JP4364399B2 - 二重遮光方式のカメラ用フォーカルプレンシャッタ - Google Patents

二重遮光方式のカメラ用フォーカルプレンシャッタ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮影に際して、先羽根群と後羽根群とを同一方向へ順次作動させ、その二つの羽根群のスリット形成羽根同士によって形成されたスリットにより、フィルム等の結像面を露光するようにしたカメラ用フォーカルプレンシャッタのうち、二重遮光方式と称されているタイプのものに関する。
【0002】
【従来の技術】
二重遮光方式のカメラ用フォーカルプレンシャッタとしては、先羽根群と後羽根群のほかに、遮光専用の第3の羽根群を設けるようにしたものも知られているが、通常のタイプのものは、カメラの不使用時において、先羽根群と後羽根群の両方が露光開口を二重に覆っており、撮影に際してシャッタボタンが押されると、先ず、その初期段階において、後羽根群が露光開口の遮光位置から露光作動開始位置に作動し、その後に、先羽根群から順に露光作動を開始するようにしている。そのため、二重遮光方式でないフォーカルプレンシャッタのように、カメラの不使用時において、一方の羽根群のみで露光開口を覆っているものよりも遮光性が確実となるから、高感度フィルムを使用する場合に好適となる。また、遮光性が優れていることから、二重遮光方式でないシャッタの場合よりも、展開状態にあるときの羽根同士の重なり量を少なくすることも可能になる。その結果、そのようにした場合には、各羽根の平面積を小さくし、羽根群全体の軽量化を図ることができて、高速化にとって好適になるという利点もある。
【0003】
本発明は、上記した第3の羽根群を設けないタイプの二重遮光方式のフォーカルプレンシャッタに関するものであるが、そのようなタイプのシャッタが特開平10−96977号公報に記載されている。この公報に第1実施例として記載されているシャッタ(以下、従来例という)によれば、先羽根用駆動部材8は、通常の二重遮光方式でないシャッタの場合と同様に、先羽根群に連結されているが、後羽根群は、後羽根用駆動部材11に連結されておらず、後羽根用作動部材10に連結されている。また、セット部材14が初期位置から作動して先羽根用駆動部材8と後羽根用駆動部材11をセットするときには、後羽根用作動部材10は、後羽根用駆動部材11と一緒に作動せず、バウンド止め部材13によって抑止されていて、その抑止は、セット作動の最終段階において、先羽根用駆動部材8がバウンド止め部材13を押すことによって解かれ、それ以後は、バウンド止め部材13に代って、セット部材14により抑止されるようになっている。そして、その抑止は、撮影に際して、セット部材14が初期位置へ復帰するときに解かれるようになっていて、後羽根用作動部材10が後羽根群を伴って露光作動開始位置へ作動し終わってから、露光作動が開始されるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記したように、従来例の場合には、先羽根用駆動部材8が、セット作動の最終段階において、バウンド止め部材13を押し、後羽根用作動部材10の係止を解くようにしているが、バウンド止め部材13は、次の撮影が行なわれるまでは、ばねの付勢力によって、先羽根用駆動部材8と接触状態を保つようになっている。そのため、先羽根用駆動部材8が、先羽根用駆動ばねの付勢力によって露光作動を行なう場合には、その初期段階においてだけ、バウンド止め部材13を付勢しているばねの付勢力が、先羽根用駆動部材8を露光作動方向へ付加的に付勢することになる。しかしながら、後羽根用駆動部材11が露光作動を行なう場合には、そのような付加的な力が作用しない。そのため、先羽根用駆動部材8と後羽根用駆動部材11との作動特性、言い換えれば、先羽根群と後羽根群との作動特性を合わせるようにすることが極めて難しいという問題点がある。
【0005】
そこで、そのような問題点を解消するために、上記のような付加的な力が、露光作動の初期段階においてだけ後羽根用駆動部材11にも作用するようにすることが考えられる。しかし、そのようにすると、若干の部品点数が増えるということもあるが、それよりも、各駆動部材を付加的に付勢している二つのばねの調整作業が必要となることから、コスト的には可成り不利になるという問題点がある。更に、上記のバウンド止め部材13のように、セット作動時において、後羽根用作動部材のセット作動を、セット部材によって最初から直接阻止するようにした構成も知られているが、そのようにした場合には、部品点数は減るものの、組立後に、後羽根用作動部材とセット部材との関係を調整することの可能な手段がなくなり、且つ主要な部材である後羽根用作動部材やセット部材の交換は、その他の機能に対しても大きな影響も与えるので、実際には、組立後の調整が極めて困難になるという問題点がある。
【0006】
更に、二重遮光方式のフォーカルプレンシャッタの場合には、撮影時において、後羽根群を露光開口の遮光位置から露光作動開始位置へ作動させた後でなければ、露光作動を開始させることができないため、二重遮光方式でないシャッタと比較すると、シャッタレリーズから露光作動を開始するまでの時間が、どうしても長くなってしまう。このことは、シャッタチャンスや手振れという観点からは決して好ましいことではない。そのため、上記のような問題点を解消する機構を考える場合においても、シャッタレリーズから露光作動を開始するまでの時間が出来るだけ短くて済むようにすることが要求される。
【0007】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、セット作動時において、従来例のように先羽根用駆動部材を関与させず、セット部材によって操作される二つの係止部材が、後羽根用作動部材の作動を順に阻止するようにしたことによって、露光特性上からも組立調整上からも好適であり、且つ露光作動の開始のタイミングも有利となるようにした二重遮光方式のカメラ用フォーカルプレンシャッタを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の二重遮光方式のカメラ用フォーカルプレンシャッタは、シャッタ地板に対して回転可能に取り付けられ露光作動時には先羽根用駆動ばねの付勢力によって先羽根群を伴って作動させられる先羽根用駆動部材と、シャッタ地板に対して回転可能に取り付けられ露光作動時には後羽根用駆動ばねの付勢力によって作動させられる後羽根用駆動部材と、シャッタ地板に対して回転可能に取り付けられ露光作動時にはセットばねの付勢力に抗して後羽根用駆動部材に押されることにより後羽根群を伴って作動させられる後羽根用作動部材と、セット作動時には初期位置から作動して前記各駆動ばねの付勢力に抗して前記各駆動部材をセットし撮影時にはその初期段階において初期位置へ復帰させられるセット部材と、セット作動の初期段階においてセット部材に連動して後羽根用作動部材の作動軌跡に進入し前記セットばねの付勢力による後羽根用作動部材の作動を阻止する第1係止部材と、セット作動時において前記作動軌跡に進入していた第1係止部材がセット部材に連動して前記作動軌跡から退いたあと後羽根用作動部材の作動を阻止することになり撮影時には初期位置へ復帰するセット部材に連動し前記作動軌跡から退くようにした第2係止部材と、を備えているようにする。
【0009】
また、本発明の二重遮光方式のカメラ用フォーカルプレンシャッタにおいては、前記第1係止部材と第2係止部材とが、シャッタ地板に対して、同軸上で回転可能に取り付けられているようにすると、構成が簡単になり配置上も有利になる。
【0010】
また、本発明の二重遮光方式のカメラ用フォーカルプレンシャッタにおいては、前記セット部材が、セット作動時において、前記各駆動部材をセットした後、第2係止部材を前記作動軌跡から退かせる直前の位置まで復帰して停止するようにすると、撮影時に、後羽根群をより早く露光作動開始位置へ作動させることが可能になる。
【0011】
更に、本発明の二重遮光方式のカメラ用フォーカルプレンシャッタにおいては、前記セット部材が初期位置にあるとき、第1係止部材と第2係止部材の少なくとも一方が、後羽根用作動部材の作動軌跡に進入しているようにすると、露光作動終了時における後羽根用作動部材のバウンドが阻止され、露光むらを防止することが可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、図1〜図7に示した実施例によって説明する。尚、 図1はカメラに組み込まれた状態において被写体側から視た場合の略左半分だけを示した平面図であって、露光作動を終了した直後の状態を示したものであり、図2は図1における主要構成部のみを示した平面図である。また、図3〜図7は、図2と同じようにして示した平面図であって、各々別の作動状態を示したものである。
【0013】
先ず、図1及び図2を用いて実施例の構成を説明するが、その説明に当たっては、被写体側を表面側と称し、フィルム面などの結像面側を背面側と称することにする。図1において、シャッタ地板1は、その略中央部に、長方形を横長にした開口部1aを形成している。しかし、上記したように、図1は実施例のシャッタを被写体側から視て左側の部分だけを示したものであるから、その開口部1aについても、左側の一部だけが示されている。
【0014】
また、周知であるため図示していないが、シャッタ地板1には、その背面側に、所定の空間を空けて、中間板と補助地板が順に取り付けられており、シャッタ地板1と中間板との間を先羽根群の羽根室とし、中間板と補助地板との間を後羽根群の羽根室としている。そして、それらの中間板と補助地板にも、開口部1aと類似の開口部が形成されていて、通常は、それらの三つの開口部を重ね合わせてシャッタユニットとしての露光開口(画枠)を規制するようにしているが、本実施例においては、開口部1aの形状が露光開口を規制しているものとして説明する。
【0015】
シャッタ地板1には、開口部1aの左側に、円弧状の二つの長孔1b,1cが形成されており、それらの下方端部には、平面形状がC字状をしている周知の緩衝部材2,3が取り付けられている。また、シャッタ地板1の表面側には,軸1d,1e,1f,1gが立設され、背面側には軸1h,1i,1j,1kが立設されている。更に、シャッタ地板1の表面側には、ストッパ1m,1n,1pが設けられていて、ストッパ1nには環状の緩衝部材4が取り付けられている。
【0016】
図2において分かり易く示されているように、シャッタ地板1の軸1dには、先羽根用駆動部材5が回転可能に取り付けられており、周知であるため図示していない先羽根用駆動ばねによって時計方向へ回転するように付勢されている。また、この先羽根用駆動部材5は、表面側にローラ5aを回転可能に取り付けており、背面側には駆動ピン5bを設けていて、その近傍位置には被係止部5cを形成している。そして、その駆動ピン5bは、先羽根用駆動部材5の露光作動終了時に、その根元部が緩衝部材2に当接するようになっていて、先端部はシャッタ地板1の背面側に突き出ている。
【0017】
シャッタ地板1の軸1eには、後羽根用駆動部材6と後羽根用作動部材7とが、個々に回転可能に取り付けられている。そのうち、後羽根用駆動部材6は、図示していない後羽根用駆動ばねによって時計方向へ回転するように付勢されている。また、この後羽根用駆動部材6は、折曲部6aと被係止部6bとを形成していて、表面側にはローラ6cを回転可能に取り付けている。他方、後羽根用駆動部材6よりもシャッタ地板1側に取り付けられている後羽根用作動部材7は、折曲部7aを形成しており、背面側には駆動ピン7bを設けている。そして、そのこの駆動ピン7bは、露光作動終了時に、その根元部が緩衝部材3に当接するようになっていて、先端部はシャッタ地板1の背面側に突き出ている。また、これらの後羽根用駆動部材6と後羽根用作動部材7との間には、後羽根用駆動部材6を時計方向へ、後羽根用作動部材7を反時計方向へ回転させるようにして、図示していない周知のセットばねが掛けられている。
【0018】
シャッタ地板1の軸1fには、セット部材8が回転可能に取り付けられていて、図示していないばねによって、反時計方向へ回転するように付勢されている。そして、図1及び図2は、そのような反時計方向の回転を、ストッパ1mによって阻止されている状態を示しているが、セット部材8にとっては、この位置が初期位置である。また、図2に示されているように、このセット部材8には、当接部8aが形成され、表裏に突出したようにしてピン8bが設けられている。更に、このセット部材8の背面側には、二つのローラ8c,8dが回転可能に取り付けられていて、上記したローラ5a,7cに接し得るようになっている。尚、図1においては図面が見にくくなるため、セット部材8には符号8だけを付けてある。
【0019】
シャッタ地板1の軸1gには、第1係止部材9と第2係止部材10とが、個々に回転可能に取り付けられている。そして、それらは、セット部材8よりもシャッタ地板1側に配置されている。第1係止部材9は、図2に示されているように、係止部9aと、カム面を形成した腕部9bとを有していて、図示していないばねによって時計方向へ回転するように付勢されており、腕部9bのカム面を、セット部材8の背面側で、ピン8bに接触させている。他方、第1係止部材9よりもシャッタ地板1側に配置されている第2係止部材10は、図2に示されているように、係止部10aと、二つの腕部10b,10cとを有していて、それらの二つの腕部10b,10cを、セット部材8の背面側でピン8bに接触させ得るようになっていて、軸1gから係止部10aの先端までの寸法は、軸1gから係止部9aの先端までの寸法よりも短くなるように形成されている。また、第2係止部材10は、第1係止部材9とは異なり、ばねは掛けられていないが、後述の作動説明からも分かるように、時計方向へ回転させるようにばねを掛け、ストッパ1pをなくすようにしても差し支えない。尚、図1においては図面が見にくくなるため、各係止部材9,10の場合にも、符号9,10だけを付けてある。
【0020】
以上で、シャッタ地板1の表面側に配置されている構成の説明を終わり、以下、図1を用いて、シャッタ地板1の背面側に配置されている先羽根群と後羽根群の構成を説明するが、先ず、先羽根群について説明する。アーム11,12は、シャッタ地板1の軸1h,1iに回転可能に取り付けられていて、それらの先端部に向けて順に、周知の方法によって5枚の羽根13,14,15,16,17を枢支しているが、それらの最先端部に枢支した羽根17がスリット形成羽根であって、一番シャッタ地板1側に配置されている。従って、アーム11,12は、スリット形成羽根17よりも更にシャッタ地板1側に配置されていることになる。また、アーム11には、円弧状の長孔11aが形成されていて、背面側には軸11bが立設されており、更に、その軸11bには連結板18が回転可能に取り付けられている。そして、上記した先羽根用駆動部材5の駆動ピン5bが、その長孔11aを貫通し、アーム11の背面側で、連結板18に形成されている円形の孔に嵌合している。
【0021】
次に、先羽根群を裏返した状態で配置されている後羽根群について説明する。後羽根群のアーム19,20は、シャッタ地板1の軸1j,1kに回転可能に取り付けられていて、それらの先端部に向けて順に、5枚の羽根21,22,23,24,25を枢支しているが、それらの最先端部に枢支した羽根25がスリット形成羽根となっている。また、アーム19には、円弧状の長孔19aが形成されていて、表面側には軸19bが立設されており、更に、その軸19bには連結板26が回転可能に取り付けられている。そして、上記した後羽根用駆動部材7の駆動ピン7bは、その先端部を、アーム19の表面側で、連結板26に形成されている円形の孔に嵌合させてから、アーム19の長孔19aに貫通させている。
【0022】
次に、図3〜図7も用いて、本実施例の作動を説明する。図1及び図2は、露光作動終了直後の状態を示している。従って、先羽根用駆動部材5の駆動ピン5bは、長孔1bの下方端部に取り付けられている緩衝部材2に当接しており、先羽根群の5枚の羽根13〜17は重畳されて開口部1aの下方位置に格納されている。また、後羽根用作動部材7は、図示していない後羽根用駆動ばねによって時計方向へ回転するように付勢されている後羽根用駆動部材6の折曲部6aに押され、駆動ピン7bを、長孔1cの下方端部に取り付けられている緩衝部材3に当接させている。そして、このとき、後羽根群の5枚の羽根21〜25は展開され、開口部1aを覆っている。
【0023】
更に、この状態においては、セット部材8が初期位置にあるため、二つの係止部材9,10は、それらの腕部9b,10bを、セット部材8の背面側でピン8bに接触させ、位置規制されている。しかし、第2係止部材10には、ばねが掛けられていないので、厳密に言えば、腕部10bが、ピン8bとストッパ1pとの間で、極めて僅かではあるものの、動き得るようになっている。そして、本実施例においては、このとき、二つの係止部材9,10の係止部9a,10aが、いずれも、後羽根用作動部材7の折曲部7aの作動軌跡外に位置するようになっている。
【0024】
このような図1及び図2の状態からセット作動が行なわれるが、その際には、図示していない部材がセット部材8の表面側でピン8bを押し、セット部材8を、図示していないばねの付勢力に抗して時計方向へ回転させる。それによって、先ず、セット部材8のローラ8cが先羽根用駆動部材5のローラ5aを押し、先羽根用駆動部材5を、図示していない先羽根用駆動ばねの付勢力に抗して反時計方向へ回転させていく。そのため、駆動ピン5bに連動して、アーム11,12も反時計方向へ回転され、5枚の羽根13〜17は隣接する羽根同士の重なり量を少なくしつつ、上方へ移動し始める。そして、未だ、セット部材8のローラ8dが後羽根用駆動部材6のローラ6cに接触していない状態が、図3に示されている。
【0025】
この図3の状態においては、セット部材8のピン8bと二つの係止部材9,10の腕部9b,10bとの接触位置が若干変化している。即ち、この状態は、第1係止部材9が、図示していないばねの付勢力によって時計方向へ回転していく途中であって、係止部9aが折曲部7aの作動軌跡内に進入し始めたときの状態である。そして、その係止部9aの進入作動は、腕部9bに形成されたカム面に沿って行なわれ、セット部材8のローラ8dが後羽根用駆動部材6のローラ6cに接触するのと前後して終了する。しかしながら、もう一方の第2係止部材10は、図2の状態から図3の状態になっても、更には、その後、第1係止部材9が上記の進入作動を終了した段階でも、実質的に図2の位置を保っている。
【0026】
セット部材8が、図3の状態から更に回転すると、ローラ8dがローラ6cを押し、後羽根用駆動部材6を、図示していない後羽根用駆動ばねの付勢力に抗して反時計方向へ回転させ始めるが、このとき、後羽根用駆動部材6と後羽根用作動部材7との間には上記した図示していないセットばねが掛けられているため、後羽根用作動部材7も折曲部6aとの接触を保ちながら反時計方向へ回転し始める。そのため、駆動ピン7bを介してアーム19,20も反時計方向へ回転を開始し、5枚の羽根21〜25は隣接する羽根同士の重なり量を大きくしつつ上方へ移動を開始する。しかしながら、その後羽根用作動部材7の作動は、折曲部7aが第1係止部材9の係止部9aに当接することによって、直ちに停止させられてしまう。そのため、そのときには、後羽根群の5枚の羽根21〜25は、若干作動したとはいえ、未だ開口部1aを完全に覆っている。
【0027】
このようにして、後羽根用作動部材7が第1係止部材9によって係止された後も、セット部材8は、二つの駆動部材5,6を回転させていくが、そのセット行程の略半分の位置に達すると、ピン8bが、第2係止部材10の腕部10cを押して、第2係止部材10を時計方向へ回転させ、係止部10aを後羽根用作動部材7の折曲部7aの作動軌跡内に進入させる。そして、その直後には、ピン8bが、第1係止部材9の腕部9bに形成されたカム面を押し、第1係止部材9を、図示していないばねの付勢力に抗して反時計方向へ回転させる。その結果、後羽根用作動部材7は、第1係止部材9による係止を解除された後、既に後羽根用作動部材7の折曲部7aの作動軌跡内に進入している第2係止部材10の係止部10aによって直ちに係止されることになるので、羽根21〜25が若干上方へ移動するが、それでも未だ開口部1aを完全に覆っている。そのときの状態が図4に示されている。
【0028】
セット部材8は、その後も時計方向へ回転して二つの駆動部材5,6を反時計方向へ回転させていく。そして、先羽根群の5枚の羽根13〜17が展開状態となって開口部1aを完全に覆った後に、セット部材8は、その当接部8aがストッパ1nの緩衝部材4に当接することによって、時計方向の回転を停止させられる。これが所謂オーバーセット状態であって、図5に示された状態である。シャッタによっては、このオーバーセット状態になったときに、セット作動を終了させるようにしたものがある。本実施例おいても、そのようにすることを妨げるものではないが、実際にはこの状態からセット部材8を反時計方向へ回転させ、図4に示された位置までは戻さないものの、その手前位置まで戻したときに停止させ、セット作動を終了する。そして、その戻り作動の初期段階で、二つの駆動部材5,6は、それらの被係止部5c,6bを、図示していない周知の係止部材によって係止される。そのようなセット作動の終了状態、即ちセット状態が図6に示されている。従って、この状態においては、開口部1aは、先羽根群の5枚の羽根13〜17と後羽根群の5枚の羽根21〜25によって二重に覆われており、この状態は、次の撮影が行なわれるまで維持されている。
【0029】
次の撮影に際して、カメラのレリーズボタンが押されると、先ず、セット部材8が初期位置へ復帰させられるが、その途中で、ピン8bが第2係止部材10の腕部10bを押す。それによって、第2係止部材10は、反時計方向へ回転され、係止部10aによる折曲部7aの係止を解くので、後羽根用作動部材7は、後羽根用駆動部材6との間に掛けられている図示していないセットばねの付勢力によって急速に反時計方向へ回転され、後羽根用駆動部材6の折曲部6aに当接して停止する。そのときの状態が図7に示されている。そして、このときには、後羽根群の5枚の羽根21〜25が、開口部1aの上方位置に格納された状態となる。そして、その直後に、セット部材8はストッパ1mに当接し、初期位置に復帰する。
【0030】
ここで、本実施例においては、何故、二つの係止部材9,10を設けているかについて説明する。それは、第1係止部材9だけを設けている場合を考えれば理解することができる。即ち、第1係止部材9は、セット作動時に、折曲部7aの作動軌跡内にいち早く進入するので、図6に示した状態と同等な二重遮光状態を得られるようにすることは可能である。しかしながら、セット作動終了時においても、そのような状態を維持できるようにした場合には、図7の状態では、本実施例のように二重遮光状態を解除することができず、それこそ、セット部材8が停止する寸前になって、ピン8bが腕部9bを押し、二重遮光状態を解除することになる。
【0031】
そのため、セット部材8が初期位置へ復帰したときには、後羽根群は、未だ露光作動開始位置で静止状態となっておらず、バウンド等が生じて極めて不安定な状態となっている。従って、セット部材8が初期位置へ復帰したとき、速やかに露光作動に入ることができず、静止状態が得られたあとに露光作動を開始するようにしなければならないから、その分だけタイミングが遅くなって、所謂シャッタチャンスを逸してしまう可能性が生じることになる。ところが、本実施例の場合には、図7の状態で既に二重遮光状態を解除しているので、セット部材8が初期位置へ復帰したときには、速やかに露光作動に移行させることが可能となる。本実施例は、このような利点を得るために、第2係止部材10を設けているわけである。
【0032】
尚、本実施例の場合には、部品点数や配置位置を考慮して、二つの係止部材9,10を同じ軸1gに取り付けているが、別々の軸に取り付けても、同じような機能を得ることが可能である。また、本実施例の場合には、後羽根用作動部材7をセット部材8によって直接係止するのではなく、二つの係止部材9,10を介して係止しているので、組立後、タイミング調整を行なわなければならないような場合には、後羽根用作動部材7やセット部材8をそのままにし、二つの係止部材9,10を交換するなどして行なえるので、極めて有効である。そのため、本実施例の場合には、図2に示すように、セット部材8を初期位置にしたとき、軸1gが露出するような構成にしてある。
【0033】
更に、上記したように、本実施例のセット状態においては、図6に示すように、セット部材8が、可成り初期位置方向へ戻った位置にある。そのため、セット部材8が反時計方向へ回転を開始してから、後羽根用作動部材7の係止を解除するまでのタイミングが非常に短くなっている。従って、この点からも、露光作動の開始時機を早くすることが可能となっているが、本発明は、このようにすることに限定されず、セット部材8が、上記したオーバーセット位置から反時計方向への回転を開始するようにしても、各駆動部材5,6が露光作動開始位置で係止された直後の位置から開始するようにしても、一向に差し支えない。
【0034】
以上のようにして、先羽根群と同様に、後羽根群も露光作動開始位置で静止状態が得られると、最初に先羽根用駆動部材5の係止が解除され、所定の時間後に後羽根用駆動部材6の係止が解除される。これらの解除は、通常、両方とも、電磁石を介して行なわれることが多いが、後羽根用駆動部材6だけを電磁石を介して解除するようにしたり、両方とも機械制御機構によって解除するようにしても差し支えない。
【0035】
そこで、先ず、先羽根用駆動部材5は、その係止が解除されると、図示していない先羽根用駆動ばねの付勢力によって、急速に時計方向へ回転させられる。それによって、駆動ピン5bが連結板18を介してアーム11を時計方向へ回転させるので、先羽根群の5枚の羽根13〜17は、隣接する羽根同士の重なり量を大きくしながら下方へ移動してゆき、スリット形成羽根17のスリット形成縁によって開口部1aを開いていく。そして、スリット形成羽根17のスリット形成縁が、開口部1aの下方位置へ隠れた段階で、先羽根用駆動部材5は、その駆動ピン5bを緩衝部材2に当接させて停止する。そして、その停止状態においては5枚の羽根13〜17は、重畳されて開口部1aの下方位置で格納状態となる。
【0036】
他方、先羽根用駆動部材5が露光作動を開始してから所定時間後に、後羽根用駆動部材6の係止が解除される。それによって、後羽根用駆動部材6も、図示していない後羽根用駆動ばねの付勢力によって、急速に時計方向へ回転させられるが、このとき、後羽根用駆動部材6の折曲部6aが押すことによって、先羽根用作動部材7を時計方向へ回転させる。それによって、駆動ピン7bが連結板26を介してアーム19を時計方向へ回転させることになるので、後羽根群の5枚の羽根21〜25は、隣接する羽根同士の重なり量を少なくしつつ下方へ移動してゆき、スリット形成羽根25のスリット形成縁によって開口部1aを閉じていく。そして、スリット形成羽根25のスリット形成縁が、開口部1aの下方位置へ隠れた段階で、後羽根用作動部材7は、その駆動ピン7bを緩衝部材3に当接させて停止する。そのようにして停止した状態が、図1及び図2に示された状態である。
【0037】
尚、上記のように、本実施例においては、後羽根用作動部材7と後羽根群とを、二重遮光状態から露光作動開始位置へ作動させるために、後羽根用駆動部材6と後羽根用作動部材7との間に、図示していないセットばねを掛けている。しかしながら、そのようなセットばねは、後羽根用駆動部材6には掛けず、後羽根用作動部材7に対してだけ掛けるようにすることも、後羽根群の一方のアームに対してだけ掛けるようにすることも知られている。本発明は、それらの何れの場合にも適用することが可能である。
【0038】
また、上記の実施例においては、セット部材8が、図7の状態から初期位置へ戻るとき、第1係止部材9を反時計方向へ回転させ、係止部9aを、折曲部7aの作動軌跡外へ移動させているが、セット部材8が初期位置へ戻っても、第1係止部材9が図7の状態を保っていられるように、腕部9bのカム面を形成した場合には、第1係止部材9の係止部9aによって、露光作動終了時における後羽根用作動部材7のバウンドを防止することができるようになる。従って、そのようにした場合には、図2の状態で、係止部9aは既に折曲部7aの作動軌跡内に存在し、セット作動の過程で、第2係止部材10の係止部10aが前記の作動軌跡内に進入した後、その軌跡外へ退かされることになる。また、上記したように、第2係止部材10に対して、時計方向へ回転させるばねを掛けた場合には、第2係止部材10にも、同様な機能を付与することが可能になる。
【0039】
更に、周知ではあるが、カメラ用フォーカルプレンシャッタには、露光作動開始直前の状態において、各駆動部材を露光作動開始位置に保持する方法として、電磁石によって直接保持させるようにしたダイレクトタイプと、上記の実施例のように、係止部材によって保持しておくようにした係止タイプとが知られている。そして、そのダイレクトタイプの一例が、上記の特開平10−96977号公報に、第2実施例として記載されている。本発明は、そのようなダイレクトタイプのものにも適用することが可能である。
【0040】
【発明の効果】
以上のように、本発明の二重遮光方式のフォーカルプレンシャッタによれば、セット作動の初期段階で後羽根用作動部材を係止している部材が、従来例のように、先羽根用駆動部材の露光作動に何ら影響を与えないので、先羽根群と後羽根群の作動特性の調整が容易となる。また、セット部材によって操作される二つの係止部材が、セット作動時において、後羽根用作動部材の作動を順に阻止するようにしたので、カメラのレリーズボタンが押されてから露光作動を開始するまでのタイミングを短くすることが可能になるし、組立後は、主要部材である後羽根用作動部材やセット部材を出来るだけそのままにしておき、調整作業を行なうことも可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】被写体側から視た場合の略左半分を示した実施例の平面図であって、露光作動を終了した直後の状態を示したものである。
【図2】図1における主要構成部のみを示した平面図である。
【図3】図2と同じようにして示した平面図であって、セット作動の初期段階の状態を示したものである。
【図4】図2と同じようにして示した平面図であって、図3に示した状態よりもセット作動の進んだ状態を示したものである。
【図5】図2と同じようにして示した平面図であって、セット部材がセット位置を超えて作動した所謂オーバーセット状態を示したものである。
【図6】図2と同じようにして示した平面図であって、セット部材が復帰作動の途中で停止しているセット状態を示したものである。
【図7】図2と同じようにして示した平面図であって、撮影に際して、後羽根用作動部材が露光作動開始位置まで作動した状態を示したものである。
【符号の説明】
1 シャッタ地板
1a 開口部
1b,1c,11a,19a 長孔
1d,1e,1f,1g,1h,1i,1j,1k,11b,19b 軸
1m,1n,1p ストッパ
2,3,4 緩衝部材
5 先羽根用駆動部材
5a,6c,8c,8d ローラ
5b,7b 駆動ピン
5c,6b 被係止部
6 後羽根用駆動部材
6a,7a 折曲部
7 後羽根用作動部材
8 セット部材
8a 当接部
8b ピン
9 第1係止部材
9a,10a 係止部
9b,10b,10c 腕部
10 第2係止部材
11,12,19,20 アーム
13,14,15,16,17,21,22,23,24,25 羽根
18,26 連結板

Claims (4)

  1. シャッタ地板に対して回転可能に取り付けられ露光作動時には先羽根用駆動ばねの付勢力によって先羽根群を伴って作動させられる先羽根用駆動部材と、シャッタ地板に対して回転可能に取り付けられ露光作動時には後羽根用駆動ばねの付勢力によって作動させられる後羽根用駆動部材と、シャッタ地板に対して回転可能に取り付けられ露光作動時にはセットばねの付勢力に抗して後羽根用駆動部材に押されることにより後羽根群を伴って作動させられる後羽根用作動部材と、セット作動時には初期位置から作動して前記各駆動ばねの付勢力に抗して前記各駆動部材をセットし撮影時にはその初期段階において初期位置へ復帰させられるセット部材と、セット作動の初期段階においてセット部材に連動して後羽根用作動部材の作動軌跡に進入し前記セットばねの付勢力による後羽根用作動部材の作動を阻止する第1係止部材と、セット作動時において前記作動軌跡に進入していた第1係止部材がセット部材に連動して前記作動軌跡から退いたあと後羽根用作動部材の作動を阻止することになり撮影時には初期位置へ復帰するセット部材に連動し前記作動軌跡から退くようにした第2係止部材と、を備えていることを特徴とする二重遮光方式のカメラ用フォーカルプレンシャッタ。
  2. 前記第1係止部材と第2係止部材とが、シャッタ地板に対して、同軸上で回転可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の二重遮光方式のカメラ用フォーカルプレンシャッタ。
  3. 前記セット部材が、セット作動時において、前記各駆動部材をセットした後、第2係止部材を前記作動軌跡から退かせる直前の位置まで復帰して停止するようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の二重遮光方式のカメラ用フォーカルプレンシャッタ。
  4. 前記セット部材が初期位置にあるとき、第1係止部材と第2係止部材の少なくとも一方が、後羽根用作動部材の作動軌跡に進入しているようにしたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の二重遮光方式のカメラ用フォーカルプレンシャッタ。
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