JP2014097874A - エレベータの乗車検知システム - Google Patents

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Abstract

【課題】乗客が手すりを利用して足を浮かせて乗車している場合であっても正しく検知する。
【解決手段】乗りかご11は2方向にドア12a,12bを有し、かご室内に手すり31a,31bが設けられている。乗りかご11内の床面付近に光電管センサ32を設け、手すり31a,31bに荷重センサ33a,33bを設け、これらのセンサ状態に基づいて乗りかご11内に乗客が乗車しているか否かを判断し、その判断結果に応じて2方向のドア12a,12bを制御する。
【選択図】 図2

Description

本発明の実施形態は、乗りかごに2方向にドアを有するエレベータの乗車検知システムに関する。
駅舎用のエレベータにおいて、改札内と改札外の2方向にドアを有する乗りかごが用いられるものがある。このような2方向仕様の駅舎用エレベータのことを「駅舎用ラチ内外エレベータ」と呼んでいる。「ラチ」とは、鉄道駅の改札のことである。
通常、改札内と改札外で別々のエレベータが設置されているが、この2方向仕様の駅舎用エレベータでは、改札内と改札外の境界に設けられ、改札内と改札外の両方に行ける構造になっている。このため、例えば改札内のホームからエレベータの乗りかごに乗車した乗客が改札を通らずに改札外に出てしまうことも可能であり、無賃乗車を防ぐことができなくなる。
そこで、2方向仕様の駅舎用エレベータでは、乗客が改札内から乗車した場合には改札内側のドアだけを戸開し、乗客が改札外から乗車した場合には改札外側のドアだけを戸開している。しかしながら、乗客が本来降りるべき側のドアが戸開しても降りずにいて、他方のドアが戸開したときにそのドアから出ると、改札を介さずに改札内あるいは改札外に行くことができる。
特開2000−355466号公報
上述したような問題を解消するため、通常、乗りかごの床面付近に光電管センサが設置されており、この光電管センサによって乗客を検知している間は他方のドアの戸開を禁止している。
しかしながら、光電管センサを複数個並べて多光軸の構成にしても、センサ間に乗客が立つと検知できない。さらに、乗客が意図的あるいは悪戯で乗りかご内の手すりを利用して足を浮かせた状態で乗車していると、光電管センサでは検知することができない。
なお、光電管センサに加えて人感センサや監視カメラを併用することもある。しかし、人感センサでは、かご室内の全範囲をカバーすることは難しく、乗客がセンサの死角に入ると検知することができない。また、床面が濡れていると光の反射により誤検出するなどの精度的な問題もある。監視カメラでは、常に映像を監視する必要があり、画像解析による自動検知はシステムが複雑化し、コスト的な問題もある。
本発明が解決しようとする課題は、乗客が手すりを利用して足を浮かせて乗車している場合であっても正しく検知することのできるエレベータの乗車検知システムを提供することである。
本実施形態に係るエレベータの乗車検知システムは、2方向にドアを有し、かご室内に手すりが設けられた乗りかごと、この乗りかご内の床面付近に設置され、上記乗りかご内の乗客を光学的に検知する光電管センサと、上記手すりに設置され、上記手すりに加わった荷重を検知する荷重センサと、上記光電管センサと上記荷重センサの状態に基づいて上記乗りかご内に乗客が乗車しているか否かを判断し、その判断結果に応じて上記2方向のドアの開閉を制御する制御装置とを具備する。
図1は本実施形態に係るエレベータの乗車検知システムを説明するための図である。 図2は同実施形態におけるエレベータの乗りかご内の構成の一例を示す図である。 図3は同実施形態におけるエレベータの乗りかご内の手すりに対する荷重センサの設置例を示す図である。 図4は同実施形態における乗車検知用の各センサとかご制御装置との関係を示す図である。 図5は同実施形態におけるエレベータの乗りかごに設置されたかご制御装置の機能構成を示すブロック図である。 図6は同実施形態におけるエレベータの乗車検知システムの動作を示すフローチャートである。 図7は他の実施形態における乗車検知用の各センサとかご制御装置との関係を示す図である。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
図1は本実施形態に係るエレベータの乗車検知システムを説明するための図である。ここでは、2階建ての駅舎に設置された2方向仕様の駅舎用エレベータを例にして説明する。
エレベータの昇降路10は、駅舎1の改札内と改札外の境界に設けられている。この昇降路10内を図示せぬ巻上機等の駆動機構を介して乗りかご11が昇降動作する。乗りかご11は、2方向にドア12a,12bを有する。一方のドア12aは駅舎1の改札内に向けて設けられ、他方のドア12bは駅舎1の改札外に向けて設けられている。
また、乗りかご11内のドア12aの近傍に行先呼びボタンや戸開/戸閉ボタンなどを有するかご操作盤13aと、乗りかご11の運転状態(現在位置、運転方向など)や各種メッセージを表示あるいは音声にて出力するための出力装置14aが設けられている。
乗りかご11内のドア12bの近傍にも、上記同様のかご操作盤13bと出力装置14bが設けられている。
駅舎1は、改札内エリア2aと改札外エリア2bに分けられる。改札内エリア2aには乗場ドア15aが設けられている。この乗場ドア15aの近傍に乗場呼びボタンを有する乗場操作盤16aと、乗りかご11の運転状態(現在位置、運転方向など)や各種メッセージを表示あるいは音声にて出力するための出力装置17aが設けられている。
改札内エリア2bには乗場ドア15bが設けられている。この乗場ドア15bの近傍にも上記同様の乗場操作盤16bと出力装置17bが設けられている。
改札内エリア2a側の乗場ドア15aは、乗りかご11の一方のドア12aと係合して開閉動作する。改札外エリア2b側の乗場ドア15bは、乗りかご11の他方のドア12bと係合して開閉動作する。
図1の例では、改札内エリア2aの1階が電車3のホームであり、2階がそのホームに繋がる通路である。改札内エリア2aの1階と2階の移動はエレベータまたは図示せぬ階段を利用する。改札内エリア2a側でエレベータを利用した場合には乗りかご11のドア12aのみが戸開する。これにより、改札内エリア2aから乗りかご11に乗った乗客が反対側の改札外エリア2bに出ることを防いでいる。
一方、改札外エリア2bの1階と2階は共に駅舎外の道路に繋がる通路である。改札外エリア2bの1階と2階の移動はエレベータまたは図示せぬ階段を利用する。改札外エリア2b側でエレベータを利用した場合には乗りかご11のドア12bのみが戸開する。これにより、改札外エリア2bから乗りかご11に乗って反対側の改札内エリア2aに出ることを防いでいる。
また、昇降路10内にはエレベータ制御装置20が設置され、乗りかご11にはかご制御装置21が設置されている。
エレベータ制御装置20は、乗場呼びに対して乗りかご11を応答させるなどのエレベータ全体の制御を行う。これに対し、かご制御装置21は、エレベータ制御装置20からの指示により乗りかご11の着床時の戸開閉の制御や、かご呼びをエレベータ制御装置20に転送するなどの制御を行う。エレベータ制御装置20とかご制御装置21とは伝送ケーブルを介して接続されている。
なお、「乗場呼び」とは、各階の乗場に設置された乗場呼びボタン(乗場操作盤16a,16b上のボタン)の操作により登録される呼びの信号のことであり、登録階と行先方向の情報を含む。「かご呼び」とは、かご室内に設けられた行先呼びボタン(かご操作盤13a,13b上のボタン)の操作により登録される呼びの信号のことであり、行先階の情報を含む。
図2はエレベータの乗りかご11内の構成の一例を示す図である。
乗りかご11内は、図1に示したかご操作盤13a、出力装置14a、かご操作盤13b、出力装置14bが設けられている。また、駅舎用エレベータの仕様として、かご室内の両側面に一対の手すり31a,31bが設けられている。
また、乗りかご11の床面付近に複数個の光電管センサ32が所定の間隔で乗りかご11の奥行き方向に一列に配列されている。詳しくは、光電管センサ32は送光器32aと受光器32bからなる。送光器32aは、乗りかご11の側面の下部(乗客の足下に合わせて床面から少し上の位置)に設けられる。受光器32bは、送光器32aが設置された側面とは反対の側面の下部に送光器32aに対向させて設けられる。この送光器32aから受光器32bに向けて出力される光の遮断により、乗りかご11内にいる乗客を光学的に検知する。
ここで、本実施形態では、手すり31a,31bの中央部分に荷重センサ33a,33bが設置されている。この荷重センサ33a,33bは、乗りかご11内で乗客が手すり31a,31bに掴まったときに加わる荷重を検知する。
なお、図2では、手すり31a,31bの中央部分だけに荷重センサ33a,33bを設置した例が示されているが、図3に示すように、手すり31a,31bの両端部を含めて3カ所に設置しておくことでも良い。これにより、乗客が手すり31a,31bのどこに触れても一定以上の荷重を検知することができる。
図4は乗車検知用の各センサとかご制御装置21との関係を示す図である。
乗りかご11の床面の上に設けられた光電管センサ32(送光器32aと受光器32b)と、手すり31a,31bに設けられた荷重センサ33a,33bは、それぞれかご制御装置21に接続されている。かご制御装置21は、これらのセンサ信号に基づいて乗りかご11内に乗客が乗車しているか否かを判断し、その判断結果に応じて2方向のドア12a,12bの開閉を制御する。
図5はかご制御装置21の機能構成を示すブロック図である。
本実施形態において、かご制御装置21には、乗車検知システムを実現するための機能として、乗車判断部22、戸開閉制御部23、警告発生部24、運転禁止部25が備えられている。
乗車判断部22は、光電管センサ32と荷重センサ33a,33bの状態に基づいて乗りかご11内に乗客が乗車しているか否かを判断する。戸開閉制御部23は、乗車判断部22の判断結果に応じて、乗りかご11に設けられた2方向のドア12a,12bの開閉を制御する。
ここで、乗りかご11内に乗客が乗車しているのに、光電管センサ32が反応しない場合には、光電管センサ32の光に触れないように手すり31a,31bを利用して足(片足)を浮かせている可能性が高い。そこで、光電管センサ32が非検知状態にあって、かつ、荷重センサ33a,33bのいずれかが検知状態にある場合には、乗車判断部22は、乗客が不正乗車をしているものと判断する。
警告発生部24は、この判断結果を受けて乗客に対して乗りかご11内の出力装置14aを通じて警告を発する。また、運転禁止部25は、この判断結果を受けて乗りかご11の運転禁止の指令をエレベータ制御装置20に出力する。
次に、本実施形態の動作について説明する。
図6は本実施形態に係るエレベータの乗車検知システムの動作を示すフローチャートである。
任意の階で乗場呼びが登録されると(ステップS101のYes)、エレベータ制御装置20は、乗りかご11を駆動して当該乗場呼びの登録階に応答させる(ステップS102)。
例えば、図1において、改札内エリア2aの1階で乗場操作盤16aの操作により乗場呼びが登録されると、乗りかご11はその乗場呼びに応答して1階まで移動する。その際、エレベータ制御装置20からかご制御装置21に対して改札内エリア2a側で乗場呼びが発生した旨を知らせる。これを受けて、かご制御装置21では、乗りかご11が1階の乗場に着床したときに、乗りかご11の一方のドア12aのみを開閉制御する(ステップS103)。
ここで、かご制御装置21は、乗りかご11内に設けられた光電管センサ32と荷重センサ33a,33bの状態に基づいて乗りかご11内に乗客が乗車しているか否かを判断する。
詳しくは、まず、かご制御装置21は、乗りかご11内の光電管センサ32の状態を確認する(ステップS104)。その結果、光電管センサ32が検知状態にあった場合、つまり、光電管センサ32の送光器32aから受光器32bに向けて出力された光が遮られた場合には(ステップS104のYes)、かご制御装置21は、乗りかご11内に乗客が正しく乗車しているものと判断する(ステップS105)。なお、光電管センサ32が検知状態であった場合には、荷重センサ33a,33bの状態に関係なく、乗客が正しく乗車しているものと判断される。
乗客が正しく乗車していた場合には通常の片側運転が実行される(ステップS106)。片側運転では、かご操作盤13aまたはかご操作盤13bの操作によって登録されたかご呼びに従って乗りかご11を目的階まで移動させて戸開する。その際、乗客が乗車した側のドアを開く。例えば、改札内エリア2aの1階で乗客が乗りかご11に乗った場合には、2階に着床したときに乗りかご11のドア12aを開くようにする。これにより、改札を通らずに駅舎1の外に抜ける行為を防ぐことができる。
一方、光電管センサ32が非検知状態にあった場合、かご制御装置21は、荷重センサ33a,33bの状態を確認する(ステップS107)。その結果、荷重センサ33a,33bのいずれかが一定以上の荷重を検知している場合には(ステップS107のYes)、かご制御装置21は、乗客が手すり31aまたは手すり31bに掴まって足を浮かせた状態で不正に乗車しているものと判断する(ステップS108)。
足を浮かせた状態で乗車している行為は危険であり、また、光電管センサ32の光を避けて他方のドアが開くのを待っているとも考えられる。そこで、かご制御装置21は、このような不正乗車に対する行為を乗客に対して警告する(ステップS109)。具体的には、例えば「正しく乗車してください」といったような警告メッセージを乗りかご11内に設置された出力装置14a,14bを通じて音声や表示にて出力する。また、何らかの警告音を発することでも良い。
また、かご制御装置21は、乗りかご11の運転を禁止するようにエレベータ制御装置20に指令を出す(ステップS110)。これにより、エレベータ制御装置20では、運転禁止指令が解除されるまでの間、乗りかご11の運転を禁止する。なお、このときに乗客が乗った側のドアを開けて降車させることでも良い。
また、光電管センサ32が非検出状態であり、かつ、荷重センサ33a,33bも非検出状態であった場合には(ステップS107のNo)、かご制御装置21は、乗客が何らかの理由で乗車しなかったものと判断する(ステップS111)。乗客が乗車しなかった場合には、かご制御装置21は、次の乗場呼びが登録されるまで、乗りかご11を待機させておく(ステップS112)。
このように、乗りかご11内の手すり31a,31bに荷重センサ33a,33bを設置しておき、光電管センサ32と荷重センサ33a,33bの両方の状態を見ることで、乗客が光電管センサ32の光を避け、手すり31a,31bを利用して足を浮かせていた場合であっても検知することができる。このような行為に対して警告を発することで、無賃乗車を防ぐことができる。また、子供などが悪戯で手すり31a,31bに掴まって足を浮かせていることもあり、このような危険行為も防ぐことができる。
なお、手すり31a,31bに例えば傘や荷物などが置き忘れていると、常に荷重が検知された状態になり、乗客が掴まったことが分からなくなる。そこで、乗りかご11の待機時に、荷重センサ33a,33bのいずれかが検知状態であった場合には警告音を鳴らすなどして駅員に確認させることが好ましい。
(他の実施形態)
上記実施形態では、光電管センサ32と荷重センサ33a,33bの状態から乗客が乗車しているか否かを判断する構成としたが、図7に示すように、さらにドアセンサ34a,34bと床下荷重センサ35を併用することでも良い。
ドアセンサ34aは、乗りかご11の一方のドア12aに設けられている。このドアセンサ34aは、ドア12a間(乗降口)に照射される光の遮断により、戸開時に乗客がドア12aを通って乗車または降車したことを光学的に検知する。ドアセンサ34bは、乗りかご11の一方のドア12bに設けられている。このドアセンサ34bについても上記ドアセンサ34aと同様であり、ドア12b間(乗降口)に照射される光の遮断により、戸開時に乗客がドア12bを通って乗車または降車したことを光学的に検知する。
また、床下荷重センサ35は、乗りかご11の床下に設置されており、乗りかご11内の積載荷重を検知する。
このような構成において、乗客が改札内エリア2aから乗りかご11内に乗車した場合、ドア12aに設けられたドアセンサ34aがONすると共に、床下荷重センサ35にて検知される積載荷重が増加方向に変化する。逆に、乗客が乗りかご11から改札内エリア2aに降車した場合には、ドア12aに設けられたドアセンサ34aがONし、そのときに床下荷重センサ35にて検知される積載荷重が減少方向に変化することになる。
乗客が改札外エリア2bから乗りかご11内に乗車あるいは降車した場合も同様であり、ドア12bに設けられたドアセンサ34bがONし、床下荷重センサ35にて検知される積載荷重が増加または減少方向に変化する。
このように、ドアセンサ34a,34bと床下荷重センサ35の状態から乗客が乗車したことを判断できるので、その後に光電管センサ32と荷重センサ33a,33bの状態を見れば、乗客が不正に乗車しているのか否かを確実に判断することができる。
詳しくは、ドアセンサ34aまたは34bによって乗客が検知され、床下荷重センサ35によって積載荷重の増加が検知された場合に、かご制御装置21は、乗りかご11内に乗客が乗車したものと判断する。さらに、光電管センサ32が非検知状態にあって、かつ、荷重センサ33aまたは33bが検知状態にある場合に、かご制御装置21は、当該乗客が不正乗車をしているものと判断する。そして、不正乗車と判断した場合には警告を発すると共に乗りかご11の運転を禁止する。
なお、ドアセンサ34a,34bや床下荷重センサ35は、通常、エレベータでは標準的に装備されているものである。したがって、本システムのために別途設置する必要はない。
以上述べた少なくとも1つの実施形態によれば、乗客が手すりを利用して足を浮かせて乗車している場合であっても正しく検知することのできるエレベータの乗車検知システムを提供することができる。
なお、上記各実施形態では、駅舎用のエレベータを例にして説明したが、本発明は駅舎以外の他の建物に用いられるエレベータであっても適用可能である。
要するに、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…駅舎、2a…改札内エリア、2b…改札外エリア、3…電車、10…昇降路、11…乗りかご、12a,12b…ドア、13a,13b…かご操作盤、14a,14b…出力装置、15a,15b…乗場ドア、16a,16b…乗場操作盤、17a,17b…出力装置、20…エレベータ制御装置、21…かご制御装置、22…乗車判断部、23…戸開閉制御部、24…警告発生部、25…運転禁止部、31a,31b…手すり、32…光電管センサ、33a,33b…荷重センサ、34a,34b…ドアセンサ、35…床下荷重センサ。

Claims (7)

  1. 2方向にドアを有し、かご室内に手すりが設けられた乗りかごと、
    この乗りかご内の床面付近に設置され、上記乗りかご内の乗客を光学的に検知する光電管センサと、
    上記手すりに設置され、上記手すりに加わった荷重を検知する荷重センサと、
    上記光電管センサと上記荷重センサの状態に基づいて上記乗りかご内に乗客が乗車しているか否かを判断し、その判断結果に応じて上記2方向のドアの開閉を制御する制御装置と
    を具備したことを特徴とするエレベータの乗車検知システム。
  2. 上記制御装置は、
    上記光電管センサおよび上記荷重センサのうちの少なくとも一方が検知状態にあれば、上記乗りかご内に乗客が乗車しているものと判断することを特徴とする請求項1記載のエレベータの乗車検知システム。
  3. 上記制御装置は、
    上記光電管センサが非検知状態にあって、かつ、上記荷重センサが検知状態にある場合に乗客が不正乗車をしているものと判断することを特徴とする請求項1記載のエレベータの乗車検知システム。
  4. 上記制御装置は、
    乗客が不正乗車していると判断した場合に当該乗客に対して警告を発する警告手段を有することを特徴とする請求項1記載のエレベータの乗車検知システム。
  5. 上記制御装置は、
    乗客が不正乗車していると判断した場合に上記乗りかごの運転を禁止する運転禁止手段を有することを特徴とする請求項1記載のエレベータの乗車検知システム。
  6. 上記2方向のドアのそれぞれに設置され、ドア間に照射される光の遮断により上記乗りかご内に乗車または降車する乗客を光学的に検知するドアセンサと、
    上記乗りかごの床下に設置され、上記乗りかごの積載荷重を検知する床下荷重センサとをさらに具備し、
    上記制御装置は、
    上記ドアセンサと上記床下荷重センサの状態を加味して上記乗りかご内に乗客が乗車しているか否かを判断することを特徴とする請求項1記載のエレベータの乗車検知システム。
  7. 上記制御装置は、
    上記ドアセンサによって乗客が検知され、上記床下荷重センサによって積載荷重の増加が検知された場合に上記乗りかご内に乗客が乗車したものと判断し、
    さらに、上記光電管センサが非検知状態にあって、かつ、上記荷重センサが検知状態にある場合に当該乗客が不正乗車をしているものと判断することを特徴とする請求項6記載のエレベータの乗車検知システム。
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