JP6985057B2 - 開閉装置用リモコン送信機及び開閉装置制御システム - Google Patents

開閉装置用リモコン送信機及び開閉装置制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP6985057B2
JP6985057B2 JP2017153105A JP2017153105A JP6985057B2 JP 6985057 B2 JP6985057 B2 JP 6985057B2 JP 2017153105 A JP2017153105 A JP 2017153105A JP 2017153105 A JP2017153105 A JP 2017153105A JP 6985057 B2 JP6985057 B2 JP 6985057B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switchgear
switch
remote control
control transmitter
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017153105A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019031824A (ja
Inventor
邦治 高井
和彦 大町
淳 栗原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bunka Shutter Co Ltd
Original Assignee
Bunka Shutter Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bunka Shutter Co Ltd filed Critical Bunka Shutter Co Ltd
Priority to JP2017153105A priority Critical patent/JP6985057B2/ja
Publication of JP2019031824A publication Critical patent/JP2019031824A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6985057B2 publication Critical patent/JP6985057B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

本発明は、開閉装置用リモコン送信機、及びこの開閉装置用リモコン送信機を用いて複数の開閉装置を制御する開閉装置制御システムに関するものである。
従来、この種の発明には、例えば、特許文献1に記載されたもののように、シャッターの開放動作、閉鎖動作又は停止などを操作する操作スイッチと、該操作スイッチの操作に応じて所定の制御指令を含む無線信号を発信する送信部とを備えた開閉装置用リモコン送信機がある。
この開閉装置用リモコン送信機によれば、例えば、前記操作スイッチの開スイッチが1回押された場合には、前記操作スイッチが、開閉装置を開放動作させるための制御コードを含む信号を送信し、その信号がシャッター装置の受信部により受信されて、該受信部から発せられる制御指令に応じてシャッター装置が開放動作を開始する。したがって、前記開閉装置用リモコン送信機を用いて、例えば車の中等からシャッター装置を容易に遠隔操作することができ、その利便性が良好である。
特開2014−179759号公報
ところで、例えば、工場等の広い空間に4つのシャッター装置が設置されており、それぞれのシャッター装置をリモコン操作しようとした場合、上記従来の開閉装置用リモコン送信機を4つ所持する必要がある。このため、4つの開閉装置用リモコン送信機を収納するスペースが必要なのは勿論のこと、開閉装置用リモコン送信機の取り間違い(選択の間違い)によって意図しないシャッター装置を動作させてしまうおそれがある。
そこで、操作対象となるシャッター装置を選択するための選択スイッチを別途設けることも考えられるが、操作手順が煩雑になってしまう。
このような課題に鑑みて、本発明は、以下の構成を具備するものである。
本体ケース面に露出した自動復帰型の操作スイッチの操作に応じて、本体ケースと一体の送信部から開閉装置を操作するための無線信号を発信するようにした開閉装置用リモコン送信機において、操作対象となる複数の開閉装置にそれぞれ対応して複数のスイッチグループが設定され前記無線信号には、操作が行われた前記操作スイッチが属する前記スイッチグループに対応するグループコードと、同スイッチグループにおける前記操作スイッチの操作内容に応じた操作指令とを含み、前記各スイッチグループは、何れも、他のスイッチグループのものと操作目的を同一とした単数の操作スイッチを備え、前記操作指令は、前記スイッチグループ毎の単数の操作スイッチがオンにされたか否かの情報であることを特徴とする開閉装置用リモコン送信機。
本発明は、以上説明したように構成されているので、単一の開閉装置用リモコン送信機による簡単な操作手順により複数の開閉装置を選択的に操作することができる。
本発明に係る開閉装置用リモコン送信機を用いたい開閉装置制御システムの一例を示す模式図である。 同開閉装置制御システムの開閉装置用リモコン送信機を示す平面図である。 同開閉装置用リモコン送信機による無線信号のデータフォーマットを例示する模式図である。 同開閉装置用リモコン送信機の動作を示すタイムチャートである。 同開閉装置用リモコン送信機の動作を示すフローチャートである。 本発明に係る開閉装置用リモコン送信機を用いたい開閉装置制御システムの他例を示す模式図である。 同開閉装置制御システムの開閉装置用リモコン送信機を示す平面図である。 同開閉装置用リモコン送信機による無線信号のデータフォーマットを例示する模式図である。 同開閉装置用リモコン送信機の動作を示すフローチャートである。 同開閉装置用リモコン送信機の動作について、他の制御態様を示すフローチャートである。
本実施の形態では、以下の特徴を開示している。
第1の特徴は、開閉装置用リモコン送信機であて、本体ケース面に露出した自動復帰型の操作スイッチの操作に応じて、本体ケースと一体の送信部から開閉装置を操作するための無線信号を発信するようにした開閉装置用リモコン送信機において、操作対象となる複数の開閉装置にそれぞれ対応して複数のスイッチグループが設定され、前記複数のスイッチグループの各々は、単数の前記操作スイッチ、又は操作目的の異なる複数種類の前記操作スイッチにより構成され、前記無線信号には、操作が行われた前記操作スイッチが属する前記スイッチグループに対応するグループコードと、同スイッチグループにおける前記操作スイッチの操作内容に応じた操作指令とを含む(図1〜図9参照)。
第2の特徴として、前記各スイッチグループは、何れも、他のスイッチグループのものと操作目的を同一とした単数の操作スイッチを備え、前記操作指令は、前記スイッチグループ毎の単数の操作スイッチがオンにされたか否かの情報である(図7〜図10参照)。
第3の特徴は、前記操作スイッチの操作に応じた報知をする報知部が設けられ、前記報知部は、前記スイッチグループ毎に異なるパターンの報知をする(図10参照)。
第4の特徴は、上記開閉装置用リモコン送信機と、この開閉装置用リモコン送信機によってリモコン操作可能な複数の開閉装置とを具備し、前記開閉装置用リモコン送信機から発信される無線信号に含まれるグループコードに応じて、前記複数の開閉装置のうち、特定の開閉装置を制御対象に選択する開閉装置制御システムを構成した(図1及び図6参照)。
第5の特徴は、上記開閉装置用リモコン送信機と、この開閉装置用リモコン送信機によってリモコン操作可能な複数の開閉装置とを具備し、前記開閉装置用リモコン送信機から発信される無線信号に含まれるグループコードに応じて、前記複数の開閉装置のうち、特定の開閉装置を制御対象に選択する開閉装置制御システムであって、前記単数の操作スイッチは、開閉装置を開放動作することを操作目的とした開放操作スイッチであり、前記開閉装置は、前記単数の操作スイッチがオンにされた場合に、開閉体を開放動作し、この開閉体を全開位置で自動的に反転し閉鎖動作させ、同開閉体を全閉位置で自動的に停止する(図6参照)。
<第一の実施態様>
図1は、本発明に係る開閉装置用リモコン送信機を用いた開閉装置制御システムの一例を示す。
この開閉装置制御システムAは、複数の開閉装置a1,a2と、これら開閉装置をそれぞれ操作する一つの開閉装置用リモコン送信機1とを備えている。
複数の開閉装置a1,a2は、例えば、共同住宅の駐車場において入口と出口に、それぞれ設けられる。
開閉装置a1,a2の各々は、複数のスラットを上下に接続してなるシャッターカーテン10と、このシャッターカーテンの幅方向の両端部をそれぞれ囲んで上下方向へ案内するガイドレール20と、シャッターカーテン10をその上方側で収納したり繰出したりする収納部30とを備えている。
収納部30は、横長のケース31内に、シャッターカーテン10を巻取ったり繰出したりする巻取軸(図示せず)や、該巻取軸を回転させる駆動源である開閉機32(例えば、ギヤ付き電動モータ)、開閉機32を制御する制御部33、受信した無線信号を制御部33に入力する受信部34等を備えている。
制御部33は、受信部34により受信し復調された信号や、その他の入力信号(例えば、図示しない障害物感知装置やその他のセンサ等による信号)を処理し、その処理結果に応じて開閉機32を制御する電気回路であり、例えば、マイコン回路やシーケンサー等のプログラムドロジック回路や、その他の電子回路あるいはワイヤードロジック回路等によって構成される。
受信部34は、開閉装置用リモコン送信機1から送信される電波を捕捉するアンテナや、捕捉した電波を復調する復調回路等を備え、復調された信号に含まれる制御指令を制御部33へ入力する。
開閉装置用リモコン送信機1は、図2に示すように、本体ケース41と、本体ケース41面に露出した複数のスイッチグループG1,G2と、スイッチグループG1,G2内の操作スイッチ44〜47の操作に応じて報知を行う報知部42と、スイッチグループG1,G2の操作に応じて無線信号を発信する送信部43とを具備している。
本体ケース41は、合成樹脂や軽量金属材料等からなる薄肉箱状を呈し、例えば、車のダッシュボードの小物入れ等に収納可能な小型形状に形成される。
スイッチグループG1,G2は、図示例によれば、本体ケース41表面における一方の側部側(図2の左側)と他方の側部側(図2の右側)にそれぞれ構成される。
一方のスイッチグループG1は、操作目的の異なる複数(図示例によれば2)種類の操作スイッチ44,45からなり、操作対象となる開閉装置a1に対応している。
このスイッチグループG1は、開閉装置a1を開放動作することを操作目的に含む操作スイッチ44と、開閉装置a1を閉鎖動作することを操作目的に含む閉鎖操作スイッチ45とを具備する。
他方のスイッチグループG2は、操作目的の異なる複数(図示例によれば2)種類の操作スイッチ46,47からなるグループであり、操作対象となる開閉装置a2に対応している。
このスイッチグループG2は、開閉装置a2を開放動作することを操作目的に含む操作スイッチ46と、開閉装置a2を閉鎖動作することを操作目的に含む閉鎖操作スイッチ47とを具備する。
これら操作スイッチ44〜47の各々は、本体ケース41面に露出した自動復帰型の押し釦スイッチであり、押圧されている間はオン信号を出力し、その押圧力が除去されると前記オン信号の出力を停止する。
これら操作スイッチ44〜47は、本体ケース41の内部で、送信部43を構成する基板に電気的に接続されている。
報知部42は、送信部43の制御回路からの指令に応じて光を発する光発生装置(図示例によればLED)、及び同指令に応じて音を発する音発生装置(図示例によればブザー)によって構成され、送信部43を構成する基板に電気的に接続され、該基板上の制御回路によって制御されて、操作スイッチ44〜47の操作に応じた報知をする。
送信部43は、操作スイッチ44〜47の操作に応じて報知部42及び送信回路等を制御する電子回路基板であり、例えば、マイコンや記憶装置、無線送信モジュール等を基板上に電気配線して構成される。
この送信部43は、所定のデータフォーマットで記憶された制御指令(図3参照)を、適宜な変調方式(例えばASK(Amplitude Shift Keying)変調やFSK(Frequency Shift Keying)変調等)によって変調し、無線送信モジュール及び送信アンテナ(図示せず)等により、無線信号として空間へ発信する。
前記制御指令には、図3に示すように、データの先頭部分を示すヘッドコードと、開閉装置用リモコン送信機1毎に設定される固有のIDコードと、操作が行われた操作スイッチ44(45,46又は47)が属するスイッチグループG1(又はG2)に対応するグループコードと、同スイッチグループG1(又はG2)における操作スイッチ44(45,46又は47)の操作内容に応じた操作指令と、エラー検出等のためのチェックサムとが含まれる。
IDコードや、グループコード、操作指令等は、単数ビット又は複数ビットのデータとすればよい。
次に、送信部43の動作を、図5に示すフローチャートに沿って詳細に説明する。
まず、送信部43は、操作スイッチ44〜47が押し操作(オン)されるのを待ち(ステップS1)、何れかの操作スイッチが押し操作された場合には、次のステップS2へ処理を進める。
ステップS2及びS3では、報知部42から第1パターンの報知出力を発して、処理をステップS4へ進める。
ここで、前記第1パターンの報知出力とは、例えば、報知部42の音発生装置(ブザー)による「ピッ」等の短時間の音の発生(ステップS2)と、同報知部42の光発生装置(LED)による光の点滅の開始(ステップS3)である(図4参照)。
ステップS4では、上記ステップS1にてオンにされた操作スイッチ44(45,46又は47)が、スイッチグループG1に属するか否かを判断し、スイッチグループG1に属する場合には次のステップS5へ処理を進め、そうでなければスイッチグループG2に属するものとみなしてステップS6へ処理を進める。
ステップS5では、上記データフォーマット(図3参照)中、グループコードを、スイッチグループG1を示すコード(例えば1)にし、処理を次のステップS7へ進める。
一方、ステップS6では、上記データフォーマット(図3参照)中、グループコードが、スイッチグループG2を示すコード(例えば0)にし、処理を次のステップS7へ進める。
ステップS7では、上記ステップS1での押し操作からの経過時間が、予め定められた設定時間(例えば1秒)よりも短いか否かを判断し、短ければ次のステップS8へ処理を進め、そうでなければ、上記ステップS1でオンにされた操作スイッチが前記設定時間以上連続的にオン(長押し)されたものとみなして、処理をステップS10へ移行する。
ステップS8では、上記ステップS1で押し操作された操作スイッチ44(45,46又は47)が、離し操作されるのを待ち、離し操作された場合には、短押し操作されてものとみなして、次のステップS9へ処理を進める。
ステップS9では、上記データフォーマット(図3参照)中の操作指令が、停止指令を示すコード(例えば00)にされ、処理を次のステップS13へ進める。
一方、ステップS10では、上記ステップS1の操作が、開放用の操作スイッチ44(又は46)であるか否かを判断し、開放用の操作スイッチ44(又は46)であれば、次のステップS11へ処理を進め、そうでなければステップS12へ処理を移行する。
ステップS11では、上記データフォーマット(図3参照)中、操作指令が、開放指令を示すコード(例えば01)にされ、処理をステップS13へ進める。
一方、ステップS12では、閉鎖用の操作スイッチ45(又は47)の操作があったものとみなし、上記データフォーマット(図3参照)中、操作指令が、閉鎖指令を示すコード(例えば11)にされ、処理をステップS13へ進める。
ステップS13では、上記データフォーマット(図3参照)の制御指令を変調してなる無線信号を発し、次のステップS14へ処理を進める。
ステップS14では、上記第1パターンとは異なる第2パターンの報知出力を行い、処理を上記ステップS1へ戻す。
ここで、第2パターンの報知出力は、例えば、報知部42の光発生装置(LED)による所定時間(例えば約0.5秒)の光の点灯である。すなわち、上記ステップS3による光の点滅が、このステップS14によって光の点灯に変化する。
上記開閉装置用リモコン送信機1の動作をタイムチャート上で説明すれば、図4に示すように、操作スイッチ44〜47の何れかが、押し操作された場合には、直ちに、報知部42のブザー音が短時間「ピッ」と発せられて、LEDの点滅が開始される(第1パターンの報知出力)。
そして、前記点滅中、前記押し操作が設定時間(図示例によれば1秒)未満に終了していれば、短押し操作されたものとみなして(図4上半部側参照)、その短押しされた操作スイッチの属するスイッチグループG1(又はG2)に対応するグループコードと、停止指令を含む無線信号が発信され、その発信と共にLEDの点滅が点灯に変化し(第2パターンの報知出力)、この変化の所定時間(例えば0.5秒)後にLEDが消灯する。
また、前記点滅中、前記押し操作が設定時間(図示例によれば1秒)継続していれば、その押し操作の終了(離し操作)に拘わらず、前記設定時間を経過した時点で、長押し操作されたものとみなして(図4下半部側参照)、その長押しされた操作スイッチの属するスイッチグループG1(又はG2)に対応するグループコードと、その長押しされた操作スイッチに対応する指令(開放指令又は閉鎖指令)が発信され、その発信と共にLEDの点滅が点灯に変化し(第2パターンの報知出力)、この変化の所定時間(例えば0.5秒)後にLEDが消灯する。
一方、この無線信号を受信した開閉装置a1(又はa2)は、前記無線信号を復調した制御指令に含まれるIDコードが、制御部33に予め記憶したIDコードに一致し、且つ、前記制御指令に含まれるグループコードも、制御部33に予め記憶したグループコードに一致することを条件に、前記制御指令に含まれる停止指令に従って開閉機32の動作を停止する。
よって、上記構成によれば、釦数の比較的少ない単一の開閉装置用リモコン送信機1を簡単な手順により操作することで、複数の開閉装置a1,a2を選択的に動作させることができる。
なお、上記開閉装置用リモコン送信機1によれば、各スイッチグループG1(又はG2)を構成する操作スイッチを、開放操作スイッチと閉鎖操作スイッチの二種類としたが、他例としては、各スイッチグループを構成する操作スイッチを、開放操作スイッチと閉鎖操作スイッチと停止スイッチの三種類にしたり、さらにその他の操作スイッチを加えて四種類以上にしたり、あるいは、後述する第二の実施態様のように操作スイッチを一種類の単数のものとしたりすることも可能である。
<第二の実施態様>
図6〜図9は、本発明に係る開閉装置用リモコン送信機を用いた開閉装置制御システムの他例を示す。
この開閉装置制御システムBは、上述した開閉装置制御システムAの一部を変更したものであるため、主にその変更部分について詳述し、同一部分については同一の符号を用いて重複する詳細説明を省略する。
開閉装置制御システムBは、複数の開閉装置b1〜b4と、これら開閉装置をそれぞれ操作する一つの開閉装置用リモコン送信機2とを備え、開閉装置用リモコン送信機2から発信される無線信号に含まれるグループコードに応じて、複数の開閉装置b1〜b4のうち、特定の開閉装置を制御対象に選択する。
複数の開閉装置b1〜b4は、例えば、工場等の広い空間に設置されたシートシャッターである。
開閉装置b1〜b4の各々は、可撓性シートからなるシャッターカーテン10’と、このシャッターカーテンの幅方向の両端部をそれぞれ囲んで上下方向へ案内するガイドレール20と、シャッターカーテン10をその上方側で収納したり繰出したりする収納部30’と、シャッターカーテン10’の閉鎖方向側の障害物を感知する障害物感知センサ36を備えている。
収納部30’は、横長のケース31内に、シャッターカーテン10’を巻取ったり繰出したりする巻取軸(図示せず)や、該巻取軸を回転させる駆動源である開閉機32(例えば、電動モータ)、開閉機32を制御する制御部33’、受信した無線信号を制御部33’に入力する受信部34、シャッターカーテン10’が全開したことを感知する全開全閉感知センサ35等を備えている。
全開全閉感知センサ35は、開閉機32の回転部分の回転量からシャッターカーテン10’の全開位置と全閉位置を感知して、その感知信号を制御部33’へ入力する。
障害物感知センサ36は、シャッターカーテン10の下端側やガイドレール20に設けた接触式又は非接触式のセンサであり、その感知信号を制御部33’へ入力する。
制御部33’は、上記制御部33と略同様のハードウェアから構成され、受信部34により受信し復調された信号や、全開全閉感知センサ35、障害物感知センサ36等による信号を処理し、その処理結果に応じて開閉機32を制御する。
開閉装置用リモコン送信機2は、図7に示すように、本体ケース41と、本体ケース41面に露出した複数のスイッチグループG1〜G4と、これらスイッチグループの操作に応じて報知を行う報知部49と、これらスイッチグループの操作に応じて無線信号を発信する送信部43’とを具備している。
複数のスイッチグループG1〜G4は、操作対象となる複数の開閉装置b1〜b4にそれぞれ対応して設定される。
各スイッチグループG1(G2,G3又はG4)は、何れも、他のスイッチグループのものと操作目的(図示例によれば開放操作)を同一にした単数の操作スイッチ48のみを備える。
各操作スイッチ48は、スイッチグループに対応する開閉装置b1,b2,b3又はb4を開放動作することを操作目的とした単一の開放操作スイッチであり、本体ケース41の内部で、送信部43’を構成する基板に電気的に接続されている。
この操作スイッチ48は、上述した操作スイッチ44,46と同様に、本体ケース41面に露出した自動復帰型の押し釦スイッチであり、押圧されている間はオン信号を出力し、その押圧力が除去されると前記オン信号の出力を停止する。
報知部49は、上記報知部42と同様に、送信部43’の制御回路からの指令に応じて光を発する光発生装置(図示例によればLED)、及び同指令に応じて音を発する音発生装置(図示例によればブザー)によって構成され、送信部43’を構成する基板に電気的に接続され、該基板上の制御回路によって制御され、スイッチグループG1〜G4の操作スイッチ48の操作に応じて報知をする。
送信部43’は、複数の操作スイッチ48の操作に応じて報知部49及び送信回路等を制御する電子回路基板であり、上記送信部43と同様のハードウェアによって構成される。
この送信部43’は、所定のデータフォーマットで記憶された制御指令(図8参照)を、適宜な変調方式によって変調し、無線送信モジュール及び送信アンテナ(図示せず)等により、無線信号として空間へ発信する。
前記制御指令には、図8に示すように、該データの先頭部分を示すヘッドコードと、開閉装置用リモコン送信機2毎に設定される固有のIDコードと、操作が行われた操作スイッチ48が属するスイッチグループ(G1〜G4の何れか)に対応するグループコードと、同スイッチグループにおける操作スイッチ48の操作内容に応じた操作指令と、エラー検出等のためのチェックサムとが含まれる。
ここで、前記操作指令は、スイッチグループ毎の単数の操作スイッチ48(図示例によれば開放操作スイッチ)がオンにされたか否かの情報である。
次に、送信部43’の動作を、図9に示すフローチャートに沿って詳細に説明する。
まず、送信部43’は、何れかの操作スイッチ48が押し操作(オン)されるのを待ち(ステップS21)、押し操作された場合には、次のステップS22へ処理を進める。
ステップS22では、報知部49の音発生装置(ブザー)による「ピッ」等の短時間の音を発生する。略同時に、ステップS23では、同報知部49の光発生装置(LED)による光の点灯を開始し、処理をステップS24へ進める。前記光の点灯は、所定時間(例えば、0.5秒)経過後に自動的に消灯になる。
ステップS24では、上記ステップS21にて操作された操作スイッチ48が、スイッチグループG1に属するものか否かが判断され、スイッチグループG1に属するのであれば、次のステップS25へ処理を進め、そうでなけれステップS26へ処理を移行する。
ステップS25では、上記データフォーマット(図8参照)中、グループコードを、スイッチグループG1を示すコード(例えば00)にし、処理をステップS31へ進める。
ステップS26では、上記ステップS21にて操作された操作スイッチ48が、スイッチグループG2に属するものか否かが判断され、スイッチグループG2に属するのであれば、次のステップS27へ処理を進め、そうでなけれステップS28へ処理を移行する。
ステップS27では、上記データフォーマット(図8参照)中、グループコードを、スイッチグループG2を示すコード(例えば01)にし、処理をステップS31へ進める。
ステップS28では、上記ステップS21にて操作された操作スイッチ48が、スイッチグループG3に属するものか否かが判断され、スイッチグループG3に属するのであれば、次のステップS29へ処理を進め、そうでなければステップS30へ処理を移行する。
ステップS29では、上記データフォーマット(図8参照)中、グループコードを、スイッチグループG3を示すコード(例えば10)にし、処理をステップS31へ進める。
ステップ30では、上記ステップS21にて操作された操作スイッチ48が、スイッチグループG4に属するものとみなし、上記データフォーマット(図8参照)中、グループコードを、スイッチグループG4を示すコード(例えば11)にし、処理をステップS31へ進める。
ステップ31では、上記データフォーマット(図8参照)中の操作指令が、開放指令を示すコードにされ、処理を次のステップS32へ進める。
ステップ32では、上記データフォーマット(図3参照)の制御指令を変調してなる無線信号を発し、処理を上記ステップS21へ戻す。
一方、この無線信号を受信した開閉装置b1(b2,b3又はb4)は、前記無線信号に含まれるIDコードが、制御部33’に予め記憶したIDコードに一致し、且つ、前記無線信号に含まれるグループコードも、制御部33’に予め記憶したグループコードに一致することを条件に、前記無線信号を復調した制御指令に含まれる開放指令に従って開閉機32を動作させる。
詳細に説明すれば、開閉装置b1(b2,b3又はb4)の制御部33’は、予め記憶した制御プログラムに従って動作することで、シャッターカーテン10’を開放方向へ動作させ、シャッターカーテン10’が全開したことを全開全閉感知センサ35により感知した場合に、このシャッターカーテン10’を自動的に反転して閉鎖動作させ、さらに、シャッターカーテン10’が全閉したことを全開全閉感知センサ35により感知した場合に、このシャッターカーテン10’の閉鎖動作を自動的に停止する。
また、制御部33’は、シャッターカーテン10’の開閉動作中、障害物感知センサ36による感知信号があった場合には、その開閉動作を停止する。
よって、上記構成によれば、釦数の比較的少ない単一の開閉装置用リモコン送信機2を簡単な手順により操作することで、複数の開閉装置b1〜b4を選択的に動作させることができる。
なお、上記開閉装置制御システムBによれば、上記ステップS21〜S23において報知部49が一種類の報知を行うようにしているが、他の好ましい態様としては、報知部49が、前記スイッチグループ毎に異なるパターンの報知をするようにしてもよい。以下に、この態様について、送信部43’の動作を、図10に示すフローチャートに沿って説明する。
まず、送信部43’は、何れかの操作スイッチ48が押し操作(オン)されるのを待ち(ステップS41)、押し操作された場合には、次のステップS42へ処理を進める。
ステップS42〜S43,S45〜S46,S48〜S49,S51では、上述したステップS24〜S30(図9参照)と同様にして、グループコードが決められる。
グループコードが開閉装置b1に対応するコード(例えば「00」)である場合には、報知部49の音発生装置(ブザー)による「ピッ」等の短時間の音を1回発生する(ステップS44)。
グループコードが開閉装置b2に対応するコード(例えば「01」)である場合には、前記短時間の音を2回発生する(ステップS47)。
グループコードが開閉装置b3に対応するコード(例えば「10」)である場合には、前記短時間の音を3回発生する(ステップS50)。
グループコードが開閉装置b4に対応するコード(例えば「11」)である場合には、前記短時間の音を4回発生する(ステップS52)。
ステップS53〜S54では、上記ステップS31〜S32と同様の処理が行われ、無線信号が発信される。
そして、ステップS55では、報知部49の光発生装置(LED)による光の点灯を所定時間(例えば0.5秒)行い、処理をステップ41へ戻す。
よって、図10に示す制御態様によれば、報知部49により発生した音の回数により、開閉装置b1〜b4中、どの開閉装置が選択されたのかを認識することができる。
なお、開閉装置用リモコン送信機1,2において、スイッチグループの数や、スイッチグループ毎の操作スイッチの数や種類は、図示例以外の数や種類とすることが可能である。
また、開閉装置用リモコン送信機2では、各操作スイッチ48の操作目的を開放操作としたが、他例としては、各操作スイッチ48の操作目的を閉鎖操作にした態様や、スイッチグループ毎に異なる操作目的の操作スイッチを具備した態様とすることも可能である。
また、上述した報知部42,49の他例としては、振動モータにより振動を発生する態様や、その他の報知手段を具備した態様とすることが可能である。
また、上述した操作スイッチ44〜48は、自動復帰型のスイッチであれば押し釦スイッチでなくてもよく、例えば、レバー式の自動復帰型スイッチや、その他の自動復帰型スイッチにすることが可能である。
また、上記開閉装置制御システムA,Bに適用される開閉装置は、開閉装置用リモコン送信機1,2の無線信号を受信し該無線信号に含まれる制御指令に応じて開閉体を制御するものであればよく、この開閉装置の他例としては、オーバーヘッドドアや、ドア、雨戸を含む引戸、窓、ロールスクリーン、ブラインド、オーニング装置、門扉、ゲート、スライディングウォール装置等とすることが可能である。
また、本発明は上述した実施態様に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜変更可能である。
1,2:開閉装置用リモコン送信機
10,10’:シャッターカーテン
33,33’:制御部
35:全開全閉感知センサ
36:障害物感知センサ
41:本体ケース
43,43’:送信部
44〜48:操作スイッチ
42,49:報知部
A,B:開閉装置制御システム
G1,G2,G3,G4:スイッチグループ
a1,a2,b1〜b4:開閉装置

Claims (4)

  1. 本体ケース面に露出した自動復帰型の操作スイッチの操作に応じて、本体ケースと一体の送信部から開閉装置を操作するための無線信号を発信するようにした開閉装置用リモコン送信機において、
    操作対象となる複数の開閉装置にそれぞれ対応して複数のスイッチグループが設定され
    前記無線信号には、操作が行われた前記操作スイッチが属する前記スイッチグループに対応するグループコードと、同スイッチグループにおける前記操作スイッチの操作内容に応じた操作指令とを含み、
    前記各スイッチグループは、何れも、他のスイッチグループのものと操作目的を同一とした単数の操作スイッチを備え、
    前記操作指令は、前記スイッチグループ毎の単数の操作スイッチがオンにされたか否かの情報であることを特徴とする開閉装置用リモコン送信機。
  2. 前記操作スイッチの操作に応じた報知をする報知部が設けられ、
    前記報知部は、前記スイッチグループ毎に異なるパターンの報知をすることを特徴とする請求項1記載の開閉装置用リモコン送信機。
  3. 請求項1又は2記載の開閉装置用リモコン送信機と、この開閉装置用リモコン送信機によってリモコン操作可能な複数の開閉装置とを具備し、前記開閉装置用リモコン送信機から発信される無線信号に含まれるグループコードに応じて、前記複数の開閉装置のうち、特定の開閉装置を制御対象に選択することを特徴とする開閉装置制御システム
  4. 請求項1記載の開閉装置用リモコン送信機と、この開閉装置用リモコン送信機によってリモコン操作可能な複数の開閉装置とを具備し、前記開閉装置用リモコン送信機から発信される無線信号に含まれるグループコードに応じて、前記複数の開閉装置のうち、特定の開閉装置を制御対象に選択する開閉装置制御システムであって、
    前記単数の操作スイッチは、開閉装置を開放動作することを操作目的とした開放操作スイッチであり、
    前記開閉装置は、前記単数の操作スイッチがオンにされた場合に、開閉体を開放動作し、この開閉体を全開位置で自動的に反転し閉鎖動作させ、同開閉体を全閉位置で自動的に停止することを特徴とする開閉装置制御システム。
JP2017153105A 2017-08-08 2017-08-08 開閉装置用リモコン送信機及び開閉装置制御システム Active JP6985057B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017153105A JP6985057B2 (ja) 2017-08-08 2017-08-08 開閉装置用リモコン送信機及び開閉装置制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017153105A JP6985057B2 (ja) 2017-08-08 2017-08-08 開閉装置用リモコン送信機及び開閉装置制御システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019031824A JP2019031824A (ja) 2019-02-28
JP6985057B2 true JP6985057B2 (ja) 2021-12-22

Family

ID=65523099

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017153105A Active JP6985057B2 (ja) 2017-08-08 2017-08-08 開閉装置用リモコン送信機及び開閉装置制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6985057B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019031824A (ja) 2019-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4528587B2 (ja) 携帯機
KR101010659B1 (ko) 휴대용 장치와 통신 제어기 사이의 무선 통신을 제어하는시스템
EP3489452B1 (en) Drive assembly for top down bottom up blinds
JP6985057B2 (ja) 開閉装置用リモコン送信機及び開閉装置制御システム
JP2014190093A (ja) 開閉装置制御システム
JP4767709B2 (ja) 掻込装置の制御装置
US20110144820A1 (en) Wireless programmable control system
JP3635526B2 (ja) 建物開口部用開閉装置の無線遠隔操作システム、建物開口部用開閉装置の遠隔操作器及び建物開口部用開閉装置の遠隔被操作器
JP2019033377A (ja) 開閉装置用リモコン送信機及び開閉装置制御システム
US20040041712A1 (en) Universal remote control device
US20050099151A1 (en) Positioning/adjusting device for a shielding member
JP6202834B2 (ja) 開閉装置制御システム
JP6180137B2 (ja) 開閉装置制御システム
JP6710060B2 (ja) 開閉装置制御システム
JP2001309451A (ja) 開閉装置用リモコン送信機、開閉装置用リモコン受信機及び開閉装置用リモコンシステム
JP5985289B2 (ja) 開閉装置
JP2003319477A (ja) 開閉装置用リモコン送信機、開閉装置用リモコン受信機及び開閉装置用リモコンシステム
JP2005016010A (ja) 開閉装置動作モード指示送信機、開閉装置動作モード指示受信機及び開閉装置動作モード切替システム
JP2015004185A (ja) 開閉装置制御システム
JP4186114B2 (ja) リモコン
JP4329599B2 (ja) 車両の照明制御システム
JP2002238082A (ja) 開閉装置用リモコン送信機、開閉装置用リモコン受信機及び開閉装置用リモコンシステム
JP3632187B2 (ja) 電動シャッターの無線信号制御機構
JP5471540B2 (ja) 受信装置
JP6202839B2 (ja) シャッター装置用リモコン送信機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200707

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210525

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210526

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210716

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211116

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211125

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6985057

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150