JP2014066855A - プロジェクターおよびフォーカス調整方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】温度に基づいてフォーカスの調整を効果的に行うことができるプロジェクターおよびフォーカス調整方法を提供する。
【解決手段】プロジェクターは、温度を検出する温度検出部13により検出された温度に基づいてレンズ12に関する補正量を取得する補正量取得部(CPU2の機能部)と、前記補正量取得部により取得された補正量が所定の閾値を超えるか否かを判定する補正量判定部(CPU2の機能部)と、前記補正量判定部により前記補正量取得部により取得された補正量が前記所定の閾値を超えることを判定した場合に、駆動単位ごとの駆動量で、前記補正量取得部により取得された補正量の調整を行うように、前記レンズ12を駆動する駆動部22を駆動する制御を行う駆動制御部(CPU2の機能部)と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、プロジェクターおよびフォーカス調整方法に関する。
プロジェクターなどのレンズでは、レンズの鏡筒の温度が変化すると、当該鏡筒を構成している部材の伸縮やレンズのガラスの屈折特性の変化によって、フォーカスがずれてしまう。
そこで、レンズの鏡筒の温度を計測してフォーカスのズレ量を算出し、その算出結果を元にフォーカスを調整(補正)するように制御する方法が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。また、ステッピングモーターを用いてフォーカスを制御する方法が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2011−76029号公報
しかしながら、従来のフォーカス調整方法では、温度に基づいて補正量を決定した後にモーターを駆動する際に、次のような問題があった。このような問題は、特に、フォーカス調整の機能をプロジェクターに搭載する場合に顕著であった。
具体的には、プロジェクターなどでは、フォーカス調整ばかりでなく映像(画像)を投写して映すためにもCPU(Central Processing Unit)を使用するため、フォーカス調整に多くの処理時間を割くことができず、このため、例えばDC(Direct Current)モーターを使用する場合もステップモーターを使用する場合も、フォーカス調整のためのモーターの駆動に長い時間を割り当てることができないといった問題があった。しかし、温度の検出とフォーカスの調整にはある程度のリアルタイム性が必要であり、温度の検出結果に追従してフォーカスの調整を動作させる必要がある。
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、温度に基づいてフォーカスの調整を効果的に行うことができるプロジェクターおよびフォーカス調整方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、温度を検出する温度検出部により検出された温度に基づいてレンズに関する補正量を取得する補正量取得部と、前記補正量取得部により取得された補正量が所定の閾値を超えるか否かを判定する補正量判定部と、前記補正量判定部により前記補正量取得部により取得された補正量が前記所定の閾値を超えることを判定した場合に、駆動単位ごとの駆動量で、前記補正量取得部により取得された補正量の調整を行うように、前記レンズを駆動する駆動部を駆動する制御を行う駆動制御部と、を備えることを特徴とするプロジェクターである。
この構成により、駆動制御部は、温度に基づいて取得されたレンズに関する補正量が所定の閾値を超える場合に、駆動単位ごとの駆動量で、前記補正量の調整を行うように、前記レンズを駆動する駆動部を駆動する制御を行う。これにより、プロジェクターは、温度に基づいて取得されたレンズに関する補正量が所定の閾値を超える場合に、駆動単位ごとの駆動量で、前記補正量の調整を行うことで、温度に基づいてフォーカスの調整を効果的に行うことができる。
また、本発明は、一定の周期ごとに、前記駆動制御部により使用されるパラメーターである駆動回数の残りの値が0であるときには、前記補正量取得部が前記補正量を取得し、前記補正量判定部が前記取得された補正量が前記所定の閾値を超えることを判定した場合に、前記駆動制御部が前記取得された補正量に基づく1以上の値を前記駆動回数の残りの値として設定し、一方、前記駆動回数の残りの値が1以上であるときには、前記駆動制御部が、前記駆動単位ごとの駆動量で前記駆動部を駆動する制御を行って、前記駆動回数の残りの値を1減らすように更新する、ことを特徴とするプロジェクターである。
この構成により、駆動回数の残りの値が0であるときには、一定の周期ごとに、補正量取得部が温度に基づいてレンズに関する補正量を取得して、補正量判定部が前記取得された補正量が所定の閾値を超えるか否かを判定し、そして、前記取得された補正量が所定の閾値を超えた場合には、駆動制御部が、駆動回数の残りの値に前記取得された補正量に基づく1以上の値を設定して、駆動回数の残りの値が0になるまで、前記一定の周期ごとに、前記駆動単位ごとの駆動量で駆動部を駆動する制御を行う。これにより、プロジェクターは、一定の周期ごとにあらかじめ定められた処理を実行することで、温度に基づいてフォーカスの調整を効果的に行うことができる。
また、本発明は、前記レンズの位置に関する情報を検出する位置検出部を備え、前記駆動単位ごとの駆動量は、前記駆動部および前記位置検出部のうちの少なくとも一方に関するバックラッシュのバックラッシュ量未満の量である、ことを特徴とするプロジェクターである。
この構成により、駆動制御部は、バックラッシュ量未満の量を駆動単位ごとの駆動量として、駆動部を駆動する制御を行う。これにより、プロジェクターは、バックラッシュを考慮した制御を行うことで、温度に基づいてフォーカスの調整を効果的に行うことができる。
また、本発明は、温度を検出する前記温度検出部と、前記レンズを駆動する前記駆動部と、画像を投写する画像投写部と、を備える、ことを特徴とするプロジェクターである。
この構成により、温度検出部や駆動部や画像投写部を備えるプロジェクターにおいて、駆動制御部は、温度に基づいて取得されたレンズに関する補正量が所定の閾値を超える場合に、駆動単位ごとの駆動量で、前記補正量の調整を行うように、前記レンズを駆動する駆動部を駆動する制御を行う。これにより、プロジェクターは、温度に基づいて取得されたレンズに関する補正量が所定の閾値を超える場合に、駆動単位ごとの駆動量で、前記補正量の調整を行うことで、温度に基づいてフォーカスの調整を効果的に行うことができる。
また、本発明は、補正量取得部が、温度を検出する温度検出部により検出された温度に基づいてレンズに関する補正量を取得するステップと、補正量判定部が、前記補正量取得部により取得された補正量が所定の閾値を超えるか否かを判定するステップと、駆動制御部が、前記補正量判定部により前記補正量取得部により取得された補正量が前記所定の閾値を超えることを判定した場合に、駆動単位ごとの駆動量で、前記補正量取得部により取得された補正量の調整を行うように、前記レンズを駆動する駆動部を駆動する制御を行うステップと、を有することを特徴とするフォーカス調整方法である。
この方法により、駆動制御部は、温度に基づいて取得されたレンズに関する補正量が所定の閾値を超える場合に、駆動単位ごとの駆動量で、前記補正量の調整を行うように、前記レンズを駆動する駆動部を駆動する制御を行う。これにより、プロジェクターは、温度に基づいて取得されたレンズに関する補正量が所定の閾値を超える場合に、駆動単位ごとの駆動量で、前記補正量の調整を行うことで、温度に基づいてフォーカスの調整を効果的に行うことができる。
以上のように、本発明によれば、プロジェクターは、温度に基づいて取得されたレンズに関する補正量が所定の閾値を超える場合に、駆動単位ごとの駆動量で、前記補正量の調整を行うように、前記レンズを駆動する駆動部を駆動する制御を行う。これにより、プロジェクターは、温度に基づいて取得されたレンズに関する補正量が所定の閾値を超える場合に、駆動単位ごとの駆動量で、前記補正量の調整を行うことで、温度に基づいてフォーカスの調整を効果的に行うことができる。
本発明の一実施形態に係るプロジェクターの概略的な構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るCPUが温度情報に基づいてファンの制御(温度制御)を行う処理の手順の一例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る1周期中の1駆動単位(1回の駆動単位分)におけるモーター8の制御のタイミングの様子の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るCPUが一定の周期の割り込みで行うフォーカス調整の制御(レンズの補正の制御)の処理の手順の一例を示す図である。
本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
[本実施形態に係るプロジェクターの概要]
図1は、本発明の一実施形態に係るプロジェクターの概略的な構成例を示すブロック図である。
本実施形態に係るプロジェクターは、映像入力部1と、CPU(Central Processing Unit)2と、フラッシュROM(Read Only Memory)3と、RAM(Random Acccess Memory)4と、液晶パネルドライバー5と、液晶パネル6と、モータードライバー7と、モーター8と、減速機構9と、変換機構10と、位置センサー11と、レンズ12と、温度センサー13と、冷却用のファン14と、を備える。
ここで、本実施形態では、電動のレンズ12の駆動装置21は、CPU2と、メモリー(本実施形態では、フラッシュROM3およびRAM4)と、モータードライバー7と、モーター8と、減速機構9と、変換機構10と、位置センサー11と、温度センサー13と、を備える。
また、本実施形態では、駆動装置21の駆動部(駆動系)22は、モータードライバー7と、モーター8と、減速機構9と、変換機構10と、を備える。
また、本実施形態では、画像投写部23は、液晶パネルドライバー5と、液晶パネル6と、レンズ12と、を備える。
本実施形態では、CPU2は制御部の一例として用いられている。この制御部は、補正量取得部と、補正量判定部と、駆動制御部を有する。
また、本実施形態では、位置センサー11は位置検出部の一例として用いられており、温度センサー13は温度検出部の一例として用いられており、レンズ12の駆動装置21はレンズ12のフォーカス調整装置の一例として用いられている。
本実施形態に係るプロジェクターにおいて行われる動作の概略を説明する。
映像入力部1には、映像信号が入力される。映像入力部1は、入力された映像信号をCPU2に出力する。ここで、映像入力部1には、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)などの外部の装置から出力される映像信号が入力される。
フラッシュROM3は、各種のデータを記憶(保存)し、本実施形態では、プログラムのデータや、様々なデータを記憶する。
RAM4は、CPU2により使用される記憶領域を提供し、様々なデータを一時的に記憶する。
CPU2は、フラッシュROM3に記憶されたプログラムのデータを読み込んで、当該プログラムに従って、フラッシュROM3またはRAM4上のデータを使用しながら、各種の処理や制御を実行する。
具体例として、CPU2は、フラッシュROM3やRAM4に記憶されたデータを電気信号として読み出すことや、フラッシュROM3やRAM4に電気信号を出力してデータを書き込むことを行う。また、CPU2には、映像入力部1から出力される映像信号が入力され、また、位置センサー11により得られた位置の検出結果(位置検出結果)が電気信号として入力され、また、温度センサー13により得られた温度の検出結果(温度検出結果)が電気信号として入力される。また、CPU2は、映像入力部1から入力された映像信号について処理(映像処理)を行い、当該処理後の映像信号を液晶パネルドライバー5に出力する。また、CPU2は、モータードライバー7を制御するための信号(モーター制御信号)を電気信号としてモータードライバー7に出力する。また、CPU2は、ファン14を制御するための信号(ファン制御信号)を電気信号としてファン14に出力する。また、CPU2は、ユーザー(利用者)により操作される操作部(図示せず)の操作内容に基づいて、メニューの選択に関する処理や、キーボードの操作に関する処理などを行う。
一例として、CPU2は、フラッシュROM3に記憶されたプログラムのデータや他の必要なデータを読み込んで、当該プログラムに従って、ユーザーにより行われるキーボードの操作などを契機として、モーター制御信号をモータードライバー7に出力して、モーター8の駆動を開始する。
液晶パネルドライバー5は、CPU2から入力される映像信号により液晶パネル6を駆動する。
液晶パネル6は、液晶パネルドライバー5により駆動される映像信号に対応する映像(画像)を、レンズ12を介して、スクリーンなどの被投写体(図示せず)に投写する。
モータードライバー7は、CPU2から入力されるモーター制御信号に基づいて、モーター8に電気信号を出力して、当該モーター8を駆動する。
モーター8は、減速機構9と機械的に接続されている。モーター8は、モータードライバー7により駆動されて回転し、その回転の動力を減速機構9に伝える。
減速機構9は、変換機構10および位置センサー11(例えば、位置センサー11を支持する部材)のそれぞれと機械的に接続されている。減速機構9は、モーター8により伝えられる動力を変換機構10および位置センサー11のそれぞれに伝える。減速機構9は、例えば、1つまたは複数のギア(歯車)を用いて構成されており、モーター8の回転の速度に応じて、それを適切な速度へ変換する。
変換機構10は、レンズ12(例えば、レンズ12を支持する部材)と機械的に接続されている。変換機構10は、減速機構9により伝えられる動力に応じて、レンズ12の位置を移動させる。これにより、例えば、ズーム、フォーカス、上下のシフト、左右のシフトなどについて、レンズ12の位置が制御される。
位置センサー11は、減速機構9により伝えられる動力に応じて移動し、その移動の量(移動量)に基づいて、減速機構9の位置の情報を検出し、検出した位置の情報(位置情報)を含む位置検出結果を電気信号としてCPU2に出力する。
ここで、減速機構9の位置の情報は、レンズ12の位置を特定することができ、レンズ12の位置の情報と同等な情報として使用することが可能である。これにより、CPU2は、位置センサー11から入力される位置検出結果(位置の情報)に基づいて、レンズ12の位置を検出(認識)することができる。
なお、位置センサー11からCPU2にレンズ12の位置を通知するための位置検出結果(位置の情報)としては、例えば、減速機構9の位置の情報がそのまま用いられなくてもよく、減速機構9の位置の情報を示す値があらかじめ定められた式などで変換された結果の値が用いられてもよい。
また、位置センサー11としては、様々な手法により位置を検出するものが用いられてもよく、一例として、エンコーダーを用いることができる。
なお、CPU2は、例えば、アナログデジタル変換器(ADC)の機能を有しており、位置センサー11からアナログ信号として出力される位置検出結果(位置の情報)の信号が入力されると、この信号をADCの機能によりデジタル値(ADC値)へ変換して、このADC値を位置情報として読み込んで取得する。この場合、例えば、この位置情報の数値(ADC値)とレンズ12の位置とを1対1で対応付けて、制御に使用するパラメーターの設定や、そのパラメーターを使用する制御を行うことができる。
温度センサー13は、本実施形態に係るプロジェクターの所定の部分に装着されて設けられ、例えば、レンズ12のあらかじめ定められた部分、あるいは、他の部分(例えば、レンズ12の周囲の鏡筒などのように、レンズ12以外のあらかじめ定められた部分)に設けられる。そして、温度センサー13は、温度を検出し、検出した温度の情報(温度情報)を含む温度検出結果を電気信号としてCPU2に出力する。
ここで、本実施形態では、温度センサー13は1箇所の温度を検出するが、他の構成例として、温度センサー13が複数の箇所の温度を検出して、これら複数の箇所について検出した温度の平均値などを演算し、この演算結果を含む温度検出結果をCPU2に出力する構成を用いることも可能であり、または、温度センサー13が複数の箇所の温度を検出して、これら複数の箇所の温度の情報を含む温度検出結果をCPU2に出力し、CPU2が、入力された複数の箇所の温度の情報に基づいて、これら複数の箇所について検出された温度の平均値などを演算し、この演算結果を使用する構成を用いることも可能である。
[本実施形態に係るファンの制御]
CPU2は、温度センサー13により得られる温度情報を一定の周期(例えば、1秒など)で取り込んで、取り込んだ温度情報に基づいて、各部材を冷却するためのファン14にファン制御信号を出力して当該ファン14を制御する。これにより、製品の温度上昇を防ぐ。
本実施形態では、CPU2は、ファン制御信号として、ファン14に印加する電圧の信号を用いる。CPU2は、ファン14に印加する電圧を設定することで、ファン14による冷却用の空気の流量を調整して、温度の制御を行う。
図2は、本実施形態に係るCPU2が温度情報に基づいてファン14の制御(温度制御)を行う処理の手順の一例を示すブロック図である。
ここでは、ファン14として、それぞれ異なるところに設けられた複数のファンを用いる場合を示す。なお、ファン14として、1つのファンのみが用いられてもよい。
CPU2は、本制御(ファン14の温度制御)を一定の周期(定周期)で実行する。
具体的には、CPU2は、温度センサー13により得られる温度情報を当該温度センサー13から取得し(ステップS1)、取得した温度情報(温度の値)に基づいてそれぞれのファン14に設定する電圧の値を取得し(ステップS2)、それぞれのファン14へ取得した電圧の値を有する信号(ファン制御信号)を出力する(ステップS3)。
ここで、ステップS2の処理において、CPU2が温度情報に基づいてそれぞれのファン14に設定する電圧の値を取得する手法としては、様々なものが用いられてもよい。一例として、CPU2が、それぞれのファン14について、あらかじめ定められた演算式に取得した温度情報を代入して、その演算式を計算して得られる結果の値を電圧の値とする手法を用いることができる。他の一例として、CPU2が、それぞれのファン14について、温度情報と電圧の値との対応付けを記憶するテーブルをメモリー(例えば、フラッシュROM3)にあらかじめ備えておいて、このテーブルの内容を参照(引用)して、取得した温度情報に対応する電圧の値を設定する手法を用いることができる。
なお、図2に示されるファン14の温度制御は、一定の周期的に実行されるが、通常、処理としては簡単であり、CPU2に対してそれほど大きな負担にはならない。
[本実施形態に係るフォーカス調整の制御の概要]
ところで、例えばプロジェクターの場合には、一般に、レンズ12の鏡筒の温度上昇が大きく、構成する部材やレンズ12のガラスの温度上昇に伴って、フォーカスの位置がずれてしまう。具体的には、レンズ12の鏡筒が温度変化の影響で微小に変形することから、それを補償(補正)するためにフォーカスの調整を行うことが必要である。
このフォーカスのずれの量が焦点深度(例えば、10cmなど)よりも小さい場合には、フォーカスがずれてもユーザーは気付かないため、特には、フォーカスの調整のための駆動を行う必要はない。しかしながら、焦点深度を超えるフォーカスのずれが発生する場合には、ユーザーがフォーカスのずれを認識するため、フォーカスの調整のための駆動を行ってフォーカスのずれを補正する必要がある。
ここで、このようなファン14の温度制御のフローの中にフォーカス調整の処理を組み込めば、温度変化に対するフォーカスの追従性が確保される点では望ましいと考えられるが、一般に、フォーカス調整では次のような(要件1)〜(要件4)を満たす必要があるため、処理時間が長くなってしまうという問題が考えられる。
(要件1)温度変化に対するフォーカスの追従性が必要である。なお、これについては、フォーカス調整を一定周期の処理の中で行うことで確保される。
(要件2)温度情報に基づいて、例えば計算またはテーブルを用いて、目標となる位置(例えば、位置センサー11により得られる位置情報により特定される駆動系またはレンズ12の位置)を取得することが必要である。但し、これについては、通常、他の温度制御と同程度の処理量であるため、問題視しなくてよいと考えられる。
(要件3)現在の位置と目標となる位置との差分があらかじめ定められた閾値以下であるときには、駆動系の駆動を行わないことが必要である。逆に言えば、現在の位置と目標となる位置との差分があらかじめ定められた閾値を超えたときに、駆動系の駆動を開始することが必要である。これについては、例えば、ノイズなどの影響によって位置センサー11により得られる位置情報の取り込み誤差などが生じて誤制御してしまうことを回避するために必要である。
(要件4)目標となる位置に到達したときに、駆動系の駆動を停止させることが必要である。これについては、例えば、CPU2が、目標となる位置に到達するまで、モーター8を駆動しながら位置(現在の位置)を監視することが必要である。
そこで、本実施形態では、フォーカス調整の制御に関して、次のような(特性1)〜(特性2)を考慮して、単純な制御を用いる構成とする。
(特性1)必ずしも、目標となる位置にちょうど合わせる必要はない。すなわち、レンズ12の焦点深度があるため、必ずしも、偏差(現在の位置と目標となる位置とのずれ)をゼロにする必要はない。
(特性2)目標値(目標となる位置)の急激な変化は考えなくてよい。すなわち、通常は、温度が急激に変化することはないため、目標となる位置が急激に変化することはないためである。
上記した(特性1)に鑑みると、所定の「駆動単位」を定めて、CPU2が、その駆動単位ごとに駆動の制御を行えば十分であると考えられる。この場合には、最大で1駆動単位(実際には、それより小さい量)分の偏差が残るが、1駆動単位の量を光学系の焦点深度で許容される量に設定することにより、この点の問題はなくなる。
また、上記した(特性2)に鑑みると、CPU2は、1駆動単位の駆動の制御を、一定の周期(例えば、1秒程度の一定の周期)の割り込みの中で行えば十分であると考えられる。
そこで、本実施形態では、CPU2は、一定の周期の割り込みの中でフォーカス調整の制御を行い、また、駆動単位ごとに駆動系を駆動してフォーカス調整の制御を行う。
ここで、本実施形態では、駆動系の1駆動単位について、駆動時間と駆動量との関係があらかじめ設定されてメモリー(例えば、フラッシュROM3)に記憶される。本実施形態では、1駆動単位は、モーター8の駆動時間で特定される。また、1駆動単位における駆動量としては、1駆動単位の駆動(1回分の駆動)によってレンズ12が動く量が用いられる。
1駆動単位における駆動量は、レンズ12を現在の位置から目標となる位置へ動かすために動かす量(移動量の目標値)を1駆動単位の回数(駆動回数)へ変換する際に用いられる。具体的には、駆動回数は、(前記した移動量の目標値)を(1駆動単位における駆動量)で割った結果の値に相当する。ここで、この値(割り算の結果の値)が整数にならずに少数になる場合には、例えば、小数点以下の部分を切り捨てて整数化する構成や、または、小数点以下の部分を切り上げて整数化する構成や、または、小数点以下の部分を四捨五入して整数化する構成を用いることができる。
このような1駆動単位における駆動時間や駆動量は、例えば、あらかじめ行われるキャリブレーションにより得られてもよく、または、設計値などに基づいて得られてもよい。
なお、他の構成例として、1駆動単位における駆動量や、前記した移動量の目標値としては、それぞれ、レンズ12の移動量(動く量)そのものではなく、その量を特定するその量に対応する他の量(例えば、減速機構9が動く量など)が用いられてもよい。
[本実施形態に係るフォーカス調整の制御の具体例]
次に、本実施形態に係るフォーカス調整の制御の具体例について説明する。
本実施形態では、CPU2は、一定の周期の割り込みの中でフォーカス調整の制御を行い、また、駆動単位ごとに駆動系を駆動してフォーカス調整の制御を行う。
図3は、本実施形態に係る1周期中の1駆動単位(1回の駆動単位分)におけるモーター8の制御のタイミングの様子の一例を示す図である。
図3に示されるグラフにおいて、横軸は時刻を表し、縦軸はCPU2から出力されるモーター制御信号のレベル(本実施形態では、駆動を指示するレベルと、ゼロのレベルと、停止(ブレーキ)を指示するレベル)を表す。
図3に示される例では、1駆動単位における駆動を行う制御として、CPU2は、モーター制御信号のレベルをゼロから駆動を指示するレベルに上げて一定値に保持することで、モータードライバー7を介してモーター8を動かす。このモーター制御信号のレベルを一定値に保持する時間(期間)は、温度の変動(温度ドリフト)に関する調整(補正)を行う1ステップ(1駆動単位)における駆動動作の時間(1ステップ動作時間)に相当する。
ここで、本実施形態では、CPU2は、モーター制御信号としてパルス幅変調(PWM:Pulse Width Modulation)の信号を設定することで、駆動動作を実現する。なお、モーター制御信号としては、パルス幅変調以外の信号が用いられてもよい。
次に、CPU2は、1駆動単位における駆動を停止する制御として、モーター制御信号のレベルを停止(ブレーキ)を指示するレベルに下げて一定の時間(モーター停止ブレーキ時間)だけ保持し、その時間だけブレーキをかけることにより、モーター8の動きを止める。これにより、レンズ12の位置を1駆動単位分の量だけ移動させることができる。
そして、CPU2は、ブレーキをかけた後に、モーター制御信号のレベルをゼロにして、一定の時間(スタンバイ時間)、スタンバイの状態とする。
ここで、本実施形態では、図3に示されるように、1ステップ動作時間とモーター停止ブレーキ時間を合わせた時間が1駆動単位の時間となる。また、本実施形態では、図3に示されるように、1ステップ動作時間とモーター停止ブレーキ時間とスタンバイ時間を合わせた時間が1周期(一定の周期)の時間となる。CPU2が、駆動単位ごとに連続してモーター8を動かすときには、図3に示されるような1駆動単位分の動作(1周期分の動作)を連続して繰り返して行う。
なお、1ステップ動作時間や、モーター停止ブレーキ時間や、スタンバイ時間としては、それぞれ、様々な値が設定されてもよい。
図4は、本実施形態に係るCPU2が一定の周期の割り込みで行うフォーカス調整の制御(レンズ12の補正の制御)の処理の手順の一例を示す図である。
図4に示される一連の処理(ステップS11〜ステップS16の処理)は、CPU2により、一定の周期ごとに行い、例えば、1秒に1回の周期で行う。
本実施形態では、CPU2は、駆動回数、および、駆動回数の残り、というパラメーターを用いる。CPU2は、駆動回数の初期値、および、駆動回数の残りの初期値を、いずれも、0に設定する。
まず、CPU2は、駆動回数の残りが0であるか否かを判定する(ステップS11)。
ステップS11の処理における判定の結果、CPU2は、駆動回数の残りが0であると判定した場合には(ステップS11:Yes)、温度センサー13により得られた温度情報(例えば、最新のもの、または、あらかじめ定められた過去のタイミングで得られたもの)に基づいて、レンズ12の補正量を求める(ステップS12)。
そして、CPU2は、求めたレンズ12の補正量が所定の閾値を超えるか否かを判定する(ステップS13)。ここで、この閾値は、例えば、あらかじめ定められて、メモリー(本実施形態では、フラッシュROM3またはRAM4)に記憶されている。
ステップS13の処理における判定の結果、CPU2は、レンズ12の補正量が所定の閾値を超えることを判定した場合には(ステップS13:Yes)、レンズ12の補正量に基づいて、駆動回数を求める(ステップS14)。また、CPU2は、求めた駆動回数の値を、駆動回数の残りの値として設定する。そして、CPU2は、現在の周期における本処理を終了する。
一方、ステップS13の処理における判定の結果、CPU2は、レンズ12の補正量が所定の閾値以下であることを判定した場合には(ステップS13:No)、現在の周期における本処理を終了する。
ステップS11の処理における判定の結果、CPU2は、駆動回数の残りが0ではない(本実施形態では、1以上である)と判定した場合には(ステップS11:No)、ステップS14の処理において最新に求められた駆動回数に対応する(つまり、現在の駆動回数の残りに対応する)レンズ12の補正量の調整(補正)を実現する方向に、1駆動単位の分の量だけレンズ12の位置を移動させるように、駆動系(本実施形態では、モーター8)を駆動する(ステップS15)。本実施形態では、CPU2は、図3に示されるような1駆動単位に係るモーター8の制御を行う。
また、CPU2は、駆動回数の残りの値を1だけ減らすように更新する(ステップS16)。そして、CPU2は、現在の周期における本処理を終了する。
このように、CPU2は、図4に示されるような一連の処理を一定の周期ごとに行う。概要としては、CPU2は、温度情報に基づいて求められるレンズ12の補正量が所定の閾値を超えない期間は、駆動回数および駆動回数の残りを0としたまま、フォーカス調整のための駆動系の駆動を行わず、一方、温度情報に基づいて求められるレンズ12の補正量が所定の閾値を超えると、このレンズ12の補正量に対応する駆動回数を求めて、駆動回数の残りの値をカウントしながら、1駆動単位ごとにフォーカス調整のための駆動系の駆動を行い、駆動回数の残りの値が0になると、再び、初期の状態に戻って、温度情報に基づいて求められるレンズ12の補正量が所定の閾値を超えるか否かを監視する。このとき、CPU2は、温度情報に基づいてレンズ12の補正量を求める処理(ステップS12の処理)と、1駆動単位ごとにフォーカス調整のための駆動系の駆動を行う処理(ステップS15の処理)とを、同一の周期では行わず、別々の周期で行う。また、CPU2は、1駆動単位ごとにフォーカス調整のための駆動系の駆動を行う処理(ステップS15の処理)により、このようなフォーカス調整をステップ(1駆動単位)ごとに行う。
ここで、本実施形態では、ステップS12の処理において求められるレンズ12の補正量としては、レンズ12を現在の位置から目標となる位置へ動かすために動かす量(移動量の目標値)が用いられる。この目標となる位置は、例えば、レンズ12のフォーカスが合う位置(または、それに近い位置)が用いられる。
また、CPU2が、温度センサー13により得られる温度情報に基づいてレンズ12の補正量を取得する手法としては、様々なものが用いられてもよい。一例として、CPU2が、あらかじめ定められた演算式に取得した温度情報の値を代入して、その演算式を計算して得られる結果の値をレンズ12の補正量とする手法を用いることができる。他の一例として、CPU2が、温度情報とレンズ12の補正量との対応付けを記憶するテーブルをメモリー(例えば、フラッシュROM3)にあらかじめ備えておいて、このテーブルの内容を参照(引用)して、取得した温度情報に対応するレンズ12の補正量を取得する手法を用いることができる。
また、ステップS13の処理において用いられるレンズ12の補正量に関する閾値としては、様々な値が用いられてもよく、例えば、レンズ12によるフォーカスのずれの量が焦点深度(例えば、10cmなど)となるときの値を用いることができる。
また、本実施形態では、CPU2は、図4に示されるような一連の処理を一定の周期ごとに行うが、この場合に、例えば、図4に示されるような一連の処理を行うために要する時間とは別に、ある回の一連の処理が終了した後に前記一定の周期の時間を待機して次の回の一連の処理を開始する構成が用いられてもよく、または、図4に示されるような一連の処理を行うために要する時間も考慮して、ある回の一連の処理が終了した後に(前記一定の周期の時間から当該一連の処理に要した時間を減じた結果の値)の時間を待機して次の回の一連の処理を開始する構成が用いられてもよい。
また、本実施形態では、一例として、CPU2は、図4に示されるような一連の処理を、他の処理とは独立して実行することができる。
また、本実施形態では、他の一例として、CPU2は、図4に示されるような一連の処理を、図2に示されるような一定の周期で行う一連の処理(ファンの制御の処理)と連動させて実行することができる。この場合には、例えば、図4に示されるような一連の処理を行う一定の周期と図2に示されるような一連の処理(ファンの制御の処理)を行う一定の周期とを同じ周期(時間)とし、CPU2は、同じタイミングで両方の一連の処理を、並列、または、直列、または、あらかじめ定められた任意の組み合わせで、実行する。また、この場合に、CPU2は、図2に示されるステップS1の処理において温度センサー13から温度情報を取得する処理と、図4に示されるステップS12の処理において温度センサー13から温度情報を取得する処理とを共通化することが可能である。
具体的には、一般に、プロジェクターでは、一定の周期で温度を監視してファン14などの冷却系を制御するため、それと合わせて、フォーカス調整のための制御も行う構成とすることが可能である。通常、ファン14の制御ではCPU2が印加電圧を設定するだけであるため単純であるが、フォーカス調整の制御ではCPU2が位置の制御を行うことが必要となり比較的複雑になってしまう。そこで、本実施形態では、CPU2が一定の周期で制御を実行することを前提にして、比較的単純な制御でフォーカス調整の制御を実現することができる。
以上のように、本実施形態に係るプロジェクターにおける駆動装置21では、温度に連動してレンズ12のフォーカスを調整する制御として、CPU2は、フォーカス調整のためのモーター8の駆動がオフ(無効)に設定されているとき(図4に示されるフローの例では、駆動回数の残りが0であるとき)には、一定の周期で温度センサー13から温度情報を取得してフォーカスの補正目標値(図4に示されるフローの例では、レンズ12の補正量)を取得し、取得した補正目標値が所定の閾値を超えた場合に、フォーカス調整のためのモーター8の駆動をオン(有効)に設定する(図4に示されるフローの例では、駆動回数の残りが1以上になる)。また、CPU2は、フォーカス調整のためのモーター8の駆動がオン(有効)に設定されているときには、前記一定の周期の処理ごとに、1駆動単位のモーター8の駆動を行い、そして、この駆動の結果として補正目標値に到達したとき(または、補正目標値の前後の近い値に到達したとき)には、フォーカス調整のためのモーター8の駆動がオフ(無効)になる(図4に示されるフローの例では、駆動回数の残りが0になる)。
したがって、本実施形態に係るプロジェクターにおける駆動装置21によると、温度に基づいてフォーカスの調整を効果的に行うことができる。
具体的には、本実施形態に係る駆動装置21では、フォーカス調整のためのモーター8の駆動がオン(有効)であるときに、一定の周期の処理の中で、1駆動単位だけのモーター8の制御となるため、各周期の中でモーター8の制御のために要する時間を一定(または、ほぼ一定)にすることができ、例えば、モーター8を動かし始める制御およびモーター8を停止する制御だけでよく、このような制御に要する時間を少なくすることが可能である。
また、本実施形態に係る駆動装置21では、フォーカス調整のためのモーター8の駆動がオン(有効)であるときに、一定の周期の処理の中で、1駆動単位分のモーター8の制御となるため、このような制御を簡易化することができる。
なお、一定の周期としては、現実の装置では、その周期が多少ずれる場合が生じてもよい。例えば、割り込みをタイマーで管理することで、およそ正確に一定の時間(一定の周期)ごとに割り込みがかかり、ある程度、固定の周期となるが、タスクの優先順位などによって処理される周期がその一定の周期からずれる可能性がある。本発明は、このように一定の周期がある程度ずれる場合も含む。
[駆動系のバックラッシュについて]
上記した(要件1)〜(要件4)のほかに、必要であれば考慮した方が良いと考えられる次のような(要件5)がある。
(要件5)駆動系にバックラッシュがあり得るため、必要に応じて、バックラッシュの影響を除去する。但し、バックラッシュの影響が実用上で小さい場合や、そうでなくてもバックラッシュの影響を無視するような場合には、これについては、考慮しなくてもよい。
ここで、本実施形態では、フォーカスの駆動系に関するバックラッシュの影響を調整(補正)する制御を行う場合には、例えば、このような制御を行うためのバックラッシュ量などのパラメーターがあらかじめ設定されてメモリー(例えば、フラッシュROM3)に記憶される。このようなパラメーターは、例えば、あらかじめ行われるキャリブレーションにより得られてもよく、または、設計値などに基づいて得られてもよい。
このようなバックラッシュに関する制御では、CPU2は、例えば、現在のレンズ(フォーカスレンズ)12の位置がバックラッシュの範囲(区間)内にあるか否かを判定して管理することや、レンズ2の駆動の方向が反転したときにバックラッシュに関して位置情報を調整(補正)することなどを行う。
なお、駆動装置21において位置センサー11よりも駆動対象(本実施形態では、レンズ12)をモーター8の直近に設け、モーター8と位置センサー11との間のバックラッシュの方がモーター8と駆動対象との間のバックラッシュよりも大きい構成では、モーター8と駆動対象との間のバックラッシュを考慮しない構成としてもよい。逆に、駆動装置21において駆動対象(本実施形態では、レンズ12)よりも位置センサー11をモーター8の直近に設け、モーター8と駆動対象との間のバックラッシュの方がモーター8と位置センサー11との間のバックラッシュよりも大きい構成では、モーター8と位置センサー11との間のバックラッシュを考慮しない構成としてもよい。
ここで、本実施形態では、バックラッシュに関して、例えば、次のような(バックラッシュに関する場合1)〜(バックラッシュに関する場合2)に対応することが可能である。
(バックラッシュに関する場合1)として、そもそも、バックラッシュの影響が小さく、補正の対象とするバックラッシュが無い場合が考えられる。この場合には、CPU2は、バックラッシュの影響を調整(補正)する制御を行わなくてもよい。
(バックラッシュに関する場合2)として、補正の対象とする程度に大きいバックラッシュがある場合が考えられる。この場合には、CPU2は、例えば、1駆動単位における駆動量として、補正の対象とするバックラッシュの量よりも大きい量を用いてもよく、または、補正の対象とするバックラッシュの量よりも小さい量を用いてもよく、または、補正の対象とするバックラッシュの量と同じ量を用いてもよい。また、他の構成例として、このようなバックラッシュの影響を無視して、CPU2は、バックラッシュの影響を調整(補正)する制御を行わなくてもよい。
本実施形態では、CPU2により行うモーター8の駆動の制御の仕方(1駆動単位ごとの制御の仕方)をバックラッシュの有無によらずに統一することができ、これにより、例えば、ソフトウェア(一例として、プログラム)の構成を単純化することができるという効果を得ることが可能である。
具体的には、本実施形態では、バックラッシュの有無によらずに、CPU2により行うモーター8の駆動の制御の仕方を、1駆動単位ごとの駆動量を定めて1駆動単位ではその駆動量だけモーター8を駆動させるように制御するという制御の仕方に、統一することができる。バックラッシュがあって補正の対象とする場合を考慮すると、一例として、1駆動単位における駆動量として、補正の対象とするバックラッシュのバックラッシュ量未満の量を用いることが考えられる。
また、本実施形態では、CPU2により行うモーター8の駆動の制御の仕方を、1駆動単位ごとの駆動量を定めて1駆動単位ではその駆動量だけモーター8を駆動させるように制御するという制御の仕方に、統一することにより、この駆動回数(1駆動単位の回数)に基づいて全体の駆動量(=1駆動単位における駆動量×駆動回数)を管理することができる。さらに、1駆動単位ごとの駆動量を一定に固定しておくと、全体の駆動量の管理がより容易になる。
なお、バックラッシュの影響を調整(補正)する制御を行う手法としては、様々なものが用いられてもよい。また、バックラッシュの影響を調整(補正)する制御を行う構成において、駆動系の駆動を制御する手法としては、様々な手法が用いられてもよく、例えば、2種類以上の異なる手法が切り替えられて用いられてもよい。
本実施形態において、バックラッシュを考慮する駆動制御の構成例を組み合わせて利用すると、例えば、位置センサー11では正確な位置情報を取得することができない位置センサー11のバックラッシュ量未満の領域(位置センサー11のバックラッシュの範囲内での位置の制御)においても、正確に駆動系を駆動して、正確に駆動対象の位置を制御することができ、さらに、本実施形態のように、温度に基づいてフォーカスの調整を効果的に行うことができる。すなわち、バックラッシュに関する制御を効果的に行うことができるとともに、温度に基づいてフォーカスの調整を効果的に行うことができる。
ここで、バックラッシュを考慮する駆動制御の構成例を示しておく。この構成例は、本実施形態において、例えば、組み合わせて利用されてもよく、または、利用されなくてもよい。
一構成例として、CPU2は、位置センサー11により検出されるレンズ12の駆動状況(例えば、レンズ12の位置、または、それに対応する値)に基づく量についてレンズ12を駆動する第1の制御と、あらかじめ定められた量(例えば、補正の対象とするバックラッシュのバックラッシュ量未満の量)についてレンズ12を駆動する第2の制御を行う。また、CPU2は、所定の範囲(補正の対象とするバックラッシュの範囲)外の量についてレンズ12を駆動する場合には前記第1の制御を行い、前記所定の範囲内の量についてレンズ12を駆動する場合には前記第2の制御を行う。また、CPU2は、前記第2の制御において、位置センサー11による検出結果を参照せずに、前記所定の範囲内におけるレンズ12の駆動状況(例えば、レンズ12の位置、または、それに対応する値)を管理する。
さらに、構成例を示しておく。
一例として、CPU2は、前記第1の制御と前記第2の制御を行い、これに際して、一定の周期ごとに、図4に示される一連の処理を行う。この場合に、例えば、図4に示される一連の処理において、CPU2は、温度センサー13の温度情報から求めたレンズ12の補正量が所定の閾値を超えて、ステップS15〜ステップS16の処理(駆動単位ごとの駆動の制御)を行っているときには、それが完了するまで(つまり、駆動回数の残りが0になるまで)、前記第1の制御と前記第2の制御を停止させる。また、例えば、図4に示される一連の処理における1駆動単位における駆動量(温度に基づくフォーカス調整における1駆動単位における駆動量)と、前記第2の制御における前記あらかじめ定められた量(駆動量)とを同じ量に設定すると、1単位(例えば、1回分)の駆動量を共通化(統一)することができ、構成や制御を簡易化することが可能である。
他の一例として、CPU2は、前記第1の制御のように、位置センサー11により検出されるレンズ12の駆動状況を検出し、この検出結果(レンズ12の駆動状況)に基づいて、温度に基づくフォーカス調整における1駆動単位における駆動量(図4に示される一連の処理における1駆動単位における駆動量)が達成されたか否かを判定する構成とすることも可能である。さらなる構成例として、CPU2は、前記第1の制御と前記第2の制御を行い、これに際して、一定の周期ごとに、図4に示されるような一連の処理を行い、そして、前記第1の制御を行っているときにおける割り込みで、温度センサー13の温度情報から求めたレンズ12の補正量が所定の閾値を超えて、ステップS15〜ステップS16の処理(駆動単位ごとの駆動の制御)を行う場合には、前記第1の制御のように、位置センサー11により検出されるレンズ12の駆動状況に基づいて、1駆動単位における駆動量(温度に基づくフォーカス調整における1駆動単位における駆動量)を達成(例えば、判定)し、一方、前記第2の制御を行っているときにおける割り込みで、温度センサー13の温度情報から求めたレンズ12の補正量が所定の閾値を超えて、ステップS15〜ステップS16の処理(駆動単位ごとの駆動の制御)を行う場合には、前記第2の制御のように、位置センサー11により検出されるレンズ12の駆動状況を参照せずに、1駆動単位における駆動量(温度に基づくフォーカス調整における1駆動単位における駆動量)として、あらかじめ定められた量を用いる。このような構成では、例えば、CPU2が、第1の制御において位置センサー11により検出されるレンズ12の駆動状況を参照するという構成と、第2の制御において位置センサー11により検出されるレンズ12の駆動状況を参照せずにあらかじめ定められた量(駆動量)を用いるという構成を、それぞれの状況で1駆動単位における駆動量(温度に基づくフォーカス調整における1駆動単位における駆動量)を確保するために利用することができる。
他の一例として、CPU2は、前記第1の制御と前記第2の制御を行い、これに際して、一定の周期ごとに、温度センサー13の温度情報から求めたレンズ12の補正量が所定の閾値を超えるか否かを判定し、そして、前記第1の制御を行っているときにおける割り込みで、温度センサー13の温度情報から求めたレンズ12の補正量が所定の閾値を超えることを判定した場合には、図4に示される一連の処理における駆動回数(駆動回数の残り)のパラメーターを使用せずに、位置センサー11により検出されるレンズ12の駆動状況に基づいて、前記求めたレンズ12の補正量を補正(調整)する分、レンズ12を駆動するように制御する。さらなる構成例として、このような構成において、CPU2は、前記第2の制御を行っているときにおける割り込みで、温度センサー13の温度情報から求めたレンズ12の補正量が所定の閾値を超えることを判定した場合には、図4に示される一連の処理における駆動回数(駆動回数の残り)のパラメーターを使用して、1駆動単位ごとの駆動を一定の周期ごとに行って、前記求めたレンズ12の補正量を補正(調整)する。このような構成では、例えば、CPU2が、第1の制御において位置センサー11により検出されるレンズ12の駆動状況を参照するという構成を温度に基づくレンズ12の補正量を補正するために利用することができ、第2の制御において位置センサー11により検出されるレンズ12の駆動状況を参照せずにあらかじめ定められた量(駆動量)を用いるという構成を1駆動単位における駆動量(温度に基づくフォーカス調整における1駆動単位における駆動量)を確保するために利用することができる。
[本実施形態に係る構成例]
本実施形態に係る構成例を示す。
一構成例として、温度を検出する温度検出部(本実施形態では、温度センサー13)により検出された温度に基づいてレンズ12に関する補正量を取得する補正量取得部(本実施形態では、制御部の一例であるCPU2の機能部)と、前記補正量取得部により取得された補正量が所定の閾値を超えるか否かを判定する補正量判定部(本実施形態では、制御部の一例であるCPU2の機能部)と、前記補正量判定部により前記補正量取得部により取得された補正量が前記所定の閾値を超えることを判定した場合に、駆動単位ごとの駆動量で、前記補正量取得部により取得された補正量の調整(補正)を行うように、前記レンズ12を駆動する駆動部22を駆動する制御を行う駆動制御部(本実施形態では、制御部の一例であるCPU2の機能部)と、を備えることを特徴とするプロジェクターである。
一構成例として、一定の周期ごとに、前記駆動制御部により使用されるパラメーターである駆動回数の残りの値が0であるときには、前記補正量取得部が前記補正量を取得し、前記補正量判定部が前記取得された補正量が前記所定の閾値を超えることを判定した場合に、前記駆動制御部が前記取得された補正量に基づく1以上の値を前記駆動回数の残りの値として設定し、一方、前記駆動回数の残りの値が1以上であるときには、前記駆動制御部が、前記駆動単位ごとの駆動量で前記駆動部22を駆動する制御を行って、前記駆動回数の残りの値を1減らすように更新する、ことを特徴とするプロジェクターである(本実施形態では、例えば、図4に示されるようなフローを参照。)。
一構成例として、前記レンズ12の位置に関する情報を検出する位置検出部(本実施形態では、位置センサー11)を備え、前記駆動単位ごとの駆動量は、前記駆動部22および前記位置検出部のうちの少なくとも一方(つまり、任意の一方、または、両方)に関するバックラッシュのバックラッシュ量未満の量である、ことを特徴とするプロジェクターである。
一構成例として、温度を検出する前記温度検出部と、前記レンズ12を駆動する前記駆動部22と、画像を投写する画像投写部23と、を備える、ことを特徴とするプロジェクターである。
一構成例として、補正量取得部が、温度を検出する温度検出部により検出された温度に基づいてレンズ12に関する補正量を取得するステップと、補正量判定部が、前記補正量取得部により取得された補正量が所定の閾値を超えるか否かを判定するステップと、駆動制御部が、前記補正量判定部により前記補正量取得部により取得された補正量が前記所定の閾値を超えることを判定した場合に、駆動単位ごとの駆動量で、前記補正量取得部により取得された補正量の調整を行うように、前記レンズ12を駆動する駆動部22を駆動する制御を行うステップと、を有することを特徴とするフォーカス調整方法である。
一構成例として、温度を検出する温度検出部により検出された温度に基づいてレンズ12に関する補正量を取得する補正量取得部と、前記補正量取得部により取得された補正量が所定の閾値を超えるか否かを判定する補正量判定部と、前記補正量判定部により前記補正量取得部により取得された補正量が前記所定の閾値を超えることを判定した場合に、駆動単位ごとの駆動量で、前記補正量取得部により取得された補正量の調整を行うように、前記レンズ12を駆動する駆動部22を駆動する制御を行う駆動制御部と、を備えることを特徴とするフォーカス調整装置(本実施形態では、レンズ12の駆動装置21)である。
一構成例として、補正量取得部が、温度を検出する温度検出部により検出された温度に基づいてレンズ12に関する補正量を取得する手順と、補正量判定部が、前記補正量取得部により取得された補正量が所定の閾値を超えるか否かを判定する手順と、駆動制御部が、前記補正量判定部により前記補正量取得部により取得された補正量が前記所定の閾値を超えることを判定した場合に、駆動単位ごとの駆動量で、前記補正量取得部により取得された補正量の調整を行うように、前記レンズ12を駆動する駆動部22を駆動する制御を行う手順と、をコンピューターに実行させるためのフォーカス調整プログラムである。
[以上の実施形態のまとめ]
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
なお、以上に説明した装置(例えば、プロジェクター自体や、駆動装置21)における任意の構成部の機能を実現するためのプログラムを、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録し、そのプログラムをコンピューターシステムに読み込ませて実行するようにしてもよい。なお、ここで言う「コンピューターシステム」とは、OS(Operating System)や周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM(Read Only Memory)、CD(Compact Disk)−ROM等の可搬媒体、コンピューターシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことを言う。さらに「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバーやクライアントとなるコンピューターシステム内部の揮発性メモリー(RAM:Random Access Memory)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記のプログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピューターシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピューターシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことを言う。
また、上記のプログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上記のプログラムは、前述した機能をコンピューターシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
1…映像入力部、2…CPU、3…フラッシュROM、4…RAM、5…液晶パネルドライバー、6…液晶パネル、7…モータードライバー、8…モーター、9…減速機構、10…変換機構、11…位置センサー、12…レンズ、13…温度センサー、14…ファン、21…レンズの駆動装置、22…駆動部、23…画像投写部

Claims (5)

  1. 温度を検出する温度検出部により検出された温度に基づいてレンズに関する補正量を取得する補正量取得部と、
    前記補正量取得部により取得された補正量が所定の閾値を超えるか否かを判定する補正量判定部と、
    前記補正量判定部により前記補正量取得部により取得された補正量が前記所定の閾値を超えることを判定した場合に、駆動単位ごとの駆動量で、前記補正量取得部により取得された補正量の調整を行うように、前記レンズを駆動する駆動部を駆動する制御を行う駆動制御部と、
    を備えることを特徴とするプロジェクター。
  2. 一定の周期ごとに、
    前記駆動制御部により使用されるパラメーターである駆動回数の残りの値が0であるときには、前記補正量取得部が前記補正量を取得し、前記補正量判定部が前記取得された補正量が前記所定の閾値を超えることを判定した場合に、前記駆動制御部が前記取得された補正量に基づく1以上の値を前記駆動回数の残りの値として設定し、一方、前記駆動回数の残りの値が1以上であるときには、前記駆動制御部が、前記駆動単位ごとの駆動量で前記駆動部を駆動する制御を行って、前記駆動回数の残りの値を1減らすように更新する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のプロジェクター。
  3. 前記レンズの位置に関する情報を検出する位置検出部を備え、
    前記駆動単位ごとの駆動量は、前記駆動部および前記位置検出部のうちの少なくとも一方に関するバックラッシュのバックラッシュ量未満の量である、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のプロジェクター。
  4. 温度を検出する前記温度検出部と、
    前記レンズを駆動する前記駆動部と、
    画像を投写する画像投写部と、を備える、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のプロジェクター。
  5. 補正量取得部が、温度を検出する温度検出部により検出された温度に基づいてレンズに関する補正量を取得するステップと、
    補正量判定部が、前記補正量取得部により取得された補正量が所定の閾値を超えるか否かを判定するステップと、
    駆動制御部が、前記補正量判定部により前記補正量取得部により取得された補正量が前記所定の閾値を超えることを判定した場合に、駆動単位ごとの駆動量で、前記補正量取得部により取得された補正量の調整を行うように、前記レンズを駆動する駆動部を駆動する制御を行うステップと、
    を有することを特徴とするフォーカス調整方法。
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