JP2009244877A - 光学機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 光学部材の円滑な駆動制御を行うことができる光学機器を提供する。
【解決手段】 光学部材を駆動するステッピングモータと、光学部材の位置を検出する位置検出部とを備える光学機器であって、ステッピングモータに供給する駆動パルスを生成する駆動指令演算部と、駆動指令演算部が出力する駆動パルスをカウントするパルス計数発生部と、パルス計数発生部の出力と位置検出部の出力とに応じて、パルス計数発生部が出力するパルス計数を位置検出部の出力に対応したパルス計数に置換するパルス計数プリセット部とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ステッピングモータを用いて光学部材を駆動する光学機器に関するものである。
近年、一般的なビデオカメラ等の撮像装置においては、自動焦点検出装置を必須としている。更に焦点調節の際のフォーカス機構の駆動には精密な位置制御が要求されており、その駆動源としてステッピングモータを用いる場合がある。ステッピングモータは、1パルスの駆動指令により1ステップ分回転するため、駆動指令を出す時点で駆動ステップが予測できる。一般的に、ステッピングモータを駆動源とするフォーカス機構は、フィードバックを行わない簡潔なオープンループ制御系により構成されている。
しかし、ステッピングモータの動力をフォーカス機構に伝達する伝達機構のバックラッシュ、つまり反転ヒステリシスやがたの影響により、オープンループ制御で把握しているフォーカス機構の位置が実際の位置とずれる場合がある。従って、高い精度で位置制御を行う必要がある場合には、MR(磁気抵抗)センサなどをフォーカス機構の位置センサとして用いてフィードバック制御を行う場合もある。
ステッピングモータと位置センサの組み合わせの例としては、特許文献1のような使用例がある。この特許文献1によれば、制御対象に位置センサを取り付け、位置センサの情報に基づいてフィードバック制御を行うことにより、精度の高い制御を行える上に、駆動指令値と位置センサの状態により脱調判定等の判定が可能となる。
特開平11−110045号公報
上述の特許文献1によると、位置センサの状態によりステッピングモータの駆動指令を発生させている。このため、位置センサの検出遅延時間と位置センサ信号に重畳するノイズ成分の影響により、ステッピングモータが安定して駆動できない場合がある。遅延時間はMRセンサ信号をAD変換し、ステッピングモータ制御用マイコンが位置情報を認識するまでの期間や、駆動機構が持つ不感帯により定まる。
この結果、例えば目標位置を指示する位置指令と位置センサによる位置情報とを一致させるように駆動すると、レンズは目標位置を越えてしまうことになるので、行き過ぎ量を戻す動作が繰り返し発生し、所謂ハンチングを起こしてしまう。
また、ステッピングモータの駆動中はドライバ回路に電力矩形波パルスを供給しているため、アナログ信号にノイズが混入し易い状態となる。そして、信号にノイズが混入し誤った位置情報を、ステッピングモータ制御用マイコンが認識すると、想定外の誤動作を起こす虞れがある。
本発明の例示的な光学機器は、光学部材と、光学部材を駆動するステッピングモータと、ステッピングモータに供給する駆動パルスを生成する駆動指令演算部と、駆動指令演算部が出力する駆動パルスをカウントするパルス計数発生部と、光学部材の位置を検出する位置検出部と、パルス計数発生部の出力と位置検出部の出力とに応じて、パルス計数発生部が出力するパルス計数を位置検出部の出力に対応したパルス計数に置換するパルス計数プリセット部とを備えていることを特徴としている。
本発明に係る撮像装置によれば、光学素子の位置センサによる位置情報と、ステッピングモータによる駆動パルスの計数情報とを利用することにより、円滑で高精度な光学素子の移動を行うことができる。
実施例1のブロック回路構成図である。 動作フローチャート図である。 プリセット動作の説明図である。 実施例2のブロック回路構成図である。 実施例1、2の説明図である。 実施例3のブロック回路構成図である。 実施例3の説明図である。
本発明の目的は、上述の課題を解消するために、光学部材の駆動制御を行う際、位置センサによる位置情報のみに基づいて駆動制御することによって発生する不安定な挙動を防ぎ、円滑な駆動制御を行う光学機器の提供である。本発明の光学機器を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は、光学機器の一例としてのビデオカメラ(撮影装置)のフォーカス駆動処理部のブロック回路構成図である。
図1において、1はAF駆動指令発生部である。AF駆動指令発生部1は、撮影した映像信号に含まれるエッジ情報(AF信号)に基づき、AF動作を行うためのフォーカス駆動指令FCを出力する。
2はレンズ駆動指令演算部である。レンズ駆動指令演算部2は、後述のフォーカス位置情報(パルス計数値PC)とAF駆動指令発生部1からのフォーカス駆動指令FCに基づき、レンズ駆動パルス及び駆動・停止フラグ信号DFを出力する。駆動・停止フラグ信号DFは、フォーカス駆動を行うべきか否かを識別するための信号である。
3は、レンズ駆動指令演算部2の出力であるレンズ駆動パルスに従ってフォーカス駆動を行うためのドライバ回路などのフォーカス駆動部である。
4はパルス計数発生部である。パルス計数発生部4は、レンズ駆動指令演算部2の出力であるレンズ駆動パルスを計数し、その計数値PCを保持するとともに、前述のフォーカス位置情報としてレンズ駆動指令演算部2へ出力する。
5は、フォーカス駆動部3の出力に応じて回転するステッピングモータである。6は、ステッピングモータ5の回転に応じて光軸方向に移動するフォーカスレンズである。
7は、フォーカスレンズ6の位置を検出する位置検出部である。位置検出部7は、MRセンサ等によって構成される。8はセンサ値・計数値換算部である。センサ値・計数値換算部8は、位置検出部7の出力信号である位置情報を、ステッピングモータ5のパルス単位の位置情報に換算し、センサ位置情報SCとして出力する。
9はパルス計数プリセット部である。パルス計数プリセット部9は、駆動・停止フラグ信号DFが停止状態を示し、且つパルス計数値PCとセンサ位置情報SCとの差が所定値以上である場合に、センサ位置情報SCがパルス計数値PCとなるように、パルス計数発生部4が出力するパルス計数値PCを再設定する。
図2は動作フローチャート図である。本実施例のフォーカス駆動処理部は、ステップS1にて、処理を開始し、まずステップS2にて、パルス計数値PC及び駆動・停止フラグ信号DFを初期化する。初期化の終了後、ステップS3にて、AF駆動指令発生部1は、撮影された映像信号に含まれるエッジ情報値を受信し、エッジ情報値が最大になるようにフォーカスを導くためのフォーカス駆動指令FCを算出(生成)し、レンズ駆動指令演算部2に出力する。
続いてステップS4にて、レンズ駆動指令演算部2は、フォーカス駆動指令FCと後述するフォーカスレンズ6の位置情報であるパルス計数値PCとの差分値Dを算出(生成、獲得)する。
ステップS5にて差分値Dがゼロの場合、つまり指令通りの位置にフォーカスレンズ6がある場合には、レンズ駆動指令演算部2は、ステップS6にて駆動・停止フラグ信号DFを停止状態を示すローレベル(DF=CLR)とし、レンズ駆動パルスの生成を停止する。
一方、ステップS5にて差分値Dがゼロでない場合には、レンズ駆動指令演算部2は、ステップS7にて駆動・停止フラグ信号DFをハイレベル(DF=SET)とし、ステップS8にて、駆動方向、速度及び目標位置に応じて算出(生成)されたレンズ駆動パルスを出力する。
ステップS9にて、パルス計数発生部4は、レンズ駆動パルスからフォーカス位置情報に相当するパルス計数値PCを算出(生成)する。このパルス計数値PCは、フォーカス駆動指令FCを基とするオープンループ位置算出(生成)によるフォーカス位置情報を示すことになる。
ステップS10にて、位置検出部7は、フォーカスレンズ6の位置を非接触で測定することにより、位置情報を検出し、その情報をセンサ値・計数値換算部8に出力する。センサ値・計数値換算部8は、位置検出部7が検出した位置情報を、駆動パルスによってフォーカスレンズ6が移動する距離を単位とする位置情報であるセンサ位置情報SCに換算する。このセンサ位置情報SCは、フォーカスレンズ6の実際の位置に基づいた位置情報として使用され、パルス計数プリセット部9に入力される。
ステップ11にて、パルス計数プリセット部9は、駆動・停止フラグ信号DFがローレベルであるか否かを判定する。駆動・停止フラグ信号DFがローレベルでステッピングモータ5が停止している場合はステップS12に進み、停止状態ではない場合はステップS3に戻る。ステッピングモータ5が停止している場合、パルス計数プリセット部9は、ステップS12にて、パルス計数値PCとセンサ位置情報SCの差分が所定値a以上であるか否かを判定する。パルス計数値PCとセンサ位置情報SCの差分が所定値a以上の場合、パルス計数プリセット部9は、ステップS13にて、パルス計数値PCをセンサ位置情報SCである測定位置に較正する。つまり、オープンループ位置算出によるフォーカスレンズ6の想定位置と実際の位置検出部7による位置とに差がある場合には、パルス計数プリセット部9でパルス計数値PCをセンサ位置情報SCに置換、つまりプリセットし、パルス計数値PCを較正する。
図3はプリセット動作についての説明図であり、時刻t1〜時刻t106の期間におけるフォーカス駆動指令FC、パルス計数値PC、センサ位置情報SC及び駆動・停止フラグ信号DFの関係を示している。時刻t1は、レンズ駆動指令演算部2にパルス計数位置「95」へのフォーカス駆動指令FCが入力され、フォーカス位置情報としてパルス計数値PC「100」が入力された状態である。レンズ駆動指令演算部2は、現在のフォーカスレンズ6の位置情報であるパルス計数値PCとフォーカス駆動指令FCの差分値Dを計算し、差分値Dがゼロになるように移動方向と移動目的位置を決定する。移動速度については、位置指令の場合の最高速を設定する。
これらの設定に応じて、レンズ駆動指令演算部2は、A相、B相のレンズ駆動パルスを生成し、時刻t1の状態においては、値が小さくなる方向に移動するような駆動パルスを発生する。このレンズ駆動パルスに応じてフォーカス駆動部3、ステッピングモータ5を介してフォーカスレンズ6は移動すし、パルス計数発生部4は駆動パルスを計数する。
また、駆動・停止フラグ信号DFも駆動状態を示すハイレベルに変化する。レンズ駆動パルスの発生により、時刻t2ではパルス計数値PC、センサ位置情報SCがそれぞれ「99」に値が変化する。そして、逐次にレンズ駆動パルスを発生させて、時刻t6に「95」のパルス計数位置にフォーカスレンズ6が導かれ、その挙動を示すパルス計数値PC、センサ位置情報SCの値も「95」となる。
この時点で、フォーカス駆動指令FCとパルス計数値PCの差分値Dがゼロになるので、レンズ駆動指令演算部2はレンズ駆動パルスの生成を停止し、駆動・停止フラグ信号DFは停止状態を示すローレベルとなる。
時刻t6〜t7の停止状態期間に、パルス計数プリセット部9ではパルス計数値PCとセンサ位置情報SCの差分比較が行われる。この時点での差分値Dはゼロであるので、予め定められた判定値(本実施例では1未満)よりも小さい値になるので、プリセット動作は行わない。
そして、時刻t8で新たなフォーカス駆動指令の目標位置「200」が入力される。レンズ駆動指令演算部2では、上述と同様にフォーカス指令値とフォーカス位置の差分値Dがゼロになるようにレンズ駆動パルスを生成する。時刻t8でパルス計数値PCは「95」から「96」に変化するが、バックラッシュの影響によりセンサ位置情報SCは「95」から変化せずに、時刻t9で「95」から「96」に変化する。
このパルス計数値PCとセンサ位置情報SCのずれは駆動中に定常的に持続する。そして、時刻t102でパルス計数値PCとフォーカス駆動指令FCが一致し、レンズ駆動指令演算部2でのレンズ駆動パルスの発生は停止し、駆動・停止フラグ信号DFは停止状態を示すローレベルとなる。時刻t102の停止状態期間に、パルス計数プリセット部9ではパルス計数値PCとセンサ位置情報SCの差分比較が行われる。この時点での差分は「1」となり、予め定められた「1」未満の判定値よりも大きい値になるので、プリセット動作が発生する。
即ち、プリセット動作として時刻t103でパルス計数値PCにセンサ位置情報SCの代入を行う。この変化に伴い、レンズ駆動指令演算部2では、フォーカス駆動指令FC「200」とパルス計数値PC「199」との間の差分値Dを検出する。そして、時刻t104で再度レンズ駆動パルスを発生し、パルス計数値PCであるフォーカス位置情報とフォーカス駆動指令FCが一致するように制御を行う。時刻t104で発生するパルス計数値PC、フォーカス駆動指令FCの一致制御時の駆動速度は、ハンチングを発生させないように低速で駆動を行う。
例えば、フォーカス駆動指令FCとパルス計数値PCの差分値Dが「5」、即ち5パルス分の駆動制御を実行する場合には、フォーカスレンズ6の静定期間単位で1パルス駆動させる。このような駆動制御を行うことで、フォーカスパルス歩進時に発生する振動の影響を受けずに、センサ位置情報SCが生成されるので、誤ったプリセット動作を受けることがない。なお、レンズ静定以上の期間周期で駆動制御を行ってもよいし、1周期当り複数パルスによる駆動を行っても支障はない。
このような構成とすることにより、応答性を低下させずに位置検出部7の遅延時間による駆動目標到達前後のハンチングを抑制しながら、バックラッシュ等の位置ずれをも低減することが可能となる。そして、フォーカスレンズ6の姿勢が変化しレンズ機構の沈み込みが発生した場合にも、本実施例の挙動が発生するので姿勢補正も行える。また、センサ位置情報SCは駆動停止時にのみ使用されるため、レンズ駆動パルスによるノイズの影響を受け難くなる。
また、パルス計数値PCをセンサ位置情報SCに置換する条件を、駆動・停止フラグ信号DFの状態が停止している状態で説明した。しかし、更にフォーカスレンズ6の実際の位置情報であるセンサ位置情報SCに対して停止判定を行い、この結果を条件に加えてもよい。この場合に、駆動・停止フラグ信号DFを用いなくとも制御は可能である。
図4は実施例2のブロック回路構成図を示している。この実施例2は実施例1の位置検出部7の出力に対し、移動平均を計算する移動平均演算部10が追加され、センサ信号の平均値がセンサ値・計数値換算部8に入力されている。
位置検出部7をMRセンサ等で構成した場合に、アナログ信号を検出することになるが、ステッピングモータ5のレンズ駆動パルスによるノイズの影響を受け、想定外のセンサ位置情報SCを生成してしまう虞れがある。これを移動平均演算部10により平均化することで、ノイズ影響を低減するようにすることができる。また、移動平均処理を行うと遅延時間が大きくなり、ハンチング動作の要因となり得るが、実施例2での処理は、フォーカス駆動指令FCが停止している期間に限定されるので、ハンチング動作は殆ど生じない。
駆動方向が反転した際に、機械的な要因でバックラッシュが生ずることがあるが、図5はこのときの実施例1、2の構成による作動の説明図である。所定の指令が時系列で入力されたときの位置検出部7の出力であるセンサ位置情報SCと、パルス計数発生部4の出力であるパルス計数値PCの関係を示している。
また、理解を容易にするために、バックラッシュ発生時における1パルスでの駆動距離はセンサ値で「20」、順方向駆動時における1パルスでの駆動距離はセンサ値で「100」とする。実施例1、2では、反転駆動完了後のセンサ位置情報プリセットにより補正駆動が起動することで、図5の時刻t3及びt6でバックラッシュ影響分を相殺する。
図6は実施例3の撮像装置のブロック回路構成図を示し、実施例1の構成に対しバックラッシュの演算を行い、その結果をレンズ駆動パルスに反映するようにしている。図1に対して、駆動指令反転検出部11及びバックラッシュ距離演算部12を設けた点が本実施例の特徴である。
駆動指令反転検出部11は、レンズ駆動指令演算部2から出力された駆動方向情報に基づいて、前回と現在との駆動方向の比較を行うことでレンズ駆動方向の反転を検出する。バックラッシュ距離演算部12は、駆動指令反転検出部11の出力である反転検出信号と、レンズ駆動指令演算部2の出力である駆動・停止フラグ信号DF、及びパルス計数プリセット部9の出力である差分値Dからバックラッシュオフセット情報を生成し、レンズ駆動指令演算部2に出力する。
図7は、実施例3の撮像装置の作動の説明図である。図7の時刻t1において、6パルス計数位置への位置指令がステッピングモータ5に入力される、ステッピングモータ5はフォーカスレンズ6を6パルス計数位置、つまりセンサ位置情報SCでは「600」の位置に駆動する。
時刻t2で5パルス計数位置指令がステッピングモータ5に入力されたとする。駆動指令反転検出部11では、前回の6パルス計数位置指令が無限方向駆動で、現在の5パルス計数位置駆動指令が至近方向駆動であることにより、反転駆動が発生したと判断し、反転検出信号をバックラッシュ距離演算部12に出力する。そして、フォーカス駆動指令FCによりフォーカスレンズ6が移動するが、反転バックラッシュの影響により本来、センサ位置情報SCで「500」の位置まで移動すべきところが、「580」の位置で駆動停止状態になる。
バックラッシュ距離演算部12では、駆動指令反転検出部11の出力である反転検出信号とレンズ駆動指令演算部2の出力である駆動・停止フラグ信号DFを受け取る。バックラッシュ距離演算部12は、反転駆動が発生し、かつ停止状態である条件が成立した場合にバックラッシュ量の計算のための処理を行う。このため、時刻t2でパルス計数プリセット部9は、本来到達すべき位置のセンサ位置情報SCで「500」の位置と実際の停止位置「580」との差分値Dを生成し、その結果をバックラッシュ距離演算部12に出力する。
バックラッシュ距離演算部12では、センサ位置情報SCで「80」の距離がバックラッシュによる不動作距離が発生したと判断し、不動作距離と予め設定してある閾値、つまり順方向移動距離「100」に対し50%である「50」を閾値と比較する。不動作距離が閾値よりも大きい場合に、次回のフォーカス駆動指令FCに対して、1パルス計数位置だけ駆動距離を増やすようなバックラッシュオフセット情報を保持する。
なお、ここでの差分値Dは位置検出部7で得られたセンサ位置情報SCの分解能により演算しているが、パルス計数発生部4の出力であるパルス計数値PCの分解能によって演算してもよい。ただし、後者の場合は分解能が低下する演算となる。
そして、電源投入後の最初の反転駆動であった場合に、図5に示す時刻t3のような実施例1、2で説明したセンサ位置情報SCによるフォーカス補正駆動動作が発生する。即ち、時刻t2における駆動が終了した時点では5パルス計数位置を示すが、センサ位置情報SCで「580」の位置であるので、センサ・計数値換算部8からのセンサ位置情報SCは「6」である。そのため、時刻t3の開始時点でパルス計数値PCはパルス計数プリセット部9によって、値が「5」から「6」に置換される。その結果、フォーカス駆動指令FCとパルス計数値PCの差分値Dをレンズ駆動指令演算部2が検出し、補正駆動のためのレンズ駆動パルスをフォーカス駆動部3に出力し、フォーカスレンズ6を新たな5パルス計数位置へと導く。
時刻t4で2パルス計数位置への駆動指令が入力されたとする。駆動指令反転検出部11では、前回の駆動方向が時刻t3の補正駆動方向、即ち至近方向であることと、現在の指令が5パルス計数位置→2パルス計数位置であるので、至近方向になることから順方向駆動であると判定する。従って、バックラッシュ距離演算部12への反転検出信号出力は行わない。このため、レンズ駆動指令演算部2では、時刻t2で生成したバックラッシュオフセット情報を使用せずに、フォーカス駆動指令FCとパルス計数値PCからレンズ駆動パルスを生成する。このレンズ駆動パルスによって、フォーカスレンズ6を2パルス計数位置に導く。
時刻t5に8パルス計数位置への駆動指令が入力されたとすると、駆動指令反転検出部11は前回駆動方向である至近方向と現在駆動指令方向である無限方向の判定結果である反転検出信号をバックラッシュ距離演算部12に出力する。バックラッシュ距離演算部12は、時刻t2で算出(生成)、保持していたバックラッシュオフセット情報をレンズ駆動指令演算部2に出力する。レンズ駆動指令演算部2では、バックラッシュ距離演算部12の出力であるバックラッシュオフセット情報、つまり本実施例では1パルスを生成したレンズ駆動パルスに加減算を行い、フォーカス駆動部3に出力する。
なお、加減算の手法は現在位置に対しオフセット情報値だけ離れた方向を指示するような演算を行っている。ここでは、指令位置である8パルス計数位置に1を加算した位置、つまり9パルス計数位置にフォーカスレンズ6を導くようなレンズ駆動パルスを発生する。このレンズ駆動パルスにより、9パルス計数位置にフォーカスレンズ6が導かれる。実際の位置であるフォーカス位置検出情報値は「800」であるため、パルス計数プリセット部9でプリセット動作が作動し、時刻t6でパルス計数値PCを「9」から「8」に変更する。
変更されたパルス計数値PCは、時刻t5で与えられた位置指令である8パルス計数位置指令と同値になるため、時刻t3で作動した補正駆動は発生しない。その後に、バックラッシュ距離演算部12でオフセット量の演算が行われるが、センサ位置情報SCで「800」の位置と実際の停止位置「800」の差分が0パルスとなるため、バックラッシュオフセット情報の更新は行わずに処理を終える。なお、バックラッシュオフセット情報の更新は1パルス以上の値の場合に行われる。
時刻t7に6パルス計数位置指令が入力されたとすると、駆動指令反転検出部11は前回の駆動方向の無限方向と現在の駆動指令方向の至近方向の判定結果である反転検出信号を、バックラッシュ距離演算部12に出力する。バックラッシュ距離演算部12は時刻t2で算出(生成)、保持していたバックラッシュオフセット情報をレンズ駆動指令演算部2に出力する。
レンズ駆動指令演算部2では、バックラッシュ距離演算部12の出力であるバックラッシュオフセット情報、つまり本実施例では1パルスを生成したレンズ駆動パルスに加減算を行い、フォーカス駆動部3に出力する。なお、ここでは指令位置である6パルス計数位置から「1」を減算した位置、つまり5パルス計数位置にレンズを導くようなレンズ駆動パルスを発生する。その後の処理は、時刻t5、t6と同等の挙動を行う。このような構成とすることにより、バックラッシュ補正動作を実施例1よりも高速で行うことが可能となる。
なお本実施例においては、バックラッシュオフセット情報をレンズ作動状態で更新する構成としている。しかし、電源投入後のレンズ初期化時にフォーカスレンズ6を擬似指令により作動させ、バックラッシュを測定し、通常動作時のバックラッシュ演算を行わずにオフセット動作させてもよい。或いは、不揮発メモリに前述の擬似動作によるバックラッシュオフセット情報を記録することで、電源投入の度に測定を行わないようにすることも可能である。
なお、実施例においてはフォーカス駆動について述べたが、フォーカスレンズ以外の光学部材の駆動、例えばズーム駆動、アイリス駆動等についても、本発明は適用が可能である。そして、本実施例はブロック回路構成図を用いてハードウエア的な説明を行ったが、レンズ制御用組み込みマイコンのソフトウェアにより実現してもよい。
1 AF駆動指令発生部
2 レンズ駆動指令演算部
3 フォーカス駆動部
4 パルス計数発生部
5 フォーカスモータ
6 フォーカスレンズ
7 位置検出部
8 センサ値・計数値換算部
9 パルス計数プリセット部
10 移動平均演算部
11 駆動指令反転検出部
12 バックラッシュ距離演算部

Claims (5)

  1. 光学部材と、
    該光学部材を駆動するステッピングモータと、
    前記光学部材の位置を検出する位置検出部と、を有する光学機器であって、
    前記ステッピングモータに供給する駆動パルスを生成する駆動指令演算部と、
    前記駆動指令演算部が出力する駆動パルスをカウントし、前記駆動パルスのパルス計数を前記駆動指令演算部に出力するパルス計数発生部と、
    前記パルス計数発生部の出力と前記位置検出部の出力とに応じて、前記パルス計数発生部が出力するパルス計数を前記位置検出部の出力に対応したパルス計数に置換するパルス計数プリセット部とを備えることを特徴とする光学機器。
  2. 前記パルス計数プリセット部が、前記パルス計数の置換を前記ステッピングモータの停止状態において行うことを特徴とする請求項1記載の光学機器。
  3. 前記位置検出部の出力の移動平均を生成する移動平均演算部を備えており、
    前記パルス計数プリセット部は、前記移動平均演算部の出力に基づいて、前記パルス計数発生部が出力するパルス計数を前記位置検出部の出力に対応したパルス計数に置換することを特徴とする請求項1又は2に記載の光学機器。
  4. 前記ステッピングモータのバックラッシュ補正情報を前記駆動指令演算部に出力するバックラッシュ距離演算部を備えており、
    前記駆動指令演算部は、バックラッシュ補正情報を用いて前記ステッピングモータに供給する駆動パルスを生成することを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の光学機器。
  5. ステッピングモータで駆動される光学部材の制御方法であって、
    前記ステッピングモータに供給する駆動パルスを生成するステップ、
    前記ステッピングモータに供給された駆動パルスをカウントするステップ、
    前記光学部材の位置を検出するステップ、
    前記ステッピングモータが停止している状態で、カウントされた前記駆動パルスと、検出された前記光学部材の位置とに応じて、前記カウントされた駆動パルスを検出された前記光学部材の位置に対応するパルス数に置換するステップ、とを備えることを特徴とする光学部材の制御方法。
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