JP2014054738A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】感光体に対して単位面積当たりの露光量を少なくでき、発光源が点灯開始する場合の露光による記録紙の裏汚れを低減できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像データに応じて点灯制御されるLDユニット1と、LDユニット1から出力される光ビームを主走査方向に偏向させるポリゴンミラー2と、主走査方向に偏向された光ビームを受光し記録開始タイミングを定める同期信号を発生する同期信号発生手段と、同期信号を基準に各種信号処理を行う制御手段と、を有する画像形成装置であって、LDユニット1が点灯開始する場合の主走査方向に偏向される光ビームの主走査速度を画像形成する際の光ビームの主走査速度より速くする。
【選択図】図1
【解決手段】画像データに応じて点灯制御されるLDユニット1と、LDユニット1から出力される光ビームを主走査方向に偏向させるポリゴンミラー2と、主走査方向に偏向された光ビームを受光し記録開始タイミングを定める同期信号を発生する同期信号発生手段と、同期信号を基準に各種信号処理を行う制御手段と、を有する画像形成装置であって、LDユニット1が点灯開始する場合の主走査方向に偏向される光ビームの主走査速度を画像形成する際の光ビームの主走査速度より速くする。
【選択図】図1
Description
本発明は、画像データに応じて点灯制御される発光源を備えた画像形成装置に関する。
従来から、感光体にメカシャッターを設けて不要な光が当たらない様にする方法や、同期部の光量を低い値から徐々に高くする方法は既に知られている。
これらの方法は最初の同期信号を検知する上で、できる限り不要な露光をなくし、不要な露光ラインによる静電潜像が形成されたとしても、その潜像へのトナー付着を最小限にすることで、記録紙への裏汚れ等の画像品質劣化を防止することを目的としている。
特許文献1には、記録紙への裏汚れを防止するため、光パワーのステップを段階的に切り替える技術が開示されている。
しかし、今までの方式ではメカシャッターが必要となるか、同期検知信号が得られるまでの時間が長くなるという問題があった。
また、特許文献1に開示された技術では、ポリゴンモータの回転数を変更していないので、感光体に対して単位面積当たりの露光量を少なくできないという問題があった。
本発明は、前記課題を解決するためのものであり、その目的とするところは、感光体に対して単位面積当たりの露光量を少なくでき、発光源が点灯開始する場合の露光による記録紙の裏汚れを低減できる画像形成装置を提供することである。
かかる目的を達成するために、本発明は、以下の特徴を有する。
本発明に係る画像形成装置は、画像データに応じて点灯制御される発光源と、該発光源から出力される光ビームを主走査方向に偏向させる偏向手段と、主走査方向に偏向された前記光ビームを受光し記録開始タイミングを定める同期信号を発生する同期信号発生手段と、前記同期信号を基準に各種信号処理を行う制御手段と、を有する画像形成装置であって、前記発光源が点灯開始する場合の主走査方向に偏向される前記光ビームの主走査速度を画像形成する際の前記光ビームの主走査速度より速くすることを特徴とする。
本発明によれば、感光体に対して単位面積当たりの露光量を少なくできるので、発光源が点灯開始する場合の露光による記録紙の裏汚れを低減できる。
以下、本実施形態について図面により詳細に説明する。
図1は、画像形成装置が備える光ビーム走査装置の構成について説明した図である。図1において、レーザダイオード・ユニット(LDU)1内では、レーザダイオード(LD)から出射されたレーザビームが不図示のコリメートレンズによって平行光線となり、次いで回転多面鏡(以下、ポリゴンミラーと称す。)2によって偏向走査された後、fθレンズ3等から構成される結像レンズ及び反射ミラー4によってドラム状の感光体(感光体ドラム)5の帯電した表面に画像を結像する。
このレーザビームは画像信号に基づいて変調されて点灯、消灯を繰り返し、主走査方向に反復して走査されると同時に、感光体5が回転して副走査を行うことによって感光体5上に静電潜像を形成する。
感光体5上に形成された静電潜像は帯電した現像剤(トナー)によって現像され、さらに転写部で現像剤とは反対の電荷を与えられた転写紙等の転写材が感光体5に密着させられることで現像剤が転写材に転写される。そして、転写材が感光体5から分離した後、定着部で加熱および加圧されることで現像剤が転写材上に融着して定着が行われる。したがって、本実施形態では、感光体5、現像剤、転写部、定着部が画像形成手段を構成し、公知の電子写真方式で画像形成を行う。
また、感光体5上の走査領域外に配置された同期検知ミラー6からの反射光によって受光素子7はレーザビームを検知し、書込制御部は、受光素子7によって得られた同期検知信号を基準に各種信号処理を行うタイミング生成回路を有する。
本実施形態では、LD点灯開始時のポリゴンモータ回転数を画像形成時より速くすることが特徴になっている。本実施形態の特徴について、図1を用いて詳細に説明する。
LDを消灯状態から点灯させるタイミングはポリゴンモータの回転角度と無関係のため、同期信号が発生するまでの期間は一定とならず、その期間はLDが連続点灯状態となる。一旦、同期信号が発生すると、LD点灯制御を行うハードウェアの主走査カウンタがリセットされ、1ライン以内のタイミングで再点灯することにより、次ラインの同期信号が得られる。これを繰り返すことにより、最小限のLD点灯で同期信号を継続的に発生させることができる。
もし同期信号が発生しない場合は、主走査カウンタがリセットされず、次に同期信号が発生するまでLDが連続点灯状態となる。本実施形態では、ポリゴンモータ回転数を速くすることにより、LDを点灯開始してから同期信号が検出されるまでの連続点灯時間が短縮されると同時に、感光体に対する単位面積当たりの露光エネルギーを低減することができる。
次に、図2に示すように、同期検知から感光体ドラムに対する露光可能範囲(=有効画像エリア)の終端までを1ライン周期の80%、有効画像エリアの終端から同期検知までを1ライン周期の20%として説明する。ポリゴンモータ回転数を画像形成時の1.2倍(M×1.2)にしてLD点灯を開始する。
同期信号が得られた後、ポリゴンモータ回転数を画像形成時(M)に変更すると、1ラインの周期が変更前の1.2倍になり、LD点灯位置は感光体ドラム(=有効画像エリア)の終端直後になる。以上により、LD点灯開始時の感光体に対する単位面積当たりの露光エネルギーを1/1.2に低減することができる。
図3は、同期信号を発生させるためのLD点灯タイミングを変更する処理を示すフローチャートである。ポリゴンモータ回転数をM/0.5とする(ステップS1)。
ここでは、同期検知から感光体ドラムに対する露光可能範囲(=有効画像エリア)の終端までを1ライン周期の80%、有効画像エリアの終端から同期検知までの20%とする。また、画像形成時のポリゴンモータ回転数をM、LD点灯位置をN、LD点灯開始時のポリゴンモータ回転数をM/0.5(=Mの2倍)、LD点灯位置をN×0.5とする。
本実施形態では2倍のポリゴンモータ回転数としているが、ポリゴンモータの性能や印刷条件(普通紙・厚紙モード)の関係で、この比率は異なっても良い。
ポリゴンモータは定常回転であるか判断する(ステップS2)。ポリゴンモータは定常回転である場合(ステップS2、Yes)、LD点灯を開始する(ステップS3)。その後、同期信号が継続的に発生しているか判断する(ステップS4)。同期信号が継続的に発生するようにLD点灯制御を行い(ステップS4、Yes)、ポリゴンモータ回転数を変更する(ステップS5)。
次に、ポリゴンモータ回転数をM/0.6に遅くするとライン周期が20%長くなり、同期点灯は画像エリアの終端直後から行われるようになる。LD点灯制御部の設定を変更して、同期センサ手前のLD点灯タイミングを20%遅くすることで、再び同期センサの直前でLD点灯が行われるようになる。
ポリゴンモータは定常回転であるか判断する(ステップS6)。ポリゴンモータは定常回転である場合(ステップS6、Yes)、LD点灯位置を変更する(ステップS7)。これを繰り返すことにより、段階的にポリゴンモータ回転数を変更して、最終的に画像形成時のポリゴンモータ回転数へ移行させる。
図4,5に示すように、この制御を5回繰り返すことにより、ポリゴンモータ回転数をM、LD点灯位置をNに変更することができる。1ラインの走査時間はポリゴンモータ回転数の逆数に比例するため、M/0.5、M/0.6、M/0.7、M/0.8、M/0.9、Mの順に変更しているが、1ラインの走査期間に対する画像エリアの終端から同期部まで期間の比率に応じて、段階的に変化させる割合を調整しても良い。
なお、LD点灯制御部で段階的に変化させる値は、主走査カウンタを動作させているクロック周波数で合っても良い。
本実施形態によれば、感光体に対して単位面積当たりの露光量を少なくできるので、発光源が点灯開始する場合の露光による記録紙の裏汚れを低減できる。
1 LDユニット
2 ポリゴンミラー
3 fθレンズ
4 反射ミラー
5 感光体
6 同期検知ミラー
7 受光素子
2 ポリゴンミラー
3 fθレンズ
4 反射ミラー
5 感光体
6 同期検知ミラー
7 受光素子
Claims (2)
- 画像データに応じて点灯制御される発光源と、
該発光源から出力される光ビームを主走査方向に偏向させる偏向手段と、
主走査方向に偏向された前記光ビームを受光し記録開始タイミングを定める同期信号を発生する同期信号発生手段と、
前記同期信号を基準に各種信号処理を行う制御手段と、を有する画像形成装置であって、
前記発光源が点灯開始する場合の主走査方向に偏向される前記光ビームの主走査速度を画像形成する際の前記光ビームの主走査速度より速くすることを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御手段は、画像形成する際の前記光ビームの主走査速度に変更を行う場合、前記同期信号を発生するための前記発光源の点灯タイミングを変更することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012199387A JP2014054738A (ja) | 2012-09-11 | 2012-09-11 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012199387A JP2014054738A (ja) | 2012-09-11 | 2012-09-11 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014054738A true JP2014054738A (ja) | 2014-03-27 |
Family
ID=50612504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012199387A Pending JP2014054738A (ja) | 2012-09-11 | 2012-09-11 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2014054738A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019039069A1 (ja) * | 2017-08-24 | 2019-02-28 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
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2012
- 2012-09-11 JP JP2012199387A patent/JP2014054738A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2019039069A1 (ja) * | 2017-08-24 | 2019-02-28 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
JPWO2019039069A1 (ja) * | 2017-08-24 | 2019-11-07 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
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