JP2007329815A - 携帯機及び同携帯機を具備する車両又は建物のドア錠の遠隔操作装置 - Google Patents

携帯機及び同携帯機を具備する車両又は建物のドア錠の遠隔操作装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ポケットや鞄に入れて携帯するときに、意図しない遠隔操作を抑制することができる携帯機を提供する。
【解決手段】携帯機1は、操作対象である車両10のドア錠を遠隔操作する。携帯機1は、携帯機1の傾斜変化を検知すると傾斜検知信号を出力する傾斜スイッチ2と、携帯機1が握られているときに握り検知信号を出力する握り検知スイッチ3,4と、傾斜検知信号に基づいて遠隔操作内容を判断し、その旨の異なる操作信号を生成する操作信号生成手段として機能するマイコン5とを備える。携帯機1は、マイコン5に握り検知信号が出力されているときにのみ操作信号を送信する。
【選択図】図1

Description

この発明は、車両又は建物のドア錠の遠隔操作装置に用いられる携帯機に関する。
従来、利便性の向上を目的に、IDコードを用いた電子制御による車両又は建物のドア錠の遠隔操作装置が提案されている。このような遠隔操作装置のうち車両用では、ドア錠の施解錠等を車両に行わせるためのスイッチが携帯機の表面に設けられている(例えば、特許文献1参照)。このスイッチを操作すると、携帯機から車両に対してIDコード信号が送信される。車両は、このIDコード信号を受信すると、IDコード信号に含まれるIDコードと車両に予め記憶されているIDコードとの照合を行う。そして、両者のIDコードの一致を条件にドア錠の解錠又は施錠を行う。このため、キーシリンダにキーを挿入する等の操作が不要となり、利便性が向上する。
特開2005−268945号公報
ところで、上記特許文献1に記載の携帯機は、ポケットや鞄に入れて携帯される。このようなときに、ポケットや鞄の中で携帯機のスイッチに対して意図しない入力操作、すなわち、ポケットの内部で押圧されたり、鞄の中で他のものが接触したりすると、意図しない操作信号の送信が行われ、意図しない遠隔操作(ドア錠の施解錠)が行われるおそれがある。
この発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ポケットや鞄に入れて携帯するときに、意図しない遠隔操作を抑制することができる携帯機を提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について説明する。
請求項1に記載の発明は、操作対象を遠隔操作する携帯機において、携帯機の傾斜変化を検知すると傾斜検知信号を出力する傾斜検知手段と、前記携帯機が握られているときに握り検知信号を出力する握り検知用スイッチと、前記傾斜検知信号に基づいて遠隔操作内容を判断し、その旨の操作信号を生成する操作信号生成手段とを備え、前記握り検知信号が出力されているときにのみ前記操作信号を送信することをその要旨としている。
同構成によれば、握り検知信号と操作信号とが出力されているときにのみ操作信号が送信されるため、携帯機をポケットや鞄に入れて携帯するときに、意図しない遠隔操作を抑制することができる。また、携帯機を傾けることによって操作信号を送信することができるため、操作が簡易である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の携帯機において、前記傾斜検知手段は、所定角度より大きい傾斜変化を検知したときに、前記傾斜検知信号を出力し、前記操作信号生成手段は、前記傾斜検知信号が出力される度に前記遠隔操作内容を順番に切り替えて判断し、その旨の前記操作信号を生成することをその要旨としている。
同構成によれば、携帯機が所定角度より大きく傾斜したときに傾斜検知信号を出力するため、所定角度未満の微小な傾斜では傾斜検知信号の出力がなく、傾斜検知信号の出力回数を抑制し、使用者が意図したときにのみ出力することができる。また、傾斜検知信号の出力をトリガとして、遠隔操作内容を順番に切り替えて操作信号を生成するため、操作信号を出力させる操作が携帯機を所定角度より大きく傾斜させるだけでよいため簡便である。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の携帯機において、前記傾斜検知手段は、検知した傾斜方向に基づいて複数種類の遠隔操作内容に対応する異なる前記傾斜検知信号を出力し、前記操作信号生成手段は、前記傾斜検知信号に基づいて前記遠隔操作内容を判断し、その旨の前記操作信号を生成することをその要旨としている。
同構成によれば、携帯機の傾斜方向に応じて操作信号を生成することにより、使用者は望む操作を傾斜方向によって操作対象に行わせることができるようになる。
請求項4に記載の発明は、操作対象を遠隔操作する携帯機において、携帯機の速度変化を検知すると加速度検知信号を出力する加速度検知手段と、前記携帯機が握られているときに握り検知信号を出力する握り検知用スイッチと、前記速度検知信号に基づいて遠隔操作内容を判断し、その旨の操作信号を生成する操作信号生成手段とを備え、前記握り検知信号が出力されているときにのみ前記操作信号を送信することをその要旨としている。
同構成によれば、握り検知信号と操作信号とが出力されているときにのみ操作信号が送信されるため、携帯機をポケットや鞄に入れて携帯するときに、意図しない遠隔操作を抑制することができる。また、携帯機に速度変化を与えることによって操作信号を送信することができるため、操作が簡易である。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の携帯機において、前記加速度検知手段は、所定加速度より大きい速度変化を検知したときに、前記加速度検知信号を出力し、前記操作信号生成手段は、前記加速度検知信号が出力される度に前記遠隔操作内容を順番に切り替えて判断し、その旨の前記操作信号を生成することをその要旨としている。
同構成によれば、携帯機が所定加速度より大きい速度変化を検知したときに加速度検知信号を出力するため、所定加速度未満の微小な加速では加速度検知信号の出力がなく、加速度検知信号の出力回数を抑制し、使用者が意図したときにのみ出力することができる。また、加速度検知信号の出力をトリガとして、遠隔操作内容を順番に切り替えて操作信号を生成するため、操作信号を出力する操作が所定の加速度より増加させるだけでよいため簡便である。
請求項6に記載の発明は、請求項4に記載の携帯機において、前記加速度検知手段は、検知した加速度の方向に基づいて複数種類の前記遠隔操作内容に対応する異なる前記加速度検知信号を出力し、前記操作信号生成手段は、前記加速度検知信号に基づいて前記遠隔操作内容を判断し、その旨の前記操作信号を生成することをその要旨としている。
同構成によれば、検知した加速度の方向に応じて操作信号を生成することにより、使用者は望む操作を携帯機に対する加速度の与え方によって操作対象に行わせることができるようになる。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載の携帯機において、前記握り検知スイッチは、タッチセンサであることをその要旨としている。
同構成によれば、機械的接点のものに比べ、軽い接触によって入力を行えるため、使用者の操作負担を軽減させることができる。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか一項に記載の携帯機を具備し、前記操作信号には前記操作対象である車両又は建物のドア錠の施解錠を行わせる施解錠信号とIDコードとが含まれ、前記携帯機から送信される前記操作信号の前記IDコードと前記車両又は建物に予め設定されたIDコードとの照合が一致したことを条件に、前記施解錠信号に基づいて前記車両又は建物に設けられたドアのドア錠の施解錠を行う車両又は建物のドア錠の遠隔操作装置であることをその要旨としている。
車両又は建物に設けられたドアのドア錠の施解錠を行う遠隔操作装置にあっては、ドア錠を不正に解錠されることを防止するために、携帯機からの信号に含まれるIDコードとの照合を条件に施解錠を行うことによって、防犯性を向上させている。上記構成によれば、この携帯機からの信号が、使用者の意図しない状況で送信されることを防止することができるため、防犯性を維持することができる。
本発明によれば、ポケットや鞄に入れて携帯するときに、意図しない遠隔操作を抑制することができる携帯機を提供することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明にかかる携帯機を車両のドア錠の遠隔操作装置に具体化した第1の実施形態について図1〜3を参照して説明する。図1は、携帯機と車両との概略構成を示すブロック図である。図2は、携帯機の斜視図である。図3は、携帯機の傾斜方向を示す図である。
図1に示されるように、遠隔操作装置は、使用者が携帯する携帯機1と車両10に設けられる制御部11とを備えている。携帯機1は、携帯機1が傾斜したことを検知すると傾斜方向に基づいて二種類の遠隔操作内容に対応する異なる傾斜検知信号を出力する傾斜検知手段である傾斜センサ2と、使用者が携帯機1を握っていることを検知し、握り検知信号を出力する握り検知手段である二つの握り検知スイッチ3,4と、傾斜センサ2からの傾斜検知信号と握り検知スイッチ3,4の各々からの握り検知信号とが入力されるマイクロコンピュータ(マイコン)5と、操作対象である車両10のドア錠を操作する操作信号を送信する送信回路6とを備えている。マイコン5は、傾斜センサ2から出力された傾斜検知信号に基づいて遠隔操作内容を判断し、その旨の操作信号を生成する操作信号生成手段として機能し、予め記憶されたIDコードを生成した操作信号に付加して送信回路6に出力する。送信回路6にはアンテナ6aが接続され、送信回路6はマイコン5から出力される操作信号を変調し、アンテナ6aを介して送信する。
図2に示されるように、握り検知スイッチ3,4の各々は、携帯機1の異なる側面に長手方向に延伸して、互いに向かい合って設けられている。これら握り検知スイッチ3,4は、静電容量センサ等のタッチセンサである。これら握り検知スイッチ3,4は、使用者が携帯機1を握ると各々から握り検知信号がマイコン5に出力される。なお、マイコン5は、スリープモード機能を有し、握り検知スイッチ3,4の各々から握り検知信号が入力されたことによって起動する。すなわち、握り検知信号の入力によって携帯機1に対する傾斜変化が有効となる。
図1に示されるように、車両10に設けられた制御部11は、操作信号を受信する受信回路12と、マイコン13とを備えている。受信回路12にはアンテナ12aが接続され、受信回路12はアンテナ12aを介して操作信号を受信し、受信された操作信号を復調してマイコン13に出力する。車両10には、各ドアのドア錠の施解錠を行うドア錠機構14が備えられ、ドア錠機構14はマイコン13から出力される操作信号に基づいてドア錠の施解錠を行う。
携帯機1の傾斜方向と車両10のドア錠の遠隔操作内容(解錠及び施錠)とは予め関連付けられている。すなわち、携帯機1が図3に示される矢印Aの方向又は矢印Bの方向に傾斜されるときは、マイコン5は車両10のドア錠を解錠する操作である旨判断する。一方、携帯機1が矢印Cの方向又は矢印Dの方向に傾斜されるときは、マイコン5は車両10のドア錠を施錠する操作である旨判断する。
次に、使用者が携帯機1を傾斜させることによって車両10のドア錠の施解錠を行う処理手順について説明する。以下(A)解錠操作時、(B)施錠操作時の順に説明する。
(A)携帯機1が図3に示される矢印Aの方向又は矢印Bの方向に傾斜されたとき、傾斜センサ2は、傾斜検知信号ABをマイコン5に出力する。マイコン5は、握り検知スイッチ3,4の各々から握り検知信号が出力されていることを条件に、傾斜センサ2から出力された傾斜検知信号ABに基づいて、当該傾斜操作が解錠操作である旨判断し、車両10のドア錠を解錠する解錠操作信号を生成し、携帯機1に予め記憶されたIDコードを解錠操作信号に付加し、送信回路6に出力する。送信回路6は、解錠操作信号を変調してアンテナ6aを介して送信する。
車両10の制御部11は、アンテナ12aを介して携帯機1から送信された解錠操作信号を受信すると、受信回路12は解錠操作信号を復調して、マイコン13に出力する。マイコン13は、解錠操作信号に含まれるIDコードと車両10に記憶されたIDコードとの照合を行う。そして、照合が一致したときは解錠操作信号に基づいて各ドア錠をドア錠機構14によって解錠する。
(B)携帯機1が図3に示される矢印Cの方向又は矢印Dの方向に傾斜されたとき、傾斜センサ2は、傾斜検知信号CDをマイコン5に出力する。マイコン5は、握り検知スイッチ3,4の各々から握り検知信号が出力されていることを条件に、傾斜センサ2から出力された傾斜検知信号CDに基づいて、当該傾斜操作が施錠操作である旨判断し、車両10のドア錠を施錠する施錠操作信号を生成し、携帯機1に予め記憶されたIDコードを施錠操作信号に付加し、送信回路6に出力する。送信回路6は、施錠操作信号を変調してアンテナ6aを介して送信する。
車両10の制御部11は、アンテナ12aを介して携帯機1から送信された施錠操作信号を受信すると、受信回路12は施錠操作信号を復調して、マイコン13に出力する。マイコン13は、施錠操作信号に含まれるIDコードと車両10に記憶されたIDコードとの照合を行う。そして、照合が一致したときは施錠操作信号に基づいて各ドア錠をドア錠機構14によって施錠する。
以上、説明した第1の実施形態によれば、以下の作用効果を奏することができる。
(1)握り検知信号と操作信号とが出力されているときにのみ操作信号が送信されるため、携帯機1をポケットや鞄に入れて携帯するときに、意図しない遠隔操作を抑制することができる。また、携帯機1を傾けることによって操作信号を送信することができるため、操作が簡易である。
(2)携帯機1の傾斜方向と車両10のドア錠の遠隔操作内容(解錠及び施錠)とを予め関連付けることにより、使用者は望む操作を傾斜方向によって車両10のドア錠に行わせることができるようになる。
(3)携帯機1からの信号が、使用者の意図しない状況で送信されることを防止することができるため、防犯性を維持することができる。
(4)携帯機1に対して入力操作が行われるスイッチ等が表面に現れないため、自由な形状とすることができる。
(第2の実施形態)
以下、本発明にかかる携帯機を車両のドア錠の遠隔操作装置に具体化した第2の実施形態について、図1〜3を参照して説明する。この実施形態の携帯機1は、上記第1の実施形態の傾斜センサ2に代えて加速度センサ2を設けた点が異なっている。以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。なお、この実施形態の携帯機は、図1に示す第1の実施形態の携帯機とほぼ同様の構成を備えている。
加速度センサ2は、携帯機1が使用者によって振られる等によって速度変化を検知すると加速度検知信号をマイコン5に出力する。詳しくは、携帯機1の加速度を検知すると検知した方向に基づいて二種類の遠隔操作内容に対応する異なる加速度検知信号を出力する。すなわち、携帯機1が図3に示される矢印Aの方向又は矢印Bの方向への加速度を検知すると、加速度検知信号ABをマイコン5に出力する。一方、携帯機1が図3に示される矢印Cの方向又は矢印Dの方向への加速度を検知すると、加速度検知信号CDをマイコン5に出力する。
携帯機1の加速度を検知した方向と車両10のドア錠の遠隔操作内容(解錠及び施錠)とは予め関連付けられている。すなわち、携帯機1が図3に示される矢印Aの方向又は矢印Bの方向に加速度を検知したときは、マイコン5は車両10のドア錠を解錠する操作である旨判断する。一方、携帯機1が矢印Cの方向又は矢印Dの方向に加速度を検知したときは、マイコン5は車両10のドア錠を施錠する操作である旨判断する。加速度センサ2から加速度検知信号ABが出力されたときには、マイコン5は、握り検知スイッチ3,4各々から握り検知信号が出力されていることを条件に、加速度検知信号ABに基づいて、当該操作が解錠操作である旨判断し、車両10のドア錠を解錠する解錠操作信号を生成し、携帯機1に予め記憶されたIDコードを解錠操作信号に付加し、送信回路6に出力する。一方、加速度センサ2から加速度検知信号CDが出力されたときには、マイコン5は、握り検知スイッチ3,4の各々から握り検知信号が出力されていることを条件に、加速度検知信号CDに基づいて、当該操作が施錠操作である旨判断し、車両10のドア錠を施錠する施錠操作信号を生成し、携帯機1に予め記憶されたIDコードを施錠操作信号に付加し、送信回路6に出力する。
以上、説明した第2の実施形態によれば、以下の作用効果を奏することができる。
(1)握り検知信号と操作信号とが出力されているときにのみ操作信号が送信されるため、携帯機1をポケットや鞄に入れて携帯するときに、意図しない遠隔操作を抑制することができる。また、携帯機1に速度変化を与えることによって操作信号を送信することができるため、操作が簡易である。
(2)携帯機1の加速度を検知した方向と車両10のドア錠の遠隔操作内容(解錠及び施錠)とは予め関連付けられていることにより、使用者は望む操作を携帯機1に対する加速度を与える方向によって車両10のドア錠に行わせることができるようになる。
(3)携帯機1からの信号が、使用者の意図しない状況で送信されることを防止することができるため、防犯性を維持することができる。
(4)携帯機1に対して入力操作が行われるスイッチ等が表面に現れないため、自由な形状とすることができる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することができる。
・上記第1の実施形態では、携帯機1が傾斜変化した方向に基づいて二種類の遠隔操作内容に対応する異なる傾斜検知信号を傾斜センサ2がマイコン5に出力し、マイコン5が操作信号を生成するようにしたが、次のようにしてもよい。すなわち、傾斜センサ2は、傾斜変化を検知したときに、携帯機1の傾斜方向に関わらず、傾斜検知信号をマイコン5に出力し、傾斜検知信号が出力される度にマイコン5が遠隔操作内容を順番に切り替えて判断し、その旨の操作信号を生成するようにしてもよい。例えば、施錠と解錠とを繰り返す。このような構成によれば、携帯機1をどの方向に傾斜させてもよいので、操作信号を出力する操作が簡便である。
・上記第2の実施形態では、加速度センサが検知した加速度の方向に基づいて二種類の遠隔操作内容に対応する異なる加速度検知信号を加速度センサ2がマイコン5に出力し、マイコン5が操作信号を生成するようにしたが、次のようにしてもよい。すなわち、加速度センサは、速度変化を検知したときに、携帯機1の加速度の検知した方向に関わらず、加速度検知信号をマイコン5に出力し、加速度検知信号が出力される度にマイコン5が遠隔操作内容を順番に切り替えて判断し、その旨の操作信号を生成するようにしてもよい。例えば、施錠と解錠とを繰り返す。このように構成すれば、携帯機1にどの方向に加速度を与えてもよいので、操作信号を出力する操作が簡便である。
・上記第1の実施形態では、傾斜センサ2が携帯機1の傾斜変化を検知すると傾斜検知信号を出力するようにしたが、所定角度、例えば図3に示されるθより大きい傾斜変化を検知したときに傾斜検知信号を出力するようにしてもよい。このような構成によれば、所定角度θ未満の微小な傾斜では傾斜検知信号の出力がなく、傾斜検知信号の出力回数を抑制し、使用者が意図したときにのみ出力することができる。
・上記第2の実施形態では、加速度センサ2が携帯機1の加速度を検知すると加速度検知信号を出力するようにしたが、所定加速度より大きい速度変化を検知したときに、加速度検知信号を出力するようにしてもよい。このような構成によれば、所定加速度未満の微小な加速度では加速度検知信号の出力がなく、加速度検知信号の検知回数を抑制し、使用者が意図したときにのみ出力することができる。
・上記第1及び第2の実施形態では、傾斜センサ2の検知方向及び加速度センサ2の検知方向は、矢印Aと矢印Bとを結んだ軸と、矢印Cと矢印Dとを結んだ軸との二軸であったが、図3に示される一点鎖線の軸を加えて三軸としてもよい。
・上記実施形態において、握り検知スイッチ3,4にタッチセンサを用いたが、マイクロスイッチ(タクタイルスイッチ)等の機械的接点を用いてもよい。
・上記実施形態では、操作信号の送信は二つの握り検知スイッチ3,4の両方から握り検知信号がマイコン5に出力されたときであったが、握り検知スイッチ3,4の少なくとも一方から握り検知信号がマイコン5に出力されたときに操作信号を送信するようにしてもよい。この結果、握り方によって握り検知信号が片方からのみ出力されるときにも、携帯機1を握っていると判断して操作信号を送信することができるようになる。
・上記実施形態では、二つの握り検知スイッチ3,4を設けるようにしたが、一つだけ設けるようにしてもよい。
・上記実施形態では、携帯機1を車両10に設けられたドア錠の遠隔操作装置に具体化したが、建物のドア錠の遠隔操作装置に用いてもよい。また、その他に操作信号を送信することによって操作対象を遠隔操作するものに用いてもよい。
携帯機と車両との概略構成を示すブロック図。 携帯機の斜視図。 携帯機の傾斜方向又は加速度方向を示す図。
符号の説明
1…携帯機、2…傾斜センサ,加速度センサ、3,4…握り検知スイッチ、5…マイコン、6…送信回路、6a…アンテナ、10…車両、11…制御部、12…受信回路、12a…アンテナ、13…マイコン、14…ドア錠機構。

Claims (8)

  1. 操作対象を遠隔操作する携帯機において、
    携帯機の傾斜変化を検知すると傾斜検知信号を出力する傾斜検知手段と、
    前記携帯機が握られているときに握り検知信号を出力する握り検知用スイッチと、
    前記傾斜検知信号に基づいて遠隔操作内容を判断し、その旨の操作信号を生成する操作信号生成手段とを備え、
    前記握り検知信号が出力されているときにのみ前記操作信号を送信する
    ことを特徴とする携帯機。
  2. 請求項1に記載の携帯機において、
    前記傾斜検知手段は、所定角度より大きい傾斜変化を検知したときに、前記傾斜検知信号を出力し、
    前記操作信号生成手段は、前記傾斜検知信号が出力される度に前記遠隔操作内容を順番に切り替えて判断し、その旨の前記操作信号を生成する
    ことを特徴とする携帯機。
  3. 請求項1に記載の携帯機において、
    前記傾斜検知手段は、検知した傾斜方向に基づいて複数種類の遠隔操作内容に対応する異なる前記傾斜検知信号を出力し、
    前記操作信号生成手段は、前記傾斜検知信号に基づいて前記遠隔操作内容を判断し、その旨の前記操作信号を生成する
    ことを特徴とする携帯機。
  4. 操作対象を遠隔操作する携帯機において、
    携帯機の速度変化を検知すると加速度検知信号を出力する加速度検知手段と、
    前記携帯機が握られているときに握り検知信号を出力する握り検知用スイッチと、
    前記速度検知信号に基づいて遠隔操作内容を判断し、その旨の操作信号を生成する操作信号生成手段とを備え、
    前記握り検知信号が出力されているときにのみ前記操作信号を送信する
    ことを特徴とする携帯機。
  5. 請求項4に記載の携帯機において、
    前記加速度検知手段は、所定加速度より大きい速度変化を検知したときに、前記加速度検知信号を出力し、
    前記操作信号生成手段は、前記加速度検知信号が出力される度に前記遠隔操作内容を順番に切り替えて判断し、その旨の前記操作信号を生成する
    ことを特徴とする携帯機。
  6. 請求項4に記載の携帯機において、
    前記加速度検知手段は、検知した加速度の方向に基づいて複数種類の前記遠隔操作内容に対応する異なる前記加速度検知信号を出力し、
    前記操作信号生成手段は、前記加速度検知信号に基づいて前記遠隔操作内容を判断し、その旨の前記操作信号を生成する
    ことを特徴とする携帯機。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の携帯機において、
    前記握り検知スイッチは、タッチセンサである
    ことを特徴とする携帯機。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の携帯機を具備し、前記操作信号には前記操作対象である車両又は建物のドア錠の施解錠を行わせる施解錠信号とIDコードとが含まれ、
    前記携帯機から送信される前記操作信号の前記IDコードと前記車両又は建物に予め設定されたIDコードとの照合が一致したことを条件に、前記施解錠信号に基づいて前記車両又は建物に設けられたドアのドア錠の施解錠を行う
    車両又は建物のドア錠の遠隔操作装置。
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