JP2014048655A - 電子部品組立体 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡素な構造でハウジングとシールドケースとを容易に、且つ正確に位置決めでき、しかも、抜き穴が大きく開口することによるシールド性能の低下が防止できる電子部品組立体を提供する。
【解決手段】光コネクタ11は、光トランシーバ15をハウジング後部の収容部57に保持するハウジング13と、基板対向開放部側からハウジング13に被せることによりケース背面部35が電子部品を前方の収容部57へ弾性付勢した状態でハウジング13の外周に装着されるシールドケース17と、を備える。シールドケース17には、ケース背面部35に向けて係止片51が斜めに切り起こし形成され、ハウジング13には、ケース背面部35の弾性付勢力に抗して係止片51をシールドケース17の装着方向に沿って案内するガイド部61が形成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子部品組立体に関する。
自動車等の車両に搭載される光ファイバ通信システムの光コネクタとして、例えば特許文献1に開示のものがある。
図7に示すように、この光コネクタ501は、レセプタクルタイプのものであって、光コネクタハウジング503と、スリーブユニット505と、発光側FOT(Fiber Optic Transceiver)507及び受光側FOT509と、シールドケース511と、を備えている。光コネクタハウジング503は、絶縁性を有する合成樹脂材料により成形される箱状の部材であって、コネクタ嵌合部513と光モジュール収容部515とを有している。コネクタ嵌合部513は、相手側光コネクタ(プラグコネクタ)517が嵌合する形状に形成されている。コネクタ嵌合部513は、光コネクタハウジング503の前面側に配置形成されており、相手側光コネクタ517が差し込まれる嵌合空間519が形成されている。光コネクタハウジング503の下壁には、図示しない回路基板に実装する際に用いられる位置決め突起(図示省略)が複数個形成されている。
図8に示すように、相手側光コネクタ517は、相手側ハウジング521に収容される送信側光ファイバ523と、この送信側光ファイバ523に設けられる送信側フェルール525と、受信側光ファイバ527と、この受信側光ファイバ527に設けられる受信側フェルール529とを有している。
シールドケース511は、導電性を有する金属薄板をプレス加工することにより形成され、一体に形成されるハウジングシールド部531と光モジュールシールド部533とを有している。光モジュールシールド部533は、光モジュール収容部515に収容された発光側FOT507及び受光側FOT509を覆って、これらに電磁ノイズ対策を施すことができるように形成されている。光モジュールシールド部533には押さえバネ535が形成され、押さえバネ535は、発光側FOT507及び受光側FOT509の背面を押圧するために形成されている。この光コネクタ501では、シールドケース511と光コネクタハウジング503との位置決めを行うために、光コネクタハウジング503にスリット537を設け、シールドケース511には位置決め用の板(スタビライザー)539を設けていた。
また、図9に示すように、特許文献2に開示される電子部品である光コネクタ541のシールドケース543は、ケース両側面部545に、内側への折り曲げによって係止爪547がそれぞれ設けられている。それぞれの係止爪547は、光コネクタハウジング549に係止されている。これによって、シールドケース543は光コネクタハウジング549より外れないように構成されている。
特開2010−26345号公報 特開2012−9749号公報
しかしながら、上述のように回路基板に実装される光コネクタ501(541)は、シールドケース511(543)と光コネクタハウジング503(549)の位置決めを行うために、光コネクタハウジング503(549)にスリット537を形成し、スリット537に係合するスタビライザー539(係止爪547)をシールドケース511(543)に設けている。そこで、従来のシールドケース511(543)は、スタビライザー539(係止爪547)が直角に切り起こされて形成されるため、シールドケース511(543)の両側面部には抜き穴551(図9参照)が開いてシールド性能が低下するといる問題があった。これに対し、抜き穴551が生じないようにスタビライザー539(係止爪547)を曲げ形成しようとすると、展開形状が複雑になり、コストアップとなる。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、簡素な構造でハウジングとシールドケースとを容易に、且つ正確に位置決めでき、しかも、抜き穴が大きく開口することによるシールド性能の低下が防止できる電子部品組立体を提供することにある。
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
(1) 電子部品をハウジング後部の収容部に保持するハウジングと、基板対向開放部側から前記ハウジングに被せることによりケース背面部が前記電子部品を前方の前記収容部へ弾性付勢した状態で前記ハウジングの外周に装着されるシールドケースと、を備えた電子部品組立体であって、前記シールドケースには、前記ケース背面部に向けて係止片が斜めに切り起こし形成され、前記ハウジングには、前記ケース背面部の弾性付勢力に抗して前記係止片を前記シールドケースの装着方向に沿って案内するガイド部が形成されることを特徴とする電子部品組立体。
上記(1)の構成の電子部品組立体によれば、シールドケースの基板対向開放部側からハウジングに被せることで、ケース背面部がハウジングに保持された電子部品を前方の収容部へ弾性付勢した状態でハウジングの外周に装着される際、ケース背面部に向けてシールドケースに斜めに切り起こし形成された係止片は、ケース背面部の弾性付勢力に抗してシールドケースの装着方向に沿ってハウジングに形成されたガイド部に挿入案内される。これにより、シールドケースは、ケース背面部が電子部品背面を押し、電子部品の保持性を高めた状態で正確にハウジングに位置決めされる。係止片は、ケース背面部に向けてシールドケースに斜めに切り起こしされているので、直角に切り起こした場合よりも抜き穴の開口が小さくなる。
(2) 上記(1)の構成の電子部品組立体であって、前記ハウジングのガイド部には、前記係止片を係止して前記ハウジングに装着された前記シールドケースの抜脱方向の移動を規制する係止部が形成されることを特徴とする電子部品組立体。
上記(2)の構成の電子部品組立体によれば、シールドケースが組み付け完了位置に達すると、係止片がハウジングのガイド部に形成した係止部に係合されてシールドケースの抜脱方向の移動が規制されて係止ロックが可能となる。
(3) 上記(2)の構成の電子部品組立体であって、前記シールドケースの装着方向における前記ガイド部の上流側には、前記係止片を前記ガイド部に挿入案内するテーパ部が形成されることを特徴とする電子部品組立体。
上記(3)の構成の電子部品組立体によれば、シールドケースの組み付け開始時、シールドケースは、ケース背面部が電子部品背面に当接されている。この状態で、ハウジングへの装着が進められたシールドケースは、係止片が、ガイド部よりも電子部品背面側にずれた位置となっている。この際、ガイド部の上流側である係止片挿入口に、挿入方向に向かって徐々に狭くなるテーパ部が形成されていることで、係止片の先端部がテーパ部に沿ってガイド部へ案内される。つまり、テーパ部からの反力を受けた係止片は、シールドケース全体を結合開口部側へ変位させて、ガイド部に対する係止片のずれを解消する方向に移動される。これにより、係止片をガイド部にスムーズに案内することができる。なお、この移動により、シールドケースはケース背面部がより確実に電子部品背面に押しつけられた状態となる。
本発明に係る電子部品組立体によれば、簡素な構造でハウジングとシールドケースとを容易に、且つ正確に位置決めでき、しかも、抜き穴が大きく開口することによるシールド性能の低下を防止できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
(a)は本発明の一実施形態に係る電子部品組立体の斜視図、(b)は(a)の電子部品組立体を下から見た斜視図である。 (a)は図1に示した電子部品組立体の分解斜視図、(b)は(a)に示した係止片の拡大図である。 (a)は図2(a)に示したハウジングの側面図、(b)は(a)のA−A断面矢視図である。 図1(a)に示した電子部品組立体の縦断面図である。 (a)は図1(a)に示した電子部品組立体の下面図、(b)は(a)の係止片係止部の拡大図である。 (a)は一方のハウジング外側面におけるガイド部の拡大断面図、(b)は(a)の要部拡大図である。 従来の光コネクタの分解斜視図である。 図7に示した光コネクタのシールドケースの係合部を表す要部断面図である。 従来の他の光コネクタにおけるシールドケースの係合部を表す斜視図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る電子部品組立体である光コネクタ11は、図示しない相手側光コネクタであるプラグコネクタと結合する。光コネクタ11は、ハウジング13と、電子部品であるFOT(Fiber Optic Transceiver;以下、光トランシーバ15(図3参照)と称す)と、シールドケース17と、を備える基板実装コネクタである。光トランシーバ15は、電気信号と光信号を相互変換し、送受信するためのものである。この光トランシーバ15は、ハウジング13の内方に収容される。なお、本明細書において、光コネクタ11は、プラグコネクタの結合される側を前、回路基板に対面する側を下として説明する。
ハウジング13にはフード部19が形成され、フード部19はプラグコネクタのプラグハウジングを内方に受け入れ可能とする。光コネクタ11は、回路基板の例えばカードエッジに配置されることで、回路基板を出入りする接続が回路基板の縁から行えるようになる。光コネクタ11は、プラグコネクタと嵌合結合されると、図示しない光ファイバケーブルの芯線である相手側光ファイバの先端が光トランシーバ15に接続される。
光トランシーバ15は、回路基板に接続される複数の基板接続部であるリードフレーム21を有する。本実施形態において、光トランシーバ15は、送信用光トランシーバと、受信用光トランシーバと、からなる。送信用光トランシーバ及び受信用光トランシーバは、図4の紙面垂直方向に並設されている。送信用光トランシーバに収容される光電変換素子は発光素子となり、受信用光トランシーバに収容される光電変換素子は受光素子となる。それぞれの光トランシーバ15は、光電変換素子の近傍に駆動回路体(IC)を配置している。光電変換素子と駆動回路体とは、光トランシーバ本体に収容される基板片によって接続される。基板片には、駆動回路体と導通する複数のリードフレーム21が設けられ、リードフレーム21は光トランシーバ本体から外方へ導出される。導出されたリードフレーム21は、回路基板の不図示の接続用のスルーホールに差し込まれて半田付けされ、所望の基板回路へと接続される。
光トランシーバ15には、光電変換素子のそれぞれの光路中心を筒部23の軸線とする一対のフェルール25が付設される。それぞれのフェルール25は、ハウジング13の隔壁27を貫通している。フェルール25は、光トランシーバ本体と別体または一体に形成される。フェルール25は、透明樹脂材からなり、筒部23の底にレンズ部29(図4参照)を有している。レンズ部29は、受信用光トランシーバの受光素子、送信用光トランシーバの発光素子の正面にそれぞれ配置される。これにより、フェルール25内の光ファイバと、光トランシーバ15の光電変換素子とが簡単、且つ高精度に位置合わせされる。
光トランシーバ15を収容したハウジング13は、シールドケース17によって覆われる。シールドケース17は、導電性金属板を箱状に形成して構成されており、図2に示すケース天板部31の両側にケース両側面部33が平行に折り曲げられて垂設され、ケース両側面部33の後方がケース天板部31から折り曲げられたケース背面部35(図4参照)で塞がれる。ケース背面部35の中央には内方に突出して光トランシーバ15同士の間に挿入される不図示の仕切板が形成される。シールドケース17は、ケース背面部35の反対側がプラグコネクタの結合開口部37となり、ケース天板部31の反対側が基板対向開放部39となる。
シールドケース17のケース両側面部33には、第1基板接続部41及び第2基板接続部43が垂設される。また、ケース背面部35には、第3基板接続部45が垂設される。更に、仕切板には、第4基板接続部47(図1参照)が垂設される。第1基板接続部41は、中央に形成されたスリット49(図4参照)により半割の爪状とされ、回路基板の図示しない貫通孔に対して弾性係止可能となっており、シールドケース17を回路基板へ仮固定可能としている。第2基板接続部43、第3基板接続部45、及び第4基板接続部47は、回路基板の図示しないスルーホールに半田付けされ、同時に回路基板のグランドに接続される。
シールドケース17のケース両側面部33には、内方へ折り曲げられる係止片51が切り起こしによって形成される。係止片51は、シールドケース17がハウジング13の外方を覆うように被せられることで、ハウジング外側面53に形成された係止部55(図6参照)に係止し、シールドケース17を離脱不能にハウジング13に固定する。
光コネクタ11は、ハウジング13にシールドケース17が固定された後、シールドケース17が回路基板に半田付け固定される。これにより、受信用光トランシーバ及び送信用光トランシーバからの電磁波は、シールドケース17を通って減衰される。また、外側からの電磁波もシールドケース17を通って減衰され、シールドケース17内がシールド保護された状態となる。また、本実施形態では、発光素子と受光素子とが別体の光トランシーバ15に設けられ、相互間に仕切板が挿入されるので、従来構造に比べ、光トランシーバ15相互間の電磁波の減衰作用が大きく得られる。
更に、光コネクタ11は、図3に示すように、ハウジング後部に、光トランシーバ15を保持するための収容部57を有する。一方、図4に示すように、ケース背面部35には、光トランシーバ付勢バネ59が内方に向かって突出するように折り曲げ形成されている。シールドケース17は、基板対向開放部側からハウジング13に被せることにより、ケース背面部35の光トランシーバ付勢バネ59が光トランシーバ15を前方の収容部57へ弾性付勢した状態でハウジング13の外周に装着される。
シールドケース17に設けられる係止片51は、図2に示すように、ケース背面部35に向けて、シールドケース17の内方へ斜めに切り起こされて形成される。ハウジング13には、ケース背面部35における光トランシーバ付勢バネ59の弾性付勢力に抗して、係止片51をシールドケース17の装着方向に沿って案内するガイド部61が形成されている(図6参照)。このガイド部61は、それぞれのハウジング外側面53に、シールドケース17の装着方向(図2の矢印a方向)に沿う凹溝63の内方に形成される。この凹溝63は、挿入ガイドエリア65と、係止エリア67とに分かれる。
ハウジング13のガイド部61には、係止片51を係止してハウジング13に装着されたシールドケース17の抜脱方向の移動を規制する上記係止部55が形成される。この係止部55は、挿入ガイドエリア65と係止エリア67との境に設けられている。
また、ハウジング外側面53には、シールドケース17の装着方向におけるガイド部61の上流側に、係止片51をガイド部61に案内するテーパ部69が形成される。
次に、上記構成を有する光コネクタ11の作用を説明する。
本実施形態のシールドケース17は、ケース天板部31と、ケース天板部31から垂下する一対の平行なケース両側面部33と、同じくケース天板部31から垂下してケース両側面部33の間を塞ぐケース背面部35とによって、下面側の基板対向開放部39及び前面側の結合開口部37を開放させた箱状に形成されている。このシールドケース17は、基板対向開放部39側からハウジング13に被せることで、ケース背面部35がハウジング13に保持された光トランシーバ15を前方の収容部57へ弾性付勢した状態でハウジング13の外周に装着される。
この際、ケース背面部35に向けてシールドケース17に斜めに切り起こし形成された係止片51は、ケース背面部35における光トランシーバ付勢バネ59の弾性付勢力に抗してシールドケース17の装着方向に沿ってハウジング13のハウジング外側面53に凹設されたガイド部61に挿入案内される。
ガイド部61は、シールドケース17の装着方向に直交する断面が、図5に示す前方溝内面71と後方溝内面73とでガイド底面75を挟み開放する凹溝となる。ガイド底面75とハウジング外側面53とには段差dが形成される。係止片51は、ガイド部61に挿入されることで、図5に示す係止片51の先端部77が、ガイド底面75に弾性接触され、且つ後方溝内面73に摺接される。
後方溝内面73に摺接した係止片51の先端部77は、後方溝内面73から反力を受け、係止片51を介してシールドケース17を結合開口部37側へ付勢する。これにより、シールドケース17は、ケース背面部35の光トランシーバ付勢バネ59が光トランシーバ15の背面を押し、光トランシーバ15の保持性を高めた状態で正確に位置決めされる。このように、シールドケース17は、斜めに切り起こし形成された係止片51をハウジング13のガイド部61に係合させることで、挿入が案内される。係止片51は、斜めに切り起こしされているので、直角に切り起こした場合よりも抜き穴79(図2参照)の開口が小さくなる。
また、シールドケース17がハウジング13に装着される際、係止片51は、上述のように係止片51の先端部77が、ガイド底面75に弾性接触され、且つ後方溝内面73に摺接される。係止部55は、ガイド底面75の所定挿入位置でガイド底面75に凹設されている。係止片51の先端部77は、挿入時に、ガイド底面75から反力を受けながら移動される。シールドケース17が組み付け完了位置に達すると、係止片51の先端部77がガイド底面75に凹設された係止部55に達し、係止片51の弾性復元力によって先端部77が図5(b)に示すように、係止部55に挿入係止される。係止部55に先端部77が係止された係止片51は、再びガイド底面75に沿って上方(シールドケース17の脱着方向)へ移動できなくなる。これにより、係止片51をハウジング13の係止部55に係合させることで、係止ロックが可能となる。
更に、シールドケース17の組み付け開始時、シールドケース17は、ケース背面部35の光トランシーバ付勢バネ59が光トランシーバ15の背面に当接されている。この状態で、ハウジング13への装着が進められたシールドケース17は、係止片51が、ガイド部61よりも光トランシーバ15の背面側にずれた位置となっている。この際、ガイド部61の上流側である係止片挿入口に、挿入方向に向かって徐々に狭くなるテーパ部69が形成されていることで、係止片51の先端部77がテーパ部69に沿ってガイド部61へ案内される。つまり、テーパ部69からの反力を受けた係止片51は、シールドケース17全体を結合開口部37側へ変位させて、ガイド部61に対する係止片51のずれを解消する方向に移動される。これにより、係止片51をガイド部61にスムーズに案内することができる。なお、この移動により、シールドケース17はケース背面部35がより確実に光トランシーバ15の背面に押しつけられた状態となる。
従って、本実施形態に係る光コネクタ11によれば、簡素な構造でハウジング13とシールドケース17とを容易に、且つ正確に位置決めでき、しかも、抜き穴79が大きく開口することによるシールド性能の低下を防止できる。
なお、本発明の電子部品組立体は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
11…光コネクタ(電子部品組立体)
13…ハウジング
15…光トランシーバ(電子部品)
17…シールドケース
35…ケース背面部
51…係止片
55…係止部
57…収容部
61…ガイド部
69…テーパ部

Claims (3)

  1. 電子部品をハウジング後部の収容部に保持するハウジングと、基板対向開放部側から前記ハウジングに被せることによりケース背面部が前記電子部品を前方の前記収容部へ弾性付勢した状態で前記ハウジングの外周に装着されるシールドケースと、を備えた電子部品組立体であって、
    前記シールドケースには、前記ケース背面部に向けて係止片が斜めに切り起こし形成され、
    前記ハウジングには、前記ケース背面部の弾性付勢力に抗して前記係止片を前記シールドケースの装着方向に沿って案内するガイド部が形成されることを特徴とする電子部品組立体。
  2. 請求項1記載の電子部品組立体であって、
    前記ハウジングのガイド部には、前記係止片を係止して前記ハウジングに装着された前記シールドケースの抜脱方向の移動を規制する係止部が形成されることを特徴とする電子部品組立体。
  3. 請求項2記載の電子部品組立体であって、
    前記シールドケースの装着方向における前記ガイド部の上流側には、前記係止片を前記ガイド部に挿入案内するテーパ部が形成されることを特徴とする電子部品組立体。
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