JP2004084240A - 開閉状態送信装置、開閉状態受信装置及び開閉状態通信システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の開閉状態送信装置は、開閉体駆動装置が外部からの信号に基づき制御した開閉体に関する状態を検知する開閉状態検知手段と、開閉状態検知手段が検知した開閉体に関する状態を無線送信する開閉状態送信手段とを有する。本発明の開閉状態受信装置は、無線送信されてきた開閉体に関する状態を受信する開閉状態受信手段と、受信した開閉体に関する状態を報知する報知手段とを有する。本発明の開閉状態通信システムは、本発明の開閉状態送信装置と、本発明の開閉状態受信装置とを有する。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、開閉状態送信装置、開閉状態受信装置及び開閉状態通信システムに関し、例えば、シャッター、ドア、窓、オーバーヘッドドア、門扉、ゲート(駐車場などのゲート)、ロールスクリーン(例えば遮光膜)、ブラインド、オーニング装置などの開閉制御機能を充実させようとしたものである。
【0002】
【従来の技術】
開閉体の開閉制御(なお、施錠、解錠機能を有する開閉体であれば、開閉制御に加え、又は、開閉制御に代え、施錠、解錠制御をも開閉制御の用語に含むものとする)をリモコン送信機を用いて指示できるようにした開閉装置も多く提案されている。
【0003】
一般には、短時間の間に、開閉体の開動作及び閉動作がなされる開閉装置にリモコンシステムが適用されることが多い。例えば、ガレージ用シャッターであれば、利用者は、シャッターを開けてガレージ内に入り、車両に乗車してガレージ外にでると、シャッターを閉めて、出掛けることになる。また、帰ってきたときにも、ガレージ用シャッターを開け、車両をガレージ内に入れ、その後、シャッターを閉めることになる。このように短時間でシャッターの開動作及び閉動作が必要な場合において、シャッター脇に設けられている操作部に対して開操作や閉操作を手動で行うことは、操作毎に車両の乗り降りが必要となって不便であり、そのため、リモコンシステムが適用されることが多くなる。
【0004】
従来のシャッターのリモコンシステムにおいて、リモコン送信機は、利用者が開操作や停止操作や閉操作等の操作を行うと、制御部が、その操作内容を指示すると共に自己のIDコードを含む通信フレームを形成し、その通信フレームを連続的に所定回数だけ繰り返して送信部に与え、送信部が連続的な通信フレームを無線信号に変調して送信するようになされている。そして、リモコン受信機は、復調処理で得た通信フレームが、自己への指示を出せるリモコン送信機からのものである場合に、通信フレームに含まれているシャッター動作内容を判別してシャッター制御部に制御信号を送出する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、利用者がリモコン送信機を操作した後、直ちに、操作位置からかなりの速度で離れることも多い。例えば、車両に乗ってガレージ外部に出、シャッターの閉操作を行うこともある。このような閉操作をシャッター方面を見ずに行って走り出すこともあり、また、車両を運転しながら閉操作を行うこともあり得る。
【0006】
このような場合、利用者は、シャッターが所望した動作を実行することを信じ、所望した動作を実行したかの確認を求めていないことが多いが、当然に、確認できることが好ましい。
【0007】
また、制御側無線装置が、自動的に無線信号を長期間に渡って繰り返し間欠送信し、被制御側無線装置が、その無線信号の受信有無に基づいて、シャッターの開閉を制御するシステムが既に提供されており(例えば、特開2001−152749号公報参照)、このようなシステムでは、利用者がシャッター制御に係る何らの直接的操作を行うことなく、利用者が所望するシャッター動作が実行される。
【0008】
この場合も、利用者は、シャッターが所望した動作を実行することを信じ、所望した動作を実行したかの確認を求めていないが、当然に、確認できることが好ましい。
【0009】
そのため、開閉体の開閉状態などを、利用者の確認意思に関係なく、利用者に認識(確認)させることができる装置やシステム(開閉状態送信装置、開閉状態受信装置及び開閉状態通信システム)が求められている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
第1の本発明の開閉状態送信装置は、開閉体駆動装置が外部からの信号に基づき制御した開閉体に関する状態を検知する開閉状態検知手段と、上記開閉状態検知手段が検知した上記開閉体に関する状態を無線送信する開閉状態送信手段とを有することを特徴とする。
【0011】
第2の本発明の開閉状態受信装置は、無線送信されてきた開閉体に関する状態を受信する開閉状態受信手段と、受信した開閉体に関する状態を報知する報知手段とを有することを特徴とする。
【0012】
第3の本発明の開閉状態通信システムは、第1の本発明の開閉状態送信装置と、第2の本発明の開閉状態受信装置とを有することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
(A)第1の実施形態
以下、本発明による開閉状態送信装置、開閉状態受信装置及び開閉状態通信システムを、ガレージ用シャッターの開閉状態の通信に適用した第1の実施形態を図面を参照しながら詳述する。
【0014】
(A−1)第1の実施形態が前提とする無線開閉制御方法
第1の実施形態の開閉状態送信装置、開閉状態受信装置及び開閉状態通信システムは、ガレージ用シャッターに対する無線開閉制御方法として、以下のような無線開閉制御方法を適用している、開閉装置の制御側無線装置、被制御側無線装置及び無線開閉制御システムを前提としている(例えば、特開2001−152749号公報参照)。
【0015】
図1は、前提としている無線開閉制御方法の説明図である。図2及び図3は、制御側無線装置3及び被制御側無線装置4のタイミングチャートである。
【0016】
まず、図1(A)から図1(B)へ変化する、車両2をガレージ5から出庫させる際のシャッター制御動作を、図2のタイミングチャートをも参照しながらより具体的に説明する。
【0017】
利用者が建物内部からガレージ5に入り、車両2に乗車しても、エンジンをかけるまでは、制御側無線装置3は送信動作を実行しない。
【0018】
利用者が、例えば、時点t1で、図2(A)に示すように、エンジンを作動中にさせると、制御側無線装置3は、図2(B)に示すように、開閉制御データの間欠的な繰り返しの送信動作を行う。
【0019】
このときには、車両2、従って、制御側無線装置3は、被制御側無線装置4の近傍にいるので、被制御側無線装置4は、図2(C)に示すように、有効な開閉制御データを受信し、開閉制御データの受信毎に、開動作を指示する開閉制御信号を図示しないシャッター制御部に出力する。
【0020】
シャッター制御部は、開動作を指示する開閉制御信号の受信によりモータを駆動して、図1(A)に示すように、シャッター1を開動作させる。なお、2番目以降の開動作を指示する開閉制御信号の受信では、既に開動作を開始しているので、又は、既に開状態になっているので、改めて開動作を起動することはない。
【0021】
シャッター1が開状態になると、利用者は車両2を運転してシャッター開口部を通過してそのまま遠くに出掛ける。
【0022】
車両2の走行により、制御側無線装置3が被制御側無線装置4から遠ざかる。その結果、制御側無線装置3が、図2(B)に示すように、開閉制御データの間欠送信を繰り返していても、被制御側無線装置4は、図2(C)の時点t2以降に示すように、開閉制御データを受信できなくなる。このような未受信期間が所定時間(図2では10秒としている)を経過すると、被制御側無線装置4は、閉動作を指示する開閉制御信号(図2(E)参照)を図示しないシャッター制御部に出力する。
【0023】
シャッター制御部は、閉動作を指示する開閉制御信号の受信によりモータを駆動して、図1(B)に示すように、シャッター1を閉動作させる。
【0024】
次に、図1(C)から図1(D)へ変化する、車両2をガレージ5に入庫させる際のシャッター制御動作を、図3のタイミングチャートをも参照しながら説明する。
【0025】
図3(A)に示すように、車両2のエンジンがかかっている限りにおいては、制御側無線装置3は、図3(B)に示すように、開閉制御データの間欠送信を繰り返している。
【0026】
車両2が出掛け先からガレージ5の方向に戻ってくるに従って、制御側無線装置3からの無線送信信号(電波)に対する被制御側無線装置4での受信電界強度が徐々に大きくなり、図3(C)の時点t3以降に示すように、やがて、被制御側無線装置4において有効な開閉制御データが得られる(受信できる)。
【0027】
車両2が近づいてくることにより有効な開閉制御データが得られた場合でも、被制御側無線装置4は、有効な開閉制御データの受信毎に、開動作を指示する開閉制御信号をシャッター制御部に出力する(図3(D)参照)。このとき、シャッター制御部は、開動作を指示する開閉制御信号の受信によりモータを駆動して、図1(C)に示すように、シャッター1を開動作させる。なお、この場合でも、2番目以降の開動作を指示する開閉制御信号の受信では、既に開動作を開始しているので、又は、既に開状態になっているので、改めて開動作を起動することはない。
【0028】
シャッター1が開状態になると、利用者は車両2を運転してシャッター開口部を通過してそのままガレージ5内に入って車両2を停止させ、さらにエンジンを停止させて車両2から降りる。
【0029】
車両2のエンジンが図3(A)に示すように時点t4で停止すると、図3(B)の時点t4以降に示すように、制御側無線装置3は当然に開閉制御データの送信動作を実行できず、その結果、被制御側無線装置4も、図3(C)に示すように、有効な開閉制御データを受信できなくなる。
【0030】
被制御側無線装置4は、有効な開閉制御データの未受信期間が所定時間(図3では10秒としている)を経過すると、閉動作を指示する開閉制御信号(図3(E)参照)をシャッター制御部に出力する。このときにも、シャッター制御部は、閉動作を指示する開閉制御信号の受信によりモータを駆動して、図1(D)に示すように、シャッターを閉動作させる。
【0031】
以上のように、図1に示すガレージ用シャッターの無線開閉制御システムでは、利用者がシャッター1の開閉を意図した操作を行うことなく、シャッター1に所望する開閉動作を実行させることができる。
【0032】
(A−2)第1の実施形態の構成
図4は、第1の実施形態の開閉状態通信システムの構成を、その周辺の構成と共に示すブロック図であり、上述した図1との同一、対応部分には同一符号を付して示している。
【0033】
図4において、第1の実施形態の開閉状態通信システムは、開閉状態送信装置10及び開閉状態受信装置20を有する。
【0034】
上述したように、被制御側無線装置4は、制御側無線装置3からの開閉制御データ(無線周波数帯に変調されて無線送信されているが、以下でも、適宜、開閉制御データと呼ぶ)の受信、未受信に応じて、シャッター制御信号(開閉制御信号)を形成してシャッター制御部6に与え、シャッター制御部6は、シャッター制御信号が指示する開動作又は閉動作をシャッター1に実行させる。シャッター1は、シャッター駆動部(例えばモータ)1Aやシャッター本体1Bを有する。
【0035】
開閉状態送信装置10は、このようなシャッター1に関連して設けられており、シャッター1の開閉状態を示す開閉状態データの無線信号を送信するものである。なお、開閉状態送信装置10は、例えば被制御側無線装置4と一体的に構成されていても良い。
【0036】
開閉状態受信装置20は、制御側無線装置3と同様に、車両2に設けられているものである。開閉状態受信装置20は、対応する開閉状態送信装置10から送信された無線信号を受信処理して開閉状態データを得て、開閉状態を報知するものである。なお、開閉状態受信装置20は、例えば制御側無線装置3と一体的に構成されていても良い。
【0037】
図5は、第1の実施形態の開閉状態送信装置10の詳細構成を示すブロック図である。
【0038】
図5において、第1の実施形態の開閉状態送信装置10は、開閉状態検出回路11、エンコーダ12、上限リミットスイッチ13、下限リミットスイッチ14、IDコードメモリ15、送信回路16及び送信アンテナ17を有する。なお、エンコーダ12、上限リミットスイッチ13及び下限リミットスイッチ14は、シャッター制御部6(図4参照)の要素も兼ねている。
【0039】
エンコーダ12は、例えば、シャッター駆動部1Aを構成しているモータ(M)の回転軸に設けられ、その回転方向や回転量などを示すデータ(パルスデータであっても良く、絶対的な回転位置データであっても良い)を開閉状態検出回路11に与えるものである。
【0040】
上限リミットスイッチ13は、例えば、シャッター本体1Bの座板が上限位置に達したこと、言い換えると、シャッター1が全開状態になったことを検出するものである。
【0041】
下限リミットスイッチ14は、例えば、シャッター本体1Bの座板が下限位置に達したこと、言い換えると、シャッター1が全閉状態になったことを検出するものである。
【0042】
開閉状態検出回路11は、エンコーダ12、上限リミットスイッチ13及び下限リミットスイッチ14の検出状態に基づいて、シャッター1の開閉状態の変化を検出し、変化終了時に、開閉状態データを形成して送信回路16に与えるものである。
【0043】
図6は、開閉状態データの構成例を示すものである。開閉状態データは、当該開閉状態送信装置10とこれに対応する開閉状態受信装置20との対に固有なIDコードと、開閉状態のいずれかの状態を表している状態コードとからなっている。状態コードとしては、例えば、開作動中状態、閉作動中状態、全開状態、全閉状態、中間停止状態を指示するものが用意されている。
【0044】
IDコードメモリ15は、上述した開閉状態データに組み込まれるIDコードを格納しているものである。ここで、開閉状態送信装置10及び開閉状態受信装置20の対に固有なIDコードの他、上述した開閉制御データに組み込まれる制御側無線装置3及び被制御側無線装置4の対に固有なIDコードがあるが、両IDコードが同じものであっても異なるものであっても良い。前者の場合、被制御側無線装置4のIDコードメモリ(図示せず)と、開閉状態送信装置10のIDコードメモリ15を共用させるようにしても良い。
【0045】
送信回路16は、開閉状態検出回路11から与えられた開閉状態データを変調して無線周波数帯(例えば315MHz程度)の信号にし、送信アンテナ17から空間に放射させるものである。送信回路16には、必要に応じて、バンドパスフィルタや電力増幅器などが内蔵されている。なお、開閉状態データの変調方式は任意であるが、例えば、ASK変調方式やFSK変調方式を適用し得る。
【0046】
送信アンテナ17は、送信回路16からの無線信号を空間に放射するものである。送信アンテナ17は、開閉状態受信装置20の受信アンテナ(図7参照)との位置関係が固定でないため、無指向性のものであることが好ましい。1個の送信アンテナ17では、無指向性が達成できない場合には、2個以上設けるようにしても良い。
【0047】
上述した開閉状態データの変調方式や搬送波周波数は、制御側無線装置3及び被制御側無線装置4間で授受する開閉制御データの変調方式や搬送波周波数と同じであっても良く、また、異なっていても良い。混信防止を考慮した場合、少なくとも開閉状態データの搬送波周波数と、開閉制御データの搬送波周波数とが異なっていることが好ましい。
【0048】
開閉状態送信装置10の送信アンテナ17と、被制御側無線装置4の受信アンテナ(図示せず)とを共用させるようにしても良い。
【0049】
図7は、第1の実施形態の開閉状態受信装置20の詳細構成を示すブロック図である。
【0050】
図7において、第1の実施形態の開閉状態受信装置20は、受信アンテナ21、受信回路22、報知制御回路23、IDコードメモリ24及び報知部25を有する。
【0051】
受信アンテナ21は、開閉状態送信装置10からの放射電波を捕捉し、電気信号に変換するものである。受信アンテナ21も、開閉状態送信装置10の送信アンテナ17との位置が頻繁に変化するので、無指向性のものであることが好ましい。受信アンテナ21は、1個であっても2個以上であっても良いが少なくとも2個であることが好ましい。例えば、車両2のフロントガラス及びリヤガラスにそれぞれ、面状の受信アンテナ21、21を設け、フロントガラス側の受信アンテナ21で車両前側をカバーし、リヤガラス側の受信アンテナ21で車両後側をカバーするようにしても良い。ここで、受信アンテナ21が2個以上ある場合には、受信回路22に至る前に、又は、受信回路22と関連付けて、選択性ダイバーシチ回路や合成ダイバーシチ回路などの受信信号を1本化する回路部分が必要である。
【0052】
なお、開閉状態受信装置20の受信アンテナ21と、制御側無線装置3の送信アンテナ(図示せず)とを共用させるようにしても良い。
【0053】
受信回路22は、受信アンテナ21から与えられた受信信号に対して復調処理し、開閉状態送信装置10が送信しようとした開閉状態データ(復調信号)を得るものであり、このようにして得られた復調信号を報知制御回路23に与えるものである。受信回路22には、必要に応じて、無線周波数帯を通過帯域とするバンドパスフィルタや前置増幅器や復調信号の帯域を通過帯域とするローパスフィルタが含まれる。
【0054】
報知制御回路23は、受信回路22から開閉状態データ(復調信号)が与えられた場合に、その開閉状態データに含まれているIDコードとIDコードメモリ24に格納されているIDコードとの照合により、対応する開閉状態送信装置10からの開閉状態データであるか否かを判定し、対応する開閉状態送信装置10からの開閉状態データであるときに、その開閉状態データに含まれている状態コードが表す開閉状態の報知動作を、報知部25に実行させるものである。
【0055】
IDコードメモリ24は、上述のように、当該開閉状態受信装置20と、対応する開閉状態送信装置10との対に割り当てられているIDコードを格納しているものである。
【0056】
報知部25は、上述のように、報知制御回路23による制御下で、シャッター1の開閉状態を報知するものである。報知部25は、例えば、聴覚、視覚、触覚などに対する報知を行うものを適用でき、2個以上の報知手段の組合せであっても良い。
【0057】
触覚に対する報知方法としては、例えば、振動パターンの変化などを挙げることができる。聴覚に対する報知方法としては、例えば、ブザーの鳴動パターンのような単純なものであっても良く、また、合成音声によるような複雑な処理を伴うものであっても良い。視覚に対する報知方法としては、例えば、各状態に対するランプの点灯などによる方法でも良く、表示装置を利用した文字や図形による報知方法であっても良い。
【0058】
なお、開閉状態受信装置20は、動作電源を電池から得るものであっても良く、また、シガレットライタ部などを介して、車両2側から得るものであっても良い。
【0059】
(A−3)第1の実施形態の動作
以下、第1の実施形態の開閉状態通信システムの動作を、開閉状態送信装置10の動作、開閉状態受信装置20の動作の順に説明する。
【0060】
図8は、開閉状態送信装置10の動作を示すフローチャートである。なお、図8は、シャッター駆動部1Aがモータを中心に構成されていると表記している。
【0061】
図8において、開閉状態送信装置10の開閉状態検出回路11は、電源投入などに応じて、図8に示す処理を開始するとまず、モータが作動することを待ち受ける(S1)。そして、モータが作動したことを検出すると、開閉状態検出回路11は、モータの回転方向が開方向(シャッターを開放させる方向)であるか閉方向であるかを判別する(S2)。
【0062】
ここで、モータの回転方向が開方向であると、開閉状態検出回路11は、「開作動中」の開閉状態データを送信回路16に出力し、それを変調した無線信号を対向する開閉状態受信装置20に向けて送信させ(S3)、その後、モータが停止するのを待ち受ける(S4)。モータが停止すると、開閉状態検出回路11は、上限リミットスイッチ13が作動したか否かを確認し(S5)、上限リミットスイッチ13が作動していれば、「上限停止(全開)」の開閉状態データを送信回路16に出力し、それを変調した無線信号を対向する開閉状態受信装置20に向けて送信させ(S6)、上限リミットスイッチ13が作動していなければ、「中間停止(異常停止)」の開閉状態データを送信回路16に出力し、それを変調した無線信号を対向する開閉状態受信装置20に向けて送信させ(S7)、一連の処理を終了する。
【0063】
一方、作動したモータの回転方向が閉方向であると、開閉状態検出回路11は、「閉作動中」の開閉状態データを送信回路16に出力し、それを変調した無線信号を対向する開閉状態受信装置20に向けて送信させ(S8)、その後、モータが停止するのを待ち受ける(S9)。モータが停止すると、開閉状態検出回路11は、下限リミットスイッチ14が作動したか否かを確認し(S10)、下限リミットスイッチ14が作動していれば、「下限停止(全閉)」の開閉状態データを送信回路16に出力し、それを変調した無線信号を対向する開閉状態受信装置20に向けて送信させ(S11)、下限リミットスイッチ14が作動していなければ、「中間停止(異常停止)」の開閉状態データを送信回路16に出力し、それを変調した無線信号を対向する開閉状態受信装置20に向けて送信させ(S7)、一連の処理を終了する。
【0064】
図9は、開閉状態データが与えられた開閉状態送信装置20の報知制御回路23の動作を示すフローチャートである。
【0065】
開閉状態送信装置20の報知制御回路23は、開閉状態データが受信回路22から与えられると、図9に示す処理を開始し、まず、与えられた開閉状態データのIDコードが、IDコードメモリ24に格納されているものと一致するか否かを判別する(S20)。
【0066】
そして、不一致の場合には、報知制御回路23は、図9に示す一連の処理を直ちに終了する。
【0067】
IDコードが一致していると、報知制御回路23は、与えられた開閉状態データの状態が「開作動中」、「閉作動中」、「中間停止」、「上限停止」、「下限停止」のいずれであるかを判別し(S21〜S25)、判別した状態についての報知動作を行い(S26〜S30)、その後、図9に示す一連の処理を終了する。
【0068】
(A−4)第1の実施形態の効果
第1の実施形態の開閉状態送信装置、開閉状態受信装置及び開閉状態通信システムによれば、利用者は、開閉状態の報知機能により、車両を運転しながらシャッターの開閉状態を認識することができる。
【0069】
特に、第1の実施形態が前提とするガレージ用シャッターの制御側無線装置、被制御側無線装置及び無線開閉制御システムによれば、利用者がシャッターの開閉を制御する直接的な操作を行うことなく、ガレージからの出庫時やガレージの入庫時に、所望するシャッターの開閉動作を実行させるが、直接的な操作を行うことがない分、開閉状態の報知は有効に働くものである。
【0070】
また、被制御側無線装置がシャッター制御信号を出力したことに基づいて、開閉状態送信装置が、送信動作を行うのではなく、モータ(シャッター駆動部1A)などの実際の動きを見て開閉状態の送信動作を行うので、実際上の開閉状態をより正確に報知することができる。
【0071】
(B)第2の実施形態
次に、本発明による開閉状態送信装置、開閉状態受信装置及び開閉状態通信システムの第2の実施形態を図面を参照しながら簡単に説明する。
【0072】
第2の実施形態では、開閉状態送信装置10Aの構成が第1の実施形態のものと異なっており、開閉状態受信装置は、第1の実施形態のものと同様である。
【0073】
第2の実施形態の開閉状態送信装置10Aは、図10に示すように、センサ出力受信回路18及び受信アンテナ19を有する。センサ出力受信回路18及び受信アンテナ19は、センサの種別毎に設けられていても良い。
【0074】
シャッター本体1Bには、例えば、その閉成時の障害となる障害物の検知センサが設けられている。また例えば、シャッター開口部に関連し、任意物体がその開口部を通過したか否かや通過方向などを検知する通過検知センサが設けられている。これらセンサの出力は、シャッター制御部(図4参照)に無線送信され、シャッター制御に利用される。
【0075】
第2の実施形態は、上述したようなセンサからの無線出力(光出力を含む)を受信するセンサ出力受信回路18及び受信アンテナ19を、開閉状態送信装置10Aが有する。そして、開閉状態送信装置10Aは、センサ出力が直接的又は間接的に規定する内容も、開閉状態の種類として、開閉状態受信装置(図7参照)に送信する。
【0076】
第2の実施形態によれば、第1の実施形態の効果に加え、シャッターに関するより多くの状態を利用者に報知することができるという効果をも奏する。
【0077】
(C)第3の実施形態
次に、本発明による開閉状態送信装置、開閉状態受信装置及び開閉状態通信システムの第3の実施形態を図面を参照しながら簡単に説明する。
【0078】
第3の実施形態では、開閉状態受信装置20Bの構成が第1の実施形態のものと異なっており、開閉状態送信装置は、第1の実施形態のものと同様である。
【0079】
第3の実施形態の開閉状態受信装置20Bは、図11に示すように、センサ出力受信回路26及び第2の受信アンテナ27を有する。センサ出力受信回路26及び第2の受信アンテナ27は、センサの種別毎に設けられていても良い。
【0080】
第3の実施形態の場合、各種センサがシャッター制御部に送信しようとした無線信号を、開閉状態受信装置20Bの第2の受信アンテナ27及びセンサ出力受信回路26も受信処理して報知制御回路23Bに与え、センサ出力が直接的又は間接的に規定する内容も、開閉状態の種類として、報知制御回路23Bが報知制御する。
【0081】
第3の実施形態によっても、第1の実施形態の効果に加え、シャッターに関するより多くの状態を利用者に報知することができるという効果をも奏する。
【0082】
(D)第4の実施形態
次に、本発明による開閉状態送信装置、開閉状態受信装置及び開閉状態通信システムの第4の実施形態を図面を参照しながら簡単に説明する。
【0083】
第4の実施形態の開閉状態通信システムは、図12に示すように、開閉状態送信装置10及び開閉状態受信装置20に加え、開閉状態中継装置30が設けられている。
【0084】
開閉状態中継装置30は、開閉状態送信装置10から放射された無線信号(開閉状態データ)を中継送信するものである。開閉状態受信装置20は、上述のように車両2に搭載されている。ここで、例えば、ガレージ5の周辺環境が、出庫した車両2が直ちに左折したり右折したりするような、開閉状態送信装置10から開閉状態受信装置20への交信距離が設計距離より短くなる環境では、開閉状態中継装置30を設置する。
【0085】
開閉状態中継装置30は、図12に示すように、受信アンテナ31、受信回路32、中継制御回路33、IDコードメモリ34、送信回路35及び送信アンテナ36を有する。
【0086】
ここで、開閉状態中継装置30の受信アンテナ31及び受信回路32は、開閉状態受信装置20の受信アンテナ21及び受信回路22と同様な機能を担っており、開閉状態中継装置30の送信回路35及び送信アンテナ36は、開閉状態送信装置10の送信回路16及び送信アンテナ17と同様な機能を担っている。
【0087】
なお、受信アンテナ31や送信アンテナ36の指向性などは、無指向性を含め、任意に選定するようにして良い。また、受信回路32による受信感度や、送信回路35での送信パワーなどは、任意に選定するようにして良い。
【0088】
中継制御回路33は、受信回路32から与えられた開閉状態データにおけるIDコードが、IDコードメモリ34に格納されているものと一致したときには、受信回路32から与えられた開閉状態データを直ちに送信回路35に与えるものである。
【0089】
IDコードメモリ34は、上述のように、開閉状態データを中継する、開閉状態送信装置10及び開閉状態受信装置20の対に関するIDコードを格納しているものである。
【0090】
なお、開閉状態データの構成として、中継の有無を示す中継ビットをも用意しておくようにしても良く、この場合、中継制御回路33は、中継ビットの書き換え処理も行う。
【0091】
第4の実施形態によれば、第1の実施形態の効果に加え、必要に応じて、開閉状態送信装置10及び開閉状態受信装置20間の交信距離又は交信範囲を拡大することができるという効果をも奏する。
【0092】
(E)他の実施形態
上記各実施形態の説明においても、種々変形実施形態に言及したが、さらに、以下に例示するような変形実施形態も本発明の技術思想の範囲である。
【0093】
(E−1) 上記各実施形態は、制御側無線装置が利用者の開閉操作によらずに送信動作を行い、被制御側無線装置が制御側無線装置からの信号の受信、未受信に応じてシャッター制御信号を形成する無線開閉制御システムを前提システムとしていたが、一般的なリモコンシステムに対して、本発明による開閉状態通信装置や開閉状態通信システムを適用するようにしても良い。
【0094】
(E−2) 上記各実施形態においては、被制御側無線装置がシャッター制御部と別体のように説明したが、被制御側無線装置がシャッター制御部と一体化されているものであっても良い。さらに、被制御側無線装置、シャッター制御部及び開閉状態送信装置が一体化されているものであっても良い。
【0095】
(E−3) 上記各実施形態では、開閉状態送信装置に対応する開閉状態受信装置が1個の場合を説明したが、2個以上であっても良い。例えば、複数台の車両を収容できるガレージ用シャッターであれば、各車両のそれぞれに制御側無線装置(IDコードが同一でも異なっていても良い)に搭載し、ガレージに設けられた1個の被制御側無線装置がどの制御側無線装置からの開閉制御データも処理するようにしても良い。このような場合、制御側無線装置の個数と同数の開閉状態受信装置に対応できるようにすれば良い。
【0096】
(E−4) 上記各実施形態では言及しなかったが、開閉状態送信装置から開閉状態受信装置への交信距離は、制御側無線装置から被制御側無線装置への交信距離より長いことが好ましい。しかし、本発明を一般的なリモコンシステムに適用したような場合などには、上記の逆であっても構わない。
【0097】
(E−5) 上記各実施形態では、開閉状態送信装置が新たな検知状態を1回だけ送信するものを示したが、開閉状態送信装置が、同一の検知状態を所定の時間間隔で(例えばそれより長い所定時間が経過するまで等)複数回送信するようにしても良い。
【0098】
この場合において、開閉状態受信装置は、例えば、所定の事象が発生するまで(例えば、異なる検知状態が通知されるまでや、所定時間が経過するまでや、所定キーが押下されるまで等)は、受信した検知状態を記憶しておいて、1回目の状態通知では報知を行うが、以降の同一状態の通知では(同一状態の通知であるか否かを、前に記憶した内容と比較し同一と判断すれば)報知を行わないようにする。ここで、表示等で報知がなされる場合において、報知解除キーの操作等で報知の終了処理等がなされて報知解除状態になったとしても、上述の事象が発生するまでは(例えば、異なる検知状態が通知されるまでや、所定時間が経過するまでや、所定キーが押下されるまで等)、同一状態の通知では再度の報知を行なわない。
【0099】
開閉状態送信装置から同一の検知状態を所定の時間間隔で複数回送信させるようにしたのは、以下の理由による。例えば、開閉状態送信装置を搭載した車両が、開閉状態送信装置からの電波が不達になったり届きにくくなる所(例えば、トンネルや電波障害構造物を通過するとき、道路が蛇行等をしていて開閉状態送信装置からの遠近が変化するとき)を一時的に通過する可能性があり、1回だけの送信では、検知状態に係る電波を受信できないことも有り得、そのため、複数回の送信が好ましい。
【0100】
開閉状態受信装置が、1回の状態通知でのみ報知動作するようにしたのは、以下の理由による。複数回報知されても無意昧であり、各通知毎に報知動作を行うことは煩雑である。場合によっては、積極的な複数回の操作等の制御がなされたとユーザが勘違いする恐れもある。
【0101】
(E−6) 上記各実施形態においては、開閉状態受信装置は、開閉状態送信装置からの状態通知を単に通知するものであったが、他の情報をも、通知するようにしても良い。例えば、開閉状態装置装置から通知された状態が、矛盾する通知であれば、矛盾した結果であることを表す報知を行う。この場合において、矛盾した結果であることを表す報知に加え(時間の前後等は問わない)、通知された「検知状態」も報知することが好ましい。
【0102】
矛盾を検出できる場合としては、例えば、シャッター制御信号を送信する制御側送信装置と開閉状態受信装置とが同一の装置(一体化されている装置)であって、又は、同一車両に搭載されている制御側送信装置から開閉状態受信装置へ制御側送信装置が送信したシャッター制御信号が与えられるものであって、開閉状態受信装置などがどのような「開閉状態」が検知されるかが、出力した「シャッター制御信号」から予想できる場合である。例えば、閉鎖信号を出力すれば通常は全閉鎖等の所定位置への到達が通知されるであろうとの予想ができる。この場合において、全開位置での停止状態が通知されれば、これは矛盾した状態であると判断する。同様に、開信号出力なのに全閉が通知された場合も矛盾した結果である。一般化すれば、開閉制御(動作)指示とこれに基づいて予想できる開閉状態(予め記憶しておくことは必要)とは矛盾した開閉状態が送信された場合である。
【0103】
上述のような矛盾した結果が通知される可能性があるのは、例えば、複数の車両(の制御側無線装置3)から異なる開閉制御データ(例えば、シャッターが中間位置で停止しているときに、一方は開指示、他方は閉指示を出した場合)が同時又はほぼ同時に送信された場合である。被制御側無線装置4では単に開閉制御データを受信した順番かつ受信した時期とほぼ同時に、指示された処理を行ってしまい、車両毎の優先制御やシャッターの状態に応じた特別な制御等は一切行わない簡易なシステムではより発生し易い。
【0104】
なお、この項の変形例は、閉鎖動作中に障害物を検知すると、障害物を回避するために積極的に開動作を行って全開位置等の所定位置で停止させたような、特別な事情がないシステムの場合を意識している。この例のように、障害物回避のために全開した場合には、単に全開状態通知ではなく、これとは区別して「回避による全開」のような「開閉体に関する状態」を通知することが好ましい。すなわち、単に開閉体の最終的な状態情報のみでなく、当該状態になるに至った過程の状態をも加味して「開閉体に関する状態」を決定するのが好ましい。勿論、過程毎に細かく「開閉体に関する状態」を送信しても良い。本例に即して、通知内容の変化例を挙げれば、「閉方向動作中→障書物感知→開方向動作中→全閉位置停止」である。
【0105】
また、状態通知の矛盾を認識する方法として、制御側無線装置3からの開閉などの指示通知を不要とする以下の方法を適用しても良い。例えば、前回の通知内容との照合により矛盾を認識するようにしても良い。前回の通知内容が「閉動作中」であり、「障書物感知」又は「停止」の通知がないのに、今回、「開方向動作中」が通知された場合には、矛盾と判断する。例えば、正常の状態通知と、それから予測される状態とを対応付けたテーブルを用意しておき、このテーブル内容を参照して矛盾判定を行うようにする。
【0106】
(E−7) 本発明が前提とする無線開閉制御システムは、シャッター用のものに限定されず、シャッター、ドア、窓、オーバーヘッドドア、門扉、ゲート(駐車場などのゲート)、ロールスクリーン(例えば遮光膜)、ブラインド、オーニング装置などに対するものであっても良い。
【0107】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、開閉体の開閉状態などを、利用者の確認意思に関係なく、利用者に認識(確認)させることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態が前提としている無線開閉制御方法の説明図である。
【図2】第1の実施形態が前提としている無線開閉制御方法における車両出庫時でのタイミングチャートである。
【図3】第1の実施形態が前提としている無線開閉制御方法における車両入庫時でのタイミングチャートである。
【図4】第1の実施形態の開閉状態通信システムの全体構成を示すブロック図である。
【図5】第1の実施形態の開閉状態送信装置の構成を示すブロック図である。
【図6】第1の実施形態の開閉状態データの構成図である。
【図7】第1の実施形態の開閉状態受信装置の構成を示すブロック図である。
【図8】第1の実施形態の開閉状態送信装置の動作を示すフローチャートである。
【図9】第1の実施形態の開閉状態受信装置の動作を示すフローチャートである。
【図10】第2の実施形態の開閉状態送信装置の構成を示すブロック図である。
【図11】第3の実施形態の開閉状態受信装置の構成を示すブロック図である。
【図12】第4の実施形態の開閉状態通信システムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…ガレージ用シャッター、3…制御側無線装置、4…被制御側無線装置、10、10A…開閉状態送信装置、11…開閉状態検出回路、12…エンコーダ、13…上限リミットスイッチ、14…下限リミットスイッチ、15…IDコードメモリ、16…送信回路、17…送信アンテナ、18…センサ出力受信回路、19…受信アンテナ、20、20B…開閉状態受信装置、21…受信アンテナ、22…受信回路、23…報知制御回路、24…IDコードメモリ、25…報知部、26…センサ出力受信回路、27…第2の受信アンテナ、30…開閉状態中継装置、31…受信アンテナ、32…受信回路、33…中継制御回路、34…IDコードメモリ、35…送信回路、36…送信アンテナ。
Claims (8)
- 開閉体駆動装置が外部からの信号に基づき制御した開閉体に関する状態を検知する開閉状態検知手段と、
上記開閉状態検知手段が検知した上記開閉体に関する状態を無線送信する開閉状態送信手段と
を有することを特徴とする開閉状態送信装置。 - 上記開閉状態送信手段は、上記開閉状態検知手段が検知した上記開閉体に関する同一状態を、所定間隔毎に、複数回無線送信することを特徴とする請求項1に記載の開閉状態送信装置。
- 無線送信されてきた開閉体に関する状態を受信する開閉状態受信手段と、
受信した開閉体に関する状態を報知する報知手段と
を有することを特徴とする開閉状態受信装置。 - 上記報知手段は、受信した開閉体に関する状態が、最も最近に報知した開閉体に関する状態と同一であり、かつ、その報知後に所定の事象が発生していない場合には、今回の受信による報知を停止することを特徴とする請求項3に記載の開閉状態受信装置。
- 上記報知手段は、受信した開閉体に関する状態が、予想される状態と矛盾しているか否かを判定し、矛盾しているときには、矛盾していることを報知することを特徴とする請求項3又は4に記載の開閉状態受信装置。
- 上記報知手段は、矛盾していることに加え、受信した開閉体に関する状態を報知することを特徴とする請求項5に記載の開閉状態受信装置。
- 請求項1に記載の開閉状態送信装置と、請求項3に記載の開閉状態受信装置とを有することを特徴とする開閉状態通信システム。
- 上記開閉状態送信装置及び上記開閉状態受信装置間の通信の中継を行う開閉状態中継装置を有することを特徴とする請求項7に記載の開閉状態通信システム。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2002
- 2002-08-26 JP JP2002245213A patent/JP2004084240A/ja active Pending
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GB2511069A (en) * | 2013-02-21 | 2014-08-27 | Dale Read | Sensing device |
GB2511069B (en) * | 2013-02-21 | 2015-06-17 | Dale Read | Energy usage monitoring system |
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