JP2014070531A - 車両用制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ACC制御を行う場合であっても負圧センサに異常がある場合には内燃機関の自動停止を行わないようにすることができる車両用制御装置を提供する。
【解決手段】エンジンと、ブレーキペダルと、ブレーキブースタと、負圧センサと、ブースタ負圧を利用して車両の制動力を発生させるマスタシリンダと、ブースタ負圧を利用せずに制動力を発生させるブレーキアクチュエータとを備え、車両の走行制御として、通常走行制御と、自車両を先行車両に追従走行させるACC制御と、アイドリングストップ制御とを含む車両用制御装置であって、通常走行制御中は、ブレーキペダルの操作によってブースタ負圧が変化し、かつブースタ負圧が第1の所定値以上であったらエンジンの自動停止を許可し、ACC制御中は、ブースタ負圧が第1の所定値よりも大きな第2の所定値以上となったらエンジンの自動停止を許可する。
【選択図】図2

Description

本発明は、アイドリングストップ機能を搭載した車両に適用される車両用制御装置に関する。
従来、この種の車両用制御装置として、内燃機関が発生するブレーキ負圧が設定圧よりも大気圧に近い場合に、アイドリングストップ機能による内燃機関の自動停止を禁止するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この車両用制御装置によれば、ブレーキ負圧の低下に伴うブレーキ操作力の低下を抑制することができる。
一般にブレーキ負圧の値は、負圧センサにより検出される。ところが、アイドリングストップ機能を搭載した車両においては、負圧センサに異常があると、正確なブレーキ負圧を把握することができず、十分なブレーキ負圧が確保されていないにも関わらず内燃機関を自動停止させてしまうおそれがある。
従来、負圧センサ異常時の内燃機関の自動停止を防止するために、負圧センサが異常と判定された場合には内燃機関の自動停止を許可しないようにした車両用制御装置も知られている(例えば、特許文献2参照)。
特許第3684965号公報 特開2011−122519号公報
しかしながら、特許文献2に記載の従来の車両用制御装置は、負圧センサから所定の電圧範囲外の信号電圧が所定時間以上継続して出力されている場合に負圧センサが異常であると判定しているが、こうした判定方法では例えば上記電圧範囲内で所定の信号電圧を出力し続ける中間固着を異常と判定することができない。
こうした中間固着を検出する方法として、例えばブレーキ負圧の変動を伴うブレーキ踏み込み時に負圧センサの値が変化しないことを検出することで負圧センサの異常を検出することが考えられる。
ところで、近年、レーダ装置にて前方車両との車間距離を認識して当該車間距離を一定に保つACC(Active Cruise Control)制御を行う装置が実用化されてきている。こうしたACC制御では、車両減速時にブレーキを踏み込まなくても自動的にブレーキ力を発生させる。ACC制御中に自動的に発生させるブレーキ力は、ブレーキ負圧を利用せずにアクチュエータによって発生させられる。
ところが、従来の車両用制御装置にあっては、こうしたACC制御を行う車両に搭載された場合に負圧センサの異常を検出することに関して何ら考慮されていなかった。例えば、ACC制御実行中は、上述の通りブレーキ負圧を利用せずにブレーキ力を発生させるのでブレーキ負圧の変動も生じず、したがって上述したような負圧センサの値の変化を監視することによる異常検出を行うことができない。このため、特にACC制御中は、負圧センサに異常があるにも関わらず内燃機関を自動停止させてしまうおそれがあった。
本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたもので、ACC制御を行う場合であっても負圧センサに異常がある場合には内燃機関の自動停止を行わないようにすることができる車両用制御装置を提供することを目的とする。
本発明に係る車両用制御装置は、上記目的達成のため、(1)内燃機関と、ブレーキペダルと、前記ブレーキペダルの踏み込みに応じて前記ブレーキペダルの操作力を増幅させるブレーキブースタと、前記ブレーキブースタの負圧を検出する負圧センサと、前記ブレーキブースタの負圧を利用して車両の制動力を発生させる第1の制動手段と、前記ブレーキブースタの負圧を利用せずに前記制動力を発生させる第2の制動手段とを備え、前記車両の走行制御として、運転者による前記ブレーキペダルの操作によって前記第1の制動手段を作動可能な通常走行制御と、自車両を先行車両に追従走行させるとともに自動的に第2の制動手段を作動可能なアダプティブクルーズコントロール制御と、少なくとも前記負圧センサが故障していないという所定の条件が成立したら前記内燃機関を自動停止させるアイドリングストップ制御とを含む車両用制御装置であって、前記通常走行制御中は、運転者による前記ブレーキペダルの操作によって前記負圧センサの値が変化し、かつ前記負圧センサの値が予め定められた第1の所定値以上であったら前記内燃機関の自動停止を許可し、前記アダプティブクルーズコントロール制御中は、前記負圧センサの値が前記第1の所定値よりも大きな第2の所定値以上となったら前記内燃機関の自動停止を許可する構成を有する。
この構成により、本発明に係る車両用制御装置は、アダプティブクルーズコントロール制御中、負圧センサの値が通常走行制御中に内燃機関の自動停止の許可判断に用いられる第1の所定値よりも大きな第2の所定値以上となったら内燃機関の自動停止を許可する。このため、第2の制動手段を用いることにより負圧センサの値が変動しないアダプティブクルーズコントロール制御中であっても、負圧センサに異常が発生している可能性があるか否かを確認することができる。つまり、アダプティブクルーズコントロール制御中は、車両が走行することによって負圧センサの値が大きくなり、その値が低下することがないという特性を利用して負圧センサに異常が発生している可能性があるか否かを確認することができる。
したがって、負圧センサに異常の可能性がある場合には内燃機関の自動停止を行わないようにすることができる。
本発明に係る車両用制御装置は、上記(1)に記載の車両用制御装置において、(2)前記アダプティブクルーズコントロール制御が解除され前記通常走行制御に移行した場合には、前記負圧センサの値が前記第1の所定値以上であっても前記負圧センサの値が変動するまでは前記内燃機関の自動停止を禁止する構成を有する。
この構成により、本発明に係る車両用制御装置は、アダプティブクルーズコントロール制御の解除後は負圧センサの値が第1の所定値以上であってもその値が変動するまでは内燃機関の自動停止を禁止するので、負圧センサの例えば固着等の異常が生じていないことを確認するまで内燃機関の自動停止を禁止することができる。
本発明によれば、ACC制御を行う場合であっても負圧センサに異常がある場合には内燃機関の自動停止を行わないようにすることができる車両用制御装置を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る車両用制御装置が適用された車両の概略構成図である。 本発明の実施の形態に係る車両の走行状態に応じたアイドリングストップ制御の実行有無の一態様を示すタイムチャートである。 本発明の実施の形態に係るエンジンECUで実行される通常走行制御およびACC制御中のエンジン自動停止の許可判断の処理フローである。 本発明の実施の形態に係るエンジンECUで実行されるACC制御解除後のエンジン自動停止の許可判断の処理フローである。
以下、本発明の実施の形態に係る車両について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、車両100は、エンジン1が車両前方に配置され、後輪RR、RLを駆動輪とする、いわゆるFR車両である。本実施の形態では、本発明に係る車両用制御装置をFR車両に適用した例について説明するが、これに限定されるものではなく、例えば前輪FR、FLを駆動輪とするFF車両や4輪駆動車等、種々の車両に適用可能である。なお、本実施の形態では、動力源としてエンジン1を用いた車両に本発明を適用した例ついて説明するが、例えばエンジン1とモータとを併用するハイブリッド車両に本発明を適用することも可能である。
車両100は、駆動系として、内燃機関としてのエンジン1と、トランスミッション2と、プロペラシャフト3と、ディファレンシャル4と、ドライブシャフト5とを備えている。アクセルペダル6の操作量に基づき発生させられたエンジン出力(エンジントルク)は、トランスミッション2に伝達される。トランスミッション2に伝達されたエンジン出力は、トランスミッション2において選択されたギヤ比に応じて変換された後、プロペラシャフト3に駆動力として伝達される。プロペラシャフト3に伝達された駆動力は、ディファレンシャル4およびドライブシャフト5を介して後輪RR、RLに伝達され、後輪RR、RLが駆動されるようになっている。
本実施の形態では、エンジン1としてガソリンエンジンを用いた例について説明する。また、トランスミッション2としては、多段の自動変速機やベルト式無段変速機、あるいは手動変速機を用いることができる。本実施の形態では、多段の自動変速機を採用しているものとする。
また、車両100は、ブレーキシステムとして、ブレーキペダル7と、ブレーキブースタ8と、マスタシリンダ9と、ブレーキアクチュエータ10と、ホイールシリンダ11と、キャリパ12と、ディスクロータ13と、負圧センサ14とを備えている。
ブレーキブースタ8は、ブレーキペダル7の踏み込みに応じてブレーキペダル7の操作力を増幅させるようになっている。具体的には、ブレーキブースタ8は、負圧室8aと、負圧室8aと大気とに選択的に連通させられる変圧室8bとを有している。負圧室8aは、バキュームホース8cを介してエンジン1の吸気管に設けられた図示しないサージタンクに接続されている。
したがって、これら負圧室8aと変圧室8bとの間の圧力差による作動力でブレーキペダル7の操作力(踏力)が助勢されてマスタシリンダ9に伝達される。つまり、ブレーキブースタ8は、エンジン1の動作時における吸気管内の負圧を利用してブレーキペダル7の操作力(踏力)を助勢し、助勢された操作力(踏力)をマスタシリンダ9に伝達する。
マスタシリンダ9は、増幅された操作力(踏力)を、車両100の制動力を発生させる油圧に変換するようになっている。本実施の形態において、マスタシリンダ9は、ブレーキブースタ8の負圧、すなわち負圧室8a内の負圧を利用して車両100の制動力を発生させる第1の制動手段を構成する。なお、本実施の形態において、「負圧」は、大気圧よりも低い圧力であって大気圧との差圧を表す。したがって、例えば「負圧が大きい」とは、大気圧との差が大きいこと、つまり絶対的な圧力としては低圧であることを意味する。
ブレーキアクチュエータ10は、マスタシリンダ9から各車輪FR〜RLのホイールシリンダ11に伝達される油圧を制御するようになっている。例えば、ブレーキペダル7を踏み込みマスタシリンダ9の油圧を増大させると、ブレーキアクチュエータ10がマスタシリンダ9の油圧を調節して各ホイールシリンダ11に付与する。これにより、ホイールシリンダ11がその油圧を受けて作動し、各車輪FR〜RLが制動される、すなわち車両100が制動される。具体的には、マスタシリンダ9に付与された油圧により、各キャリパ12内に備えられた図示しないブレーキパッドによる各ディスクロータ13の挟持力が調整されて各車輪FR〜RLが制動される。
また、ブレーキアクチュエータ10は、図示しない加圧ポンプを備えており、マスタシリンダ9の油圧に関係なく、各ホイールシリンダ11に付与する油圧を増大させることが可能となっている。例えば、ブレーキペダル7を非操作で車両100を制動させる場合(例えば、後述するアダプティブクルーズコントロール制御(以下、ACC制御という)実行中におけるアイドリングストップ時等)には、ブレーキECU40からの指令信号に応じて加圧ポンプを駆動させて各ホイールシリンダ11に必要な油圧を付与する。これにより、ブレーキブースタ8の負圧を利用せずに車両100の制動力を発生させることができる。本実施の形態におけるブレーキアクチュエータ10は、本発明に係る第2の制動手段を構成する。
負圧センサ14は、負圧室8a内の圧力、すなわちブレーキブースタ8の負圧を検出して、ブレーキECU40に出力するようになっている。
また、車両100は、制御系として、エンジンECU20と、トランスミッションECU30と、ブレーキECU40と、アダプティブクルーズコントロールECU(以下、単にACC−ECUという)を備えている。これら各ECUは、相互に信号のやり取りを行うようになっている。
エンジンECU20は、エンジン1の制御を行うものである。例えば、エンジンECU20は、アクセルペダルセンサ6aから入力されるアクセルペダル6の操作量に基づき、燃料噴射装置(図示せず)を制御して燃料噴射量を調整する。これにより、エンジン出力が制御され、車両100の駆動力が制御される。このように、運転者のアクセルペダル6の踏み込みに応じて駆動力を変化させるエンジン制御を含む車両100の走行制御を、以下においては通常走行制御と称する。この通常走行制御中は、運転者によるブレーキペダル7の操作によってマスタシリンダ9が作動され、車両100の制動力が発生させられる。車両100の走行制御としては、通常走行制御の他、後述するアイドリングストップ制御やACC制御がある。
エンジンECU20は、車両停止などの所定の停止条件が成立するとエンジン1を自動停止するとともに、この自動停止中に発進要求などの所定の始動条件が成立するとエンジン1を再始動するアイドリングストップ制御を行うようになっている。エンジン1の自動停止は、例えばスロットル弁を閉状態とし、燃料噴射および点火を停止することにより行われる。一方、エンジン1の再始動は、図示しないスタータを駆動してエンジン1をクランキングするとともに、スロットル弁を開状態とし、燃料噴射および点火を再開することにより行われる。アイドリングストップ制御の詳細については、後述する。
トランスミッションECU30は、シフトポジションや車両100の走行状態に応じてトランスミッション2を制御することにより最適な変速比を得るようギヤ位置等を選択するようになっている。
ブレーキECU40は、各車輪FR〜RLに設けられた各車輪速センサ15から検出信号を受け取り、この検出信号に基づき車両100の速度(以下、車速という)を演算するようになっている。
また、ブレーキECU40は、ブレーキアクチュエータ10を制御することにより、各車輪FR〜RLに設けられた各ホイールシリンダ11に付与される油圧を調整するようになっている。
ここで、ACC制御が実行されている間はブレーキペダル7が非操作の状態で自動的に制動力を発生させる必要がある。このため、ブレーキECU40は、ACC制御実行中はブレーキペダル7の非操作時の制動力を確保するために、各ホイールシリンダ11に必要な油圧を付与するようブレーキアクチュエータ10を制御する。
ACC−ECU50は、自車両や先行車両の車速や車両加速度、さらには自車両と先行車両との間の車間距離などに基づいて先行車両に追従する追従走行制御を実行するものである。ACC−ECU50は、追従走行制御を実行中は先行車両に追従するためエンジンECU20およびブレーキECU40を介してエンジン1およびブレーキアクチュエータ10を制御することにより車両100の加速、減速を行うよう構成されている。本実施の形態におけるACC制御は、停車から高速走行まで対応可能な全車速対応ACCである。
したがって、ACC制御中は、例えば減速や停車が必要なときにはブレーキアクチュエータ10が制御され、ブレーキペダル7が運転者により踏み込まれていなくても自動的に各ホイールシリンダ11に油圧が付与されることによって車両100が制動される。つまり、ACC制御中は、自動的にブレーキアクチュエータ10を作動可能となっている。
ACC−ECU50には、各種センサ類として車間距離センサ51、クルーズコントロールSW52等が接続されている。
車間距離センサ51は、例えばミリ波を用いた検出方法により自車両と対象物(例えば、先行車)との相対関係を示す相対物理量である相対距離、相対速度および相対加速度を検出するミリ波レーダを用いることができる。このミリ波レーダは、例えば車両100の前面部の中央部、例えばフロントグリル内に取り付けられている。なお、車間距離センサ51は、ミリ波レーダに限定されるものではなく、例えばレーザや赤外線などを用いたレーダ、CCDカメラなどの撮像装置により自車両の進行方向を撮像した画像データに基づいて相対距離を算出する画像認識装置などであってもよい。
クルーズコントロールSW52は、ACC制御のオン・オフを行う他、例えば車速設定や各種制御モードの切替を行うために用いられる。
また、本実施の形態では、ACC制御の実行中であっても車両停車時には所定条件下でエンジン1を自動停止させるアイドリングストップ制御を実行可能である。
ここで、エンジン1を自動停止させる条件、つまりアイドリングストップ制御の停止条件は、通常走行制御中であれば、例えば車速が0であり、アクセルペダル6がオフされるとともにブレーキペダル7がオンされ、かつバッテリ21の充電量が所定量以上となっていることである。
一方で、ACC制御実行中の上記所定の停止条件は、主として例えば車速が0であり、エンジン1がアイドル状態であり、かつバッテリ21の充電量が所定量以上となっていること等である。
ところで、ACC制御実行中にアイドリングストップ制御が実行されるとエンジン1が自動停止されるとともにブレーキペダル7が非操作となるのでブレーキブースタ8の負圧変化、特に負圧低下がなくなる。こうした場合には、負圧センサ14の固着異常(例えば、中間固着など)を検出することができなくなる可能性がある。このような場合、負圧センサ14の異常が検出できない状態でエンジン1を自動停止させてしまうおそれがあった。
そこで、本実施の形態では、通常走行制御中およびACC制御中のいずれの場合にも、負圧センサ14が故障していない、つまり負圧センサ14に異常がないことを上述のアイドリングストップ制御の停止条件に加えている。換言すれば、負圧センサ14が故障していないという条件が少なくとも成立していなければ、エンジン1の自動停止が許可されないようになっている。
ここで、負圧センサ14に異常がないか否かは、負圧センサ14の値(以下、ブースタ負圧という)に基づき判断できる。例えば、通常走行制御中にあっては、ブレーキペダル7の踏み込みにより変化するブースタ負圧が所定の閾値を外れる、あるいはその範囲外となることが連続して検出された場合に負圧センサ14に異常が発生していると判断するようになっている。なお、上述の所定の閾値は、マスタシリンダ9の圧力と対応付けられてマップとして予め記憶されている。
また、上述したブースタ負圧に基づくエンジン1の自動停止の許可条件は、通常走行制御中と、ACC制御中と、ACC制御解除後に通常走行制御に移行した場合とでそれぞれ異なる。
ブースタ負圧に基づくエンジン1の自動停止の許可条件について、図2を参照して説明する。
図2は、車両100の走行状態に応じたアイドリングストップ制御の実行有無の一態様を示すタイムチャートである。図2において、区間Aは通常走行制御中を示し、区間BはACC制御中を示し、区間CはACC制御解除後の通常走行制御中を示す。
図2に示すように、区間Aの通常走行制御中に運転者によりブレーキペダル7が踏み込まれると、そのブレーキ操作によりブースタ負圧が一時的に低下する。つまり、ブースタ負圧が変化している。このとき、車速が0になった時点でブースタ負圧が予め定められた第1の所定値以上であれば、エンジン1を停止させても車両100の制動に必要な十分なブースタ負圧が確保されていると判断できるのでエンジン1の自動停止が許可される。つまり、アイドリングストップ制御が実行される。なお、図2におけるブースタ負圧は、絶対値である。
具体的には、エンジンECU20は、区間Aの通常走行制御中は運転者によるブレーキペダル7の操作によってブースタ負圧が変化し、かつブースタ負圧が第1の所定値以上であったらエンジン1の自動停止を許可する。
その後、ブレーキペダル7の踏み込みが解除されるとともにアクセルペダル6が踏み込まれることにより発進要求があると、エンジン1が再始動し、ブースタ負圧が徐々に上昇する。
次いで、区間BのACC制御中に車両100の制動(停車を含む)に伴いブレーキアクチュエータ10が作動されても、ブースタ負圧が低下することはない。これは、ブレーキブースタ8の負圧がブレーキペダル7の操作力(踏力)の助勢に用いられることがないからである。
そして、区間BのACC制御中に車速が0になった時点でブースタ負圧が予め定められた第2の所定値以上であれば、エンジン1の自動停止が許可される。つまり、アイドリングストップ制御が実行される。ここで、第2の所定値は、上述した第1の所定値よりも絶対値としては大きな値であり、例えばブレーキブースタ8の負圧の最大値近傍の値に設定されている。
具体的には、エンジンECU20は、区間BのACC制御中はブースタ負圧が第1の所定値よりも大きな第2の所定値以上となったらエンジン1の自動停止を許可する。
一方で、区間BのACC制御中に車速が0で、かつブレーキアクチュエータ10が作動され車両停止状態となった場合であっても、ブースタ負圧が第2の所定値以上となっていなければエンジン1の自動停止が禁止される。
次いで、区間CのACC制御解除後の通常走行制御においては、ACC制御解除後にブレーキペダル7の操作があるまではブースタ負圧は低下することはない。
そして、区間Cにおいて車速が0で、かつブレーキペダル7の操作があったとき、ブースタ負圧が変動し、かつその値が第1の所定値以上であった場合には、エンジン1の自動停止が許可される。したがって、区間Cにおいては、たとえ車速が0となって車両100が停止した場合であっても、ブースタ負圧が変動せずに第2の所定値以上の場合にはエンジン1の自動停止が禁止される。
具体的には、エンジンECU20は、区間Cにおいてはブースタ負圧が第1の所定値以上であってもブースタ負圧が変動するまではエンジン1の自動停止を禁止する。つまり、ブースタ負圧の変動がなければ負圧センサ14に異常が発生している可能性があるので、このような場合にはエンジン1の自動停止を禁止することとした。
また、この区間Cにおいて一度、ブースタ負圧の変動を検出した後は、再度ACC制御が実行されるまでこうしたエンジン1の自動停止の禁止条件は働かない。なお、この後は、ブースタ負圧を監視することにより固着異常等を検出する従来の異常検出方法が用いられる。
上述したようなエンジン1の自動停止の許可判断は、エンジンECU20により行われるが、具体的な処理内容について以下に説明する。
図3は、通常走行制御中およびACC制御中のエンジン自動停止の許可判断の処理内容を示すフローチャートである。なお、このようなエンジン自動停止の許可判断の処理は、所定時間隔でエンジンECU20によって実行される。
図3に示すように、エンジンECU20は、通常走行制御中およびACC制御中においてブースタ負圧が第1の所定値以上であるか否かを判断する(ステップS1)。エンジンECU20は、ブースタ負圧が第1の所定値以上でないと判断した場合には、エンジン1を自動停止させてしまうとブースタ負圧がさらに低下し、車両100の制動に必要なブースタ負圧を確保できなくなるおそれがあるためエンジン1の自動停止を禁止して(ステップS5)、本処理を終了する。
一方で、エンジンECU20は、ブースタ負圧が第1の所定値以上であると判断した場合には、ACC制御中であるか否かを判断する(ステップS2)。ACC制御中であるか否かは、例えばクルーズコントロールSW52がオンとなっているか否かにより判断することができる。
エンジンECU20は、ACC制御中でないと判断した場合には、通常走行制御中であるとしてエンジン1の自動停止を許可して(ステップS3)、本処理を終了する。
一方で、エンジンECU20は、ACC制御中であると判断した場合には、ブースタ負圧が第2の所定値以上であるか否かを判断する(ステップS4)。
エンジンECU20は、ブースタ負圧が第2の所定値以上でないと判断した場合、つまりブースタ負圧が上昇していない場合には、負圧センサ14に例えば固着異常等が生じている可能性があることからエンジン1の自動停止を禁止して(ステップS5)、本処理を終了する。負圧センサ14が正常であれば、ACC制御中は運転者によるブレーキペダル7の操作がないためブースタ負圧の消費がほとんどなく、これによりブースタ負圧が第2の所定値以上まで回復する。こうした特性を利用して、ブースタ負圧が第2の所定値以上まで回復しなければ、負圧センサ14に例えば固着異常等が生じている可能性があると判断することができる。
他方、エンジンECU20は、ブースタ負圧が第2の所定値以上であると判断した場合には、負圧センサ14に例えば固着異常等が生じている可能性がないと判断できることからエンジン1の自動停止を許可して(ステップS3)、本処理を終了する。
次に、図4を参照して、ACC制御解除後のエンジン自動停止の許可判断の処理内容について説明する。なお、このようなエンジン自動停止の許可判断の処理は、所定時間隔でエンジンECU20によって実行される。
図4に示すように、エンジンECU20は、ACC制御解除後においてブースタ負圧が第1の所定値以上であるか否かを判断する(ステップS11)。ACC制御解除後であるか否かは、例えばクルーズコントロールSW52がオフとなったか否かにより判断することができる。
エンジンECU20は、ブースタ負圧が第1の所定値以上でないと判断した場合には、例えば負圧低下が生じる可能性が小さいACC制御中に何らかの要因によりブースタ負圧が低下した可能性があることから、エンジン1の自動停止を禁止して(ステップS14)、本処理を終了する。
一方で、エンジンECU20は、ブースタ負圧が第1の所定値以上であると判断した場合には、ACC制御解除後にブースタ負圧の変動を検知したか否かを判断する(ステップS12)。
具体的には、エンジンECU20は、ACC制御解除後から演算したブースタ負圧の偏差が予め定められた所定の閾値γ以上であるか否かを判断することにより、ブースタ負圧に変動が生じたか否かを判断することができる。なお、ブースタ負圧の偏差は、例えばブレーキECU40によって演算される。この演算結果は、エンジンECU20に送信され、上述したブースタ負圧の変動を検知したか否かの判断に用いられる。また、ブースタ負圧の変動を検知したか否かは、エンジンECU20が負圧センサ14から直接、ブースタ負圧を取得し判断してもよい。
ここで、上述した所定の閾値γは、例えばブレーキペダル7の操作以外の要因による微小な変動を排除し、ブースタ負圧の変動がブレーキペダル7の操作によるものであることを確認可能な値に設定される。
エンジンECU20は、ステップS12においてACC制御解除後にブースタ負圧の変動を検知していないと判断した場合には、負圧センサ14に異常が発生している可能性があるのでエンジン1の自動停止を禁止して(ステップS14)、本処理を終了する。
一方で、エンジンECU20は、ステップS12においてACC制御解除後にブースタ負圧の変動を検知したと判断した場合には、負圧センサ14に異常がないことが確認できたため、エンジン1の自動停止を許可して(ステップS13)、本処理を終了する。
以上のように、本実施の形態に係る車両用制御装置は、ACC制御中、ブースタ負圧が通常走行制御中にエンジン1の自動停止の許可判断に用いられる第1の所定値よりも大きな第2の所定値以上となったらエンジン1の自動停止を許可する。このため、ブースタ負圧が変動しないACC制御中であっても、負圧センサ14に異常が発生している可能性があるか否かを確認することができる。つまり、ACC制御中は、車両100が走行することによってブースタ負圧が大きくなり低下することがないという特性を利用して負圧センサ14に異常が発生している可能性があるか否かを確認することができる。したがって、負圧センサ14に異常の可能性がある場合にはエンジン1の自動停止を行わないようにすることができる。
また、本実施の形態に係る車両用制御装置は、ACC制御の解除後はブースタ負圧が第1の所定値以上であってもそのブースタ負圧が変動するまではエンジン1の自動停止を禁止するので、負圧センサ14の例えば固着等の異常が生じていないことを確認するまでエンジン1の自動停止を禁止することができる。
なお、本実施の形態においては、エンジン1としてガソリンエンジンを用いた例について説明したが、エンジン1としてディーゼルエンジンを用いてもよい。この場合、ディーゼルエンジンによって駆動されるバキュームポンプを負圧源として用いることができる。
以上説明したように、本発明に係る車両用制御装置は、ACC制御を行う場合であっても負圧センサに異常がある場合には内燃機関の自動停止を行わないようにすることができ、アイドリングストップ機能を搭載した車両に適用される車両用制御装置に有用である。
1…エンジン(内燃機関)、7…ブレーキペダル、8…ブレーキブースタ、8a…負圧室、8b…変圧室、9…マスタシリンダ(第1の制動手段)、10…ブレーキアクチュエータ(第2の制動手段)、11…ホイールシリンダ、14…負圧センサ、20…エンジンECU、40…ブレーキECU、50…ACC−ECU、51…車間距離センサ、100…車両

Claims (2)

  1. 内燃機関と、ブレーキペダルと、前記ブレーキペダルの踏み込みに応じて前記ブレーキペダルの操作力を増幅させるブレーキブースタと、前記ブレーキブースタの負圧を検出する負圧センサと、前記ブレーキブースタの負圧を利用して車両の制動力を発生させる第1の制動手段と、前記ブレーキブースタの負圧を利用せずに前記制動力を発生させる第2の制動手段とを備え、
    前記車両の走行制御として、運転者による前記ブレーキペダルの操作によって前記第1の制動手段を作動可能な通常走行制御と、自車両を先行車両に追従走行させるとともに自動的に第2の制動手段を作動可能なアダプティブクルーズコントロール制御と、少なくとも前記負圧センサが故障していないという所定の条件が成立したら前記内燃機関を自動停止させるアイドリングストップ制御とを含む車両用制御装置であって、
    前記通常走行制御中は、運転者による前記ブレーキペダルの操作によって前記負圧センサの値が変化し、かつ前記負圧センサの値が予め定められた第1の所定値以上であったら前記内燃機関の自動停止を許可し、
    前記アダプティブクルーズコントロール制御中は、前記負圧センサの値が前記第1の所定値よりも大きな第2の所定値以上となったら前記内燃機関の自動停止を許可することを特徴とする車両用制御装置。
  2. 前記アダプティブクルーズコントロール制御が解除され前記通常走行制御に移行した場合には、前記負圧センサの値が前記第1の所定値以上であっても前記負圧センサの値が変動するまでは前記内燃機関の自動停止を禁止することを特徴とする請求項1に記載の車両用制御装置。
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