JP2014073888A - エレベータの再戸開装置 - Google Patents

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昌樹 南
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【課題】本発明の実施形態はドアが完全戸閉する時点までに乗場の所定領域内にて利用者を検出した場合に再戸開制御を行うことができるエレベータの再戸開装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の実施形態に係るエレベータの再戸開装置は、エレベータの運行を制御する制御装置8と、任意の階床の乗場側設置物に取り付けられ、乗場1の所定領域内に物体が進入したことを検出するセンシング装置3と、乗場ドア4とかごドアの少なくとも一方に設けられ、ドアの開閉状態を検出する信号接点回路6と、センシング装置3によって、乗場1の所定領域内に物体が進入したこと検出し、かつ信号接点回路6によってドアが戸開状態であることを検出した場合に戸開要求信号を制御装置8に出力することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、エレベータの利用者を検出してエレベータドアを戸開するエレベータの再戸開装置に関する。
従来、エレベータの戸開制御においては、閉じかけたエレベータドアを反転動作させるために、かごドアには機械式のドアセフティや光電管型のドアセフティといった装置が備え付けられている。
これらの装置は、利用者と接触してスイッチが作動もしくは、受光部に入射する光を遮ることによって物体の存在を検出し、利用者や異物のセンシングを行っている。このセンシングは中央開きタイプの乗りかごであれば、ドア間における物体の存在の有無、片開きタイプの乗りかごであれば、ドアと三方枠間との間における物体の存在の有無を検出して、物体が進入していると判断した場合は、ドアを反転動作させる。
このとき、車いす利用者など被検出体が大きい場合は、車いす利用者がドアに挟まれてしまう恐れがある。
そこで超音波や赤外線を照射して反射波の有無を検出するなどして、乗場ドア前の所定領域への物体進入を検出し、検出した場合は戸開要求信号を出力し、戸開動作を行うようにしている。
以上のようにして、戸閉中のドアに利用者が挟まれたりする事態を回避するドアの戸開装置が提案されている。
特開2006−248724号公報
しかしながら、上記のような超音波や赤外線センサを用いた戸開制御を行う場合には、これらセンサを乗りかご側に取り付けていることから、開閉するドア自体を異物として検出しないように、その検出領域を制限したりしている。例えば、戸開閉状況に応じて、センシング領域を狭めていき、戸閉直前、具体的にはドア間が200mm以下になった場合にセンサ無効として、対向するドアを異物として検出しないようにしている。
すなわち、このような場合ある程度戸閉してしまうと、乗り場に新規利用者がいた場合であっても、そのまま戸閉を完了させ、エレベータの走行を開始してしまう。これにより利用者は次の乗りかごが到着するまで待機しなければならないことになる。
また、新設物件やリニューアル物件においては、費用面においても、各階床乗場にセンサを設置するよりも乗りかごにのみセンサを取り付けることが一般的であるが、乗場ドア周辺のセンシングを行って必要に応じて再戸開するような制御は、利用者が集中する基準階においては、過剰スペックとなる傾向がある。
そこで、本発明の実施形態に係る発明は、物体を存在を検出するセンシング装置を乗場側に設置し、ドアが完全戸閉する時点までに乗場の所定領域内にて利用者を検出した場合に再戸開制御を行うことができるエレベータの再戸開装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の実施形態に係るエレベータの再戸開装置は、エレベータの運行を制御する制御装置と、任意の階床の乗場側設置物に取り付けられ、乗場の所定領域内に物体が進入したことを検出するセンシング装置と、乗場ドアとかごドアの少なくとも一方に設けられ、ドアの開閉状態を検出する信号接点回路と、前記センシング装置によって、乗場の所定領域内に物体が進入したこと検出し、かつ前記信号接点回路によってドアが戸開状態であることを検出した場合に戸開要求信号を前記制御装置に出力することを特徴とする。
本発明の実施形態に係るセンシング装置の取り付けを示す模式図である。 本発明の実施形態に係る戸開要求信号の信号入力ロジックを示す模式図である。 本発明の実施形態に係るセンシング装置等の信号配線の関係を示したブロック図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の実施形態に係るセンシング装置の取り付けを示す模式図である。図1に示すように、乗場1に設けられる三方枠2などにセンシング装置3が取り付けられている。本実施形態で用いられるセンシング装置3は赤外線照射タイプのセンサであり、検出領域内の物体から反射波によってその存在を検出する。センシング装置3による検出は乗場ドア4の前方側、すなわち乗場1方向に対して検出を行っている。また、乗場1の乗場ドア4付近には乗場呼び釦5が備えられている。
センシング装置3は物体を検出した場合、戸開要求信号を制御装置に出力する。この点、図2を用いて信号の流れを説明する。図2は、戸開要求信号の入力ロジックを示している。センシング装置3が戸開要求信号を制御装置に出力するためには、センシング装置3が設置されている階床の乗場ドア4が戸開状態であることが条件となっている。
詳細は説明しないが、乗場ドア4には戸開閉スイッチ(信号接点回路6)が設けられており、戸閉した場合、スイッチ接点が短絡し、戸閉信号オン(戸開信号オフ)となる。一方、戸閉状態から戸開状態となった場合、スイッチ接点が解放され、戸開信号オン(戸閉信号オフ)となる。
すなわち、センシング装置検出回路7と信号接点回路6とを直列につなぐことにより、センシング装置3設置階における乗場ドア4が戸開状態であり、戸開信号オンとなっている状態で、センシング装置3の検出領域内への物体の進入を検出すると、センシング装置検出回路7を制御装置の戸開要求信号ポートに接続し、戸開動作を実現させる。
なお、センシング装置検出回路7は、物体が検出領域内に進入していない状態から進入を検出した場合にのみ検出信号を出力するワンショット信号であり、検出領域内にて物体を検出している間、検出信号を出力し続けるわけではない。
これは、戸開状態で乗場1から乗客が立ち去らない限り、戸開信号を出力し続けて戸閉を完了させることができなくなることを回避するためである。センシング装置3は三方枠2に取り付けられて いるが、検出角度は乗場1側に向かってセンサビームを照射しているため、乗場ドア4の戸開動作については物体検出することはない。
以上のように、乗場ドア4が完全戸閉する前にセンシング装置3によって乗場1の検出領域内に物体の進入を検出した場合、乗場呼び釦5を押すことなく再戸開動作を行うため、利用者の利便性向上につながる。
なお、完全戸閉する前にセンシング装置3によって物体を検出した場合に再戸開動作を行うものとしたが、詳細には、乗場ドア4が戸閉した後であっても、巻上機のブレーキを開放する前までであれば、再戸開動作をするものとしてもよい。すなわち、乗場ドア4自体の戸閉が完了していたとしても、かごが走行するまでは再戸開することが可能なものとしてもよい。
また、センシング装置3は、全階床の乗場4に設置する必要はない。全階床にセンシング装置3を全ての階床に設置することとなると、設置費用や装置コストの負担が大きくなってしまうが、このようなセンシング装置3を特定階にのみ設置するものとすれば、その問題点は解消される。
例えば、エントランス階などのように、利用者が多い階床に絞って設置することによって最適な運用をすることができる。さらに、エントランス階が終端階である場合のように、終端階にセンシング装置3を設置することにより、呼び登録も同時に行う構成とすることもできる。
具体的には、エントランス階が建物の最下階である場合には、乗場呼びはUP方向呼びしかないことを利用して、既述のような手順によって再戸開動作を行うと共に、乗場呼び登録も同時に行う構成とする。
このようにすれば、例えば建物中間階にてセンシング装置3を設置した場合、既述の手順によって乗場ドア4が再戸開動作を行った場合であっても、その乗りかごが上下方向どちらに走行するものかが把握しづらく、乗場にいた待ち客がその乗りかごに乗り込んでよいのか否かが分からないものとなる恐れがあるが、終端階においては、その心配はない。
すなわち、終端階に設置されるセンシング装置3によって乗場にいる待ち客が検出されると、その待ち客の目的階方向が明らかであるため、乗場呼び登録を行うものとすることができることになる。より本構成のメリットを説明すると、最下階にてかご内の乗客が降車してかご内人数が0となった場合、例えば、乗場呼び登録が自動で行われなかったとすると、かご内乗客が全員降車した後に、センシング装置3によって待ち客が検出されたとしても、再戸開動作が行われるだけとなってしまう。
一方、再戸開動作とともに乗場呼び登録も自動で行う構成とした場合、上述の場合と異なり、かご走行をスムーズに始めることができる、つまり、乗客としては、乗車時間の短縮につながるなどのメリットがある。
以上のように、本実施形態に係るエレベータの再戸開装置について説明したが、その他にも以下のような構成を有するものとすることができる。以下、本発明に係るエレベータの再戸開装置の伝送線の配線についての説明を行う。
図3は本実施形態に係る制御装置8と乗場呼び釦5及びセンシング装置3との信号線の関係を示したブロック図である。図3に示すように、センシング装置3からの検出信号は乗場呼び釦5の信号線に接続され、乗場呼び釦5からの呼び登録信号は制御装置8に入力される。つまり、これはセンシング装置3による検出信号を戸開検出信号とともに制御装置8の戸開要求信号に入力するのではなく、センシング装置3の設置階床の乗場呼び釦5のスイッチ回路に入力するものとする。
なお、例えばセンシング装置3による検出信号を戸開要求信号に入力した場合、センシング装置3から制御装置8までの信号入力線を追加設置することが必要になりがちである。
これに対して、本実施形態においてはセンシング装置3による検出信号と戸開検出信号とを掛け合わせた出力信号を乗場呼び釦5に入力する構成とすれば、信号線の引き回し接続をセンシング装置3の取り付け階における三方枠2周辺だけで済むことになる。
また乗場呼び釦5に入力するように配線する際には、エントランス階であれば、上方階への呼び釦に入力し、エントランス階以外の上方階においては、下方階への呼び釦に入力するようにする。
このように、信号線の配線をセンシング装置3の設置階の三方枠2周辺にのみすればよい。これは、従来行っていた昇降路内での配線作業をなくすと共に、新規物件だけでなく、リニューアルや改修といった作業の際にも、乗場1からの作業がほとんどとなるため、配線作業を行う階床の乗場での利便性低下を除き、エレベータの運行自体に大きな影響はないことから、作業者にも利用者にも負荷のかからないようにセンシング装置3の取り付けを行うことができる。
1…乗場
2…三方枠
3…センシング装置
4…乗場ドア
5…乗場呼び釦
6…信号接点回路
7…センシング装置検出回路
8…制御装置

Claims (4)

  1. エレベータの運行を制御する制御装置と、
    任意の階床の乗場側設置物に取り付けられ、乗場の所定領域内に物体が進入したことを検出するセンシング装置と、
    乗場ドアとかごドアの少なくとも一方に設けられ、ドアの開閉状態を検出する信号接点回路と、
    前記センシング装置によって、乗場の所定領域内に物体が進入したこと検出し、かつ前記信号接点回路によってドアが戸開状態であることを検出した場合に戸開要求信号を前記制御装置に出力することを特徴とするエレベータの再戸開装置。
  2. エレベータの運行を制御する制御装置と、
    任意の階床の乗場側設置物に取り付けられ、乗場の所定領域内に物体が進入したことを検出するセンシング装置と、
    乗場ドアとかごドアの少なくとも一方に設けられ、ドアの開閉状態を検出する信号接点回路と、
    前記センシング装置によって、乗場の所定領域内に物体が進入したこと検出し、かつ前記信号接点回路によってドアが戸開状態であることを検出した場合に、前記センシング装置の取り付け階床における乗場呼び登録装置に、呼び登録信号を出力すること特徴とするエレベータの再戸開装置。
  3. 前記呼び登録信号が出力された場合、前記制御装置は、かごドアの戸開動作を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエレベータの再戸開装置。
  4. 前記制御装置は、巻上機のブレーキが開放されるまでの間に、センシング装置からの検出信号及び信号接点回路からの戸開状態信号が出力された場合に前記かごドアを再戸開することを特徴とするエレベータの再戸開装置。
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