JP4172984B2 - 開閉装置用リモコン送信機及び開閉装置用リモコンシステム - Google Patents

開閉装置用リモコン送信機及び開閉装置用リモコンシステム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、開閉装置用リモコン送信機及び開閉装置用リモコンシステムに関し、例えば、シャッター、ドア、窓、オーバーヘッドドア、門扉、ゲート(駐車場などのゲート)、ロールスクリーン(例えば遮光膜)、ブラインド、オーニング装置などを遠隔操作対象とした無線又は有線のリモコンシステムなどに適用し得るものである。
【0002】
【従来の技術】
開閉体の開閉制御(なお、施錠、解錠機能を有する開閉体であれば、開閉制御に加え、又は、開閉制御に代え、施錠、解錠制御をも開閉制御の用語に含むものとする)をリモコン送信機を用いて指示できるようにした開閉装置も多く提案されている。
【0003】
シャッター用のリモコンシステムでは、シャッター近傍の壁面や、シャッターの収納ボックスの表面又は内部などに、リモコン送信機からの電波を捕捉して処理するリモコン受信機が設けられている。
【0004】
図20は、従来のリモコンシステムの構成を示すブロック図である。リモコン送信機110は、シャッターの開、閉、停止などを指示する指示キーを備え、操作された指示キーに応じた指示電波を送信する(特許文献1参照)。リモコン送信機110からの電波を受信アンテナ111が捕捉して変換した電気信号は、例えば同軸ケーブル112を介して、受信ユニット113に与えられる。受信ユニット113において、受信アンテナ111側からの電気信号は、復調部114によって復調され、受信制御部115によって、その復調信号が解読されて、シャッターの開、閉、停止などを指示する開閉制御信号が形成されて、ケーブル116を介して、シャッター制御ユニット117に与えられる。
【0005】
シャッター制御ユニット117においては、シャッター制御部118が、受信ユニット113からの開閉制御信号の内容(開、閉又は停止など)に基づいて、シャッターの開、閉又は停止などを実現させるモータ駆動信号を形成し、モータ駆動回路119は、そのモータ駆動信号に応じて、図示しないモータに対して所望の動作を実行させる。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−12176号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
例えば、ガレージ用シャッターのリモコン送信機は、利用者がシャツやズボンのポケットに入れたり、車両の助手席に置いたりする。
【0008】
ポケットに入れられたリモコン送信機におけるいずれかの指示キーが、他の物体と接触して、利用者が意図しない指示電波が送信されることもあり得る。また、助手席に置かれたリモコン送信機についても、助手席に置かれた他の物体が車両の移動などに伴ってリモコン送信機のいずれかの指示キーと接触して、利用者が意図しない指示電波が送信されることもあり得る。
【0009】
このような利用者が意図しない指示電波の送信を防止すべく、指示キーの長押し操作によって始めて指示電波を送信するものや、指示キーの複数回の繰り返し操作によって始めて指示電波を送信するものなども提案されている。
【0010】
一般的に言えば、他の物体と接触するリモコン送信機の位置変動は少なく、短い期間を見れば、同様な位置が他の物体と接触する。そのため、長押し操作による方法でも、利用者が意図しない指示電波が送信されることもあり得る。また、複数回の操作による方法でも、車両の振動などにより、複数回の接触が短時間の間に生じ、利用者が意図しない指示電波が送信されることもあり得る。
【0011】
また、利用者が意図しない指示電波の送信を防止すべく、シャッター制御の指示キーの操作を有効、無効間で切り替える操作キーを設けたリモコン送信機も、開閉装置用以外では存在する。
【0012】
しかしながら、シャッターの制御を行うときに、指示キーの操作を有効とし、シャッターの制御が終わったときに、指示キーの操作を無効とするように操作することに煩雑感を抱く利用者も多く、リモコン送信機を有効状態だけにしておく利用者も多い。この場合には、上述した不都合を解決することができない。
【0013】
そのため、利用者による意図した操作がなされたときだけ開閉体の動作状態を制御し得る開閉装置用リモコン送信機及び開閉装置用リモコンシステムが求められている。
【0014】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため、請求項1の本発明は、対応する開閉装置用リモコン受信機に開閉体の動作指示信号を送信する開閉装置用リモコン送信機において、開閉体の開動作、閉動作、停止動作のうち、少なくとも開動作、閉動作をそれぞれ指示する、複数の動作指示操作キーと、上記各動作指示操作キーの設定位置とは異なる当該リモコン送信機の位置の物理的な状態を検出する特定位置状態検出手段と、いずれかの上記動作指示操作キーの操作信号があったときに、その時点又はその前後の時点の上記特定位置状態検出手段の検出状態に応じ、開閉体の動作指示信号の送信可否を決定する操作受付判定手段と、当該開閉装置用リモコン送信機がホルダに収容されているか、上記ホルダから取り出されているかを検出するホルダ収容検出手段と、当該開閉装置用リモコン送信機がホルダに収容されているときには、上記操作受付判定手段を無効とし、上記動作指示操作キー1個が操作されたときに、その動作指示操作キーが示す開閉体の動作指示信号を送信させると共に、当該開閉装置用リモコン送信機がホルダから取り出されているとき、上記操作受付判定手段の決定を有効とし、上記動作指示操作キー1個が操作されただけで送信させずに、上記操作受付判定手段による送信可決定を確認して、操作された動作指示操作キーが示す開閉体の動作指示信号を送信させるモード自動選択手段とを有し、上記特定位置状態検出手段は、動作指示操作キーとは異なる、送信を指示する送信キーと、そのキー操作の検出部とでなるもの、又は、利用者が当該リモコン送信機を把持している状態での特有の物理量を検出するものであることを特徴とする。
【0015】
請求項2の本発明は、請求項1の本発明の開閉装置用リモコン送信機において、上記特定位置状態検出手段が、動作指示操作キーとは異なる、送信を指示する送信キーと、そのキー操作の検出部とでなり、上記操作受付判定手段は、いずれかの上記動作指示操作キーの操作信号があったとき、その時点から、所定時間だけ前又は及び後の時点までの期間に、上記送信キーが操作されていることを条件として、開閉体の動作指示信号を送信することと決定することを特徴とする。
【0016】
請求項3の本発明は、請求項1の本発明の開閉装置用リモコン送信機において、上記特定位置状態検出手段が、利用者が当該リモコン送信機を把持している状態での特有の物理量を検出するものであり、上記操作受付判定手段は、いずれかの上記動作指示操作キーの操作信号があった時点で、上記特定位置状態検出手段が把持状態と検出していることを条件として、開閉体の動作指示信号を送信することと決定することを特徴とする。
【0017】
請求項4の本発明は、請求項1〜3のいずれかの本発明の開閉装置用リモコン送信機において、上記操作受付判定手段が、操作された動作指示操作キーが特定種類のキーである場合には、上記特定位置状態検出手段の検出状態に関係なく、その動作指示操作キーに係る開閉体の動作指示信号を送信することとすることを特徴とする。
【0018】
請求項5の本発明は、開閉装置用リモコン送信機が開閉体の動作指示信号を送信し、開閉装置用リモコン受信機が開閉体の動作指示信号を受信する開閉装置用リモコンシステムにおいて、上記開閉装置用リモコン送信機として、請求項1〜4のいずれかの本発明のものを適用したことを特徴とする
【0019】
【発明の実施の形態】
(A)第1の実施形態
以下、本発明による開閉装置用リモコン送信機及び開閉装置用リモコンシステムの第1の実施形態を図面を参照しながら詳述する。なお、第1の実施形態はシャッター用のものである。また、第1の実施形態では、開閉装置用リモコン送信機だけが従来のものから変更されている。
【0020】
(A−1)第1の実施形態の構成
図1は、第1の実施形態のリモコンシステムの全体構成を示すブロック図である。
【0021】
図1において、このリモコンシステム1Aは、リモコン送信機10Aと、シャッター(図示せず)に関連して設けられているリモコン受信機20Aとから構成されている。
【0022】
リモコン送信機10Aは、操作部11、制御部12、送信部13、送信アンテナ14及び報知部15を有する。
【0023】
操作部11は、図2に示すように、シャッターの「開動作」、「停止動作」及び「閉動作」をそれぞれ指示するため3個の指示キー11a〜11cと、電波の送信を起動する「送信」キー11dとを備え、利用者の操作に応じた信号を制御部12に与えるものである。
【0024】
なお、図2(A)は、リモコン送信機10Aの表面(操作パネル面)を示す平面図である。図2(B)は、リモコン送信機10Aのキーの上面位置を示すイメージ的な断面図である。
【0025】
図2(B)に示すように、開動作、停止動作、閉動作の指示キー11a〜11cの上面は、非操作状態で、リモコン送信機10Aの表面とほぼ面一であるが、送信キー11dの上面は、非操作状態で、リモコン送信機10Aの表面より低くなされており、他の物体との接触がよりし難いものとなっている。
【0026】
制御部12は、当該リモコン送信機10Aの全体を制御するものであり、例えば、マイクロコンピュータで構成されている。
【0027】
制御部12は、操作部11から、開動作、閉動作、停止動作又は送信起動の指示信号を受け、動作の項で後述する判断方法で送信動作を行うか否かを判断し、送信動作を行う場合には、原送信信号(例えばシリアル送信データ:図3参照)を組み立てて送信部13に与えるものである。また、制御部12は、操作部11から、開動作、閉動作、停止動作又は送信起動の指示信号を受けたときには、指示を受け付けたことを報知部15によって報知動作させる。
【0028】
図3は、リモコン送信機10Aからリモコン受信機20Aへ送信される原送信信号のデータフォーマットを示す説明図である。
【0029】
原送信信号は、原送信信号の先頭を示すフラグシーケンスFと、送信元であるリモコン送信機10Aの識別コードIDと、送信したい情報(例えば、開動作指示、閉動作指示、停止動作指示など(後述する第3の実施形態の場合には送信キー11dが押下されたことの指示のこともある))を含む情報部INFとでなる。
【0030】
リモコン送信機10Aの制御部12は、図3に示した原送信信号(以下、適宜フレームと呼ぶ)を所定回だけ繰り返し送信部13に与える。リモコン送信機10Aの制御部12には、当該リモコン送信機10Aの識別コードIDが予め組み込まれている。また、リモコン送信機10Aの制御部12には、送信動作を行うか否かを判断する際に利用するタイマを内蔵している。
【0031】
送信部13は、制御部12から与えられた原送信信号(フレーム)を変調して無線周波数帯(例えば426MHz程度)の信号(無線送信信号)にして、送信アンテナ14から空間に放射させる。送信部13には、必要に応じて、バンドパスフィルタや電力増幅器が内蔵されている。なお、原送信信号の変調方式は任意であるが、例えば、ASK変調方式やFSK変調方式を適用し得る。
【0032】
送信アンテナ14は、上述のように、無線送信信号を空間に放射させるものである。送信アンテナ14は、例えば、リモコン送信機10Aを構成する筐体内部に設けられている。
【0033】
報知部15は、制御部12の制御下で、操作部11からの開動作、閉動作、停止動作又は送信起動の指示信号を受け付けたことを、利用者に認識させる報知動作を行うものである。報知部15は、例えば、上述した各キー11a、11c、11b、11dに対応した発光素子(図2では省略)であって点灯や点滅で視覚的に報知させるものであっても良く(液晶ディスプレイなどのキャラクタなどによる視覚的報知でも良い)、また例えば、ブザーやスピーカであって聴覚的に報知させるものであっても良い。その他、振動などの人間の他の感覚に訴えるものであっても良い。以下の説明は、報知部15がブザーであるとして行う。
【0034】
リモコン受信機20Aは、受信アンテナ21、受信部22、制御部23及びIDメモリ24などを備えている。なお、リモコン受信機20Aは、対応するシャッター駆動部40に接続されている。
【0035】
受信アンテナ21は、リモコン送信機10Aからの放射電波を捕捉し、電気信号(無線受信信号)に変換するものである。この受信アンテナ21は、リモコン送信機10Aが種々の位置をとり得るので、受信感度を考慮し、例えば、外部に突出する形式で設けられていることが好ましい。また、受信アンテナ21として、リモコン送信機10Aが種々の位置をとり得るので、例えば、無指向性又は指向範囲がかなり広いものを適用する。
【0036】
受信部22は、受信アンテナ21から与えられた無線受信信号に対して復調処理し、リモコン送信機10Aが送信しようとした原送信信号(復調信号)を得るものであり、このようにして得られた復調信号を制御部23に与える。受信部22には、必要に応じて、無線周波数帯を通過帯域とするバンドパスフィルタや前置増幅器や復調信号の帯域を通過帯域とするローパスフィルタが含まれる。
【0037】
制御部23は、当該リモコン受信機20Aの各部の制御を行うものであり、例えば、マイクロコンピュータで構成されている。ここで、図1では、制御部23が、遠隔操作に係る制御だけでなく、シャッター駆動部40に対する駆動制御を行うものとして記載している。なお、遠隔操作に係る制御を行う制御部と、シャッター駆動部40に対する駆動制御を行う制御部とが、分離して設けられていても良い。例えば、シャッター駆動部40に対する駆動制御を行う制御部が、リモコン受信機20Aの外部ユニットに設けられていても良い。
【0038】
制御部23は、図示しない登録部が、当該リモコン受信機20Aに対し、指示し得るリモコン送信機10Aの識別コード(以下、IDと呼ぶ)の登録を指示したときには、そのIDを取り込んでIDメモリ24に格納させる。
【0039】
また、制御部23は、受信部22からの復調信号を解読して、復調信号に含まれているIDがIDメモリ24に登録されているか否かに基づいて、送信元のリモコン送信機10Aが当該シャッターに対する指示を出せるものであるかを確認する。その後、制御部23は、指示されているシャッターの動作内容(開動作、閉動作又は停止動作)を認識して、その認識内容(開動作、閉動作又は停止動作)などに基づいて、シャッターの開動作、閉動作又は停止動作を実行させるシャッター駆動信号を形成し、対応するシャッター駆動部40に与える。
【0040】
なお、上述したように、リモコン送信機10Aは、原送信信号を繰り返し送信するので、制御部23は、リモコン送信機10Aが送信した同一内容の復調信号(原送信信号)が所定時間以内に、所定個(最低繰り返し送信回数より少なくても良い)得られたときに、その復調信号を有効として上述の制御を行う。
【0041】
また、制御部23は、送信元のリモコン送信機10Aが当該シャッターに対する指示を出せない場合や、リモコン送信機10Aからの指示内容が現状のシャッター状態と矛盾する場合には(例えば、シャッターの開状態において開動作が指示されたような場合には)、その指示内容を無視する。
【0042】
IDメモリ24は、上述したように、当該リモコン受信機20Aに有効な指示を出し得るリモコン送信機10A(1個とは限らない)のIDを記憶しているものであり、例えば、EEPROMなどの不揮発性メモリでなる。
【0043】
シャッター駆動部40は、例えば、シャッターを上下動させるためのモータを中心に構成されているものであり、制御部23からのシャッター駆動信号に応じて、モータに対して所望の動作(正回転、逆回転、回転停止など)を実行させ、シャッターを開動作、閉動作、停止動作させる。
【0044】
(A−2)第1の実施形態の動作
次に、第1の実施形態のリモコンシステム1Aの動作を説明する。この第1の実施形態の場合、リモコン送信機10Aの動作にのみ特徴を有するので、リモコン送信機10Aの制御部12の動作だけを図4〜図8のフローチャートを参照しながら説明する。
【0045】
リモコン送信機10Aの制御部12は、操作部11のいずれかのキー11a〜11dが操作されるのを待ち受けており(S1)、キー操作があると、操作キーの種類を判別し(S2)、操作キーに応じた送信制御動作を行う(S3〜S6)。なお、制御部12は、キー操作がなされている期間は報知部15によって操作を認識していることを表す報知を実行させる。また、図4では省略しているが、制御部12は、操作キーの種類の判別において、複数の操作キーの同時操作を検出したときには、いずれの操作キーも操作されなかったと取り扱う。
【0046】
停止動作キー11bが操作されたと判別したときには、図5に示すように、送信操作フラグがオンされているか否かを判別する(S10)。送信操作フラグは、今回の前の操作が送信キー11dについてなされた場合にオンをとるものである。送信操作フラグがオンであれば、制御部12は、所定時間(例えば5秒)を計時するタイマがタイムアップしているか否かを判別する(S11)。
【0047】
タイマがタイムアップしていないと、制御部12は、停止動作を指示する送信電波の送信を実行させる(S12)。ステップS11での判断でタイマがタイムアップしていないことは、今回の停止動作キー11bの操作の直前の操作は送信キー11dについてなされ、その操作時点から、所定時間を経過する前に停止動作キー11bが操作されたことを意味している。
【0048】
タイマがタイムアップしていた場合や、停止動作を指示する送信電波の送信が終了した場合には、送信操作フラグをオフしたり、タイマをリセットしたりして(S13)、メインルーチンに戻る。
【0049】
上述した送信操作フラグがオンか否かの判別(S10)で否定結果を得ると、制御部12は、停止操作フラグをオンすると共に、タイマの所定時間の計時を開始させた後(S14)、メインルーチンに戻る。なお、このとき、開操作フラグや閉操作フラグがオンであれば、それをオフにする処理も行う。
【0050】
また、操作キーの種類の判別で(S2)、開動作キー11aが操作されたと判別したときには、図6に示すように、送信操作フラグがオンされているか否かを判別する(S20)。送信操作フラグがオンであれば、制御部12は、タイマがタイムアップしているか否かを判別する(S21)。
【0051】
タイマがタイムアップしていないと、制御部12は、開動作を指示する送信電波の送信を実行させる(S22)。ステップS21での判断でタイマがタイムアップしていないことは、今回の開動作キー11aの操作の直前の操作は送信キー11dについてなされ、その操作時点から、所定時間を経過する前に開動作キー11aが操作されたことを意味している。
【0052】
タイマがタイムアップしていた場合や、開動作を指示する送信電波の送信が終了した場合には、送信操作フラグをオフしたり、タイマをリセットしたりして(S23)、メインルーチンに戻る。
【0053】
上述した送信操作フラグがオンか否かの判別(S20)で否定結果を得ると、制御部12は、開操作フラグをオンすると共に、タイマの所定時間の計時を開始させた後(S24)、メインルーチンに戻る。なお、このとき、停止操作フラグや閉操作フラグがオンであれば、それをオフにする処理も行う。
【0054】
さらに、操作キーの種類の判別で(S2)、閉動作キー11cが操作されたと判別したときには、図7に示すように、送信操作フラグがオンされているか否かを判別する(S30)。送信操作フラグがオンであれば、制御部12は、タイマがタイムアップしているか否かを判別する(S31)。
【0055】
タイマがタイムアップしていないと、制御部12は、閉動作を指示する送信電波の送信を実行させる(S32)。ステップS31での判断でタイマがタイムアップしていないことは、今回の閉動作キー11cの操作の直前の操作は送信キー11dについてなされ、その操作時点から、所定時間を経過する前に閉動作キー11cが操作されたことを意味している。
【0056】
タイマがタイムアップしていた場合や、閉動作を指示する送信電波の送信が終了した場合には、送信操作フラグをオフしたり、タイマをリセットしたりして(S33)、メインルーチンに戻る。
【0057】
上述した送信操作フラグがオンか否かの判別(S30)で否定結果を得ると、制御部12は、閉操作フラグをオンすると共に、タイマの所定時間の計時を開始させた後(S34)、メインルーチンに戻る。なお、このとき、開操作フラグや停止操作フラグがオンであれば、それをオフにする処理も行う。
【0058】
さらにまた、操作キーの種類の判別で(S2)、送信キー11dが操作されたと判別したときには、図8に示すように、制御部12は、タイマがタイムアップしているか否かを判別する(S40)。
【0059】
タイマがタイムアップしていなければ、停止操作フラグ、開操作フラグ、閉操作フラグの中にオンしているものがあるか否かを判別し(S41、S43、S45)、オンしているものがあれば、そのオンしているフラグに対応する、シャッター動作(停止動作、開動作又は閉動作)を指示する送信電波の送信を実行させる(S42、S44、S46)。このような送信後には、全てのフラグをオフすると共にタイマをリセットして(S47)、メインルーチンに戻る。
【0060】
上述したタイマがタイムアップしているか否かの判別(S40)で肯定結果を得た場合や、タイマがタイムアップしていないが、停止操作フラグ、開操作フラグ、閉操作フラグの中にオンしているものがない場合には、制御部12は、送信操作フラグをオンすると共に、タイマの所定時間の計時を開始させた後(S48)、メインルーチンに戻る。なお、ステップS48の処理で、停止操作フラグや開操作フラグや閉操作フラグの中にオンしているものがあれば、それをオフにする処理も行う。
【0061】
以上のような動作により、送信キー11dが操作された後、所定時間(例えば5秒)以内に、停止動作キー11b、開動作キー11a又は閉動作キー11cが操作されたときには、後で操作されたキーに対応するシャッター動作の指示電波が送信される。また、停止動作キー11b、開動作キー11a又は閉動作キー11cが操作された後、所定時間(例えば5秒)以内に、送信キー11dが操作されたときにも、前に操作されたキーに対応するシャッター動作の指示電波が送信される。
【0062】
(A−3)第1の実施形態の効果
第1の実施形態によれば、送信キー11dが操作された後、所定時間(例えば5秒)以内に、停止動作キー11b、開動作キー11a又は閉動作キー11cが操作されたときには、シャッター動作の指示電波を送信し、又は、停止動作キー11b、開動作キー11a又は閉動作キー11cが操作された後、所定時間(例えば5秒)以内に、送信キー11dが操作されたときに、シャッター動作の指示電波を送信するようにしたので、利用者が意図しない状態で、シャッター動作の指示電波が送信されることをほぼ皆無にすることができる。
【0063】
例えば、ポケット内や鞄内に収容されているリモコン送信機10Aに他の物体が接触するとしても、ほぼ同一の部分に接触することが多く、異なる位置に設けられている2個のキーに所定時間以内で接触することはまずあり得ず、利用者が意図しない状態で、シャッター動作の指示電波が送信されることを防止することができる。また、2個のキーの同時操作は、無視するようにしているので、この点でも、利用者が意図しない状態で、シャッター動作の指示電波が送信されることを防止することができる。
【0064】
また、異なる2個のキーの操作を、シャッター動作の指示電波の送信条件としているが、送信キー11dがシャッター動作の指示キーより先に操作された場合でも、送信キー11dがシャッター動作の指示キーより後に操作された場合でも、指示電波を送信するようにしたので、リモコン送信機の使い勝手は良好である。
【0065】
(A−4)第1の実施形態の変形実施形態
上記第1の実施形態では、送信キー11dがシャッター動作の指示キーより先に操作された場合でも、送信キー11dがシャッター動作の指示キーより後に操作された場合でも、指示電波を送信するものを示したが、送信キー11dがシャッター動作の指示キーより先に操作された場合だけ、指示電波を送信するようにしても良い。逆に、送信キー11dがシャッター動作の指示キーより後に操作された場合だけ、指示電波を送信するようにしても良い。
【0066】
また、上記第1の実施形態では、異なる2個のキーの操作と認める所定時間が固定(例えば5秒)のものを示したが、時間設定キーなどを設けて、利用者が任意に設定できるようにしても良い。
【0067】
さらに、時間管理用の発光素子(各キーに対応した発光素子を兼用しても良い)を設け、タイマが計時動作中であることを、視覚的に認識させるようにしても良い。
【0068】
さらにまた、2個操作モードと1個操作モードを選択させるモード切替キーを設け、モード切替キーが、2個操作モードを選択しているときには、第1の実施形態のような動作を実行させ、モード切替キーが、1個操作モードを選択しているときには、従来と同様に、シャッター動作の指示キーが操作されたときに直ちに送信電波を送出させるようにしても良い。
【0069】
また、リモコン送信機を着脱自在に保持する、リモコン受信機の近傍に設けられるホルダに、突起や特定波長の反射部など、収容状態をリモコン送信機に伝達するための伝達手段を設け、一方、リモコン送信機に、その手段と協働して、自リモコン送信機がホルダに収容されていることの検知手段を設け、リモコン送信機がホルダに収容されているときには、自動的に、1個操作モードで動作させるようにしても良い。
【0070】
上記では、シャッター動作を指示する操作キー11a〜11cも、送信キー11dも、同一の押下面積を有するものを示したが、これらの面積を代え、操作キー11a〜11c又は送信キー11dの一方については、他の物体との接触では、押下し難いようにしても良い。
【0071】
(B)第2の実施形態
次に、本発明による開閉装置用リモコン送信機及び開閉装置用リモコンシステムの第2の実施形態を図面を参照しながら詳述する。なお、第2の実施形態もシャッター用のものである。また、第2の実施形態も、開閉装置用リモコン送信機だけが従来のものから変更されている。
【0072】
第2の実施形態も、ハードウェア構成は、第1の実施形態に係る図1に示すものとほぼ同様である。
【0073】
第2の実施形態は、制御部12が実行する動作が第1の実施形態と異なっている。すなわち、停止動作キー11bの操作時には、その前後で送信キー11dが操作されていることを条件としないで、直ちに、送信電波を送出させるようにしたものである。
【0074】
そのため、第2の実施形態は、第1の実施形態に係る図5及び図8で示した処理が、第1の実施形態と異なっており、以下、これら異なっている処理を説明する。
【0075】
キー操作がなされ、操作キーが停止動作キー11bであると判別したときには(図4参照)、図9に示すように、制御部12は、停止動作を指示する送信電波の送信を直ちに実行させる(S50)。
【0076】
そして、送信操作フラグや開操作フラグや閉操作フラグなどの全てのフラグをオフし、タイマをリセットして(S51)、メインルーチンに戻る。
【0077】
また、操作キーの種類の判別で、送信キー11dが操作されたと判別したときには(図4参照)、図10に示すように、制御部12は、タイマがタイムアップしているか否かを判別する(S60)。
【0078】
タイマがタイムアップしていなければ、開操作フラグ又は閉操作フラグがオンしているか否かを判別し(S61、S63)、開操作フラグ又は閉操作フラグがオンしていれば、そのオンしているフラグに対応する、シャッター動作(開動作又は閉動作)を指示する送信電波の送信を実行させる(S62、S64)。このような送信後には、全てのフラグをオフすると共にタイマをリセットして(S65)、メインルーチンに戻る。
【0079】
上述したタイマがタイムアップしているか否かの判別(S60)で肯定結果を得た場合や、タイマがタイムアップしていないが、開操作フラグも閉操作フラグもオンしていない場合には、制御部12は、送信操作フラグをオンすると共に、タイマの所定時間の計時を開始させた後(S66)、メインルーチンに戻る。なお、ステップS66の処理で、開操作フラグや閉操作フラグの中にオンしているものがあれば、それをオフにする処理も行う。
【0080】
第2の実施形態によっても、ほぼ第1の実施形態と同様な効果を奏することができる。
【0081】
第2の実施形態によれば、停止動作キー11bが操作されたときには、その前後で送信キー11dが操作されたか否かを問わずに、送信電波を送出するようにしたので、利用者が停止動作を意図した操作を実行したときに、リモコン受信機20Aがほぼリアルタイムに、そのことを認識してシャッターの停止動作を実行させることができる。
【0082】
第1の実施形態の変形実施形態の説明で、第2の実施形態に対しても適用可能なものは第2の実施形態の変形実施形態となる。
【0083】
上記第2の実施形態の説明では、送信キー11dの操作を送信条件にしないものが停止動作であるものを示したが、他の動作であっても良く、利用者が、送信キー11dの操作を送信条件にしないシャッター動作を任意に選択設定できるようにしても良い。
【0084】
送信キー11dの操作を送信条件にしない特定種類のキーの選定観点としては、緊急度が高い動作指示、他の動作に比較し相対的に安全性が高い動作指示、動作しても支障となる可能性が少ない動作指示等である。緊急度が高い動作指示は、例えば、閉鎖中の開閉体に物体が当接しそうになりこれを避けたいような場合の停止動作指示や開放動作指示が該当する。他の動作に比較し相対的に安全性が高い動作指示は、例えば、閉鎖中の開閉体に物体が当接する頻度がかなり多いことが想定される開放動作指示が該当する。動作しても支障となる可能性が少ない動作指示は、例えば、防犯のため等によりたいていは閉鎖状態にしておきたい場合の閉鎖動作指示が該当する。
【0085】
また、開閉装置の正確や用途や目的等を考慮して、適切な動作指示を選定するようにしても良い。
【0086】
(C)第3の実施形態
以下、本発明による開閉装置用リモコン送信機及び開閉装置用リモコンシステムの第3の実施形態を図面を参照しながら詳述する。なお、第3の実施形態もシャッター用のものである。
【0087】
第3の実施形態も、ハードウェア構成は、第1の実施形態に係る図1に示すものとほぼ同様である。
【0088】
第3の実施形態は、利用者が意図して行った操作か否かの判断処理を、リモコン受信機20A側で行うことが第1の実施形態とは異なっている。なお、送信キー11dが設けられているので、リモコン送信機10Aの動作も従来とは異なっている。
【0089】
リモコン送信機10Aの制御部12は、図11に示すように、操作部11のいずれかのキー11a〜11dが操作されるのを待ち受けており(S71)、キー操作があると、操作キーの種類を判別し(S72)、操作キーに応じた送信電波を送信させる(S73〜S76)。
【0090】
次に、第3の実施形態のリモコン受信機20Aの制御部23の動作を図12のフローチャートを参照しながら説明する。
【0091】
リモコン受信機20Aの受信部22は、所定レベル以上の無線受信信号が受信アンテナ21から与えられたときにはその無線受信信号に対して復調処理し、原送信信号(復調信号)を得て制御部23に与える。
【0092】
制御部23は、このような原送信信号(復調信号)の入力を待ち受けており(S81)、原送信信号が入力されると、その信号に含まれているIDがIDメモリ24に登録されているものと一致するか否か、言い換えると、送信元のリモコン送信機10Aが当該シャッターに対する指示を出せるものであるか否かを判別する(S82)。
【0093】
入力された原送信信号に含まれているIDがIDメモリ24に登録されているものと一致しない場合には、制御部23は、今回入力された原送信信号を無視する。
【0094】
これに対して、原送信信号に含まれているIDがIDメモリ24に登録されていると、制御部23は、その原送信信号の情報部に挿入されている情報の内容を解読(判別)する(S83)。
【0095】
制御部23は、原送信信号の情報部の情報が、停止動作、開動作、閉動作、送信操作を指示しているときには、それに応じた制御動作を行い(S84〜S87)、原送信信号の入力待ち状態に戻る。
【0096】
停止動作を指示する原送信信号を受信したと判別したときには、図13に示すように、送信操作フラグがオンされているか否かを判別する(S90)。送信操作フラグは、今回の前に受信した信号に係る操作が送信キー11dについてなされた場合にオンをとるものである。送信操作フラグがオンであれば、制御部23は、所定時間(例えば5秒)を計時するタイマがタイムアップしているか否かを判別する(S91)。
【0097】
タイマがタイムアップしていないと、制御部23は、停止動作を指示するシャッター駆動信号をシャッター駆動部40に送出させる(S92)。
【0098】
タイマがタイムアップしていた場合や、停止動作を指示するシャッター駆動信号の送出が終了した場合には、送信操作フラグをオフしたり、タイマをリセットしたりして(S93)、メインルーチンに戻る。
【0099】
上述した送信操作フラグがオンか否かの判別(S90)で否定結果を得ると、制御部23は、停止操作フラグをオンすると共に、タイマの所定時間の計時を開始させた後(S94)、メインルーチンに戻る。なお、このとき、開操作フラグや閉操作フラグがオンであれば、それをオフにする処理も行う。
【0100】
また、情報部の内容解読による判別で(S83)、開動作を指示する原送信信号を受信したと判別したときには、図14に示すように、送信操作フラグがオンされているか否かを判別する(S100)。送信操作フラグがオンであれば、制御部23は、所定時間(例えば5秒)を計時するタイマがタイムアップしているか否かを判別する(S101)。
【0101】
タイマがタイムアップしていないと、制御部23は、開動作を指示するシャッター駆動信号をシャッター駆動部40に送出させる(S102)。
【0102】
タイマがタイムアップしていた場合や、開動作を指示するシャッター駆動信号の送出が終了した場合には、送信操作フラグをオフしたり、タイマをリセットしたりして(S103)、メインルーチンに戻る。
【0103】
上述した送信操作フラグがオンか否かの判別(S100)で否定結果を得ると、制御部23は、開操作フラグをオンすると共に、タイマの所定時間の計時を開始させた後(S104)、メインルーチンに戻る。なお、このとき、停止操作フラグや閉操作フラグがオンであれば、それをオフにする処理も行う。
【0104】
さらに、情報部の内容解読による判別で(S83)、閉動作を指示する原送信信号を受信したと判別したときには、図15に示すように、送信操作フラグがオンされているか否かを判別する(S110)。送信操作フラグがオンであれば、制御部23は、所定時間(例えば5秒)を計時するタイマがタイムアップしているか否かを判別する(S111)。
【0105】
タイマがタイムアップしていないと、制御部23は、閉動作を指示するシャッター駆動信号をシャッター駆動部40に送出させる(S112)。
【0106】
タイマがタイムアップしていた場合や、閉動作を指示するシャッター駆動信号の送出が終了した場合には、送信操作フラグをオフしたり、タイマをリセットしたりして(S113)、メインルーチンに戻る。
【0107】
上述した送信操作フラグがオンか否かの判別(S110)で否定結果を得ると、制御部23は、閉操作フラグをオンすると共に、タイマの所定時間の計時を開始させた後(S114)、メインルーチンに戻る。なお、このとき、開操作フラグや停止操作フラグがオンであれば、それをオフにする処理も行う。
【0108】
さらにまた、情報部の内容解読による判別で(S83)、送信操作を内容とする原送信信号を受信したと判別したときには、図16に示すように、制御部23は、タイマがタイムアップしているか否かを判別する(S120)。
【0109】
タイマがタイムアップしていなければ、停止操作フラグ、開操作フラグ、閉操作フラグの中にオンしているものがあるか否かを判別し(S121、S123、S125)、オンしているものがあれば、そのオンしているフラグに対応する、シャッター駆動信号(停止動作、開動作又は閉動作)を形成してシャッター駆動部40に送出する(S122、S124、S126)。このような送出後には、全てのフラグをオフすると共にタイマをリセットして(S127)、メインルーチンに戻る。
【0110】
上述したタイマがタイムアップしているか否かの判別(S120)で肯定結果を得た場合や、タイマがタイムアップしていないが、停止操作フラグ、開操作フラグ、閉操作フラグの中にオンしているものがない場合には、制御部23は、送信操作フラグをオンすると共に、タイマの所定時間の計時を開始させた後(S128)、メインルーチンに戻る。なお、ステップS128の処理で、停止操作フラグや開操作フラグや閉操作フラグの中にオンしているものがあれば、それをオフにする処理も行う。
【0111】
以上のように、リモコン送信機10Aは、キー操作されたときに、操作キーに応じた送信電波を直ちに送出するが、リモコン受信機20Aにおいて、リモコン送信機10A側で、送信キー11dが操作された後、所定時間(例えば5秒)以内に、停止動作キー11b、開動作キー11a又は閉動作キー11cが操作されたことを条件としてシャッター駆動信号の送出が実行され、又は、リモコン送信機10A側で、停止動作キー11b、開動作キー11a又は閉動作キー11cが操作された後、所定時間(例えば5秒)以内に、送信キー11dが操作されたことを条件としてシャッター駆動信号の送出が実行される。
【0112】
第3の実施形態では、キー操作手順の確認をリモコン受信機20Aが行っているが、第1の実施形態と同様な効果を奏することができる。
【0113】
第3の実施形態の変形実施形態として、停止動作など、特定のシャッター動作に係る原送信信号の受信時には、その前後にどのような原送信信号を受信したかの確認を行うことなく、直ちに、シャッター駆動信号の送出を行うものを挙げることができる(第2の実施形態参照)。
【0114】
また、リモコン受信機20Aが、複数のリモコン送信機に対応する場合において、リモコン送信機毎に、従来と同様な受信制御処理を行うか、第3の実施形態のような受信制御処理を行うかを設定できるようにしても良い。例えば、ID登録時に、その受信制御処理の種類の情報を入力させるようにすれば良い。
【0115】
第1や第2の実施形態で言及した変形実施形態で、リモコン受信機側に適用できるものは第3の実施形態の変形実施形態となっている。
【0116】
(D)第4の実施形態
次に、本発明による開閉装置用リモコン送信機及び開閉装置用リモコンシステムの第4の実施形態を図面を参照しながら詳述する。なお、第4の実施形態もシャッター用のものである。また、第4の実施形態も、開閉装置用リモコン送信機だけが従来のものから変更されている。
【0117】
(D−1)第4の実施形態のリモコン送信機の構成
第4の実施形態のリモコン送信機も、ハードウェア構成は、第1の実施形態と同様に、図1で表すことができる。
【0118】
但し、図17の平面図に示すように、第1の実施形態の送信キー11dに代え、送信ボタン11Dを適用している点が異なっている。
【0119】
送信ボタン11Dは、リモコン送信機10Aの一方の側に設けられ、押下時に本体内に隠れる方向に沿って進退動し得るものである。送信ボタン11Dの位置は、利用者がリモコン送信機10Aを把持して操作しようとしたときに、手のひら(又は指)により自然と押下される位置である。
【0120】
図18は、リモコン受信機20Aの近傍位置に固定され、リモコン送信機10Aを収容するホルダ30の正面図を示している。すなわち、リモコン送信機10Aを着脱自在に取り付けて用いるためのホルダ30を示している。
【0121】
ホルダ30における、送信ボタン11D側の側面と対向する内側面は、開口を徐々に狭くしていくテーパ部31を有し、テーパ部31より下側は平面となっており、リモコン送信機10Aの収容時に、送信ボタン11Dを押下状態にするようになされている。
【0122】
(D−2)第4の実施形態のリモコン送信機の動作
次に、第4の実施形態のリモコン送信機10Aの制御部12の動作を図19のフローチャートを参照しながら説明する。
【0123】
リモコン送信機10Aの制御部12は、操作部11のいずれかのキー11a〜11cが操作されるのを待ち受けており(S130)、キー操作があると、送信ボタン11Dが押下状態にあるか否かを判別する(S131)。
【0124】
送信ボタン11Dが押下状態になければ、キー操作の待ち受け状態に戻る。これに対して、送信ボタン11Dが押下状態にあれば、操作キーの種類を判別し(S132)、操作キー11a〜11cに応じた送信電波の送出を行い(S133〜S135)、キー操作の待ち受け状態に戻る。
【0125】
(D−3)第4の実施形態の効果
第4の実施形態によれば、送信ボタン11Dの押下状態を、停止動作キー11b、開動作キー11a又は閉動作キー11cの操作を有効とする条件とするようにしたので、利用者が意図しない状態で、シャッター動作の指示電波が送信されることをほぼ皆無にすることができる。
【0126】
例えば、ポケット内や鞄内に収容されているリモコン送信機10Aに他の物体が接触するとしても、ほぼ同一の部分に接触することが多く、異なる位置に設けられている操作キー11a〜11cと、送信ボタン11Dとの双方に接触することはまずあり得ず、利用者が意図しない状態で、シャッター動作の指示電波が送信されることを防止することができる。また、操作キー11a〜11cの進退動方向と、送信ボタン11Dの進退動方向とが直交しており、他の物体との接触により、操作キー11a〜11cと送信ボタン11Dとの双方に押圧力が働くことはまずあり得ず、利用者が意図しない状態で、シャッター動作の指示電波が送信されることを防止することができる。
【0127】
また、第4の実施形態の場合、ホルダ30として、送信ボタン11Dの常時の押下状態を形成し得るものを適用したので、ホルダ30に収容されたリモコン送信機10Aに対しても、操作キー11a〜11cを単に操作すれば良い。
【0128】
(D−4)第4の実施形態の変形実施形態
この第4の実施形態においても、停止動作キー11bなど、特定のキーについては、送信ボタン11Dの押下状態を、送信条件としないようにしても良い。
【0129】
また、リモコン送信機の把持状態の検出方法は、第4の実施形態の方法に限定されるものではない。例えば、体脂肪率センサを適用して、リモコン送信機の把持状態を検出するようにしても良い。また例えば、リモコン送信機の両側面に端子を設け、把持された状態での両端子間外部の電気的特徴量(例えば抵抗)により、把持状態を検出するようにしても良い。
【0130】
さらに例えば、指紋や手の静脈パターン等により人が接触していることを検出して把持状態を検出するようにしても良い。この場合、予め指紋や手の静脈パターンを登録しておき、その登録パターンとの照合により、接触している人が正当な操作者であることを確認するようにしても良い。なお、指紋検出の場合には、操作キー自体に指紋検出手段を設けることにより、操作キーを触ったのが人か物かの区別も可能となる。
【0131】
第1や第2の実施形態で言及した変形実施形態の中で、第4の実施形態に適用可能なものは第4の実施形態の変形実施形態となっている。
【0132】
(E)他の実施形態
(E−1)本発明の技術思想は、1点式プロトコルに従う、リモコンシステムに対しても適用可能である。
【0133】
例えば、送信キーの押下後に、シャッター制御用の1個の操作キーを押下すれば良い。ここで、送信キーの押下後のキー操作を有効とする所定期間を長くとり、送信キーの押下後に、シャッター制御用の1個の操作キーの複数回の操作を有効とするようにしても良い。
【0134】
なお、第1〜第3の実施形態のような3点式プロトコルに従うリモコンシステムにおいても、送信キーの押下後に、シャッター制御用の1個の操作キーの複数回の操作を有効とするようにしても良い。
【0135】
(E−2)上記各実施形態では、送信条件を満たさない操作キーからの操作信号を無視するものを示したが、送信条件を満たさない操作キーからの操作信号があった場合には、警報を発するようにしても良い。
【0136】
(E−3)開閉装置における「開閉」は、開のみ、閉のみ、開及び閉の双方である態様を含んでいる。また、開閉の動作方向は、例えば、上下芳香、水平方向、傾斜方向等、任意である。リモコンによる動作については、開、閉、停止等の動作のうちいずれか、何らかの動作ができれば良く、また、開や閉のような開閉体が動作する場合には、開閉体の移動動作可能範囲の少なくとも一部で動作ができれば良い。
【0137】
(E−4)上記各実施形態では、本発明をシャッターのリモコンシステムに適用したものを示したが、ドア、窓、オーバーヘッドドア、門扉、ゲート(駐車場などのゲート)、ロールスクリーン(例えば遮光膜)、ブラインド、オーニング装置など一般的に開閉体を制御する開閉装置のリモコンシステムに適用するようにしても良い。
【0138】
(E−5)上記各実施形態では、開閉体(シャッター)の制御のための無線通信のリモコンシステムに本発明を適用したものを示したが、リモコン送信機及びリモコン受信機が有線で接続されたシステムに対しても本発明を適用することができる。なお、この明細書においては、遠隔部のみならずシャッター近傍に設けられている有線系の操作部も、リモコン送信機と呼んでいる。
【0139】
【発明の効果】
本発明の開閉装置用リモコン送信機及び開閉装置用リモコンシステムによれば、開閉装置用リモコン送信機に対する利用者による意図した操作がなされたときだけ開閉体の動作状態を制御し得るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施形態のリモコンシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】 第1の実施形態のリモコン送信機の操作パネル面を示す図面である。
【図3】 第1の実施形態の原送信信号のフォーマットを示す説明図である。
【図4】 第1の実施形態のリモコン送信機のキー操作時の動作を示すフローチャートである。
【図5】 図4の停止送信制御の詳細動作を示すフローチャートである。
【図6】 図4の開送信制御の詳細動作を示すフローチャートである。
【図7】 図4の閉送信制御の詳細動作を示すフローチャートである。
【図8】 図4の送信制御の詳細動作を示すフローチャートである。
【図9】 第2の実施形態での図4の停止送信制御の詳細動作を示すフローチャートである。
【図10】 第2の実施形態での図4の送信制御の詳細動作を示すフローチャートである。
【図11】 第3の実施形態のリモコン送信機のキー操作時の動作を示すフローチャートである。
【図12】 第3の実施形態のリモコン受信機の原送信信号の受信時の動作を示すフローチャートである。
【図13】 図12の停止動作制御の詳細を示すフローチャートである。
【図14】 図12の開動作制御の詳細を示すフローチャートである。
【図15】 図12の閉動作制御の詳細を示すフローチャートである。
【図16】 図12のシャッター動作制御の詳細を示すフローチャートである。
【図17】 第4の実施形態のリモコン送信機の操作パネル面を示す平面図である。
【図18】 第4の実施形態のリモコン送信機を収容するホルダの正面図である。
【図19】 第4の実施形態のリモコン送信機のキー操作時の動作を示すフローチャートである。
【図20】 従来のリモコンシステムを示すブロック図である。
【符号の説明】
10A…リモコン送信機、11…操作部、11a〜11d…操作キー、11D…送信ボタン、12…制御部、13…送信部、14…送信アンテナ、15…報知部、20A…リモコン受信機、21…受信アンテナ、22…受信部、23…制御部、24…IDメモリ、30…ホルダ、40…シャッター駆動部。

Claims (3)

  1. 対応する開閉装置用リモコン受信機に開閉体の動作指示信号を送信する開閉装置用リモコン送信機において、
    開閉体の開動作、閉動作、停止動作のうち、少なくとも開動作、閉動作をそれぞれ指示する、複数の動作指示操作キーと、
    上記各動作指示操作キーの設定位置とは異なる当該リモコン送信機の位置の物理的な状態を検出する特定位置状態検出手段と、
    いずれかの上記動作指示操作キーの操作信号があったときに、その時点又はその前後の時点の上記特定位置状態検出手段の検出状態に応じ、開閉体の動作指示信号の送信可否を決定する操作受付判定手段と、
    当該開閉装置用リモコン送信機がホルダに収容されているか、上記ホルダから取り出されているかを検出するホルダ収容検出手段と、
    当該開閉装置用リモコン送信機がホルダに収容されているときには、上記操作受付判定手段を無効とし、上記動作指示操作キー1個が操作されたときに、その動作指示操作キーが示す開閉体の動作指示信号を送信させると共に、当該開閉装置用リモコン送信機がホルダから取り出されているとき、上記操作受付判定手段の決定を有効とし、上記動作指示操作キー1個が操作されただけで送信させずに、上記操作受付判定手段による送信可決定を確認して、操作された動作指示操作キーが示す開閉体の動作指示信号を送信させるモード自動選択手段とを有し、
    上記特定位置状態検出手段は、動作指示操作キーとは異なる、送信を指示する送信キーと、そのキー操作の検出部とでなるもの、又は、利用者が当該リモコン送信機を把持している状態での特有の物理量を検出するものである
    ことを特徴とする請求項1に記載の開閉装置用リモコン送信機。
  2. 上記操作受付判定手段は、操作された動作指示操作キーが特定種類のキーである場合には、上記特定位置状態検出手段の検出状態に関係なく、その動作指示操作キーに係る開閉体の動作指示信号を送信することとすることを特徴とする請求項1に記載の開閉装置用リモコン送信機。
  3. 開閉装置用リモコン送信機が開閉体の動作指示信号を送信し、開閉装置用リモコン受信機が開閉体の動作指示信号を受信する開閉装置用リモコンシステムにおいて、
    上記開閉装置用リモコン送信機として、請求項1又は2に記載のものを適用したことを特徴とする開閉装置用リモコンシステム。
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