JP2016021615A - 開閉装置制御システム - Google Patents

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Kuniharu Takai
邦治 高井
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亮二 和気
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Abstract

【課題】 意図しない操作によって制御指令が出力されてしまうのを防ぐ。
【解決手段】 位置の異なる二以上の操作スイッチに対する操作に応じて開閉装置1を制御するようにした開閉装置制御システムにおいて、一つの操作スイッチに対する操作の後、所定時間内に前記一つの操作スイッチ以外の他の操作スイッチに対する操作があることを条件に、前記他の操作スイッチに対応する制御指令を出力するようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、シャッター装置等の開閉装置を制御するのに好適な開閉装置制御システムに関するものである。
従来、この種の発明には、例えば、特許文献1に記載されたもののように、複数の操作スイッチ(開、停止、閉等)を有する操作部(リモコン送信機10)と、この操作部から無線送信される電波を受信する受信部(リモコン受信機20)とを備え、前記操作スイッチの各々に対応した制御指令が出力されるようにしたものがある。
より具体的に説明すれば、例えば、前記操作部の開スイッチ(11a)が1回押された場合には、前記操作部が、開閉装置を開放動作させるための制御コードを含む信号を送信し、その信号が前記受信部により受信されて、該受信部が開閉装置に対し制御指令を発し、その制御指令に応じて開閉装置が開放動作を開始する。
このような開閉装置制御システムによれば、例えば車の中等からシャッター装置を容易に遠隔操作することができ、その利便性が良好である。
しかしながら、前記従来技術では、例えば、前記操作部が車内のダッシュボードやバッグ内等に収納されており、振動等により操作スイッチに物が当たって、意図しない操作が行われると、開閉装置が不意に動作してしまうおそれがある。
特開2001−309453号公報
本発明は上記従来事情に鑑みてなされたものであり、その課題とする処は、意図しない操作によって制御指令が出力されてしまうのを防ぐことができる開閉装置制御システム。
上記課題を解決するための一手段は、位置の異なる二以上の操作スイッチに対する操作に応じて開閉装置を制御するようにした開閉装置制御システムにおいて、一つの操作スイッチに対する操作の後、所定時間内に前記一つの操作スイッチ以外の他の操作スイッチに対する操作があることを条件に、前記他の操作スイッチに対応する制御指令を出力するようにしたことを特徴とする。
本発明は、以上説明したように構成されているので、意図しない操作によって制御指令が出力されてしまうのを防ぐことができる。
本発明に係る開閉装置制御システムの第一の実施例を模式的に示す正面図である。 同実施例における受信部の制御回路図である。 操作部から送信される操作信号のフォーマットである。 操作部側の制御例を示すフローチャートである。 受信部側の制御例を示すフローチャートである。 本発明に係る開閉装置制御システムの第二の実施例において、操作部側の制御を示すフローチャートである。 同第二の実施例において、受信部側の制御を示すフローチャートである。 本発明に係る開閉装置制御システムの第三の実施例において、操作部と被装着部との着脱構造を示す正面図である。 図8における(IX)−(IX)線断面図である。 第三の実施例における操作部側の制御を示すフローチャートである。
本実施の形態の第一の特徴は、位置の異なる二以上の操作スイッチに対する操作に応じて開閉装置を制御するようにした開閉装置制御システムにおいて、一つの操作スイッチに対する操作の後、所定時間内に前記一つの操作スイッチ以外の他の操作スイッチに対する操作があることを条件に、前記他の操作スイッチに対応する制御指令を出力するようにした。
ここで、前記「操作スイッチ」には、無線又は有線のリモコン装置に設けられる複数の操作スイッチや、壁面等に固定される操作ボックスに設けられた複数の操作スイッチ等を含む。
前記構成によれば、一つの操作スイッチのみに対する意図しない操作により、該操作スイッチに対応する制御指令が出力されてしまうのを防ぐことができる。
第二の特徴としては、前記一つの操作スイッチが、開閉装置の開閉動作を停止させる停止指令を出力するためのスイッチである。
この構成によれば、先ず、前記一つの操作スイッチ に対する操作により停止指令が出力されようにしているため、開閉体の動作の安全性及び確実性を向上することができる。
第三の特徴としては、前記他の操作スイッチが、開閉装置を開放動作又は閉鎖動作させるための制御指令を出力するためのスイッチである。
この構成によれば、意図しない開放動作又は閉鎖動作が行われてしまうのを防ぐことができる。
第四の特徴としては、前記二以上の操作スイッチを有する操作部と、該操作部から送信される信号を受信する受信部とを備えた開閉装置制御システムであって、前記操作部が、前記二以上の操作スイッチに対する操作に応じて前記制御指令を出力するか否かを判断して、該判断に応じた信号を発信し、前記受信部が、受信した信号に応じて前記制御指令を出力するようにした(図4及び図5参照)。
この構成によれば、操作部側で、制御指令を出力するか否かの判断が行われる。
第五の特徴としては、前記二以上の操作スイッチを有する操作部と、該操作部から送信される信号を受信する受信部とを備えた開閉装置制御システムであって、前記操作部が、前記二以上の操作スイッチに対する操作に応じて信号を発信し、前記受信部が、受信した信号に応じて前記制御指令を出力するか否かを判断し、該判断に応じた前記制御指令を出力するようにした(図6及び図7参照)。
この構成によれば、受信部側で、制御指令を出力するか否かの判断が行われる。
次に、上記特徴を有する好ましい実施例を、図面に基づいて詳細に説明する。
本実施の形態の開閉装置制御システムは、住宅やビル、倉庫、工場、地下街、トンネル、車両の荷台等の躯体の開口部分や内部に配設され、前記開口部分を開閉したり、躯体内部の空間を仕切ったり開放したりするシャッター装置である開閉装置1に適用され、操作部40に対する操作パターンに応じて開閉装置1を制御するための制御指令を出力する。
開閉装置1は、空間を仕切るようにスライドして閉鎖動作する開閉体10と、開閉体10をその開放方向側で収納したり繰り出したりする収納部20と、開閉体10の横幅方向の端部を囲んで開閉方向へ案内するガイドレール30と、開閉体10の動作を遠隔操作するための操作部40とを具備している(図1参照)。
開閉体10は、平面視略矩形状の開閉体本体11と、該開閉体本体11の下端側に接続されるとともに着座対象部位P(床面や地面、枠部材等)に当接される座板部材12とからなり、収納部20内の図示しない巻取軸によって巻き取られたり繰り出されたりして開閉動作する。
収納部20は、開閉体幅方向へ長尺な略直方体状の収納ケース21と、該収納ケース21内で開閉体10を巻き取ったり繰出したりする巻取軸(図示せず)と、該巻取軸をチェーン及びスプロケット等の動力伝達手段(図示せず)を介して駆動回転させたり制動したりする開閉機22(例えば電動モータ)と、無線信号を受信して開閉機22を制御する受信部23とを具備している(図1参照)。
開閉機22は、例えば実開平01−118084号公報に開示される構造の開閉機を、適宜に改良したものであり、ブラケット等を介して収納ケース21の不動部位に支持される。
この開閉機22は、上記巻取軸に回転力を伝達する駆動軸、前記駆動軸を回転させる電動モータ、前記駆動軸を拘束したり解放したりするブレーキ装置等を具備しており、受信部23の制御回路から出力される制御指令によって制御される。
受信部23は、図2に示すように、操作部40から送信される電波を捕捉するためのアンテナ部23h、捕捉した電波を復調する復調回路23i、該復調回路23iにより復調された信号に応じて制御信号を出力する制御回路23j、該制御回路23jから出力される制御信号により作動する複数のリレー23a,23b,23c等を具備している。
制御回路23jは、操作部40から送信され復調回路23iによって復調された信号やその他の入力信号(例えば、登録スイッチ23gや、図示しない障害物感知部、センサー等の信号)を処理して、複数のリレー23a,23b,23c等を制御するための制御指令を出力する電気回路である。この制御回路23jは、例えば、マイコン回路やシーケンサー等のプログラムドロジック回路、電子回路あるいはワイヤードロジック回路等により構成される。
前記複数のリレーは、図示例によれば、開閉機22を開放方向へ回転させるための開リレー23a、開閉機22を閉鎖方向へ回転させるための閉リレー23b、図示しないブレーキ装置を作動させて開閉機22の回転を停止する停止リレー23c等である。
これら前記複数のリレー23a,23b,23cは、制御回路23jからの信号により所定時間(図示例によれば1秒)だけ作動し、この作動により、開閉機22やブレーキ装置等に電力を供給するための電磁開閉器(図示せず)をオン状態に自己保持したり、該自己保持を解除したりするように電気配線される。
なお、図2中、符号23eは制御回路23jへ電源を供給する電源回路である。また、符号23kは復調回路23iによる受信が行われた際に発光する発光部、符号23fは電源回路36へ電力が供給された際に点灯する発光部、符号23dは受信部23の制御回路の動作に応じて点灯する発光部であり、これら発光部は、例えば発光ダイオードにより構成される。
また、図2中、登録スイッチ23gは、操作部40から送信されるIDコードを図示しない記憶装置(例えば不揮発性メモリ等)に記憶する際に、制御回路23jによる処理を登録モードに切り替えるスイッチである。
また、ガイドレール30は、開閉体10の幅方向の端部を囲む断面略コ字状の金属製部材であり、開閉体10によって着座される着座対象部位P(例えば、床面や地面、枠部材等)と収納部20との間にわたって配設されている(図1参照)。
また、操作部40は、図1及び図3に示すように、矩形状等のケース40aの表面に、開閉体10を開放動作させる開放指令を出力するための開スイッチ41、開閉体10の開閉動作を停止させる停止指令を出力するための停止スイッチ42、開閉体10を閉鎖動作させる閉鎖指令を出力するための閉スイッチ43等、位置の異なる複数の操作スイッチ(詳細には、開スイッチ41、停止スイッチ42、閉スイッチ43)を露出するとともに、これらスイッチによる操作を光及び/又は音により報知する報知部44、及び前記スイッチの操作に応じて報知部44を作動させたり無線信号を送信したりする制御部45等を具備している。
前記操作スイッチの各々は、押圧された際にオンとなり、押圧力が解放された際にオフとなる自動復帰式の押しボタンスイッチであり、例えばメンブレンスイッチやタッチパネル等により構成される。
報知部44は、図示される好ましい一例によれば、前記操作スイッチの操作に応じて点滅及び/又は点灯する発光部(例えば発光ダイオード)と、同操作に応じて報知音を発する発音部(例えば図示しないスピーカ等)とを具備している。
また、制御部45は、操作部40固有のIDコードやプログラム等を記憶する記憶部(例えば、図示しない不揮発性メモリ)や、前記IDコードを含む送信信号を例えばASK(Amplitude Shift Keying)変調やFSK(Frequency Shift Keying)変調等の適宜な変調方式によって変調し送信アンテナから空間へ発信する送信機(図示せず)、操作スイッチ(詳細には開スイッチ41,停止スイッチ42,閉スイッチ43)が操作された場合に、報知部44及び前記送信機等を前記プログラムに基づいて制御する制御回路(例えば、マイコンやマイクロプロセッサ等)を具備している。
前記送信信号のフォーマットは、図3に示すように、先頭部分を示すヘッダーコードと、操作部40固有のIDコードと、前記操作スイッチの操作に応じた制御指令を示す制御コード等から構成される。
次に、操作部40の制御部45による制御の一例を、図4のフローチャートに基づいて詳細に説明する。
先ず、ステップ1では、操作部40の停止スイッチ42がオンにされるのを待ち、オンにされると次のステップ2へ処理を進める。
ステップ2では、操作部40内の送信機(図示せず)から停止操作信号を無線発信し、次のステップ3へ処理を進める。
ステップ3では、報知部44による報知(図示例によればLEDの所定時間の点灯)を行い、次のステップ4へ処理を進める。
ステップ4では、報知部44による報知パターンを変え(図示例によればLEDの所定周波数の点滅)、次のステップ5へ処理を進める。
ステップ5では、所定時間内(例えば3秒以内)に開スイッチ41がオンにされたか否かを判断し、オンにされていれば次のステップ6へ処理を進め、そうでなければステップ6aへ処理を進める
ステップ6では、操作部40内の送信機(図示せず)から開操作信号を無線発信し、次のステップ7へ処理を進める。
ステップ7では、報知部44による報知(図示例によればLEDの所定時間の点灯)を行い、ステップ1へ処理を戻す。
また、ステップ6aでは、所定時間内(例えば3秒以内)に閉スイッチ43がオンにされたか否かを判断し、オンにされていれば次のステップ7aへ処理を進め、そうでなければステップ6bへ処理を進める。
ステップ7aでは、操作部40内の送信機(図示せず)から閉操作信号を無線発信し、次のステップ8aへ処理を進める。
ステップ8aでは、報知部44による報知(図示例によればLEDの所定時間の点灯)を行い、ステップ1へ処理を戻す。
また、ステップ6bでは、ステップ4により点滅中のLEDを消灯し、処理をステップ1へ戻す。
なお、前記ステップ5及び前記ステップ6aにおける所定時間のカウントは、操作部40の制御部45のタイマー機能を用いて行えばよく、このカウントを開始する時点は、ステップ2の直後とすればよい。また、前記カウントは、ステップ6又はステップ7aの直後にリセットされる。
次に、受信部23の制御回路23jによる制御の一例を、図5のフローチャートに基づいて説明する。
先ず、制御回路23jは、停止操作信号(上記ステップ3参照)を受信したか否かを判断し(ステップ11)、受信した場合には、次のステップ12へ処理を進め、そうでなければステップ11aへ処理を移行する。
ステップ12では、停止指令を出力して停止リレー23c(図2参照)を作動させる。したがって、開閉機22が拘束状態になり、開閉体10は開閉不能な状態となる。そして、処理はステップ11へ戻る。
また、ステップ11aでは、開操作信号(上記ステップ6参照)を受信したか否かを判断し、受信した場合には、次のステップ12aへ処理を進め、そうでなければステップ11bへ処理を移行する。
ステップ12aでは、開指令を出力して開リレー23a(図2参照)を作動させ、開閉機22による開閉体10の開放動作を開始し、処理をステップ11へ戻す。
また、ステップ11bでは、閉操作信号(上記ステップ7a参照)を受信したか否かを判断し、受信した場合には、次のステップ12bへ処理を進め、そうでなければステップ11へ処理を戻す。
ステップ12bでは、閉指令を出力して閉リレー23b(図2参照)を作動させ、開閉機22による開閉体10の開放動作を開始し、処理をステップ11へ戻す。
よって、本実施例1の開閉装置1によれば、例えば、操作部40が車内のダッシュボードやバッグ内等に収納されており、振動等により操作スイッチ(詳細には、開スイッチ41,停止スイッチ42又は閉スイッチ43)に物が当たって意図しない操作が行われた場合等、一つの操作スイッチに対する意図しない操作があった場合でも、該操作スイッチに対応する制御指令の出力により開閉体10が動作してしまうのを防ぐことができる。
しかも、本実施例1によれば、正規の操作として、最初に開スイッチ41が押されて停止操作信号が出力されるようにしているため、開閉体10を動作中である場合には、前記停止指令に応じて、該開閉体10の動作が一旦停止し、また、開閉体10を停止中である場合には、その停止状態が維持される。そして、その停止状態の後、所定時間内に開スイッチ41又は閉スイッチ43に対する操作があると、この開スイッチ41又は閉スイッチ43に対応する制御指令が出力される。よって、開閉体10の動作の安全性及び確実性を向上することができる。
次に、本実施の形態の他の実施例について説明する。なお、以下に示す実施例は、上記開閉装置制御システムの構成を一部変更したものであるため、主に、その変更部分について詳細に説明し、重複する詳細説明は省略する。
本実施例2の開閉装置制御システムでは、操作部40が、操作スイッチ(詳細には開スイッチ41、停止スイッチ42又は閉スイッチ43)に対する操作に応じて信号を発信し、受信部23が、受信した信号に応じて制御指令を出力するようにしている。具体的には、以下に説明するように、操作部40の制御部45が図6のフローチャートに示す処理を行い、受信部23の制御回路23jが図7のフローチャートに示す処理を行う。
操作部40の制御部45は、先ず、図6のステップ21に示すように、停止スイッチ42がオンにされたか否かを判断し、オンにされていれば次のステップ22へ処理を進め、そうでなければステップ21aへ処理を移行する。
ステップ22では、操作部40内の送信機(図示せず)から停止操作信号を無線発信し、次のステップ23へ処理を進める。
ステップ23では、報知部44による報知(図示例によればLEDの所定時間の点灯)を行い、ステップ21へ処理を戻す。
また、ステップ21aでは、開スイッチ41がオンにされたか否かを判断し、オンにされていれば次のステップ22aへ処理を進め、そうでなければステップ21bへ処理を移行する。
ステップ22aでは、操作部40内の送信機(図示せず)から開操作信号を無線発信し、次のステップ23aへ処理を進める。
また、ステップ23aでは、報知部44による報知(図示例によればLEDの所定時間の点灯)を行い、ステップ21へ処理を戻す。
また、ステップ21bでは、閉スイッチ43がオンにされたか否かを判断し、オンにされていれば次のステップ22bへ処理を進め、そうでなければステップ21へ処理を移行する。
ステップ22bでは、操作部40内の送信機(図示せず)から閉操作信号を無線発信し、次のステップ23bへ処理を進める。
また、ステップ23bでは、報知部44による報知(図示例によればLEDの所定時間の点灯)を行い、ステップ21へ処理を戻す。
一方、受信部23側の制御回路23jは、停止操作信号(上記ステップ22参照)を受信するのを待ち(ステップ31)、受信した場合には、次のステップ32へ処理を進める。
ステップ32では、停止指令を出力して停止リレー23c(図2参照)を作動させる。したがって、開閉機22が拘束状態になり、開閉体10は開閉不能な状態となる。そして、処理は、次のステップ33へ移行する。
ステップ33では、所定時間内(例えば3秒以内)に開操作信号(上記ステップ22a参照)を受信したか否かを判断し、受信していれば次のステップ34へ処理を進め、そうでなければステップ33aへ処理を移行する。
ステップ34では、開指令を出力して閉リレー23b(図2参照)を作動させ、開閉機22による開閉体10の開放動作を開始する。
また、ステップ33aでは、所定時間内(例えば3秒以内)に閉操作信号(上記ステップ22b参照)を受信したか否かを判断し、受信していれば次のステップ34aへ処理を進め、そうでなければステップ31へ処理を戻す。
ステップ34aでは、閉指令を出力して開リレー23a(図2参照)を作動させ、開閉機22による開閉体10の開放動作を開始する。そして、処理をステップ31へ戻す。
なお、前記ステップ33及び前記ステップ33aにおける所定時間のカウントは、受信部23の制御回路23jのタイマー機能を用いて行えばよく、このカウントを開始する時点は、ステップ33直後とすればよい。また、前記カウントは、ステップ34又はステップ34aの直後にリセットされる。
よって、本実施例2においても、上記実施例1と略同様に、一つの操作スイッチ(詳細には、開スイッチ41,停止スイッチ42又は閉スイッチ43)に対する意図しない操作があった場合でも、該操作スイッチに対応する制御指令が出力されて開閉体10が動作してしまうのを防ぐとともに、開閉体10の動作の安全性及び確実性を向上することができる。
すなわち、実施例2では、操作部40側による制御と同様な制御を操作部40に替えて受信部23側で行うようにしたものであり、操作者の立場からみれば、実施的に実施例1と略同様の開閉動作となる。
次に、図8〜図10に示す実施例3について説明する。
本実施例3の開閉装置制御システムは、実施例1における操作部40を操作部40’(図8参照)に置換するとともに、所定位置に被装着部50を固定し、図10に示す制御を行うようにしている。
詳細に説明すれば、この開閉装置制御システムは、所定位置に装着された状態と前記所定位置から外された状態との双方にて操作可能な操作部40’と、前記所定位置に操作部40’を装着するための被装着部50と、操作部40’が被装着部50に装着されているか否かを感知する装着状態感知手段47とを備え、操作部40’に対する操作パターンに応じて開閉装置1を制御するための制御指令が出力されるようにしている。そして、この開閉装置制御システムは、一種類の制御指令に対して複数種類の前記操作パターンを設定しており、装着状態感知手段47による感知信号に応じて前記操作パターンを切り換えるようにしている。
操作部40’は、上述した操作部40の下面に凹部46を設けるとともに、該凹部46内に、後述する被装着部50の凸部50aを感知するための装着状態感知手段47(図示せず)を設けた構造としている。
凹部46は、操作部40’の下面に配置され、被装着部50の凸部50aを抜き差し可能な穴状に形成される。
装着状態感知手段47は、例えば、凹部46内に挿入される凸部50aを接触感知して、その感知信号を出力するリミットスイッチとすればよい。
前記感知信号は、操作部40’内の図示しない送信機により、無線発信されるようになっている。
また、被装着部50は、操作部40’の開スイッチ41,停止スイッチ42及び閉スイッチ43を露出した状態で、操作部40’を嵌脱可能な形状とすればよく、図示例によれば、正面視凹状の枠内に、操作部40’の下端及び左右の縁を嵌脱可能な溝部51を有する。そして、溝部51内の下面には、前記凹部46に対し嵌脱可能な凸部50aを有する。
本実施例3の開閉装置制御システムの制御動作は、上記実施例1に対し、操作部40’内の制御部45に記憶されるプログラムを変更することで、該操作部40’側の制御を図10のフローチャートに示すものとしている。
詳細に説明すれば、制御部45は、先ず、操作部40’が被装着部50に装着された状態か、被装着部50に装着されずに携帯可能な状態を判断する(ステップ41)。
すなわち、制御部45は、装着状態感知手段47による感知信号が有る場合には、処理をステップ42へ進め(以降の処理全般を装着操作モードと称する)、そうでなければ処理をステップ41cへ移行する(以降の処理全般を携帯操作モードと称する)。
ステップ42では、停止スイッチ42がオンにされたか否かを判断し、オンにされていれば次のステップ43へ処理を進め、そうでなければステップ42aへ処理を移行する。
ステップ43では、操作部40内の送信機(図示せず)から停止操作信号を無線発信し、ステップ41へ処理を戻す。
また、ステップ42aでは、開スイッチ41がオンにされたか否かを判断し、オンにされていれば次のステップ43aへ処理を進め、そうでなければステップ42bへ処理を移行する。
ステップ43aでは、操作部40内の送信機(図示せず)から開操作信号を無線発信し、ステップ41へ処理を戻す。
また、ステップ42bでは、閉スイッチ43がオンにされたか否かを判断し、オンにされていれば次のステップ43bへ処理を進め、そうでなければステップ41へ処理を戻す。
ステップ43bでは、操作部40内の送信機(図示せず)から閉操作信号を無線発信し、ステップ41へ処理を戻す。
また、ステップ41c以降の処理は、上記実施例1における操作部40側の処理と略同様になる。
すなわち、ステップ41cでは、操作部40’の停止スイッチ42がオンにされたか否かを判断し、オンにされた場合には次のステップ42cへ処理を進め、そうでなければステップ41へ処理を戻す。
ステップ42cでは、操作部40内の送信機(図示せず)から停止操作信号を無線発信し、次のステップ43cへ処理を進める。
ステップ43cでは、報知部44による報知(図示例によればLEDの所定時間の点灯)を行い、次のステップ44cへ処理を進める。
ステップ44cでは、報知部44による報知パターンを変え(図示例によればLEDの所定周波数の点滅)、次のステップ45cへ処理を進める。
ステップ45cでは、所定時間内(例えば3秒以内)に開スイッチ41がオンにされたか否かを判断し、オンにされていれば次のステップ46cへ処理を進め、そうでなければステップ45dへ処理を移行する。
ステップ46cでは、操作部40内の送信機(図示せず)から開操作信号を無線発信し、次のステップ47cへ処理を進める。
ステップ47cでは、報知部44による報知(図示例によればLEDの所定時間の点灯)を行い、ステップ41へ処理を戻す。
また、ステップ45dでは、所定時間内(例えば3秒以内)に閉スイッチ43がオンにされたか否かを判断し、オンにされていれば次のステップ46dへ処理を進め、そうでなければステップ45eへ処理を移行する。
ステップ46dでは、操作部40内の送信機(図示せず)から閉操作信号を無線発信し、次のステップ47dへ処理を進める。
ステップ47dでは、報知部44による報知(図示例によればLEDの所定時間の点灯)を行い、ステップ41へ処理を戻す。
また、ステップ45eでは、ステップ44cにより点滅中のLEDを消灯し、処理をステップ41へ戻す。
受信部側の処理は、上述した実施例1の処理(図5参照)と略同様である。
よって、本実施例3の開閉装置制御システムによれば、操作部40’を被装着部50に装着した状態と、操作部40’を被装着部50から外した状態とに応じて、操作部40’の操作性(操作パターン)を自動的に変更することができる。
しかも、装着状態感知手段47を操作部40’の凹部46内に有するため、携帯操作モード中に手や物等が装着状態感知手段47に触れて、意図せずに装着操作モードになってしまうようなこと防ぐことができる。
また、操作部40’が被装着部50に装着された携帯操作モードにおいては、例えば、停止スイッチ42が押された後の所定時間内に開スイッチ41が押された場合等、複数種類の操作からなる操作パターンが行われたことを条件に制御指令が出力される。このため、操作部40’が車内のダッシュボードやバッグ内等に収納されており、振動等により操作スイッチ(詳細には、開スイッチ41,停止スイッチ42又は閉スイッチ43)に物が当たって、意図しない操作が行われた場合でも、該操作スイッチに対応する制御指令が出されて開閉体10が不意に動作してしまうのを防ぐことができる。
また、操作部40’が被装着部50に装着された装着操作モードにおいては、前記携帯操作モードにおける操作パターンよりも少ない種類の操作からなる操作パターンが行われた場合に、対応する制御指令が出力される。具体的には、開スイッチ41,停止スイッチ42又は閉スイッチ43を一回オンにする操作によって各操作信号を送信して、携帯操作モードの場合と同一の制御指令を出力することができる。このため、開閉体10の停止、開放動作、閉鎖動作をより速やかに行うことができる。
なお、上記実施例1〜3では、開スイッチ41と停止スイッチ42と閉スイッチ43の三種類の操作スイッチを有する態様としたが、他例としては、二種類あるいは四種類以上の操作スイッチを有する態様とすることも可能である。
また、上記実施例1〜3では、複数の操作スイッチの操作パターンにより操作信号を出力する場合、最初に操作される操作スイッチを停止スイッチ42としたが、他例としては、最初に操作される操作スイッチを開スイッチ41や閉スイッチ43とすることも可能である。
また、上記実施例3では、一つの被装着部50に装着された状態と該被装着部50から外された状態とで操作パターン(操作モード)が自動的に変更されるようにしたが、他例としては、複数の被装着部50を具備し、どの被装着部50に操作部40’が装着されているのかを区別して装着状態感知手段により感知し、その感知信号に応じて、適切な操作パターン(操作モード)が自動的に選定される構成とすることも可能である。
前記実施例3によれば、凹枠状の被装着部50を構成したが、この被装着部50の他例としては、他の凹部形状や、単にフック状やボルト状の被係止部を有する構造とすることも可能である。
また、前記実施例3によれば、好ましい態様として、操作部40’側の凹部46と被装着部50側の凸部50aとが嵌り合って装着状態感知手段47が感知状態となるようにしたが、他例としては、凹凸状の嵌り合いがなく、単に、操作部40’が所定位置に装着されたことを感知する構造とすることも可能である。
また、実施例3において、装着状態感知手段47の他例としては、上記リミットスイッチ以外の接触式スイッチや、非接触スイッチ(例えば、光学式や磁気式のものを含む)としてもよい。
さらに、装着状態感知手段47の他例としては、被装着部50に第一の電気回路(例えばジャンパー線等)を設け、操作部40’側には前記第一の電気回路と合せて全体の回路を構成する第二の電気回路を設けることも可能である。
より具体的に説明すれば、被装着部50に第一の電気回路としてジャンパー線を設け、操作部40’側に前記ジャンパー線で短絡されることにより動作する第二の電気回路を設ける。この構成によれば、操作部40’が被装着部50に装着されると、前記第一及び第二の電気回路からなる全体の回路が構成され、装着モードとしての処理を行う。また、操作部40’が被装着部50に装着されていない場合には、第二の電気回路単独で携帯操作モードとしての処理を行う。
よって、この他例によれば、単なる接触感知によりモード切換えをするようにした態様と比較し、装着、被装着の判断の確実性をより向上することができる。加えて、操作者の意図しない開閉装置の動作等を防止することができる。
1:開閉装置
10:開閉体
23:受信部
40,40’:操作部
41:開スイッチ(操作スイッチ)
42:停止スイッチ(操作スイッチ)
43:閉スイッチ(操作スイッチ)
44:報知部
45:制御部
46:凹部
47:装着状態感知手段
50:被装着部
50a:凸部

Claims (5)

  1. 位置の異なる二以上の操作スイッチに対する操作に応じて開閉装置を制御するようにした開閉装置制御システムにおいて、
    一つの操作スイッチに対する操作の後、所定時間内に前記一つの操作スイッチ以外の他の操作スイッチに対する操作があることを条件に、前記他の操作スイッチに対応する制御指令を出力するようにしたことを特徴とする開閉装置制御システム。
  2. 前記一つの操作スイッチが、開閉装置の開閉動作を停止させる停止指令を出力するためのスイッチであることを特徴とする請求項1記載の開閉装置制御システム。
  3. 前記他の操作スイッチが、開閉装置を開放動作又は閉鎖動作させるための制御指令を出力するためのスイッチであることを特徴とする請求項1又は2記載の開閉装置制御システム。
  4. 前記二以上の操作スイッチを有する操作部と、該操作部から送信される信号を受信する受信部とを備えた開閉装置制御システムであって、
    前記操作部が、前記二以上の操作スイッチに対する操作に応じて前記制御指令を出力するか否かを判断して、該判断に応じた信号を発信し、
    前記受信部が、受信した信号に応じて前記制御指令を出力するようにしたことを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の開閉装置制御システム。
  5. 前記二以上の操作スイッチを有する操作部と、該操作部から送信される信号を受信する受信部とを備えた開閉装置制御システムであって、
    前記操作部が、前記二以上の操作スイッチに対する操作に応じて信号を発信し、
    前記受信部が、受信した信号に応じて前記制御指令を出力するか否かを判断し、該判断に応じた前記制御指令を出力するようにしたことを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の開閉装置制御システム。
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