JP5419707B2 - 制御状態取得装置 - Google Patents

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Description

この発明は、複数の住戸からなる集合住宅に設置された、認証を条件として利用可能な集合住宅エレベータに関するものであり、エレベータの利用条件となる認証処理に連動して、集合住宅の住戸に設置された機器の制御状態を取得する制御状態取得装置に関する。
(1)従来技術として特開2005−354293号公報(特許文献1)がある。特許文献1では、居室の利用者の携帯電話を利用して、利用者の居室内の在/不在に基づき居室の使用状態を正確に検出することで、不必要な設備動作を抑止する技術を開示している。しかしながら、この特許文献1に開示された技術では、携帯電話を介し、利用者が能動的に居室の仕様状態の確認と制御を行っているため、携帯電話の紛失、バッテリー切れ、携帯電話自体を持たない場合などには確認を行うことができないという課題があった。また、利用者が能動的に操作をしないと確認・制御ができないという課題があった。
(2)また、従来技術として特開2005−22821号公報(特許文献2)がある。この特許文献2では、集合住宅の玄関階に乗場釦を設置せず、居住者の住居の「鍵」によって居住者を識別し、かごを呼び、かつ、居住階を行先階として登録する居住者識別装置を設置すると共に、行先釦が設置されていないエレベータかご室に対しては、居住者の外出を検出し、居住者の居住階へかごを呼び寄せる操作を登録する外出検出器を備えた集合住宅用エレベータの運転システムを開示している。この特許文献2の運転システムは、居住者の外出検出にドアの開閉に応じてオン、オフするスイッチまたはドアの開閉を検出するセンサを用いている。しかしながら、こ特許文献2に開示された技術では、「鍵」を持たない状態で集合住宅より出ることは可能であるが、その状態で外に出てしまうと、今度は中に入れなくなるという課題があった。
特開2005−354293号公報 特開2005−22821号公報
この発明は、集合住宅における住戸に設置された機器の制御状態を確認するための能動的な操作を必要とせずに制御状態を取得でき、また、外出するときに、鍵の不携帯を防止可能な、制御状態取得装置の提供を目的とする。
この発明の制御状態取得装置は、
複数の住戸からなる集合住宅に設置されたエレベータのかご室の室内と前記エレベータの乗場とのいずれかに設置され、前記住戸の住人であることを証明するとともにいずれの前記住戸の住人かを特定する個人認証情報が格納された記録媒体から前記個人認証情報を読み取り、読み取られた前記個人認証情報を出力する読取部と、
前記住戸ごとに対応して設けられ、対応する前記住戸に設置された機器であって予め指定された前記機器である指定機器を制御する住戸機器制御部と、
前記読取部により出力された前記個人認証情報を入力し、入力された前記個人認証情報に対して認証処理を実行し、認証が成立すると、行先階の入力の受け付けを許可する受付許可信号を前記かご室の運転を制御するエレベータ制御装置に送信して行先階の入力待ちにさせるとともに、認証された前記個人認証情報の示す前記住人の前記住戸を特定し、特定された前記住戸の前記指定機器の制御状態を示す制御状態情報の取得を要求する取得要求信号を特定された前記住戸に対応する前記住戸機器制御部に出力する認証部と、
前記読取部とともに前記かご室と前記乗場とのいずれかに設置され、かつ、前記住戸機器制御部に接続した表示部と
を備え、
前記住戸機器制御部は、
前記認証部により出力された前記取得要求信号を受信すると、前記指定機器の前記制御状態情報を出力し、
前記表示部は、
前記住戸機器制御部により出力された前記制御状態情報を入力し、入力された前記制御状態情報を表示することを特徴とする。
前記制御状態取得装置は、さらに、
前記読取部とともに前記かご室と前記乗場とのいずれかに設置され、前記表示部に表示された前記制御状態情報の示す制御状態にある前記指定機器である表示指定機器の前記制御状態の変更を指令する変更指令情報の入力を受け付け、受け付けた前記変更指令情報を前記表示指定機器に対応する前記住戸機器制御部に送信する変更指令情報入力部を備え、
前記住戸機器制御部は、
前記変更指令情報入力部から前記変更指令情報を入力すると、前記変更指令情報に基づいて前記表示指定機器の前記制御状態を変更することを特徴とする。
前記住戸機器制御部は、
警告対象として定められた少なくとも1台の前記指定機器である警告対象機器を含む複数の前記指定機器を制御するとともに、前記警告対象機器の前記制御状態情報を出力する際には、警告の発生を指令する警告発生信号をともに出力し、
前記制御状態取得装置は、さらに、
前記読取部とともに前記かご室と前記乗場とのいずれかに設置され、かつ、
前記住戸機器制御部により出力された前記警告発生信号を入力し、前記警告発生信号を入力すると、予め設定された音声出力モードで警告音を出力する音声出力部を備えたことを特徴とする。
前記住戸機器制御部は、
警告対象として定められた少なくとも1台の前記指定機器である警告対象機器を含む複数の前記指定機器を制御するとともに、前記警告対象機器の前記制御状態情報を出力する際には、警告の発生を指令する警告発生信号をともに出力し、
前記表示部は、
前記住戸機器制御部により出力された前記警告発生信号を入力し、前記警告発生信号を入力すると、予め警告表示として設定された表示モードで表示することを特徴とする。
前記複数の住戸のそれぞれは、
電気錠を有する玄関扉を備え、
前記記録媒体は、
前記電気錠の施錠と解錠とに用いられる鍵データを格納することを特徴とする。
この発明により、集合住宅における住戸に設置された機器の制御状態を確認するための能動的な操作を必要とせずに制御状態を取得でき、また、外出するときに、鍵の不携帯を防止可能な、制御状態取得装置を提供できる。
実施の形態1.
図1から図15を参照して、実施の形態1を説明する。実施の形態1は、集合住宅100に設置されたエレベータの利用に際して認証を条件とし、認証が成立すると、エレベータの利用を認めるとともに、住居に設置されている機器の状態を取得して、ユーザ(居住者)に知らせる居室情報取得システムである。
図1は、居室情報取得システム1000のシステム構成図である。居室情報取得システム1000は、中央制御装置a1、全住居情報制御装置a2、エレベータ制御装置a3、集合住宅の複数の住居(住戸)のそれぞれに設けられた居室情報制御装置a4(住居機器制御部)、乗場15aに設置された読取装置(読取部)、表示装置(表示部)、音声出力装置(音声出力部)、入力装置(変更指定情報入力部)、及びかごa16に設置された読取装置(読取部)、表示装置(表示部)、音声出力装置(音声出力部)、入力装置(変更指定情報入力部)を備える。読取装置、表示装置、音声出力装置、入力装置は、乗場15aとかごa16との両方に設置されてもよいし、乗場15aとかごa16とのいずれか一方に設置されても構わない。乗場15aに設置される読取装置等は、読取装置a5−1、表示装置a6−1、音声出力装置a7−1、入力装置a8−1というように「−1」の符号をもつものとし、また、かごa16の室内に設置される読取装置等は、読取装置a5−2、表示装置a6−2、音声出力装置a7−2、入力装置a8−2というように「−2」の符号をもつものとして区別する。
図2は、実施の形態1における居室情報取得システム1000の中央制御装置a1、全住居情報制御装置a2、エレベータ制御装置a3、居室情報制御装置a4のハードウェア資源の一例を示す図である。中央制御装置a1〜居室情報制御装置a4は、いずれも図2に示すようなハードウェア資源を有するコンピュータ(専用のソフトウェアが内蔵された小型コンピュータである「組込み機器」も含む)である。以下、図2は中央制御装置a1として説明する。図2において、中央制御装置a1は、プログラムを実行するCPU810(Central Processing Unit:中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサともいう)を備えている。CPU810は、バス825を介してROM(Read Only Memory)811、RAM(Random Access Memory)812、表示部813、操作キー814、通信ボード816、磁気ディスク装置820と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。磁気ディスク装置820の代わりに、フラッシュメモリなどの記憶装置でもよい。
RAM812は、揮発性メモリの一例である。ROM811、磁気ディスク装置820等の記憶媒体は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶装置あるいは記憶部、格納部の一例である。通信ボード816、操作キー814などは、入力部、入力装置の一例である。また、通信ボード816、表示部813などは、出力部、出力装置の一例である。
通信ボード816は、ネットワーク(LAN等)に接続されている。
磁気ディスク装置820には、オペレーティングシステム821(OS)、プログラム群823、ファイル群824が記憶されている。プログラム群823のプログラムは、CPU810、オペレーティングシステム821により実行される。
上記プログラム群823には、以下に述べる実施の形態の説明において「〜部」として説明する機能を実行するプログラムが記憶されている。プログラムは、CPU810により読み出され実行される。
ファイル群824には、以下に述べる実施の形態の説明において、「認証情報」(全住居情報制御装置a2であれば居室番号/機器対応テーブル、また、居室情報制御装置a4であれば居室情報など)として説明する情報や、「〜の判定結果」、「〜の算出結果」、「〜の抽出結果」、「〜の生成結果」、「〜の処理結果」として説明する情報や、データや信号値や変数値やパラメータなどが、「〜ファイル」や「〜データベース」の各項目として記憶されている。「〜ファイル」や「〜データベース」は、ディスクやメモリなどの記録媒体に記憶される。ディスクやメモリなどの記憶媒体に記憶された情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、読み書き回路を介してCPU810によりメインメモリやキャッシュメモリに読み出され、抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・出力・表示などのCPUの動作に用いられる。抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・出力・表示のCPUの動作の間、情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、メインメモリやキャッシュメモリやバッファメモリに一時的に記憶される。
また、以下に述べる実施の形態の説明において、「〜部」、として説明するものは、「〜手段」、「〜装置」「〜回路」、「〜機器」であってもよく、また、「〜ステップ」、「〜手順」、「〜処理」であってもよい。すなわち、「〜部」として説明するものは、ROM811に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェアのみ、或いは、素子・デバイス・基板・配線などのハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。プログラムはCPU810により読み出され、CPU810により実行される。すなわち、プログラムは、以下に述べる「〜部」としてコンピュータを機能させるものである。
(記録媒体K)
以下の実施の形態では、記録媒体Kには認証媒体情報(b2)が格納されている。「認証媒体情報(b2)」とは、個人を認証するための個人認証情報であり、集合住宅100の住戸の住人であることを証明するとともに、いずれの住戸の住人かを特定する情報である。以下の実施の形態では、認証媒体情報(b2)として、集合住宅100におけるいずれの住戸かを示す「居室番号」が格納されているとする。以下の実施の形態では、記録媒体Kに格納されている認証媒体情報(b2)を、「居室番号」と呼ぶ場合がある。また、記録媒体Kの形態は特に限定しない。記録媒体Kは、例えば、ICカードとして実現される。また、それぞれの住居(住戸)は、電気錠を有する玄関扉を備えており、記録媒体Kは、電気錠の施錠と解錠とに用いられる鍵データを格納する。鍵データは、認証媒体情報(b2)とした「居室番号」が兼ねてよい。
図3は、居室情報取得システム1000の動作の概要を示すシーケンスである。図3を参照して、居室情報取得システム1000の動作の概要を説明する。
(ステップS01)
居室情報取得システム1000では、従来の集合住宅用エレベータ運転システムの「認証制御」を行う装置(中央制御装置a1)に対して、居室(居室とは、住居a13と同じ意味である)の機器の状況を把握する装置(居室情報制御装置a4)を接続している。外出しようとする居住者は、乗場15a(又はかごa16内)に設置されている読取装置a5−1(読取装置a5−2)に、居室番号(認証媒体情報(b2)の一例)が格納された記録媒体Kをかざし、読取装置に認証媒体情報(b2)を読み取らせる。
(ステップS02)
これにより、取得した認証媒体情報(b2)が中央制御装置a1に送られ(S02)、中央制御装置a1により認証が行われる。中央制御装置a1は、認証が成立すると、取得した居室番号に設置された居室情報制御装置a4に向けて、居室の機器の状態(玄関の電気錠の施錠の有無、エアーコンディショナーの稼動状態等)を示す居室情報(b1)の取得を要求する居室情報取得要求(b3)を送信し、応答として、居室情報制御装置a4から居室情報(b1)を取得する(S03)。
(S04)
そして、中央制御装置a1は、取得した居室情報(b1)を乗場15a(又はかごa16内)に設置された表示装置a6−1(表示装置a6−2)に出力する(S04)。
(S05)
また、特に注意が必要な項目(施錠の有無、ガス使用状態等)に関しては、居室情報制御装置a4は、居室情報(b1)とともに、警告発生信号を返信する。中央制御装置a1は警告発生信号を受信すると、乗場15a(又はかごa16内)に設置された音声出力装置a7−1(音声出力装置a7−2)に警告音を出力し、注意喚起を行う。
(S06)
また、中央制御装置a1は認証が成立すると、居室の状態(施錠有無、エアコン稼動状態等)を取得する作業と同時に、行き先階の登録作業を行う。
これにより、例えば、戸締りという習慣化した操作に対し、乗場(又はかごa16内)にて上記の機械的認証を行うことで、結果(居室内の各機器、例えば、電気錠、クッキングヒーターなどの状態)が、乗場(又はかごa16内)に設置された表示装置や音声出力装置で出力される。このため、外出するときに、時間差をつけた戸締り再確認ができる。また、この認証は、乗場呼び(行き先階の登録処理)を兼ねているため、待ち(乗車)時間の活用につながる。更には認証に使用する記録媒体Kは、玄関の電気錠の「鍵」を兼ねており、「鍵」の不携帯防止にもなる。これらより更なる安全、安心が得られる。
居室情報取得システム1000は、乗場15a(又はかごa16内)に設置され、指を用いて「機器の制御状態の変更を要求する情報」を入力可能なタッチパネル等で実現される入力装置a8−1(入力装置a8−2)を備える。入力装置a8−1(入力装置a8−2)から入力された情報は、中央制御装置a1にて「解釈」され、居室内の特定の機器の状態を変更する変更要求として該当する居室情報制御装置a4に送信される。居室情報制御装置a4は、変更要求を受信すると、変更要求に従って、機器の制御状態を変更する。
入力装置a8−1(入力装置a8−2)を用いることで、居住者は、エレベータに乗った状態、又は、待っている状態で、居室内の各機器の状態を遠隔制御できる。このため、外出時などに、一度、居室に戻る必要がなく、かごa16の待ち時間、乗車時間の活用になり、また、利便性が向上する。
次に、居室情報取得システム1000の中央制御装置a1等の構成要素の機能を説明する。
(居室情報制御装置a4)
図4は、居室情報制御装置a4のブロック図である。居室情報制御装置a4は、それぞれの住居a13(住戸)ごとに設置される。居室情報制御装置a4は、居室側通信部a41,居室側情報処理部a42,居室側記憶部a43,居室側入力部a44、居室側表示部a45、居室側リーダa46を備えている。居室側情報処理部a42は、居室に設置されている家電機器、ガス関連機器、水道関連機器、ドア等の予め指定されたセキュリティ機器群(指定機器の一例)と接続している。そして、居室側情報処理部a42は、これらの各機器の状態(以降、居室情報(b1)と呼称)を管理制御している。居室側記憶部a43には、受信した認証媒体情報(b2)を照合するための認証情報が記憶されている。居室側通信部a41は、全住居情報制御装置a2と通信する。居室側通信部a41は、全住居情報制御装置a2に居室情報(b1)を送信し、全住居情報制御装置a2から、居室情報取得要求(b3)や、居室情報(b1)の変更を要求する居室情報変更要求(b4)を受信する。また、居室側リーダa46は、記録媒体Kから住居a13を特定する居室番号を読み取る。居室側通信部a41は、居室側リーダa46により読み取られた情報(居室番号)を中央制御装置a1へ送信する。居室側入力部a44、居室側表示部a45の機能は、後述する動作3で説明する。
(全住居情報制御装置a2)
図5は、全住居情報制御装置a2のブロック図である。全住居情報制御装置a2は、全住居側通信部a21、全住居側情報処理部a22、全住居側記憶部a23を備えている。全住居側記憶部a23は、居室とその居室の居室情報制御装置a4との対応関係を示す居室番号/機器対応テーブルを記憶している。全住居側通信部a21は、中央制御装置a1から認証媒体情報(b2)や、居室情報(b1)を取得するための要求(以降、居室情報取得要求(b3)と呼ぶ)や、居室情報(b1)を変更するための要求(以降、居室情報変更要求(b4)と呼ぶ)を受信する。全住居側情報処理部a22は、居室番号/機器対応テーブルを参照することにより、該当する住居a13を住居群a14の中から特定し、特定された住居a13に設置されている居室情報制御装置a4に全住居側通信部a21を介して、居室情報取得要求(b3)や居室情報変更要求(b4)を送信する。また、全住居側通信部a21は、居室情報制御装置a4から居室情報(b1)を受信し、受信した居室情報(b1)を中央制御装置a1に転送する。
(中央制御装置a1)
中央制御装置a1は、乗場a15にある読取装置a5−1、かごa16にある読取装置a5−2、あるいは、居室情報制御装置a4より送られてくる認証媒体情報(b2)を受け取り、エレベータ動作認証作業と住居情報取得認証作業を行う。中央制御装置a1は、認証が成立すると、全住居情報制御装置2に対し、居室情報取得要求(b3)を送信するとともに、エレベータ制御装置a3に対し、エレベータの動作(乗場呼び)に関する情報を送信する。また、中央制御装置a1は、全住居情報制御装置2より居室情報(b1)を受け取った後、エレベータ制御装置a3に居室情報(b1)を送信する機能や、エレベータ制御装置a3より居室情報(b1)を変更するための情報(b5)を受け取った後、全住居情報制御装置2に居室情報変更要求(b4)を送信する機能を有する。中央制御装置a1については、後述の図6により、詳細を別途説明する。なお、中央制御装置a1は全住居情報制御装置a2とともに、認証部a50を構成する。認証部a50は、認証媒体情報(b2)に基づき認証処理を実行し、認証が成立すると、認証媒体情報(b2)から住戸を特定し、特定された住戸に対応する居室情報制御装置a4に居室情報取得要求(b4)を送信する。
(エレベータ制御装置a3)
エレベータ制御装置a3は、中央制御装置a1よりエレベータの動作(乗場呼び)に関する情報を受信し、乗場呼びの処理を行う。また、中央制御装置a1より居室情報(b1)を受け取った場合は、表示装置a6−1、表示装置a6−2や音声出力装置a7−1、音声出力装置a7−2に対して出力処理を行う。更にエレベータ制御装置a3は、入力装置a8−1、入力装置a8−2からの入力情報(b6)を受信し、中央制御装置a1に対して「居室情報(b1)を変更するための情報(b5)」の送信を行う。
(乗場15aに設置される装置)
乗場a15には、読取装置a5−1、表示装置a6−1、音声出力装置a7−1、入力装置a8−1が設置されている。読取装置a5−1は、住居a13を特定する認証媒体情報(b2)を記録媒体Kから読み取り、読み取られた認証媒体情報(b2)を中央制御装置a1へ送信する。表示装置a6−1は、居室情報(b1)やエレベータ動作に関わる情報を視覚的に表示する。音声出力装置a7−1は、居室情報(b1)やエレベータ動作に関わる情報を聴覚的に表示する。入力装置a8−1は、後述する入力情報(b6)をエレベータ制御装置a3に送信する。
(かごa16内部に設置された装置)
かごa16には、読取装置a5−2、表示装置a6−2、音声出力装置a7−2、入力装置a8−2が設置されている。読取装置a5−2から入力装置a8−2のそれぞれは、読取装置a5−1から入力装置a8−1のそれぞれと同じ機能である。読取装置a5−2から入力装置a8−2のそれぞれは、読取装置a5−1から入力装置a8−1がかご室の内部に設置された場合である。
(中央制御装置a1の構成ブロック)
図6は、中央制御装置a1のブロック図である。中央制御装置a1は、認証媒体情報受信部c1、中央制御装置情報処理部c2、第1居室関係情報送信部c3、第1居室関係情報受信部c4、第2居室関係情報送信部c5、第2居室関係情報受信部c6、エレベータ動作情報送信部c7、エレベータ動作情報受信部c8、中央側記憶部c9を備える。各送信部及び各受信部である認証媒体情報受信部c1及び第1居室関係情報送信部c3〜エレベータ動作情報受信部c8は、中央側通信部c100を構成する。
(1)認証媒体情報受信部c1は、乗場a15(又はかごa16)の読取装置a5−1(又は読取装置a5−2)、あるいは居室情報制御装置a4から送られてくる認証媒体情報(b2)を受け取り、中央制御装置情報処理部c2に送信する。
(2)中央制御装置情報処理部c2は、認証媒体情報受信部c1より受け取った認証媒体情報(b2)の判定(認証処理)を行う。また、中央制御装置情報処理部c2は、全住居情報制御装置a2に対し、認証媒体情報(b2)の判定結果に応じて第1居室関係情報送信部c3を介して居室情報取得要求(b3)を送信するとともに、エレベータ制御装置a3に対し、エレベータ動作情報送信部c7を介して「エレベータの動作(乗場呼び)に関する情報」を送信する。また、中央制御装置情報処理部c2は、全住居情報制御装置a2より第1居室関係情報受信部c4を経て居室情報(b1)を取得し、エレベータ制御装置a3に対し第2居室関係情報送信部c5を介して居室情報(b1)を送信する。更に、中央制御装置情報処理部c2は、エレベータ制御装置a3から第2居室関係情報受信部c6を介して居室情報(b1)を変更するための情報(b5)を受信し、それを基に全住居情報制御装置a2に対し第1居室関係情報送信部c3を介して居室情報変更要求(b4)を送信する。
(3)第1居室関係情報送信部c3は、全住居情報制御装置a2に対して、居室情報取得要求(b3)や居室情報変更要求(b4)を送信する。
(4)第1居室関係情報受信部c4は、全住居情報制御装置a2から、居室情報(b1)を受信し、中央制御装置情報処理部c2に送信する。
(5)第2居室関係情報送信部c5は、エレベータ制御装置a3に対して、居室情報(b1)を送信する手段である。
(6)第2居室関係情報受信部c6は、エレベータ制御装置a3からの居室情報(b1)を変更するための情報(b5)を受信し、中央制御装置情報処理部c2に送信する。
(7)エレベータ動作情報送信部c7は、エレベータ制御装置a3に対して、エレベータの動作(乗場呼び)に関する情報を送信する。
(8)エレベータ動作情報受信部c8は、エレベータ制御装置a3からのエレベータの動作(乗場呼びの結果)に関する情報をし、中央制御装置情報処理部c2に送信する。
(9)中央側記憶部c9は、認証媒体情報受信部c1により受信された認証媒体情報(b2)を照合するための認証情報を記憶している。
(動作1)
図7は、住居a13からかごa16を呼ぶ処理(動作1という)を行った際の構成図である。図7は、図1から乗場15aを除いた図である。図8は、動作1を示すフローチャートである。図9は、図8をシーケンス化した図である。主に図9を参照して説明する。動作1では、かごa16の室内に、読取装置5a−2、表示装置6a−2、音声出力装置7a−2、入力装置8a−2が設置されている。
(かごa16の呼び:ステップe1)
居住者は、居室情報制御装置a4によって、かごa16を居住階に呼ぶ(ステップe1)。かごa16を呼ぶ方法は、居室情報制御装置a4の居室側リーダa46が記録媒体Kの認証媒体情報(b2)を読み取り、読み取られた認証媒体情報(b2)が居室情報制御装置a4の居室側通信部a41から中央制御装置a1に送信される。中央制御装置a1は、認証媒体情報(b2)を受信すると、エレベータ制御装置a3に対して「エレベータの動作に関する情報」(この場合は、かごa16の乗場呼びを指示する情報)を送信する。エレベータ制御装置a3は、この情報を受信すると、かごa16を前記居住者の居住階の乗場に運ぶ。居室情報取得システム1000では、住居a13からかごa16を呼んだ場合は、かごa16を居住階の乗場に着床させるのみであり、この時点では、エレベータ制御装置a3は、行き先階の受け付け状態とはなっていない。後述のように、エレベータ制御装置a3が、行き先階の受け付け状態となるのは、「認証処理」(ステップe3)の成立後である。
(読取装置a5−2:ステップe2)
居住者は、かごa16に乗り込み、かごa16内の読取装置a5−2に鍵(記録媒体K)の認証媒体情報(b2)を読み取らせる(ステップe2)。読取装置a5−2は、認証媒体情報(b2)を読み取ると、認証媒体情報(b2)を中央制御装置a1に送信する。
(中央制御装置a1:ステップe3)
中央制御装置a1は、認証媒体情報(b2)を受信すると、認証処理を行う(ステップe3)。具体的には、次の様である。中央制御装置a1の認証媒体情報受信部c1が認証媒体情報(b2)を受信する。中央制御装置情報処理部c2は、受信された認証媒体情報(b2)に対して認証処理を実行する。中央側記憶部c9は、正規ユーザである住人の認証媒体情報(b2)を認証情報として記憶している。中央制御装置情報処理部c2は、受信された認証媒体情報(b2)に一致する認証媒体情報(b2)が中央側記憶部c9の認証情報に存在するかどうかにより認証する。中央制御装置情報処理部c2は、受信された認証媒体情報(b2)と同一のデータが記憶されているときは、認証成立と判断する。
(中央制御装置a1、全住居情報制御装置a2:ステップe4、e5)
認証が成立すると、中央制御装置a1は、該当する居室情報取得要求(b3)を全住居情報制御装置a2経由にて居室情報制御装置a4に送るとともに(ステップe4)、「行き先階の登録」を可能とする(ステップe5)。具体的には、次の様である。中央制御装置情報処理部c2は、認証が成立すると、認証された認証媒体情報(b2)から住戸を特定し、特定された住戸の機器(指定機器)の制御状態を示す居室情報(b1)(制御状態情報)の取得を要求する居室情報取得要求(b3)(取得要求信号)を生成する。中央制御装置情報処理部c2は、居室情報取得要求(b3)に認証が成立した住居番号を含める。中央制御装置情報処理部c2は、第1居室関係情報送信部c3を介して、居室情報取得要求(b3)を全住居情報制御装置a2に送信する。ここで中央制御装置情報処理部c2が認証媒体情報(b2)から居室番号(住戸)を特定できるのは、中央側記憶部c9に記憶された認証情報に、認証媒体情報(b2)と居室番号(住戸)とが対応付けられているためである。なお、認証媒体情報(b2)が居室番号の場合には、直ちに特定できる。全住居情報制御装置a2は、中央制御装置a1から全住居側通信部a21を介して居室情報取得要求(b3)を受信する。全住居側記憶部a23に記憶されている居室番号/制御装置対応テーブルには、居室番号と、その居室に設置されている居室情報制御装置a4との対応関係が記載されている。全住居側情報処理部a22は、居室番号/制御装置対応テーブルを参照して、居室情報取得要求(b3)に含まれる居室番号から、居室情報取得要求(b3)を送信するべき居室情報制御装置a4を特定する。
また、中央制御装置情報処理部c2は、認証が成立すると、行先階の入力の受け付けを許可する受付許可信号をエレベータ動作情報送信部c7を介してかごa16の運転を制御するエレベータ制御装置a3に送信する。エレベータ制御装置a3は、受付許可信号を受信すると行先階の入力待ちになる。したがって、かごa16の内部に設置された行先操作盤(図示していない)から行先階が入力されると、エレベータ制御装置a3は、この行先階を行先呼びとして登録する。
(中央制御装置a1)
なお、特定の時間が経過しても、居住者が、かごa16に乗り込まなかった場合、すなわち、居住者が、かごa16を部屋から呼んでおきながら、記録媒体Kの情報をかごa16に設置された読取装置a5−2に読み取らせない場合は,処理は終了する(ステップe9)。中央制御装置情報処理部c2は、認証が取れなかった場合(ステップe4)、その旨、エレベータ制御装置a3を介して、表示装置a6−2と音声出力装置a7−2とに認証の失敗を通知する認証失敗情報を出力し、処理を終了する(ステップe10)。
(居室情報制御装置a4:ステップe6)
該当する居室情報制御装置a4は、全住居情報制御装置a2から居室側通信部a41を介して居室情報取得要求(b3)を受信すると、管理している居室情報(b1)を居室側通信部a41を介して全住居情報制御装置a2経由で中央制御装置a1に送信する(ステップe6)。
居室情報制御装置a4は、図10に示すような居室情報(b1)を送信する。図10は、居室情報(b1)の例を示している。居室情報(b1)は、居室側記憶部a43に記憶されている。図10において、居室情報(b1)は、居室側情報処理部a42が管理制御している機器名、制御項目、現在の制御値等を持つ。「エアーコンディショナー」の例では、制御対象となる「制御項目」は「電源ON/OFF」であり、この「電源ON/OFF」に対応する現在の制御値(現在の制御状態)が「OFF」状態であることを示している。「クッキングヒーター」の例も同様である。また、「玄関の電気錠」の例では、制御対象となる「制御項目」は「施錠/解錠」であり、この「電気錠」に対応する現在の制御値(現在の制御状態)が「解錠」状態であることを示している。ユーザ(居住者)は、居室情報制御装置a4により制御可能な機器を対象として、いかなる制御項目を、どのように管理制御をするかなどを予め設定することができる。この設定は、ユーザが、居室情報制御装置a4を用いて行なう。例えば、居室情報制御装置a4を設定モードにすると、居室側表示部a45に設定画面が表示され、居室側入力部44によって、入力する。居室側情報処理部a42は、この設定を居室側記憶部a43に記憶するとともに、この設定に従って、設定された機器を管理制御する。
(警告発生信号)
居室側情報処理部a42は、複数の機器を制御している。複数の機器の中には、警告対象として定められた少なくとも1台の警告対象機器がふくまれる。例えば、電気錠が警告対象機器である。居室側情報処理部a42は、警告対象機器の認証媒体情報(b2)を出力する際には、警告の発生を指令する警告発生信号を生成し、送信する。
中央制御装置a1の第1居室関係情報受信部c4は、居室情報制御装置a4から全住居情報制御装置a2を介して、居室情報(b1)、及び出力されている場合には警告発生信号を受信する。中央制御装置情報処理部c2は、第1居室関係情報受信部c4により受信された居室情報(b1)、警告発生信号を第2居室関係情報送信部c5からエレベータ制御装置a3を経由(ステップe7)し、表示装置a6−2と音声出力装置a7−2とに送信し、居室情報(b1)を出力させる(ステップe8)。表示装置6a−2は、警告発生信号を入力すると、予め警告表示として設定された表示モードで表示する。また、音声出力装置a7−1は、警告発生信号を入力すると、予め設定された音声出力モードで警告音を出力する。
本構成をとることで、戸締りという習慣化した操作に対し、外出時ほぼ確実に利用するエレベータで機械的に認証することにより、時間差をつけた戸締り再確認ができる。また、認証は行き先階登録判定を兼ねているため、時間の活用につながる。更には認証に鍵を使用しており、鍵の不携帯防止に繋がり、外出時、鍵の不携帯による入室できなくなる伏況も回避できる。これらより更なる安全、安心が得られる。
(動作2)
図11は、乗場a15から乗場呼びを行う構成図である。図12は、乗場a15から乗場呼びを行う処理(動作2)を示すフローチャートである。図13は、図12をシーケンス化した図である。
動作2は、乗場において、かごa16を呼ぶ場合の動作である。動作2の場合は、図11に示すように、読取装置a5−1、表示装置a6−1、音声出力装置a7−1、入力装置a8−1は、すべて乗場a15に設置されている。動作1に対して、動作2は、認証処理後に乗場呼びが登録される点が異なる。他の処理は、動作1と同様である。
ユーザ(居住者)が、乗場a15の読取装置a5−1に鍵(記録媒体K)の認証媒体情報(b2)を読み取らせる(ステップf1)と、読取装置a5−1は、認証媒体情報(b2)を中央制御装置a1に送信する。中央制御装置a1は、「動作1」の場合と同様の認証処理を行う(ステップf2)。中央制御装置a1は、認証がとれた場合(ステップf3)に、該当する居室情報取得要求(b3)を全住居情報制御装置a2経由にて居室情報制御装置a4に送る。また、中央制御装置a1、同時にエレベータ制御装置a3に対して、行き先階の登録が可能な状態での乗揚呼びを登録を行う(ステップf4)。このステップf3、f4における認証成立後の処理は、「動作1」の場合とほぼ同様であるが、動作1との違いは、中央制御装置a1が、さらに、「乗場呼びの処理」を行なうことである。それ以降の居室情報取得要求(b3)の生成、送信の処理は、動作1と同じである。また、ユーザが乗場a15で認証動作をしなければ、乗場呼びも発生しない(ステップf8)。
以下は動作1と同じなので、簡単に説明する。中央制御装置a1は、認証が取れなかった湯合(ステップf3)は、動作1と同様に、その旨、表示装置a6−1と音声出力装置a7−1とに「通知情報」を出力し処理を終了する(ステップf9)。居室情報取得要求(b3)を受け取った居室情報制御装置a4は、管理している居室情報(b1)を全住居情報制御装置a2経由で中央制御装置a1に送る(ステップf5)。居室情報(b1)を受け取った中央制御装置a1は、エレベータ制御装置a3を経由して(ステップf6)、表示装置a6−1と音声出力装置a7−1とに居室情報(b1)を出力する(ステップf7)。
本構成をとることで、戸締りという習慣化した操作に対し、外出時ほぼ確実に利用するエレベータで機械的に認証することにより、時間差をつけた戸締り再確認ができる。また、認証は乗場呼びを兼ねているため、待ち時間の活用につながる。更には認証に鍵を使用しており、鍵の不携帯防止に繋がり、外出時、鍵の不携帯による入室できなくなる状況も回避できる。これらより更なる安全、安心が得られる。
(動作3)
図14は、かごa16(動作1)または乗場a15(動作2)において、後述する情報入力を行う動作(動作3)を示したフローチャートである。図15は、図14をシーケンス化した図である。主に図15を参照して、動作3を説明する。
上記動作2の認証作業ステップf3(又は動作1のステップe3)が実行され、乗場a15(又はかごa16)の表示装置a6−1(又は表示装置a6−2)や音声出力装置a7−1(又はa7−2)に、居室情報(b1)が出力された状態(出力中、あるいは出力直後:ステップg1)とする。この状態で、ユーザが、乗場a15(又はかごa16)の入力装置a8−1(又は入力装置a8−2)から入力情報(b6)(変更指令情報)を入力する(ステップg2)。前記のように、入力装置とは例えばタッチパネルディスプレイであり、表示装置a6−2(a6−2)の表示部が、入力装置a8−1(a8−2)を兼ねてもよい。例えば、図10に示した居室情報が入力装置であるタッチパネルディスプレイに表示されているとする。この場合、ユーザは、電気錠が解錠状態にあるため、タッチパネルを操作することにより、「施錠」状態にした後、タッチパネルの送信ボタンを押す。この、入力操作によって、「玄関の電気錠」の制御状態を「施錠」とするべき入力情報(変更指令情報)が、入力装置であるタッチパネルディスプレイからエレベータ制御装置a3を経由して、「居室情報(b1)を変更するための情報(b5)」として中央制御装置a1に送信される(ステップg3)。即ち、第2居室関係情報受信部c6がエレベータ制御装置a3から「居室情報(b1)を変更するための情報(b5)」(変更指令情報)を受信する。中央制御装置情報処理部c2は、「居室情報(b1)を変更するための情報(b5)」を解釈し、「居室情報(b1)を変更するための情報(b5)」を、該当する居室情報制御装置a4に解釈可能な「居室情報変更要求(b4)」(変更指令情報)に変換し、第1居室関係情報送信部c3により、全住居情報制御装置a2に送信する。全住居情報制御装置a2は、動作2(又は動作1)において居室情報取得要求(b3)を送信した居室情報制御装置a4を選択し、該当する居室情報制御装置a4に居室情報変更要求(b4)を送信する(ステップg4)。居室側情報処理部a42は、居室側通信部a41を介して居室情報変更要求(b4)を受信すると、居室情報変更要求(b4)の内容を判断する(ステップg5)。全住居情報制御装置a2は、動作2(又は動作1)において居室情報取得要求(b3)を送信した居室情報制御装置a4を選択し、該当する居室情報制御装置a4に居室情報変更要求(b4)を送信する(ステップg4)。居室側情報処理部a42は、居室側通信部a41を介して居室情報変更要求(b4)を受信すると、居室情報変更要求(b4)の内容が妥当かどうかを判断する(ステップg5)。居室側情報処理部a42による妥当かどうかの判断とは、例えば次のような場合である。居室側情報処理部a42は、入力装置がタッチパネルディスプレイであれば、タッチパネルディスプレイから入力されたデータを対象としてその入力データの妥当性を判定する。例えば、タッチパネルディスプレイは電気錠の「施錠または解錠」を入力データとして受け付けるとする。入力データは、タッチパネルディスプレイにおいて「1」が入力された場合には施錠を示し、「2」が入力された場合には解錠を示すとする。この場合、居室側情報処理部a42は、タッチパネルディスプレイから「3」や「4」などの無効な数字が入力された場合に、妥当ではないと判断する。
居室側情報処理部a42は、判断の結果、居室情報変更要求(b4)の要求が妥当であれば、該当する機器の「制御状態の変更」を行い、結果を確認する(ステップg6)。居室情報制御装置a4は、「結果」と新しい居室情報(b1)を中央制御装置a1に送信する(ステップg7)。中央制御装置a1は、居室情報制御装置a4からの変更要求に対応する居室情報(b1)をエレベータ制御装置a3に送信する(ステップg8)。エレベータ制御装置a3は、変更要求に対応する居室情報(b1)を表示装置a6−1(又はa6−2)や音声出力装置a7−1(又はa7−2)に出力する(ステップg9)。
本構成をとることで、エレベータに乗った、又は、待っている状態で居室のシステムを遠隔制御することが可能であるため、居室に戻る必要がなく待ち時間・乗車時間の活用になり、また、利便性が向上する。
以上で説明した居室情報取得システム1000では、中央制御装置、全住居情報制御装置、エレベータ制御装置、居室情報制御装置、読取装置、表示装置、入力装置などの動作は互いに関連しており、これらの動作をステップとみることで、居室情報取得システム1000を居室情報取得方法として把握することも可能である。
実施の形態1の居室情報変更システム1000の構成図。 実施の形態1の中央制御装置a1、全住居情報制御装置a2等のハードウェア構成図。 実施の形態1の居室情報変更システム1000の動作概要のシーケンス図。 実施の形態1の居室情報制御装置a4のブロック図。 実施の形態1の全住居情報制御装置a2のブロック図。 実施の形態1の中央制御装置a1のブロック図。 実施の形態1の住居a13からかごa16を呼ぶ際の構成図。 図7の動作のフローチャート。 図7の動作のシーケンス。 実施の形態1の居室情報(b1)の例を示す図。 実施の形態1の乗場a15から乗場呼びを行う際の構成図。 図10の動作のフローチャート。 図10の動作のシーケンス。 図8、図12の場合に対して、情報入力の動作を示すフローチャート。 図9、図13の場合に対して、情報入力の動作を示すシーケンス。
符号の説明
a1 中央制御装置、a2 全住居情報制御装置、a3 エレベータ制御装置、a4 居室情報制御装置、a5−1 読取装置、a6−1 表示装置、a7−1 音声出力装置、a8−1 入力装置、a5−2 読取装置、a6−2 表示装置、a7−2 音声出力装置、a8−2 入力装置、a13 住居、a14 住居群、a15 乗場、a16 かご、a21 全住居側通信部、a22 全住居側情報処理部、a23 全住居側記憶部、a41 居室側通信部、a42 居室側情報処理部、a43 居室側記憶部、a44 居室側入力部、a45 居室側表示部、a46 居室側リーダ、a50 認証部、b1 居室情報、b2 認証媒体情報、b3 居室情報取得要求、b4 居室情報変更要求、b6 入力情報、b7 警告発生信号、b8 受付許可信号、c1 認証媒体情報受信部、c2 中央制御装置情報処理部、c3 第1居室関係情報送信部、c4 第1居室関係情報受信部、c5 第2居室関係情報送信部、c6 第2居室関係情報受信部、c7 エレベータ動作情報送信部、c8 エレベータ動作情報受信部、c9 中央側記憶部、c100 中央側通信部、d1 全住居側通信部、d2 全住居側情報処理部、d3 全住居側記憶部、k 記録媒体、100 集合住宅、1000 居室情報取得システム。

Claims (8)

  1. 複数の住戸からなる集合住宅に設置されたエレベータの乗場に設置され、前記住戸の住人であることを証明するとともにいずれの前記住戸の住人かを特定する個人認証情報が格納された記録媒体から前記個人認証情報を読み取り、読み取られた前記個人認証情報を出力する読取部と、
    前記住戸ごとに対応して設けられ、対応する前記住戸に設置された機器であって予め指定された前記機器である指定機器を制御する住戸機器制御部と、
    前記読取部により出力された前記個人認証情報を入力し、入力された前記個人認証情報に対して認証処理を実行し、認証が成立すると、行先階の入力の受け付けを許可する受付許可信号をかご室の運転を制御するエレベータ制御装置に送信して行先階の入力待ちにさせるとともに、認証された前記個人認証情報の示す前記住人の前記住戸を特定し、特定された前記住戸の前記指定機器の制御状態を示す制御状態情報の取得を要求する取得要求信号を特定された前記住戸に対応する前記住戸機器制御部に出力する認証部と、
    前記読取部とともに前記乗場に設置され、かつ、前記住戸機器制御部に接続した表示部と
    を備え、
    前記住戸機器制御部は、
    前記認証部により出力された前記取得要求信号を受信すると、前記指定機器の前記制御状態情報を出力し、
    前記表示部は、
    前記住戸機器制御部により出力された前記制御状態情報を入力し、入力された前記制御状態情報を表示し、
    前記読取部は、
    前記指定機器が設置された前記住戸の存在する居住階に設置されたことを特徴とする制御状態取得装置。
  2. 前記制御状態取得装置は、さらに、
    前記読取部とともに前記乗場に設置され、前記表示部に表示された前記制御状態情報の示す制御状態にある前記指定機器である表示指定機器の前記制御状態の変更を指令する変更指令情報の入力を受け付け、受け付けた前記変更指令情報を前記表示指定機器に対応する前記住戸機器制御部に送信する変更指令情報入力部を備え、
    前記住戸機器制御部は、
    前記変更指令情報入力部から前記変更指令情報を入力すると、前記変更指令情報に基づいて前記表示指定機器の前記制御状態を変更することを特徴とする請求項1記載の制御状態取得装置。
  3. 前記住戸機器制御部は、
    警告対象として定められた少なくとも1台の前記指定機器である警告対象機器を含む複数の前記指定機器を制御するとともに、前記警告対象機器の前記制御状態情報を出力する際には、警告の発生を指令する警告発生信号をともに出力し、
    前記制御状態取得装置は、さらに、
    前記読取部とともに前記乗場に設置され、かつ、
    前記住戸機器制御部により出力された前記警告発生信号を入力し、前記警告発生信号を入力すると、予め設定された音声出力モードで警告音を出力する音声出力部を備えたことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の制御状態取得装置。
  4. 複数の住戸からなる集合住宅に設置されたエレベータのかご室の室内に設置され、前記住戸の住人であることを証明するとともにいずれの前記住戸の住人かを特定する個人認証情報が格納された記録媒体から前記個人認証情報を読み取り、読み取られた前記個人認証情報を出力する読取部と、
    前記住戸ごとに対応して設けられ、対応する前記住戸に設置された機器であって予め指定された前記機器である指定機器を制御する住戸機器制御部と、
    前記読取部により出力された前記個人認証情報を入力し、入力された前記個人認証情報に対して認証処理を実行し、認証が成立すると、行先階の入力の受け付けを許可する受付許可信号を前記かご室の運転を制御するエレベータ制御装置に送信して行先階の入力待ちにさせるとともに、認証された前記個人認証情報の示す前記住人の前記住戸を特定し、特定された前記住戸の前記指定機器の制御状態を示す制御状態情報の取得を要求する取得要求信号を特定された前記住戸に対応する前記住戸機器制御部に出力する認証部と、
    前記読取部とともに前記かご室に設置され、かつ、前記住戸機器制御部に接続した表示部と
    を備え、
    前記住戸機器制御部は、
    前記認証部により出力された前記取得要求信号を受信すると、前記指定機器の前記制御状態情報を出力し、
    前記表示部は、
    前記住戸機器制御部により出力された前記制御状態情報を入力し、入力された前記制御状態情報を表示することを特徴とする制御状態取得装置。
  5. 前記制御状態取得装置は、さらに、
    前記読取部とともに前記かご室に設置され、前記表示部に表示された前記制御状態情報の示す制御状態にある前記指定機器である表示指定機器の前記制御状態の変更を指令する変更指令情報の入力を受け付け、受け付けた前記変更指令情報を前記表示指定機器に対応する前記住戸機器制御部に送信する変更指令情報入力部を備え、
    前記住戸機器制御部は、
    前記変更指令情報入力部から前記変更指令情報を入力すると、前記変更指令情報に基づいて前記表示指定機器の前記制御状態を変更することを特徴とする請求項記載の制御状態取得装置。
  6. 前記住戸機器制御部は、
    警告対象として定められた少なくとも1台の前記指定機器である警告対象機器を含む複数の前記指定機器を制御するとともに、前記警告対象機器の前記制御状態情報を出力する際には、警告の発生を指令する警告発生信号をともに出力し、
    前記制御状態取得装置は、さらに、
    前記読取部とともに前記かご室に設置され、かつ、
    前記住戸機器制御部により出力された前記警告発生信号を入力し、前記警告発生信号を入力すると、予め設定された音声出力モードで警告音を出力する音声出力部を備えたことを特徴とする請求項4または5のいずれかに記載の制御状態取得装置。
  7. 前記住戸機器制御部は、
    警告対象として定められた少なくとも1台の前記指定機器である警告対象機器を含む複数の前記指定機器を制御するとともに、前記警告対象機器の前記制御状態情報を出力する際には、警告の発生を指令する警告発生信号をともに出力し、
    前記表示部は、
    前記住戸機器制御部により出力された前記警告発生信号を入力し、前記警告発生信号を入力すると、予め警告表示として設定された表示モードで表示することを特徴とする請求項1または2または4または5のいずれかに記載の制御状態取得装置。
  8. 前記複数の住戸のそれぞれは、
    電気錠を有する玄関扉を備え、
    前記記録媒体は、
    前記電気錠の施錠と解錠とに用いられる鍵データを格納することを特徴とする請求項1または2または4または5のいずれかに記載の制御状態取得装置。
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