JP2014066855A - プロジェクターおよびフォーカス調整方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】プロジェクターは、温度を検出する温度検出部13により検出された温度に基づいてレンズ12に関する補正量を取得する補正量取得部(CPU2の機能部)と、前記補正量取得部により取得された補正量が所定の閾値を超えるか否かを判定する補正量判定部(CPU2の機能部)と、前記補正量判定部により前記補正量取得部により取得された補正量が前記所定の閾値を超えることを判定した場合に、駆動単位ごとの駆動量で、前記補正量取得部により取得された補正量の調整を行うように、前記レンズ12を駆動する駆動部22を駆動する制御を行う駆動制御部(CPU2の機能部)と、を備える。
【選択図】図1
Description
そこで、レンズの鏡筒の温度を計測してフォーカスのズレ量を算出し、その算出結果を元にフォーカスを調整(補正)するように制御する方法が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。また、ステッピングモーターを用いてフォーカスを制御する方法が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
[本実施形態に係るプロジェクターの概要]
図1は、本発明の一実施形態に係るプロジェクターの概略的な構成例を示すブロック図である。
本実施形態に係るプロジェクターは、映像入力部1と、CPU(Central Processing Unit)2と、フラッシュROM(Read Only Memory)3と、RAM(Random Acccess Memory)4と、液晶パネルドライバー5と、液晶パネル6と、モータードライバー7と、モーター8と、減速機構9と、変換機構10と、位置センサー11と、レンズ12と、温度センサー13と、冷却用のファン14と、を備える。
また、本実施形態では、駆動装置21の駆動部(駆動系)22は、モータードライバー7と、モーター8と、減速機構9と、変換機構10と、を備える。
また、本実施形態では、画像投写部23は、液晶パネルドライバー5と、液晶パネル6と、レンズ12と、を備える。
また、本実施形態では、位置センサー11は位置検出部の一例として用いられており、温度センサー13は温度検出部の一例として用いられており、レンズ12の駆動装置21はレンズ12のフォーカス調整装置の一例として用いられている。
映像入力部1には、映像信号が入力される。映像入力部1は、入力された映像信号をCPU2に出力する。ここで、映像入力部1には、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)などの外部の装置から出力される映像信号が入力される。
フラッシュROM3は、各種のデータを記憶(保存)し、本実施形態では、プログラムのデータや、様々なデータを記憶する。
RAM4は、CPU2により使用される記憶領域を提供し、様々なデータを一時的に記憶する。
具体例として、CPU2は、フラッシュROM3やRAM4に記憶されたデータを電気信号として読み出すことや、フラッシュROM3やRAM4に電気信号を出力してデータを書き込むことを行う。また、CPU2には、映像入力部1から出力される映像信号が入力され、また、位置センサー11により得られた位置の検出結果(位置検出結果)が電気信号として入力され、また、温度センサー13により得られた温度の検出結果(温度検出結果)が電気信号として入力される。また、CPU2は、映像入力部1から入力された映像信号について処理(映像処理)を行い、当該処理後の映像信号を液晶パネルドライバー5に出力する。また、CPU2は、モータードライバー7を制御するための信号(モーター制御信号)を電気信号としてモータードライバー7に出力する。また、CPU2は、ファン14を制御するための信号(ファン制御信号)を電気信号としてファン14に出力する。また、CPU2は、ユーザー(利用者)により操作される操作部(図示せず)の操作内容に基づいて、メニューの選択に関する処理や、キーボードの操作に関する処理などを行う。
一例として、CPU2は、フラッシュROM3に記憶されたプログラムのデータや他の必要なデータを読み込んで、当該プログラムに従って、ユーザーにより行われるキーボードの操作などを契機として、モーター制御信号をモータードライバー7に出力して、モーター8の駆動を開始する。
液晶パネル6は、液晶パネルドライバー5により駆動される映像信号に対応する映像(画像)を、レンズ12を介して、スクリーンなどの被投写体(図示せず)に投写する。
モーター8は、減速機構9と機械的に接続されている。モーター8は、モータードライバー7により駆動されて回転し、その回転の動力を減速機構9に伝える。
減速機構9は、変換機構10および位置センサー11(例えば、位置センサー11を支持する部材)のそれぞれと機械的に接続されている。減速機構9は、モーター8により伝えられる動力を変換機構10および位置センサー11のそれぞれに伝える。減速機構9は、例えば、1つまたは複数のギア(歯車)を用いて構成されており、モーター8の回転の速度に応じて、それを適切な速度へ変換する。
ここで、減速機構9の位置の情報は、レンズ12の位置を特定することができ、レンズ12の位置の情報と同等な情報として使用することが可能である。これにより、CPU2は、位置センサー11から入力される位置検出結果(位置の情報)に基づいて、レンズ12の位置を検出(認識)することができる。
なお、位置センサー11からCPU2にレンズ12の位置を通知するための位置検出結果(位置の情報)としては、例えば、減速機構9の位置の情報がそのまま用いられなくてもよく、減速機構9の位置の情報を示す値があらかじめ定められた式などで変換された結果の値が用いられてもよい。
また、位置センサー11としては、様々な手法により位置を検出するものが用いられてもよく、一例として、エンコーダーを用いることができる。
CPU2は、温度センサー13により得られる温度情報を一定の周期(例えば、1秒など)で取り込んで、取り込んだ温度情報に基づいて、各部材を冷却するためのファン14にファン制御信号を出力して当該ファン14を制御する。これにより、製品の温度上昇を防ぐ。
本実施形態では、CPU2は、ファン制御信号として、ファン14に印加する電圧の信号を用いる。CPU2は、ファン14に印加する電圧を設定することで、ファン14による冷却用の空気の流量を調整して、温度の制御を行う。
ここでは、ファン14として、それぞれ異なるところに設けられた複数のファンを用いる場合を示す。なお、ファン14として、1つのファンのみが用いられてもよい。
CPU2は、本制御(ファン14の温度制御)を一定の周期(定周期)で実行する。
なお、図2に示されるファン14の温度制御は、一定の周期的に実行されるが、通常、処理としては簡単であり、CPU2に対してそれほど大きな負担にはならない。
ところで、例えばプロジェクターの場合には、一般に、レンズ12の鏡筒の温度上昇が大きく、構成する部材やレンズ12のガラスの温度上昇に伴って、フォーカスの位置がずれてしまう。具体的には、レンズ12の鏡筒が温度変化の影響で微小に変形することから、それを補償(補正)するためにフォーカスの調整を行うことが必要である。
このフォーカスのずれの量が焦点深度(例えば、10cmなど)よりも小さい場合には、フォーカスがずれてもユーザーは気付かないため、特には、フォーカスの調整のための駆動を行う必要はない。しかしながら、焦点深度を超えるフォーカスのずれが発生する場合には、ユーザーがフォーカスのずれを認識するため、フォーカスの調整のための駆動を行ってフォーカスのずれを補正する必要がある。
(要件2)温度情報に基づいて、例えば計算またはテーブルを用いて、目標となる位置(例えば、位置センサー11により得られる位置情報により特定される駆動系またはレンズ12の位置)を取得することが必要である。但し、これについては、通常、他の温度制御と同程度の処理量であるため、問題視しなくてよいと考えられる。
(要件4)目標となる位置に到達したときに、駆動系の駆動を停止させることが必要である。これについては、例えば、CPU2が、目標となる位置に到達するまで、モーター8を駆動しながら位置(現在の位置)を監視することが必要である。
(特性1)必ずしも、目標となる位置にちょうど合わせる必要はない。すなわち、レンズ12の焦点深度があるため、必ずしも、偏差(現在の位置と目標となる位置とのずれ)をゼロにする必要はない。
(特性2)目標値(目標となる位置)の急激な変化は考えなくてよい。すなわち、通常は、温度が急激に変化することはないため、目標となる位置が急激に変化することはないためである。
また、上記した(特性2)に鑑みると、CPU2は、1駆動単位の駆動の制御を、一定の周期(例えば、1秒程度の一定の周期)の割り込みの中で行えば十分であると考えられる。
ここで、本実施形態では、駆動系の1駆動単位について、駆動時間と駆動量との関係があらかじめ設定されてメモリー(例えば、フラッシュROM3)に記憶される。本実施形態では、1駆動単位は、モーター8の駆動時間で特定される。また、1駆動単位における駆動量としては、1駆動単位の駆動(1回分の駆動)によってレンズ12が動く量が用いられる。
このような1駆動単位における駆動時間や駆動量は、例えば、あらかじめ行われるキャリブレーションにより得られてもよく、または、設計値などに基づいて得られてもよい。
次に、本実施形態に係るフォーカス調整の制御の具体例について説明する。
本実施形態では、CPU2は、一定の周期の割り込みの中でフォーカス調整の制御を行い、また、駆動単位ごとに駆動系を駆動してフォーカス調整の制御を行う。
図3は、本実施形態に係る1周期中の1駆動単位(1回の駆動単位分)におけるモーター8の制御のタイミングの様子の一例を示す図である。
図3に示されるグラフにおいて、横軸は時刻を表し、縦軸はCPU2から出力されるモーター制御信号のレベル(本実施形態では、駆動を指示するレベルと、ゼロのレベルと、停止(ブレーキ)を指示するレベル)を表す。
ここで、本実施形態では、CPU2は、モーター制御信号としてパルス幅変調(PWM:Pulse Width Modulation)の信号を設定することで、駆動動作を実現する。なお、モーター制御信号としては、パルス幅変調以外の信号が用いられてもよい。
そして、CPU2は、ブレーキをかけた後に、モーター制御信号のレベルをゼロにして、一定の時間(スタンバイ時間)、スタンバイの状態とする。
なお、1ステップ動作時間や、モーター停止ブレーキ時間や、スタンバイ時間としては、それぞれ、様々な値が設定されてもよい。
図4に示される一連の処理(ステップS11〜ステップS16の処理)は、CPU2により、一定の周期ごとに行い、例えば、1秒に1回の周期で行う。
本実施形態では、CPU2は、駆動回数、および、駆動回数の残り、というパラメーターを用いる。CPU2は、駆動回数の初期値、および、駆動回数の残りの初期値を、いずれも、0に設定する。
ステップS11の処理における判定の結果、CPU2は、駆動回数の残りが0であると判定した場合には(ステップS11:Yes)、温度センサー13により得られた温度情報(例えば、最新のもの、または、あらかじめ定められた過去のタイミングで得られたもの)に基づいて、レンズ12の補正量を求める(ステップS12)。
そして、CPU2は、求めたレンズ12の補正量が所定の閾値を超えるか否かを判定する(ステップS13)。ここで、この閾値は、例えば、あらかじめ定められて、メモリー(本実施形態では、フラッシュROM3またはRAM4)に記憶されている。
一方、ステップS13の処理における判定の結果、CPU2は、レンズ12の補正量が所定の閾値以下であることを判定した場合には(ステップS13:No)、現在の周期における本処理を終了する。
また、CPU2は、駆動回数の残りの値を1だけ減らすように更新する(ステップS16)。そして、CPU2は、現在の周期における本処理を終了する。
また、本実施形態では、他の一例として、CPU2は、図4に示されるような一連の処理を、図2に示されるような一定の周期で行う一連の処理(ファンの制御の処理)と連動させて実行することができる。この場合には、例えば、図4に示されるような一連の処理を行う一定の周期と図2に示されるような一連の処理(ファンの制御の処理)を行う一定の周期とを同じ周期(時間)とし、CPU2は、同じタイミングで両方の一連の処理を、並列、または、直列、または、あらかじめ定められた任意の組み合わせで、実行する。また、この場合に、CPU2は、図2に示されるステップS1の処理において温度センサー13から温度情報を取得する処理と、図4に示されるステップS12の処理において温度センサー13から温度情報を取得する処理とを共通化することが可能である。
具体的には、本実施形態に係る駆動装置21では、フォーカス調整のためのモーター8の駆動がオン(有効)であるときに、一定の周期の処理の中で、1駆動単位だけのモーター8の制御となるため、各周期の中でモーター8の制御のために要する時間を一定(または、ほぼ一定)にすることができ、例えば、モーター8を動かし始める制御およびモーター8を停止する制御だけでよく、このような制御に要する時間を少なくすることが可能である。
また、本実施形態に係る駆動装置21では、フォーカス調整のためのモーター8の駆動がオン(有効)であるときに、一定の周期の処理の中で、1駆動単位分のモーター8の制御となるため、このような制御を簡易化することができる。
上記した(要件1)〜(要件4)のほかに、必要であれば考慮した方が良いと考えられる次のような(要件5)がある。
(要件5)駆動系にバックラッシュがあり得るため、必要に応じて、バックラッシュの影響を除去する。但し、バックラッシュの影響が実用上で小さい場合や、そうでなくてもバックラッシュの影響を無視するような場合には、これについては、考慮しなくてもよい。
このようなバックラッシュに関する制御では、CPU2は、例えば、現在のレンズ(フォーカスレンズ)12の位置がバックラッシュの範囲(区間)内にあるか否かを判定して管理することや、レンズ2の駆動の方向が反転したときにバックラッシュに関して位置情報を調整(補正)することなどを行う。
(バックラッシュに関する場合1)として、そもそも、バックラッシュの影響が小さく、補正の対象とするバックラッシュが無い場合が考えられる。この場合には、CPU2は、バックラッシュの影響を調整(補正)する制御を行わなくてもよい。
(バックラッシュに関する場合2)として、補正の対象とする程度に大きいバックラッシュがある場合が考えられる。この場合には、CPU2は、例えば、1駆動単位における駆動量として、補正の対象とするバックラッシュの量よりも大きい量を用いてもよく、または、補正の対象とするバックラッシュの量よりも小さい量を用いてもよく、または、補正の対象とするバックラッシュの量と同じ量を用いてもよい。また、他の構成例として、このようなバックラッシュの影響を無視して、CPU2は、バックラッシュの影響を調整(補正)する制御を行わなくてもよい。
具体的には、本実施形態では、バックラッシュの有無によらずに、CPU2により行うモーター8の駆動の制御の仕方を、1駆動単位ごとの駆動量を定めて1駆動単位ではその駆動量だけモーター8を駆動させるように制御するという制御の仕方に、統一することができる。バックラッシュがあって補正の対象とする場合を考慮すると、一例として、1駆動単位における駆動量として、補正の対象とするバックラッシュのバックラッシュ量未満の量を用いることが考えられる。
また、本実施形態では、CPU2により行うモーター8の駆動の制御の仕方を、1駆動単位ごとの駆動量を定めて1駆動単位ではその駆動量だけモーター8を駆動させるように制御するという制御の仕方に、統一することにより、この駆動回数(1駆動単位の回数)に基づいて全体の駆動量(=1駆動単位における駆動量×駆動回数)を管理することができる。さらに、1駆動単位ごとの駆動量を一定に固定しておくと、全体の駆動量の管理がより容易になる。
なお、バックラッシュの影響を調整(補正)する制御を行う手法としては、様々なものが用いられてもよい。また、バックラッシュの影響を調整(補正)する制御を行う構成において、駆動系の駆動を制御する手法としては、様々な手法が用いられてもよく、例えば、2種類以上の異なる手法が切り替えられて用いられてもよい。
一構成例として、CPU2は、位置センサー11により検出されるレンズ12の駆動状況(例えば、レンズ12の位置、または、それに対応する値)に基づく量についてレンズ12を駆動する第1の制御と、あらかじめ定められた量(例えば、補正の対象とするバックラッシュのバックラッシュ量未満の量)についてレンズ12を駆動する第2の制御を行う。また、CPU2は、所定の範囲(補正の対象とするバックラッシュの範囲)外の量についてレンズ12を駆動する場合には前記第1の制御を行い、前記所定の範囲内の量についてレンズ12を駆動する場合には前記第2の制御を行う。また、CPU2は、前記第2の制御において、位置センサー11による検出結果を参照せずに、前記所定の範囲内におけるレンズ12の駆動状況(例えば、レンズ12の位置、または、それに対応する値)を管理する。
一例として、CPU2は、前記第1の制御と前記第2の制御を行い、これに際して、一定の周期ごとに、図4に示される一連の処理を行う。この場合に、例えば、図4に示される一連の処理において、CPU2は、温度センサー13の温度情報から求めたレンズ12の補正量が所定の閾値を超えて、ステップS15〜ステップS16の処理(駆動単位ごとの駆動の制御)を行っているときには、それが完了するまで(つまり、駆動回数の残りが0になるまで)、前記第1の制御と前記第2の制御を停止させる。また、例えば、図4に示される一連の処理における1駆動単位における駆動量(温度に基づくフォーカス調整における1駆動単位における駆動量)と、前記第2の制御における前記あらかじめ定められた量(駆動量)とを同じ量に設定すると、1単位(例えば、1回分)の駆動量を共通化(統一)することができ、構成や制御を簡易化することが可能である。
本実施形態に係る構成例を示す。
一構成例として、温度を検出する温度検出部(本実施形態では、温度センサー13)により検出された温度に基づいてレンズ12に関する補正量を取得する補正量取得部(本実施形態では、制御部の一例であるCPU2の機能部)と、前記補正量取得部により取得された補正量が所定の閾値を超えるか否かを判定する補正量判定部(本実施形態では、制御部の一例であるCPU2の機能部)と、前記補正量判定部により前記補正量取得部により取得された補正量が前記所定の閾値を超えることを判定した場合に、駆動単位ごとの駆動量で、前記補正量取得部により取得された補正量の調整(補正)を行うように、前記レンズ12を駆動する駆動部22を駆動する制御を行う駆動制御部(本実施形態では、制御部の一例であるCPU2の機能部)と、を備えることを特徴とするプロジェクターである。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
また、上記のプログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上記のプログラムは、前述した機能をコンピューターシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
Claims (5)
- 温度を検出する温度検出部により検出された温度に基づいてレンズに関する補正量を取得する補正量取得部と、
前記補正量取得部により取得された補正量が所定の閾値を超えるか否かを判定する補正量判定部と、
前記補正量判定部により前記補正量取得部により取得された補正量が前記所定の閾値を超えることを判定した場合に、駆動単位ごとの駆動量で、前記補正量取得部により取得された補正量の調整を行うように、前記レンズを駆動する駆動部を駆動する制御を行う駆動制御部と、
を備えることを特徴とするプロジェクター。 - 一定の周期ごとに、
前記駆動制御部により使用されるパラメーターである駆動回数の残りの値が0であるときには、前記補正量取得部が前記補正量を取得し、前記補正量判定部が前記取得された補正量が前記所定の閾値を超えることを判定した場合に、前記駆動制御部が前記取得された補正量に基づく1以上の値を前記駆動回数の残りの値として設定し、一方、前記駆動回数の残りの値が1以上であるときには、前記駆動制御部が、前記駆動単位ごとの駆動量で前記駆動部を駆動する制御を行って、前記駆動回数の残りの値を1減らすように更新する、
ことを特徴とする請求項1に記載のプロジェクター。 - 前記レンズの位置に関する情報を検出する位置検出部を備え、
前記駆動単位ごとの駆動量は、前記駆動部および前記位置検出部のうちの少なくとも一方に関するバックラッシュのバックラッシュ量未満の量である、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のプロジェクター。 - 温度を検出する前記温度検出部と、
前記レンズを駆動する前記駆動部と、
画像を投写する画像投写部と、を備える、
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のプロジェクター。 - 補正量取得部が、温度を検出する温度検出部により検出された温度に基づいてレンズに関する補正量を取得するステップと、
補正量判定部が、前記補正量取得部により取得された補正量が所定の閾値を超えるか否かを判定するステップと、
駆動制御部が、前記補正量判定部により前記補正量取得部により取得された補正量が前記所定の閾値を超えることを判定した場合に、駆動単位ごとの駆動量で、前記補正量取得部により取得された補正量の調整を行うように、前記レンズを駆動する駆動部を駆動する制御を行うステップと、
を有することを特徴とするフォーカス調整方法。
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JP2012211898A JP2014066855A (ja) | 2012-09-26 | 2012-09-26 | プロジェクターおよびフォーカス調整方法 |
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- 2012-09-26 JP JP2012211898A patent/JP2014066855A/ja not_active Withdrawn
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