JP2014063075A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の感光ドラムの相対的な位置関係を一定に保つことができながら、材料コストの低減および軽量化を図ることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】本体ケーシングは、金属から形成される金属フレーム46と、樹脂から形成されるドラム支持フレームとを備える。そして、複数の感光ドラムの左端部のそれぞれを、金属フレーム46に支持させ、複数の感光ドラムの右端部のそれぞれを、ドラム支持フレームに支持させる。
【選択図】図9

Description

本発明は、電子写真方式が採用される画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置として、筐体と、筐体内において並列配置され、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックの各色に対応して設けられる複数の感光ドラムとを備えるタンデム型カラー電子写真プリンタが知られている。このようなタンデム型カラー電子写真プリンタにおいては、筐体内に設けられる金属製のフレームにより、複数の感光ドラムのそれぞれが位置決めされる。
例えば、複数の感光ドラムに対して、感光ドラムの軸線方向の両側に配置され、それぞれ板金から形成される前側ピッチ位置決め部および後側ピッチ位置決め部を備えるプリンタが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
そして、複数の感光ドラムのそれぞれは、その前端部が前側ピッチ位置決め部材に当接するとともに、その後端部が後側ピッチ位置決め部材に当接することにより、複数の感光ドラムの並列方向において位置決めされている。
特開2007−140041号公報
しかるに、特許文献1に記載のプリンタが備える前側ピッチ位置決め部および後側ピッチ位置決め部のそれぞれは、板金から形成されており、複数の感光ドラムの相対的な位置関係を一定に保つことができる精度および剛性を有する。
そのため、このような前側ピッチ位置決め部および後側ピッチ位置決め部は、材料コストがかかり、また、それらの重量は増加してしまうという不具合がある。
その結果、前側ピッチ位置決め部および後側ピッチ位置決め部を備えるプリンタでは、材料コストの低減および軽量化を図るには限度がある。
そこで、本発明の目的は、複数の感光ドラムの相対的な位置関係を一定に保つことができながら、材料コストの低減および軽量化を図ることができる画像形成装置を提供することにある。
(1)上記した目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、筐体と、筐体内において互いに間隔を隔てて並列配置され、軸線を中心として回転するように構成される複数の感光ドラムと、複数の感光ドラムのそれぞれに対応して設けられ、対応する感光ドラムに現像剤を供給するように構成される複数の現像装置と、を備えている。
感光ドラムにおける軸線の延びる軸線方向一方側端部は、感光ドラムを回転させるための駆動力が入力されるように構成されている。
筐体は、金属から形成され、複数の感光ドラムの軸線方向一方側端部のそれぞれを支持するように構成される第1フレームと、樹脂から形成され、複数の感光ドラムの軸線方向他方側端部のそれぞれを支持するように構成される第2フレームとを備えている。
このような構成によれば、複数の感光ドラムの軸線方向一方側端部のそれぞれが、金属から形成される第1フレームに支持され、複数の感光ドラムの軸線方向他方側端部のそれぞれが、樹脂から形成される第2フレームに支持されている。
しかるに、複数の感光ドラムの軸線方向一方側端部のそれぞれには、感光ドラムを回転させるための駆動力が入力されるので、感光ドラムの軸線方向一方側端部を支持する第1フレームには、感光ドラムの軸線方向他方側端部を支持する第2フレームよりも大きな負荷がかかる。
そのため、第1フレームの剛性が十分でない場合、感光ドラムの軸線方向一方側端部において、複数の感光ドラムのそれぞれの相対的な位置関係を一定に保つことができない場合がある。
これに対して、上記の構成によれば、第1フレームが金属から形成されるので、第1フレームの剛性を確保することができ、複数の感光ドラムの軸線方向一方側端部における相対的な位置関係を精度よく保つことができる。
一方、感光ドラムの軸線方向他方側端部には駆動力が入力されないので、感光ドラムの軸線方向他方側端部を支持する第2フレームにかかる負荷は、第1フレームにかかる負荷よりも小さい。そのため、第2フレームが樹脂から形成されていても、複数の感光ドラムの軸線方向他方側端部における相対的な位置関係を精度よく保つことができる。
その結果、複数の感光ドラムの相対的な位置関係を一定に保つことができながら、材料コストの低減および軽量化を図ることができる。
(2)また、第2フレームは、現像装置と電気的に接続されるように構成される電極部材を支持していてもよい。
しかるに、金属から形成されるフレームに電極部材が支持されると、フレームと電極部材とを電気的に絶縁するための構成が必要となり、フレームまたは電極部材の構成が複雑化する場合や、電極部材の配置が制約される場合がある。
これに対して、上記の構成によれば、樹脂から形成される第2フレームに電極部材が支持されているので、第2フレームと電極部材とを電気的に絶縁するための構成を別途設ける必要がなく、第2フレームまたは電極部材の構成を簡略化でき、また、電極部材の配置の自由度の向上を図ることができる。
(3)また、筐体は、樹脂から形成され、第1フレームを支持するように構成される第3フレームを備えていてもよい。この場合、第1フレームは、軸線方向に投影したときに、第1フレームの投影面が第3フレームの投影面内に含まれるように構成されている。
このような構成によれば、金属から形成される第1フレームが、樹脂から形成される第3フレームに支持されているので、複数の感光ドラムの軸線方向一方側端部を支持する部分、すなわち第1フレームのみを金属から形成し、画像形成装置の主体的なフレームとなる部分、すなわち第3フレームを樹脂から形成することができる。
そのため、複数の感光ドラムのそれぞれの相対的な位置関係を一定に保つことができながら、材料コストのさらなる低減、および、さらなる軽量化を図ることができる。
(4)また、駆動力を発生させるように構成される駆動源、および、駆動源からの駆動力を、感光ドラムの軸線方向一方側端部に伝達するように構成される回転体を支持し、金属から形成される支持板を備えていてもよい。この場合、支持板は、第3フレームに支持されている。
このような構成によれば、駆動源および回転体を支持する支持板と、感光ドラムの軸線方向一方側端部を支持する第1フレームとがともに、第3フレームに支持されているので、駆動源と感光ドラムの軸線方向一方側端部との相対的な位置関係を一定に保つことができる。
そのため、駆動源からの駆動力を、回転体を介して、感光ドラムの軸線方向一方側端部に確実に伝達することができる。
(5)また、複数の感光ドラムのそれぞれは、筐体に対して着脱可能に構成されていてもよい。
また、第1フレームには、感光ドラムが装着されたときに、感光ドラムの軸線方向一方側端部を支持するように構成される第1支持部が設けられ、第2フレームには、感光ドラムが装着されたときに、感光ドラムの軸線方向他方側端部を支持するように構成される第2支持部が設けられていてもよい。
このような構成によれば、複数の感光ドラムのそれぞれが筐体に対して着脱可能に構成されているので、感光ドラムが寿命を迎えた場合において、寿命を迎えた感光ドラムのみを交換することができる。
そのため、複数の感光ドラムが筐体に対して着脱不能に構成されている場合と比較して、ランニングコストの低減を図ることができる。
(6)また、第1支持部と第2支持部とは、軸線方向に投影したときに、互いに一致するように設けられていてもよい。
このような構成によれば、感光ドラムの軸線方向一方側端部を支持する第1支持部と、感光ドラムの軸線方向他方側端部を支持する第2支持部とが、軸線方向に投影したときに、互いに一致するように設けられているので、感光ドラムが筐体に装着された状態において、感光ドラムの軸線方向一方側端部と軸線方向他方側端部とを、軸線方向において互いに一致するように配置できる。
そのため、複数の感光ドラムの相対的な位置関係を確実に一定に保つことができる。
(7)また、第2フレームには、感光ドラムが筐体に対して着脱されるときに、感光ドラムの軸線方向他方側端部を案内する第2フレーム案内溝が形成されていてもよい。
このような構成によれば、感光ドラムが筐体に対して着脱されるときに、感光ドラムの軸線方向他方側端部が、第2フレームに形成される第2フレーム案内溝に案内される。
そのため、感光ドラムの筐体に対する円滑な着脱動作を確保することができる。
また、第2フレーム案内溝は、樹脂から形成される第2フレームに形成されているので、第2フレーム案内溝を有する第2フレームは、樹脂から一体成形することができる。
そのため、第2フレームを成形した後、第2フレーム案内溝を形成する場合と比較して、第2フレーム案内溝を容易に形成でき、製造コストの低減を図ることができる。
(8)また、第3フレームには、感光ドラムが筐体に対して着脱されるときに、感光ドラムの軸線方向一方側端部を案内する第3フレーム案内溝が形成されていてもよい。
このような構成によれば、感光ドラムが筐体に対して着脱されるときに、感光ドラムの軸線方向一方側端部が、第3フレームに形成される第3フレーム案内溝に案内される。
そのため、感光ドラムの筐体に対する円滑な着脱動作を確保することができる。
とりわけ、第2フレームに第2フレーム案内溝が形成されている場合、感光ドラムが筐体に対して着脱されるときに、感光ドラムの軸線方向一方側端部が第3フレーム案内溝に案内され、感光ドラムの軸線方向他方側端部が第2フレーム案内溝に案内されるので、感光ドラムの筐体に対するより一層円滑な着脱動作を確保することができる。
また、第3フレーム案内溝は、樹脂から形成される第3フレームに形成されているので、金属から形成される第1フレームに案内溝を形成する場合と比較して、案内溝を容易に形成することができ、筐体の製造コストの低減を図ることができる。
(9)また、第1フレームは、軸線方向に投影したときに、第3フレーム案内溝の端縁を囲むように形成される開口部を有していてもよい。
このような構成によれば、第1フレームの開口部が、軸線方向から見て、第3フレーム案内溝の端縁を囲むように形成されているので、第3フレーム案内溝の周囲には、第1フレームが配置されている。
そのため、第3フレームを第1フレームで補強することができ、第3フレームの変形を抑制できる。
(10)また、第1支持部は、その少なくとも一部が、軸線方向に投影したときに第3フレーム案内溝の内側に位置するように、配置されていてもよい。
このような構成によれば、第1支持部の少なくとも一部が、軸線方向に投影したときに第3フレーム案内溝の内側に位置するように配置されていているので、感光ドラムが筐体に装着されたときに、第1フレームの第1支持部を、感光ドラムの軸線方向一方側端部を位置決めするための基準とすることができ、複数の感光ドラムのそれぞれの相対的な位置関係を精度よく保持することができる。
(11)また、感光ドラムを露光するように構成され、複数の感光ドラムのそれぞれに対応して設けられる複数の露光装置を備えていてもよい。この場合、第1フレームには、複数の露光装置の軸線方向一方側端部のそれぞれを、複数の感光ドラムの並列方向において位置決めするように構成される第1露光位置決め部が設けられている。
このような構成によれば、露光装置の軸線方向一方側端部が、第1フレームの第1露光位置決め部により並列方向において位置決めされているので、露光装置の軸線方向一方側端部と、感光ドラムの軸線方向一方側端部とがともに、第1フレームに位置決めされている。
そのため、感光ドラムと、その感光ドラムに対応する露光装置との相対的な位置決め精度の向上を図ることができ、露光装置が対応する感光ドラムを確実に露光することができる。
(12)また、第2フレームには、複数の露光装置の軸線方向他方側端部のそれぞれを、並列方向において位置決めするように構成される第2露光位置決め部が設けられていてもよい。
このような構成によれば、露光装置の軸線方向他方側端部が、第2フレームの第2露光位置決め部により並列方向において位置決めされているので、露光装置の軸線方向他方側端部と、感光ドラムの軸線方向他方側端部とがともに、第2フレームに位置決めされている。
そのため、感光ドラムと、その感光ドラムに対応する露光装置との相対的な位置決め精度のさらなる向上を図ることができる。
(13)また、感光ドラムに向かってシートを供給するように構成されるシート供給装置を備えていてもよい。この場合、第1フレームには、シート供給装置の軸線方向一方側端部を、複数の感光ドラムの並列方向において位置決めするように構成される第1供給位置決め部が設けられ、第2フレームには、シート供給装置の軸線方向他方側端部を、並列方向において位置決めするように構成される第2定着位置決め部が設けられている。
このような構成によれば、シート供給装置の軸線方向一方側端部が、第1フレームの第1供給位置決め部により位置決めされ、シート供給装置の軸線方向他側端部が、第2フレームの第2定着位置決め部により位置決めされている。
つまり、シート供給装置の軸線方向一方側端部と、感光ドラムの軸線方向一方側端部とがともに、第1フレームに位置決めされ、シート供給装置の軸線方向他側端部と、感光ドラムの軸線方向他方側端部とがともに、第2フレームに位置決めされている。
そのため、シート供給装置と、複数の感光ドラムのそれぞれとの相対的な位置決め精度の向上を図ることができ、シート供給装置からシートを感光ドラムに向かって確実に供給することができる。
(14)また、現像剤が供給されることにより感光ドラムの周面に形成される現像剤像が、感光ドラムの周面から転写されたシートにおいて、現像剤像を定着させるように構成される定着装置を備えていてもよい。この場合、第1フレームには、定着装置の軸線方向一方側端部を、複数の感光ドラムの並列方向において位置決めするように構成される第1定着位置決め部が設けられ、第2フレームには、定着装置の軸線方向他方側端部を、並列方向において位置決めするように構成される第2定着位置決め部が設けられている。
このような構成によれば、定着装置の軸線方向一方側端部が、第1フレームの第1定着位置決め部により位置決めされ、定着装置の軸線方向他側端部が、第2フレームの第2定着位置決め部により位置決めされている。
つまり、定着装置の軸線方向一方側端部と、感光ドラムの軸線方向一方側端部とがともに、第1フレームに位置決めされ、定着装置の軸線方向他側端部と、感光ドラムの軸線方向他方側端部とがともに、第2フレームに位置決めされている。
そのため、定着装置と、複数の感光ドラムのそれぞれとの相対的な位置決め精度の向上を図ることができ、感光ドラムの周面から転写された現像剤像を、確実にシートに定着させることができる。
(15)また、筐体は、樹脂から形成され、第2フレームを支持するように構成される第4フレームを備えていてもよい。この場合、第2フレームは、軸線方向に投影したときに、第2フレームの投影面が第4フレームの投影面内に含まれるように構成されている。
このような構成によれば、筐体が、第2フレームを支持する第4フレームを備えているので、第2フレームおよび第4フレームのそれぞれを適した材料の樹脂から形成することができる。
また、第2フレームおよび第4フレームをそれぞれ別々に成形することができるので、第2フレームおよび第4フレームが一体として成形される場合と比較して、第2フレームおよび第4フレームのそれぞれを容易に成形でき、製造コストの低減を図ることができる。
(16)また、第2フレームは、第4フレームよりも熱膨張率が小さくてもよい。
このような構成によれば、感光ドラムの軸線方向他方側端部を支持する第2フレームの熱膨張率が、第4フレームの熱膨張率よりも小さいので、第4フレームと比較して、第2フレームの温度変化に起因する変形を抑制できる。
その結果、複数の感光ドラムの相対的な位置関係を確実に一定に保つことができる。
また、上記の構成によれば、相対的に熱膨張率が小さい樹脂から形成される第2フレームが、軸線方向から見て第2フレームよりも大きく、相対的に熱膨張率が大きい樹脂から形成される第4フレームに支持されている。しかるに、熱膨張率が小さい樹脂は、熱膨張率が大きい樹脂よりも一般的に高価である。
つまり、複数の感光ドラムの軸線方向他方側端部を支持する部分、すなわち第2フレームのみを高価な樹脂から形成し、その他の部分、すなわち第4フレームを、安価な樹脂から形成することができるので、材料コストのさらなる低減を図ることができる。
本発明の画像形成装置によれば、複数の感光ドラムの相対的な位置関係を一定に保つことができながら、材料コストの低減および軽量化を図ることができる。
図1は、本発明の画像形成装置の一実施形態としてのプリンタを示す中央断面図である。 図2は、図1に示すプロセスカートリッジを右後側から見た斜視図である。 図3(a)は、図2に示すプロセスカートリッジの右側面図を示し、図3(b)は、図2に示すプロセスカートリッジの左側面図を示す。 図4は、図1に示す本体ケーシング(プロセスカートリッジが装着された状態)を左前側から見た斜視図である。 図5は、図4に示す本体ケーシング(プロセスカートリッジが装着された状態)を左後側から見た斜視図である。 図6は、図4に示す本体ケーシング(プロセスカートリッジを除いた状態)を左前側から見た斜視図である。 図7は、図6に示す本体ケーシング(プロセスカートリッジを除いた状態)を右後側から見た斜視図である。 図8は、図6に示す本体ケーシング(プロセスカートリッジを除いた状態)を右前側から見た分解斜視図である。 図9は、図8に示す左側壁を左前側から見た分解斜視図である。 図10は、図6に示す左側壁の左側面図である。 図11は、図10に示す左側壁の右側面図である。 図12は、図11に示す第1LED位置決め部材の断面図である。 図13は、図8に示す右側壁を右前側から見た分解斜視図である。 図14は、図8に示す右側壁の右側面図である。 図15は、図14に示す右側壁を右前側から見た斜視図である。 図16は、図15に示す右側壁の左側面図である。 図17は、図13に示すドラム支持フレームの左側面図である。 図18は、図15に示す右側壁を右前側から見た斜視図であり、第2樹脂フレームを除いた状態を示す。 図19は、図15に示す右側壁を左前側から見た斜視図であり、ドラム支持フレームを除いた状態を示す。 図20は、図15に示す右側壁を左前側から見た斜視図である。 図21は、図20に示す第2LED位置決め部材の断面図である。 図22は、図15に示す右側壁の左側面図であって、プロセスカートリッジが装着された状態を示す。 図23は、図22に示すA−A断面図を示す。 図24は、図22に示すB−B断面図を示す。
1.プリンタの全体構成
画像形成装置の一例としてのプリンタ1は、図1に示すように、横置きタイプのダイレクトタンデム型カラープリンタである。
また、プリンタ1は、筐体の一例としての本体ケーシング2と、本体ケーシング2の上側に設けられ、原稿の画像情報を読み取るフラットベッドスキャナ30とを一体的に備える複合機である。
なお、以下の説明において、プリンタ1の方向に言及するときには、プリンタ1を水平に載置した状態を基準として、図1における紙面上側を上側とし、図1における紙面下側を下側とする。また、図1における紙面左側を前側とし、図1における紙面右側を後側とする。また、プリンタ1を前側から見たときを左右の基準とする。すなわち、図1における紙面奥側が左側であり、図1における紙面手前側が右側である。
プリンタ1は、本体ケーシング2内において、シートの一例としての用紙Sを給紙するように構成される給紙部3と、給紙された用紙Sに画像を形成するように構成される画像形成部4とを備えている。
(1)本体ケーシング
本体ケーシング2は、給紙部3および画像形成部4を収容する側面視略矩形状のボックス形状に形成されている。本体ケーシング2の上端部には、後述するプロセスカートリッジ11を着脱するための本体開口部5が形成されるとともに、本体開口部5を開閉するためのトップカバー6が設けられている。
そして、トップカバー6は、その後端部を支点として、本体開口部5を閉鎖する閉鎖位置、すなわち図1に示した状態と、本体開口部5を開放する開放位置とに揺動可能に設けられている。
(2)給紙部
給紙部3は、給紙トレイ7と、シート供給装置の一例としての給紙ユニット36とを備えている。
給紙トレイ7は、分離パッド44を備え、用紙Sを収容しており、本体ケーシング2の底部に着脱自在に装着されている。
給紙ユニット36は、給紙トレイ7の前端部の上側に設けられており、ピックアップローラ8と、分離ローラ58と、1対の給紙ローラ9と、1対のレジストローラ10とを備えている。
給紙トレイ7に収容されている用紙Sは、ピックアップローラ8の回転により、給紙トレイ7から送り出され、分離パッド44と分離ローラ58との摩擦により、1枚ずつ捌かれる。その後、捌かれた用紙Sは、給紙ローラ9の回転により、上方の1対のレジストローラ10間に向けて1枚ずつ給紙され、レジストローラ10の回転により、所定のタイミングで、画像形成部4に向けて搬送され、後述する感光ドラム15と後述する搬送ベルト19との間に供給される。
(3)画像形成部
画像形成部4は、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックからなる複数色のそれぞれに対応する複数のプロセスカートリッジ11と、露光装置の一例としてのLEDユニット12と、転写ユニット13と、定着装置の一例としての定着ユニット14とを備えている。
(3−1)プロセスカートリッジ
複数のプロセスカートリッジ11は、具体的には、4つ設けられ、給紙トレイ7の上側において、前後方向に互いに間隔を隔てて並列配置されている。
また、複数のプロセスカートリッジ11のそれぞれは、本体ケーシング2に対して着脱可能に構成されており、ドラムカートリッジ24と、現像装置の一例としての現像カートリッジ25とを備えている。
ドラムカートリッジ24は、本体ケーシング2に対して離脱可能に装着されており、感光ドラム15と、スコロトロン型帯電器26と、クリーニングローラ35とを備えている。
感光ドラム15は、左右方向に長手の円筒形状に形成されており、ドラムカートリッジ24に、回転可能に支持されている。つまり、感光ドラム15は、複数のプロセスカートリッジ11のそれぞれに対応して複数、具体的には、4つ設けられ、本体ケーシング2内において前後方向に互いに間隔を隔てて並列配置されている。また、感光ドラム15は、本体ケーシング2に対して離脱可能に装着されるドラムカートリッジ24に支持されているので、本体ケーシング2に対して着脱可能である。
スコロトロン型帯電器26は、感光ドラム15の後上側において間隔を隔てて対向配置されており、帯電ワイヤ33と、グリッド34とを備えている。
帯電ワイヤ33は、左右方向に延びるように張設され、感光ドラム15の後上側に間隔を隔てて対向配置されている。
グリッド34は、後上方へ向かって開放される側面視略コ字状に形成され、帯電ワイヤ33を前下側から囲うように設けられている。
クリーニングローラ35は、複数の感光ドラム15のそれぞれに対応して複数、具体的には、4つ設けられ、スコロトロン型帯電器26の下側において、感光ドラム15に後側から接触するように配置されている。
現像カートリッジ25は、対応するドラムカートリッジ24に対して離脱可能に装着されており、複数の感光ドラム15のそれぞれに対応して複数、具体的には、4つ設けられている。
また、現像カートリッジ25は、現像ローラ16を備えている。
現像ローラ16は、現像カートリッジ25の下端部において後下側から露出されるように設けられ、感光ドラム15に対して前上側から接触している。
また、現像カートリッジ25は、現像ローラ16にトナーを供給する供給ローラ27と、現像ローラ16に供給されたトナーの厚みを規制する層厚規制ブレード28とを備え、それらの上側において、現像剤の一例としてのトナーを収容している。
(3−2)LEDユニット
LEDユニット12は、複数の感光ドラム15のそれぞれに対応して複数、具体的には、4つ設けられている。
そして、LEDユニット12は、対応する感光ドラム15に上側から対向するように配置されている。
(3−3)転写ユニット
転写ユニット13は、給紙トレイ7の上側、かつ、複数のプロセスカートリッジ11の下側において、前後方向に沿って延びるように設けられている。
転写ユニット13は、駆動ローラ17と、従動ローラ18と、搬送ベルト19と、転写ローラ20と、ベルトクリーニングユニット29とを備えている。
駆動ローラ17および従動ローラ18は、前後方向に互いに間隔を隔てて対向配置されている。
搬送ベルト19は、複数の感光ドラム15のそれぞれに対して下側から対向され、その上側部分が感光ドラム15と接触するように、駆動ローラ17および従動ローラ18の周りに掛け渡されている。
そして、搬送ベルト19は、駆動ローラ17の駆動により、感光ドラム15と接触する上側部分が前側から後側に向かって移動するように、周回移動されている。
転写ローラ20は、複数の感光ドラム15のそれぞれに対応して複数、具体的には、4つ設けられ、対応する感光ドラム15に対して、搬送ベルト19の上側部分を挟んで対向するように配置されている。
ベルトクリーニングユニット29は、搬送ベルト19の下側に配置され、側面視略矩形状の廃トナーボックス85と、廃トナーボックス85内の上端部に設けられるベルトクリーニングローラ86と、掻き取りローラ87と、掻き取りブレード88とを備えている。なお、後述する画像形成動作において、搬送ベルト19の表面に付着した紙粉や廃トナーなどの付着物は、ベルトクリーニングローラ86によってクリーニングされ、一旦、掻き取りローラ87に保持された後、掻き取りブレード88で掻き取られることにより、廃トナーボックス85内に収容される。
(3−4)定着ユニット
定着ユニット14は、転写ユニット13の後側に配置され、加熱ローラ21と、加熱ローラ21に圧接される加圧ローラ22とを備えている。
(4)画像形成動作
現像カートリッジ25内のトナーは、供給ローラ27に供給され、さらに、現像ローラ16に供給され、供給ローラ27と現像ローラ16との間で正極性に摩擦帯電される。
現像ローラ16に供給されたトナーは、現像ローラ16の回転に伴って、層厚規制ブレード28によって厚さが規制され、一定厚さの薄層として現像ローラ16の表面に担持される。
一方、感光ドラム15の周面すなわち表面は、スコロトロン型帯電器26によって一様に帯電された後、LEDユニット12によって、所定の画像データに基づき露光される。これにより、感光ドラム15の周面には、画像データに基づく静電潜像が形成される。そして、現像ローラ16に担持されるトナーが感光ドラム15の周面上の静電潜像に供給される。これにより、感光ドラム15の周面上にトナー像すなわち現像剤像が担持される。つまり、現像カートリッジ25は、対応する感光ドラム15にトナーを供給する。
そして、給紙部3から給紙された用紙Sは、搬送ベルト19によって、前側から後側に向かって搬送される。用紙Sには、感光ドラム15と転写ローラ20との間を通過するときに各色のトナー像が順次転写され、カラー画像が形成される。
そして、感光ドラム15の周面からトナー像が転写された用紙Sは、加熱ローラ21と加圧ローラ22との間に向かって搬送され、加熱ローラ21と加圧ローラ22との間を通過するときに、加熱および加圧される。これにより、用紙Sに転写されたカラー画像は、用紙Sに熱定着される。
その後、用紙Sは、前上側へUターンするように搬送されて、トップカバー6に設けられる排紙トレイ23に排紙される。
2.プロセスカートリッジ
(1)ドラムカートリッジ
ドラムカートリッジ24は、図2および図3に示すように、ドラムフレーム31と、感光ドラム15と、軸受部材32とを備えている。
なお、以下のプロセスカートリッジ11の説明において、方向について言及する場合には、プロセスカートリッジ11を水平方向に載置したときの方向を基準とし、具体的には、各図に示した矢印方向を基準とする。
(1−1)ドラムフレーム
ドラムフレーム31は、図2に示すように、平面視略矩形の有底枠形状に形成されている。詳しくは、ドラムフレーム31は、左右1対のドラム側壁37と、ドラム前壁38と、ドラム底壁39と、ドラム上壁40とを備えている。
1対のドラム側壁37は、互いに左右方向に間隔を隔てて対向配置されている。ドラム側壁37は、図3に示すように、前後上下方向に延びる側面視略矩形状に形成されている。また、ドラム側壁37には、フランジ挿通穴65と、露出溝74とが形成されている。
フランジ挿通穴65は、ドラム側壁37の後端部において、ドラム側壁37を左右方向に貫通するように、側面視略円形状に形成されている。
露出溝74は、ドラム側壁37の前後方向略中央において、上端縁から下方に向かって切り欠かれるように、上側が開放される側面視略V字形状に形成されている。
また、右側のドラム側壁37には、図3(a)に示すように、カートリッジ側グリッド電極95と、カートリッジ側ワイヤ電極96と、カートリッジ側クリーナ電極97とが支持されている。
カートリッジ側グリッド電極95は、右側のドラム側壁37の後端部における上端部に配置されている。カートリッジ側グリッド電極95は、上下方向に延びる略直線形状に形成されている。カートリッジ側グリッド電極95は、図1に示されるグリッド34に電気的に接続されている。
カートリッジ側ワイヤ電極96は、カートリッジ側グリッド電極95の後側に間隔を隔てて配置されている。カートリッジ側ワイヤ電極96は、上下方向に延びる略直線形状に形成されている。カートリッジ側ワイヤ電極96は、図1に示される帯電ワイヤ33に電気的に接続されている。
カートリッジ側クリーナ電極97は、カートリッジ側グリッド電極95の下側に間隔を隔てて配置されている。カートリッジ側クリーナ電極97は、導電性の樹脂材料などから、側面視略矩形状に形成されている。
ドラム前壁38は、図2に示すように、1対のドラム側壁37の前端部間に架設されている。ドラム前壁38は、上下左右に延びる略平板形状に形成されている。
ドラム底壁39は、図3に示すように、1対のドラム側壁37の下端部間に架設されている。ドラム底壁39は、前後左右に延びる略平板形状に形成され、その前端部においてドラム前壁38の下端部に連続されている。
ドラム上壁40は、図2に示すように、1対のドラム側壁37の後端部の上端部間に架設されている。ドラム上壁40は、前後左右に延びる略平板形状に形成され、感光ドラム15を上側から被覆するように設けられている。また、ドラム上壁40には、スコロトロン型帯電器26が埋設されている。
(1−2)感光ドラム
感光ドラム15は、図22および図24に示すように、感光ドラム15は、ドラム本体190と、左右1対のフランジ部材191とを備えている。
ドラム本体190は、金属からなり、左右方向に延びる略円筒形状に形成されている。ドラム本体190の外面は、樹脂製の感光層によって被覆されている。
左側のフランジ部材191は、左右方向に延びる略円柱形状に形成され、ドラム本体190の左端部に相対回転不能に嵌合されている。また、左側のフランジ部材191の左面には、図3(b)に示すように、駆動入力部の一例としての複数のカップリング嵌合部192が形成されている。
複数のカップリング嵌合部192は、具体的には、4つ形成され、左側のフランジ部材191の左面の径方向外側端部において、周方向に互いに90°の間隔を隔てて並列配置されている。カップリング嵌合部192は、左側のフランジ部材191の左面から右側へ凹む側面視略矩形状の凹部として形成されている。
カップリング嵌合部192には、プロセスカートリッジ11が本体ケーシング2内に装着された状態で、後述するドラム本体カップリング71が挿入され、後述するドラム本体カップリング71を介して、後述するモータ70から回転駆動力が入力される。
右側のフランジ部材191は、図22および図24に示すように、左右方向に延びる略円柱形状に形成され、ドラム本体190の右端部に相対回転不能に嵌合されている。また、右側のフランジ部材191には、シャフト193が支持されている。
シャフト193は、図3(a)に示すように、右側のフランジ部材191の径方向中央を左右方向に貫通するように、左右方向に延びる略円柱形状に形成されている。シャフト193の右端部は、図24に示すように、右側のフランジ部材191の右面から右方へ向かって突出している。
そして、感光ドラム15は、左右1対のフランジ部材191が対応するドラム側壁37のフランジ挿通穴65に挿通されるように、ドラムフレーム31の後端部内に配置されている。これにより、左右1対のフランジ部材191のそれぞれは、対応するドラム側壁37よりも、フランジ挿通穴65を介して左右方向外方へ向かって突出している。
(1−3)軸受部材
軸受部材32は、図2および図3に示すように、1対のドラム側壁37のそれぞれの後端部に、1つずつ支持されている。
軸受部材32は、左右方向に延びる略円筒形状に形成されている。軸受部材32の内径は、フランジ部材191の外径と略同径に形成されている。
そして、軸受部材32は、感光ドラム15のフランジ部材191に対して相対回転可能に径方向外側から嵌合されるとともに、ドラムフレーム31の両ドラム側壁37のそれぞれに支持されている。これにより、感光ドラム15は、図2に示すように、軸受部材32を介してドラムフレーム31に支持されている。そのため、感光ドラム15は、カップリング嵌合部192に駆動力が入力されると、軸線Aを中心として回転される。
(2)現像カートリッジ
現像カートリッジ25は、図2に示すように、カートリッジフレーム194と、駆動ユニット195と、給電ユニット196とを備えている。
カートリッジフレーム194は、左右方向に延びる略ボックス形状に形成されている。カートリッジフレーム194は、現像ローラ16と、供給ローラ27と、層厚規制ブレード28とを支持するとともに、その内部においてトナーを収容している。
駆動ユニット195は、カートリッジフレーム194の左側に配置されている。駆動ユニット195は、図3(b)に示すように、現像カップリング197と、駆動側カバー198とを備えている。
現像カップリング197は、左右方向に延びる略円柱形状に形成され、カートリッジフレーム194の左壁に回転可能に支持されている。現像カップリング197の左側面には、結合凹部199が形成されている。
結合凹部199は、現像カップリング197の左面から右方へ向かって凹むように形成されている。結合凹部199には、現像カートリッジ25が本体ケーシング2内に装着された状態で、後述する現像本体カップリング72の先端が相対回転不能に挿入され、後述する現像本体カップリング72を介して、後述するモータ70から回転駆動力が入力される。現像カップリング197に入力された回転駆動力は、図示しないギア列を介して、現像ローラ16および供給ローラ27に伝達される。
駆動側カバー198は、左右方向に延び、左端部が閉鎖された略角筒形状に形成されている。
駆動側カバー198には、結合凹部露出穴200が形成されている。結合凹部露出穴200は、駆動側カバー198の左端部における前後方向略中央部分に形成され、側面視円形状に貫通形成されている。
そして、駆動側カバー198は、結合凹部露出穴200から現像カップリング197の結合凹部199が露出されるように、カートリッジフレーム194の左壁にねじ止めされている。
給電ユニット196は、図2に示すように、カートリッジフレーム194の右側に配置されている。給電ユニット196は、現像電極部材201と、給電側カバー204とを備えている。
現像電極部材201は、導電性ポリアセタール樹脂などの導電性の樹脂材料から形成され、給電側カバー204内において、カートリッジフレーム194の右壁に支持されている。現像電極部材201は、受電部202を備えている。
受電部202は、左右方向に延びる略円筒形状に形成されている。
また、現像電極部材201は、受電部202の後側において、現像ローラ16の金属製の回転軸を回転可能に支持する図示しない現像ローラ軸支持部を備えるとともに、受電部202の後下側において、供給ローラ27の金属製の回転軸を回転可能に支持する図示しない供給ローラ軸支持部を備えている。
給電側カバー204は、左右方向に延び、右端部が閉鎖された略角筒形状に形成されている。給電側カバー204は、受電部露出穴203が形成されている。
受電部露出穴203は、給電側カバー204の上壁における右端部において、受電部202の右端部を露出させるように、平面視略矩形状に貫通形成されている。
そして、給電側カバー204は、受電部露出穴203から受電部202の右端部が露出されるように、カートリッジフレーム194の右壁にねじ止めされている。
3.本体ケーシング
本体ケーシング2は、図4、図5および図8に示すように、左右方向に互いに間隔を隔てて対向配置される左側壁41および右側壁42と、左側壁41および右側壁42間に架設される補強部43とを備えている。
(1)左側壁
左側壁41は、図9に示すように、第3フレームの一例としての第1樹脂フレーム45と、第1フレームの一例としての金属フレーム46とを備えている。
(1−1)第1樹脂フレーム
第1樹脂フレーム45は、図11に示すように、ポリスチレンなどの樹脂から形成され、前後方向に延びる側面視略矩形状の略平板形状に形成されている。
第1樹脂フレーム45は、第1ドラム案内部48と、第1LED溝54と、第1給紙ボス穴52と、第1給紙ボス溝51と、第1定着ボス穴53とを有している。
第1ドラム案内部48は、第1樹脂フレーム45の右面における上側部分において、図1に示される複数のプロセスカートリッジ11のそれぞれに対応するように、前後方向に互いに間隔を隔てて複数、具体的には、4つ設けられている。
第1ドラム案内部48は、第1樹脂フレーム45の上端縁から後下方へ向かって窪む側面視略U字状に形成され、図7に示すように、第1樹脂フレーム45の右面から左方へ向かって窪むとともに、図4に示すように、第1樹脂フレーム45の左面から左方へ向かって膨出するように形成されている。
また、第1ドラム案内部48は、図11に示すように、前後1対の第1レール部90と、第1湾曲部91と、第1閉鎖部89とを一体的に有している。
前後1対の第1レール部90のそれぞれは、第1樹脂フレーム45の右面から左方へ向かって屈曲するように形成され、前上側と後下側とを結ぶ方向、すなわち後述するプロセスカートリッジ11の着脱方向Xに沿って延びるように形成されている。また、前後1対の第1レール部90は、前後方向において、軸受部材32の外径よりも長い間隔を隔てて対向配置されている。
第1湾曲部91は、前後1対の第1レール部90の下端部を連結するように設けられ、両第1レール部90の下端部から連続して、後下方へ向かって窪む側面視略半円弧形状に形成されている。
第1閉鎖部89は、前後1対の第1レール部90の左端部および第1湾曲部91の左端部を連結するように設けられている。
そして、前側の第1レール部90の後面、後側の第1レール部90の前面、第1湾曲部91の上面および第1閉鎖部89の右面により、第3フレーム案内溝の一例としての第1ガイド溝56が区画されている。
また、第1ドラム案内部48には、ドラムカップリング挿通穴49と、現像カップリング挿通穴50と、図5に示される切欠部80とが形成されている。
ドラムカップリング挿通穴49は、第1閉鎖部89の下側部分において、第1湾曲部91に対応する部分に形成されている。ドラムカップリング挿通穴49は、側面視略円形状に貫通形成されている。
現像カップリング挿通穴50は、第1閉鎖部89の上側部分において、ドラムカップリング挿通穴49の前上側に間隔を隔てて形成されている。現像カップリング挿通穴50は、前上方および後下方に延びる側面視略楕円形状に貫通形成されている。
切欠部80は、図7に示すように、第1湾曲部91の左側部分が、ドラムカップリング挿通穴49の周端部から右方へ向かって切り欠かれることにより形成されている。
第1LED溝54は、図11に示すように、第1樹脂フレーム45の右面における上側部分において、複数のLEDユニット12のそれぞれに対応するように、前後方向に間隔を隔てて複数、具体的には、4つ形成されている。
第1LED溝54は、第1ドラム案内部48の後側かつドラムカップリング挿通穴49の上側に1つずつ形成されている。また、第1LED溝54は、図7に示すように、第1樹脂フレーム45の上端縁から下方へ向かって窪む側面視略コ字状に形成され、第1樹脂フレーム45の右面から左方へ向かって窪むように形成されている。
また、第1LED溝54の左壁には、位置決め挿通口59が左右方向に貫通形成されている。位置決め挿通口59の前後上下方向長さは、図12に示すように、後述する第1LED位置決め部材66の前後上下方向長さよりも長く形成されている。
第1給紙ボス穴52は、図11に示すように、最も前側の第1ドラム案内部48の前側に間隔を隔てて形成されている。第1給紙ボス穴52は、側面視略矩形状に貫通形成されており、その上下前後方向長さは、後述する第1供給ボス184の外径よりも僅かに長く形成されている。
第1給紙ボス溝51は、第1給紙ボス穴52の下側に間隔を隔てて形成されている。第1給紙ボス溝51は、図7に示すように、第1樹脂フレーム45の前端縁から後方へ向かって延びる側面視略コ字状に形成され、第1樹脂フレーム45の右面から左方へ向かって窪むように形成されている。第1給紙ボス溝51の溝幅は、図11に示すように、後述する第2供給ボス185の外径と略同じ長さに形成されている。
第1定着ボス穴53は、最も後側の第1ドラム案内部48の後側に間隔を隔てて形成されている。第1定着ボス穴53は、側面視略矩形状に貫通形成されており、その上下前後方向長さは、後述する定着ボス186の上下前後方向長さよりも僅かに長く形成されている。
また、第1樹脂フレーム45には、図6および図10に示すように、複数の位置決めボス55が一体的に設けられるとともに、第1補強板57が別体として設けられている。
複数の位置決めボス55のそれぞれは、図5に示すように、具体的には、4つ設けられ、第1樹脂フレーム45の左面において、第1樹脂フレーム45の左面から左方へ向かって突出する略円柱形状に形成されている。また、位置決めボス55は、図10に示すように、ドラムカップリング挿通穴49の前側に1つずつ配置されている。
第1補強板57は、図8に示すように、金属から形成され、前後方向に延びる平面視略矩形状の略平板形状に形成されている。そして、第1補強板57は、第1樹脂フレーム45の上端部に固定されている。
また、第1樹脂フレーム45は、図10に示すように、本体ケーシング2を設置したときに設置面と接する複数の脚部76を一体的に有している。複数の脚部76は、具体的には、2つ設けられ、前後方向に互いに間隔を隔てて配置されている。また、脚部76は、第1樹脂フレーム45の下端部から下方へ向かって突出する側面視略矩形状に形成されている。
そして、第1樹脂フレーム45は、側面視において、図1に示される画像形成部4の全体を覆うように形成されている。すなわち、第1樹脂フレーム45は、プリンタ1の左側面を構成する主体的なフレームとして設けられている。
(1−2)金属フレーム
金属フレーム46は、図10に示すように、亜鉛めっき鋼板などの金属から板金加工によって形成され、前後方向に長手の側面視略矩形状の略平板形状に形成されている。
そして、金属フレーム46は、図9および図10に示すように、第1樹脂フレーム45に対して左側に配置され、第1樹脂フレーム45の左面における上側部分に固定されている。また、金属フレーム46は、左右方向に投影されたときに、金属フレーム46の投影面の全てが、第1樹脂フレーム45の投影面内に含まれるように配置されており、金属フレーム46の投影面は、第1樹脂フレーム45の投影面における外周縁の内側に位置している。
また、金属フレーム46には、開口部の一例としてのフレーム開口部60と、複数の位置決め穴62とが形成されている。
フレーム開口部60は、複数の第1ドラム案内部48のそれぞれに対応するように、前後方向に間隔を隔てて複数、具体的には、4つ形成されている。
フレーム開口部60は、前上側と後下側とを結ぶ方向、すなわち後述する着脱方向Xに延びる側面視略楕円形状に貫通形成されている。詳しくは、フレーム開口部60は、その上側部分である嵌合部分92と、その下側部分である支持部分93とを有している。
嵌合部分92は、第1ドラム案内部48の上側部分、すなわち、1対の第1レール部90に対応して、後述する着脱方向Xに延びるように形成されている。また、嵌合部分92の前後方向長さは、1対の第1レール部90の前後方向における間隔よりも僅かに長く形成されている。
そして、嵌合部分92には、対応する第1ドラム案内部48の上側部分、すなわち、1対の第1レール部90および第1閉鎖部89の上側部分が嵌合されている。
支持部分93は、嵌合部分92の下端部から連続して、後下方へ向かって窪む側面視略半円弧形状に形成されている。また、支持部分93は、左右方向に投影したときに、対応する第1湾曲部91の切欠部80の端縁を囲むように形成されている。つまり、フレーム開口部60は、左右方向に投影したときに、対応する第1ガイド溝56の端縁を囲むように形成されている。
また、支持部分93には、第1支持部の一例としての1対の第1位置決め凸部61が一体的に設けられている。1対の第1位置決め凸部61は、支持部分93の周方向に互いに間隔を隔てて設けられており、支持部分93の周端から支持部分93の径方向内方へ向かって突出する側面視略矩形状に形成されている。
具体的には、後側の第1位置決め凸部61は、支持部分93の周端における後下端部から前上方へ向かって突出するように形成され、前側の第1位置決め凸部61は、支持部分93の周端における前下端部から後上方へ向かって突出するように形成されている。
そして、1対の第1位置決め凸部61のそれぞれは、図7に示すように、第1ドラム案内部48における第1湾曲部91の切欠部80を介して、第1湾曲部91の内周面よりも、第1湾曲部91の径方向内方へ向かって突出している。つまり、1対の第1位置決め凸部61は、図11に示すように、それらの遊端部が、左右方向に投影したときに第1ガイド溝56内に位置するように配置されている。
複数の位置決め穴62は、フレーム開口部60の支持部分93の前側に1つずつ形成され、前後方向に互いに間隔を隔てて配置されている。複数の位置決め穴62は、具体的には、4つ形成されている。
最も後側の位置決め穴62、および、後側から数えて3番目の位置決め穴62は、側面視略円形状に貫通形成され、その穴径が、位置決めボス55の外径よりも大径に形成されている。また、後側から数えて2番目の位置決め穴62は、側面視略円形状に貫通形成され、その穴径が、位置決めボス55の外径と略同径に形成されている。また、最も前側の位置決め穴62は、前後方向に延びる側面視略楕円形状に貫通形成され、その上下方向長さが位置決めボス55の外径と略同じ長さに、その前後方向長さが位置決めボス55の外径よりも長く形成されている。
そして、位置決め穴62には、位置決めボス55が挿通されている。
また、金属フレーム46には、図10に示すように、第1供給位置決め部63と、第1定着位置決め部64とが一体的に設けられるとともに、第1露光位置決め部の一例としての第1LED位置決め部材66とが別体として設けられている。
第1供給位置決め部63は、金属フレーム46の前端部における上側部分から、前方へ向かって突出する側面視略矩形状に形成されている。そして、第1供給位置決め部63の前端部における下側部分は、図11に示すように、第1給紙ボス穴52を介して、右側から露出されている。
第1定着位置決め部64は、図10に示すように、金属フレーム46の後端部における下側部分から、後方へ向かって突出する側面視略矩形状に形成されている。そして、第1定着位置決め部64の後端部における上側部分は、図11に示すように、第1定着ボス穴53を介して、右側から露出されている。
第1LED位置決め部材66は、図12に示すように、複数のLEDユニット12のそれぞれに対応するように、前後方向に間隔を隔てて複数、具体的には、4つ設けられている。また、複数の第1LED位置決め部材66は、金属フレーム46の右面において、複数のフレーム開口部60のそれぞれの後側に1つずつ支持されている。
第1LED位置決め部材66は、挟持部69と、揺動軸68と、揺動部67とを備えている。
挟持部69は、左右方向に延びる側面視略矩形状に形成され、金属フレーム46の右面に固定されている。
揺動軸68は、左右方向に延びる略円柱形状に形成され、金属フレーム46の右面における挟持部69の後下側において、相対回転不能に支持されている。
揺動部67は、側面視略L字状に形成されており、頭部77と、胴部78とを一体的に有している。
頭部77は、前後方向に延びる側面視略矩形状に形成されている。胴部78は、頭部77の下面における後側部分から連続して、下方へ向かって延びる側面視略矩形状に形成されている。そして、揺動部67は、胴部78の下端部が揺動軸68に相対回転可能に支持されることにより、揺動可能に設けられている。また、揺動部67は、常には、図示しないばね部材により、頭部77の前端部と挟持部69の上端部とが接触するように、右側面視反時計回りに付勢されている。
そして、第1LED位置決め部材66は、図12に示すように、第1樹脂フレーム45の位置決め挿通口59を介して、対応する第1LED溝54内に配置されている。そして、第1LED位置決め部材66の上端部、すなわち、挟持部69および頭部77は、図11に示すように、第1LED溝54を介して右側から露出されている。
(1−3)支持板
また、左側壁41には、図8および図9に示すように、金属フレーム46の左側において、支持板47が設けられている。
支持板47は、第1樹脂フレーム45との間に、金属フレーム46を挟むように、第1樹脂フレーム45の左面に固定されている。
支持板47は、図6に示すように、金属から形成され、側面視略矩形状の略平板形状に形成されている。また、支持板47は、駆動源の一例としてのモータ70と、回転体の一例としてのドラム本体カップリング71と、現像本体カップリング72と、現像ギア79と、ドラムギア94とを備えている。
モータ70は、図9に示すように、駆動力を発生させるように構成されており、支持板47の左面に支持されている。
ドラム本体カップリング71は、図8に示すように、支持板47の右面において、複数のドラムカップリング挿通穴49のそれぞれと左右方向に対向するように、前後方向に間隔を隔てて複数、具体的には、4つ設けられている。
また、ドラム本体カップリング71は、左右方向に延びる略円柱形状に形成され、その左端部における外周面には、その全周にわたって、ギア歯が形成されている。また、ドラム本体カップリング71は、支持板47の右面に回転可能に支持されている。
また、ドラム本体カップリング71は、モータ70からの駆動力が、図示しないギア列により伝達されるように構成され、かつ、ドラムカップリング挿通穴49に対して左側に間隔を隔てて対向配置される退避位置と、ドラムカップリング挿通穴49を介して、第1ガイド溝56内に進出する進出位置とに移動可能に構成されている。
現像本体カップリング72は、複数の現像カップリング挿通穴50のそれぞれと左右方向に対向するように、各ドラム本体カップリング71の前上側に配置されている。
また、現像本体カップリング72は、左右方向に延びる略円柱形状に形成され、その左端部における外周面には、その全周にわたって、ギア歯が形成されている。また、現像本体カップリング72は、支持板47の右面に回転可能に支持されている。
また、現像本体カップリング72は、モータ70からの駆動力が、図示しないギア列により伝達されるように構成され、かつ、現像カップリング挿通穴50に対して左側に間隔を隔てて対向配置される退避位置と、現像カップリング挿通穴50を介して第1ガイド溝56内に進出する進出位置とに移動可能に構成されている。
現像ギア79は、略円板状に形成され、その外周面には、その全周にわたって、ギア歯が形成されている。そして、現像ギア79は、現像本体カップリング72のギア歯と噛合するように、支持板47の右面に回転可能に支持されている。そして、図示しないギア列から伝達される駆動力は、現像ギア79を介して、現像本体カップリング72に伝達される。
ドラムギア94は、略円板状に形成され、その外周面には、その全周にわたって、ギア歯が形成されている。そして、ドラムギア94は、ドラム本体カップリング71のギア歯と噛合するように、支持板47の右面に回転可能に支持されている。そして、図示しないギア列から伝達される駆動力は、ドラムギア94を介して、ドラム本体カップリング71に伝達される。
(2)右側壁
右側壁42は、図13に示すように、第4フレームの一例としての第2樹脂フレーム100と、第2フレームの一例としてのドラム支持フレーム102とを備えている。
(2−1)第2樹脂フレーム
第2樹脂フレーム100は、図14に示すように、ポリスチレンなどの樹脂から形成され、前後方向に延びる側面視略矩形状の略平板形状に形成されている。また、第2樹脂フレーム100は、その前後上下方向長さが、第1樹脂フレーム45と略同じ長さに形成されている。
また、第2樹脂フレーム100には、その上側部分において、現像電極挿通穴103と、グリッド電極挿通穴104と、ワイヤ電極挿通穴105と、クリーニング配線露出穴106とが形成され、その下側部分において、ベルト電極挿通穴121と、図16に示される第2給紙ボス溝179とが形成されている。
現像電極挿通穴103は、第2樹脂フレーム100の上端部において、前後方向に互いに間隔を隔てて複数、具体的には、4つ形成されている。現像電極挿通穴103は、側面視略円形状に貫通形成され、その内径が、後述する現像ばね部180の外径と略同径に形成されている。
グリッド電極挿通穴104は、第2樹脂フレーム100の上下方向略中央部分において、前後方向に互いに間隔を隔てて複数、具体的には、4つ形成されており、複数の現像電極挿通穴103のそれぞれの後下側に1つずつ配置されている。
また、グリッド電極挿通穴104は、側面視略矩形状に貫通形成され、その内寸が、後述するグリッドばね支持部147の外寸よりも長く形成されている。
ワイヤ電極挿通穴105は、最も後側の現像電極挿通穴103の下側、かつ、最も後側のグリッド電極挿通穴104の前上側に形成され、側面視略矩形状に貫通形成されている。ワイヤ電極挿通穴105の内寸は、後述する第1ワイヤばね部112の外径よりも長く形成されている。
クリーニング配線露出穴106は、ワイヤ電極挿通穴105の前下側、かつ、後側から数えて2番目のグリッド電極挿通穴104の後上側に形成され、側面視略円形状に貫通形成されている。
ベルト電極挿通穴121は、第2樹脂フレーム100の下側部分における前後方向略中央部分において、複数形成されている。ベルト電極挿通穴121は、側面視略矩形状に貫通形成されており、その内寸は、後述するベルトばね支持部151の外径よりも長く形成されている。
第2給紙ボス溝179は、図16に示すように、第2樹脂フレーム100の左面における下側部分において、図11に示される第1樹脂フレーム45の第1給紙ボス溝51と左右方向に対向するように形成されている。第2給紙ボス溝179は、図20に示すように、第2樹脂フレーム100の前端縁から後方へ向かって延びる側面視略コ字状に形成され、第2樹脂フレーム100の左面から右方へ向かって窪むように形成されている。第2給紙ボス溝179の溝幅は、図22に示すように、後述する第2供給ボス185の外径と略同じ長さに形成されている。
また、第2樹脂フレーム100の右面には、図14に示すように、ワイヤばね支持部115と、第1転写ばね支持部122とが一体的に設けられている。
ワイヤばね支持部115は、第2樹脂フレーム100の上側部分における前端部において、ワイヤ電極挿通穴105の後側に間隔を隔てて配置されている。ワイヤばね支持部115は、側面視略十字状に形成され、第2樹脂フレーム100の右面から右方へ向かって突出するように形成されている。ワイヤばね支持部115の上下前後方向長さは、後述する第1ワイヤばね部112の内径と略同じ長さに形成されている。
第1転写ばね支持部122は、第2樹脂フレーム100の下側部分において、前後方向に間隔を隔てて複数、具体的には、4つ設けられている。
第1転写ばね支持部122は、側面視略C字状に形成され、第2樹脂フレーム100の右面から右方へ向かって突出するように形成されている。第1転写ばね支持部122の内径は、後述する第1転写ばね部124の外径と略同径に形成されている。
また、第2樹脂フレーム100の左面には、図16に示すように、第1係合部の一例としての第1突部118と、第1係合部の一例としての第2突部119と、第2係合部の一例としての第3突部120とが一体的に設けられている。
第1突部118および第2突部119は、第2樹脂フレーム100の左面における上側部分において、前後方向に間隔を隔てて対向配置されている。
詳しくは、第1突部118は、第2樹脂フレーム100の上側部分における前端部において、第2樹脂フレーム100の左面から左方へ向かって突出する略円柱形状に形成されている。また、第2突部119は、ワイヤ電極挿通穴105の前下側において、第2樹脂フレーム100の左面から左方へ向かって突出する略円柱形状に形成されている。
第3突部120は、第2樹脂フレーム100の下側部分における前後方向略中央部分、かつ、ベルト電極挿通穴121の上側に設けられ、第2樹脂フレーム100の左面から左方へ向かって突出する略円柱形状に形成されている。
また、第2樹脂フレーム100の右面には、図14に示すように、ワイヤ中継電極107と、転写中継電極123とが支持されている。
ワイヤ中継電極107は、金属などの導電性を有する材料から形成され、第1ワイヤばね部112と、ワイヤ配線部111とを一体的に有している。
第1ワイヤばね部112は、図18に示すように、左右方向に延びる空心コイル状に形成されている。また、第1ワイヤばね部112の左右方向長さは、図15に示すように、ワイヤばね支持部115の左右方向長さよりも長く形成されている。
ワイヤ配線部111は、図14に示すように、第1ワイヤばね部112の左端部から連続して、前方へ向かって延びる線形状に形成されている。
そして、ワイヤ中継電極107は、第1ワイヤばね部112の内部空間にワイヤばね支持部115が挿通されることにより、第2樹脂フレーム100の右面に支持されている。これにより、ワイヤ配線部111の前端部は、図16に示すように、ワイヤ電極挿通穴105を介して左側から露出されている。
なお、ワイヤ中継電極107は、図15に示すように、ワイヤ配線カバー113により、右側から被覆されている。ワイヤ配線カバー113は、ポリスチレンなどからなる樹脂から形成され、側面視略矩形状の略平板形状に形成されている。また、ワイヤ配線カバー113には、ワイヤばね挿通穴114が形成されている。ワイヤばね挿通穴114は、ワイヤ配線カバー113の後端部における上下方向略中央部分において、側面視略円形状に貫通形成されている。
そして、ワイヤ配線カバー113は、ワイヤ中継電極107を右側から被覆するように、第2樹脂フレーム100の右面に固定されている。また、第1ワイヤばね部112の右端部は、ワイヤばね挿通穴114を介して、ワイヤ配線カバー113から右方へ向かって突出している。
転写中継電極123は、図14に示すように、図1に示される複数の転写ローラ20のそれぞれに対応して複数、具体的には、4つ設けられている。転写中継電極123は、金属などの導電性を有する材料から形成され、第1転写ばね部124と、転写配線部125とを一体的に有している。
第1転写ばね部124は、図18に示すように、左右方向に延びる空心コイル状に形成されている。
転写配線部125は、図14に示すように、第1ワイヤばね部112の左端部から連続して、前上方へ向かって延びる線形状に形成されている。
そして、転写中継電極123は、第1転写ばね部124が第1転写ばね支持部122に挿通されるともに、転写配線部125が第2樹脂フレーム100の右面に係止されることにより、第2樹脂フレーム100に支持されている。これにより、転写中継電極123の転写中継電極123の右端部は、図15に示すように、右側から露出されている。
また、転写配線部125の遊端部、すなわち上端部は、図14および図16に示すように、貫通穴81を介して、第2樹脂フレーム100の右面から左面に貫通されており、左側から見て露出されている。
なお、転写中継電極123の転写配線部125は、図13に示すように、転写配線カバー126により、右側から被覆されている。転写配線カバー126は、ポリスチレンなどからなる樹脂から形成され、側面視略矩形状の略平板形状に形成されている。そして、転写配線カバー126は、転写配線部125を右側から被覆するように、第2樹脂フレーム100の右面に固定されている。
また、第2樹脂フレーム100の左面には、図16に示すように、現像電極110と、ワイヤ中継配線108と、クリーニング配線109とが支持されている。
現像電極110は、第2樹脂フレーム100の左面における上端部において、図1に示される複数の現像カートリッジ25のそれぞれに対応するように、前後方向に互いに間隔を隔てて複数、具体的には、4つ形成されている。
また、現像電極110は、金属などの導電性を有する材料から形成され、現像ばね部180と、現像接点部181とを一体的に有している。
現像ばね部180は、現像ばね部180の後端部に設けられており、図18に示すように、左右方向に延びる空心コイル状に形成されている。
現像接点部181は、図16に示すように、現像ばね部180の前端部に設けられ、上下方向に延びる線形状に形成されている。
そして、現像電極110は、現像ばね部180が現像電極挿通穴103に挿通されるように、第2樹脂フレーム100の左面における上端部に支持されている。これにより、現像電極110の現像ばね部180の右端部は、図15に示すように、現像電極挿通穴103を介して、右側から露出されている。
ワイヤ中継配線108は、図16に示すように、金属などの導電性を有する材料から形成され、側面視略L字状に屈曲する線形状に形成されている。詳しくは、ワイヤ中継配線108は、前後方向に延びる第1部分116と、上下方向に延びる第2部分117とを有している。
第1部分116は、上下方向において、複数の現像電極挿通穴103と、複数のグリッド電極挿通穴104との間に配置されている。
第2部分117は、第1部分116の前端部から連続して、下方に向かって屈曲するように形成され、第2樹脂フレーム100の左面における前端部に配置されている。
そして、ワイヤ中継配線108は、第1部分116が、各現像電極挿通穴103の下側において、第2樹脂フレーム100の左面に係止されることにより、第2樹脂フレーム100に固定されている。また、第2部分117の下端部は、貫通穴82を介して、第2樹脂フレーム100の左面から右面に貫通されており、図12に示すように、右側から見て露出されている。
クリーニング配線109は、図16に示すように、金属などの導電性を有する材料から形成され、前後方向に延びる線形状に形成されている。また、クリーニング配線109は、その後端部からクリーニング配線109の前後方向長さに対して略1/3の部分に、接続部127を一体的に有している。
接続部127は、下方に向かって開放される側面視略U字状に形成され、クリーニング配線109を上方に向かって屈曲させた後、下方に向かって折り返すことにより形成されている。
そして、クリーニング配線109は、第2樹脂フレーム100の左面における上下方向略中央部分に配置されている。また、クリーニング配線109は、複数のグリッド電極挿通穴104のそれぞれの前下側において、第2樹脂フレーム100の左面に係止されている。これにより、クリーニング配線109は、第2樹脂フレーム100に固定されている。また、クリーニング配線109の接続部127の上端部は、図14に示すように、クリーニング配線露出穴106を介して右側から露出されている。
また、第2樹脂フレーム100の上端部には、図8に示すように、第2補強板177が別体として設けられている。
第2補強板177は、金属から形成され、前後方向に延びる平面視略矩形状の略平板形状に形成されている。また、第2補強板177には、係合穴178が形成されている。
係合穴178は、第2補強板177の後端縁から、第2補強板177の前後方向長さに対して略1/4の部分に形成されており、平面視略矩形状に貫通形成されている。
また、第2樹脂フレーム100は、図14に示すように、本体ケーシング2を設置したときに設置面と接する複数の脚部158を一体的に有している。複数の脚部158は、具体的には、2つ設けられ、前後方向に互いに間隔を隔てて配置されている。また、脚部158は、第2樹脂フレーム100の下端部から下方へ向かって突出する側面視略矩形状に形成されている。
そして、第2樹脂フレーム100は、側面視において、図1に示される画像形成部4の全体を覆うように形成されている。すなわち、第2樹脂フレーム100は、プリンタ1の右側面を構成する主体的なフレームとして設けられている。
(2−2)ドラム支持フレーム
ドラム支持フレーム102は、図17に示すように、第2樹脂フレーム100を形成するポリスチレンなどの樹脂よりも熱膨張率の小さい、ガラス繊維が含有されるポリカーボネートなどの樹脂から形成され、前後方向に長手の側面視略矩形状の略平板形状に形成されている。
そして、ドラム支持フレーム102は、図13および図20に示すように、第2樹脂フレーム100の左側に配置され、第2樹脂フレーム100の左面における上側部分に固定されている。また、ドラム支持フレーム102は、左右方向に投影されたときに、ドラム支持フレーム102の投影面の全てが、第2樹脂フレーム100の投影面内に含まれるように配置されており、ドラム支持フレーム102の投影面は、第2樹脂フレーム100の投影面における外周縁の内側に位置している。
また、ドラム支持フレーム102は、図17に示すように、第2ドラム案内部135と、第2LED溝136とを有している。
第2ドラム案内部135は、左右方向において、第1樹脂フレーム45の第1ドラム案内部48と対向するように、前後方向に互いに間隔を隔てて複数、具体的には、4つ形成されている。
第2ドラム案内部135は、ドラム支持フレーム102の上端縁から後下方へ向かって窪む側面視略U字状に形成され、図20に示すように、第2樹脂フレーム100の左面から右方へ向かって窪むとともに、第2樹脂フレーム100の右面から右方へ向かって膨出するように形成されている。
また、第2ドラム案内部135は、図17に示すように、前後1対の第2レール部137と、第2湾曲部138と、第2閉鎖部182とを一体的に有している。
前後1対の第2レール部137のそれぞれは、ドラム支持フレーム102の左面から右方へ向かって屈曲するように形成され、前上側と後下側とを結ぶ方向、すなわち後述する着脱方向Xに沿って延びるように形成されている。また、前後1対の第2レール部137は、前後方向において、軸受部材32の外径よりも長い間隔を隔てて対向配置されている。
第2湾曲部138は、前後1対の第2レール部137の下端部を連結するように設けられ、両第2レール部137の下端部から連続して、後下方へ向かって窪む側面視略半円弧形状に形成されている。
また、第2湾曲部138には、第2支持部の一例としての1対の第2位置決め凸部141が一体的に設けられている。1対の第2位置決め凸部141は、第2湾曲部138の周方向に互いに間隔を隔てて設けられており、第2湾曲部138の内周面から、第2湾曲部138の径方向内方へ向かって突出する側面視略矩形状に形成されている。
具体的には、後側の第2位置決め凸部141は、第2湾曲部138の内周面における後下端部から前上方へ向かって突出するように形成され、前側の第2位置決め凸部141は、第2湾曲部138の内周面における前下端部から後上方へ向かって突出するように形成されている。また、1対の第2位置決め凸部141は、図6に示すように、左右方向に投影したときに、1対の第1位置決め凸部61のそれぞれと一致するように配置されている。
第2閉鎖部182は、前後1対の第2レール部137の右端部および第2湾曲部138の右端部を連結するように設けられている。
そして、前側の第2レール部137の後面、後側の第2レール部137の前面、第2湾曲部138の内周面および第2閉鎖部182の左面により、第2フレーム案内溝の一例としての第2ガイド溝139が区画されている。
また、第2ドラム案内部135には、シャフト嵌合溝142が形成されている。
シャフト嵌合溝142は、図17に示すように、第2閉鎖部182の前後方向略中央部分において、第2閉鎖部182の上端縁から後下方へ向かって窪む側面視略U字状に形成されている。また、シャフト嵌合溝142は、第2閉鎖部182の左面から右方へ向かって窪み、かつ、第2閉鎖部182の右面から右方へ向かって膨出するように形成されている。そのため、シャフト嵌合溝142は、複数の現像電極110のそれぞれの前側に配置されている。
また、シャフト嵌合溝142の後壁には、図21に示すように、導電部材露出口143と、現像電極露出穴144とが形成されている。
導電部材露出口143は、シャフト嵌合溝142の後壁における下端部に形成され、前後方向に貫通形成されている。
現像電極露出穴144は、シャフト嵌合溝142の後壁における導電部材露出口143の上側において、図16に示される現像電極110に対応して、前後方向に貫通形成されている。また、現像電極110の現像接点部181は、現像電極露出穴144を介して前側から露出されている。
第2LED溝136は、左右方向において第1樹脂フレーム45の第1LED溝54と対向するように、複数の第2ドラム案内部135のそれぞれの前側に1つずつ形成され、前後方向に間隔を隔てて複数、具体的には、4つ形成されている。
第2LED溝136は、図17に示すように、ドラム支持フレーム102の上端縁から下方へ向かって窪む側面視略コ字状に形成され、ドラム支持フレーム102の左面から右方へ向かって窪み、かつ、ドラム支持フレーム102の右面から右方へ向かって膨出するように形成されている。
また、第2LED溝136には、図21に示すように、その前壁の下端部において、挟持部205が支持されており、その後壁の下端部には、揺動部開口183が形成されている。
また、ドラム支持フレーム102には、図17に示すように、第2被係合部の一例としての第1嵌合穴128と、第2被係合部の一例としての第2嵌合穴129と、第1被係合部の一例としての第3嵌合穴130とが形成されている。
第1嵌合穴128および第2嵌合穴129は、前後方向において互いに間隔を隔てて形成されている。
詳しくは、第1嵌合穴128は、ドラム支持フレーム102の前端部における上下方向略中央部分において、前後方向に延びる側面視略楕円形状に貫通形成されている。
第1嵌合穴128は、図22に示すように、その上下方向長さが、第1突部118の外径と略同じ長さに形成され、その前後方向長さが第1突部118の外径よりも長く形成されている。そして、第1嵌合穴128には、第1突部118が挿通されている。
第2嵌合穴129は、図17に示すように、ドラム支持フレーム102の後端部における上下方向略中央部分において、前後方向に延びる側面視略楕円形状に貫通形成されている。
第2嵌合穴129は、図22に示すように、その上下方向長さが、第2突部119の外径と略同じ長さに形成され、その前後方向長さが第2突部119の外径よりも長く形成されている。そして、第2嵌合穴129には、第2突部119が挿通されている。
第3嵌合穴130は、図17に示すように、ドラム支持フレーム102の下側部分における前後方向略中央部分において、上下方向に延びる側面視略楕円形状に貫通形成されている。つまり、第3嵌合穴130は、前後方向において、第1嵌合穴128と第2嵌合穴129との間に配置されている。
第3嵌合穴130は、図22に示すように、その上下方向長さが、第3突部120の外径よりも長く形成され、その前後方向長さが第3突部120の外径と略同じ長さに形成されている。そして、第3嵌合穴130には、第3突部120が挿通されている。
また、ドラム支持フレーム102には、図17に示すように、第2供給位置決め部145と、第2定着位置決め部146と、鉤状部176とが一体的に設けられている。
第2供給位置決め部145は、ドラム支持フレーム102の前端部における上下方向略中央部分から前方へ向かって突出する側面視略矩形状に形成されている。
第2定着位置決め部146は、ドラム支持フレーム102の後端部における上下方向略中央部分から後方へ向かって突出する側面視略矩形状に形成されている。
鉤状部176は、図23に示すように、ドラム支持フレーム102の上端部から右方へ向かって突出する略平板形状に形成され、その右端部は、上方に向かって屈曲する断面鉤状に形成されている。そして、鉤状部176の右端部は、第2補強板177の係合穴178に下側から係合している。
また、ドラム支持フレーム102には、図16に示すように、その右面において、グリッドばね支持部147と、クリーニングばね支持部148と、ワイヤばね支持部149と、第2転写ばね支持部150と、複数のベルトばね支持部151と、第2露光位置決め部の一例としての第2LED位置決め部材187とが設けられている。
グリッドばね支持部147は、ドラム支持フレーム102の右面における上下方向略中央部分において、前後方向に互いに間隔を隔てて、複数、具体的には、4つ並列配置されている。
グリッドばね支持部147は、ドラム支持フレーム102の右面から右方に向かって突出する略円筒形状に形成され、その内径が、後述するグリッドばね部164の外径と略同径に形成されている。
また、ドラム支持フレーム102において、グリッドばね支持部147の左端面に対応する部分には、図17に示すように、グリッド電極露出穴131が形成されている。グリッド電極露出穴131は、後述する着脱方向Xに延びる側面視略矩形状に貫通形成されている。
そして、グリッドばね支持部147の右端部は、図15に示すように、対応するグリッド電極挿通穴104に挿通されている。
クリーニングばね支持部148は、図18に示すように、複数のグリッドばね支持部147のそれぞれの前下側に僅かに間隔を隔てて設けられている。
クリーニングばね支持部148は、ドラム支持フレーム102の右面から右方に向かって突出する略円筒形状に形成され、その内径が、後述するクリーニングばね部166の外径と略同径に形成されている。クリーニングばね支持部148の左右方向長さは、グリッドばね支持部147の左右方向長さよりも短く形成されている。
また、ドラム支持フレーム102において、クリーニングばね支持部148の左端面に対応する部分には、図17に示すように、クリーニング電極露出穴132が形成されている。クリーニング電極露出穴132は、グリッド電極露出穴131の前下側に形成され、後述する着脱方向Xに延びる側面視略矩形状に貫通形成されている。
そして、クリーニングばね支持部148の右端部は、図18に示すように、第2樹脂フレーム100の左面に支持されるクリーニング配線109と左右方向に僅かな間隔を隔てて対向配置されている。
ワイヤばね支持部149は、複数のグリッドばね支持部147のそれぞれの前上側に間隔を隔てて設けられている。ワイヤばね支持部149は、ドラム支持フレーム102の右面から右方に向かって突出する略円筒形状に形成され、その内径が、後述する第2ワイヤばね部159の外径と略同径に形成されている。
また、ドラム支持フレーム102において、ワイヤばね支持部149の左端面に対応する部分には、図17に示すように、ワイヤ電極露出穴140が形成されている。ワイヤ電極露出穴140は、クリーニング電極露出穴132の前上側において、側面視略円形状に貫通形成されている。
第2転写ばね支持部150は、図18に示すように、複数のクリーニングばね支持部148のそれぞれの前下側に間隔を隔てて設けられている。
第2転写ばね支持部150は、ドラム支持フレーム102の右面から右方に向かって突出する略円筒形状に形成され、その内径が、後述する第2転写ばね部168の外径と略同径に形成されている。また、第2転写ばね支持部150の左右方向長さは、クリーニングばね支持部148の左右方向長さと略同じ長さに形成されている。
また、ドラム支持フレーム102において、第2転写ばね支持部150の左端面に対応する部分には、図17に示すように、転写電極露出穴133が形成されている。転写電極露出穴133は、上下方向に延びる側面視略矩形状に貫通形成されている。
そして、第2転写ばね支持部150の右端部は、図18に示すように、第2樹脂フレーム100に対して左側に配置される転写配線部125の遊端部と、左右方向に僅かな間隔を隔てて対向配置されている。
複数のベルトばね支持部151は、具体的に、3つ設けられ、ドラム支持フレーム102の右面における下端部において、最も前側の第2転写ばね支持部150の後下側に間隔を隔てて設けられている。
ベルトばね支持部151は、ドラム支持フレーム102の右面から右方に向かって突出する略円筒形状に形成され、その内径が、後述するベルトばね部170の外径と略同径に形成されている。また、ベルトばね支持部151の左右方向長さは、グリッドばね支持部147の左右方向長さと略同じ長さに形成されている。
また、ドラム支持フレーム102において、ベルトばね支持部151の左端面に対応する部分には、図17に示すように、ベルトクリーニング電極露出穴134が形成されている。ベルトクリーニング電極露出穴134は、第3嵌合穴130の下側に間隔を隔てて形成され、上下方向に延びる側面視略矩形状に貫通形成されている。
そして、ベルトばね支持部151の右端部は、図15に示すように、対応するベルト電極挿通穴121に挿通されている。
第2LED位置決め部材187は、複数のLEDユニット12のそれぞれに対応するように、前後方向に間隔を隔てて複数、具体的には、4つ設けられている。第2LED位置決め部材187は、図21に示すように、ドラム支持フレーム102の右面において、複数の第2LED溝136のそれぞれの後側に1つずつ支持されている。
第2LED位置決め部材187は、揺動軸188と、揺動部189とを備えている。
揺動軸188は、左右方向に延びる略円柱形状に形成され、挟持部205の後上側において、相対回転不能に支持されている。揺動部189は、下方に向かうに従って幅広となる側面視略扇状に形成されている。
そして、揺動部189は、その上端部が揺動軸188に相対回転可能に支持されることにより揺動可能に設けられている。また、揺動部189は、常には、図示しないばね部材により、第2LED溝136の揺動部開口183を介して、揺動部189の前端部と挟持部205の後端部とが接触するように、左側面視反時計回りに付勢されている。
また、ドラム支持フレーム102には、図19に示すように、グリッド電極154と、クリーニング電極155と、ワイヤ電極153と、転写電極156と、複数のベルトクリーニング電極157とが支持されている。なお、グリッド電極154、クリーニング電極155およびワイヤ電極153は、電極部材の一例である。
グリッド電極154は、金属などの導電性を有する材料から形成され、グリッドばね部164と、グリッド接点部163とを一体的に有している。
グリッドばね部164は、左右方向に延びる空心コイル状に形成され、その左右方向長さが、グリッドばね支持部147の左右方向長さよりも長く形成されている。
グリッド接点部163は、グリッドばね部164の左端部から連続して、左方へ向かって突出する略円環形状に形成されている。
そして、グリッド電極154は、図18に示すように、グリッドばね部164が対応するグリッドばね支持部147に挿通されるとともに、図22に示すように、グリッド接点部163が対応するグリッド電極露出穴131に挿通されることにより、ドラム支持フレーム102に支持されている。これにより、ベルトクリーニング電極157のグリッドばね部164の右端部は、図15に示すように、右側から露出されている。
クリーニング電極155は、図19に示すように、金属などの導電性を有する材料から形成され、クリーニングばね部166と、クリーニング接点部165とを一体的に有している。
クリーニングばね部166は、左右方向に延びる空心コイル状に形成され、その左右方向長さが、クリーニングばね支持部148の左右方向長さよりも僅かに長く形成されている。
クリーニング接点部165は、クリーニングばね部166の左端部から連続して、左方へ向かって突出する略円環形状に形成されている。
そして、クリーニング電極155は、図18に示すように、クリーニングばね部166が対応するクリーニングばね支持部148に挿通されるとともに、図22に示すように、クリーニング接点部165が対応するクリーニング電極露出穴132に挿通されることにより、ドラム支持フレーム102に支持されている。これにより、クリーニング電極155のクリーニングばね部166の右端部は、図18に示すように、クリーニング配線109に接触されている。
ワイヤ電極153は、図19に示すように、金属などの導電性を有する材料から形成され、第2ワイヤばね部159と、端子部160とを備えている。
第2ワイヤばね部159は、左右方向に延びる空心コイル状に形成され、その左右方向長さが、対応するワイヤばね支持部149の左右方向長さよりも僅かに長く形成されている。
端子部160は、図19に示すように、金属などの導電性を有する材料から形成され、軸部161と、鍔部162とを有している。軸部161は、左右方向に延びる略円柱形状に形成され、鍔部162は、軸部161の外周面における左右方向略中央部分から軸部161の径方向外方へ延びる略円板形状に形成されている。そして、端子部160は、軸部161の右側部分が軸部161の内部空間に左側から挿入されることにより、ワイヤ電極153の左端部に設けられている。
そして、ワイヤ電極153は、図18に示すように、第2ワイヤばね部159が対応するワイヤばね支持部149に挿通されるとともに、図22に示すように、端子部160の軸部161が対応するワイヤ電極露出穴140に挿通されることにより、ドラム支持フレーム102に支持されている。これにより、最も後側のワイヤ電極153の第2ワイヤばね部159の右端部は、ワイヤ中継電極107のワイヤ配線部111に接触されている。
また、その他のワイヤ電極153の第2ワイヤばね部159の右端部は、図18に示すように、第2ワイヤ中継配線108の第1部分116に接触されている。
転写電極156は、図19に示すように、金属などの導電性を有する材料から形成され、第2転写ばね部168と、転写接点部167とを一体的に有している。
第2転写ばね部168は、左右方向に延びる空心コイル状に形成され、その左右方向長さが、第2転写ばね支持部150の左右方向長さよりも僅かに長く形成されている。
転写接点部167は、第2転写ばね部168の左端部から連続して、左方へ向かって突出する略円環形状に形成されている。
そして、転写電極156は、図18に示すように、第2転写ばね部168が対応する第2転写ばね支持部150に挿通されるとともに、図22に示すように、転写接点部167が対応する転写電極露出穴133に挿通されることにより、ドラム支持フレーム102に支持されている。これにより、転写電極156の第2転写ばね部168の右端部は、図18に示すように、転写中継電極123の転写配線部125に接触されている。
また、転写電極156は、転写接点部167の左端部が、転写ローラ20と電気的に接続される図示しない転写ローラ電極と接触することにより、転写ローラ20と電気的に接続されている。
複数のベルトクリーニング電極157は、具体的には、3つ設けられている。また、複数のベルトクリーニング電極157のそれぞれは、図19に示すように、金属などの導電性を有する材料から形成され、ベルトばね部170と、ベルト接点部169とを一体的に有している。
ベルトばね部170は、左右方向に延びる空心コイル状に形成され、その左右方向長さが、ベルトばね支持部151の左右方向長さよりも長く形成されている。
ベルト接点部169は、ベルトばね部170の左端部から連続して、左方へ向かって突出する略円環形状に形成されている。
そして、ベルトクリーニング電極157は、図18に示すように、ベルトばね部170が対応するベルトばね支持部151に挿通されるとともに、図22に示すように、ベルト接点部169が対応するベルトクリーニング電極露出穴134に挿通されることにより、ドラム支持フレーム102に支持されている。これにより、ベルトクリーニング電極157のベルトばね部170の右端部は、図15に示すように、右側から露出されている。
また、ベルトクリーニング電極157は、ベルト接点部169の左端部が、図1に示されるベルトクリーニングユニット29に設けられる図示しないベルトユニット電極と接触することにより、図1に示されるベルトクリーニングユニット29と電気的に接続されている。
(2−3)金属プレート
また、ドラム支持フレーム102の右面における下側部分には、図19に示すように、プレートの一例としての金属プレート101が固定されている。
金属プレート101は、金属から形成され、前後方向に延びる側面視略矩形状の略平板形状に形成されている。
また、金属プレート101には、複数の突部171が一体的に設けられている。複数の突部171は、具体的には、4つ設けられ、金属プレート101の左面において、前後方向に互いに間隔を隔てて設けられている。
突部171は、金属プレート101の左面から左方へ向かって突出するように形成され、平面視略矩形状に形成されている。
また、金属プレート101には、導電部材172が支持されている。
導電部材172は、金属などの導電性を有する材料から形成され、コイル部173と、シャフト接触部174とを一体的に有している。
コイル部173は、左右方向に延びる空心コイル状に形成されている。
シャフト接触部174は、コイル部173の左端部から連続して前上方に向かって延びる線形状に形成されている。
そして、導電部材172は、コイル部173に金属プレート101の突部171が挿通されることにより、金属プレート101に支持されている。
また、導電部材172は、図20に示すように、金属プレート101とドラム支持フレーム102との間に配置されており、ドラム支持フレーム102のシャフト嵌合溝142の後下側に配置されている。導電部材172のシャフト接触部174は、シャフト嵌合溝142の導電部材露出口143を介して、シャフト嵌合溝142内に位置している。
(2−4)電源基板
また、右側壁42には、図13に示すように、第2樹脂フレーム100の右側において、基板の一例としての電源基板175が設けられている。
電源基板175は、変圧器、蓄電器などを備えた電気回路基板であり、図示しない入力電源から供給された電圧を変圧器により増幅し、増幅した電圧を蓄電器に蓄電し、または、各電極および各配線へ給電するように構成されている。
そして、電源基板175は、第2樹脂フレーム100の右面に固定されている。
これにより、第1ワイヤばね部112、現像ばね部180、グリッドばね部164、第1ワイヤばね部112、複数のベルトばね部170および第1転写ばね部124は、それらの右端部が電源基板175の左面に接触されることにより、電源基板175と電気的に接続されている。
また、第2ワイヤ中継配線108は、第2部分117の下端部が電源基板175の左面に接触されることにより、電源基板175と電気的に接続されている。
また、クリーニング配線109は、接続部127がクリーニング配線露出穴106を介して、電源基板175に支持される図示しないクリーニング中継電極に接触されることにより、電源基板175と電気的に接続されている。
(3)補強部
補強部43は、図8に示すように、複数の端部架設部210と、複数のパイプ部211とを備えている。
複数の端部架設部210は、具体的には、4つ設けられ、左側壁41と右側壁42との各端部すなわち、側面視における四隅を連結するように設けられている。また、複数の端部架設部210は、左側壁41および右側壁42の前上端部間を架設する第1架設部212と、左側壁41および右側壁42の後上端部間を架設する第2架設部213と、左側壁41および右側壁42の前下端部間を架設する第3架設部214と、左側壁41および右側壁42の後下端部間を架設する第4架設部215とを備えている。
第1架設部212および第2架設部213のそれぞれは、金属から形成され、左右方向に延びる断面略L字状に形成されている。
また、第1架設部212は、その左右両端部のそれぞれが、左側壁41および右側壁42における前端縁上端部および上端縁前端部からなる側面視略L字状の部分に固定されている。
また、第2架設部213は、その左右両端部のそれぞれが、左側壁41および右側壁42における後端縁上端部および上端縁後端部からなる側面視略L字状の部分に固定されている。
第3架設部214は、金属から形成され、左右方向に延びる略平板形状に形成されている。また、第3架設部214は、その左右両端部のそれぞれが、左側壁41および右側壁42における下端縁前端部に固定されている。
第4架設部215は、金属から形成され、左右方向に延びる断面略C字状に形成されている。また、第4架設部215は、図5に示すように、その左右両端部のそれぞれが、左側壁41および右側壁42における後下端部に固定されている。
複数のパイプ部211は、前後方向および上下方向のそれぞれにおいて、互いに間隔を隔てて対向配置され、第1連結部の一例としての第1パイプ部83と、第2連結部の一例としての第2パイプ部84とを備えている。
第1パイプ部83および第2パイプ部84のそれぞれは、金属から形成され、左右方向に延びる略円柱形状に形成されている。
そして、第1パイプ部83は、図7に示すように、その左端部が、最も前側の第1ドラム案内部48の下側において、左側壁41の第1樹脂フレーム45における右面に固定され、その右端部が、図19に示すように、金属プレート101の前端部の下側において、右側壁42の第2樹脂フレーム100における左面に固定されている。
つまり、第1パイプ部83は、図7および図19に示すように、第1樹脂フレーム45の右面における前下側部分と、第2樹脂フレーム100の左面における前下側部分との間に架設されている。
また、第2パイプ部84は、図7に示すように、その左端部が、最も後側の第1ドラム案内部48の後側において、左側壁41の第1樹脂フレーム45における右面に固定され、その右端部が、図19に示すように、金属プレート101の後端部の上側において、右側壁42の第2樹脂フレーム100における左面に固定されている。
つまり、第2パイプ部84は、図7および図19に示すように、第1樹脂フレーム45の右面における後上側部分と、第2樹脂フレーム100の左面における後上側部分との間に架設されている。
また、金属プレート101は、図19に示すように、前後方向において、第1パイプ部83と第2パイプ部84との間に配置され、かつ、上下方向において、第1パイプ部83と第2パイプ部84との間に配置されている。
(4)LEDユニット、給紙ユニットおよび定着ユニット
(4−1)LEDユニット
LEDユニット12は、図6に示すように、LEDアレイ216と、LEDアレイ216を支持するLEDフレーム217とを備えている。
LEDアレイ216は、LEDユニット12の下端部に配置されている。LEDアレイ216は、左右方向に延びる略平板状に形成され、左右方向に並列配置される多数のLEDを一体的に保持している。
LEDフレーム217は、LEDアレイ216の下側に配置されている。LEDフレーム217は、左右方向に延びる正面視略矩形状に形成されている。LEDフレーム217は、その下端部において、LEDアレイ216を支持している。
また、LEDフレーム217には、1対のLED突出部218が設けられている。
LED突出部218は、図12および図21に示すように、LEDフレーム217の左右両端部のそれぞれに設けられ、LEDフレーム217の左右両端面のそれぞれから左右方向外方へ向かって突出する略平板形状に形成されている。LED突出部218は、断面形状の上下方向に延びるように形成されている。
そして、LEDユニット12は、そのLEDフレーム217の上端部がトップカバー6の下面に固定されることにより、トップカバー6に支持されている。そのため、LEDユニット12は、トップカバー6の揺動に伴って、上下方向に移動される。
(4−2)給紙ユニット
給紙ユニット36は、給紙フレーム219を備えている。
給紙フレーム219は、上下方向に延びる側面視略矩形状の略ボックス形状に形成され、その内部において、ピックアップローラ8、分離ローラ58、給紙ローラ9およびレジストローラ10を支持している。
また、給紙フレーム219には、1対の第1供給ボス184と、1対の第2供給ボス185とが設けられている。
第1供給ボス184は、図11および図22に示すように、給紙フレーム219の左右両端部のそれぞれに設けられ、給紙フレーム219の左右両端面における上側部分のそれぞれから左右方向外方へ向かって突出する略円柱形状に形成されている。
第2供給ボス185は、給紙フレーム219の左右両端面において、第1供給ボス184の下側に間隔を隔てて設けられ、給紙フレーム219の左右両端面のそれぞれから左右方向外方へ向かって突出する略円柱形状に形成されている。
そして、給紙ユニット36は、左側壁41および右側壁42の前端部間に配置されている。
また、左側の第1供給ボス184は、図11に示すように、第1樹脂フレーム45の第1給紙ボス穴52に挿通され、金属フレーム46の第1供給位置決め部63に前側から当接するとともに、左側の第2供給ボス185は、第1樹脂フレーム45の第1給紙ボス溝51に嵌合され、第1給紙ボス溝51の後端部に前側から当接している。
また、右側の第1供給ボス184は、図22に示すように、ドラム支持フレーム102の第2供給位置決め部145に前側から当接するとともに、左側の第2供給ボス185は、第2樹脂フレーム100の第2給紙ボス溝179に嵌合され、第2給紙ボス溝179の後端部に前側から当接している。
これにより、給紙ユニット36は、その左右両端部がそれぞれ前後方向において位置決めされ、左側壁41および右側壁42のそれぞれに対して後方に向かって移動することが規制されている。
(4−3)定着ユニット
定着ユニット14は、定着フレーム220を備えている。
定着フレーム220は、側面視略矩形状の略ボックス形状に形成され、その内部において、加熱ローラ21および加圧ローラ22を支持している。
また、定着フレーム220には、1対の定着ボス186が設けられている。
定着ボス186は、図11および図22に示すように、定着フレーム220の左右両端部のそれぞれに設けられ、定着フレーム220の左右両端面における略中央部分のそれぞれから左右方向外方へ向かって突出する略杆状に形成されている。
そして、定着ユニット14は、左側壁41および右側壁42の後端部間に配置されている。
また、左側の定着ボス186は、図11に示すように、第1樹脂フレーム45の第1定着ボス穴53に挿通され、金属フレーム46の第1定着位置決め部64に後側から当接している。
また、右側の定着ボス186は、図22に示すように、ドラム支持フレーム102の第2定着位置決め部146に後側から当接している。
これにより、定着ユニット14は、その左右両端部がそれぞれ前後方向において位置決めされ、左側壁41および右側壁42のそれぞれに対して前方に向かって移動することが規制されている。
4.本体ケーシングに対するプロセスカートリッジの着脱動作
プロセスカートリッジ11を本体ケーシング2に装着するには、トップカバー6を図示しない開放位置に配置して、本体開口部5を開放する。
そして、プロセスカートリッジ11を、図11および図22に示すように、左側の軸受部材32が対応する第1ガイド溝56に嵌合されるとともに、図3(a)に示される右側の軸受部材32が対応する第2ガイド溝139に嵌合されるように、上側から挿入する。
そうすると、プロセスカートリッジ11は、左側の軸受部材32が第1レール部90に、右側の軸受部材32が第2レール部137にそれぞれガイドされることにより、着脱方向Xに沿って、後下方へ向かって移動される。つまり、第1ガイド溝56および第2ガイド溝139は、プロセスカートリッジ11の本体ケーシング2に対する着脱をガイドする。
そして、左側の軸受部材32が第1湾曲部91に、右側の軸受部材32が第2湾曲部138に到達すると、プロセスカートリッジ11のそれ以上の移動が規制され、プロセスカートリッジ11が所定の装着位置に配置される。
このとき、左側の軸受部材32は、前側の第1位置決め凸部61に前下側から当接されるともに、後側の第1位置決め凸部61に後下側から当接される。
また、右側の軸受部材32は、前側の第2位置決め凸部141に前下側から当接されるともに、後側の第2位置決め凸部141に後下側から当接される。
これにより、感光ドラム15は、その左端部、すなわち左側のフランジ部材191が、左側の軸受部材32を介して1対の第1位置決め凸部61に支持され、その右端部、すなわち右側のフランジ部材191が、右側の軸受部材32を介して1対の第2位置決め凸部141に支持される。
このとき、シャフト193の右端部は、図24に示すように、シャフト嵌合溝142の最深部に嵌合されており、導電部材172のシャフト接触部174に後側から接触されている。そのため、シャフト193は、導電部材172を介して、金属プレート101に電気的に接続される。
また、現像電極部材201の受電部202は、図20に示すように、現像電極露出穴144と前後方向に対向配置され、現像電極露出穴144を介して、現像電極110の現像接点部181に後側から接触されている。これにより、受電部202と現像電極110とが、電気的に接続される。
また、図22に示すように、カートリッジ側グリッド電極95と、グリッド電極154のグリッド接点部163とが、接触して電気的に接続される。
また、カートリッジ側クリーナ電極97と、クリーニング電極155のクリーニング接点部165とが、接触して電気的に接続される。
また、カートリッジ側ワイヤ電極96と、ワイヤ電極153の軸部161とが、接触して電気的に接続される。
そのため、画像形成動作時において、電源基板175からの電力が、現像ローラ16、供給ローラ27、帯電ワイヤ33、グリッド34およびクリーニングローラ35のそれぞれに供給される。
次いで、図1に示すように、トップカバー6を図示しない開放位置から閉鎖位置に移動させて、本体開口部5を閉鎖する。
このとき、LEDユニット12がトップカバー6の移動に伴って、上側から下側へ向かって移動される。
そうすると、LEDフレーム217の左側のLED突出部218が、図12に示すように、挟持部69と揺動部67の頭部77との間に上側から進入し、揺動部67が図示しないばね部材の付勢力に抗して、右側面視時計回りに回動される。これにより、左側のLED突出部218が、挟持部69と揺動部67の頭部77との間に挟持され、前後方向において位置決めされる。
また、LEDフレーム217の右側のLED突出部218が、図21に示すように、挟持部205と揺動部189との間に上側から進入し、揺動部189が図示しないばね部材の付勢力に抗して、左側面視反時計回りに回動される。これにより、右側のLED突出部218が、挟持部205と揺動部189との間に挟持され、前後方向において位置決めされる。
つまり、LEDユニット12は、図12および図21に示すように、その左端部、すなわち左側のLED突出部218が第1LED位置決め部材66により、前後方向において位置決めされるとともに、その右端部、すなわち右側のLED突出部218が第2LED位置決め部材187により、前後方向において位置決めされる。
また、ドラム本体カップリング71および現像本体カップリング72のそれぞれは、進出位置に配置される。これにより、ドラム本体カップリング71は、左側のフランジ部材191のカップリング嵌合部192に相対回転不能に連結され、現像本体カップリング72は、現像カップリング197の結合凹部199に相対回転不能に嵌合する。そして、画像形成動作時において、モータ70から回転駆動力が、左側のフランジ部材191および現像カップリング197のそれぞれに伝達される。
以上によって、プロセスカートリッジ11の本体ケーシング2に装着動作が完了する。
なお、上記の手順と逆の手順により、プロセスカートリッジ11を本体ケーシング2から離脱させることができる。
5.作用効果
(1)プリンタ1では、図11および図22に示すように、複数の感光ドラム15の左端部、すなわち軸線方向一方側端部のそれぞれが、金属から形成される金属フレーム46に支持され、複数の感光ドラム15の右端部、すなわち軸線方向他方側端部のそれぞれが、樹脂から形成されるドラム支持フレーム102に支持されている。
しかるに、感光ドラム15の左端部には、ドラム本体カップリング71を介して、モータ70からの駆動力が入力される。
そのため、感光ドラム15の左端部を支持するフレームの剛性が十分でない場合、感光ドラム15の左端部の本体ケーシング2に対する位置決め精度を十分に図れず、さらには、複数の感光ドラム15のそれぞれの相対的な位置関係、すなわちドラムピッチを一定に保つことができない場合がある。
一方、プリンタ1では、金属フレーム46が金属から形成されるので、金属フレーム46の剛性を確保することができ、複数の感光ドラム15の左端部における相対的な位置関係を精度よく保つことができる。
一方、感光ドラム15の右端部には駆動力が入力されないので、感光ドラム15の右端部を支持するドラム支持フレーム102にかかる負荷は、金属フレーム46にかかる負荷よりも小さい。そのため、ドラム支持フレーム102が、金属と比較して剛性の低い樹脂から形成されていても、複数の感光ドラム15の右端部における相対的な位置関係を精度よく保つことができる。
その結果、複数の感光ドラム15の相対的な位置関係を一定に保つことができながら、材料コストの低減および軽量化を図ることができる。
(2)また、ドラム支持フレーム102は、図18に示すように、現像カートリッジ25と電気的に接続される電極、具体的には、グリッド電極154、クリーニング電極155、ワイヤ電極153、転写電極156および複数のベルトクリーニング電極157を支持している。
つまり、樹脂から形成されるドラム支持フレーム102に、複数の電極が支持されているので、ドラム支持フレーム102と、複数の電極とを電気的に絶縁するための構成を別途設ける必要がなく、ドラム支持フレーム102または電極の構成を簡略化でき、また、複数の電極の配置の自由度の向上を図ることができる。
(3)また、本体ケーシング2は、図10に示すように、樹脂から形成され、金属フレーム46を支持するように構成される第1樹脂フレーム45を備えている。そして、金属フレーム46は、左右方向すなわち軸線方向に投影したときに、金属フレーム46の投影面が第1樹脂フレーム45の投影面内に含まれるように配置されている。
つまり、第1樹脂フレーム45は、金属フレーム46よりも大きく形成されている。
そのため、金属から形成される金属フレーム46が、樹脂から形成される第1樹脂フレーム45に支持されているので、複数の感光ドラム15の左端部、すなわち軸線方向一方側端部を支持する金属フレーム46のみを金属から形成し、プリンタ1の主体的なフレームとなる部分、すなわち第1樹脂フレーム45を樹脂から形成することができる。
その結果、複数の感光ドラム15のそれぞれの相対的な位置関係を一定に保つことができながら、材料コストのさらなる低減、および、さらなる軽量化を図ることができる。
(4)また、左側壁41の第1樹脂フレーム45の左面には、図9に示すように、支持板47が設けられている。支持板47は、モータ70と、ドラム本体カップリング71とを備えている。
つまり、第1樹脂フレーム45が、その左面において、金属フレーム46を支持するとともに、支持板47を支持している。
そのため、モータ70およびドラム本体カップリング71と、感光ドラム15の左側のフランジ部材191との相対的な位置関係を一定に保つことができる。
その結果、モータ70からの駆動力を、ドラム本体カップリング71を介して、感光ドラム15の左側のフランジ部材191に確実に伝達することができる。
(5)また、複数の感光ドラム15のそれぞれは、図1に示すように、ドラムカートリッジ24に支持されており、本体ケーシング2に対して着脱可能である。
そのため、感光ドラム15が寿命を迎えた場合において、寿命を迎えた感光ドラム15を備えるドラムカートリッジ24のみを交換することができる。
その結果、複数の感光ドラム15が本体ケーシング2に対して着脱不能に構成されている場合と比較して、ランニングコストの低減を図ることができる。
(6)また、金属フレーム46には、図11に示すように、感光ドラム15の左側のフランジ部材191を、軸受部材32を介して支持する1対の第1位置決め凸部61が設けられている。
また、ドラム支持フレーム102には、図22に示すように、感光ドラム15の右側のフランジ部材191を、軸受部材32を介して支持する1対の第2位置決め凸部141が設けられている。
そして、第1位置決め凸部61と第2支持部とは、図6に示すように、左右方向に投影したときに、互いに一致するように設けられている。
そのため、感光ドラム15を有するプロセスカートリッジ11が本体ケーシング2に装着された状態において、感光ドラム15の左端部と右端部とを、左右方向において互いに一致するように配置できる。
その結果、複数の感光ドラム15の相対的な位置関係を確実に一定に保つことができる。
(7)また、ドラム支持フレーム102には、図22に示すように、感光ドラム15を有するプロセスカートリッジ11が本体ケーシング2に対して着脱されるときに、感光ドラム15の右側のフランジ部材191を、軸受部材32を介して案内する第2ガイド溝139が形成されている。
そのため、プロセスカートリッジ11の本体ケーシング2に対する円滑な着脱動作を確保することができる。
また、第2ガイド溝139は、樹脂から形成されるドラム支持フレーム102に形成されているので、第2ガイド溝139を有するドラム支持フレーム102は、樹脂から一体成形することができる。
そのため、ドラム支持フレーム102を成形した後、第2ガイド溝139を形成する場合と比較して、第2ガイド溝139を容易に形成でき、製造コストの低減を図ることができる。
(8)また、第1樹脂フレーム45には、図11に示すように、感光ドラム15を有するプロセスカートリッジ11が本体ケーシング2に対して着脱されるときに、感光ドラム15の左側のフランジ部材191を、軸受部材32を介して案内する第1ガイド溝56が形成されている。
つまり、感光ドラム15の左側のフランジ部材191が第1ガイド溝56にガイドされ、感光ドラム15の右側のフランジ部材191が第2ガイド溝139にガイドされる。
そのため、プロセスカートリッジ11の本体ケーシング2に対するより一層円滑な着脱動作を確保することができる。
また、第1ガイド溝56は、樹脂から形成される第1樹脂フレーム45に形成されているので、第1ガイド溝56を有する第1樹脂フレーム45は、樹脂から一体成形することができる。
そのため、第1ガイド溝56を容易に形成でき、製造コストの低減を図ることができる。
(9)また、金属フレーム46には、図10に示すように、左右方向に投影したときに、第1ガイド溝56の端縁を囲むように形成されるフレーム開口部60が形成されている。
そのため、金属フレーム46のフレーム開口部60が、軸線方向から見て、第1ガイド溝56の端縁を囲むように形成されているので、第1ガイド溝56の周囲には、金属フレーム46が配置されている。
そのため、金属フレーム46を支持する第1樹脂フレーム45の第1ガイド溝56の周囲を金属フレーム46で補強することができ、第1樹脂フレーム45の変形を抑制できる。
(10)また、第1位置決め凸部61は、図11に示すように、その遊端部が、左右方向に投影したときに第1ガイド溝56の内側に位置するように配置されている。
そのため、感光ドラム15を有するプロセスカートリッジ11が本体ケーシング2に装着されたときに、金属フレーム46の第1位置決め凸部61が、感光ドラム15の左端部を確実に支持することができる。
(11)また、プリンタ1は、図1に示すように、複数のLEDユニット12を備えている。また、LEDユニット12は、図6に示すように、1対のLED突出部218を有している。
そして、LEDユニット12の左側のLED突出部218は、図11に示すように、金属フレーム46に設けられるLED位置決め部材66により前後方向において位置決めされる。
つまり、LEDユニット12の左端部と、感光ドラム15の左端部とがともに、金属フレーム46に位置決めされる。
そのため、感光ドラム15と、その感光ドラム15に対応するLEDユニット12との相対的な位置決め精度の向上を図ることができ、LEDユニット12が対応する感光ドラム15を確実に露光することができる。
(12)また、ドラム支持フレーム102には、図22に示すように、LEDユニット12の右側のLED突出部218を、前後方向において位置決めする第2LED位置決め部材187が設けられている。
そのため、LEDユニット12の右端部と、感光ドラム15の右端部とがともに、ドラム支持フレーム102に位置決めされている。
その結果、感光ドラム15と、その感光ドラム15に対応するLEDユニット12との相対的な位置決め精度のさらなる向上を図ることができる。
(13)また、プリンタ1は、図1に示すように、給紙ユニット36を備えている。また、給紙ユニット36は、図6に示すように、1対の第1供給ボス184を有している。
そして、給紙ユニット36の左側の第1供給ボス184は、図11に示すように、金属フレーム46の第1供給位置決め部63に前側から当接し、前後方向において位置決めされる。
また、給紙ユニット36の右側の第1供給ボス184は、図22に示すように、ドラム支持フレーム102の第2供給位置決め部145に前側から当接し、前後方向において位置決めされる。
そのため、給紙ユニット36の左端部と、感光ドラム15の左端部とがともに、金属フレーム46に位置決めされ、給紙ユニット36の右端部と、感光ドラム15の右端部とがともに、ドラム支持フレーム102に位置決めされている。
その結果、給紙ユニット36と、複数の感光ドラム15のそれぞれとの相対的な位置決め精度の向上を図ることができ、給紙ユニット36からシートを感光ドラム15に向かって確実に供給することができる。
(14)また、プリンタ1は、図1に示すように、定着ユニット14を備えている。また、定着ユニット14は、図6に示すように、1対の定着ボス186を有している。
そして、定着ユニット14の左側の定着ボス186は、図11に示すように、金属フレーム46の第1定着位置決め部64に後側から当接し、前後方向において位置決めされる。
また、定着ユニット14の右側の定着ボス186は、図22に示すように、ドラム支持フレーム102の第2定着位置決め部146に後側から当接し、前後方向において位置決めされる。
つまり、定着ユニット14の左端部と、感光ドラム15の左端部とがともに、金属フレーム46に位置決めされ、定着ユニット14の右端部と、感光ドラム15の右端部とがともに、ドラム支持フレーム102に位置決めされている。
そのため、定着ユニット14と、複数の感光ドラム15のそれぞれとの相対的な位置決め精度の向上を図ることができ、感光ドラム15の周面から転写されたトナー像を、確実に用紙Sに定着させることができる。
(15)また、本体ケーシング2の右側壁42は、図22に示すように、樹脂から形成され、ドラム支持フレーム102を支持するように構成される第2樹脂フレーム100を備えている。また、ドラム支持フレーム102は、左右方向に投影したときに、ドラム支持フレーム102の投影面が第2樹脂フレーム100の投影面内に含まれるように配置されている。
そのため、ドラム支持フレーム102および第2樹脂フレーム100のそれぞれを適した材料の樹脂から形成することができる。
また、ドラム支持フレーム102および第2樹脂フレーム100をそれぞれ別々に成形することができるので、ドラム支持フレーム102および第2樹脂フレーム100が一体として成形される場合と比較して、ドラム支持フレーム102および第2樹脂フレーム100のそれぞれを容易に成形でき、製造コストの低減を図ることができる。
(16)また、ドラム支持フレーム102は、第2樹脂フレーム100よりも熱膨張率が小さい、ガラス繊維が含有されるポリカーボネートなどの樹脂から形成されている。
そのため、感光ドラム15の右端部を支持するドラム支持フレーム102の熱膨張率が、第2樹脂フレーム100の熱膨張率よりも小さいので、第2樹脂フレーム100と比較して、ドラム支持フレーム102の温度変化に起因する変形、例えば、撓みを抑制できる。その結果、ドラム支持フレーム102に支持される感光ドラム15の右端部の本体ケーシング2に対する位置決め精度の低下を抑制できる。
その結果、複数の感光ドラム15の相対的な位置関係を確実に一定に保つことができる。
しかるに、熱膨張率が小さい樹脂は、熱膨張率が大きい樹脂よりも一般的に高価である。
つまり、複数の感光ドラム15の右端部、すなわち右側のフランジ部材191を支持するドラム支持フレーム102のみを高価な樹脂から形成し、その他の部分を、安価な樹脂から形成することができるので、材料コストのさらなる低減を図ることができる。
1 プリンタ
2 本体ケーシング
12 LEDユニット
14 定着ユニット
15 感光ドラム
36 給紙ユニット
45 第1樹脂フレーム
46 金属フレーム
47 支持板
60 フレーム開口部
61 第1位置決め凸部
63 第1供給位置決め部
64 第1定着位置決め部
66 LED位置決め部材
70 モータ
71 ドラム本体カップリング
83 第1パイプ部
84 第2パイプ部
100 第2樹脂フレーム
101 金属プレート
102 ドラム支持フレーム
139 第2ガイド溝
141 第2位置決め凸部
145 第2供給位置決め部
146 第2定着位置決め部
153 ワイヤ電極
154 グリッド電極
155 クリーニング電極
175 電源基板
176 鉤状部
178 係合穴
187 第2LED位置決め部材
A 軸線

Claims (18)

  1. 筐体と、
    前記筐体内において互いに間隔を隔てて並列配置され、軸線を中心として回転するように構成される複数の感光ドラムと、
    前記複数の感光ドラムのそれぞれに対応して設けられ、対応する前記感光ドラムに現像剤を供給するように構成される複数の現像装置と、を備え、
    前記感光ドラムにおける前記軸線の延びる軸線方向一方側端部は、前記感光ドラムを回転させるための駆動力が入力されるように構成され、
    前記筐体は、
    金属から形成され、前記複数の感光ドラムの前記軸線方向一方側端部のそれぞれを支持するように構成される第1フレームと、
    樹脂から形成され、前記複数の感光ドラムの前記軸線方向他方側端部のそれぞれを支持するように構成される第2フレームとを備えることを特徴とする、画像形成装置。
  2. 前記第2フレームは、前記現像装置と電気的に接続されるように構成される電極部材を支持していることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記筐体は、
    樹脂から形成され、前記第1フレームを支持するように構成される第3フレームを備え、
    前記第1フレームは、
    前記軸線方向に投影したときに、前記第1フレームの投影面が前記第3フレームの投影面内に含まれるように、構成されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記駆動力を発生させるように構成される駆動源、および、前記駆動源からの前記駆動力を、前記感光ドラムの前記軸線方向一方側端部に伝達するように構成される回転体を支持し、金属から形成される支持板を備え、
    前記支持板は、前記第3フレームに支持されていることを特徴とする、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記複数の感光ドラムのそれぞれは、前記筐体に対して着脱可能に構成され、
    前記第1フレームには、
    前記感光ドラムが装着されたときに、前記感光ドラムの前記軸線方向一方側端部を支持するように構成される第1支持部が設けられ、
    前記第2フレームには、
    前記感光ドラムが装着されたときに、前記感光ドラムの前記軸線方向他方側端部を支持するように構成される第2支持部が設けられていることを特徴とする、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  6. 前記第1支持部と前記第2支持部とは、前記軸線方向に投影したときに、互いに一致するように設けられていることを特徴とする、請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記第2フレームには、前記感光ドラムが前記筐体に対して着脱されるときに、前記感光ドラムの前記軸線方向他方側端部を案内する第2フレーム案内溝が形成されていることを特徴とする、請求項5または6に記載の画像形成装置。
  8. 前記筐体は、
    樹脂から形成され、前記第1フレームを支持するように構成される第3フレームを備え、
    前記第1フレームは、
    前記軸線方向に投影したときに、前記第1フレームの投影面が前記第3フレームの投影面内に含まれるように、構成されていることを特徴とする、請求項5〜7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記第3フレームには、前記感光ドラムが前記筐体に対して着脱されるときに、前記感光ドラムの前記軸線方向一方側端部を案内する第3フレーム案内溝が形成されていることを特徴とする、請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記第1フレームは、前記軸線方向に投影したときに、前記第3フレーム案内溝の端縁を囲むように形成される開口部を有していることを特徴とする、請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記第1支持部は、その少なくとも一部が、前記軸線方向に投影したときに前記第3フレーム案内溝の内側に位置するように、配置されていることを特徴とする、請求項9または10に記載の画像形成装置。
  12. 前記駆動力を発生させるように構成される駆動源、および、前記駆動源からの前記駆動力を、前記感光ドラムの前記軸線方向一方側端部に伝達するように構成される回転体を支持する支持板を備え、
    前記支持板は、前記第3フレームに、前記第1フレームとは別体として支持されていることを特徴とする、請求項8〜11のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  13. 前記感光ドラムを露光するように構成され、前記複数の感光ドラムのそれぞれに対応して設けられる複数の露光装置を備え、
    前記第1フレームには、
    前記複数の露光装置の前記軸線方向一方側端部のそれぞれを、前記複数の感光ドラムの並列方向において位置決めするように構成される第1露光位置決め部が設けられていることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  14. 前記第2フレームには、前記複数の露光装置の前記軸線方向他方側端部のそれぞれを、前記並列方向において位置決めするように構成される第2露光位置決め部が設けられていることを特徴とする、請求項13に記載の画像形成装置。
  15. 前記感光ドラムに向かってシートを供給するように構成されるシート供給装置を備え、
    前記第1フレームには、
    前記シート供給装置の前記軸線方向一方側端部を、前記複数の感光ドラムの並列方向において位置決めするように構成される第1供給位置決め部が設けられ、
    前記第2フレームには、
    前記シート供給装置の前記軸線方向他方側端部を、前記並列方向において位置決めするように構成される第2供給位置決め部が設けられていることを特徴とする、請求項1〜14のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  16. 現像剤が供給されることにより前記感光ドラムの周面に形成される現像剤像が、前記感光ドラムの周面から転写されたシートにおいて、前記現像剤像を定着させるように構成される定着装置を備え、
    前記第1フレームには、
    前記定着装置の前記軸線方向一方側端部を、前記複数の感光ドラムの並列方向において位置決めするように構成される第1定着位置決め部が設けられ、
    前記第2フレームには、
    前記定着装置の前記軸線方向他方側端部を、前記並列方向において位置決めするように構成される第2定着位置決め部が設けられていることを特徴とする、請求項1〜15のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  17. 前記筐体は、
    樹脂から形成され、前記第2フレームを支持するように構成される第4フレームを備え、
    前記第2フレームは、
    前記軸線方向に投影したときに、前記第2フレームの投影面が前記第4フレームの投影面内に含まれるように、構成されていることを特徴とする、請求項1〜16のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  18. 前記第2フレームは、前記第4フレームよりも熱膨張率が小さいことを特徴とする、請求項17に記載の画像形成装置。
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