JP6119984B2 - 現像剤収容器、現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

現像剤収容器、現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、現像剤収容器、現像剤収容器を着脱可能な現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ等の画像形成装置においては、現像に使う現像剤としてのトナーを収容する現像剤収容器を、現像装置に対して着脱可能に構成した方式が広く採用されている。この方式では、現像剤収容器を現像装置に装着すると、現像剤収容器の排出口が現像装置の補給口に接続されることで、現像剤収容器から現像装置へのトナーの補給が可能となる。一方、現像剤収容器を現像装置から取り外した状態では、補給口が露出した状態となる。そのため、補給口からのトナー漏れが生じないように、現像装置には、一般的に補給口を閉鎖するシャッタが設けてある。
例えば、下記特許文献1には、現像装置の連通口(補給口)を開閉するシャッタを、操作レバーによって開放位置と閉塞位置との間で移動操作することが記載されている(段落[0052][0053]参照)。
しかしながら、上記のように、シャッタを操作レバーで開閉操作する構成では、現像剤収容器を取り外した状態で、万が一、ユーザー等の操作者が操作レバーを操作し忘れると、連通口(補給口)が開放されたままの状態となるため、トナー漏れが生じる虞がある。
本発明は、斯かる事情に鑑み、現像装置からの取り外し動作に連動して補給口の閉鎖が行われるようにした現像剤収容器、その現像剤収容器を着脱可能な現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置を提供しようとするものである。
上記課題を解決するため、本発明は、内部に現像剤を導入するための補給口と、前記補給口を閉鎖する閉鎖位置と前記補給口を開放する開放位置との間で移動するシャッタ本体と、前記シャッタ本体を前記閉鎖位置側へ付勢する付勢する付勢部材と、前記シャッタ本体に設けられた被係止部と、前記被係止部との係止によりシャッタ本体を前記付勢部材の付勢力に抗して前記開放位置で係止する係止部と、前記シャッタ本体に設けられると共に前記被係止部と前記係止部との係止を解除する係止解除部とを備えた現像装置に対して着脱可能な現像剤収容器であって、前記係止解除部に当接して前記被係止部と前記係止部との係止を解除する当接面を備え、前記現像装置からの取り外し動作時における前記当接面の通過経路が、前記シャッタ本体が前記開放位置に配置された状態での前記係止解除部の位置を通過するように構成したことを特徴とする。
本発明では、現像装置からの取り外し動作時における当接面の通過経路が、シャッタ本体が開放位置に配置された状態での係止解除部の位置を通過するように構成されているので、現像剤収容器を現像装置から取り外すように移動させると、当接面が係止解除部に当接する。これにより、被係止部と係止部との係止を解除され、シャッタ本体は付勢部材の付勢力によって閉鎖位置へ配置される。このように、本発明よれば、現像剤収容器の取り外し動作に連動して、シャッタ本体を閉鎖位置へ移動させ、補給口を閉鎖することができるので、操作者のシャッタ閉め忘れによる補給口からの現像剤漏れを確実に防止することができるようになる。
本発明を適用する画像形成装置の実施の一形態を示す概略構成図である。 プロセスユニットの着脱方法を示す図である。 トナーカートリッジをプロセスユニットに装着した状態の斜視図である。 トナーカートリッジをプロセスユニットから取り外した状態の斜視図である。 トナーカートリッジを手前側から見た図である。 プロセスユニットにトナーカートリッジが装着された状態での、プロセスユニット及びトナーカートリッジの右側面側の構成を示す斜視図であって、(a)は、ロックが解除された状態を示す図、(b)は、ロックした状態を示す図である。 プロセスユニットにトナーカートリッジが装着された状態での、プロセスユニット及びトナーカートリッジの右側面側の構成を内側から見た図であって、(a)は、ロックが解除された状態を示し、(b)は、ロックする途中の状態を示し、(c)はロックした状態を示す。 トナーカートリッジの手前側からロックする途中の状態を見た図である。 トナーカートリッジの左側面側の構成を示す図である。 廃トナー導入口が開放された状態を示すトナーカートリッジの斜視図である。 廃トナー導入口が閉鎖された状態を示すトナーカートリッジの斜視図である。 廃トナー排出口が閉鎖された状態を示すプロセスユニットの要部斜視図である。 廃トナー排出口が開放された状態を示すプロセスユニットの要部斜視図である。 補給トナー出口シャッタの配置箇所を示すトナーカートリッジの斜視図である。 連係部材の配置箇所を示すプロセスユニットの斜視図である。 トナーカートリッジの断面図であって、(a)は、補給トナー排出口が閉鎖された状態を示す図、(b)は、補給トナー排出口が開放された状態を示す図である。 補給トナー排出口が閉鎖された状態のトナーカートリッジ及びプロセスユニットの側面図である。 補給トナー排出口が開放された状態のトナーカートリッジ及びプロセスユニットの側面図である。 プロセスユニットの現像装置側にトナーカートリッジが装着された際の操作部材とシャッタと連係部材の連結状態を示す斜視図である。 プロセスユニットの現像装置側にトナーカートリッジが装着された際の操作部材とシャッタと連係部材の連結状態を示す側面図である。 トナーカートリッジとプロセスユニットとが一体となったプロセスカートリッジを持ち上げた状態を示す図である。 現像装置の右側に設けられたシャッタ開閉機構の構成を示す図であって、(a)はシャッタ本体が閉鎖位置に配置された状態を示す図、(b)はシャッタ本体が開放位置に配置された状態を示す図である。 補給トナー入口シャッタの係止機構を示す図である。 現像装置とトナーカートリッジの右側の構成を示す図である。 トナーカートリッジの押圧面とシャッタ本体の被押圧部とが当接した状態を示す図である。 補給トナー入口シャッタの係止解除機構を示す図である。 補給トナー入口シャッタの開放動作を示す図である。 補給トナー入口シャッタの閉鎖動作を示す図である。 間接転写方式のカラー画像形成装置の概略構成図である。 直接転写方式のカラー画像形成装置の概略構成図である。
以下、添付の図面に基づき、本発明について説明する。なお、本発明を説明するための各図面において、同一の機能もしくは形状を有する部材や構成部品等の構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付すことにより一度説明した後ではその説明を省略する。
図1は、本発明を適用する画像形成装置の実施の一形態を示す概略構成図である。まず、図1を参照して、画像形成装置の全体構成及び動作について説明する。
図1に示す画像形成装置は、モノクロ画像形成装置である。その装置本体(画像形成装置本体)100には、作像ユニットとしてのプロセスユニット1が着脱可能に装着されている。プロセスユニット1は、表面に画像を担持する像担持体としての感光体2と、感光体2の表面を帯電させる帯電手段としての帯電ローラ3と、感光体2上の潜像を可視画像化する現像手段としての現像装置4と、感光体2の表面をクリーニングするクリーニング手段としてのクリーニングブレード5等を備える。また、感光体2に対向する位置に、感光体2の表面を露光する露光手段としてのLEDヘッドアレイ6が設けられている。
また、現像剤収容器としてのトナーカートリッジ7が、プロセスユニット1が備える現像装置4の上面(装着部)に対して着脱可能に設けられている。トナーカートリッジ7は、その容器本体22に、現像装置4へ補給する現像剤であるトナーを収容するトナー収容部8を有する。さらに、本実施形態のトナーカートリッジ7は、クリーニングブレード5で除去されたトナー(廃トナー)を回収するトナー回収部9も一体的に有している。
また、画像形成装置は、記録媒体としての用紙に画像を転写する転写装置10と、用紙を供給する給紙装置11と、用紙に転写された画像を定着させる定着装置12と、用紙を装置外へ排出する排紙装置13とを備える。
転写装置10は、転写部材としての転写ローラ14を備える。転写ローラ14は、プロセスユニット1を装置本体100に装着した状態で感光体2と当接しており、両者の当接部において転写ニップが形成されている。また、転写ローラ14は、図示しない電源に接続されており、所定の直流電圧(DC)及び/又は交流電圧(AC)が印加されるようになっている。
給紙装置11は、用紙Pを収容した給紙カセット15や、給紙カセット15に収容されている用紙Pを給送する給紙ローラ16を備える。また、給紙ローラ16に対して用紙搬送方向下流側には、搬送タイミングを計って用紙を二次転写ニップへ搬送するタイミングローラとしての一対のレジストローラ17が設けてある。なお、用紙Pには、厚紙、はがき、封筒、普通紙、薄紙、塗工紙(コート紙やアート紙等)、トレーシングペーパ等も含まれる。また、用紙以外の記録媒体として、OHPシートやOHPフィルム等を用いることも可能である。
定着装置12は、定着部材としての定着ローラ18と、加圧部材としての加圧ローラ19とを備える。定着ローラ18は、ヒータ等の加熱源(図示省略)によって加熱されるようになっている。加圧ローラ19は、定着ローラ18側へ加圧されて定着ローラ18に当接し、その当接箇所において定着ニップが形成されている。
排紙装置13は、一対の排紙ローラ20を備える。排紙ローラ20によって装置外に排出された用紙は、装置本体100の上面を凹ませて形成された排紙トレイ21上に積載されるようになっている。
続けて、図1を参照しつつ、本実施形態に係る画像形成装置の作像動作について説明する。
作像動作が開始されると、感光体2が回転駆動され、帯電ローラ3によって感光体2の表面が所定の極性に一様に帯電される。そして、図示しない読取装置又はコンピュータ等からの画像情報に基づいて、LEDヘッドアレイ6からの露光により、感光体2の帯電面に静電潜像が形成される。このように感光体2上に形成された静電潜像に、現像装置4によってトナーが供給されることにより、静電潜像はトナー画像として顕像化(可視像化)される。
また、作像動作が開始されると、給紙ローラ16が回転駆動を開始し、給紙カセット15から用紙Pが送り出される。送り出された用紙Pは、レジストローラ17によって搬送を一旦停止される。その後、所定のタイミングでレジストローラ17の回転駆動を開始し、感光体2上のトナー画像が転写ニップに達するタイミングに合わせて、用紙Pを転写ニップへ搬送する。
このとき、転写ローラ14には、感光体2上のトナー画像のトナー帯電極性と逆極性の転写電圧が印加されており、これにより、転写部において転写電界が形成されている。そして、この転写電界によって、感光体2上のトナー画像が用紙P上に転写される。なお、用紙Pに転写しきれなかった感光体2上の残留トナーは、クリーニングブレード5によって除去され、トナーカートリッジ7内のトナー回収部9へ回収される。
トナー画像が転写された用紙Pは、定着装置12へと搬送され、定着ローラ18と加圧ローラ19との間の定着ニップを通過することにより加熱及び加圧されて、用紙P上のトナー画像が定着される。そして、用紙Pは、排紙ローラ20によって装置外に排出され、排紙トレイ21上にストックされる。
図2は、プロセスユニットの着脱方法を示す図である。
図2に示すように、本実施形態では、装置本体100の前部に設けられたカバー101が開閉可能となっている。また、カバー101を開いた状態にすると、図示しないリンク機構を介してLEDヘッドアレイ6が上方へ退避するようになっている。このように構成されていることで、カバー101を開いた状態で、プロセスユニット1をLEDヘッドアレイ6との干渉を回避しつつ装置前方(排出される用紙Pの進行方向と向かい合う側。図2の右側)から取り外すことが可能となっている。このとき、トナーカートリッジ7をプロセスユニット1に装着した状態で、一体のプロセスカートリッジとして、装置本体100の前方から取り外すことができる。また、トナーカートリッジ7は、プロセスユニット1が装置本体100に装着された場合と取り外された場合のいずれの場合も、プロセスユニット1に対して着脱可能となっている。
図3は、トナーカートリッジをプロセスユニットに装着した状態の斜視図、図4は、トナーカートリッジをプロセスユニットから取り外した状態の斜視図である。
図3において、矢印A1で示す方向は、プロセスユニット1及びトナーカートリッジ7を装置本体100に対して装着する際の装着方向で、矢印A2で示す方向は、プロセスユニット1及びトナーカートリッジ7を装置本体100から取り外す際の取り外し方向である。
また、図4において、矢印B1で示す方向は、トナーカートリッジ7をプロセスユニット1に対して装着する際の装着方向で、矢印B2で示す方向は、トナーカートリッジ7をプロセスユニット1から取り外す際の取り外し方向である。
以下、トナーカートリッジ7とプロセスユニット1において、装着方向A1(又は装着方向B1)の前方を奥側、それとは反対側の後方を手前側と称し、装着方向A1(又は装着方向B1)の前方を向いて右側、左側と規定して説明する。
トナーカートリッジ7の装着方向の手前側には、装置本体100又はプロセスユニット1に対する着脱時に操作者が把持するための把持部25が設けられている。把持部25は、容器本体22の長手方向に水平に配置された円柱状の棒材である支軸35(図4参照)に対して回動可能に取り付けられている。トナーカートリッジ7及びプロセスユニット1を装置本体100から取り外すとき、あるいは、トナーカートリッジ7をプロセスユニット1から取り外すときは、図4に示すように、把持部25を手前側に回動させることで、把持部25を把持することができるようになる。一方、トナーカートリッジ7及びプロセスユニット1を装置本体100に装着した後は、図3に示すように、把持部25を奥側へ回動させることで、把持部25を収納状態にすることができる。また、図2に示すようなプロセスユニット1の装着状態において、操作者が把持部25を奥側に回動させることをし忘れても、カバー101を下から回動させて把持部25に当て、把持部25を一緒に回動させて収納状態にできるよう、把持部25の回動中心(支軸35)は、把持部25の重心G(図16(a)(b)参照)よりも下方に設けられている。
以下、図3〜図16に基づき、トナーカートリッジ7とプロセスユニット1の構成についてさらに詳しく説明する。
図4に示すように、容器本体22の右側面22aには、回動可能な操作部材26が設けられている。操作部材26は支軸35の右側端部に固定されており、支軸35と一緒に回転する。支軸35は回転可能なように、容器本体22の両端にそれぞれある軸受27a,27b(図5参照)で回動可能に支持されている。
図6及び図7に示すように、操作部材26は、支軸35が挿入され、支軸35を固定する固定部26aと、固定部26aから支軸35の軸方向と垂直の方向に延在する延在部26bと、支軸35の軸方向から見て延在部26bから折れてさらに延在する平板部26c、言い換えるなら支軸35の中心からの放射方向とは角度を持って延在する平板部26cと、支軸35の端部においてその軸方向に対して垂直に設けられた円盤状の垂直板部26dとを有する。
操作部材26を回動させることで、トナーカートリッジ7をプロセスユニット1に対して固定できるようになっている。具体的には、図6(a)に示すように、操作部材26における平板部26cの右側端面には、突起がロック部26c1として設けられており、このロック部26c1が、トナーカートリッジ7の右側面と対向する内壁面であるところのプロセスユニット1の右側面1aに設けられた装着部側係合部としての係合部1cと係合可能となっている。
また、係合部1cは、言い換えれば上記内壁面に形成され、上記突起であるロック部26c1が進入可能なガイド溝である。係合部1cは、右側面1aの手前側垂直辺から右側面1aの中に進入するようにその溝が始まる開放部1c1と、途中で溝が屈曲する屈曲部1c2と、右側面1aの上方水平辺に抜けるように形成されている開放部1c3とを有する。さらに、支軸35の軸方向から見て係合部1cの溝の両側面のうち、軸中心から遠い側であって、開放部1c1から屈曲部1c2までの側面は、ロック部26c1が当接して摺りながら移動していく面であるところの摺動面1c4である。さらには、摺動面1c4に繋がり、屈曲部1c2から開放部1c3まで垂直方向に延在し、ロック部26c1が係合する係合面1c5がある。
次に、トナーカートリッジ7をプロセスユニット1に装着した状態での、操作部材26の一連の動作について説明する。
まず、図6(a)及び図7(a)に示すように、トナーカートリッジ7をプロセスユニット1に装着し、ロックする前の状態で、操作者は、操作部材26の平板部26cを指で上下から挟むか、下方から押すかして、操作部材26に押圧力を作用させ、操作部材26を奥側へ押し込むように回動させる。そうすると、ロック部26c1が係合部1cの手前側垂直辺側の開放部1c1に至る。さらに操作部材26の平板部26cに押圧力を作用させて奥側へ回動させると、図7(b)に示すように、ロック部26c1は、摺動面1c4と当接しながら(摺りながら)移動する。また、このロック部26c1と摺動面1c4との当接によって、上述の操作部材26の押圧力Xとは反対方向に(押圧力に抗して)制動力Jが作用する。このとき、平板部26cはある程度、弾性変形可能なポリスチレン等の樹脂製の一枚板で形成されているので、図8のように、ロック部26c1を起点に平板部26cが歪みつつ奥側に押し込まれる。その後、図7(c)に示すように、ロック部26c1が屈曲部1c2に至ると、ロック部26c1と摺動面1c4との摺動状態が終了し、クリック音とともにロック部26c1が係合面1c5に当接する。このように、ロック部26c1が係合面1c5に当接した状態が、ロック状態である。また、ロック状態では、平板部26cが弾性変形から開放されて元の形状に戻っており、ロック部26c1が係合面1c5に突き当たる位置になるような姿勢を平板部26cがとる。すなわち、操作部材26の平板部26cを手前側に回動させる不意の力が作用したとしても相当大きな力でない限り平板部26cは変形しないのでロック部26c1も係合面1c5を乗り越えることはない。
反対に、操作部材26を操作者が指で平板部26cを上方から押圧して手前側へ回動させると、平板部26cはロック部26c1を起点にして、先の奥側に押し込んだときとは逆の方向に弾性変形する。そしてロック部26c1と係合部1cとの係合が解除され、ロック解除状態に切り換えられる。
また、図4に示すように、容器本体22の右側面22aには、トナーカートリッジ7をプロセスユニット1に対して位置決めするための円筒状の突出部であるところの位置決め凸部29が設けられている。同様に、図10に示す容器本体22の左側面22bにも、トナーカートリッジ7をプロセスユニット1に対して位置決めするための半月状の断面を有する突出部であるところの位置決め凸部31が設けられている。一方、プロセスユニット1の右側面1aと左側面1bには、位置決め凸部29,31の曲面が突き当たるよう溝形状に形成された突き当て部30,32が設けてある(図4参照)。
さらに、容器本体22の左側面22bには、プロセスユニット1の左側面1bに設けられた長円の断面を有する筒形状の突起33(図4参照)と嵌合する嵌合部材34が設けられている。この嵌合部材34は、容器本体22に対して回動可能に取り付けられている。本実施形態では、嵌合部材34は、上記操作部材26と同じ支軸35(図4参照)を介して連結されており、操作部材26を回動操作すると、これに伴い嵌合部材34も回動するようになっている。また、本実施形態では、上記把持部25も、嵌合部材34と操作部材26とを連結する支軸35に取り付けられている。ただし、把持部25は、支軸35に対して独立して回動可能となっており、操作部材26とは連動しないようになっている。
図9に示すように、トナーカートリッジ7の嵌合部材34は、支軸35の軸方向に垂直な面となるよう固定された円盤状の垂直板部34aと、垂直板部34aの支軸35とは反対側の面(プロセスユニット1の左側面1bと対向する面)に突起33と嵌合可能な嵌合部34bとを有する。嵌合部34bは、U字状の溝を形成するリブ34cと突起33が進入可能なU字溝の開放部34dを有する。
また、垂直板部34aとトナーカートリッジ7の左側面22bとの間には、ねじりコイルバネ28が配置されている(図5参照)。このねじりコイルバネ28によって、嵌合部材34、及びこれと支軸35を介して連結された操作部材26は、図9において時計回りの方向に付勢されている。また、ねじりコイルバネ28の付勢に抗する図示しないストッパによって、嵌合部材34のU字溝の開放部34dは、斜め下方に向いて開放するよう保持されている(図9参照)。本実施形態では、開放部34dの開放方向、すなわちリブ34cの開放部34d近傍の内側壁面34eは、図9にあるように、トナーカートリッジ7を載置面Zに載置したときの姿勢で、水平面に対する垂直線Vに対して30度奥側に傾いている。同様に、上記突起33も、プロセスユニット1を載置面に載置したときの姿勢で、突起33の筒形状の軸方向から見て、その長円の外形直線部が垂直線Vに対して30度傾いている(図4参照)。
よって、操作者がプロセスユニット1の斜め上方から突起33に向かって開放部34dが嵌め合うようにトナーカートリッジ7を降ろしたとき、突起33とリブ34cの内側壁面34eの傾きが一致しているので位置合わせがしやすい。結果、操作者はスムースにトナーカートリッジ7の左側面22bをプロセスユニット1の左側面1bに嵌め合わせることができる。
また、図10に示すように、容器本体22の左側面22b側には、廃トナーを内部(トナー回収部9)へ導入するための方形の孔であるところの廃トナー導入口36が設けられている。この廃トナー導入口36は位置決め凸部31の下位に形成された円弧状の凹部22dに形成されており、上方へ開口している。廃トナー導入口36の周囲にはスポンジ材で形成されたシール36aが貼り付けられており、シール36aの上方にはシール36aの上面と摺動するように回動可能な廃トナー入口シャッタ37が設けてある(図11参照)。
廃トナー入口シャッタ37は、上記円弧状の凹部22dに倣って回動可能なように湾曲している。また廃トナー入口シャッタ37は、トナーカートリッジ7が単独で在る状態では、廃トナー導入口36を常時閉鎖する回転方向に付勢するねじりコイルバネであるところの付勢部材37aで付勢されている。この付勢部材37aは、廃トナー入口シャッタ37とトナーカートリッジ7の間であって廃トナー入口シャッタ37の回転軸に挿入されて配置されている。廃トナー入口シャッタ37が回動することで、廃トナー導入口36が開放された開放状態(図10に示す状態)と、廃トナー導入口36が閉鎖された閉鎖状態(図11に示す状態)とに切り換えられるようになっている。
図12に示すように、プロセスユニット1の左側面1b側には、筒状の廃トナー搬送路39が内側に突出するように設けられている。この廃トナー搬送路39の先端には、廃トナーを排出する廃トナー排出口38が下方へ開口するように設けられている。また、廃トナー搬送路39の先端外周には、廃トナー排出口38を開閉するための廃トナー出口シャッタ40が取り付けられている。廃トナー出口シャッタ40は、軸心回りに回動するようになっており、廃トナー排出口38が開放された開放状態(図13に示す状態)と、廃トナー排出口38が閉鎖された閉鎖状態(図12に示す状態)とに切り換えられるようになっている。
上記廃トナー入口シャッタ37と廃トナー出口シャッタ40は、共にねじりコイルバネからなる付勢部材37a(図10参照)と付勢部材40a(図12参照)とによって、廃トナー導入口36又は廃トナー排出口38を閉鎖する方向へ付勢されている。また、廃トナー出口シャッタ40には、トナーカートリッジ7をプロセスユニット1に装着する際、廃トナー入口シャッタ37が当接する凸状の当接部41が設けられている。この当接部41に廃トナー入口シャッタ37が当接すると、両シャッタ37,40は廃トナー導入口36又は廃トナー排出口38を開放する方向(図10、図13に示す矢印方向)へ回動するようになっている。そして、トナーカートリッジ7をプロセスユニット1に装着した状態にすると、開放された廃トナー導入口36と廃トナー排出口38とが互いに対向する位置に配置される。この状態で、廃トナー導入口36と廃トナー排出口38とが連通した状態となり、上記感光体2の表面から除去された廃トナーをトナーカートリッジ7内(トナー回収部9内)へ導入可能となる。
これに対し、トナーカートリッジ7をプロセスユニット1から取り外した状態では、上記当接部41への廃トナー入口シャッタ37の当接が解除されることで、廃トナー入口シャッタ37及び廃トナー出口シャッタ40は、付勢部材の付勢方向(図11、図12に示す矢印方向)へ回動する。その結果、廃トナー導入口36及び廃トナー排出口38が閉鎖され、廃トナー導入口36及び廃トナー排出口38からのトナー漏れが防止される。
また、図14に示すように、容器本体22の右側面22a側の曲面には、トナー収容部8内に収容されているトナーを排出するための方形の孔であるところの補給トナー排出口42が設けられている。この補給トナー排出口42は下方へ開口しており、補給トナー排出口42のある下方には補給トナー排出口42のある曲面(円弧面)に倣って、補給トナー排出口42を開閉可能な補給トナー出口シャッタ43が設けられている。補給トナー出口シャッタ43は、円筒状の突出部であるところの位置決め凸部29の円筒中心線と同心にして補給トナー排出口42のある曲面(円弧面)に沿って回動可能なように配置されている。
補給トナー出口シャッタ43は、その回転軸方向に突出する凸部43bを備える。図14にあるように、ねじりコイルバネ43cが補給トナー出口シャッタ43とギア列を隠すカバー部材であるところの右側面22aの間に配置されている。ねじりコイルバネ43cの端部に設けてある引っ掛け部が凸部43bに掛けられており、ねじりコイルバネ43cによって、補給トナー出口シャッタ43は、補給トナー排出口42を閉鎖する方向に付勢されている。
一方、図15に示すように、プロセスユニット1の現像装置4の右側面1a側には、補給トナーを導入するための補給口44が上方に向かって開口するように設けられている。この補給口44は、図示しないトナー補給路を介して上記現像装置4と繋がっており、トナーカートリッジ7から補給されたトナーを現像装置4へと搬送できるようになっている。また、補給口44の近傍には、補給トナー入口シャッタ45が設けられており、この補給トナー入口シャッタ45が左右にスライド移動することで、補給口44が開閉されるようになっている。
図16は、トナーカートリッジの概略断面図である。
図16に示すように、容器本体22のトナー収容部8内には、収容されているトナーを撹拌するための撹拌部材としての撹拌羽根46と、収容されているトナーを補給トナー排出口42へ搬送する搬送部材としての搬送スクリュー47とが設けられている。また、トナー回収部9内には、廃トナーをトナー回収部9内で搬送する搬送部材としての搬送スクリュー48が設けてある。
各搬送スクリュー47,48及び撹拌羽根46は、装置本体100に設けられた図示しない駆動源からの駆動力が駆動伝達手段を介して伝達されるようになっている。具体的に、本実施形態では、容器本体22の右側面22aに、駆動伝達手段として、駆動連結部49(図4参照)と、この駆動連結部49と各搬送スクリュー47,48及び撹拌羽根46とを連結する複数の伝達ギア(図示省略)が設けられている。トナーカートリッジ7を装置本体100に装着すると、装置本体100側の図示しない駆動伝達部材が駆動連結部49に係合することで、装置本体100側の駆動源から各搬送スクリュー47,48及び撹拌羽根46へ駆動伝達可能な状態となる。
また、図16に示すように、補給トナー出口シャッタ43は、補給トナー排出口42が形成された筒状の容器形状に倣って円弧状に形成されており、その一部にトナーを排出するための孔部43aが形成されている。また、補給トナー出口シャッタ43は、補給トナー排出口42が形成された外周面に沿って回動可能となっている。
図16(a)に示すように、補給トナー出口シャッタ43が図の反時計回りに回動すると、補給トナー排出口42が補給トナー出口シャッタ43によって閉鎖された閉鎖状態となる。反対に、図16(b)に示すように、補給トナー出口シャッタ43が図の時計回りに回動すると、補給トナー排出口42の孔部43aが補給トナー排出口42と連通する位置に配置され、補給トナー排出口42が開放された開放状態となる。
ところで、上記ロック機能を有する操作部材26は、補給トナー出口シャッタ43を開閉操作する手段としても機能する。ただし、操作部材26と補給トナー出口シャッタ43は、互いに離れた位置に設けられており、直接連結されていない。すなわち、トナーカートリッジ7単体では、操作部材26と補給トナー出口シャッタ43は非連動状態となっており、操作部材26を操作しても補給トナー出口シャッタ43の開閉操作は行われないようになっている。
図15に示すように、本実施形態では、プロセスユニット1に連係部材51が設けられており、この連係部材51を介することで、操作部材26と補給トナー出口シャッタ43とが連動可能な状態となる。
以下、図17〜図20に基づき、操作部材26、補給トナー出口シャッタ43及び連係部材51の構成について詳しく説明する。
なお、以下の説明において、特に必要な場合を除き、補給トナー出口シャッタを単に「シャッタ」と称する。
図19に示すように、連係部材51は、長手状の部材で構成されており、その一端部側で操作部材26と、他端部側でシャッタ43と、それぞれ係合するようになっている。操作部材26は、垂直板部26dの支軸35を固定している内側の面とは逆の外側の面(プロセスユニット1の右側面1aと対向する面)に、連係部材51の一端部と嵌合可能な凹状の嵌合部26eを有する。別の言葉で述べれば、操作部材26嵌合部26eは、連係部材51と係合可能な係合部(第1の容器側係合部)として作用する。
嵌合部26eは、垂直板部26dの外側面の上に、U字状の溝を形成するリブ26fと連係部材51の一端部が進入可能なU字溝の開放部26g(図14参照)とを有する。前述したように、トナーカートリッジ7がプロセスユニット1に未装着の状態においては、トナーカートリッジ7の左側の嵌合部34bの開放部34dが斜め下方を向くように回転させるべく、ねじりコイルバネ28が嵌合部材34を付勢している。嵌合部材34と操作部材26とは支軸35を介して一体に固定されているので、ねじりコイルバネ28の付勢力は、操作部材26の嵌合部26eにも及ぼされる。そのように付勢された結果、トナーカートリッジ7がプロセスユニット1への未装着の状態における開放部26gは、図14にあるように水平面に対する垂直線Vから30度右に回転した方向で開放する姿勢、すなわち左側面の嵌合部材34の開放部34dと同じ方向に開放する姿勢をとる。
また、図19に示すように、シャッタ43は、連係部材51と係合可能な係合部(第2の容器側係合部)として、連係部材51の他端部が引っ掛かるようにシャッタ43の回転軸方向に突出する凸部43bを有している。前述したように、シャッタ43はねじりコイルバネ43cによって補給トナー排出口42を閉じる方向(図16(a)の矢印参照)に付勢されている。
連係部材51は、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)や含油ポリアセタール(POM)等の比較的軟質で弾性変形をさせやすい樹脂で形成されており、図19及び図20に示すように、回動部52と、その回動部52に一体的に設けられた可撓性を有する帯状又は線状の部材から成る直線移動部53とで構成されている。回動部52は、操作部材26の嵌合部26eの開放部26gから進入し、リブ26fの内側壁面に当接することで嵌合可能な凸形状部52aを有する。直線移動部53は、シャッタ43の凸部43bに係合可能、言い換えれば引っ掛かり可能な連係部材側係合部として、突起部53aを有している。突起部53aは、直線移動部53の長手に対して垂直方向に突出したリブから成る。
また、回動部52には、回動中心となる軸部52bが設けられており、この軸部52bがプロセスユニット1の右側面1aの内側に設けられた軸受54(図15参照)によって回動可能に保持されている。リブ26fの内側壁面うちの凸形状部52aと接触する接触部Q1,Q2は、図20にあるように軸部52bよりも下方になる位置関係にある。
また、直線移動部53には、プロセスユニット1の右側面1aに設けられた溝状のガイド部55(図17参照)に挿入されるガイド突起53bが設けられている。このガイド突起53bがガイド部55に沿って移動することで、直線移動部53は往復直線移動可能となっている。また、ガイド突起53bの先端部には、ガイド突起53bがガイド部55から脱落しないようにガイド部55より幅広の抜止部53cが設けてある。また、直線移動部53のシャッタ43側の端部には付勢部材としての引っ張りバネ56の一端が係合されている(図17、図18参照)。この引っ張りバネ56の他端はプロセスユニット1の右側面1aに係合されている。この引っ張りバネ56により、連係部材51は奥側に付勢されている。
連係部材51は、上記の如く構成されていることで、回動部52が図20の矢印C1方向に回動すると、これに伴い、直線移動部53は引っ張られて図20の矢印D1方向に直線移動する。反対に、回動部52が図20の矢印C2方向に回動すると、これに伴い、直線移動部53は押されて図20の矢印D2方向に直線移動するようになっている。
次に、シャッタ(補給トナー出口シャッタ)の開閉操作について説明する。
図17に示すように、トナーカートリッジ7をプロセスユニット1に装着し、操作部材26の嵌合部26eを連係部材51の回動部52に嵌合させた状態で、図18に示すように、操作部材26を奥側へ回動させると、回動部52が図の時計回りに回動する。これに伴い、直線移動部53が引っ張られて手前側へ直線移動する。このとき、直線移動部53の端部に設けられた突起部53aが、シャッタ43の凸部43bに引っ掛かることで(図19参照)、シャッタ43が開く方向へ回動し、補給トナー排出口42が開放される。
本実施形態では、補給トナー排出口42が開放されたときには、すでに、プロセスユニット1側の補給口44(図15参照)は開放された状態となっている。このため、補給トナー排出口42が開放された時点で、トナーカートリッジ7からプロセスユニット1の現像装置4へトナーを補給可能な状態となる。
反対に、図17に示すように、操作部材26を手前側へ回動させると、回動部52が図の反時計回りに回動し、これに伴い、直線移動部53が引っ張りバネ56によって奥側へ移動する。その結果、シャッタ43は閉じる方向に回動せしめられ、補給トナー排出口42が閉鎖される。
また、本実施形態では、上記のようにシャッタ43を開放操作するために、操作部材26を奥側へ回動させると、同時に、操作部材26に設けられたロック部26c1がプロセスユニット1側の係合部1cに係合しロックされる(図6(b)参照)。反対に、シャッタ43を閉鎖操作するために、操作部材26を手前側に回動させると、同時に、ロック部26c1と係合部1cとの係合が解除される(図6(a)参照)。このように、本実施形態では、操作部材26を操作することによって、シャッタ43の開閉操作と、プロセスユニット1に対するトナーカートリッジ7の固定及び固定解除の操作とを同時に行うことが可能となっている。
ロック状態を解除すると、トナーカートリッジ7をプロセスユニット1から取り外すことができる。そして、トナーカートリッジ7をプロセスユニット1から取り外した場合、操作部材26とシャッタ43は連動しない非連動状態になるので、この状態で操作者が不用意に操作部材26を動かしても、シャッタ43は回動しない。このように、トナーカートリッジ7を取り外した状態では、シャッタ43の開放操作ができないようにすることで、補給トナー排出口42からのトナー漏れを防止することができる。
また、ロック状態では、トナーカートリッジ7がプロセスユニット1に対して固定されているので、図21に示すように、操作者は、把持部25を持って、トナーカートリッジ7とプロセスユニット1を一体のプロセスカートリッジとして扱う(操作や移動等を行う)ことができる。このとき、プロセスカートリッジは、自重と充填されているトナーによって相応の重量がある。仮に、このような重量がロック部26c1にかかると、ロック部26c1は小さな突起で構成されているがゆえ、ロックが解除されたり、ロック部26c1が破損したりする虞がある。
そこで、本実施形態では、重量の一部を、連係部材51の凸形状部52aと嵌合する嵌合部26eで受けている。詳しくは、図20に示すように、嵌合部26eは凸形状部52aと嵌合した状態で、凸形状部52aに対して2箇所(接触部Q1,Q2)で接触しているが、図21に示すように、操作者が把持部25を持って、プロセスカートリッジをぶら下げた状態で、そのうちの一方(図20の右側の接触部Q2)が、凸形状部52aの下方に位置する。この下方に位置する接触部Q2において、嵌合部26eが重量Wを受けることできるので、ロック部26c1への負荷を軽減し、ロック部26c1の破損を防止している。
また、図21に示すように、上記重量Wを受ける接触部Q2は、操作部材26の回動中心Oの鉛直方向下方に位置している。このため、接触部Q2に作用する重量Wのベクトル延長線、及び操作者がプロセスカートリッジを持ち上げる際に接触部Q2に作用する持ち上げ力Fの延長線は、操作部材26の回動中心O又はその近傍を通る。このように、接触部Q2に作用する重量W及び持ち上げ力Fの各ベクトル延長線が、操作部材26の回動中心O又はその近傍を通るようになっていることから、重量W及び持ち上げ力Fは、ロック部26c1のロック状態を解除する操作部材26の回動方向Hとは異なる方向に作用する。これにより、操作者がプロセスカートリッジを持ち上げた際に、そのとき操作部材26に作用する力によってロックが解除されて、トナーカートリッジ7とプロセスユニット1とが分離するのを防止することができる。
また、本実施形態では、プロセスユニット1に対するトナーカートリッジ7の位置決めを4箇所の位置決め部で行っている。具体的には、トナーカートリッジ7を装着する際、まず、トナーカートリッジ7の左右奥側に設けられた一対の位置決め凸部29,31(図4、図10参照)が、プロセスユニット1の一対の突き当て部30,32(図4参照)に突き当たることで位置決めがされる。次に、操作部材26を連係部材51の回動部52に嵌合させ、反対側の嵌合部材34をプロセスユニット1の突起33(図4参照)に嵌合させた状態で、操作部材26をロックする方向へ回動させる。これにより、操作部材26と嵌合部材34とが回転することで、回動部52及び突起33に対する位置決めがなされる。このように、本実施形態では、4箇所(左右2箇所ずつ)の位置決め箇所で、トナーカートリッジ7をプロセスユニット1に対して確実に位置決めする構成としているため、プロセスユニット1をトナーカートリッジ7と一体的に着脱操作する際の操作性に優れる。
以上のように、上記実施形態によれば、トナーカートリッジ7が装着部に装着されない状態では、シャッタ43と操作部材26とが互いに非連動状態となるので、この状態で操作者が不用意に操作部材26を動かしても、シャッタ43が開放することはない。これにより、トナーカートリッジ7が装着されていない状態における補給トナー排出口42からのトナー漏れを防止することが可能となる。
また、上記実施形態では、連係部材51を往復直線移動可能に構成しているため、操作部材26とシャッタ43とが手前側と奥側の互いに離れた位置に配置された構成であっても、これらの離れた部材同士をコンパクトに繋げて連係させることができる。これにより、連係部材として例えばギア列を用いた構成に比べて、部品点数が少なくなり、連係部材の設置スペースの省スペース化を図れるようになる。その結果、画像形成装置の小型化を実現することができ、小型化した画像形成装置に搭載可能なトナーカートリッジを提供することが可能となる。
また、上記実施形態によれば、連係部材51がコンパクトな構成になることで、特に部品の配置が高密度化した構成において、他部品との干渉を回避しつつ連係部材の設置スペースを確保することが可能となる。例えば、上記実施形態のように、駆動伝達手段を構成する駆動連結部49が、操作部材26とシャッタ43の各連係部間に配置されている場合(図17)、駆動連結部49との干渉を避けるように連係部材51を配置する必要がある。このような構成においても、上記実施形態によれば、連係部材51と駆動連結部49とを、容器本体22とプロセスユニット1の同じ側の側面22a,1aに、各側面22a,1aと直交する方向から見て、互いに重ならないように配設することができ、部品同士の干渉を容易に回避することが可能である。
なお、上述の実施形態では、トナーカートリッジをプロセスユニットの装着部に対して着脱可能な構成を例に説明したが、トナーカートリッジを装置本体の装着部に直接着脱可能な構成であってもよい。すなわち、連係部材は、プロセスユニットではなく、装置本体に設けることも可能である。
以下、図22〜図26に基づき、上記補給トナー入口シャッタ45(図15参照)の開閉機構について詳しく説明する。
図22は、現像装置4の右側に設けられたシャッタ開閉機構の構成を示す図である。
補給トナー入口シャッタ45は、補給口44を閉鎖する閉鎖位置(図22(a)に示す位置)と、補給口44を開放する開放位置(図22(b)に示す位置)との間で移動可能となっている。本実施形態では、補給トナー入口シャッタ45は、現像装置4の長手方向、すなわち現像ローラの軸方向に往復移動可能となっている。
補給トナー入口シャッタ45は、補給口44を閉鎖するシャッタ本体45aを有し、シャッタ本体45aには孔部45bが形成されている。図22(b)に示す開放位置では、シャッタ本体45aの孔部45bが補給口44と対向する位置に配置されることで、補給口44が開放状態となる。反対に、図22(a)に示す閉鎖位置では、シャッタ本体45aの孔部45bは補給口44と対向しない位置に配置されることで、補給口44がシャッタ本体45aによって閉鎖された状態となる。また、孔部45bの周縁部には、スポンジ材で形成されたシール45cが設けられている。このシール45cは、トナーカートリッジ7が現像装置4に装着され、トナーカートリッジ7の補給トナー出口シャッタ43が開いた際に、その補給トナー出口シャッタ43の孔部43a(図14参照)の周縁部に密着し、トナー漏れを防止するためのものである。
また、シャッタ本体45aには、付勢部材としてのコイルバネ71の一端側の引っ掛け部71aを掛けるための掛け止め部45dが設けられている。コイルバネ71の他端側の引っ掛け部71bは、現像装置4のケース4aに設けてある掛け止め部4bに掛けられている。このコイルバネ71の付勢力によって、シャッタ本体45aは常時、閉鎖位置側(図22の右側)へ付勢されている。
また、シャッタ本体45aには、開放位置への移動方向(図22の左側)へ延伸した延伸部45eが設けられており、延伸部45eの先端部上面には、爪状の被係止部45fが設けられている。一方、現像装置4のケース4aには、被係止部45fと係止可能な突起である係止部4cが設けられている。係止部4cは、ケース4aから上方へ立ち上がるように設けられた立ち上り部4dの下面から下方へ突出している。図22(b)に示すように、係止部4cと被係止部45fとが係止された状態では、シャッタ本体45aがコイルバネ71の付勢力に抗して開放位置で保持されるようになっている。
図23に示すように、シャッタ本体45aの開放位置への移動に伴って、被係止部45fが係止部4cに当接すると、被係止部45fが係止部4cに対して摺接しつつ、延伸部45eが下方へ撓むように弾性変形する。これにより、被係止部45fが係止部4cを乗り越え、乗り越えた時点で延伸部45eが上方へ復帰することで、被係止部45fと係止部4cとが係止される。また、被係止部45fが係止部4cを乗り越えやすいように、係止部4cと被係止部45fの互いの摺接箇所には、それぞれ傾斜面4c1,45f1が設けられている。
なお、係止部4cをトナーカートリッジ7側に設けてシャッタ本体45aを係止することも可能であるが、本実施形態のように、現像装置4のケース4aに係止部4cを設けることで、シャッタ本体45aを係止するときの負荷がトナーカートリッジ7へ付与されるのを回避することができる。これにより、トナーカートリッジ7の現像装置4への装着状態を安定させることができる。
また、図22に示すように、延伸部45eの長手方向中間部には、後述するトナーカートリッジ7との協働によって係止部4cと被係止部45fとの係止を解除する係止解除部45gが設けられている。係止解除部45gは、上方へ突出する曲面にて形成されている。
また、シャッタ本体45aには、後述するトナーカートリッジ7との協働によってシャッタ本体45aを開放位置へ移動させる力を生じさせる被押圧部45hが設けられている。被押圧部45hは、シャッタ本体45aの移動方向に対して傾斜する傾斜面となっている。
図24は、現像装置4とトナーカートリッジ7の右側の構成を示す図である。
図24に示すように、トナーカートリッジ7の容器本体22の右側には、上述の補給トナー排出口42と、それを開閉する曲面状(円弧面)の補給トナー出口シャッタ43が設けられているが、さらにその右側には、補給トナー出口シャッタ43よりも外径方向に突出した突出部22eが設けられている。この突出部22eは、上記シャッタ本体45aの被押圧部45hに当接する押圧面22fを有する。押圧面22fは、トナーカートリッジ7を装着する際に、被押圧部45hに当接するようになっている。そのため、シャッタ本体45aの被押圧部45hは、図24に示すシャッタ本体45aが閉鎖位置に配置された状態で、トナーカートリッジ7の着脱動作時における押圧面22fの通過経路E1上に配置される。言い換えれば、トナーカートリッジ7の着脱動作時における押圧面22fの通過経路E1は、シャッタ本体45aが閉鎖位置に配置された状態での被押圧部45hの位置を通過するように構成されている。そして、この被押圧部45hに対する押圧面22fの当接によって、被押圧部45hは、シャッタ本体45aをコイルバネ71の付勢力に抗して開放位置(図24の左側)へ移動させる力を生じさせる。
本実施形態では、図25に示すように、トナーカートリッジ7の装着方向B1とシャッタ本体45aの開放位置への移動方向Lとが互いに異なっているので、押圧面22fの当接力を、シャッタ本体45aを開放位置へ移動させる力へと変換できるように、被押圧部45hを傾斜面としている。具体的には、被押圧部45hを、トナーカートリッジ7の現像装置4の装着部への装着方向B1方向と、シャッタ本体45aの開放位置への移動方向Lの、両方向とは反対方向(図25の右側及び下方)を臨むように傾斜させている。
また、図24に示すように、トナーカートリッジ7の容器本体22における、補給トナー出口シャッタ43よりも左側には、下方へ突出する突起22gが設けてある。この突起22gは、上記係止解除部45gに当接する当接面22hを有する。係止解除部45gは、図24に示すシャッタ本体45aが閉鎖位置に配置された状態では、トナーカートリッジ7の着脱動作時における当接面22hの通過経路E2上には配置されていないが、同図の二点鎖線で示すシャッタ本体45aが開放位置に配置された状態では、当接面22hの通過経路E2上に配置されるようになっている。言い換えれば、トナーカートリッジ7の着脱動作時における当接面22hの通過経路E2は、シャッタ本体45aが開放位置に配置された状態での係止解除部45gの位置を通過するように構成されている。
図26に示すように、突起22gの当接面22hが係止解除部45gに当接すると、係止解除部45gは当接面22hに押されて、延伸部45eが下方へ撓むように弾性変形するようになっている。これにより、被係止部45fと係止部4cとの係止が解除される。
以下、補給トナー入口シャッタ45の開閉動作について説明する。
まず、図27に基づき、補給トナー入口シャッタ45の開放動作について説明する。
図27(a)に示すように、トナーカートリッジ7が現像装置4の装着部に装着されていない状態では、補給トナー入口シャッタ45は閉鎖位置にあり、シャッタ本体45aによって補給口44が閉鎖された状態となっている。この状態で、トナーカートリッジ7を装着方向B1へ挿入すると、図27(b)に示すように、トナーカートリッジ7の押圧面22fが、シャッタ本体45aの被押圧部45hに当接する。そして、図27(c)に示すように、トナーカートリッジ7の装着方向B1への押し込み力によって、被押圧部45hは押圧面22fによって押され、補給トナー入口シャッタ45はコイルバネ71の付勢力に抗して開放位置側へ移動開始する。
さらに、トナーカートリッジ7を装着方向B1へ挿入すると、図27(d)に示すように、延伸部45eの先端部にある被係止部45fが係止部4cと係止することで、補給トナー入口シャッタ45が開閉位置で係止される。このとき、シャッタ本体45aの孔部45bが補給口44と対向する位置に配置されることで、補給口44が開放状態となる。なお、補給トナー入口シャッタ45が開放位置へ移動する際、トナーカートリッジ7の当接面22fと補給トナー入口シャッタ45の係止解除部45gは当接せずにすれ違うように移動する。このようにすることで、補給トナー入口シャッタ45の開放位置への移動がスムースに行われるようにしている。
次に、図28に基づき、補給トナー入口シャッタ45の閉鎖動作について説明する。
図28(a)に示すように、トナーカートリッジ7が現像装置4に装着され、補給トナー入口シャッタ45が開放位置で係止された状態から、トナーカートリッジ7を取り外し方向B2へ移動させると、同図(b)に示すように、トナーカートリッジ7の当接面22hが補給トナー入口シャッタ45の係止解除部45gに当接する。当接面22hが係止解除部45gに当接すると、係止解除部45gが当接面22hに押されて、延伸部45eが下方へ撓み(図26参照)、被係止部45fと係止部4cとの係止が解除される。
図28(c)に示すように、被係止部45fと係止部4cとの係止が解除されると、コイルバネ71の付勢力によって、補給トナー入口シャッタ45は閉鎖位置側へ引っ張られて移動する。かくして、図28(d)に示すように、トナーカートリッジ7を現像装置4から取り外した状態にすると、補給トナー入口シャッタ45が閉鎖位置に配置され、補給口44がシャッタ本体45aによって閉鎖された状態となる。
以上のように、本発明の構成によれば、現像装置に対するトナーカートリッジの着脱動作に連動して、現像装置側のシャッタ(補給トナー入口シャッタ)を開閉することが可能である。これにより、シャッタの開閉操作性に優れると共に、操作者によるシャッタの開放し忘れ及び閉鎖し忘れを防止することができる。このように、本発明によれば、現像装置側のシャッタを開放し忘れることがないので、トナーカートリッジ側のシャッタを開いた際、補給口がシャッタで遮られることがなく、確実に現像装置へトナーを補給することができる。また、トナーカートリッジを取り外した場合は、現像装置側のシャッタが確実に閉まるので、補給口からのトナー漏れを防止することができるようになる。
なお、本発明は上述の実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加え得ることは勿論である。本発明を適用可能な画像形成装置は、図1に示すようなモノクロ画像形成装置に限らない。本発明は、図29に示すような、複数の感光体2上の画像を、中間転写ベルト(中間転写体)60を介して用紙に間接的に転写する間接転写方式のカラー画像形成装置や、図30に示すような、複数の感光体2上の画像を、搬送ベルト(搬送体)61で搬送される用紙に直接的に転写する直接転写方式のカラー画像形成装置などにも適用可能である。また、本発明を適用可能な画像形成装置は、プリンタ、複写機、ファクシミリ、あるいはこれらの複合機等も含まれる。
1 プロセスユニット
1a 右側面
1b 左側面
1c 係合部
1c1 開放部
1c2 屈曲部
1c3 開放部
1c4 摺動面
1c5 係合面
2 感光体(像担持体)
3 帯電ローラ(帯電手段)
4 現像装置(現像手段)
4a ケース
4b 掛け止め部
4c 係止部
4c1 傾斜面
4d 立ち上り部
5 クリーニングブレード(クリーニング手段)
6 LEDヘッドアレイ(露光手段)
7 トナーカートリッジ(現像剤収容器)
8 トナー収容部
9 トナー回収部
10 転写装置
11 給紙装置
12 定着装置
13 排紙装置
14 転写ローラ
15 給紙カセット
16 給紙ローラ
17 レジストローラ
18 定着ローラ
19 加圧ローラ
20 排紙ローラ
21 排紙トレイ
22 容器本体
22a 右側面
22b 左側面
22d 凹部
22e 突出部
22f 押圧面
22g 突起
22h 当接面
25 把持部
26 操作部材
26a 固定部
26b 延在部
26c 平板部
26c1 ロック部
26d 垂直板部
26e 嵌合部(係合部、又は第1の容器側係合部)
26f リブ
26g 開放部
27a 軸受
27b 軸受
28 ねじりコイルバネ
29 位置決め凸部
30 突き当て部
31 位置決め凸部
32 突き当て部
33 突起
34 嵌合部材
34a 垂直板部
34b 嵌合部
34c リブ
34d 開放部
34e 内側壁面
35 支軸
36 廃トナー導入口
36a シール
37 廃トナー入口シャッタ
37a 付勢部材
38 廃トナー排出口
39 廃トナー搬送路
40 廃トナー出口シャッタ
40a 付勢部材
41 当接部
42 補給トナー排出口(排出口)
43 補給トナー出口シャッタ
43a 孔部
43b 凸部(係合部、又は第2の容器側係合部)
43c ねじりコイルバネ
44 補給口
45 補給トナー入口シャッタ(シャッタ)
45a シャッタ本体
45b 孔部
45c シール
45d 掛け止め部
45e 延伸部
45f 被係止部
45f1 傾斜面
45g 係止解除部
45h 被押圧部
46 撹拌羽根(撹拌部材)
47 搬送スクリュー(搬送部材)
48 搬送スクリュー(搬送部材)
49 駆動連結部
51 連係部材
52 回動部
52a 凸形状部
52b 軸部
53 直線移動部
53a 突起部
53b ガイド突起
53c 抜止部
54 軸受
55 ガイド部
56 引っ張りバネ(付勢部材)
60 中間転写ベルト(中間転写体)
61 搬送ベルト(搬送体)
71 コイルバネ(付勢部材)
71a 引っ掛け部
71b 引っ掛け部
100 装置本体(画像形成装置本体)
A1 装着方向
A2 取り外し方向
B1 装着方向
B2 取り外し方向
E1 押圧面の通過経路
E2 当接面の通過経路
F 持ち上げ力
G 重心
L 開放位置への移動方向
O 操作部材の回動中心
P 用紙
Q1 接触部
Q2 接触部
V 垂直線
W 重量
Z 載置面
特開2012−37554号公報

Claims (9)

  1. 内部に現像剤を導入するための補給口と、前記補給口を閉鎖する閉鎖位置と前記補給口を開放する開放位置との間で移動するシャッタ本体と、前記シャッタ本体を前記閉鎖位置側へ付勢する付勢する付勢部材と、前記シャッタ本体に設けられた被係止部と、前記被係止部との係止によりシャッタ本体を前記付勢部材の付勢力に抗して前記開放位置で係止する係止部と、前記シャッタ本体に設けられると共に前記被係止部と前記係止部との係止を解除する係止解除部とを備えた現像装置に対して着脱可能な現像剤収容器であって、
    前記係止解除部に当接して前記被係止部と前記係止部との係止を解除する当接面を備え、
    前記現像装置からの取り外し動作時における前記当接面の通過経路が、前記シャッタ本体が前記開放位置に配置された状態での前記係止解除部の位置を通過するように構成したことを特徴とする現像剤収容器。
  2. 前記現像装置に設けられた被押圧部に当接して前記シャッタ本体を前記付勢部材の付勢力に抗して前記開放位置へ移動させる押圧面を備え、
    前記現像装置への装着動作時における前記押圧面の通過経路が、前記シャッタ本体が前記閉鎖位置に配置された状態での前記被押圧部の位置を通過するように構成した請求項1に記載の現像剤収容器。
  3. 前記現像装置は、前記シャッタ本体から延伸し、先端部に前記被係止部が設けられ、中間部に前記係止解除部が設けられた弾性変形可能な延伸部を備え、
    前記当接面は、前記係止解除部との当接により前記延伸部を弾性変形させて、前記被係止部と前記係止部との係止を解除するように構成された請求項1又は2に記載の現像剤収容器。
  4. 前記現像装置への装着方向と前記シャッタ本体の前記開放位置への移動方向とが互いに異なる方向で、
    前記現像装置の前記被押圧部を、前記装着方向と前記開放位置への移動方向の両方向とは反対方向を臨む傾斜面とした構成であって、
    前記押圧面は、前記傾斜面との当接により前記シャッタ本体を前記付勢部材の付勢力に抗して前記開放位置へ移動させる力を生じさせるように構成された請求項2に記載の現像剤収容器。
  5. 前記シャッタ本体が前記開放位置へ移動する際、前記当接面と前記係止解除部とが当接しないように構成した請求項1から4のいずれか1項に記載の現像剤収容器。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の現像剤収容器を着脱可能な現像装置であって、
    前記補給口と、前記シャッタ本体と、前記付勢部材と、前記被係止部と、前記係止部と、前記係止解除部とを備えることを特徴とする現像装置。
  7. 前記係止部を、現像装置のケースに設けた請求項6項に記載の現像装置。
  8. 表面に潜像が形成される像担持体と、請求項6又は7記載の現像装置とを少なくとも備え、画像形成装置本体に対して着脱可能に構成されたプロセスユニットと、
    前記プロセスユニットの前記現像装置に対して装着された請求項1〜5のいずれか1項に記載の現像剤収容器をと備えることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  9. 請求項1から5のいずれか1項に記載の現像剤収容器を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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