JP2014055469A - 建築用シャッター装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】異常があることを表示するためのLEDランプ28を、制御装置21を内装し、かつシャッターケース2に内装される制御盤ケース19の底面板19cに設け、シャッターケース2の下から見上げることでLEDランプ28を認識できるようにして配線を短くすると共に、制御盤ケース19には、自己診断された異常の種類を表示するLED表示器25を配して、メンテナンスのため制御盤ケース19を開けたときに異常の種類を認識できるようにする。
【選択図】図8
Description
そしてこのような異常が発生した場合、該異常をマグサ部に設けた報知ランプを点灯する等して外部に報知するようにしたものが知られている(特許文献3参照)。
しかも報知ランプによる報知は点灯という単純なものであるため、どのような異常であるかを即座に判別することが難しという問題があり、これらに本発明が解決せんとする課題がある。
請求項2の発明は、制御装置には、異常履歴を記憶する異常履歴記憶手段が設けられ、内装用ケース内には、異常表示ランプに異常履歴を順次表示する異常履歴表示モードに切換えるための切換えスイッチが設けられていることを特徴とする請求項1記載の建築用シャッター装置である。
請求項3の発明は、シャッターカーテンの左右両端部をガイドする左右ガイドレールの一方には、開閉機の開閉駆動操作をするための操作スイッチと、開閉機の自動駆動制御と手動駆動制御との切換えをする自動−手動切換えスイッチとが設けられ、表示ランプは、自動駆動制御と手動駆動制御とをそれぞれ表示する自動、手動駆動制御表示ランプであることを特徴とする請求項1または2記載の建築用シャッター装置である。
請求項2の発明とすることにより、個々の建築用シャッターの異常発生の傾向等を知ることができてメンテナンス作業の効率アップが図れることになる。
請求項3の発明とすることにより、建築用シャッター装置が自動制御中であるか手動制御中であるかが表示ランブをみることで容易に確認できることになる。
図面において、1は建築物(躯体B)に形成される開口部を開閉して建築物の内外を仕切る高速シートシャッター装置のシャッターカーテンであって、該シャッターカーテン1は、可撓性を有したシート材からなり、躯体Bに開設される開口部の上部内部側に向けて突出配設されたシャッターケース2に回転自在に内装された巻取りドラム3に巻装されている。そして、巻取りドラム3は、後述するように、シャッターケース2に内装される開閉機4に連動連結されており、巻取りドラム3に巻装されるシャッターカーテン1は、開閉機4の開閉駆動に基づいて巻取りドラム3から巻出されて開口部を閉鎖する全閉姿勢と、巻取りドラム3に巻取られて開口部を開放する全開姿勢とのあいだを姿勢変姿して開口部を開閉するが、このときシャッターカーテン1の左右両側縁部は、開口部の左右方向両側となる躯体Bにそれぞれ固定される左右一対のガイドレール5にそれぞれ移動案内されるように設定されており、これらの基本構成は何れも従来通りとなっている。
これによって、第三レール8は、ボルト支持片8bが第二レール7の溝底片7bに弾圧する状態で支持されており、シャッターカーテン1に風圧などによる負荷が作用した場合に、前記負荷が所定の大きさの範囲内であれば、第三レール8がボルト9とともに前後方向に揺動すること、さらには、コイル弾機9dの付勢力に抗して第三レール8がボルト9とともに左右方向内方に変位することに基づいて、係止片1bが第三レール8のガイド片8aから抜出すことなくシャッターカーテン1の変形が許容され、また、シャッターカーテン1に作用する負荷が所定の大きさよりも大きい場合では、ガイド片8aの弾性変形に基づいて係止片1bが第三レール8から抜出して、シャッターカーテン1、第三レール8の保護が図れるように構成されている。
さらに左右ブラケット10には、シャッターカーテン1がシャッターケース2から繰出されるマグサ直上であって、開閉機4の駆動により閉作動しているシャッターカーテンが障害物に当ることに伴いシャッターカーテン1がシャッターケース2内のマグサ直上部位で撓むことによる光軸の遮断で障害物検知をする障害物検知センサ(本実施の形態では投受光器から構成されている)16が設けられている。
そして該設けられた障害物検知センサ16の光軸は、巻取りドラム3に最大限巻装されたシャッターカーテン1の外周よりも外側(外径側)位置を通る設定となっており、開閉機4の駆動により閉作動している際に、ボトムウエイト1dが障害物に当ることに伴いシャッターカーテンがシャッターケース2内のマグサ直上部位で撓むことによる光軸の遮断で障害物検知をするようになっている。
2 シャッターケース
3 巻取りドラム
4 開閉機
5 ガイドレール
11 シャッターケース前面板
12 シャッターケース底面板
12a 窓
19 制御盤ケース
19c 底面板
21 制御装置
24 ディップスイッチ
25 LED表示器
28 第一LEDランプ
28a 第二LEDランプ
28b 第三LEDランプ
29 開閉操作スイッチ
31 自動−手動切換えスイッチ
Claims (3)
- シャッターカーテンが巻装される巻取りドラムを、シャッターケースを構成する左右のブラケットに回転自在に軸支すると共に、前記シャッターケースに、巻取りドラムを回転駆動するための開閉機と、該開閉機の駆動制御をするための制御装置を内装してなる建築用シャッター装置において、前記制御装置内装用ケースの底板面に、少なくとも駆動制御が異常であることを表示するための表示ランプを設け、前記内装用ケース及びシャッターケースの各底面板には、表示ランプを下から視認するための窓が設けられると共に、前記制御装置には、異常の種類を自己診断する異常自己診断手段が設けられ、前記内装用ケース内には、前記異常の種類を表示するための異常種類表示ランプが設けられていることを特徴とする建築用シャッター装置。
- 制御装置には、異常履歴を記憶する異常履歴記憶手段が設けられ、内装用ケース内には、異常表示ランプに異常履歴を順次表示する異常履歴表示モードに切換えるための切換えスイッチが設けられていることを特徴とする請求項1記載の建築用シャッター装置。
- シャッターカーテンの左右両端部をガイドする左右ガイドレールの一方には、開閉機の開閉駆動操作をするための操作スイッチと、開閉機の自動駆動制御と手動駆動制御との切換えをする自動−手動切換えスイッチとが設けられ、表示ランプは、自動駆動制御と手動駆動制御とをそれぞれ表示する自動、手動駆動制御表示ランプであることを特徴とする請求項1または2記載の建築用シャッター装置。
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