JPH08192995A - 電動昇降装置 - Google Patents

電動昇降装置

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JPH08192995A
JPH08192995A JP560995A JP560995A JPH08192995A JP H08192995 A JPH08192995 A JP H08192995A JP 560995 A JP560995 A JP 560995A JP 560995 A JP560995 A JP 560995A JP H08192995 A JPH08192995 A JP H08192995A
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switch
lifting
overload prevention
motor
bypass
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JP560995A
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Inventor
Keizo Suzuki
恵三 鈴木
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V21/00Supporting, suspending, or attaching arrangements for lighting devices; Hand grips
    • F21V21/36Hoisting or lowering devices, e.g. for maintenance
    • F21V21/38Hoisting or lowering devices, e.g. for maintenance with a cable

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】過負荷防止手段を備えるものにあって、バック
ばねの背圧の影響を排除して許容重量に近い重量の懸垂
物を正常に昇降動作させることにある。 【構成】ワイヤロープ23を巻取・巻き戻しする正逆回転
可能なモータ25を備えた昇降装置本体22と、この本体22
内に上下動可能に配置された接点台32を下方に付勢する
バックばね33と、前記ロープ23に吊持され接点台32に電
気的に接離される昇降体24と、昇降体24を天井側セット
位置に機械的に支持するロック爪30と、昇降体24の過重
量の検出に基づき昇降体24を上昇させる上昇駆動回路37
に挿入された常閉の過負荷防止スイッチ58を開いてモー
タ25を停止させる過負荷防止手段55とを備える電動昇降
装置21を前提とする。昇降体24の上昇中間位置の検出に
基づいて閉じられる常開のバイパススイッチ36を有した
バイパス回路45を過負荷防止スイッチ58に並列に接続し
たことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工場、体育館、および
アリーナ等の高い天井側高所に配置される照明器具や音
響機器等の電気機器を、ワイヤロープで吊持して昇降可
能とした電動昇降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図13(A)は従来の電動昇降装置の概
念図で、同図中1は高天井に設置された昇降装置本体で
あり、これには正逆回転可能なモータ2により正逆回転
されてワイヤロープ3を巻取・巻き戻しする巻取ドラム
4が搭載されている。
【0003】ワイヤロープ3は複数のガイドプーリ5
(なお、後述の過負荷防止手段に関係する一つのガイド
プーリは、他のプーリとの識別を容易にするために符号
5aを付して示す。)を経由して引き回され、これには
照明器具などの電気機器6を連結支持した昇降体7が吊
持されている。なお、電気機器6および昇降体7を含む
懸垂物の重量は通常数十Kg程度である。ワイヤロープ3
の巻取・巻き戻しにより昇降体7が昇降される。
【0004】昇降体7には、ばねで上向きに付勢された
受電接点8が取付けられているとともに、一対のロック
凸部9を有している。昇降装置本体1内には給電接点1
0を有する接点台11が上下動可能に設けられている。
昇降体7の昇降に伴い、これが天井側セット位置に上昇
されると、その受電接点8が給電接点10に圧接され
る。
【0005】昇降装置本体1内には、接点台11を下方
に付勢するバックばね12が設けられているとともに、
接点台11の下方に位置してロック凸部9に係脱可能な
一対のロック爪13が設けられている。これらロック爪
13は、回動可能であり、図示しない捩じりばねで例え
ば爪先が斜め下を向くように付勢され、無負荷状態では
逆ハの字状の姿勢をなして配置されている。
【0006】この構成において、上昇される昇降体7が
天井側セット位置に配置される際には、昇降体7により
一対のロック爪13が押されて上向きに反転されること
に伴い、これらの爪13が、昇降体7のロック凸部9に
斜め下側から引っ掛かって(図13中2点鎖線参照)、
天井側セット位置に配置された昇降体7を機械的に支持
する。それにより、ワイヤロープ3に前記懸垂物の重量
が掛かることを防止して、このロープ3への負担を軽減
し、安全性を高めることができる。
【0007】このような天井側セット状態では、バック
ばね12はある程度圧縮されて、接点台11および前記
接点構造を介して昇降体7を下方に付勢している。それ
によって、ロック凸部9とロック爪13との係合を強め
ているから、何らかの原因で下方から昇降体7を押し上
げる外力が衝撃的に作用した場合でも、前記機械的な支
持と接点8、10の接触とを維持できる。
【0008】そして、前記構成の電動昇降装置におい
て、その昇降体7を天井側セット位置から下降させるに
は、まず、モータ2を正転動作させてワイヤロープ3を
巻き取ることにより、バックばね12をさらに圧縮しな
がら昇降体7を少し上昇させて、そのロック凸部9とロ
ック爪13との係合を外す。次に、モータ2を逆転動作
させてワイヤロープ3を繰り出す。それにより、昇降体
7が降下される。なお、地上側においては、降下された
電気機器6の取付けやメンテナンス等が行われる。
【0009】また、特に、従来において電気機器6が大
重量の場合(懸垂物重量が 100Kg以上の場合)には、法
令の定めにより、許容重量以上の電気機器が誤装着され
た昇降体7を上昇できないようにする過負荷防止手段を
設けることが義務付けられている。この過負荷防止手段
14の一例が図13(B)に示されている。
【0010】すなわち、前記複数のガイドプーリ5の
内、ワイヤロープ3を平行に折り返して案内するガイド
プーリ5aは、ワイヤロープ3の前記平行な折り返し部
分に平行に移動可能に設けられている。このプーリ5a
の回転中心となるプーリ軸15は回転不能であり、これ
と昇降装置本体1に形成されたばね受け部1aとに渡っ
てコイルばね16が取付けられている。
【0011】このばね16はワイヤロープ3を張る方
向、言い換えれば、ばね受け部1a方向にガイドプーリ
5aを付勢している。ガイドプーリ5aの近傍には常閉
のマイクロスイッチからなる過負荷防止スイッチ17が
配置され、そのアクチュエータ17aはプーリ軸15に
コイルばね16とは反対側から接触されている。
【0012】図14に示されるように過負荷防止スイッ
チ17は、昇降体7を上昇させるためにモータ2に正転
動作を営ませる上昇駆動回路18に挿入されている。な
お、図14中19はモータ2を逆転動作させて昇降体7
を下降させる下降駆動回路であり、20はコンデンサで
ある。
【0013】前記構成の過負荷防止手段14を備えた構
成において、懸垂物(昇降体7と電気機器6を含む)の
重量が許容重量未満である場合には、コイルばね16の
引っ張り力によりガイドプーリ5aがホームポジション
に保持されているので、過負荷防止スイッチ17は閉じ
ている。したがって、上昇駆動回路18を生かして、上
昇動作を営むことができる。
【0014】懸垂物が許容重量以上である場合には、コ
イルばね16が所定量以上に引き伸ばされるに伴い、ガ
イドプーリ5aが図13(B)中矢印方向に所定ストロ
ーク以上引き寄せられてホームポジションから外れ、過
負荷防止スイッチ17のアクチュエータ17aが大きく
押されるから、このスイッチ17が開かれる。したがっ
て、上昇駆動回路18が電気的に遮断され、モータ2の
運転が止められるから、昇降体7の上昇が停止される。
それにより、許容重量以上の懸垂物が誤って高天井に設
置される危険性を防止できる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかし、既述のように
バックばね12を備えた電動昇降装置において前記過負
荷防止手段14を設けると、以下の問題がある。
【0016】すなわち、前記懸垂物の重量が許容重量に
近い場合には、天井側セット位置まで昇降体7を上昇さ
せ、それを一対のロック爪13により係止して機械的に
支持できるが、メンテナンス等のために下降させる時に
は、既述のようにバックばね12を更に圧縮させる必要
がある。その時には、ロックばね12のばね荷重(背
圧)が前記許容重量に近い前記懸垂物の重量に加味され
る。
【0017】それにより、ロック爪13による機械的な
支持が外れる以前に、前記懸垂物が実質的には許容重量
を超過した状態(過負荷)と等価になるので、過負荷防
止手段14が働いてしまう。そうすると、許容重量に近
い重量の懸垂物が高天井で停止した状態に保持されるか
ら、その状態を解消することは極めて困難である。
【0018】そのため、前記過負荷防止手段14を設け
る場合には、その動作荷重を、バックばね12の背圧を
考慮して設定しなければならない。しかし、懸垂物の落
下防止の安全性のために前記背圧は十数Kg以上のかなり
大きな値に設定する必要があるから、それに見合って実
際上における過負荷防止手段14の動作荷重の値を大き
くしなければならない。このようにすると、過負荷防止
手段14を折角設けても、その特徴を十分に生かすこと
ができず、許容重量が、実際に規制したい懸垂物重量と
は大きくかけ離れてしまうという問題がある。
【0019】本発明の目的は、過負荷防止手段を備える
ものにあって、バックばねの背圧の影響を排除して許容
重量に近い重量の懸垂物を正常に昇降動作させることが
できる電動昇降装置を得ることにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、天井側高所に
配置されてワイヤロープを巻取・巻き戻しする巻取ドラ
ムを駆動する正逆回転可能なモータを備えた昇降装置本
体と、この本体内に上下方向に移動可能に配置された接
点台と、電気機器を連結して前記ワイヤロープに吊持さ
れるとともに、昇降に伴い前記接点台に電気的に接離さ
れる昇降体と、上昇された前記昇降体を天井側セット位
置に機械的に支持する一対のロック爪と、前記接点台を
下方に付勢するバックばねと、前記モータに正転動作を
営ませて前記昇降体を上昇させる上昇駆動回路に挿入さ
れた常閉の過負荷防止スイッチを有し、このスイッチを
前記昇降体および前記電気機器を含んでなる懸垂物の過
重量の検出に基づいて開き前記モータを停止させる過負
荷防止手段とを備える電動昇降装置を前提とする。
【0021】そして、前記目的を達成するために、前記
昇降体の上昇中間位置の検出に基づいて閉じられる常開
のバイパススイッチを有したバイパス回路を、前記過負
荷防止スイッチに並列に接続したものである。
【0022】
【作用】前記構成において、過負荷防止手段の過負荷防
止スイッチをバイパスするバイパス回路が有したバイパ
ススイッチは、昇降体およびこれに連結された電気機器
含んでなる懸垂物が、許容重量であるか否かを問わず、
昇降体が上昇中間位置に達するまでは、開かれた状態を
維持しているが、昇降体が上昇中間位置に達した以降
は、その検出に基づいて閉じて、その状態を維持する。
こうして、バイパススイッチが閉じることにより、バイ
パス回路は過負荷防止スイッチをバイパスする。
【0023】そのため、懸垂物が許容重量に近い重量で
ある場合に、昇降体が天井側セット位置に一対のロック
爪により機械的に支持されて、バックばねによる背圧を
受けている状態でも、また、懸垂物を地上側へ下降させ
る初期段階としてロック爪による機械的支持(ロック)
を解除するために懸垂物を少し上昇させてバックばねの
背圧がより強く作用した状態でも、過負荷防止スイッチ
をバイパスしたバイパス回路を通して、上昇駆動回路を
生かしてモータへの通電を可能にしている。
【0024】したがって、許容重量に近い重量の懸垂物
に対するロック爪によるロックを外す際に際において、
増加するバックばねの背圧の作用で過負荷防止手段の過
負荷防止スイッチが開かれても、それに関係なく上昇駆
動回路はモータへの通電をバイパス回路を通して行わせ
て、この許容重量に近い重量の懸垂物を降下させること
ができる。
【0025】また、許容重量を越える電気機器が誤装着
されて、それを地上側から天上側高所に上昇させようと
する場合には、既述のようにバイパス回路のバイパスス
イッチは上昇中間位置に達するまでは開かれているの
で、上昇駆動回路の投入に伴い上昇動作が開始されると
直ちに、前記懸垂物の過重量が検出され、それに基づき
過負荷防止手段の過負荷防止スイッチが開かれる。それ
により、モータの運転を即座に停止させて、前記過重量
の懸垂物の上昇を防止して地上側にとどめる。
【0026】
【実施例】以下、図1〜図12を参照して本発明の一実
施例を説明する。図1および図2に示す電動昇降装置2
1は、昇降装置本体22と、この本体22の下方にワイ
ヤロープ23を介して吊持され、電気機器等の装着・交
換、並びに保守・点検などの際に昇降される昇降体24
とを備えている。
【0027】昇降装置本体22は体育館などの天井B側
高所に配置される。昇降体24には電気機器として例え
ば照明器具Aが連結して支持される。この器具Aは、ラ
ンプ駆動電圧がパルスとして与えられることにより点灯
される図示しない水銀ランプを光源として備えている。
【0028】昇降装置本体22には、正逆回転可能なモ
ータ25およびこれにより回転される巻取ドラム26が
固定されている。モータ25は、無励磁作動形の電磁ブ
レーキを有するとともに、減速部を有したものであり、
その減速部の出力端に巻取ドラム26が連結されてい
る。
【0029】昇降装置本体22には昇降体24が不用意
に落下しないように機械的に支持する昇降体ホルダ27
が固定されている。このホルダ27は、その四隅に下向
きに一体に突出されるガイド部27aを有していて、そ
のうちの昇降体ホルダ27の幅方向に対向するガイド2
7a間には軸28が夫々横架されている。
【0030】図3に代表して示されるように両軸28に
は、昇降体24の上端部外周面に一体に突設された一対
のロック凸部29に係脱するロック爪30が夫々回動可
能に取付けられているとともに、この爪30を付勢する
捩じりコイルバネ31が夫々取付けられている。図4等
に示されるようにロック凸部29は、ロック爪30が係
脱するオーバーハング状の係止段部29aを中間部に有
して側面から見た形状が倒立L字状をなしている。
【0031】一対のロック爪30は、無負荷の状態にお
いて両捩じりコイルばね31の付勢により爪先が斜め下
を向いて、互いにハの字状となる姿勢に配置されるよう
になっている(図4参照)。これらのロック爪30は、
係止段部29aに斜め下側から係合されることにより昇
降体24を機械的に支持するものであり、この状態で捩
じりコイルばね31は撓んでいる。
【0032】したがって、ロック解除動作において昇降
体24がさらに上方に移動されて、昇降体24の下部周
面24aにロック爪30の先端が対向するようになる
と、その時点で、下部周面24aと係止段部29aとの
半径方向の位置の違いにより、捩じりコイルばね31の
付勢力でロック爪30は下方向に向けて回動され、昇降
体24の下方への移動に対して邪魔にならないように形
成されている。
【0033】昇降装置本体22内には、昇降体ホルダ2
7の内側に位置される接点台32が設けられている。こ
の台32は、その上面と昇降体ホルダ27の天井壁との
間に介装された複数のバックばね33(図3〜図6参
照)を介して支持されていて、これらのばね33の伸縮
を伴って上下方向に移動可能に配置されている。図3に
示されるように接点台32には複数の給電接点34が取
付けられている。これら接点34には電源に接続される
電源側リード線(図示しない)が接続される。
【0034】図4〜図6に示されるように昇降体ホルダ
27の一側には、複数本のスペーサ突起27bが一体に
突設され、これらに渡って制御用の回路基板35がねじ
止めされている。この基板35の昇降体ホルダ27に対
向しない面には、図1に示されるように端子台、リレー
等の電気部品36aが取付けられているとともに、図4
〜図6に示されるように昇降体ホルダ27と対向する面
には、常閉のバイパススイッチ36が取付けられてい
る。
【0035】バイパススイッチ36には例えばマイクロ
スイッチが採用されている。このスイッチ36は、モー
タ25に正転動作を営ませて昇降体24を上昇させるた
めの上昇駆動回路37(図8〜図12参照)を介してモ
ータ25への通電を可能とする機能と、昇降体24の上
昇中間位置を検出する機能とを兼ねている。
【0036】図8〜図12に示されるように上昇駆動回
路37は、共通線38と上昇線39とをモータ25の界
磁巻線を介して接続してなり、前記両線38、39間に
商用交流電源40を投入することによりモータ25を正
転動作させるものである。なお、図7〜図12中41は
モータ25に逆転動作を営ませて昇降体24を下降させ
るための下降駆動回路で、これは、前記共通線38と下
降線42とをモータ25の界磁巻線を介して接続してな
り、前記両線38、42間に商用交流電源40を投入す
ることによりモータ25を逆転動作させることができ
る。また、図8〜図12中43はモータ25に並列接続
されたコンデンサである。
【0037】バイパススイッチ36はこれが挿入された
バイパス線44とともにバイパス回路45を形成してお
り、この回路45は後述する過負荷防止スイッチと並列
にして上昇線39に接続されている。また、昇降体24
の上昇中間位置とは、床または地上C側で昇降体24が
上昇を開始する高さ位置と、ロック解除のために昇降体
24が最も上昇した上限高さ位置との間の任意な高さ位
置であって、ロック爪30により昇降体24がロックさ
れた天井側セット位置(この位置は上限高さ位置より少
し下方である。)を含んでいる。
【0038】そして、バイパススイッチ36は例えば前
記天井側セット位置に対応した位置に配置されている。
このスイッチ36のアクチュエータには、図4〜図6に
示されるように接点台32から回路基板35に向けて突
出されたスイッチ操作部46が接離され、その接触によ
り前記セット位置から上限高さ位置に渡りバイパススイ
ッチ36は閉じられて、その状態を維持する。
【0039】前記昇降体本体22には昇降体ホルダ27
の回りに位置して複数のガイドプーリ51(なお、後述
の過負荷防止手段に関係する一つのガイドプーリは、他
のプーリとの識別を容易にするために符号51aを付し
て示す。)が取付けられ、これらを経由してワイヤロー
プ23が引き回されている。ワイヤロープ23の中間部
分は、図3に示されるように昇降体24に内蔵された一
対のガイドプーリ52に掛け渡されている。こうしてワ
イヤロープ23に吊持された昇降体24は、モータ25
を正転動作させて巻取ドラム26にワイヤロープ23を
巻き取ることにより上昇され、逆に、モータ25を逆転
動作させてワイヤロープ23を繰り出すことにより下降
される。
【0040】昇降体24の円筒状をなす周壁の上端部外
面には既述のロック凸部29が一体に突設されている。
この昇降体24の前記周壁の上面開口を塞いで取付けら
れた蓋は接点取付け台24aを兼ねており、この台24
aには給電接点34に接離される受電接点53が上下方
向に摺動可能に貫通して取付けられている。
【0041】これら受電接点53はコイル状の接点ばね
54で常に上向きに付勢されている。接点ばね54のば
ね力は前記バックばね33のばね力よりも遥かに小さ
い。さらに受電接点53には照明器具Aとの電気的接続
をなす器具側リード線(図示しない)が接続されるよう
になっている。
【0042】また、昇降装置本体22内には、許容重量
以上の電気機器が誤装着された昇降体24を上昇できな
いようにする過負荷防止手段55が設けられている。こ
の防止手段55の構成は図7(B)に示されている。
【0043】すなわち、前記複数のガイドプーリ51の
内、ワイヤロープ23を平行に折り返して案内するガイ
ドプーリ51aは、ワイヤロープ23の前記平行な折り
返し部分に平行に移動可能に設けられている。このプー
リ51aの回転中心となるプーリ軸56は回転不能であ
り、これと昇降装置本体22に形成されたばね受け部2
2aとに渡ってコイルばね57が取付けられている。こ
のばね57はワイヤロープ23を張る方向、言い換えれ
ば、ばね受け部22a方向にガイドプーリ51aを付勢
している。
【0044】ガイドプーリ51aの近傍には、このプー
リ51aの所定以上のストロークにより開かれる過負荷
防止スイッチ58が設けられている。このスイッチ58
には例えば常閉のマイクロスイッチが採用されており、
そのアクチュエータ58aはプーリ軸56にコイルばね
57とは反対側から接触されている。過負荷防止スイッ
チ58は、図8〜図12に示されるように上昇駆動回路
37の上昇線39に挿入されており、前記バイパス回路
45と並列に設けられている。
【0045】次に、前記構成の電動昇降装置21の動作
を説明する。
【0046】この装置21の昇降体24に照明器具Aを
連結するには、はじめに、天井側高所においてロック爪
30により昇降体ホルダ27にロックされている(言い
換えれば、図7(A)および図5に示されるように機械
的に支持されている。)昇降体24を地上側に下ろす。
【0047】すなわち、まず、上昇駆動回路37に商用
交流電源40が投入される。それにより、モータ25を
正転させるに伴いワイヤロープ23を巻取ドラム26に
巻き取るとともに、昇降体24をロック高さ位置からさ
らに上方に少し上昇させる。こうした昇降体24の上昇
に伴って、そのロック凸部29に対するロック爪30の
係合が外れる。そうすると、これら一対のロック爪30
は、捩じリコイルばね31の力で下方へ反転回動されて
図6に示されるように逆ハの字形に保持される。
【0048】この後に、図8(B)に示されるように下
降駆動回路41に商用交流電源40を投入して、モータ
25を逆転させるに伴い図8(A)に示されるようにワ
イヤロープ23が巻取ドラム26から繰り出される。
【0049】以上により、昇降体24が逆ハの字に配置
された一対のロック爪30を押し開きながら、これらの
間を通過して地上側へ降下される。
【0050】こうして、昇降体24が降下される状態に
おいては、図8(B)に示されるようにバイパススイッ
チ36は開かれているが、過負荷防止スイッチ58は閉
じた状態にある。そして、地上側に降下された昇降体2
4に対して図9(A)に示されるように照明器具Aが取
付けられる。なお、下降動作の停止は、昇降体24が地
上側に達するとワイヤロープ23が緩むので、その緩み
を検出する緩み検出スイッチ(図示しない)を昇降体本
体21内に設けて、その検出に基づいて行われる。
【0051】照明器具Aの取付け後に、上昇駆動回路3
7に商用交流電源40を投入することにより、閉じられ
た過負荷防止スイッチ58を介してモータ25への通電
を行い、このモータ25を正転動作させることができ
る。そうすると、昇降体24および照明器具Aを含んだ
懸垂物に上昇力が与えられる。
【0052】ところで、許容重量以上の照明器具Aが昇
降体24に連結されると、前記懸垂物は過重量となる。
その場合、過負荷防止手段55のコイルばね57が所定
量以上に引き伸ばされて前記過重量を検出するので、そ
れに伴い、ガイドプーリ51aが図7(B)中矢印方向
に所定ストローク以上引き寄せられてホームポジション
から外れる。それにより、過負荷防止スイッチ58のア
クチュエータ58aが大きく押されて、このスイッチ5
8が開かれる。
【0053】したがって、図9(B)に示されるように
上昇駆動回路37が電気的に遮断され、モータ25の運
転が直ちに止められるから、前記許容重量以上の懸垂物
の上昇が停止されて、地上側に懸垂物が止め置かれる。
すなわち、過負荷防止手段55の以上の作用により、許
容重量以上の懸垂物が誤って高天井に設置される危険性
を防止できる。
【0054】しかし、許容重量未満の重さの適正な照明
器具Aが昇降体24に連結された場合には、その重量が
上限一杯であっても、前記過負荷防止手段55は過重量
を検出しない、言い換えれば、コイルばね57の引っ張
り力によりガイドプーリ51aがホームポジションに保
持されているから、過負荷防止スイッチ58は閉じてい
る。
【0055】そのため、上昇駆動回路37のへの商用交
流電源40の投入により、モータ25の正転動作を継続
させることができ、それにより適正重量の懸垂物をワイ
ヤロープ23の巻取を介して天井側高所へ上昇させるこ
とができる。天井側高所に引き上げられつつある状態は
図10(A)に示されるとともに、その時の電気回路の
状態は図10(B)に示されており、バイパススイッチ
36は開かれている。
【0056】こうして上昇される昇降体24の一対のロ
ック凸部29は、昇降体24が天井側セット位置に達す
る直前に一対のロック爪30に当たるから、それ以降の
上昇に伴い一対のロック爪30は捩じりコイルばね31
に抗して上向きに反転回動されるとともに、これらロッ
ク爪30間を昇降体24の上部が通過する。
【0057】それにより、一対のロック爪30が昇降体
24のロック凸部29の係止段部29aに斜め下側から
引っ掛かって、前記懸垂物を天井側セット位置に機械的
に支持する。それにより、ワイヤロープ23に前記懸垂
物の重量が掛かることを防止して、このロープ23への
負担を軽減できる。このようなロック状態は図5および
図11(A)に示されている。なお、上昇動作の停止
は、天井側セット位置に昇降体24が達したことを検出
するマイクロスイッチ(図示しない)を昇降装置本体2
2内に設け、その検出に基づいて行われる。
【0058】このロック状態では、図5に示されるよう
に互いに接合された両接点34、53を介して接点台3
2は、バックばね33を圧縮させながら少し上昇されて
いる。この時の接点台32の変位により、そのスイッチ
操作部46がバイパススイッチ36のアクチュエータを
押圧して、このスイッチ36を閉じる。この時の電気回
路の状態は図11(B)に示されており、両スイッチ4
5、58はいずれも閉じている。
【0059】そして、メンテナンス等のために前記懸垂
物を地上側に降下させる場合には、既述のロック解除動
作をして実施される。なお、ロックが解除された状態は
図6および図12(A)に示される。このとき、図5か
ら図6に示されるような昇降体24の上昇に伴い、接点
台32はバックばね33を更に圧縮させながら上昇する
ので、その際にワイヤロープ23にはバックばね33の
背圧が作用する。それにより、前記懸垂物の重量が許容
重量に近い重量であると、前記過負荷防止手段55が過
重量を検出するから、その過負荷防止スイッチ58は開
かれる。しかし、この状態でも、接点台32のスイッチ
操作部46はバイパススイッチ36のアクチュエータを
押圧し続けていて、このスイッチ36を閉じ状態に維持
している。
【0060】そのため、以上のようにバックばね33の
背圧により過負荷防止手段55が過荷重を検出するにも
拘らず、図12(B)に示されるように、バイパススイ
ッチ36が閉じていて、このスイッチ36を有したバイ
パス回路45は、過負荷防止スイッチ58をバイパスし
ているから、商用交流電源40が投入された上昇駆動回
路37はバイパス回路45を通してモータ25への通電
を継続することができる。それにより、モータ25を正
転動作させてロック爪30によるロックを解除できる。
【0061】このようにして許容重量に近い重量の懸垂
物に対するロック爪30によるロックを外す際におい
て、増加するバックばね33の背圧の作用で過負荷防止
スイッチ58が開かれても、それに関係なくモータ25
への通電を行わせてロック解除ができるので、それに続
いて既述のように下降駆動回路41に商用交流電源40
を投入することにより、許容重量に近い重量の懸垂物を
正常に降下させることができる。
【0062】なお、本発明は前記一実施例に制約されな
い。例えば、前記一実施例ではバイパススイッチ36
が、上昇駆動回路37を介してモータ25への通電を可
能とする機能と、昇降体24の上昇中間位置を検出する
機能とを兼ねているので、部品点数が少なく構造が簡単
で、故障が少なく保守が容易である利点がある。しか
し、本発明では、昇降装置本体22の内側に接点台32
または昇降体24が接離する常開のマイクロスイッチ等
を設けて、それを昇降体24の上昇中間位置をする検出
スイッチとして用い、このスイッチの閉成によりリレー
を動作させて、そのリレースイッチをバイパススイッチ
36として、前記両機能を分けた構成としてもよい。
【0063】同様に、過負荷防止手段55も、その過負
荷検出機能と上昇駆動回路37の遮断機能とが、前記一
実施例では過負荷検出手段としてのコイルばね57と、
その検出に基づき開成される過負荷防止スイッチ58と
で分担したが、これに代えて両機能を兼ねる構成とする
こともできる。
【0064】また、本発明において、昇降体24の上昇
中間位置を検出する手段は、ワイヤロープ23の巻取量
を測定するロープ巻取量測定装置を設けて、この装置の
測定動作に基づいて実施してもよく、また、タイマを用
いて巻取時間を計測し、それに基づいて実施することも
できる。
【0065】また、本発明は一対のロック爪30を昇降
装置本体22側ではなく、昇降体24に設けるととも
に、昇降装置本体22側にはロック爪30が係脱する係
止段部を有したロック軸を下向きに突設して、これらの
係合により昇降体24を天井がセット位置にロックする
構成の電動昇降装置にも適用できる。また、この逆に、
係止段部を有した上向きのロック軸を昇降体24に突設
し、昇降装置本体22側にロック軸が嵌入される円筒状
のロックケースを取付け、このケースに前記係止段部に
係脱するロック爪を設けて、これらの係合により昇降体
24を天井側セット位置にロックする構成の電動昇降装
置にも適用できる。
【0066】
【発明の効果】以上詳記したように本発明の電動昇降装
置によれば、許容重量を越える電気機器が誤装着され
て、それを地上側から天上側高所に上昇させようとする
場合には、上昇駆動回路の投入に伴い上昇動作が開始さ
れると直ちに過重量が検出されて、過負荷防止手段の過
負荷防止スイッチが開かれるから、モータの運転を即座
に停止させて、前記過重量の懸垂物を地上側にとどめる
ことができる。そして、天井側セット位置に支持された
許容重量に近い重量の懸垂物に対するロック爪によるロ
ックを外す際においては、増加するバックばねの背圧の
作用で過負荷防止スイッチが開かれても、それに関係な
くバイパス回路を通して上昇駆動回路によるモータへの
通電を行わせて、この許容重量に近い重量の懸垂物を降
下させることができるから、バックばねの背圧の影響を
排除して許容重量に近い重量の懸垂物を正常に昇降動作
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電動昇降装置の構成を
その昇降装置本体から照明器具を支持した昇降体が離れ
た状態において一部を切り欠いて示す斜視図。
【図2】同実施例に係る電動昇降装置の概念的構成を示
す図。
【図3】同実施例に係る電動昇降装置の構成をその昇降
装置本体から昇降体が離れた状態で示す断面図。
【図4】同実施例に係る電動昇降装置の昇降体が上昇す
る状態において昇降体ホルダ回りの構成を示す概略的に
側面図。
【図5】同実施例に係る電動昇降装置の昇降体がロック
された状態において昇降体ホルダ回りの構成を概略的に
示す側面図。
【図6】同実施例に係る電動昇降装置の昇降体のロック
が解除された状態において昇降体ホルダ回りの構成を概
略的に示す側面図。
【図7】(A)は同実施例に係る電動昇降装置の概念的
構成を昇降体がロックされた状態で示す図。(B)は同
実施例に係る電動昇降装置が備える過負荷防止手段の構
成を示す図。
【図8】(A)は同実施例に係る電動昇降装置の概念的
構成を昇降体が下降する状態で示す図。(B)は図8
(A)のときの電気回路の状態を示す図。
【図9】(A)は同実施例に係る電動昇降装置の概念的
構成を過重量の照明器具ごと昇降体を上昇させようとす
る状態で示す図。(B)は図9(A)のときの電気回路
の状態を示す図。
【図10】(A)は同実施例に係る電動昇降装置の概念
的構成を適正重量の照明器具ごと昇降体を上昇させる状
態で示す図。(B)は図10(A)のときの電気回路の
状態を示す図。
【図11】(A)は同実施例に係る電動昇降装置の概念
的構成を適正重量の照明器具ごと昇降体を上昇させてロ
ックされた状態で示す図。(B)は図11(A)のとき
の電気回路の状態を示す図。
【図12】(A)は同実施例に係る電動昇降装置の概念
的構成をロック解除時の状態で示す図。(B)は図12
(A)のときの電気回路の状態を示す図。
【図13】(A)は従来例に係る電動昇降装置の概念的
構成を示す図。(B)は同従来例に係る電動昇降装置が
備える過負荷防止手段の構成を示す図。
【図14】従来例に係る電動昇降装置の電気回路の構成
を示す図。
【符号の説明】
21…電動昇降装置、 22…昇降装置本体、 23…ワイヤロープ、 24…昇降体、 A…照明器具(電気機器)、 25…モータ、 26…巻取ドラム、 29a…ロック凸部、 29a…係止段部、 30…ロック爪、 32…接点台、 33…バックばね、 34…給電接点、 36…バイパススイッチ、 37…上昇駆動回路、 44…バイパス線、 45…バイパス回路、 53…受電接点、 55…過負荷防止手段、 58…過負荷防止スイッチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井側高所に配置されてワイヤロープを巻
    取・巻き戻しする巻取ドラムを駆動する正逆回転可能な
    モータを備えた昇降装置本体と、この本体内に上下方向
    に移動可能に配置された接点台と、電気機器を連結して
    前記ワイヤロープに吊持されるとともに、昇降に伴い前
    記接点台に電気的に接離される昇降体と、上昇された前
    記昇降体を天井側セット位置に機械的に支持する一対の
    ロック爪と、前記接点台を下方に付勢するバックばね
    と、前記モータに正転動作を営ませて前記昇降体を上昇
    させる上昇駆動回路に挿入された常閉の過負荷防止スイ
    ッチを有し、このスイッチを前記昇降体および前記電気
    機器を含んでなる懸垂物の過重量の検出に基づいて開き
    前記モータの運転を停止させる過負荷防止手段とを備え
    る電動昇降装置において、 前記昇降体の上昇中間位置の検出に基づいて閉じられる
    常開のバイパススイッチを有したバイパス回路を、前記
    過負荷防止スイッチに並列に接続したことを特徴とする
    電動昇降装置。
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