JP2008091157A - 照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】制御手段に不具合が生じた場合でも、過電流によるモータの温度上昇を抑制することができる照明器具を提供する。
【解決手段】制御手段8は、灯体部の上昇中には上昇制御リレー10をオンして灯体部が上昇停止位置まで上昇したことが上昇時検出スイッチ26で検出されたときに上昇制御リレーをオフし、一方、灯体部の下降中には下降制御リレー11をオンして灯体部が下降停止位置まで下降したことが下降時検出スイッチ27で検出されたときに下降制御リレー11をオフする。過上昇防止スイッチ24は上昇制御リレー10と直列に接続され、灯体部が上昇停止位置よりも高い過上昇位置まで上昇するとオフしてモータ17への通電を遮断し、過下降防止スイッチ25は下降制御リレー11と直列に接続され、灯体部が下降停止位置よりも低い過下降位置まで下降するとオフしてモータ17への通電を遮断する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ランプを保持する灯体部を昇降させる昇降装置を備えた照明器具に関するものである。
従来から、ランプを保持する灯体部と、天井に取り付けられるとともに灯体部をワイヤ等によって昇降可能に吊り下げ支持する器具本体と、器具本体に対して灯体部を昇降させる電動式の昇降装置と、灯体部を昇降させるように昇降装置への通電を制御する制御手段とを備え、灯体部を昇降させることができる照明器具が提供されている。この構成の照明器具は、灯体部を低い位置に降ろした状態で灯体部に保持されたランプの交換作業を容易に行えるという利点や、生活環境あるいは生活場面に合わせて灯体部の高さを自在に設定できるという利点がある(たとえば特許文献1参照)。
ところで、この種の照明器具では、灯体部を昇降させる動力源としてのモータを昇降装置に備え、モータへの電力供給路上に挿入された開閉素子(リレー等)のオンオフを制御手段としてのマイコンなどにより制御するものが一般的である。制御手段は灯体部を昇降させる際に開閉素子をオンすることによりモータへの通電を行う。
ここにおいて、灯体部の昇降範囲を制限して灯体部の衝突などを回避するために、灯体部の昇降を停止させる停止位置まで灯体部が昇降したことを検出する検出手段(リミットスイッチ等)を設け、検出手段で灯体部が停止位置に到達したことを検出した時には開閉素子をオフして灯体部を停止させる構成を制御手段に採用することが考えられている(たとえば特許文献2参照)。
特開2002−109948号公報(第3−4頁) 特開平7−211125号公報(第3頁)
しかし、上述の構成では、外来ノイズ等の影響により制御手段が誤作動したり、制御手段が故障したりする不具合が生じた場合に、灯体部が停止位置に到達したことを検出部で検出しているにもかかわらず、開閉素子がオフされず昇降装置が灯体部を上昇あるいは下降させ続ける可能性がある。すなわち、灯体部を上昇させる場合を例に挙げて説明すると、制御手段に不具合が生じると、灯体部が停止位置を越えて上昇し続けることがある。この場合に、たとえば灯体部が器具本体に当接すると灯体部をそれ以上上昇させることはできないから、モータの回転が止まりモータに過電流が流れることによりモータの温度が上昇する。
ここに、温度上昇によるモータの焼損等を防止するために、モータがある温度に達するとモータへの通電を遮断する温度ヒューズを用いることが考えられるが、温度ヒューズが一旦溶断すると、制御手段のリセットなどにより制御手段の不具合が解消されたとしても、温度ヒューズを交換するまではモータへの通電を再開することができず、使い勝手がよくない。また、温度ヒューズに代えて、ある温度に達するとモータへの通電を遮断し、且つ温度低下により自動復帰するサーマルプロテクタをモータに取り付けることも考えられるが、この構成ではモータの温度が下がるとモータへの通電が自動的に再開されるから、モータの過負荷状態は断続的に続くこととなり、過電流によるモータの温度上昇を抑制することはできない。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであって、制御手段に不具合が生じた場合でも、過電流によるモータの温度上昇を抑制することができる照明器具を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、ランプを保持する灯体部と、灯体部を昇降可能に吊り下げ支持する器具本体と、モータを有しモータへの通電時に器具本体に対して灯体部を昇降させる昇降装置と、モータへの電力供給路上に挿入されモータへの通電を入切する開閉素子と、灯体部の上昇および下降の少なくとも一方について灯体部の昇降を停止させる位置として設定された停止位置まで灯体部が昇降したことを検出する検出手段と、灯体部の昇降中には開閉素子をオンし灯体部が停止位置まで昇降したことが検出手段で検出されたときに開閉素子をオフする制御手段と、モータへの電力供給路上において前記開閉素子と直列に接続された機械接点および当該機械接点をオンオフするように操作される操作子を有し、灯体部が前記停止位置を越えて過昇降位置まで昇降すると操作子が操作されて前記機械接点をオフする過昇降防止スイッチとを備えることを特徴とする。
この構成によれば、灯体部が停止位置を越えて過昇降位置まで昇降すると、過昇降防止スイッチの機械接点がオフして制御手段を介さずにモータへの通電が遮断される。したがって、制御手段に不具合が生じ、検出手段での検出時に開閉素子をオフすることができず昇降装置が停止位置を越えて灯体部を昇降させることがあっても、過昇降位置において開閉素子のオンオフにかかわらずモータへの通電は遮断され、過電流によるモータの温度上昇を抑制することができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記検出手段が前記制御手段に接続された機械接点と当該機械接点をオンオフするように操作される操作子とを有し、検出手段および前記過昇降防止スイッチが、前記灯体部が前記停止位置と前記過昇降位置との各々まで昇降したときに、灯体部の昇降に伴って移動する1個の昇降検出子によって各操作子が順次操作されるように配置されることを特徴とする。
この構成によれば、検出手段と過昇降防止スイッチとの両方の操作子が1個の昇降検出子によって操作されるので、検出手段と過昇降防止スイッチとの各操作子を別々の昇降検出子で操作する場合に比べて、部品点数が減少し、また、機械的可動部分が減少するので故障しにくくなる。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記昇降検出子が、前記器具本体に上下移動可能に設けられており、前記灯体部の上昇時に灯体部に押圧されることにより上方に移動することを特徴とする。
この構成によれば、器具本体に設けられた昇降検出子が、灯体部の上昇時に灯体部に押圧されることにより上方に移動して検出手段と過昇降防止スイッチとの各操作子を操作するので、灯体部が器具本体に衝突して破損することを確実に防止できるという利点がある。
請求項4の発明は、請求項1の発明において、前記検出手段が前記制御手段に接続された機械接点と当該機械接点をオンオフするように操作される操作子とを有し、検出手段および前記過昇降防止スイッチが、前記灯体部が前記停止位置と前記過昇降位置との各々まで昇降したときに、灯体部の昇降に伴ってそれぞれ移動する別々の昇降検出子によって各操作子が順次操作されるように配置されることを特徴とする。
この構成によれば、検出手段と過昇降防止スイッチとの各操作子が別々の昇降検出子によってそれぞれ操作されるので、検出手段と過昇降防止スイッチとの両方の操作子を1個の昇降検出子で操作する場合に比べて、検出手段を作動させる停止位置と過昇降防止スイッチを作動させる過昇降位置との設定の自由度が高くなる。
請求項5の発明は、請求項4の発明において、前記器具本体が複数本のワイヤによって前記灯体部を吊り下げ支持し、前記昇降装置が、ワイヤが巻き取り量によって巻径が変化するように巻回されたリールを有し、前記モータによってリールを回転させてワイヤの巻き取りおよび巻き出しを行うことにより灯体部を昇降させており、前記各昇降検出子が、リールでのワイヤの巻き取り量に応じてワイヤの巻径が変化すると、異なるワイヤのリールから引き出された部分にそれぞれ押圧されることにより各ワイヤの長手方向に交わる面内でそれぞれ移動することを特徴とする。
この構成によれば、各昇降検出子は、異なるワイヤのリールから引き出された部分にそれぞれ押圧されることにより各ワイヤの長手方向に交わる面内でそれぞれ移動するものであって、各ワイヤの引き出し方向への移動を妨げるものではないので、検出手段および過昇降防止スイッチの各操作子を操作する際に昇降装置に加わる負荷を増大させることはなく、昇降装置にストレスがかかりにくい。
請求項6の発明では、ランプを保持する灯体部と、灯体部を昇降可能に吊り下げ支持する器具本体と、モータを有しモータへの通電時に器具本体に対して灯体部を昇降させる昇降装置と、モータへの電力供給路上に挿入されモータへの通電を入切する開閉素子と、灯体部の上昇および下降の少なくとも一方について灯体部の昇降を停止させる位置として設定された停止位置まで灯体部が昇降したことを検出する検出手段と、灯体部の昇降中には開閉素子をオンし灯体部が停止位置まで昇降したことが検出手段で検出されたときに開閉素子をオフする制御手段と、モータへの電力供給路上において前記開閉素子と直列に接続された機械接点および当該機械接点をオンオフするように操作される操作子を有し、灯体部が前記停止位置を越えて過昇降位置まで昇降すると操作子が操作されて前記機械接点をオフする過昇降防止スイッチとを備え、器具本体は複数本のワイヤによって灯体部を吊り下げ支持し、昇降装置は、ワイヤが巻き取り量によって巻径が変化するように巻回されたリールを有し、モータによってリールを回転させてワイヤの巻き取りおよび巻き出しを行うことにより灯体部を昇降させており、検出手段は制御手段に接続された機械接点と当該機械接点をオンオフするように操作される操作子とを有し、灯体部の上昇時に作動する検出手段および過昇降防止スイッチは、灯体部が停止位置と過昇降位置との各々まで昇降したときに、灯体部の昇降に伴って移動する1個の上昇検出子によって各操作子が順次操作されるように配置され、上昇検出子は、器具本体に上下移動可能に設けられており、灯体部の上昇時に灯体部に押圧されることにより上方に移動し、灯体部の下降時に作動する検出手段および過昇降防止スイッチは、灯体部が停止位置と過昇降位置との各々まで昇降したときに、灯体部の昇降に伴ってそれぞれ移動する別々の下降検出子によって各操作子が順次操作されるように配置され、各下降検出子は、リールでのワイヤの巻き取り量に応じてワイヤの巻径が変化すると、異なるワイヤのリールから引き出された部分にそれぞれ押圧されることにより各ワイヤの長手方向に交わる面内でそれぞれ移動することを特徴とする。
この構成によれば、灯体部が停止位置を越えて過昇降位置まで昇降すると、過昇降防止スイッチの機械接点がオフして制御手段を介さずにモータへの通電が遮断される。したがって、制御手段に不具合が生じ、検出手段での検出時に開閉素子をオフすることができず昇降装置が停止位置を越えて灯体部を昇降させることがあっても、過昇降位置において開閉素子のオンオフにかかわらずモータへの通電は遮断され、過電流によるモータの温度上昇を抑制することができる。灯体部の上昇時に作動する検出手段と過昇降防止スイッチとの両方の操作子が1個の上昇検出子によって操作されるので、これらの検出手段と過昇降防止スイッチとの各操作子を別々の上昇検出子で操作する場合に比べて、部品点数が減少し、また、機械的可動部分が減少するので故障しにくくなる。さらに、器具本体に設けられた上昇検出子が、灯体部の上昇時に灯体部に押圧されることにより上方に移動して検出手段と過昇降防止スイッチとの各操作子を操作するので、灯体部が器具本体に衝突して破損することを確実に防止できる。また、灯体部の下降時に作動する検出手段と過昇降防止スイッチとの各操作子が別々の下降検出子によってそれぞれ操作されるので、検出手段と過昇降防止スイッチとの両方の操作子を1個の下降検出子で操作する場合に比べて、検出手段を作動させる停止位置と過昇降防止スイッチを作動させる過昇降位置との設定の自由度が高くなる。しかも、各下降検出子は、異なるワイヤのリールから引き出された部分にそれぞれ押圧されることにより各ワイヤの長手方向に交わる面内でそれぞれ移動するものであって、各ワイヤの引き出し方向への移動を妨げるものではないので、検出手段および過昇降防止スイッチの各操作子を操作する際に昇降装置に加わる負荷を増大させることはなく、昇降装置にストレスがかかりにくい。
本発明は、灯体部が停止位置を越えて過昇降位置まで昇降すると、過昇降防止スイッチが制御手段を介さずにモータへの通電を遮断するので、制御手段に不具合が生じ、昇降装置が停止位置を越えて灯体部を昇降させることがあっても、過昇降位置においてモータへの通電は遮断され、過電流によるモータの温度上昇を抑制することができるという利点がある。
本実施形態の照明器具1は、図2に示すように、天井2に取り付けられた器具本体3と、器具本体3にワイヤ4によって吊り下げ支持された灯体部5とを備えている。器具本体3は天井面に上面を当接させた形で天井2に取り付けられている。灯体部5はランプ(不図示)を保持するとともに、ランプ(ここでは蛍光灯)を点灯させる点灯装置(不図示)を内部に有する。この照明器具1は交流電源AC(100V)を電源(図1参照)としており、器具本体3は交流電源ACに直接接続され、灯体部5は器具本体3から引き出された電源線(不図示)によって交流電源ACに接続される。電源線は、灯体部5に設けたコードリール(不図示)によって、弛みが生じないように巻き取られる。
器具本体3には、図1に示すように、リモコン送信機(不図示)からのたとえば赤外線を伝送媒体とするリモコン信号を受信するリモコン受信部6と、器具本体1に対して灯体部5を上下方向に昇降させる昇降装置7と、リモコン受信部6で受信したリモコン信号の内容に従って灯体部5を昇降させるように昇降装置7の動作を制御する制御手段8とが設けられている。図1では灯体部5に設けられている回路(点灯装置等)の図示を省略する。制御手段8はマイコン9を備えており、昇降装置7の動作だけでなく、リモコン受信部6で受信したリモコン信号に従って灯体部5に設けられた点灯装置の動作も制御するように構成されている。そのため、リモコン送信機を操作することによって、照明器具1とは離れた位置から、ランプの動作状態(たとえば点灯、消灯、調光など)の制御と、灯体部5の昇降制御との両方を行うことができる。
さらに器具本体3には、制御手段8やリモコン受信部6や後述の上昇制御リレー10および下降制御リレー11に電源供給する電源部12が設けられている。電源部12は、交流電源ACにヒューズ13を介して接続された整流器14(ダイオードブリッジ)と、整流器14の出力を平滑する平滑コンデンサC0と、平滑コンデンサC0の両端間に接続され後段の第1のコンデンサC1の両端に直流電圧Vcc(ここではDC12V)を生じる電源回路15と、第1のコンデンサC1の両端間に接続され後段の第2のコンデンサC2の両端に直流電圧VDD(ここではDC5V)を生じる3端子レギュレータ16とを備え、第1のコンデンサC1の両端の直流電圧Vccを上昇制御リレー10および下降制御リレー11に印加し、第2のコンデンサC2の両端の直流電圧VDDを制御手段8およびリモコン受信部6に印加する。なお、交流電源ACの両端間にはヒューズ13を介して第3のコンデンサC3が接続されている。
昇降装置7は、灯体部5を昇降させる動力源としてのモータ17と、モータ17の回転に伴ってワイヤ4を巻き取りおよび巻き出し自在に回転するリール18(図5参照)とを備え、モータ17への通電時にリール18が回転してワイヤ4の巻き取りあるいは巻き出しを行うことにより灯体部5を昇降させる。ワイヤ4を巻き取るか巻き出すかはモータ17の回転方向によって決まり、ここではモータ17を正転させた場合にリール18がワイヤ4を巻き取ることによって灯体部5が上昇し、モータ17を逆転させた場合にリール18がワイヤ4を巻き出すことによって灯体部5が下降するように昇降装置7が構成される。
昇降装置7のモータ17は、交流モータ(ここでは単相モータ)であって、第1および第2のコイル19,20を有し、各コイル19,20の一端がそれぞれプラス端子21とマイナス端子22とに接続され、各コイル19,20の他端同士がいずれも共通端子23に接続されている。プラス端子21とマイナス端子22との間には、第1のコイル19に流れる電流と第2のコイル20に流れる電流との間に位相差を生じてモータ17の回転方向を決めるコンデンサC4が接続されており、これによりモータ17は、プラス端子21と共通端子23との間に交流電源ACが接続された場合に正転し、マイナス端子22と共通端子23との間に交流電源ACが接続された場合に逆転する。
ここにおいて、モータ17の共通端子23には前記ヒューズ13を介して交流電源ACの一端が接続され、モータ17のプラス端子21には制御手段8の出力に従って開閉制御される開閉素子としての上昇制御リレー10のリレー接点10aと後述する過上昇防止スイッチ24との直列回路を介して交流電源ACの他端が接続され、モータ17のマイナス端子22には制御手段8の出力に従って開閉制御される開閉素子としての下降制御リレー11のリレー接点11aと後述する過下降防止スイッチ25との直列回路を介して交流電源ACの他端が接続されている。この構成により、過上昇防止スイッチ24がオンの状態で上昇制御リレー10がオンする(つまりリレー接点10aが閉じる)とモータ17が正転して灯体部5が上昇し、一方、過下降防止スイッチ25がオンの状態で下降制御リレー11がオンする(つまりリレー接点11aが閉じる)とモータ17が逆転して灯体部5が下降する。なお、過上昇防止スイッチ24と上昇制御リレー10との両方がオンの状態で灯体部5が上昇し、過下降防止スイッチ25と下降制御リレー11との両方がオンの状態で灯体部5が下降する関係にあればよく、モータ17の回転方向と灯体部5の昇降との関係は逆であってもよい。
上昇制御リレー10および下降制御リレー11の各励磁コイル10b,11bはそれぞれ制御手段8によってオンオフ制御されるトランジスタQ1,Q2と直列に接続されており、励磁コイル10b,11bとトランジスタQ1,Q2との各直列回路の両端間には上述した第1のコンデンサC1の両端の直流電圧Vcc(DC12V)がそれぞれ印加される。そのため、制御手段8でトランジスタQ1をオンすることにより、上昇制御リレー10のリレー接点10aが閉じ、制御手段8でトランジスタQ2をオンすることにより、下降制御リレー11のリレー接点11aが閉じることになる。ただし、制御手段8は上昇制御リレー10と下降制御リレー11とを同時にオンすることがないようにプログラムされている。
本実施形態では、灯体部5が所定の上昇停止位置(停止位置)まで上昇したことを検出する上昇時検出スイッチ26(検出手段)と、灯体部5が上昇停止位置よりも低い所定の下降停止位置(停止位置)まで下降したことを検出する下降時検出スイッチ27(検出手段)とが制御手段8に接続されている。上昇時検出スイッチ26および下降時検出スイッチ27はいずれも機械接点および当該機械接点をオンオフするように操作されるアクチュエータ(操作子)を備えた常閉型のリミットスイッチからなり、上昇時検出スイッチ26は、灯体部5が上昇停止位置まで上昇するとアクチュエータが操作されることによってオフし、下降時検出スイッチ27は、灯体部5が下降停止位置まで下降するとアクチュエータが操作されることによってオフする。
ここにおいて制御手段8は、上昇制御リレー10をオンして昇降装置7により灯体部5を上昇させているときに、灯体部5が上昇停止位置に達して上昇時検出スイッチ26がオフすると上昇制御リレー10をオフして灯体部5の上昇を中止させ、一方、下降制御リレー11をオンして昇降装置7により灯体部5を下降させているときに、灯体部5が下降停止位置に達して下降時検出スイッチ27がオフすると下降制御リレー11をオフして灯体部5の下降を中止させるようにプログラムされる。これにより、制御手段8によって制御可能な灯体部5の昇降範囲は上昇停止位置と下降停止位置との間に制限されることになる。
ところで、上述した構成だけではたとえば外来ノイズ等により制御手段8が誤作動したり、制御手段8が故障したりする不具合が生じた場合に、制御手段8による制御とは無関係に昇降装置7が灯体部5を上昇あるいは下降させる可能性があり、結果的に、前記上昇停止位置よりも高い位置まで灯体部5が上昇したり、前記下降停止位置よりも低い位置まで灯体部5が下降したりすることがある。
そこで、本実施形態の照明器具1は、停止位置(上昇停止位置および下降停止位置)を越えて灯体部5が昇降するとそれ以上の灯体部5の昇降を禁止する過昇降防止スイッチとして、上昇停止位置よりも高い過上昇位置(過昇降位置)まで灯体部5が上昇するとそれ以上の灯体部5の上昇を禁止する過上昇防止スイッチ24と、下降停止位置よりも低い過下降位置(過昇降位置)まで灯体部5が下降するとそれ以上の灯体部5の下降を禁止する過下降防止スイッチ25とを備えている。過上昇防止スイッチ24は上述したようにモータ17のプラス端子21と交流電源ACの他端との間に挿入され、過下降防止スイッチ25は上述したようにモータ17のマイナス端子22と交流電源ACの他端との間に挿入されている。
過上昇防止スイッチ24および過下降防止スイッチ25はいずれも機械接点および当該機械接点をオンオフするように操作されるアクチュエータ(操作子)を備えた常閉型のリミットスイッチからなり、過上昇防止スイッチ24は、灯体部5が過上昇位置まで上昇した際にアクチュエータが操作されることによってオフし、過下降防止スイッチ25は、灯体部が過下降位置まで下降した際にアクチュエータが操作されることによってオフする。
ここにおいて、過上昇防止スイッチ24および過下降防止スイッチ25はそれぞれモータ17への電力供給路上に挿入されているので、過上昇防止スイッチ24は、オフすることにより制御手段8の状態にかかわらずモータ17への通電を遮断して灯体部5の上昇を強制的に禁止し、一方、過下降防止スイッチ25は、オフすることにより制御手段8の状態にかかわらずモータ17への通電を遮断して灯体部5の下降を強制的に禁止する。
この構成によれば、制御手段8に不具合が生じた場合でも、灯体部5が上昇停止位置を越えて過上昇位置まで上昇するとモータ17への通電が遮断されて灯体部5の上昇が中止され、灯体部5が下降停止位置を越えて過下降位置まで下降するとモータ17への通電が遮断され灯体部5の下降が中止される。言い換えると、過上昇防止スイッチ24および過下降防止スイッチ25によって、灯体部5の昇降範囲は制御手段8の制御に関係なく過上昇位置と過下降位置との間に制限されることになる。
このように、本実施形態の照明器具1では、制御手段8に不具合が生じることにより灯体部5が上昇停止位置を越えて上昇し続けても、灯体部5が過上昇位置に達した時点ではモータ17への通電が遮断され灯体部5の上昇動作が中止されるので、たとえば灯体部5が器具本体3に当接してモータ17の回転が止まった状態でモータ17に電流が流れることを回避できる。
また、制御手段8に不具合が生じることにより灯体部5が下降停止位置を越えて下降し続けても、灯体部5が過下降位置に達した時点ではモータ17への通電が遮断され灯体部5の下降動作が中止されるので、たとえばワイヤ4がリール18から全て巻き出される(巻き解かれる)ことによりモータ17の回転が止まった状態でモータ17に電流が流れることを回避できる。
本実施形態の構成によれば、モータ17に過電流が流れることによるモータ17の温度上昇を抑制できるという利点がある。
以下に、上述の過上昇防止スイッチ24並びに上昇時検出スイッチ26を操作する構造について図2ないし図4を参照して説明する。上昇時検出スイッチ26および過上昇防止スイッチ24は、図2に示すように器具本体3における灯体部5との対向面(取付時の下面)から灯体部5側に突出するように器具本体3に設けられた棒状の上昇検出子28(昇降検出子)の変位を監視することにより、灯体部5が上昇停止位置まで上昇したときに上昇時検出スイッチ26がオフし、灯体部5が過上昇位置まで上昇したときに過上昇防止スイッチ24がオフする。
上昇検出子28は、図3(a)に示すように器具本体3の下面に設けた透孔29に挿通され、器具本体3の下面からの突出量を変化させるように器具本体3に対して上下方向に進退可能に保持される。上昇検出子28の上部が挿入される筒部30が器具本体3内に形成され、筒部30内に設けたコイルばね31によって上昇検出子28を器具本体3下面から突出させる向きに付勢するとともに、上昇検出子28の一部には抜け止め用の鍔部32が設けられている。そのため、図2に示すように灯体部5が上昇検出子28に接触していない状態では、上昇検出子28は図3(a)のように鍔部32を器具本体3の内側面における透孔29の周囲に当接させることにより抜け止めされ、灯体部5を図4(a)に示す上昇停止位置まで上昇させると、上昇検出子28は灯体部5の上面で押圧され図3(b)のようにコイルばね31のばね力に抗して上昇し、図4(a)の状態からさらに図4(b)に示す過上昇位置まで灯体部5を上昇させると、上昇検出子28は図3(c)のようにコイルばね31のばね力に抗して図3(b)の位置からさらに上昇する。
上昇時検出スイッチ26および過上昇防止スイッチ24は、それぞれ器具本体3内における上昇検出子28の各側方に配置されるとともに、それぞれ上昇検出子28側にヒンジレバー形のアクチュエータ26a,24aを有し、各アクチュエータ26a,24aの先端部には上昇検出子28側に凸となる湾曲部26b,24bがそれぞれ形成されている。上昇時検出スイッチ26および過上昇防止スイッチ24は、それぞれアクチュエータ26a,24aが押操作されることによりオフとなる。
ここにおいて、上昇検出子28の上端部と鍔部32との中間部には、両側方に張り出した一対の突起部33が形成されている。上昇時検出スイッチ26は、灯体部5が図4(a)に示す上昇停止位置にある状態で突起部33によってアクチュエータ26aの湾曲部26bが押される(図3(b)参照)ように上昇検出子28との上下方向の位置関係が設定され、一方、過上昇防止スイッチ24は、灯体部5が図4(b)に示す過上昇位置にある状態で突起部33によってアクチュエータ24aの湾曲部24bが押される(図3(c)参照)ように上昇検出子28との上下方向の位置関係が設定されている。なお、突起部33について上昇検出子28の移動方向に幅を持たせることにより、上昇時検出スイッチ26は、灯体部5が上昇停止位置にある状態だけでなく、過上昇位置にある状態でも図3(c)に示すように突起部33に湾曲部26bが押されてオフとなる。
このように上昇時検出スイッチ26と過上昇防止スイッチ24とは、同一の上昇検出子28によってそれぞれアクチュエータ26a,24aが操作されるので、過上昇位置を上昇停止位置の比較的近くに設定しながらも、たとえば本実施形態のように過上昇防止スイッチ24を上昇時検出スイッチ26よりもやや上方に配置することにより、上昇時検出スイッチ26の動作点(上昇停止位置)と過上昇防止スイッチ24の動作点(過上昇位置)とを明確に分けることができる。したがって、過上昇防止スイッチ24がオフする前に必ず上昇時検出スイッチ26がオフすることになる。
さらに、上昇時検出スイッチ26と過上昇防止スイッチ24とを別々の上昇検出子28で操作する場合に比べて、部品点数が減少し、また機械的可動部分が減少するので故障しにくくなるという利点もある。しかも、上昇時検出スイッチ26と過上昇防止スイッチ24とが器具本体3に設けられているので、上昇時検出スイッチ26と過上昇防止スイッチ24とを灯体部5に設ける場合に比べて、灯体部5を軽量化して昇降装置7の負荷を軽減することができる。なお、上述した上昇検出子28を省略し、灯体部5にアクチュエータ26a,24aを直接押操作させることにより灯体部5を上昇検出子として機能させてもよい。
次に、過下降防止スイッチ25並びに下降時検出スイッチ27を操作する構造について図5ないし図7を参照して説明する。下降時検出スイッチ27および過下降防止スイッチ25は、器具本体3に設けた昇降装置7のリール18でのワイヤ4の巻き取り量に応じて移動する下降検出子34(昇降検出子)の変位を監視することにより、灯体部5が下降停止位置まで下降したときに下降時検出スイッチ27がオフし、灯体部5が過下降位置まで下降したときに過下降防止スイッチ25がオフする。
リール18は、器具本体3の上面に沿う面内で回転するように配置されるものであって、図5(a)に示すように3本のワイヤ4が巻きつけられる円環状の巻回部35を有し、巻回部35の内側に各ワイヤ4の一端部を保持している。巻回部35には3箇所の切欠孔36が周方向に略等間隔で形成されており、ワイヤ4は各切欠孔36を通してそれぞれ引き出される。ワイヤ4は、リール18から天井面に沿って引き出されており、器具本体3内におけるリール18の周囲に設けられワイヤ4を引き出す向きを下方に変えるように回転自在なプーリ37に掛けられて、器具本体3から下方に引き出される。ここに、ワイヤ4は、リール18に巻き取られた状態では図5(a)に実線Aで示すように巻回部35に複数層に巻回されており、リール18から巻き出されるに従って図5(a)に一点鎖線Bで示すようにリール18からの引き出し位置がリール18の回転中心に近づくように変化する。さらに、巻回部35における切欠孔36付近は、各切欠孔36からワイヤ4が引き出される向きに巻回部35の外周の半径を徐々に大きくするテーパ面38が形成されており、図5(b)に示すようにワイヤ4が巻き出された状態では、リール18の回転に伴ってワイヤ4の引き出し位置における巻回部35の半径が変化するため、リール18からのワイヤ4の引き出し位置が比較的大きく変化する。
下降検出子34は、リール18とプーリ37との間に配置されており、図6(a)に示すように一端部(図中上端部)にワイヤ4が挿通される環状の可動部34aが形成され、他端部(図中下端部)にはワイヤ4に交差する面内で回動可能となるように器具本体3に軸支される軸支部34bが形成されている。可動部34aと軸支部34bとは連結部34cによって連結されており、連結部34cおよび可動部34aは軸支部34bを中心としてワイヤ4に交差する面内で回動可能となる。ここに、各ワイヤ4には灯体部5の自重によりそれぞれ張力が作用しているので、ワイヤ4のうちの可動部34aに挿通されている部位においては張力によって常に剛性が確保される。これにより、リール18でのワイヤ4の巻き取り量が変化すると、リール18からのワイヤ4の引き出し位置の変化に伴い可動部34aがワイヤ4に押されて移動し、下降検出子34が軸支部34bを中心に回動することとなる。下降検出子34は3本のうちの2本のワイヤ4についてそれぞれ1個ずつ設けられる。
下降時検出スイッチ27および過下降防止スイッチ25は、それぞれ器具本体3内における各下降検出子34の側方に配置されるとともに、それぞれ下降検出子34側にヒンジレバー形のアクチュエータ27a,25aを有している。下降時検出スイッチ27および過下降防止スイッチ25は、それぞれアクチュエータ27a,25aが押操作されることによりオフとなる。ここに、下降時検出スイッチ27および過下降防止スイッチ25は、それぞれ取付部材39を用いて下降検出子34と共に器具本体3に取り付けられる。
下降時検出スイッチ27は、灯体部5が上昇停止位置にある状態を基準にすると、ワイヤ4が巻き出されて下降検出子34が変位量aだけ変位した状態で下降検出子34の可動部34aによってアクチュエータ27aが押される(図6(b)参照)ように下降検出子34との位置関係が設定され、一方、過下降防止スイッチ25は、ワイヤ4が巻き出されて下降検出子34が変位量b(b>a)だけ変位した状態で下降検出子34の可動部34aによってアクチュエータ25aが押される(図7(b)参照)ように下降検出子34との位置関係が設定されている。すなわち、ワイヤ4が巻き出されて下降検出子34が変位量aだけ変位した状態での灯体部5の位置が下降停止位置となり、さらにワイヤ4が巻き出されて下降検出子34が変位量bだけ変位した状態での灯体部5の位置が過下降位置となる。なお、下降時検出スイッチ27は、灯体部5が下降停止位置にある状態だけでなく、過下降位置にある状態でも下降検出子34にアクチュエータ27aが押されてオフとなる。
このように下降時検出スイッチ27と過下降防止スイッチ25とは、別々の下降検出子34によってそれぞれアクチュエータ27a,25aが操作されるので、一方の下降検出子34が動作しない不具合が生じても、他方の下降検出子34によって下降時検出スイッチ27あるいは過下降防止スイッチ25を操作することができ、下降停止位置あるいは過下降位置において灯体部5を停止させることができる。また、下降検出子34がリール18からのワイヤ4の引き出し位置の変化に伴い移動するので、下降検出子34をリール18と共に器具本体3内に収めることによって下降検出子34が露出する場合に比べて照明器具1の外観をよくできるという利点がある。なお、上述した下降検出子34を省略し、ワイヤ4にアクチュエータ27a,25aを直接押操作させることによりワイヤ4を下降検出子として機能させてもよい。
ところで、上述の実施形態では、モータ17に過電流が流れることによるモータ17の温度上昇を抑制するために、過昇降防止スイッチとして過上昇防止スイッチ24と過下降防止スイッチ25との両方を備えた照明器具1を例示したが、昇降装置7の構造などにより、灯体部5が下降停止位置を越えて下降し続けてもモータ17に過電流が流れる等の問題が生じない場合には、過下降防止スイッチ25を省略してもよく、逆に、灯体部5が上昇停止位置を越えて上昇し続けてもモータ17に過電流が流れる等の問題が生じない場合には、過上昇防止スイッチ24を省略してもよい。
ただし、昇降装置7の構造によっては、灯体部5が下降停止位置を越えて下降し続けワイヤ4がリール18から全て巻き出された状態でもモータ17が回転を続けることによりリール18にワイヤ4が逆巻きに巻き取られ、モータ17が逆転した状態で灯体部5が上昇を開始することもある。この種の昇降装置7を備えた照明器具1では、モータ17が逆転した状態で灯体部5が過上昇位置まで上昇したときに、過上昇防止スイッチ24がオフしても灯体部5の上昇を中止させることはできないので、過上昇防止スイッチ24と過下降防止スイッチ25とを両方設けることが望ましい。
なお、上述の実施形態では、開閉素子として機械接点を有するリレー(上昇制御リレー10および下降制御リレー11)を例示したが、たとえば3端子双方向サイリスタ(トライアック)やフォトMOSリレー等の機械接点のないスイッチング素子などを上昇制御リレー10や下降制御リレー11の代わりに開閉素子として用いてもよい。
本発明の実施形態の要部を示す概略回路図である。 同上の構成を示す側面図である。 同上の要部を示し、(a)は灯体部が器具本体から離れた状態の断面図、(b)は灯体部が上昇停止位置にある状態の断面図、(c)は灯体部が過上昇位置にある状態の断面図である。 同上の構成を示し、(a)は灯体部が上昇停止位置にある状態の側面図、(b)は灯体部が過上昇位置にある状態の側面図ある。 同上の要部の構成を示し、(a)はワイヤが巻き取られた状態の上面図、(b)はワイヤが巻き出された状態の上面図ある。 同上の要部の構成を示し、(a)はワイヤが巻き取られた状態の断面図、(b)はワイヤが巻き出された状態の断面図ある。 同上の要部の構成を示し、(a)はワイヤが巻き取られた状態の断面図、(b)はワイヤが巻き出された状態の断面図ある。
符号の説明
1 照明器具
3 器具本体
4 ワイヤ
5 灯体部
7 昇降装置
8 制御手段
10 上昇制御リレー(開閉素子)
11 下降制御リレー(開閉素子)
17 モータ
18 リール
24 過上昇防止スイッチ(過昇降防止スイッチ)
25 過下降防止スイッチ(過昇降防止スイッチ)
26 上昇時検出スイッチ(検出手段)
27 下降時検出スイッチ(検出手段)
28 上昇検出子(昇降検出子)
34 下降検出子(昇降検出子)
24a〜27a アクチュエータ(操作子)

Claims (6)

  1. ランプを保持する灯体部と、灯体部を昇降可能に吊り下げ支持する器具本体と、モータを有しモータへの通電時に器具本体に対して灯体部を昇降させる昇降装置と、モータへの電力供給路上に挿入されモータへの通電を入切する開閉素子と、灯体部の上昇および下降の少なくとも一方について灯体部の昇降を停止させる位置として設定された停止位置まで灯体部が昇降したことを検出する検出手段と、灯体部の昇降中には開閉素子をオンし灯体部が停止位置まで昇降したことが検出手段で検出されたときに開閉素子をオフする制御手段と、モータへの電力供給路上において前記開閉素子と直列に接続された機械接点および当該機械接点をオンオフするように操作される操作子を有し、灯体部が前記停止位置を越えて過昇降位置まで昇降すると操作子が操作されて前記機械接点をオフする過昇降防止スイッチとを備えることを特徴とする照明器具。
  2. 前記検出手段は前記制御手段に接続された機械接点と当該機械接点をオンオフするように操作される操作子とを有し、検出手段および前記過昇降防止スイッチは、前記灯体部が前記停止位置と前記過昇降位置との各々まで昇降したときに、灯体部の昇降に伴って移動する1個の昇降検出子によって各操作子が順次操作されるように配置されることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 前記昇降検出子は、前記器具本体に上下移動可能に設けられており、前記灯体部の上昇時に灯体部に押圧されることにより上方に移動することを特徴とする請求項2記載の照明器具。
  4. 前記検出手段は前記制御手段に接続された機械接点と当該機械接点をオンオフするように操作される操作子とを有し、検出手段および前記過昇降防止スイッチは、前記灯体部が前記停止位置と前記過昇降位置との各々まで昇降したときに、灯体部の昇降に伴ってそれぞれ移動する別々の昇降検出子によって各操作子が順次操作されるように配置されることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  5. 前記器具本体は複数本のワイヤによって前記灯体部を吊り下げ支持し、前記昇降装置は、ワイヤが巻き取り量によって巻径が変化するように巻回されたリールを有し、前記モータによってリールを回転させてワイヤの巻き取りおよび巻き出しを行うことにより灯体部を昇降させており、前記各昇降検出子は、リールでのワイヤの巻き取り量に応じてワイヤの巻径が変化すると、異なるワイヤのリールから引き出された部分にそれぞれ押圧されることにより各ワイヤの長手方向に交わる面内でそれぞれ移動することを特徴とする請求項4記載の照明器具。
  6. ランプを保持する灯体部と、灯体部を昇降可能に吊り下げ支持する器具本体と、モータを有しモータへの通電時に器具本体に対して灯体部を昇降させる昇降装置と、モータへの電力供給路上に挿入されモータへの通電を入切する開閉素子と、灯体部の上昇および下降の少なくとも一方について灯体部の昇降を停止させる位置として設定された停止位置まで灯体部が昇降したことを検出する検出手段と、灯体部の昇降中には開閉素子をオンし灯体部が停止位置まで昇降したことが検出手段で検出されたときに開閉素子をオフする制御手段と、モータへの電力供給路上において前記開閉素子と直列に接続された機械接点および当該機械接点をオンオフするように操作される操作子を有し、灯体部が前記停止位置を越えて過昇降位置まで昇降すると操作子が操作されて前記機械接点をオフする過昇降防止スイッチとを備え、器具本体は複数本のワイヤによって灯体部を吊り下げ支持し、昇降装置は、ワイヤが巻き取り量によって巻径が変化するように巻回されたリールを有し、モータによってリールを回転させてワイヤの巻き取りおよび巻き出しを行うことにより灯体部を昇降させており、検出手段は制御手段に接続された機械接点と当該機械接点をオンオフするように操作される操作子とを有し、灯体部の上昇時に作動する検出手段および過昇降防止スイッチは、灯体部が停止位置と過昇降位置との各々まで昇降したときに、灯体部の昇降に伴って移動する1個の上昇検出子によって各操作子が順次操作されるように配置され、上昇検出子は、器具本体に上下移動可能に設けられており、灯体部の上昇時に灯体部に押圧されることにより上方に移動し、灯体部の下降時に作動する検出手段および過昇降防止スイッチは、灯体部が停止位置と過昇降位置との各々まで昇降したときに、灯体部の昇降に伴ってそれぞれ移動する別々の下降検出子によって各操作子が順次操作されるように配置され、各下降検出子は、リールでのワイヤの巻き取り量に応じてワイヤの巻径が変化すると、異なるワイヤのリールから引き出された部分にそれぞれ押圧されることにより各ワイヤの長手方向に交わる面内でそれぞれ移動することを特徴とする照明器具。
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