JP2014060857A - 電動機の冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電動機のロータの冷却に用いられない余剰オイルによって、電動機の回転効率が低下するのを抑制させる電動機の冷却装置を提供する。
【解決手段】回転軸32の縦通穴32a内には、軸心C2方向において冷却用油穴32cを含む油貯溜域Aを形成するために内径側へ突き出す第1堰部32dおよび第2堰部32eが設けられ、その第1堰部32dを超えたオイルをトランスアクスルケース34内に直接排出させる排出穴32fが冷却用油穴32cと並列に設けられている。このため、オイルが第1堰部32dを越えて油貯溜域Aから溢れると、ロータ54の冷却に用いられない余剰オイルは排出穴32fからトランスアクスルケース34内に直接排出されるので、潤滑油路62を介して軸受46に供給されるのが抑制される。これによって、ロータ54の冷却に用いられない余剰オイルによって、電動機MG1の回転効率が低下するのが抑制される。
【選択図】図4

Description

本発明は、電動機の冷却装置に関し、特にその電動機のロータを冷却する技術に関する。
従来の電動機の冷却装置では、電動機のロータに備えられた磁石の温度よりも電動機のステータのコイルの温度のほうが耐熱限界に近かったため、そのステータを中心とした冷却方式、例えばステータの外周にオイルをかけてそのステータの温度を下げて、電動機のロータ・ステータの温度を規定以下にコントロールする方式が採用されてきた。
ところで、近年、電動機のロータの温度の方が耐熱限界に近くなる場合がある。たとえば、レアアースのコストの上昇とその輸出制限とに伴い、電動機のロータに使用する磁石に含まれるレアアースの含有量を低減することで、コスト・製造リスクの回避を狙った開発が進められている。しかしながら、レアアースの含有量の低減により温度最弱部位が電動機のロータ内の磁石となってしまうため、電動機のロータを直接冷却する方式を検討する必要が出てきている。これに対して、例えば特許文献1、2に示すような、容器状のケース内に固定された円筒状のステータとそのステータの内側に所定の間隙を隔てるロータとそのロータを回転可能に支持する円筒状の回転軸とを備え、その回転軸内に軸心に沿って形成された縦通穴内に供給されたオイルをその回転軸の周壁を貫通して設けられた冷却用油穴から流出させて前記ロータを冷却する電動機の冷却装置が提案されている。なお、上記のような電動機の冷却装置では、特許文献1に示すように、前記回転軸の縦通穴に供給されたオイルが、例えは前記回転軸を回転可能に支持する軸受に供給する潤滑用のオイルとしても利用されている。すなわち、上記のような電動機の冷却装置では、前記ロータを冷却するための冷却用油路と前記軸受を潤滑する潤滑油路とが連通している。
特願2011−83139号公報 特開平9−182374号公報
ところで、上記のような電動機の冷却装置において、通常前記ロータに供給するオイル量が最適となるように供給油路面積を設計するが、例えば前記回転軸の縦通穴にオイルを供給するオイルポンプの回転数によりオイルの供給能力が変化し、また前記電動機のロータの回転数によって遠心力によるオイルの排出能力が変化してしまうため、前記オイルポンプから供給されたオイルが有効に前記ロータの冷却に用いられない場合が発生する。このため、前記ロータの冷却に消費できない余剰オイルが潤滑油路を介して例えば軸受やギヤ等の回転体に供給されるので、その余剰オイルを掻き回すためにエネルギが消費され、電動機の回転効率が低下してしまう可能性があった。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、電動機のロータの冷却に用いられない余剰オイルによって、電動機の回転効率が低下するのを抑制させる電動機の冷却装置を提供することにある。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、(a) 容器状のケース内に固定された円筒状のステータとそのステータの内側に所定の間隙を隔てるロータとそのロータを支持する筒状の回転軸とを備え、その回転軸の縦通穴内に供給されたオイルをその回転軸に設けられた冷却用油穴から流出させて前記ロータを冷却する電動機の冷却装置であって、(b) 前記回転軸の縦通穴内には、軸心方向において前記冷却用油穴を含む油貯溜域を形成するために内径側へ突き出す一対の堰部が設けられ、(c) 前記堰部よりも前記電動機の中心から遠ざかる方向に、前記縦通穴内のオイルを前記ケース内に排出させる排出穴が前記冷却用油穴と並列に前記回転軸に設けられていることにある。
本発明の電動機の冷却装置によれば、(b) 前記回転軸の縦通穴内には、その軸心方向において前記冷却用油穴を含む油貯溜域を形成するために内径側へ突き出す一対の堰部が設けられ、(c) 前記堰部よりも前記電動機の中心から遠ざかる方向に、前記縦通穴内のオイルを前記ケース内に排出させる排出穴が前記冷却用油穴と並列に前記回転軸に設けられている。このため、前記回転軸の縦通穴内に供給されたオイルが前記一対の堰部によって前記油貯溜域に溜められ、その溜められたオイルが前記冷却用油穴を通して前記ロータへ供給されて前記ロータが冷却される。また、オイルが前記堰部を越えると、前記ロータの冷却に用いられない余剰オイルは前記排出穴から前記ケース内に排出されて、軸受、回転体等に供給されるのが抑制される。これによって、前記ロータの冷却に用いられない余剰オイルによって、前記電動機の回転効率が低下するのが抑制される。
ここで、好適には、前記排出穴は、前記軸心方向において前記ケースと前記ステータとの距離が大きい側へ前記オイルを排出する位置に設けられている。このため、前記排出穴から前記ケース内に排出されたオイルが滞留して、前記電動機におけるステータとロータとの間にそのオイルが一層浸入し難くなるので、前記電動機の回転効率の低下が好適に抑制される。
また、好適には、前記排出穴は、前記軸心方向において、前記ステータのコイルエンドに前記オイルを排出する位置に設けられている。このため、前記排出穴から排出されたオイルが前記ステータのコイルエンドに供給されるので、前記ステータが好適に冷却される。
また、好適には、(a) 前記回転軸の縦通穴には、前記堰部を超えたオイルを堰き止めるために内径側に突き出す堰止部材が設けられ、(b) 前記堰止部材と前記堰部との間に前記排出穴が配置されている。このため、前記堰部を超えたオイルは、前記堰止部材に好適に堰き止められて前記排出穴から排出されるので、前記ロータの冷却に用いられない余剰オイルが、軸受、回転体等に供給されるのが好適に抑制される。
また、好適には、(a) 前記回転軸内を縦通する筒状のオイルポンプ駆動軸により回転駆動されてそのオイルポンプ駆動軸内にオイルを吐出するオイルポンプを含み、(b) そのオイルポンプ駆動軸の前記油貯溜域の内周側には、その油貯留域にオイルを供給する供給穴が形成されている。このため、前記オイルポンプから前記オイルポンプ駆動軸内に吐出されたオイルが、好適に前記回転軸内の前記油貯溜域に溜められるので、前記ロータを好適に冷却することができる。
また、好適には、(a) 前記ロータは、外周部において軸心方向に貫通する冷却穴と、その冷却穴の内径側に形成され、そのロータの軸端面に開口する内側開口と、前記冷却穴内に開口する外周開口とを有するオイル供給孔とを有し、(b) 前記回転軸には、前記冷却用油穴から流出するオイルを前記オイル供給孔の内側開口へ導くオイルガイドが設けられている。このため、前記冷却用油穴から流出されたオイルが、前記オイルガイドによって前記ロータにおける前記オイル供給孔に導かれて前記冷却穴に供給されるので、前記ロータが好適に冷却される。
本発明の一実施例の第1電動機の冷却装置を備えたハイブリッド車両の構成を説明する図である。 図1の第1電動機の冷却装置の構成を説明する断面図である。 図2の冷却装置において、その冷却装置に備えられたオイルポンプから供給されるオイルの供給量が、第1電動機のロータの冷却穴から排出されるオイルの排出量を下回っている状態を示す図である。 図2の冷却装置において、その冷却装置に備えられたオイルポンプから供給されるオイルの供給量が、第1電動機のロータの冷却穴から排出されるオイルの排出量を上回っている状態を示す図である。 図2の冷却装置において、オイルポンプの回転数(OP回転数)に対するそのオイルポンプから吐出されるオイルの供給量(オイルポンプ供給量)と、第1電動機の回転数(MG回転数)に対するその第1電動機のロータの冷却穴から排出される排出量(MGロータ排出能力)との関係を示す図である。 エンジンおよび第1電動機が回転駆動するHV使用領域において、エンジンの回転数すなわちオイルポンプの回転数が比較的高く且つ第1電動機の回転数が比較的低いことによって、オイルポンプから供給されるオイルの供給量が第1電動機のロータの冷却穴から排出されるオイルの排出量を上回っているMG排出性能不足領域を示す図である。
以下、本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の説明に用いる図面において、各部の寸法比等は必ずしも正確には描かれていない。
図1は、本発明の一実施例の車両用電動機である第1電動機MG1(電動機)の冷却装置10を備えたハイブリッド車両(以下、車両12という)12の構成を説明する図である。
図1において、車両12は、走行用駆動力源としてのエンジン14と、そのエンジン14の動力を図示しない駆動輪に伝達する動力伝達装置であるトランスアクスル16とを備えている。また、トランスアクスル16には、エンジン14から出力される動力をダンパー18および入力軸20を介して第1電動機MG1及び出力ギヤ軸22へ分配する遊星歯車式の動力分配機構24と、出力ギヤ軸22のカウンタドライブギヤ22aと相対回転不能に噛み合うカウンタドリブンギヤ26aを有するカウンタ軸26と、そのカウンタ軸26と動力伝達可能に連結された第2電動機MG2と、カウンタ軸26のデフドライブギヤ26bと相対回転不能に噛み合うデフリングギヤ28aを有するデファレンシャル28とが備えられている。なお、動力分配機構24は、入力軸20の軸心C1まわりに回転可能なサンギヤSと、そのサンギヤSの外周側に配置されるリングギヤRと、それらサンギヤSおよびリングギヤRと噛み合うピニオンギヤPを自転および公転可能に支持するキャリヤCAとから構成されている。サンギヤSは、第1電動機MG1の略円筒状の回転軸32のエンジン14側の端部にスプライン嵌合(図2参照)によって相対回転不能に連結されている。キャリヤCAは、入力軸20から径方向に伸びる鍔部20a(図2参照)に相対回転不能に連結されている。リングギヤRは、カウンタドライブギヤ22aが形成されている出力ギヤ軸22の内周部に一体的に形成されている。
このように構成されたトランスアクスル16では、ダンパー18及び入力軸20を介して入力されるエンジン14の動力が筒状の出力ギヤ軸22へ伝達され、その出力ギヤ軸22からカウンタ軸26、デファレンシャル28、一対のドライブシャフト30等を順次介して駆動輪へ伝達される一方、第2電動機MG2の動力が、カウンタ軸26、デファレンシャル28、一対のドライブシャフト30等を順次介して駆動輪へ伝達されるようになっている。
図2に部分的に示されるトランスアクスル16の容器状のトランスアクスルケース34は、第1ケース34a、筒状の第2ケース34b、および筒状の第2ケース34bの軸方向のエンジン14側とは反対側の開口を閉じて側壁として機能する第3ケース34cの3つのケース部材から構成された非回転部材であり、各ケース部材の軸方向の端面(合わせ面)がボルトによって締結されることで、一つのトランスアクスルケース34として構成されている。
図1、図2に示すように、入力軸20の一端は、一端部がダンパー18を介してエンジン14のクランク軸14aに連結されており、エンジン14により回転駆動させられる。入力軸20の他端部には、円筒状のオイルポンプ駆動軸36が例えばスプライン嵌合によって相対回転不能に連結されており、エンジン14によって入力軸20が回転駆動されることによりオイルポンプ駆動軸36を介してオイルポンプ38が駆動されるようになっている。なお、オイルポンプ38は、図2に示すように、円環状のドリブンギヤ38aとそのドリブンギヤ38aの内周歯と噛み合う外周歯を有するドライブギヤ38bとが噛み合わされる内接歯車型であり、オイルポンプ駆動軸36のオイルポンプ38側の端部がドライブギヤ38bに相対回転不能に連結されている。
また、オイルポンプ38には、図2に示すように、第3ケース34cに固定されたポンプボデー40と、そのポンプボデー40と第3ケース34cとの間に介挿された平板状のプレート42と、そのプレート42とポンプボデー40との間に形成されたポンプ室44とが備えられており、そのポンプ室44内にドリブンギヤ38aとドライブギヤ38bとが回転可能に収容されている。なお、ポンプボデー40は、第3ケース34cに一体的に固定されたものであり、トランスアクスルケース34の一部として機能するケース部材である。
図2に示すように、ポンプボデー40と回転軸32のオイルポンプ38側の端部との間には軸受46が介在され、第2ケース34bの鍔部34dと回転軸32のエンジン14側の端部との間に軸受48が介在されている。筒状の回転軸32は、一対の軸受46、48によって軸心C2まわりに回転可能にトランスアクスルケース34に固定されている。
図2乃至図4に示すように、第1電動機MG1は、容器状のトランスアクスルケース34内にボルト50により第2ケース34b内に固定された円筒状のステータ52と、そのステータ52の内側に所定の間隙(エアギャップ)を隔てて回転軸32に固定されたロータ54と、そのロータ54を軸心C2まわりに回転可能に支持する円筒状の回転軸32とを備え、冷却装置10は、回転軸32の軸心C2に沿って略円柱形状に貫通した縦通穴32aにオイルポンプ38から供給されたオイルを回転軸32の周壁32bを貫通して設けられた複数の冷却用油穴32cから外周側へ流出させて第1電動機MG1のロータ54などを冷却するものである。
図2乃至図4に示すように、回転軸32の縦通穴32a内には、その縦通穴32a内を軸心C2方向に縦通する管状のオイルポンプ駆動軸36が配設されており、そのオイルポンプ駆動軸36には、軸心C2方向に貫通した貫通穴36aと、その貫通穴36aと回転軸32の縦通穴32aとが連通するようにオイルポンプ駆動軸36の周壁36bに貫通して設けられた複数(図2では2つ)の供給穴36cとが備えられている。また、オイルポンプ38は、エンジン14によってオイルポンプ駆動軸36を介して回転駆動させられると、そのオイルポンプ駆動軸36の貫通穴36a内にオイルを図2に示す矢印F1方向に吐出し、その吐出されたオイルがオイルポンプ駆動軸36の供給穴36cから外周側へ流出させられて回転軸32の縦通穴32a内にオイルが供給される。
また、図2乃至図4に示すように、回転軸32の縦通穴32a内には、その回転軸32の軸心C2方向において冷却用油穴32cを含む所定長さの油貯溜域A(図3参照)を形成するために、回転軸32の内径側へ一体的に円環状に突き出す第1堰部(堰部)32dと、その第1堰部32dと略同様に回転軸32の内径側へ一体に円環状に突き出す段差状の第2堰部(堰部)32eとが設けられており、冷却用油穴32cは回転軸32の軸心C2方向において第1堰部32dと第2堰部32eとの間に配置されている。なお、上記油貯溜域Aは、図3に示すように、オイルポンプ38から吐出されたオイルをオイルポンプ駆動軸36の供給穴36cから流出させるオイルを溜める円管状の領域である。また、オイルポンプ駆動軸36の供給穴36cは、そのオイルポンプ駆動軸36の軸心方向において上記油貯溜域A内であってその内周側に配置されている。
第1電動機MG1のロータ54は、ステータ52の内周側において軸心C2方向に積層されている複数枚の円板状の電磁綱板から成るロータコア54aと、そのロータコア54aの軸心方向の両端に隣接しロータコア54aを挟み込んだ状態で回転軸32に固定されている略円板形状の一対のエンドプレート56、58とを備えている。また、ロータコア54aには、そのロータコア54aの外周部において軸心C2に平行な方向に貫通する冷却穴54bと、その冷却穴54bの内径側に形成され、ロータコア54aのエンジン14側の軸端面54cに開口する内側開口54dと冷却穴54b内に開口する外周開口54eとを有するL字状のオイル供給孔54fとが複数箇所に形成されている。なお、一対のエンドプレート56、58の冷却用油穴32c側のエンドプレート56は、冷却用油穴32cから流出するオイルをオイル供給孔54fの内側開口54dへ導くオイルガイドとして機能している。また、ロータコア54aの外周部内には、ロータコア54aの外周面に複数の磁極を形成するための複数固の永久磁石60が埋設されている。
第1電動機MG1のステータ52は、ロータ54の外周側において軸心C2方向に積層されている複数枚の円板状の電磁綱板から成るステータコア52aと、そのステータコア52aの両端から軸心C2方向に突き出すコイルエンド52b、52cとを備えている。
第1電動機MG1は、ステータ52のコイルエンド52b、52cに交流を流して作られた移動(回転)磁界によって、ロータ54内に埋設された永久磁石60を吸引(または反発)してロータ54を回転させるハイブリッド車両に用いられる同期モータである。
図2乃至図4に示すように、回転軸32には、第1堰部32dよりも軸心C2方向における第1電動機MG1のロータ54の中心C3(図3参照)から遠ざかる方向すなわち遠ざかる側に、第1堰部32dを超えた縦通穴32a内のオイルすなわち第1堰部32dを超えた冷却用油穴32cから流出されないオイルをトランスアクスルケース34内に直接排出させるために、冷却用油穴32cと並列に回転軸32の周壁32bに貫通して設けられた排出穴32fが設けられている。その排出穴32fは、回転軸32の軸心C2方向においてトランスアクスルケース34とステータ52との距離が大きい側へ、すなわち、第3ケース34cに固定されたケース部材であるポンプボデー40とコイルエンド52bの端面52dとの距離D1と、第2ケース34bの鍔部34dとコイルエンド52cの端面52eとの距離D2との大きい側(本実施例では距離D2より距離D1の方が大きい)、或いはポンプボデー40とステータコア52aのオイルポンプ38側の端面52fとの距離D3と、鍔部34dとステータコア52aのエンジン14側の端面52gとの距離D4との大きい側(本実施例では距離D4より距離D3の方が大きい)へオイルを排出する位置に設けられている。すなわち、排出穴32fは、軸心C2方向において、ステータ52のコイルエンド52bにオイルを排出するコイルエンド52bの内周側に設けられている。
また、図2乃至図4に示すように、第1電動機MG1が収められたトランスアクスルケース34内には、ポンプボデー40とロータ54との間に形成された排出経路68が設けられており、排出穴32fは、その排出経路68と第1堰部32dとの距離が比較的短い位置に配置されている。このため、オイルが第1堰部32dを超えて油貯溜域Aから溢れだすと、溢れたオイルが好適に排出穴32fから流出され、その流出されたオイルが排出経路68を通ってコイルエンド52bに排出される。
また、図2乃至図4に示すように、オイルポンプ駆動軸36には、そのオイルポンプ駆動軸36のオイルポンプ38側の端部の周壁36bを貫通して設けられた潤滑用油穴36dが設けられており、オイルポンプ38からオイルポンプ駆動軸36内に吐出されたオイルの一部を潤滑用油穴36dに流出させて軸受46を潤滑するようになっている。なお、回転軸32のオイルポンプ38側の端部とポンプボデー40と間には、潤滑用油穴36dから流出されたオイルを軸受46に供給する潤滑油路62が形成されている。
また、図2乃至図4に示すように、回転軸32の縦通穴32aには、第1堰部32dを超えたオイルを堰き止めるために回転軸32のオイルポンプ38側の端部から内径側に突き出す堰止部材64が一体的に設けられており、その堰止部材64と第1堰部32dとの間に排出穴32fが配置されている。なお、堰止部材64は、潤滑油路62に近接する回転軸32のオイルポンプ38側の端部に設けられており、第1堰部32dを超えたオイルが潤滑油路62に直接入り込まないようになっている。また、堰止部材64は、回転軸32の縦通穴32a内において、その回転軸32の周壁32bに固定される円筒形状の円筒部64aと、その円筒部64aのエンジン14側の端部から一体に内径側に突き出す鍔部64bとを備えている。なお、堰止部材64の鍔部64bの高さH1は、図3に示すように回転軸32の径方向において第1堰部32dの高さH2よりも高いものであり、オイルポンプ38から供給されるオイルが急増した場合に第1堰部32dを超えたオイルを好適に堰き止めて排出穴32fから排出させることができる。また、第1堰部32dの高さH2は、回転軸32の径方向において第2堰部32eの高さH3と略同じである。
第1電動機MG1の冷却装置10では、図2乃至4に示すように、オイルポンプ38からオイルポンプ駆動軸36内に吐出されたオイルを冷却用油穴32cから流出させてロータ54を冷却する冷却油路66(図3参照)と、オイルポンプ38からオイルポンプ駆動軸36内に吐出されたオイルを潤滑用油穴36dに流出させて軸受46を潤滑する潤滑油路62とが連通している。
以上のように構成された第1電動機MG1の冷却装置10によれば、エンジン14および第1電動機MG1が回転駆動するHV走行状態において、図3に示すように、エンジン14が回転駆動することによってオイルポンプ38が駆動されるとオイルポンプ駆動軸36内に吐出されたオイルが供給穴36cから回転軸32内に流出して油貯溜域Aに溜められる。そして、油貯溜域Aに溜められたオイルが第1電動機MG1のロータ54が回転することによる遠心力によって冷却用油穴32cから流出させられると、ロータコア54a内のオイル供給孔54fを通して冷却穴54bに供給されたオイルによりロータ54が冷却される。そして、その後冷却穴54bからトランスアクスルケース34内にオイルが排出される。なお、ロータコア54aの冷却穴54bに供給されたオイルは、ロータコア54aおよびその外周部に埋設されている永久磁石60を直接冷却する。また、冷却穴54bからトランスアクスルケース34へ排出されたオイルは、ステータ52のコイルエンド52b、52cに供給されてステータ52が冷却される。
図5に示すように、第1電動機MG1の冷却装置10では、オイルポンプ38の回転数(OP回転数)すなわちエンジン14の回転数が上昇するに従ってオイルポンプ38からオイルポンプ駆動軸36内に吐出されるオイルの供給量(オイルポンプ供給量)が多くなり、第1電動機MG1の回転数(MG回転数)が上昇するに従って第1電動機MG1のロータ54の冷却穴54bからトランスアクスルケース34に排出される排出量(MGロータ排出能力)が多くなる。このため、第1電動機MG1の冷却装置10では、図6に示すように、エンジン14および第1電動機MG1が回転駆動するHV使用領域Eにおけるエンジン14の回転数すなわちオイルポンプ38の回転数が比較的高く第1電動機MG1の回転数が比較的低いMG排出性能不足領域E1において、オイルポンプ38からオイルポンプ駆動軸36を介して回転軸32内に供給されるオイルの供給量が、第1電動機MG1のロータ54の冷却穴54bからトランスアクスルケース34に排出される排出量を上回って、回転軸32内に第1電動機MG1のロータ54の冷却に用いられない余剰オイルが多くなる。
本実施例の第1電動機MG1の冷却装置10では、上記MG排出性能不足領域E1であっても、第1電動機MG1のロータ54の冷却に用いられない余剰オイルが潤滑油路62を介して軸受46へ供給されることが、抑制される。すなわち、図4に示すように、第1電動機MG1の冷却装置10では、オイルポンプ38によって供給穴36cから流出したオイルが第1堰部32dを超えて油貯溜域Aから溢れると、堰止部材64によって堰き止められて排出穴34fからトランスアクスルケース34内に直接排出されるので、ロータ54の冷却に用いられない余剰オイルが潤滑油路62を介して軸受46に供給されるのが抑制される。この、排出穴34fからトランスアクスルケース内34に排出されたオイルは、ステータ52のコイルエンド52bに供給されてステータ52が冷却される。
上述のように、本実施例の第1電動機MG1の冷却装置10によれば、回転軸32の縦通穴32a内には、軸心C2方向において冷却用油穴32cを含む油貯溜域Aを形成するために内径側へ突き出す第1堰部32dおよび第2堰部32eが設けられ、第1堰部32dよりも軸心C2方向における第1電動機MG1のロータ54の中心C3から遠ざかる方向に、第1堰部32dを超えた縦通穴32a内のオイルをトランスアクスルケース34内に直接排出させる排出穴32fが冷却用油穴32cと並列に回転軸32の周壁32bを貫通して設けられている。このため、回転軸32の縦通穴32a内に供給されたオイルが第1堰部32dおよび第2堰部32eによって油貯溜域Aに溜め込められ、その溜め込まれたオイルが冷却用油穴32cを通してロータ54内へ供給されてロータ54が冷却される。また、オイルが第1堰部32dを越えて油貯溜域Aから溢れると、ロータ54の冷却に用いられない余剰オイルは排出穴32fからトランスアクスルケース34内に直接排出されるので、潤滑油路62を介して軸受46に供給されるのが抑制される。これによって、ロータ54の冷却に用いられない余剰オイルによって、第1電動機MG1の回転効率が低下するのが抑制される。
また、本実施例の第1電動機MG1の冷却装置10によれば、排出穴32fは、軸心C2方向においてトランスアクスルケース34とステータ52との距離が大きい側へオイルを排出する位置に設けられている。このため、排出穴32fからトランスアクスルケース34内に排出されたオイルが滞留して、第1電動機MG1におけるステータ52とロータ54との間にそのオイルが一層浸入し難くなるので、第1電動機MG1の回転効率の低下が好適に抑制される。
また、本実施例の第1電動機MG1の冷却装置10によれば、排出穴32fは、軸心C2方向において、ステータ52のコイルエンド52bにオイルを排出する位置に設けられている。このため、排出穴32fから排出されたオイルがステータ52のコイルエンド52bに供給されるので、ステータ52が好適に冷却される。
また、本実施例の第1電動機MG1の冷却装置10によれば、回転軸32の縦通穴32aには、第1堰部32dを超えたオイルを堰き止めるために内径側に突き出す堰止部材64が設けられ、その堰止部材64と第1堰部32dとの間に排出穴32fが配置されている。このため、第1堰部32dを超えたオイルは、堰止部材64に好適に堰き止められて排出穴32fから排出されるので、ロータ54の冷却に用いられない余剰オイルが、軸受46に供給されるのが好適に抑制される。
また、本実施例の第1電動機MG1の冷却装置10によれば、回転軸32内を縦通する筒状のオイルポンプ駆動軸36により回転駆動されてそのオイルポンプ駆動軸36内にオイルを吐出するオイルポンプ38を含み、そのオイルポンプ駆動軸36の油貯溜域Aの内周側には、その油貯留域Aにオイルを供給する供給穴36cが形成されている。このため、オイルポンプ38からオイルポンプ駆動軸36内に吐出されたオイルが、好適に回転軸32内の油貯溜域Aに溜められるので、ロータ54を好適に冷却することができる。
また、本実施例の第1電動機MG1の冷却装置10によれば、ロータコア54aは、外周部において軸心C2方向に貫通する冷却穴54bと、その冷却穴54bの内径側に形成され、そのロータコア54aのエンジン14側の軸端面54cに開口する内側開口54dと、冷却穴54b内に開口する外周開口54eとを有するオイル供給孔54fとを有し、回転軸32には、冷却用油穴32cから流出するオイルをオイル供給孔54fの内側開口54dへ導くオイルガイド56が設けられている。このため、冷却用油穴32cから流出されたオイルが、オイルガイド56によってロータコア54aにおけるオイル供給孔54fに導かれて冷却穴54bに供給されるので、ロータコア54aが好適に冷却される。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はその他の態様においても適用される。
本実施例では、ハイブリッド車両12に設けられた第1電動機MG1の冷却装置10すなわち車両用電動機の冷却装置10に本発明が適用されたが、本発明は車両用電動機の冷却装置10に限定されるものではなく、ハイブリッド車両12以外の車両用電動機や車両用電動機以外の電動機に本発明を適用させることができる。
また、本実施例において、第1電動機MG1は、ステータ52のコイルエンド52b、52cに交流を流して作られた回転磁界によって、ロータ54内に埋設された固定磁極である永久磁石60を吸引(または反発)してロータ54を回転させる同期モータであったが、例えば、直流モータ、誘導モータ等であっても良い。
また、本実施例において、回転軸32内には、その回転軸32の内径側へ一体的に円環状に突き出す第1堰部32dが設けられていたが、その第1堰部32dは段差状の第2堰部32eのように回転軸32の内径側へ一体に円環状に突き出すように形成させても良い。
また、本実施例において、回転軸32内には、第1堰部32dを超えたオイルが潤滑油路62に直接入り込まないように堰止部材64が設けられていたが、たとえば堰止部材64が設けられていなくとも、排出穴32fによって第1堰部32dを超えたオイルが潤滑油路62を介して軸受46に供給されるのが抑制される。
また、本実施例において、第1堰部32dの高さH2は、第2堰部32eの高さH3と略同じであったが、第2堰部32eの高さH3を第1堰部32dの高さH2よりも高く例えば堰止部材64の鍔部64bの高さH1と同じにしても良い。これによって、油貯溜域Aからオイルが第1堰部32dを超えて溢れても、油貯溜域Aからオイルが第2堰部32eを超えて回転軸32のエンジン14側の端部と入力軸20のオイルポンプ38側の端部との間から回転体である動力分配機構24の遊星歯車に供給されることが好適に抑制されるので、第1電動機MG1の回転効率が低下するのが好適に抑制される。
なお、上述したのはあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
10:冷却装置
32:回転軸
32a:縦通穴
32c:冷却用油穴
32d:第1堰部(堰部)
32e:第2堰部(堰部)
32f:排出穴
34:トランスアクスルケース(ケース)
36:オイルポンプ駆動軸
36c:供給穴
38:オイルポンプ
52:ステータ
52b:コイルエンド
54:ロータ
64:堰止部材
A:油貯溜域
C2:軸心
MG1:第1電動機(電動機)

Claims (5)

  1. 容器状のケース内に固定された円筒状のステータと該ステータの内側に所定の間隙を隔てるロータと該ロータを支持する筒状の回転軸とを備え、該回転軸の縦通穴内に供給されたオイルを該回転軸に設けられた冷却用油穴から流出させて前記ロータを冷却する電動機の冷却装置であって、
    前記回転軸の縦通穴内には、軸心方向において前記冷却用油穴を含む油貯溜域を形成するために内径側へ突き出す一対の堰部が設けられ、
    前記堰部よりも前記電動機の中心から遠ざかる方向に、前記縦通穴内のオイルを前記ケース内に排出させる排出穴が前記冷却用油穴と並列に前記回転軸に設けられていることを特徴とする電動機の冷却装置。
  2. 前記排出穴は、前記軸心方向において前記ケースと前記ステータとの距離が大きい側へ前記オイルを排出する位置に設けられている請求項1の電動機の冷却装置。
  3. 前記排出穴は、前記軸心方向において、前記ステータのコイルエンドに前記オイルを排出する位置に設けられている請求項2の電動機の冷却装置。
  4. 前記回転軸の縦通穴には、前記堰部を超えたオイルを堰き止めるために内径側に突き出す堰止部材が設けられ、
    前記堰止部材と前記堰部との間に前記排出穴が配置されている請求項1乃至3いずれか1の電動機の冷却装置。
  5. 前記回転軸内を縦通する筒状のオイルポンプ駆動軸により回転駆動されて該オイルポンプ駆動軸内にオイルを吐出するオイルポンプを含み、
    該オイルポンプ駆動軸の前記油貯留域の内周側には、該油貯留域にオイルを供給する供給穴が形成されている請求項1乃至4いずれか1の電動機の冷却装置。
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