JP2014085388A - 収容装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】蓋体によって閉塞された筐体内に収容された構造物が蓋体に向けて移動したとしても、当該構造物によるその移動による勢いによって蓋体の閉塞状態が解かれ、当該構造物が筐体の外へ飛び出してしまうことを抑制することができる収容装置等を提供する。
【解決手段】収容装置は、構造物を収容する収容空間が形成された筐体と、筐体に取り付けられ、当該筐体の前記収容空間の入口を開放状態及び閉塞状態にする蓋体と、蓋体を前記閉塞状態にて筐体に対して固定する固定機構とを備え、前記構造物は、蓋体によって前記閉塞状態とされた前記収容空間内にて、第1の位置と、前記第1の位置よりも前記蓋体に近い第2の位置で非固定の状態で収容され、前記固定機構は、前記構造物が前記第1の位置から前記第2の位置に移動した場合に、当該構造物が前記第1の位置に止まっているときよりも蓋体に対する固定が強まる。
【選択図】図14

Description

この発明は、収容装置及び画像形成装置に関するものである。
従来、以下の蓋体の開閉装置とその開閉装置を備えた画像形成装置が知られている(特許文献1)。
すなわち、蓋体の開閉装置は、機器本体に形成された開口を開放状態及び閉塞状態とすべく一端部が機器本体に回動軸を介して取り付けられると共に、その回動軸で取り付けられた側と反対側である他端部の機器本体側に係合部を配置した蓋体と、機器本体に配置され蓋体の係合部が押圧されることにより蓋体と機器本体とをロック状態及びロック解除状態にするプッシュラッチ装置と、係合部がプッシュラッチ装置に係合する前に蓋体に当接して蓋体の回動を禁止する回転規制部とを備え、
前記係合部が配置された蓋体の他端部に機器本体側に向け変形可能な弾性変形部を形成し、前記蓋体が前記回動規制部で回動が規制された状態で前記弾性変形部を押圧したとき前記係合部が前記プッシュラッチ装置を押圧し、前記蓋体を機器本体に対してロック状態又はロック解除状態にするように構成した開閉装置である。
特許文献1には、この開閉装置及び画像形成装置によれば、蓋体への接触による意図しない蓋体の開放が防止され、ひいては画像形成装置等の電子機器の動作が停止することを防止できることが示されている。
特開2010−232296号公報
この発明は、蓋体によって閉塞された筐体内に収容された構造物が蓋体に向けて移動したとしても、当該構造物によるその移動による勢いによって蓋体の閉塞状態が解かれ、当該構造物が筐体の外へ飛び出してしまうことを抑制することができる収容装置と、その収容装置を備えた画像形成装置を提供するものである。
この発明(A1)の収容装置は、
構造物を収容する収容空間が形成された筐体と、
前記筐体に取り付けられ、当該筐体の前記収容空間の入口を開放状態及び閉塞状態にする蓋体と、
前記蓋体を前記閉塞状態にて前記筐体に対して固定する固定機構と
を備え、
前記構造物は、前記蓋体によって前記閉塞状態とされた前記収容空間内にて、第1の位置と、前記第1の位置よりも前記蓋体に近い第2の位置で非固定の状態で収容され、
前記固定機構は、前記構造物が前記第1の位置から前記第2の位置に移動した場合に、当該構造物が前記第1の位置に止まっているときよりも前記蓋体に対する固定が強まることを特徴とするものである。
この発明(A2)の収容装置は、上記発明A1の収容装置において、
前記固定機構は、前記構造物が前記第1の位置から前記第2の位置に移動した場合に、当該構造物が前記蓋体又は前記筐体の一部に接触することにより固定が強まるものである。
この発明(A3)の収容装置は、上記発明A1又はA2の収容装置において、
前記蓋体は、前記収容空間の入口を閉塞状態としている状態で第1方向に移動可能に構成されており、
前記固定機構は、前記構造物が前記第1の位置から前記第2の位置に移動する際の運動量を、前記蓋体の前記第1方向への移動に必要な運動量へと変換することにより固定が強まるものである。
この発明(A4)の収容装置は、上記発明A3の収容装置において、
前記固定機構は、前記蓋体から延びて形成された屈曲部と、前記筐体に接続されるとともに前記屈曲部に対向して設けられ当該屈曲部に接触して当該屈曲部を保持する保持部とを有して構成されており、前記蓋体が前記第1方向に移動した場合、前記保持部と前記屈曲部とが対向する領域の面積が増す方向に変位するものである。
この発明(A5)の収容装置は、上記発明A4の収容装置において、
前記蓋体の前記構造物に対向する側又は前記構造物の前記蓋体に対向する側には、前記構造物が前記第1の位置から前記第2の位置に移動した場合に接触するとともに当該構造体の移動方向及び前記蓋体の第1方向のいずれとも交差する方向に傾斜している傾斜面が設けられており、
前記固定機構は、前記傾斜面が前記構造体と前記蓋体との接触するときの力を変換して、前記蓋体を前記構造体の移動方向とは異なる前記第1方向に移動させることにより、強度が強まるものである。
この発明(A6)の収容装置は、上記発明A3の収容装置において、
前記固定機構は、前記蓋体から延びて形成された屈曲部と、前記筐体に接続されるとともに前記屈曲部に対向して設けられ当該屈曲部に接触して当該屈曲部を保持する保持部とを有して構成されており、前記構造物が前記第1の位置にあるときに前記筐体と前記構造物との間に形成される空間を前記屈曲部が通過することにより前記蓋体が前記筐体に対して開放されるものであり、
当該固定機構は、前記構造物の前記第1の位置から前記第2の位置への移動により当該構造物が前記空間の一部を塞ぐことにより前記筐体に対する固定が強まるものである。
また、この発明(B1)の画像形成装置は、上記発明A1乃至A6のいずれかの収容装置を備えていることを特徴とするものである。
この発明(B2)の画像形成装置は、上記発明B1の画像形成装置において、前記構造物が、現像剤を収納している現像剤収納容器であるものである。
上記発明A1からA6の収容装置と上記発明B1及びB2の画像形成装置によれば、蓋体によって閉塞された筐体内に収容された構造物が蓋体に向けて移動したとしても、当該構造物によるその移動による勢いによって蓋体の閉塞状態が解かれ、当該構造物が筐体の外へ飛び出してしまうことを抑制することができる。
実施の形態1等に係る収容装置を備える画像形成装置の外観を示す斜視図である。 図1の画像形成装置のQ−Q線に沿う概略断面図である。 図1の画像形成装置における前面カバーを開けた状態を示す斜視図である。 図3の画像形成装置における収容装置の開閉カバーを開けた状態を示す斜視図である。 収容装置の一部と収容する現像剤収納容器とを示す斜視図である。 図5の収容装置に現像剤収納容器を収容するとともに開閉カバーを開けているときの状態の一部を示す側面図である。 図6の収容装置及び現像剤収納容器の状態を断面として示す(図8aのQ−Q線に沿う)断面図である。 (a)は収容空間に収容した現像剤収納容器を収容装置に対して固定していない状態(被固定状態)を示す説明図、(b)は収容空間に収容した現像剤収納容器を収容装置に対して固定したときの状態(固定状態)を示す説明図である。 実施の形態1に係る収容装置の主な構成部分を示す断面図である。 図9の収容装置の主な構成部分を別な部分で切断して示す断面図である。 (a)は図9の収容装置の平常時における固定機構の引っ掛けた状態を拡大して示す説明図、(b)は図9の収容装置の現像剤収納容器移動時における固定機構の引っ掛けた状態(引っ掛け量が増した状態)を拡大して示す説明図である。 (a)は図10の収容装置の平常時における固定機構の引っ掛けた状態を拡大して示す説明図、(b)は図10の収容装置の現像剤収納容器移動時における固定機構の引っ掛けた状態(引っ掛け量が増した状態)を拡大して示す説明図である。 (a)は図9の収容装置において現像剤収納容器が入口側に少し移動して変位誘発部に接触した時点での状態を示す説明図、(b)は図9の収容装置において現像剤収納容器が入口側にさらに移動した時点での状態を示す説明図である。 (a)は図10の収容装置において現像剤収納容器が入口側に少し移動した時点での状態を示す説明図、(b)は図10の収容装置において現像剤収納容器が入口側にさらに移動した時点での状態を示す説明図である。 実施の形態2に係る収容装置の要部を示す斜視図である。 図15の収容装置のQ−Q線に沿う概略断面図である。 図16の収容装置において開閉カバーを閉じたときの状態を示す概略断面図である。 図15の収容装置における固定機構の構成を拡大して示す一部断面説明図である。 図16の収容装置において開閉カバーを閉じるときの途中段階の一状態を示す一部断面説明図である。 図16の収容装置において開閉カバーを開けるときの途中段階の一状態を示す一部断面説明図である。 図15の収容装置において現像剤収納容器が移動した時における固定機構の状態を拡大して示す一部断面説明図である。 図21の収容装置において開閉カバーを開けるときの現像剤収納容器を押し戻すために発生する力の状態例を拡大して示す一部断面説明図である。 図22の収容装置において開閉カバーをさらに開けるときの途中段階の一状態(固定機構の引っ掛け状態が解除されるときの状態)を拡大して示す一部断面説明図である。 図23の収容装置において固定機構の引っ掛け状態が解除されて開閉カバーが開けられたときの状態を拡大して示す一部断面説明図である。 実施の形態3に係る収容装置の要部を示す断面図である。 (a)は図26の収容装置において現像剤収納容器が入口側に少し移動して変位誘発部に接触した時点での状態を示す説明図、(b)は図26の収容装置において現像剤収納容器が入口側にさらに移動した時点での状態を示す説明図である。
以下、この発明を実施するための形態(以下、単に「実施の形態」という。)について図面を参照しながら説明する。
ここで、実施の形態の説明に先立って、前記課題を解決するための手段等で用いる用語等の一部について説明する。「蓋体」とは、容器や箱などの筐体における口や開口部を塞ぐ機能を有するすべてのものをさす。「非固定の状態で収容される」とは、構造物が筐体の収容空間内で固定されておらず自由移動が可能になっている状態をいい、具体的には、例えば筐体外部から衝撃を受けることや筐体自体が傾けられるなどの要因により構造物が収容空間内で自由に移動し得る状態で収容されている形態が挙げられる。「蓋体に対する固定が強まる」とは、蓋体が筐体に対して固定される際の固定の力が大きくなることをさし、これは例えば外部からの衝撃に対する耐力などにより換算することができる。「運動量を・・・交換する」とは、構造物が移動する際の運動量を別の対象物の移動に用いる状態を示すものであり、これは例えば物体どうしの衝突などの際に発生する現象にも相当する。
[実施の形態1]
図1から図5は、実施の形態1に係る収容装置を備えた画像形成装置を示すものである。図1はその画像形成装置の外観を示し、図2はその画像形成装置の内部の構成を示し、図3は図1の画像形成装置の正面カバーを開けたときの外観を示し、図4は図3の画像形成装置における収容装置の入口カバーを開けたときの外観を示し、図5は収容装置における収容空間の入口(枠部)と収容装置に収容するカートリッジ式の現像剤収納容器とを示している。
<画像形成装置の全体の構成>
画像形成装置1は、支持構造材、外装材等で構成される筐体10を有している。筐体10は、図1や図2等に示されるように、その全体が箱状の外観を有し、内部に所要の空間が形成された形態になっている。また、筐体10は、その上面部10aに画像が形成された後に排出される記録用紙19を収容する排出収容部12が形成されている。排出収容部12は、例えば傾斜する斜面として形成されている。また、筐体10の排出収容部11の近くの部位には、画像が形成された記録用紙19が排出収容部12にむけて排出される用紙排出口13が形成されている。実施の形態1では、筐体10の上面部10aに、支持軸14aを支点として揺動して排出収容部12及び用紙排出口13を開放した状態及び隠蔽した状態にする(延長排出トレイを兼ねた)防塵保護カバー14を設置している。さらに、筐体10の正面部10bには、支持軸15aを支点として揺動して開閉する手差しトレイを兼ねた正面カバー15が設けられている。図1等における符号16は、筐体の上面部10aに配置された操作部を示す。操作部16は、画像形成装置1の設定、入力等を行うボタン、ランプや、設定内容等の情報を表示する表示パネル等で構成されている。
また、画像形成装置1は、プリンタとして構成されている。このプリンタとしての画像形成装置1は、図2に示されるように、筐体10の内部空間に、現像剤としてのトナーで構成されるトナー像を形成して被記録材の一例としての記録用紙19に転写する作像ユニット2と、作像ユニット2に供給する記録用紙19を収容するとともに搬送する給紙装置3と、作像ユニット2で形成されたトナー像を記録用紙19に定着する定着装置4等が設置されている。
作像ユニット2は、例えば公知の電子写真方式を利用して構成されるものであり、矢印Aで示す方向(図2において反時計回りの方向)に回転駆動する感光ドラム21と、感光ドラム21の像形成領域となる外周面を所要の電位に帯電させる帯電装置22と、帯電後の感光ドラム21の外周面に所要の画像情報(信号)に基づく光を照射して電位差のある静電潜像を形成する露光装置23と、その静電潜像をトナーにより現像してトナー像にする現像装置24と、そのトナー像を感光ドラム21から記録用紙19に転写させる転写装置25と、転写後の感光ドラム21の表面に残留するトナー等を除去して清掃する清掃装置26とで主に構成されている。
感光ドラム21は、接地された円筒状又は円柱状の導電性基材に感光層等の所要の層を積層したものであり、図示しない駆動装置からの回転動力を受けて回転するようになっている。帯電装置22としては、例えば感光ドラム11の外周面に接触して回転する帯電ロール等の接触式のものが適用されており、その帯電ロールに図示しない電源部から所要の帯電用電圧が供給されるようになっている。露光装置23としては、例えば発光ダイオード、光学部品等を用いて構成されるLEDアレイが適用されており、画像形成装置1に外部から所要の手段で入力される画像情報が所要の画像処理等を施された後に送信されて動作するようになっている。
現像装置24としては、トナー及びキャリア粒子を含む二成分現像剤を使用する現像装置が適用されている。また、現像装置24は、二成分現像剤を収容する容器本体内に、二成分現像剤を撹拌搬送するように駆動する部材や、二成分現像剤を感光ドラム21と向き合う現像域を通過させるように搬送させる現像ロール等が配置されている。転写装置25としては、例えば感光ドラム11の外周面に接触して回転する転写ロール等の接触式のものが適用されており、その転写ロールに図示しない電源部から所要の転写用電圧が供給されるようになっている。清掃装置26は、感光ドラム11の外周面に接触して残留トナー等を掻きとって除去する清掃板26a、除去した残留トナー等を収容する収容器26b等で構成されるものが適用されている。
給紙装置3は、画像の形成に使用する所要のサイズ、種類等からなる複数枚の記録用紙19を積み重ねた状態で収容する、トレイ形式、カセット形式等の用紙収容体31と、その用紙収容体31に収容される用紙19を1枚ずつ搬送路にむけて送り出す送出装置32とを備え、給紙の時期が到来すると、記録用紙19を1枚ずつ送り出すようになっている。用紙収容体31は、例えば筐体10に対してスライド移動させて着脱自在に取り付けられており、記録用紙19の補給作業ができるように構成されている。送出装置32は、例えば用紙送出ロール32a、用紙制止パット32b等で構成されている。
定着装置4は、記録用紙19が通過する導入口及び排出口が形成された筐体40の内部に、表面温度が加熱手段により所要の温度に加熱されて保持されるとともに所要の方向に回転駆動するロール形態、ベルト形態等の加熱回転体41と、この加熱回転体41の軸方向にほぼ沿うように所要の圧力で接触して従動回転するロール形態、ベルト形態等の加圧回転体42とが配置されている。この定着装置4は、その加熱回転体41と加圧回転体42とが接触して形成される接触部(定着処理部)に、トナー像が転写された後の記録用紙19を導入して通過させることで定着処理(加熱及び加圧)を行うようになっている。
この画像形成装置1においては、筐体10の給紙装置3と作像ユニット2の転写位置(感光ドラム11と転写装置25の間)との間になる部位に、給紙装置3から送り出される記録用紙19をその転写位置にむけて搬送する給紙路33が設けられている。給紙路33は、用紙搬送ガイド材、用紙搬送ロール対34等で形成されている。また、給紙路33における用紙搬送ロール対34は、記録用紙19を作像ユニット2の転写位置へ送り込む時期を調整するロールとして構成されている。
また、筐体10の定着装置4と作像ユニット2の転写位置との間になる部位には、作像ユニット2から送り出される転写後の記録用紙19を定着装置4にむけて搬送する中間搬送路43が設けられている。また、筐体10の定着装置4と搬送筐体10の用紙排出口13との間になる部位には、定着装置4から送り出される定着後の記録用紙19を排出口13にむけて搬送する排出路44が設けられている。排出路44は、用紙搬送ガイド材、用紙排出ロール対45等で形成されている。
さらに、筐体10の排出路44と給紙路33との間になる部位には、片面に画像が形成されて排出路44を通して排出される記録用紙19をその表裏面を反転させた状態で給紙路33に再送する反転再送路46が設けられている。反転再送路46は、用紙搬送ガイド材、搬送先切換え爪47、用紙搬送ロール対48等で形成されている。搬送先切換え爪47は、支持軸47aを中心にして両矢印で示すように揺動して、排出路44を排出ロール45に挟まれて排出される途中の記録用紙19の後方部を、排出ロール45の逆回転により反転搬送路46に送り込むように誘導するようになっている。
また、この画像形成装置1においては、作像ユニット2における現像装置24に対し、現像剤収納容器9に収納されている現像剤のトナーを、トナー補給装置17を介して所要の時期に所要の量だけ補給されるようになっている。現像剤収納容器9は、筐体10の内部に設置された収容装置5に対して着脱自在に装着されるようになっている。収容装置5の詳細については後述する。
<画像形成装置の基本的な動作>
この画像形成装置1による画像形成は、次のようにして行われる。
画像形成装置1では、画像形成動作の開始指令を受けると、作像ユニット2において、矢印Aで示す方向に回転始動する感光ドラム21の外周面が帯電装置22により所定の極性及び電位に帯電された後、その帯電された感光ドラム21の外周面に対して露光装置23から画像情報に基づく露光が行われて所要の電位からなる静電潜像が形成される。続いて、感光ドラム21に形成された静電潜像が、現像装置24を通過する際に、その現像装置24(の現像ロール)から供給される所要の極性に帯電された状態のトナーにより現像されてトナー像として顕像化される。
次いで、感光ドラム21上に形成されたトナー像は、感光ドラム21の回転により転写装置25と対向する転写位置まで搬送されると、この作像タイミングに合わせて給紙装置3から搬送路33を通して供給される記録用紙19に対して転写装置25により静電的に転写される。この転写後の感光ドラム21の外周面は、清掃装置26で清掃される。
続いて、作像ユニット2においてトナー像が転写された記録用紙19は、感光ドラム21から剥離された後に中間給紙路43を通して定着装置4に導入されるように搬送され、定着装置4における加熱回転体41と加圧回転体42との接触部を通過する際に加圧下で加熱され、これによりトナー像が溶融して記録用紙19に定着される。この定着が終了した後の記録用紙19は、その片面への画像形成動作の場合であれば、定着装置4から排出された後に排出路44を通して筐体10から排出されて最後に排出収容部12に落下して収容される。
以上により、1枚の記録用紙19の片面に対して1色のトナーで構成される単色画像が形成され、基本的な画像形成動作が終了する。複数枚の画像形成動作の指示がある場合には、上記した一連の動作がその枚数分だけ同様に繰り返されることになる。
<収容装置の構成>
次に、収容装置5について説明する。
収容装置5は、図2から図7等に示されるように、筐体10の前面カバー15を開けたときに露出する内装パネル10cの片側の部位に、その片側の部位を含めて筐体10の内部空間内に侵入した状態で設置されている。
はじめに、収容装置5に収容する現像剤収納容器9は、図5等に示されるように、一端部が開口した円筒状の本体部91と、本体部91の開口に嵌めてその開口を塞ぐ円盤状の蓋部92とで構成されている。
本体部91は、その下部面に現像剤のトナーを排出させる排出口90b(図7)が設けられている。また、本体部91は、その外周面に排出口90bを開閉するスライドシャッター93が設けられているとともに、現像剤収納容器9等に関する必要な情報が記憶及び更新(書き込み)される管理メモリ素子94が設けられている。さらに、本体部91は、その外周面に収容完了時における位置を固定する位置固定突起95(図8a)が形成されている。蓋部92は、中央部が本体部91側に窪んだ円盤形状であり、その中央部に使用者が使用時に手で把持して使用する把持突起96が形成されている。
そして、収容装置5は、図2、図4等に示されるように、現像剤収納容器9を押し込み操作及び引き出し操作により移動させて着脱自在に収容する収容空間51が形成された収容本体50を備えている。
収容本体50は、円筒状の収容空間51が形成された円筒状の本体枠部52と、その本体枠部52の収容空間51の入口53がほぼ円形状の貫通孔として形成された入口枠部54とで構成されている。本体枠部52と入口枠部54は、その本体枠部52側の収容空間51と入口枠部54側の入口53に相当する貫通孔とがほぼ連結した状態になるよう設置される。
本体枠部52は、例えば、トナー補給装置17の上部(トナー受入れ口)と連結させた状態で取り付けられている。また、本体枠部52の収容空間51の下部には、現像剤収納容器9から排出されるトナーをトナー補給装置17のトナー受入れ口と接続して受け渡すトナー排出接続口が形成されている。
一方、入口枠部54は、例えば、筐体10の内装パネル10cの一部として一体に形成されている(図5)。また、入口枠部54には、後述する開閉カバー(60)を閉じた状態にしたときに格納する正方形状の窪み部が形成されている。さらに、入口枠部54には、入口53の貫通孔における周囲の一部に、現像剤収納容器9における本体部81の外周面から突出した状態で存在するスライドシャッター93、管理メモリ素子94及び位置固定突起95の通過を許可する通過窪み部56a,56b、56cが所要の対応する位置にそれぞれ形成されている。
また、収容装置5は、図4から図7等に示されるように、収容本体50に回動自在に取り付けられる一端部60aを支点として揺動させて、収容本体50の収容空間51の入口53を開放状態及び閉塞状態にする蓋体の一例である開閉カバー60を備えている。
実施の形態1における開閉カバー60は、収容本体50の収容空間51の入口53よりも広い面積を有し、全体形状がほぼ正方形状からなる板状の部材で構成されている。また、開閉カバー60は、その下端部60aの左右両側部に、装置本体60に回動自在に取り付ける取りけるための突出した形態の支持軸61がそれぞれ設けられている。さらに、開閉カバー60は、その表面の上端部60bの片側角部に、表面手前側に隆起するように湾曲変形させた形状からなり、使用者の指先を引っ掛ける部位となる取っ手部62が形成されている。ちなみに、内装パネル10cのうち開閉カバー60の取っ手部62と向き合う端部には、取っ手部62の隆起する方向とは反対側に窪むように変形させた形状からなり、その取っ手部62への使用者の指先を引っ掛ける動作を補助するための部位となる窪み部16を形成している。
この開閉カバー60は、その支持軸61を、収容本体50の入口枠部54の下端部の左右両側に設けた軸取付け孔55に回転自在に嵌め入れて取り付けることにより、その下端部60aの支持軸61を支点として矢印C1,C2で示す方向に揺動させることができる。このため、開閉カバー60は、その上端部60b(開けるときには取っ手部62)に触れて揺動操作することにより収容空間51の入口53を開放させた開放状態にするか、又はその入口53を塞いだ閉塞状態にするようになっている。
さらに、収容装置5は、図5から図7等に示されるように、開閉カバー60を前記閉塞状態にしたときに収容本体50(実際には入口枠体52)に対して固定する固定機構70を備えている。
実施の形態1における固定機構70は、開閉カバー60に突出するように延びた状態で形成される屈曲部としての引っ掛け曲げ部71と収容本体50に形成される保持部としての引っ掛け受け部72とを有して構成されており、開閉カバー60の揺動操作により開閉カバー60を収容本体50に対して固定状態(及び固定解除状態)にするようになっている。また、この固定機構70は、より詳しくは、開閉カバー60の裏面の上端部に断面形状がL字状の引っ掛け曲げ部71を形成する一方で、収容本体50の入口枠部54の入口53を除く上端部のうち引っ掛け曲げ部71と向かい合う部位に引っ掛け曲げ部71が重なり合って引っ掛けられる形状の引っ掛け受け部72を形成している。引っ掛け曲げ部71は、全体が上面を開放した箱状の形状で形成しており、開閉カバー60の裏面と平行する1つの側面部を引っ掛け面部73として構成している。また、引っ掛け受け部72は、入口枠部54のうち開閉カバー60が閉じた状態になるときに引っ掛け曲げ部71と向き合い部位に、引っ掛け曲げ部71が侵入する長方形状の開口部を設け、その開口部の上辺部に重力方向下方側にむいて突出する引っ掛け受け面部74を設けて構成されている。
この固定機構70における引っ掛け曲げ部71と引っ掛け受け部72は、開閉カバー60を閉じたときに、その引っ掛け曲げ部71の引っ掛け面部73と引っ掛け受け部72の引っ掛け受け面部74とが所要の寸法(引っ掛け量α1:図11a)で(厳密には面積で)重複して接触し合うことで引っ掛かった状態になるよう設定されている。図5等における符号75は、開閉カバー60を閉じる際に、固定機構70の引っ掛け曲げ部71と引っ掛け受け部72との引っ掛かり状態を維持する位置で開閉カバー60を停止させて規制するための規制突起である。
<収容装置の基本的な動作>
以下、収容装置5の使用状態や動作等について説明する。
初めに、収容装置5に現像剤収納容器9を収容するときは、図4や図5等に示されるように、開閉カバー60をその取っ手部62に手をかけた状態で支持軸61を支点にして矢印C2で示す方向に揺動させることにより、収容本体50の収容空間51(入口枠部54)の入口53を開放した状態にする。しかる後、現像剤収納容器9を、その開放された入口53から収容空間51の内部奥側にむけて矢印D1で示す方向に押し込む。これにより、現像剤収納容器9は、図6や図7等に示されるように、その全体(本体部61及び蓋部62)が収容本体50の収容空間51の所要の収容位置まで押し込まれて停止する。図7等における符号P1は、現像剤収納容器9の蓋部92を基準にしたときの収容停止位置(第1の位置)を示す。
この際、現像剤収納容器9を収容本体50の収容空間51に押し込んだ直後の段階では、図8aに示されるように、現像剤収納容器9の本体部91にある位置固定突起95が収容本体50の入口枠部54に形成した通過窪み56cと一致した位置にある。このときの現像剤収納容器9は、収容本体50の収容空間51に対して位置が固定されていない状態(非固定の状態)にある。この非固定の状態にあるときの現像剤収納容器9は、その蓋部92の把持突起96を掴んで矢印D2で示す方向に引き出す操作により、収容本体50の収容空間51から引き出すことができる。
一方、現像剤収納容器9は、収容本体50の収容空間51に押し込んだ後に、使用者が把持突起96を掴んで現像剤収納容器9の全体を収容空間51のなかで矢印E1の方向に回転させると、図8bに示すように、位置固定突起95が通過窪み56cとずれた位置関係になる。この結果、現像剤収納容器9は、収容本体50の収容空間51に対して位置が固定された状態(固定状態)になる。ちなみに、現像剤収納容器9を固定状態にする方向E1に回転させると、スライドシャター93が回転する収容本体50と相対的に移動して(実際には通過窪み56aを通過した位置で停止した状態で)本体部91の排出口90bを開放してトナー補給装置と接続した状態になり、また、管理メモリ素子94が筐体10の内部に配置されている図示しないメモリ読み書き装置(ヘッド部)と向き合った状態になる。
続いて、収容装置5では、通常、現像剤収納容器9を収容本体50の収容空間51に対して固定状態にした後、図9及び図10に示されるように、支持軸61を支点として開閉カバー60を矢印C1で示す方向に揺動させることにより、収容本体50の入口枠部54における入口53を閉塞した状態にする。
この際、開閉カバー60は、最終的に図9に示すように、その上端部60bの裏面が入口枠部54に設けられた規制突起75に突き当たることで閉じる操作が停止させられるが、その規制突起75に突き当たる前に、図10から図12等に示すように、その上端部60bにある固定機構70の引っ掛け曲げ部71が収容本体50の入口枠部54にある固定機構70の引っ掛け受け部72に引っ掛かった状態になる。
すなわち、図11aや図12aに拡大して示すように、開閉カバー60の引っ掛け曲げ部71における引っ掛け面部73が、入口枠部54の引っ掛け受け部72における引っ掛け受け面部74の裏面側に一時的な弾性変形を経て滑りこむように侵入し、引っ掛け受け面部74の裏面に所要の面積だけ重複して接触した状態になる。この重複して接触する部分(面積)が、引っ掛け曲げ部71の引っ掛け受け部72に対する引っ掛け量α1となる。ちなみに、引っ掛け面部73の上端部と引っ掛け受け面部74の下端部は、互いに平行するテーパー面(傾斜面)が形成されているとともにその各先端部が丸みを帯びた形状にそれぞれ形成されており、これにより引っ掛け面部73が引っ掛け受け面部74の裏面側に容易かつスムーズに侵入し、重複して接触した状態(引っ掛けた状態)になりやすくなっている。また、引っ掛け量α1については、例えば引っ掛け曲げ部71と引っ掛け受け部72との引っ掛かり状態とその状態を解除した状態にしやすくする観点から、必要最小限の寸法に設定される。
これにより、開閉カバー60は、図3や図9、図10等に示されるように、収容本体50の入口枠部54に固定された状態になり、現像剤収納容器9が収容された収容空間51の入口53を閉塞した状態に保つことになる。この結果、現像剤収納容器9の収容装置5への収容作業が完了する。
次に、収容装置5から現像剤収納容器9を取り出すときは、開閉カバー60をその取っ手部62に手をかけた状態で矢印C2の方向に揺動させることにより、収容本体50の収容空間51(入口枠部54)の入口53を開放した状態にする(図4、図5等)。
この際、開閉カバー60の上端部60bにある固定機構70の引っ掛け曲げ部71が、収容本体50の入口枠部54にある固定機構70の引っ掛け受け部72に引っ掛かった状態から解除された状態になる。すなわち、開閉カバー60の引っ掛け曲げ部71における引っ掛け面部73が、入口枠部54の引っ掛け受け部72における引っ掛け受け面部74の裏面側から一時的な弾性変形を経て表面側の位置に抜け出るように脱出し、引っ掛け受け面部74の裏面と重複して接触した状態から解放される(図7等)。
これにより、開閉カバー60は、収容本体50(入口枠部54)との固定状態から解除された状態(非固定状態)になるとともに、収容空間51の入口53を開放した状態になる。また、収容空間51に収容されている現像剤収納容器9の一部(蓋部92)が露出した状態になる(図8b等)。
続いて、使用者が把持突起96を掴んで現像剤収納容器9の全体を収容空間51のなかで矢印E2の方向に回転させると、図8aに示すように、位置固定突起95が通過窪み56cと一致した位置関係になる。この結果、現像剤収納容器9は、収容本体50の収容空間51に対して位置が固定された状態から解除された状態(非固定の状態)になる。
最後に、使用者が現像剤収納容器9を、収容空間51の内部から開放された入口53を通して矢印D2で示す方向に引き出す(図5、図7等)。この結果、現像剤収納容器9の収容装置5からの取り出し作業が完了する。
[収容装置の詳細な構成]
ところで、この収容装置5では、画像形成装置1の出荷時や長い移動搬送時等の時期において、現像剤収納容器9を収容本体50の収容空間51に対して非固定の状態(図8a)にしたうえで、その移動作業や設置作業を行うことがある。これは、例えば、現像剤収納容器9を収容本体50の収容空間51に固定状態(図8b)した場合には、現像剤収納容器9の排出口90bとトナー補給搬送装置17の取入れ口とが接続された状態になっているため、現像剤収納容器9に収容されているトナーが移動作業時等における振動を受けることにより自然落下するように排出されて、例えば収容装置5の収容空間51内や画像形成装置1の筐体10の内部にこぼれて汚染してしまうことを防止するためである。
しかし、その一方で、現像剤収納容器9が収容本体50の収容空間51に対して非固定の状態(図8a)にあるときに、画像形成装置1が移動作業等において強い衝撃や振動を受けたり、あるいは画像形成装置1(収容装置5を含む)が傾いた状態にされると、収容本体50の収容空間51内で固定されていない現像剤収納容器9が本来の収容固定位置P1から開閉カバー60に近づいて接触する位置P2又はP3(図14、図14:第2の位置)にむけて移動して開閉カバー60に衝突することがある。この場合、その開閉カバー60が固定機構70による固定状態から解除されて開いた状態になり、現像剤収納容器9が収容空間51から外に飛び出すことがある。つまり、このような現象は、例えば、開閉カバー60の固定機構70による固定状態(引っ掛け量α1)が開閉カバー60の開閉操作の容易性を確保する等の観点から比較的弱い(少ない)設定になっているため、現像剤収納容器9が開閉カバー60に衝突することで、固定機構70による固定状態が比較的容易に解除されてしまうことにより発生するものである。
そこで、この収容装置5では、上記した現像剤収納容器9の移動に伴う衝突や傾き保持等の要因により開閉カバー60が開いて現像剤収納容器9が飛び出してしまうことを防止する観点から、以下の構成を採用している。ただし、この対策としては、開閉カバー60の開閉操作の容易性を犠牲する構成(例えば固定機構70の固定状態にするときの強度を高める構成)は採用しないようにしている。
すなわち、収容装置5は、固定機構70が、現像剤収納容器9が本来の収容固定位置である前記第1の位置P1から前記第2の位置P2(P3)に移動した場合に、現像剤収納容器9が第1の位置P1に止まっているときよりも開閉カバー60に対する固定が強まるように構成されている。
この実施の形態1に係る収容装置5では、固定機構70が、現像剤収納容器9が前記第1の位置P1から前記第2の位置P2(P3)に移動した場合に、現像剤収納容器9が開閉カバー60の一部に接触することにより固定が強まるように構成されている。つまり、実施の形態1に係る収容装置5では、開閉カバー60が収容本体50の収容空間51の入口53を閉塞状態としている状態で固定機構70の開閉カバー60に対する固定を強まることができる特定の方向(第1方向)に移動可能に構成されており、しかも、固定機構70が、現像剤収納容器9が前記第1の位置P1から前記第2の位置P2(P3)に移動する際の運動量を、開閉カバー60の上記特定の方向への移動に必要な運動量へと変換することにより固定が強まるように構成している。
実施の形態1における収容装置5では、具体的に、図5から図7や図9〜図11等に示されるように、開閉カバー60を、収容本体50に対し、収容空間51の入口53を閉塞状態にしているときに固定機構70の引っ掛け受け部72に対する引っ掛け曲げ部71の引っ掛け量α(厳密には、引っ掛け曲げ部71と引っ掛け受け部72とが対向する領域の面積)が増す方向Hに変位し得る状態で取り付けている。これに加えて収容装置5では、開閉カバー60の裏面に、収容本体50の収容空間51で入口53側に移動するときの現像剤収納容器9の一部と接触するとともに、その接触した後の現像剤収納容器9の入口53側(又は開閉カバー60)に近づいて接触する位置への移動に連動して開閉カバー60を引っ掛け量αが増す方向Hに変位させる変位誘発部65を設けている。
開閉カバー60の取り付けについては、図6、図7や図9、図10に示されるように、その下端部に設けた支持軸61を嵌め入れて取り付ける入口枠部54に形成した軸取付け孔55を、上記引っ掛け量αが増す方向Hに相対的に長い寸法の長孔で形成することで対応している。また、図9から図12に示されるように、入口枠部54の開閉カバー60を閉じた状態において格納する窪み部位のうち開閉カバー60の上端部60bにおける端部60bbと向き合う上端部54aを、その端部60bbが引っ掛け量αが増す方向Hに変位しても障害にならない位置に存在するよう形成することで対応している。
このように取り付けられている開閉カバー60は、図9、図10に示されるように、入口53を閉塞した状態にしているときには、自重により、その支持軸61が長孔の軸取付け孔55の下端部55a寄りに存在するように位置している。また、このときの開閉カバー60は、その上端部における端部60bbが、入口枠部54の窪み部位における上端部54aに対して所要の距離だけ間隔をあけた位置に存在するように保たれる。
変位誘発部65については、図9、図10等に示されるように、開閉カバー60の裏面のうち閉じた状態にしたときに現像剤収納容器9の一部である蓋部92の把持突起96と向き合って接触し得る部位に、その把持突起96に近づく方向(押し込み方向D1と同じ)に突出した状態の板状部材を設けることで構成されている。また、変位誘発部65は、現像剤収納容器9の一部である把持突起96と接触する部位65aが、現像剤収納容器9の入口53側への移動の方向D3と斜めに交差する傾斜部として形成されている。
ちなみに、変位誘発部65の傾斜部65aは、図9、図10等に示されるように、現像剤収納容器9が本来の収容停止位置P1にあるときには、現像剤収納容器9の把持突起96と所要の距離だけ間隔をあけて向き合うように設定されている。
<収容装置の詳細な構成による動作>
次に、この詳細な構成を採用する収容装置5の動作について説明する。
まず、収容装置5では、現像剤収納容器9を収容本体50の収容空間51に対して非固定の状態(図8a)にしたうえで、開閉カバー60を閉じて固定機構70による固定状態に保っているときに、例えば前述した要因により現像剤収納容器9が矢印D3の方向で示すように入口53側に移動することがある。
この場合、図13a、図14a等に示されるように、現像剤収納容器9が本来の収容停止位置P1から開閉カバー60に少し近づいて接触する位置P2まで移動すると、その現像剤収納容器9の一部である把持突起96(の一部)が、開閉カバー60における変位誘発部65の傾斜部65aの一部と接触する。続いて、その現像剤収納容器9が本来の収容停止位置P1から開閉カバー60にさらに近づいて接触し続ける位置P3まで移動すると、図13b、図14b等に示されるように、像剤収納容器9における把持突起96が開閉カバー60における変位誘発部65の傾斜部65aを上方に押し上げる状態で進む。
この際、変位誘発部65は、現像剤収納容器9の入口63側への移動の方向D3の直線運動を、その直線運動とほぼ直交する上方の方向(H)に開閉カバー60を変位させる直線運動に変換するように作用する。これにより、変位誘発部65は、図13b、図14b等に示されるように、現像剤収納容器9の入口63側への移動に連動して開閉カバー60を前記引っ掛け量αが増す方向Hに変位させることになる。このとき開閉カバー60は、その支持軸61が長孔の軸取付け孔55における上端部55b寄りの位置に変位し、また、その上端部の端部60bbが入口枠部54における上端部54aに接近した位置又は接触する位置まで変位した状態になる。
この結果、図11bや図12b等に示されるように、開閉カバー60における固定機構70の引っ掛け曲げ部71の引っ掛け面部73が、入口枠部54における固定機構70の引っ掛け受け部72の引っ掛け受け面部74と重複して接触する部分(面積)が増えるので、その引っ掛け曲げ部71の引っ掛け量αが増えた状態になる。実施の形態1では、変位する前の引っ掛け量α1が引っ掛け量α2に増える(α2>α1)。
したがって、この収容装置5では、固定機構70の引っ掛け量がα1からα2に増えるので、その増えた分だけ現像剤収納容器9が前記第1の位置P1に止まっているときよりも開閉カバー60に対する固定が強まり(固定状態が強固になり)、開閉カバー60が開きにくい状態になる。換言すれば、収容装置5における固定機構70は、現像剤収納容器9が前記第1の位置P1から第2の位置P2(P3)に移動する際の運動量を、開閉カバー60の前記特定の方向Hへの移動に必要な運動量へと変換することにより、開閉カバー60に対する固定が強まることになる。これにより、開閉カバー60は、固定機構70による固定状態が維持されて開きにくい状態に保たれる。また現像剤収納容器9は、開閉カバー60が開いた状態にならないので収容本体50の収容空間51から外に飛び出すことが抑制される。
ちなみに、この後に開閉カバー60を開けるに際しては、使用者が開閉カバー60を引っ掛け量αが増す方向Hと反対の方向に強制的に変位させるか、あるいは現像剤収納容器9が入口53側(又は開閉カバー60)から遠ざかる方向に変位させるようにすることで、引っ掛け曲げ部71の引っ掛け量αを平常時の引っ掛け量α1に戻せばよい。これにより、固定機構70の開閉カバー60に対する固定状態が相対的に弱くなるので、開閉カバー60の開閉動作が容易に行える状態になる。
[実施の形態2]
図15から図17は、実施の形態2に係る収容装置(の一部)を示す。図15はその収容装置における開閉カバー、収容本体の一部等を示し、図16はその収容装置の開閉カバーを開けたときの状態を示し、図17はその収容装置の開閉カバーを閉じたときの状態を示している。
実施の形態2に係る収容装置5Bは、以下に説明するように開閉カバーの一部及び固定機構を変更した以外は実施の形態1に係る収容装置5と同じ構成からなるものである。図16等における符号94は、現像剤収納容器9の本体部91に収納されているトナーを回転して撹拌する部材であり、その詳細の構成についての図示は省略している。
まず、この収容装置5Bにおける開閉カバー60Bは、ほぼ正方形状の板状部材における左右の一方の端部(右端部)60cとなる上下端部に、外側に突出した形態の支持軸61をそれぞれ設けており、また、その板状部材の表面の上端部60bにおける左側角部に、表面手前側に隆起するように湾曲変形させた形状からなる取っ手部63を設けている。そして、この開閉カバー60Bは、その支持軸61を、収容本体50の入口枠部54の右端部の上下両側に設けた軸取付け孔55に回転自在に嵌め入れて取り付けられている。これにより、この開閉カバー60Bは、その右端部60cの支持軸61を支点として矢印C3,C4で示す方向に揺動させることができ、その左端部60d(開けるときには取っ手部63)に触れて揺動操作することにより収容本体50の収容空間51の入口53を開放させた開放状態にするか又はその入口53を塞いだ閉塞状態にするようになっている。
また、この収容装置5Bにおける固定機構70Bは、開閉カバー60Bに裏面に突出して延びた状態で形成される屈曲部としての引っ掛け部76と収容本体50における収容空間51の入口53の一部分に形成される保持部としての引っ掛け受け部77とを有して構成されており、開閉カバー60Bの揺動操作により開閉カバー60Bを収容本体50に対して固定状態(及び固定解除状態)にするようになっている。
引っ掛け部76は、図16から図18等に示されるように、開閉カバー60Bの裏面のうち収容空間の入口53の内側になる位置に、その入口53の開口枠外側になる位置まで達するよう開閉カバー60の裏面に対して所要の角度θ(図18)で斜めに突出して延びた形態で形成され、先端部78が逆三角形のように拡大した形状で形成されている。一方、引っ掛け受け部77は、収容本体50の入口枠部54における収容空間の入口53の一部分に、入口53の開口枠外側でかつ入口枠部54の裏側になる位置に存在する状態で形成されている。
より詳しく説明すれば、引っ掛け部76は、図18等に示されるように、開閉カバー60の裏面に角度θで斜めに突出した状態で形成される板状の本体部76aと、その本体部76aの先端(自由端)に逆三角形のように拡大した形状で形成された先端部78とで構成されている。また、その先端部78については、以下に詳述する引っ掛け斜面部78a、接触斜面部78b及び誘導面78cとで構成されている。すなわち、引っ掛け斜面部78aは、本体部76aの先端側の部分のうち開閉カバー60の裏面と向き合う側の面部に斜めに隆起するような形態で形成され、引っ掛け受け部77の裏面側に引っ掛けられる部位である。接触斜面部78bは、本体部76aの先端側の部分のうち開閉カバー60の裏面と向き合わない側の面部に斜めに隆起するような形態で形成され、収容空間内で入口53側に移動したときの現像剤収納容器9の一部に接触する部位である。誘導面78cは、本体部78aの先端を含んで引っ掛け斜面部78a及び接触斜面部78bの先端部にそれぞれ達するまで延びる平面で形成され、引っ掛け受け部77の裏面側になる位置及びその表面側になる位置にそれぞれ移動するときに引っ掛け受け部77の一部に接触しながら通過する部位である。
引っ掛け受け部77は、入口枠部54における収容空間の入口53のうち引っ掛け曲げ部76と向き合う部位に、収容空間51を形成する壁面部の一部を引っ掛け曲げ部76の先端部78が容易に通過し得る程度の大きさ及び形状に切り欠いた開口部79を形成し、その開口部79に続く入口枠部54の裏面部54bを受け部77として構成したものである。また、引っ掛け受け部77は、図16に示されるように、現像剤収納容器9が収容本体50の収容空間51内の収容停止位置P1にあるときに、その現像剤収納容器9の一部(蓋部の一角部92a)と引っ掛け受け部77の裏面部54bの端部との間に、少なくとも引っ掛け受け部77の先端部78が通過することができる寸法の間隙W1が確保されるように形成されている。
固定機構70Bは、開閉カバー60の揺動操作により、引っ掛け部76の先端部78を引っ掛け受け部77の開口部79(間隙W1を含む)を通過させた後に入口53の外側でかつ裏面側になる位置(入口枠部54の裏面部54b)まで侵入させて引っ掛けた状態にすることにより、開閉カバー60を収容本体50(入口枠部54)に対して固定状態にする(図17等)。また、固定機構70Bは、引っ掛け部76の先端部78を入口53の外側でかつ裏面側になる位置(入口枠部54の裏面部54b)から脱出させて引っ掛けた状態から解除させた状態にすることにより、開閉カバー60を収容本体50(入口枠部54)に対して非固定状態にする(図15、図16等)。
また、固定機構70Bにおける引っ掛け部76と引っ掛け受け部77は、図18に示されるように、引っ掛け部76の先端部78における引っ掛け斜面部78aが引っ掛け受け部77における裏面部54bと所要の寸法βで(厳密には面積で)重複して接触し合うことで引っ掛かった状態になるよう設定されている。さらに、固定機構70Bでは、開閉カバー60を揺動操作する際に、引っ掛け部76の先端部78における誘導面78cと引っ掛け受け部77における裏面部54bの端部とが、接触して通過する位置関係になるように設定されている。
以下、この収容装置5Bの主な動作等について説明する。
初めに、収容装置5Bにおける開閉カバー60Bを閉じて収容本体50の入口枠部54における入口53を閉塞した状態にするときは、支持軸61を支点として開閉カバー60Bを矢印C3で示す方向に揺動させる。
この際、図19に示されるように、開閉カバー60Bの引っ掛け部76の先端部78における誘導面78cが、入口枠部54の引っ掛け受け部77における裏面部54bの端部と接触し、裏面部54bの端部を通過するまで接触し続ける。このとき引っ掛け部76は、その誘導面78cが裏面部54bの端部を通過する際に、先端部78の全体が本体部76aに対して開閉カバー60Bの裏面側に近づく方向に屈曲(回転)するような状態で一時的に弾性変形することで、その通過が可能になる。
続いて、引っ掛け部76の先端部78における誘導面78cが引っ掛け受け部77における裏面部54bの端部を通過すると、引っ掛け部76の先端部78全体が引っ掛け受け部77における開口部79(間隙W1を含む)を通り抜けた後、その先端部78における引っ掛け斜面部78aが引っ掛け受け部77における裏面部54bと所要の寸法βで重複して接触し合った状態になり、これにより引っ掛かった状態になる(図17、図18)。この結果、開閉カバー60Bが閉じられ、その開閉カバー60により入口53が閉塞された状態になる。
また、収容装置5Bにおける開閉カバー60Bを開けて収容本体50の入口枠部54における入口53を開放した状態にするときは、支持軸61を支点として開閉カバー60Bを矢印C4で示す方向に揺動させる。
この際、図20に示されるように、開閉カバー60Bの引っ掛け部76は、その先端部78における引っ掛け斜面部78aが、入口枠部54の引っ掛け受け部77における裏面部54bに引っ掛かった状態のままで開閉カバー60Bの支持軸61を支点とした矢印C4で示す方向への揺動操作の力を受けて引っ張られる。このとき、引っ掛け部76の先端部78が、引っ掛け斜面部78aを引っ掛け受け部77の裏面部54bの端部を支点とした状態で本体部76aに対して入口53の内側になる位置にむけて回転するように弾性変形する。
続いて、引っ掛け部76の先端部78における引っ掛け斜面部78aが引っ掛け受け部77における裏面部54bの端部との引っ掛かり状態から外れると、引っ掛け部76の先端部78全体が引っ掛け受け部77における開口部79を通り抜けて引っ掛け受け部77の表面側に位置した状態になり、これにより引っ掛かった状態から解除された状態になる(図16、図20)。この結果、開閉カバー60Bが開き、その開閉カバー60により入口53が開放された状態になる。
次に、この収容装置5Bにおいて、現像剤収納容器9を収容本体50の収容空間51に対して非固定の状態(図8a)にしたうえで、開閉カバー60Bを閉じて固定機構70による固定状態に保っているときに、図21等に示されるように、現像剤収納容器9が矢印D3の方向に示すよう本来の収容停止位置P1(第1の位置)から開閉カバー60に近づく位置にむけて移動することがある。
この場合、図21等に示されるように、現像剤収納容器9が本来の収容停止位置P1(図16、図18)から開閉カバー60に近づいた位置P4まで移動すると、その現像剤収納容器9の一部である蓋部92(の一角部92a)が、開閉カバー60における引っ掛け部76の本体部76aの一部(現像剤収納容器9と向き合う側の面)に接触する。
この際、引っ掛け部76は、現像剤収納容器9の開閉カバー60に近づく側への移動を阻止する障害物として存在する。つまり、このときの引っ掛け部76は、その先端部78の引っ掛け斜面部78aが引っ掛け受け部77における裏面部54bの端部と引っ掛かった状態にあるため、その本体部76aが現像剤収納容器9の入口53側への移動方向D3の先で斜めに交差して横たわった状態で存在することとなり、この状態での存在が上記障害物としての存在になる。またこの際、現像剤収納容器9が開閉カバー60に近づく側へ移動することにより、現像剤収納容器9の接触する一部(蓋部の一角部92a)と引っ掛け受け部77における裏面部54bの端部との間に形成されている隙間Wは、現像剤収納容器9が本来の収容停止位置P1にあるときに形成される間隙W1よりも狭い寸法の間隙W2(図19)になり、実際には図21に例示するように引っ掛け部76の先端部78が通過できない寸法の狭い間隙W2になる。
この結果、図21に示されるように、開閉カバー60に近づく側へ移動する現像剤収納容器9は、その開閉カバー60に近づく側への移動が引っ掛け部76により阻止されて停止させられた状態になる。また、このとき引っ掛け部76は、その先端部78が現像剤収納容器9の接触する一部(蓋部の一角部92a)と引っ掛け受け部77における裏面部54bの端部との間に形成される隙間(W2)を通過できない状態になるので、引っ掛け受け部77における裏面部54bの端部に引っ掛かった状態のまま保たれる。
したがって、この収容装置5Bにおいては、固定機構70Bの引っ掛け部76が、引っ掛け受け部77における裏面部54bの端部に引っ掛かった状態で現像剤収納容器9の入口53側への移動を阻止する。換言すれば、収容装置5における固定機構70Bは、現像剤収納容器9が前記第1の位置P1から第2の位置P4への移動により、現像剤収納容器9が引っ掛け受け部77における裏面部54bの端部との間で形成する間隙W1の一部を塞ぐ(平常時の間隙W1を狭める)ことにより、現像剤収納容器9が前記第1の位置P1に止まっているときよりも開閉カバー60に対する固定が強まることになる。これにより、開閉カバー60Bは、固定機構70Bによる固定状態が維持されて開きにくい状態に保たれる。また現像剤収納容器9は、開閉カバー60Bが開いた状態にならないので収容空間51から外に飛び出すことが抑制される。
ちなみに、この後に開閉カバー60Bを開けるに際しては、使用者が開閉カバー60Bを矢印C4で示す開ける方向に揺動させる操作をすればよい。
このとき、開閉カバー60Bを開ける方向C4に揺動させると、図22に示されるように、開閉カバー60Bの矢印C4で示す方向の揺動による力F1が固定機構70Bの引っ掛け部76に伝わる。これにより、引っ掛け部76では、その引っ掛け面部78aが引っ掛け受け部77における裏面部54bの端部に引っ掛けられてほぼ固定された状態にあるなかで、本体部76aが揺動による力F1を受けて直線状に伸ばされた状態になって現像剤収納容器9の蓋部92の外周面92aに力F2を及ぼすことになる。この力F2は、現像剤収納容器9の移動可能な方向Dと交差する斜めに後方側にむく方向の力であるため、その移動可能な方向Dに沿う方向に向く第1分力F2aと、その移動可能な方向Dと直交する方向に向く第2分力F2bとに分解される。このうち第2分力F2bは、現像剤収納容器9が収容空間51内でほぼガイドされて動き難い方向に向く力になるため相殺されてしまうが、残りの第1分力F2aは、現像剤収納容器9の移動可能な方向Dに沿う方向の力になるため現像剤収納容器9を本来の収容停止位置P1にむかう方向D4に押し戻す力として機能する。また、このときの引っ掛け部76の本体部76aによる押し戻す力(第1分力F2a)は、その本体部76aが現像剤収納容器9の移動により撓む状態になっているほど強くなる。これにより、現像剤収納容器9は、引っ掛け部76の本体部76aによる押し戻す力(第1分力F2a)を受けることで、本来の収容停止位置P1に戻るように矢印D4で示す方向に少し押し戻される。
続いて、開閉カバー60Bを開ける方向C4にさらに揺動させると、図23に示されるように、引っ掛け部76の先端部78が現像剤収納容器9の蓋部92の外周面に接近する方向に回転するよう弾性変形した状態になる。そして、この状態から開閉カバー60Bを開ける方向にさらに揺動させると、引っ掛け部76の先端部78における接触斜面部78bが現像剤収納容器9の蓋部92の外周面92aに接触しながら、引っ掛け受け部77の裏面部54bの端部と現像剤収納容器9の蓋部92の角部92aとの間に形成される間隙Wを狭い関係W2から押し広げるように進むが、この接触斜面部78bの移動が現像剤収納容器9を本来の収容停止位置P1にむかう方向D4に押し戻す力として新たに機能する。この際、引っ掛け部76は、その先端部78が引っ掛け受け部77における裏面部54bに引っ掛かった状態で開閉カバー60Bの開ける方向C4への揺動操作により斜めに引っ張られる力を受けるので、その本体部76aの開閉カバー60Bの裏面とのなす角度θ2が平常時の角度θよりも大きくなる(θ2>θ)。
この結果、開閉カバー60Bに近づいて接触した位置P4(第2の位置)で停止していた現像剤収納容器9は、引っ掛け部76からの押し戻す力を受けて、開閉カバー60Bから離れる方向D4に変位させられる。このようにして現像剤収納容器9は、本来の収容停止位置P1に近づく位置P5まで戻されることになる。また、この現像剤収納容器9の押しも出される変位により、その現像剤収納容器9の接触する一部(蓋部の一角部92a)と引っ掛け受け部77における裏面部54bの端部との間に形成される間隙Wは、引っ掛け部76の先端部78が最低限通過することができる程度の間隔Wn(W2<Wn≦W1)に広げられた状態になる(図23)。
以上により、開閉カバー60Bは、図24に示すように、その引っ掛け部76における先端部78が、引っ掛け受け部77における裏面部54bの端部と現像剤収納容器9の接触する一部(蓋部の一角部92a)との間の間隙Wnを通り抜けてその裏面部54bとの引っ掛け状態から解除された状態になるので、その後は開ける方向C4にスムーズに揺動させて開けた状態にすることができる。なお、この開閉カバー60Bを開けたときには、現像剤収納容器9は前述した少し押し戻された位置P5に止まっている。
[他の実施の形態]
実施の形態1における収容装置5では、図25に例示するように、現像剤収納容器9の蓋部92にその現像剤収納容器9の収容空間の入口53側への移動方向D3と斜めに交差する傾斜面部92cを形成している場合、開閉カバー60の裏面に設けた変位誘発部65に代えて、以下の変位誘発部66を設けるようにしてもよい。
すなわち、図25に例示する変位誘発部66は、現像剤収納容器9の蓋部92における傾斜面部92cと接触し、その接触した後の現像剤収納容器9の入口53側への移動に連動して開閉カバー60を前記引っ掛け量αが増す方向Hに変位させるものである。蓋部92における傾斜面部92cは、現像剤収納容器9の入口53側への移動方向D3の上流側になるほど上方の位置になる傾斜部である。変位誘発部66は、例えば矩形状の板材であり、その先端部の下部66aを現像剤収納容器9の蓋部92の傾斜面部92cに接触させるようにしている。
この変位誘発部66を設けた開閉カバー60を備えた収容装置5では、現像剤収納容器9が入口53側へ移動したときには、図26aに示されるように、現像剤収納容器9が本来の収容停止位置P1から開閉カバー60に近づいて接触する位置(P2)まで移動すると、その現像剤収納容器9の一部である蓋部92の傾斜面部92c(の一部)が、開閉カバー60における変位誘発部66の先端下部66aと接触する。続いて、その現像剤収納容器9が本来の収容停止位置P1から開閉カバー60にさらに近づいて接触する位置(P3)まで移動すると、図26bに示されるように、像剤収納容器9における蓋部92の傾斜面部92cが開閉カバー60における変位誘発部66の先端下部66aを上方に押し上げる状態で進む。
この際、変位誘発部66は、現像剤収納容器9の入口63側への移動の方向D3の直線運動を、その直線運動とほぼ直交する上方の方向(H)に開閉カバー60を変位させる直線運動に変換するように作用する。これにより、変位誘発部66は、図26b等に示されるように、現像剤収納容器9の入口63側への移動に連動して開閉カバー60を前記引っ掛け量αが増す方向Hに変位させることになる。この結果、図11b等に示されるように、開閉カバー60における固定機構70の引っ掛け曲げ部71の引っ掛け面部73が、入口枠部54における固定機構70の引っ掛け受け部72の引っ掛け受け面部74と重複して接触する部分(面積)が増えるので、その引っ掛け曲げ部71の引っ掛け量αが増えた状態になる。これにより、固定機構70は、現像剤収納容器9が前記第1の位置P1から第2の位置P2(P3)に移動すると、現像剤収納容器9が前記第1の位置P1に止まっているときよりも開閉カバー60に対する固定が強まることになる。
ちなみに、この後に開閉カバー60を開けるに際しては、使用者が開閉カバー60を引っ掛け量αが増す方向Hと反対の方向に強制的に変位させるか、あるいは現像剤収納容器9が開閉カバー60側から遠ざかる方向に変位させるように傾けることで、引っ掛け曲げ部71の引っ掛け量αを平常時の引っ掛け量α1に戻せばよい。これにより、固定機構70の固定状態が相対的に弱くなるので、開閉カバー60の開閉動作が容易に行える状態になる。
また、実施の形態1における収容装置5では、開閉カバー60に設ける変位誘発部65として傾斜部65aを有する変位誘発部65を採用し、しかも、その変位誘発部65における変位誘発部65の傾斜部65aと接触し得る現像剤収納容器9の蓋部92の部分として上記したような傾斜面部92cを採用することも可能である。この場合は、現像剤収納容器9が開閉カバー60に近づいて接触する位置P2(P3)側に移動したとき、その現像剤収納容器9の蓋部92における傾斜面部92cと開閉カバー60における変位誘発部65の傾斜部65aとが接触し、その現像剤収納容器9の開閉カバー60に近づいて接触する位置P2(P3)への移動に連動して変位誘発部65が開閉カバー60を前記引っ掛け量αが増す方向Hに変位させることになる。さらに、変位誘発部65については、開閉カバー60の内側面を傾斜部65aが存在する形状に成形したものであってもよい。
実施の形態2では、固定機構70Bにおける引っ掛け部76の設ける位置や設ける数を変更することができる。引っ掛け部76の設ける位置については、開口53の一部であれば特に制約されない。引っ掛け部76の設ける位置については、例えば開閉カバー60Bを閉じて固定機構70Bによる固定状態を安定させる観点からは、開閉カバー60Bの支持軸61を設ける一端部(60c)とは反対側の端部の部位(周辺)に設けることが好ましい。また、引っ掛け部76の設ける数についても、単数でもあっても複数であってもよい。なお、固定機構70Bにおける引っ掛け受け部77の設ける位置や設ける数については、引っ掛け部76の設ける位置や設ける数に対応して設定すればよい。
また、実施の形態2では、固定機構70Bにおける引っ掛け部76及び引っ掛け受け部77を設ける対象物を変更してもよい。例えば、その引っ掛け部76を収容本体50における収容空間51の一部に設け、その引っ掛け受け部77を開閉カバー60Bに裏面に設けるよう構成しても構わない。
この他、実施の形態1、2では、収容装置5(5B)として現像剤収納容器9を収容する装置を例示したが、現像剤収納容器9以外の被収容構造物を収容する収容装置としてもよい。現像剤収納容器9以外の被収容構造物としては、例えば、像保持体を含むユニット類や、記録用紙等の記録媒体の収容部や、機構部材を搭載したドロワー等が挙げられる。また、収容装置5(5B)は、開閉カバー60(60B)として、収容本体50に設ける支持軸を嵌め入れて取り付ける構造のものを備えたものであっても構わない。また、収容装置についても、画像形成装置に装備される収容装置以外に、例えば、内部に物品を収容した状態で運搬する机のひきだし(抽斗)や、交換部品を収容する種々の機器であってもよい。さらに、収容装置5(5B)を用いる画像形成装置1についても、現像剤による画像を形成するものであれば、他の形式や構造の画像形成装置であってもよい。
1 …画像形成装置
5、5B…収容装置
9 …現像剤収容容器(構造物の一例)
50…収容本体(筐体の一例)
51…収容空間
53…入口
60,60B…開閉カバー(蓋体の一例)
65a…傾斜部(傾斜面の一例)
70,70B…固定機構
71…引っ掛け曲げ部(屈曲部)
72…引っ掛け受け部(保持部)
76…引っ掛け部(屈曲部)
77…引っ掛け受け部(保持部)
92c…蓋部における傾斜部(傾斜面の一例)
α …引っ掛け量(引っ掛け曲げ部と引っ掛け受け部とが対向する領域の面積)
P1…収容停止位置(第1の位置)
P2,P3…開閉カバーに近づいて接触する位置(第2の位置)
D3…現像剤収容容器の開閉カバー側への移動方向(第1の位置から第2の位置に移動するときの方向)
H …引っ掛け量が増す方向(第1方向)
W …現像剤収容容器の一部と固定機構の引っ掛かり受け部との間の間隙(空間)

Claims (8)

  1. 構造物を収容する収容空間が形成された筐体と、
    前記筐体に取り付けられ、当該筐体の前記収容空間の入口を開放状態及び閉塞状態にする蓋体と、
    前記蓋体を前記閉塞状態にて前記筐体に対して固定する固定機構と
    を備え、
    前記構造物は、前記蓋体によって前記閉塞状態とされた前記収容空間内にて、第1の位置と、前記第1の位置よりも前記蓋体に近い第2の位置で非固定の状態で収容され、
    前記固定機構は、前記構造物が前記第1の位置から前記第2の位置に移動した場合に、当該構造物が前記第1の位置に止まっているときよりも前記蓋体に対する固定が強まることを特徴とする収容装置。
  2. 前記固定機構は、前記構造物が前記第1の位置から前記第2の位置に移動した場合に、当該構造物が前記蓋体又は前記筐体の一部に接触することにより固定が強まることを特徴とする請求項1に記載の収容装置。
  3. 前記蓋体は、前記収容空間の入口を閉塞状態としている状態で第1方向に移動可能に構成されており、
    前記固定機構は、前記構造物が前記第1の位置から前記第2の位置に移動する際の運動量を、前記蓋体の前記第1方向への移動に必要な運動量へと変換することにより固定が強まることを特徴とする請求項1又は2に記載の収容装置。
  4. 前記固定機構は、前記蓋体から延びて形成された屈曲部と、前記筐体に接続されるとともに前記屈曲部に対向して設けられ当該屈曲部に接触して当該屈曲部を保持する保持部とを有して構成されており、前記蓋体が前記第1方向に移動した場合、前記保持部と前記屈曲部とが対向する領域の面積が増す方向に変位することを特徴とする請求項3に記載の収容装置。
  5. 前記蓋体の前記構造物に対向する側又は前記構造物の前記蓋体に対向する側には、前記構造物が前記第1の位置から前記第2の位置に移動した場合に接触するとともに当該構造体の移動方向及び前記蓋体の第1方向のいずれとも交差する方向に傾斜している傾斜面が設けられており、
    前記固定機構は、前記傾斜面が前記構造体と前記蓋体との接触するときの力を変換して、前記蓋体を前記構造体の移動方向とは異なる前記第1方向に移動させることにより、強度が強まることを特徴とする請求項4に記載の収容装置。
  6. 前記固定機構は、前記蓋体から延びて形成された屈曲部と、前記筐体に接続されるとともに前記屈曲部に対向して設けられ当該屈曲部に接触して当該屈曲部を保持する保持部とを有して構成されており、前記構造物が前記第1の位置にあるときに前記筐体と前記構造物との間に形成される空間を前記屈曲部が通過することにより前記蓋体が前記筐体に対して開放されるものであり、
    当該固定機構は、前記構造物の前記第1の位置から前記第2の位置への移動により当該構造物が前記空間の一部を塞ぐことにより前記筐体に対する固定が強まることを特徴とする請求項1又は2に記載の収容装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の収容装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記構造物は、現像剤を収納している現像剤収納容器である請求項7に記載の画像形成装置。
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