JP2009506641A - モバイルトランスミッタデバイスによって開始される、アクセスバリアを自動的に作動させるシステム及び方法 - Google Patents

モバイルトランスミッタデバイスによって開始される、アクセスバリアを自動的に作動させるシステム及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009506641A
JP2009506641A JP2008528033A JP2008528033A JP2009506641A JP 2009506641 A JP2009506641 A JP 2009506641A JP 2008528033 A JP2008528033 A JP 2008528033A JP 2008528033 A JP2008528033 A JP 2008528033A JP 2009506641 A JP2009506641 A JP 2009506641A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
state
processor
transmitter
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008528033A
Other languages
English (en)
Inventor
ジェイソン、エル.ママルカス
ポール、ジェイ.バンドルネン
アルバート、ダブリュ.ミッチェル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wayne Dalton Corp
Original Assignee
Wayne Dalton Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Wayne Dalton Corp filed Critical Wayne Dalton Corp
Publication of JP2009506641A publication Critical patent/JP2009506641A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07CTIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • G07C9/00Individual registration on entry or exit
    • G07C9/00174Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys
    • G07C9/00309Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys operated with bidirectional data transmission between data carrier and locks
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05FDEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05F15/00Power-operated mechanisms for wings
    • E05F15/70Power-operated mechanisms for wings with automatic actuation
    • E05F15/77Power-operated mechanisms for wings with automatic actuation using wireless control
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME RELATING TO HINGES OR OTHER SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS AND DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION, CHECKS FOR WINGS AND WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05Y2400/00Electronic control; Power supply; Power or signal transmission; User interfaces
    • E05Y2400/10Electronic control
    • E05Y2400/44Sensors therefore
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME RELATING TO HINGES OR OTHER SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS AND DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION, CHECKS FOR WINGS AND WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05Y2400/00Electronic control; Power supply; Power or signal transmission; User interfaces
    • E05Y2400/10Electronic control
    • E05Y2400/52Safety arrangements
    • E05Y2400/53Wing impact prevention or reduction
    • E05Y2400/54Obstruction or resistance detection
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME RELATING TO HINGES OR OTHER SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS AND DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION, CHECKS FOR WINGS AND WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05Y2400/00Electronic control; Power supply; Power or signal transmission; User interfaces
    • E05Y2400/60Power supply; Power or signal transmission
    • E05Y2400/65Power or signal transmission
    • E05Y2400/66Wireless transmission
    • E05Y2400/664Wireless transmission by radio waves
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME RELATING TO HINGES OR OTHER SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS AND DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION, CHECKS FOR WINGS AND WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05Y2800/00Details, accessories and auxiliary operations not otherwise provided for
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME RELATING TO HINGES OR OTHER SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS AND DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION, CHECKS FOR WINGS AND WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05Y2900/00Application of doors, windows, wings or fittings thereof
    • E05Y2900/10Application of doors, windows, wings or fittings thereof for buildings or parts thereof
    • E05Y2900/106Application of doors, windows, wings or fittings thereof for buildings or parts thereof for garages
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME RELATING TO HINGES OR OTHER SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS AND DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION, CHECKS FOR WINGS AND WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05Y2900/00Application of doors, windows, wings or fittings thereof
    • E05Y2900/50Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles
    • E05Y2900/53Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles characterised by the type of wing
    • E05Y2900/538Interior lids

Abstract

少なくとも1つのアクセスバリアと協働するコントローラと、該コントローラと協働して動作信号を送受信するトランシーバとを含む、アクセスバリアを自動制御するオペレータシステム及びそれに関連した方法である。このシステムは少なくとも1つの検知装置を含み、該検知装置は、アクセスバリアに対するその位置及び検知装置を保持する車両の動作状態の少なくとも一方に基づいて、トランシーバと動作信号をやり取りできる。コントローラは、動作信号を監視し、動作信号に基づいてアクセスバリアの位置を制御する。かかるシステムにより、アクセスバリアをハンズフリーで動作させることが可能となる。

Description

一般に、本発明は固定部材に対して移動可能な閉鎖部材において使用されるガレージドアオペレータシステム等のアクセスバリア制御システムと、このアクセスバリア制御システムをプログラムする方法及び同アクセスバリア制御システムを使用する方法に関する。より詳細には、本発明はトランスポンダのような検知装置を使用して、自動車等の運搬装置の位置を判断し、アクセスバリアに対する運搬装置の位置に基づいてアクセスバリアを開閉させることに関する。詳細には、本発明はガレージドアオペレータシステムとの通信を開始して、運搬装置の動作及び位置の少なくとも一方における状態の変化に基づいてアクセスバリアを動作させる検知装置に関する。
家屋又は施設を建設する際、モータを使用してドアを開閉させるガレージドアを設置することがよく知られている。モータは、例えばゲート、ウィンドウ、格納式オーバハング等の他の種類の可動式バリアと連結することもできる。モータとドアに関連する機能とを制御するには、オペレータを使用する。オペレータは、ワイヤレスリモコンから、又は有線によるウォールステーションから、又はキーレスエントリデバイス若しくは同様のデバイスから、ドアの開閉を行うためのコマンド入力信号を受信する。障害物を検知するためにオペレータに接続された安全装置を備えることによって、オペレータがモータと共に調整動作を行うことで障害物の危険を回避することも、よく知られている。
可動位置の範囲でガレージドア又は可動式バリアを移動させることに役立てるため、遠隔無線周波数(RF)又は赤外線トランスミッタを使用して、モータを作動させて所望の方向にドアを移動させることも、よく知られている。これらの遠隔装置により、ユーザは自分の車を出ることなくガレージドアを開閉することができる。これらの遠隔装置はまた、複数のドアと、ドアと協働する光と、その他の安全機能を制御する能力等、付加的な特徴を備え得る。技術的に実証されているように、遠隔装置とオペレータには、ネットワーク上で「盗用」され、その後不法に使用されることのないように各動作サイクルの後に変わる暗号コードを備えることができる。動作サイクルとしては、バリアの開閉、オペレータに接続されたライトのオンオフ等が挙げられる。
リモートトランスミッタ及び同様の装置は便利で機能も良いが、リモートトランスミッタは紛失したり、置き忘れたり、破損したりということもある。特に、遠隔装置のスイッチ機構は典型的に、一定期間後に消耗するため取替えが必要になる。人が車から出てドアやアクセスバリアを手動で開けることに比べれば、リモートトランスミッタを作動させる方がはるかに簡単ではあるが、トランスミッタ及びそれに関連するシステムをさらに改良して、「ハンズフリー」で操作を行えるようにすることができると考えられる。このような目的でトランスポンダを利用するシステムもあるが、かかるシステムでは、ユーザがアクセスカードや同様のデバイスをリーダに近づける必要がある。リモートトランスミッタと同様に、アクセスカードも紛失したり、置き忘れたりすることがある。これらのアクセスカードの更なる欠点は、プログラム可能な機能を異なるオペレータシステムに対しては使用できないことであり、利便性のレベルも適切ではない。
別の種類のハンズフリーシステムは、自動車に積載されてオペレータと通信するトランスポンダを使用する。オペレータは自動車に積載されたトランスポンダに定期的に信号を送信し、これに対する応答信号を受信しなければ、オペレータはドアを閉じるよう命令する。ところが、ドアはユーザの視界外となってから閉まり始める。これではユーザはドアが閉まったと思い込み、障害物等のためにドアが開いて開いたままの状態となって、不正な進入を許してしまう可能性もあるため、安全性に問題がある。
本出願の譲受人に譲渡された米国特許出願第10/744,180号は、本文でも参照してその内容を援用しているが、この特許出願は上記欠点の幾つかを扱っている。しかし、開示されたシステムには、車両の位置及び動作状態に関連した特別な自動開閉に関する機能が備わっていない。また、開示されたシステムには、ユーザが変更できる感度調節機能が備わっていない。すべての家に設置するべく普遍的な設定を有するハンズフリーシステムを実行することは極めて難しい。最適なRF範囲設計を行うと、バリアの開範囲については改善されるが、それと対照的に閉範囲については高すぎてしまう。最適なRF範囲設計を行わなければ、家に設置した最も悪いケースでは、開放に関するRF範囲が不十分となる場合がある。換言すれば、RF信号が強すぎる場合には、バリアは比較的遠く離れたところからでも開くが、ユーザの視界外でしか閉まらないことになる。またRF信号が弱すぎる場合には、ユーザはガレージに入る前にバリアが開くのを待たなくてはならない。指定の感度レベルでは、所望のサイクルが完了しないうちにオペレータが開サイクルと閉サイクルとを切り替えるような状況も生じ得る。
本出願の譲受人に譲渡された米国特許出願第10/962,224号は、本文でも参照してその内容を援用しているが、この特許出願もまた、前述の‘180号特許出願で示した欠点の一部を扱っている。‘224号特許出願は、モバイルトランスポンダを運搬装置のイグニッションシステム及び電源と直接接続する特定の実施形態を開示している。しかし、このような実施形態では専門的な設備が必要であり、別の運搬装置へとトランスポンダを容易に移動させることができない。 また、全ての周知のハンズフリーデバイスには、ガレージドアオペレータから無線周波数信号が周期的に送信される必要がある。これでは、電気的「ノイズ」被害が増大することとなり、近くの電気通信デバイスに悪影響を与えることになりかねない。
従って、通信シーケンスを開始するトランスポンダ等の検知装置を保持するデバイスの移動方向によって自動的にアクセスバリアを動作させるシステムが技術的に必要である。また、運搬装置の電気系統に直接接続しないセンサを使用して、装置の動作状態を把握するシステムが必要である。さらに、検知装置に対してユーザが感度調整を行えることが必要である。
詳細な説明の進行に従って明らかになる本発明の一態様は、モバイルトランスミッタデバイスによって開始される、アクセスバリアを自動的に動作させるシステム及び方法により達成される。
本発明の別の態様は、アクセスバリアを自動的に制御するオペレータシステムにより達成される。このオペレータシステムは、少なくとも1つのアクセスバリと協働するベースコントローラと、ベースコントローラと協働する少なくとも1つのベーストランシーバと、問合せ信号を周期的に生成する少なくとも1つのリモートトランスミッタとを含み、前記少なくとも1つのベーストランシーバは問合せ信号に応答して確認応答信号を生成する。この確認応答信号が少なくとも1つのリモートトランスミッタにより受信されると、リモートトランスミッタは、所定数の確認応答信号を受信したことに依ってベースコントローラに対する動作コマンドを生成する。
本発明の目的、技術、及び構造の理解を完全にするため、以下の詳細な説明と添付の図面を参照されたい。
図1及び図2では、本発明の概念を含むガレージドアオペレータシステム等のシステムを概して参照番号10で示す。ここでの説明は特にガレージドア等のアクセスバリアに関連しているが、本発明の教示は、他の種類のバリアにも適用できることが理解できよう。本発明の教示は、例えばシングルパネルドア、ゲート、ウィンドウ、格納式オーバハング、及びある領域へのアクセスを少なくとも部分的に封鎖又は制限する任意の装置等、他の種類の可動式バリアにも同様に適用可能である。さらに、本発明の教示は起爆装置の動作状態、位置、又は位置の変更に基づいて、任意の装置のロック又は自動制御に適用可能である。
システム10は、概して参照番号12で示す従来の組合せ式ガレージドアと共に使用する。ドアを相対的に開閉動作させるように位置された開口部は、概して参照番号14で示すフレームで囲まれている。トラック26はドアフレームの各側部から延出し、各ドアパネルの上端から延出するローラ28を受け入れている。垂直方向にバリアを移動させるには、開位置と閉位置の間を行き来する際にガレージドア12の重量のバランスを保つべく、概して参照番号30で示す平衡システムを使用し得る。米国特許第5,419,010号で平衡システムの一例が開示されており、この特許の内容を参照して本文の記載の一部とする。フレームに固定されるオペレータハウジング32は、ベースオペレータ34を保持する。オペレータハウジング32を通って延出するのはドライブシャフト36であるが、このドライブシャフト36はケーブル又は周知の連結メカニズムによりドアに連結されている。先端に搭載されたオペレータを示しているが、後述する制御機能を、可動式バリアと共に使用される他の種類のオペレータにも同様に適用可能である。例えば、ガレージドア又は他の種類のアクセスバリアを動作させるために使用されるトロリー型のオペレータ、ねじ伝動型のオペレータ、及びジャックシャフト型のオペレータにも制御ルーチンを容易に組み込むことができる。いずれにせよ、駆動軸36は閉位置と開位置との間でガレージドア12を動作させるのに必要な機械的な力を伝達する。ハウジング32内で駆動軸36は駆動ギアに連結しており、この駆動ギアは技術的に周知の方法でモータ60に連結している。
簡単に説明すると、ベースオペレータ34は、ハウジング41を有するワイヤレスリモートトランスミッタ40によって、又はウォールステーション制御部42によって制御できるが、かかる制御手段42については、システム30に直接配線しても、無線周波数信号若しくは赤外線信号を介して通信させるようにしても良い。開位置と閉位置との間でバリアを動作させ始めるために、リモートトランスミッタ40のボタンを操作する必要がある。ウォールステーション制御部42は、リモートトランスミッタ40にはない付加的な操作機能を有することが多い。ウォールステーション制御部42は、複数のボタンを備えたハウジングにより保持される。各ボタンを操作すると、バリアの開閉、ライトのオンオフ等、特定のコマンドが提供される。プログラムボタン43は、埋め込み型であり得るため特別なツールを用いてのみ好適に作動されるが、このプログラムボタン43により、リモートトランスミッタと協働するように、そしてさらに重要なことにハンズフリーの検知装置と協働するように、ベースオペレータ34をプログラムすることが可能となる。なお、これについては明細書の記載が進むにつれて明らかとなろう。システム30はまた、英数字表示のキーレスデバイス44により制御することができる。デバイス44には英数字を表示した複数のキー46があり、ディスプレイがある場合もある。所定のシーケンスでキー46を作動させることで、システム30を動作させることができる。少なくともデバイス40、42、及び44により、システム30に連結したドアの開閉動作を開始させることができる。ベースオペレータ34は、モータと様々な他の接続された要素の動作を監視する。 技術的に周知の方法で、電力源を使用してこれら要素に電力を供給できる。
ベースオペレータ34はコントローラ52を含み、コントローラ52は、ベースオペレータ34の動作を制御するのに必要な、そして本発明の様々な利点を実行するのに必要なソフトウェア、ハードウェア、及びメモリデバイスを含む。既存のベースオペレータと通信する別個の処理デバイスを用いて、本発明を実行してもよいことが理解されよう。こうすることで、既存のオペレータシステムに本発明の態様を新たに組み込むことが可能となる。フラッシュメモリとも称される不揮発性メモリデバイス54はコントローラ52と電気的に通信しており、ベースオペレータの動作と連動してコントローラにより使用される情報を永久に格納する。
トランスミッタ40、42、及び44の生成した赤外信号及びラジオ周波数信号の少なくとも一方をベーストランシーバ56が受信すると、ベーストランシーバ56はコントローラ内に含まれるデコーダに受信情報を送信する。コントローラ52は受信した無線周波数信号又は他の種類のワイヤレス信号を有用なフォーマットに変換する。トランシーバ56が適切なアンテナを使用することにより、種々のワイヤレストランスミッタに対して、所望の無線周波数信号又は赤外線ビーコン信号57を送受信可能であることが理解されよう。トランシーバ56の生成したリターン信号又は応答信号を確認応答信号と称する場合もある。ベーストランシーバ56は、スイス、ヌーシャテルのXemics社が提供するXemics XE1203Fであり、コントローラ52はTexas Instruments社が提供するモデルMSP430F1232である。当然のことながら、同等のトランシーバとコントローラを使用することもできる。ベーストランシーバはベースオペレータ34と直接協働することもあれば、代替的に、コントローラと通信する372MHzトランスミッタを使用するスタンドアローン型デバイスである場合もある。ベーストランシーバ56はまた、他のワイヤレスデバイスとデータをやり取りするのにより適した900MHzから950MHzの周波数を使用して信号を送受信することもできる。しかし、コントローラとトランシーバを直接協働させることにより、それらが直接通信し合うため、ドアの状態を直ちに把握できる。
感度スイッチ58をコントローラ52に付随させることもできる。スイッチ58は約13dBmのリンク品質差を可能にする。換言すれば、第1モードがa−109dBmレベルを提供し、第2モードがa−96dBmレベルを提供できる。いずれにせよ、コントローラ52はウォールステーション42に直接接続することで明らかなように、直接ワイヤ源から透過信号を受信可能である。ワイヤレスでもあり得るキーレスデバイス44もコントローラ52に接続している。任意の数のリモートトランスミッタ40aから40xが信号を送信すると、その信号をトランシーバ56が受信し、必要に応じてコントローラ52がさらに処理する。同様に、任意の数のウォールステーションも存在し得る。リモートトランスミッタ40、ウォールステーション制御部42、又はキーレスデバイス44からの入力信号が受信され、受信可能であることが分かる、コントローラ52はモータ60を起動させるのに適した電気入力信号を生成し、モータ60は駆動軸36を回転させて、アクセスバリアを開閉させる。学習ボタン59をコントローラに付随させることもでき、学習ボタン59を作動させることで、システム10で使用される異なる種類のトランスミッタのいずれについてもコントローラが学習できるようになる。
システム10には、ハンズフリートランスミッタ又は検知装置トランスミッタと称することもあるモバイルトランスミッタ70が含まれており、モバイルトランスミッタ70は、手動入力を提供することもできるものの、ユーザから直接手動で入力される必要がないことを除けば、他のトランスミッタと同様に効果的に動作する。後で詳述するが、トランスミッタ70はコントローラに近接したこと、及びコントローラに対するトランスミッタの移動方向、及びトランスミッタを保持している車両の動作状態、の少なくとも一つによって、動作を開始する。モバイルトランスミッタ70は、不揮発メモリデバイス74に接続されたプロセッサ72を含む。さらに詳述するように、メモリにはシステムのモバイル状態変数、カウント値、タイマ値等が保持されており、これらを使用して、システム全体を操作することが可能である。モバイルトランスミッタ70は、ベーストランシーバ及び他の同様のデバイスと通信するために接近信号又は問合せ信号78を生成する。トランシーバ56とモバイルトランスミッタ70との間の信号は、周知の技術を用いて暗号化することが可能であることが分かろう。モバイルトランスミッタ70はまた、モバイルトランスポンダ76とも称するモバイルトランシーバを含み、このモバイルトランシーバ76は、周期的に問合せ信号78を生成し、ベーストランシーバの生成する応答信号57に応答できる。問合せ信号78の周期的な生成は、運搬装置の検知される動作状態及び応答信号の受信のいずれか一方によって変更できる。トランスポンダ76はまた、この場合はベーストランシーバ56である質問機から質問又は問合せを受信して、信号78の形態で適切な応答を自動的に送信可能である。トランスポンダはXemics社のXE1203Fであり、プロセッサ72はTexas Instruments社のMSP4301F23である。当然のことながら、他の同様の装置を使用してもよい。プロセッサ72は、信号を送受信して発明を実行するのに必要なハードウェア、ソフトウェア、及びメモリを含む。1つのモバイルトランスミッタを幾つかのオペレータと協働させることができるため、又は幾つかのモバイルトランスミッタを単一のオペレータと協働させる場合に、プロセッサ72とメモリ74によって、問合せ信号78に含まれる適切な情報の生成が容易に行われる。ウォールステーショントランスミッタから受け付けた任意のコマンドによって、モバイルトランスミッタの生成したドア作動コマンドを優先させることができるように、システムを構成する可能性が最も高い。当然ながら、いかなる種類のトランスミッタ優先方法を確立できる。
モバイルトランスミッタ70は、学習/ドア作動ボタン82と感知/キャンセルボタン83を含み、このことにより、コントローラ52に対する検知装置の優先コマンド及びプログラミングの少なくとも一方が可能となる。一般に、モバイルトランスミッタ70はアクセスバリアの「ハンズフリー」操作を可能にする。換言すれば、モバイルトランスミッタ70を自動車又は他の運搬装置のグローブボックスに単に置いて、コントローラ52と通信させることで、ベーストランシーバ56に対するモバイルトランスミッタ70の位置に基づいてアクセスバリアが開閉される。このように、プログラミングの後にはユーザは作動ボタンを押す必要もなく、ユーザは必要に応じてガレージドアを開閉させる前にトランスミッタを置いておく。必要であれば、プログラミングした後にボタン82を手動で操作することにより、アクセスバリアを開閉させることに対して、そしてオペレータシステム34に付随するその他の使用及びプログラミング機能の少なくとも一方を実行させることに対して、検知装置の通常の動作を優先させるようにすることができる。プログラミング後にボタン83を作動させれば、ハンズフリー機能を一時的に無効にすることができる。
トランスミッタ70は、車両が起動された際又は車両のスパークプラグが電気的に出す火花の検出の際に、運搬装置の振動のような一部の種類の観察可能な現象を検出するアクティビティタイプのセンサを使用する場合もある。代替的に、モバイルトランスミッタ70を自動車のアクセサリスイッチのようなエンジンセンサに直接接続してもよい。エンジンセンサは、他のアクティビティタイプのセンサと同じように、運搬装置の動作状態とその位置を判断して、受信した入力に基づいてアクセスバリアの動作を開始させる。
近距離モバイルトランスミッタ70に含まれ得る付加的な特徴は、音源94と光源96である。音源94及び光源96の少なくとも一方を使用することで、モバイルトランスミッタ70を利用する人物に即刻注意を促す必要のある所定の状況に関して、言葉による指示/確認、又は光による表示を提供できる。例えば光源を使用して、アクセスバリアの状態について警告を発することができる。音源94及び光源96はまた、計画されたプログラミングステップ(後述する)の確認又は拒否を提供できる。検知装置トランスミッタ70と共に含まれる構成要素のすべてに対して運搬装置の使用するバッテリ、即ち少なくとも1つのバッテリ97により電力を供給可能であるが、このバッテリは最低でも2年の寿命を有することが理想的である。
光源98をコントローラ52に接続し、検知装置の状態とコントローラ52との対応状態に基づいて、光源98をオンオフするようプログラムすることができる。同様に、ベーストランシーバ56に対するモバイルトランスミッタ70の位置に基づいて、警報システム100において、起動及び停止の少なくとも一方をさせることができる。
ここで図3を参照すると、同図には、モバイルトランスミッタを様々な位置に保持する運搬装置108とオペレータシステム34との関係を示す概略図が示してある。運搬装置は、概して参照番号110で示すガレージ又は他の構内に維持される自動車であることが典型的である。構内110は、前述のようにオペレータシステム34が制御するアクセスバリア12によって、外部の環境と分離されている。道路116に隣接する私道114又はその他の出入路により、構内110にアクセスできる。
運搬装置108は構内110内に、又は私道114及び道路116に沿ったいずれの場所にも配置することができる。運搬装置は、構内110の中にある「停車」状態か、又は構内から外に出たある場所に存在している「遠隔」状態のいずれかにある。記載が進むにつれて、トランスミッタ70の他の動作状態又は経過状態について記載する。明らかになるように、トランスミッタ70は様々なパワーレベルでベースコントローラと通信し始める。状態とパワーに関する閾値を理解することに役立てるべく、特に構内に対する運搬装置の位置に言及する。詳細には、自動車又は他の運搬装置が構内110の内部に位置した場合に対して停車状態位置122とする、あるいは場合によっては構内110外に少しだけ出ている状態についても停車状態位置122とする。動作位置124は、運搬装置108がバリア12に直接隣接してはいるが構内を出た状態を指し、この状態の時にバリア12が動作又は移動することが望ましいと言える。動作位置124から幾分離れた場所である起動位置126は、バリア12を開位置から閉位置へと、あるいは閉位置から開位置へと移動させるのに備えて、モバイルトランスポンダ76とベーストランシーバ56との初期通信リンクを確立する必要がある状態を示している。起動位置126からさらに離れた位置は遠隔位置128であり、これは起動位置126に至るまで起動状態が認識されない状態、即ちトランスポンダとオペレータシステムとの間でやり取りされるいかなる種類の作動信号が認識されない状態を示している。
ここで図4を参照すると、同図には、アクティビティセンサ84に備わる一例の検出回路が概して参照番号200が示してある。一般に、運搬装置が動作しているかどうかを判断した後、回路200は検知装置のプロセッサ72が「起動状態」であるのか、又は「休止状態」であるのかを通知する。従って、回路200により、ユーザは長期にわたって検知装置のバッテリを変更しなくてもよい。代替的に回路200によれば、検知装置においてより小さいバッテリを使用しても、同等のバッテリ寿命をユーザに提供できる。
検出回路200は、振動センサ202、フォーマット回路204、及びマイクロプロセッサ206の3つの構成要素を有している。振動センサ202は、モバイルトラスミッタ70の置かれた車両又は運搬装置の振動を検出する。適切に配置されていれば、振動センサ202は車両のモータが単にアイドリング状態であっても、動作状態にあるかどうかを判断する。例えばある特定の実施形態では、振動センサ202はセラミック製の圧電素子であり得る。振動センサ202は振動信号208を生成する。一部の実施形態では、この振動信号208はアナログ信号である。他の実施形態では、振動センサ202はアナログ-デジタル変換器を含み、振動信号208はデジタル信号である。いずれにせよ、振動信号208はマイクロプロセッサ206に対して振動信号208を処理するフォーマット回路204により受信され、フォーマットされる。増幅器210を含み得るフォーマット回路204は、振動信号208を受信する。増幅器210が存在する場合には、増幅器210はオペアンプ、バイポーラ接合トランジスタ増幅器、又は振動信号を十分に増幅させる別の回路であり得る。増幅器210は増幅信号212を生成する。
フォーマット回路204はまた、フィルタ214を含み得る。フィルタ214は入力信号を受信するが、この入力信号は、振動信号208又は(増幅器210が存在する場合には)増幅信号212のいずれかであり得る。いずれにせよ、フィルタ214は入力信号から不要な周波数を取り除き、入力信号をフィルタ処理した信号216に変換する。なお、フォーマット回路204は増幅器210とフィルタ214を置き換えた実施形態を含み得る。
フォーマット回路204はアナログ入力信号を受信するアナログ-デジタル変換器210を含む。このアナログ入力信号はシステムに存在する構成要素によって振動信号208、増幅信号212、又はフィルタ処理された信号216であり得る。いずれにせよ、アナログ-デジタル変換器218はアナログ入力信号をデジタル信号220に変換する。このデジタル信号220はその後マイクロプロセッサ206によって受信されるが、このマイクロプロセッサ206は、プロセッサ72と同じである場合も、あるいはプロセッサ72にリンクしたものである場合もある。いずれにせよ、これらプロセッサのいずれか又は両方により、センサとシステム10を動作させるのに必要なハードウェア及びソフトウェアが提供される。マイクロプロセッサ206はデジタル信号220を評価して、車両108が動作状態であるか否かを判断する。アナログ-デジタル変換器218は、マイクロプロセッサ206の内部又は外部に存在し得ることが理解されよう。
本発明の別の実施形態では、図5に概して参照番号84’で示すアクティビティセンサを使用して、低電力での使用を助長することができる。かかる実施形態では、検出回路240は車両又は運搬装置が動作状態であるか否かを検出すると共に、その他のセンサの実施形態と同じ特徴を有するノイズ信号センサ242、フォーマット回路244、及びマイクロプロセッサ206を含む。
ノイズセンサ242は電磁波を検出して、ノイズ信号246を生成する。センサ242は単純なコイル状のワイヤ、長いロッド等を有するアンテナであり得る。ノイズセンサがどのように作用するかを理解するには、自動車のエンジンが動作している際にノイズ特徴を発することに注目することが有用である。エンジンが動作していない場合には、エンジンはたとえ発したとしても動作状態と同じノイズ特徴は発しない。例えば、ノイズセンサ242は振幅変調(AM)センサであり得る。他の実施形態では、ノイズセンサ242はスパークプラグが電気的に出す火花から広い帯域幅のノイズ特徴を検出可能である。スパークプラグは通常、マイクロ秒領域の立上り時間で約70から210Hzの繰り返し率と約25kVのピークボルト信号を有する。いずれにせよ、生成されたノイズ信号246はフォーマット回路244により受信され、フォーマット回路244は、マイクロプロセッサ206による受信に対してノイズ信号246を処理する。一実施形態では、ノイズ信号は増幅器248が受信する場合もある。増幅器248が存在する場合には、増幅器248はオペアンプ、バイポーラ接合トランジスタ増幅器、又はノイズ信号246を十分に増幅して増幅信号250を生成する別の回路であり得る。
フォーマット回路244は入力信号を受け入れるフィルタ252等の、増幅器248のような別の任意の構成要素を有し得る。この入力信号はノイズ信号246である場合もあれば、代替的に(増幅器248が存在している場合には)増幅信号250でもあり得る。いずれにせよ、フィルタ252は不要な周波数又は無関係なノイズを入力信号から取り除き、フィルタ処理した信号254を生成する。フォーマット回路244内で増幅器248とフィルタ252を置き換えてもよいことが理解できよう。
アナログ-デジタル変換器256は、アナログ入力信号を受信する。アナログ入力信号は、システム内にどの構成要素が存在するかに依って、ノイズ信号246、増幅信号250、又はフィルタ処理した信号254であり得る。いずれにせよ、アナログ−デジタル変換器256はアナログ入力信号をデジタル信号258に変換し、このデジタル信号258をマイクロプロセッサ206が受信する。マイクロプロセッサ206はデジタル信号258を評価して、車両108が動作しているか否かを判断する。アナログ-デジタル変換器256はマイクロプロセッサ206の内部又は外部のいずれに存在してもよいことが理解できよう。
ここで図6を参照すると、同図には、アクティビティセンサ84/84’の動作に対するプロセスステップが、概して参照番号270で示すフローチャートで示してある。図示のように、アクティビティセンサ84/84’は、まずステップ272において始動する。これから先の記載でより詳細に述べるように、モバイルトランスミッタ70をベースオペレータ34が学習し、システム10の動作を可能とする様々な変数と属性が内部で設定される。全体的な動作の一部として、アクティビティセンサ84/84’を使用して、運搬装置が「オン」状態であると判断される場合には、トランスミッタ70が、例えば1秒あたり1回から6回という特定の割合で開始信号又は問合わせ信号を自動的に生成する。しかし、検出回路により運搬装置が「オフ」状態であると判断された場合には、トランスミッタはバッテリを節約するために休止モードに置かれ、問合せ信号は生成されたとしても1秒あたり1回といった具合に大幅に割合をおとして生成される。
詳細には、ステップ274においてマイクロプロセッサ206/72はセンサ84/84’に問い合わせて、車両が動作状態にあるか否かを判断する。この判断を行う際には、マイクロプロセッサはプログラムされた検出プロトコルによって、変化する電圧レベル又は所定の電圧レベルを評価する。
車両が動作状態にない場合には、マイクロプロセッサ206/70は「休止」し、ステップ276において回路の残りの要素(アクティビティセンサ及びRFトランスミッタを含む)の動作も停止する。次に、ステップ278においてマイクロプロセッサは周期的にオンとなる。特定の間隔でマイクロプロセッサをオン状態にするようにウォッチドッグタイマ又は他の周辺機器をプログラムすることによって、マイクロプロセッサを周期的にオンとすることができる。センサ及び関連する回路にとって休止間隔が比較的長い場合には、回路は比較的小さい電力を使用する。マイクロプロセッサがオン状態になった後、ステップ272においてアクティビティセンサが動作し、ステップ274において、車両が動作状態にあるかどうかについてマイクロプロセッサが再び問い合わせを行う。
車両が動作状態にあると判断された場合には、ステップ280においてマイクロプロセッサはモバイルトランスミッタを作動させる。次に、ステップ282においてトランスミッタは後述される機能を実行する。後述するように、これらの機能としては、ベースオペレータのトランシーバにRF信号又は他の信号を送信すること、又はその応答として確認応答信号を受信すること等が挙げられる。いずれにせよ、トランスミッタがその機能を実行した後、ステップ284においてマイクロプロセッサは再度センサを作動させ、ステップ286においてセンサに問い合せて、車両がまだ動作状態にあるか否かを判断する。車両がまだ動作状態にある場合には、ステップ282においてマイクロプロセッサは再びトランスミッタ機能を実行する。車両が動作状態にない場合には、プロセスはステップ276に戻り、マイクロプロセッサがトランスミッタのアクティビティセンサとその他の要素を停止させ、その後休止状態に戻る。
最適には、低電力マイクロプロセッサを使用してバッテリにより供給される装置の節電を最大限に行うことが望ましい。マイクロプロセッサは休止モードに入り、周期的にウォッチドッグタイマ又は他の周辺機器によってオン状態にされる。マイクロプロセッサが休止モードにある間、マイクロプロセッサに送られる電流は数マイクロアンペアにすぎない。より一層の効果を望む場合には、マイクロプロセッサの休止時間に送られる電流を最少化するべく、振動センサ及び増幅器にスイッチを付加して、回路の当該部分をオフにすることができる。この記載から容易にわかるように、システムの休止期間を長くすることで、バッテリの寿命が延びることになる。
当業者は、必要な品質及び信号によって、センサ回路を非常に複雑化することも非常に単純化することもできることを理解するであろう。システムに対する費用影響を最小とするようにセンサを単純に設計できることも、さらに理解されるであろう。振動センサ202及びそれに関連する回路の少なくとも一方や、ノイズ信号センサ242及びそれに関連する回路の少なくとも一方は、車両のエンジンルーム内、又はモバイルトランスミッタ自体の中、又は車両内若しくは車両に近いその他の領域に配置してもよい。
ここで図7を参照すると、前述したように、モバイルトランスミッタ70は運搬装置108によって電力を供給され得る。詳細には、運搬装置108はバッテリ292に接続したアクセサリスイッチ290を含む。アクセサリスイッチは少なくとも着火位置とアクセサリ位置を備えた四路スイッチである。モバイルトランスミッタ70は、アクセサリ端子、電力端子、及び接地端子を含む。バッテリの接地端子292は、モバイルトランスミッタの接地端子に接続し、電力端子はバッテリ292の正のリードに接続する。アクセサリ端子はアクセサリ位置に接続しているため、スイッチに入れられたキーがアクセサリ位置を向いた際には、モバイルトランスミッタ70はこれを検出して、後述する機能を実行する。
モバイルトランスミッタ70を車両内の電源に直接接続することで、単にバッテリによって電力供給される検知装置を越えた利点がもたらされる。単一のワイヤが車両のバッテリから一定の電力を供給する3ワイヤ構成を使用し得る。別のワイヤがアクセサリスイッチを車両に接続することで検知装置に電力を供給し、第3のワイヤは車両に共通の接地接続を提供する。これら信号は3つ全てが、自動車又は電気自動車において通常見受けられるものである。共通の接地が車両の導電シャーシに取り付けられている場合には、この3ワイヤ構成を2ワイヤ構成に減らすこともできる。いずれにせよ、モバイルトランスミッタは車両の一定の電源から電力を引き出し、車両が起動した時を検出する手段としてアクセサリ回路を使用する。かかる構成を使用することによって、トランスミッタが車両のバッテリにより直接電力供給されるため、トランスミッタの「休止時間」を気にかける必要がない。このように、常に電源がモバイルトランスミッタに接続している。アクセサリスイッチがオンになれば、モバイルトランスミッタは動作状態を保つ。しかしアクセサリデバイスがオフになれば、検知装置が休止モードに入ることで、車両のバッテリからの電流の引き出しを最少化する。モバイルトランスミッタは常に、ドア作動ボタンが手動で作動された場合のように、状態情報(動作状態/休止状態)のいずれの変化も、オペレータによって維持されるベーストランシーバに伝えることができることが、さらに理解されるであろう。モバイルトランスミッタをアクセサリスイッチに直接有線接続することにより、ガレージドアオペレータに対する自動開閉機能のような特別な機能を有することができる。以下詳述するように、運搬装置がガレージ内にあって、バリアが閉まっている間にオフ状態からオン状態へと変化する車両の変化を検出することで、自動的にバリアが開けられる。また、運搬装置がガレージ内へと移動していて、アクセサリスイッチがオフになった場合には、自動クローズ機能により所定時間経過後にバリアが自動的に閉まることになる。例えば自動オープン機能の場合、ユーザは自分の車に乗り込んだ後、イグニッションをオンにする。モバイルトランスミッタは、アクセサリポジション−着火位置ではない−を検出し、回路の残りの部分を作動させる。モバイルトランスミッタはベーストランシーバに信号を送り、車両あるいは運搬装置が動作状態になったという情報を伝える。従って、ベーストランシーバと協働するコントローラがこの情報を受信し、必要に応じて任意のシステム変数を調整し、オペレータに「ドアオープン」コマンドを送るとバリアが開くことになる。アクセサリ回路を作動させた後であればいつでも、車両を動かし始めて、構内領域から出ることができる。この方法によれば、一酸化炭素(CO)センサの必要がなくなる。イグニッションがオンになっていれば、バリアが開いて一酸化炭素の蓄積を防止し、イグニッションがオフになっていれば、バリアはクローズする。
自動クローズ機能は以下のシーケンスで作用する。ユーザがガレージに車両を駐車し、車両をオフにする。モバイルトランスミッタはアクセサリスイッチがオフとなったことを検出し、モバイルトランスミッタは休止手順を始める前に、ベーストランシーバに対して状態の変化を伝達する。ベーストランシーバは必要に応じてシステム変数を変更し、その後「ドアクローズ」コマンドをオペレータに送ることでドアがクローズする。ドアクローズ動作が完了すると、モバイルトランスミッタは休止モードに入る。
図4から図7で示すように、様々な種類のセンサをモバイルトランスミッタデバイスと共に使用することができる。モバイルトランスミッタはアクティビティセンサを使用して、車両が走行している時を判断する。詳細には、移動している運搬装置が動作状態にあることを示す際に生じる何らかの現象を、振動センサあるいは電気ノイズセンサが検出する。図7に関して説明するイグニッションセンサは、運搬装置の電気操作システムに直接接続され、その動作状態に関する表示を提供する。イグニッションセンサにより、ベーストランシーバ56に伝達できる自動オープンコマンド又は自動クローズコマンドの使用が容易になることが理解されよう。
図8から図17に関連して述べるプロセスは、モバイルトランスミッタがベースコントローラ52の動作を制御することを可能とすることに関している。一般に、モバイルトランスミッタ70は運搬装置が動作状態にあるかどうかを判断し、ベーストランシーバ56を介してベースコントローラ52と通信し始める。モバイルトランスミッタ70は、種々の異なる送信パワーレベルを生成することができ、適切な時にベースコントローラに異なるパワーレベル信号を送信するためのカウント変数を使用する。モバイルトランスミッタにより生成された問合せ信号に応じて、ベースコントローラ52は確認応答信号で応答する。これらの確認応答信号に基づいて、モバイルトランスミッタは適切なドア作動コマンドを生成し、これをベースコントローラ52が受信して作動する。一部の実施形態では、ベースコントローラはドアの位置を把握しており、ドアがすでに所望の位置にある場合には、ドア作動コマンドを無視する場合もある。他の種類のトランスミッタからのコマンド信号がモバイルトランスミッタのコマンドよりも優先度が高ければ、ベースコントローラはモバイルトランスミッタから受信したコマンドの一部又は全てを無効にする場合もある。
続くフローチャートでは、図8はベースコントローラ52がモバイルトランスミッタ70を学習することに関して行う動作を示している。図9は、所望の感度をプログラムする又は設定することに対するボタンコマンドに関連した、モバイルトランスミッタの動作を示す。ドアをいつ開けるか又は閉めるかに関するおおまかな範囲の始まりを示すべく、感度レベルによりパワーレベルを設定する。感度レベルは、システム感度に使用される変数カウンタに対する値を規定し得る。換言すれば、システム感度は、ベースコントローラから受信した確認応答信号に基づいてドアオープンコマンド及びドアクローズコマンドを開始するトランスミッタの能力を示す。例えば、短い私道に対応したガレージドアと非常に長い私道に対応したガレージドアとでは、ドアを開けることに対する感度の設定がかなり違う可能性がある。感度の設定は、ガレージドアが電気的に混雑した環境に位置しているか否かによっても調整することができる。最後に図10から図17は、ベースコントローラと通信することに対して7つの動作状態が使用されるため、モバイルトランスミッタがとる動作ステップを説明する図である。
ここで図8Aと図8Bを参照すると、ベースオペレータコントローラ52の動作に対する方法が、概して参照番号300によって示してある。まず、ステップ302においてベースオペレータに電力が供給され、コントローラの有する所定のパラメータが初期化される。ステップ304において、コントローラ52はこれがベースオペレータ34の最初の動作サイクルであるかどうかを判断する。そうである場合には、ステップ306においてオペレータコントローラの有するフラッシュメモリがセットアップされ、動作周波数がデフォルト値に設定される。ステップ304において、ベースオペレータの実行が最初でないと決定された場合には、コントローラは、オペレータコントローラへの電力供給時にボタン58のようなボタンが押されたかどうかに関して問い合わせる。そうである場合には、ステップ306の完了時にも実行されるステップ310において、オペレータコントローラはトランシーバ56と共に周波数の範囲を走査し、最低のノイズを有する選択された周波数範囲を選別する。ベースステーションとリモートトランスミッタと共に使用されるよう選択されるデバイスは、所定の連邦通信委員会(FCC)のガイドラインに沿ったものであることが理解できよう。従って、オペレータコントローラは902MHzから928MHzまで0.5MHz毎の、合計して52の利用可能なチャネルに対して周波数を走査し、最も低いノイズチャネルを選択する。必要に応じて、0.5MHzの範囲を調整してチャネル数を増減することもできる。いずれにせよ、ステップ310が完了した場合、又は電源が入った時にボタン58が押されていない場合に、プロセスは次のステップに進行する。ステップ312において、コントローラ52はモバイルトランスミッタがメモリ54に格納されているかどうかを判断する。モバイルデバイスが検出されない(オペレータが学習した他の種類のトランスミッタと区別できるように、そのモバイルデバイスはおそらく独自の識別コードを有している)場合には、ステップ314でコントローラは休止モードに入り、コントローラの学習モードを開始させるボタンが押されるのを待機する。さらに詳述するように、モバイルトランスミッタがメモリ54にセーブされていなければ、ベースオペレータは、ボタンが押されるまでコントローラが休止する学習状態を開始する。ステップ312において、モバイルデバイスがメモリに格納されていると判断された場合には、ステップ316において、選択された周波数が異なっていれば新しい周波数が選択され、モバイルトランスミッタが停車状態にある際の周波数を切替えるフラグが設定される。次にステップ318において、モバイルトランスミッタの最終状態がフラッシュメモリからロードされ、格納される。
ステップ314又はステップ318が完了すると、ベースコントローラは概して参照番号319で示すベースメインループに入る。オペレータコントローラとモバイルトランスミッタの通常の動作中に、メインループ319が実行される。詳細には、ステップ320においてコントローラはベース学習フラグが設定されたかどうかを判断する。例えばボタン58又はその他のボタンのようなボタンを押すことによって、又はボタン作動シーケンスによって学習コマンドを開始することにより、ベース学習フラグが設定された場合には、ステップ322において示されるようにベースコントローラは学習手順を受ける。ステップ322が完了すると、ベース学習フラグがリセットされる。ステップ320又はステップ322が完了すると、ステップ324においてコントローラは受信モードに入る。次にステップ326において、コントローラはモバイルトランスミッタからメッセージを受信したかどうかを判断する。メッセージを受信した場合には、ステップ328においてメッセージが解読され、適切なコマンドが実行される。ステップ328が完了すると、プロセスはステップ320に戻る。しかし、ステップ326においてメッセージを受信していなければ、ステップ330において変数base failed-txが1増分され、ステップ332においてベースオペレータコントローラは、ベースメモリ54に保持されている変数Xよりもfailed-tx countが大きいかどうかを比較する。ドアクローズコマンドが受信されなかったかどうかに関する問い合わせが行われる。換言すれば、記載が進むにつれて明らかになるように、モバイルトランスミッタがクローズコマンド信号を送る前に圏外となった場合には、ベースオペレータは変数Xによってタイムアウトとし、ステップ334においてオペレータはクローズドアコマンドを実行する。ステップ334が完了すると、又はステップ332の基準が満たされなかった場合には、プロセスはステップ320に戻る。
ここで図9A及び図9Bを参照すると、同図には、モバイルトランスミッタ70により提供されるボタン作動に関する方法が、概して参照番号400によって示してある。前述のように、モバイルトランスミッタ70は学習/ドア作動ボタン82と感度/キャンセルボタン83を含む。従って、ステップ402において感度/キャンセルボタン83が作動させられると、又はステップ404において学習/ドア作動ボタン82が作動させられると、ステップ406においてプロセッサ72は両方のボタン82/83が5秒間又は他の所定の時間にわたって押されたかどうかに関して問い合わせる。押された場合には、モバイルトランスミッタ70の動作停止又は可動化とで切り替えが行われるが、これは、音源94及び光源96によってそれぞれ生成される8回のビープ音及び4回の点滅によって、確認される。他の確認信号又はビープ音及び点滅のシーケンスを使用してもよいことが理解されよう。いずれにせよ、ステップ408が完了すると、プロセスはステップ410に進み、モバイルトランスミッタ70は次にボタンが作動されること又はベースオペレータからの確認応答信号を待機する。
ステップ406においてボタン82及び83が所定の時間押されていなければ、ステップ412においてプロセッサ72は感度/キャンセルボタン83が例えば3秒等の所定の時間にわたって押されたかどうかに関して問い合わせを行う。ボタン83が3秒より長く押されていたら、ステップ414においてプロセッサ72は所望の感度設定に進むことができる。モバイルトランスミッタは、2つ以上の送信パワーレベルを備え得ることが理解されよう。この実施形態では、4つのパワーレベルが利用可能であり、ドアオープンコマンドとドアクローズコマンドに対して異なる設定を使用して、合計で16の異なる感度設定を確立することができる。例えば、最低のレベルから最高のレベルまでのP0、P1、P2、P3という4つのパワーレベルを指定することができる。従って、OPEN=P0、CLOSE=P3という感度設定を行い、OPEN=P1、CLOSE=P3という別の感度設定を行う、というように感度設定を行うことで、合計16の設定を行うことができる。ステップ412においてボタン83が3秒より長く押されなかったと判断された場合には、プロセスはステップ416に進み、例えば3秒等の所定の時間にわたって学習/ドア作動ボタンが押されたかどうかを判断する。学習/ドア作動ボタンが3秒より長く押された場合には、ステップ418においてモバイル学習フラグが設定されるが、これは、音源94によるビープ音2回と光源96による点滅2回によって確認される。確認が完了すると、プロセスはステップ410に進み、通常の動作が継続する。しかし、ステップ416において学習/ドア作動ボタンが3秒間押されていなかったと判断された場合には、プロセスはステップ420に進み、ここでプロセッサ72は感度/キャンセルボタンが一瞬でも押されたかどうかを判断する。ボタン82が押された場合には、ステップ422においてキャンセルフラグが設定され、ドア作動フラグがクリアされ、光源96による1回の点滅と音源94による高い音から低い音へのビープ音の形態で確認信号が生成される。このステップにより、ベースオペレータは、そのモバイルトランスミッタが次にドア作動コマンドを生成したとしても、それを無視することができる。その後プロセスはステップ410で完了する。
ステップ420において感度/キャンセルボタン83が一瞬でも押されていない場合には、プロセスはステップ424において学習/ドア作動ボタン82が一瞬でも押されたかどうかに関して問合せる。ボタン82が一瞬でも押されていれば、ステップ426においてドア作動フラグが設定され、キャンセルフラグがクリアされ、1回の点滅と低い音から高い音へのビープ音又は音調の形態で確認がなされる。望ましい場合には、このステップによって手動によるドア作動コマンドを実行させることができる。ステップ424においてボタン82が一瞬も押されていない場合には、ステップ428においてプロセッサは両方のボタンが解放されるのを待機する。解放されれば、プロセスはステップ410において完了する。
ここで図10を参照すると、同図にはモバイル動作のフローチャートが概して参照番号500で示してあることがわかる。モバイルトランスミッタの動作は、プロセッサ72の保持する様々な変数、カウンタ、フラグ等を使用することが理解されよう。したがって、以下のフローチャートの動作では様々な種類の変数とカウンタが参照され、それら変数の使用については、直ちには明らかにならなくとも、詳細な説明が進むにつれて明らかとなろう。いずれにせよ、最初の始動又は開始の際に、ステップ502においてプロセッサ72はモバイルトランスミッタの動作が最初の動作であるかどうかに関して問い合わせを行う。ステップ504においてのこの問合せへの応答がイエスである場合には、ステップ506において様々なセットアップ変数がフラッシュメモリ74で確立され、トランスミッタの周波数操作がデフォルト値に設定される。このデフォルト周波数値はベースオペレータによって使用されるものと同じである。当業者は、たとえモバイルトランスミッタの使用する電力がなくても、フラッシュメモリを使用することで、これらの変数と設定の格納が可能であることを理解するであろう。所定の変数又は予め設定された変数を使用することにより、モバイルトランスミッタは基本的な機能動作状態で使用可能である。ステップ506が完了すると、又はステップ504においてモバイルトランスミッタの動作が初めてではないと判断された場合には、プロセスはステップ508に続く。この時、プロセッサ72はメモリ74に格納されたベースオペレータ識別コードがあるかどうかを判断する。メモリに格納されたベースオペレータ識別コードがあると判断された場合には、ステップ510においてメモリデバイスに格納された最終状態が、“Current State”と呼ばれる変数にロードされる。ステップ508においてベースオペレータ識別コードがメモリに格納されていなければ、ステップ512において変数Current Stateが学習状態に設定され、モバイルデバイスは休止モードに入り、学習ボタン82が作動されるのを待機する。モバイルトランスミッタのメモリは、図9に関して述べたように学習ボタン82を押すことによって学習サイクルが開始された後でユーザにより設定される学習フラグを保持することが理解されよう。
ステップ510又はステップ512が完了すると、プロセスは概して参照番号513によって示すモバイルメインループに入る。リモートトランスミッタ70の動作は、電力がなくなるまでメインループ513に留まる。メインループ513内では、ステップ514でプロセスはモバイル学習フラグ変数が設定されているかどうかを判断する。モバイル学習フラグが設定されていれば、ステップ516において変数Current Stateが学習状態に変更される。ステップ516が完了すると、又はモバイル学習フラグが設定されていない場合には、ステップ518において、手順はドア動作フラグが設定されたか否かについて問合せる。ドア作動フラグは、ボタン83を手動で作動させることにより設定され得る。このように、ボタン83を操作することにより、モバイルトランスミッタ70はボタンを作動させることでドア作動コマンドが開始される周知のリモートトランスミッタと同様に動作することになる。従って、ステップ518においてドア作動フラグが設定された場合、ステップ520においてトランスミッタ70は識別コードを適切に暗号化してベースオペレータに対するドア作動コマンドを生成する。ベースコントローラが暗号化された識別コードがベースコントローラ52のメモリに格納されていると判断した場合には、作動コマンドが実行される。ステップ518においてドア作動フラグが設定されていない場合、又はステップ520が完了すると、プロセスはステップ522に続き、プロセッサ72は変数Current Stateをチェックして、どの動作又はどの一連の動作を発生させる必要があるのかを判断する。したがってモバイルトランスミッタ70は、トランスミッタ70がその時点で何を実行しているかに対応した、少なくとも7つの状態を有する状態マシンとしてセットアップされることが理解されよう。これらの状態は学習状態524、車両停車状態526、車両発進状態528、車両遠隔状態530、車両接近状態532、ドアクローズ状態534、ドアオープン状態536と指定される。これら状態の各々は特定のステップを開始させ、任意のルーチンが完了するとステップ514に戻り、モバイル学習フラグが設定されたか否かを判断する。そしてこれらのステップが繰り返される。アクティビティセンサ84/84’により運搬装置がオン状態にあると判断された場合にはいつでもステップ514から522を実行するというように、これらステップを行う割合を増やしても良いことが理解されるであろう。リモートトランスミッタ70がイグニッションシステムに接続している場合、イグニッションがオンとなるよう決定された場合にのみステップ514から522を実行するようにもできる。
ここで図11を参照すると、同図では、モバイルトランスミッタをベースコントローラ52に学習させることに関する方法が、概して参照番号524によって示してある。この方法524は、ステップ522においてモバイル学習フラグがクリアされているか否かについて問い合わせを行う。モバイル学習フラグがクリアになっていれば、ステップ554においてモバイルトランスミッタ70は、ボタン82又は83のいずれかのボタンが押される現象が検出されるまで、休止状態に入る。ステップ552においてモバイル学習フラグがクリアされた状態にない場合、又はボタンが押されて休止モードから出る場合には、ステップ556においてモバイルトランスミッタ70は、ステップ310で確立されたデフォルト周波数をロードし、ステップ556において送信パワーレベルがレベルP3に設定される。次にステップ558において、モバイルトランスポンダ76は、モバイルトランスミッタに特定的に対応する暗号識別コードを送信する。ステップ560においてモバイルトランスポンダ76はベースコントローラ52からの返信又は確認応答信号を待機する。確認応答信号は少なくともベースオペレータ識別コードを含む。換言すれば、このステップでモバイルトランスポンダはベースコントローラとの通信リンクを確立しようとしており、確認応答信号が受信されなければ、プロセスはステップ562においてメインループ513に戻る。しかし応答信号が確認された場合には、ステップ564においてモバイルプロセッサ72は、確認応答信号に含まれるベースオペレータ識別コードの妥当性の認証を試行する。ステップ566において、受信されたベース識別コードが妥当でない場合には、プロセスはステップ562においてメインループ513に戻る。しかし、ステップ566において妥当なベースオペレータ応答識別コードを受信した場合には、ステップ568においてそのベース識別コードと周波数がメモリ74にセーブされる。さらに、ランダムドア作動カウンタが生成されてフラッシュメモリに格納され、パワーレベルは最低値P0にリセットされ、変数Current Stateは車両停車状態に等しくなるよう設定される。ドア作動カウンタを暗号化アルゴリズム内でキーとして使用することで、学習されたモバイルトランスミッタは常に、ベースオペレータにより認識される。このステップが完了すると、LED光源96は例えば10回といった所定回数点滅する。その後プロセスはステップ562においてメインループ513に戻る。
ここで図12A及び図12Bを参照すると、同図には、モバイルトランスミッタの停車状態を評価するステップが、概して参照番号526により示してあることがわかる。このサブルーチンはステップ602で始まり、このステップ672では、プロセッサ72は周波数変更フラグが設定されたかどうかについて問い合わせを行う。周波数変更フラグが設定された場合には、周波数が変更され、ステップ604において、これから行われる全てのデータ送信が新たな周波数を有するデータパケットでロードされる。換言すれば、新しい周波数が選択された場合、プロセッサ72は次のデータ送信時に新たな周波数に変更する。周波数変更フラグが設定されなかった場合、又はステップ604が完了すると、モバイルトランスポンダはステップ606においてデータ信号を送信する。次に、ステップ608においてプロセッサ72は、ベーストランシーバ56から確認応答信号が受信されたかどうかを判断する。確認応答信号が受信されていれば、変数message-countがリセットされ、変数Current Stateが車両停車状態に設定される。次にステップ612において、プロセッサ72は周波数変更フラグが設定されたかどうかについての問い合わせを行い、設定された場合には、ステップ614において周波数を変更して、フラッシュメモリ74にセーブし、周波数変更フラグをクリアする。換言すれば、ベースコントローラ52とモバイルプロセッサ72の両方が新しい周波数を認識するため、ベースオペレータは新たな周波数に安全に変更される。ステップ612において周波数変更フラグが設定されていなかった場合、又はステップ614が完了すると、プロセッサ72は変数dock-countが変数Aより大きいかどうかに関して問い合わせを行う。変数Aは、感度変更ステップ又はステップ506において設定することができ、小さい数値を選択すればシステムをより早くパワーセービングモードに置くことができる。したがって、変数dock-countが変数Aより大きい場合には、ステップ622においてプロセッサは休止フラグが設定されたかどうかについて問い合わせを行う。休止フラグが設定されなかった場合には、ステップ624においてプロセッサは休止フラグを設定する。しかし、ステップ622において休止フラグがすでにセットされていた場合には、ステップ626においてモバイルプロセッサは1秒間又は任意の所定の時間にわたって休止し、ドア作動フラグがクリアされる。休止時間をより短い時間に設定して応答をより早くしたり、モバイルトランスミッタに対してより長いバッテリ寿命を提供できることが理解されよう。ステップ616において変数dock-countが変数Aより大きくないと判断された場合には、ステップ618においてdock-countの値は増分され、プロセスはステップ620においてメインループに戻る。ステップ624又は626が完了すると、プロセッサはステップ620に進み、メインループ513に戻る。
ステップ608に戻ると、ベーストランシーバ56から確認応答信号が受信されていなければ、ステップ630において変数dock-countがリセットされ、休止フラグがクリアされる。この後、変数message-countの値がチェックされ、ステップ632において変数Bと比較される。変数Bは、ステップ506における感度選択によって選択することができる、又は予め設定することができる。Bに対して大きな値を設定すれば、モバイルトランスミッタは停車状態を再確立しようとし続け、小さい値を設定すれば、モバイルトランスミッタはより迅速に状態を変更することになる。いずれにせよ、変数message-countがBより大きくなければ、ステップ634において変数message-countの値が増分される。しかし、ステップ632においてmessage-count値がBより大きい場合には、ステップ636においてmessage-count値がリセットされ、変数mobile failed-txの値がリセットされ、変数docked-countの値がリセットされ、ドア作動フラグがクリアされ、変数Current Stateが車両学習に設定される。ステップ632において変数message-countが変数Bより大きくない場合には、ステップ634において変数message-countが1増分される。ステップ634又は636が完了すると、プロセスはステップ620においてメインループに戻る。
ここで図13を参照すると、同図では、発進状態に対応する方法を概して参照番号528で示してある。この方法はステップ652で始まるが、ステップ652では、ステップ414で確立された感度設定によって決定されるクローズパワー送信データにパワーレベルが設定される。ステップ654において、モバイルトランスミッタは確認応答信号を待機し、受信されれば、変数mobile failed-txの値がリセットされ、変数Current Stateが車両停車に設定される。ステップ656が完了すると、プロセスはステップ658に進み、メインループ513に戻る。しかし、ステップ654において応答信号が受信されない場合には、ステップ660において変数mobile failed-txが増分される。次に、ステップ662においてプロセッサ72は、変数mobile failed-txが変数Dより大きいかどうか、そしてドア作動フラグがクリア状態にあるかどうかを判断する。これらの基準のいずれも満たされない場合には、プロセスはステップ658に進み、メインループ513に戻る。しかし、ステップ662において変数mobile failed-txが変数Dより大きく、ドア作動フラグがクリアされれば、ステップ664において変数close-retry-countがリセットされ、変数Current Stateがクローズドアに等しくなるよう設定される。変数Dは、どれぐらい早くドアをクローズさせるかを決めるものであることが理解されよう。したがって、変数Dに対して大きな値を設定すればドアクローズ動作が遅くなる。
ここで図14を参照すると、同図では、遠隔状態に関する方法を概して参照番号530で示してある。この方法はステップ702において始まるが、このステップでは、パワーレベルがP3に設定され、問合せ信号及び関連するデータがトランスポンダによって送信される。ステップ704においてモバイルトランスポンダ76は確認応答信号を待機し、受信した場合には、プロセッサ72はメッセージジカウント変数が変数Eより大きいかどうかについて問い合わせる。大きくない場合には、ステップ708において変数message-countが増分され、変数mobile failed-txがリセットされる。このステップが完了すると、プロセッサはステップ710においてメインループに戻る。しかし、ステップ706において変数message-countがEより大きいと判断された場合には、変数message-countの値がリセットされ、ステップ712においてCurrent Stateが車両接近に等しくなるよう設定される。ステップ712が完了すると、プロセスはステップ710においてメインループ513に戻る。変数Eは状態変化前の時間の量を調整するものであることが理解されよう。このように、変数Eに対して大きい値を設定すれば、システムはより長い時間をかけて状態を変化させることになる。
ステップ704に戻って、応答信号が確認されなければ、ステップ704において変数message-countがリセットされる。次にステップ716において、プロセッサ72は変数away-countがゼロに等しいかどうかについて問い合せる。変数away-countがゼロに等しい場合には、プロセスはステップ710においてメインループ513に戻るが、この変数がゼロに等しくない場合には、ステップ718においてaway-countが減分され、ステップ710においてプロセスはメインループ513に戻る。
ここで図15を参照すると、同図では、クローズドア状態サブルーチンを概して参照番号532によって示してある。このサブルーチン532は、ステップ752においてキャンセルフラグがクリアになったかどうかについて問い合わせる。フラグがクリアになっていれば、ステップ754においてモバイルトランスポンダがドアクローズコマンドを生成する。キャンセルフラグがクリアになっていなければ、あるいはステップ754が完了すると、ステップ756においてプロセッサは変数message-countをリセットし、変数close-retry-countをリセットし、変数mobile failed-txをリセットし、変数away-countをFの値に設定する。最終的に、変数Current Stateは車両遠隔に設定される。変数Fは、ベースコントローラが再びドアを開けることを許可される前に、モバイルトランスポンダがガレージドアの構内から出て行く又は離れる時間を調整するよう選択されることが理解されよう。ステップ756が完了すると、プロセスはステップ758に進み、メインループ513に戻る。
ここで図16を参照すると、同図には、車両接近状態に関する方法が概して参照番号532で示してあることがわかる。ステップ802において、方法532は変数mobile failed-txがGの値より大きいかどうかについて問い合わせる。変数Gは、モバイルトランスミッタとベースオペレータとの間で通信が行われなくなった場合に、遠隔状態に戻す時間を設定するものである。送信の失敗数がGより大きい場合には、ステップ804において変数message-countがリセットされ、Current Stateが車両遠隔に設定される。ステップ804が完了すると、プロセスはステップ806においてメインループ513に戻る。しかし、ステップ802において送信の失敗数がGより大きくないと判断された場合には、ステップ808において、ステップ414で確立されたドアを開けるための感度レベルにパワーレベルが設定され、ステップ808において送信信号が送られる。したがって、ステップ810においてプロセッサは確認応答信号がベーストランシーバ56から受信されたかどうかについて問い合わせる。応答信号が受信されていなければ、ステップ812において変数mobile failed-tx変数が増分され、プロセスはステップ806においてメインループ513に戻る。しかし確認応答信号が受信されていれば、ステップ814において、プロセッサは変数message-countが変数Hより大きいかどうかについて問い合わせる。Hより大きくない場合には、プロセスはステップ806に戻る。変数Hにより、ドアを開ける前の遅延を調整できることが理解されよう。いずれにせよ、message-countがHより大きい場合には、ステップ816においてプロセッサは変数away-countが完全に減分されてゼロになったかどうかについて問い合わせる。ゼロになっていれば、変数Current Stateはプロセッサ72によりオープンドア状態にリセットされ、プロセスはステップ806でメインループ513に戻る。換言すれば、ドアが適切な時間の間クローズされた後、開くよう許可される。しかし、ステップ816において変数away-count値がゼロに等しくなければ、ステップ820においてドア作動フラグがクリアされるよう設定され、変数Current Stateは車両停車に設定される。ス
テップ820が完了すると、プロセスはステップ7806においてメインループ513に戻る。
ここで図17を参照すると、同図には、ドアを開ける方法が概して参照番号534で示してあることがわかる。まずステップ852において、変数Current Stateが車両接近に設定される。ステップ854では、プロセッサ72はキャンセルフラグが設定されたかどうかについて問い合わせる。設定されている場合には、ステップ856において変数message-countがリセットされ、Current Stateの値が車両停車に設定される。ステップ856が完了すると、プロセスはステップ858においてメインループ513に戻る。しかし、ステップ854においてキャンセルフラグが設定されていなければ、パワーレベルは最高パワーレベルP3に設定され、ステップ860において、ドアオープンコマンドを有する暗号化識別送信コードが送信される。ステップ862において応答信号が確認されれば、ベースコントローラ52は適切なフィードバックを送り、フラッシュメモリ変数が更新される。ステップ864が完了すると、プロセスはステップ858においてメインループ513に戻る。しかし、ステップ862において応答信号がドアオープンコマンドの送信時に確認されなければ、プロセスはステップ858でメインループに戻る。
モバイルトランスミッタの様々な状態を考えると、モバイルトランスミッタとベースオペレータが互いに学習し合う最初の時のみに学習状態が使用されることがわかる。学習状態が完了すると、モバイルトランスミッタは運搬装置の動作状態とその位置とによって、その他6つの状態を循環する。以下の動作に関するシナリオは単なる一例として提供するものであり、モバイルトランスミッタの状態によって、そして運搬装置の動作又は状態によって、様々な他のシナリオも実行され得ることが理解されよう。いずれにせよ、初期プログラムの後、運搬装置はガレージに保管されて停車位置にあると仮定する。ユーザがガレージから出たい時には、おそらくユーザはウォールステーショントランスミッタのオープンボタンを使用して、ガレージドアを開けるであろう。代替的に、アクティビティセンサ又はイグニッションセンサが車両の動作状態の変化を検出すればドアを自動的にオープンされるという、自動オープン機能を使用してもよい。いずれにせよ、ガレージドアが開いた状態で、図12Aと図12Bに示すように車両が停車状態にあると仮定すると、モバイルトランスミッタはデータの送信を開始し、ベースオペレータが応答すれば、Current Stateを車両停車のままとし、このプロセスを連続して繰り返す。しかし、ベースオペレータの応答信号を確認できず、変数message-countが例えば変数Bのような所定の変数値を超える場合には、車両発進状態が確立され、モバイルトランスミッタは図13に示して説明したステップを実行し始める。
車両発進状態では、モバイルトランスミッタは感度プログラムに設定されたパワーレベル設定のうちの1つを利用して、反復的に信号の生成を試行し、受信信号が確認されればCurrent Stateを車両停車状態に戻す。しかし送信信号が確認されなければ、Current Stateはクローズドア状態に設定され、車両は十分遠い場所を走行していると推測され、ユーザがリモートトランスミッタボタンを手動で作動させる必要なくクローズドア操作を開始できる。
クローズドア状態では、クローズドアコマンドが送られ、様々な変数がリセットされ、変数Current Stateは車両遠隔に設定される。
車両遠隔状態において、モバイルトランスミッタは、図16に示して説明した車両接近状態の達成を連続して試行する。この状態で、信号がまず受信されたものの確認に失敗した場合、Current Stateは車両遠隔状態に戻る。しかし、オープン設定の感度に設定されたパワーレベル送信が、車両が接近している事実を確立すると、車両のCurrent Stateがオープンドアに設定される。なおこの状態は、変数away-countによって確立された所定の時間の間車両が離れた状態にある場合にのみ達成されることができる。
オープンドア状態では、Current Stateは車両接近にリセットされ、その後オープンコマンドが生成されるが、これが確認されれば、Current Stateは再び車両停車に設定される。しかし、オープンドアコマンド信号が確認されなければ、Current Stateは車両接近状態に戻り、オープンドア状態が最終的に繰り返される。このようにして、ユーザがドアを開けたいという真の願望が確立できる。モバイルトランスミッタが車両接近状態にある場合、away-countがさほど長くなければ、Current Stateは車両停車状態に戻り、ガレージ又は構内に近い領域においてモバイルトランスミッタの作動を誤って解釈することを防止する。このことは、私道が短いために、自分の家の前を通り過ぎようとしている人にモバイルトランスミッタの認識を即座に行ってしまう、ということを避けたい場合に便利である。
モバイルトランスミッタの前述の説明と動作に基づき、開示されたハンズフリー操作システムによって多くの利点が実現されることが理解されよう。特定の利点は、モバイルトランスミッタがベースオペレータとの通信を開始するということである。この利点により、様々な他のハンズフリーシステムのようベースオペレータが常に送信を行っているという場合より、電気的ノイズが減少する。これらのモバイルトランスミッタは、例えば運搬装置のイグニッションセンサ、振動センサ、又は観察可能なその他の現象によって適切なアクティビティが提供される時のみオンとなる。従って、モバイルトランスミッタの使用するバッテリを節約でき、運搬装置が動作状態にあると考えられる場合にのみモバイルトランスミッタを可動化できる。モバイルトランスミッタのさらなる別の利点は、異なるパワーレベルで信号を送ることで、動作可能なバリアをいつ開閉させるかに関して、より細やかに調整できることである。ベースオペレータからの確認応答信号を使用することで、この繊細な調整がさらに簡便化される。モバイルトランスミッタは、ハンズフリー操作の優先を提供し、パワーレベルに対応した感度の設定を行うことができるため、所望の場合には、様々な変数カウントパラメータを設定して、ドアをいつ作動させるかを調整することができるという点でも有利である。これらのカウンタを使用することで、様々な状態と動作状態の範囲を確認することができ、ハンズフリーシステムの強固な操作を保証することができる。換言すれば、カウンタはドア作動操作を行う前に運搬装置の意図を保証する。
このように、本発明の目的は、上記の構造及びかかる構造を使用した方法によって達成されることが分かる。ここでは特許法に則って最良の形態と好適な実施形態のみを提示し詳述したに過ぎず、本発明はそれらに限定されない、もしくはそれらによって限定されないことを理解されたい。したがって、本発明の主旨と範囲を正しく認識するため、添付の特許請求の範囲を参照されたい。
組合せ式ガレージドアを示すと共に、本発明の概念を実施する動作メカニズムを示す斜視図である。 本発明によるハンズフリーモバイルリモートトランスミッタを備えるオペレータシステムのブロック図である。 本発明によるオペレータシステムを使用するアクセスバリアに対する、一例の運搬装置の様々な位置を示す概略図である。 本発明によるオペレータシステムと共に使用されるモバイル又は検知装置リモートトランスミッタに備わる振動センサの概略図である。 振動センサに代わるものとしてモバイル又は検知装置トランスミッタに備え得る電気ノイズセンサを示す。 モバイルリモートトランスミッタの電力消費を最少化する、図4及び図5に示して説明されるアクティビティセンサのいずれかの動作に関するフローチャートである。 運搬装置の電源と接続される一例のモバイルトランスミッタの概略図である。 図8A及び図8Bは、オペレータシステムによって使用されるベースオペレータの初期プログラミングと動作を示す動作フローチャートである。 図9A及び図9Bは、オペレータシステムで使用されるモバイルトランスミッタの初期プログラミングと使用を示す動作フローチャートである。 図10A及び図10Bは、モバイルトランスミッタの初期の電力供給と、オペレータシステムとの動作を示す動作フローチャートである。 モバイルトランスミッタの学習状態の実施を示す動作フローチャートである。 図12A及び図12Bは、モバイルトランスミッタの停車状態の実施を示す動作フローチャートである。 モバイルトランスミッタの車両発進状態の実施を示す動作フローチャートである。 モバイルトランスミッタの遠隔状態の実施を示す動作フローチャートである。 モバイルトランスミッタのドアクローズ状態の実施を示す動作フローチャートである。 モバイルトランスミッタの車両接近状態の実施を示す動作フローチャートである。 モバイルトランスミッタのオープンドア状態の実施を示す動作フローチャートである。

Claims (18)

  1. 複数のアクセスバリアを自動的に制御するオペレータシステムであって、
    少なくとも1つのアクセスバリアと協働するベースコントローラと、
    前記ベースコントローラと協働する少なくとも1つのベーストランシーバと、
    周期的に問合せ信号を生成する少なくとも1つのリモートトランスミッタと、
    を含み、
    前記少なくとも1つのベーストランシーバは、前記問合せ信号に応答して確認応答信号を生成し、前記確認応答信号が前記少なくとも1つのリモートトランスミッタにより受信されると、その後前記少なくとも1つのリモートトランスミッタは、所定数の前記確認応答信号を受信したことに基づいて前記ベースコントローラに対する作動コマンドを生成する、システム。
  2. 前記少なくとも1つのリモートトランスミッタが少なくとも2つの異なるパワーレベルの問合せ信号を生成し、前記異なるパワーレベル信号のうちの1つが使用されて、第1の方向への作動コマンドが生成され、前記異なるパワーレベル信号のうちの別の信号が使用されて、第2の方向への作動コマンドが生成されることを特徴とする、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記少なくとも1つのリモートトランスミッタが、
    プロセッサと、
    前記プロセッサに接続されたトランスポンダであって、前記トランスポンダが前記問合せ信号を生成すると共に前記確認応答信号を受信する、前記トランスポンダと、
    起動されると前記作動コマンドをキャンセルする、前記プロセッサに接続された第1ボタンと、
    を含むことを特徴とする、請求項2に記載のシステム。
  4. 前記少なくとも1つのトランスミッタが、起動されると前記作動コマンドを開始する、前記プロセッサに接続された第2ボタンをさらに含むことを特徴とする、請求項3に記載のシステム。
  5. 前記第1ボタンを所定時間の間作動させると、前記方向への作動コマンドに対応した特定のパワーレベルが選択されることを特徴とする、請求項4に記載のシステム。
  6. 前記リモートトランスミッタが、選択される4つの異なるパワーレベルを有することを特徴とする、請求項6に記載のシステム。
  7. 前記第2ボタンを所定時間の間作動させると、前記リモートトランスミッタを前記ベースコントローラに学習させることができることを特徴とする、請求項4に記載のシステム。
  8. 前記プロセッサが複数のカウント変数を保持し、前記カウント変数の少なくとも1つが使用されることで、前記確認応答信号の受信がカウントされ、適切な値に達した時に前記作動コマンドが生成されることを特徴とする、請求項3に記載のシステム。
  9. 前記プロセッサが、前記複数のカウント変数によって調整されるCurrent State変数を保持することを特徴とする、請求項9に記載のシステム。
  10. 前記Current State変数が、学習状態、車両停車状態、車両発進状態、車両遠隔状態、車両接近状態、クローズドア状態、又はオープンドア状態のうちの1つに設定されることを特徴とする、請求項10に記載のシステム。
  11. 前記車両発進状態が前記パワーレベル信号のうちの1つに対応し、前記車両接近状態が前記パワーレベル信号の別の1つに対応することを特徴とする、請求項11に記載のシステム。
  12. 前記少なくとも1つのリモートトランスミッタが、
    前記プロセッサに接続されたアクティビティセンサをさらに含み、前記アクティビティセンサが、前記リモートトランスミッタを保持する装置がオンとなったと判断した場合のみ、前記プロセッサが前記問合せ信号を送信することを特徴とする、請求項3に記載のシステム。
  13. 前記アクティビティセンサが、
    前記装置がオンとなったことを示す、前記プロセッサにより受信される振動信号を生成する振動センサを含むことを特徴とする、請求項13に記載のシステム。
  14. 前記アクティビティセンサが、
    前記装置がオンとなったことを示す、前記プロセッサにより受信されるノイズ信号を生成する電気的ノイズセンサを含むことを特徴とする、請求項13に記載のシステム。
  15. 前記アクティビティセンサが、
    前記装置がオンとなったことを示す、前記プロセッサに送信されるイグニッション信号を検出するイグニッションセンサを含むことを特徴とする、請求項13に記載のシステム。
  16. 前記ベーストランシーバと前記リモートトランスミッタとの間でやり取りされる前記信号が、複数のチャネルに分離可能な周波数の範囲内にあり、前記ベースコントローラが前記チャネルのうちの1つを選択することを特徴とする、請求項2に記載のシステム。
  17. 前記チャネルの各々が約0.5MHzの帯域幅を有し、前記周波数の範囲が約902MHzから約928MHzであることを特徴とする、請求項17に記載のシステム。
  18. 前記ベーストランシーバと前記リモートトランスミッタとの間でやり取りされる前記信号が暗号化されることを特徴とする、請求項2に記載のシステム。
JP2008528033A 2005-08-24 2006-08-18 モバイルトランスミッタデバイスによって開始される、アクセスバリアを自動的に作動させるシステム及び方法 Pending JP2009506641A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/211,295 US20070046428A1 (en) 2005-08-24 2005-08-24 System and methods for automatically moving access barriers initiated by mobile transmitter devices
PCT/US2006/032583 WO2007024772A2 (en) 2005-08-24 2006-08-18 System and methods for automatically moving access barriers initiated by mobile transmitter devices

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009506641A true JP2009506641A (ja) 2009-02-12

Family

ID=37618247

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008528033A Pending JP2009506641A (ja) 2005-08-24 2006-08-18 モバイルトランスミッタデバイスによって開始される、アクセスバリアを自動的に作動させるシステム及び方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20070046428A1 (ja)
EP (1) EP1917648A2 (ja)
JP (1) JP2009506641A (ja)
CA (1) CA2619859A1 (ja)
WO (1) WO2007024772A2 (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8497761B2 (en) 2005-01-13 2013-07-30 Rite-Hite Holding Corporation System and method for remotely controlling docking station components
US7482923B2 (en) 2005-01-27 2009-01-27 The Chamberlain Group, Inc. Alarm system interaction with a movable barrier operator method and apparatus
KR20090026307A (ko) * 2006-05-30 2009-03-12 엔엑스피 비 브이 암호 인증 방법
US20080061926A1 (en) * 2006-07-31 2008-03-13 The Chamberlain Group, Inc. Method and apparatus for utilizing a transmitter having a range limitation to control a movable barrier operator
US8643465B2 (en) 2006-12-04 2014-02-04 The Chamberlain Group, Inc. Network ID activated transmitter
US20080157947A1 (en) * 2006-12-28 2008-07-03 Neil Hutton System and method for guiding an aircraft to a stopping position
US9143009B2 (en) * 2007-02-01 2015-09-22 The Chamberlain Group, Inc. Method and apparatus to facilitate providing power to remote peripheral devices for use with a movable barrier operator system
US8085129B2 (en) * 2008-08-20 2011-12-27 Homerun Holdings Corporation Power conserving mobile transmitter used with an automated barrier operating system
DE102009037475A1 (de) * 2009-08-13 2011-02-17 Identec Solutions Ag Verfahren zum Betrieb eines Transponders für die Radiofrequenz-Identifikation (RFID) und RFID-Transponder
US9698997B2 (en) 2011-12-13 2017-07-04 The Chamberlain Group, Inc. Apparatus and method pertaining to the communication of information regarding appliances that utilize differing communications protocol
US9122254B2 (en) 2012-11-08 2015-09-01 The Chamberlain Group, Inc. Barrier operator feature enhancement
US9367978B2 (en) 2013-03-15 2016-06-14 The Chamberlain Group, Inc. Control device access method and apparatus
US10229548B2 (en) 2013-03-15 2019-03-12 The Chamberlain Group, Inc. Remote guest access to a secured premises
US9396598B2 (en) 2014-10-28 2016-07-19 The Chamberlain Group, Inc. Remote guest access to a secured premises
US10126737B2 (en) 2013-11-22 2018-11-13 The Chamberlain Group, Inc. Remotely operating a movable barrier operator with auxiliary device
US9915462B2 (en) * 2013-12-26 2018-03-13 Thermo King Corporation Current draw control in a transport refrigeraton system
EP3204264A4 (en) * 2014-10-08 2017-10-04 Gentex Corporation Secondary security and authentication for trainable transceiver
US9803412B1 (en) * 2016-05-25 2017-10-31 Isabella D. Fontanini In-vehicle carbon monoxide alarm
JP7205478B2 (ja) * 2017-09-06 2023-01-17 ソニーグループ株式会社 ゲート装置及びゲート装置における方法

Family Cites Families (87)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US962224A (en) 1910-01-28 1910-06-21 Pearl N Jones Passenger-car.
US4025791A (en) * 1975-08-12 1977-05-24 Kilo Corporation Object identification system
US4121102A (en) * 1976-07-27 1978-10-17 Kilo Corporation Object identification system
US4207468A (en) * 1976-07-27 1980-06-10 Kilo Corporation Object identification system
US5164732A (en) * 1980-02-13 1992-11-17 Eid Electronic Identification Systems Ltd. Highway vehicle identification system with high gain antenna
US5196846A (en) * 1980-02-13 1993-03-23 Brockelsby William K Moving vehicle identification system
ZA81888B (en) * 1980-02-13 1982-03-31 Sensory Systems Lab Electronic identification system
US5192954A (en) * 1981-02-13 1993-03-09 Mark Iv Transportation Products Corporation Roadway antennae
US4398172A (en) * 1981-06-08 1983-08-09 Eaton Corporation Vehicle monitor apparatus
US4492111A (en) * 1981-10-07 1985-01-08 Kirkland James L Rheological penetrometer
US4665395A (en) * 1984-12-14 1987-05-12 Ness Bradford O Van Automatic access control system for vehicles
US4942393A (en) * 1988-05-27 1990-07-17 Lectron Products, Inc. Passive keyless entry system
US5412379A (en) * 1988-05-27 1995-05-02 Lectron Products, Inc. Rolling code for a keyless entry system
BE1001122A3 (fr) * 1988-06-03 1989-07-25 Cockerill Sambre Sa Profile lamine comportant une partie ondulee, procede pour la fabrication de ceux-ci et installation destinee a leur fabrication.
US5684828A (en) * 1988-12-09 1997-11-04 Dallas Semiconductor Corp. Wireless data module with two separate transmitter control outputs
JPH03113387A (ja) * 1989-09-27 1991-05-14 Nippon Soken Inc 移動体識別装置の応答器
US5406275A (en) * 1990-05-17 1995-04-11 At/Comm Incorporated Object location process and apparatus
US5640151A (en) * 1990-06-15 1997-06-17 Texas Instruments Incorporated Communication system for communicating with tags
WO1992002970A1 (en) * 1990-07-27 1992-02-20 Motorola, Inc. Insulated clasp for a wrist band loop antenna
JP2901394B2 (ja) * 1991-08-09 1999-06-07 アルプス電気株式会社 遠隔操作装置
US5177900A (en) * 1991-08-23 1993-01-12 Solowiej Henry E Automatic pet door
US5235633A (en) * 1991-12-26 1993-08-10 Everett Dennison Cellular telephone system that uses position of a mobile unit to make call management decisions
US5243652A (en) * 1992-09-30 1993-09-07 Gte Laboratories Incorporated Location-sensitive remote database access control
US5903226A (en) * 1993-03-15 1999-05-11 Prince Corporation Trainable RF system for remotely controlling household appliances
US6542076B1 (en) * 1993-06-08 2003-04-01 Raymond Anthony Joao Control, monitoring and/or security apparatus and method
US5504482A (en) * 1993-06-11 1996-04-02 Rockwell International Corporation Automobile navigation guidance, control and safety system
US5596840A (en) * 1993-09-15 1997-01-28 Rmt Associates, Inc. Garage door opener with remote safety sensors
US5625980A (en) * 1993-09-15 1997-05-06 Rmt Associates Garage door opener with remote safety sensors
US5519403A (en) * 1993-11-29 1996-05-21 Motorola, Inc. Global positioning system communications multi-interface
US5412297A (en) * 1994-06-27 1995-05-02 Stanley Home Automation Monitored radio frequency door edge sensor
US5559520A (en) * 1994-09-26 1996-09-24 Lucent Technologies Inc. Wireless information system for acquiring location related information
US5648767A (en) * 1994-11-30 1997-07-15 Hughes Aircraft Transponder detection system and method
US5689269A (en) * 1995-01-25 1997-11-18 American Technology Corporation GPS relative position detection system
JPH08254050A (ja) * 1995-03-17 1996-10-01 Toshiba Corp 入退室管理装置
US5973611A (en) * 1995-03-27 1999-10-26 Ut Automotive Dearborn, Inc. Hands-free remote entry system
US5699055A (en) * 1995-05-19 1997-12-16 Prince Corporation Trainable transceiver and method for learning an activation signal that remotely actuates a device
US6370475B1 (en) * 1997-10-22 2002-04-09 Intelligent Technologies International Inc. Accident avoidance system
US5678182A (en) * 1995-06-19 1997-10-14 Trimble Navigation Limited Self-locating radio system that automatically configures to the radio regulations for the location
FR2740501B1 (fr) * 1995-10-26 1998-06-19 Valeo Securite Habitacle Systeme mains libres de deverrouillage et/ou d'ouverture d'ouvrant de vehicule automobile
DE19607017C2 (de) * 1996-02-24 2000-06-29 Daimler Chrysler Ag Fernbedienungseinrichtung und Betriebsverfahren hierfür, insbesondere zur Ansteuerung von kraftfahrzeugbezogenen Einrichtungen
US5969637A (en) * 1996-04-24 1999-10-19 The Chamberlain Group, Inc. Garage door opener with light control
US6028537A (en) * 1996-06-14 2000-02-22 Prince Corporation Vehicle communication and remote control system
DE19632798C2 (de) * 1996-08-14 2000-01-27 Hermos Ges Fuer Tech Informati Transponder-Lesevorrichtung sowie Steuersystem für die Steuerung des Transportes von Transponder tragenden Objekten mittels Transponder-Lesevorrichtung
US6415439B1 (en) * 1997-02-04 2002-07-02 Microsoft Corporation Protocol for a wireless control system
DE19708014A1 (de) * 1997-02-27 1998-09-10 Ernst Dr Hoerber Vorrichtung und Verfahren zum Erfassen eines Objekts in einem vorgegebenen Raumbereich, insbesondere von Fahrzeugen für die Verkehrsüberwachung
DE19755770A1 (de) * 1997-12-16 1999-07-01 Bosch Gmbh Robert Einrichtung zum Verriegeln und Entriegeln einer Tür eines Kraftfahrzeuges
US6593845B1 (en) * 1998-01-09 2003-07-15 Intermac Ip Corp. Active RF tag with wake-up circuit to prolong battery life
US6285931B1 (en) * 1998-02-05 2001-09-04 Denso Corporation Vehicle information communication system and method capable of communicating with external management station
US6206282B1 (en) * 1998-03-03 2001-03-27 Pyper Products Corporation RF embedded identification device
JP3388179B2 (ja) * 1998-04-08 2003-03-17 株式会社ケンウッド 車両検知装置
US6229988B1 (en) * 1998-05-20 2001-05-08 Lojack Corporation Method of and apparatus for battery and similar power source conservation in periodically operable portable and related radio receivers and the like
US5990828A (en) * 1998-06-02 1999-11-23 Lear Corporation Directional garage door opener transmitter for vehicles
US6271765B1 (en) * 1998-06-02 2001-08-07 Lear Automotive Dearborn, Inc. Passive garage door opener
US6002332A (en) * 1998-06-17 1999-12-14 Lear Corporation Passive garage door operator system
BR9913440B1 (pt) * 1998-09-01 2008-11-18 processo para a realizaÇço de um controle de autorizaÇço de acesso sem chave e equipamento de controle de autorizaÇço de acesso sem chave.
US6894601B1 (en) * 1998-10-16 2005-05-17 Cummins Inc. System for conducting wireless communications between a vehicle computer and a remote system
US6034617A (en) * 1998-12-04 2000-03-07 Eaton Corporation Operator intent based passive keyless vehicle control system
US6388559B1 (en) * 1998-12-22 2002-05-14 Lucent Technologies, Inc. Remote control device and a method of using the same
DE29901677U1 (de) * 1999-02-01 2000-06-29 Hoermann Kg Antriebstechnik Torantrieb mit automatischer Zutrittskontrolle
JP4012333B2 (ja) * 1999-03-08 2007-11-21 株式会社東海理化電機製作所 ナビゲーション装置
US6559775B1 (en) * 1999-03-19 2003-05-06 Lear Corporation Passive garage door opener using collision avoidance system
US6011468A (en) * 1999-04-12 2000-01-04 Michael Bing Kong Lee Garage door alarm
DE19926748A1 (de) * 1999-06-11 2000-12-21 Siemens Ag Funktionskontrollsystem, insbesondere Zugangskontrollsystem, und Verfahren zur Funktionssteuerung
US6429768B1 (en) * 1999-09-09 2002-08-06 Kenneth E. Flick Vehicle control system including transponder jammer and related methods
US6448894B1 (en) * 1999-09-30 2002-09-10 Siemens Automotive Corporation Passive actuation of home security system
US6400956B1 (en) * 1999-11-15 2002-06-04 Lucent Technologies Inc. Method and apparatus for a wireless telecommunication system that provides location-based action services
DE10005558A1 (de) * 2000-02-09 2001-08-23 Bosch Gmbh Robert Vorrichtung zur Datenübertragung im Kraftfahrzeug
US6781524B1 (en) * 2000-03-17 2004-08-24 Magnemotion, Inc. Passive position-sensing and communications for vehicles on a pathway
US6219613B1 (en) * 2000-04-18 2001-04-17 Mark Iv Industries Limited Vehicle position determination system and method
US6476732B1 (en) * 2000-05-10 2002-11-05 Ford Global Technologies, Inc. Passive automatic door opener
US6512466B2 (en) * 2000-05-17 2003-01-28 Omega Patents, L.L.C. Vehicle tracker with power saving features and related methods
JP3899505B2 (ja) * 2000-08-30 2007-03-28 オムロン株式会社 無線装置
US6411889B1 (en) * 2000-09-08 2002-06-25 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Integrated traffic monitoring assistance, and communications system
US6563431B1 (en) * 2000-10-19 2003-05-13 Jay W. Miller, Jr. Automatic garage door system and method
US6634408B2 (en) * 2001-07-10 2003-10-21 Wesley M. Mays Automatic barrier operator system
US7194412B2 (en) * 2001-07-19 2007-03-20 Overhead Door Corporation Speech activated door operator system
KR100427323B1 (ko) * 2001-08-31 2004-04-14 현대자동차주식회사 차고문 자동 개폐 제어장치 및 방법
US6616034B2 (en) * 2001-12-10 2003-09-09 Fortrend Taiwan Scientific Corporation Radio frequency identification device
US7167076B2 (en) * 2001-12-19 2007-01-23 Lear Corporation Universal garage door operating system and method
US20030197595A1 (en) * 2002-04-22 2003-10-23 Johnson Controls Technology Company System and method for wireless control of multiple remote electronic systems
US6883579B2 (en) * 2002-05-09 2005-04-26 The Chamberlain Group, Inc. Drive system for garage door
DE10310158B4 (de) * 2003-03-07 2008-07-31 Siemens Ag Zugangskontrollsystem mit verschränkter Auswertung von Code- und Entfernungsinformation
US7071813B2 (en) * 2003-05-29 2006-07-04 The Chamberlain Group, Inc. Status signal method and apparatus for movable barrier operator and corresponding wireless remote control
US7068181B2 (en) * 2003-07-30 2006-06-27 Lear Corporation Programmable appliance remote control
US7268681B2 (en) * 2003-09-16 2007-09-11 The Chamberlain Group, Inc. System and method for actuating a remote control access system
US6967587B2 (en) * 2003-09-22 2005-11-22 Sanidoor, Llc Hands-free door opener and method
CA2471975C (en) * 2004-03-18 2006-01-24 Gallen Ka Leung Tsui Systems and methods for proximity control of a barrier

Also Published As

Publication number Publication date
WO2007024772A3 (en) 2007-05-10
US20070046428A1 (en) 2007-03-01
WO2007024772A2 (en) 2007-03-01
EP1917648A2 (en) 2008-05-07
CA2619859A1 (en) 2007-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009506641A (ja) モバイルトランスミッタデバイスによって開始される、アクセスバリアを自動的に作動させるシステム及び方法
CA2620141C (en) System and methods for automatically moving access barriers initiated by mobile transmitter devices
US8400264B2 (en) System and methods for automatically moving access barriers initiated by mobile transmitter devices
US8058970B2 (en) System and methods for automatically moving access barriers initiated by mobile transmitter devices
US20200265663A1 (en) Automatic garage door control
EP1709276B1 (en) System for automatically moving access barriers and methods for using the same
CA2612209C (en) Network id activated transmitter
US8179229B2 (en) System and methods for automatically moving access barriers initiated by mobile transmitter devices
US7956721B2 (en) Power conserving mobile transmitter
US8416054B2 (en) Method and apparatus for training a learning movable barrier operator transceiver