JP4632579B2 - 開閉装置の無線信号通信装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は開閉装置の無線信号通信装置に関し、例えば、シャッター、ドア、窓、オーバーヘッドドア、門扉、ゲート(駐車場などのゲート)、ロールスクリーン(例えば遮光膜)、ブラインド、オーニング装置などを遠隔操作対象としたリモコンシステムのリモコン送信機又はリモコン受信機に適用し得るものである。
【0002】
【従来の技術】
開閉体の開閉制御(なお、施錠、解錠機能を有する開閉体であれば、開閉制御に加え、又は、開閉制御に代え、施錠、解錠制御をも開閉制御の用語に含むものとする)をリモコン送信機を用いて指示できるようにした開閉装置も多く提案されている。
【0003】
このようなシャッター用のリモコンシステムでは、シャッター近傍の壁面や、シャッターの収納ボックスの表面又は内部などに、リモコン送信機からの電波を捕捉して処理するリモコン受信機が設けられている。
【0004】
図5は、従来のリモコンシステムの構成を示すブロック図である。リモコンシステムは、リモコン送信機10及びリモコン受信機とでなり、リモコン受信機は、受信アンテナ11及び受信ユニット13とでなる。
【0005】
リモコン送信機10からの電波を受信アンテナ11が捕捉して変換した電気信号は、受信アンテナ11及び受信ユニット13に対してコネクタ接続されている、例えば3m〜8m程度の同軸ケーブル12を介して、受信ユニット13に与えられる。
【0006】
受信ユニット13において、受信アンテナ11側からの電気信号は、復調部14によって復調され、受信制御部15によって、その復調信号が解読されて、シャッターの開、閉又は停止などを指示する開閉制御信号が形成されて、両端共にコネクタを有するケーブル16を介して、シャッター制御ユニット17に与えられる。
【0007】
シャッター制御ユニット17においては、シャッター制御部18が、受信ユニット13からの開閉制御信号の内容(開、閉又は停止)に基づいて、シャッターの開、閉又は停止を実現させるモータ駆動信号を形成し、モータ駆動回路19は、そのモータ駆動信号に応じて、図示しないモータに対して所望の動作(正回転、逆回転、回転停止など)を実行させる。
【0008】
ここで、リモコン受信機として、受信アンテナ11が図5に示したような受信ユニット13に外付けで設けられたものもあれば、図示は省略しているが、受信アンテナ11が、例えば復調部14や受信制御部15が搭載されたプリント配線基板上に銅箔などのパターン(面状アンテナ)として実装されたものなどもある。
【0009】
後者の受信アンテナ(内蔵アンテナ)11を用いたものは、リモコン送信機及びリモコン受信機間の交信距離が短くて良いシャッターの場合には、今後主流になると考えられる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のリモコンシステムは、以下のような種々の課題を有するものであった。
【0011】
従来のリモコン受信機は、リモコン送信機との実際の交信距離は、受信アンテナの受信感度にかなり依存している。また、リモコン送信機と交信し得る方向も、受信アンテナの指向性にかなり依存している。
【0012】
そのため、リモコン受信機の取付位置によっては、障害物の影響などを受け、受信アンテナが同じであっても、交信可能な距離が短くなることもあり、交信し得る方向も狭くなることがある。
【0013】
また、リモコンシステムが定格で定めている以上の距離からでも、リモコン送信機によって、シャッターを制御したいユーザも存在する。
【0014】
外付けの受信アンテナを適用している場合であれば、その位置を適切に選定したりすることにより、受信距離や受信可能方向を満足し得るものに調整し得る。しかし、面状アンテナなどの内蔵アンテナを受信アンテナとして用いているリモコン受信機では、交信距離や方向などが不満足な場合にも対応が取りにくいものである。また、外付けの受信アンテナを適用している場合であっても、上述した要求に応えたり、上述した課題を解決したりするには、限界があり、より一層の受信感度の要求などには応えることができない。
【0015】
復調部におけるAGC機能などで、受信感度を向上させようとしても限界があると共に、回路構成などが複雑になる。
【0016】
また逆に、常設のアンテナでは、利用者の所望する距離以上の場所からの指示であっても、受信アンテナの能力によっては、有効な通信が実行されてしまう。
【0017】
本発明は、以上の点を考慮してなされたものであり、交信距離や方向などの交信能力に対する変更要求に簡易に応じられる開閉装置の無線信号通信装置を提供しようとしたものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため、本発明は、開閉体を開閉制御する開閉装置における、無線信号の受信側の無線信号通信装置において、(1)常設アンテナと、(2)増設アンテナユニットを接続可能な1又は複数のアンテナ増設用コネクタと、(3)上記増設アンテナユニット又は上記常設アンテナが捕捉した無線信号が与えられ、上記増設アンテナユニット及び上記常設アンテナのいずれが捕捉したかを問わず、捕捉された無線信号に対して復調処理を行って復調信号を出力する、上記各アンテナ増設用コネクタに接続された復調回路と、(4)閉成状態時に上記常設アンテナが捕捉した無線信号を上記復調回路へ与える一方、全て又は一部の上記アンテナ増設用コネクタに増設アンテナユニットが接続されたことを一条件として、開放状態に変化して、上記常設アンテナが捕捉した無線信号を上記復調回路に与えないようにするアンテナ制限手段と、(5)開閉体駆動ユニットに接続されている信号線の先端に設けられているコネクタと係合する対信号線コネクタを有し、上記開閉体駆動ユニットに対し、上記開閉体の開動作、閉動作又は停止動作を表す開閉体駆動信号を送信する開閉体駆動信号送信回路と、(6)上記復調信号を解読し、指示されている上記開閉体の動作内容を認識し、認識結果に応じて上記開閉体駆動信号送信回路による送信動作を制御する受信制御回路とを有することを特徴とする。
【0019】
ここで、上記アンテナ制限手段が、上記アンテナ増設用コネクタに増設アンテナユニットが接続されたときに位置変化をおこす可動部材と、無効化対象の上記アンテナの電気的経路上に設けられ、上記可動部材の位置変化によって上記電気的経路を遮断する開閉部材とでなることが好ましい。
【0020】
また、上記アンテナ制限手段が、上記アンテナ増設用コネクタに増設アンテナユニットが接続されたことを検知する装着センサと、無効化対象の上記アンテナの電気的経路上に設けられ、上記装着センサからの検知信号により開放動作するスイッチング素子とでなることも好ましい。
【0021】
さらに、上記常設アンテナが当該通信装置の筐体内に設けられている内蔵アンテナであり、上記アンテナ増設用コネクタが、当該通信装置の筐体外に位置するように上記増設アンテナユニットを接続し得るものであることも好ましい。
【0022】
【発明の実施の形態】
(A)第1の実施形態
以下、本発明による開閉装置の無線信号通信装置を、シャッター用のリモコンシステムのリモコン受信機に適用した第1の実施形態を図面を参照しながら詳述する。
【0023】
ここで、図1が、第1の実施形態のリモコン受信機(受信ユニット)20を示すブロック図である。
【0024】
図1において、第1の実施形態のリモコン受信機20は、内蔵アンテナ21、復調回路22、受信制御回路23、リレー送信回路24及び電源回路25を有すると共に、外付アンテナユニット30と接続可能なアンテナ増設用コネクタ26や開閉部材28などを有する。なお、図1は、外付アンテナユニット30をアンテナ増設用コネクタ26に接続した状態で示している。
【0025】
内蔵アンテナ21は、図示しないリモコン送信機からの放射電波を捕捉し、電気信号として、閉成状態にある開閉部材28を介して復調回路22に与えるものであり、着脱自在であっても良いが、常設アンテナである。内蔵アンテナ21は、基本的には、この内蔵アンテナ21だけでリモコン受信機20の電波捕捉機能を達成できるものである。
【0026】
この内蔵アンテナ21としては、以下に例示するいずれの形態のものであっても良い。例えば、復調回路22、受信制御回路23、リレー送信回路24及び電源回路25などが搭載されたプリント配線基板上に、配線パターン(例えば銅箔パターン)と同様に形成された面状のものであっても良い。また例えば、銅片などの金属片を繋ぎ合わせたり、銅板など打ち抜いたりして形成したものであっても良い(この場合、プリント配線基板上に設けている必要はない)。さらに例えば、円柱や円筒などの棒体で構成されたものであっても良い(この場合も、プリント配線基板上に設けている必要はない)。また、ループアンテナ、ダイポールアンテナなど、いずれの形式に従うものであっても良い。
【0027】
復調回路22は、例えば、内蔵アンテナ21や外付アンテナユニット30などとのインピーダンス整合回路や前置増幅回路(フィルタ機能も担っている)や復調回路本体などを有し、内蔵アンテナ21や外付アンテナユニット30などからの電気信号(無線周波数帯信号)を復調し、図示しないリモコン送信機が送信しようとしたベースバンド信号(デジタル信号)を得て受信制御回路23に与えるものである。なお、復調回路22にアンテナからの受信電気信号が入力され、復調処理している際には、復調回路22からの駆動信号によって、LEDなどでなる受信発光素子22aが点灯又は点滅されるようになされている。
【0028】
ここで、復調回路22は、例えば、図2(A)に示すようなトランス35を適宜の位置に内蔵している。トランス35は、2個の1次巻線35A、35Bと1個の2次巻線35Cとを有している。一方の1次巻線35Aは、内蔵アンテナ21との給電線に直接、又は、その給電線に、ある処理回路(例えば増幅回路など)を通じて接続されている。他方の1次巻線35Bは、外付アンテナユニット30との給電線に直接、又は、その給電線に、ある処理回路(例えば増幅回路など)を通じて接続されている。
【0029】
すなわち、このトランス35の機能により、内蔵アンテナ21側からの電気信号も、外付アンテナユニット30側からの電気信号も、共通の2次巻線35Cに伝達され、これ以降、区別することなく、同一の処理が施されるようになっている。
【0030】
又は、復調回路22は、例えば、図2(B)に示すような結線部分36を適宜の位置に有する。この結線部分36は、内蔵アンテナ21側との結線部36Aと、外付アンテナユニット30側との結線部36Bと、結線部36A及び36Bを統合している結線部36Cとを有している。
【0031】
すなわち、この結線部分36の機能により、内蔵アンテナ21側からの電気信号も、外付アンテナユニット30側からの電気信号も、共通の結線部36に伝達され、これ以降、区別することなく、同一の処理が施されるようになっている。
【0032】
受信制御回路23は、当該リモコン受信機20の各部の制御を行うものであり、例えば、マイクロコンピュータで構成されている。受信制御回路23は、復調回路22からの復調信号を解読して、復調信号に含まれているIDが内蔵するIDメモリに登録されているか否かに基づいて、送信元のリモコン送信機が当該シャッターに対する指示を出せるものであるかを確認した後、指示されているシャッターの動作内容、すなわち、シャッターの開動作、閉動作又は停止動作を認識し、その認識結果に応じて、リレー送信回路24を駆動するものである。受信制御回路23は、リレー送信回路24を駆動する状況では、LEDなどでなる制御動作発光素子23aを点灯又は点滅させる。
【0033】
なお、受信制御回路23は、送信元のリモコン送信機が当該シャッターに対する指示を出せないものである場合などには、その指示内容を無視する。
【0034】
リレー送信回路24は、図示しないシャッター駆動ユニットに対し、シャッターの開動作、閉動作又は停止動作を表すシャッター駆動信号を送信するものである。リレー送信回路24は、複数のリレー及びリレー接点を有し、受信制御回路23による制御によって、所望する動作用のリレーが駆動してリレー接点を閉成させることを通じて、図示しないシャッター駆動ユニットに対し、シャッターの開動作、閉動作又は停止動作を表すシャッター駆動信号を送信するものである。
【0035】
リレー送信回路24には関連してコネクタ24bが設けられており、このコネクタ24bには、当該リモコン受信機20とシャッター駆動ユニットとを結ぶ信号線の一方のコネクタ(図示せず)が接続される。
【0036】
なお、シャッター駆動信号の送信回路は、リレーを利用しないものであっても良い。
【0037】
また、当該リモコン受信機(受信ユニット)20と、シャッター駆動ユニットとが1ユニット化されていても良いことは勿論である。
【0038】
電源回路25は、シャッター駆動ユニット側から電源供給線を介して供給された電源を、当該リモコン受信機20内の各部用の電源に変換して各部に供給するものである。電源回路25は、シャッター駆動ユニット側から電源供給を受けているときには、LEDなどでなる電源発光素子25aを点灯させる。
【0039】
また、電源回路25には関連してコネクタ25bが設けられており、このコネクタ25bには、上述した電源供給線の一方のコネクタ(図示せず)が接続される。
【0040】
なお、リモコン受信機20は電池などの内部電源で動作するものであっても良く、外部電源と内部電源とを併用するものであっても良い。
【0041】
図示しないシャッター駆動ユニットは、例えば、シャッターを上下動させるためのモータを中心に構成されているものであり、当該リモコン受信機20からのシャッター駆動信号に応じて、モータに対して所望の動作(正回転、逆回転、回転停止など)を実行させ、シャッターを開動作、閉動作、停止動作させる。
【0042】
第1の実施形態のリモコン受信機20は、以上のような従来と同様な構成に加えて(トランス35は従来には存在しない)、外付アンテナユニット30と接続可能なアンテナ増設用コネクタ26や開閉部材28を有する。
【0043】
アンテナ増設用コネクタ26は、復調回路22に対して信号線27を介して接続されている。
【0044】
このアンテナ増設用コネクタ26には、増設アンテナユニットとしての外付アンテナユニット30が接続可能である。
【0045】
外付アンテナユニット30は、詳細構成の図示は省略するが、例えば、以下のような構成のいずれでも良い。
【0046】
第1は、アンテナ本体と、その端部に設けられている、アンテナ増設用コネクタ26と係合するコネクタとでなるものである。第2は、アンテナ本体と、それから延長されているケーブル(例えば、同軸ケーブル)と、ケーブルの端部に設けられている、アンテナ増設用コネクタ26と係合するコネクタとでなるものである。ここで、外付アンテナユニット30のアンテナ本体は、ロッドアンテナ、ループアンテナ、ダイポールアンテナなど、いずれの形式に従うものであっても良い。外付アンテナユニット30のアンテナ本体は、アンテナエレメントが伸縮し得るものであっても良く、回動し得て、主たる指向方向の向きを変更し得るものであっても良い。
【0047】
アンテナ増設用コネクタ26は、外付アンテナユニット30が取り付けられていない状態で、雨水や塵埃が当該リモコン受信機20の内部に入り込むことを防止できるように、例えば、蓋体などを被冠できる形状にしておくことが好ましい。勿論、蓋体形状も、アンテナ増設用コネクタ26の形状(特に、開口部形状)に合わせておくことを要する。また、アンテナ増設用コネクタ26は、外付アンテナユニット30が取り付けられていない状態でリモコン操作者などの邪魔になるのを防止するため、筐体などの内側に窪んでいることも好ましい。
【0048】
アンテナ増設用コネクタ26は、外付アンテナユニット30が取り付けられたときに、その取付け力の作用を受けて回動や直動などの位置変化をおこす可動部材26aを有する。
【0049】
一方、内蔵アンテナ21との給電線上には、開閉部材28が設けられている。図1では、イメージ図で示しているが、開閉部材28は、一対の給電線のそれぞれに設けられたものであっても良く、一対の給電線の一方に設けられたものであっても良い。
【0050】
開閉部材28は、可動部材26aがホームポジジョンにあるときに(外付アンテナユニット30が取り付けられていないときに)、閉成していて、内蔵アンテナ21及び復調回路22間を導通させている。これに対して、開閉部材28は、可動部材26aが位置変化をおこしたときに(外付アンテナユニット30が取り付けられたときに)、開放して、内蔵アンテナ21及び復調回路22間を電気的に遮断する。
【0051】
なお、可動部材26aや開閉部材28は、位置復帰のための構成(例えば弾性部材)を有し、外付アンテナユニット30が取り付けられている状態から離脱されたときに、位置を復帰させるようになされている。
【0052】
以上のような第1の実施形態のリモコン受信機20は、基本的には、外付アンテナユニット30が設けられずに、常設アンテナである内蔵アンテナ21だけを利用するものである。
【0053】
ここで、設置時に受信感度を高めたい要求があった場合や、また、使用していて受信感度を高めたい要求が生じた場合などには、外付アンテナユニット30がアンテナ増設用コネクタ26に取り付けられる。
【0054】
このとき、可動部材26aが位置変化して開閉部材28が開放状態になり、内蔵アンテナ21が復調回路22から切り離されて、内蔵アンテナ21に代えて外付アンテナユニット30が有効となる。これにより、外付アンテナユニット30からの電気信号だけが復調回路22で処理される。
【0055】
以上では、受信感度を高めるために、外付アンテナユニット30を増設する場合を説明したが、広く、受信感度を変更する(高める場合だけでなく低める場合を含む)ために外付アンテナユニット30を設けても良い。ここで、受信感度を低める場合において、復調回路22が内蔵アンテナ21からの信号入力を拒否することで外付アンテナユニット30からの信号だけを有効として受信感度を低めても良い。
【0056】
第1の実施形態のリモコン受信機によれば、アンテナ増設用コネクタ26を備えているので、外付アンテナユニット30を設けることにより、リモコン送信機及びリモコン受信機間の交信能力の変更要求に簡易に応えることができる。
【0057】
また、外付アンテナユニット30を取り付けた際には、内蔵アンテナ21を有効ではないようにしたので、外付アンテナユニット30からの電気信号の処理に、内蔵アンテナ21からの電気信号が影響を与えることを防止し得る。
【0058】
(B)第2の実施形態
次に、本発明による開閉装置の無線信号通信装置を、シャッター用のリモコンシステムのリモコン受信機に適用した第2の実施形態を図面を参照しながら詳述する。
【0059】
ここで、図3が、第2の実施形態のリモコン受信機(受信ユニット)20Aを示すブロック図であり、上述した第1の実施形態に係る図1との同一、対応部分には同一符号を付して示している。この図3も、外付アンテナユニット30が増設されている状態で示している。
【0060】
上述した第1の実施形態は、外付アンテナユニット30が設けられた際に、機構的要素である可動部材26a及び開閉部材28の作用により、内蔵アンテナ21を復調回路22から切り離すものであったが、この第2の実施形態は、外付アンテナユニット30が設けられた際に、電気的要素の作用により、内蔵アンテナ21を復調回路22から切り離すようにしたものである。
【0061】
この第2の実施形態のリモコン受信機20Aにおいては、外付アンテナユニット30を増設し得るアンテナ増設用コネクタ26に関連して増設検知センサ26bが設けられ、また、内蔵アンテナ21との給電線上にはスイッチング素子(例えばトランジスタ)28aが設けられている。
【0062】
すなわち、第2の実施形態では、第1の実施形態の可動部材26a及び開閉部材28に代え、増設検知センサ26b及びスイッチング素子28aが設けられている。
【0063】
以上の点を除いた他の構成は、上述した第1の実施形態と同様であり、その説明は省略する。
【0064】
なお、この第2の実施形態の場合、外付アンテナユニット30は、アンテナ本体と、それから延長されているケーブル(例えば、同軸ケーブル)とでなるものでも良く、この場合には、アンテナ増設用コネクタ26は、被覆がはがされたケーブル端部を取り付けられるものである。
【0065】
第2の実施形態のリモコン受信機20Aも、基本的には、内蔵アンテナ21だけを利用するものであるが、受信感度を高めたい要求があった場合などには、外付アンテナユニット30がアンテナ増設用コネクタ26に取り付けられる。
【0066】
このとき、増設検知センサ26bが、外付アンテナユニット30が取り付けられたことを検知して増設検知信号を出力し、その検知信号を制御端子に受けたスイッチング素子28aが開放動作して、内蔵アンテナ21を復調回路22から切り離す。これにより、内蔵アンテナ21に代えて外付アンテナユニット30が有効となり、外付アンテナユニット30からの電気信号だけが復調回路22で処理される。
【0067】
第2の実施形態のリモコン受信機によっても、アンテナ増設用コネクタ26を備えているので、外付アンテナユニット30を設けることにより、リモコン送信機及びリモコン受信機間の交信能力の変更要求に簡易に応えることができ、また、外付アンテナユニット30を取り付けた際には、内蔵アンテナ21を有効でなくすようにしたので、外付アンテナユニット30からの電気信号の処理に、内蔵アンテナ21からの電気信号が影響を与えることを防止し得る。
【0068】
(C)第3の実施形態
次に、本発明による開閉装置の無線信号通信装置を、シャッター用のリモコンシステムのリモコン送信機に適用した第3の実施形態を図面を参照しながら詳述する。
【0069】
ここで、図4が、第3の実施形態のリモコン送信機40を示すブロック図である。図4においても、外付アンテナユニット50を増設している状態で示している。
【0070】
図4において、第3の実施形態のリモコン送信機40は、操作部41、制御回路42、送信回路43、内蔵アンテナ44、報知部45、電池46、アンテナ増設用コネクタ47及びスイッチング素子48を有する。
【0071】
操作部41は、シャッターの開動作、停止動作又は閉動作などを指示するためのキーを備え、ユーザの操作に応じて、シャッターの開動作、閉動作又は停止動作の指示信号を制御回路42に与えるものである。
【0072】
制御回路42は、当該リモコン送信機40の全体を制御するものであり、例えば、マイクロコンピュータで構成されている。
【0073】
制御回路42は、操作部41から、開動作、閉動作又は停止動作の指示信号を受けると、原送信信号(例えばシリアル送信データ)を組み立てて送信回路43に与えるものである。また、制御回路42は、操作部41から、開動作、閉動作又は停止動作の指示信号を受けたときには、指示を受け付けたことを報知部45に報知動作させる。
【0074】
送信回路43は、原送信信号を変調して無線周波数帯の信号(無線送信信号)にして、内蔵アンテナ44や外付アンテナユニット50などから空間に放射させるものである。送信回路43には、必要に応じて、バンドパスフィルタや電力増幅器が内蔵されている。なお、原送信信号の変調方式は任意であるが、例えば、ASK変調方式やFSK変調方式を適用し得る。送信回路43は、無線送信信号を、内蔵アンテナ44側及び外付アンテナユニット50側に向かうようにさせる信号分岐構成(図2の構成の対称的構成)が内蔵されている。
【0075】
内蔵アンテナ44は、上述のように、無線送信信号を空間に放射させるものであり、常設アンテナである。この内蔵アンテナ44は、以下に例示するいずれの形態のものであっても良い。例えば、制御回路42や送信回路43などが搭載されたプリント配線基板上に、配線パターン(例えば銅箔パターン)と同様に形成された面状のものであっても良い。また例えば、銅片などの金属片を繋ぎ合わせたり、銅板などの打ち抜いて形成したものであっても良い(この場合、プリント配線基板上に設けている必要はない)。さらに例えば、円柱や円筒などの棒体で構成されたものであっても良い(この場合も、プリント配線基板上に設けている必要はない)。また、ループアンテナ、ダイポールアンテナなど、いずれの形式に従うものであっても良い。
【0076】
報知部45は、制御回路42の制御下で、操作部41からの開動作、閉動作又は停止動作の指示信号を受け付けたことを、利用者に認識させる報知動作を行うものである。報知部45は、例えば、操作部41の各キーに対応した発光素子であって点灯や点滅で視覚的に報知させるものであっても良く(液晶ディスプレイなどのキャラクタなどによる視覚的報知でも良い)、また例えば、ブザーやスピーカであって聴覚的に報知させるものであっても良い。
【0077】
電池46は、当該リモコン送信機40の各部に対する動作電源を供給するものである。
【0078】
アンテナ増設用コネクタ47は、送信回路43に接続されており、外付アンテナユニット50を増設可能とするものである。
【0079】
このアンテナ増設用コネクタ47に接続される外付アンテナユニット(増設アンテナユニット)50は、例えば、アンテナ本体と、その基端部に設けられている、アンテナ増設用コネクタ47と係合するコネクタとでなるものである。アンテナ本体は、ロッドアンテナ、ループアンテナ、ダイポールアンテナなどのいずれの形式のものでも良いが、当該リモコン送信機40がユーザに携帯されるものを考慮すると、ロッドアンテナが好ましいであろう。なお、外付アンテナユニット50は、アンテナエレメントが伸縮し得るものであっても良い。
【0080】
アンテナ増設用コネクタ47は、外付アンテナユニット50が取り付けられていない状態で、雨水や塵埃が当該リモコン送信機40の内部に入り込むことを防止できるように、例えば、蓋体などが被冠されている。勿論、蓋体形状も、アンテナ増設用コネクタ47の形状(特に、開口部形状)に合わせておくことを要する。また、アンテナ増設用コネクタ47は、外付アンテナユニット50が取り付けられていない状態でリモコン操作者などの邪魔になるのを防止するため、筐体などの内側に窪んでいることも好ましい。
【0081】
なお、送信回路43内の電力増幅回路の特性(増幅率)などを、外付アンテナユニット50が増設されている状態と増設されていない状態とで切り替えるようにしても良い。
【0082】
増設検知センサ47aは、外付アンテナユニット50がアンテナ増設用コネクタ47に取り付けられたことを検知し、増設検知信号を出力するものである。
【0083】
スイッチング素子48は、送信回路43及び内蔵アンテナ44間の給電線上には設けられているものであり、増設検知センサ47aから増設検知信号が与えられたときに開動作するものである。
【0084】
以上のような構成を有する第3の実施形態のリモコン送信機40は、基本的には、外付アンテナユニット50が設けられずに、アンテナとして内蔵アンテナ47だけを利用するものである。
【0085】
ここで、当該リモコン送信機40からの送信能力を高めたい要求があった場合や、また、使用していて送信能力を高めたい要求が生じた場合などには、外付アンテナユニット50がアンテナ増設用コネクタ47に取り付けられる。
【0086】
このとき、増設検知センサ47aが、外付アンテナユニット50が取り付けられたことを検知して増設検知信号を出力し、その検知信号を制御端子に受けたスイッチング素子48が開放動作して、内蔵アンテナ44を送信回路43から切り離す。これにより、内蔵アンテナ44に代えて外付アンテナユニット50が有効となり、送信回路43からの無線送信信号が外付アンテナユニット50に与えられ、外付アンテナユニット50だけが送信電波を放射させる。
【0087】
第3の実施形態のリモコン送信機によれば、アンテナ増設用コネクタ47を備えているので、外付アンテナユニット50を増設することにより、リモコン送信機及びリモコン受信機間の交信能力の向上要求に簡易に応えることができる。
【0088】
また、外付アンテナユニット50を取り付けた際には、内蔵アンテナ44を有効でなくしたので、外付アンテナユニット50からの放射処理に、内蔵アンテナ44からの放射処理が影響を与えることを防止し得る。
【0089】
(D)他の実施形態
(D−1)上記第3の実施形態では、内蔵アンテナ44を送信回路43から切り離す構成が電気的要素によるものであったが、機構的要素による切り離し構成(図1参照)を適用しても良いことは勿論である。
【0090】
(D−2)上記各実施形態では、増設し得るアンテナ数(アンテナ増設用コネクタ数)が1個のものを示したが、複数を増設可能なものであっても良い。この場合において、増設アンテナが1個でも増設されたときに、常設アンテナ(上記各実施形態では内蔵アンテナの例)を切り離すようにしても良い。常設アンテナ数も1個に限定されるものではない。この場合において、常設アンテナとそれに置き換えることができる増設アンテナの組を規定しておき、増設アンテナが増設されたときに、それと組をなす常設アンテナを切り離すようにしても良い。
【0091】
(D−3)上記各実施形態では、常設アンテナが内蔵アンテナ、増設アンテナが外付アンテナを示したが、常設アンテナも外付アンテナであっても良く、増設アンテナも通信装置の筐体内部に設けられる内蔵アンテナであっても良い。
【0092】
(D−4)上記各実施形態では、増設アンテナが増設されたときに、常設アンテナを常に切り離すものを示したが、切り離すか否かをも、ディップスイッチなどを用いてオペレータが指示できるようにしても良い。例えば、ディップスイッチの位置によって、増設検知センサ及びスイッチング素子間の導通、非導通を制御する第2のスイッチング素子などを設ければ良い。
【0093】
この場合において、増設アンテナ及び常設アンテナが共に有効な並列状態においては、ダイバーシティ処理を行うようにすることが好ましく、並列状態において、交信特性が悪ければ、オペレータがディップスイッチなどを用いて増設アンテナだけを有効化すれば良い。
【0094】
(D−5)上記第3の実施形態では、リモコン送信機において、増設アンテナが設けられた場合に常設アンテナが通信に一切関与しないもの(通信を完全に無効とする)を示したが、増設アンテナが設けられたこと及び他の条件を満足する場合に、常設アンテナを用いた通信を無効とするようにしても良い。
【0095】
例えば、増設アンテナの装着センサの出力を制御部に入力し、制御部が増設アンテナ又は常設アンテナのいずれを有効とするかの条件判定を行い、増設アンテナ経路のスイッチ又は常設アンテナ経路のスイッチを制御する。
【0096】
(D−5−1)送信時
例えば、開閉装置に対する動作指示(開、閉、停止等)のうち、より遠隔からや、より確実性を増したいものについては増設アンテナを用い、そうでない通常の指示については常設アンテナを用いる。逆な観点で、通常は増設アンテナを用いるが、より狭い範囲でのみ有効とさせたい場合(例えば、IDコード登録指示、高速開閉等の特殊な動作指示)には常設アンテナを用いる。
【0097】
上述の動作指示について、どの場合に増設アンテナを用いるかは利用態様、目的等によって決定するようにしても良い。
【0098】
(D−5−2)受信時
なお、リモコン受信機などからの信号の受信機能を有するリモコン送信機では、以下のような付加条件を付けても良い。
【0099】
通常は増設アンテナを用いるが、例えば、セキュリティ確保の観点による、より詳細な情報(例えば、各部位の動作状態詳細情報、登録IDコード通知情報、動作履歴情報、障害診断情報等)を制御部から受信するモードの場合等では常設アンテナを用いる。
【0100】
(D−6)上記第1、第2の実施形態では、リモコン受信機において、増設アンテナが設けられた場合に常設アンテナが通信に一切関与しないもの(通信を完全に無効とする)を示したが、増設アンテナが設けられたこと及び他の条件を満足する場合に、常設アンテナを用いた通信を無効とするようにしても良い。
【0101】
例えば、増設アンテナの装着センサの出力を制御部に入力し、制御部が増設アンテナ又は常設アンテナのいずれを有効とするかの条件判定を行い、増設アンテナ経路のスイッチ又は常設アンテナ経路のスイッチを制御する。
【0102】
(D−6−1)受信時
例えば、昼間等、車両の交通量が多いときや工場稼動中等の理由でノイズ電波が多い可能性のある時間帯や、隔離や遮蔽等がなされて電波が届きにくい空間内におかれる可能性のある時間帯が予め分かっている場合には、増設アンテナを用いるようにする。このような制御は、あまり遠隔地からでも操作できるようになるのは好ましくなく、平均して受信可能範囲をほぼ同じにするのが好ましいような場合に特に有効である。
【0103】
(D−6−2)送信時
例えば、リモコン送信機からの指示に伴う通常の動作結果報告(指示動作開始、終了報告等)は増設アンテナを用いるが、例えば、セキュリティ確保の観点による、より詳細な情報(例えば、各部位の動作状態詳細情報、登録IDコード通知情報、動作履歴情報、障害診断情報等)を送信する場合には常設アンテナを用いる。
【0104】
(D−7)特許請求の範囲における「通信処理を実行させない」とは、通信処理自体をなくしてしまったり、通信処理を行う制御指示の発生自体を妨げたり、通信処理実行指示を無視したり、通信処理を迂回したり、他の制御処理が通信処理の実行を阻止したりして、結果として通信処理を備えていない場合と同様の処理が行われるように構成していることを意味している。
【0105】
(D−8)上記各実施形態では、本発明をシャッターのリモコンシステムに適用したものを示したが、ドア、窓、オーバーヘッドドア、門扉、ゲート(駐車場などのゲート)、ロールスクリーン(例えば遮光膜)、ブラインド、オーニング装置など一般的に開閉体を制御する開閉装置のリモコンシステムに適用するようにしても良い。
【0106】
(D−9)上記各実施形態では、開閉体(シャッター)の制御のためのリモコンシステム(無線通信システム)に本発明を適用したものを示したが、開閉体に関連する他の無線通信システムの送信機や受信機に本発明を適用することができる。例えば、開閉体制御部側が保有する開閉動作に関する情報(開閉位置、開閉回数、開閉に関する障害物情報、障害物当接の有無等)を、保守者やリモコン操作者が所持する無線装置(リモコン送信機であっても良い)に送信して表示させるような通信システムにおける無線装置に対しても本発明を適用できる。なお、この場合の送信タイミング等は任意で良く(曜日や時間が定められていても良く、送信指示時でも良く)、また、送信側無線装置に対する送信起動は外部から有線系を介して与えられるものであっても良い。
【0107】
【発明の効果】
本発明の開閉装置の無線信号通信装置によれば、常設アンテナと、増設アンテナユニットを接続可能な1又は複数のアンテナ増設用コネクタと、全て又は一部のアンテナ増設用コネクタに増設アンテナユニットが接続されたときに、少なくとも常設アンテナを無効として常設アンテナを用いた通信処理を実行させないアンテナ制限手段とを有するので、アンテナ増設用コネクタに増設アンテナユニットに接続することにより、交信能力に対する変更要求にも簡易に応じられ、また、増設アンテナユニットを用いた通信処理に、常設アンテナの存在が影響を与えることを防止し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態のリモコン受信機の構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施形態の復調回路内に2個のアンテナとの接続構成を示す説明図である。
【図3】第2の実施形態のリモコン受信機の構成を示すブロック図である。
【図4】第3の実施形態のリモコン送信機の構成を示すブロック図である。
【図5】従来のリモコンシステムを示すブロック図である。
【符号の説明】
20、20A…リモコン受信機、
21、44…内蔵アンテナ(常設アンテナ)、
22…復調回路、
26、47…アンテナ増設用コネクタ、
26a…可動部材、
26b、47a…増設検知センサ、
28…開閉部材、
28a、48…スイッチング素子、
30、50…外付アンテナユニット(増設アンテナユニット)、
40…リモコン送信機、
43…送信回路。

Claims (4)

  1. 開閉体を開閉制御する開閉装置における、無線信号の受信側の無線信号通信装置において、
    常設アンテナと、
    増設アンテナユニットを接続可能な1又は複数のアンテナ増設用コネクタと、
    上記増設アンテナユニット又は上記常設アンテナが捕捉した無線信号が与えられ、上記増設アンテナユニット及び上記常設アンテナのいずれが捕捉したかを問わず、捕捉された無線信号に対して復調処理を行って復調信号を出力する、上記各アンテナ増設用コネクタに接続された復調回路と、
    閉成状態時に上記常設アンテナが捕捉した無線信号を上記復調回路へ与える一方、全て又は一部の上記アンテナ増設用コネクタに増設アンテナユニットが接続されたことを一条件として、開放状態に変化して、上記常設アンテナが捕捉した無線信号を上記復調回路に与えないようにするアンテナ制限手段と、
    開閉体駆動ユニットに接続されている信号線の先端に設けられているコネクタと係合する対信号線コネクタを有し、上記開閉体駆動ユニットに対し、上記開閉体の開動作、閉動作又は停止動作を表す開閉体駆動信号を送信する開閉体駆動信号送信回路と、
    上記復調信号を解読し、指示されている上記開閉体の動作内容を認識し、認識結果に応じて上記開閉体駆動信号送信回路による送信動作を制御する受信制御回路と
    を有することを特徴とする開閉装置の無線信号通信装置。
  2. 上記アンテナ制限手段は、上記アンテナ増設用コネクタに増設アンテナユニットが接続されたときに位置変化をおこす可動部材と、上記常設アンテナからの無線信号の電気的経路上に設けられ、上記可動部材の位置変化によって上記電気的経路を遮断する開閉部材とでなることを特徴とする請求項1に記載の開閉装置の無線信号通信装置。
  3. 上記アンテナ制限手段は、上記アンテナ増設用コネクタに増設アンテナユニットが接続されたことを検知する装着センサと、上記常設アンテナからの無線信号の電気的経路上に設けられ、上記装着センサからの検知信号により開放動作するスイッチング素子とでなることを特徴とする請求項1に記載の開閉装置の無線信号通信装置。
  4. 上記常設アンテナが当該通信装置の筐体内に設けられている内蔵アンテナであり、
    上記アンテナ増設用コネクタが、当該通信装置の筐体外に位置するように上記増設アンテナユニットを接続し得るものである
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の開閉装置の無線信号通信装置。
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