JP2006089238A - 昇降装置及び照明装置 - Google Patents

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幸男 石田
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Abstract

【課題】昇降装置に故障が発生した可能性がある場合に、モータを迅速に停止し、昇降装置の他の部分に損傷が発生することを防止する。
【解決手段】ロック機構51を備えた昇降装置13について、昇降体31のロックの解除時に、モータMの始動後、上昇検出スイッチL1が作動するまでに、巻取ドラム24の回転量が所定範囲を超えた時点で、制御手段は、装置の一部に故障が発生した可能性があると判断し、モータMを停止する。巻取ドラム24の回転量は、エンコーダEにより検出する。エンコーダEは、歯切り部を備えた円盤を巻取ドラム24と一体に回転させ、光学手段によりこの円盤の回転を検出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、昇降装置本体に対してワイヤロープで吊り下げた昇降体を昇降させる昇降装置及び照明装置に関する。
従来、例えば、体育館、工場及び倉庫のような高い天井に設置する照明器具について、点検、調整やランプ交換を容易かつ迅速にするために、照明器具を昇降装置によって昇降させる照明装置が知られている。
昇降装置は、天井側に設置される昇降装置本体を有し、この昇降装置本体にはモータの駆動で駆動伝達機構を介して回転駆動する巻取ドラムが設けられ、この巻取ドラムに巻回されたワイヤロープに昇降体が連結されて吊り下げられ、この昇降体に照明器具が取り付けられている。そして、モータの駆動によって巻取ドラムがワイヤロープを巻き取り、または巻き戻し、昇降体とともに照明器具を昇降させている(例えば、特許文献1参照)。また、この構成では、意に反する照明器具の下降を防止するため、スプリングクラッチを用いたロック機構が設けられている。
一方、下降させる機器の停止位置を正確に制御するため、機器の下降時に、モータの回転に伴いパルス信号を発生させるとともにこのパルスをカウントし、所定のカウント値でモータを停止する構成が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特許第3367703号公報(第2頁、図1−2) 特開2004−207031号公報(第3頁)
このような照明装置において、昇降装置本体内の所定のロック位置まで上昇した昇降体をロック機構でロックして上昇を完了し、下降の開始時には一旦昇降体を上昇させてロックを解除し、次いで、昇降体を下降させる構成が考えられる。しかしながら、このようなロック機構を備えた構成では、上昇完了時及び下降開始時に細かい上下動の制御が必要になり、万が一装置の故障が発生した場合に、モータを迅速に停止してモータの損傷などを防止できるように考慮する必要がある。また、高速に回転するモータの回転を直接に計測するためには、複雑な機構が必要になり、製造コストが上昇する問題を有している。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、装置の一部に故障が発生し異常な動作が生じた場合に、迅速にモータを停止して他の部分の損傷を防止できる昇降装置及び照明装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の昇降装置は、ワイヤロープ、ワイヤロープを巻取り巻戻しする巻取ドラム、この巻取ドラムに連結された駆動伝達機構、及び、駆動伝達機構を介して巻取ドラムを回転駆動するモータを有する昇降装置本体と;ワイヤロープに連結され、昇降装置本体に対して昇降する昇降体と;巻取ドラムの回転量を計測するエンコーダと;昇降体の所定位置への到達を検出する検出スイッチと;エンコーダ及び検出スイッチの出力が入力され、モータの始動後、検出スイッチが作動するまでに、巻取ドラムの回転量が所定範囲を超えた時点で、モータを停止する制御手段と;を具備したものである。
そして、この構成では、モータの始動後、検出スイッチが作動するまでに、巻取ドラムの回転量が所定範囲を超えた時点で、制御手段は、装置の一部に故障が発生した可能性があると判断し、モータを停止することにより、装置の他の部分に損傷が発生することが防止される。
請求項2記載の昇降装置は、請求項1記載の昇降装置において、昇降装置本体内のロック位置に上昇停止した昇降体をロックし、モータの一方向への回転によって昇降体がロック位置より上方のロック解除位置へ上昇した後にモータの他方向への回転によって昇降体が下降して昇降体のロックを解除するロック機構と;昇降体のロック解除位置への上昇を検出する上昇検出スイッチと;エンコーダ及び上昇検出スイッチの出力が入力され、昇降体のロックの解除時に、モータの始動後、上昇検出スイッチが作動するまでに、巻取ドラムの回転量が所定範囲を超えた時点で、モータを停止する制御手段と;を具備したものである。
そして、この構成では、ロック機構を備えた昇降装置について、昇降体のロックの解除時に、モータの始動後、上昇検出スイッチが作動するまでに、巻取ドラムの回転量が所定範囲を超えた時点で、制御手段は、装置の一部に故障が発生した可能性があると判断し、モータを停止することにより、装置の他の部分に損傷が発生することが防止される。
請求項3記載の昇降装置は、請求項1または2記載の昇降装置において、駆動伝達機構は、モータの回転を減速して巻取ドラムに伝達し、エンコーダは、歯切り部を備え巻取ドラムと一体に回転する円盤と、この円盤の歯切り部による光路の開閉に対応して信号を出力する光学手段とを備えたものである。
そして、この構成では、巻取ドラムの回転を直接的にエンコーダで計測することにより、モータの回転を計測する構成に比べて、昇降体の移動量のより正確な計測が可能になる。さらに、モータより減速された巻取ドラムの回転をエンコーダで検出するため、円盤の歯切り部による光路の開閉に対応して信号を出力する光学手段を備えた簡易な構成のエンコーダで巻取ドラムの回転量を計測することが可能になり、製造コストが低減される。
また、円盤は、巻取ドラムと別体に形成する他、巻取ドラムを構成する円盤の一部に歯切り部を形成し、巻取ドラムと一体的に構成することが許容される。
請求項4記載の照明装置は、請求項1ないし3いずれか一記載の昇降装置と;昇降体に備えられた照明器具と;を具備したものである。
そして、この構成では、請求項1ないし3いずれか一記載の昇降装置を備えたため、昇降装置の一部に故障が発生した可能性がある場合に、モータを迅速に停止し、昇降装置の他の部分に損傷が発生することが防止される照明装置が提供される。
請求項1記載の昇降装置によれば、モータの始動後、検出スイッチが作動するまでに、巻取ドラムの回転量が所定範囲を超えた時点で、制御手段は、装置の一部に故障が発生した可能性があると判断し、モータを停止することにより、装置の他の部分に損傷が発生することを防止できる。
請求項2記載の昇降装置によれば、ロック機構を備えた昇降装置について、昇降体のロックの解除時に、モータの始動後、上昇検出スイッチが作動するまでに、巻取ドラムの回転量が所定範囲を超えた時点で、制御手段は、装置の一部に故障が発生した可能性があると判断し、モータを停止することにより、装置の他の部分に損傷が発生することを防止できる。
請求項3記載の昇降装置によれば、巻取ドラムの回転を直接的にエンコーダで計測することにより、モータの回転を計測する構成に比べて、より正確に昇降体の移動量を計測できる。さらに、モータより減速された巻取ドラムの回転をエンコーダで検出するため、円盤の歯切り部による光路の開閉に対応して信号を出力する光学手段を備えた簡易な構成のエンコーダで巻取ドラムの回転量を計測することが可能になり、製造コストが低減される。
請求項4記載の照明装置によれば、請求項1ないし3いずれか一記載の昇降装置を備えたため、昇降装置の一部に故障が発生した可能性がある場合に、モータを迅速に停止し、昇降装置の他の部分に損傷が発生することを防止できる照明装置を提供できる。
以下、本発明の昇降装置の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の昇降装置及び照明器具の一実施の形態を示す斜視図、図2は同上昇降装置の底面図、図3は同上昇降装置のガイド体及び昇降体の斜視図、図4は同上昇降装置のガイド体及び昇降体が組み合った状態の一部を切り欠いた側面図、図5は同上昇降装置の円盤の正面図、図6は同上昇降装置のブロック図、図7は同上昇降装置の上昇時のロック機構の動作を示す説明図、図8は同上昇降装置の下降時のロック機構の動作を示す説明図、図9は同上昇降装置の上昇時の動作を説明するタイムチャート、図10は同上昇降装置の下降時の動作を説明するタイムチャートである。
図1において、11は照明装置で、この照明装置11は、例えば、体育館、工場及び倉庫などの高天井に設置されるもので、照明器具12と、点検、調整、及び器具交換などを容易に行うためにこの照明器具12を昇降させる昇降装置13とを備えている。
照明器具12は、昇降装置13に取り付けられる器具本体16を有し、この器具本体16の下部に反射体17が取り付けられ、この反射体17の内側で図示しないソケットにランプ18が着脱可能に取り付けられている。
図1及び図2に示すように、昇降装置13は、取付アーム21によって天井面などの構造物に設置される昇降装置本体22を有している。この昇降装置本体22は、本体ユニットとも呼びうるもので、索条としてのワイヤロープ23の基端側を連結して巻き取り巻き戻しする巻取ドラム24、及びこの巻取ドラム24を駆動伝達機構25を介して正逆方向に回転駆動する駆動部である直流のモータMが配設されている。ワイヤロープ23は例えば2本であり、また、巻取ドラム24には2本のワイヤロープ23をそれぞれ巻き取る2つの巻取部24aが並設されている。
各ワイヤロープ23の先端側は、弛み検知手段26や複数のガイドプーリ27などを通じて、昇降装置本体22の下面中央から下方へ導出されている。そして、この弛み検知手段26は、例えば照明器具12の下降時に、この照明器具12が床面に設置した際にワイヤロープ23が弛むのを検知してモータMの下降方向回転を停止させるようになっている。
また、両ワイヤロープ23の先端に昇降体31が連結されて吊り下げられ、この昇降体31の下部にブラケット32を介して照明器具12が取り付けられている。また、照明器具12側と昇降体31側とはケーブルなどで電気的にも接続されている。
そして、昇降装置本体22の中央には、昇降装置本体22に上昇する昇降体31が嵌合して進入しその昇降体31を位置決めするガイド体34が設置され、このガイド体34の内側に、昇降体31と昇降装置本体22側との電気接続を図るための接点台35が上下動可能に配置されている。そして、これらガイド体34及び接点台35の両側を通じて各ワイヤロープ23が下方へ導出されている。
また、接点台35の下面には、複数の昇降装置本体側接点35aが取り付けられ、これら昇降装置本体側接点35aに対向して、昇降体31の上面には、昇降装置本体側接点35aに接続される複数の昇降体側接点31aが取り付けられている。そして、例えば図4に示すように、昇降体31がガイド体34内の所定のロック位置まで進入した状態で、昇降装置本体側接点35aと昇降体側接点31aとが接触して、昇降装置本体22側から照明器具12側に給電可能としている。
そして、昇降装置本体22には、照明器具12用及び操作用の端子台36が設けられている。
また、図3及び図4に示すように、ガイド体34は、上下に開口する略長方形枠状に形成され、下部側に昇降体31が嵌合して進入する進入域37が形成されている。そして、この進入域37に臨み、ガイド体34の長手方向の両側に、昇降体31の周面が嵌合する両側のガイド部38が形成され、また、これら両側のガイド部38と交差したガイド体34の短手方向の両側中央に、進入域37に進入した昇降体31の周面が突出する溝部39が形成されている。さらに、両側のガイド部38の内面上部には、ガイド部38の内面より外方へ向けて窪む溝状のロック部40が形成されている。そして、このガイド体34は、上部が昇降装置本体22に取り付けられている。
また、接点台35は、ガイド体34の内側に上下方向に移動可能に嵌合する四角形枠状に形成され、長方形の基板部41、及びこの基板部41の短手方向の両側から下方へ折曲されて昇降体31の上面に当接する当接板部42を有する断面略コ字形に形成されている。この接点台35の基板部41の下面に円板状の複数の昇降装置本体側接点35aが取り付けられている。さらに、接点台35の上面には、ガイド体34が取り付けられた昇降装置本体22との間に複数のスプリング43が配置され、これらスプリング43により、接点台35がガイド体34に対して下方へ付勢されている。
また、昇降体31は、上下方向に開口する略円筒状に形成され、上部両側に一対の溝部46が形成され、これら各溝部46の両側にロック爪取付部46aが形成されている。そして、これら各溝部46で両側のロック爪取付部46a間に位置して、周面から鋭角に突出する爪部48を有するロック爪49が回動可能に配置されている。そして、各ロック爪49は、軸50によって両側のロック爪取付部46aに対して回転自在に軸支され、爪部48が昇降体31の外周面より側方へ向けて突出するように例えば軸50に装着されるスプリングなどの図示しない付勢手段によって付勢されている。すなわち、ロック爪49は、その爪部48が側方へ突出する進出可能とし、溝部46を通じて下方に回動して昇降体31の外周面から後退可能であるとともに、上方へ回動して昇降体31の外周面から後退可能としている。
そして、これらガイド体34のロック部40、及び昇降体31のロック爪49などによって、昇降装置本体22内のロック位置に上昇停止した昇降体31をロックするロック機構51が構成されている。
また、昇降体31の上面に設けられた複数の昇降体側接点31aは、可動接点52であり、昇降体31に対して上下方向に移動可能な可動軸53の上端に支持されているとともに、この可動軸53に装着されたスプリング54によって上方へ付勢されている。そして、この可動軸53の下端に、図示しない端子板を介して、照明器具12側と電気的に接続するためのリード線が接続されている。
また、図1及び図2に示すように、昇降装置13の昇降装置本体22には、昇降体31の移動量すなわちワイヤロープ23の移動量を計測するエンコーダEが備えられている。このエンコーダEは、円盤61と、この円盤61に組み合わされた光学手段62とを備えている。そして、円盤61は、図1、図2、及び図5に示すように、巻取ドラム24と同軸に取り付けられて、この巻取ドラム24と一体に回転するとともに、円盤61の外周部には、所定間隔で外周部が光が通過可能に切り欠かれた歯切り部63が形成されている。また、光学手段62は、円盤61の歯切り部63が配置される溝部64aを設けた断面略コの字状の基台部64と、この基台部64に相対向して配置された発光ダイオードなどの光源65及びフォトカプラなどの受光素子66を備えている。そこで、このエンコーダEは、巻取ドラム24の回転に伴い、歯切り部63が光源65と受光素子66との間の光路を断続的に開閉し、パルス状の信号として出力するようになっている。
また、図6に示すように、昇降装置13は、制御手段71を備え、この制御手段71により、複数のリレーを備えたモータ駆動部72を通じてモータMを制御するとともに、昇降装置13の各部を制御するようになっている。そして、制御手段71は、例えば、昇降装置本体22に取り付けられた回路基板73に実装されたCPU、いわゆるマイコンなどにより構成されている。そして、この制御手段71には、検出スイッチとしての解除時反転スイッチである上昇検出スイッチL1、ロック時反転スイッチL2、弛み検知スイッチL3、及びエンコーダEの出力が入力される。また、この制御手段71には、端子台36を介して、上昇、下降を切り換えるセレクトスイッチ75が接続されるようになっている。
そして、上昇検出スイッチL1及びロック時反転スイッチL2は、それぞれマイクロスイッチであり、昇降体31の位置を検出するため、昇降装置13の昇降装置本体22側に設けられ、本実施の形態では、接点台35に対向して設けられ、この接点台35の移動を介して、昇降体31の位置を検出する。また、弛み検知スイッチL3は弛み検知手段26に設けられ、ワイヤロープ23の弛みを検知する。
次に、本実施の形態の昇降装置13の動作を説明する。
概略として、この昇降装置13は、セレクトスイッチ75の動作に基づいて動作し、床面側から引き上げられて上昇する昇降体31は、昇降装置本体22内のロック位置を僅かに通過してロック時反転位置まで上昇した後、反転下降することにより、昇降装置本体22内のロック機構51でロックして保持される。一方、昇降体31をこのロック位置から床面側に下降させる際は、昇降体31は一旦上方に引き上げられ、ロック位置から上方のロック解除位置まで移動してロックが解除された後、反転下降され、床面側まで下降するようになっている。
まず、照明器具12すなわち昇降体31の上昇動作を図7及び図9を参照して説明する。
昇降体31が床面G上から離間して停止した状態では、各図のA0に示すように、セレクトスイッチ75すなわち電源はオフであり、モータMは停止している。従って、エンコーダEの出力に変化はない。また、ロック時反転スイッチL2はオフとなっている。さらに、ワイヤロープ23には弛みがなく、弛み検知スイッチL3はオフとなっている。また、上昇動作には関係ないが、上昇検出スイッチL1はオフとなっている。なお、昇降体31が床面G上に当接して停止した状態では、ワイヤロープ23には弛みがあり、弛み検知スイッチL3はオンとなっている。
次いで、各図のA1に示すように、セレクトスイッチ75が上昇側に切り換えられて電源が入ると、モータMは、巻き取り方向すなわち上回転で回転を開始し、巻取ドラム24にワイヤロープ23を巻き取り、昇降体31を上昇させ始める。そして、各図のA2に示すように、昇降体31が若干持ち上げられた状態では、エンコーダEから一定の間隔でパルス状の信号が出力されているとともに、ワイヤロープ23の弛みはなく、弛み検知スイッチL3はオフとなっている。
次いで、各図のA3に示すように、昇降体31が昇降装置本体22に達すると、この昇降体31がガイド体34内に嵌合して進入上昇する。この際、昇降体31の外周面の両側からそれぞれ側方へ向けて突出する両側のロック爪49の爪部48がガイド部38に当接するが、ロック爪49に対する付勢に抗して爪部48が下方に回動して昇降体31の外周面から後退するため、昇降体31のガイド体34内への進入上昇が許容される。
また、昇降体31がガイド体34内を上昇する過程で、昇降体31の各昇降体側接点31aがガイド体34内に配置されている接点台35の各昇降装置本体側接点35aに当接し、その後は、接点台35のスプリング43、及び各昇降体側接点31aすなわち各可動接点52のスプリング54を収縮させながら昇降体31と一緒に接点台35が上昇する。
次いで、各図のA4に示すように、ロック爪49の爪部48がガイド部38の内面からロック部40に臨み、ロック爪49に対する付勢によって爪部48が昇降体31の外周面から側方へ突出するように回動してロック部40に係合し、上昇検出スイッチL1がオンとなるが、さらに、昇降体31は上昇を続ける。
そして、各図のA5に示すように、ロック時反転スイッチL2がオンになり、昇降体31がロック位置まで上昇したことを検出したら、リレーを動作させ、モータMを逆回転させ、巻き戻し方向すなわち下回転させて、昇降体31を下降させる。この結果、図9に示すA6の時点で、ロック時反転スイッチL2はオフになり、さらに、各図のA7に示すように、ワイヤロープ23に弛みが生じ、弛み検知スイッチL3がオンとなった時点で、モータMを停止させ、電源をオフとする。この結果、エンコーダEの信号は停止し、出力に変化はなくなる。
この状態で、ロック爪49の爪部48がロック部40に係合し、昇降体31が昇降装置本体22にロック位置でロックして安定して保持されるとともに、ワイヤロープ23に過度の力が加わらず、ワイヤロープ23が保護される。そして、この状態で、各昇降装置本体側接点35a及び各昇降体側接点31aを介して照明器具12に電力が供給可能となる。
次に、照明器具12すなわち昇降体31の下降動作を図8及び図10を参照して説明する。
昇降体31が昇降装置本体22にロック位置でロックして保持された状態では、図7のA7すなわち各図のB0に示す状態となり、上昇検出スイッチL1はオンになっている。
そして、各図のB1に示すように、セレクトスイッチ75が下降側に切り換えられて電源が入ると、モータMは、ロックを解除するため、巻き取り方向すなわち上回転で回転を開始し、巻取ドラム24にワイヤロープ23を巻き取り、昇降体31を上昇させ始める。そして、図10のB2に示すように、昇降体31が若干持ち上げられた状態では、エンコーダEから一定の間隔でパルス状の信号が出力されているとともに、ワイヤロープ23の弛みがなくなり、弛み検知スイッチL3がオフとなっている。
次いで、各図のB3に示すように、ロック時反転位置を超えて昇降体31が上昇し、ロック爪49の爪部48がガイド部38の上部36aに臨むと、ロック爪49に対する付勢によって爪部48がガイド部38の上部36aの上方へ回動して突出するロック解除状態となる。この状態で、上昇検出スイッチL1がオフとなり、昇降体31がロック解除位置まで上昇したことを検出したら、極性反転リレーであるリレーを動作させ、モータMを逆回転させ、巻き戻し方向すなわち下回転させて、昇降体31を下降させる。
これにより、爪部48がガイド部38の上部36aに当接するが、図8のB4に示すように、ロック爪49に対する付勢に抗して爪部48が上方へ回動して昇降体31の外周面から後退し、昇降体31のガイド体34に対する下降が許容される。この後、上昇検出スイッチL1は一旦オンとなった後にオフになり、ロック時反転スイッチL2はオフになる。
そして、下降する昇降体31すなわち照明器具12は、図7のA2に示す状態と同様のB5の状態を経て、装置内部の高さ設定機構により、操作者の操作による位置あるいは制御手段71が記憶した位置など、床面Gから所定の高さ位置で停止する。すなわち、下降を開始してからの、例えば、図8及び図10のB3の時点からの昇降体31の移動量を計測し、予め設定した高さ位置に到達したB6の時点で、モータMを停止させ、電源をオフとする。この結果、エンコーダEの信号は停止し、出力に変化はなくなる。この状態で、図7のA0に示す状態に復帰する。
また、この昇降体31すなわち照明器具12の移動量の計測については、歯切り部63を設けた円盤61を巻取ドラム24にいわば一体化したエンコーダEで計測することで、照明器具12の移動距離を容易に正確に算出することができ、電源の変動や照明器具12の質量の変動に係わらず、ばらつくことなく記憶設定位置に照明器具12を停止させ、保守作業などを容易にすることができる。
なお、下降する昇降体31を床面G上に当接して停止させることもできる。この場合には、ワイヤロープ23には弛みが生じ、弛み検知スイッチL3がオンとなり、昇降体31が床面G上に当接したことが検出され、モータMを停止させる。
そして、この照明器具12の下降状態で、照明器具12のランプ18の交換、照明器具12の点検及び清掃などが容易に行われる。
さらに、本実施の形態では、制御手段71は、エンコーダEから出力されるパルス状の信号数を積算し、昇降体31の移動量を計測し、管理している。すなわち、モータMの状態を回転数で検知する為にエンコーダEを備え、昇降体31の高さ位置及び各スイッチ入力の状態や回転の方向で異常な回転数を検知した場合にモータMを停止させるようになっている。
例えば、何らかの動作が開始されてから、いずれかのスイッチの変化など次の動作が生じするまでの信号数に制限を設けており、この信号数を超えた場合には、本来停止あるいは反転している位置でもモータMが継続して回転している場合であり、機構部になんらかの異常が生じたものとして、モータMを停止させ、電源をオフとして、モータMへの過負荷やワイヤロープ23への過度な荷重あるいは吐き出し過剰を防止し、安全性の向上を図っている。
すなわち、昇降体31の下降動作の際は、正常な動作であれば、モータMは巻き取り方向すなわち上回転で回転を開始し、次いで、上昇検出スイッチL1がオンとなったら、リレーによりモータMを反転し、昇降体31を下降させることになる。ここで、極性反転リレーの故障により、昇降体31の下降動作の際にモータMが巻き戻し方向すなわち下降回転で回転を開始してしまった場合は、昇降体31はロックされたまま、ワイヤロープ23が吐き出されることになる。この際、弛み検知スイッチL3がオンとなったことを検出すれば、制御手段71はモータMを停止させるが、この弛み検知スイッチL3による管理に加え、上昇検出スイッチL1がオンとなることなく、エンコーダEから出力される信号数が所定の値を超えた場合は、異常と判断する。例えば、エンコーダEの信号出力数が通常3ポイントで上昇検出スイッチL1がオンとなるところ、10ポイントでも上昇検出スイッチL1が作動しない時は、異常と判断し、制御手段71はモータMを停止させ、ワイヤロープ23が昇降装置本体22内に吐き出されることを防止することができる。
また、昇降体31が床面Gに当接した際や、上昇動作の最終段階で昇降体31を下降させる際は、弛み検知スイッチL3でワイヤロープ23の弛み検知を行っているが、この弛み検知スイッチL3が故障などにより正常に機能せずにワイヤロープ23が吐き出され続けた場合にも、エンコーダEにより迅速にモータMを停止し、ワイヤロープ23が昇降装置本体22内に吐き出されることにより生じる装置の他の部分の損傷が発生することを防止できる。
このように、本実施の形態によれば、高天井などに設置される照明装置11の昇降装置13について、モータMの始動後、いずれかの検出スイッチL1,L2,L3が作動するまでに、巻取ドラム24の回転量が所定範囲を超えた時点で、制御手段71は、装置の一部に故障が発生した可能性があると判断し、モータMを停止することにより、本体ユニット内で上昇から下降に切り替わる時に停止するための検知位置を検知する停止スイッチである上昇検知スイッチL1、下降時にロックを解除するために一時上昇する時に昇降体31が本体ユニット内で停止するためのロック時反転スイッチL2、及び弛み検知スイッチL3などが故障した場合にも、装置の他の部分に損傷が発生することを防止できる。
特に、ロック機構51を備えた昇降装置13について、昇降体31のロックの解除時に、モータMの始動後、上昇検出スイッチL1が作動するまでに、巻取ドラム24の回転量が所定範囲を超えた時点で、制御手段71は、装置の一部に故障が発生した可能性があると判断し、モータMを停止することにより、装置の他の部分に損傷が発生することを防止できる。
さらに、エンコーダEは、歯切り部63を備えた円盤61を巻取ドラム24と一体に回転させ、光学手段62によりこの円盤61の回転を検出するとともに、モータMより減速された巻取ドラム24の回転を直接的にエンコーダEで検出するため、円盤61の歯切り部63による光路の開閉に対応して信号を出力する光学手段62を備えた簡易な構成のエンコーダEで巻取ドラム24の回転量を計測することが可能になり、製造コストを低減できる。
そして、このような昇降装置13を備えたため、昇降装置13の一部に故障が発生した可能性がある場合に、モータMを迅速に停止し、昇降装置13の他の部分に損傷が発生することを防止される照明装置11を提供できる。
また、上記の実施の形態では、昇降体31の下降時に、装置内部に高さ設定機構を内蔵し、操作者の操作による位置あるいは制御手段71が記憶した位置など、床面Gから所定の高さ位置に昇降体31すなわち照明器具12を停止させることができる。すなわち、昇降体31の下降動作の際に、下降を開始してからの、例えば、図8及び図10のB3の時点からの昇降体31の移動量を計測し、予め設定した高さ位置であるに昇降体31を停止させることができる。
そして、この昇降体31すなわち照明器具12の移動量の計測については、歯切り部63を設けた円盤61を巻取ドラム24にいわば一体化したエンコーダEで計測することで、照明器具12の移動距離を容易に正確に算出することができ、電源の変動や照明器具12の質量の変動に係わらず、ばらつくことなく記憶設定位置に照明器具12を停止させ、保守作業などを容易にすることができる。
これに対して、照明器具12が下降した時間を記憶する構成では、電圧の低下や照明器具12の質量が変化すると、停止位置のばらつきが起きる。そこで、制御手段71が照明器具12の下降時間を計測するのではなく、照明器具12の移動距離を検知する方式とすることで、電源の変動及び照明器具12の質量が変動しても、設定した高さ位置で正確に停止させることができる。
また、上記の実施の形態の構成に加え、さらに異常の発生時に迅速あるいは確実にモータMや昇降体31を停止させる種々の構成を備えることもできる。例えば、モータMに流れる電流値を電流値検知手段で検出し、例えば、昇降体31の上昇途中に、昇降体31や照明器具12が何かに引っ掛かって上昇が規制された場合、モータMに通常電流値より数倍以上の電流が流れる場合が考えられるが、この電流値検知手段で検知する電流値が予め過電流値として設定された所定値以上に達したら、制御手段71によってモータMへの電力供給を直ちに停止させることもできる。また、ラチェットやブレーキなどを備えた巻取ドラム回転規制手段を設け、異常を検出した際に、巻取ドラム24や昇降体31の動作を機械的に規制することもできる。
また、昇降装置13で昇降させる昇降体31には、照明器具12に限らず、例えば表示装置などの電気機器を取り付けて昇降させることもできる。
本発明は、照明器具などの電気機器などを昇降させる昇降装置に適用できる。
本発明の昇降装置及び照明器具の一実施の形態を示す斜視図である。 同上昇降装置の底面図である。 同上昇降装置のガイド体及び昇降体の斜視図である。 同上昇降装置のガイド体及び昇降体が組み合った状態の一部を切り欠いた側面図である。 同上昇降装置の円盤の正面図である。 同上昇降装置のブロック図である。 同上昇降装置の上昇時のロック機構の動作を示す説明図である。 同上昇降装置の下降時のロック機構の動作を示す説明図である。 同上昇降装置の上昇時の動作を説明するタイムチャートである。 同上昇降装置の下降時の動作を説明するタイムチャートである。
符号の説明
11 照明装置
12 照明器具
13 昇降装置
22 昇降装置本体
23 ワイヤロープ
24 巻取ドラム
25 駆動伝達機構
31 昇降体
51 ロック機構
61 円盤
62 光学手段
63 歯切り部
71 制御手段
E エンコーダ
L1 検出スイッチとしての上昇検出スイッチ
M モータ

Claims (4)

  1. ワイヤロープ、ワイヤロープを巻取り巻戻しする巻取ドラム、この巻取ドラムに連結された駆動伝達機構、及び、駆動伝達機構を介して巻取ドラムを回転駆動するモータを有する昇降装置本体と;
    ワイヤロープに連結され、昇降装置本体に対して昇降する昇降体と;
    巻取ドラムの回転量を計測するエンコーダと;
    昇降体の所定位置への到達を検出する検出スイッチと;
    エンコーダ及び検出スイッチの出力が入力され、モータの始動後、検出スイッチが作動するまでに、巻取ドラムの回転量が所定範囲を超えた時点で、モータを停止する制御手段と;
    を具備したことを特徴とする昇降装置。
  2. 昇降装置本体内のロック位置に上昇停止した昇降体をロックし、モータの一方向への回転によって昇降体がロック位置より上方のロック解除位置へ上昇した後にモータの他方向への回転によって昇降体が下降して昇降体のロックを解除するロック機構と;
    昇降体のロック解除位置への上昇を検出する上昇検出スイッチと;
    エンコーダ及び上昇検出スイッチの出力が入力され、昇降体のロックの解除時に、モータの始動後、上昇検出スイッチが作動するまでに、巻取ドラムの回転量が所定範囲を超えた時点で、モータを停止する制御手段と;
    を具備したことを特徴とする請求項1記載の昇降装置。
  3. 駆動伝達機構は、モータの回転を減速して巻取ドラムに伝達し、
    エンコーダは、歯切り部を備え巻取ドラムと一体に回転する円盤と、この円盤の歯切り部による光路の開閉に対応して信号を出力する光学手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項1または2記載の昇降装置。
  4. 請求項1ないし3いずれか一記載の昇降装置と;
    昇降体に備えられた照明器具と;
    を具備したことを特徴とする照明装置。
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