JP3530409B2 - 車両用遠隔操作装置 - Google Patents

車両用遠隔操作装置

Info

Publication number
JP3530409B2
JP3530409B2 JP36459298A JP36459298A JP3530409B2 JP 3530409 B2 JP3530409 B2 JP 3530409B2 JP 36459298 A JP36459298 A JP 36459298A JP 36459298 A JP36459298 A JP 36459298A JP 3530409 B2 JP3530409 B2 JP 3530409B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
request signal
output
remote control
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP36459298A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000186443A (ja
Inventor
水野  博光
幸雄 岩崎
亨 前田
圭司 山本
真人 久米
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP36459298A priority Critical patent/JP3530409B2/ja
Publication of JP2000186443A publication Critical patent/JP2000186443A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3530409B2 publication Critical patent/JP3530409B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用遠隔操作装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車においては、その基本性能
や安全性の向上はもとより、その操作性の向上が求めら
れている。例えば、車両に設けられている諸装置を遠隔
操作する車両用遠隔操作装置などはその代表例である。
【0003】そして、車両用遠隔操作装置の具体例とし
ては、スマートエントリ装置の機能とスマートイグニッ
ション装置の機能とを併せ備えた車両用遠隔操作装置が
提案されている。
【0004】スマートエントリ装置とは、車両の所有者
(運転者)が車両に近接した際にドアのロックを自動的
に解除(アンロック)し、運転者が車両から離れた際に
ドアを自動的にロックする装置である。また、スマート
イグニッション装置とは、現状のキーを用いずにスイッ
チ等を操作するだけでエンジンを始動させることをでき
るようにするものである。すなわち、エンジンを始動待
機状態にするものである。
【0005】こうした車両用遠隔操作装置は、通常、運
転者が携帯する携帯機と車両内に搭載される送受信装置
とからなる。また、車両室外及び車両室内には、リクエ
スト信号を出力するアンテナがそれぞれ設けられてい
る。室外アンテナは車両周辺の所定領域に第1のリクエ
スト信号を出力し、室内アンテナは車両室内のみに第2
のリクエスト信号を出力するようになっている。
【0006】各リクエスト信号を携帯機が受信した場
合、携帯機はそのリクエスト信号に応答して送信信号を
送信する。そして、送信信号が第1のリクエスト信号に
応答したものであれば、車両用遠隔操作装置はスマート
エントリ装置として機能する。また、送信信号が第2の
リクエスト信号に応答したものであれば、車両用遠隔操
作装置はスマートイグニッション装置として機能する。
すなわち、車両用遠隔操作装置は、2つのアンテナを使
用して2種類のリクエスト信号を出力することによって
携帯機の存在位置を判別し、その位置によって機能内容
を変化させている。
【0007】また、各リクエスト信号は、各アンテナか
ら択一的に出力されるようになっている。すなわち、図
5にその一例を示すように、第1及び第2のリクエスト
信号が同時に出力されることはない。例えば同図にポイ
ントP1で示すように、第1のリクエスト信号を出力し
ているときに、その信号に対応する携帯機からの送信信
号を送受信装置が受信していれば、そのまま継続して第
1のリクエスト信号が出力される。すなわち、携帯機が
車両近傍に位置するものと判断し、車両用遠隔操作装置
はスマートエントリ装置として機能してドアをアンロッ
クさせる。
【0008】その後、ポイントP2で示すように、送受
信装置が携帯機からの送信信号を受信できなくなったと
きには、ポイントP3で示すように、第1のリクエスト
信号の出力を止めて、室内アンテナから第2のリクエス
ト信号を出力させる。そして、第2のリクエスト信号に
対応する携帯機からの送信信号を受信すると、携帯機が
車両室内に位置するものと判断し、車両用遠隔操作装置
はスマートイグニッション装置として機能してエンジン
を始動待機状態にする。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、こうした車
両用遠隔操作装置においては、室外アンテナから出力さ
れる第1のリクエスト信号を車両外部のみに出力させる
ことが困難である。これは、室外アンテナをどの位置に
設置しても車両室内の近傍となってしまうことに起因す
る。このため、図6に示すように、室外アンテナから出
力される第1のリクエスト信号の出力領域A1と、室内
アンテナから出力される第2のリクエスト信号の出力領
域A2とが重なり合う領域A3が発生してしまう。
【0010】したがって、運転者が車両室内に乗り込ん
だ際に、携帯機がこの領域A3に位置するときには、携
帯機は室外アンテナからのリクエスト信号に応答して送
信信号を発し続けることとなる。すなわち、携帯機が車
両室内に入っても第1のリクエスト信号の出力状態から
第2のリクエスト信号の出力状態に切り替わらない場合
がある。このため、車両用遠隔操作装置は、携帯機が車
両室内に位置する場合においても携帯機が車両外部に位
置するものと誤認識してしまうおそれがある。その結
果、運転者はエンジンを始動させることができなくなっ
てしまい、車両の操作性が損なわれてしまうこととな
る。
【0011】本発明は上記の課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、携帯機の存在位置を誤認識する確
率を低減することのできる車両用遠隔操作装置を提供す
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、送信信号を送信する
携帯機と、その送信信号に基づいて各種アクチュエータ
を駆動制御する送受信装置とを備え、前記携帯機から送
信される送信信号の応答を要求する第1のリクエスト信
号を車両周辺の所定領域に間欠的に出力する第1のリク
エスト信号出力手段と、前記携帯機から送信される送信
信号の応答を要求する第2のリクエスト信号を車両室内
に間欠的に出力する第2のリクエスト信号出力手段と、
前記携帯機からの送信信号を受信する受信手段と、前記
第1及び第2のリクエスト信号出力手段の駆動を択一的
に切り替えるとともに、前記送信信号に含まれるIDコ
ードと予め設定されたIDコードとを比較して、それら
IDコード同士が一致したときに前記送信信号に基づい
て各種アクチュエータを駆動制御する制御手段とを有し
てなる車両用遠隔操作装置において、前記携帯機の所有
者が車両室内に入るための動作を検知する検知手段をさ
らに備え、前記制御手段は、その検知手段による検知結
果に基づいて、前記第1のリクエスト信号出力手段の駆
動状態から前記第2のリクエスト信号出力手段の駆動状
態に切り替えることを要旨とする。
【0013】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の車両用遠隔操作装置において、前記検知手段は、前
記携帯機の所有者がドアを開いてから着座するまでの間
の動作を検知することを要旨とする。
【0014】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は請求項2に記載の車両用遠隔操作装置において、前記
検知手段はドアの開状態及び閉状態を検出するカーテシ
スイッチであり、前記制御手段は、そのカーテシスイッ
チによってドアの開状態を検知したときに、前記第1の
リクエスト信号出力手段の駆動状態から前記第2のリク
エスト信号手段の駆動状態に切り替えることを要旨とす
る。
【0015】請求項4に記載の発明では、請求項1〜3
のいずれか1項に記載の車両用遠隔操作装置において、
車両外部には、前記第1のリクエスト信号を車両周辺に
出力する少なくとも1つ以上室外アンテナが設けら
れ、車両室内には、前記第2のリクエスト信号を車両室
内のみに出力する少なくとも1つ以上室内アンテナが
設けられてなることを要旨とする。請求項5に記載の発
明では、請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用遠
隔操作装置において、前記制御手段が、前記検知手段に
よる検知結果に基づいて、前記第1のリクエスト信号出
力手段の駆動状態から前記第2のリクエスト信号出力手
段の駆動状態に切り替える時において、前記第2のリク
エスト信号は、第1のリクエスト信号が出力されてから
前記送信信号の出力が終了するまでの時間を確保した後
に出力されることを要旨とする。
【0016】以下、本発明の「作用」について説明す
る。請求項1に記載の発明によると、携帯機の所有者
(運転者)が車両室内に入るための動作を検知する検知
手段を備えている。そして、その検知結果に基づいて第
1のリクエスト信号出力手段の駆動状態から第2のリク
エスト信号出力手段の駆動状態に切り替えるようにして
いる。このため、所有者が車両室内に乗り込んだ際に
は、第2のリクエスト信号出力手段が確実に駆動するこ
ととなる。すなわち、第1のリクエスト信号の出力領域
が車両室内にまで及んでも、携帯機が車両室内に位置す
るときには第1のリクエスト信号が出力されることがな
い。したがって、携帯機が車両室内に位置するにもかか
わらず車両外部に位置すると判断するといった車両用遠
隔操作装置の誤認識の発生率を低減させることができ
る。
【0017】請求項2に記載の発明によると、携帯機の
所有者がドアを開いてから着座するまでの間の動作を検
知手段によって検知させている。このため、第1リクエ
スト信号出力手段の駆動状態から第2リクエスト信号出
力手段の駆動状態への切替を、所有者がシートに着座す
るまでに確実に行うことができる。したがって、所有者
が着座した直後であっても、例えばエンジンを始動させ
るためのアクチュエータを確実に駆動させることができ
る。
【0018】請求項3に記載の発明によると、所有者が
車両室内に入るためには、必ずドアを開く必要がある。
このため、検知手段としてドアカーテシスイッチを用い
ることで、所有者が車両室内に入る動作を確実に検知す
ることができる。
【0019】請求項4に記載の発明によると、第1のリ
クエスト信号は車両外部に設けられた室外アンテナから
出力され、第2のリクエスト信号は車両室内に設けられ
た室内アンテナから出力される。このため、各リクエス
ト信号を、車両周辺または車両室内に対して確実に分け
て出力させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1〜図3に基づき詳細に説明する。図1に示す
ように、車両用遠隔操作装置1は、車両の所有者(運転
者)に所持される携帯機11と、車両に搭載される送受
信装置12とを備えている。
【0021】携帯機11は、運転者が携帯するイグニッ
ションキーに付属品として設けられ、受信回路13、マ
イクロコンピュータ(以下、単に「マイコン」という)
14、及び送信回路15を備えている。
【0022】受信回路13は、後記する送受信装置12
からのリクエスト信号を受信して、その信号をマイコン
14に入力するための回路である。マイコン14は、受
信回路13からのリクエスト信号が入力されたときに、
予め設定された所定のIDコードを含む送信信号を出力
するための回路である。送信回路15は、その送信信号
を所定周波数の電波に変調して外部に送信するための回
路である。なお、受信回路13及び送信回路15にはア
ンテナ16,17が接続されている。
【0023】一方、車両に搭載される送受信装置12
は、第1のリクエスト信号出力手段としての第1送信回
路21、第2のリクエスト信号出力手段としての第2送
信回路22、受信手段としての受信回路23、及び制御
手段としてのマイクロコンピュータ(以下、単に「マイ
コン」という)24を備えている。
【0024】各送信回路21,22及び受信回路23に
は、それぞれアンテナ25〜27が接続されている。そ
して、第1送信回路21に接続されたアンテナ25は車
両外部に取付けられ、第2送信回路22に接続されたア
ンテナ26は車両室内に取付けられている。すなわち、
アンテナ25は室外アンテナであり、アンテナ26は室
内アンテナである。また、受信回路23に接続されたア
ンテナ27は、車両室内に取付けられている。なお、図
1に示す送受信装置12においては、1点鎖線で囲まれ
た部分を車両室内、それ以外を車両外部として表してい
る。
【0025】第1送信回路21は、マイコン24から出
力される第1のリクエスト信号を磁気信号に変換して、
アンテナ25を介して車両室外に出力するための回路で
ある。一方、第2送信回路22は、マイコン24から出
力される第2のリクエスト信号を磁気信号に変換して、
アンテナ26を介して車両室内に出力するための回路で
ある。したがって、第1のリクエスト信号の出力時には
第1送信回路21を駆動させて、図2に示すように、車
両周辺の所定領域A1に磁場を発生させる。また、第2
のリクエスト信号の出力時には第2送信回路22を駆動
させて、車両室内の所定領域A2に磁場を発生させる。
すなわち、これらの所定領域A1,A2において携帯機
11と送受信装置12との通信が可能となる。
【0026】受信回路23は、携帯機11から出力され
た送信信号をアンテナ27を介して受信して、その送信
信号をパルス信号に復調して受信信号を生成するととも
に、その受信信号をマイコン24へ出力するための回路
である。
【0027】マイコン24は、具体的には図示しないC
PU、ROM、RAMからなるCPUユニットであり、
第1または第2のリクエスト信号を間欠的に出力する。
また、マイコン24には予め設定された所定のIDコー
ドが記憶されており、前記受信信号が入力されたときに
は、自身のIDコードと受信信号に含まれるIDコード
とを比較する。そして、それらIDコードが一致したと
きに、マイコン24は、各種アクチュエータとしてのド
アロック駆動装置28またはエンジン始動制御装置29
に対して駆動信号を出力する。詳しくは、携帯機11か
らの送信信号が第1のリクエスト信号に応答したもので
あれば、マイコン24はドアロック駆動装置28を駆動
してドアをアンロックさせる。また、携帯機11からの
送信信号が第2のリクエスト信号に応答したものであれ
ば、マイコン24はエンジン始動制御装置29を駆動し
て、エンジンを始動待機状態にする。したがって、車両
用遠隔操作装置1は、携帯機11が車両外部に位置する
ときにスマートエントリ装置として機能し、携帯機11
が車両室内に位置するときにスマートイグニッション装
置として機能することとなる。
【0028】また、図1に示すように、送受信装置12
には検知手段としてのドアカーテシスイッチ31が接続
されており、同スイッチ31はマイコン24に接続され
ている。ドアカーテシスイッチとは、各ドアの開閉部分
にそれぞれ設けられた既存のスイッチである。こうした
ドアカーテシスイッチは、通常、各ドアの開閉状態を検
知して、半ドアの防止を促す半ドア防止ランプの点灯ス
イッチとして機能したり、車両室内のドアカーテシラン
プの点灯スイッチとして機能するものである。なお、本
実施形態においては、図3に併せ示すように、運転席側
のドア32の開閉部分に設けられたドアカーテシスイッ
チ31を用いている。
【0029】ところで、前述したように、第1のリクエ
スト信号を車両外部のみに出力させることは困難であ
る。このため、車両室内においては、図2に示すよう
に、第1のリクエスト信号の出力領域A1と第2のリク
エスト信号の出力領域A2とが重なり合う領域A3が発
生してしまう。そして、携帯機11がこの領域A3に位
置すると、車両用遠隔操作装置1は、携帯機11が車両
外部に位置すると判断してしまうおそれがある。すなわ
ち、車両用遠隔操作装置1は、携帯機11の位置を誤認
識してしまうおそれがある。
【0030】そこで、本実施形態においては、前記ドア
カーテシスイッチ31を用いることによって、前記第1
送信回路21の駆動から第2送信回路22の駆動に切り
替えるようにしている。すなわち、携帯機11を所持す
る運転者が車両室内に乗り込む際には必ずドアの開閉動
作を行うため、ドアカーテシスイッチ31の動作状態を
検知することで、運転者が車両室内に入るための動作を
検知することができる。
【0031】詳しくは、図4にポイントP1で示すよう
に、第1のリクエスト信号の出力中にドアカーテシスイ
ッチ31によってドア32の開状態を検知すると、第1
のリクエスト信号の出力を中止して、第2のリクエスト
信号を出力するようにしている。したがって、運転者が
車両室内に乗り込んだ際に携帯機11が領域A3に位置
していたとしても、第2のリクエスト信号が確実に出力
されるため、携帯機11からの送信信号は第2のリクエ
スト信号に応答して送信されることとなる。その結果、
車両用遠隔操作装置1の誤認識の発生率を低減すること
ができるようになる。
【0032】なお、こうした切替時において、第2のリ
クエスト信号は、図4に示すように、第1のリクエスト
信号が出力されてから送信信号の出力が終了するまでの
時間tを最低限確保した後に出力されるようになってい
る。すなわち、ドア32の開状態がこの時間t以内であ
れば、第2のリクエスト信号は、ドア32の開状態の検
知と同期して出力されず、時間tを経過した後に出力さ
れることとなる。このため、第1のリクエスト信号が出
力された直後にドア32の開状態が検知されても、この
開状態に同期して第2のリクエスト信号が出力されるこ
とはない。したがって、送受信装置12が、携帯機11
からの送信信号がどちらのリクエスト信号に応答して送
信されたものかを混同してしまうことを防止できる。
【0033】したがって、本実施形態によれば以下のよ
うな効果を得ることができる。 (1)ドアカーテシスイッチ31によって運転者が車両
室内に入る動作を検知し、ドア32が開状態となること
で第1送信回路21の駆動状態から第2送信回路22の
駆動状態に切り替えるようにしている。このため、第1
及び第2のリクエスト信号の出力領域A1,A2同士が
重なり合う領域A3に携帯機11が位置していても、車
両用遠隔操作装置1は携帯機11が車両室内に位置する
ことを確実に把握することができる。したがって、車両
用遠隔操作装置1が携帯機11の存在位置を誤認識する
確率を低減することができる。
【0034】(2)運転者が車両室内に入るためには、
必ずドア32を開く必要がある。このため、検知手段と
してドアカーテシスイッチ32を用いることで、運転者
が車両室内に入る動作を確実に検知することができる。
【0035】(3)検知手段としてドアカーテシスイッ
チ32を用いることにより、第1送信回路21の駆動状
態から第2送信回路22の駆動状態への切替を、運転者
がシートに着座するまでに確実に行うことができる。こ
のため、運転者がシートに着座した直後であっても、確
実にエンジンを始動させることができる。すなわち、車
両用遠隔操作装置1の応答性を向上させることができ
る。
【0036】(4)第1のリクエスト信号は車両外部に
設けられたアンテナ25から出力され、第2のリクエス
ト信号は車両室内に設けられたアンテナ26から出力さ
れる。このため、各リクエスト信号を、車両周辺または
車両室内に対して確実に分けて出力させることができ
る。
【0037】(5)第2のリクエスト信号は、ドアカー
テシスイッチ31によってドア32の開状態が検知され
ても、第1のリクエスト信号が出力されてから送信信号
の出力が終了するまでの時間tを最低限確保した後に出
力されるようになっている。このため、このため、第1
のリクエスト信号が出力された直後にドア32の開状態
が検知されても、この開状態に同期して第2のリクエス
ト信号が出力されることはない。したがって、送受信装
置12が、携帯機11からの送信信号がどちらのリクエ
スト信号に応答して送信されたものかを混同してしまう
ことを防止できる。
【0038】なお、本発明の実施形態は以下のように変
更してもよい。 ・ 前記実施形態では、室外アンテナ25及び室内アン
テナ26をそれぞれ1つずつ設けたが、これを複数個ず
つ設けるようにしてもよい。例えば、室外アンテナ25
を車両の各所に設けて、第1のリクエスト信号を車両の
周辺全体に隈無く出力させるようにする。このようにす
れば、運転者が車両に対してどの方向から近づいても、
ドアをアンロックさせることができ、スマートエントリ
装置としての機能を向上させることができるようにな
る。また、例えば、室内アンテナ26を車両室内の各所
に設けて、第2のリクエスト信号を車両室内に隈無く出
力させるようにする。このようにすれば、携帯機11が
車両室内のどの箇所に位置していても、携帯機11から
第2のリクエスト信号に応答した送信信号を出力させる
ことができる。但し、この場合には、第2のリクエスト
信号が車両外部に出力しない程度であることが必要であ
る。
【0039】・前記実施形態では、検知手段として運転
席側のドアカーテシスイッチ31を用いたが、これ以外
に、他のドアの開閉状態を検知するドアカーテシスイッ
チを検知手段として用いてもよい。このようにすれば、
運転者が他のドアから車両室内に乗り込んでも、第1送
信回路21の駆動状態から第2送信回路22の駆動状態
に切り替えることができる。
【0040】・ 前記実施形態では、検知手段としてド
アカーテシスイッチを用いたが、これに代えて、ドア3
2の近傍、すなわち運転者の乗降箇所周辺にある他の機
械的なスイッチを検知手段としてもよい。この場合、前
記スイッチを新たに追加するよりは、既存のものを利用
することが望ましい。また、このようなスイッチ類の他
に、例えば運転者の乗降箇所周辺に赤外線センサ等の非
接触式センサを設け、これを検知手段として用い、運転
者が着座しようとしていることを検知させてもよい。も
ちろん、接触式センサを検知手段として用いてもよい。
【0041】・ 前記実施形態では、検知手段としてド
アカーテシスイッチを用いたが、これに代えて、ドア3
2の近傍、すなわち運転者の乗降箇所周辺にCCDカメ
ラ等を配設し、このカメラ等によって運転者が車両室内
に入るのを検知するようにしてもよい。
【0042】・ 前記実施形態では、各リクエスト信号
を磁気信号として出力しているが、これらの一方または
両方を電波として出力してもよい。但し、この場合に
は、第2のリクエスト信号が車両外部に出力されない程
度の微弱な電波にすることが必要である。
【0043】・ 図1に2点鎖線で示すように、受信回
路23に接続されたアンテナ27を車両外部に設けても
よい。また、同アンテナ27を車両外部及び車両室内に
ともに設けてもよい。
【0044】次に、特許請求の範囲に記載された技術的
思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技
術的思想をその効果とともに以下に列挙する。 (1) 請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用遠
隔操作装置において、前記検知手段は、前記携帯機の所
有者の乗降箇所周辺に設けられたセンサであることを特
徴とする車両用遠隔操作装置。
【0045】この(1)に記載の発明によれば、所有者
が車両室内に入る動作を確実に検知することができる。 (2) 請求項1〜4、技術的思想1のいずれか1項に
記載の車両用遠隔操作装置において、少なくとも前記第
2のリクエスト信号は、磁気信号であることを特徴とす
る車両用遠隔操作装置。
【0046】この(2)に記載の発明によれば、第2の
リクエスト信号を確実に車両室内のみに出力させること
ができる。 (3) 請求項1または請求項2に記載の車両用遠隔操
作装置において、前記検知手段は、前記車両に標準的に
装備されている既存のスイッチであることを特徴とする
車両用遠隔操作装置。
【0047】この(3)に記載の発明によれば、検知手
段として、新たに部品を配設する必要がない。このた
め、部品点数の増加を防ぐとともに、高コスト化を防止
することができる。
【0048】(4) 請求項1,2、技術的思想3のい
ずれか1項に記載の車両用遠隔操作装置において、前記
検知手段は、機械的なスイッチであることを特徴とする
車両用遠隔操作装置。
【0049】この(4)に記載の発明によれば、電子的
なスイッチに比べて信頼性が高く、コストも低いため、
信頼性の確保及び高コスト化の低減を図ることができ
る。 (5) 携帯機から送信される送信信号の応答を要求す
る第1のリクエスト信号を、車両周辺の所定領域に間欠
的に出力する第1のリクエスト信号出力手段と、携帯機
から送信される送信信号の応答を要求する第2のリクエ
スト信号を、車両室内に間欠的に出力する第2のリクエ
スト信号出力手段と、携帯機からの送信信号を受信する
受信手段と、前記第1及び第2のリクエスト信号出力手
段の駆動を択一的に切り替えるとともに、前記送信信号
に含まれるIDコードと予め設定されたIDコードとを
比較して、それらIDコード同士が一致したときに前記
送信信号に基づいて各種アクチュエータを駆動制御する
制御手段とを有してなる車両用遠隔操作装置の送受信装
置において、携帯機の所有者が車両室内に入るための動
作を検知する検知手段をさらに備え、前記制御手段は、
その検知手段による検知結果に基づいて、前記第1のリ
クエスト信号出力手段の駆動状態から前記第2のリクエ
スト信号出力手段の駆動状態に切り替えることを特徴と
する車両用遠隔操作装置の送受信装置。
【0050】(6) 携帯機から送信される送信信号の
応答を要求する第1のリクエスト信号を、車両周辺の所
定領域に間欠的に出力する第1のリクエスト信号出力手
段と、携帯機から送信される送信信号の応答を要求する
第2のリクエスト信号を、車両室内に間欠的に出力する
第2のリクエスト信号出力手段と、携帯機からの送信信
号を受信する受信手段と、前記第1及び第2のリクエス
ト信号出力手段の駆動を択一的に切り替えるとともに、
前記送信信号に含まれるIDコードと予め設定されたI
Dコードとを比較して、それらIDコード同士が一致し
たときに前記送信信号に基づいて各種アクチュエータを
駆動制御する制御手段とを有してなる車両用遠隔操作装
置の制御方法であって、前記制御手段は、携帯機の所有
者が車両室内に入るための動作を検知する検知手段の検
知結果に基づいて、前記第1のリクエスト信号出力手段
の駆動状態から前記第2のリクエスト信号出力手段の駆
動状態に切り替えることを特徴とする車両用遠隔操作装
置の制御方法。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項に記載の
発明によれば、検出手段の検知結果に基づいて第1のリ
クエスト信号出力手段の駆動状態から第2のリクエスト
信号出力手段の駆動状態に切り替えるようにしている。
このため、所有者が車両室内に乗り込んだ際には、第2
のリクエスト信号出力手段が確実に駆動することとな
る。すなわち、第1のリクエスト信号の出力領域が車両
室内にまで及んでも、携帯機が車両室内に位置するとき
には第1のリクエスト信号が出力されることがない。し
たがって、携帯機が車両室内に位置するにもかかわらず
車両外部に位置すると判断するといった車両用遠隔操作
装置の誤認識の発生率を低減させることができる。
【0052】請求項2に記載の発明によれば、携帯機の
所有者がドアを開いてから着座するまでの間の動作を検
知手段によって検知させている。このため、第1リクエ
スト信号出力手段の駆動状態から第2リクエスト信号出
力手段の駆動状態への切替を、所有者がシートに着座す
るまでに確実に行うことができる。したがって、所有者
が着座した直後であっても、確実にエンジンを始動させ
ることができる。
【0053】請求項3に記載の発明によれば、所有者が
車両室内に入るためには、必ずドアを開く必要がある。
このため、検知手段としてドアカーテシスイッチを用い
ることで、所有者が車両室内に入る動作を確実に検知す
ることができる。
【0054】請求項4に記載の発明によれば、第1のリ
クエスト信号は車両外部に設けられた室外アンテナから
出力され、第2のリクエスト信号は車両室内に設けられ
た室内アンテナから出力される。このため、各リクエス
ト信号を、車両周辺または車両室内に対して確実に分け
て出力させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用遠隔操作装置の一実施形態の構
成を示すブロック図。
【図2】同実施形態において、第1及び第2のリクエス
ト信号の出力領域を模式的に示す平面図。
【図3】同実施形態の検知手段の位置を模式的に示す平
面図。
【図4】同実施形態において、第1及び第2のリクエス
ト信号の切替タイミングを示すタイムチャート。
【図5】従来の車両用遠隔操作装置において、第1及び
第2のリクエスト信号の切替タイミングを示すタイムチ
ャート。
【図6】従来の車両用遠隔操作装置において、第1及び
第2のリクエスト信号の出力領域を模式的に示す平面
図。
【符号の説明】
1…車両用遠隔操作装置、11…携帯機、12…送受信
装置、21…第1のリクエスト信号出力手段としての第
1送信回路、22…第2のリクエスト信号出力手段とし
ての第2送信回路、23…受信手段としての受信回路、
24…制御手段としてのマイクロコンピュータ、25…
室外アンテナ、26…室内アンテナ、28…アクチュエ
ータとしてのドアロック制御装置、29…アクチュエー
タとしてのエンジン始動制御装置、31…検知手段とし
てのドアカーテシスイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 亨 愛知県丹羽郡大口町豊田三丁目260番地 株式会社 東海理化電機製作所 内 (72)発明者 山本 圭司 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車 株式会社 内 (72)発明者 久米 真人 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車 株式会社 内 (56)参考文献 特開 平7−150835(JP,A) 特開 平9−317277(JP,A) 特開 平7−229439(JP,A) 特開 平9−132114(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 49/00 B60R 25/00 606 B60R 25/04 608

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信信号を送信する携帯機と、その送信
    信号に基づいて各種アクチュエータを駆動制御する送受
    信装置とを備え、 前記携帯機から送信される送信信号の応答を要求する第
    1のリクエスト信号を車両周辺の所定領域に間欠的に出
    力する第1のリクエスト信号出力手段と、 前記携帯機から送信される送信信号の応答を要求する第
    2のリクエスト信号を車両室内に間欠的に出力する第2
    のリクエスト信号出力手段と、 前記携帯機からの送信信号を受信する受信手段と、 前記第1及び第2のリクエスト信号出力手段の駆動を択
    一的に切り替えるとともに、前記送信信号に含まれるI
    Dコードと予め設定されたIDコードとを比較して、そ
    れらIDコード同士が一致したときに前記送信信号に基
    づいて各種アクチュエータを駆動制御する制御手段とを
    有してなる車両用遠隔操作装置において、 前記携帯機の所有者が車両室内に入るための動作を検知
    する検知手段をさらに備え、 前記制御手段は、その検知手段による検知結果に基づい
    て、前記第1のリクエスト信号出力手段の駆動状態から
    前記第2のリクエスト信号出力手段の駆動状態に切り替
    えることを特徴とする車両用遠隔操作装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両用遠隔操作装置に
    おいて、 前記検知手段は、前記携帯機の所有者がドアを開いてか
    ら着座するまでの間の動作を検知することを特徴とする
    車両用遠隔操作装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の車両用
    遠隔操作装置において、 前記検知手段はドアの開状態及び閉状態を検出するカー
    テシスイッチであり、 前記制御手段は、そのカーテシ
    スイッチによってドアの開状態を検知したときに、前記
    第1のリクエスト信号出力手段の駆動状態から前記第2
    のリクエスト信号手段の駆動状態に切り替えることを特
    徴とする車両用遠隔操作装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車
    両用遠隔操作装置において、 車両外部には、前記第1のリクエスト信号を車両周辺に
    出力する少なくとも1つ以上室外アンテナが設けら
    れ、 車両室内には、前記第2のリクエスト信号を車両室内の
    みに出力する少なくとも1つ以上室内アンテナが設け
    られてなることを特徴とする車両用遠隔操作装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の車
    両用遠隔操作装置において、 前記制御手段が、前記検知手段による検知結果に基づい
    て、前記第1のリクエスト信号出力手段の駆動状態から
    前記第2のリクエスト信号出力手段の駆動状態に切り替
    える時において、前記第2のリクエスト信号は、第1の
    リクエスト信号が出力されてから前記送信信号の出力が
    終了するまでの時間を確保した後に出力されることを特
    徴とする車両用遠隔操作装置。
JP36459298A 1998-12-22 1998-12-22 車両用遠隔操作装置 Expired - Lifetime JP3530409B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36459298A JP3530409B2 (ja) 1998-12-22 1998-12-22 車両用遠隔操作装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36459298A JP3530409B2 (ja) 1998-12-22 1998-12-22 車両用遠隔操作装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000186443A JP2000186443A (ja) 2000-07-04
JP3530409B2 true JP3530409B2 (ja) 2004-05-24

Family

ID=18482196

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36459298A Expired - Lifetime JP3530409B2 (ja) 1998-12-22 1998-12-22 車両用遠隔操作装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3530409B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3680246B2 (ja) * 1999-02-26 2005-08-10 トヨタ自動車株式会社 車載機器遠隔制御装置
JP5173927B2 (ja) * 2009-05-13 2013-04-03 株式会社東海理化電機製作所 電子キーの通信可否設定システム及び通信可否設定方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000186443A (ja) 2000-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1201514B1 (en) Remote vehicle controller
US6552649B1 (en) Vehicle control system
US7181189B2 (en) Vehicular remote control system and tire pressure monitoring system
US6542071B1 (en) Opening-closing member control apparatus for vehicle
US8237544B2 (en) Automatic door control system and method
US9126564B2 (en) Communication apparatus for vehicle
US20070024121A1 (en) Vehicle equipment control system and method
WO1999064274A1 (en) Integrated vehicle remote engine ignition system
JP4130335B2 (ja) 車両用遠隔制御システム及び車両遠隔制御システム用携帯機
JP4022913B2 (ja) 無線装置
US6538559B1 (en) Remote control apparatus and remote control method
JP2009013697A (ja) スマートキーレスエントリシステム
JP3530409B2 (ja) 車両用遠隔操作装置
JP4377039B2 (ja) 車両用遠隔操作装置
JP3288000B2 (ja) 車両用電子キー装置
JP3523096B2 (ja) 車両用遠隔操作装置
JP2002295086A (ja) キーレスエントリーシステム
JP2000145228A (ja) 車載機器遠隔制御装置
JP3831361B2 (ja) 遠隔制御システムの作動制御装置
JP4116779B2 (ja) 車両用セキュリティ機構制御システム
JP4313505B2 (ja) 車両用遠隔操作装置
JP3141797B2 (ja) 自動ロック機能付きキーレスエントリシステム及び自動ロックモード切換方法
JP2004098920A (ja) エンジン駆動制御装置
JP2001336328A (ja) 自動車用キーレスエントリー装置
JP2004224126A (ja) 車両用制御システム

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040217

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040227

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090305

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090305

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100305

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110305

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120305

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130305

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130305

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140305

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term