JP6943654B2 - シャッター装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シャッター装置に関する。
従来、シャッター装置において、シャッターカーテンを巻き取る巻取部にモータ(開閉機)からの駆動力を伝達するチェーン等の無端帯の弛みを検知する構成が知られている。この種のシャッター装置を開示するものとして特許文献1〜3がある。
特許文献1には、従動スプロケットと駆動スプロケットの間におけるチェーンの下側部分の下方に、チェーンの下側部分が所定量弛んだ際に、その弛んだ部分を感知するように感知部を設けたシャッター装置について記載されている。
特許文献2には、チェーンの弛みを検知するための弛み検知具において、従動スプロケットと駆動スプロケットの間におけるチェーンの下側部分に掛けられるように形成された掛合部と、該掛合部をチェーンに掛合させた状態で軸受ブラケットに沿って下方へ滑らせるように形成された摺接部とから一体に構成されたものについて記載されている。
特許文献3には、回動可能に接続されるとともにチェーンの長手方向に沿って該チェーンの撓み面に当接するように形成された一片部及び他片部と、一片部に対し他片部が所定角度回動したことを認識する角度認識手段とを備え、一片部と他片部の双方がチェーンの撓み面に押し付けられた際に、角度認識手段による角度の認識によりチェーンの弛みが検知されるようにした動力伝達用チェーンの弛み検知具について記載されている。
特許文献4には、従動回転体と駆動回転体の間に掛けわたされた無端輪状動力伝達部材を挟んで当接するように、第一当接部材と第二当接部材を備え、これら双方の当接部材を、接近離間方向へ移動可能となるように支持するとともに、互いに接近し合う方向へ付勢し、無端輪状動力伝達部材の緩みに応じて、第一当接部材を付勢力によって移動させて従動回転体の回転が抑制されるように該従動回転体に係合させるとともに、付勢力による第二当接部材の移動を感知部により感知するようにした開閉装置(シャッター装置)について記載されている。
特開2012−202080号公報 特開2012−215018号公報 特開2012−255462号公報 特開2008−095333号公報
弛みによってチェーンがスプロケットから外れてしまえば意図せずシャッターカーテンが自重によって閉鎖位置に急降下してしまうおそれがある。チェーンの弛みを直接検知したり、スプロケットやチェーンの弛みを目視で確認したりする技術は従来から見られるが、チェーンの弛みに対する対応は使用者の判断に委ねられていた。この点、特許文献4では、チェーンの弛みの程度に応じスプロケットの回転を抑制しているものの、チェーンの弛みに応じスプロケットの回転が抑制され、シャッターの降下を停止させてしまう。
本発明は、巻取部を回転駆動させる無端帯の異常を段階的に検知することで、異常の程度に応じた対応措置を速やかに採ることができるシャッター装置を提供することを目的とする。
本発明は、シャッターカーテン(例えば、後述のシャッターカーテン12)と、前記シャッターカーテンを巻取可能な巻取部(例えば、後述の巻取ドラム132)と、前記巻取部を回転駆動して前記シャッターカーテンを巻取又は繰出する駆動部(例えば、後述のモータ141)と、前記駆動部に接続される第1回転体(例えば、後述のモータ側スプロケット144)と、前記巻取部に接続される第2回転体(例えば、後述の巻取側スプロケット145)と、前記第1回転体及び前記第2回転体に巻き回される無端帯(例えば、後述のローラチェーン146)と、前記駆動部の巻取又は繰出を指示可能な操作部(例えば、後述の操作装置16)と、前記操作部の指示に基づいて前記駆動部を制御する制御部(例えば、後述の制御盤15)と、前記無端帯の設定軌道から外れた相対的に小さな変位を検知する第1異常検知部(例えば、後述の第1異常検知センサ31)と、前記無端帯の設定軌道から外れた相対的に大きな変位を検知する第2異常検知部(例えば、後述の第2異常検知センサ32)と、を備えるシャッター装置(例えば、後述のシャッター装置1)に関する。
前記第1異常検知部は、前記第2異常検知部よりも前記設定軌道に位置する前記無端帯側に配置される非接触式センサであり、前記第2異常検知部は、接触式センサであることが好ましい。
前記シャッター装置は、前記巻取部を回転可能に支持する軸受ブラケット(例えば、後述の軸受ブラケット135)と、前記軸受ブラケットに固定され、前記駆動部を保持する駆動部ブラケット(モータブラケット140)と、を更に備え、前記駆動部ブラケットに前記第1異常検知部及び前記第2異常検知部が配置されることが好ましい。
前記シャッター装置は、前記第1異常検知部及び前記第2異常検知部の検知結果に基づいて異常の程度を段階的に区別して報知可能な報知装置を更に備えることが好ましい。
前記制御部は、前記第1異常検知部及び前記第2異常検知部の検知結果に基づいて異常の程度を判定し、異常の程度が高い場合には前記駆動部の駆動を停止し、異常の程度が低い場合には前記操作部に予め設定される所定操作が行われることを条件として前記駆動部を駆動させることが好ましい。
本発明のシャッター装置によれば、巻取部を回転駆動させる無端帯の異常を段階的に検知することで、異常の程度に応じた対応措置を速やかに採ることができる。
本発明の一実施形態に係るシャッター装置の概略図である。 本実施形態のシャッター装置が備える巻取装置及びその近傍の様子を巻取シャフトの軸方向で見た図である。 本実施形態のシャッター装置が備える巻取装置に駆動力を伝達する伝達機構の様子を軸受ブラケットの外側から見た図である。 本実施形態のセンサ保持具、第1異常検知センサ及び第2異常検知センサの位置関係を示す拡大図である。 本実施形態の小変位が検知されるときの第1異常検知センサ及び第2異常検知センサに対するローラチェーンの位置関係を示す拡大図である。 本実施形態の大変位が検知されるときの第1異常検知センサ及び第2異常検知センサに対するローラチェーンの位置関係を示す拡大図である。 本実施形態のシャッター装置の電気的な構成を示すブロック図である。 本実施形態の第1異常検知センサの異常検知に基づく処理を示すフローチャートである。 本実施形態の第2異常検知センサの異常検知に基づく処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態のセンサ保持具、第1異常検知センサ及び第2異常検知センサの位置関係を示す拡大図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るシャッター装置1の概略図である。
まず、シャッター装置1の全体構成について説明する。本実施形態のシャッター装置1は、ガイドレール11と、シャッターカーテン12と、ケース20と、連動中継器21と、巻取装置13と、駆動装置14と、制御盤15と、操作装置16と、報知装置17と、を含んで構成される。
ガイドレール11は、シャッターカーテン12の左右それぞれに配置される。ガイドレール11は、横断面が略U字状に形成されており、U字の内側に相当する部分で昇降するシャッターカーテン12の左右端部をガイドする。
シャッターカーテン12は、複数のスラット121が上下方向に連設されて構成される。シャッターカーテン12がガイドレール11に案内されながら上昇/降下することにより、建物開口部の開放/閉鎖が行われる。
ケース20は、シャッターカーテン12を巻き取る巻取装置13等を収容する。連動中継器21は、感知器等の信号を図示せぬ連動制御器を経由してシャッターカーテン12が全閉するまで自動閉鎖装置150に電源を供給する。
巻取装置13は、シャッターカーテン12の巻取/繰出を行う装置である。図2は、巻取装置13及びその近傍の様子を示す側面図であり、ケース20等の一部の構成の図示を省略している。
巻取装置13は、駆動装置14によって回転駆動される巻取シャフト131と、シャッターカーテン12を巻取可能な巻取ドラム132と、を備える。
シャッター装置1の左右には軸受ブラケット135が配置されており、該軸受ブラケット135に巻取ドラム132と略同径のベアリング(図示省略)を介して巻取シャフト131が回転可能に支持される。巻取ドラム132は、その軸心が巻取シャフト131の軸心に一致しており、巻取シャフト131と一体的に回転する。巻取ドラム132の周面には、シャッターカーテン12の上端部が固定される。なお、図2中の符号136は、スラット121(シャッターカーテン12)を巻取シャフト131に全て巻き取った状態(最大巻径)を示す線である。
巻取シャフト131が所定方向(巻取方向)に回転するとシャッターカーテン12が巻取ドラム132に巻き取られ、建物開口部が開放される。巻取シャフト131が所定方向と逆向きに回転するとシャッターカーテン12が巻取ドラム132から繰り出され、最終的に開口部が閉鎖される。
駆動装置14は、開閉機としてのモータ(駆動部)141と、モータ141の回転力を巻取シャフト131に機械的に伝達する伝達機構143と、を備える。
伝達機構143は、モータ141の出力軸に接続されるモータ側スプロケット144と、巻取シャフト131に接続される巻取側スプロケット145と、モータ側スプロケット144及び巻取側スプロケット145に巻き回されるローラチェーン146と、を備える。モータ141の回転力は、モータ側スプロケット144、ローラチェーン146、巻取側スプロケット145を介して巻取シャフト131に伝達される。
制御盤15は、操作装置16から入力される信号に基づいてモータ141の駆動を制御する制御回路を有する。操作装置16は、制御盤15に電気的に接続される。制御盤15は、操作装置16の操作信号に基づいてシャッターカーテン12を動作させる制御を行う。また、シャッター装置1の制御の他にシャッター装置1の異常により検知信号を出力させたり、警報信号を出力させたりする回路も併せ持っている。
報知装置17は、シャッター装置1の異常を使用者や作業者に報知するための手段である。本実施形態の報知装置17は、電源が入っていることを示す電源灯171、シャッター装置1が異常状態であることを示す警告灯172、シャッター装置1が異常状態になる兆候を示す注意灯173、コード断線が生じていることを示すコード断線灯174、シャッター装置1が操作可能であることを示す操作可否灯175と、を備える。
次に、シャッター装置1の異常状態を検知するための手段について説明する。図3は、本実施形態のシャッター装置1が備える巻取装置に駆動力を伝達する伝達機構143の様子を軸受ブラケットの外側から見た図である。図4Aは、本実施形態のセンサ保持具、第1異常検知センサ及び第2異常検知センサの位置関係を示す拡大図であり、図3のB−B線矢視図である。
図3に示すように、シャッター装置1は、センサ保持具30と、センサ保持具30に固定される第1異常検知センサ31と、第2異常検知センサ32と、をシャッター装置1の異常を検知する手段として備える。
センサ保持具30は、予め想定される設定軌道から外れたローラチェーン146を検知するため、設定軌道の近傍に配置される。なお、設定軌道は、適切に動作することが想定されたローラチェーン146の回動軌跡であり、伝達機構143の装置構成等に応じて幅を持って想定される。
本実施形態のセンサ保持具30は、弛みによって設定軌道よりも垂れ下がったローラチェーン146を検知するために、モータブラケット140の外側面に固定される。モータブラケット140は、内側面にモータ141を保持するとともに、その反対側の面(外側面)にモータ141の出力軸が連結されるモータ側スプロケット144を保持する。
図4Aに示すように、センサ保持具30は、設定軌道から外れたローラチェーン146を検知するために、モータブラケット140との間に空間を有するように構成される。当該空間により、ローラチェーン146が設定軌道から垂れ下がってもセンサ保持具30に干渉しないようになっている。また、センサ保持具30は、端面が略L字状の補助プレート35によってもモータブラケット140に固定される。
センサ保持具30の上部に、設定軌道から外れて空間に入り込んだローラチェーン146を検知する第1異常検知センサ31が設けられる。
図4Bは、本実施形態の小変位が検知されるときの第1異常検知センサ31及び第2異常検知センサ32に対するローラチェーン146の位置関係を示す拡大図である。第1異常検知センサ31は、設定軌道(正常位置)から外れて下方に垂れ下がったローラチェーン146の小さな変位を注意検知するためのものである。第1異常検知センサ31は、センサ保持具30が形成する空間の入口側(設定軌道のローラチェーン146側)に固定されている。
本実施形態の第1異常検知センサ31は、センサ本体31a及び反射部31bからなる回帰反射型の光電センサである。センサ本体31aは投光部及び受光部(何れも図示省略)を有する。反射部31bは、モータブラケット140側に固定され、センサ本体31aから出射された光を当該センサ本体31aに反射する。センサ本体31aと反射部31bは、ローラチェーン146の移動方向に直交する方向で対向する位置関係にある。第1異常検知センサ31は、モータブラケット140とセンサ保持具30の間の空間に垂れ下がったローラチェーン146が入り込み、センサ本体31aと反射部31bを結ぶ光路31cが遮られると、検知信号を制御盤15に送信する。
図4Cは、本実施形態の大変位が検知されるときの第1異常検知センサ及び第2異常検知センサに対するローラチェーンの位置関係を示す拡大図である。第2異常検知センサ32は、設定軌道(正常位置)から外れて下方に垂れ下がったローラチェーン146の大きな変位を警告検知するためのものである。第2異常検知センサ32は、第1異常検知センサ31よりも下方でセンサ保持具30に保持される。
本実施形態の第2異常検知センサ32は、可動ピン32a及びスイッチ部32bからなる接触式の触覚センサである。可動ピン32aは、センサ本体31a及び反射部31bを結ぶ光路31cよりも設定軌道のローラチェーン146から離れた位置でセンサ保持具30に保持される。スイッチ部32bは、可動ピン32aの動きに伴ってスイッチが入り切りするマイクロスイッチである。第2異常検知センサ32は、垂れ下がったローラチェーン146が可動ピン32aに触れると当該可動ピン32aが動き、スイッチ部32bのスイッチが入って検知信号を制御盤15に送信する。
第2異常検知センサ32の検知位置(可動ピン32aの位置)は、第1異常検知センサ31の検知位置(光路31c)よりも設定軌道のローラチェーン146から離れた場所に位置する。従って、第1異常検知センサ31は、第2異常検知センサ32よりもローラチェーン146の弛みを検知することになる。第2異常検知センサ32によって検知されるローラチェーン146の大きな弛み(以下、大変位とする)が検知される前に第1異常検知センサ31によってローラチェーン146の小さな弛み(以下小変位)を検知することで、異常状態になりつつある兆候を検知可能となっている。
次に、本実施形態のシャッター装置1による異常状態の検知に基づくモータ141の駆動制御について説明する。なお、以下に説明する制御例は第1の実施形態又は第2の実施形態の何れの構成においても適用できる。
図5は、本実施形態のシャッター装置1の電気的な構成を示すブロック図である。図5に示すように、操作装置16からの操作信号が入力された制御盤15は、操作信号に基づいてモータ141に動作信号を出力する。本実施形態では、制御盤15によるモータ141の駆動制御が第1異常検知センサ31及び第2異常検知センサ32の検知信号に基づいて行われる。
図6は、本実施形態の第1異常検知センサ31の異常検知に基づく処理を示すフローチャートである。シャッターカーテン12が上限位置(全開位置)又は下限位置(閉鎖位置)にある状態で制御盤15が操作装置16の押しボタンが押されたことを検知するとモータ141の駆動制御に移行する(ステップS101)。制御盤15は、シャッターカーテン12を巻き上げる又は繰り出すためのシャッター動作が開始されるようにモータ141に動作信号を出力する(ステップS102)。
制御盤15は、シャッター動作の開始後、第1異常検知センサ31及び第2異常検知センサ32の検知信号に基づいて小変位を検知する(ステップS103)。
本実施形態では、第1異常検知センサ31の検知信号がONで第2異常検知センサ32の検知信号がOFFの場合に小変位が生じていると判定される。従って、第1異常検知センサ31の検知信号がOFFの場合は小変位が検知されないことになる。また、本実施形態では、第1異常検知センサ31の検知信号がONであって第2異常検知センサ32の検知信号がONである場合は、ステップS111の処理に移行し、ここで大変位を検知する流れとなっている。
ステップS103の処理で小変位が検知されると、制御盤15はモータ141の駆動を停止してシャッター動作を停止させるとともに注意灯173を点灯する(ステップS104、ステップS105)。そして、押し切り操作制御に移行する(ステップS106)。ここでいう押し切り操作は、操作装置16の押しボタンを押し続けている間のみ、シャッターが動作する状態である。この状態で第1異常検知センサ31の検知信号に基づいて信号復旧がされた否かを検知する(ステップS107)。ステップS107で信号復旧が検知されるまでステップS104〜S107の処理が繰り返される。
ステップS107の処理で信号復旧が検知されると注意灯173を消灯する処理に移行する(ステップS108)。注意灯173の消灯後も押し切り操作を継続する(ステップS109)。
次に、異常除去されたか否かを検知し、異常除去が行われていない場合はステップS104の処理に戻ってステップS105以降の処理が繰り返される(ステップS110)。ステップS110で異常除去が行われたことが検知されるとステップS101の処理に戻る。なお、異常除去は、メンテナンス作業や修理等によって行われるものである。異常除去が行われたことを検知する方法は適宜の手段を用いることができる。例えば、制御盤15内部のスイッチ(図示省略)や操作装置16に対して作業者が所定の操作を行うことで検知される構成としてもよい。
図7は、本実施形態の第2異常検知センサ32の異常検知に基づく処理を示すフローチャートである。ステップS103の小変位が検知されなかった場合やステップS110の異常除去で異常が除去されたと判定された場合はステップS111に移行する。ステップS111では、第1異常検知センサ31及び第2異常検知センサ32の検知信号に基づいて大変位が検知される。本実施形態では、少なくとも第2異常検知センサ32の検知信号がONになっている場合に大変位と判定される。即ち、第1異常検知センサ31及び第2異常検知センサ32の両方の検知信号がONである場合や、第2異常検知センサ32のみがONになっている場合も大変位が生じていると判定される。
ステップS111の処理で大変位が検知されると、シャッターカーテン12の巻き上げ又は繰り出しを停止するシャッター動作停止制御を行うとともに警告灯172を点灯する(ステップS112,ステップS113)。そして、不動作状態制御に移行する(ステップS114)。この不動作状態では、シャッターを動作させるための操作を受け付けない状態となる。
ステップS115では、不動作状態での第1異常検知センサ31及び第2異常検知センサ32の検知信号に基づいて信号復旧しているか否かを判定する。ここでは第1異常検知センサ31及び第2異常検知センサ32の両方の検知信号がOFFになっている場合に信号復旧と判定される。ステップS115で信号復旧と判定されない場合はステップS113からステップS115の処理が繰り返される。
ステップS115の処理で信号復旧と判定された場合、警告灯172を消灯するとともに不動作状態を継続する(ステップS116、ステップS117)。そして、ステップS117の不動作状態が継続された状態で異常復旧が行われた否かを判定する(ステップS118)。ステップS118の処理で異常復旧が行われていないと判定された場合はステップS113〜ステップS118の処理が繰り返される。
ステップS118の処理で異常復旧が行われたと判定されるとステップS101の処理に戻る。なお、異常復旧は、メンテナンス作業や修理等によって行われるものである。異常復旧が行われたことを検知する方法は適宜の手段を用いることができる。例えば、制御盤15内部のスイッチ(図示省略)や操作装置16に対して作業者が所定の操作を行うことで検知される構成としてもよい。
ステップS118の処理で異常復旧されていると判定された場合はステップS101の処理に戻り、操作装置16からの操作を受け付ける状態となる。シャッターカーテン12が下限位置(閉鎖位置)又は上限位置(開放位置)になったところでフローが終了する。
上記実施形態によれば、以下のような効果を奏する。
シャッター装置1は、シャッターカーテン12と、シャッターカーテン12を巻取可能な巻取ドラム(巻取部)132と、巻取ドラム132を回転駆動してシャッターカーテン12を巻取又は繰出するモータ141と、モータ141に接続されるモータ側スプロケット(第1回転体)144と、巻取ドラム132に接続される巻取側スプロケット(第2回転体)145と、モータ側スプロケット144及び巻取側スプロケット145に巻き回されるローラチェーン(無端帯)146と、モータ141の巻取又は繰出を指示可能な操作装置16と、操作装置16の指示に基づいてモータ141を制御する制御盤15と、ローラチェーン146の設定軌道から外れた相対的に小さな変位を検知する第1異常検知センサ31と、ローラチェーン146の設定軌道から外れた相対的に大きな変位を検知する第2異常検知センサ32と、を備える。
これにより、ローラチェーン(無端帯)146の設定軌道からのズレを段階的に検知することが可能となり、異常の程度に応じて適切な対応を行うことができる。また、現段階では緊急停止する必要がないものの放置すれば故障原因となるような異常の兆候を検知できるので、故障原因を確実に除去できるとともに、ローラチェーン146の弛みに起因する効率性の低下に対して早い段階で対応できる。
また、本実施形態のように、第1異常検知センサ31は、第2異常検知センサ32よりも設定軌道に位置するローラチェーン146側に配置される非接触式センサであり、第2異常検知センサ32は、接触式センサが好ましい。
これにより、第1異常検知センサ31が非接触式なため、小変位を検知している状態でも第1異常検知センサ31とローラチェーン146が接触していないので、第1異常検知センサ31が接触した状態でローラチェーン146が移動して第1異常検知センサ31が故障することもない。また、第2異常検知センサ32が、相対的にコストが低い接触式によって構成されるので、ローラチェーン146の設定軌道からのズレを段階的に検知できる構成を低コストで実現できる。
また、本実施形態では、シャッター装置1は、巻取シャフト131を介して巻取ドラム132を回転可能に支持する軸受ブラケット135と、軸受ブラケット135に固定され、モータ141を保持するモータブラケット(駆動部ブラケット)140と、を更に備え、モータブラケット140に第1異常検知センサ31及び第2異常検知センサが配置される。
これにより、第1異常検知センサ31及び第2異常検知センサ32を設置する作業を比較的作業スペースの広いモータブラケット140側で行うことができ、段階的に異常を検知できる構成の取付作業を効率化できる。
また、本実施形態では、シャッター装置1は、第1異常検知センサ31及び第2異常検知センサ32の検知結果に基づいて異常の程度を段階的に区別して報知可能な報知装置を更に備える。
これにより、使用者がシャッター装置1の異常の程度を速やかに把握することができ、適切かつ迅速な対応が行われることになる。また、異常の程度によって操作方法が変わっている場合もそのことを把握することができる。
また、本実施形態では、制御盤15は、第1異常検知センサ31及び第2異常検知センサ32の検知結果に基づいて異常の程度を判定し、異常の程度が高い場合にはモータ141の駆動を停止し、異常の程度が低い場合には操作装置16に予め設定される所定操作(押しボタンを継続して押し下げる操作)が行われることを条件としてモータ141を駆動させる。
これにより、異常の程度に応じてモータ141の駆動が制御されるので、過剰に安全側の制御が行われることもなく、実情に応じたシャッター装置1の動作制御が行われることになる。
また、本実施形態では、第1異常検知センサ31及び第2異常検知センサ32が一つのセンサ保持具30に保持されているので、異常を検知するための装置構成をコンパクトにまとめることができる。
上記実施形態(第1の実施形態)では、第1異常検知センサ31及び第2異常検知センサ32がモータブラケット140に配置される例を説明したが、この構成は適宜変更できる。図8は、第2の実施形態のセンサ保持具30、第1異常検知センサ31及び第2異常検知センサ32の位置関係を示す拡大図である。
図8に示すように、第2の実施形態では、モータブラケット140ではなく、軸受ブラケット135の外側面に配置される。第2の実施形態においても、第1実施形態と同様に、異常を段階的に検知でき、同様の効果を奏する。なお、ローラチェーン146の弛みを検知する都合上、弛みが最大に発生するローラチェーン146下に配置することが好ましい。
また、上記実施形態では、センサ保持具によって形成される空間の上部が開放される構成であるが、センサ保持具によって設定軌道を囲うように空間を形成してもよい。
また、第1異常検知センサ31の検知位置を設定軌道の位置の高さに設定し、ローラチェーン146によって光路31cが遮られる状態を正常とすることもできる。この場合、ローラチェーン146が弛んで設定位置から外れると光路31cが遮られなくなって検知信号がONとなる。
また、ローラチェーン146が垂れ下がる状況を検知できる位置だけでなく、第1異常検知センサ31及び第2異常検知センサ32は設定軌道から外れる動きを検知できる位置であればよい。
また、上記実施形態では、伝達機構143は、モータ側スプロケット144、巻取側スプロケット145、ローラチェーン146から構成されているが、この構成に限定されるわけではない。場合によっては第1回転体及び第2回転体をプーリによって構成し、プーリに巻き回される無端帯をベルトによって構成することもできる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。例えば、上記実施形態では、段階的検知として、作動に支障がなく許容する範囲での第1検知部と、許容範囲を超える第2検知部との2段階検知としているが、第1検知部と第2検知部との間に複数の検知部を設けることで、検知信号を細かくできるとともに変位の具合(程度)をより細かく確認することもできる。即ち、上記実施形態の構成をより多段にしてローラチェーン146の変位量を計測できるようにすることもできる。
上記実施形態では、制御盤15、操作装置16及び報知装置17の配置場所は、ガイドレール11や巻取装置13等の近傍であってもよいし、シャッターカーテン12から離れた同一施設内の集中管理室や施設から地理的に離れた遠隔監視室等であってもよい。
また、上記実施形態では、報知装置17は、複数の表示灯(電源灯171、警告灯172、注意灯173、コード断線灯174)によってシャッター装置1の状態を報知する構成であるが、この構成に限定されない。例えば、ブザーやスピーカー等の発音装置、画像を表示する表示装置、又はこれらの組み合わせによって報知装置を構成してもよい。
1 シャッター装置
11 ガイドレール
12 シャッターカーテン
15 制御盤(制御部)
16 操作装置(操作部)
17 報知装置
31 第1異常検知センサ(第1異常検知部)
32 第2異常検知センサ(第2異常検知部)
132 巻取ドラム(巻取部)
135 軸受ブラケット
140 モータブラケット(駆動部ブラケット)
141 モータ(駆動部)
144 モータ側スプロケット(第1回転体)
145 巻取側スプロケット(第2回転体)
146 ローラチェーン(無端帯)

Claims (7)

  1. シャッターカーテンと、
    前記シャッターカーテンを巻取可能な巻取部と、
    前記巻取部を回転駆動して前記シャッターカーテンを巻取又は繰出する駆動部と、
    前記駆動部に接続される第1回転体と、
    前記巻取部に接続される第2回転体と、
    前記第1回転体及び前記第2回転体に巻き回される無端帯と、
    前記駆動部の巻取又は繰出を指示可能な操作部と、
    前記操作部の指示に基づいて前記駆動部を制御する制御部と、
    前記無端帯の設定軌道から外れた相対的に小さな変位を検知する第1異常検知部と、
    前記無端帯の設定軌道から外れた相対的に大きな変位を検知する第2異常検知部と、
    前記第1異常検知部及び前記第2異常検知部の検知結果に基づいて異常の程度を段階的に区別して報知可能な報知装置と、を備えるシャッター装置。
  2. 前記第1異常検知部は、前記第2異常検知部よりも前記設定軌道に位置する前記無端帯側に配置される非接触式センサであり、
    前記第2異常検知部は、接触式センサである請求項1に記載のシャッター装置。
  3. 前記巻取部を回転可能に支持する軸受ブラケットと、
    前記軸受ブラケットに固定され、前記駆動部を保持する駆動部ブラケットと、
    を更に備え、
    前記駆動部ブラケットに前記第1異常検知部及び前記第2異常検知部が配置される請求項1又は2に記載のシャッター装置。
  4. 前記制御部は、前記第1異常検知部及び前記第2異常検知部の検知結果に基づいて異常の程度を判定し、
    異常の程度が高い場合には前記駆動部の駆動を停止し、
    異常の程度が低い場合には前記操作部に予め設定される所定操作が行われることを条件として前記駆動部を駆動させる請求項1からの何れかに記載のシャッター装置。
  5. シャッターカーテンと、
    前記シャッターカーテンを巻取可能な巻取部と、
    前記巻取部を回転駆動して前記シャッターカーテンを巻取又は繰出する駆動部と、
    前記駆動部に接続される第1回転体と、
    前記巻取部に接続される第2回転体と、
    前記第1回転体及び前記第2回転体に巻き回される無端帯と、
    前記駆動部の巻取又は繰出を指示可能な操作部と、
    前記操作部の指示に基づいて前記駆動部を制御する制御部と、
    前記無端帯の設定軌道から外れた相対的に小さな変位を検知する第1異常検知部と、
    前記無端帯の設定軌道から外れた相対的に大きな変位を検知する第2異常検知部と、を備え、
    前記第1異常検知部は、前記第2異常検知部よりも前記設定軌道に位置する前記無端帯側に配置される非接触式センサであり、
    前記第2異常検知部は、接触式センサであるシャッター装置。
  6. シャッターカーテンと、
    前記シャッターカーテンを巻取可能な巻取部と、
    前記巻取部を回転駆動して前記シャッターカーテンを巻取又は繰出する駆動部と、
    前記駆動部に接続される第1回転体と、
    前記巻取部に接続される第2回転体と、
    前記第1回転体及び前記第2回転体に巻き回される無端帯と、
    前記駆動部の巻取又は繰出を指示可能な操作部と、
    前記操作部の指示に基づいて前記駆動部を制御する制御部と、
    前記無端帯の設定軌道から外れた相対的に小さな変位を検知する第1異常検知部と、
    前記無端帯の設定軌道から外れた相対的に大きな変位を検知する第2異常検知部と、
    前記巻取部を回転可能に支持する軸受ブラケットと、
    前記軸受ブラケットに固定され、前記駆動部を保持する駆動部ブラケットと、を備え、
    前記駆動部ブラケットに前記第1異常検知部及び前記第2異常検知部が配置されるシャッター装置。
  7. シャッターカーテンと、
    前記シャッターカーテンを巻取可能な巻取部と、
    前記巻取部を回転駆動して前記シャッターカーテンを巻取又は繰出する駆動部と、
    前記駆動部に接続される第1回転体と、
    前記巻取部に接続される第2回転体と、
    前記第1回転体及び前記第2回転体に巻き回される無端帯と、
    前記駆動部の巻取又は繰出を指示可能な操作部と、
    前記操作部の指示に基づいて前記駆動部を制御する制御部と、
    前記無端帯の設定軌道から外れた相対的に小さな変位を検知する第1異常検知部と、
    前記無端帯の設定軌道から外れた相対的に大きな変位を検知する第2異常検知部と、を備え、
    前記制御部は、前記第1異常検知部及び前記第2異常検知部の検知結果に基づいて異常の程度を判定し、
    異常の程度が高い場合には前記駆動部の駆動を停止し、
    異常の程度が低い場合には前記操作部に予め設定される所定操作が行われることを条件として前記駆動部を駆動させるシャッター装置。
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