JP2005016010A - 開閉装置動作モード指示送信機、開閉装置動作モード指示受信機及び開閉装置動作モード切替システム - Google Patents

開閉装置動作モード指示送信機、開閉装置動作モード指示受信機及び開閉装置動作モード切替システム Download PDF

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Abstract

【課題】開閉体の制御盤の設置場所に拘わらず、使用者などが所望する制御盤動作を指示したり、所望する制御盤情報を得たりすることをできるようにする。
【解決手段】本発明では、開閉体の動作に対する自動モード及び手動モード間の切替を、リモコン送信機からリモコン受信機を介して制御盤に指示し、これにより、制御盤が動作モードの切替を行う。また、動作モードの状態など、制御盤に係る情報を表示する表示器を、外部から常時視認可能なような位置に設けている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、開閉装置動作モード指示送信機、開閉装置動作モード指示受信機及び開閉装置動作モード切替システムに関し、例えば、シャッター、ドア、窓、オーバーヘッドドア、門扉、ゲート(駐車場などのゲート)、ロールスクリーン(例えば遮光膜)、ブラインド、オーニング装置などをの開閉装置を対象としたものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、工場内や倉庫内などに設置される電動シャッターは自動モードと手動モードの2種類の動作モードを有している。自動モードは、電動シャッター近傍での移動体などをセンサが検知することにより自動的に電動シャッターを開閉制御するモードであり、手動モードは、使用者のリモコン送信機や固定操作部への操作に応じて電動シャッターを開閉制御するモードである。
【0003】
このような2種類のモード間の切替は、シャッターの動作を制御する回路などが搭載されている制御盤に設けられているモード切替スイッチによって行われる。制御盤は、破壊などを防止するため、一般的には、開放状態でシャッターを収容するシャッターケース内に設けられている。
【0004】
自動モードでの動作を行うように設置されたシャッターの場合、手動モードに切り替えられるのは、例えば、保守点検の場合である。
【0005】
このような保守点検の必要性は、シャッターの動作回数などで判断されるが、そのような動作量を示すパラメータを表示する表示器も、制御盤などの外部からは視認できない場所に設けられている(特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】特開平10−238258号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、例えば、使用者や保守担当者が保守点検の時期を知ろうとすると、シャッターケース全体又は点検口の蓋体を開けて表示器の表示を見なければならない。また、保守点検その他のために、使用者や保守担当者が自動モード及び手動モード間の切替を行う場合にも、シャッターケース全体又は点検口の蓋体を開けて、モード切替スイッチを操作しなければならない。
【0008】
すなわち、作業が煩雑であると共に、作業時間も長くなる。工場や倉庫などでは、保守点検により、通常作業が制約を受けるので、かかる課題は大きなものとなっている。また、工場や倉庫などに、複数のシャッターが設けられている場合には、シャッター1台当たりの作業効率の悪さが台数分だけ増大されるので、上記課題は大きなものとなっている。
【0009】
上述のような課題は、シャッターだけでなく、他の開閉体についても、同様に生じている。
【0010】
本発明は、以上の点を考慮してなされたものであり、開閉体の制御盤の設置場所に拘わらず、使用者などが所望する動作を指示したり、所望する情報を得たりすることができる開閉装置動作モード指示送信機、開閉装置動作モード指示受信機及び開閉装置動作モード切替システムを提供しようとしたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため、第1の本発明の開閉装置動作モード指示送信機は、開閉体の動作を駆動する開閉体駆動手段と、入力操作信号に基づいて、開閉体の開閉動作指示信号を発する開閉体動作指示操作手段と、開閉体の動作変更のトリガとなる現象や状態変化などを検知するセンサ手段と、設定されている動作モードを保持している動作モード保持手段と、この動作モード保持手段の保持動作モードを変更させる動作モード変更手段と、動作モードとして手動モードが設定されているときに上記開閉体動作指示操作手段からの動作指示信号に従って開閉体の動作を制御すると共に、動作モードとして自動モードが設定されているときに上記センサ手段からの検知信号に基づいて開閉体の動作を制御する開閉体動作制御手段とを有する開閉装置側に向け、動作モードを変更させるための信号を送信するものであって、(1)動作モードの変更操作を受け付ける操作入力手段と、(2)この操作入力手段が受け付けた変更操作に応じ、動作モードを変更させるための信号を形成して送信する送信手段とを有することを特徴とする。
【0012】
また、第2の本発明の開閉装置動作モード指示受信機は、開閉体の動作を駆動する開閉体駆動手段と、入力操作信号に基づいて、開閉体の開閉動作指示信号を発する開閉体動作指示操作手段と、開閉体の動作変更のトリガとなる現象や状態変化などを検知するセンサ手段と、設定されている動作モードを保持している動作モード保持手段と、この動作モード保持手段の保持動作モードを変更させる動作モード変更手段と、動作モードとして手動モードが設定されているときに上記開閉体動作指示操作手段からの動作指示信号に従って開閉体の動作を制御すると共に、動作モードとして自動モードが設定されているときに上記センサ手段からの検知信号に基づいて開閉体の動作を制御する開閉体動作制御手段とを有する開閉装置に関連して設けられ、対向する開閉装置動作モード指示送信機からの送信信号を受信するものであって、受信信号を処理して、動作モードを変更させるための信号を得て、上記開閉装置の上記動作モード変更手段に与える受信手段を有することを特徴とする。
【0013】
さらに、第3の本発明の開閉装置動作モード切替システムは、(1)開閉体の動作を駆動する開閉体駆動手段と、入力操作信号に基づいて、開閉体の開閉動作指示信号を発する開閉体動作指示操作手段と、開閉体の動作変更のトリガとなる現象や状態変化などを検知するセンサ手段と、設定されている動作モードを保持している動作モード保持手段と、この動作モード保持手段の保持動作モードを変更させる動作モード変更手段と、動作モードとして手動モードが設定されているときに上記開閉体動作指示操作手段からの動作指示信号に従って開閉体の動作を制御すると共に、動作モードとして自動モードが設定されているときに上記センサ手段からの検知信号に基づいて開閉体の動作を制御する開閉体動作制御手段とを有する開閉装置と、(2)第1の本発明の開閉装置動作モード指示送信機と、(3)第2の本発明の開閉装置動作モード指示受信機とを有することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
(A)実施形態
以下、本発明による開閉装置動作モード指示送信機、開閉装置動作モード指示受信機及び開閉装置動作モード切替システムの一実施形態を図面を参照しながら詳述する。なお、この実施形態は電動シャッター用のものである。
【0015】
(A−1)実施形態の構成
図1は、この実施形態の開閉装置用指示送受信システムの全体構成を示すブロック図である。
【0016】
図1において、この開閉装置動作モード切替システム1は、リモコン送信機(開閉装置動作モード指示送信機)10、リモコン受信機(開閉装置動作モード指示受信機)20、制御盤30、モータ40、表示器(開閉装置用表示装置)50及び移動体検知センサ60などを有する。なお、リモコン受信機20及び制御盤30は、融合されて構成されていても良い。
【0017】
リモコン送信機10は、操作部11、送信制御部12、送信部13、送信アンテナ14及び報知部15を有する。
【0018】
操作部11は、図2に示すように、シャッターの「開動作」、「停止動作」及び「閉動作」をそれぞれ指示するため3個の指示キー11a〜11cを備え、利用者の操作に応じた信号を送信制御部12に与えるものである。
【0019】
ここで、開動作指示キー11a及び停止動作指示キー11bは、図2に示すように、「自動/手動」という文字列を伴う結線表記で結ばれ、開動作指示キー11a及び停止動作指示キー11bの同時操作が動作モードの切換を実行させることを明らかにしている。また、停止動作指示キー11b及び閉動作指示キー11cも、図2に示すように、「インターロックオン/オフ」という文字列を伴う結線表記で結ばれ、停止動作指示キー11b及び閉動作指示キー11cの同時操作がインターロックのオン/オフの切換を実行させることを明らかにしている。
【0020】
送信制御部12は、当該リモコン送信機10の全体を制御するものであり、例えば、マイクロコンピュータで構成されている。
【0021】
送信制御部12は、操作部11から、開動作、閉動作又は停止動作の指示信号を受け、原送信信号(例えばシリアル送信データ:図3参照)を組み立てて送信部13に与えるものである。また、送信制御部12は、操作部11から、開動作、閉動作又は停止動作の指示信号を受けたときには、指示を受け付けたことを報知部15によって報知動作させる。
【0022】
図3は、リモコン送信機10からリモコン受信機20へ送信される原送信信号のデータフォーマットを示す説明図である。
【0023】
原送信信号は、原送信信号の先頭を示すフラグシーケンスFと、送信元であるリモコン送信機10の識別コードIDと、送信したい情報(例えば、開動作指示、閉動作指示、停止動作指示、動作モード切替指示、インターロック有効無効切替指示などを含む情報部INFとでなる。
【0024】
リモコン送信機10の送信制御部12は、図3に示した原送信信号(以下、適宜フレームと呼ぶ)を所定回だけ繰り返し送信部13に与える。リモコン送信機10の送信制御部12には、当該リモコン送信機10の識別コードIDが予め組み込まれている。
【0025】
この実施形態の場合、送信制御部12は、開動作指示キー11a、停止動作指示キー11b、閉動作指示キー11cからの単独の指示信号は、そのキーに割り当てられている動作の指示としてフレームを作成し、開動作指示キー11a及び停止動作指示キー11bからの同時入力の指示信号は、動作モードの切替指示としてフレームを作成し、停止動作指示キー11b及び停止動作指示キー11bからの同時入力の指示信号は、インターロック有効無効の切替指示としてフレームを作成する。
【0026】
送信部13は、送信制御部12から与えられたフレームを変調して無線周波数帯(例えば426MHz程度)の信号(無線送信信号)にして、送信アンテナ14から空間に放射させる。送信部13には、必要に応じて、バンドパスフィルタや電力増幅器が内蔵されている。なお、原送信信号の変調方式は任意であるが、例えば、ASK変調方式やFSK変調方式を適用し得る。
【0027】
送信アンテナ14は、上述のように、無線送信信号を空間に放射させるものである。送信アンテナ14は、例えば、リモコン送信機10を構成する筐体内部に設けられている。
【0028】
報知部15は、送信制御部12の制御下で、操作部11からの開動作、閉動作、停止動作の指示信号を受け付けたことを、利用者に認識させる報知動作を行うものである。報知部15は、例えば、図2に示すように、上述した各キー11a〜11cに共通の1個の発光素子であって点灯や点滅で視覚的に報知させるものである。なお、液晶ディスプレイなどのキャラクタなどによる視覚的報知を行うものであっても良く、また、ブザーやスピーカなどの聴覚的に報知を行うものであっても良い。その他、振動などの人間の他の感覚に訴えるものであっても良い。
【0029】
リモコン受信機20は、受信アンテナ21、受信部22、受信制御部23及びIDメモリ24などを備えている。
【0030】
なお、リモコン受信機20は、制御盤30に接続されており、制御盤30やモータ40などと共に、例えばシャッターケース内に設けられている。
【0031】
受信アンテナ21は、リモコン送信機10からの放射電波を捕捉し、電気信号(無線受信信号)に変換するものである。この受信アンテナ21は、リモコン送信機10が種々の位置をとり得るので、受信感度を考慮し、例えば、外部に突出する形式で設けられていることが好ましい。また、受信アンテナ21として、リモコン送信機10が種々の位置をとり得るので、例えば、無指向性又は指向範囲がかなり広いものを適用する。
【0032】
受信部22は、受信アンテナ21から与えられた無線受信信号に対して復調処理し、リモコン送信機10が送信しようとしたフレーム(復調信号)を得るものであり、このようにして得られた復調信号を受信制御部23に与える。受信部22には、必要に応じて、無線周波数帯を通過帯域とするバンドパスフィルタや前置増幅器や復調信号の帯域を通過帯域とするローパスフィルタが含まれる。
【0033】
受信制御部23は、当該リモコン受信機20の各部の制御を行うものであり、例えば、マイクロコンピュータで構成されている。
【0034】
受信制御部23は、図示しない登録部が、当該リモコン受信機20に対し、指示し得るリモコン送信機10の識別コード(以下、IDと呼ぶ)の登録を指示したときには、そのIDを取り込んでIDメモリ24に格納させる。
【0035】
また、受信制御部23は、受信部22からの復調信号(フレーム)を解読して、復調信号に含まれているIDがIDメモリ24に登録されているか否かに基づいて、送信元のリモコン送信機10が当該シャッターに対する指示を出せるものであるかを確認する。その後、制御部23は、フレームで指示されている内容(開動作指示、閉動作指示、停止動作指示、動作モード切替指示、インターロック有効無効切替指示)を認識して、その認識内容を制御盤30に通知する。
【0036】
なお、上述したように、リモコン送信機10は、フレームを繰り返し送信するので、受信制御部23は、リモコン送信機10が送信した同一内容の復調信号(フレーム)が所定時間以内に、所定個(最低繰り返し送信回数より少なくても良い)得られたときに、その復調信号を有効として上述の制御を行う。
【0037】
また、受信制御部23は、送信元のリモコン送信機10が当該シャッターに対する指示を出せない場合や、リモコン送信機10からの指示内容が現状のシャッター状態と矛盾する場合などには(例えば、シャッターの開状態において開動作が指示されたような場合には)、その指示内容を無視する。
【0038】
IDメモり24は、上述したように、当該リモコン受信機20に有効な指示を出し得るリモコン送信機10(1個とは限らない)のIDを記憶しているものであり、例えば、EEPROMなどの不揮発性メモリでなる。
【0039】
制御盤30は、動作制御部31、モータ駆動部32、状態メモリ33、モード切替スイッチ34、モード固定スイッチ35、インターロック切替スイッチ36、表示器駆動部37、センサインターフェース部38及びインターロック線インターフェース部39などを備える。
【0040】
動作制御部31は、当該制御盤30の各部の制御を行うものであり、例えば、マイクロコンピュータで構成されている。
【0041】
動作制御部31は、図示しないシャッターの動作を制御したり、表示器50の表示内容を制御したり、相互接続されている他の制御盤(図示せず)との動作の調停制御したりするものである。具体的な制御内容は、他の構成部の機能説明や後述する動作説明で明らかにする。
【0042】
モータ駆動部32は、動作制御部31の制御下でモータ40を制御して、図示しないシャッターを、開動作、停止動作又は閉動作させるものである。
【0043】
状態メモリ33は、例えば、EEPROMなどの不揮発性メモリで構成されており、動作モードが自動モード及び手動モードのいずれであるかや、インターロックが有効及び無効のいずれであるかや、シャッターの動作回数などを記憶しているものである。状態メモリ33の格納内容は、動作制御部31によって適宜更新され、また、動作制御部31によって読み出される。
【0044】
モード切替スイッチ34は、例えば、プッシュボタンでなり、動作モードの自動モード及び手動モード間の切替を、動作制御部31に指示するものである。
【0045】
なお、モード切替スイッチ34としては、ディップスイッチなどのその操作子位置がモードの種類を直接指標するものであっても良いが、この実施形態の場合、リモコン送信機10側からもモードの切替を指示できるので、現時点で有効なモードの種類と、操作子位置とが矛盾することを防止するため、上述したように、例えば、プッシュボタンを適用する。
【0046】
モード固定スイッチ35は、例えば、ディップスイッチでなり、自動モード及び手動モード間の切替を禁止する(モードを固定する)か、モード間の切替を許容するかを指示するものである。すなわち、モード固定スイッチ35が固定設定されているときには、リモコン送信機10側やモード切替スイッチ34から、自動モード及び手動モード間の切替が指示されても、動作制御部31によって、その指示が無視され、モード固定スイッチ35が切替の許容設定されているときに、リモコン送信機10側やモード切替スイッチ34から、自動モード及び手動モード間の切替が指示されると、動作制御部31はモードの切替を行う。
【0047】
なお、モード固定スイッチ35としても、例えば、プッシュスイッチを適用し、モードが固定設定されているか切替許容設定されているかを状態メモリ33に格納しておくようにしても良い。
【0048】
インターロック切替スイッチ36は、例えば、プッシュボタンでなり、インターロックの有効及び無効間の切替を、動作制御部31に指示するものである。
【0049】
なお、インターロック切替スイッチ36としては、ディップスイッチなどのその操作子位置がインターロックの有効及び無効を直接指標するものであっても良いが、この実施形態の場合、リモコン送信機10側からもインターロックの有効及び無効を指示できるので、現時点でのインターロックの有効又は無効と、操作子位置とが矛盾することを防止するため、上述したように、例えば、プッシュボタンを適用する。
【0050】
表示器駆動部37は、動作制御部31の制御下で、表示器50を駆動して、表示器50の表示内容を動作制御部31が所望するものにするものである。
【0051】
センサインターフェース部38は、移動体検知センサ60の検知信号を取り込んで動作制御部31に与えるものである。なお、動作制御部31は、自動モードでのみ、センサインターフェース部38からの検知信号を有効として処理するものである。移動体検知センサ60は、後述するように、シャッター開口部の上流及び下流の双方にそれぞれ設けられ、センサインターフェース部38も、各移動体検知センサ60にそれぞれ対応して設けられる。
【0052】
インターロック線インターフェース部39は、他のシャッター用の制御盤と相互接続されているインターロック線を収容しているものであり、動作制御部31の制御下で、他の制御盤に対して、該当するシャッター動作の禁止や禁止解除などを通知すると共に、他の制御盤からの、当該シャッター動作の禁止や禁止解除などの通知を受信して動作制御部31に与えるものである。
【0053】
モータ40は、モータ駆動部32からの駆動信号に応じ、シャッターの開動作、停止動作又は閉動作を実行するものである。なお、モータ40の回転力などを、シャッター(の回転軸など)に伝える動力伝達機構の種類は問われず、例えば、歯車機構を使ったもの、チェーンとスプロケットを使ったもの、ベルトとプーリを使ったものなど任意で良い。
【0054】
表示器50は、例えば、シャッターケース表面やシャッターのガイドレール表面など、使用者や保守担当者が、シャッターケース本体やその点検口蓋体を開けることなく、表示内容を視認できる位置に設けられている。
【0055】
表示器50は、例えば、図4に示すように、数字などのキャラクタを所定数だけ表示できる、液晶ディスプレイなどでなる文字表示部51と、動作モードとして自動モードが設定されているか(点灯)手動モードが設定されているか(消灯)を示す、LEDなどでなるモード表示用発光素子52と、インターロックが有効(点灯)か無効(消灯)を示す、LEDなどでなるインターロック表示用発光素子53と、エラーが発生しているか(点灯)否か(消灯)を示す、LEDなどでなるエラー表示用発光素子54と、移動体検知センサ60が検知中か(点灯)否か(消灯)を示す、LEDなどでなるセンサ状態表示用発光素子55とを有している。
【0056】
文字表示部51には、制御盤30の動作制御部31の制御下で、例えば、シャッター動作回数や、エラー発生時におけるエラー種別を規定するコードや識別名称が表示される。
【0057】
移動体検知センサ60は、例えば、光電センサでなり、シャッター開口部の上流及び下流のそれぞれに設けられ、移動体の通過を検知するものである。
【0058】
(A−2)実施形態の動作
次に、以上の構成を有する実施形態の開閉装置動作モード切替システム1の動作を説明する。
【0059】
まず、リモコン送信機10の動作(特に送信制御部12の動作)を図5のフローチャートを参照しながら説明する。
【0060】
リモコン送信機10の送信制御部12は、操作部11が操作されるのを待ち受けており(S1)、1個のキーの単独操作又は複数のキーの同時操作があると、操作キーの種類を判別し(S2)、操作キーに応じた送信制御動作を行う(S3〜S7)。なお、送信制御部12は、キー操作がなされている期間は報知部15によって操作を認識していることを表す報知を実行させる。
【0061】
具体的には、送信制御部12は、開動作指示キー11aが操作されると開動作指示用のフレーム(原送信信号)を作成して送信部13に与えて送信させ(S3)、停止動作指示キー11bが操作されると停止動作指示用のフレームを作成して送信部13に与えて送信させ(S4)、閉動作指示キー11cが操作されると停止動作指示用のフレームを作成して送信部13に与えて送信させ(S5)、開動作指示キー11a及び停止動作指示キー11bが同時操作されるとモード切替指示用のフレームを作成して送信部13に与えて送信させ(S6)、停止動作指示キー11b及び閉動作指示キー11cが同時操作されるとインターロックの有効無効切替指示用のフレームを作成して送信部13に与えて送信させる(S7)。なお、上記以外の同時操作を、送信制御部12は無視する。
【0062】
次に、リモコン受信機20の動作(特に受信制御部23の動作)を図6のフローチャートを参照しながら説明する。
【0063】
リモコン受信機20の受信部22は、所定レベル以上の無線受信信号が受信アンテナ21から与えられたときにはその無線受信信号に対して復調処理し、復調信号(フレーム)を得て受信制御部23に与える。
【0064】
受信制御部23は、このようなフレームの入力を待ち受けており(S11)、フレームが入力されると、その信号に含まれているIDがIDメモリ24に登録されているものと一致するか否か、言い換えると、送信元のリモコン送信機10が当該シャッターに対する指示を出せるものであるか否かを判別する(S12)。
【0065】
入力されたフレームに含まれているIDがIDメモリ24に登録されているものと一致しない場合には、受信制御部23は、今回入力されたフレームを無視する。
【0066】
これに対して、フレームに含まれているIDがIDメモリ24に登録されていると、受信制御部23は、その原送信信号の情報部に挿入されている情報の内容を解読(判別)する(S13)。
【0067】
受信制御部23は、フレームの情報部の情報が、停止動作、開動作又は閉動作を指示しているときには、その旨を表す信号を制御盤30に与えて(S14〜S16)、フレームの入力待ち状態に戻る。
【0068】
また、受信制御部23は、フレームの情報部の情報が、動作モードの切替を指示しているときには、その種類のフレームの受信が所定時間(例えば、2秒)を超えることを待ち受けて、動作モードの切替を表す信号を制御盤30に与えて(S17、S18)、フレームの入力待ち状態に戻る。
【0069】
さらに、受信制御部23は、フレームの情報部の情報が、インターロックの有効無効の切替を指示しているときには、その種類のフレームの受信が所定時間(例えば、2秒)を超えることを待ち受けて、インターロックの有効無効の切替を表す信号を制御盤30に与えて(S19、S20)、フレームの入力待ち状態に戻る。
【0070】
なお、動作モードの切替を指示するフレームや、インターロックの有効無効の切替を指示するフレームの受信継続時間が、所定時間を満たない場合には、受信制御部23は、今回の受信を無視して、フレームの入力待ち状態に戻る。
【0071】
例えば、リモコン送信機10の取扱い説明書などにより、動作モードの切替を行う場合には、開動作指示キー11a及び停止動作指示キー11bの同時操作を2秒以上行うこと、及び、インターロックの有効無効の切替を行う場合には、停止動作指示キー11b及び閉動作指示キー11cの同時操作を2秒以上行うことを、使用者に熟知させておく。
【0072】
なお、リモコン送信機10が、開動作指示キー11a及び停止動作指示キー11bの同時操作を検知したときや、停止動作指示キー11b及び閉動作指示キー11cの同時操作を検知したときに、リモコン送信機10側で所定時間以上の操作を確認してからフレームの送信を行うようにしても良い。また、リモコン送信機10が、同時操作を検知したときに、操作期間がリモコン受信機20が有効と判断する所定時間より短くても、所定時間以上継続してフレームを送信するようにしても良い。さらに、リモコン受信機20が有効と判断する所定時間(例えば2秒)より同時操作時間は短いが、同時操作期間が他の所定時間(例えば1秒)を超えれば、リモコン受信機20が有効と判断する所定時間以上継続してフレームを送信するようにしても良い。
【0073】
次に、制御盤30の動作(特に駆動制御部31の動作)を図7〜図10のフローチャートを参照しながら説明する。
【0074】
駆動制御部31は、自己が制御動作を開始することが必要となる信号の入力を待ち受けており(S31〜S33)、そのような信号入力があると、信号の送出元に対応したサブルーチン処理を行う(S34〜S36)。
【0075】
駆動制御部31は、具体的には、リモコン受信機20から信号が入力されると(S31)、リモコン受信機20からの信号入力時用のサブルーチン処理を行い(S34)、センサインターフェース部36からセンサ検知信号が入力されると(S32)、センサ検知信号が入力された際のサブルーチン処理を行い(S35)、内蔵するいずれかのスイッチ34、36から信号が入力されると(S33(図10のS33A、S33B))、スイッチ入力時用のサブルーチン処理を行う(S36)。
【0076】
図8は、リモコン受信機20からの信号入力時用のサブルーチン処理の詳細を示すフローチャートである。
【0077】
駆動制御部31は、リモコン受信機20から信号が与えられると、その入力信号の内容を判別する(S41)。
【0078】
入力信号が、シャッターの動作を直接指示する内容のものであると、すなわち、開動作、停止動作又は閉動作を指示するものであると、状態メモリ33に格納されているモードが自動モードであるか手動モードであるかを判別する(S42)なお、駆動制御部31は、開動作、停止動作又は閉動作で、詳細に見た場合には、別個の制御を行うが(処理が分岐するが)、紙面の都合上、図8では、同一の処理の流れで示している。
【0079】
状態メモリ33の格納モードが自動モードであれば、駆動制御部31は、図7に示したメインルーチンに戻る。
【0080】
これに対して、状態メモリ33の格納モードが手動モードであると、駆動制御部31は、状態メモリ33に格納されているインターロックの有効無効情報が有効であるか無効であるかを判別する(S43)。インターロックが有効であると、駆動制御部31は、インターロック線インターフェース部39から、他の制御盤が当該シャッターの動作を禁止しているか否かの情報を取り込んで判別する(S44)。
【0081】
インターロックが有効であり、他の制御盤が当該シャッターの動作を禁止している場合には、駆動制御部31は、図7に示したメインルーチンに戻る。
【0082】
一方、インターロックが無効である場合や、インターロックが有効であるが、他の制御盤が当該シャッターの動作を許容している場合には、駆動制御部31は、モータ40を制御して、指示されたシャッター動作を実行させる(S45)。また、駆動制御部31は、指示内容によっては、状態メモリ33に格納されているシャッター動作回数を更新すると共に(S46)、表示器50に表示させているシャッター動作回数も更新させる(S47)。
【0083】
なお、シャッター動作回数を、開動作を起動したときに1インクリメントするようにしても良く、開動作及びそれに続く閉動作で1インクリメントするようにしても良く、開動作及び閉動作のそれぞれで1インクリメントするようにしても良く、さらに、起動時ではなく、全開や全閉を認識したタイミングで1インクリメントするようにしても良い。
【0084】
また、駆動制御部31は、モータ40の制御とほぼ並行し、又は、モータ40の制御の終了を待って、インターロックが有効な場合には、インターロック線インターフェース部39を制御して、他の制御盤に、当該シャッターの動作に関連して定まる、他のシャッターの動作禁止や禁止解除(動作許容)を通知する(S48、S49)。そして、図7に示したメインルーチンに戻る。例えば、当該シャッターを開動作させた場合には、他のシャッターの開動作を禁止し、当該シャッターが全閉状態になると、他のシャッターの開動作を許容(禁止解除)する。
【0085】
リモコン受信機20からの入力信号が動作モードの切替を指示する内容であると、駆動制御部31は、モード固定スイッチ35の状態を取り込んでその状態を判別する(S50)。モード固定スイッチ35が固定を指示していると、駆動制御部31は、動作モードの切替を指示する信号の入力を無視して、図7に示したメインルーチンに直ちに戻る。
【0086】
これに対して、モード固定スイッチ35がモードの変更を許容している状態であると、駆動制御部31は、状態メモリ33の格納モードを他方のモードに切り替えると共に(S51)、切替後のモードに対応するように、表示器50のモード表示用発光素子52の状態を変更して(S52)、図7に示したメインルーチンに戻る。
【0087】
例えば、状態メモリ33に手動モードが格納されているときに、リモコン受信機20から動作モードの切替指示信号が与えられると、駆動制御部31は、状態メモリ33の格納モードを自動モードに更新すると共に、表示器50のモード表示用発光素子52を消灯状態から点灯状態に変更させる。逆に、状態メモリ33に自動モードが格納されているときに、リモコン受信機20から動作モードの切替指示信号が与えられると、駆動制御部31は、状態メモリ33の格納モードを手動モードに更新すると共に、表示器50のモード表示用発光素子52を点灯状態から消灯状態に変更させる。
【0088】
リモコン受信機20からの入力信号がインターロックの有効無効の切替を指示する内容であると、駆動制御部31は、状態メモリ33のインターロックの有効無効情報を他方の内容に切り替えると共に(S53)、切替後の内容に対応するように、表示器50のインターロック表示用発光素子53の状態を変更して(S54)、図7に示したメインルーチンに戻る。
【0089】
例えば、状態メモリ33にインターロック無効が格納されているときに、リモコン受信機20からインターロックの有効無効の切替指示信号が与えられると、駆動制御部31は、状態メモリ33の格納内容をインターロック有効に更新すると共に、表示器50のインターロック表示用発光素子53を消灯状態から点灯状態に変更させる。逆に、状態メモリ33にインターロック有効が格納されているときに、リモコン受信機20からインターロックの有効無効の切替指示信号が与えられると、駆動制御部31は、状態メモリ33の格納内容をインターロック無効に更新すると共に、表示器50のインターロック表示用発光素子53を点灯状態から消灯状態に変更させる。
【0090】
図9は、センサ検知信号が入力された際のサブルーチン処理の詳細を示すフローチャートである。
【0091】
センサ検知信号が入力されると、駆動制御部31は、まず、状態メモリ33に格納されているモードが自動モードであるか手動モードであるかを判別する(S61)。
【0092】
手動モードであると、駆動制御部31は、センサ検知信号の入力を無視して、図7に示したメインルーチンに直ちに戻る。
【0093】
なお、手動モードでは、センサインターフェース部38から駆動制御部31にセンサ検知信号を入力させないように、センサインターフェース部38を制御しておくようにしても良い。例えば、ゲート回路を設け、そのゲート回路を閉じておくようにするようにしても良い。
【0094】
これに対して、自動モードであると、駆動制御部31は、現在のシャッター状態や過去のセンサ検知信号の入力状況などに基づいて、シャッターの動作内容を決定する(S62)。例えば、今回のセンサ検知信号の送出元が下流側の移動体検知センサであって、シャッターが、現在、上流側の移動体検知センサからの過去のセンサ検知信号に基づいて全開状態にあると、閉動作を実行する動作に決定する。
【0095】
この決定後は、駆動制御部31は、リモコン送信機10側からシャッター動作が指示された場合とほぼ同様な動作(S43〜S49)を実行して、図7に示したメインルーチンに戻る。但し、駆動制御部31は、表示器50のセンサ状態表示用発光素子55を、センサ検知信号の入力中、又は、入力開始から所定時間だけ点灯(点滅でも良い)させる制御も行う。
【0096】
図10は、制御盤30が内蔵するスイッチ(プッシュスイッチ)34、36からの信号が入力された際のサブルーチン処理の詳細を示すフローチャートである。
【0097】
モード切替スイッチ34からの信号が入力されると(S33Aで肯定結果)、動作制御部31は、その信号入力が所定時間(例えば、2秒)を超えることを待ち受け(S71)、モード固定スイッチ35の状態を取り込んでその状態を判別する(S72)。モード固定スイッチ35が固定を指示していると、駆動制御部31は、今回の入力信号を無視して、図7に示したメインルーチンに戻る。
【0098】
これに対して、モード固定スイッチ35がモードの変更を許容している状態であると、駆動制御部31は、状態メモリ33の格納モードを他方のモードに切り替えると共に(S73)、切替後のモードに対応するように、表示器50のモード表示用発光素子52の状態を変更して(S74)、図7に示したメインルーチンに戻る。
【0099】
また、インターロック切替スイッチ35からの信号が入力されると(S33Bで肯定結果)、動作制御部31は、その信号入力が所定時間(例えば、2秒)を超えることを待ち受け(S75)、状態メモリ33のインターロックの有効無効情報を他方の内容に切り替えると共に(S76)、切替後の内容に対応するように、表示器50のインターロック表示用発光素子53の状態を変更して(S77)、図7に示したメインルーチンに戻る。
【0100】
なお、フローチャートは省略しているが、動作制御部31は、エラーを検出したり通知されたりしたときには、エラー処理ルーチンに移行し、シャッターを停止動作や開動作させるなどのエラー対応処理を実行させると共に、動作制御部31内のメモリから、エラーコードやエラー名などのキャラクタ列を取出し、エラー表示用発光素子54を点灯(点滅でも良い)させると共に、文字表示部51に取り出したエラーコード又はエラー名称を表示させる。
【0101】
(A−3)実施形態の効果
上記実施形態によれば、使用者や保守担当者などは、自動モード及び手動モード間の切替操作を、リモコン送信機に対して行うことができ、シャッターケース全体やその点検口を開けて切替操作を行う必要がなく、操作性を高めることができる。
【0102】
自動モード及び手動モード間の切替操作をリモコン送信機に対して行う場合には、所定時間以上、2個のキーの同時操作を行うことを要し、使用者や保守担当者などが意図しない動作モードの切替を防止することができる。ここで、リモコン送信機の操作面に、切換に供する2個のキーを明らかにする表記がなされているので、操作者にとって分かりやすく、意図しない動作モードの切換指示を防止することができる。
【0103】
また、表示器を、外部から常時視認できる位置に設けたので、動作モードが真に切り替わったかを、使用者や保守担当者などは、シャッターケース全体やその点検口を開けることなく確認することができる。
【0104】
さらに、リモコン送信機に自動モード及び手動モード間の切替操作機能を設けたため、壁面などに固定されている操作部に自動モード及び手動モード間の切替操作機能を設けるより(これは他の実施形態を構成する)、操作者の位置等が限定されず便利である。
【0105】
さらにまた、リモコン送信機に自動モード及び手動モード間の切替操作機能を設けたため、切替が許可された以外の者などの操作の可能性もあるが、モード固定スイッチを設け、動作モードの切替指示を強制的に無視することも可能となり、不要な切替を排除することができる。
【0106】
また、リモコン送信機が、自動モード及び手動モード間の切替指示の送信機になり、リモコン受信機が切替指示の受信機となっており、モードの切替専用の送信機及び受信機を設ける場合(これは他の実施形態を構成する)に比較して、システム構成を簡単なものとすることができる。また、モードの切替操作も、開動作及び停止動作の指示キーの同時操作であるため、専用のキーを設ける必要がなく、この点でも構成の簡易化に寄与している。
【0107】
表示器には、動作モードの状態など、保守などに必要となるほぼ全ての表示項目を、外部から常時視認可能に表示するようにしたので、使用者や保守担当者などが、確認のために、シャッターケース全体やその点検口を開けることをほぼなくすことができる。
【0108】
(B)他の実施形態
上記実施形態の説明においても、種々変形実施形態に言及したが、さらに、以下に例示するような変形実施形態を挙げることができる。
【0109】
(B−1)上記実施形態では、リモコン送信機から、逆の動作モードへの切替を指示する信号を送信するものを示したが、自動モードや手動モードを直接表している信号を送信するようにしても良い。
【0110】
(B−2)上記実施形態では、シャッターの動作を指示するキーを利用して、動作モードの切替を入力操作するものを示したが、動作モードの切替を指示する専用キーをリモコン送信機に設けるようにしても良い。
【0111】
また、シャッターの動作を指示するキーを利用する場合であっても、2個のキーの同時操作以外の方法を適用して、動作モードの切替を指示するようにしても良い。例えば、「停止動作」キーの間欠的な操作パターン(例えば、2秒以上操作、1秒以内非操作、2秒以上操作)で動作モードの切替を指示するようにしても良い。
【0112】
(B−3)リモコン送信機にも、動作モードの切替を禁止(モードを固定)したり禁止解除したりすることを指示するキー(兼用キーであっても良い)を設け、リモコン送信機内部で、禁止又は禁止解除(許容)を内部記憶しておき、禁止が内部記憶されている状態での動作モードの切替操作を無視するようにしても良い。
【0113】
(B−4)上記実施形態では、リモコン送信機は、動作モードの切替を指示するフレームにも、シャッター動作(開動作など)を指示するフレームにも同一のIDを挿入するものを示したが、異なるID(動作モードの切替を指示するフレームのIDは、各リモコン送信機で異なっていても良く、全てのリモコン送信機で同じIDであっても良い)を盛り込むようにしても良い。同様に、フレーム構成そのものを変更するようにしても良い。
【0114】
リモコン受信機も正規のリモコン送信機からのフレームとして許容するIDを、動作モードの切替を指示するフレームと、シャッター動作(開動作など)を指示するフレームとで異なるようにしても良い。
【0115】
この場合において、動作モードの切替を指示できるリモコン送信機を限定するために、異なるようにさせても良い。また、動作モードの切替を指示できるリモコン送信機を1台に限定するようにしても良い。
【0116】
(B−5)上記実施形態では、リモコン受信機から、逆の動作モードへの切替を指示する信号を制御盤に与えるものを示したが、リモコン受信機が、リモコン送信機から逆の動作モードへの切替を指示する信号を受信しても、自動モードや手動モードを直接表している信号に変換して、制御盤に与えるようにしても良い。この場合、リモコン受信機も、現在の動作モードを保持しておくことを要する。
【0117】
(B−6)上記実施形態では、リモコン送信機及びリモコン受信機が無線回線を介して通信するものであったが、ケーブルを介して通信を行うものであっても良い。また、本発明でのリモコン送信機及びリモコン受信機の用語は、シャッター脇などに設けられている操作入力装置やその信号の受信部をも含むものである。
【0118】
(B−6)上記実施形態では、リモコン送信機及びリモコン受信機がそれぞれ、動作モードの切替を指示する送信機機能と、その受信機機能とを有するものであったが、動作モードの切替を指示する専用の送信機及び受信機を含めてシステムを構築するようにしても良い。
【0119】
この場合であっても、リモコン送信機及びリモコン受信機をも、動作モードの切替に利用できるようにしていても良い。
【0120】
(B−7)上記実施形態では、制御盤も、モード切替スイッチを備えて動作モードの切替を指示できるものを示したが、動作モードの切替はリモコン送信機からのみ指示できるようにしても良い。
【0121】
(B−8)上記実施形態では、制御盤のモード切替スイッチに対しても冗長操作(長押し)を有効な操作の条件としたが、モード切替スイッチに対しては、このような冗長操作条件をなくすようにしても良い。
【0122】
(B−9)表示器の表示項目は、上記実施形態のものに限定されず、シャッターケース全体やその点検口を開けなければ確認できない事項であれば、他の項目も含めるようにしても良い。
【0123】
(B−10)上記実施形態では、動作モードの切替がなされたことを表示器を介して報知するものを示したが、ブザーなどの他の報知手段によっても良く、他の報知手段を併用するようにしても良い。ブザーを利用する場合において、自動モードに変更されたときと手動モードに変更されたときとで音響種類や発音パターンを代えるようにしても良い。
【0124】
(B−11)インターロックの有効無効の切替についても、動作モードの切替と同様に、リモコン送信機からのみ指示できるようにしても良い。
【0125】
(B−12)例えば、ガレージ用シャッターに関し、車両から、所定周期で間欠的に送信される、その信号自体は開閉を直接指示していない信号の受信、非受信により開閉制御を行うものがあるが(特開2003−125463号公報)、このような開閉制御を有効(自動モードに相当する)とするか無効(手動モードに相当する)とするかの切換にも、上記実施形態と同様に、リモコン送信機からの切換信号の送信で実行させるようにしても良い。特許請求の範囲の「自動モード」及び「手動モード」の用語は、このようなものを含むものとする。
【0126】
(B−13)開閉装置における「開閉」は、開のみ、閉のみ、開及び閉の双方である態様を含んでいる。また、開閉の動作方向は、例えば、上下方向、水平方向、傾斜方向等、任意である。リモコンによる動作については、開、閉、停止等の動作のうちいずれか、何らかの動作ができれば良く、また、開や閉のような開閉体が動作する場合には、開閉体の移動動作可能範囲の少なくとも一部で動作ができれば良い。
【0127】
(B−14)上記各実施形態では、本発明をシャッターの制御システムに適用したものを示したが、ドア、窓、オーバーヘッドドア、門扉、ゲート(駐車場などのゲート)、ロールスクリーン(例えば遮光膜)、ブラインド、オーニング装置など一般的に開閉体を制御する開閉装置の制御システムに適用するようにしても良い。
【0128】
【発明の効果】
本発明によれば、開閉体の制御盤の設置場所に拘わらず、使用者などが所望する動作を指示したり、所望する情報を得たりすることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の開閉装置動作モード切替システムの構成を示すブロック図である。
【図2】実施形態のリモコン送信機の操作パネル面を示す図面である。
【図3】実施形態の原送信信号(フレーム)のフォーマットを示す説明図である。
【図4】実施形態の表示器の表示面を示す説明図である。
【図5】実施形態のリモコン送信機の動作を示すフローチャートである。
【図6】実施形態のリモコン受信機の動作を示すフローチャートである。
【図7】実施形態の制御盤の概要動作を示すフローチャートである。
【図8】図7のリモコン受信機入力時の詳細動作を示すフローチャートである。
【図9】図7のセンサ検知信号入力時の詳細動作を示すフローチャートである。
【図10】図7のスイッチ入力時の詳細動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…リモコン送信機、11…操作部、20…リモコン受信機、30…制御盤、35…モード固定スイッチ、40…モータ、50…表示器、60…移動体検知センサ。

Claims (8)

  1. 開閉体の動作を駆動する開閉体駆動手段と、入力操作信号に基づいて、開閉体の開閉動作指示信号を発する開閉体動作指示操作手段と、開閉体の動作変更のトリガとなる現象や状態変化などを検知するセンサ手段と、設定されている動作モードを保持している動作モード保持手段と、この動作モード保持手段の保持動作モードを変更させる動作モード変更手段と、動作モードとして手動モードが設定されているときに上記開閉体動作指示操作手段からの動作指示信号に従って開閉体の動作を制御すると共に、動作モードとして自動モードが設定されているときに上記センサ手段からの検知信号に基づいて開閉体の動作を制御する開閉体動作制御手段とを有する開閉装置側に向け、動作モードを変更させるための信号を送信するものであって、
    動作モードの変更操作を受け付ける操作入力手段と、
    この操作入力手段が受け付けた変更操作に応じ、動作モードを変更させるための信号を形成して送信する送信手段と
    を有することを特徴とする開閉装置動作モード指示送信機。
  2. 当該開閉装置動作モード指示送信機が、開閉体の動作指示信号を発するリモコン送信機と兼用されていることを特徴とする請求項1に記載の開閉装置動作モード指示送信機。
  3. 上記操作入力手段は、上記リモコン送信機としての複数の指示キーの中の、所定の組み合わせの指示キーの同時操作を、動作モードの変更操作として受け付けることを特徴とする請求項1又は2に記載の開閉装置動作モード指示送信機。
  4. 開閉体の動作を駆動する開閉体駆動手段と、入力操作信号に基づいて、開閉体の開閉動作指示信号を発する開閉体動作指示操作手段と、開閉体の動作変更のトリガとなる現象や状態変化などを検知するセンサ手段と、設定されている動作モードを保持している動作モード保持手段と、この動作モード保持手段の保持動作モードを変更させる動作モード変更手段と、動作モードとして手動モードが設定されているときに上記開閉体動作指示操作手段からの動作指示信号に従って開閉体の動作を制御すると共に、動作モードとして自動モードが設定されているときに上記センサ手段からの検知信号に基づいて開閉体の動作を制御する開閉体動作制御手段とを有する開閉装置に関連して設けられ、対向する開閉装置動作モード指示送信機からの送信信号を受信するものであって、
    受信信号を処理して、動作モードを変更させるための信号を得て、上記開閉装置の上記動作モード変更手段に与える受信手段を有することを特徴とする開閉装置動作モード指示受信機。
  5. 当該開閉装置動作モード指示受信機が、開閉体の動作指示信号を受信するリモコン受信機と兼用されていることを特徴とする請求項4に記載の開閉装置動作モード指示受信機。
  6. 開閉体の動作を駆動する開閉体駆動手段と、入力操作信号に基づいて、開閉体の開閉動作指示信号を発する開閉体動作指示操作手段と、開閉体の動作変更のトリガとなる現象や状態変化などを検知するセンサ手段と、設定されている動作モードを保持している動作モード保持手段と、この動作モード保持手段の保持動作モードを変更させる動作モード変更手段と、動作モードとして手動モードが設定されているときに上記開閉体動作指示操作手段からの動作指示信号に従って開閉体の動作を制御すると共に、動作モードとして自動モードが設定されているときに上記センサ手段からの検知信号に基づいて開閉体の動作を制御する開閉体動作制御手段とを有する開閉装置と、
    請求項1に記載の開閉装置動作モード指示送信機と、
    請求項4に記載の開閉装置動作モード指示受信機と
    を有することを特徴とする開閉装置動作モード切替システム。
  7. 上記開閉装置は、設定操作に応じ、上記動作モード変更手段による動作モードの変更を禁止又は禁止解除させる動作モード固定制御手段を有することを特徴とする請求項6に記載の開閉装置動作モード切替システム。
  8. 上記開閉体を動作させる開閉装置からの情報により、上記開閉体の累積的動作量の情報を表示する累積的動作量表示手段と、
    上記開閉装置からの情報により、上記開閉装置の、第1又は第2の状態を取り得る所定種類の動作属性の現在状態を表示する、1又は複数の動作属性状態表示手段とを有し、
    上記累積的動作量表示手段及び上記動作属性状態表示手段による表示が外部から常時視認可能なような位置に設けられている
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載の開閉装置動作モード切替システム。
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