JP4653205B2 - 携帯用電界通信装置、電界通信セキュリティシステム、電界通信方法及び電界通信セキュリティ方法 - Google Patents

携帯用電界通信装置、電界通信セキュリティシステム、電界通信方法及び電界通信セキュリティ方法 Download PDF

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本発明は、電界通信を行う携帯用電界通信装置、電界通信セキュリティシステム、電界通信方法及び電界通信セキュリティ方法の技術に関する。
従来、電界を伝達する電界伝達媒体に対して送信すべきデータに基づく電界を誘起させ、また電界伝達媒体に誘起された電界を検出してデータ通信を行う電界通信装置が提案されている(特許文献1参照)。そして、このような電界通信装置は、該電界通信装置を識別する識別情報を電界により他の電界通信装置に送信することが可能となっている。
特開2003−324395公報
しかしながら、電界通信装置自身が認証鍵となるため、紛失や盗難により第三者に利用される危険性があるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、強固なセキュリティを有する携帯用電界通信装置、電界通信セキュリティシステム、電界通信方法及び電界通信セキュリティ方法を提供することを課題とする。
請求項1に記載の本発明は、電極から電界を電界伝達媒体に誘起して電界通信を行うことが可能な携帯用電界通信装置において、認証情報を記憶しておく認証情報記憶手段と、前記携帯用電界通信装置の空間的な動きを入力情報として検知するモーションセンサと、前記携帯用電界通信装置が待機状態である場合に検知された前記入力情報が前記認証情報記憶手段から読み出した前記認証情報に一致するか否かを判定する判定手段と、前記入力情報が前記認証情報に一致する場合に、前記携帯用電界通信装置を前記待機状態から実行可能状態に変化させる状態可変手段と、を有することを要旨とする。
本発明にあっては、認証情報を認証情報記憶手段に記憶しておき、携帯用電界通信装置の動作変化を入力情報として検知し、携帯用電界通信装置が待機状態である場合に検知された入力情報が認証情報記憶手段の認証情報に一致するか否かを判定し、入力情報が認証情報に一致する場合に携帯用電界通信装置を待機状態から実行可能状態に変化させるため、強固なセキュリティを有する携帯用電界通信装置を提供することができる。即ち、一定時間放置されて使用不可能な待機状態にある携帯用電界通信装置を使用可能な実行可能状態に変化させるには、認証情報記憶手段に記憶された認証情報と同一になるように携帯用電界通信装置を動作変化させる必要があるため、紛失や盗難にあった場合でも携帯用電界通信装置を所持する本来のユーザ以外の第三者における使用を確実に防止することが可能となる。
請求項2に記載の本発明は、前記携帯用電界通信装置を識別する識別情報を記憶しておく識別情報記憶手段と、前記実行可能状態に変化した後に検知された入力情報と前記識別情報記憶手段から読み出した前記識別情報とを送信電極から電界により送信する送信手段と、を更に有することを要旨とする。
請求項3に記載の本発明は、電極から電界を電界伝達媒体に誘起して電界通信を行うことが可能な携帯用電界通信装置及び認証用電界通信装置を備えた電界通信セキュリティシステムにおいて、前記携帯用電界通信装置は前記電界伝達媒体としての人体で所持され、前記認証用電界通信装置は所定の動作を行う装置に配置され、当該人体の一部が当該認証用電界通信装置の受信電極に接触しているものであって、前記携帯用電界通信装置は、認証情報を記憶しておく認証情報記憶手段と、前記携帯用電界通信装置を識別する識別情報を記憶しておく識別情報記憶手段と、前記携帯用電界通信装置の空間的な動きを入力情報として検知するモーションセンサと、前記携帯用電界通信装置が待機状態である場合に検知された第1の前記入力情報が前記認証情報記憶手段から読み出した前記認証情報に一致するか否かを判定する判定手段と、前記第1の入力情報が前記認証情報に一致する場合に、前記携帯用電界通信装置を前記待機状態から実行可能状態に変化させる状態可変手段と、前記実行可能状態に変化した後に検知された第2の前記入力情報と前記識別情報記憶手段から読み出した前記識別情報とを送信電極から前記認証用電界通信装置に電界により送信する送信手段と、を有し、前記認証用電界通信装置は、装置稼動用認証情報を記憶しておく装置稼働用認証情報記憶手段と、前記携帯用電界通信装置を識別する電界通信装置用識別情報を記憶しておく電界通信装置用識別情報記憶手段と、前記人体を介して伝達されてくる前記第2の入力情報及び前記識別情報を、前記受信電極を介して受信する受信手段と、受信した前記第2の入力情報が前記装置稼働用認証情報記憶手段に記憶されている前記装置稼働用認証情報に一致するか否かを判定すると共に、受信した前記識別情報が前記電界通信装置用識別情報記憶手段に記憶されている前記電界通信装置用識別情報に一致するか否かを判定する判定手段と、前記第2の入力情報が前記装置稼働用認証情報に一致し、前記識別情報が前記電界通信装置用識別情報に一致する場合に、前記装置に対して前記所定の動作を実行させる制御手段と、を有することを要旨とする。
請求項4に記載の本発明は、前記携帯用電界通信装置は複数であって、前記認証用電界通信装置の制御手段は、当該各携帯用電界通信装置に対する前記各判定が所定の時間内に行なわれる場合に、前記装置に対して前記所定の動作を実行させることを要旨とする。
請求項5に記載の本発明は、電極から電界を電界伝達媒体に誘起して電界通信を行うことが可能な携帯用電界通信装置で行う電界通信方法において、認証情報を認証情報記憶手段に記憶しておくステップと、前記携帯用電界通信装置の空間的な動きを入力情報として検知するステップと、前記携帯用電界通信装置が待機状態である場合に検知された前記入力情報が前記認証情報記憶手段から読み出した前記認証情報に一致するか否かを判定するステップと、前記入力情報が前記認証情報に一致する場合に、前記携帯用電界通信装置を前記待機状態から実行可能状態に変化させるステップと、を有することを要旨とする。
請求項6に記載の本発明は、前記携帯用電界通信装置を識別する識別情報を識別情報記憶手段に記憶しておくステップと、前記実行可能状態に変化した後に検知された入力情報と前記識別情報記憶手段から読み出した前記識別情報とを送信電極から電界により送信するステップと、を更に有することを要旨とする。
請求項7に記載の本発明は、電極から電界を電界伝達媒体に誘起して電界通信を行うことが可能な携帯用電界通信装置及び認証用電界通信装置を備えた電界通信セキュリティ方法において、前記携帯用電界通信装置は前記電界伝達媒体としての人体で所持され、前記認証用電界通信装置は所定の動作を行う装置に配置され、当該人体の一部が当該認証用電界通信装置の受信電極に接触しているものであって、前記携帯用電界通信装置により、認証情報を認証情報記憶手段に記憶しておくステップと、前記携帯用電界通信装置を識別する識別情報を識別情報記憶手段に記憶しておくステップと、前記携帯用電界通信装置の空間的な動きを入力情報として検知するステップと、前記携帯用電界通信装置が待機状態である場合に検知された第1の前記入力情報が前記認証情報記憶手段から読み出した前記認証情報に一致するか否かを判定するステップと、前記第1の入力情報が前記認証情報に一致する場合に、前記携帯用電界通信装置を前記待機状態から実行可能状態に変化させるステップと、前記実行可能状態に変化した後に検知された第2の前記入力情報と前記識別情報記憶手段から読み出した前記識別情報とを送信電極から前記認証用電界通信装置に電界により送信するステップと、を有し、前記認証用電界通信装置により、装置稼動用認証情報を装置稼働用認証情報記憶手段に記憶しておくステップと、前記携帯用電界通信装置を識別する電界通信装置用識別情報を電界通信装置用識別情報記憶手段に記憶しておくステップと、前記人体を介して伝達されてくる前記第2の入力情報及び前記識別情報を、前記受信電極を介して受信するステップと、受信した前記第2の入力情報が前記装置稼働用認証情報記憶手段に記憶されている前記装置稼働用認証情報に一致するか否かを判定すると共に、受信した前記識別情報が前記電界通信装置用識別情報記憶手段に記憶されている前記電界通信装置用識別情報に一致するか否かを判定するステップと、前記第2の入力情報が前記装置稼働用認証情報に一致し、前記識別情報が前記電界通信装置用識別情報に一致する場合に、前記装置に対して前記所定の動作を実行させるステップと、を有することを要旨とする。
本発明によれば、強固なセキュリティを有する携帯用電界通信装置、電界通信セキュリティシステム、電界通信方法及び電界通信セキュリティ方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
〔第1の実施の形態〕
図1は、第1の実施の形態に係る携帯用電界通信装置の機能ブロック構成を示すブロック図である。この携帯用電界通信装置100は、認証情報を記憶しておく認証情報記憶部11と、携帯用電界通信装置100を識別する識別情報を記憶しておく識別情報記憶部12と、携帯用電界通信装置100の動作変化を入力情報として検知するモーションセンサ13と、検知された入力情報が認証情報に一致するか否かを判定する判定部14と、携帯用電界通信装置100のプロセス状態を変化させる状態可変部15と、検知された入力情報と識別情報とを送信する送信部16と、携帯用電界通信装置100のプロセス状態を管理するCPU17と、電界を電界伝達媒体に誘起する通信回路18と、電極19とを備えた構成である。
認証情報記憶部11には、携帯用電界通信装置100を使用開始又は再開する際の認証に用いる認証情報が蓄積されており、例えば、「A」,「B」,「C」等の文字や、「○」,「△」,「□」等の図形や、記号やシンボル等で構成される認証情報が蓄積されている。また、このような認証情報としては、「○」等の簡単な図形を右回り左回りさせた組み合わせ、具体的には、「右回り2回→左回り3回→右回り1回」等のように連続した組み合わせで構成したものでもよい。また、識別情報記憶部12には、携帯用電界通信装置100を一意に識別する識別情報が蓄積されている。このような認証情報記憶部11及び識別情報記憶部12は、メモリやハードディスク等の記憶媒体を用いて実現することが可能である。
モーションセンサ13は、携帯用電界通信装置100の動作変化を検知する機能を備えている。具体的には、携帯用電界通信装置100を動作させた場合に生じる前後方向,左右方向,上下方向に対する加速度の変化や磁気の変化等を感知して携帯用電界通信装置100の動きや傾きを検出し、その動きに対応する内容を入力情報として出力する機能を備えている。例えば、ユーザが携帯用電界通信装置100を手に所持して円を描いた場合には、「○」が入力情報として出力されることになる。なお、モーションセンサは、切替スイッチにより検知機能をオン・オフすることが可能となっている。このようなモーションセンサは、例えばNTTドコモ(株)から発売されている905iシリーズの携帯電話に搭載された体感型のゲーム等に用いられている。
判定部14は、携帯用電界通信装置100が待機状態である場合にモーションセンサ13で検知された入力情報が認証情報記憶部11に蓄積されている認証情報に一致するか否かを判定する機能を備えている。
状態可変部15は、携帯用電界通信装置100における処理全体を司るCPU17のプロセス状態を変化させる機能を備えている。プロセス状態とは、一般的に、処理の実行が不可能な待機状態と、処理の実行が可能であるが未実行状態である実行可能状態と、現在処理が実行されている実行状態とに分類することができる。本実施の形態における待機状態とは、スリープ状態,休止状態,ログアウト状態等を包括する意味を有している。
送信部16は、実行可能状態に変化した後にモーションセンサ13で検知された入力情報と、識別情報記憶部12に蓄積されている識別情報とを通信回路18を通じて電極19から電界により送信する機能を備えている。
通信回路18は、電極19から携帯用電界通信装置100を所持する電界伝達媒体としての人体に誘起して送信部16から出力された入力情報と識別情報とを人体に出力する機能を備えている。図2は、通信回路の回路構成を示す回路構成図である。この通信回路18は、インタフェース回路51を介して処理装置A(図1に示す点線部分に相当)に接続されている。通信回路18は、この送信部16からインタフェース回路51を介して他の処理装置A’に送信するための送信データ(前述した入力情報及び識別情報に相当)を受け取ると、レベル調整回路52で送信データの信号振幅を調整してから、送信回路53を介して送信電極として機能する第2の通信電極19bに供給するようになっている。
第2の通信電極19bは、送信回路53から送信データが供給されると、この送信データに対応する電界を電界伝達媒体60に誘起する。この誘起された電界は、電界伝達媒体60を伝達して、他の処理装置A’の受信電極で受信される。
一方、電界検出光学部54は、受信電極として機能する第1の通信電極19aで受信した電界が供給され、電界光学手法を利用した電界検出光学部54内で別途発生するレーザ光を偏光変化させた後、電気信号に変換する。この電気信号は、信号処理回路55での帯域制限により不要な雑音が除去され、更に波形整形回路56で波形が整形されてから、インタフェース回路51を介して処理装置Aに供給されるようになっている。なお、第1の通信電極19aと第2の通信電極19bは、一体化して1つの電極19で各電極を構成してもよいものである。
次に、本実施の形態に係る携帯用電界通信装置の処理について説明する。図3は、携帯用電界通信装置の処理フローを示すフロー図である。なお、携帯用電界通信装置100は、ある一定の期間放置されていたために待機状態となっているものとする。
最初に、モーションセンサ13が、図4に示すように正規のユーザによって携帯用電界通信装置100を用いて描かれた入力情報を検知する(ステップS101)。
次に、判定部14が、認証情報記憶部11から認証情報を読み出して、モーションセンサ13で検知された入力情報が認証情報に一致するか否かを判定する(ステップS102)。
そして、状態可変部15は、ステップS102での判定の結果、入力情報が認証情報に一致する場合に、携帯用電界通信装置100を待機状態から実行可能状態に変化させるようにCPU17に対して命令する(ステップS103)。この状態で、携帯用電界通信装置100を用いて電界通信を行うことが可能となる。
一方、ステップS102での判定の結果、入力情報が認証情報に一致しない場合には、ステップS101に戻り、携帯用電界通信装置100は、入力情報が認証情報に一致するまでステップS101及びステップS102を繰り返す処理を行う。
その後、送信部16は、携帯用電界通信装置100が実行可能状態に変化した後にモーションセンサ13で入力情報が検知された場合に、その入力情報と識別情報記憶部12に蓄積されている識別情報とを通信回路18を通じて電極19から電界伝達媒体60としての人体に電界により送信する(ステップS104)。
本実施の形態によれば、認証情報を認証情報記憶部11に記憶しておき、携帯用電界通信装置100の動作変化を入力情報として検知し、携帯用電界通信装置100が待機状態である場合に検知された入力情報が認証情報記憶部11の認証情報に一致するか否かを判定し、入力情報が認証情報に一致する場合に携帯用電界通信装置100を待機状態から実行可能状態に変化させるので、強固なセキュリティを有する携帯用電界通信装置100を提供することができる。即ち、一定時間放置されて使用不可能な待機状態にある携帯用電界通信装置100を使用可能な実行可能状態に変化させるには、認証情報記憶部11に記憶された認証情報と同一になるように携帯用電界通信装置100を動作変化させる必要があるため、紛失や盗難にあった場合でも携帯用電界通信装置100を所持する本来のユーザ以外の第三者における使用を確実に防止することが可能となる。
〔第2の実施の形態〕
図5は、第2の実施の形態に係る電界通信セキュリティシステムの全体構成を示す全体構成図である。この電界通信セキュリティシステムは、第1の実施の形態で説明した携帯用電界通信装置100と、貸金庫300の開錠の認証を行う認証用電界通信装置200とを備えた構成である。貸金庫300の表面には掌用電極27aが配置されていると共に貸金庫300の手間床上には床電極27bが配置されており、掌用電極27a及び床電極27bは認証用電界通信装置200に接続されている。また、携帯用電界通信装置100は電界伝達媒体60としての人体により所持されているものとする。
図6は、本実施の形態に係る認証用電界通信装置の機能ブロック構成を示すブロック図である。この認証用電界通信装置200は、貸金庫開錠用認証情報を記憶しておく貸金庫開錠用認証情報記憶部21と、携帯用電界通信装置100を識別する電界通信装置用識別情報を記憶しておく電界通信装置用識別情報記憶部22と、携帯用電界通信装置100から送信されてくる各情報を受信する受信部23と、受信した情報が貸金庫開錠用認証情報及び電界通信装置用識別情報に一致するか否かを判定する判定部24と、一定条件下で貸金庫を開錠する制御部25と、電界を電界伝達媒体に誘起する通信回路26と、掌用電極27aと、床電極27bとを備えた構成である。
貸金庫開錠用認証情報記憶部21は、施錠されている貸金庫300を開錠する際に認証する貸金庫開錠用認証情報が蓄積されており、例えば、「A」,「B」,「C」等の文字や、「○」,「△」,「□」等の図形や、記号やシンボル等で構成される認証情報が蓄積されている。また、このような認証情報としては、「○」等の簡単な図形を右回り左回りさせた組み合わせ、具体的には、「右回り2回→左回り3回→右回り1回」等のように連続した組み合わせで構成したものでもよい。また、電界通信装置用識別情報記憶部22には、携帯用電界通信装置100を識別する電界通信装置用識別情報が蓄積されている。このような貸金庫開錠用認証情報記憶部21及び電界通信装置用識別情報記憶部22は、メモリやハードディスク等の記憶媒体を用いて実現することが可能である。
受信部23は、携帯用電界通信装置100から送信され、電界伝達媒体60としての人体を介して伝達されてくる入力情報及び識別情報を、通信回路26を通じて掌用電極27a又は床電極27bを介して受信する機能を備えている。
判定部24は、受信した入力情報が貸金庫開錠用認証情報記憶部21に蓄積されている貸金庫開錠用認証情報に一致するか否かを判定すると共に、受信した識別情報が電界通信装置用識別情報記憶部22に蓄積されている電界通信装置用識別情報に一致するか否かを判定する機能を備えている。
制御部25は、判定部24での判定結果が一致する場合に、例えば開錠信号を送信することにより貸金庫300を開錠するように実行させる機能を備えている。
なお、通信回路18が備える機能、及び携帯用電界通信装置100が備える機能については第1の実施の形態で説明したものと同様なので、ここでは重複的説明は省略する。
次に、本実施の形態に係る電界通信セキュリティシステムの処理について説明する。図7は、電界通信セキュリティシステムの処理フローを示すフロー図である。なお、ステップS201〜ステップS204については、図3を用いて説明したステップS101〜ステップS104の処理と略同様である。
最初に、携帯用電界通信装置100のモーションセンサ13が、図4に示したように正規のユーザによって携帯用電界通信装置100を用いて描かれた入力情報を検知する(ステップS201)。例えば、図4では右回転の「○(円)」が描かれている。
次に、携帯用電界通信装置100の判定部14が、認証情報記憶部11から認証情報を読み出して、モーションセンサ13で検知された入力情報が認証情報に一致するか否かを判定する(ステップS202)。
そして、携帯用電界通信装置100の状態可変部15は、ステップS202での判定の結果、入力情報が認証情報に一致する場合に、携帯用電界通信装置100を待機状態から実行可能状態に変化させるようにCPU17に対して命令する(ステップS203)。この状態で、携帯用電界通信装置100を用いて電界通信を行うことが可能となる。
一方、ステップS202での判定の結果、入力情報が認証情報に一致しない場合には、ステップS201に戻り、携帯用電界通信装置100は、入力情報が認証情報に一致するまでステップS201及びステップS202を繰り返す処理を行う。
その後、前述したユーザは、貸金庫300の表面に配置された掌用電極27aに手を接触させるか、又は床電極27bに足を接触させた状態で、貸金庫300の開錠に必要な情報を携帯用電界通信装置100を動作変化させることにより描く。例えば、図5では、図4とは異なる右回り方向の「□(四角)」が描かれている。
そして、携帯用電界通信装置100の送信部16は、携帯用電界通信装置100が実行可能状態に変化した後にモーションセンサ13で検知された入力情報と識別情報記憶部12に蓄積されている識別情報とを通信回路18を通じて電極19から電界伝達媒体60としての人体に電界により送信する(ステップS204)。
続いて、認証用電界通信装置200の受信部23は、電界伝達媒体60としての人体を介して伝達されてくる入力情報及び識別情報を、通信回路26を通じて掌用電極27a又は床電極27bを介して受信する(ステップS205)。
そして、認証用電界通信装置200の判定部24は、貸金庫開錠用認証情報記憶部21に蓄積されている貸金庫開錠用認証情報を読み出して、受信した入力情報が貸金庫開錠用認証情報に一致するか否かを判定すると共に、電界通信装置用識別情報記憶部22に蓄積されている電界通信装置用識別情報を読み出して、受信した識別情報が電界通信装置用識別情報に一致するか否かを判定する(ステップS206)。
その後、認証用電界通信装置200の制御部25は、ステップS206での判定の結果、入力情報が貸金庫開錠用認証情報に一致すると共に識別情報が電界通信装置用識別情報に一致する場合に、貸金庫300に対して開錠信号を送信する(ステップS207)。この開錠信号に基づいて、貸金庫300が開錠することになる。
一方、ステップS206での判定の結果、入力情報が貸金庫開錠用認証情報に一致しない、又は識別情報が電界通信装置用識別情報に一致しない場合には、ステップS207を実行することなく処理が終了する。
本実施の形態では、貸金庫の開錠を認証する認証用電界通信装置について説明したが、セキュリティを要する設備や安全性を担保する必要がある機械等に応用することが可能である。例えば、マンションの入り口に存在する自動ドアや、映画館や遊技場の入場ゲート、一般利用者が使用するには危険性の高いプレス機等を一例に挙げることができる。
また、本実施の形態では、携帯用電界通信装置100が一つの場合について説明したが、複数の携帯用電界通信装置100を用いる場合にも応用することが可能である。具体的には、携帯用電界通信装置100aを所持した者Aと、携帯用電界通信装置100bを所持した者Bとが共に掌用電極27a又は床電極27bに接触し、認証用電界通信装置200の制御部25が、携帯用電界通信装置100a及び携帯用電界通信装置100bから夫々の入力情報及び識別情報を略同時に受信し、夫々の入力情報及び識別情報に対する夫々の判定が略同時(実際には、携帯用電界通信装置を動作変化させる速度が両者間で異なるため所定の時間内)に行なわれる場合に、貸金庫300に開錠信号を送信するようにしても同様の効果を得ることができる。
本実施の形態によれば、携帯用電界通信装置100の識別情報のみではなく、モーションセンサ13により入力された入力情報も用いて認証するので、よりセキュリティの高い電界通信セキュリティシステムを提供することができる。
第1の実施の形態に係る携帯用電界通信装置の機能ブロック構成を示すブロック図である。 通信回路の回路構成を示す回路構成図である。 携帯用電界通信装置の処理フローを示すフロー図である。 携帯用電界通信装置を用いて入力情報を入力している状態を示す状態図である。 第2の実施の形態に係る電界通信セキュリティシステムの全体構成を示す全体構成図である。 本実施の形態に係る認証用電界通信装置の機能ブロック構成を示すブロック図である。 電界通信セキュリティシステムの処理フローを示すフロー図である。
符号の説明
11…認証情報記憶部
12…識別情報記憶部
13…モーションセンサ
14…判定部
15…状態可変部
16…送信部
17…CPU
18…通信回路
19…電極
19a…第1の通信電極
19b…第2の通信電極
21…貸金庫開錠用認証情報記憶部
22…電界通信装置用識別情報記憶部
23…受信部
24…判定部
25…制御部
26…通信回路
27a…掌用電極
27b…床電極
51…インタフェース回路
52…レベル調整回路
53…送信回路
54…電界検出光学部
55…信号処理回路
56…波形整形回路
60…電界伝達媒体
100,100a,100b…携帯用電界通信装置
200…認証用電界通信装置
300…貸金庫

Claims (7)

  1. 電極から電界を電界伝達媒体に誘起して電界通信を行うことが可能な携帯用電界通信装置において、
    認証情報を記憶しておく認証情報記憶手段と、
    前記携帯用電界通信装置の空間的な動きを入力情報として検知するモーションセンサと、
    前記携帯用電界通信装置が待機状態である場合に検知された前記入力情報が前記認証情報記憶手段から読み出した前記認証情報に一致するか否かを判定する判定手段と、
    前記入力情報が前記認証情報に一致する場合に、前記携帯用電界通信装置を前記待機状態から実行可能状態に変化させる状態可変手段と、
    を有することを特徴とする携帯用電界通信装置。
  2. 前記携帯用電界通信装置を識別する識別情報を記憶しておく識別情報記憶手段と、
    前記実行可能状態に変化した後に検知された入力情報と前記識別情報記憶手段から読み出した前記識別情報とを送信電極から電界により送信する送信手段と、
    を更に有することを特徴とする請求項1に記載の携帯用電界通信装置。
  3. 電極から電界を電界伝達媒体に誘起して電界通信を行うことが可能な携帯用電界通信装置及び認証用電界通信装置を備えた電界通信セキュリティシステムにおいて、
    前記携帯用電界通信装置は前記電界伝達媒体としての人体で所持され、前記認証用電界通信装置は所定の動作を行う装置に配置され、当該人体の一部が当該認証用電界通信装置の受信電極に接触しているものであって、
    前記携帯用電界通信装置は、
    認証情報を記憶しておく認証情報記憶手段と、
    前記携帯用電界通信装置を識別する識別情報を記憶しておく識別情報記憶手段と、
    前記携帯用電界通信装置の空間的な動きを入力情報として検知するモーションセンサと、
    前記携帯用電界通信装置が待機状態である場合に検知された第1の前記入力情報が前記認証情報記憶手段から読み出した前記認証情報に一致するか否かを判定する判定手段と、
    前記第1の入力情報が前記認証情報に一致する場合に、前記携帯用電界通信装置を前記待機状態から実行可能状態に変化させる状態可変手段と、
    前記実行可能状態に変化した後に検知された第2の前記入力情報と前記識別情報記憶手段から読み出した前記識別情報とを送信電極から前記認証用電界通信装置に電界により送信する送信手段と、を有し、
    前記認証用電界通信装置は、
    装置稼動用認証情報を記憶しておく装置稼働用認証情報記憶手段と、
    前記携帯用電界通信装置を識別する電界通信装置用識別情報を記憶しておく電界通信装置用識別情報記憶手段と、
    前記人体を介して伝達されてくる前記第2の入力情報及び前記識別情報を、前記受信電極を介して受信する受信手段と、
    受信した前記第2の入力情報が前記装置稼働用認証情報記憶手段に記憶されている前記装置稼働用認証情報に一致するか否かを判定すると共に、受信した前記識別情報が前記電界通信装置用識別情報記憶手段に記憶されている前記電界通信装置用識別情報に一致するか否かを判定する判定手段と、
    前記第2の入力情報が前記装置稼働用認証情報に一致し、前記識別情報が前記電界通信装置用識別情報に一致する場合に、前記装置に対して前記所定の動作を実行させる制御手段と、
    を有することを特徴とする電界通信セキュリティシステム。
  4. 前記携帯用電界通信装置は複数であって、
    前記認証用電界通信装置の制御手段は、
    当該各携帯用電界通信装置に対する前記各判定が所定の時間内に行なわれる場合に、前記装置に対して前記所定の動作を実行させることを特徴とする請求項3に記載の電界通信セキュリティシステム。
  5. 電極から電界を電界伝達媒体に誘起して電界通信を行うことが可能な携帯用電界通信装置で行う電界通信方法において、
    認証情報を認証情報記憶手段に記憶しておくステップと、
    前記携帯用電界通信装置の空間的な動きを入力情報として検知するステップと、
    前記携帯用電界通信装置が待機状態である場合に検知された前記入力情報が前記認証情報記憶手段から読み出した前記認証情報に一致するか否かを判定するステップと、
    前記入力情報が前記認証情報に一致する場合に、前記携帯用電界通信装置を前記待機状態から実行可能状態に変化させるステップと、
    を有することを特徴とする電界通信方法。
  6. 前記携帯用電界通信装置を識別する識別情報を識別情報記憶手段に記憶しておくステップと、
    前記実行可能状態に変化した後に検知された入力情報と前記識別情報記憶手段から読み出した前記識別情報とを送信電極から電界により送信するステップと、
    を更に有することを特徴とする請求項5に記載の電界通信方法。
  7. 電極から電界を電界伝達媒体に誘起して電界通信を行うことが可能な携帯用電界通信装置及び認証用電界通信装置を備えた電界通信セキュリティ方法において、
    前記携帯用電界通信装置は前記電界伝達媒体としての人体で所持され、前記認証用電界通信装置は所定の動作を行う装置に配置され、当該人体の一部が当該認証用電界通信装置の受信電極に接触しているものであって、
    前記携帯用電界通信装置により、
    認証情報を認証情報記憶手段に記憶しておくステップと、
    前記携帯用電界通信装置を識別する識別情報を識別情報記憶手段に記憶しておくステップと、
    前記携帯用電界通信装置の空間的な動きを入力情報として検知するステップと、
    前記携帯用電界通信装置が待機状態である場合に検知された第1の前記入力情報が前記認証情報記憶手段から読み出した前記認証情報に一致するか否かを判定するステップと、
    前記第1の入力情報が前記認証情報に一致する場合に、前記携帯用電界通信装置を前記待機状態から実行可能状態に変化させるステップと、
    前記実行可能状態に変化した後に検知された第2の前記入力情報と前記識別情報記憶手段から読み出した前記識別情報とを送信電極から前記認証用電界通信装置に電界により送信するステップと、を有し、
    前記認証用電界通信装置により、
    装置稼動用認証情報を装置稼働用認証情報記憶手段に記憶しておくステップと、
    前記携帯用電界通信装置を識別する電界通信装置用識別情報を電界通信装置用識別情報記憶手段に記憶しておくステップと、
    前記人体を介して伝達されてくる前記第2の入力情報及び前記識別情報を、前記受信電極を介して受信するステップと、
    受信した前記第2の入力情報が前記装置稼働用認証情報記憶手段に記憶されている前記装置稼働用認証情報に一致するか否かを判定すると共に、受信した前記識別情報が前記電界通信装置用識別情報記憶手段に記憶されている前記電界通信装置用識別情報に一致するか否かを判定するステップと、
    前記第2の入力情報が前記装置稼働用認証情報に一致し、前記識別情報が前記電界通信装置用識別情報に一致する場合に、前記装置に対して前記所定の動作を実行させるステップと、
    を有することを特徴とする電界通信セキュリティ方法。
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