JPH10210565A - センサリモコンによる制御装置 - Google Patents

センサリモコンによる制御装置

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Publication number
JPH10210565A
JPH10210565A JP1436597A JP1436597A JPH10210565A JP H10210565 A JPH10210565 A JP H10210565A JP 1436597 A JP1436597 A JP 1436597A JP 1436597 A JP1436597 A JP 1436597A JP H10210565 A JPH10210565 A JP H10210565A
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JP
Japan
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unit
remote control
holder
control unit
remote
Prior art date
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Application number
JP1436597A
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English (en)
Inventor
Rei Horiguchi
玲 堀口
Tomomi Yasuda
智美 安田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Priority to JP1436597A priority Critical patent/JPH10210565A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】人体センサを搭載したリモコン送信器が所定の
設置場所であるホルダ部から外された場合に、不必要な
人体検知や、それに伴う不必要な器具への制御信号の送
信などを無くす。 【解決手段】リモコン部Rと、リモコン部Rで操作され
る器具部Kとから構成される制御装置において、リモコ
ン部Rのホルダ脱着検知部6によって、リモコン部Rが
ホルダ部Hから外されたことを検知したときに、リモコ
ン制御部1によりリモコン部Rの制御モード又はこのリ
モコン部Rからの信号送信により器具部Kの制御モード
を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は人体センサを搭載し
たリモコン送信器を用いて器具を制御するセンサリモコ
ンによる制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図14に従来例のブロック構成図を示
す。図中、Rはリモコン部であり、リモコン制御部1と
信号送信部2、人体センサ部4、リモコン操作部7、電
源部8を備えており、人体センサ部4による人体検知ま
たはリモコン操作部7の操作に応答して信号送信部2か
らリモコン信号を送信するものである。また、Kは器具
部であり、信号受信部10にてリモコン部Rからのリモ
コン信号を受信し、器具制御部11により負荷部12を
制御するものである。この例はセンサリモコンと呼ばれ
るもので、具体的には、図15に示すように、照明器具
Kを制御するリモコン送信器Rに人体センサを搭載し
て、そのリモコン送信器Rの人体センサが人を検知すれ
ば、図2に示すように、リモコン送信器Rから点灯信号
Sが照明器具Kへ送信され、照明器具Kはその信号Sを
受信して負荷が点灯するものである。
【0003】しかしながら、この従来例の場合、リモコ
ン送信器Rに搭載された人体センサの検知範囲θは、こ
のリモコン送信器Rを壁のある決められた位置に掛けて
おいた場合に最適になるように設計されている。図2の
例では、センサリモコンに搭載された人体センサの検知
範囲θはAの位置にいる人だけを検知して照明器具Kを
点灯させるように設計されており、BやCの位置にいる
人は検知しない。したがって、センサリモコンRが所定
の位置(ホルダ部H)に固定されている限り、図15の
例のように、Aの位置に人がいなければ、照明器具Kは
不必要な点灯はしないように設計されている。ところ
が、もし、このリモコン送信器Rを、図16の例のよう
に壁掛け用のホルダ部Hから取り外して、関係のないテ
ーブルTの上などに置かれた場合には、その人体センサ
の検知範囲θは全く意味を持たない関係のない方向に存
在することになる。このような場合、この人体センサの
検知範囲θを設計した時に想定していた場所以外のとこ
ろにいる人の動きを検知してしまい、このような人体を
検知するたびに点灯信号Sを照明器具Kへ送信すると、
無駄な点灯信号を頻繁に送信することになる。図16の
例では、本来、照明器具Kには関係のないCの位置にい
る人を検知してしまい、無駄な点灯をすることになって
しまう。
【0004】ところで、リモコン部に人体センサを搭載
すると、従来のリモコン部の回路の消費電力に人体セン
サ回路の電力消費が加わり、電池の消費が加速されると
いう問題があるうえに、さらに人体センサの検知範囲を
十分検討して設計しないと、関係のない位置にいる人の
動きを頻繁に検知してしまい、その結果、絶えず制御信
号を器具へ送信する状態になり、この信号送信回数の想
定外の増加により電池の電力消費量は大幅かつ急激に増
大して電池寿命が極めて短くなるという重大な問題があ
る。
【0005】したがって、既に述べたように人体センサ
を持つリモコン送信器が所定の取り付け位置にあるホル
ダ部から取り外された場合には、何らかの対策をしない
とリモコン送信器の電池寿命を急速に短くしてしまうと
いう致命的な問題が起きる。また、不必要な場所に人が
いても照明がたびたび点灯してしまい、実使用上の面で
も不具合が極めて大きい。このようなことから、リモコ
ン送信器に人体センサを搭載したものについては、リモ
コン送信器が所定の設置場所から取り外された場合に
は、上記のような問題を解決する何らかの手段が必要に
なっている。
【0006】図17に従来例2のブロック構成図を示
す。図中、Lは懐中電灯部、Hはホルダ部であり、21
は光源部、22は点灯回路、23は充電/放電切替部、
24は電源部、25は充電電源入力部、26は充電電源
出力部である。これは一般的にホテルや旅館にある非常
用の充電式懐中電灯である。懐中電灯部Lは、ホテルや
旅館の客室の壁などに充電用のピンがついた壁掛け用ホ
ルダ部Hを設置しておき、通常は、図18(a)のよう
に、懐中電灯部Lをこのホルダ部Hの充電用のピンに差
し込んで壁に取り付けておき、常時充電させておく。そ
して停電などが発生した場合に、在室者がこの懐中電灯
部Lをホルダ部Hから取り外せば、図18(b)のよう
に、ホルダ部Hの充電用のピン27から懐中電灯部Lが
外れ、自動的に点灯することにより、暗闇の中で懐中電
灯の点灯スイッチを探すことなく即座に使用できるとい
うものである。確かにこの例の場合にもホルダ部Hから
取り外すことにより懐中電灯部Lの動作モードが充電モ
ードから放電モード(点灯モード)に切り替わる。しか
しながら、この場合、懐中電灯部に位置的な制約はな
く、この懐中電灯部をホルダ部から外し、位置や向きが
変わることで使用上の不具合が発生するから、その不具
合の解消のために動作のモードを変えているのではな
く、ホルダ部に固定されている未使用(収納)状態か
ら、ホルダ部より取り外す使用(動作)状態へ移行する
ときに、単にスイッチを手動で入れる手間を省いている
に過ぎず、人体センサを搭載したリモコン送信器のよう
にホルダ部から取り外すことで、位置が変わることによ
り不具合が発生することに対する解決手段ではない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、人体センサ
を搭載したリモコン送信器が所定の設置場所であるホル
ダ部から外された場合に、その動作のモードを切り換え
ることにより、不必要な人体検知や、それに伴う不必要
な器具への制御信号の送信などを無くすことでリモコン
部の無駄な電力消費を軽減するとともに、予め設定され
ている人体検知範囲から外れた人体センサの機能を制御
することで、本来、人を検知しない場所で人を検知する
というような不具合の発生を防ぐことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明にあっては、上記
の課題を解決するために、図1に示すように、リモコン
部Rと、リモコン部Rで操作される器具部Kとから構成
される制御装置であって、前記リモコン部Rは、リモコ
ン部Rの制御を行うリモコン制御部1と、器具部Kへ制
御信号を送信する信号送信部2と、信号送信部2の動作
を制御する信号送信制御部3と、人体を検知する人体セ
ンサ部4と、人体センサ部4の動作を制御する人体セン
サ制御部5と、リモコン部Rが所定の設置用ホルダ部H
に固定されているかどうかを検知するホルダ脱着検知部
6と、リモコン操作内容を入力するリモコン操作部7
と、リモコン部Rの電源を供給する電源部8と、リモコ
ン部本体を保持するホルダ部Hにより構成され、前記器
具部Kは、リモコン部Rから送信されてくる制御信号を
受信する信号受信部10と、受信された制御信号に応じ
て負荷部12の制御を行う器具制御部11と、器具制御
部11により制御される負荷部12により構成されるセ
ンサリモコンによる制御装置において、リモコン部Rの
ホルダ脱着検知部6によって、リモコン部Rがホルダ部
Hから外されたことを検知したときに、リモコン制御部
1によりリモコン部Rの制御モード又はこのリモコン部
Rからの信号送信により器具部Kの制御モードを変更す
ることを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図4に本発明の実施例1の基本構
成図を示す。この基本構成図のように構成された制御装
置において、そのホルダ脱着検知部6でリモコン部Rが
ホルダ部Hから取り外されたことを検知したときには、
信号送信制御部3において、このリモコン部Rの信号送
信機能を停止させることで、人体センサ部4が人を検知
しても信号送信部2から制御信号を器具部Kへ送信しな
いようにする。これにより、無駄な電池の消費や無意味
な器具の動作を防ぐことができる。
【0010】このようなリモコン部で例えば照明器具を
制御する場合、図2のように、このリモコン部が予め決
められている壁に設置されたホルダ部Hに固定されてい
るならば、このリモコン部Rはホルダ脱着検知部6にお
いてホルダ部Hに固定されていることを検知しており、
信号送信制御部3は信号送信部2の機能を働かせてい
る。したがって、リモコン部Rのこの取り付け状態での
人体センサ部4の検知範囲θ内の人(Aの位置にいる
人)を検知すれば、照明器具Kに点灯信号Sを送信して
照明器具Kが点灯する。
【0011】しかしながら、もし壁に設置されているホ
ルダ部Hから、このリモコン部Rを取り外して、例えば
照明器具Kから離れたテーブルTの上に置いた場合、こ
のリモコン部Rの人体センサ部4の検知範囲θはもとも
と図2のように壁に取り付けた場合に合わせて設計して
あるため、図3のようにテーブルTの上に置かれてしま
うと、その人体センサ部4の検知範囲θは全く無意味な
範囲になってしまう。そして偶然、その無意味な検知範
囲内に人(Cの位置にいる人)がいた場合、その人を検
知して照明器具Kへ点灯信号を送信して照明器具Kが点
灯しても無駄であり、違和感もあるので、このようにリ
モコン部Rがホルダ部Hから取り外された場合には、リ
モコン部Rのホルダ脱着検知部6において、このリモコ
ン部Rがホルダ部Hから取り外されたことを検知して、
リモコン部Rの信号送信制御部3によって、たとえ人体
センサ部4で人を検知しても点灯信号を照明器具Kへ送
信しないようにする。このようにしてリモコン部Rの無
駄な電源消費や照明器具Kの不必要な点灯を防ぐことが
できる。
【0012】ただし、この実施例1の場合、ホルダ部H
からリモコン部Rを取り外した状態でも、リモコン部R
の操作部7から意図的に点灯などを指示した場合には、
信号送信部2から指示内容を照明器具Kへ送信して、照
明器具Kを自由に制御できるようにしても構わない。ま
た、照明器具Kにセンサモードや手動モードなどの複数
の動作モードがある場合には、ホルダ部Hからリモコン
部Rが取り外されたときに、その信号送信部2から照明
器具Kへ動作モードを例えば手動モードに固定するとい
った指示内容の信号を送信してから、上記のように信号
送信部2の機能停止をさせても構わない。
【0013】図5に本発明の実施例2の基本構成図を示
す。この基本構成図のように構成された制御装置におい
て、そのホルダ脱着検知部6でリモコン部Rがホルダ部
Hから取り外されたことを検知したときには、人体セン
サ制御部5においてリモコン部Rの人体検知機能を停止
させる。これにより、誤検知による点灯信号を器具部K
へ送信しないようにすることができ、無駄な電池の消費
や無意味な器具の動作を防ぐことができる。
【0014】このようなリモコン部で例えば照明器具を
制御する場合、図2のように、このリモコン部が予め決
められている壁に設置されたホルダ部Hに固定されてい
るならば、このリモコン部Rはホルダ脱着検知部6にお
いてホルダ部Hに固定されていることを検知しており、
人体センサ制御部5は人体センサ部4の機能を働かせて
いるために、リモコン部Rのこの取り付け状態での人体
センサ部4の検知範囲θ内の人(Aの位置にいる人)を
検知すれば照明器具Kに点灯信号Sを送信して照明器具
Kが点灯する。
【0015】しかしながら、もし壁に設置されているホ
ルダ部Hから、このリモコン部Rを取り外して、例えば
図3のように照明器具Kから離れたテーブルTの上に置
いた場合、このリモコン部Rの人体センサ部4の検知範
囲θはもともと図2のように壁に取り付けた場合に合わ
せて設計してあるため、テーブルTの上に置かれてしま
うと、その人体センサ部4の検知範囲θは全く無意味な
範囲になってしまう。そして偶然、その無意味な検知範
囲θ内に人(Cの位置にいる人)がいた場合、その人を
検知して照明器具Kへ点灯信号を送信して照明器具Kが
点灯しても無駄であり違和感もあるので、このようにリ
モコン部Rがホルダ部Hから取り外された場合には、リ
モコン部Rのホルダ脱着検知部6において、リモコン部
Rがホルダ部Hから取り外されたことを検知して、リモ
コン部Rの人体センサ制御部5によって人体センサ部4
の検知機能を停止させることで、たとえその無意味な検
知範囲θ内のある位置Cに人がいても人体センサ部4で
は検知できなくして、点灯信号を照明器具Kへ送信しな
いようにする。このようにしてリモコン部Rの無駄な電
源消費や照明器具Kの不必要な点灯を防ぐことができ
る。
【0016】ただし、この実施例2の場合、ホルダ部H
からリモコン部Rを取り外した場合でも、このリモコン
部Rの操作部7から意図的に点灯などを指示した場合に
は信号送信部2から指示内容を照明器具Kへ送信して、
照明器具Kを自由に制御できるようにしても構わない。
また、照明器具Kにセンサモードや手動モードなどの複
数の動作モードがある場合には、ホルダ部Hからリモコ
ン部Rが取り外された時に、その信号送信部2から照明
器具Kへ動作モードを例えば手動モードに固定するとい
った指示内容の信号を送信してから、上記のように人体
センサ部4の機能停止をさせても構わない。
【0017】図6に本発明の実施例3の説明図を示す。
本実施例は、リモコン部Rがホルダ部Hに固定されてい
るかどうかを検知するホルダ脱着検知部における検知手
段に構造的な手段を用いるものである。例えば、図6
(a),(b)のように、リモコン部Rとホルダ部Hの
接触部(嵌合部)において、どちらか一方をオス、もう
一方をメスの構造にしておいて、リモコン部Rをホルダ
部Hに固定する場合にはそれらのオス、メスのツメを係
合させて固定する。そして、リモコン部Rの側の接触部
にホルダ部Hの側の接触部と接触するかどうかで入/切
されるスイッチ6aのようなもの(図示された例の場合
は単純にリミットスイッチのようなもの)を設けてお
き、リモコン部Rをホルダ部Hから取り外したり、反対
に取り付けたりするときに、このスイッチ6aの入/切
の信号により、リモコン部Rはホルダ部Hから取り外さ
れたのか、または取り付けられたのかを判別するもので
ある。
【0018】また、図7に示す本発明の実施例4のよう
に、ホルダ部Hとリモコン部Rの接触部の構造を通電可
能な構造にしておいて、ホルダ部H側に充電電源供給部
26、リモコン部R側に充電電源入力部25、電源制御
部を設けておけば、ホルダ部Hに固定しながらリモコン
部Rの電源の充電も行い、ホルダ部Hから取り外された
場合には充電を停止して、また、リモコン部R、器具の
制御モードを変更させることも可能である。
【0019】図8に本発明の実施例5の説明図を示す。
本実施例は、リモコン部Rがホルダ部Hに固定されてい
るかどうかを検知するホルダ脱着検知部6における検知
手段に非接触でホルダ部Hへの固定を検知する手段を用
いるものである。例えば、リモコン部Rとホルダ部Hの
接触部(嵌合部)において、リモコン部Rの側に測距セ
ンサのような手段を設けておき、図8(a)に示すよう
に、リモコン部Rをホルダ部Hに固定した場合に、その
ホルダ部Hとリモコン部Rの距離L0(図8(c)に拡
大図を示す)を計測しておく。そして、定期的にその距
離を計測していて、図8(b)に示すように、リモコン
部Rがホルダ部Hから外された場合には、その距離L0
が例えばL1(L0<L1)になる。このように、その
距離の変化に基づきリモコン部はホルダ部から外された
ことを認識することができる。
【0020】ここで、このホルダ部Hからの脱着検知の
判断基準になるホルダ部Hとリモコン部Rの距離のスレ
ッシュホールドレベル(L1がどの値以上になればホル
ダ部Hからの解放を検知するかという値)やL0とL1
の大小関係の設定などは、リモコン部Rの操作部7から
自由に設定できる。また、この実施例では非接触の検知
手段として、測距センサによりホルダ部Hとリモコン部
Rの距離を計るだけでなく、例えば図9に示す本発明の
実施例6のようにリモコン部Rとその直下の床面との距
離や、リモコン部Rとその直上の天井面の距離や壁面な
どとの距離を計測することによりホルダ部Hとの脱着を
検知してもよい。
【0021】さらに、この非接触の検知手段として、測
距センサによりリモコン部Rと他のものとの距離を計る
手段だけでなく、例えば、図10に示す本発明の実施例
7のように、ホルダ部Hとリモコン部Rの接合部におい
て互いに金属板6b,6cを設けておき、その金属板6
b,6cの静電容量Cの変化(C0→C1)をリモコン
部Rのホルダ脱着検知部で計測することにより検知する
ような手段でも構わない。図10(a)はリモコン部R
がホルダ部Hに装着された状態であり、静電容量はC
0、図10(b)はリモコン部Rがホルダ部Hから外さ
れた状態であり、静電容量はC1、図10(c)は図1
0(a)の要部拡大図である。ここでも、ホルダ部Rか
らの脱着の判断基準C1の値はリモコン部の操作部7で
自由に設定できる。
【0022】図11に本発明の実施例8の説明図を示
す。本実施例は、リモコン部Rがホルダ部Hに固定され
ているかどうかを検知するホルダ脱着検知部における検
知手段にリモコン部Rの姿勢検知手段6dを用いるもの
である。例えば水銀スイッチや振り子スイッチのような
姿勢を検知できる構造にしておいて、リモコン部Rをホ
ルダ部Hから取り外したり反対に取り付けたりするとき
に、このスイッチの入/切の信号によりリモコン部Rが
ホルダ部Hから取り外されたのか、または取り付けられ
たのかを判別するものである。図11(a)はリモコン
部Rがホルダ部Hに装着された状態であり、この状態で
は、図12(a)に示すように、振り子スイッチ6dの
導体球60は、電極61にも電極62にも接触していな
い。一方、図11(b)はリモコン部Rがホルダ部Hか
ら外されて傾いた状態であり、この状態では、図12
(b)に示すように、振り子スイッチ6dの導体球60
は、一方の電極61に接触し、これにより、リモコン部
Rがホルダ部Hから外されていることを判別するもので
ある。
【0023】図13に本発明の実施例9の説明図を示
す。本実施例では、リモコン部Rがホルダ部Hに固定さ
れているかどうかを検知するホルダ脱着検知部における
検知手段に上述のような姿勢検知手段を用いた場合に、
その姿勢検知手段によりリモコン部Rの姿勢を定期的に
検出して、リモコン部Rがどのような姿勢にあるのかを
検出し、その姿勢に応じて人体センサ制御部や信号送信
制御部においてそれぞれ人体センサの検知範囲やセンサ
の向き、稼働するセンサの切り替え、信号送信部の通信
方向や稼働する送信部の切り替えなどを行い、リモコン
部Rがどのような姿勢にあっても、ホルダ部Hに固定さ
れていた場合と同じ向きに人体センサを働かせて、ま
た、信号を同じ方向へ送信するものである。例えばリモ
コン部Rのホルダ脱着検知部6をジャイロスコープのよ
うな構造にしておき、図13(a)に示すようにリモコ
ン部Rがホルダ部Hに固定されている場合と、図13
(b)に示すようにホルダ部Hに固定されていない場合
のリモコン部Rの姿勢の違いを見るだけでなく、現在、
リモコン部Rがどのような姿勢にあるのかを常時検出し
て、その検出情報に基づいて、人体センサ部4の検知範
囲θ(図示された例の場合は人体センサの向き)をもと
の検知範囲と同じになるように制御したり、信号送信方
向(図示された例の場合は信号送信部2の向き)をホル
ダ部Hに固定された状態と同じ向きにする。また、この
手段は、人体センサ部4や信号送信部2の向きを変える
だけでなく、人体センサ部4や信号送信部2を様々な方
向に複数個設けておき、リモコン部Rの姿勢に応じて、
複数個設けてある人体センサ部4や信号送信部2のう
ち、どれを駆動するかを選択するように制御しても構わ
ない。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、リモコン部に人体セン
サを搭載することにより例えば照明器具やエアコンなど
の制御対象を人が操作することにより制御するというリ
モコン部としての機能に加え、人の意志に関係なく人が
近付くとそれを検知して制御対象を自動的に制御すると
いう人体センサの機能を複合したリモコンセンサにおい
て、それが本来設置されている場所から取り外されて適
当な場所へ置かれた場合に、人体センサの本来の使用環
境から外れることによる不必要な動作や、本来の設計仕
様から外れた動作をすることを防止し、これによって、
リモコンセンサからの信号送信回数を減らし、リモコン
部の電源の消耗を抑えて、さらに使用上の違和感を無く
すことが可能となる。また特に、請求項3の発明によれ
ば、リモコン部がホルダ部から外されたことを検知した
ときに、リモコン部の人体センサ制御部により人体セン
サの機能を停止させるようにしたことにより、不必要に
人を検知しないようにしてリモコン部の電源消費量を軽
減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示すブロック図である。
【図2】本発明のリモコン部がホルダ部に装着された状
態の説明図である。
【図3】本発明のリモコン部がホルダ部から外された状
態の説明図である。
【図4】本発明の第1実施例の基本構成を示すブロック
図である。
【図5】本発明の第2実施例の基本構成を示すブロック
図である。
【図6】本発明の第3実施例の固定時と固定解除時の動
作を示す説明図である。
【図7】本発明の第4実施例の固定時と固定解除時の動
作を示す説明図である。
【図8】本発明の第5実施例の固定時と固定解除時の動
作を示す説明図である。
【図9】本発明の第6実施例のホルダ脱着検知の原理を
示す説明図である。
【図10】本発明の第7実施例の固定時と固定解除時の
動作を示す説明図である。
【図11】本発明の第8実施例の固定時と固定解除時の
動作を示す説明図である。
【図12】本発明の第8実施例の姿勢検出手段の動作を
示す説明図である。
【図13】本発明の第9実施例の固定時と固定解除時の
動作を示す説明図である。
【図14】従来例の構成を示すブロック図である。
【図15】従来例のリモコン部がホルダ部に装着された
状態の説明図である。
【図16】従来例のリモコン部がホルダ部から外された
状態の説明図である。
【図17】他の従来例の構成を示すブロック図である。
【図18】他の従来例の動作を示す説明図である。
【符号の説明】
1 リモコン制御部 2 信号送信部 3 信号送信制御部 4 人体センサ部 5 人体センサ制御部 6 ホルダ脱着検知部 7 リモコン操作部 8 電源部 10 信号受信部 11 器具制御部 12 負荷部 R リモコン部 K 器具部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リモコン部と、リモコン部で操作され
    る器具部とから構成される制御装置であって、 前記リモコン部は、リモコン部の制御を行うリモコン制
    御部と、器具部へ制御信号を送信する信号送信部と、信
    号送信部の動作を制御する信号送信制御部と、人体を検
    知する人体センサ部と、人体センサ部の動作を制御する
    人体センサ制御部と、リモコン部が所定の設置用ホルダ
    部に固定されているかどうかを検知するホルダ脱着検知
    部と、リモコン操作内容を入力するリモコン操作部と、
    リモコン部の電源を供給する電源部と、リモコン部本体
    を保持するホルダ部により構成され、 前記器具部は、リモコン部から送信されてくる制御信号
    を受信する信号受信部と、受信された制御信号に応じて
    負荷部の制御を行う器具制御部と、器具制御部により制
    御される負荷部により構成されるセンサリモコンによる
    制御装置において、 リモコン部のホルダ脱着検知部によって、リモコン部が
    ホルダ部から外されたことを検知したときに、リモコン
    制御部によりリモコン部の制御モード又はこのリモコン
    部からの信号送信により器具部の制御モードを変更する
    ことを特徴とするセンサリモコンによる制御装置。
  2. 【請求項2】 リモコン部のホルダ脱着検知部によっ
    て、リモコン部がホルダ部から外されたことを検知した
    ときに、リモコン部の信号送信制御部により信号送信部
    の機能を停止させ、リモコン部の人体センサ部が人を検
    知しても、器具部へ制御信号を送信しないようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載のセンサリモコンによる制
    御装置。
  3. 【請求項3】 リモコン部のホルダ脱着検知部によっ
    て、リモコン部がホルダ部から外されたことを検知した
    ときに、リモコン部の人体センサ制御部により人体セン
    サの機能を停止させるようにしたことを特徴とする請求
    項1記載のセンサリモコンによる制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3において、リモコン部が
    ホルダ部から外されたことを検知して信号送信部又は人
    体センサ部の機能を停止させた状態で、リモコン操作部
    が操作されたときには制御信号を送信して通常のリモコ
    ン部として機能させることを特徴とする請求項1記載の
    センサリモコンによる制御装置。
  5. 【請求項5】 リモコン部のホルダ脱着検知部は、リモ
    コン部本体とホルダ部の構造的な嵌合によりホルダ部に
    リモコン部本体が固定されていることを検知する手段で
    あることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載
    のセンサリモコンによる制御装置。
  6. 【請求項6】 リモコン部のホルダ脱着検知部は、ホル
    ダ部にリモコン部本体が固定されていることを非接触で
    検知する手段であることを特徴とする請求項1乃至4の
    いずれかに記載のセンサリモコンによる制御装置。
  7. 【請求項7】 リモコン部のホルダ脱着検知部は、リモ
    コン部本体の姿勢の変化を検出することによりホルダ部
    にリモコン部本体が固定されていることを検知する手段
    であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記
    載のセンサリモコンによる制御装置。
  8. 【請求項8】 リモコン部のホルダ脱着検知部によっ
    て、リモコン部がホルダ部から外されたことを検知した
    ときに、リモコン部がいかなる姿勢であっても、人体セ
    ンサの検知範囲が当初のホルダ部に固定されている場合
    と同じ検知範囲を維持するように、リモコン部の人体セ
    ンサ制御部により人体センサの検知範囲を制御すること
    を特徴とする請求項7記載のセンサリモコンによる制御
    装置。
  9. 【請求項9】 リモコン部のホルダ脱着検知部によっ
    て、リモコン部がホルダ部から外されたことを検知した
    ときに、リモコン部がいかなる姿勢であっても、信号送
    信部の信号送信方向がホルダ部に固定されている場合と
    同じ方向を維持するように、リモコン部の信号送信制御
    部により信号送信部の信号送信方向を制御することを特
    徴とする請求項7又は8に記載のセンサリモコンによる
    制御装置。
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