無い原料を用いて効率よく製造する方法を提供する。
【解決手段】式(1);
(式中、R1およびR2は、各々独立して、水素原子、アルキル基からなる群より選ばれる1種)と式(2);
(式中、R3はアルキル基)を反応させる製造方法。
【選択図】なし
【解決手段】式(1);
(式中、R1およびR2は、各々独立して、水素原子、アルキル基からなる群より選ばれる1種)と式(2);
(式中、R3はアルキル基)を反応させる製造方法。
【選択図】なし
Description
本発明は、有機エレクトロニクス材料の原料として有用なベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾール化合物の製造方法に関する。
ベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾール化合物は有機エレクトロルミネッセンス素子材料の原料として有用な化合物である。(例えば、特許文献1〜3参照)
従来、例えばベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾールの製造方法としては以下の方法が知られている。
従来、例えばベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾールの製造方法としては以下の方法が知られている。
下記反応式のように表される、2,5−ジアミノ−1,4−ベンゼンジチオール二塩酸塩とオルトぎ酸トリエチルをピリジンおよびトリフルオロメタンスルホン酸イットリウム(III)存在下、N,N−ジメチルアセトアミド中反応させる方法である。(非特許文献1参照)
Journal of Organic Chemistry 2010年、第75版、p495−497.
Macromolecules 1981年、第14版、p915−920.
上記従来の方法では、レアメタルであるイットリウム化合物を使用していること、および原料に用いている2,5−ジアミノ−1,4−ベンゼンジチオール二塩酸塩は、本発明で原料として用いているベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾール−2,6−ジアミンから製造することが知られており、製造工程数が多くなっている。(非特許文献2参照)
よって、公知のベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾールの製造方法は工業生産においては必ずしも最適な方法ではないことから、資源の制約が無い原料を用いて簡便なベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾール化合物を製造する方法を提供しようとするものである。
上記目的を達成した本発明のベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾール化合物の製造方法は、
1. 一般式(1);
1. 一般式(1);
(式中、R1およびR2は、各々独立して、水素原子、アルキル基からなる群より選ばれる1種である。)
で表されるベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾール−2,6−ジアミン化合物を有機溶媒中、一般式(2);
(式中、R3はアルキル基である。)
で表される、亜硝酸エステルで反応させることによる、一般式(3);
(式中、R1およびR2は、各々独立して、水素原子、アルキル基からなる群より選ばれる1種である。)で表される、ベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾール化合物の製造方法。
2.R1およびR2が水素原子である、1.に記載のベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾール化合物の製造方法。
3.一般式(2)で表される、R3がtert−ブチル基、イソアミル基のいずれか1種である、1.または2.のいずれかに記載のベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾール化合物の製造方法。
4.有機溶媒が、芳香族炭化水素系溶媒、エーテル系溶媒からなる群より選ばれる1種である、1.〜3.のいずれかに記載のベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾール化合物の製造方法。
5.芳香族炭化水素系溶媒がトルエンであることを特徴とする4.に記載のベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾール化合物の製造方法。
6.エーテル系溶媒が、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサンのいずれか1種である4.に記載のベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾール化合物の製造方法。
本発明によれば、資源の制約が無い原料を用いて簡便に効率良く上記一般式(3)で表されるベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾール化合物を得ることができる。
以下、本発明を詳細に説明する。
反応に使用する前記一般式(1)のベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾール−2,6−ジアミン化合物、前記一般式(2)の亜硝酸エステル、および有機溶媒はどのような方法で製造したものでも問題なく市販品を容易に入手できる。
まず、上記一般式(1)および(2)における各記号について説明する。R1およびR2は水素原子またはアルキル基であるが、アルキル基は直鎖状でも分岐状でも良い。また、互いに同一でも異なっていても良い。岐鎖状の場合、分岐位置や分岐数は特に限定されず、炭素数1〜10のものが好ましく炭素数1〜4のものがより好ましい。アルキル基の好適な具体例としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、ブト−2−イル基、2−メチルプロプ−1−イル基、2−メチルプロプ−2−イル基などが挙げられ、メチル基が特に好ましい。
R1およびR2のいずれも水素原子であることが、さらに好ましい実施様態である。
R1およびR2のいずれも水素原子であることが、さらに好ましい実施様態である。
上記一般式(2)で表される亜硝酸エステルは、反応が進行するものであれば特に制限無い。亜硝酸エステルの具体例としては、R3のアルキル基として、エチル基、亜硝酸プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基、アミル基、イソアミル基、ヘキシル基などを有する亜硝酸エステルが挙げられる。これらの中で特にtert−ブチル基、イソアミル基を有する亜硝酸エステルが好ましい。当該亜硝酸エステルの使用量は、上記一般式(1)で表されるベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾール−2,6−ジアミン化合物1モルに対して1.5モル〜5.0モルが好ましく、2.0モル〜4.0モルがより好ましい。
本願の製造方法での反応において有機溶媒として、芳香族炭化水素系溶媒又はエーテル系溶媒を使用することができる。
次いで前記芳香族炭化水素系溶媒について説明する。
本反応に使用する芳香族炭化水素系溶媒は、本反応系で不活性であり反応を阻害しないものであれば特に制限されない。具体例としては、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、キシレン、メシチレン、アニソールが挙げられ、トルエンが特に好ましい。当該溶媒を単独でも混合して用いても問題ない。当該溶媒の使用量は、上記一般式(1)で表される、ベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾール−2,6−ジアミン化合物1gに対して、1mL〜50mLが好ましく、5mL〜30mLがより好ましい。
次いで前記エーテル系溶媒について説明する。
本反応に使用するエーテル系溶媒は、本反応系で不活性であり反応を阻害しないものであれば特に制限されない。具体例としては、ジメチルエーテル、ジエチルエーテル、ジプロピルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエーテル、tert−ブチルジメチルエーテル、シクロペンチルメチルエーテル、ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサンなどが挙げられ、テトラヒドロフランまたは1,4−ジオキサンが特に好ましい。当該溶媒の使用量は、上記一般式(1)で表される、ベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾール−2,6−ジアミン化合物1gに対して、1mL〜50mLが好ましく、5mL〜30mLがより好ましい。
次いで、反応について説明する。例として、ベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾール−2,6−ジアミンからベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾールを合成する反応について記す。
反応温度は低すぎると反応が進行せず、高すぎると分解反応が生じることから30℃〜150℃程度が好ましく、50℃〜150℃がより好ましい。反応時間は、3〜50時間程度、より好ましくは5〜30時間程度である。
反応終了後、抽出・洗浄・脱湿・溶媒留去などの定法によって3−ハロゲノ−2−ヨードチオフェンの粗生成物を得た後、粗生成物を精製することが好ましい。精製手段としては、例えばカラムクロマトグラフィー、再結晶などが挙げられる。
以下、実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明は以下の実施例によって制限を受けるものではなく、上記・下記の趣旨に適合し得る範囲で適当に変更を加えて
実施することも勿論可能であり、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。
実施することも勿論可能であり、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。
実施例1 ベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾールの合成
20mLフラスコにベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾール−2,6−ジアミン(300mg、1.35mmol)、1,4−ジオキサン(4.5mL)、亜硝酸イソアミル(0.63g、5.40mmol)を加え、ゆっくり昇温して還流下18時間反応させた。反応終了後、室温まで冷却して不溶物をろ別した。ろ液を濃縮することで得られた粗品をジクロロメタン−ヘキサンの混合溶媒で再結晶することで、ベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾールが174mg(収率67%)で白色固体として得られた。NMRによる分析結果は以下の通りである。NMRは、試料約3mgをCDCl3に溶解してから分析した。(バリアン社製400−MR:400MHzで分析。)
1H NMR (400MHz, CDCl3): 9.09 (s, 2H), 8.71 (s, 2H).
20mLフラスコにベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾール−2,6−ジアミン(300mg、1.35mmol)、1,4−ジオキサン(4.5mL)、亜硝酸イソアミル(0.63g、5.40mmol)を加え、ゆっくり昇温して還流下18時間反応させた。反応終了後、室温まで冷却して不溶物をろ別した。ろ液を濃縮することで得られた粗品をジクロロメタン−ヘキサンの混合溶媒で再結晶することで、ベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾールが174mg(収率67%)で白色固体として得られた。NMRによる分析結果は以下の通りである。NMRは、試料約3mgをCDCl3に溶解してから分析した。(バリアン社製400−MR:400MHzで分析。)
1H NMR (400MHz, CDCl3): 9.09 (s, 2H), 8.71 (s, 2H).
実施例2 ベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾールの合成
20mLフラスコにベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾール−2,6−ジアミン(300mg、1.35mmol)、テトラヒドロフラン(4.5mL)、亜硝酸イソアミル(0.63g、5.40mmol)を加え、ゆっくり昇温して還流下32時間反応させた。反応終了後、室温まで冷却して不溶物をろ別した。ろ液を濃縮することで得られた粗品をジクロロメタン−ヘキサンの混合溶媒で再結晶することで、、ベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾールが185mg(収率71%)で白色固体として得られた。NMRによる分析結果は以下の通りである。NMRは、試料約3mgをCDCl3に溶解してから分析した。(バリアン社製400−MR:400MHzで分析。)
1H NMR (400MHz, CDCl3): 9.09 (s, 2H), 8.71 (s, 2H).
20mLフラスコにベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾール−2,6−ジアミン(300mg、1.35mmol)、テトラヒドロフラン(4.5mL)、亜硝酸イソアミル(0.63g、5.40mmol)を加え、ゆっくり昇温して還流下32時間反応させた。反応終了後、室温まで冷却して不溶物をろ別した。ろ液を濃縮することで得られた粗品をジクロロメタン−ヘキサンの混合溶媒で再結晶することで、、ベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾールが185mg(収率71%)で白色固体として得られた。NMRによる分析結果は以下の通りである。NMRは、試料約3mgをCDCl3に溶解してから分析した。(バリアン社製400−MR:400MHzで分析。)
1H NMR (400MHz, CDCl3): 9.09 (s, 2H), 8.71 (s, 2H).
実施例3 ベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾールの合成
20mLフラスコにベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾール−2,6−ジアミン(300mg、1.35mmol)、1,4−ジオキサン(4.5mL)、亜硝酸tert−ブチル(0.42g、4.05mmol)を加え、ゆっくり昇温して還流下16時間反応させた。反応終了後、室温まで冷却して不溶物をろ別した。ろ液を濃縮することで得られた粗品をジクロロメタン−ヘキサンの混合溶媒で再結晶することで、、ベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾールが150mg(収率58%)で白色固体として得られた。NMRによる分析結果は以下の通りである。NMRは、試料約3mgをCDCl3に溶解してから分析した。(バリアン社製400−MR:400MHzで分析。)
1H NMR (400MHz, CDCl3): 9.09 (s, 2H), 8.71 (s, 2H).
20mLフラスコにベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾール−2,6−ジアミン(300mg、1.35mmol)、1,4−ジオキサン(4.5mL)、亜硝酸tert−ブチル(0.42g、4.05mmol)を加え、ゆっくり昇温して還流下16時間反応させた。反応終了後、室温まで冷却して不溶物をろ別した。ろ液を濃縮することで得られた粗品をジクロロメタン−ヘキサンの混合溶媒で再結晶することで、、ベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾールが150mg(収率58%)で白色固体として得られた。NMRによる分析結果は以下の通りである。NMRは、試料約3mgをCDCl3に溶解してから分析した。(バリアン社製400−MR:400MHzで分析。)
1H NMR (400MHz, CDCl3): 9.09 (s, 2H), 8.71 (s, 2H).
実施例4 ベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾールの合成
20mLフラスコにベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾール−2,6−ジアミン(300mg、1.35mmol)、トルエン(12mL)、亜硝酸イソアミル(0.63g、5.40mmol)を加え、ゆっくり昇温して還流下24時間反応させた。反応終了後、溶媒を留去して1,4−ジオキサンを加え不溶物をろ別した。ろ液を濃縮することで得られた粗品をジクロロメタン−ヘキサンの混合溶媒で再結晶することで、ベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾールが161mg(収率62%)で白色固体として得られた。NMRによる分析結果は以下の通りである。NMRは、試料約3mgをCDCl3に溶解してから分析した。(バリアン社製400−MR:400MHzで分析。)
1H NMR (400MHz, CDCl3): 9.09 (s, 2H), 8.71 (s, 2H).
上記の実施例により既知の方法のように資源の制約が無い原料を用いて簡便な方法で効率良くベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾール化合物が得られる効果を確認した。
20mLフラスコにベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾール−2,6−ジアミン(300mg、1.35mmol)、トルエン(12mL)、亜硝酸イソアミル(0.63g、5.40mmol)を加え、ゆっくり昇温して還流下24時間反応させた。反応終了後、溶媒を留去して1,4−ジオキサンを加え不溶物をろ別した。ろ液を濃縮することで得られた粗品をジクロロメタン−ヘキサンの混合溶媒で再結晶することで、ベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾールが161mg(収率62%)で白色固体として得られた。NMRによる分析結果は以下の通りである。NMRは、試料約3mgをCDCl3に溶解してから分析した。(バリアン社製400−MR:400MHzで分析。)
1H NMR (400MHz, CDCl3): 9.09 (s, 2H), 8.71 (s, 2H).
上記の実施例により既知の方法のように資源の制約が無い原料を用いて簡便な方法で効率良くベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾール化合物が得られる効果を確認した。
本発明の製造方法によれば、ベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾールを商用プラントのような大規模スケールでも資源の制約が無い原料を用いて簡便に効率良く製造できる。本発明の製造方法によって得られたベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾールは、有機エレクトロルミネッセンス素子材料の原料として医有用な化合物である。
Claims (6)
- 一般式(1);
(式中、R1およびR2は、各々独立して、水素原子、アルキル基からなる群より選ばれる1種である。)
で表されるベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾール−2,6−ジアミン化合物を有機溶媒中、一般式(2);
(式中、R3はアルキル基である。)
で表される、亜硝酸エステルで反応させることによる、一般式(3);
(式中、R1およびR2は、各々独立して、水素原子、アルキル基からなる群より選ばれる1種である。)
で表される、ベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾール化合物の製造方法。 - R1およびR2が水素原子であることを請求項1に記載のベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾール化合物の製造方法。
- 一般式(2)で表される、R3がtert−ブチル基、イソアミル基のいずれか1種である、請求項1または2のいずれかに記載のベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾール化合物の製造方法。
- 有機溶媒が、芳香族炭化水素系溶媒、エーテル系溶媒からなる群より選ばれる1種である、請求項1〜3のいずれかに記載のベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾール化合物の製造方法。
- 芳香族炭化水素系溶媒がトルエンであることを特徴とする請求項4に記載のベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾール化合物の製造方法。
- エーテル系溶媒が、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサンのいずれか1種である請求項4に記載のベンゾ[1,2−d;4,5−d’]ビスチアゾール化合物の製造方法。
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