JP5275913B2 - 電子キー - Google Patents
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Description
請求項1に記載の発明は、ユーザに所持されて、その操作に応じて自身の識別コードを含む制御を要求する旨の制御要求信号を車両側に送信する電子キーにおいて、前記電子キーの振り操作又は傾け操作に起因して生じる加速度又は角速度を検出する検出手段と、
前記電子キーに操作可能に設けられ、操作されたときには、その旨示す操作信号を出力する複数の操作スイッチと、前記複数の操作スイッチのうち何れか一を構成するとともに、車両ドアを施錠する際に操作されるロックスイッチと、前記ロックスイッチの操作が検知された状態において振り操作又は傾け操作がなされた旨の判断をしたとき、前記車両をユーザが同車両から降車して離れることに適した初期状態に戻す制御を要求する旨の前記制御要求信号を車両側に送信する制御装置と、を備えたことをその要旨としている。
図1に示すように、本実施形態の車両には、電子キーシステム1が搭載されている。電子キーシステム1は、車両ユーザが所持する電子キー2(送信側)と、車両側に設けられる車載装置3(受信側)との間での無線通信による単方向通信が可能である。
図1に示すように、電子キー2は、ロックスイッチ27及びアンロックスイッチ26に加えて、マイコン23と、送信回路24と、送信アンテナ25と、加速度センサ21とを備えている。なお、電子キー2には図示しない電池が内蔵され、同電池から各部に動作電源が供給される。
車載装置3は、受信アンテナ31と、受信回路32と、車載制御部33とを備えている。受信アンテナ31は、電子キー2から送信されてくる各種要求信号(施錠要求信号、解錠要求信号、開窓要求信号、閉窓要求信号)を受信するための媒体である。受信回路32は、受信アンテナ31により受信された各種要求を復調して受信信号を生成するとともに、その受信信号を車載制御部33に出力する。なお、この受信信号には、電子キー2のIDコードが含まれている。
マイコン23は加速度センサ21により重力加速度の方向変化に加え、遠心力による成分が含まれる加速度を検出することができるので、所定の演算により、電子キー2の傾きを判断することができる。また、電子キー2の各軸方向における振りの方向は、加速度センサ21からの各軸方向の加速度の検出結果である出力信号(電圧値)のプラス、マイナスで判断可能である。電子キー2の各軸方向における振りの方向、及び前述した電子キー2の傾きを総合することで、電子キー2の振り方向が上下何れの方向であるかが判断可能となる。
まず、乗車時においては、ユーザは電子キー2のアンロックスイッチ26を押下する。さらに、車両ウィンドウを開けたい場合には、アンロックスイッチ26を押下した状態を保ったまま、電子キー2を下方向に振り操作をする。これにより、電子キー2からは解錠要求信号及び開窓要求信号が順に車載装置3に送信されて、車載装置3の車載制御部33は車両ドアを解錠した後に、パワーウィンドウ装置41を介して車両ウィンドウを下方向に一定距離だけ開く。なお、この後、ユーザはアンロックスイッチ26を押下した状態を保ったまま、又はアンロックスイッチ26を押し直して、電子キー2を下方向へ振り操作をすることで、さらに車両ウィンドウを一定距離だけ開かせることができる。これにより、ユーザは車外にいながら車両ウィンドウを所望の位置まで開かせて所望状態とすることができる。
(1)ユーザはロックスイッチ27又はアンロックスイッチ26を押圧しつつ、電子キー2を所定の態様にて振り動作する。マイコン23は操作信号Sl,Saを検知している期間において、加速度センサ21を通じて電子キー2に対する振り操作に起因した加速度が検出された旨の判断をしたときには、ロックスイッチ27又はアンロックスイッチ26の何れのスイッチが操作された状態での振り操作であるかに基づき要求する制御内容を決め、同制御内容を実行することを要求する旨の制御要求信号を車両側に送信する。このように、ロックスイッチ27又はアンロックスイッチ26に操作があったときにのみ、振り操作の有無の判断がされる。従って、ユーザに操作の意思がない動作が振り操作であると判断されることによる誤入力が防止できる。
・上記実施形態においては、ロックスイッチ27又はアンロックスイッチ26を押下しながら振り操作することで、車両ウィンドウを開閉操作することができる。しかし、ロックスイッチ27又はアンロックスイッチ26を押下しながら上又は下方向に振り操作することで行える操作は車両ウィンドウの開閉に限定されず、例えば室内灯及びヘッドライトのオンオフ操作及び光量調整、スライドドアの開閉操作、エアコンディショナのオンオフ操作又は室温調整、ドアミラーの展開、格納等であってもよい。この場合には、アンロックスイッチ26を押下した状態で振り操作をした場合には、室内灯及びヘッドライトは点灯若しくは光量の増加、スライドドアの開き動作、エアコンディショナのオン、ドアミラーの展開等の、乗車及び運転するにあたって適切な環境である所望状態とするための制御を要求する旨の要求信号を車載装置3に送信する。一方、ロックスイッチ27を押下した状態で振り操作をした場合には、室内灯及びヘッドライトの消灯若しくは光量の減少、スライドドアの閉じ動作、エアコンディショナのオフ、ドアミラーの格納等の、ユーザが車両を離れるのに適切な環境である初期状態とするための制御を要求する旨の要求信号を車載装置3に送信する。なお、この場合であっても、振り方向と、各機器の動作方向若しくは制御内容と、を対応させてもよい。ここで、振り方向と制御内容とを対応させた場合には、アンロックスイッチ26を押下した状態で上方向に振り操作すると室内灯等の光量は増加し、ロックスイッチ27を押下した状態で下方向に振り操作すると室内灯等の光量は減少する。
・上記実施形態においては、ロックスイッチ27を押下した状態で、上方向に振り操作することで車両ウィンドウを全閉状態とすることができる。しかし、ロックスイッチ27を押下した状態で、上方向に振り操作することで車両ウィンドウを一定距離だけ閉じるようにしてもよい。さらに、アンロックスイッチ26又はロックスイッチ27を押下した状態での振り操作の量に基づき車両ウィンドウの移動距離を変えてもよい。この場合、例えば、振り操作の量は、加速度センサ21により範囲Aから外れる加速度が検出されたとき、これが継続する時間に基づき演算される。例えば、範囲Aから外れる加速度が設定時間T1を超える時間に亘り検出された場合には比較的大きな振り操作と推定でき、範囲Aから外れる加速度が設定時間T1以内の時間に亘り検出された場合には比較的小さな振り操作であると推定できる。具体的には、アンロックスイッチ26を押下した状態で大きく振り操作された場合には車両ウィンドウは大きく開き、小さく振り操作された場合には車両ウィンドウは小さく開く。これにより、いっそう迅速に車両ウィンドウを所望の状態とすることができる。
(イ)前記制御装置は、前記ロックスイッチ又は前記アンロックスイッチの操作を検知した状態における前記電子キーの振り動作量に基づき車両側に設けられる制御対象の制御量を判断して、車両側に前記制御量に基づく制御の実行を要求する前記制御要求信号を車両側に送信する電子キー。
(ハ)ユーザに所持されて、その操作に応じて自身の識別コードを含む制御を要求する旨の制御要求信号を車両側に送信する電子キーと、前記電子キーからの前記制御要求信号に含まれる識別コードの照合が成立したときには制御対象の制御を実行する車両側制御装置と、を備える電子キーシステムにおいて、前記電子キーに設けられる同電子キーの振り操作又は傾け操作に起因して生じる加速度又は角速度を検出する検出手段と、前記電子キーに操作可能に設けられ、操作されたときには、その旨示す操作信号を出力する複数の操作スイッチと、を備え、前記電子キー側又は前記車両側にて前記検出手段の検出結果に基づき前記電子キーへの振り操作又は傾け操作の有無を判断して、前記電子キー側で判断する場合には、電子キー側制御装置は前記操作スイッチから入力される前記操作信号の有無に基づき前記複数の操作スイッチの操作の有無を検知するとともに、前記操作スイッチの操作が検知されている期間において、前記検出手段を通じて前記電子キーに対する振り操作又は傾け操作に起因した加速度又は角速度が検出された旨の判断をしたときには、操作された前記操作スイッチと、前記振り操作又は傾け操作との組み合わせによって車両側に異なる制御内容を実行することを要求する旨の前記制御要求信号を車両側に送信し、前記車両側で判断をする場合には、前記電子キーは前記操作スイッチの操作が検出されている状態における前記検出手段の検出結果を前記車両側に送信し、前記車両側制御装置は前記検出手段の検出結果に基づき前記電子キーに対する振り操作又は傾け操作に起因した加速度又は角速度が検出された旨の判断をしたときには、操作された前記操作スイッチと、前記振り操作又は傾け操作との組み合わせによって異なる制御内容を実行する電子キーシステム。
Claims (2)
- ユーザに所持されて、その操作に応じて自身の識別コードを含む制御を要求する旨の制御要求信号を車両側に送信する電子キーにおいて、
前記電子キーの振り操作又は傾け操作に起因して生じる加速度又は角速度を検出する検出手段と、
前記電子キーに操作可能に設けられ、操作されたときには、その旨示す操作信号を出力する複数の操作スイッチと、
前記複数の操作スイッチのうち何れか一を構成するとともに、車両ドアを施錠する際に操作されるロックスイッチと、
前記ロックスイッチの操作が検知された状態において振り操作又は傾け操作がなされた旨の判断をしたとき、前記車両をユーザが同車両から降車して離れることに適した初期状態に戻す制御を要求する旨の前記制御要求信号を車両側に送信する制御装置と、を備えた電子キー。 - 請求項1に記載の電子キーにおいて、
前記複数の操作スイッチのうち何れか一を構成するとともに、車両ドアを解錠する際に操作されるアンロックスイッチをさらに備え、
前記制御装置は、前記アンロックスイッチの操作が検知された状態において振り操作又は傾け操作がなされた旨の判断をしたとき、前記車両を前記初期状態からユーザが乗車するのに適した所望状態へと遷移させる制御を要求する旨の前記制御要求信号を車両側に送信する電子キー。
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